1 :
世界@名無史さん:
2 :
にいちぇ ◆oyDR7bB8tg :2005/06/15(水) 20:42:31 O
やっぱ平和だし、人民は温厚だしさ
なんか楽園みたいなイメージがヨーロッパにしたらあったんじゃない?
3 :
世界@名無史さん:2005/06/15(水) 21:15:47 0
>>2 「黄金の国」なんてのは、ヨーロッパ人の見た印象じゃないだろ。
マルコポーロだって日本にまで来ていないし。
う〜ん、事実上アジアの中では一番美しい国
が日本だったのでは?
5 :
世界@名無史さん:2005/06/15(水) 22:19:45 0
実際には奥州を指していたの?
現実にカナーリの産金国ではあったよね。
っていうか、都市国家レベルなら中継貿易とかでも食えるけど
領域国家で先進国になるには、何か天然の資源があった場合がほとんどでは?
地下資源のこともあるし、豊かな農地の場合もあるだろうけど。
7 :
世界@名無史さん:2005/06/17(金) 20:14:58 0
16世紀には、世界の3分の1の銀を産出し、スペインの銀とともに明の
経済を支えていたわけだから鉱物資源は豊富だった。
これは温泉とともに火山プレートの恵みだな。
8 :
世界@名無史さん:2005/07/08(金) 01:12:22 0
金は陸奥、銀は石見が一番多かったんでしたっけ。
9 :
世界@名無史さん:2005/07/22(金) 16:44:11 0
金閣寺とかでかなり誤解を生んだらしい。
>>9 時代の順番が違う。金閣寺はマルコポーロの後に出来ている。
それをいうなら中尊寺金色堂。
11 :
世界@名無史さん:2005/07/23(土) 16:26:01 0
マルコポーロはインディアン虐殺の原因
世界的に見て江戸後期の全世界での金の産出量の2割以上が日本だったそうだが。
13 :
世界@名無史さん:2005/08/21(日) 01:18:30 0
もっと多くなかったっけ?
安土桃山時代で世界第二位の金産出量だったとか。ソース忘れたけど……
15 :
世界@名無史さん:2005/08/21(日) 02:52:06 0
銀が多かったというのは事実だろう。メキシコの銀山が開発される
前は、日本が輸出量は世界トップで、世界シェアの1/3をしめて
いたわけだ。
16 :
世界@名無史さん:2005/08/21(日) 04:46:05 0
金が採掘できるところは、必ず銀も出る。
逆は成立しないらしいけど。
17 :
世界@名無史さん:2005/08/21(日) 12:33:33 0
遣唐使のころから日本の中国への輸出品には、金、銀があった。
輸入超過だった日中貿易において、日本が持ってくる交易品に
金、銀がよくあったから黄金の国というイメージができあがっていった
のだと思う。
日本史板でやりましょう
19 :
♯:2005/08/21(日) 18:15:10 0
あげ
黄金の国伝説ってどこにでもあるような
21 :
ぴる来る ◆cRinn.D6KE :2005/08/21(日) 18:42:18 0
たしか、小学校のころ(約20年前)に学習雑誌で得た知識によれば、人類史上掘り出された金の総量は25mプール2杯分だということだったが・・・
金も物価の割には値下がりしたなぁ。当時はグラム3,000円くらいだったと思うが(´・ω・`)
23 :
ぴる来る ◆cRinn.D6KE :2005/08/21(日) 22:28:29 0
>22
かも知れね。
今では人工的に金も作れるしな。
まあ装飾用のものとは別物な訳だが(´・ω・`)
>>21-23 俺もそういう話を読んだことがある。
ガセビアとすれば、答えはどれくらいなの?
古代ローマ帝国やオリエント諸国の豊かさや文明度に比べたら明らかに見劣りする気が・・・
そこのところ同時代の他国と比べて生活水準は黄金の国にふさわしかったんですしょうか?
博識な世界史板住人の皆様にお答えを頂きたいのですが。
>>23 人工的に金も作れる?
