スペイン・ポルトガル史総合スレッド

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1世界@名無史さん
お前らイベリア史スレがないってどういうことよ。
ヴィシゴート、後ウマイヤ朝、アストゥリアス、レオン、タイファ諸国、ナバーラ、カスティリャ、
アラゴン、カトリック両王、ハプスブルク朝、継承戦争、ブルボン朝・・・ときて19世紀末ぐらい
までを範囲にして、語ろうや。
過去スレは>>2
2世界@名無史さん:2005/03/22(火) 03:11:41 0
過去スレ(もっとあったけどとりあえず)
【中世スペイン・ポルトガル】
ttp://wiki.fdiary.net/worldhistory/?%A1%DA%C3%E6%C0%A4%A5%B9%A5%DA%A5%A4%A5%F3%A1%A6%A5%DD%A5%EB%A5%C8%A5%AC%A5%EB%A1%DB
世界史上最低の国はスペイン
ttp://wiki.fdiary.net/worldhistory/?%C0%A4%B3%A6%BB%CB%BE%E5%BA%C7%C4%E3%A4%CE%B9%F1%A4%CF%A5%B9%A5%DA%A5%A4%A5%F3
スペイン=ハプスブルク家について
ttp://makimo.to/2ch/academy_whis/969/969985152.html
スペイン史を学びたい
ttp://makimo.to/2ch/mentai_whis/992/992081912.html
3世界@名無史さん:2005/03/22(火) 03:13:45 0
カスティリャばかり取り上げられるイベリア史だが、アラゴンの動きも
面白いぞ。
バルセロナ伯が南仏プロヴァンス伯を兼ねていたり、伯家がアラゴン
王家と合体してアラゴン連合王国になると、サルデーニャやシチリア、
ナポリにまで進出。バルセロナ商人はヴェネツィア・ジェノヴァ商人と
地中海貿易を争った。
王権と貴族・平民との協約主義を貫いたアラゴンの領内、特にバレンシア
には、レコンキスタ終了後も大勢のムスリムが残留して稲作などの
農業を盛んに行っていた。ユダヤ人の活躍も見逃せない。
4世界@名無史さん:2005/03/22(火) 03:14:42 0
イスラム勢力とキリスト教勢力との関係も、敵対的な側面と共生的な
側面が時代によって様々な配分で現れることがわかってきている。
従来言われていたような「イスラム側=寛容、キリスト教側=偏狭・
非妥協的」ってのも、いつもそうだったわけではない。
ムラービト朝やムワッヒド朝時代にはイスラム側もかなり非妥協的になり、
ユダヤ人がアンダルスからキリスト教圏に亡命したりしている。
かと思えば、武勲詩で有名なエル・シッドことロドリゴ・ディアス・デ・
ビバールがサラゴサのイスラム君主に傭兵隊長として仕えたり、
彼と仲の悪いカスティリャ王アルフォンソ6世は若い頃トレドのタイファ国家に
亡命していたりしている。
5世界@名無史さん:2005/03/22(火) 03:15:05 0
ポルトガル人の東洋における土着化の問題とか、スペイン継承戦争に
よる集権化とか、まあいろいろネタはあると思うので、英独仏伊や
ハンガリー、ポーランド、ギリシア、ルーマニアスレに負けずに
(いや別に負けてもいいけど)語っていきましょう。
6世界@名無史さん:2005/03/22(火) 03:15:44 0
7世界@名無史さん:2005/03/22(火) 03:35:14 0
村人朝
むわっ!酷!朝
8世界@名無史さん:2005/03/22(火) 07:30:02 0
カスティリアの残酷王ペドロ一世の生涯を語ってくれる方の降臨キボン
9世界@名無史さん:2005/03/22(火) 11:53:43 0
ttp://wing.zero.ad.jp/~zbk11988/spain.html
スペイン列王紀
ttp://nekotamago.exblog.jp/m2004-09-01/
まだまだ続くドン・ペドロ
10世界@名無史さん:2005/03/22(火) 12:01:03 0
ポルトガル語は本国の他にブラジル、アンゴラ、モザンビーク、サントメ・
プリンシペ、ギニアビサウ、カーボベルデで公用語となっている。
したがって全世界でボルトガル語話者の数は2億数千万人にのぼる。
11世界@名無史さん:2005/03/22(火) 12:55:46 0
>>8
「ターバンを巻かないモーロ人王」という渾名がある通り、イスラム文化の愛好者としても
有名だよね。
「残忍王」などの悪いイメージと、日本では青池保子のイケメンイメージが交錯していると
思うが、王権強化に奔走して失敗した、ちょっと早過ぎた人というのが本当のところじゃない
だろうか。
12世界@名無史さん:2005/03/22(火) 13:26:07 0
ttp://www.m-t-o.co.jp/supein-rekisi.html#nisigo-to

410年西ゴ-トの王アタウルフは、南フランス、北スペインを占領した。
415年西ロ-マ帝国の同盟軍として「バルセロナ」を占領、北部の
アラコネンシス州を平定した。
419年ガリアに首都を置く西ゴ-ト王国を建設した。
ガリアから、西ロ-マ帝国軍の同盟軍として半島に先住していた
ゲルマン3民族(スエブィ族をガリシア地方へ。アラン族をポルトガル
へ。ヴァンダル族を北アフリカへ)を放逐した。
507年『ヴィエの戦い』でフランク族に敗退した西ゴ-ト族は大挙して
ピレネ-山脈を越え、半島に移動し西ゴ-ト王国を再建した。
579年西ゴ-ト王国の首都を「トレド」に置いた。
13世界@名無史さん:2005/03/22(火) 14:53:58 0
西ゴート王アタウルフって、バルセロナの宮殿で暗殺されたのよねえ。
ちなみに彼の妻はローマ皇女ガラ・プラキディア。
14世界@名無史さん:2005/03/22(火) 19:33:57 0
マカオの住民にはポルトガル語を話せる人が多いの?
15世界@名無史さん:2005/03/23(水) 00:18:35 0
ポルトガルの血を引き、ポルトガル語を母語にしているマカニーズ(土生葡人)
は1万人程度。圧倒的多数の中国系はポルトガル語はあまり解さないらしい。
義務教育さえずっと整備されてなかったからしょうがないのかも。

こんなすれもあったり
香港・澳門(マカオ)の歴史
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1070361641/
16世界@名無史さん:2005/03/23(水) 00:43:26 0
>>12-13
西ゴートはローマ文化をよく保存したらしいな。
7世紀には、セビーリャの司教だった聖イシドルスが『ゴート人の歴史』
『語源考』など、トレド司教の聖イルデフォンススが『著名者列伝』 などを
記している。
『語源考』(Etymologiae sive origines)は全二十巻で、人文関係から医学、
農業、建築、教会関係の書籍など様々な内容を網羅した、百科全書のはしり
とでもいうべきもの。バチカンが目をつけて、イシドルスをネットの守護聖人に
しようという話が2000年ごろ持ち上がってた気がする(どうなったんだろう?)

イベリアの文化は西ゴートから連綿と続いてきた要素が強いという考え方と
アラブ・イスラムの要素の方が大きいという考え方が対立してきた。
でも、そもそもローマ文化、西ゴートの文化、後ウマイヤ朝・タイファ国家の
文化に一定の連続性はある。イスラム初期の建築様式にはバジリカ様式の
影響が見られるし、降伏したキリスト教諸侯とアミールorカリフの関係は
単なる庇護関係ではなく、封建制の風を残したものであるという指摘もある。
17世界@名無史さん:2005/03/23(水) 00:52:15 0
ローマ皇帝の中で、トラヤヌス帝・ハドリアヌス帝・テオドシウス帝は
ヒスパニアの出身だった。
ヒスパニアは、ローマの属州の中では、かなりローマ化されていた
ほうだったのかも。
18世界@名無史さん:2005/03/23(水) 06:47:25 0
>>8
末路はこんな感じ。

1369年モンティエルに野営中、
エンリケ・デ・トラスタマラとベルトラン・デュ・ゲクランの軍に急襲され敗北。
モンティエルの孤城に包囲されるが、和議交渉に出向いたところ逮捕され、
庶兄エンリケ自らの手により殺害。

なおこの時、身柄の安全を保障してペドロをおびき出したのは、
ベルトラン・デュ・ゲクランその人だった。(←こいつも相当えげつない香具師)
19世界@名無史さん:2005/03/23(水) 11:24:19 0
佐藤賢一の『双頭の鷲(下)』(新潮文庫)に、
ペドロ1世やエンリケもちょこっと出てくる。
20世界@名無史さん:2005/03/23(水) 12:21:01 0
>>18
そんな悲惨な……アルカサルの続きもそうなるのか…orz
21世界@名無史さん:2005/03/23(水) 15:48:10 0
>>10
大本営そのまま信じるなよ。
22世界@名無史さん:2005/03/23(水) 16:02:42 0
アタウルフが暗殺された後、西ゴート王の位はシンゲリックという、アタウルフ
とはまったく血縁関係のない男に奪われた。
彼はアタウルフの6人の子供たちを殺害。
しかしシンゲリックは簒奪の7日目に暗殺される。
その後ワリアという人物が西ゴートの王位に就いた。
ワリアはバエティカ属州に住み着いたシリンギ族を滅ぼし、アラン族の王も
戦死させる。
アドルフスの妻ガラ・プラキディアはホノリウス帝のもとに送り返された。
23世界@名無史さん:2005/03/23(水) 16:44:48 0
世界で一番多くの国で使われてる言語はスペイン語〜!
次がポルトガル語〜!



使われてる「人口」だけで言えば中国語〜・・・
24世界@名無史さん:2005/03/23(水) 20:23:58 0
ワリアの死後、西ゴートの王位は大アラリックの息子テオドリック1世に移った。
アッティラ率いるフン族がガリアに侵入してくると、ローマと西ゴートは同盟を
結び、テオドリックは結局シャロンの戦いで戦死。跡を継いだのは彼の息子の
テオドリック2世。
25世界@名無史さん:2005/03/23(水) 20:27:39 0
×跡を継いだのは彼の息子のテオドリック2世。
○跡を継いだのは彼の息子のトリスムンド、その次がトリスムンドの
 弟のテオドリック2世。
26世界@名無史さん:2005/03/23(水) 20:36:09 0
>>20
ドン・ヘドロの孫娘とエンリケの孫が結婚してカスティリア王ファン二世
が生まれるが、ファン二世はイザベラ女王の父親。
ドン・ペドロは非業の最期を遂げても子孫はスペイン王座を占める。
それにしてもロペスやロドリゲス、オスナ伯爵、エル・レビはどうなったんだろう。
27世界@名無史さん:2005/03/23(水) 20:42:50 0
>>26
マルティン・ロペスはペドロ1世の死後も生き残って、娘たちが
イングランドに嫁ぐときの世話をしたりしている。
エル・レビは金持ちになりすぎてペドロ1世に猜疑心を持たれて
殺される。
28世界@名無史さん:2005/03/23(水) 20:46:37 0
ttp://homepage2.nifty.com/~castanha/legend10.htm
ペドロとイネスの悲劇

29世界@名無史さん:2005/03/23(水) 20:56:25 0
466年、エウリックは兄であるテオドリック2世を殺して王位に就いた。
彼は過激なアリウス派で、カトリックに対して迫害を加えた。
30世界@名無史さん:2005/03/23(水) 21:40:48 0
ttp://www.dj.st44.arena.ne.jp/xwin2/mainhtml/others/xwin2_german.html
● 西ゴート王国(Kingdom of the VISIGOTHS)
Kingdom of the VISIGOTHS
Alaric I 395 - 410
Atawulf 410 - 415
Sigeric 415
Wallia 415 - 419
Theodoric I 419 - 451
Theodoric II 453 - 466
Frideric 463
Euric 466 - 484
Alaric II 485 - 507
Amalaric 507 - 531
Thendis 531 - 548
Theudegisel 548 - 549
Agila 549 - 554
Athanagild 554 - 568
Luiva 568 - 573
Leovigild 573 - 586
Hermenglid 585
31世界@名無史さん:2005/03/23(水) 21:41:12 0
Recared 586 - 601
Luiva II 601 - 603
Witeric 603 - 610
Guntimar 610 - 612
Sisebut 612 - 621
Recared II 621
Swinthila 621 - 631
Sisemund 631 - 636
Chintila 636 - 639
Tulga 639 - 642
Chindaswinth 642 - 653
Recceswinth 653 - 672
Wamba 672 - 680
Erwig 680 - 687
Egiza 687 - 702
Wittiza 702 - 710
Roderic 710 - 711
Etharic 541
Totila 542 - 552
Tea 552 - 553
32世界@名無史さん:2005/03/24(木) 02:23:44 0
西ゴート王国というとスペインのイメージがあるが、エウリック王の時代には、
アクィタニア(フランスのアキテーヌ地方)まで支配していた。
エウリックの次のアラリック2世の時代に、フランク族のクローヴィスとの
戦いに敗れ、この地域を失う。それまでは西ゴート王国の首都はトゥールーズ
(トロサ)にあった。
クローヴィスがヒスパニア制服をあきらめたのは、東ゴートのテオドリック大王が
西ゴート側についたため。
33世界@名無史さん:2005/03/24(木) 03:17:41 0
>>23
さりげなくデタラメ書かないように。
34世界@名無史さん:2005/03/24(木) 10:12:42 0
《ゴート王妃ゴイスウィンタ》
この女性は最初西ゴート王アタナギルドの妃となって王女ブルンヒルダを生み、
ブルンヒルダはアウストラシア王シゲベールに嫁いで王女イングンディスを
生んだ。

ところでゴイスウィンタは後に西ゴート王レオウィギルドと再婚した。
レオウィギルドと先妻の間にはヘルメネギルドとレカレドの二子があった。
王女イングンディスはヘルメネギルドと結婚したが、王妃ゴイスウィンタは
彼女がカトリックであることを理由に迫害。憤慨したヘルメネギルドは妻の
影響もあってカトリックに改宗。これが原因で西ゴート王国では内乱が勃発。
結局ヘルメネギルドは父王に敗北して、コルドバで捕らえられた後にタラゴナ
で処刑された。
35世界@名無史さん:2005/03/24(木) 13:39:31 0
Don Carlos por la gracia de Dios, Rey de Castilla, de Leon de Aragon,
de las dos Sicilias, de Jerusalen, de Navarra, de Granada, de Toledo,
de Valencia, de Galicia, de Mallorca, de Menorca, de Sevilla, de Cerden~a,
de Cordoba, de Corcega, de Murcia, de Jaen, de los Algarbes, de Algeciras,
de Gibraltar, de las Islas de Canaria, de las Indias Orientales y Occidentales,
Islas y Tierra-firme del Mar Oceano;
Archiduque de Austria,
Duque de Borgon~a, de Brabante y Milan;
Conde de Habsburgo, de Flandes, Tirol y Barcelona;
Sen~or de Vizcaya y de Molina, etc.

スペインスレのお約束、スペイン王が所持する称号一覧。1792年のカルロス4世の
署名から。東西インド、サルデーニャ島やブルグント、ブラバント、ハプスブルク、
チロル、ミラノなどイベリア以外の所領も含まれる。
36世界@名無史さん:2005/03/24(木) 13:44:39 0
>Sen~or de Vizcaya y de Molina
セニョールって何?伯や侯とは違うんだよね。
ビスカヤはバスクの一地方とわかるけど、モリーナってどこ?検索しても
よくわからなかったけど。
37世界@名無史さん:2005/03/24(木) 14:54:27 0
>>36
モリナ伯という称号があるけど、これとは関係なし?
ttp://www9.wind.ne.jp/chihiro-t/royal/Spain/Carlos_Molina.htm
38世界@名無史さん:2005/03/24(木) 15:12:37 0
ヒスパニアにはローマ時代から大勢のユダヤ人が住んでいた。
西ゴート王シセブットはユダヤ人の迫害を行い、9万のユダヤ人が
キリスト教に改宗することを強制され、拒否した者は財産没収・拷問の
憂き目に会った。
>>4で指摘されているように、ムラービト朝やムワッヒド朝は異教徒に対して
非寛容で、モサラベとユダヤ人はイスラームに改宗するか、もしくはキリスト
教諸国やマグレブ地方への移住を余儀なくされた。
39世界@名無史さん:2005/03/24(木) 15:32:27 0
スペインにおけるユダヤ人の歴史は波乱万丈である。
中世のトレドは学芸文化の中心になり、「12世紀ルネサンス」の舞台
であった。アラビア文字のギリシャ古典が盛んにラテン語に翻訳され、
アリストテレスの名が初めて知られるように。翻訳作業の中心になった
のはもちろんユダヤ系知識人だった。
またユダヤ人の中には財務関係の仕事で活躍した者も少なくなかった。
1215年の第4回ラテラノ会議で、キリスト教徒への利息付き金貸しが
厳禁され、ユダヤ人が全ての公職、ギルドから追放されると、「高利貸し」
はユダヤ人の専業になる。
40世界@名無史さん:2005/03/24(木) 20:26:51 0
レオン・カスティーリャ王アルフォンソ6世がフランスに援軍を
求めた際、ブルゴーニュの騎士たちが西方十字軍としてイベリア半島にやって
きました。その一人アンリ・ド・ブルゴーニュが国王の娘テレサと結婚し、
ポルトゥカレ伯領を授封されました。このポルトゥカレ伯が後にポルトガル
王国を建国します。」

41世界@名無史さん:2005/03/24(木) 20:29:42 0
159 :ジャウマ1世 ◆JaumaNXWSM :03/12/14 22:00
それでは、今日の政務を始めるとしよう。

>158
伝承とは少し異なるやもしれぬが、わがバルセロナ伯家の祖先にあたる
ギフレ(ビフレド)1世殿下にまつわる話がある。
彼は私と同様に父を殺害され、フランク王の配慮によってフランダース(フランドル)伯の
庇護下に置かれ成長した。そしてフランダース伯の娘と恋に落ちるが、娘は結婚の前にバルセロナの
支配権を取り戻すことを要求した。彼は巡礼者に変装し、バルセロナに舞い戻った。
母との再会は16年ぶりだったが、母はすぐに彼が息子であるとわかったという。
その理由は、「足の裏に並外れた体毛が生えていた」からだ、という話が伝わっている。
現に、ギフレ1世殿下は「毛むくじゃら伯」とも呼ばれている。
しかし聖書以来毛は男性の力の象徴と記されているゆえ、相当の剛の者だったのだろう。
私も子孫として鼻が高いな。
42世界@名無史さん:2005/03/24(木) 20:31:42 0
7 :侍従 ◆JaumaNXWSM :03/11/01 19:50
こちらは簡単な解説です。
カタルーニャ【カタルーニャ】
イベリア半島北東部に位置する土地で商業が特に盛んです。
早くにレコンキスタが完了し、フランク王国によって州が置かれ、伯領が置かれました。
権力の集中化によって、現在バルセロナ伯が統括しています。
バルセロナ伯【ばるせろなはく】
フランク王から任命されたヒスパニア辺境伯の1つで、カタルーニャ地方を支配しています。
西暦878年のギフレ1世から350年あまり、陛下のウルジェイ家が世襲しています。
現在も形だけはフランク王国を引き継いだフランス(カペー朝)に従属しています。
アラゴン【アラゴン】
カタルーニャの北部にある地域で、牧畜が盛んです。
アラゴンには王家がありますが、西暦1137年、王女パルネリャと時のバルセロナ伯
ラモン・バランゲー4世の結婚によって同君連合となりました。
カスティリャ【カスティリャ】
カタルーニャの西にある大国で、ブルグント家のフェルナンド3世が治めています。
レコンキスタの中核をなす国ですが、隙あらば隣国の併合を図る油断のならない国です。
マリョルカ諸島【マリョルカしょとう】
カタルーニャの南東、地中海にある島々で、ムスリムのモーロ人海賊(商人)の勢力圏です。
ここを押さえれば地中海貿易で優位に立てることになります。
カタルーニャの当面の攻略目標です。
43幾多の反証の一:2005/03/24(木) 21:01:56 0
>>23
アラビア語を公用語とする国
アラブ首長国連邦 - アルジェリア民主人民共和国 - イエメン共和国 -
イスラエル国 - イラク共和国 - エジプト・アラブ共和国 - エリトリア国
- オマーン国 - カタール国 - クウェート国 - サウジアラビア王国 -
ジブチ共和国 - シリア・アラブ共和国 - スーダン共和国 - ソマリア -
チャド共和国 - チュニジア共和国 - バーレーン王国 - パレスチナ自治区
- モーリタニア・イスラム共和国 - モロッコ王国 - ヨルダン・ハシミテ王国
- 社会主義人民リビア・アラブ国 - レバノン共和国

なお、マルタ共和国のマルタ語もアラビア語の方言である。
44世界@名無史さん:2005/03/24(木) 21:39:41 0
アラゴン連合王国のペドロ3世は、「シチリアの晩鐘事件」で、シチリアを
支配下におさめた。
彼は故シチリア王マンフレディの王女コンスタンサと結婚していたのである。
45世界@名無史さん:2005/03/25(金) 01:07:07 0
>>36
セニョールということばには、領主や主人、所有者という意味があります。
ビスカヤやモリーナはSen~orio(伯領や公領に対応させる訳語としては、
主領?)という呼ばれ方をしています。
モリーナは、現カスティーリャ・ラ・マンチャ州の東部にあるMolina de Aragon
の周辺です。アラゴン王国が12世紀に再征服した後、アラゴン王アフォンソ
1世とカスティーリャ女王ウラーカの結婚の際にSen~orioとして成立し、
独立的な地位を得たようですが、その辺の経緯については自分のスペイン語
能力(ほとんどない)では理解できませんでした。
詳しい人の降臨を待ちたいと思います。
ttp://www.molina-aragon.com/historia/historia.htm
46世界@名無史さん:2005/03/25(金) 01:22:59 0
今は無きレティロ宮殿の見取り図か絵がみれる
HPありますか?
47世界@名無史さん:2005/03/25(金) 13:04:34 0
48世界@名無史さん:2005/03/25(金) 21:13:51 0
西ゴート最後の王ロドリーゴが、フリアン伯の娘フロリンダを陵辱したので、
フリアン伯が復讐のためにイスラム教徒を引き入れたというのは単なる伝説
ですか?
49世界@名無史さん:2005/03/26(土) 20:11:22 0
>>36
ちなみに現代ポルトガル語ではsenhorを上記の意味のほか
丁寧な二人称の意味でも使う。senhorioは大家さん。
指輪物語はSenhor dos Aneis.
50世界@名無史さん:2005/03/27(日) 05:46:54 O
>>32
ロシアのドン河流域から移動してきてトラキア、ギリシア、イリリア、イタリアと転々とし、イベリアに落ち着いたいきさつがあるからな。
当然「首都」も転々と…………
51世界@名無史さん:2005/03/27(日) 11:44:48 0
ポルトガルについてお薦めの書籍ありますか?
52世界@名無史さん:2005/03/27(日) 13:16:43 0
>>51
何語が読めますか?
53世界@名無史さん:2005/03/27(日) 16:04:02 0
ttp://www.mahoroba.ne.jp/~furutani/trpg/TRPG_LAW.html
西ゴートとブルグンドには二種類の法典がありますが,これは(西ゴートの
場合なら)西ゴート人に適用するための法と,ローマ人に適用するための法と,
二種類の法が必要とされたからです。
ちなみに,西ゴート人とローマ人の間で争いが起きた場合には,被告側のほう
が優先されたそうです。
54世界@名無史さん:2005/03/27(日) 18:34:47 0
>>51
堅い本だけど、これが日本語で読めるほぼ唯一の通史かと。
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4882028107/qid=1111914651/br=3-9/br_lfncs_b_9/249-7026048-3786746
あとは山川のスペイン・ポルトガル史があるが、中身はスペイン中心。
55世界@名無史さん:2005/03/27(日) 21:29:02 0
ttp://www2.wbs.ne.jp/~ryuzoji/List_of_Hero/List41-51.html
ゴートの王女サラ サラ・ラ・ゴート (8世紀)
かつての西ゴート王の孫娘。 (この西ゴート王とはウィティザかロドリーゴかそれとも別のか)
西ゴート王国滅亡後も、彼女はアラブの英雄たちからちやほやされる。

