世界史からみた外交を語るスレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
369世界@名無史さん:2006/07/12(水) 08:58:46 0
これは絵に描いたような厨二病ですね。
370世界@名無史さん:2006/07/12(水) 10:30:29 0
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kaigai/news/20060711k0000m020054000c.html
資源開発:政府がアフリカで本格化 輸入源分散狙う

政府は、アフリカでの資源開発を本格化させる。
すでに西アフリカのモーリタニアや中央アフリカのチャドに調査団を派遣しており、
今後油田のデータ解析に入る。現在、原油の輸入の9割が中東に集中しているため、
輸入源を少しでも分散させる狙いがあるようだ。
(中略)
アフリカでは、中国が資源外交を活発化させている。温家宝首相は6月、アンゴラや
タンザニアなど7カ国を訪問した。日本政府がアフリカの資源に注目し始めた
背景には、こうした中国の積極姿勢に刺激された面もあるようだ。モーリタニア、
チャドのほか、赤道ギニア、コートジボワールの油田開発も有望視している。
ただ、アフリカでは資源の売却資金を一部の特権階層だけが独占したり、内戦の
ための武器購入に使われるケースがあるため、資源の有無だけでは開発にゴー
サインが出せない。このため、各国の民主化の度合いやインフラの整備状況
などを見ながら検討を進める方針だ。
371世界@名無史さん:2006/07/12(水) 22:31:52 0
戦略的外交:文科相がウガンダへ…閣僚ら次々派遣
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20060712k0000m010080000c.html
国会閉会中の夏休み期間を利用して、日本となじみの薄い国に重点的に閣僚を
派遣する「戦略的外交」が11日始まった。第1陣として小坂憲次文部科学相が
アフリカのウガンダへ出発。20日からは中馬弘毅行革担当相がバルト3国の
エストニア、ラトビアを訪問する。
戦略的外交は小泉純一郎首相が提唱。昨年の国連総会で安全保障理事会の
常任理事国入りを目指した日本は、つきあいの乏しいアフリカ諸国との調整に
てこずり、失敗。その反省もあって、首相は今年4〜5月、首相として初めて
エチオピア、ガーナを歴訪し、帰国後に閣僚が手分けして外国を回るよう指示した。
これまで、閣僚の夏の外国訪問は各省庁が勝手に行き先を決めていたため、
人気の高い欧米やアジアの主要国に人気が集中し、文字通り「外遊」の色合い
が強かった。
372世界@名無史さん:2006/07/12(水) 22:32:27 0
今夏は、首相や閣僚が訪問したことのない82カ国のうち、在外公館の
有無や政情などを考慮して、内閣官房が約20カ国の訪問先を各省庁に
割り当てた。将来の常任理事国入り実現に向け、各国との友好関係を
強化するほか、北朝鮮との国交がある国には核やミサイル、拉致問題
などの解決に向けた協力も要請する。
ただ、エルサルバドルやホンジュラスを割り当てられた与謝野馨経済
財政担当相が「遠すぎる」と渋るなど、訪問先の変更を求める閣僚も
出ている。
373世界@名無史さん:2006/07/12(水) 22:39:43 0
日本の常任理事国入りって、何か実務上の要請から出てきたものなの?
374世界@名無史さん:2006/07/12(水) 22:57:02 0
アメリカ合衆国が常任理事の権限が二票欲しいから
375世界@名無史さん:2006/07/13(木) 08:42:46 0
インターネットの普及で、ジャーナリズムにはもう特別な使命感はいらなくなった
といわれているが、外交官の仕事のあり方もグローバリゼーションの時代には
変わっていくんだろうか?
376世界@名無史さん:2006/07/13(木) 17:12:54 0
ジャーナリズムの使命感って真実の報道とか?
そんなもん最初からやってなかっただろ。
377Ryuju ◆RlujhF6VrA :2006/07/13(木) 19:06:20 0
>>375
昔に比べてアクターの数が圧倒的に増えた。
代表的なのはNGOと多国籍企業だが、それ以外にも「外務省の人間」以外が
国の代表として会議やってる例が、特に環境や経済の方面でかなり増えてる。
経済は閣僚級が行くんで目立つが、実務レベルだと環境方面もかなり多い。
今の外務官僚は、昔の外交官に比べて、活動の場が減ってきてる印象だな。
378世界@名無史さん:2006/07/14(金) 07:24:43 0
ttp://www.asahi.com/politics/update/0714/002.html
南部アジア部、外務省が新設 インド外交を強化
 