古代ローマの頃は日本はまだ弥生時代だが、、
27 :
世界@名無史さん:2005/08/28(日) 17:40:55 0
>>23 人工的に金が作れるなんて聞いたことないぞ。
ダイヤモンドならわかるが。
28 :
世界@名無史さん:2005/08/28(日) 18:08:40 0
それを錬金術と呼ぶのだが・・・
加速器で一発・・・
「だった」でなく今も黄金の国でしょ。
金産出量世界6位
31 :
世界@名無史さん:2005/08/28(日) 23:20:04 0
今の日本は「鉱物資源の標本」と呼ばれているが
石油、石炭、金銀銅、硫黄、レアメタルなんでも取れるが
標本程度しか用を足さない
金は別。
菱刈金山という超弩級の品質を誇る金山が九州にあって営業中。
南アフリカあたりだと鉱石dあたり金数グラムでも採算に乗るのに
菱刈はdあたり数十cから百cを超える富鉱。
>>32 銀、銅はどうなったんでしょうね?
数少ない日本で自給できる天然資源である石灰岩は多くが国定公園などの指定を受けて採掘が難しいとか。
石油は東北と新潟でシコシコ掘ってる、八割が新潟だが、まあドングリの背比べ。
石炭は完全に採掘中止だっけ?
トリウムはどこかでとれるそうだが、ウランはどこだろう?さすがにウランはないかなw
人形峠のウランってしらない?
昔は中学の社会科の教科書にも載ってたんだけどな。
あとヨウ素なんかも自給できてる。
温泉国家だけに硫黄は完全に自給可能
いまいち使い道がよく判らんが>硫黄
金も延べ棒と金歯くらいしか思いつかん
金は工芸分野ではよく使われるぞ。
日本だと沈金や蒔絵、織物、金箔生産に欧州では絵画やクリスタル、磁器などに。
>>35 硫黄は石油の脱硫で山ほど取れるから火山なんかから掘る必要は無い。
硫黄の用途は何といっても硫酸、ゴム。
ヨウ素は海藻から取るのかな?
大陸棚は資源の宝庫と聞いたがどうなんだろ
41 :
世界@名無史さん:2005/09/20(火) 02:12:39 0
>>39 違う
世界一のヨウ素生産高を誇る千葉県の場合天然ガスを採取(十分に採算に乗っている)した際に出る
鹹水に大量に含まれている(九十九里地区の場合1kg100〜150mgも含まれている)
42 :
世界@名無史さん:2005/09/20(火) 09:08:43 0
鉱物で支えられてるなんてまともな産業がなかったんじゃないか?
43 :
世界@名無史さん:2005/09/20(火) 10:30:14 O
14世紀前後は世界で採掘される銀の6割近くが日本から採掘されていた。鎖国してなきゃ、ポルトガルやイスパニアに占領されていたに違いない。
>>25 > 人工的に金も作れる?
中性子ぶつけて 原子核の中性子叩き出して減らすとかだったかな。
あんまり実用的じゃない。
放射能汚染されてるしな
45 :
世界@名無史さん:2005/09/20(火) 12:23:16 0
鉄より重い元素は超新星の爆発の時に作られると言ってるのが最近の物理学。
46 :
世界@名無史さん:2005/09/20(火) 20:57:45 0
>>46 外人は銀を安く売ってアホだなあ、とは言わないの?