イフリキア総督ムーサーによる西ゴート征服後、イベリア半島はアル・アンダルス
と呼ばれてイスラム帝国の支配を受けることになったが、ダマスクスにいる
カリフはその統治者としてアミール(総督、太守、副王)を任命し、初代
アミールとしてイベリアの征服に大きな功績があった、ムーサー・ブン・ヌサイル
が指名を受けた。やがて野心強いムーサーはダマスクスのカリフ;アル・ワリード
からうとまれ、カリフと図った部下ターリクの陰謀でダマスクスに召還されて、
そこでのたれ死ぬ。その後はさらに野心深いムーサーの息子、アブドル・
アジーズがあとを継いだ。
56世界@名無史さん:2005/03/27(日) 21:30:02 0
正確に何年かが分からないんだけど(…)、おそらく西暦740年前後に
ひとりの(多分)妙齢の女性が、アル・アンダルスからダマスクスに
やってきた。 その女性の名はサラ。 セヴィーリャ(セビージャ)
在住の彼女は、その高貴な血筋でゴートの民たちから尊敬を受ける身で
あったが、アミール宮廷のトレドからコルドバへの移転にともなって
勢力を拡げたコルドバ在住の叔父のひとりが、彼女が相続するはず
だったセヴィーリャの広大な土地を全部横取りして、返さないと言う。
 ただそれだけだったらば、アル・アンダルスを支配するアミールの
裁量に任せるべきであって、わざわざカリフが乗り出すような問題では
なかったが、野心家アブドゥル・アジーズは既に暗殺されていたものの
歴代のアミールたちは独自の支配体制を確立しようと躍起で、さらに
732年にイスラムの勢力拡大のためのピレネー越えがガリアの鉄宰相
カール=マルテルによって挫折させられた直後(←大した問題でもないが)、
それからゴートの民の中にまだ昔の生活を捨て去っていない者もまだ
多くいるという状況であったから、ウマイヤ朝の聡明な名カリフ;
ヒシャムは彼女を粗略に扱ってはいけないと直感で感じ、全面的にサラ
の言い分を認め土地を返すようにという処分命令をコルドバのアミール
に対して発し、さらに(コルドバのアミールにサラが対等な立場で発言
が出来るように)カリフの腹心と彼女を結婚させてから、送り返したの
だった。
57世界@名無史さん:2005/03/27(日) 21:30:47 0
このダマスクス滞在中、サラはカリフの孫でありのちに「クライシュの
鷹」と呼ばれる風雲児となるひとりの少年と出会ったという。 
十数年後、ウマイヤ朝が滅亡し、この少年アブドゥル・ラフマーンが
千里の道を単身はるばると逃避行をつづけ、とうとう地の果てアル・
アンダルスで旗揚げを図ったとき、すでにセビーリャで強大な基盤を
保っていたサラは、かつての恩を返すために、この青年を影からかなり
支援したらしい。 
のちに後ウマイヤ朝の大君主となってからもアブドゥル・ラフマーン
1世はサラに受けた恩をいつまでも忘れず、機会がある度に彼女を宮廷
に招き、貴重な贈り物を数多く贈り、肥沃な農地を提供し、彼女の夫が
死んだときには次の夫を世話したという。 
58世界@名無史さん:2005/03/28(月) 14:21:00 0
>>55

出典の ttp://www2.wbs.ne.jp/~ryuzoji/List_of_Hero/List41-51.html
が見れないようなんだけど、この逸話の出典となった史料は?
実に興味深い話なので、もっと知りたい。
59世界@名無史さん:2005/03/28(月) 14:26:26 0
ところで、1492年のスペインレコンキスタの終了は、イスラム勢力の、イベリア半島からの
最終的な駆逐のため、有名だけど、これより100年以上はやかった
ポルトガルのレコンキスタ終了と、その後の発展についても、もっと注目されても
いいと思うんだけど。このあたりの事情について、詳しい人の解説希望。

また、一時的な併合はあっても、ポルトガルが残りつづけているのも不思議。
アラゴンやナヴァラなどは、2度と独立していないのに。方言的にいうと、
アラゴン国のアラゴン方言やガリシア方言(ポルトガル語に近い)とカスティーリャ
の違いは等距離のように思え、なぜアラゴンは再独立せず、ポルトガルが
独立を維持しつづけえたのか、非常に疑問。なんで?
60世界@名無史さん:2005/03/28(月) 19:58:15 0
>>58
ttp://www2.wbs.ne.jp/~ryuzoji/index.htm
赤い月と白い熊

ここの 2.週刊・世界の人物伝(旧)から行ってみてください。
61世界@名無史さん:2005/03/28(月) 20:15:43 0
ポルトガルのレコンキスタは1249年に完了。

>>59
ポルトガルの場合、外国の支援があったというのも大きな要素では?
ポルトガル王ジョアン1世が、アルジェバロッタにおいてカスティーリャ王
ファン1世を破ったときもイギリスが支援している。
あと、ブラガンサ朝成立のときは、スペインがカタルーニャの暴動の
鎮圧にてこずっていたことと、フランスの宰相リシュリューも
ポルトガル独立を支援していた。
62世界@名無史さん:2005/03/28(月) 20:26:07 0
>>60
見れました。サイトとしても面白いですね。ありがとうございます。
>>61
1249年ってことは、かなり早い段階で国家統一ができた、ということなのでは
ないでしょうか。ルネッサンスへの胎動とか、他の国より
はやく歴史が進むなどということはなかったのでしょうか。
63世界@名無史さん:2005/03/28(月) 20:44:17 0
>>59
ことばの近さや遠さと、国としての統合原理の強さ弱さは、必ずしも一致しない
んじゃないかな。
経済的に見ると、アラゴンの場合、地中海交易では近代的な金融システムを
発達させたジェノヴァにどんどん引き離されていて、併合前から経済的な地盤
沈下が始まっていた。また、カトリック両王のユダヤ人追放・モリスコ(表向き
キリスト教に改宗したムスリム)追放政策が経済の沈滞をもたらした。
さらに、新大陸交易は18世紀までカスティーリャ(ナバーラ・ガリシア含む)
商人に独占されていたため、アラゴン商人は新規の大市場である新大陸交易
に参加できなかった。このため、18世紀までは国力が右肩下がりで、各層に
元気がなかった。
>>59の書いている暴動=1640年〜53年の収穫人戦争では、フランスの力を
借りてカスティーリャ支配からの脱却を目指したものの、フランスに振り回された
あげくルションとセルダーニュを取られてポイ捨てされてる。これも、地域内に
強力な指導勢力がなかったせい。

ナバーラは、国が小さくて、独立の余力はなかったと思う。ガリシアも然り。
64世界@名無史さん:2005/03/28(月) 20:46:41 0
続き。
一方ポルトガルは、併合されたのが1580年で、アジア交易も新大陸経営も
順調だったのだが、それをいきなりスペインに邪魔された形になった。
ポルトガルのよき交易相手だったオランダやイギリスは、当時スペインと
戦っていたので、ポルトガル商人は商品の販売先を失った。そればかりか、
オランダにブラジルやケープ、セイロン、マラッカなどの植民地を分捕られた
のに、カスティーリャ中心の政府はオランダ本土にばかり兵隊を送って、
植民地回復のためにはほとんど何もしてくれない。しかもメキシコやペルーの
商売にも参加させてもらえないとなれば、ポルトガル人はカスティーリャに
対して憎さ百倍となったと思う。
そういう経済的な理由の他、併合の時の経緯も影響がありそうな気がする。
アラゴンとカスティーリャの同君連合は結婚という形を取って平和裏に行われた。
しかしポルトガルの場合は、跡継ぎのいないエンリケ王の死去後に軍事進駐
によって同君連合を強要されるという形をとった。その記憶は60年後の1640年
のリスボン蜂起まで語り継がれていただろう。
6563-64:2005/03/28(月) 20:55:17 0
訂正
>63 12行目    ×>>59 ○>>61
   同じく12行目 ×〜53年 ○〜52年

>>62
エンリケ航海王子とかが頑張ってたけどね。
ちなみにルネサンスは、国家統一してない地域の方が発達したと思うよ。
都市が切磋琢磨していたイタリアやフランドルが最初に花開いたわけだし。
66世界@名無史さん:2005/03/28(月) 20:58:55 0
1580年段階では、ポルトガル国内で併合(同君連合)に反対する声はそれほど強くなかった。
独立派ドンアントニオを積極的に支持しようとする貴族や商人は少なかった。
併合当初はむしろポルトガルの自治権も大きく認められ、
ポルトガル語というアイデンティティに対しても配慮がなされていた。

反発はむしろフェリペ3世が強圧的政策に転換し始めてからだろう。
「併合当初からのスペインへの反発」は、ポルトガルナショナリズムによって
作られた虚構とすらいえるのでは。
6763-64:2005/03/28(月) 21:05:50 0
>>66
なるほど、俺騙されてましたwww
やっぱりオリバーレスの「カスティーリャ以外の地域も出す物出せや」政策への
反発が一番の理由だったんですね。
6863-64:2005/03/28(月) 21:09:21 0
ってオリバーレスはフェリーペ4世の寵臣でした。
もうだめぽ。・・・退場します。
6966:2005/03/28(月) 21:12:51 0
いや、それは非常に大きいと思います。
4世のころは3世より酷くなったってことで矛盾はしません。
退場しないで下さい。私は西洋史プロパーじゃないからお話は新鮮で興味深いですよ。
70世界@名無史さん:2005/03/28(月) 21:46:42 0
日本の天正少年使節団がポルトガルに着いたころ、ポルトガル王はスペインの
フェリーペ2世だった。
彼は、甥に当たるオーストリア出身の枢機卿アルベルトにポルトガルの統治を
委ねていた。(この人は、神聖ローマ皇帝ルードルフ2世の弟)
71世界@名無史さん:2005/03/28(月) 23:44:19 0
>>61
>ポルトガルの場合、外国の支援があったというのも大きな要素では?
同意。
特にイギリスは歴史的には一貫してポルトガルをサポートした。
イギリス側の事情としては、
1.ポルトガルの広大な植民地がスペインの手に陥るのを好まない
2.両国の経済的補完性
象徴的な例:リカードによる比較優位の説明(ポルトガルのワインとイギリスの織物)
3.リスボンとポルトは英国海軍の重要な寄港地

歴史的にイギリスが自立を支援してきた地域としては、
他にフランドル(ベルギー)、デンマークも上げられるが、
特にポルトガルは、イギリスの通商国・海軍国としての国策に大きなファクターとして存在していた。
72世界@名無史さん:2005/03/29(火) 00:12:13 0
1415年、ポルトガルがジブラルタル海峡の対岸の港町セウタを占領したとき、
大航海時代が幕を開ける。ここはスーダン産の金の集まる市場として知られ、
モロッコ有数の穀倉地帯が背後に広がっていた。
エンリケは最初から海上の冒険航海に熱心だったわけではない。父王から
セウタの防衛を任されたころ、彼はモロッコの征服を主張する封建貴族たちと
利害をともにしていた。土地不足に悩んだ封建貴族、とくに土地を持たない
次男・三男にとって、対岸に位置するモロッコは格好の標的だった。
73世界@名無史さん:2005/03/29(火) 21:19:36 0
父王の死後、アフリカ西海岸への進出をまず唱えたのは兄のペドロであった。
その後ペドロが、ドゥアルテ王の死後わずか6歳で即位したアフォンソ5世の
摂政役につくと、アフリカ西海岸との交易独占権がエンリケの手に渡った。
以後、彼は天文学者や数学者を庇護し、航海学校を創設したり、海図製作を
奨励するなど航海事業に力を入れはじめた。
1434年、ボハドル岬の彼方まで最初の航海に成功したジル・エアネスなる
人物は、エンリケの従士であった。
7459:2005/03/29(火) 22:55:06 0
>>63-73さん
ポルトガルの位置付けと状況について、大変参考になりました。
ありがとうございました。
75世界@名無史さん:2005/03/29(火) 23:18:03 0
ブルボン家のアンリ4世以降のフランス国王たちは、「ナヴァール王」の称号
を持っていた。
76世界@名無史さん:2005/03/30(水) 09:21:31 0
>>75
そりゃ、アンリ4世はブルボン家の御曹司と
ナヴァール王家の女相続人との結婚で生まれた子ですから。
77世界@名無史さん:2005/03/30(水) 22:14:02 0
ナヴァール王国はスペインに占領されてしまった後どうなったの。
78世界@名無史さん:2005/03/31(木) 05:59:34 0
逆さ?が文字セットにないんですけど・・・
79世界@名無史さん:2005/03/31(木) 09:51:11 0
逆さ!なら"i"で代用…できませんかそうですか
80世界@名無史さん:2005/03/31(木) 11:53:23 0
¡
¿
出ないか?
81世界@名無史さん:2005/03/31(木) 20:02:11 0
>>77
ttp://asia.geocities.com/welovewoody/basque.html
1134年、一時弱体化しアラゴン王の統治下に入っていたナバーラ王国が
復興し、シニンキスタ(国土回復戦争)推進に重要な役割を担ったが、
サンチョ7世の死後、統治者がなく、フランスの三つの伯家が統治した。
1512年カトリック王フェルナンド2世がナバーラ王国を征服、併合し、
ナバーラ王国は立法、行政、司法の各機構を残す副王制下に置かれた。
ビスカヤ領主国もすでに1379年にカスティーリャに併合され、
カスティーリャの王がビスカヤ領主を兼任するようになっていた。しかし、
バスクの各地方はカスティーリャ支配下で地方特権を保持し続けた。
82世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/02(土) 15:44:50 0
アンゴラ・モザンビークといったアフリカのポルトガル植民地は、独立が
一番遅かったね。
ポルトガル本国がファシズム政権下だったし、西側諸国や南アも独立に
消極的だったから…
83世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/02(土) 17:15:09 0
無知な俺に教えてくれ。

スペイン=英語
エスパーニャ=スペイン語
でいいと思うんだが、たまにイスパニアって表記も
みるがこれはEspaniaを英語読みでもしたもんなんか?

ってイスパニアでググると変なページがまっさきにくるな。
84世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/02(土) 17:50:47 0
>>82
植民地を独立させても経済的に自立できるその他の欧州諸国と違って、
植民地維持はサラザール政権にとって死活問題だったからね。
まあその植民地戦争が体制崩壊の最大の要因であったのだが。
サラザールはすでに1950年代に植民地を海外州と呼びかえ、
国内問題であるとして国際的非難をかわそうとした。

アムネスティもポルトガル独裁政権がきっかけで出来たんだね。
85世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/02(土) 20:14:07 0
アンゴラやモザンビークでは、混血の住民の割合がブラジルなどに比べて
非常に少なかった。
(アンゴラでは1%、モザンビークでは0.5%)
これらのムラート(混血)は、植民地の運営に一定の力を振るってきた。
サラザール時代になると、彼らはポルトガル本国からの入植者によって
実権を奪われていったため、独立運動に身を投じていくことになる。
86朱由檢:エジプト暦2329年,2005/04/02(土) 20:58:08 0
>>83
イスパーニャではどうでした?
87世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/02(土) 21:53:50 0
イスパニア は、エスパーニャの単なる日本風訛りじゃないのかな。
戦国時代からの呼び名じゃなかったっけ?
88世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/03(日) 03:47:29 0
ラテン語はヒスパニア?
89世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/03(日) 07:58:56 0
ラテン語形Hispaniaをそのままスペイン人が読むとイスパニアになると思う。
h読まないから。
90世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/03(日) 11:59:00 0
España  =  Espa ñ a をつなげて(2箇所入っているスペースを抜いて)
Aragón  =  Arag ó nを      〃
¿      =  & iquest ; を          〃
¡       =  & iexcl ; を           〃 
9190訂正:エジプト暦2329年,2005/04/03(日) 12:01:22 0
Espa˜a  = Espa & t i l d e ; a を全部つなげて
Aragón = Arag & o a c u t e ; n を全部つなげて
9291訂正:エジプト暦2329年,2005/04/03(日) 12:08:38 0
もうほんとごめん

España = Espa & n t i l d e ; a を全部つなげる

これだけではなんなので・・・

Hispaniaはラテン語だが、語源はフェニキア語のウサギ(Szpan)であるとする
説が古くからある。
古代のギリシア人はこの半島のことをヘスペリアHesperia(西の国)、イベリア
Iberia(イベリア人の国)などと呼んだ。
アラブ人はアル・アンダルスAl-Andalus(ヴァンダル人の国)と呼んだ。

93世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/03(日) 18:11:55 0
Hispaniaがラテン語なのは知ってたけどこれだとイベリア半島って意味になりません?
ラテン語だと。ヒスパニアの定義がようわからんのです、スペインの場合もあればスペインと
ポルトガルを一緒にしてる場合もあって。
うーん16世紀あたりに日本に来たスペイン人がヒスパニアをスペイン語風に読んでイス
パニアが正解なんでしょうか?
当時からhは発音しなかったんでしょうか?
94C・サンチェス−アルボルノス:エジプト暦2329年,2005/04/03(日) 22:04:13 0
イスラムがいなかったら、きっとスペインはフランス、ドイツ、イギリスと
同じ道をたどっていただろう。事実イスラムが存在したにもかかわらず、
何世紀もの間私たちが成し遂げたことから判断すると、もしかしたら私たちは
彼らの先頭に立って歩んでいたかも知れない。しかし、実際にはこうは
いかなかった。イスラムは全半島を征服し、イベリアの運命を曲げ、歴史の
悲喜劇において、ヨーロッパの他の国々とは違った役をスペインに与えたのである。
それは、犠牲、不寝番、歩哨そして教師の役であり、確かにヨーロッパの歴史の
中では非常に重要な役割であったが、スペインにとっての損失は大きかったのである。

95世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/03(日) 23:55:34 0
誰かアメリコ・カストロの意見も書いてやれよ
アルボルノスだけじゃ片手落ち
96世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/04(月) 10:47:15 0
>>93
ラテン語Hispaniaはイベリア半島全体のことだと思われ。
だいたいローマ時代にポルトガルなんてなかったんだし。
その名称をヒスパニア全体を領土としているわけではないスペインが受け継いでいるんだが、
ポルトガル人はどう思ってるんだろうね。
日本との関係に限って言えば、この二国と日本が出会った時期はちょうど同君連合してたから、
おかしくはないのかも知れないけど。

>hの発音
調べてみたけど、わかんねー。
古典期でもラテン語のhはほとんど発音されなかったらしい。
特に地方では。都市部だとギリシアかぶれがなんでもhつけて発音してたらしいけど。
ただ、語頭のhは発音してたという説もあるみたい。
俗ラテン語でいつごろhを発音しなくなったのかは調べがつかなかった。
詳しい人の降臨ギボン。
97世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/04(月) 13:00:03 0
8〜10世紀頃のイベリア半島は、その大部分がイスラーム勢力の支配下にあって、
北部にレオン王国・ポルトガル伯領・ナバーラ王国・アラゴン伯領・イスパニア
辺境伯領・バリャレス伯領・リゴバルサ伯領・ソブラルベ伯領があったんだけど、
このうちバリャレス伯領・リゴバルサ伯領・ソブラルベ伯領は後にどうなったの?
98世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/04(月) 14:57:32 0
>>96
ポルトガルスペイン同君連合
1580-1640
99世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/04(月) 19:55:57 0
マジな話、イベリア半島がイスラーム勢力に征服されなかったら、スペインは
どんな国になっていたと思う?
100世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/04(月) 21:28:29 0
>>99
レコンキスタがなくなることにより、戦闘的・権威主義的・集権主義的・
略奪経済的な志向がなくなり、代わって分権的、協約主義的な志向が高まる、かも。
ヴィシゴートの緩い王権がますます緩んだ結果、締め直しでアラゴン型の連合王国
になって地中海に進出するか、緩みっぱなしで領邦国家化して内戦頻発するか、
どっちかなような。
いずれにせよフランスにカタルーニャとナバーラあたりは持ってかれそう。
101世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/04(月) 21:43:03 0
スペインなんて国はないだろうね。
102世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/04(月) 22:55:51 0
>>100
>いずれにせよフランスにカタルーニャとナバーラあたりは持ってかれそう。

そして逆にカスティーリャとポルトガルが連合し、大西洋に乗り出したり
したら面白いだろうな…
103世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/04(月) 23:15:38 0
>>99
レコンキスタの必要がなくなり、
温存した国力でイタリア政策に取り組む。

結果として大航海時代に突入せず、
ヨーロッパ内部での内輪もめに国力を浪費し、
オスマン帝国に圧迫されてドイツまでイスラム圏化する。
104C・サンチェス−アルボルノス :エジプト暦2329年,2005/04/04(月) 23:26:24 0
イスラムがいなかったら、私たちの経済の歴史はどんなに違っていただろうか!
もし、地中海世界が分断されず、地中海が世界の経済生活の軸の一つであり
続けており、当然、一方の端をスペインが支えていたら!そうすれば、
ピレネーからポルトガルに至るスペインのすべての海岸は重要性を
持っていなかったはずはない!しかし、こうはいかなかった。私たちの
産業は国内市場の供給に落ち込み、貿易は、手工業製品や商品を輸入し、
不公平かつ不利な割合で原料品を輸出するという状態になってしまった
のである。
105世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/05(火) 01:20:47 0
>>96
古典ラテン語っていうかHは、たぶん、もっと古い段階であったのだろう。
だから、ギリシア語でも母音になってしまった「H」(へーと)をもって
きて、わざわざ使っているし、ディガンマ(F)の帯気であることを
明示するためにも、ディガンマは、当初FHという綴りで現れたという
ことなんだが、古典期でも、Hは弱いかほとんどなくて、かつ、2世紀
にもなれば、全く発音されていなかったと見るべき。
古典ラテン語も、2世紀段階では、かなり変化していて、結構今の
ロマンス語に近いものになっていた可能性が高い。いわゆる、
教会ラテン語(Eclesiastic latin) は v を、[v]で読むし、
ci,ce などの c は、イタリア語風に「ち」「ちぇ」と読む。
また、-um -em などの m は発音しない。
10696ではないが:エジプト暦2329年,2005/04/05(火) 02:01:14 0
音の問題がお好きな方ですね。
文字作成者は、気息音を表記するべきかどうか、迷うでしょう。
[w]も[v]も[f]も異音と考えられ、表記上、区別されなかったのでは?
[k]も、硬口蓋に舌が動けば、[ch]に容易に変化。子音交替の原理。
母音+[m]のような鼻母音化は、消失するべき運命にあるか、と。
107世界@名無史さん:2005/04/05(火) 10:54:04 0
(98)「サンチェス・アルボルノスとアメリゴ・カストロの論争。イスラムの
侵略による中世スペイン社会に与えたインパクトは言語や美術様式など表面的
なものだけで、ローマ・西ゴートの伝統を貫いていた、とする立場と、近世の
スペイン社会の出現はキリスト教徒、イスラム教徒、ユダヤ教徒の3つの勢力
がたがいに影響しあって出来上がった、とする説。」(98)
108世界@名無史さん:2005/04/05(火) 20:00:53 0
イスラム支配下のスペインでは、売買された女奴隷の中でもとりわけ
ガリシア人がムスリムに好まれたそうだけど、ガリシア女性には美形が
多かったの?
109世界@名無史さん:2005/04/05(火) 20:16:42 0
>>108
スペイン北西部にはケルト系の血の流れる人が多いというから、美人は多いはず。
110世界@名無史さん:2005/04/05(火) 20:32:28 0
同じケルト系でもアイルランドには美人が少ない。
111世界@名無史さん:2005/04/05(火) 20:37:20 0
混血すると美人が多くなるってことじゃないの?
112世界@名無史さん:2005/04/05(火) 20:40:54 0
スペインでもガリシア人の顔はすぐにわかる。
きれいではっきりした顔立ちの子が多い。
髪は黒が多数派。確かにアラブの美人とどことなく共通点がある気もする。
113世界@名無史さん:2005/04/05(火) 23:00:51 0
西ゴート王国のアヒラ王は貴族たちによって殺され、その後アタナヒルドが
王位に就いた。
この時代にはまだ国王(の血統)に対する畏怖の念はまだ強くなかったのか?
114世界@名無史さん:2005/04/06(水) 14:19:30 0
ガリシアがウマイヤ朝に占領されていた時期は長くて数十年程度だし、
ガリシアを含むイベリア北部に入植したのは主にベルベル人だし、
それもまもなく反乱を起こして大部分はアフリカに戻っている。
ガリシアにアラブの血はあまり混じってないと思うが。