外務省は、インドや東南アジア諸国連合(ASEAN)など南アジア地域との
外交を強化するため、8月1日付で「南部アジア部」を創設する。また、政府
の途上国援助(ODA)の効率化をねらい、経済協力局と国際社会協力部の
ODA関連部門を統合した国際協力局も同日付で新設し、ODAや貧困、感染症
対策などに取り組む「地球規模課題審議官」を置く。同部の国連行財政担当部門
は総合外交政策局に組み入れ、同部を廃止する。
南部アジア部がカバーするのはインドやパキスタンなど南西アジア諸国と、
タイやインドネシアなどASEANの国々。政府は経済成長が著しいインド
との関係強化に特に力を入れている。
379世界@名無史さん:2006/07/19(水) 18:08:47 0
今回の中東危機で、アメリカとヨーロッパの関係が再び悪化する可能性はある?

ともに欧米の圧力にさらされているシリアとイランは、イスラエルを挑発すれば、
イスラエルの同盟国であるアメリカとヨーロッパの関係にくさびを打ち込めると
考えたのかもしれないとか、
イスラエルとの紛争が起きれば、ダマスカスにとってはシリアがレバノンで
犯した犯罪の国際的究明、イランにとっては核開発問題に対する国際社会の
圧力を緩和できると読んだのかもしれないという見方があるようだけど。
380世界@名無史さん:2006/07/19(水) 23:14:58 0
インドとの関係強化、中国を抑え込むための政策。
381Ryuju ◆RlujhF6VrA :2006/07/20(木) 01:04:54 0
>>379
正直、基本的にはイラン-ヒズボラの単独行動だと思う。
今のシリアに、積極的にレバノンを煽るだけの利点があるとは考えにくい。
ただでさえ疑われているところだし、自国に難民流れ込んできてるし。

イランとしては、シリアを援助してイスラエルを攻撃する際に
間にあるイラクを通過することで、アメリカの態度をはっきりさせられる。
通過を黙認すればアメリカはイスラエルを見捨てたことになるし、
イラク上空のイラン軍機を撃墜でもすれば、イラクにいる米軍を叩く口実になる。
アメリカとしては、核問題以外の理由で戦うのは、例え相手がイランであってもまずい。
それがイスラエル支援と見られるなら尚更だ。
イスラム世界全体を、完全に敵に回すことになるからね。
382世界@名無史さん:2006/07/22(土) 17:14:15 0
>イラク上空のイラン軍機を撃墜でもすれば、イラクにいる米軍を叩く口実になる。
イラクの空にイラン以外の国の主権が及んでいれば、ただの言いがかりじゃないか?
383世界@名無史さん:2006/07/29(土) 20:40:45 0
ttp://tameike.net/pdfs6/tame328.PDF
The Economist “Assertiveness training”自己主張を訓練中

日本外交が変わりつつある、という内容の記事
384世界@名無史さん:2006/07/30(日) 07:17:01 0
>>383
なに今更言っているだよ、マヌケな商人だなーww
385世界@名無史さん:2006/08/28(月) 19:40:37 0
あげ
386世界@名無史さん:2006/08/30(水) 22:06:42 0
小泉外交とマキアベリズムについて。
387世界@名無史さん:2006/08/31(木) 03:14:19 0
386が述べよ
388世界@名無史さん:2006/08/31(木) 09:46:45 0
自己主張の訓練だって?
わはははは! あーっはっはっはっは!
小学生かよ! くだらねえw
389世界@名無史さん:2006/09/03(日) 02:40:48 0
ttp://kawa-kingfisher.sblo.jp/article/1198249.html
日本の対中央アジア外交

