【IF】もしも古代に自転車が発明されていたら

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1世界@名無史さん
復活させて見ました
2世界@名無史さん:2005/04/20(水) 19:28:44 0
中世に自動車が発明される

―――――終了――――――――
3世界@名無史さん:2005/04/20(水) 19:29:41 0
自転車の発明で難しいのは、「二輪の概念」にどうやって最初の人間が気づいたかだ。
二つの車輪をタテに並べた乗り物に乗って走っても転ばない、という発見は、
人類の文化史の中で、まさに画期的な発明だったはずだ。最初から教わらずに自転車を
運転できる子供がいないのと同じで、最初の人間にはなかなか二輪の発想はわかない。
二輪だからこそ細い歩道や人混みの中もすいすい走っていける。のぼり坂でも手軽に
降りて押していけるし、くだり坂は楽々だ。この概念がオートバイにも繋がるわけで、
最初に気づいた人は偉大だった。
4世界@名無史さん:2005/04/20(水) 19:30:13 0
でこぼこで走りにくい
5世界@名無史さん:2005/04/20(水) 19:30:50 0
前のスレで問題になってたのって何だっけ?

ゴムをはいてないタイヤで走れるか
ベアリングは大丈夫か
チェーンは作れないんじゃないか

だったっけ?
6ぢゅらさん:2005/04/20(水) 19:33:39 0
2げっと

日本軍がシンガポールを陥落させた時のような
「銀輪部隊」がもっと早くに登場する。
7世界@名無史さん:2005/04/20(水) 19:34:37 0
最初のころの自転車はゴムのタイヤもチェーンもなかったよ。
今の自転車と違って漕ぐのをやめたらすぐに止まってしまう。

ttp://www.cycle-info.bpaj.or.jp/japanese/history/nenpyo/img_nenpyo/nenp06.jpg
8朱由檢:2005/04/20(水) 19:38:24 0
サトラップがちゃりんこで右往左往とか
9世界@名無史さん:2005/04/20(水) 19:40:59 0
>>7
そして、スピードアップしようとしてオーディナリーみたいに危険な乗り物に進化(?)していった。
あの時代の物じゃ実用には耐えないかも
109:2005/04/20(水) 19:44:04 0
といっても、自転車タクシーみたいに3輪にしちゃえば問題は解決するかもね。
ゴムを履いてない木や鉄の動輪じゃ走れないって迷信は、鉄道が発明された頃に解決済み。
あとは路面次第ってとこかな?
11朱由檢:2005/04/20(水) 19:52:13 0
冷静に考えると、プロトタイプ自転車は、
自転車と言うよりキックボードだよね。
12世界@名無史さん:2005/04/20(水) 20:24:20 0
>>11
あれは自転車と呼んでいいのか?w
「2輪で倒れず走れる。タノシー!」
ってだけの物みたいw
13世界@名無史さん:2005/04/20(水) 20:34:53 0
でも実際、最初期の自転車はペダルなんてなくて
またがって足で蹴って進むだけだったよ。
14朱由檢:2005/04/20(水) 20:51:13 0
>>12
うん、ごめんなさい。
確かにキックボードは言いすぎかもしれない。

でも、初期自転車は>>13さんも言う通りの代物だから、
似てると思う。

タノシー!がツボにはまって、今日のお気に入りになりそ
15乳1号:2005/04/20(水) 20:52:39 0
馬に対するアドバンテージは?
コストくらい?

仮に戦場では超おおざっぱに騎兵>歩兵>チャリ兵のような感も
16乳1号:2005/04/20(水) 20:56:10 0
チャリ兵と書くとチャリオットみたいだな
17世界@名無史さん:2005/04/20(水) 20:57:02 0
>>15
チャリに乗って戦うとでも言うのか。それは無茶だ(基本的に長時間の手放しはできない)。
移動力だろ。行軍の機動性が歩兵に対して段違いに違う。
ただ、道路が整備されている文明圏でないと機動性は確保できないだろうな。
騎馬に対しては餌がいらないという重要なアドバンテージがある。
18世界@名無史さん:2005/04/20(水) 20:57:47 0
>>15
自転車なら楽に数百キロの荷を一人で持ち運べる。
それに長距離で競うと馬よりも遥かに速い。
戦場での使用より、交易で絶大な効果を上げそう。
文明は普通、大河川の流域や内海等、
古代の原始的な航海でも安全に航海・物資の大量輸送ができる場所でまず、発達している。
陸運に大きな変化があれば文明の発展する地域や発展するペースも全然変わってきそう
19乳1号:2005/04/20(水) 20:59:36 0
行軍の優位は騎馬民族みたく自転車兵オンリーにならないと現れないと思われます。
20乳1号:2005/04/20(水) 21:02:14 0
>戦場での使用より、交易で絶大な効果を上げそう。

ここはともかく

>自転車なら楽に数百キロの荷を一人で持ち運べる。
>それに長距離で競うと馬よりも遥かに速い。

これは言い過ぎかと。
21世界@名無史さん:2005/04/20(水) 21:03:44 0
>>20
現代の技術で作った自転車なら十分可能だよ。
22乳1号:2005/04/20(水) 21:05:11 0
現代並のインフラも必要かと。
そうなってくるとスレの意図とはずれてくるかと。
23世界@名無史さん:2005/04/20(水) 21:06:43 0
>>17
二人乗り自転車を使用すればいい ペダルが4つついてる奴
脚力に優れた一人が操作と主動力を担当し、
技に長けたもう一方は逆向けに乗って漕ぎながら、長物を振り回したり矢を射たり。
24乳1号:2005/04/20(水) 21:07:07 0
でも今の自転車は楽に数百キロの荷を一人で持ち運べたりするの?
知らなかった。
25乳1号:2005/04/20(水) 21:08:20 0
>>23
チャリオット的ですね
26世界@名無史さん:2005/04/20(水) 21:08:31 0
>>19
> 行軍の優位は騎馬民族みたく自転車兵オンリーにならないと現れないと思われます。

なぜ?先遣隊の数が増えるだけでも戦略の幅が(ぉ
27世界@名無史さん:2005/04/20(水) 21:08:33 0
消防時代、雪合戦とチャンバラだったかでマジでやったことある>チャリ兵
チャンバラ・・・安物のモデルガンを装備して出撃!道路も乾いててかなり強かった
雪合戦・・・カゴに雪満載&防衛用の傘片手に出撃!道がひどくて使い物にならんしお荷物
結論・・・なにやってんだか漏れの消防時代OTL
28世界@名無史さん:2005/04/20(水) 21:09:10 0
>>22
近世の英国で馬車を走らせてた木製線路の上を走らせる手もあるかも。
鉄道が鉄車輪な事を考えるとゴムタイヤ為しのタイヤのデメリット出ないし
普通の道路を走るよりかなりの大荷物を運べる。
始皇帝が轍の問題から馬車の車輪の間隔を統一した事もあったしw
ただ、移動の自由度はガクッと落ちるけど。
29乳1号:2005/04/20(水) 21:11:30 0
>>26
まあ戦争とするとどれだけ有用なのか自分には想像し難かったので
戦場とさせていただいたのです。