>>133
西ゴートには貴族と聖職者による国王選定会議的なものがあった
らしいので、王に対する畏怖の念はあまりなかったじゃないだろうか。
115世界@名無史さん:2005/04/06(水) 14:47:42 0
>>107
そういえば、セファルディム=「イベリア半島から他所に移住したユダヤ人の子孫」だったな。
116世界@名無史さん:2005/04/06(水) 16:30:47 0
>>114
スラヴ系の女性を、ガリシア人と偽って売ることも多かったとか。
117世界@名無史さん:2005/04/06(水) 22:18:57 0
スペイン人にブロンドってどのくらいいるの?
118世界@名無史さん:2005/04/06(水) 22:26:51 0
少ないけどいる。地域にもよるけど10%くらいじゃないかな。
北部に多い気がするけど、もちろんバスクには少ない。
119世界@名無史さん:2005/04/06(水) 22:34:04 0
青池保子が旅行記で
「ブルゴスの女性は美人!目の覚めるような美女ぞろい!」
と書いていた。
120世界@名無史さん:2005/04/08(金) 21:03:48 0
ブラジル人とポルトガル人がお互いをどう思ってるのか気になる。
なんかお互い馬鹿にしてそうだが。
121世界@名無史さん:2005/04/10(日) 13:38:36 0
age
122勇者トンヌラ ◆CSZ6G0yP9Q :2005/04/10(日) 14:14:39 0
>>114
エウリック王の頃には国王の権力はかなり強かったようですが
その後ゲルマン的な貴族支配制が発展し、公認されたカトリックがこれに加わり
教会国家主義が台頭してきたようです。
トレドの帝国公会議がその中心機関で、国王はこの決議に拘束されていました。
決議には破門の威嚇が付随していた為です。
123世界@名無史さん:2005/04/11(月) 00:13:08 0
アンダルスの話題はこのスレでいいのかい?
『エル・シドの歌』にちょっとだけ顔を出し、ブルゴスの橋のたもとに石像が
立てられてるムスリム君主アベンガルボーン AbenGalbónにモデルが
いたのかどうか調べてるんだが、誰か情報持ってないか?
124世界@名無史さん:2005/04/13(水) 21:17:44 0
>>123
この人か
ttp://www4.gvsu.edu/wrightd/Ben%20Galbon.jpg

ドニャ・ヒメーナ(シッドの妻)と司教ヘロニモの石像もある
ttp://www4.gvsu.edu/wrightd/images/DonaJimena.jpg
ttp://www4.gvsu.edu/wrightd/images/jeronimo.jpg
125世界@名無史さん:2005/04/15(金) 13:34:20 0
世界史板に「なんでイタリアって戦争弱いの?」というスレがあるけど、
もしスペインが第一次・第二次世界大戦に参加していたらどんな結果になって
いたか興味あるな。
126世界@名無史さん:2005/04/16(土) 02:30:11 0
強い弱い以前に脇役にしかなれなかったんじゃないかな。
ルーマニアとかのレベル。
127世界@名無史さん:2005/04/16(土) 21:20:59 0
18世紀はけっこう近代化に頑張ったんだが、19世紀に入って反動が来て
カルリスタ戦争(内戦)。おかげで20世紀前半はあの有様。
あの保守性はどこから来たんだろう。カトリック両王?
128世界@名無史さん:2005/04/16(土) 22:25:12 0
カルリスタ戦争=革新的思想を許さないカトリック信者の武装蜂起。
彼らは栄光ある17世紀型絶対君主制のスペインに夢をかけていた。
カルリスタ戦争は、地方対都市、保守的強権主義対自由主義、
軍隊対ゲリラ、分権主義対中央主権主義、という組み合わせだった。
このとき教会の土地財産が売却されたが、中産階級の経済力が成熟して
いなかったので、売却された土地はかえって大地主・貴族・ブルジョワジー
を潤すことになった。
129世界@名無史さん:2005/04/17(日) 12:26:29 0
イタリアのファシストは黒シャツだったけど、スペインのファランヘ党は
青シャツだった。
ファランヘ党の指導者ヒル・ロブレスは自身を「ヘフフェ」(首領)と
呼ばせていた。
130世界@名無史さん:2005/04/18(月) 23:23:04 0
15世紀 レコンキスタの完成と大航海時代の到来。寛容の時代の最期。
16世紀 黄金世紀。経済的にも文化的にも最盛期。カトリックと純血主義。
17世紀 絶対王政と寵臣政治。黄金世紀の終わりと異端審問の盛行。
18世紀 継承戦争と啓蒙主義。ボルボン朝の開明主義と制度的国内統一。
19世紀 内乱の世紀。カルリスタの跳梁とカタルーニャの躍進。
131世界@名無史さん:2005/04/19(火) 12:54:12 0
スペイン継承戦争で一番得をしたのはイギリス?
132世界@名無史さん:2005/04/19(火) 13:07:51 0
ハプスブルク家最後のスペイン王、カルロス2世。近親結婚の繰り返しによる
虚弱体質がよくあらわれています。
ttp://casl.umd.umich.edu/hum/spanishco/10.Reyes_Catolicos_CarlosII/images/050CarlosII.Hechizad.51174c.jpg
ttp://www.masdearte.com/imagenes/fotos/ACF25E3.jpg
133世界@名無史さん:2005/04/19(火) 13:29:32 0
>>130
>15世紀 寛容の時代の(最期)盛期。
最後のの25年くらいはカトリック両王の治世で、
ユダヤ人の追放、ムスリムの強制改宗と、
けっこうひどかった気がします。
反ユダヤ人暴動(ポグロム)は、前世紀の末から起きていたし。
やはり寛容の時代は、ユダヤ人やムスリムが堂々と宮廷に出仕し、
文化的貢献を果たした、
アルフォンソ10世の時代(13世紀終わりころ)でしょう。
134世界@名無史さん:2005/04/19(火) 20:25:54 0
すいません。質問があります。
17cのスペイン宰相にオリバレス公伯爵という人がいますが、
「公伯爵」とはどのような爵位なのでしょうか?
135世界@名無史さん:2005/04/19(火) 21:25:46 0
確か、代々受け継ぐことの出来るぐらいの爵位の順位は公爵>侯爵>伯爵>子爵>男爵って感じだったと思うので、
その公伯爵とか言うのは、侯爵のことなんじゃないのかな?
136世界@名無史さん:2005/04/19(火) 22:57:25 0
>>134
もともとは伯爵だったが、後に国王からサンルーカル・ラ・マヨール公爵の
爵位を与えられた。
137134:2005/04/19(火) 23:27:47 0
>>135
>>136
ご回答ありがとうございます。
結論としては、公爵と伯爵の2つの爵位を同時に持っていた、ということでしょうか。

そこでもう一つ質問ですが、
「公爵」と呼ばずにわざわざ「公伯爵」などと呼んでいたということは、
2つの爵位を同時に保有することはとても珍しいことだったのでしょうか?

138世界@名無史さん:2005/04/20(水) 00:36:53 0
実は「ハム伯爵」と読みます
139世界@名無史さん:2005/04/20(水) 13:02:15 0
>>137
ttp://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1109837148/l100
☆ 公 侯 伯 子 男 3☆

こっちで聞いたほうがはやいかも。
140世界@名無史さん:2005/04/20(水) 22:00:54 0
>>134
公伯爵という爵位ではなくて、オリバレス公(尊称としてのね)+伯爵と
解釈するべきではなかろうか?
原語表現を見てないので何とも言えないが。
141世界@名無史さん:2005/04/21(木) 01:25:59 0
ttp://es.geocities.com/realistas_cardenalistas/olivares.html

conde-duque de Olivares と表記されるみたいだね。
下のほうに conde-duque (asi llamado por ser conde de Olivares y duque de Sanlucar la Mayor) とある。

発音しやすく、かつ公爵位も保有してることが分るような表現を使ったのかも。
142世界@名無史さん:2005/04/21(木) 01:37:21 0
じゃあどちらかといえば、伯であり公爵位をもったオリバレス卿といった所なわけか。
143世界@名無史さん:2005/04/21(木) 19:14:51 0
ttp://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cardr004.html
NHK総合で、8:00からアルハンブラの特集があります。
144世界@名無史さん:2005/04/24(日) 23:42:43 0
>>123
亀レススマソだが、余部福三『アラブとしてのスペイン』などに少し情報が載ってる。
ガルブーン家(アッズーン家)はアブドゥッラフマーン3世の頃からの辺境の有力
家系らしい。個人的には、8世紀か9世紀に定着した、ベルベル人の家系だと思う
(トレドのズンヌーン家やアルバラシーンのラズィーン家のような)。
エル・シッドに対するムラービト朝の遠征時には、周辺のイスラム君主たちが軒並み
ムラービト朝側についたのに、モリーナの領主だった当時のガルブーン家当主
(この人がアベンガルボーンのモデルかもしれん)はシッドに味方した。
一方、その子孫がムワッヒド朝のハエン代官やロンダ代官を務めたり(1145年頃)、
バダホス近郊で軍勢を率いて作戦行動を取っていたり(1169年頃)と、ムワッヒド朝
とは仲良くしている。1129年にアラゴン王がモリーナを占領したことと関係があるかも
しれんね。
145世界@名無史さん:2005/04/28(木) 17:44:24 0
『アマディス・デ・ガウラ』の初版は何語で書かれていましたか?
146世界@名無史さん:2005/04/29(金) 19:51:50 0
「シチリアの晩鐘」事件についてこのスレで語るのはOK?
147世界@名無史さん:2005/04/29(金) 20:02:02 0
アラゴンのぺラ、ボルドーで堂々と決闘せんかい!
148世界@名無史さん:2005/04/29(金) 20:11:54 0
カタルーニャ人は一時ギリシアを支配したことがある。
149朱由檢:2005/04/29(金) 20:33:59 0
>>146さん
こちらで語ってください。
ちょっと、盛り上がり足りないスレなんで…。
権謀術数スレ http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1101878817/l50
ビザンツスレ http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1041658055/l50
150世界@名無史さん:2005/04/29(金) 20:50:44 0
何故ミカエル・パラエオロゴスの本拠などで語らねばならぬのか!(par Charles d'Anjou)
151世界@名無史さん:2005/04/29(金) 21:09:04 0
1229年、アラゴン・カタルーニャ連合王国のハイメ1世が、イスラム勢力
の支配下にあったバレアレス諸島を占領した。
これ以後、かたるーにゃ商人は地中海に進出していく。
152世界@名無史さん:2005/04/29(金) 22:43:12 0
>>150
シャルル・ダンジューの妻はプロヴァンス女伯のベアトリスだが、彼女の
曽祖父はアラゴン王兼バルセローナ伯アルフォンソ1世。
プロヴァンス伯領は1112年以来バルセローナ伯家(ウルヘル家)の領地。
アルフォンソまでは同一人物がバルセローナ伯とプロヴァンス伯を兼ねて
いたが、アルフォンソの子アルフォンス2世からは分家していた。

ベアトリスとシャルルの結婚には、アラゴンが強く反対した。それがフランスの
ごり押しで成立してしまう。これでラングドックに続いてプロヴァンスに
対する影響力までフランスに奪われたことになる。
アラゴン王ハイメ(ジャウマ)1世は反シャルルのジェノヴァやビザンツと結び、
王太子にシュタウフェン家のマンフレディの娘を娶り、反抗の機会を伺う。
そこに飛び込んできたのが、シチリアの晩鐘の一報・・・というわけだ。
ttp://homepage3.nifty.com/ryuota/charles6.html
153世界@名無史さん:2005/04/29(金) 22:58:50 0
152補足
シチリアの晩鐘が起こった1282年にはすでにハイメ1世は死去していて、
アラゴン・バレンシア・バルセローナの当主にはペドロ(ペラ)3世が就いていた
(マジョルカ・ルション・セルダーニュ、モンペリエは弟ハイメ2世が統治)。
このペドロがシチリアを征服する。なおペドロの妻は、シチリア王マンフレディ
(シャルルと戦って戦死)の娘コンスタンス。
154ペラ2世(ペドロ3世):2005/04/29(金) 23:04:07 0
>>147
敵地でのんびり決闘なんて受けて立つほどお人よしじゃねーよ。
一応ボルドー行ったぞ。従者3人だけ連れて。市役所行ってみろ、証書作らせといたから。
155世界@名無史さん:2005/04/29(金) 23:18:45 0
爺さんはカタリ派を応援してアルビジョワ十字軍と戦って戦死したり、
孫はシチリアをシャルルから奪い取ってマルティヌス4世に破門されたりと、楽しい一族だ。
156世界@名無史さん:2005/04/29(金) 23:25:58 0
ビザンツ皇帝ミカエル・パレオログスから贈られた黄金でカタルーニャ
艦隊は武装し、表向きは北アフリカのイスラム教徒への十字軍という
名目で出発した。
カタルーニャ提督ロジェール・ド・ロリアがメッシーナ海峡を制圧し、
ガレー船よりも輸送船の数が多かったフランス艦隊は焼き払われるか
破壊された。
157世界@名無史さん:2005/04/30(土) 20:29:25 0
「アルモガバルス」と呼ばれたカタルーニャ傭兵軍団は、ギリシャではトルコ人
以上に評判が悪かった(略奪・暴行の限りを尽くしたという意味)。
彼らの中で最も有名なのはロジェール・ド・フロルで、フリードリヒ2世の
宮廷のドイツ人郷紳とブリンディシの一貴婦人の間に生まれた。
1304年にはビザンツ帝国のアンドロニクス2世に雇われてトルコ人と戦い、
これを撃破。
しかし彼らに払う報酬が負担になったアンドロニクス2世はハドリアノポリスの
離宮に彼らを招待し、アラン族近衛兵に虐殺させる。
158世界@名無史さん:2005/04/30(土) 21:58:35 0
アルモガバレス(almogavares) の語源は、アラビア語のal-mugawir(越境し
襲撃する者)かal-mugawar(叫ぶ者)とされているな。
カタルーニャとウマイヤ朝上辺境区(のちフード朝サラゴーサ)との絶えざる
小ぜりあいの中から生まれた、剽悍で粗衣粗食に耐える凶暴な傭兵たち。

>>157
1305年に起きたその虐殺の後、生き残りが暴れまわり、アテネとパトレー周辺
を征服して、1311年アテネ公国とネオパトリア公国を建設。
1380年に領土をアラゴン王国に献上。アラゴンは1388年まで領土を維持
した。
「アテネ及びネオパトリア公」という称号は、その後スペイン・ハプスブルク家
からオーストリア・ハプスブルク家に渡り、マリア・テレジアの名乗りの中にも
登場する。
159世界@名無史さん:2005/05/01(日) 05:39:39 0
>>157
>>158
カタルーニャはカスティーリャに比べて平和的というイメージがあるけど、
けっこう荒っぽいこともやってるんだね。
160世界@名無史さん:2005/05/01(日) 11:33:12 0
161世界@名無史さん:2005/05/01(日) 11:50:50 0
カスティーリャ人どもが新大陸で働いた人類史上屈指の残虐行為の数々と同列に論じるとは。
162世界@名無史さん:2005/05/01(日) 12:57:25 0
>>161
「黒い伝説」をまるごと信じないほうがいいよ。
163世界@名無史さん:2005/05/01(日) 16:31:06 0
『インディアスの破壊についての簡潔な報告』等で
同国人が新大陸で働いた残虐非道な行為の数々を
告発したラス・カサス・・・・・近世スペインの良心の象徴

アメリカ・アジアの植民地を失い、自信を喪失した裏返しで
昔日のスペイン帝国の栄光を殊更に強調する一方、
その汚点については「Leyenda Negra」の一言で片付ける
一部のスペイン人・・・・・近代スペインの体たらくの象徴
164世界@名無史さん:2005/05/01(日) 22:40:51 0
>>163
フランコ時代の前半もそうだよな。過去の歴史のうち輝かしい部分だけを
称揚して、暗部はなかったことにする。内戦で分裂した国民をまとめるために、
ウリナラマンセー史観が横行した。
今は違うけどね。最近はモリスコ(14世紀〜17世紀に、強制的にキリスト教に
改宗させられたムスリムとその子孫)研究をマグリブの学者とともに進めるなど、
スペイン史学界も随分様変わりしているようだ。
165世界@名無史さん:2005/05/01(日) 22:46:22 0
サルデーニャ島には、いまだにカタルーニャ語を話す人々が
少数いるらしいよ。
166世界@名無史さん:2005/05/01(日) 22:48:57 0
Algheroのことか。
167世界@名無史さん:2005/05/01(日) 23:11:50 0
ナポリ王フェランテ1世は、庶子なのになんで国王になれたの?
168世界@名無史さん:2005/05/02(月) 17:07:40 0
カタロニア地図
ttp://www.manntaylor.com/africa1c.jpg
ttp://www.bnf.fr/enluminures/images/jpeg/i8_0000d.jpg
ttp://www.bnf.fr/enluminures/images/jpeg/i8_0000h.jpg
1375年ごろ、マジョルカ島のユダヤ人地図製作家、アブラハム・クレスケスが
ドゥルセールの地図に描き足し、さらにアラビア半島から中国までを付け加えて
完成させた世界地図。
彼はアラゴン王家の宮廷で寵遇されていた。息子のヤフーダ・クレスケスも
地図製作家として活躍した。
169世界@名無史さん:2005/05/02(月) 17:14:16 0
マジョルカ島は10世紀はじめからイスラーム勢力の支配下にあったが、
1229年、アラゴン連合王国によって再征服され、この島のパルマの町に
地図製作学校が出現した。中心になったのがユダヤ教徒たちで、彼らは
アラブ・イスラームの知識と伝統を継承しながら、世界地図を製作した。
そのうちの一人アンジェリーノ・ドゥルセールが1339年に描いた地図には、
アフリカのマリ王国の王都やサハラ交易の拠点シジルマーサなどの
諸都市が描かれている。
170世界@名無史さん:2005/05/04(水) 00:15:44 0
マドリッドはイスラムの領土だった頃、北方の山脈からカナート(横堀式の井戸)
で水道水を町まで運んで来たんだよね。
イスラムの残した、灌漑システムの遺産は偉大だね。ハード面ではもちろん、
ローマ帝国の残した水道橋・ダムのモニュメンタルな偉大さにはかなわないが、
中小システムの維持の方法、水のローテーションの法制度など、ソフト面、運営
面では圧倒的にイスラムが優れている。
171世界@名無史さん:2005/05/04(水) 00:20:45 0
>>107
わっ!これ随分前に漏れが中世スペイン史スレに書き込んだヤツだよ。
よくぞ保存していてくれました。。。
172世界@名無史さん:2005/05/04(水) 13:21:44 0
太陽の沈まない大帝国だったスペインが衰退した理由は何?
173世界@名無史さん:2005/05/04(水) 13:44:31 0
>>172
スペインは基幹となる工業を興さなかった。そして支配階級が商業や
金融業に従事して資本をためることをしなかった。
彼らは豪奢な芸術に資金を浪費し、産業や商業ではなく、土地に投資した。
そしてイタリア人・オランダ人・ポルトガル系ユダヤ人・フランス人が
スペイン金融界の中枢を握っていた。
さらにユダヤ人・ムスリムを国外追放したことで、人口は極度に減少し、
土地を耕作するものがいなくなって国土を荒廃させた。新世界への
移民や戦死がこれに拍車をかけた。
174世界@名無史さん:2005/05/04(水) 13:50:23 0
ユダヤムスリムを国外追放したといっても、そんなに人口は減らないだろう。
むしろ人口は17世紀以降も増加してるんじゃないの?
175世界@名無史さん:2005/05/04(水) 14:10:24 0
>>172
カルロス1世(カール5世)とフェリペ2世が産業育成に全く興味がなく
新大陸の富を戦争のために使い果たしたのが大きいのでは?
176世界@名無史さん:2005/05/04(水) 14:33:35 0
>>167
親父のアルフォンソ5世(アルフォンス4世)はサルデーニャ、コルシカ、
ナポリなどへの外征に熱中していて、正妻のマリアを30年近くバルセロナに
置き去りにしていたので嫡出の子がいなかった。
177世界@名無史さん:2005/05/04(水) 16:36:49 0
>>163
ラス・カサスがインディオを擁護したのは、彼の幼少の頃、自宅で使用人として
使われていたインディオの奴隷(男性)に恋焦がれていたから、という説もあるよ。
やはり神父の職業は、今も昔も同性愛者の隠れ蓑として機能してるからね。さも
ありなん。
178世界@名無史さん:2005/05/04(水) 16:51:58 0
>>172
スペインでは、軍事費の増加が財政を圧迫した。新大陸から来た銀は
スペインを豊かにしなかった。1500年から1660年までの160年間に
ヨーロッパの銀保有量の3倍に当たる銀がセビーリャに着いたが、
これらの銀の大半は輸入品の支払いや借金の返済のために国外に流出
してしまった。
1557年から1647年にわたってスペインは、国外で国家債務の返済拒否を
繰り返していた。フェリペ2世は、1557年に破産宣告をした。経済的
破綻のために戦争が続けられず、1559年にスペインとフランスは、
カトー・カンブレージの和約で戦争を終結させた。1550年代末には
戦争が負担となってすべての列強が財政崩壊を起こしていた。
ポルトガルも北イタリアのその道連れになった。
179世界@名無史さん:2005/05/04(水) 17:15:14 0
>>174
スペインからの異教徒を(一時的に)受け入れたポルトガルは、
人口の一割がユダヤ人という事態になった。
スペインから追放されたユダヤ人の数が如何に大きいか察せられよう。
180世界@名無史さん:2005/05/04(水) 18:40:24 0
スペインの中世考古学で興味深い分野は農村部の灌漑システムの発掘だろう。
古代ローマ末期の都市の衰退から、イスラムの統治、レコンキスタを経て領主
支配の封建社会、と社会制度がかわるにしたがって灌漑システムの運用の仕方
も変遷し、それが雄弁にシステムのデザインにも変化をもたらす。
さらに各時代での新たな技術・東方からの目新しい作物の導入が加わり、小規模
エリア内でのエコ・システムの人工的な変革(もともと半砂漠気候の南スペインに
亜熱帯の極小気候帯を作り出す)を行い、地域経済・社会に大きな変化をもたらした。
181世界@名無史さん:2005/05/04(水) 19:40:50 0
>>172
夜にならないので、皆が不眠症になった。
182世界@名無史さん:2005/05/04(水) 20:09:20 0
>>170
バレンシアがスペイン有数の米作地帯になったのも、イスラーム勢力がもたらした
灌漑技術のおかげ。
パエリャはもともとバレンシアの名物料理。
イスラーム勢力はスペインにサトウキビ、ナス、スイカ、綿花、ほうれん草、
アーティチョーク、オレンジ、レモン、ライムなどの新しい農作物を
持ち込んだ。
183世界@名無史さん:2005/05/04(水) 20:26:55 0
スペインに風車を伝えたのもイスラム時代でしたっけ?
184世界@名無史さん:2005/05/04(水) 20:37:56 0
風車はちがうんでは。水車を普及させたのはイスラムだけど。

>>182
arroz, berenjena, limon, naranja, algodon, alcachofa, albaricoque,
albahaca, azafran.... 全部アラビア語起源だ。
185184:2005/05/04(水) 20:47:48 0
追加。ローマ時代から連綿と続く地中海3部作のひとつ、オリーブまでも
aceite, almazarra...などアラビア語起源の言葉が使われるようになった
のも興味深い。
ま、中世の頃はタホ河以南がオリーブ栽培の最北端で、キリスト教徒支配
の土地ではオリーブ栽培に従事していなかった、と見ればあたりまえだけ
ども。
そのころ再征服した土地から大量にイスラム統治下のキリスト教徒(モサ
ラベ)を北方のキリスト教国に連れてきて、再殖民させたおかげで、北方
にもイスラームの生活習慣・文化が普及、オリーブ油をアル・アンダルス
から輸入するようになった。。。
186世界@名無史さん:2005/05/04(水) 21:10:17 0
الخرشوفة القطن نارنج ليمون باذنجانة الرز
 المعصرة الزيت الزعفران الحبقة البرقوق  
 
