【朱印船】日本の海上交易【倭寇】

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1世界@名無史さん
国内もOK
221歳OL ◆OMDcGeri9E :2005/06/12(日) 00:24:18 0 BE:40482432-##

             ,,,:::::::::::::::::::,,, 
   〜" ̄ ̄"-─-っ:::::::,,,,,、、、::::::::::;;、   ○永田 - >>1● ――――
       ヽ- ゝニニニつ、  """;;::::;;
    """ ̄ヾ、 ゝニニニフ    ;;:::::;;    糞スレを立てた>>1は亀になった
   ヽ、_ 〃⌒)イ ____,,, 、 , ,,,____  ;:;γ;  YUJIが無意識のうちに
      `""~~ |::; ´,ニ。=,  ,=。ニ、ヾ;/. .|   とっていたのは「敬礼」の姿であった
          |;|. ´ ̄´ノ  i ` ̄`  |)丿 
             ||  ´ /  .)    |ソ   涙は流さなかったが
             `|   ノ. ^,,^ ヽ    |    無言の男の詩(うた)があった―――
 .          |   ,-三-、    イ    
           ノヽ   ""    / ゝ
            `ヾ、____,,,,,, イ     ヽ

永田さんが2getだっ!!
>>3-1000 ペエェェーーーーイ!!!
3世界@名無史さん:2005/06/13(月) 15:30:55 0
蝦夷地の黒印状貿易もありか?
4世界@名無史さん:2005/06/17(金) 04:02:09 0
倭寇→鄭氏台湾って定説なの?
5世界@名無史さん:2005/06/17(金) 05:14:59 0
>>4
そんな説あるの?倭寇て16世紀末には下火になって無くなったんじゃなかったっけ。
6世界@名無史さん:2005/06/17(金) 19:06:20 0
「リオリエント」に日本商人はシャムのアユタヤに日本人町を建設したが
1632年にその多くが大虐殺に遭い、残った人々も追放された
とあるのだが
これって何か裏付けある?
7世界@名無史さん:2005/06/18(土) 02:18:30 0
「つくる会」の教科書は前期倭寇と後期倭寇をごっちゃにして、
倭寇の大半は中国人、とか書いていたとか。
8世界@名無史さん:2005/06/22(水) 06:46:43 0
後期倭寇→鄭氏台湾って流れは聞くね。華僑とかに繋がるのかも。
9世界@名無史さん:2005/06/22(水) 11:12:47 0
無知は罪
10世界@名無史さん:2005/06/22(水) 21:36:24 0
>>3
時代は山丹貿易の頃?
11世界@名無史さん:2005/06/26(日) 00:48:10 0
>>7
恣意的な混同ではないのか
12世界@名無史さん:2005/06/28(火) 10:10:57 0
で、14世紀倭寇は元寇の復讐〜とかですか?
13朱由檢 ◆MfD.4zQt1. :2005/06/28(火) 20:02:45 0
>>12
“明月記”1226年には松浦党が数十隻の軍船で高麗の別島を襲撃し、
“吾妻鏡”1232年には肥前国上松浦鏡社の住人が高麗を襲撃した記述があり、
元寇以前から高麗での私掠行為はあったの。
14世界@名無史さん:2005/06/28(火) 20:14:35 0
剣豪の愛洲移香斎も倭寇だったそうだな
15世界@名無史さん:2005/07/01(金) 00:19:06 0
平安時代初期にも新羅の賊が九州を襲ったんでしたっけ?
16世界@名無史さん:2005/07/01(金) 01:19:40 0
朱印船は日本が作り上げた最高性能の帆船だった。東シナ海など庭のようなものだ。
洋船、中船にもタメをはれる




それが千石船みたいな”帆掛け船”に後退しやがるとは〜  血涙)
17世界@名無史さん:2005/07/01(金) 04:50:55 0
洋船、中船にもタメをはれる

だってその二つくっつけたのに性能低下だったらアホウ以外の何者でも(ry
18世界@名無史さん:2005/07/01(金) 07:55:33 0
確かに朱印船はパクリ船。しかし、パクリを舐めてはいけない。
パクッテも性能低下する場合だってあるんだぞ。パクリ粗悪品なんて山ほどある。
そういう意味では朱印船は日本的な船。ああいう発想はありそうでないと思う。
文化は少しの創意と大部分のパクリの集積と個人的には考える。むしろより
多くの所からパクったものほど進化できるのではないかい?