と私は逃げます。
30世界@名無史さん:2005/04/20(水) 21:11:40 0
>>23
自転車タクシーみたいな奴なら漕ぎ手一人で2〜3人乗せられるぞw
うち一人は槍担当、もう一人は弓・弩担当で
31世界@名無史さん:2005/04/20(水) 21:12:18 0
古代の自転車ってガトリング砲よりも高そう
32世界@名無史さん:2005/04/20(水) 21:15:35 0
>>29

>戦場とさせていただいたのです。

戦場で自転車の有無を議論しても意味ないでしょ。移動手段として評価しないと。
戦場では自転車を置いて武器を取って戦う歩兵になるはずだ。
33乳1号:2005/04/20(水) 21:18:26 0
・騎兵に価する
・チャリオット程度
・歩兵の移動手段
・斥候部隊用

どのあたり?
34世界@名無史さん:2005/04/20(水) 21:21:27 0
>>33
各項目についてもうすこし説明を加えれ。「チャリオット程度」って何がチャリオット程度なのやん。
35世界@名無史さん:2005/04/20(水) 21:23:07 0
>>31
初期の自転車のようにペダルを前輪に直接取り付けるだけならそれ程コストはかからないと思われ。
安定性や荷を積むスペースを考えると3輪車が現実的かな?
むしろそれより、ゴムタイヤを履いてない自転車を走らせる為の、舗装道路等のインフラ作りの方がコストがかかりそう。
36朱由檢:2005/04/20(水) 21:24:51 0
スイス自転車部隊みたいにドラグーン騎兵と同じ運用じゃないかな。
37世界@名無史さん:2005/04/20(水) 21:24:56 0
ローマ帝国くらいだったら何とかなりそうですな
38乳1号:2005/04/20(水) 21:27:27 0
古代に自転車が発明されていたとして

・自転車のメリットが騎乗のメリットを上回り騎兵に相当する自転車兵が活躍する

・自転車の改良型が戦場でチャリオットのごとく用兵されるが騎兵には適わず消えていく

・歩兵が大量生産された自転車を常備し、行軍は自転車によるようになる

・一部特殊部隊に自転車が配備され、斥候や先遣部隊などに用いられる

とかかな>>34
39世界@名無史さん:2005/04/20(水) 21:28:33 0
紀元前216年8月カンネー 時の名将ハンニバルは
それまで単なる輸送・伝令の手段として使われていた
自転車の機動力に着目し、ローマ軍の正面からの攻撃を
重装歩兵が耐えている間に、騎兵を撃破し、
アルプスの山道を漕破してきた屈強な自転車部隊を背後に展開させ、
見事な包囲作戦を(ry
40世界@名無史さん:2005/04/20(水) 21:29:16 0
>>37
ローマ時代は船による交流が容易な地中海世界が西洋文明の中心だったけど
内陸での交通が容易ならヨーロッパ内陸部の進歩のスピードが全然違ってきそう。
41世界@名無史さん:2005/04/20(水) 21:36:09 0

・歩兵が大量生産された自転車を常備し、行軍は自転車によるようになる

これが現実的では?
自転車の利点は機動性のみだし、斥候として用いるには轍がのこるのが難点だし。
42世界@名無史さん:2005/04/20(水) 21:39:06 0
なんか北京市内を思い出した
43乳1号:2005/04/20(水) 21:41:10 0
アレクサンドロスの兵がインドで不満言わないくらいになるかな?
44世界@名無史さん:2005/04/20(水) 21:43:27 0
野戦より城塞戦の形が大きく変わりそう。
輸送量が増えるからバリスタや投石器等の大型攻城兵器を大量動員できるようになる。
ただ逆に、万里の長城みたいな長い防衛線でも、
有事発生の知らせが狼煙のリレーで伝わってから短時間で大部隊を展開させられる。防御側には有利だ。
騎兵の利点はその機動力で好きな場所を好きな時に攻撃できる事だから
自転車が発明されれば騎兵の歩兵に対するメリットを大幅に相殺できる。
全体として、経済力とインフラ整備に勝る農耕民が有利になり、遊牧民は幾分劣勢になりそう。
45世界@名無史さん:2005/04/20(水) 22:06:47 O
なんか木牛を思い出した。諸葛孔明の発明したやつ。正史に載ってたかは忘れたけど輸送に一定の効果をもたらしたはず。
桟道さえあれば山脈だって越えられる。守備側は積極的にうってでて桟道を破壊しないといけない罠。
46世界@名無史さん:2005/04/21(木) 20:01:10 0
古代の技術で製作不能の物と、それへの解決策
ゴムタイヤ無し=鉄や木製の動輪ではスリップして走行不能、というのは鉄道発明時に解消した迷信。適切な路面は走行は可能。

チェーン無し=ベルトドライブならチェーンの実用化よりもかなり以前から存在。また初期の自転車は前輪に直接ペダルをつけたオーディナリーが主流。高速化の為に前輪が極端に巨大になる問題点があるが、3輪化したり補助輪を追加する事で解決可能。

自転車のメリット
エネルギー効率が極めて高く、1日で移動できる距離は馬を大きく上回る。

誰か追加して〜
47山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/21(木) 20:45:28 0
ttp://www.tamabi.ac.jp/pro/publication/news/no_31/info03.htm
下の方に「陸舟車」がありますが、構造は割と簡単ですね。
48世界@名無史さん:2005/04/21(木) 20:52:04 0
自転車を兵器にするという発想とかでてこないかな?
馬を利用して騎馬戦車ができたみたいな。
49山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/21(木) 20:55:33 0
いっその事、巨大化して外郭を強化した戦車に。
50世界@名無史さん:2005/04/21(木) 20:59:51 0
動力があれば北斗世界のモヒカンみたいな使い方できるんだろうけど
51世界@名無史さん:2005/04/21(木) 21:46:52 0
ゴムなし・チェーンなしの自転車で、道路以外のとこを走るのは厳しいでしょう。
戦術的な自由度が低すぎるので、戦場レベルでの価値は、馬にはとうてい及びません。
ただし、フス派の戦車の例もありますので、限定された戦場でなら活躍できる可能性はあります。

軍事利用の本命は、城塞関係、特に弩砲と弾薬(矢なども含む)の輸送と、兵站支援でしょう。
動員人数の半分を兵站に割かねばならない(珍しい話ではない)ところを、
45%で済めば、前線の兵力は1割増える計算になりますし、
最前線の補給部隊だけでも「機械化」すれば、戦地での現地調達(略奪)も減らせるかもしれません。
52世界@名無史さん:2005/04/21(木) 21:56:26 0
車輪の軸に刃をつけようぜ!
チュイーーーーーーーンって回転する奴!
53山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/21(木) 22:00:11 0
>52
馬に曳かせる戦車でありましたね、そういうのが。
54世界@名無史さん:2005/04/21(木) 22:22:49 0
誰か自転車のある文明の絵を描いてくれないかなぁ。
獲にするとイメージがわきやすいけど、オレ、絵心ないし
55世界@名無史さん:2005/04/21(木) 22:36:17 0
補給以外には軍事関係の利用法は思いつかんな…
ロードローラータイプの「二輪車」なら軍事利用も可能かもしれんけど…
56世界@名無史さん:2005/04/21(木) 22:38:03 0
>>51
三国志の蜀の補給機械思い出した。
あれは手押し車だったか。
57乳1号:2005/04/21(木) 22:57:36 0
古代に自転車が発明されていたら
ベンハーの戦車競争のシーンが自転車競争になる
58世界@名無史さん:2005/04/21(木) 23:03:27 0
南船北車という言葉が生まれる。