187世界@名無史さん:2005/05/04(水) 21:24:07 0
ムラービト朝時代、セビーリャとグラナダでは大量の貨幣が鋳造された。
モーリタニア南部のティジクジャから80kmのアシャリム遺跡から、スペインの
マラガ(1枚)とムルシア(3枚)で、1107年〜1116年に鋳造された金貨(4枚)が
発掘されている。
また、カスティーリャ王国では早くも1112年ごろにはたくさんのムラービト朝
金貨が流通し、西北辺境のアストゥリアスやレオン地方にもこの金貨が流通
していた。その影響力は1173年鋳造のカスティーリャ王国の金貨が、
「マラボティ・アルフォンシ」(アルフォンス・ムラービト)と名づけられていた
ことに如実に示されている。
188世界@名無史さん:2005/05/04(水) 23:51:56 0
>>182
バレンシアの灌漑はその起源をイスラムに求めるのか、それともローマ時代にまで
遡るのか、いまだ論争しているんではなかったか?
確かローマ時代の灌漑のローテーションを記した板だったかが発掘されたはず。
ただし、起源を探るその論争自体、不毛なものだ、と揶揄する意見もあるのだが。
189世界@名無史さん:2005/05/05(木) 04:54:11 0
>>175
門外漢の質問ですが、スペイン軍は軍艦や銃砲・甲冑は
どうやって手に入れていたのでしょうか。
全部輸入していたのでしょうか。
そうでないとしたら、例えば造船業だけでもかなりの産業投資になると思うのですが。
190世界@名無史さん:2005/05/05(木) 12:06:51 0
>>189
スペインの場合、海軍工廠は中世からあったはず。
191世界@名無史さん:2005/05/05(木) 20:23:39 0
カスティーリャと違って商業社会であるカタルーニャでは、ユダヤ人が追放
されたことによって、経済的ノウハウを独占していた多くの専門家たちと、
その専門家が銀行制度を利用して海外に逃避させていた資本を失うことに
なった。
192世界@名無史さん:2005/05/06(金) 04:46:51 0
このスレは総合スレなのに中世の話題が多いのは、いかに近現代がしょぼいかを表してるよなー。
大戦に参加してなかったというのもひとつの理由だとは思うが。
193世界@名無史さん:2005/05/06(金) 05:33:48 0
では、ポルトガルが東チモールを諦めた過程について詳細キボンヌ。
194世界@名無史さん:2005/05/06(金) 09:29:04 0
>>193
1974年のポルトガル革命がきっかけでないの?
あれで植民地の維持を強く主張していた軍部の支配が崩壊したから。
195世界@名無史さん:2005/05/06(金) 12:42:34 0
ポルトガル革命

ポルトガル植民地としてはこの時点で「諦め」られていたと思われる。

UTD…ポルトガル内での自治州主張
FRETILIN…ポルトガルからの独立主張
APODEITI…インドネシア派

しかしその後UTDがインドネシアに接近、
FRETILINにはポルトガル軍の一部がつき内戦状態。
FRETILINが全土を掌握したものの、その後インドネシアの侵攻で併合される。

アメリカなどごく少数の国が承認したが、ポルトガルを含めた国際世論は併合を非難。
ポルトガルが「諦めた」のはこの時点だと思われる。口では当然非難するけどね。

ポルトガルは旧宗主国として、侵略者と戦うべきだったとの声も大きい。

詳しい人の解説希望。
196世界@名無史さん:2005/05/06(金) 12:48:57 0
UTD→UDT
197世界@名無史さん:2005/05/06(金) 12:49:37 0
東ティモールの支配層(葡語話者)はまたポルトガル領になりたくて
しょうがないようだがね。
198世界@名無史さん:2005/05/06(金) 19:45:51 0
ポルトガルは1974年から75年にかけて、すべてのポルトガル植民地の独立を
認めています。
199世界@名無史さん:2005/05/06(金) 20:00:33 0
旧植民地モザンビークは「アフリカの優等生」だそうです
200世界@名無史さん:2005/05/06(金) 20:15:55 0
ポルトガルの植民地時代には、アフリカ人は鉱山やコロナト(入植者の農場)
での強制労働に従事した。15歳以上の人間は、収入の4分の1に及ぶ人頭税を
課された。コーヒー・ココア・綿花・落花生などの農産物は安く買い叩かれ、
高価な割に品質の劣るポルトガル産品を購入せざるを得なかった。ヨーロッパ
で売れ残った質の悪いポルトガル産ワインも、植民地の重要な輸入品だった。
イギリス・フランス・ベルギーの植民地に比べると、ポルトガル領では
アフリカ人を対象とする学校や医療施設は劣悪だった。60年代になっても、
アフリカ人の9割は読み書きを身につける機会を与えられなかった。
201世界@名無史さん:2005/05/06(金) 20:23:30 0
>>200
コピペすんあ
202世界@名無史さん:2005/05/06(金) 23:12:35 0
ポルトガルは歴史的に英国との絆が強かったので、サラザール政権は第二次
世界大戦でドイツ側につかなかった。
でもこのことがポルトガル社会の後進性(地主、カトリック教会、軍事支配)
を生き延びさせることになった。
203世界@名無史さん:2005/05/07(土) 00:15:23 0
>>203
西ヨーロッパで独裁制が残ったのはスペインも同じだけど、
同じように英国との結びつきのせい?
204世界@名無史さん:2005/05/07(土) 03:16:55 0
>>199
ここ数年はそうだが(でもまだまだ南アやボツワナに比べれば発展途上)
ずっと劣等生だった
205世界@名無史さん:2005/05/07(土) 10:00:23 0
欧州最貧国の植民地になると悲惨だ。
206世界@名無史さん:2005/05/07(土) 11:18:41 0
赤道ギニアってスペイン植民地?公用語がスペゴだけど
207世界@名無史さん:2005/05/07(土) 11:25:44 0
>>206
スペインが旧宗主国です。
最近サッチャーのバカ息子がクーデター計画にかかわって失敗。
208世界@名無史さん:2005/05/07(土) 15:39:09 0
スペインは第一次世界大戦で中立を守ったので、軍需景気で潤った。
しかし1917年以降、連合国の戦時体制が整うと、景気はしぼみ、カタルーニャの
地域自立運動や労働運動、農民運動などが表面化してくる。
209世界@名無史さん:2005/05/08(日) 07:20:33 0
ところで、アンダルシアに名を残すヴァンダル人のことをイスラム教徒は誰から聞いたんだ?
チュニジアあたりの残存ローマorヴァンダル人なのかベルベル人なのか。
210世界@名無史さん:2005/05/08(日) 07:38:03 0
オマーンに東アフリカの覇権を奪われた屁たれポルトガルの話はまだですか?
211世界@名無史さん:2005/05/09(月) 18:16:06 0
ヴァンダル族は411年から429年にかけてイベリア半島を統治した後、西ゴート族
に押し出される形で北アフリカに移住したわけだから、彼の地イスラム教徒とは
接触があったわけだが。

というか、アル・アンダルスの語源はR.Dozyの言うように、ほんとにヴァンダルか
ら来ているかどうかはまだ論争の中では。アンダルスという言葉が出てくる初期
のアラビア語文献を見る限り、Jazirat al-Andalus(アンダルスの島)という表現
が、グレコ・ローマンの伝統を継いだ大西洋(もしくはアトランティス)の島、という
表現の単なる翻訳とも取れる。つまりアンダルス=大西洋・アトランティスの訳、
という説。
またはゴート族の伝統で、占領した土地はくじ引きで分配するので、このイベリア
の地は"くじ引きの地(Landahlauts)"と呼ばれ、それがアラビア語表記で(Al-)
Andalusと呼ばれるようになった説、等など。

ローマ起源の都市の名前が、時代を経て現在まで残っている例はままある。
例えばサラゴザ。Caesar Augustaがイスラム統治下ではMedina Sarakustaと
呼ばれ、現在のZaragozaにつながる。時代が変遷し、統治者が変わっても案外
土地の名前というものはしぶとく受け継がれていくものだと納得。
212世界@名無史さん:2005/05/09(月) 21:57:05 0
>>211
そういえばグラナダ県アルプハラ地方のパンパネイラ、カピレイラという村の名
はガリシア語を髣髴とさせ、レコンキスタ後にガリシア人が再殖民に積極的に参加
していた証、といわれていたが、近年になって村の名の由来が実はもっと古く、
後期ラテン語から来てるのではないか、と言う説をどこかで読んだよ。
213世界@名無史さん:2005/05/10(火) 01:39:46 0
『信濃毎日新聞』2005年4月22日(金曜)


北朝鮮への経済制裁反対の声明

岡谷に事務局の組織

 北朝鮮の拉致事件について交渉による解決を求めて活動している「コリア
日本二億人国際共同署名行動」事務局(岡谷市の毛利正道弁護士)は二十一
日、「経済制裁ではなく対話による真相究明を求める声明」を、小泉純一郎
首相と町村信孝外相あてに送った。ホームページ上で募った全国の賛同者五
百四十一人の名簿やメッセージを添えた。
 声明では、制裁発動は交渉の窓口を絶つだけでなく、北朝鮮の一般民衆を
苦しめるなど解決には逆効果――と主張。毛利弁護士は「制裁反対の声があ
ることをきちんと示していきたい」と話している。
 「コリア日本」は二〇〇三年六月、拉致事件の交渉による解決を求める署
名を開始。昨年二月には全国三千二百二十六人分の署名を日本、米国、韓
国、北朝鮮の四政府に送った。

…………………………

http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/seisaino.html
経済制裁でなく、対話による真相究明を求める声明」賛同署名のお願い
転送・転載大歓迎

214世界@名無史さん:2005/05/11(水) 09:44:55 0
ヨーロッパで最初に身分制議会があらわれたのは、スペインのレオン王国。
1188年のレオン王国の身分制議会にはじめて都市の代表が出席し、レオン国王
アルフォンソ9世から聖職者や貴族と同じ権利を認められている。
国王にとって、反抗的な貴族に対抗していくためには、都市民の支持は
欠かせないものであった。
215世界@名無史さん:2005/05/12(木) 15:11:17 0
>>211
ヴァンダルの国家自体はイスラム勃興の遥か前に滅んでるが、、、
まぁ、ヴァンダルとしての意識を持ち続けた人々がいたとしても不思議じゃないが。
216世界@名無史さん:2005/05/12(木) 15:17:30 0
アルジェリアをフランスが併合した際もゲルマン的な形質を持った集団が
存続してたってのは聞いたことがある。文化的、宗教的にも存続してたのかは不明だが
217世界@名無史さん:2005/05/12(木) 19:29:25 0
レオン王国、確かに当時のサンティアゴ巡礼で、中世ヨーロッパの中ではかなり
早くから都市が発達していたし、市民階層も経済的に力を持っていただろうから。
でもレコンキスタの時代のスペインは、領主に縛られない自由な小農民の社会で
封建社会ではない、とアルボルノスがのたもうてたけど、実際はどうなの?最近
は封建社会に含んでいるよね。

ちなみに聖ヤコブの遺物の発見なんてのは嘘っぱちなんだけどね。うまいプロパ
ガンダを思いついたもんだね、当時のスペインは。
218世界@名無史さん:2005/05/13(金) 00:34:39 0
素朴な疑問なんだが、何故オスマンやモロッコはスペインポルトガルを見習って大西洋に進出しなかったの?
219世界@名無史さん:2005/05/13(金) 00:55:13 0
モロッコはポルトガルに攻められてそれどころじゃないっしょ。
まあポルトガルもその末に共倒れ&スペインに同君連合という末路だったわけだが。
220世界@名無史さん:2005/05/13(金) 05:35:25 0
>>218
マリーン朝以後は弱体な王朝ばっかだよ。
221世界@名無史さん:2005/05/13(金) 15:23:22 0
スペインで、バスクなど一部の地方を除いて、魔女狩りがほとんど
無かったのはなぜ?
222世界@名無史さん:2005/05/13(金) 20:09:25 0
>>221
嘘だと決め付けているのではないが、まずそのソースを出してくれますか。
そういう研究があるんですか。(日本語英語スペイン語ポルトガル語イタリア語なら読めます。)

イベリアの異端審問は苛烈を極めたと思うのですが。
223世界@名無史さん:2005/05/13(金) 22:00:13 0
>>222
異端審問(隠れユダヤ教徒などを審問)じゃなくて、魔女狩りのことです。
224世界@名無史さん:2005/05/13(金) 22:34:19 0
>>223
異端審問はユダヤだけを対象としたものではないですよね。
特に15世紀末からは魔女も積極的に視野に入れられたはずです。
勿論、プロテスタント地域の方が実は魔女狩りが凄まじかったというのはよく知られているところですが、
スペインで「ほとんど無かった」と言い切れるかどうか、というのが疑問点です。
ソースがあれば教えていただきたいのです。

手元に歴史書がない状態で心もとないのですが、googleで念のため
"inquisicíon bruja" "inquisição bruxa"を検索してみたのですが、
ざっと見た限り、見当たりませんでした。

225世界@名無史さん:2005/05/13(金) 22:56:25 0
ttp://www.tufs.ac.jp/ts/personal/ykawa/3nen2001/groupeA_jp.htm

日本語の検索も忘れずに。
カスティーリャでも告発された魔女の数、かなりの数です。
226世界@名無史さん:2005/05/13(金) 23:14:21 0
弱体だったからモロッコは大西洋に進出できなかったってことか。
でも国力そのものはポルトガルと大差なさそうだが。
オスマンは大西洋に接してなかったから進出できなかったんだろうな。
227224:2005/05/13(金) 23:14:22 0
サンクス。やはりそうなんですね
228224:2005/05/13(金) 23:15:58 0
>>225
いや、魔女狩りがあったというソースは勿論あるんですが、
今探していたのは「魔女狩りがスペインで(一部地域を除いて)ほとんど無かった」というソースですから。
229世界@名無史さん:2005/05/13(金) 23:38:28 0
>>224
ジャン=ミシェル・サルマン『魔女狩り』(創元社)です。

「人々に恐れられていたスペインの宗教裁判所は、その組織こそローマ
教会のものより厳格だったが、いわゆる魔法使いに対しては、残虐な
ことはほとんど行わなかった。悪魔の妖術が本格的に流行したのは、
バスク地方だけだった」
「16世紀初頭には、妖術の火元はビスケー地方にあると目され、ドゥランゴ
地方では1507年、ログローニョ(スペイン中北部の町)の異端審問官が
30人あまりを火あぶりにした」

230世界@名無史さん:2005/05/13(金) 23:47:07 0
>>226
モロッコみたいな遊牧部族民が政権基盤の中心を占める内陸型の国に
スペインやポルトガルのように大西洋に乗り出せということ自体、
土台無理な話かと。
231224:2005/05/14(土) 00:09:37 0
>>229
情報ありがとうございます。
しかしそうなると、>>225の表との整合性が無いですね。
カスティーリャの数字は決して無視できるほど小さいものではなさそうですが。

可能性として
1.>>225の表が出鱈目(学生さんの発表の一部で、表に出典が明記されていないですね。でも丸きり出鱈目とは考えにくい)
2.>>229が出鱈目(これも言いにくい)
3.>>229はあくまで魔術を行い罪に問われた人を対象にしているが、>>225は魔術を行わないにせよ魔女(魔男)として訴えられた人すべてを数えている。
魔術自体は余り行われていなかった。
4.カスティーリャでは魔女として訴えられた人は多いが、処罰は比較的軽微であった(「残酷ではない」)

ほかに考えられる可能性ってあるでしょうか
232世界@名無史さん:2005/05/14(土) 00:13:04 0
>>231
おそらく、
>4.カスティーリャでは魔女として訴えられた人は多いが、
>処罰は比較的軽微であった(「残酷ではない」)
が正しいのではないでしょうか。
233世界@名無史さん:2005/05/14(土) 02:32:09 0
スペインにおいて異端裁判所ってのは、王権強化の為に使用されたという性格が強いから。
最初から的が決まっている政治的側面が強いので、宗教的なヒステリーには陥らずに済んだのかも。
ユダヤ人追放にしても、宗教心よりはユダヤ人を追放する事で王権に不服従の姿勢があった
都市群を掌握する事を目指してた訳で。
234カラジチ ◆mWYugocC.c :2005/05/14(土) 09:13:17 0
14世紀末セビーリャで始まったポグロムは王権主導ではなく、民衆の集団ヒステリーっぽい。
おかげでバルカンにはセファルディーがいっぱい。
「ユダヤ人追放」はもちろん王権主導だろうけど、その背景にはそういう下地もあったんちゃうかな。
235世界@名無史さん:2005/05/14(土) 10:29:45 0
>>226
オスマンは面してるはずのアラビア海にすら進出できてないよ。
一時期インドの王朝と組んでポルトガル艦隊と戦ってた時期はあるが。
海を越えた領土という点で紅海のアフリカ側やイエメンを植民地といっても良いかも試練が(←本当は良くない)、それにしたって短期間に過ぎなかった。
やっぱ、社会構造の問題だろうな。
官民一体となって、商業に邁進しようという気概がないと、植民地経営は無理でわ?
236世界@名無史さん:2005/05/14(土) 10:44:18 0
馬や鉄砲や鉄製の武器に恐れおののいたアメリカ大陸の先住民と
イエメンやらエリトリアやエチオピアの民を一緒にするな。
237世界@名無史さん:2005/05/14(土) 11:22:43 0
スペインがイスラム勢力のままだったら、大西洋にもイスラムが広がったのか
238世界@名無史さん:2005/05/14(土) 11:35:05 0
>>235
>>237
コロンブスがアメリカ大陸の到達するまえのヨーロッパでは、
地球は平らだと信じられていたのだが、イスラーム世界では
どうだったんだ?
239世界@名無史さん:2005/05/14(土) 13:27:16 0
古代ギリシアの天文学を継承したイスラーム世界では
地球球体説が当たり前。
240世界@名無史さん:2005/05/14(土) 15:51:25 0
>>239
アンダルシア人もそうオモテたのかのう?
241世界@名無史さん:2005/05/14(土) 16:21:56 0
オスマン帝国は基本的に陸軍国家というイメージがあるけどね。
242世界@名無史さん:2005/05/14(土) 16:25:21 0
>>240
セウタ生まれでコルドバで学んだイドリースィーとか知らんの?
243世界@名無史さん:2005/05/15(日) 00:44:22 0
>>241
ヴェネチアと東地中海の覇権を競っていたが。
16世紀に至ってはスペインと西地中海の覇権を競っていたが。
244世界@名無史さん:2005/05/15(日) 01:18:15 0
スペイン・ポルトガルが大西洋に進出した理由は、「イスラム勢力が
アフリカの産金地帯への道やインドへの道を邪魔してるので、迂回して
それらの地域に到達しようと思ったから」。
オスマン朝やモロッコにしてみれば、サハラのキャラバンルートや
紅海を通るインドへの道は、ムスリム商人に対していつでも開かれて
いたので、わざわざ大西洋を南下する必要がない。
もちろん>>235のいうように、通商立国という発想がなかったのもある。
245世界@名無史さん:2005/05/15(日) 02:47:56 0
>>244
そういや、そうだな。
東方に関しても、ローマVSサーサーン朝のように通商が阻害されるような長期間の戦争をしてないしね。
246世界@名無史さん:2005/05/15(日) 10:27:35 0
>>216
マグリブのキリスト教徒は、ムワッヒド朝による弾圧によってカスティリャなどに
亡命するかイスラムに改宗するかして、13世紀にはいなくなったはず。
19世紀のその集団がキリスト教を保持していた可能性は限りなく低いと思う。

>>217
カスティリャに限っていえば、北フランスのような封建制とは違ってたのは
確か。耐えざるイスラム勢力による襲撃のせいで平民にも軍役を課していた
ことが平民の自律性を高めていて、騎士の装備を自弁できる平民には人頭税
などの免税特権まであたえたから、平民騎士が台頭した。
さらに貴族層も所領をなげうってタイファ諸国に亡命したり(エル・シッドの
ように)戻ってきてみたり、レオンと仲良くしたり去就が定まらない。王権が
比較的強力なのにもかかわらず、がっちりした封臣関係を築けなかった。
封土と封主・封臣関係に有機的な関係がなく、双方自由に関係を締結・破棄
できた、と立石博高ほか編『スペインの歴史』に書いてあった。
247世界@名無史さん:2005/05/17(火) 10:05:23 0
アラゴン連合王国の首都だった街ってバルセロナなんですか?
それともサラゴサなんですか?
248世界@名無史さん:2005/05/17(火) 13:47:41 0
>>247
この時代はまだ“首都”という概念は存在しないはず。
季節によってちがう街へ宮廷を移したりするし。
249朱由檢 ◆MfD.4zQt1. :2005/05/17(火) 23:17:37 0
1578年ポルトガル王セバスチャンはモロッコに侵攻したものの返り討ちに遭い、
約8000人の死者を出し、国王自身も戦死しているんだよね。
オスマン側がイベリア半島に侵攻する可能性もあったけど、
外交の関係とかあったみたいで攻めてこなかったんだけど。

まぁ、敗戦の結果、弱体化したポルトガルは滅亡しちゃう。

このことは「アルカサール戦争」で知られており、
フランスの歴史家ブローデルも自著「地中海」で触れている。
250朱由檢 ◆MfD.4zQt1. :2005/05/17(火) 23:28:20 0
あっ、間違えちゃった。
>>249の“オスマン側が”の箇所を“イスラム側が”に訂正ね。
アブド=アル=マリクを半独立状態と考えてる人もいるから。
251世界@名無史さん:2005/05/18(水) 00:06:00 0
>>247
バルセロナと考えて差し支えない。
252世界@名無史さん:2005/05/19(木) 04:06:51 0
>>249
戦死は確定だっけか?
行方不明だったような気が。
253世界@名無史さん:2005/05/19(木) 13:03:59 0
>>252
確定などしていない!
いつの日か霧の中から帰還してポルトガルを救うのだ!
254サラザール:2005/05/20(金) 00:43:19 0
>253
ルシタニアにワシがおる限り王が戻られる必要はありませんな
255世界@名無史さん:2005/05/20(金) 01:50:28 0
>>254
オマエもセバスティアニズモの産物だろうがwwwwwwwww
256世界@名無史さん:2005/05/22(日) 10:27:37 0
>>248>>251
ありがとうございます。
つまり、基本的な首都機能はバルセロナにあったけれども、
国王がずっとバルセロナにいるんじゃバルセロナも迷惑だし
アラゴンとバレンシアの顔が立たないと言うことで首都を転々としていたということですね。
少し横道にそれる話なのですが、カスティーリャの首都が最終的にバリャドリードでもトレドでもセビーリャ
でもなく、中央台地の真ん中の不便なマドリードになったのはどうしてなんでしょうか?
教えて君で申し訳ありませんが、誰か教えて下さい。
257世界@名無史さん:2005/05/23(月) 13:36:19 0
>256
「なぜ」を問うことは、どうしても仮説に陥りがちですが、
やはりフェリーぺ2世の中央集権への意思の表れではないでしょうか?
ちなみに、地図を見ればおわかりでしょうが、トレドだって、
マドリードのすぐ近くにあり、やはり中央台地(メセタ)の真ん中で、
不便というのにはかわりありません。
セビーリャとて、新大陸貿易で、16世紀に未曾有の発展をとげたものの、
グアダルキビル川を90キロも遡ったとこにあるわけで、
特に便利とは言えません。
こうした大都市と比べると、
寒村に近かったマドリッドは、計画都市の建設に有利だったのでしょうか。
258世界@名無史さん:2005/05/25(水) 19:46:46 0
アル・アンダルスでは灌漑農耕が盛んであり、レコンキスタ後の史料を見る限りで
も、元々灌漑地であった土地がどんどん乾地農耕である小麦畑へと姿を変えていっ
ている。イスラム教国が北部キリスト教国から小麦をかなり輸入していたデータも
ある。つまりアル・アンダルスでは相対的に小麦の耕作面積は小さかったのかな。