>>16
一応、帆掛け船でもある程度(70度)の切り上がり性能はあったらしいよ。
あんまり慰めにはならないだろうけど。
19朱由檢 ◆MfD.4zQt1. :2005/07/01(金) 20:03:02 0
ガレオン自体がイスラム船のパクり折衷船なのに…。

交易ではなく、純粋な軍船なら家光の“安宅丸”に、
光圀の“快風丸”なんかもあるのに…知名度低いよね。

“西山遺聞”によれば、
光圀は“快風丸”を『鉄砲いかほどありても船やぶることなき也』
…って、豪語するほどの重装戦艦だったのに。

漫遊記どころか北方を支配しようとしたご老公。
う〜ん、ダークなお方。
20世界@名無史さん:2005/07/01(金) 21:00:54 0
イスラム船の折衷船はポルトガルのエンリケ王子が開発した
カラベル船じゃあないの?
ガレオン船はより後代だよね。うろ覚えだけど
21世界@名無史さん:2005/07/01(金) 22:42:25 0
まず地中海の船がイスラムの三角帆をパクった「カラベル」となり、
その後に北欧のよろい張りの船=コグと、カラベルが合体して
北と南の折衷船の「カラック」が出来る。
「ガレオン」はそれを、軍艦としても使えるよう大型化させたもの。
>>17
西洋にはガレーとガレオンの良いとこ取りしようとして
結局どっちにも及ばなかった「ガレアス」なんて代物もあったガナー
22世界@名無史さん:2005/07/04(月) 15:02:00 0
>>19
そんな船を蝦夷地にやってもそもそも鉄砲撃ってくる敵いるのかよ!って感じがする。
23世界@名無史さん:2005/07/04(月) 23:25:14 0
>>22
え〜、冗長設計というのがありまして。
安全性を高めようと思うと設計に冗長性を持たせることが有効なわけです。
むろん、それによりコストアップはいたしますが。


蝦夷征伐のコストがもはや不明でありますので、収支計算は致しかねます。
24世界@名無史さん:2005/07/05(火) 17:40:36 0
韓国ドラマに出てきたらしい倭寇は見逃したなぁ。。
25世界@名無史さん:2005/07/07(木) 03:09:21 O
チャングムか?
26世界@名無史さん:2005/07/07(木) 17:34:41 0
中国映画では倭寇と戦う武侠モノは結構ポピュラーでそ。
ジェット・リーの東方不敗シリーズとかね。
なぜか唱歌「村祭り」を酔って歌う倭寇たちw
27あやめ ◆C0.O2CxIMg :2005/07/07(木) 18:56:09 0
香港映画の「忠烈圖」に出てきた倭寇は着流しに講武所髷、時代背景は明代なのに。
28世界@名無史さん:2005/07/08(金) 18:38:24 0
いわゆる「真倭」をリアルに描くとどんな感じだろう?
中国側の文献では落ち武者ヘアで上半身裸というのが定番らしいが。
29あやめ ◆C0.O2CxIMg :2005/07/08(金) 18:54:06 0
やはり頭髪の月代がもっとも特異に感じられたようです。
30世界@名無史さん:2005/07/08(金) 19:07:44 0
「中国劇画 孫子の兵法」に出てた倭寇は、頭は月代なのに
護心鏡つきの中国風甲冑を着て、怪獣の顔をペイントした
中国風丸盾をもってて、武器は日本刀。かなり笑えた。
31世界@名無史さん:2005/07/08(金) 22:32:30 0
そういや、陳瞬臣さんが「月代+丁髷は辮髪の一種?」とか言ってたけど、あっちの人からはそんな感じに見えるのかも。
32世界@名無史さん:2005/07/11(月) 07:41:24 0
半裸だったのは間違いないみたい
33世界@名無史さん:2005/07/11(月) 14:01:37 0
>>30
実際にはそんな格好だったのかもな。
34世界@名無史さん:2005/07/11(月) 15:01:31 0
>>33
略奪品や戦利品を流用してても、確かに不思議じゃないかも。
35世界@名無史さん:2005/07/15(金) 20:53:04 0
日本の水軍は実際になりふり構わない格好だったらしいな。
フンドシ一丁で兜をかぶってたりとか。
36世界@名無史さん:2005/07/15(金) 22:56:58 0
服着たまま海に入ってしまったら泳ぐの大変だからね。
37世界@名無史さん:2005/08/01(月) 01:28:17 0
>>16
必ずしも後退とは言えないよ。
千石船はとにかく作るのも動かすのも安く済んだらしいから。
鎖国時代に国内の限られた物品を運ぶには丁度よかったんでそ。

