外国から「鉄のトライアングル」とまで呼ばれた政官財一体の
戦後日本の支配システムはニューディーラーの陰謀wでも無く、
原型が戦前、特に戦争遂行のために作られた体制が起源だ。
堺屋が「昭和十六年体制」と言っていたが、
経済への行政指導や官僚主導や統制などと強い中央政府、政財の協調体制、
間接金融、経営者の内部化、系列、年功序列や終身雇用。
それを支える国民学校の均質な教育体制とか戦後日本のやり方な。
大体ニューディール型政策は戦前から世界的な流行で、
わざわざGHQのユダヤだのニューディーラーが初めて持ち込んだわけでもなく、
日本でもやってたんだよ。
678 :
世界@名無史さん:2007/03/04(日) 12:29:15 0
戦後の農地改革、財閥解体、民主化の徹底、社会保障の確立とかは
戦前から右翼左翼の思想家問わず、改革派は大抵主張してる。
日本はもともと経済も独占資本主義に近くて地主や財閥が幅を利かせて
小作人や労働者はひどい状態だったんだから、それなりに連中の主張も意義はあるし、
世の中を改良しようと思ったら誰でもそこに行き着く。
普通の社会主義政党だけでなく、安田善次郎殺した朝日平吾とか高畠素之や満川亀太郎とか北一輝、
革新官僚、改革派の軍人、5・15や2・26の将校達とかテロや暴動起こしてる連中の主張見れば
中身はリベラル的な改革だ。
戦前は既成勢力が強くてそれが実行できなかったのを改革派がGHQの力を利用して
実行したっていうのが事実。
ユダヤとかニューディーラーの陰謀とか
アホな事言う前に歴史勉強したらどうだ?