部族的なつながりのある農業共同体の社会であるアル・アンダルスでは、農民たち
が政策的に、富の蓄えが出来ない灌漑耕作物(野菜とか果実とかね)を意図的に集約
して作り、余剰生産の多くは都市市場への売買を目的とし、封建領主の出現を防い
でいた、という説もあるけど・・・。

じゃあ、アル・アンダルスの食生活はどうだったの?かなりバラエティに富んだ、
バランスの取れた食生活だったみたいだけど、主食は何?知ってる人、教えて。

259朱由檢 ◆MfD.4zQt1. :2005/05/25(水) 23:36:00 0
ポルトガル人はチャンガミール帝国に圧迫されて、
ジンバブエ高原部から1639年に放逐されてるよね。
ラテン系はどうして戦争に弱いんだろ…不思議だ。
260世界@名無史さん:2005/05/26(木) 03:18:19 0
ラテン系はというか何処でも内陸で勝つのは結構難しいと思うが。
261世界@名無史さん:2005/05/26(木) 22:01:34 0
ガテン系
262世界@名無史さん:2005/05/27(金) 04:06:49 0
>>259
それ、ポルトガル人というより、昔入植した人の子孫でポルトガル系と言うべきだろう。
色黒かったらしいじゃないか。
263世界@名無史さん:2005/05/27(金) 06:14:54 0
フェリペ2世は、質素な性格なのか、豪奢な性格なのか、どうも分からん。
264世界@名無史さん:2005/05/27(金) 10:28:59 0
>>236
私生活のみ質素で、他では浪費。カール5世も同じでは?
私生活が質素なのはスペイン王家の伝統でトマスタマラ家はみなそう。
ハプスブルグも貧乏貴族出身だから贅沢は身についていない。
265世界@名無史さん:2005/05/27(金) 12:57:24 0
フェリペ2世は美術品の収集マニア。
266世界@名無史さん:2005/05/27(金) 14:17:19 0
>>264
マリア・テレジアの不肖の娘は突然変異だったのか。
267世界@名無史さん:2005/05/27(金) 15:42:00 0
>>266
200年金持ちを続けると変わると思いますが。
もっとも、ハプスブルグ家は最後まで、ブルボン家みたいな贅沢はしなかった。
教育が足りなかったからタガが外れたと思われ。
268世界@名無史さん:2005/05/27(金) 15:51:45 0
>>267
ハプスブルク家の贅沢は酒池肉林の贅沢でなく、王者の気品が感じられるよな。
そしてハプスブルク家のあの面長の顔にはいかにも知性が漂っている。
ブルボン朝の王たちはなんかぼてっとしたしまりの無い面構え。
269朱由檢 ◆MfD.4zQt1. :2005/05/27(金) 17:56:05 0
エリザベスT世に強引なプロポーズをかけてふられちゃったフェリペU世、
かわいそ。

顎を考慮してもかなり美男子だと思うんだけどな〜。
270朱由檢 ◆MfD.4zQt1. :2005/05/27(金) 18:06:33 0
綿密な実地調査を重ねてインド航路へ到達したエンリケ王子の姿勢はいいよね。
国運をかけた一大プロジェクトに博打を打つようじゃダメだもん。
271世界@名無史さん:2005/05/27(金) 19:40:12 0
カスティリアのトラスタマラ朝にはイサベラ女王以外の名君はいるの?
トラスタマラで検索するとろくでもない香具師しかいないんだけど。
恩賞王に不能王、ポルトガルに負けたファン一世、イサベラ女王に生を授けたことが最大の功績
のファン二世みたいなのばっかり。
272世界@名無史さん:2005/05/27(金) 20:37:05 0
アラゴンのトラスタマラは結構優秀です。
カスティーリアはイサベラの弟が大人になるまで生きていれば名君かと。
あとは悲惨。お家乗っ取りの祟りかも。
273世界@名無史さん:2005/05/27(金) 23:47:28 0
何十年も本国をほったらかしにする外征狂いの王に
年取ってからの息子に何とか王位を継がせようと長子を死に追いやってばかりか、
市議会と対立して十年間内戦やって国土を荒廃させた王とか
アラゴンのトラスタマラ家の王がどこがいいのやら。
274世界@名無史さん:2005/05/28(土) 16:40:32 0
フェルナンドは優秀だろう。
カトリック両王がユダヤ人とイスラム教徒に対して
そこそこ寛大だったら歴史はどう変わっていたと思う?
275世界@名無史さん:2005/05/28(土) 16:43:18 0
こないだポルトガル大統領が日本の常任理事国入りを支持したのはどういう意図なんだろう
276世界@名無史さん:2005/05/28(土) 17:05:38 0
>>275
それってそこまで重視する必要のある発言なのかな?
現地の新聞見ても、常任理事国入りに関する発現は載ってなかったよ。
日本側からは、企業の投資が欲しいみたい。
277世界@名無史さん:2005/05/28(土) 17:18:20 0
さすがはEU最貧国の座をギリシアと争う国だけのことはある。
278世界@名無史さん:2005/05/28(土) 18:06:26 0
ポルトガルは何でそこまで落ちぶれたんだ?
279世界@名無史さん:2005/05/28(土) 18:33:10 0
>>278
長期:大航海時代の富を再投資に回さずオランダイギリスに覇権を握られ、対英従属
中期:サラザールの保守的・農村的・反産業的独裁体制が第二次世界大戦後も続き西欧諸国に大きく遅れをとった。
長引いた植民地戦争で国力が疲弊。
最近:EUに新規貧乏国が加入したので、最貧国ではなくなったが、その分補助金がそっちに行くからさあ大変。
280朱由檢 ◆MfD.4zQt1. :2005/05/28(土) 19:48:35 0
>>278
マグリブ地方への軍事進出に失敗したところをスペインに併合されて、
搾取された段階で大きく遅れをとって、負け組が確定したと思うけど。
281世界@名無史さん:2005/05/28(土) 23:12:31 0
>>274
フェルナンドの母親のフアナ・エンリケスはユダヤ教から改宗したコンベルソの家系出身にもかかわらず、
(ユダヤ教徒追放令の発令はフェルナンドではなく、イサベルの主張だったとはいえ)
ユダヤ教徒追放令を出すなどとは、4代さかのぼってユダヤ・ムスリムがいないことが
貴族や公職就任の条件とか言っていた国の話にしては片腹痛い。

282世界@名無史さん:2005/05/29(日) 02:32:29 0
>>280
それと、工業化が遅れたこととは関係ないと思うが。
283世界@名無史さん:2005/05/29(日) 03:25:46 0
>282
その後はイギリスの属国同然にまで落ちぶれた
284世界@名無史さん:2005/05/29(日) 03:36:00 0
元最貧国のアイルランドにもあっさり追い抜かれたね
やはりサラザールと植民地戦争のせいじゃないか?
285世界@名無史さん:2005/05/29(日) 05:51:20 0
1820年に自由憲法制定を求めて革命を起こしたリエゴの、当時の階級は何?
手元の百科事典には「大尉」とあったが、別の資料には「大佐」、
とあるサイトには「中佐」とあってよく分からん。誰か教えて下さい。
286世界@名無史さん:2005/05/29(日) 13:35:15 0
スペイン語文献の軍隊階級を表す言葉は翻訳が専門家でも難しいらしい。
287世界@名無史さん:2005/05/29(日) 17:31:52 0
>>281
ユダヤ系が王家と縁組できたとは驚き。
しかし笑わせるな。
スペイン王家は家系に異教徒の血が混ざらないようにする為に
ポルトガル王家との近親婚を繰り返し、そのため虚弱体質の王族が
何人も生まれたと聞いたことがあるのに。
288世界@名無史さん:2005/05/29(日) 19:31:25 0
フェルナンドの親父のフアン2世の最初の妻はナバーラ王家のブランカだった。
フアン2世がブランカの死後に再婚したフアナ・エンリケスとの間に
生まれたフェルナンドをアラゴンの王位を継がせたかったために
ブランカとの子である長子のカルロスには亡命を強いた挙句、
最後には実質的に病死に追い込むまで虐め抜く無茶をやった事が原因だから、
親父のフアンがゴリ押しせずにカルロスがそのままアラゴンの王位に即いていれば、
フェルナンドが血統のことで文句を言われることはなかった。
289世界@名無史さん:2005/05/29(日) 20:34:08 0
エンリケ・デ・トラスタマラと共に苦難を乗り越えるスレでもできないかな。
双頭の鷲に出てきたあのキャラ通りの香具師なら大ちゃんスレに相応しい。
290世界@名無史さん:2005/05/30(月) 01:22:59 0
アンダルス史スレ立てたので、そっちもよろしくね。

アル=アンダルス史〜イスラム統治下のイベリア
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1117383572/
291朱由檢 ◆MfD.4zQt1. :2005/05/30(月) 20:24:08 0
第一次産業革命について誤解してる人が多いのは学校教育の問題かな。
292世界@名無史さん:2005/05/30(月) 21:21:59 0
第一次産業の革命?なにそれ
293世界@名無史さん:2005/06/04(土) 03:57:39 0
>>292
鉄器の普及じゃねの?」
294世界@名無史さん:2005/06/04(土) 04:04:48 0
>>284
アイルランドは今やヨーロッパでも屈指の富裕国ですからね
しょうがない
295世界@名無史さん:2005/06/05(日) 02:03:44 0
鍬や鋤が木製から鉄製にか・・・確かに革命的だな。
296世界@名無史さん:2005/06/05(日) 05:49:46 0
でもそれって農業革命であって産業が大転換したわけじゃないだろ、とマジレス
297世界@名無史さん:2005/06/05(日) 08:56:40 0
林業も鉄器のあるなしは革命的に影響すると思う。
ええと・・・第一次産業って、漁師とか酪農もそうか。
鉄があると何かいいことあるかな?
298世界@名無史さん:2005/06/11(土) 21:53:52 0
この流れがネタなのかマジなのかわからない俺は厨房
299世界@名無史さん:2005/06/13(月) 01:12:16 0
ヴァスコ・ゴンサルヴェスが死んだね
300世界@名無史さん:2005/06/13(月) 23:08:03 0
アルヴァロ・クニャルまで死んでるじゃないか!日にち近すぎ!
301世界@名無史さん:2005/06/15(水) 23:52:25 0
ニュースで延々とやってるな。
日本で言うミヤケンみたいなポジションなんだろうが、
立場を超えて一応尊敬されているな。

302世界@名無史さん:2005/06/16(木) 00:01:32 0
共通点

共産党創立期からの伝説的カリスマ指導者
投獄体験(11年間)
思想面・政策面での柔軟性のなさ(対ソ従属)
文学者である(1995年まで覆面作家であることを隠していた)
やたら長生き(享年91歳)
303世界@名無史さん:2005/06/16(木) 00:12:30 0
カッコ内はアルヴァロ・クニャルの特徴であって、
たとえば宮本顕治が対ソ従属路線をとったというわけではない。
ここの人には言わずもがなだが、念のため。
304世界@名無史さん:2005/06/18(土) 23:54:37 0
サラザールかっこいいよサラザール
305世界@名無史さん:2005/06/19(日) 07:32:07 0
ファシストのように「かっこよく」ないのがサラザールだわ
306世界@名無史さん:2005/06/19(日) 13:16:09 0
>>305
だがそこがいい
307世界@名無史さん:2005/06/25(土) 16:33:52 0
ガリシアについてですが、
ほとんど、ポルトガル語に近いというのは本当ですか。
民族というか、言語だけ考えると、ポルトガルに属した方が、言語を文字で表せて(方言扱いでなく)
よいようにも思えますが。

ところが、最近、ガリシアはケルトである(ブルターニュみたいに)という話を聞いて、
少し本当か確かめたくなりました。

308世界@名無史さん:2005/06/25(土) 16:35:29 0
スペインは、王国ですが、連合王国ではないのでしょうか。
あるいは、ひとつの王国でしょうか。

(連続カキコスマン)
309世界@名無史さん:2005/06/25(土) 19:03:37 0
>>307
近いです。
もともと中世までガリシア・ポルトガル語と呼ばれ、共通の言語でした。
気候や人々の気質もポルトガル北部とガリシアでは共通しています。
仰るとおりポルトガルの方にシンパシーを持っている人もいますが、
逆にポルトガルが独立を保っている方が「歴史のアクシデント」であって、
不思議なことなのかもしれません。

ガリシアのケルト文化の典型例としては、ガイタと呼ばれるバグパイプによるガリシア音楽が挙げられるでしょう。
聞いてみれば、納得すると思います。
310カラジチ ◆mWYugocC.c :2005/06/25(土) 19:56:18 0
>>308
1714年、スペイン継承戦争の結果、単一の王国に統合です。
311世界@名無史さん:2005/06/27(月) 01:48:43 0
制度面での地域差は継承戦争でほぼ消えたけど、例の
「カスティリャ、レオン、アラゴン、・・・の王、・・・バルセロナ伯」と
いう国王の称号は、もう100年ぐらい続いた。
ナポレオンの兄ジョゼフ(ホセ)王の時代に初めて「スペイン王」
という称号が正式に登場するから、形式的にはそれまで連合
王国ってことかもね。
312世界@名無史さん:2005/06/27(月) 20:59:02 O
スペインの無敵艦隊の名前ってなんでしたっけ?
313世界@名無史さん:2005/06/27(月) 21:12:14 0
>>312
アルマダ。
314世界@名無史さん:2005/06/27(月) 21:23:48 O
どうもありがとう!ほんとうにありがとう!
心のモヤモヤがとれて今夜はぐっすり眠れるよ
315世界@名無史さん:2005/06/27(月) 23:18:34 0
>>310
より厳密にはナポレオン戦争後の方がいいんでないの?
316カラジチ ◆mWYugocC.c :2005/06/28(火) 06:26:21 0
しかし、議会などが廃止されてマドリッドから一円支配されるようになったのは1714年なので──。
317世界@名無史さん:2005/07/05(火) 14:27:09 0
フェリペ2世に興味もって調べてます。
伝記が刊行されたんですが、
期待とは裏腹、参考文献がないんですが…orz
318>>311.>>316:2005/07/05(火) 19:01:43 0
スペインの憲法にはなんて書いてあるんだろう。
また、条約に書く時は正式名だろうが。

ナポレオンが占領した際に国号変更、新憲法制定などおこなっただろうか。
319世界@名無史さん:2005/07/05(火) 20:36:10 0
イダルゴはどういう階層なの?
320世界@名無史さん:2005/07/06(水) 00:00:20 0
>>319
16-7世紀のハプスブルク時代だと以下のような感じらしいです。
社会階層としては農民の上、貴族層の末端。
※貴族=grandezas(特権的大貴族)+titulos(爵位持ち貴族)+caballeros+hidalgos

caballerosとhidalgosの違い。
前者:都市に基盤を置き、官職の獲得・貿易通商を通じた社会的上昇の機会に恵まれる。
後者:農村の零細な所領経営にしがみつく停滞・没落階層。

地域的には、hidalgosは北部(旧カスティーリャ)の山岳地帯に多く分布し、
社会的には、文学作品などでしばしば笑いの対象にもなった。(「ドン・キホーテ」)
321世界@名無史さん:2005/07/06(水) 00:09:36 0
ちなみにhidalgo(fidalgo)の語源は、hijo de algo、「ひとかどの者の息子」の意味だね。
322世界@名無史さん:2005/07/06(水) 10:54:04 0
>>320-321
ありがとうございます。
騎士ですか。
323世界@名無史さん:2005/07/06(水) 12:41:40 0
日本語では「caballero」は「騎士」、
「hidalgo」は「郷士」と訳すのが一般的。
324世界@名無史さん:2005/07/06(水) 16:38:08 0
田舎臭さが出ていいね。
325世界@名無史さん:2005/07/06(水) 16:50:27 0
>>323
もともと同じ階層ですよね?
貨幣経済の波に乗れたかどうかの違いですか?
326世界@名無史さん:2005/07/09(土) 18:56:37 0
310,311
スペイン継承戦争前:同君連合
スペイン継承戦争後:連合王国。

ナポレオン:統一王国。

ということかな。ナポレオンは、スペイン構成各国の王位を奪ったのではなくて、
各国を滅ぼして、新たに、スペイン王国を作ったといった方が良いかも。
しかし、戻ってきたブルボンは、
もう一度、別個の王国を想定し、複数の王位を兼任としないと、、、
そうしないと神聖同盟による正統主義の大義名分とあわなくなるね。
327世界@名無史さん:2005/07/14(木) 22:39:53 0
>スペイン継承戦争後:連合王国。
連合王国と統一王国の違いがわかりません。両方とも単数形でしょうか。

 私見ですが、勝手にひとつの「統一」王国にしては、つまりは、
 諸王国を廃止しては、外国の干渉ありそう(=他国の承認が必要)がありそうな気がしますが、どうでしょう。

なお、私的には、イスパニア継承で、イギリスがすぐ手を引かず、
ブルボンのスペインと、
ハプスブルクのカタルーニア、
ハプスブルクのバスク(イングランド貴族でも良いが)ができておれば、
その後の「不幸」な歴史もなかったと思われて残念です。

326の理解のとおりだとすっきりする。
328世界@名無史さん:2005/07/23(土) 08:34:41 0
サラザールはなんでブラガンサ王家を復活させなかったんだろう?
329世界@名無史さん:2005/07/23(土) 15:20:33 0
330世界@名無史さん:2005/07/23(土) 15:22:53 0
>>329
左派だけではなく、サラザールより右派の王党派(の残党)や、インテグラリズモルジターノの連中を
をも封じ込める必要があった。
カトリックとの関係も同様、本人はカトリックで政策にもその影響は強いが、
ベッタリではない。
331世界@名無史さん:2005/07/23(土) 17:52:43 0
バスクが独立して、カタランが独立して、プロバンスが独立すれば、よかったのに。
332世界@名無史さん:2005/07/24(日) 04:31:36 0
プロヴァンスはフランスじゃないの?
333世界@名無史さん:2005/07/29(金) 10:31:08 0
マリオ・ソアーレスなんか大統領にしても、任期中に普通に死ぬだろ・・・
334331の気持ち:2005/07/30(土) 21:07:56 0
カタランが独立する以上、プロバンスも独立すべきかと。
フランスはオイル語地域に限って欲しいと思った。?
335世界@名無史さん:2005/08/02(火) 21:48:03 0
ブルボン王朝自体、ダルタニアンなど南仏ガスコーニュ出身だから
336世界@名無史さん:2005/08/04(木) 16:14:43 0
カタルーニャ独立運動なんて、地方移民の2世、3世の方が純粋カタラン人より
熱心にやってるよね。ERC(Esquerra Republicana de Catalunya)の筆頭の
ジュゼップ・カロッド・ルビーラにしてもそう。
337世界@名無史さん:2005/09/01(木) 21:12:35 0
盛期中世、キリスト教君主たちが都市に与えたフエロ(特別法)が、
フランドルなどにおける都市法の成立に深い影響を与えているという
説がある。スペインの研究者が言ってるんなら、まあ郷土びいきかなと
いう感じだが、実際に唱えてるのはベルギーの研究者。
身分制議会(コルテス)の成立も西欧で一番早いし、実は中世イベリアは
先進地帯???
338世界@名無史さん:2005/09/01(木) 21:47:49 0
そーいや、「ニケア・コンスタンチノープル信条」に、
“聖霊は父「と子」から発出する”と、「と子」を挿入したのも
スペインの教会だったな。
339世界@名無史さん:2005/09/14(水) 03:23:56 0
       +
340世界@名無史さん:2005/09/25(日) 17:14:49 0
age
341世界@名無史さん:2005/09/30(金) 20:02:57 0
サラザール時代の大統領って存在感がないというか、陰がうすいというか・・・
ぶっちゃけ、サラザールを首相に任命する手続きのためだけに存在してるような。
342世界@名無史さん:2005/10/12(水) 19:40:31 0
【最】サラザール博士とともに苦難を乗り越えるスレッド【弱】
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1127715623/l50
343世界@名無史さん:2005/10/26(水) 01:09:21 0
        。   。
      。  i!    i!  。 
      i  .lil   .lil  i
     .ii! |iii|   |iii| ii! 
     |ii| .|iiii|  .|iiii|..|ii|
      |iii|.|ii ii|. |ii ii|.|lii|
     .|iiii||iiiiiii|__|iiiiiii||iiii|
     |ll ll|!ll lll|._|ll lill|ll ll|
     |;; ;;|..i|_|i..|; ;;;|
      {;; ;;|┃/\┃i|; ;;;}
     .|::. !/;;∧;;;\! ..::|  
    |:::/;;;;;∧∧;;;;;;\.:.:|


344世界@名無史さん:2005/11/01(火) 21:56:12 0
ポルトガルの最初の領土はどこから始まったの?サンチャゴ?
345世界@名無史さん:2005/11/01(火) 22:24:27 0
キリスト教化されて野蛮国と成り下がり、イベリア半島では
男性同士の尊い愛が禁止された。


346カラジチ ◆mWYugocC.c :2005/11/01(火) 23:39:41 0
>>344
1097年にポルトゥカーレ、コインブラ両伯領がアンリ・ド・ブルゴーニュに与えられて始まる。
この「ポルトゥカーレ」がポルトガルの語源。
サンチャゴがポルトガル領になったことはないよ。
347世界@名無史さん:2005/11/07(月) 01:23:31 0
現在のカタルーニャ分離運動ってどのくらい現実性があるんですか?
イタリアのパダーニャ独立運動と同じぐらい?
348世界@名無史さん:2005/11/07(月) 01:27:28 0
カタルーニャ語公用語化運動は達成してのけたな。
349世界@名無史さん:2005/11/18(金) 01:25:51 0
ガリシアが「王国」だったことはあるのですか?
350世界@名無史さん:2005/11/19(土) 11:45:30 0
レアル・マドゥリ 対 バルセロナFC は、いつも大乱闘になる。
351カラジチ ◆mWYugocC.c :2005/11/20(日) 10:36:28 0
>>349
1065-1071、ガリシア王ガルシアってのがいます。
カスティーリャ・レオン王フェルナンド大王の子で、分割相続でガリシアを得たらしい。
1071年にカスティーリャに併合。
352世界@名無史さん:2005/12/10(土) 08:54:19 0
おう
353ジーモン ◆.5DV4fMpf6 :2005/12/10(土) 09:05:25 O
>>345
ホモ吉はおよびじゃないんだよっ。異端審問にかけられちまいな。
354世界@名無史さん:2005/12/15(木) 00:07:39 0
伝統的に日本人が言えるセリフじゃないがなw
355世界@名無史さん:2005/12/22(木) 16:08:27 0
age
356世界@名無史さん:2006/01/09(月) 02:29:06 0
ほす
357世界@名無史さん:2006/01/09(月) 04:49:03 0
リスボン大地震
358世界@名無史さん:2006/01/09(月) 04:51:11 0
ポルトガルの正式名称は「ポルトガルおよびアルガルヴェ」
359世界@名無史さん:2006/01/09(月) 05:45:12 0
「ポルトガル、ブラジル、およびアルガルヴェ連合王国」だった時期もある。
王宮はブラジルにあった。
360世界@名無史さん:2006/01/09(月) 19:06:27 0
アルガルヴェってどこ?
今もそういう正式国号なの?
361カラジチ ◆mWYugocC.c :2006/01/10(火) 13:55:19 0
アルガルヴェはポルトガルの南の端。
362世界@名無史さん:2006/01/26(木) 12:27:54 0
アンゴラ王とかモザンビーク王という称号は無いの?
363世界@名無史さん:2006/01/31(火) 04:52:40 0
ない。
364世界@名無史さん:2006/02/13(月) 23:17:58 0
スペインでもガリシア人の顔はすぐにわかる。
365世界@名無史さん:2006/02/13(月) 23:21:23 0
中世イスラムの科学技術は優れていたとされる。
イスラムの影響が強かったイベリア半島でルネサンス
のようなものが最初におこらなかったのは何故?
366.:2006/02/16(木) 01:08:48 0
スペイン人とポルトガル人って他のヨーロッパ諸国とかアメリカでは白人扱いされてない
のって本当なんですか?
367世界@名無史さん:2006/02/16(木) 03:22:08 0
368世界@名無史さん:2006/02/16(木) 03:25:45 0
369世界@名無史さん:2006/02/16(木) 07:38:26 0
スペイン・ウマイヤ朝およびそれに続くイスラーム諸国では
男色が女色と並んで盛んだったと聞きますが、
具体例としては誰の男色が有名ですか?