ただ、日本では普及しそうにないね。山がちだし石を扱う技術が低いし
「そんな金あったら運河掘れ!」
っていわれそう。船の方が輸送力が大きいし。
船舶を輸送に活用し難く土地が平坦な地域で普及しそう。
西ヨーロッパ、中国北部、イラン等がメインかな? 全部戦車があった地域だw
59世界@名無史さん:2005/04/21(木) 23:25:45 0
逆にいえば「適切な路面」の整備が重要。
戦時には、敵の進軍を防ぐため、地面に横に溝を掘るだけでよい。
60世界@名無史さん:2005/04/21(木) 23:32:00 0
>>59
充実した実力を持った国家・政府の存在が大前提になりそうだね。
煬帝が馬鹿みたいに運河を掘ったが、それと同じで対外戦争を推し進める独裁者が積極的に道路の建設を進めそう。
61山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/22(金) 00:40:25 0
逆に言えば、溝や障害物に対する弱さは、馬の比では無いと・・・。
こちらは、道路を造るよりも簡単です。
62山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/22(金) 00:44:56 0
ああ、しかし一時的には担いで行けますからね。
攻撃が沈黙すれば、取り除けなくても乗り越えて行ける。
63世界@名無史さん:2005/04/22(金) 01:37:49 0
少し昔の東南アジアの自転車タクシー(漕ぎ手一人に客が2〜3人)に似た形状の自転戦車。
車輪の漕ぎ手が一人、槍や戟を持った兵士が一人、弩を持った兵士が一人の3人編成が基本。
基本的な戦術は戦車と同じ。

馬に轢かせた戦車との比較。

デメリット
・地形的制約が戦車以上に大きい。
・馬に比べて短距離での加速に劣る。
・騎馬のような衝撃力があまりない。

メリット
・馬は本来短距離走型の動物で長距離移動は苦手。自転車の性能にもよるが、中距離以上の機動性では自転車に軍配。
・エサ代及びエサを輸送する手間がかからない。非常に経済的。

すばやく敵軍の側面や背後に部隊を展開させたり官渡の戦いのような補給戦への奇襲作戦では威力を発揮しそう。
三国志の曹操が好きそうな作戦が沢山たてられそう。逆に小河川が無数に走りインフラも駄目駄目な江南方面への遠征ではやっぱり苦戦しそうw
6463:2005/04/22(金) 01:48:03 0
自転戦車最大のメリットは中長距離移動において、条件次第で馬を上回る機動性を得られる点。

戦略的な運用方法としては

1、補給線等の戦略目標への強襲
2、(上記と関連するが)有事直後、部隊を前線への素早く展開

てな所か。ただ、前線への素早い移動は道路の整備が不可欠だし、狼煙のリレー等情報面でのインフラ整備も必須か。

戦術的には

1、敵部隊の側面、後方等への素早い部隊の展開
2、バリスタ等長射程の弩を運用し、遠距離からのアウトレンジ・一撃離脱戦術。接近されそうになったら逃げる。(馬を上回る中長距離の機動性が生きる)

てなとこかな?
65先代スレの1:2005/04/22(金) 21:26:12 0
煤i´・∀・)
なんで復活しとんのや!
66現役スレの1:2005/04/22(金) 21:40:04 0
>>65
久しぶりに来たら消えていて寂しかったので復活させてみますた。
67先代スレの1:2005/04/23(土) 03:17:06 0
>>66
あんな昔に立てたスレのことを覚えていてくれて嬉しいよ。
漏れもなんかネタ探してくる
68世界@名無史さん:2005/04/23(土) 09:28:21 0
>>64
1道路の整備が必要ならば作ればいいだけだ。
2ローマ以上に街道の発達した文明が生まれたかもしれない。
3街道が発達すれば交易が盛んになる。
4交易が盛んになれば硬貨の製造のために貴金属がより必要になる。
5貴金属をもとめ、より遠い地への貿易アンド遠征。
6その遠征を支えるために戦術や航海術がはやく発達したかもしれない。
7航海術→天文学→数学てな感じで、数学の発達。ゼロが発見できるかが鍵だろうな。
8物理学の発展があればより高性能な自転車が作れるだろうね。

自転車が直接関係するのは1と3くらいだな。あとは風が吹けばなんたらみたいなはなしだ。
自転車が輸送に利用できるのは容易に予想できるんだけど、生産にどの程度利用できるかが疑問。
小回り以外で馬車・牛車に勝てるのかもわからない。
69世界@名無史さん:2005/04/23(土) 20:52:11 0
時に紀元前4世紀、所はユーフラテス河の畔、バビロン。
西方より遠征してきたアレクサンドロス大王はこの地で奇妙な車と出会う。
軽快に走り回るそれは、人力のみで軽快に走り回り、馬をも上回る距離を一日で走破するのだった。
辛くも勝利したものの苦戦続きだったアレクサンドロスの軍。
驚くべき速さで展開してきたペルシャ軍の秘密はここにあったのかと彼は思い知った。
平地の多いペルシャに適したその乗り物は、山がちで海運が発達したギリシャに住む人々には到底発想できない物だったのである。
インド、更にはアラビア半島をも征服せんともくろむ若き征服者は、この機械の更なる活用を考え始める……

とかね
70朱由檢:2005/04/23(土) 21:08:23 0
高価な車輪を2つも使って一人しか運べない道具を作るより、
2つ使って馬車で大量輸送した方が効率いいかも
71山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/23(土) 21:16:33 0
全員分用意するのは骨でしょうが、全員が一日に20km余りしか進めなか
った前近代に、距離を延ばす事が出来れば、それだけで脅威ですね。
>馬をも上回る距離を一日で走破するのだった。
見た目が怖いとかいう冗談はさておき、備える暇もない。
72世界@名無史さん:2005/04/23(土) 21:39:06 0
> 平地の多いペルシャに適したその乗り物は
どこらへんね。
7369:2005/04/23(土) 22:05:51 0
>>72
すまん、今のイランあたりじゃなくてイラク近辺だ。
あのあたりって殆ど山がないんだったよね。
イラク戦争の映像でも山らしきものは一つも映ってなかった
74世界@名無史さん:2005/04/23(土) 22:13:22 0
むしろアケメネスペルシアの王の道と関連させたほうがよかったかも。
7569:2005/04/23(土) 22:17:05 0
>>74
そのイメージ。王の道が全部舗装されてて伝令が一日に200〜300キロばかり走る。
ただそれ位走ると体力よりもケツが辛いらしい。
ゴムタイヤも何もない、下もアスファルトでない状態でやると……(ガクブル)
76朱由檢:2005/04/23(土) 22:23:04 0
ということは、一番最初に座布団みたいなサドルが開発されるはずだね
77世界@名無史さん:2005/04/23(土) 22:31:50 0
サドルじゃショック吸収としては意味ないですね。
どれだけ厚い座布団しいてもだめでしょう。

