>>146 >それは、イスラム教徒向けに書かれた資料
そこが重要。当時の中近東の人間の本音が分かるからね。
>その存在自体不明
読み返してみたが、イブン・ブトラーン(バグダード出身のアラブ人景教徒)の
「奴隷の購入と検査に関する有用な知識の書」だそうだ。
ちなみに前後の部分はこんな感じ。
「市場の奴隷商人(ナッハース)は、このときを利用してあらゆるトリックを使うからである。
やせた女は太ったように見せかけ、茶色い肌は黄色くし、さらに口臭をとり去って香りの
いいものとする。また、青い目を黒目にし、ブロンドの髪は黒に染めかえ、茶色の肌は白く
かえてしまう、などである」
>その本は、イスラム教徒寄りの偏向書籍
現代人がイメージするような絶望的なものではないとかいちいちオリエンタリスト特有の
フォローをしてるのが鼻につくが、ザンジュ(黒人奴隷)の過酷な労働やマムルークの
農民搾取など書くべきことは書いているな。