朱印船は喫水深いだろうから千石船みたく浅瀬には入れないし
竹の横骨びっしり入っているから帆柱太い=高価。帆も重いから人手がかかる。

>>35
当時東シナ海域で傭兵してた日本人も褌一丁。
当時の沿岸部の人達にとっては武闘派日本人=半裸のイメージだったかもね。
38世界@名無史さん:2005/08/13(土) 15:13:48 0
>>37
現代でも韓国の歴史漫画や中国の歴史ものドラマで登場する倭寇の
ステレオタイプが「(志村のバカ殿ばりの)茶筅髷+下半身フンドシだけ+無精ヒゲ」
だものね・・・
39世界@名無史さん:2005/09/04(日) 23:47:20 0
40世界@名無史さん:2005/09/06(火) 23:30:13 0
>>21
>ガレアス
重すぎて、港を出て暫くまでの間は他の船に引っ張ってもらわないと動けなかったってマジ?
41世界@名無史さん:2005/09/06(火) 23:50:10 0
李氏朝鮮を襲っていた倭寇は騎馬の大集団ですが、何か?
42世界@名無史さん:2005/09/07(水) 00:11:26 0
>>41
阿只抜都か。
済州島にいたモンゴルの残党とかいわれてるらしいな。
いわゆるマージナル・マンの一部だったんだろうか。
43世界@名無史さん:2005/09/07(水) 00:14:47 0
>>42
済州島の住民は倭服を着て倭語を話すとありますが、何か?
44世界@名無史さん:2005/09/07(水) 00:21:25 0
>>43
当時の彼らのアイデンティティはどんな感じだったんだろう?
45世界@名無史さん:2005/09/07(水) 00:28:01 0
そういえば済州島には明軍に捕虜になったモンゴルの王子が
島流しにされてるんだよな。
李朝の権威が初期は及んでなかったらしいし
外国の流刑地にされてるあたり複雑なものを感じる。
46世界@名無史さん:2005/09/07(水) 00:38:49 0
検索したら地保奴が流されたのは琉球だったorz
でも元代に流刑地になってたのは確か。
47世界@名無史さん:2005/09/07(水) 00:53:25 0
>>45
朝貢の順位では朝鮮より格上の琉球がなぜ流刑地になったですか?
48世界@名無史さん:2005/09/07(水) 00:59:37 0
朝貢の順位と関係あるのかな? よく分からん。
遠くて犯罪者を引き取ってくれる所ならどこでもいいのでは。
モンゴルや日本に追放すると国防上の問題になるしね(w
49世界@名無史さん:2005/09/07(水) 01:08:29 0
48の2行目に「中国に従順で」を追加
50世界@名無史さん:2005/09/07(水) 01:20:05 0
明なら島流しにする手間を惜しんで処刑してそうなのにな
51世界@名無史さん:2005/09/07(水) 01:26:38 0
>>50
地保奴は別に悪事を犯してないから。

ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%8D%E7%8E%89

>1388年、藍玉は15万の兵を率いて北征し、ブイル・ノールの湖畔でトグス・テムル軍を大いに破り、
>トグス・テムルは逃したものの、その妃や次子・地保奴(ティポヌ)、太子妃をはじめとする8万人
>近くの捕虜を得て凱旋した。その後、普段から素行の悪い藍玉はトグス・テムル妃に性的暴行を加え、
>自殺に追いやるという醜聞を引き起こした。このとき洪武帝の怒りを買ったが、梁国公への封爵が
>取り止めになるだけで済んだ。

地保奴がこの件を深く恨んでいて、首都に置いとくのは危険だというので
仕方なく流刑にされた。
52世界@名無史さん:2005/09/09(金) 15:36:41 0
>>41
それは高麗末期では?
53世界@名無史さん:2005/09/23(金) 16:42:56 0


      日本もインドネシア海軍を見習おう!!


