中・高生用質問スレ Part9

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928世界@名無史さん:2006/08/11(金) 02:32:56 0
本やテレビが普及していなかった頃、どうやってHについて
学んでいたのでしょうか?

あと、皇族のことなのですが、皇族(雅子様や子ども達など)は
1日どんなことをしているのでしょうか?
自分で買い物とかしないですよね?
それから、テレビとか本は好きに見ているのでしょうか?
Hも好きにしているんですか?
929世界@名無史さん:2006/08/11(金) 02:59:08 0
>>928
本やテレビが普及していなかった頃、どうやってHについて
学んでいたのでしょうか?

年上の人に聞かされたり、人が姦ってるのを目撃したり。
あと今より売春宿の敷居が低いから、金さえ出せばプロに教えてもらえるでそ。
成人の儀礼として遊郭に行くという例も聞いたことがある。
930世界@名無史さん:2006/08/11(金) 03:49:40 0
>>928
あと、それに加えて書物とか絵とか。具体的にどんな物かは
夏目房之介が「閨の御慎みの事」「男女仕附方」「女閨訓抄」を
漫画化してるから読んでみたら?
「男女のしかた―江戸・明治の艶学」ちくま文庫
http://www.amazon.co.jp/gp/product/448002798X/503-3224017-2003916?v=glance&n=465392

皇族については以下で同じ質問があって答えが出ている。
「教えて!goo『皇族費?』」
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1108624
天皇家はともかく宮家の方は買い物、テレビ、本、Hは一般人と変わらないらしい。
天皇家では昭和天皇がテレビでプロ野球、大相撲を見ていし、美智子皇后の読書好きも有名
だから、一般人と変わらないようだ。
戦前の皇族については「高松宮日記」がオススメ。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4124033915/503-3224017-2003916?v=glance&n=465392
さすがに戦前はハイソというか…図書館で借りて第一巻だけでも読んでみ。
931世界@名無史さん:2006/08/12(土) 03:38:57 0
>>928
日本に限定して言うけど、元々日本は身分にもよるが性風俗に関して割合おおらかで、
15くらいになったら成人の祝いに兄貴分や親に岡場所に連れてって酒を飲ませて女を抱かせてもらって、というのも普通にあった。
吉原の一級の見世からそこらで春をひさぐ夜鷹まで、客の身分や格に応じて色々な女を抱けたし
夜這いの習慣も根強く残っていた。
厳然たる倫理観を保ってた武士階級の倫理が明治以降一般に敷衍されたが、やはり庶民は比較的性に大らかだったし
妻と恋人は別、という論理も働いていたわけだ。
おまけに基本的に今よりずっと早婚なこともあって、お前さんのようにハァハァする男はほとんどいなかった。
少なくとも都市部に入れば、少々の日銭があれば抱くだけは抱ける。
932世界@名無史さん:2006/08/15(火) 19:00:55 0
夏休み対策あげ。
このスレはage進行でおながいします>回答者各位
933世界@名無史さん:2006/08/15(火) 20:32:24 0
世界最古の夏休みっていつですか
934世界@名無史さん:2006/08/15(火) 20:46:20 0
>>933
バカンス、フランス語でvacanceという言葉は、ラテン語の動詞vacare—
自由になる、が語源である。
1257年にロベール・ソルボン(Robert Sorbon)が現在のパリ大学の前身
であるソルボンヌを設立。
そこで勉強をしていた学生達は年に一度8月末から10月最初にかけて
夏の休みを取った。これがフランスにおける学生の夏休みの起源。
イタリアのボローニャ大学が最古の大学で1088年の設立だが、夏休みが
あったかについては残念ながら情報なし。
これ以前には学生や学校が存在しないから、このあたりが最古と思われ。
935世界@名無史さん:2006/08/15(火) 21:33:51 0
知識ひけらかしはチラシの裏でやれよ。
936世界@名無史さん:2006/08/16(水) 18:40:09 0
>>935
?????????????????????????????????????????????????????????
937世界@名無史さん:2006/08/16(水) 18:58:56 0
>>934
古代ギリシアに、シューレ、ヒムナシオ、ギムナジウム、アカデミアなんて
名前の種々の学校があったし、アカデミアは529年まで存在したわけだが。
まあ、当時のまとまった休みは秋の収穫祭であるバッカス祭あたりのようで
夏休みがあったかどうかは疑問だが。
938世界@名無史さん:2006/08/16(水) 19:06:40 0
子供の頃、アラビアンナイトの絵本というか子供向けの本を読んだとき、
挿し絵の魔人が弁髪の中国風の姿だったのだが、アラビアンナイトって、
中国が舞台の話もあるの?
939934:2006/08/16(水) 19:11:56 0
>>937
最後の1行は撤回。古代ギリシャの諸学校を忘れてた。