効果あるのは、20C後半の自転車で装備されたサスペンションか、
それ以前に既発明のペダルを踏まえてペダルの上に立って膝でショックを吸収するか、ですね。
後者は乗馬における鐙の発明に相当するわけですが。
78世界@名無史さん:2005/04/23(土) 22:36:58 0
くそー、ググッても馬の一日の移動距離って出てこない!
モンゴル軍の行軍速度なら出てくるが、これは物資も輸送する”行軍速度”だもんなぁ。
今話題になってる使者や伝令の速度としては参考にならない。
人間の徒歩の移動距離より若干長いだけってのは聞いたことあるが。
79世界@名無史さん:2005/04/23(土) 22:37:42 0
それよりゴムタイヤだろ?
80世界@名無史さん:2005/04/23(土) 22:44:38 0
>>79

ゴムタイヤの発明にはいろいろ技術的なブレークスルーが必要かと。
#他にも、天然ゴムの利用を考えたら熱帯域が有利とか、訳わかんなくなる

現在の自転車のペダル(車輪に力積を与えて駆動力を得る)とは違い、
車体の一部に軸をうち、そこに足を乗せる程度の「ペダル」なら
(駆動力は得られなくても、少なくとも下り坂では)
人の足、馬などにくらべて大きな利点が得られるのでは。

上り坂で自転車>人の足、になるには変速装置の発明が必要でしょうねぇ。
81山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/23(土) 22:50:29 0
>78
普通、長距離の伝達なら替え馬を利用していますからね(人も替えたり)。
駅の伝達速度でいうなら、13世紀で京〜鎌倉間が4〜5日でしたが。
82世界@名無史さん:2005/04/23(土) 22:51:01 0
天然ゴムは自然の状態ではすぐベタベタになるし非常に脆い。
ゴムタイヤは近代化学の産物だね。
そもそもゴムの原産地は新大陸で、マヤで球技に使われてた位しか古代じゃ用途なかったし。
83世界@名無史さん:2005/04/23(土) 23:01:05 0
>>81
インフラが違うし日本の馬は貧弱だしで単純比較はできないけど
東京〜大阪間が2〜3日、極端な話一日で走破する人もいるらしい。
ツールドフランスは3週間で3,395 km。一日平均160キロちょいか。
84朱由檢:2005/04/23(土) 23:49:08 0
赤穂浪士の早駕籠で東京〜兵庫間が4〜5日だから
徒歩より2〜3日の時間短縮かな。
さすがにインフラ状況が当時よりかなりいいから、
単純比較はできないけれど。
85世界@名無史さん:2005/04/23(土) 23:52:53 0
人力って結構馬鹿にできないんだよね。特に江戸時代の人たちw
明治維新期に日本に来たとある外人が、馬車と人力車の移動速度がほぼ同じで仰天したらしいけど。
86世界@名無史さん:2005/04/24(日) 00:10:16 0
山がち、舗装道路作る技術無し、海運が発達してて陸上輸送システム必要なし

と、日本とはとことん相性が悪いなぁ。
仮に自転車が発明されても馬車と同じで、明治維新になってやっと普及する事になりそう。
逆に相性が一番いいのはメソポタミア近辺か。
けど考えてみると、中東って殆ど自転車走ってる映像みないなぁ。アジアとのあの差はなんだ?
87世界@名無史さん:2005/04/24(日) 00:16:10 0
http://www.tabisora.com/travel/008.html

↑どーせならこーいう使い方だな
88ぢゅらさん:2005/04/24(日) 00:19:47 0
>>86
>けど考えてみると、中東って殆ど自転車走ってる映像みないなぁ。アジアとのあの差はなんだ?

単に暑いからだと思われ。
確かイラクのバスラあたりでは、日中は摂氏50度ぐらいまで上がる。
中東における自転車の最大の敵は恐らく猛暑。
89朱由檢:2005/04/24(日) 00:33:17 0
日本でも夏場は金属部分が焼けて乗れないときあるもんね。
東南アジア製の藤でできた自転車を飾ってる店が昔あった
90世界@名無史さん:2005/04/24(日) 00:53:42 0
東南アジアに輪タク・人力車など人力系交通機関が多い理由のひとつに、
暑さゆえに「運賃を払って他人に漕いでもらうことで体力を節約する」ため
というのもあるとも言われます。
古代・中世だったら貴人が奴隷に漕がせたのかも・・・
91世界@名無史さん:2005/04/24(日) 00:58:16 0
木製チャリ:
http://www.homestead.com/bikerodnkustom/woodeye.html

これが赤と金の昇り龍の彫り物で飾られていたり、
クルアーンの章句をあしらった彫金細工で覆われた絢爛なチャリだったら・・・
と想像すると面白そうですな。
92世界@名無史さん:2005/04/24(日) 01:00:37 0
>>90
「この木は身分の高い人の乗る人力車の傘にそっくりだ。オレは将来、こういう人力車に乗ってみせる!」
と豪語する劉備少年がいるわけでつねw
93山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/24(日) 01:01:12 0
>>86
一応、大阪の中井竹山という人が馬車採用を提案した事もありましたが、時の
老中松平定信は、以下の理由で却下しています。
・それまで働いていた駕篭かきその他が失業する
・道路や橋の舗装費用の捻出が困難
・馬車の暴走や、治安維持(雲助系の業者による狼藉)の懸念
手堅いといえば手堅いですが、つまらないといえばつまらない。
94世界@名無史さん:2005/04/24(日) 01:17:15 0
http://www.st.rim.or.jp/~iwat/zenshi-3/zenshi-3.html

↑明治日本人、悪戦苦闘しておりますなぁ
95ぢゅらさん:2005/04/24(日) 02:00:39 0
>>93
松平定信では相手が悪かった、という気もしますね。
96世界@名無史さん:2005/04/24(日) 07:57:13 0
元老院の連中はこぞってレコード。
だったらカエサルはヂュラエース使いそう。
ポンペイウスはシュバーブ。
キケロはサンプレ。
97山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/24(日) 08:04:37 0
自転車の真価を発揮するためには、自転車が馬に取って代わる必要があると
思いますが、近世ないしは中世以前は騎乗資格自体が一種の地位表示でした
から、騎士→馬、歩兵→車兵となり、結局馬に合わせる事になるかも。
合理的であれば、採用されるとは言い切れないのがつらいところです。
採用しそうな文明も探しませんと。
9851:2005/04/24(日) 09:07:36 0
指揮官だけ馬、下っ端は自転車という形でステータスを保つこともできるのでは。
騎兵の不整地性能は圧倒的に自転車に勝るし、スタミナ的な優位もそれほど関係ないかと。
どうせ貴族は荷物を従者に押し付けて、下っ端兵士は個人装具一式を背負うか引っ張るかするわけで