【国際】不法な網使用の中国漁船に発砲、インドネシア東部[09/21]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1127296605/
インドネシア海軍中国漁船砲撃事件 朝日人民日報-不法操業,抵抗,逃走を報じず
http://live14.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1127430139/
【国際】中国漁船に砲撃、1人死亡 インドネシア海軍
http://live14.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1127401001/
インドネシア海軍が違法操業の中国漁船に発砲
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/news/1127305177/



ついでに今晩TBS系列で放送。  ↓

『 スーパーフライデー 緊急出動!海の修羅場を大激撮!海上保安庁密着24時! 』

激突!追跡!緊急出動海の修羅場を大激撮!!海上保安庁密着24時!

▽ここは戦場だ!日本中が震えた韓国不審船銃撃催涙弾・強行接舷未公開(秘)映像独占入手

▽被害額1日2億円!ロシア高級カニ密漁船国境ギリギリ大追跡&現行犯逮捕

▽奇跡救出生存率8%…漂流者を救え!感動の瞬間
54世界@名無史さん:2005/10/03(月) 15:40:04 0
>>47
現代の「琉球」は台湾島のことじゃないかい。
琉球が朝貢国になるのは明代からだし。
55世界@名無史さん:2005/10/12(水) 16:48:24 0
>47
李朝初期の時代だと琉球列島はまだ統一されていない島が残ってなかったっけ?
流されたのは先島や奄美かな。
56世界@名無史さん:2005/10/12(水) 17:23:17 0
元の王族で済州島に流された人は実際にいる。
雲南の梁王家が明軍に敗北したあとでそこの王子が配流された。
そのときに同行してきた従者を通じて済州島民には苗族の血が流れてるのだとか。
57世界@名無史さん:2005/10/30(日) 17:06:49 0
済州島は東シナ海の海運の要衝として
いい立地だと思うんだがなあ・・・本土の海禁が許さなかったせいか。
半島に従属せず独立を保っていたらけっこう栄えたのでは、とIF想像してみる。
58世界@名無史さん:2005/10/30(日) 17:13:55 0
>57
高麗が元の附馬国だったころに一時期「耽羅国」として
「星主」と呼ばれる元首をもっていた。
59世界@名無史さん:2005/10/30(日) 21:50:33 0
>「星主」
また…天皇なみに大仰な名前だな
60世界@名無史さん:2005/11/02(水) 14:45:37 0
>>59
星を祀る祭主ていどの意味
このページが参考になる
ttp://astro.ysc.go.jp/izumo/chinese.html
61世界@名無史さん:2005/11/03(木) 03:21:40 0
奴らの為にも「ちきゅー大王」ぐらいの意味であって欲しかった
62世界@名無史さん:2005/11/22(火) 01:29:09 0
むしろちたま
63世界@名無史さん:2005/12/14(水) 14:07:18 0
済州島民自身は交易で繁栄しなかったのだろうか?
倭寇の中継基地だった一方で、あまり聞かないが。
64世界@名無史さん:2005/12/16(金) 21:34:43 0
日本が鎖国しなかったら、和船はどんな進化をとげていったかな?
明治初期に流行した、船体だけは伝統的な千石船で
帆装だけ洋式という「相の子船」のようなものが主流になるんだろうか?
65世界@名無史さん:2006/01/02(月) 19:08:38 0
ジャンクの構造も採り入れてたかも知れん。
琉球では実際琉中折衷の船があったかもね。
66世界@名無史さん:2006/01/02(月) 23:35:42 0
田沼時代に船底がジャンク+西洋船の折衷型ってのがあったらしいね。
確か蝦夷交易を見込んで作った実験船で帆装は和風。
67世界@名無史さん:2006/01/12(木) 12:10:37 0
林鳳についておせーて。
68世界@名無史さん:2006/01/27(金) 17:55:27 0
age
69世界@名無史さん:2006/01/27(金) 18:39:07 0
日本産縄文式土器が
イースター島やウェワク、エクアドルで出土しております。
超古代に海洋交易網が存在した証拠でありましょう。
70あやめ ◆C0.O2CxIMg :2006/01/29(日) 21:32:58 0
>>67
纏まった史料が乏しいので断片的になりますが明日から書きます。
71あやめ ◆C0.O2CxIMg :2006/01/30(月) 22:10:49 0
嘉靖中に浙閩の海上を跳梁していた巨寇の林道乾は、嘉靖四十二年に福建總兵の兪大猷により
本拠の澎湖を逐われ、東番(臺灣西部)に逃竄し更に南海に向かって消息を絶ってしまいました。
踵を接するようにこれに代わって現われたのが林鳳でした。
林鳳は「萬暦實録」には「林鳳鳴」として記載されていますが、一般には「林鳳」で通行しています。
スペイン側の史料では"Limahong"で出てきます。これは恐らくLim(林)a(阿)hong(鳳)であろうと
推定されていますが、昔は余り支那の海寇について情報が乏しかったためか「李馬奔」という字が
宛てられることが多かったようです。八幡船の話を好んで小説にする某作家は「李馬恭」なんて
書いて「リマーコン」とか振り仮名してましたが、全く無根拠のデタラメです。この人は八幡船は
「バハンセン」と読むのは間違いで「ハチマンブネ」と読むのが正しいとか怪説を唱えてました。
それはさておき「アホン」という名からイスラムの宗教指導者の称号が連想されてしまいますが、
林鳳がムスリムだったという伝承は見当たらないので恐らく関係はないでしょう。アホンは阿衡・
阿洪・阿渾・阿訇などと書き、アラブ文の原スペルからのラテン翻字は"akhun"となります。また
英語の"ahon"は「商館」という意味らしい(語源不明)のですが多分これも無関係でしょう。
ということで今晩はここまでとして続きは明日。
72あやめ ◆C0.O2CxIMg :2006/01/30(月) 22:16:02 0
訂正
英語の"ahon"は「商館」 > 英語の"hong"は「商館」
73あやめ ◆C0.O2CxIMg :2006/01/31(火) 21:58:14 0
林鳳は潮州の饒平縣の出身です。饒平という土地は当時は海賊を輩出しています。李大用・
林國顯・許棟・許朝光・張lなどですが、林道乾の出身地の海澄縣も饒平と同じく潮州府に
属しています。そして上記の林國顯は林鳳の族祖に当ります。
林國顯は「小尾老」と綽名され同郷の沈門や田浪廣と李大用の子分になり、大用が暴風で
溺死すると代って「饒平賊」を統率して海賊を継続しました。官府では國顯の実子を牢獄に
繋ぎやがて釈放して、國顯を招降しようと謀ったのですが彼は拒絶しました。そして沈門に
海上活動を委ね、自身は日本に渡航し五島に居住していました。そのうち沈門は澎湖で
トラブルに巻き込まれ、五島に来て國顯に遇い浙江の黄岩を攻略して占拠する謀略を立て、
國顯の義子の徐碧溪の手引で南澳と黄岩に入寇します。南澳に拠った碧溪は明の游撃の
黒孟陽に討たれてしまいます。國顯は倭人を呼び込んで諸方を抄掠してましたが、福建の
詔安縣の梅嶺に家族を住まわせていました。梅嶺はそのころ南海貿易の自由港として賑い、
國顯はここを根拠地として日本の海商を招きよせ私貿易を営ませていました。
しかし嘉靖四十四年に朝陽の海上で活動中に官兵に遭遇し、交戦の末に敗亡しました。
林國顯の事業を継承したのが林鳳です。
で続きは明日。
74世界@名無史さん:2006/01/31(火) 22:35:39 0
そのベタッとした改行なしの字のカタマリは読みづらい。