まあ、各国中央銀行が銀を準備しているとは聞いたこと無いが。
マルコポーロの東方見聞録の記述に憧れ、ついに日本に到達した西洋人。
しかし思っていたほど金があるわけではないので、「ジパングとはこの日本国の事ではなく、別の場所にあるのでは?」
と言う説が囁かれ始めた。
17世紀半ば、オランダ人フリースは二艘の帆船で仙台沖を航行し、伝説の「金銀島」を求め、北海道に至った。
地元のアイヌが銀の耳輪をしていたので意を強くし、何とか金銀のありかを探ろうとしたものの、
言葉の壁に阻まれて断念。そこで再度出航し、北海道東海岸から千島列島南部をくまなく探したが、
濃霧に阻まれて断念せざるを得なかったという。
49 :
世界@名無史さん:2005/09/21(水) 11:26:33 0
金は植物の根から集めてとる方法がなかったかね
後海水中にも微量だが含まれてる
まあ採ろうとしてもコストがかなりかかるらしい。
50 :
ぴる来る ◆cRinn.D6KE :2005/09/21(水) 12:28:41 0
>>44 大学時代一般教養で取った化学の先生(博士)が発見したと言ってた。
「現代の錬金術師」と号してたな( ̄ー ̄)
頑固で有名な先生だったが、その頃には丸くなってたのか、昼休みに愛妻弁当が食べきれないからとおにぎりをくれたことがあったっけ。
51 :
世界@名無史さん:2005/09/21(水) 13:01:52 0
>中性子ぶつけて 原子核の中性子叩き出して減らすとかだったかな。
中性子減らしても同位体になるだけで元素はかわらんだろー。
減らすなら陽子じゃないと
いつのまにか日本の天然資源が世界史に与えた影響
みたいなスレになってるが、これはこれで良スレに成りうるんでは?
と、思って保守しとくね。
>>46 日本の通貨の本によく出てくる定番の話すね。
54 :
世界@名無史さん:2005/11/24(木) 03:26:28 0
テレービで塩アツアツしてダイアにするのならやってましーたぁ〜
55 :
世界@名無史さん:2005/12/19(月) 12:20:33 0
マルコ・ポーロの東方見聞録自体が、ファンタジーだった説もある。
元の時代の資料を調べても、マルコ・ポーロの事が全く書き残されていないらしい。
小栗上野介は偉かった>レート
そういえば、火山国家・日本の温泉から金を回収する計画をどうなったんだろうね。
下北の恐山なんて、菱刈以上に有望らしいじゃん。
恐山、含有量が世界有数であると、以前話題になったよ。
でも場所が場所だけに、結局及び腰で話は終わった。
59 :
世界@名無史さん:2006/01/08(日) 16:36:09 0
60 :
世界@名無史さん:2006/01/08(日) 18:16:27 0
勘弁してくだされ、お代官様〜!!このままじゃワシら首をくくるしかないべー
今年は米が去年の半分も取れねぇってこたあ、お代官様も知ってるはずだべ!!
61 :
世界@名無史さん:2006/01/10(火) 20:58:20 O
日本人は太陽の動きに逆らって辿ってきたマゾ民族
>>55 その代わり東方見聞録の内容が当時の元についてかなり正確だというからややこしい。
63 :
世界@名無史さん:2006/01/12(木) 00:42:04 0
しかしなぜか東方見聞録では、中国にいれば必ず見たであろう
「纏足」「喫茶」「箸」に関する記述が全く無い。
そこで、東方見聞録は伝聞で書かれた書物で、マルコは中国に実際は行っていない、
という説もある。
江戸時代に日本に対して金銀交換比率をでっちあげて、
ボロ儲けした西欧諸国からしたら黄金の国だったろうな。
>金銀交換比率をでっちあげて
くわしく
>>65 でっちあげたっていう表現は言いすぎかもしれんが、
当時の国際レートにおける交換比率が金1:銀16なのに対して、
日本の国内レートは金1:銀4だったらしい。
その状態で開国させられたのだから、当然外国人ボロ儲けだわな。
で、一説によるとそれに対する日本の抗議を突っぱねたのはハリスらしい。
>>63 > そこで、東方見聞録は伝聞で書かれた書物で、マルコは中国に実際は行っていない、
作者はマルコじゃなくて、
獄中で知り合ったルスティケロが書き上げてまとめたんだが。
別人が編纂したんだから要素が減るのも仕方ないだろ。
普及版はルスティケロ版を更に編集したダイジェス版らしい
68 :