スパルタなんか、従者が三輪車で荷物を運び、同盟国軍が自転車で行軍してる間、
正規兵が同じスピードで“走って”そうなイメージがあるのだがw
99山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/24(日) 09:31:22 0
馬は短距離向きですから。どうせなら、下馬戦闘流行以後の様に甲冑を軽量
化して、全員自転車で一日に大移動して欲しいものです。
>荷物を従者に押し付けて
とはいえ、運ぶものもある以上、ツールドフランスは無理ですが。
しかし、仮に騎兵と並走したとしても、旧来の「歩兵」が消滅すれば、移動距
離は飛躍的に向上するでしょうね。
100世界@名無史さん:2005/04/24(日) 09:35:58 0
>96ワラタ
フレーム編もキボンヌ
101世界@名無史さん:2005/04/24(日) 12:54:20 0
>>95
田沼だったらどうだったかな。あいつはもうちょっと頭柔らかかったよね
102世界@名無史さん:2005/04/24(日) 14:50:20 0
大盾付きの自転車を弓兵に与えるのはどうか。
あるいは、野戦で大盾自転車をならべて即席の防御壁にするとか。
103世界@名無史さん:2005/04/24(日) 16:14:28 0
孫子曰く、
「将を射んとすればまずタイヤを射よ」
104世界@名無史さん:2005/04/24(日) 23:05:23 0
話は全然変わるけど、東アジアの国では韓国だけなぜか自転車が普及してないんだよね。
105山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/24(日) 23:09:02 0
>韓国
肉体労働をしている姿を見せるのを嫌うともいいますが、どんなものか。
106朱由檢:2005/04/24(日) 23:10:05 0
>>104
寒いから普及しないんじゃない?
アムノクガンが凍るくらい寒いんだからさ。
107世界@名無史さん:2005/04/24(日) 23:12:12 0
アジアでおなじみの人力系交通機関も朝鮮半島ではほとんど見られないね。
猫車は輿のように貴人専用であって庶民とは無縁だったしね。
108世界@名無史さん:2005/04/24(日) 23:15:00 0
ちなみにベトナムでスクーターが多いのは、
「自転車を漕げば暑いが、スクーターは動かずに風を切って涼しい」という理由もあるそうな。

ちなみにうだる夜には、行く当てもなくロータリーを延々グルグルと
走り続けて「涼む」市民であふれるとか。
109乳1号:2005/04/24(日) 23:17:44 0
タイあたりは外歩くのも極端に嫌がりますね
ショッピングセンターが2つ大通り挟んでいても、その行き来すらめんどくさいのであまりなされないようです
110世界@名無史さん:2005/04/25(月) 01:22:34 0
ゴムって必要なの? 内側から空気を詰めた腸、丈夫な布、皮、とかで
代用できないかな。耐久性は大幅に劣ると思うけど。
111世界@名無史さん:2005/04/25(月) 02:05:01 0
でも、古代でこれだけの道具を作るなら
たとえ木製でも、結局庶民には手が届かない気がする
112ぢゅらさん:2005/04/25(月) 03:49:11 0
>>104
韓国で自転車というと業務用かスポーツサイクルのどちらかで、
ママチャリはめったに見ないのが特徴かと。
韓国は全体的に地形の起伏が激しいのと、道路が極めて車優先なこと、
特にソウルでは地下道を通らないと横断できない道が多いことなどから、
アジアの国では例外的に自転車が普及していません。
113世界@名無史さん:2005/04/25(月) 05:46:10 0
>>109
サイアムスクエアとサイアムディスカバリーセンターですね!!
114世界@名無史さん:2005/04/25(月) 07:11:38 0
>>100
グランヴェロ、ユーラシア=グラックス兄弟
ニシキ=マリウス
ゼファー=スッラ

これでは単なる羅列っすね。フレームはよく解らんです。
115世界@名無史さん:2005/04/25(月) 16:15:39 0
>>111
はじめはそうかもしれない。
だが人間は必要ならばたいてい解決手段を考えるものだ。
116乳1号:2005/04/25(月) 18:51:41 O
>>113
いやWTCとゲイソンプラザ(たぶん今はつぶれてる)を想像してた
サイアムスクエアはそもそも屋外だしね
シーコンスクエアとセーリーセンターも近かったっけな

ところでアジアでは自転車が普及してるような話になってますが、いわゆる自転車は東南アジアではほとんど見ないような。
ベトナムは多少見たっけな。
117世界@名無史さん:2005/04/25(月) 19:32:06 0
スポークの細さってどうなんだろう。
118世界@名無史さん:2005/04/25(月) 20:10:37 0
>>111
オレは大八車にペダルをつけただけのよーなものをイメージして話してるから、
あまりコストがかかるとは思わないんだけど。
119乳1号:2005/04/25(月) 23:36:00 0
ペダルなくてもまたがって足で地面蹴る感じをイメージ
120ぢゅらさん:2005/04/26(火) 02:01:30 0
自転車の機動性に目をつけた前漢の武帝は
自転車の大増産を命じると、自転車部隊を組織した
そして前129年。
武帝は衛青を車騎将軍に任命して、三十万の自転車部隊をモンゴル高原に送り込み、
長駆して匈奴の本拠地を叩き、単于を降伏させた。
単于は漢の武帝に「天可汗」の称号を贈り、以降毎年朝貢するようになった。
こうして武帝は漢帝国の長年の宿願だった匈奴問題を解決し、
さらには中央アジア全域が漢の支配下に入ったのである。
121世界@名無史さん:2005/04/26(火) 02:42:59 0
てかベアリングなのか油で軸受けを保護する車輪なのかで意味が変わる。

ベアリングだったらいきなり工学のレベルだんちに応用が広がる。
122世界@名無史さん:2005/04/26(火) 02:45:05 0
武田騎馬軍団が武田自転車軍団になっていただろう
123世界@名無史さん:2005/04/26(火) 03:00:01 0
自転車を発明できたからには、
ガレー船が脚漕ぎ外輪船に進化していたかも知れん。(スワンボートが巨大化したような)
124世界@名無史さん:2005/04/26(火) 05:08:28 0
>>123
タイミング合わせるのが大変そうだ・・・
125世界@名無史さん:2005/04/26(火) 13:29:44 0
一の谷で自転車が使われる
126世界@名無史さん:2005/04/26(火) 20:29:41 0
>>123
オールって全身で漕ぐんだよ。手だけでは漕いでない。
「ボクシングって地面を蹴る格闘技なんだ」AA略
127世界@名無史さん:2005/04/26(火) 20:37:27 0
>>121
ベアリングはゴムタイヤやチェーンと同じで、存在しないものとして考えるべきだろうな。
ゴムタイヤ・チェーンの不在から生じる問題点と解決策は大分議論されているが
さて、ベアリングは殆ど話題に上らんなぁ。
128世界@名無史さん:2005/04/27(水) 03:10:17 0
>>122 車懸かりの陣ですね
129世界@名無史さん:2005/04/29(金) 03:33:12 0
ナットとボルトは中世の治金でも出切るだろう。