>>936
もし、アンカー違いで934宛なら、上記のとおり。
アンカーミスでなければ、最近、質問スレに変なのが居着いて、意味のない
雑談や低レベルの回答を批判されると逆切れしてる。無視が適当と思われ。
940世界@名無史さん:2006/08/16(水) 19:19:37 0
>>938
アラジンは中国人、シンドバットはインド人という想定だから、中国風の
魔人が出てくるのは特に不思議ではない。
941世界@名無史さん:2006/08/16(水) 20:29:46 0
>>938
日本人にとって、アラビアンアイトは遠い中東の物語だが、ヨーロッパの
連中にとっては、アラビアからインド、中国を含むオリエントの物語。
942世界@名無史さん:2006/08/16(水) 21:00:53 0
>>941
おひおひ、アラビアンナイトはアラブ人の説話集だぞ。
943このスレはage進行で:2006/08/16(水) 21:32:11 0
>>942
元はアラブの説話でも、挿絵入りや絵本になったものは西欧経由。

物語の紹介伝播の詳細はアラビアンナイトでぐぐって見てください。
944世界@名無史さん:2006/08/17(木) 05:44:26 0
>>941-943
物語の伝播経緯と舞台設定は別の議論だと思われますが、
何をごっちゃにしているのやら。
1.アラジンの説話はもとのアラブ語版には入っておらず、フランス語版が
初見。シリアのキリスト教徒起源の説話をフランス人の翻訳者が取り入れたようです。
一応中東起源は中東起源です。
2.舞台設定が中国である点ですが、物語の作者が中東(シリア)の人だとしても何も
不思議なことではないのではないでしょうか。
例えば、今昔物語集などの日本の説話集で中国やインドを舞台とした挿話が
あったとしても、(中国やインドで類似の説話が発見されない限りは)
日本人の坊さんあたりが中国やインドに舞台を設定して勝手に考えた
話である可能性も考えられるわけですよね。
3.>>941-943だと非常に不親切だと思うのですが、一応アラビアンナイトの
基本形はイスラム圏においていったん成立します(この時点で、アラブから
インドまでの説話を包含する内容になっています)。
その後、欧州で翻訳・出版される際に、原典には入っていないが
翻訳者が知っていた中東起源の説話をいくつか追加したようです。
ですから、中国の説話とか東洋のものであれば何でもかんでも欧州で勝手に
加えた、というわけではないです。
945世界@名無史さん:2006/08/17(木) 07:02:48 0
>>944
根本的に勘違いしています。
もともとの質問は、アラビアンナイトの挿絵の魔人がなぜ中国風かという
ことで、回答は質問の主旨にそって行われています。
挿絵は西欧でつけられたものですから、西欧の出版者のイメージにそって
描かれているということですよ。
946世界@名無史さん:2006/08/17(木) 14:27:16 0
コルドバのメスキータや、グラナダのアルハンブラ宮殿等は
写真を見る限り現在も綺麗な姿で残っていますが
レコンキスタの目的はイベリア半島からイスラム教徒を追い出すことにあった筈なのに
何故破壊されなかったのでしょうか。
947世界@名無史さん:2006/08/17(木) 14:36:41 0
モスクは破壊されたよ。宮殿は宗教関係ないじゃん
948世界@名無史さん:2006/08/17(木) 15:05:23 0
モスク等の宗教施設は破壊かキリスト教の教会に転用。
ムスリムは改宗か国外移住の二者択一を迫られ
ユダヤ人も同様の扱い。
ちなみにユダヤ人追放令が解除されたのは20世紀になってから。
949世界@名無史さん:2006/08/17(木) 15:29:20 0
>>947>>948
なるほど。ありがとうございます。