昨今の中国の資源囲い込みを巧妙な外交と称する人もいるが、これも実質的に
'73の石油危機の最大の責任者と目されるかつての日本と大差ない損をしている
と言えるだろう。結局売る側は利益の最大化を目的として足元を見るのである。
小国は大国に振り回される弱い存在というよりどう利用しようかと抜け目なく
振舞う油断ならない存在というのは冷戦時代から変わらない風景である。
需要国に取ってみれば、同じ資金で市場から調達するのと比較し、最終的には
割高であろう。そして供給国に取ってみても、ただでさえ乱高下する一次産品
に頼る経済は脆弱であるというのに、政治的な動きに左右されることは経済の
混乱を増大させ、長期的な発展は阻害されることが多いのだ。
390世界@名無史さん:2006/09/03(日) 02:43:20 0
次に、世俗的なイスラム地域の安定の重要さを指摘していることがある。
原理主義の浸透を防ぐ必要があるというのはこの地域に限ったことでは
ないが、世界全体を見渡すとすれば北アフリカ地域と並んで浸透を防ぐ
べき最前線と言える。欧米の政治家であれば明確に意識しているので
あろうが、日本人でこの当たり前の認識をしている人が少ないように
思う。欧米との協調も意識した発言かもしれないが、原理主義相手だと
そもそもビジネスすらなかなか進まない。
さらに、周辺地域とのセットで考えて、明確に戦略を語っていることが
目を惹く。アフガンからパキスタンに至る南方ルートの整備は、実際に
この地域が長期的に安定する唯一の道であろう。経済発展に海への
アクセスが重要なことは、皮肉にも21世紀になってますます高まっている。
一次産品にはコストをかけられないという絶対的な事実はむしろ近年強化
されているのではないだろうか。それこそ二国間契約で有利な条件で
釣り上げるとか、長期には例外とみなされる場合だけであろう。日本の
ような工業国でも、一次産品は入手できるできないが問題になるという
より、安く入手するというのが肝要になっている。ともあれこの南方
ルートの整備はインドとパキスタンの緊張緩和にも役立てることが
出来るであろうし、今少し他の民主主義国も巻き込んでみたいところだ。
日本が顔になって欧米がバックアップという形が出来るくらいになればいいが。
391世界@名無史さん:2006/09/09(土) 18:39:30 0
>>386
約束を守るために、実利を捨てろと君主論に書いてあるか?
392世界@名無史さん:2006/09/14(木) 10:57:56 0
国連安保理で、イランに対する制裁協議が焦点となっているが、4日付の
英タイムズの社説は「もし米国と欧州連合(EU)の対応が分裂したら、
イランの曲芸的外交戦略が成功してしまう」として、欧米が足並みをそろえて
イランに対応すべきだと主張している。

イランのメディアは中露に加えて欧州も交渉による外交的解決を模索している
ので、「制裁を科せられたとしても大した内容にはならない」との認識。

ネオコンのウィリアム・クリストルなんかは「早くイランを空爆しろ。イラク
なんかほっとけ」と主張しているようだが、 アフガニスタンとイラクが泥沼化
しているこの時期に空爆なんてねえ・・・
393世界@名無史さん:2006/09/14(木) 20:49:10 0
ttp://www.janjan.jp/world/0609/0609131141/1.php
米国:低下する軍事介入への信頼

ピューリサーチセンターの調査でもっとも興味深い結果は、米国の軍事介入に
対し国民の間に幻滅が広がっていることである。45%対32%の差で、調査
対象者は米国へのテロ攻撃の脅威を低減するもっとも効果的な方法は、海外に
おける米国の軍事プレゼンスを「増大」するのではなく「削減する」ことと
答えている。これは、9・11の1年後の調査結果と逆の結果となった。
(中略)
また、2005年11月にピューと外交問題評議会が実施した世論調査でも、
同様の「孤立主義」感情が明らかとなっている。「米国は国際社会で要らぬ
干渉はせずに、諸外国に対しその国のことはその国に任せるべき」との回答が
2002年12月の30%から52%にまで増えた。
394世界@名無史さん:2006/09/29(金) 19:38:22 0
hosyu
395世界@名無史さん:2006/10/11(水) 21:53:26 0
4カ国連合艦隊との講和会議の席上で全く動じることのなかった高杉晋作が最強!
396世界@名無史さん:2006/10/13(金) 01:07:06 0
最強とかそういう話なのか(w
まあ虚勢張ってうまくいく場合もあることはあるけどな。

その代わりあくまで虚勢で、暴発したらアウト。
397世界@名無史さん:2006/10/17(火) 20:09:55 0
あげ
398世界@名無史さん:2006/11/08(水) 20:33:10 0
世界史上最弱の軍隊を語る
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1141994478/
399世界@名無史さん:2006/11/12(日) 23:20:15 0
『中央公論』12月号