ワッシャー&割りピンで止めて前輪直結でこぐ自転車かな。これならブレーキいらないし。

でも走破性が格段に落ちるだろうな。 おっいいこと思いついた。二輪ではなく三輪ならどうだろう?
簡単に言ったら縦に三個並ぶ形で、前輪で方向蛇、中輪で動力伝達&ブレーキ、
後輪はホイールベースの確保で走破性を高める&積載スペース確保。
でも後輪にせめてトーションビームの単純なサスペンションだけでも欲しいな。金属部分と木のしなり利用するって手もあるか。

問題は重量増だな。鎧は無しで、機動力と逃走スピードに特化した弓矢部隊になりそうな。
130世界@名無史さん:2005/04/29(金) 04:05:24 0
ペダルを回転式にせずに、ローラースルーゴーゴーのように
往復式にすれば、機構によっては紐でチェーンを代替できるかも。
131世界@名無史さん:2005/04/29(金) 17:28:01 0
鉄道ですが、手漕ぎトロッコも同じ原理でしょうか?
二人向かい合わせでシーソー状のレバーをエホエホ上下させる機構のですが。
132世界@名無史さん:2005/04/30(土) 16:08:16 0
レールで思ったが、どうせ石畳の道路を作るしかないのなら木製の線路でも作った方がよくないか?
その軌道上を手こぎでも足こぎでもいいが、トロッコを走らせるとか。
レールの発明は16世紀ごろのドイツで、日本はまだ戦国時代だから技術的難易度は非常に低い。
ゴムタイヤもいらないし、走行効率は通常の道路より遥かに高い。こっちの方が現実的だと思うけどなぁ。
133世界@名無史さん:2005/04/30(土) 16:11:53 0
古代ギリシャオリンピックに

ツール・ド・グリークが加え

られていたに違いない。

(少なくともマラトンの説話は自転車に変わり、マラソンが逆に
なくなるかも・・・・)
134世界@名無史さん:2005/04/30(土) 17:36:02 0
>>133
自転車で40キロちょっと走ってもよほど運動不足な奴じゃない限り死なん。
女子供でも少しがんばれば十分走破できる距離だ。
よってマラトンの説話は生まれない……
135世界@名無史さん:2005/05/01(日) 03:15:58 0
ジャムチの宿駅に修理工が常駐し、チューブとチェーンの予備が常備される、とかw

史実のジャムチでも一日に百`の速度だったから、自転車だったらどうなったろう。

人々は伝令の健脚を称えて「汗血漢」と呼んだ・・・
136世界@名無史さん:2005/05/01(日) 12:59:04 0
>>135
ツールドフランスの走行距離が一日平均160キロちゅっと。
200キロ以上走る日もある。駅で乗り手を交代させればもっと行けるだろうな。

7/3 プロローグ リエージュ〜リエージュ 6.1km 個人タイムトライアル
7/4 第1ステージ リエージュ〜シャルルロワ 202.5km
7/5 第2ステージ シャルルロワ〜ナミュール 197km
7/6 第3ステージ ワーテルロー〜ワスクアル 210km
7/7 第4ステージ カンブレ〜アラス 64.5km チームタイムトライアル
7/8 第5ステージ アミアン〜シャルトル 200.5km
7/9 第6ステージ ボンヌヴァル〜アンジェ 196km
7/10 第7ステージ シャトーブリアン〜サン・ブリユー 204.5km
7/11 第8ステージ ランバル〜カンペール 168km
7/12 休養日
7/13 第9ステージ サン・レオナール・ド・ノブラ〜ゲレ 160.5km
7/14 第10ステージ リモージュ〜サン・フルール 237km 山岳ステージ
7/15 第11ステージ サン・フルール〜フィジャック 164km
7/16 第12ステージ カステルサラザン〜ラ・モンジ 197.5km 山岳ステージ
7/17 第13ステージ ラヌムザン〜プラトー・ド・ベイユ 205.5km 山岳ステージ,頂上ゴール
7/18 第14ステージ カルカソンヌ〜ニーム 192.5km
7/19 休養日
7/20 第15ステージ ヴァルレアス〜ヴィラール・ド・ランス 180.5km 山岳ステージ,頂上ゴール
7/21 第16ステージ ブール・ドワザン〜ラルプ・デュエズ 15.5km 山岳個人タイムトライアル
7/22 第17ステージ ブール・ドワザン〜ル・グラン・ボルナン 204.5km 山岳ステージ
7/23 第18ステージ アヌマス〜ロン・ル・ソニエ 166.5km 山岳ステージ
7/24 第19ステージ ブザンソン〜ブザンソン 55km 個人タイムトライアル
7/25 第20ステージ モントロー・フォール・ヨンヌ〜パリ・シャンゼリゼ 163km
137世界@名無史さん:2005/05/04(水) 12:52:45 0

彦根藩士が発明した「陸舟奔車」、世界最古のペダル駆動自転車か?
http://nagasaki.cool.ne.jp/kiemon/sanrinsya.html
三輪ではあるが、上り坂でも走行できたそうな。
138世界@名無史さん:2005/05/04(水) 19:19:01 0
>>134
葡萄酒がなかったもんで水飲んで腹壊してたとか。
うんこ垂れ流しではしったそうだよ。
下痢で体力消耗したらさすがのアテネ市民もぶっ倒れるだろう

と学校の先生が言っていた。
139ぢゅらさん:2005/05/04(水) 23:15:45 0
>>138
必死で戦った後、休息もとらずに祖国へとひた走る。
体力はすでに限界だったが、気力で走り続けた。
出迎える同胞に向かい、最後の気力を振り絞って叫んだ。
「あ……アテネの勝利だ!」
そして兵士は事切れた。



……という燃え燃えのイメージが台無しだ!
140 :2005/05/04(水) 23:38:40 0
マラソンと言うスポーツがこの世に生まれなかった
141世界@名無史さん:2005/05/05(木) 16:15:01 0
いやマラソンはできるでしょ。名前が変わるだけ。
だってカーレースも競輪も競馬も競艇も陸上も普通に共存してるじゃん。
142世界@名無史さん:2005/05/05(木) 18:59:39 0
ベン・ハーのバトル競輪とか
閲兵式でのMTBアクション演舞とか
姫と二人乗りする銀輪の王子様とか
説法の旅に回るイエスと十二使徒のチャリンコ一行とか
包囲された城外から数万のベルを鳴らして威嚇するオスマン軍のウイーン包囲とか

尽きることがないわなもうw
143世界@名無史さん:2005/05/16(月) 03:53:56 0
>>142
数万のベル

なんかエリコの戦いで城壁崩れる作戦にも使えそうだなww
144世界@名無史さん:2005/05/16(月) 12:44:30 O
スカート系の服は廃れるんじゃないでしょうか。
チュニカや着物では…
ズボンやパンツがないと格好がつかないと思います。
145世界@名無史さん:2005/05/16(月) 22:10:14 0
膝下丈で問題なく足が広がる程度のスカートなら楽に乗れるよ。
制服のプリーツスカートはあまり苦労しなかった。
146世界@名無史さん:2005/05/16(月) 23:19:37 0
武霊王「胡服騎車」