いい加減、他人に読んでもらうことを前提に文章を書くことをおぼえろ。

学習能力のない頑固ババア。
75世界@名無史さん:2006/02/01(水) 16:15:29 0
お前みたいな無内容(しかも言ってることがいつも同じ)で、3行しかないのと

あやめさん(さん付けたよ)みたいな、情報が詰まったレスじゃ一緒になんないの

いい加減、コテ粘着がニート同然てとこに気が付け!!ヴぉけ

ご要望だから改行しといてやったぜwww
76世界@名無史さん:2006/02/01(水) 16:28:10 0
>>74
「改行」という単語の意味、知ってっか?
行を改めるってことだよ。行間を1行分あけるということだと思ってるみたいだな。
あやめさん(おれも付けたからね)は適当な字数で「改行」してるわけであって
読みにくいといえば多少そうだけど、1レス費やして騒ぐのも何だかな
77世界@名無史さん:2006/02/01(水) 23:04:13 0
戚継光の兵が使ってた刀らしい。長い・・・
ttp://hfsword.com/bbs/attachments/kclF_o7CjsA==.jpg?sid=539fef77a16db493f027f52dffa471b4
78世界@名無史さん:2006/02/25(土) 20:36:50 0
age
79世界@名無史さん:2006/02/26(日) 14:04:47 0
【沖縄】朝鮮半島系の倭寇(わこう=海賊)ではないか…琉球王国の出自に新たな学説
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1140917614/