高坂正堯没後10年
「責任ある国家」という課題
五百旗頭真×前原誠司×細谷雄一

五百旗頭 外交の総合性はとても重要ですね。実はその点、高坂先生は意外に
国の好き嫌いがあった。「わしは“中”のつく国が嫌いだ」と。中国、中東、
そして中部ヨーロッパのドイツですね。物事を静かに深く読み込み、奥行きを
たたえながら発言する、という先生のスタイルからすれば、この三つが持つ
「激しさ」を嫌うのは理解できます。中国は大国でありながら、それに応じた
落ち着きや責任がなく、まるで思春期のよう。中東はいまもなお火種となって
いますし、ドイツも同様の存在として20世紀を送りました。
猪木正道先生に連れられて、中国を一度訪れていますが、猪木先生はそのときの
話をされていたけれど、高坂先生はあまり中国での
体験を披露された覚えがないですね。
400世界@名無史さん:2006/11/13(月) 00:31:03 0
400ゲット
401世界@名無史さん:2006/11/13(月) 07:40:00 0
すげー無理ヤリだな。中東も中部ヨーロッパも「国」じゃないだろ。
中米はどうなのかとか…。
402世界@名無史さん:2006/11/14(火) 02:20:55 0
まあドイシは「中原の国」とも言うし。
中東は高坂さんの目じゃ一緒だったんじゃないの
403世界@名無史さん:2006/12/07(木) 23:45:15 0
高坂さんは『現代史の中で考える』で、「厄介なドイツ・ロシア関係の帰趨」
「宿命的な中欧問題の復活」と書いていたが、最近は天然ガスなど資源の問題で
独露関係が密接になってきている。

ttp://www.tkumagai.de/Doku%20Schroeder%20amakudari.htm
したがって、議員を辞職して間もないシュレーダー氏が、ロシアとの天然ガス
プロジェクトを担当する会社NEGPに、役員として再就職すると聞いた時は、
正にビジネスマン宰相そのものだと思った。
ロシアからバルト海を経て、ドイツに天然ガスを供給するこのプロジェクトは、
シュレーダー氏が首相時代に、ロシアのプーチン大統領との親密な関係をフルに
生かして、積極的に推進した計画だ。
ロシアの巨大ガス企業ガスプロムと、ドイツのエネルギー企業E・ONとBASFが、
60億ユーロ(8400億円)を投じてパイプラインを建設し、2010年から
ガスの供給を開始するという、壮大な計画だ。
(中略)
このプロジェクトには、諜報機関の影も見え隠れする。ガスプロムがプーチン
氏の強力な支配下にあることは、周知の事実。プーチン氏はソ連の諜報機関
KGBに勤めていた時に、東独のドレスデンに駐在していたことがあり、ドイツ
語が流暢な親独派として知られる。
興味深いことに、シュレーダー氏が監査役会の会長に推薦されている合弁ガス
企業NEGPには、ドレスナー銀行のロシア支店長ヴァルニヒ氏も役員として参加
することになっているが、彼は東独の秘密警察シュタージの幹部だった。
404世界@名無史さん:2006/12/29(金) 17:29:51 0
405世界@名無史さん:2007/01/06(土) 18:50:40 0
新年あけおめ。
406世界@名無史さん:2007/01/07(日) 14:47:07 0
やっぱこれから征韓論だな
407世界@名無史さん:2007/01/08(月) 17:13:32 0
いやだね過疎スレは
408世界@名無史さん:2007/01/10(水) 22:35:40 0
いまこそプチ栄光ある孤立を。
409世界@名無史さん:2007/01/19(金) 20:43:34 0
age
410世界@名無史さん:2007/01/19(金) 20:58:28 0
ねむ
411世界@名無史さん:2007/01/19(金) 21:16:03 0
で古い話を蒸し返すと

18C最高の外交官はカウニッツ公で決まり。
19Cならタレイラン、後半はビスマルク。
20Cは職業外交官としてはピアソン(カナダの外務次官)か
アナン・パンヤラチュン(タイの外務次官)、あるいはカドガン卿。

政治家含めるとキッシンジャー、スターリン、サラザールぐらいかな。。。
412世界@名無史さん:2007/01/20(土) 16:10:22 0
20Cは楽勝で田中角栄だ!
413世界@名無史さん:2007/01/20(土) 16:33:25 0
日中国交正常化の角栄は凄いよね!

相手に渡す見返りだって、
僅かな金だけで、
対した下準備もせずに決めてきたんだぜ!
アメリカがびびる訳だよ!!!
大概の評価の高い外交官は
軍事力や経済力をバックにしてるからね。

後にも先にもこんな政治家いたか?
414世界@名無史さん:2007/01/22(月) 21:34:15 0
謀略で陥れられたけのが痛いな。
415世界@名無史さん:2007/02/16(金) 19:30:32 0
6者会合について一言
416世界@名無史さん:2007/02/17(土) 07:36:58 0
アイヤー
417世界@名無史さん:2007/03/24(土) 14:33:56 0
角栄を失脚させたキッシンジャー
418世界@名無史さん
アジェンデ政権転覆もキッシンジャー