世界@名無史さん:2006/02/21(火) 13:14:04 0
くわしく
マルコポーロの冒険 『東方見聞録』
ttp://www2u.biglobe.ne.jp/~KA-ZU/maruco_1.html ここが詳しいかな
ttp://www2u.biglobe.ne.jp/~KA-ZU/maruco_3.html このページの上側に
>写本になるときに多くのことが加えられている疑いが昔から語られている。
とある。
著者のルスティケロは 冒険小説作家なので 誇張・脚色した可能性大だが、
当時は写本として羊紙皮として書き写すしかなかったので
金か暇のある奇特の人たちが細々と写本を綴るしかなかった。
よって印刷された書籍などと違って現存数がめちゃくちゃ少ない
(それでも 東方見聞録は当時のベストセラーだったみたいで 数が残ってる)
最初のルスティケロの書き残した原本の所在が不明なので 真相は闇の中・・。
細々と羊紙皮の写本で出回っていったが、
『ここは長々しゅうてかなわん ええい省いたれ!』と省略されたり
『ちょい ○○〜と付け加えたれ』と改竄されたりした可能性があるらしい。
(この時代の写本とかはこういうものらしい)
で、地味に出回った写本を基にして 印刷されて広く出回ったのが印刷普及版。普通に皆が読んでるのがコレ。
印刷普及版を読んでマルコを批判するのは筋違いなのが判る。
(するならば著者のルスティケロに)
しいていうなら ルスティケロ執筆原本を確認したうえでルスティケロを批判するのが正しいやり方だと思う。
70 :
世界@名無史さん:2006/02/22(水) 12:27:45 0
世界の異人達が贈る「日本賛辞の至言33撰」 波田野毅:著
ごま書房 2005年10月11日発行 \1200+税
アインシュタイン/ザビエル/モース/シーボルト/ラフカディオ・ハーン/ペリー/エジソン/
魏志倭人伝/ストロース/ハンチントン/シュリーマン/ゴッホ/タゴール/フェノロサ/
タウト/ルーズベルト/ネルー/李登輝/マハティール/ウイリアム・アダムス/ケンペル/
バード/チェンバレン/フロイス/レザノフ/マルコ・ポーロ/八十日間世界一周/杉浦千畝/
エルトゥール号事件/トルストイ/空海(恵果)/ベルツ/ヒュースケン
71 :
世界@名無史さん:2006/02/22(水) 12:28:19 0
異人 → 偉人
72 :
世界@名無史さん:2006/02/23(木) 03:31:45 O
対馬海流があまりに激し過ぎるから、
荒波を超えた先にはきっと素晴らしいものがあるに
違いないという、根拠のない妄想だよ。
実際にあったのは、大陸部や半島部と変わらない
単なる儒教の支配する薄汚く貧乏な人治主義封建国家だった。
73 :
世界@名無史さん:2006/02/23(木) 06:43:31 0
>単なる儒教の支配する薄汚く貧乏な人治主義封建国家だった。
朽ちかけた古い頭でしか思いつかない黴びた表現だね。
>>63 「纏足」について記述がないのは纏足は恥部であり、外国人が見る機会がなかったからとかいう説がある。
そのかわり東方見聞録には、中国の娘は歩幅が非常に狭いという内容の記述がある。
つまり歩幅が狭いというのは、纏足女に見られる特徴だから、
マルコポーロはそれと知らずに纏足女を目撃していたのだとする説もある。
そこで疑問に思うのだが、○×について記述がないから怪しい、とする考え方は正しいのだろうか。
この方法を用いるならば、あらゆる記録について、
何々についての記述がないから嘘だ、と言い出すことができるのではないだろうか?
たとえばマルコなる人物が東京観光をしたとする。
彼は旅行記録に東京タワー、六本木ヒルズ、東京ドームについて記したとしよう。
後の時代、この記録を見つけた研究家が、
「東京に行ったなら当然「国会議事堂」「秋葉原」「雷門」についの記述があるはずだ。
それがないということは丸尾は実際には東京に行っていない」
と言うことも可能なのではないだろうか?と思えるがどうなんだろうか。
これについて悪魔の証明を説明するみたいな説明あるのだろうか
75 :
世界@名無史さん:2006/03/04(土) 02:04:50 0
情報が少ないってことは想像力が膨らむんだよな。
日本人が考える雲南省奥地とかブータンの感覚に近いんじゃないか
76 :
世界@名無史さん:
>>72 当時の時代で人治主義とか法治主義とか、バカとか思わんのか?