とお礼を打っている間にふと疑問に思ったのですが
当時の建物の破壊方法ってどういうもんだったんでしょうか。
十数人で建物を囲んで鈍器で殴りつけるってのは考えにくいんで
やっぱり破城槌等を使用するんですかね。
950世界@名無史さん:2006/08/17(木) 16:53:56 0
先日、太田光総理のバカ番組で江川達也が
二次大戦はアヘン戦争からの流れで云々言ってたのですが
アヘン戦争からの流れを分かりやすく説明してる
お勧めの 書籍・サイト は有りませんか?
951世界@名無史さん:2006/08/17(木) 18:10:42 0
>>949
建物の重量がかかっている柱にロープをかけて、
大勢の人の力で引き倒すとかしたんじゃないかと思います。
それができないとか、壊すにはもったいないような建物は、
あからさまに異教的な部分だけ直して教会などに改造したんでしょう。
952世界@名無史さん:2006/08/17(木) 18:35:59 0
キリスト教の教会には十字架があるから、キリスト教の教会をモスクにするときは
まず屋根の上などにある十字架を引きずり落としたとかは聞くけど、
偶像崇拝禁止のイスラームでは、イスラーム的な構造物ってなさそうだから、
そのまま使えそうな気もする。
953世界@名無史さん:2006/08/17(木) 18:39:00 0
>>949
つまり、壊すのが大変だったからそのまま利用したんジャマイカということでしょう
か。
まあ、基本的には「もったいない」からそのまま使ったというのが正解です。
もちろん、破壊するにも手間がかかりますから、それも考慮されたと思います。

で、本論ですが、中世の石造建築物は意外に火災に弱いのです。各地の大聖堂等
の記録を見れば、多くのモスクやキリスト教会が火災で崩壊していることが解りま
す。
もちろん全面的な木造建築よりはずっと火災に強いのですが、近代以降の鉄筋コン
クリートや完全なモルタル石造と違い、構造部分の一部に木材を使用していることが
多いために、火災でわりと簡単に崩壊します。
破壊するのに一番簡単だったのは、可燃物を集めて火をかけることだったんですね。
954世界@名無史さん:2006/08/17(木) 18:41:24 0
>>950
初心者用なら
陳舜臣『実録アヘン戦争』がお薦め。
955世界@名無史さん:2006/08/17(木) 18:59:01 0
>>945
> 挿絵は西欧でつけられたものですから、西欧の出版者のイメージにそって
> 描かれているということですよ。

よくわかんないんですが、なんであの魔人の絵の元がアラビアでかかれたん
じゃないって断言できるんですか?
956世界@名無史さん:2006/08/17(木) 19:50:44 0
イスラム教について。

イスラム教には大きく分けてスンナ派・シーア派がありますよね?
アリーの子孫こそコーランの真の内容を知っていると教わったのですが・・・
なぜ、イラン以外のムスリムはスンナ派なのでしょうか??

イスラム史を学べば学ぶほど、シーア派こそが正統派に見えるのですが…
御解答お待ちしております。
957世界@名無史さん:2006/08/17(木) 19:54:36 0
シーア派を国教化したサファヴィー朝の影響>イランのシーア派
その他の地域がスンニ派なのはウマイヤ朝・アッバース朝の影響。

どちらが正統云々は軽々しく決め付けられない問題。
と言うかイスラーム史を学べばその複雑さが判る筈。
958世界@名無史さん:2006/08/17(木) 19:55:38 0
>>955
まあ挿絵作家は原本を見て描くわけではないからね。
959世界@名無史さん:2006/08/17(木) 20:05:28 0
>>955
アラビアを含むイスラム文化の特徴で、イスラム教が「偶像崇拝禁止」の教
義にとても厳しいことから、王や宗教指導者の事跡を伝えるものなどの例外
を除き、物語に人物や大型動物の挿絵をつけることはタブーだったんだな。
さらに、物語に挿絵をつけることそのものが例外的なことになってくる。
まして、魔人は超人的な奇跡をおこす異教の神だから、それを一般に流通す
る本の挿絵にすることはイスラム圏ではあり得ないってこと。
だから、魔人の挿絵部分はアラビアのオリジナルではないという結論になる。
960世界@名無史さん:2006/08/17(木) 20:25:11 0
>>956
> なぜ、イラン以外のムスリムはスンナ派なのでしょうか??