それらを集大成して今回、吉成教授らの琉球王権=朝鮮半島系倭寇起源論が
登場して来たとも言える。同教授らは、倭寇が朝鮮半島起源の八幡信仰を熱心
に奉じており、左三つ巴紋である八幡神紋が尚家の家紋にもなっていることを
強調している。

ソース:世界日報
http://www.worldtimes.co.jp/j/okinawa/kr060225.html
80世界@名無史さん:2006/02/26(日) 15:18:11 0
倭寇が起源にしては弱いぞ
81世界@名無史さん:2006/02/26(日) 20:10:17 0
ソースが世界日報という時点で右からも左からも攻撃されますw
82世界@名無史さん:2006/02/26(日) 21:39:22 0
>>80
倭寇が強かったというより当時の明の官軍が弱すぎた。
王陽明も戚継光もあまりに正規兵が弱体化してるので民兵を組織して戦った。
83東 邦 丸:2006/03/02(木) 18:42:58 0
http://www.aa.cyberhome.ne.jp/~museum/19430329toho/toho.htm
から引用
>東邦丸を雷撃した潜水艦ガジョンは,
>1ヶ月後の4月26日には1万7千噸の豪華客船「鎌倉丸」を撃沈し
>2000名以上の乗客を殺戮しています.
84世界@名無史さん:2006/03/19(日) 01:13:38 0
85世界@名無史さん:2006/03/27(月) 13:19:46 0
保守age
86世界@名無史さん:2006/03/29(水) 11:54:39 0
朱印船以外に日本船はゼロだったの?
87世界@名無史さん:2006/03/32(土) 12:38:16 0
朱印船以外は海賊ばかりですよ。
取引がうまくいかないと沿岸の村落を襲って奴隷に売り飛ばしたり、
婦女子を強姦したりしたそうです。
後世の日本軍の悪行の萌芽がすでに存在していた事実に驚きを感じます。
88世界@名無史さん:2006/03/32(土) 12:51:06 0
そんな餌にクマー
89世界@名無史さん:2006/03/32(土) 19:59:46 0
朱印船≠日本船
90世界@名無史さん:2006/04/02(日) 05:51:27 0
江戸時代、長崎に来航していた中国船は清船だけでなく、
清が母港でない華僑の船も含まれていた。

なんで許されていたのだろうか?−−清と国交、通商航海条約があったわけでないから、
船頭が中国人でさえあったらよかったのか?
しかし、「中国人」というのも「中国人らしく見える人」ということだったろうし、
船乗りというのはいまもそうだが、多民族構成だ。
キリシタンさえ居なければ、船員に白人黒人みたいな人間が居ても入港OKだったのだろうか?
91世界@名無史さん:2006/04/02(日) 12:50:41 0
中国語を話し、漢字を読み書きでき、
中国の行儀作法が身に付いていれば、
肌の色なんか無関係に中国人だろう。

宗教も無関係だ。
仏教、イスラム教、キリスト教、ユダヤ教なんて
西から来た宗教を信じる信じないは関係ない。

既成権威に立ち向かうために、中国の権力者が
それらの外国宗教やマルキズムを使うことは
過去に何度かあったが、信じてるワケじゃない。
92世界@名無史さん:2006/04/02(日) 23:36:49 0
>>90 オランダの国旗掲げたアメリカの船が来たこともありますが。
93世界@名無史さん:2006/04/03(月) 03:49:20 0
信牌持ってるか否かだと思うけど>許可不許可の基準
ある特定の人種がNGなだけで、
それほど人種は気にしてないだろ。