匈奴兵から奪った自転車の機動性に着目した武霊王は、家臣の前で
よろけつつも自らこいでみせて有用性を説いた。
危ないからと反対する家臣を説き伏せ自転車教練を進める武霊王であった・・・
147世界@名無史さん:2005/05/17(火) 00:29:06 O
足を前方に突き出す形の前輪駆動の自転車が主流のようですし、
それにスピードがのればのる程、スカート系ですと風でまくり上がらないでしょうか?
148世界@名無史さん:2005/05/17(火) 00:34:44 O
自転車民族征服説
自転車の埴輪の発見などにより…
149世界@名無史さん:2005/06/08(水) 23:40:05 0
タイヤの原料であるゴムを獲得するため
ヨーロッパ諸国は先を争ってゴムノキの原産地を目指す探検隊を派遣し、
いわゆる「大航海時代」に突入する。
150世界@名無史さん:2005/06/08(水) 23:45:12 0
そして大航海時代を支えたのは
風に頼らず、安定した航期を出せる
ペダル式足漕ぎ船・・・・・・・・
151世界@名無史さん:2005/06/11(土) 01:31:52 0
>>150
あからさまに必要人員が多そうだな、おいw 長距離航海には不向きでしょ。
ガレーよりは乾舷が高くなりそうだから、その分は外洋に出やすいかな?
それはともかく、
宋代だか明代だかの中国で人力の外輪船が使われたって話を聞いたことあるけど、
やっぱペダル式だったのかなー
152世界@名無史さん:2005/06/11(土) 01:55:37 0
ハムスターの運動器具方式ではなかろうか。
153世界@名無史さん:2005/06/12(日) 21:11:13 0
トレッドミルね。
投石器の動力に使われてたね。
「キングダム・オブ・ヘブン」でもちょっと登場。

>>151
河川や湖沼では足漕ぎ式外輪船が活躍したとのこと。
中国では「河賊」や「湖賊」の追撃に効果を発揮したそうな。
波が高くなければ急旋回や停止+発進が自在だしね。速度も相当出せて、
当時の賊はからは、漕ぎ手が見えず帆もないのに高速で追ってくる「得体の知れない船」を
恐れていたとのこと。
154世界@名無史さん:2005/06/20(月) 20:22:27 0
>>110
『サバイバル』って漫画でパンクした自転車のタイヤに植物の蔓?を詰めて
走ってたなぁ。
155世界@名無史さん:2005/07/05(火) 00:15:38 0
回転ペダルでなく、上下式のペダルで走る形式が生まれてたかもね。
そういやキックボードにあったね。
足踏みミシンや人力トロッコと同じ原理のね。
156世界@名無史さん:2005/07/17(日) 16:38:01 0
自転車軍作るコストってドレくらいかかりそうですか?
157世界@名無史さん:2005/07/17(日) 18:37:39 0
>>156
引き取り手のない放置自転車は無料で(抽選を経る地域もあるけど)譲ってくれたりするよ。
チャリのメンテと漕ぎ手の確保が難題かあ。
158世界@名無史さん:2005/07/18(月) 01:25:33 0
>157さま
いえ
古代(アケメネス朝〜ローマ)もしくは暗黒中世〜都市再生(カタラヌウム〜十字軍まで)のあたりで発明されていたとして、であります
159世界@名無史さん:2005/07/22(金) 02:40:21 0
中世までだと、材料は鉄・青銅・木・革、といったあたりかな。
160世界@名無史さん:2005/07/23(土) 11:53:06 0
東アジアだと籐や竹も有用かも。
161世界@名無史さん:2005/07/23(土) 17:42:49 0
緩行車道のない自転車は交通の癌
欧米に比べて低い大衆訓練
事故率と警戒心の関係
交通整理に新システムが欲しい
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentViewM.jsp?METAID=00105220&TYPE=HTML_FILE&POS=1&TOP_METAID=00105220
162世界@名無史さん:2005/07/23(土) 23:00:48 0
日本の道は、高度経済成長期以前はただの土道だぞ。雨が降れば川になり
ぬかるむ。牛馬のひづめの跡はまた水溜りになるいう悪路だ。
自動車が普及しなかったのもそのせい。都市も馬一頭通る程の幅しかなか
った。自転車では隣町さえいけなかっただろうね。
163世界@名無史さん:2005/07/24(日) 00:04:58 0
最近自転車ひき逃げのニュースよく見るね
164世界@名無史さん:2005/07/24(日) 02:25:32 0
>>162
キャリングバックを取り付けて、もっぱら手押し式で荷物を運ぶことに徹してもよいかも。
荷車より軽いし、平坦な道がまったくないわけでもないので
行程のうちいくらかは乗って進むこともできるだろう。
アジア方面のゲリラ戦ではそうやって山岳地帯で弾薬を輸送した実例もあるそうだ。
165世界@名無史さん:2005/07/24(日) 02:46:55 0
>>162
逆にモノがすでに出来ていたら、
それを活用するために主要な道路ぐらいは整備したかも知れないよ。
166世界@名無史さん:2005/07/24(日) 07:36:21 0
>>162
不思議な事に平安時代までは牛車が使われてたのに
それ以降は使われる事が無くなった。
西洋も、ローマ崩壊移行は戦車が消滅。

"車"が使われるには、道路を整備できるだけの
中央政権が必要だったんだろうな。

そうなると古代に、自転車が発明された場合
戦車と同じで、中央政権消滅後には消えるのか
それとも、封建時代そのものが、消滅するのか
どっちだろう?
167世界@名無史さん:2005/07/24(日) 11:11:26 0
巡礼路の補修のために寺社や教会が募った寄進で
道路を整備する、ってのはないだろうか?

巡礼者が増えて沿道も寺院も潤う、となw
168世界@名無史さん:2005/07/24(日) 11:44:48 0
>162は釣りだろ
大八車やリヤカーの通れるくらいの道は、山間部を除けばどこでもあったさ
169世界@名無史さん:2005/07/25(月) 23:02:14 0
>>166
まず、戦車が戦術的に意味のあるほど使われた例はヨーロッパではない。

よく勘違いされる事だが、戦車が使われなくなったのは、道路の整備
不足ではなく、より有効な兵科・騎乗弓兵の登場による。

戦車兵はその機動力をいかして、距離をおきながら歩兵隊を弓矢で射殺すことができた。
戦車の制作には、高い技術力が必要だったため、戦車兵は経済力と技術力がある
農耕民のものだった。
その後、登場した騎乗弓兵は遊牧民族が多用し、機動力と持久力で劣る戦車兵では
太刀打ちできなかった。
その圧力に対抗するために考えられたのが、矢をはじく甲冑をつけ、甲冑と人間を支えられ
る新品種の大型馬にまたがった重騎兵だったわけだ。

