各国の植民地を比較してみるスレ

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436世界@名無史さん
イギリスの場合は、学校制度を整え、初等教育の普及に努めている。
例えばインドの場合、現在ある初等教育機関の62%が植民地時代に置かれたものだし、
高等教育機関に至っては、植民地時代に設立されたものが実に82%を占める。
他にもインフラの整備や指導者層に対するエリート教育など、経営にはそれなりに力を入れていたようだ。
これらの下地が後に独立運動の中心となるガンジーやチャンドラボース、ネールらを生むことになる。

実際、東京裁判のパル判事だって、イギリスが現地人のために植民地に設立したカルカッタ大学に
イギリスが設置した奨学金制度を使って入学し、法学を学んでいる。その後教鞭をとったのも母校だ。
まさに彼が法学博士になれたのは「イギリスのおかげ」なんだ。

アメリカは教育を植民地支配の柱に据えて、全国津々浦々に小学校を建設した。
そして小学校から大学まで、アメリカのカリキュラムに従って英語で授業を行った。
ちなみにオランダも教育を政策の柱にしていた。インドネシアのスカルノ元大統領は、
オランダが作ったオランダ領インドシナにある理系大学で学び、 建築技師の資格を持っていた。

スリランカでは、植民地時代にすでに大学までの授業料が完全に無料化されていたしね。