370世界@名無史さん:2006/02/16(木) 09:44:08 0
副王というのは総督とイコールなのですか?
371世界@名無史さん:2006/02/16(木) 12:54:22 0
そうです
372世界@名無史さん:2006/02/16(木) 13:10:12 0
>>365
イスラムの地理的な知識を継承したのが大航海時代に役立ったそうです。
あと14世紀の「歴史序説」なんかにすでに書いてある「大地は球体である」という理論とか・・・
373世界@名無史さん:2006/02/18(土) 19:29:34 0
国内ではどのようなものがあるのですか?
374世界@名無史さん:2006/03/05(日) 00:59:35 O
375世界@名無史さん:2006/03/07(火) 01:00:59 0
>>372
地理的に中国から一番遠そうなイベリア半島に、欧州で最初に
製紙技術が伝わったんでしたっけ?
376世界@名無史さん:2006/03/07(火) 01:05:36 O
まさかのときにスペイン宗教裁判!
377世界@名無史さん:2006/03/12(日) 05:37:03 0
地理的に中国から一番遠そうでも、イスラム経由だから、
イスラム圏に近ければ問題ない。
378世界@名無史さん:2006/03/23(木) 00:36:46 0
祝一周年おめ!
379世界@名無史さん:2006/04/10(月) 20:02:36 0
>>377
つロシア
380世界@名無史さん:2006/04/10(月) 21:33:08 O
あの半島はめずらしく王国である。スペインはブルボン朝、ポルトガルはブラガンサ朝、ブラガンサ朝はブラジル・ブラガンサ朝と親戚ですね。
381世界@名無史さん:2006/04/11(火) 04:06:58 0
ポルトガルは今は共和国だ
382世界@名無史さん:2006/04/23(日) 22:14:02 0
>>379
ロシアも製紙術の受容はアナトリア〜黒海経由だった希ガス。
キプチャク時代にモンゴルから教わらなかったのか不思議だわな。
383世界@名無史さん:2006/05/05(金) 03:15:24 0
ブラガンサ家ってまだ残ってるの?
384世界@名無史さん:2006/05/07(日) 06:12:41 0
サンチャゴ騎士団について何か知ってらっしゃる方、語って下さい!おねがいします。
385世界@名無史さん:2006/05/07(日) 13:50:59 0
同時期に展開されていたヌマンティア戦争とルシタニア戦争。
ローマが戦ったそれぞれの敵は別々の相手だったんでしょうか。
単に侵攻方向が違っただけ?
386世界@名無史さん:2006/05/07(日) 16:58:12 O
383
自発的に退位したから殺されずに残ってる筈だよ
387世界@名無史さん:2006/05/07(日) 23:27:06 0
>>385
ヌマンティア戦争はケルト=イベリア人、
ルシタニア戦争はルシタニ人(たしかイベリア人の一派だったか)

だったので恐らくは別物。
戦った時期が一緒なんだが、互いに関係(共闘とかね)があったかはよく分からないらしい。
 
388.:2006/05/08(月) 10:54:19 0
アメリカじゃスペイン、ポルトガル人は白人扱いされてない(WHITE)に
分類されないって誰かが言っていたけど本当なの?
スラブ圏の白人のほうがそうだと思ってたけど。今まで
389世界@名無史さん:2006/05/08(月) 11:25:14 0
イベリア半島系への差別意識があるのは、
スペイン系植民地人が大量流入している影響が大きいんじゃないの?
プエルトリコとかからの「ヒスパニック」というの。
たぶん、スペイン語(含むポルトガル語)使用者に対する反発がある。

米西戦争の時の話を見たりすると、スペイン人とアメリカ人は、「白人同士」対等に仲良くやっている。

まだ語りたいなら、専用スレにいってやれ。
ここではスレ違い。
390世界@名無史さん:2006/05/09(火) 04:29:51 0
ナポレオン戦争のとき、英国人は、あまりのスペイン・ポルトガルのふがいなさに、
「半島人」と称して馬鹿にしていたみたいだね。
敵側のナポレオンにも、手は焼けるがなんの利得も生まない土地と言われてるが。

正規軍は駄目駄目だったけれど、ゲリラ戦はすさまじいものがあったみたいね。
おまけに、イギリス軍には心置きなく焦土戦術やられた上に、植民地との通商も破壊されて。
餓死者が100万人超だっけ?
391世界@名無史さん:2006/05/09(火) 08:37:26 0
「半島人」(ペニンスラール)ってスペイン・ポルトガル人の自称じゃねーか
392世界@名無史さん:2006/05/11(木) 05:31:09 0
>>383
ただ、王室直系は、世継ぎが生まれずに途絶えたはず。
革命がおきて、英国へ亡命した後、子供が無いままマヌエル国王は亡くなってる。
王党派の活動も、これをきっかけに終息してしまった。

もちろん、傍系は残ってると思うけれど。
ブラジル皇帝の方ってどうなったの?
393世界@名無史さん:2006/05/11(木) 05:46:40 0
ブラガンサ家オフィシャルサイト
ttp://www.theroyalhouseofportugal.org/
394世界@名無史さん:2006/05/18(木) 15:01:51 0
カルリスタ戦争のあとドン・カルロスはどうなったんですか?
395世界@名無史さん:2006/05/31(水) 17:53:46 0
さくご
396世界@名無史さん:2006/06/08(木) 16:51:50 0
サガッテルナァ
397世界@名無史さん:2006/07/02(日) 12:24:41 0
大西洋岸に建設されたギリシア人やフェニキア人の植民都市って、
おおよそリスボンが北限でしょうか?
398世界@名無史さん:2006/07/05(水) 20:58:03 0
ナポレオン戦争のときスペインはどこに占領されてたんでしたっけ?
399世界@名無史さん:2006/07/12(水) 06:19:23 0
フランス
400世界@名無史さん:2006/07/12(水) 10:28:07 0
女王ファナの末娘(カタリーナ?)に興味があります。
彼女の伝記(特に少女時代に焦点をあてたもの、英語か日本語)
があれば教えて下さい。
また、サイトも教えて下さい。
401世界@名無史さん:2006/07/19(水) 20:01:04 0
>>177
ソースは?詳しく教えて
402世界@名無史さん:2006/08/05(土) 19:00:32 0
>>397
ギリシアの場合は伝説なのか史実なのか判然としないのが多いもんで
なんともつかんのよ。
403世界@名無史さん:2006/08/22(火) 20:24:05 0
スペインポルトガルといえば大航海時代だけれども
本国ではこの大航海時代はどうとらえられているんかね?

この2国で世界を2分して栄華を誇ったけどもそれは同時に
稀に見る虐殺の歴史(特に新大陸)でもあるわけで・・。
教科書にはどう描かれているのか。
国民は誇りに思っているのか、虐殺にはやはり負い目を感じているのか・・。
404世界@名無史さん:2006/08/22(火) 20:45:40 0
負い目を感じるどころか、半島人にはそんな歴史観は
「Leyenda Negraだ」とか言われて歴史捏造として一蹴されるだけ!
405世界@名無史さん:2006/08/22(火) 21:27:14 0
流れ無視ですいません。
大航海時代に中南米の植民地から搾取した金銀の遺産でいまだに食っている・・・
という表現を聞いたことありますが、どうなんでしょう?
歴史というより経済っぽい話題ですが。
406世界@名無史さん:2006/08/22(火) 21:47:28 0

質問をするなら主語を明確にしよう。
スペインが?ポルトガルが?両方が?
スペインのある階層が?ポルトガルのある階層が?
その他「だれが」なの?
407世界@名無史さん:2006/08/22(火) 22:38:38 0
虐殺といえば圧倒的にスペインの方が多いとおもう
ポルトガルってどこかで虐殺したの?
408405:2006/08/22(火) 23:19:45 0
>>406
漠然としていますが、「スペイン(国)」でお願いします。
409世界@名無史さん:2006/08/22(火) 23:41:51 0
1970年代に入ってもアンゴラやモザンビークで大量虐殺を行っていた国に
「ポルトガルってどこかで虐殺したの?」かよ。
410世界@名無史さん:2006/08/23(水) 00:24:30 0
大航海時代の話じゃないのか
411世界@名無史さん:2006/08/27(日) 05:27:15 0
中南米の金銀は結局スペインには残らなかったし、スペインはインフレ起こして破産した

ポルトガル?ブラジルより貧しい本国にそんなものあるか。
412世界@名無史さん:2006/09/06(水) 21:48:12 0
レコンキスタってどんな意味?
413世界@名無史さん :2006/09/07(木) 19:18:56 0
ポルトガル人はそうでもないけど
スペイン南部でも金髪碧眼の人が居るのは
イスラムの支配下にあったときにスラブ系の奴隷が
連れてこられたからかな?それともゲルマン人の影響かな?
414世界@名無史さん:2006/09/07(木) 21:49:11 0
ヴァイキングじゃないの?
確か黒海のほうまで来てたと思ったけど。
うろ覚えスマン。
415世界@名無史さん:2006/09/08(金) 17:35:29 0
「reconquista(レコンキスタ)」はスペイン語だね。
「conquista」が征服を意味しているから「re-」との複合語で
「reconquista」とは再征服のこと。

世界史的にはイスラム大征服運動時にイスラム教徒に奪われた
イベリアの国土を再びキリストが奪い返す目的で行われた再征服運動。
416世界@名無史さん:2006/09/17(日) 16:07:21 0
ポルトガルって一人当たりのGDP韓国より下なのな
417世界@名無史さん:2006/09/17(日) 17:42:26 0
>>413
ケルティベリア人の可能性も。
418世界@名無史さん:2006/09/17(日) 19:55:14 0
ポルトガル語だとreconquista(ルコンキシュタ)
419世界@名無史さん:2006/09/17(日) 20:19:57 0
>>416
ECの頃からギリシャと並んでお荷物扱いされてなかったっけ。
420世界@名無史さん :2006/09/17(日) 20:25:56 0
南部にも金髪碧眼が居るのは
イスラム教徒の中にゲルマン系の人間が居たからかも。
421世界@名無史さん:2006/09/17(日) 20:49:37 0
今でもポルトガルはヌースで「西ヨーロッパ最貧国の一つ」と書かれる事が多い
422世界@名無史さん :2006/09/17(日) 20:55:40 0
スペインは経済良いんじゃなかった?
423世界@名無史さん:2006/09/18(月) 05:56:38 0
ポルトガルは元々金持ちじゃなかったが植民地戦争でド貧乏になった
北朝鮮以上の軍事傾斜で金を使い果たした
ついでに、独裁時代は中等教育が国民に解放されてなかったので馬鹿ばっかり。

西ヨーロッパでは長らくアイルランドがポルトガルと並ぶ最貧国だったが、
80年代以降上昇するロケットのように成長して今では北欧と並ぶ一人当たりGDP
424世界@名無史さん:2006/09/19(火) 23:26:31 0
完全にブラジルの風下だからな。
歴史の残酷さを垣間見る思いだ
425世界@名無史さん:2006/10/15(日) 13:21:16 0
どうして半島国家ってのはどいつもこう・・・
426世界@名無史さん:2006/10/27(金) 23:13:40 0

【ポルトガル】「コロンブスは実はポルトガル人だった」 記念像制作をきっかけに出身地論争が沸き起こる[1026]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1161874564/
427世界@名無史さん:2006/10/27(金) 23:18:01 0
古代スペイン(イベリア半島)には、オンドルのような暖房
装置があったように書かれている本があるのですが、
本当でしょうか?
428世界@名無史さん:2006/10/28(土) 02:10:17 0
>>425
ウリは世界の半分を山分けしたことはおろか
海外へ雄飛したこともなかったニダ・・・
429世界@名無史さん:2006/11/09(木) 02:08:09 0
そこで連恨切ったですよ
430世界@名無史さん:2006/11/12(日) 01:26:26 O
BSであった英製作のスペインドキュ観直したら、戦争は勝者の歴史って言葉を思い出した。
ムスリム連中カナシス

半島文化に捏造はつきものなのか…
431世界@名無史さん:2006/11/14(火) 00:31:41 0
17Cスペインにおいて、神父や牧師が惨殺されるような(もしくはそれに類するような=教皇庁との対立を招くような)事件ってありましたっけ?
432世界@名無史さん:2006/11/28(火) 00:34:48 0
スペインは何となく分かるけど、ポルトガルは強力な艦隊を
持っていたの?
433世界@名無史さん:2006/11/30(木) 11:54:26 0
434世界@名無史さん:2006/11/30(木) 23:08:18 0
全然関係ないっすが、ホンダアコードのCM曲で有名なポルトガルのマドレデウス来日ですです

【ポルトガル】解散説が世界を駆け巡った人気グループ“マドレデウス”は「解散でなく休止」 12月の日本ツアー後、1年間は充電[1109]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1164891162/l50

435世界@名無史さん:2006/12/01(金) 00:07:42 0
>>432
何をもって「強力な艦隊」とするかによるが、ホルムズやゴアを占領し
維持できる程度の力はあったんだから、ヨワ弱ってことはないでしょ。
436世界@名無史さん:2006/12/01(金) 00:34:44 0
スペインって、スペイン内戦で70万人ぐらい死者が出てるけど、スペイン
継承戦争とかでもすごい死者が出ているんだって。
437世界@名無史さん:2006/12/10(日) 22:03:03 0
スペインは、メディチ家やフッガー家のような、
銀行・両替業は発展しなかったの?
438世界@名無史さん:2006/12/16(土) 15:33:57 0
そういうノウハウ持ってたユダヤ人やムスリムを真っ先に追い出しちゃったからなぁ
439世界@名無史さん:2006/12/16(土) 19:44:37 0
オランダ
440世界@名無史さん:2006/12/28(木) 02:21:28 0
強力な艦隊よりも強力な狂信
441世界@名無史さん:2007/01/08(月) 20:59:53 0
あげ
442世界@名無史さん:2007/02/07(水) 20:29:00 O
いまのスペインのコカイン経験者は若者じゃ散文の一だとか
443世界@名無史さん:2007/02/07(水) 22:20:43 O
スペイン軍はヘタリアと違って十六世紀はヨーロッパ最強だったのに
キューバ独立ゲリラやらリーフ族やらにいいようにやられてた
十九世紀二十世紀のヘタレっぷりはなんなの?
ナポレオン時代ぐらいには陸軍は時代遅れになってたのかな?
444世界@名無史さん:2007/02/09(金) 05:02:28 0
イタリアだってローマ時代は最強だっただろ?
っていうかインフレとか破産とかユダヤ人追放とかプロテスタント追放とかオランダ独立とかで転落しちゃったわけだから
445世界@名無史さん:2007/02/09(金) 05:05:49 0
まぁそれでも19世紀中に何度かメキシコやペルーを再植民地化しようと試みるぐらいの力はあったし(失敗したが)、
植民地のほうが本国よりはるかに豊かで、亡命した王室が本国に帰るのを嫌がってたようなポルトガルよりはマシだろうよ
446世界@名無史さん:2007/02/09(金) 22:01:43 O
スペイン人は伝統的にスペイン国家に対して自虐的なのだとか。なんか日本みたい
447世界@名無史さん:2007/02/09(金) 22:15:15 0
そりゃインカやアステカにしてきた事を思えば・・・なあ・・・
448世界@名無史さん:2007/02/10(土) 00:35:12 0
日本も、従軍慰安婦や南京大虐殺を素直に認め謝罪し誠意を見せるべき。
449世界@名無史さん:2007/02/10(土) 01:13:02 O
別に黒い伝説がらみじゃなくて、
フェリペ二世以降ヨーロッパ列強から取り残されてったことと、
国内の地域分裂による総体としてのスペイン国家への忠誠心の弱さが原因なんだとか
というわけでスペイン人とは何か?をテーマにしたスペイン人論が
この三百年ぐらいずっと繰り返されてるんだとか
ドイツやフランスがあっという間に答えを出したのと比較すると
こういうのはヨーロッパじゃ珍しい
450世界@名無史さん:2007/02/10(土) 04:04:41 0
今も幾つか分離運動あるしなぁ
州の自治権が大幅に強化されたりしてて、
去年も軍の要人がスペイン国家消滅の危機だとか騒いでたな
451世界@名無史さん:2007/02/10(土) 09:17:26 0
地域が全部独立してスペインって国がなくなったらどうなるんだろう
452世界@名無史さん:2007/02/10(土) 10:37:17 0
カスティリャとアラゴンが残るよ。
453世界@名無史さん:2007/02/14(水) 03:26:04 0
27 名前:名無しさん@七周年 投稿日:2007/02/14(水) 02:40:29 ID:Yu1SglBr0
もう一つ秋田関連で…ボソ。
「アルカサル-王城-」
『プリンセスGOLD』にて、完結に向け前後編掲載。
まずは前編が、今週末2/16発売の号に100p。
スレ違いスマソ。


ようやく終わるのかペトロ残虐王がくだばって、トラスタマラ朝の成立へgo!!!
454世界@名無史さん:2007/03/05(月) 07:55:29 0
グアム島に最初に来たスペイン船は、一旦友好的に
戻ったが、2度目に来たときは天然痘患者を乗せて
きて、その患者だけを島に上陸させて帰った。

そして3度目に来たときは、キリスト教宣教師を
乗せて来て、天然痘の流行で10万のチャムロ族が
6千人に減ったグアム島に上陸し、植民地にした
あと、キリスト教の布教を始めた。

455お訊ね:2007/03/07(水) 22:01:04 0
フェルナンド7世がゴドイを迫害したのは、世間の目を欺く方便だったの?
456世界@名無史さん:2007/03/24(土) 12:04:21 0
南米に言語を広めた
457世界@名無史さん:2007/03/27(火) 09:34:40 0
スペインもポルトガルも落ちぶれたけど、南米では言語通じるからいいかもね
458世界@名無史さん:2007/04/02(月) 12:04:54 0
>>455
違います
459世界@名無史さん:2007/04/08(日) 23:35:07 O
スペインは英蘭をどうにかするべきだったな…
460世界@名無史さん:2007/04/15(日) 07:42:56 0
百獣の王レオ>>>><超えられない壁>>>>>棄民
461世界@名無史さん:2007/04/15(日) 23:11:56 0
>>457
ポルトガル語は最近、実質的な標準語の地位をブラジル方言に
奪われつつある勢い。
かつて英語の主役をアメリカが英国からさらったようにね。
462世界@名無史さん:2007/04/15(日) 23:22:05 0
ブラジル人のアイルトンセナもポルトガルによくいってたね
先祖はイタリアから移民したらしいが
やはりブラジル人が成功するとポルトガルに住みたいものだろうか
463世界@名無史さん:2007/04/15(日) 23:34:17 0
ポルトガル語からブラジル語へか?
464世界@名無史さん:2007/04/16(月) 01:02:40 0
韓国とスペインってどっちが経済強いの?
465世界@名無史さん:2007/04/17(火) 01:07:20 O
大航海時代のスペインの征服者は容易に名前が出て来るけど
ポルトガルの征服者ってカブラルとアルブケルケぐらいしかいないな
466世界@名無史さん:2007/04/17(火) 02:09:57 0
>>464
日本の労働生産性(2004年)はOECD加盟国30ヵ国中19位
ルクセンブルク1位
米国2位
ノルウェー3位
アイルランド4位
ベルギー5位
フランス6位
イタリア7位

スペイン18位
日本19位
アイスランド20位

韓国23位
467世界@名無史さん:2007/04/21(土) 11:51:58 O
>>465
セバスティアン!セバスティアン!
468世界@名無史さん:2007/04/30(月) 03:25:19 0
ヴァスコ・ダ・ガマはダメなのか
469世界@名無史さん:2007/05/01(火) 01:15:27 O
ぱっとしない国
欧州の田舎
だがそこがいい
470世界@名無史さん:2007/05/03(木) 13:22:09 0
バーソロミューディアスって、ポルトガル人だよね?
471世界@名無史さん:2007/05/03(木) 21:32:19 0
スペインは新大陸を征服したけど
ポルトガルは結構アフリカで負けてるんだよね
472世界@名無史さん:2007/05/03(木) 21:47:57 0
>>469
 いや、嘗ての世界を支配した帝国の栄光が残滓としてあるからね
>>471
 うん、世界分割でアフリカはポルトガル領だったのに、
逆にブラジルで成功したのが不思議
473世界@名無史さん:2007/05/09(水) 22:15:11 0
んーアメリカ独立前から植民地育ちの人の英語と、英国本国の人は明らかに違ったらしい。

これは植民地が頭悪そうにゆっくりしゃべるのにたいし、本国人は早口というもの。
人口密度がひくい、のんびりしてる、本国の都市流行が伝わらず古風な言葉が残る・・・
ただアメリカ英語の場合はドイツ語など東欧の影響も強いと思うけどね。

日本でも戦前の日本語の教科書で勉強したドイツ人が日本に上陸したとき
さっそく話しかけたら「江戸時代の人みたい」と笑われた。
まあ日本も植民地があったら「でござろうか」「失礼つかまつった」などという言葉になったかも
474世界@名無史さん:2007/05/20(日) 20:35:41 0
>>472
ヒント:航路
475世界@名無史さん:2007/05/24(木) 20:59:55 0
[ポルトガル]ポルトガルで国民投票、中絶合法化賛成に
http://d.hatena.ne.jp/anhelo/20070212/p1
476:2007/05/26(土) 00:29:33 O
イベリア半島にはどれくらいの割合で黒人の血が混ざってるかな?
477世界@名無史さん:2007/05/29(火) 01:46:31 0
イベリアの対岸はアラブ人の国ですよ
478世界@名無史さん:2007/05/29(火) 17:10:54 0
それはみんな知ってる。
アラブ人は一般的に云えば黒人ではないことも。
479:2007/05/30(水) 21:45:35 O
ムーア人の中でも黒人の影響が強い人もいるんじゃないの?あと、ポルトガルの場合、黒人奴隷を大量に本国に持ち帰ったらしいから今のイベリア半島の人間にはどれくらい混じってるかなって
480世界@名無史さん:2007/05/31(木) 14:32:10 0
黒人奴隷って本国へ持ち帰ってたの?
植民地方面の労働が主だと思ってたよ
481世界@名無史さん:2007/06/17(日) 02:10:20 0
中南米の白人と黒人がいる国でもムラート(白黒混血)は基本的に少ないよ
白人とインディオの国では混血のメスチソ多いけど

ただカーボベルデとドミニカ共和国は白黒混血が最大多数
482:2007/06/22(金) 13:41:01 O
ムーア人のなかにも黒人の影響が強いのもいるから、ポルチギー、ヒスパニア人にも混ざってる
483世界@名無史さん:2007/06/23(土) 15:01:09 O
やたらとムラートとサンボが多いコロンビアが最強
484世界@名無史さん:2007/06/23(土) 18:20:05 0
スーダンのアラブ人とかサハラのベルベル人って完全にクロンボだろ。
485:2007/06/25(月) 22:40:12 O
うん。だからイベリア半島の人間にもニガーの血が混ざってる
486世界@名無史さん:2007/06/27(水) 05:18:04 0
スーダンやチャドのアラブ人は、アラビア語を話す黒人ってだけだね
トルコのトルコ人がトルコ語を話すアナトリア人に過ぎないようなもん
487世界@名無史さん:2007/07/01(日) 23:37:42 0
>>449
>スペイン人とは何か?をテーマにしたスペイン人論が
>この三百年ぐらいずっと繰り返されてるんだとか
>ドイツやフランスがあっという間に答えを出したのと比較する