ニュースを聞いてればわかるようにイラクの多数派もシーア派だよ。
961世界@名無史さん:2006/08/17(木) 20:43:44 0
イランやイラクで多数派を占め、レバノンや湾岸のアラブ諸国など
にも分布している「シーア派」は「12イマーム派」のシーア派。
最大勢力とはいえ、12イマーム派のシーア派をただ単に「シーア派」と
言うと、ザイド派やイスマーイール派やアラウィー派やドゥルーズ派など
他のシーア派諸派が含まれないような印象を与える。
962世界@名無史さん:2006/08/18(金) 02:09:15 0
>>956
ニュースを聞いていればわかるが
今イスラエルとドンパチやっているヒズボラはシーア派。
963956:2006/08/18(金) 03:48:31 0
奥深い。。。御解答ありがとうございます。
1つの物を2つに分けるとどうしても「俺たちのほうが優れている!!」
となりますからね。イスラムとキリスト教の関係も同じか。。
「アサシン」の語源もシーア派から来ているらしいですし。過激すぎて大衆に
受けなかったのでしょうか??

>>961 12イマーム派…シーア派派閥の1つですよね。もっとイスラム史を学ばなければ
いけませんね。
964世界@名無史さん:2006/08/18(金) 07:49:49 0
そんなことより

>アリーの子孫こそコーランの真の内容を知っていると教わったのですが・・・

どこでそんなこと教わったんだ
965カラジチ ◆mWYugocC.c :2006/08/18(金) 08:46:59 0
>>963
>「アサシン」の語源もシーア派から来ているらしいですし。過激すぎて大衆に
>受けなかったのでしょうか??
>>961氏も指摘していることだけど、シーア派を全てひっくるめて1つの分派のように考えるのは危険ですよ。

シーア派はアリーの子孫を預言者の後継者イマームとして認める諸派のことだけど、
多数を占めるのは12人のイマームを認める12イマーム派。イランやイラクに多いのはこの分派。
アリー以下12人の子孫をイマームとし、最後のイマームのムハンマド・ムンタザルは「隠れ」、
その再臨までイスラム法学者が信徒を指導する。

これに対して>>956=963氏の挙げた「アサシン」はニザール派で、インドやパキスタン、それに東アフリカに多い。
これは12イマーム派から分かれたイスマーイール派のさらに分派で、
12イマーム派とは7代目イマームを誰と見なすかで対立している。

他にもいろいろな分派があるし、過激な行為に出ているのがシーア派全員というわけではないんだから、
安易に「シーア派は〜」「スンナ派は〜」というのは危険かと。

966世界@名無史さん:2006/08/18(金) 10:39:16 0
すいません。質問したいことがあります。
ミシシッピ川以西のルイジアナは、
パリ条約(1763)でフランスからスペインに割譲されて、
そして1803年には、アメリカがフランスから買収しましたよね。
では、パリ条約以降、どのような経緯でミシシッピ川以西のルイジアナは、
スペインからフランスに返還されたのでしょうか?
ご教授ください。
967カラジチ ◆mWYugocC.c :2006/08/18(金) 13:18:12 0
>>966
1800年にスペインからフランスに譲渡されてます。
フランスがナポレオンの統領政府の時。
968世界@名無史さん:2006/08/18(金) 18:49:54 0
>>967
ありがとうございました。
よくわかりました。
969世界@名無史さん:2006/08/18(金) 19:01:17 0
-東アジア-
農家が農作物を売りさばくところを何というんでしょうか?
教えてください。お願いします!
970世界@名無史さん:2006/08/18(金) 20:17:23 0
>>969
残念ながら、質問の意味がわかりません。
普通に農家が農作物を売りさばくところは「農産物市場」ですが、
東アジア、つまり、日本、中国、韓国等に共通の名称があるように
は思えません。
971世界@名無史さん:2006/08/18(金) 20:36:52 0
969が自作自演の回答者で現れそうな悪寒。
972世界@名無史さん:2006/08/18(金) 20:53:44 0
>>971
質問スレに粘着している世界史知識0のアラシさんでつか?
感想はチラシのウラにでもどうぞ。
973世界@名無史さん:2006/08/18(金) 21:06:21 0
>>967
ところで、次スレもカラジチさんが立てますか?
974世界@名無史さん:2006/08/18(金) 21:07:25 0
>>972
971は感想には見えないが。
975世界@名無史さん:2006/08/18(金) 22:11:23 0
夏休み終盤突入の需要増に備えて、新スレを用意しました。

http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1155906409/
976955:2006/08/18(金) 23:25:50 0
>>958-959
ありがとうございました。
977こちらで回答します
4 名前:世界@名無史さん :2006/08/19(土) 00:31:44 O
質問ですが、パルティアってなんですか?

地名です。現在のイラン、昔のペルシャあたりのさらに古代の呼び方です。