イランやビザンツ帝国で採用されたこの戦術はしだいにヨーロッパにも浸透していき、
封建制の下地をつくっていったというわけだな。
170世界@名無史さん:2005/07/26(火) 00:54:54 0
果たして、自転車部隊は遊牧民族の騎兵に対抗できるだろうか?
それが問題だ。
171世界@名無史さん:2005/07/26(火) 01:01:18 0
>170
チャリの性能しだい
銀輪部隊ぐらい活躍するかもしれんし
172世界@名無史さん:2005/07/26(火) 01:10:40 0
>>170
戦場では下車して戦うのが基本でそ。
時代が進めばリヤカーつけて大量の武器を運ぶ、超重武装の下車自転車兵に。
さらに時代が進むと、フス戦争の戦車のように、リヤカーを改造した戦車を作って…
173世界@名無史さん:2005/07/26(火) 02:06:53 0
馬上槍試合ならぬ車上槍試合が開催されるわけか。
174よろずこ:2005/07/26(火) 21:00:25 0
>>166
始皇帝

九州の軌を一にし度量衡と文字を統一した。


乞うご批判。要問題提起。
175世界@名無史さん:2005/07/26(火) 21:16:56 0
「ルネサンスの工学者たち レオナルド・ダ・ヴィンチの方法試論」
ttp://www.ibunsha.co.jp/index.html
では、フス派やダ・ヴィンチの戦車がヨーロッパの軍事工学の中では伝統的なものだったことが
示されていて興味深い。

特にこの本で挙げられている中では最古の戦車(14世紀)が、
牛とそれに牽引される四輪荷車を籠状のフレームで覆い、そこから槍や大鎌を突き出したという
剣呑な代物なのが実に(*゚∀゚)=3 ムッハー

しかし戦車を「移動式シェルター」とするのはともかく、
現代の人物がことごとく「〜さん」付けなのは何とかならなかったのかこの翻訳。
176世界@名無史さん:2005/08/09(火) 00:47:53 0
チェーン駆動って最古のものはいつからだろう?
竜骨車も一応含めていいのかな?
177世界@名無史さん:2005/08/09(火) 23:14:43 0
>>174
始皇帝の時代に自転車があったら自転車部隊を創設して、
それ用に主要道路を舗装し、反乱に対して迅速な軍事行動をとれるようにする。
そして民間の自転車保有は禁止、ぐらいのことはやりそうですね。
178世界@名無史さん:2005/08/20(土) 13:13:57 0
>>177
兵馬俑からも「騎輪隊」が出土したら萌え萌えなんだがw
木製のステムが朽ちて、なぜか前かがみ中腰の兵俑を初めて発掘した考古学者が首をひねるとかw
179世界@名無史さん:2005/08/20(土) 19:30:46 0
>>179
それは こんな _| ̄|○ ポーズになるんじゃないかw
180よろずこ:2005/08/21(日) 06:55:47 0
181世界@名無史さん:2005/09/02(金) 03:47:55 0
近代以前の技術でギアチェンジ機構は無理な注文だろうか?
上り坂や重荷満載での走行が大丈夫か気になるんで。
182世界@名無史さん:2005/09/02(金) 09:46:28 0
.
183世界@名無史さん:2005/09/03(土) 06:09:54 0
>>181
ディレイラー変速機の発明にはローラーチェーンとスプロケットの発明が前提だし、
ハブ変速機にはプラネタリ−ギアの発明が前提なんで、まずは前提条件を満たす要因の発生から考えないと。
まあ、アンティキティラの天文計算機みたいな古代文明の産物もあるから、歯車機構が必ずしも不可能では
無いとは思う。材質強度や量産技術は別だけどねえ。

革ベルトに二段プーリーを力業で掛け替える変速機なんて面白いかも知れない。えらくパワーロスが発生するけど。

過荷重では押して歩くのが現実的選択だろうと思う。1世紀キエフ公国軍のビザンチン攻撃では、
船を陸揚げして車輪を付け、そのまま手押し輸送車として活用した故事があるとか。
184世界@名無史さん:2005/09/20(火) 19:58:36 0
あげ
185世界@名無史さん:2005/10/08(土) 14:29:54 0
方々、参るっ!              チリンチリーン
186世界@名無史さん:2005/10/21(金) 21:36:40 0
>>183
>ローラーチェーン

竜骨車の駆動部を金属で作ったら結構近いですかね。
187世界@名無史さん:2005/11/06(日) 10:24:24 0
ベルト駆動を最初に発明したのは中国人だと読んだ。
ニーダムの「文明の滴定」だったかな。
188世界@名無史さん:2005/11/06(日) 13:43:21 0
どこの国でも落城の後、3人乗り自転車で脱出する王家ご一行が見られるようになる
189世界@名無史さん:2005/11/06(日) 17:25:56 0
>>188
タイムボカン想像した
190世界@名無史さん:2005/11/07(月) 00:25:52 0
>189
脱出中に敵軍からのお仕置きくらうのかw
191世界@名無史さん:2005/11/15(火) 02:47:43 0
>>183
昔の水車にも水平方向の回転を木製の歯車で垂直方向に換えて石臼をまわす機構がありましたし、
ダビンチのメモにも記録が遺されている様なので同様の機構を取り入れたらできそうですね。
>>188-190
ワロタ
192世界@名無史さん:2005/11/19(土) 02:02:46 0
このスレは初めてだな。過去ログを読まずに言うと、自転車そのものの
製造技術の背景もそうだけど、それを活用できる平坦な道路網が必要
だから、基本的にローマ帝国を背景に想定するのが一番もっともらしい
んだが、そうするとフレームは木造かね。ちょと厳しいな。
193世界@名無史さん:2005/11/21(月) 12:27:42 0
水車機構が作れる文明なら自転車は十分可能だろうな
問題は馬社会の中で必要性があるかどうか
194世界@名無史さん:2005/11/26(土) 21:26:34 0
前スレではアルキメデスの発明ということになっていたな
195世界@名無史さん:2005/12/01(木) 22:51:50 0
>>183
火縄銃が日本に伝来した同時期に時計も伝来したらしいから金属製歯車等の精密機構の技術的土壌は
それより以前に欧州には既に存在していたと言えるのではないでしょうか?アンティキティラの天文計算機の技術は帝国の崩壊と共に
失われてしまったのでしょうか?それとも西方のイスラム圏に受け継がれていたのでしょうか?
ところで、チェーンの代わりに麻で編んだ縄梯子のようなベルトならスプロケットで駆動できそうですが
如何でしょうか?
196世界@名無史さん
有史以前に舞錐式発火具(よく漫画等で原始人が火を熾すときに使っている発火装置)
がありますが、文明的なつながりが無いはずの複数の場所で出土しています。上下方向の往復運動を
垂直軸の回転に変えるという機構は有史以前に既に創られていた事になります。
この機構をワンウェイクラッチのような機構で一方方向の回転に変換できれば駆動に
利用できるのではないでしょうか?
参考:ttp://www.info-niigata.or.jp/~ymiyata/rikigaku/a42hioko.htm