どういうこと?
日本で言うと明治時代とかに言われた国体みたいなものの話?
ドイツやフランスの話し教えて?
488世界@名無史さん:2007/07/02(月) 23:47:53 0
英葡間で結ばれたウィンザー条約の内容ってどんなんですか?
489世界@名無史さん:2007/07/10(火) 05:33:01 0
スペインの殆どの州に独立運動・政党がある
ドイツではせいぜいバイエルンとシュレスヴィヒ・ホルシュタインくらい
フランスは6箇所ぐらい抱えてるが全部辺境
490世界@名無史さん:2007/07/15(日) 14:04:02 0
>>473
同じような現象は南米の日系移民社会で話される日本語でもみられる。
日本本国で標準語が全国に普及する以前に移住した者も多いので、移住先では
多数派の出身地の方言に影響されやすいとも。
491世界@名無史さん:2007/08/19(日) 22:35:49 0
青森の年寄りなんか今でも何話してるかわからない人がいるよね
492世界@名無史さん:2007/09/03(月) 00:47:06 0
493世界@名無史さん:2007/09/15(土) 15:54:37 0
スペインとポルトガル、最後に戦争をしたのはいつ?
494世界@名無史さん:2007/09/15(土) 16:24:58 0
スペインは内戦、ポルトガルはアフリカでの植民地戦争
495世界@名無史さん:2007/09/15(土) 16:32:51 0
>>494が聞いてるのはスペインvsポルトガルの戦争のことでは・・・
496世界@名無史さん:2007/09/16(日) 04:22:09 0
ナポレオン戦争あたりで交戦してるんじゃない?
497世界@名無史さん:2007/09/16(日) 05:01:16 0
戦後になってフランコが、サラザール独裁下で疲弊を極めていたポルトガルを一気に併合しようとしたけど、
当時皇太子だったファン・カルロスが「冗談じゃ無い!あんな小国のためにスペインを滅ぼす気か!」って猛反対して
やめた。
498世界@名無史さん:2007/09/16(日) 15:46:52 0
カタロニアが独立できず、ポルトガルが独立できたのは何故でしょうか?
499世界@名無史さん:2007/09/16(日) 21:59:30 0
イギリスがポルトガル保護の方針
過去にブラジルもポルトガルに代わりアメリカ・フランスが欲しがっていたがイギリスが制裁した。
まあ直接統治より世界の警察になって上前をはねるのが英の方針だから、米はそれを受け継いだ。

というより、ポルトガル消滅による植民地空白、マカオの奪還やアフリカの独立あるいは共産化
これが世界混乱に波及するのを恐れた。
米ソがアフリカに傭兵や軍事顧問団を送ってポルトガル(白人側)や黒人側を支援し
それが最後はポルトガルの手に負えなくなってきたわけね=それで疲弊
500世界@名無史さん:2007/10/03(水) 02:28:17 0
 
501世界@名無史さん:2007/10/07(日) 19:23:16 0
ヨーロッパであるポルトガルよりトルコ、シリア、レバノン辺りの方が遥かに金髪碧眼で肌白くヨーロッパ人のようなのが多くいる。イラクの隣なのにw
あの辺りでは昔々から白人女性を奴隷として売られていたし奴隷の中継地だったからヨーロッパ人と混ざったため白人に近くなった。宗教と地理的な理由でアジア扱いされてるだけ。
人種は白人に変わりない。

オスマン・トルコって基本的に基盤はヨーロッパ側にあったんだけどね。
宗教がイスラム教なだけで、普通に見れば完全に中東欧が本拠地の
他民族帝国だった。
トルコ共和国になってから>小アジアが中心のトルコ民族国家になったの。
それでも面積の割にはヨーロッパ側の比重が比較的高いし。



502世界@名無史さん:2007/10/16(火) 22:32:38 0
>>493
亀レスだが・・・

ナポレオンは寵臣ゴドイを誘ってフォンテーヌブロー条約を結び、ポルトガル
分割を決定した。フランス・スペイン連合軍はポルトガルの首都リスボンに
攻め込み、ポルトガル王家はイギリス艦隊の護衛のもとにブラジルに逃れ、
リスボンは戦わずして陥落。
(条約ではポルトガル北部をカルロス4世の孫に、南部をゴドイ個人に、中部を
フランスが処分すると取り決めてあった)
503世界@名無史さん:2007/10/21(日) 12:44:41 0
スペイン在住者スレッド 3
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/world/1120603691/l50

スペインの物価は日本と同じか、むしろ高いくらいだ。
日本で一日三千円で自身があるならスペインでも可能だ。
昨夜、先輩と居酒屋行って5千円使いました、
という感じでスペインにくると、 元々バル文化の発達した国だから、20ユーロはあっという間に消える。
貯めるのは難しいが使うのは簡単だよ。1000ユーロは送金してもらえ。 日本円で17万だ。

スペインも広いからどこに行くのかよって全然違う。
マドリッドは寒い。 留学で皆が行くサラマンカはもっと寒い。 厳寒。息も凍る。

スペイン人ってどんな国民性ですか?すぐお友達になれますか?
パリに行った時はちょっとアジアンには冷たい感じでしたが・・・。
陽気で明るい、とよく言われるが実際には、寂しがり屋のほうが的を得ていると思う。
フランス人みたいに、孤独が好きというのと正反対。


504世界@名無史さん:2007/10/21(日) 12:51:50 0
http://www.tobi-fw.com/masuken/news/image/20030402_4_l.jpg 右
http://www.tobi-fw.com/masuken/news/image/20030402_3_l.jpg 左
http://www.classiccar.net/cdps/cditem.cfm?NID=6290

基本的にスペインとスペイン人が嫌い。 
最近は動物園の職員になったつもりで我慢。
動物園(スペイン)と動物たち(スペイン人)のおかげでめしが食えると
感謝するよう心がけております。
たまの来園客(日本人とか外人の友達)に動物園を案内するのがもっぱらのたのしみ
505世界@名無史さん:2007/10/21(日) 12:58:14 0
護民官の役割については、憲法第54条に定められている。すなわち、市民の基本的人権の擁護及び行政権の監視で、
公権力を対象にして行う。ただし、司法の独立との関係から、司法権は別である。
 (調査の端緒として)市民から人権を侵害されたという訴えの書面を受け取ることもあるし、我々自身が調べることもある。
人権が侵害されたと思われる場合、その場所、例えば、病院、刑務所等を訪問しながら調査する。
 また、行政省庁が調査に協力しない場合には、護民官に従わないということで罰則を科すことができる。


 護民官の一つの役割として、憲法裁判所に提訴することができる。ちなみに、憲法裁判所に提訴することができる
のは、(1)内閣総理大臣、(2)50人の下院議員又は上院議員、(3)自治州政府及び議会、(4)護民官の四つの公的機関のみである。

ヨーロッパ各国にはオンブズマン制度があるが、スペインの護民官ほどの権限を持っていない。
ただ、ポルトガルの護民官は同じような権限を持っている。
両国は兄弟のようなものだが、共に専制政治の苦い経験を持っている。
その経験から、人権に対する強い保障を憲法で定めた。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/kenpou/gse/gse_chosa11.htm

 
506世界@名無史さん:2007/10/24(水) 14:14:19 0
arriba
507世界@名無史さん:2007/10/25(木) 20:01:23 0
スペイン全国管区裁判所 1980年代初期に設置され、主として政治家の犯罪、非合法武装組織のテロなど政治的事件を対象としてきた。 ...
web.sfc.keio.ac.jp/~nacamal/human-law7.doc
508世界@名無史さん:2007/10/25(木) 20:04:56 0
バルセロナで高速鉄道AVEの建設工事で陥没が発生、そのためRENFE近郊線の一部が不通となっている
問題は政界に波及。社労党 (PSOE) を除く全党がマグダレーナ・アルバレス勧業相の引責辞任を求めている。
これに対し、アルバレス勧業相は「責任は工事請負会社OHLにある。AVE建設工事を請け負った4社のうち、工期を守らなかったのはOHLだけ。
問題が起きているのはOHLの請負部分だけで、しかも昨年12月から再三再四に渡り工期延長を要請してきた」と責任を回避、
むしろ勧業省は被害者であると主張。
一方、カタルーニャ州政府もOHLを告訴する構えで、勧業省及びRENFEでも告訴を検討している。
サパテロ政権の目玉工事だったマドリッド=バルセロナ間のAVE建設だが、
12月21日に予定されていた開通は延期を余儀なくされており、「ともかく安全を最優先」させるとしている。
http://d.hatena.ne.jp/anhelo/
509世界@名無史さん:2007/10/25(木) 20:07:12 0
フェルナンデス・ベルメホ法務相は、法学部で優秀な成績を修めた学生を対象に、
司法試験なし、4〜5年の研修を受けるのみで裁判官・検察官になれるとする
新システム案を発表した。裁判官・検察官になるには、現行システムでは司法試験に合格した後、
バルセロナの司法学校で1年半の研修を受けるが、司法試験は大変な難関で平均5年半の準備期間を要するという。
改正案では、現行システムと並行して新システムを導入する考え。
http://d.hatena.ne.jp/anhelo/
510世界@名無史さん:2007/10/25(木) 20:13:23 0
・裁判制度は原則三審制。
最高裁判所の下に、日本の高等裁判所に相当する県裁判所、
その下に、第一審・予審裁判所、刑事裁判所、懲治監裁判所、未成年者裁判所、
行政訴訟裁判所、社会裁判所、簡易裁判所がある。
その他に最高裁の下には、全国管区裁判所(マドリッドにあり、全国規模や海外の事件を扱う)、
自治州高等裁判所(自治州条例の範囲を扱う)、軍事裁判所がある。
これらとは別に、具体的な訴訟事件とは無関係に法令などの合憲違憲を判断する憲法裁判所がある。
http://d.hatena.ne.jp/anhelo/searchdiary?of=7&word=%2a%5b%a5%b9%a5%da%a5%a4%a5%f3%5d

・陪審の対象となるのは、人身に対する罪、公務員が公務上犯した罪、名誉に対する罪、自由や安全に対する罪、火災に関する罪で、原則二審の県裁判所のみ。
511世界@名無史さん:2007/11/03(土) 22:08:14 0
カタルーニャの労働組合は、親から独立し自分の家庭をもちながらも親の援助なしには
やっていけない若者が、カタルーニャではおよそ65%にのぼると発表した。
これは、安月給、契約条件の不安定さ、地価と公定歩合の上昇によりローンに
がんじがらめになる。などといった要素が絡み合った結果、親に助けを求めざるを
得なくなったもの。援助は、金銭的なものだけでなく、実家での食事、買い物や掃除の
肩代わりや孫の世話にまで及ぶ。これらの援助により、彼らは月額675ユーロまで
節約できるという。子供一人で、夫婦双方の給料が月2578ユーロの場合、
この援助がなければ収入の25%をこれらの出費にあてなければならないことになる。
彼らは、半独立者と呼ばれている。

ソース:Spainnews.com
http://www.spainnews.com/news/
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1192942936/l50

>安月給、契約条件の不安定さ、地価と公定歩合の上昇によりローンに
>がんじがらめになる。などといった要素
日本と同じやん。

良く、評論家は「西洋人は自立していて、日本人は自立していない」と
したり顔で言うが、それは大嘘である。あくまで精神的自立で金銭的自立は昔からあまり出来て無いように感じる。

あとカタルーニャの若者がキツイのは、今は異常なな不動産バブルで
ピソ(アパート)を買えないせいでもある。 マネーゲームになっているし、しかも金持ちの外人が買いあさるしで
地元の普通の若者には親の援助なしでは不動産には手が出なくなっている。



512世界@名無史さん:2007/11/04(日) 01:04:23 0
ヨーロッパの中ではこいつらが一番嫌い。ってかむかつく。
微妙な国のくせに、アメリカ大陸征服してんじゃねえ。
てめえらはイギリスとかフランスにいじめられてばいいんだよ。
ポルトガルはとっととスペインに併合されろ。
513世界@名無史さん:2007/11/04(日) 02:26:59 0
意味が分からん
厨房は消えろやw
514世界@名無史さん:2007/11/04(日) 11:17:02 0
スペイン・ハプスブルク家最後の王カルロス2世は、領土の保全を目指して、
姻戚関係になっていた隣国フランスの太陽王ルイ14世の孫でアンジュー公の
フィリップをスペイン王位継承者に指定、ここにスペイン・ブルボン家第一代の
王フェリペ5世が誕生した。
しかし、次男のカール大公をスペイン王に望むオーストリアのレオポルト1世は、
フェリペ5世を認めようとしなかったし、フランスとスペインの統合をもくろむ
ルイ14世の野望も露になってきた。そこで、かねてよりヨーロッパの勢力関係を
有利に展開しようとしていた諸列強、とくに海上覇権と国際交易の面でスペインを
敵視していたイギリスとオランダがオーストリア支持に回り、フランス・スペイン
連合軍との13年にわたる戦争に突入する。

戦争終結を決めたユトレヒト条約(1713年)によって、スペインはフランス王位に
対する継承権のみならずヨーロッパ各地の諸領をも失ってイベリア半島内に後退を
余儀なくされ、通商面でも広大な植民地までをも含めてイギリスに最恵国待遇を
与えなければならなくなった。
515世界@名無史さん:2007/11/08(木) 12:48:01 0
……カールってレオポルドの次男だっけ?
516514:2007/11/09(金) 23:25:54 0
×次男のカール大公→末子のカール大公
517世界@名無史さん:2007/11/10(土) 23:10:03 0
>>514
イギリスの海上覇権の第一歩
518世界@名無史さん:2007/11/11(日) 15:49:54 0
>>512
微妙って、欧州拡大運動の偉大なるパイオニアだぞ。
欧州で最初に点と線で構成される海洋商業帝国の雛形になったのがポルトガル、初めて遠隔地の大帝国を滅ぼしてその土地の地域性すら一変させたのがスペインだ。
今はともかく昔はスペインがイギリスとフランスをいじめる側だった。
世界史的な意義ではイギリスはともかくフランスよりはよっぽど大きいと思われ。
ま、功より罪の方が大きいかもしれんがな・・
519世界@名無史さん:2007/11/11(日) 17:25:38 0
>今はともかく昔はスペインがイギリスとフランスをいじめる側だった。

宗教改革は、同時代の人々にとっては、プロテスタントが生き残る可能性のほうが
低いと思われていたそうで。
異端ということに関する限り、カトリック教会は百戦練磨のつわものだったし、
「日の没することなき帝国」を築いたハプスブルク家もバックにいたし。
520世界@名無史さん:2007/11/11(日) 18:16:00 0
>>512
フランスいらね。大航海時代に貢献してねーつまらん国。特に日本にとっては
幕末まで何の関係もねーし。以後も大して関係ねー国。
ヨーロッパの外には影響を及ぼせない田舎国家ね。
521世界@名無史さん:2007/11/11(日) 19:40:26 0
>>520
荒らし乙
522世界@名無史さん:2007/11/11(日) 21:06:28 0
1716年、フェリペ5世は「国家基本令」を布告し、閣僚制度を改めて導入して
中央と地方の行政を一体化するなど、中央集権化主義によるスペインの政治・
行政改革を断行、ユトレヒト条約以後もスペインに残された中南米に対する
「新植民地化政策」という経済復興政策をも展開した。
時代のカルロス3世の啓蒙専制君主として新経済政策を推進し、スペインの
周辺地域を発展させて新興ブルジョワジーを生み、それが一方では周辺地域と
中央部の対立を誘発し、他方ではブルジョワジーと貴族階級の対立にも発展
していった。
こうした対立関係をより複雑にしたのが、ハプスブルク家の2世紀間にますます
力を強めたカトリック教会とカトリック信仰である。
カトリック問題は、啓蒙専制君主としても手を下しえぬ、重要なファクターと
して存在し続けた。
したがって文化人も、啓蒙主義に対しては、カトリック信仰との共存を認めるか
否かによって二派に分かれ、それがヨーロッパ化―この場合はフランス化―か
伝統墨守かの対立に増幅していったのである。
523世界@名無史さん:2007/11/12(月) 08:11:05 0
ヨーロッパで王侯貴族の血統を示す「青い血」という言葉はスペイン起源
なんだってさ。
524世界@名無史さん:2007/11/12(月) 17:01:12 0
ナポレオンの兄ジョゼフ・ボナパルトがホセ1世として送り込まれたスペインでは、
独立戦争中にも改革派と伝統派の対立が激化していった。
とくに1812年、スペイン南部のカディスで招集された議会が、フランス革命思想に
即した自由主義憲法を制定してからは、改革派と伝統派の対立は、自由主義派と
保守主義派というイデオロギーに対立する二つのスペインを生み、その抗争は
20世紀後半にまで持続されたのである。
525世界@名無史さん:2007/11/18(日) 08:40:16 0
ポルトガルか・・特に話題にならない国だな
526世界@名無史さん:2007/11/18(日) 09:19:16 0
ポルトガルって、17世紀にはブラジルの砂糖、18世紀には同じくブラジルの
金とダイヤモンドによって繁栄している。
527世界@名無史さん:2007/11/18(日) 09:22:00 0
海外進出によって発展した国だな
528世界@名無史さん:2007/11/18(日) 10:22:50 0
ポルトガルは17世紀にスペインから独立した後、オランダとの対立ゆえに
経済的にはイギリス依存を強める一方、政治的にはフランス国王ルイ14世流の
絶対王政を敷いた。
529世界@名無史さん:2007/11/19(月) 05:22:41 0
繁栄していたのってブラジルでポルトガルじゃないという印象が
530世界@名無史さん:2007/11/19(月) 11:11:24 0
ポルトガルの王室はナポレオン軍に追われて、一時ブラジルに亡命していた。
531世界@名無史さん:2007/11/19(月) 14:07:19 0
>>529
ブラジルには、黄金ブームの時代に建てられた豪華なバロック建築が今でも
残っているね。

532世界@名無史さん:2007/11/21(水) 11:13:13 0
ブラジルの黄金は、ポルトガル本国を経て、密接な経済関係にあったイギリスに
流れ、ヨーロッパ国際金融の中心の座がアムステルダムを去ってロンドンのシティに
移った主要原因の一つとなった。
533世界@名無史さん:2007/11/21(水) 19:05:09 0
銃・病原菌・鉄、、、、、、
534世界@名無史さん:2007/11/23(金) 01:45:51 0
>>530
それでブラジルに逃げた王室と貴族からポルトガル本国の農民が搾取されてたってのは
ちょっとアヴァンギャルドすぎるよな。本末転倒もいいところだ
535世界@名無史さん:2007/11/23(金) 02:47:24 0
現代のグローバル資本主義を先取りして(ry
536世界@名無史さん:2007/11/23(金) 08:52:26 0
>>525
アヴィス朝の始祖ジョアン1世なんかどうよ?
庶子でありながらポルトガル国王になった。
537世界@名無史さん:2007/11/23(金) 09:05:34 0
マイナーな歴史改変SFのネタで「21世紀のブラジル帝国」とかたまにあるよな。
538世界@名無史さん:2007/11/23(金) 09:39:29 0
第二次世界大戦ではポルトガルは中立国ということになっていたが、実際には
1943年にアゾレス諸島を英国に軍事基地として貸与している。
539世界@名無史さん:2007/11/23(金) 11:37:05 0
そんな常識レベルのこといちいち書き込まなくていいよ
540世界@名無史さん:2007/11/23(金) 12:05:59 0
もともとポルトガルは親英というかイギリスの経済的属国だしな。
541世界@名無史さん:2007/11/23(金) 12:11:49 O
日本語で読める半島戦争の詳細な戦史というと何になりますか?
542世界@名無史さん:2007/11/23(金) 12:15:44 0
>>540
その状態を打破したのが某博士
543世界@名無史さん:2007/11/23(金) 12:45:10 0
ポルトガルは結局スペインから独立できたけど(1640年)、カタルーニャは
スペイン領のままで独立できなかったな。
何が両国の明暗を分けたんだろう?
544世界@名無史さん:2007/11/23(金) 15:53:12 0
545世界@名無史さん:2007/11/23(金) 16:17:58 0
ナポレオンてさ、わざわざ兄のジョゼフをスペイン王にする必要があったのかね。
フェルナンド7世をフランスの傀儡として操るだけでもよかったのでは。
546世界@名無史さん:2007/11/23(金) 18:26:33 0
近年ブラジルのGDPが1兆ドル突破した件。
ブラジル始まったな。
547世界@名無史さん:2007/11/23(金) 20:26:30 0
アメリカでイギリス人って言うとネクラとかawful Britishとか言われてるけど
ブラジルでポルトガル人って言うとアメリカの比じゃなく本気で馬鹿にされてるよな
馬鹿だの、間抜けだの、しまいにはポルトガルの植民地じゃなくオランダの植民地になってれば良かった
とブラジル人にまで言われる始末。アフリカでも馬鹿にされてるし悲しすぎるぞ
548世界@名無史さん:2007/11/23(金) 20:29:45 0
モザンビークって、ポルトガルが旧宗主国であるにもかかわらず、イギリス連邦に
加盟しているよな。
549世界@名無史さん:2007/11/23(金) 20:37:39 0
>>547
子に馬鹿にされたり違う親が良かったとか言われる親にはなりたくないものだな
550世界@名無史さん:2007/11/23(金) 20:56:04 0
>>547
ヨーロッパ人のポルトガルへの悪口が伝わったんだろうな。特にスペイン。
スペイン人は本気でポルトガル人は頭がおかしいと思っている節がある。
551世界@名無史さん:2007/11/23(金) 23:37:34 0
さすが西欧の最貧国の一つポルトガル
つーかスペイン人も言えた義理じゃねーだろ
まあスネ夫みたいなもんかスペインは
552世界@名無史さん:2007/11/24(土) 06:22:14 0
ハプスブルグに統治されたのが運の尽き
553世界@名無史さん:2007/11/24(土) 08:42:08 0
ブラジルでは農園から逃亡した奴隷が奥地に集落をつくったりしていたよな。
554世界@名無史さん:2007/11/24(土) 14:19:52 0
スペイン人って異民族を見つけると

最初は友好的→品物を要求する→断ると皆殺し

こ れ の 繰 り 返 し で す ね
555世界@名無史さん:2007/11/24(土) 15:49:47 0
でもスペインはそれなりに先進国だぞ。
ポルトガルも途上国から見たら裕福なんだろうが
556世界@名無史さん:2007/11/24(土) 19:26:27 0
ポルトガルは文化も菓子以外はしょぼい
557世界@名無史さん:2007/11/24(土) 19:34:35 0
スペインはベラスケス、スルバラン、フセペ・デ・リベーラ、ゴヤなどを
生んだが、
ポルトガルはこれといった芸術家がいないな。
558世界@名無史さん:2007/11/25(日) 00:40:31 0
>>556
ファド、魚料理
559世界@名無史さん:2007/11/25(日) 19:32:05 0
ヨーロッパで最初に身分制議会が登場してきたのは、スペインのレオン王国と
カスティーリャ王国だった。
1188年のレオン王国の身分制議会にはじめて都市の代表が出席し、レオン
国王アルフォンソ9世から聖職者や貴族と同じ権利を認められている。
そのときアルフォンソ9世は、講和や開戦の問題については司教、貴族のほかに
「よき人々」にも相談することを約束し、また身分制議会には三つの身分の
代表を出席させることを約束した。
このレオン王国のやり方が、やがてカスティーリャ王国にも受け入れられることになる。
560世界@名無史さん:2007/11/25(日) 19:34:12 0
>>559
初期はイスラム教徒の文化なども受容したって本当?