いわゆる奥船には
タイだかどこだかの官営船もあったそうだし。
長崎にはイスラム系言語用の通詞もいたらしい。
アルメニア人あたり、普通に入ってきてたんじゃないか。

逆に何ももたない中国人がやってきたら
強制唐町送りだろ。
94世界@名無史さん:2006/04/03(月) 10:39:27 0
信牌は清領発の船しか関係ないと思うけど。
タイから来る船など奥船は多分持ってない。
95世界@名無史さん:2006/04/04(火) 10:15:03 0
信牌はどうやって交付されたの?
96世界@名無史さん:2006/04/06(木) 17:04:25 0
倭寇に拉致られる・・・いつのまにか一員になってるよOrz、ってことが多いと思われ。それに実態はほとんど中国人だし
97世界@名無史さん:2006/04/15(土) 13:33:16 0
海賊船に襲われて殺されなかった場合でも、
海賊の仲間にならないんだったら、操船できる船長、上級船員が居なくなった船にそのまま放り出されるだけ。−
98世界@名無史さん:2006/04/26(水) 10:33:04 0
太平記で倭寇について書いてある箇所ってどこでしたっけ?
99世界@名無史さん:2006/04/27(木) 13:39:24 0
篠塚伊賀守なんか倭寇になりそうな男だ
100世界@名無史さん:2006/04/27(木) 15:24:03 0
倭寇の意思疎通に使った言語は日本語?琉球語?中国語?
101世界@名無史さん:2006/05/08(月) 19:56:31 0
>98
巻第三十九「高麗人来朝事」
102世界@名無史さん:2006/05/11(木) 19:51:54 0
あげ
103世界@名無史さん:2006/05/11(木) 20:02:34 O
>>100
日本語。
斉州島も日本語話してただろ。
104世界@名無史さん:2006/05/12(金) 08:47:57 0
それは済州島の特殊事情。
105世界@名無史さん:2006/05/13(土) 01:02:09 0
済州島、独立すればいいのにね。


元々、島由来の在日多いんでしょ?
一気に進出(帰還)すれば、独立も夢じゃないよ。
半島と日本とシナとの間でうまく立ち回って、
タックスヘブン化したり、ハブ空港化したりして。シンガポールを目標に。

そしたら本物のバランサーとして機能するかもよwww

106世界@名無史さん:2006/05/13(土) 18:05:40 0
そうなったばやいは、最近の状況からすると対馬と合邦しそうだ。
対馬に日本人を大量に送り込まねばなるまい。
107世界@名無史さん:2006/05/13(土) 18:58:36 0
>>106
対馬は日本のコントロールの下で特区として、
空港とか港湾とか整備して「競合」すればいい。

自然破壊に気をつけて。
108世界@名無史さん:2006/05/13(土) 19:06:29 0
天然記念物のツシマヤマネコの絶滅待ちだな、開発は
109世界@名無史さん:2006/05/13(土) 21:02:05 0
対馬の人口と同数の韓国人が居ついてるらしい。で、済州島人口と同数の日本人を
済州島に送り込んで経済支配する。
110世界@名無史さん:2006/05/15(月) 15:57:27 0

【日韓】済州島訪問中の竹内アジア柔道連盟会長が14日に急死 ⇒ 金正幸(キム・ジョンヘン)氏が即日後任選出 [05/14]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1147601653/

111世界@名無史さん:2006/05/31(水) 21:02:50 0
ムスリム商人との交流は無かったの?
112世界@名無史さん:2006/05/31(水) 21:05:04 0
>111
楠葉西忍の親父とか
113世界@名無史さん:2006/05/31(水) 21:20:43 0
マラッカのイスラム化が1414年頃だけど
倭寇がイスラム化する可能性は無かったのかな?
114世界@名無史さん:2006/06/01(木) 01:10:18 0
九世紀ごろから、イスラムの文献に「ワクワク」という土地が登場するが、これが日本のことらしい。
「倭国」の音を、当時のムスリム商人がこう聞いたのだとか。
黄金を大量に産出する土地とえがかれており、このイメージが「ジパング」に引き継がれたのでしょう。
ちなみに「ジパング」は、「日本国」の漢音読みの「じっぽんこく」が転訛したもの。む
115世界@名無史さん:2006/06/04(日) 00:45:15 0
ムエタイ(シャム拳法)は中国拳法の流れを汲む海賊の武術だと聞くが
倭寇にも参加していたのだろうか
116世界@名無史さん:2006/06/16(金) 01:42:00 0
だろうかという語尾だけで即座に某研究者を連想してしまうのは私だけだろうか
117世界@名無史さん:2006/06/16(金) 02:17:05 0
祝一周年おめ!
118世界@名無史さん:2006/06/18(日) 17:35:58 0
このような軍事的背景とは別に日本は朱印船貿易により、
貿易面においてもアユタヤ日本人町は多くの発展を遂げた。
まずアユタヤ君主・エーカートッサロットの時代には日本人町に
比較的規模の大きい港が建設されている。
その後、前述のようにアユタヤはタウングー王朝に対する防衛力を高めるため
多くの武器を必要としていたので、
刃物の生産で有名な堺からは多くの刀が輸出された。
これらは、タイ風の刀や槍の先端に使われるなどして改造され流用された。
17世紀初頭におけるアユタヤの武器の多くはむしろ国内生産の刀よりも
日本製のものが多かったとも言われる。
これらの刀の一部は現在でもバンコクの王宮武器博物館などで見ることが出来る。
一方、日本はその豊富な銀を背景にアユタヤから陶器、皮革製品(主にシカ、サメなど)、
キンマ塗りなどを買った。
特に皮革製品のタイから日本への輸入量はずば抜けており、
江戸初期のアユタヤから日本への皮革製品の数は20万枚以上にも昇った。
一方でこのような商業的発展は他の国の商人を脅かすようになった。
1620年代の日本人による貿易量は他の国からやって来た貿易商の合計よりもずば抜けて多かったともいわれる。
この動きをもっとも懸念したのは華僑商人であった。
また、他の国の貿易商も日本人によって自分のなわばりにこれ以上踏み込まれることを恐れて
日本人の動きを華僑と同様に警戒した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A6%E3%82%BF%E3%83%A4%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E7%94%BA

これらの根拠となる文献とかってあるのかな
119世界@名無史さん:2006/06/18(日) 20:10:44 0
日本の商人が鹿の皮を求めすぎたために鹿が絶滅しそうになった、という記録があるとか
120世界@名無史さん:2006/06/28(水) 22:28:15 0
しかし日本もよく原料の鉄が足りたもんだなあ。
121世界@名無史さん:2006/06/29(木) 00:39:30 0
刀の原料としては洋鉄を結構輸入してた。
国内の不純物混じりの鉄は鍛えないと使えないからね。
122世界@名無史さん:2006/06/29(木) 00:46:59 0
鉄砲を捨てた日本人にも
明にじゃんじゃん日本刀輸出してたって書いてたな
123世界@名無史さん:2006/06/29(木) 00:49:16 0
タタラ製鉄や玉鋼の製作技術が広まって国産の質が悪い鉄でも使えるようになった。
つまり量産性が上がった。
恐らくそれが古刀を駆逐したのだろう。
124世界@名無史さん:2006/06/29(木) 23:06:11 0
>>121
つ玉鋼
ヒント1:国家統一による産地の一元化
ヒント2:大量生産と量産化
(類似テーマ:ユニ○ロはなぜ売れなくなったのか?)
>>123
つ実戦と儀仗
ヒント:古刀と新刀の違いはなんだろう?時代背景も考えよう★
125世界@名無史さん:2006/06/30(金) 01:35:24 0
2ちゃんねる用語解説

ヒント【ひんと】
  1.浅薄な輩が思わせ振りな事を書く時に用いる言訳の弁。
  2.不明瞭な情報を出す事で場の混乱を狙う荒し行為。
126世界@名無史さん:2006/07/20(木) 22:10:28 0
月例保守に上がりました。
127世界@名無史さん:2006/07/20(木) 23:23:13 0
「日本刀歌」
北宋・歐陽脩

昆夷道遠不復通,
世傳切玉誰能窮。
寶刀近出日本國,
越賈得之滄海東。
魚皮裝貼香木鞘,
黄白間雜鍮與銅。
百金傳入好事手,
佩服可以禳妖凶。

昆夷 道 遠ければ  復た通ぜず,
世に傳ふ 切玉  誰か能く 窮めんや。
寶刀 近く   日本國に 出で,
越賈 之(これ)を 得(う)  滄海の東に。
魚皮 裝ひ貼る  香木の鞘,
黄白 間に雜(まず)る  鍮 と 銅。
百金にて 傳へ入る  好事の手に,
佩服せば 以って  妖凶を 禳(はら)ふ 可(べ)し。
ttp://www5a.biglobe.ne.jp/~shici/fusang08.htm
128世界@名無史さん:2006/07/21(金) 01:11:47 0
>>125
これだけヒントを与えて理解できない馬鹿は世界史板には不要。
南蛮鉄と称して和鉄の使用された事例や南蛮鉄の組成程度は調べろ猿
129世界@名無史さん:2006/08/04(金) 00:40:13 0
>>118
サメ皮は日本刀のグリップの部分に使われてる。
130世界@名無史さん
保守