561世界@名無史さん:2007/11/25(日) 19:52:18 0
>>560
イスラムを排斥しだしたのはレコンキスタ完了前後からで、それまでは共存体制だったと思う。
そしてユダヤも同時に排斥された。
562世界@名無史さん:2007/11/25(日) 20:00:30 0
アラゴン・カタルーニャ連合王国では、身分制議会の登場はカスティーリャ
より遅れたが、その権限はカスティーリャの身分制議会を凌ぐものがあった。
ハイメ1世征服王の時代、アラゴン・カタルーニャ・バレンシアの三つの
国からなる連合王国を形成しており、それぞれの国ごとに別の身分制議会が
あった。
563世界@名無史さん:2007/11/25(日) 20:27:56 0
564世界@名無史さん:2007/11/25(日) 20:51:34 0
>>558
ファドてw植民地からぱくったやつじゃんw
料理もたいして有名じゃないしやっぱりポルトガルはしょぼしょぼ国家
565世界@名無史さん:2007/11/25(日) 20:58:54 0
>>560
残酷王ペドロはターバンを被ったキリスト教徒なんてからかわれるぐらい
ムスリムを重用してた。スペイン語の語彙もアラビア語起源の言葉が多いし

>>561にあるようにレコンキスタ後にムスリム、ユダヤを追放したが、その代償は大きく、
それまでアラゴンで重要な農作物を作っていたムスリムの技術がなくなるとスペインの農業は衰退し、
また、ムスリムやユダヤ人は商人をはじめとする富裕層が多かったために貧乏スペイン人の恨みを買って追放されると
タワンティンスーユやアステカを滅ぼして奪った新大陸の金銀は、
貴族と農民しかいないスペイン国内には投資されず、イギリスやフランドル、ネーデルランドに流出した。
ポルトガルの場合はユダヤ人は改宗することによって新キリスト教徒として存在が許され、
その後も宮廷に入り込んで影響力を行使したが、セバスティアンの死によるスペインへの併合と
独立後のイギリス人による商業破壊によりポルトガル経済もあぼーんした

皮肉なことに独立後のメキシコでも、スペイン人を追い出したために似たような状況が生まれた
566世界@名無史さん:2007/11/25(日) 21:05:19 0
カトリック国って碌な算段もせずに反動的な政策採ること多いなあ。
他にもフランスのユグノー追放とか。
567世界@名無史さん:2007/11/25(日) 21:13:45 0
トレド大司教シスネーロス枢機卿がエラスムスをネーデルランドから
招こうとしたところ、
「スペインは嫌いだ、キリスト教徒がいないと聞いているので」
と言って断られたというエピソードがある。
ピレネー以北の人々はスペインに対してこんな偏見を持っていたらしい。
568世界@名無史さん:2007/11/25(日) 21:14:26 0
間違えた、ペドロ残酷王はターバンを被っていないムスリムね。
569世界@名無史さん:2007/11/25(日) 21:14:58 0
カトリック両王はスペインでは偉大な存在だけど
経済の衰退の原因を作った張本人ということもできる
570世界@名無史さん:2007/11/25(日) 21:36:13 0
>>569
軍事的な成功者が経済で躓くことは多い
571世界@名無史さん:2007/11/25(日) 21:56:08 0
「イタリアはアフリカ」「ピレネー以南(スペイン)はアフリカ」「ドイツは東欧」「ロシアはアジア」・・・
西欧人の選民思想は半端じゃないなw
フランスとベネルクス三国ぐらいしかヨーロッパと認められないんじゃないかw
572世界@名無史さん:2007/11/25(日) 22:00:08 0
>>571
イギリス人曰く「ドーヴァーの向こうはアフリカ」
573世界@名無史さん:2007/11/25(日) 22:08:29 0
>>571
スカンジナビア諸国は?
574世界@名無史さん:2007/11/25(日) 22:10:21 0
>>573
「ああ、そんなのあったね」ってかんじなんだろうか。
575世界@名無史さん:2007/11/25(日) 22:19:48 0
>>571-574

そうかと思えば、19世紀以降、やたらとギリシャに肩入れしてきたような
人間の外見や文化なんてトルコ西部と変わらんだろうに
576世界@名無史さん:2007/11/25(日) 22:22:19 0
ギリシャは別格なんだろ
祖先と思いたがってるし
577576:2007/11/25(日) 22:25:58 0
と言った後でなんだが、ローマをも先祖扱いしてる割にはイタリアには冷たいよねー。よくわからん。
ギリシャ支援はオスマン解体の狙いが大きかったのかな?
578世界@名無史さん:2007/11/25(日) 22:32:03 0
>>577
ローマは好きで尊敬してるけどイタリア人は馬鹿で無能だと思っているぞ、イギリスやラフランスやらの連中は。
579世界@名無史さん:2007/11/25(日) 22:41:51 0
連中は都合いいとこだけヨーロッパ扱いするからな。
580世界@名無史さん:2007/11/25(日) 22:56:37 0
そういえばギリシア独立運動は支持していたのに、イタリアの独立運動をやっていたカルボナリ党は
その当時の代表的なテロリスト集団とレッテルを貼られ忌み嫌われていたな。トルコを困らせる分には
何やってもオッケーだけど自分達に手を出すと容赦しねえぞ、って訳だ。

まあアルカイダもソ連と戦っていた頃は「自由の戦士」でしたなあw
581世界@名無史さん:2007/11/26(月) 02:26:31 0
けなすこと意外に語ることねーのかよこのアホどもは
582世界@名無史さん:2007/11/26(月) 03:51:21 0
>>565
反ユダヤ主義って実際に実行したら凄いことになるんだな
案外日本も在日を追放したら大変なことになるのかも
583世界@名無史さん:2007/11/26(月) 06:13:00 0
現代日本で理由はどうあれ今まで住んでいた人間を万単位で追放したりしたら、経済的信用が無くなってアボンだろう
584世界@名無史さん:2007/11/26(月) 06:35:11 0
>>583
戦争や紛争以外だと、80年代にソ連がユダヤ人を追放に近い形でイスラエルに追い出してたな。
585世界@名無史さん:2007/11/26(月) 08:21:42 0
有名な異端審問官トマス・デ・トルケマーダはコンベルソ(改宗ユダヤ人)だった。
586世界@名無史さん:2007/11/26(月) 11:42:40 0
初期中世のスペインでは、キリスト教徒民衆がユダヤ人のラビを介して豊作祈願を
するなど、シンクレティズム(習合現象)も少なくなかった。
587世界@名無史さん:2007/11/26(月) 16:41:44 0
スペインとは関係ないが(歴史的には関係あるか)シチリア島のマグロ取っている漁民は勿論キリスト教徒だが、
現在でも漁の前にイスラムのお祈りをする。尤も今では意味も解らずに伝承された節回しを歌っているだけらしいが。
588世界@名無史さん:2007/11/26(月) 16:57:46 0
中世のスペインにはモサラベ語やモサラベ聖歌があったよな。
ローマ・カトリックからは異端とみなされたが。
589世界@名無史さん:2007/11/26(月) 22:04:35 0
>>541
頑張ってスペイン語版のウィキペディアの記事でも読んで、
最後に書いてあるはずの参考文献を頼りにしましょう
590世界@名無史さん:2007/11/26(月) 22:12:59 0
中世のスペインでは都市も要塞化され、都市民もムスリムと戦う代わりに特権を
認められていた。都市民も独立心に富み、戦い好きで誇り高かったのである。

14世紀末、レオン・カスティーリャ王国の身分制議会では、都市民の代表は
賛成してよい案件と反対すべき案件を詳しく書いた指示書を与えられており、
これを口実に国王と有利に交渉を進めることができた。
もし国王が都市にとって都合の悪いことを要求してくれば、都市の代表は出身都市と
改めて相談する必要があると称して決定を引き延ばしたり、場合によっては拒否
することもできた。
591世界@名無史さん:2007/11/26(月) 22:33:04 0
アラゴンってカタルーニャ語圏と連合してた割にはカスティーリャ語圏だけど、
今のカタルーニャ民族運動に対するお互いのスタンスが気になる
592世界@名無史さん:2007/11/26(月) 22:38:26 0
スペインが統一された16世紀以後、反中央の方向を強めていったカタルーニャ人
に対し、アラゴン人はどちらかといえば中央志向を強めていった。

ちなみにスペインでアラゴン人といえば「頑固者」の代名詞だそうで。


593世界@名無史さん:2007/11/26(月) 22:55:32 0
スペイン代表の監督やないか。
594世界@名無史さん:2007/11/26(月) 23:23:41 0
ttp://www.arrobaspain.com/estudiar/joan_16.shtml
最後にそして決定的なことですが、カタルーニャ民族団結の弱さを指摘
しておきます。カタルーニャ語圏が、カタルーニャ民族の一つのクニ
なのか、カタルーニャ語をしゃべるいくつかのクニの集まりなのか、
いくつかの似て非なる言語を持った民族集団に無理やり与えられた
人為的な枠組みなのか、あるいはカタルーニャ民族などはそもそも存在
せずスペイン人(あるいは民族)の中にカタルーニャ語を使う人が多い
地方のことなのか、どの考え方にも決め手がないのです。だから独立
したいといっても、カタルーニャ民族が曖昧な存在では具体的な独立論を
組み立てようもない、これが現実なのです。
595世界@名無史さん:2007/11/26(月) 23:24:10 0
アラゴンのフェルディナンドはハプスブルク嫌いの癖に
自分と同じ名前のマキシミリアンと共通の孫は溺愛してたりするんだよな
596世界@名無史さん:2007/11/28(水) 11:57:26 0
レコンキスタについて言えば

スペイン=日本人
イスラム、ユダヤ=在日朝鮮人

と、考えるとスペインに同調してしまうな。

日本でもレコンキスタ起こらないかね?
597世界@名無史さん:2007/11/28(水) 12:03:47 0
>>596
その例えは全然的外れ
金融や土木・工業を担い、国の支えだったムスリムやユダヤ人を
朝鮮人なんかと一緒にすんなボケ
598世界@名無史さん:2007/11/28(水) 12:24:45 0
>>597
君こそ在日を知らなすぎだろ。

今の日本の金融も政治も宗教もTV業界もマスコミも在日に支配されてるんだがね。

レコンキスタ当時のユダヤやイスラムと同じだろ。

マジで当時のスペイン人の感情を理解するには
日本と在日の関係に置き換えた方がより感情移入できると思うぜ。

そして今のスペイン人のイスラムに対する感情も理解できる。
599世界@名無史さん:2007/11/28(水) 14:11:27 0
的外れな朝鮮ネタほど邪魔くさいものはない
600世界@名無史さん:2007/11/28(水) 15:45:25 0
>>598
いいから

おまえは

今すぐ首つって氏ね
601世界@名無史さん:2007/11/29(木) 02:32:42 0
ユダヤ人、モリスコ追放とスペインの没落については以前ちょっと読んだだけで詳しくないが、
とりあえず日本で在日外国人を追放しても商工業が壊滅状態にならないことだけは断言できる。
602世界@名無史さん:2007/12/01(土) 10:02:45 0
603世界@名無史さん:2007/12/01(土) 10:04:04 0
ナポレオンの部下の軍人ジョミニは、スペインのゲリラ戦の経験を次の
ように書いている。

そこでは、進攻者は軍隊しか持っていないのに、その敵は軍隊と武装した
人民とを持っている。この障害は、国の地形が困難であるとき、ほとんど
克服しがたいものとなる。武装した現地住民は、もっとも小さな道やその
つながりを知っている。彼はどこででも、彼を助けてくれる親類か友人かを
見つけることができる。そして、進攻者がとるほんのちょっとした動きを
すぐに知って、その意図を破る最善の方法をとることができる。武装した
現地住民に敵するものは、情報を得ることができず、軍団としてまとまって
いるときだけ安全であるので、盲人のようなものである。……もっとも
念入りに計画された作戦行動を立て、もっとも疲れるもっとも急速な行進を
して敵に大打撃を与えうると思ったとき、彼が見出すのは敵の野営の跡で
あって、敵ではないのである……いかに訓練された軍隊といえども、すべての
重要点を押さえ、コミュニケーションを確保し、敵が現れるときはいつも
それを撃破しうる行動的な部隊を送ることができるほど強力でなければ、
かかる国民的抵抗に打ち勝つことはできない。
604世界@名無史さん:2007/12/12(水) 11:35:03 0
セビーリャは、土砂の堆積と船舶の大型化によって、グアダルキビル川の航行が
次第に困難になり、カディスにその地位を奪われることになる。
605世界@名無史さん:2007/12/14(金) 08:00:41 0
■■サルバドール・ダリ part2■■
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/gallery/1159332046/l50
606世界@名無史さん:2007/12/14(金) 08:07:10 0
映画「ダリと私」制作予定
原作:スタン・ローリーセン
主演:Al�Pacino(ダリ)、Helen�Mirren(その妻ガラ、2007年アカデミー賞受賞)
監督、脚本:Andrew�Niccol
物語は1960年代からダリの逝去する1980年代までを
後援者であり良き助言者であった ローリーセンの眼を通してダリの生涯を描き出す


607世界@名無史さん:2007/12/14(金) 14:21:52 0
11世紀半ばにはアル・アンダルスのユダヤ人人口は5万〜5万5千人に
達したといわれ、セビーリャ、コルドバ、バレンシア、グラナダ、トレード、
サラゴーサなどには大規模なユダヤ人共同体が組織された。アル・アンダルスの
ユダヤ人は、信仰の自由と広範な自治権を認められ、皮革、繊維工業を
はじめとする手工業、小売り商業、医者などの自由業、徴税請負に従事し、
官職を保有して宮廷ユダヤ人となる者も少なくなかった。
608世界@名無史さん:2007/12/14(金) 16:17:30 0
dakara?
609フアン カルロス:2007/12/14(金) 16:24:57 O
黙りなさい!
610世界@名無史さん:2007/12/14(金) 16:32:54 0
porque te calla
だっけ?w
611処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :2007/12/14(金) 18:02:53 0
> 戦国時代に日本人が見たポルトガル人の豪華な服装もほとんどがアラブ服である。肩を張らせた上衣(じゅばん)は
>アラビア語のジュッバであり、大きくふくらんだズボンで丈が足首まであるシルワール(ハレム・パンツ)もアラブ服である。
>南蛮文化とは宗教以外はアラブ文化の要素が非常に強いのである。

『アラブとしてのスペイン』(余部福三、第三書房)

このスレ的には常識?
612世界@名無史さん:2007/12/14(金) 21:42:45 0
きょう11時台にNHK-BS1『きょうの世界』で『スペイン フランコ独裁「過去の清算」の苦渋』
http://www.nhk.or.jp/kyounosekai/
613Juan Carlos:2007/12/16(日) 16:17:09 O
Porque no te callas
614世界@名無史さん:2007/12/16(日) 18:17:13 0
>>612
ああっ見忘れた!
615世界@名無史さん:2007/12/20(木) 06:28:25 0
ワインのためのブドウ畑の減反期間3年に短縮
補助金は増額
616世界@名無史さん:2007/12/21(金) 08:46:31 0
840 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2007/12/19(水) 08:51:32 ID:WOEdUMBC
>>839
>イタリアとかスペインだと、昼休みが3時間くらいあって
>帰宅して家族でランチ+シエスタした後に再登校らしい。

もう昔話でしょ
忙しい人は忙しい
841 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2007/12/19(水) 09:54:00 ID:yyLuUCLO
教師が女生徒とシエスタしてしまう事件が後を絶たないところみると
まだまだ残ってるみたいですよ。
確かに都市部は、アングロサクソン的習慣になってシエスタが
なくなってきてるけど。
617世界@名無史さん:2007/12/22(土) 00:12:59 0
1600年代のリスボンは人口10万人のうち1万人が黒人奴隷だったらしいな。
先祖に黒人の血が混ざってる割合が多いのもヨーロッパの中じゃポルトガルが一番多いらしいし
618世界@名無史さん:2007/12/22(土) 00:19:21 0
そういうのってなんか根拠あんの?
619世界@名無史さん:2007/12/22(土) 03:51:32 0
盛んに吹聴してるやつが1人いる
620世界@名無史さん:2007/12/22(土) 18:01:41 0
ムーア人やアラブ人となら混血はあっただろうけど黒人とは混血してないでしょ。
ムーア人にしても彼らは異人種との混血を嫌ってたくらいだから黒人とは混ざってないだろうし
621世界@名無史さん:2007/12/29(土) 22:31:29 0
手元の大航海時代叢書「西アフリカ航海の記録」の補注に、1551年のリスボンの人口10万人・奴隷9950人
という数字が挙げられてはいるが、奴隷の人種までは明らかにされていないな。
622世界@名無史さん:2007/12/31(月) 01:57:58 0
案外日本人奴隷の方が多かったりして
623世界@名無史さん:2008/01/10(木) 07:51:58 0
混血した子孫いるかな
624世界@名無史さん:2008/01/13(日) 15:08:08 0
ブラジルと他の中南米諸国を比べると、何が違うかといえばブラジルが圧倒的に
混血しまくっていること。純粋なインディオなんてアマゾンで数十万人しかしない。
虐殺のスペイン人に対して、やりまくりのポルトガル人、というかそういう植民政策
が結果としてとられていた。

あと、大航海時代になぜかポルトガルがスペインとともに世界を二分していたん
だけど、これはその時代スペインを初めレコンキスタや内戦で大概の国が
内向きに無駄な力を使わざるを得なかったのに対して、欧州で最初に現在の
国境を確立したポルトガルが、当時の欧州の海洋航路の要になったことも
合わせて王朝が極めて豊かだったからだ。

あと、なんでポルトガルが早く国境を画定できたかといえば、北は大渓谷、西は
大河と国境を旅すればすぐに分かるけど、あそこが国境になるに決まっているほど
地理的なアドバンテージがあった。

あの時代はポルトガルの実力ではなく、たまたま地政学的に有利だったからだな。

というようなことをコインブラ大学で大昔教わった。
625世界@名無史さん:2008/01/13(日) 15:13:55 0
ポルトガル本国もイスラムに攻め込まれたときにイスラムとの混血が結構
あったようだね。スペイン人と比べても顔が四角っぽくて、見た目でもその
傾向が分かる。特に南部は顕著だね。

あと、ポルトガルの城は東西に流れる川の必ず北側にある。
まさにレコンキスタの攻防の名残です。
攻め込まれたときは北の岸で必死に抵抗し、逆に攻め込んでいったときも
北側の岸に砦を築いて前線になっていたんだってさ。
626世界@名無史さん:2008/01/13(日) 23:16:32 0
>>624
>混血しまくっていること。純粋なインディオなんてアマゾンで数十万人しかしない。
ブラジルは元々は熱帯雨林で覆われた人口希薄地帯で、それを開拓したのがポルトガルと黒人奴隷。
現住民族が少数なのは当たり前。アマゾン河口なんて逃亡黒人奴隷の根城になっていたぐらいだ。
627世界@名無史さん:2008/01/14(月) 01:14:40 0
ジョアン大王万歳!
628世界@名無史さん:2008/01/14(月) 19:41:23 0
>>624
素敵な知識にObrigado!
629世界@名無史さん:2008/01/23(水) 17:54:05 0
ラ・マンチャ
630世界@名無史さん:2008/01/23(水) 22:15:18 0
>>580
そういやポルトガルのカルボナリ党ってどういう関係あるの?
631世界@名無史さん:2008/01/26(土) 01:12:26 O
カトリック両王によって行われた宗教統一の過程についてなんですが、
イスラム教徒については
強制.大量改宗政策によりイスラム教徒の不満が高まり、
暴動が起こったので
カトリック両王はイスラム教徒追放令を公布し、
その結果多くのイスラム教徒がキリスト教に改宗した。
この後にグラナダ戦争が起きると思うんですが、
この戦争は宗教的統一に、
どう影響してくるんでしょうか?
親切な方教えてください。
携帯からすみません
632世界@名無史さん:2008/01/26(土) 02:20:08 0
レポートや課題の答え訊かれてるみてえ・・
633世界@名無史さん:2008/01/28(月) 22:55:31 O
トラスタマラ内戦の意義ってなんですかね??
634世界@名無史さん:2008/02/08(金) 06:55:50 0
ヨーロッパの鉄道乗ったけど、AVEが一番好きだな。
マドリッドの素晴らしすぎるステーションとか、セビリアの未来的な
航空ターミナルみたいな駅とか。
在来線が遅すぎるだけに、AVEの早さと正確さが際だつ。
AVEは何でもあり。タルゴもあるし、TGVもICE3もある。
5分の遅延で、料金全額払い戻ししてくれるね。
635世界@名無史さん:2008/02/13(水) 13:03:51 0
あなたの傍に、危険な【成りすまし】はいませんか?
【成りすまし】とは、偽名を名乗る在日朝鮮人の事です。

日本に60万人も居る朝鮮人は、日本の社会を破壊する事に快感を覚える民族です。
その犯罪志向性から本名を名乗らず、偽名を使って日本人に成りすまして犯罪を犯しているのです。
朝鮮人は戦後、駅前の一等地に住まう人々を襲い、強姦し、殺し、土地を占領してパチンコ屋、サラ金屋を立てました。
駅前があのような惨状を呈しているのはこういった経緯の為です。警察は敗戦で壊滅していました。

戦後、朝鮮人は余りに大々的に犯罪を犯しまくったが為に、
朝鮮人である事が暴露されると、犯罪者であると告白しているも同然と言う状況になってしまっており、
此れが為に朝鮮人は、偽名を使い出し日本人に成りすましました。

社会を害する違法賭博のパチンコ、サラ金、派遣業(奴隷商)で富豪となって日本経済を支配しています。
又、外国人でありながら「国民の為」と定める生活保護を、日本人よりも優先して受け取り、
小平市では年金を払っていなかった在日に対して年金の支給を決議しました。
しかし、これらを隠そうとするマスコミによって、これらは殆ど知られされていません。
在日が、戦略的にマスコミに縁故主義で多数の同胞を送り込んで、
スポンサー(パチサラCM)、記者、社員として内外から放送を支配して彼らの悪事を隠しているからです。
テレビや新聞の自虐的報道は成りすましウィルスによる症状なのです。

【成りすましの巣窟】
パチンコ サラ金 派遣業 TBS 暴力団 朝日新聞 宗教団体(カルトだけではありません)
芸能プロダクション
636世界@名無史さん:2008/02/15(金) 22:40:05 0
ttp://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200802130025.html
弾丸破片を70年ぶりに除去、スペイン内戦従軍の男性

マドリード――スペインのラジオ局は12日、1930年代のスペイン内戦でライフル銃の銃撃を受けた
88歳男性が手術を受け、体内に残っていた弾丸の破片を70年ぶりに除去したと伝えた。

男性は1938年、故フランコ将軍率いる右翼勢力に身を投じ、戦闘に参加し、左肩に銃撃を受けていた。
医師が当時、処置を施したが、弾丸の破片を見付けていなかった。

男性は、弾丸の入り口はあるものの出口がないことから不安を抱いていたが、年月と共に忘れていたという。
しかし、2年前に激しい痛みを感じ、エックス(X)線検査を受けたところ、
破片がある場所が分かった。ただ、動脈に近い所にあったため手術はしていなかった。

放置すれば感染症、炎症を起こす恐れがあると言われ、治療を受け続けていたが、
体の異変を最近訴え、病院に搬送された際に手術に踏み切っていた。

男性は弾丸の破片を甥(おい)に贈り物として授ける考えだという。
637世界@名無史さん:2008/02/24(日) 01:20:19 0
>>622
17世紀に宗教上の理由で帰国できずにスペインに帰化した日本人がいたらしいな。
現在のスペインに存在するハポン姓の起源とか。
638世界@名無史さん:2008/02/24(日) 15:51:11 0
ハポン姓はカディス、ヒブラルタル沖で沈没した日本船の生存者の子孫。
639世界@名無史さん:2008/02/26(火) 01:14:52 0
支倉常長の子孫じゃないの?
640世界@名無史さん:2008/02/27(水) 00:36:00 0
ポルトガルはガリシアを併合しようとは考えなかったの?
641世界@名無史さん:2008/02/28(木) 22:14:23 0
ポルトガルとスペインの境界ってどうやって決まったの?
スペイン領内からポルトガル側へ普通に川が流れていることを考えると、
高い山脈とかの自然国境ではなさそうだし。
642世界@名無史さん:2008/02/29(金) 00:04:55 0
>>640
ガリシアはほとんどの期間レオン=カスティーリャ王領だったりしたから、
そこだけ切り取るなんて無理だったんじゃないか?

>>641
ミーニョ川・ドウロ川・テージョ川・グアディアナ川とか、自然国境といえるものは
かなりブツ切りになっているな。
643世界@名無史さん:2008/02/29(金) 00:57:44 0
>>641
スペインとポルトガルの国境地帯見れば解るが、ポルトガルはイベリア半島でも特に隔離された地域。
「THE自然国境」って物が見られる。

河が流れ込んでいても地形として繋がっているとは限らないんだぜ。
644世界@名無史さん:2008/03/01(土) 14:03:35 0
ガリシアはケルト系なんだからバスク、カタルーニャ
と一緒に独立して欲しいな。
645世界@名無史さん:2008/03/04(火) 22:48:44 0
スペイン=ハプスブルクに一旦統合されたのに、なんで分離したの?
646世界@名無史さん:2008/03/05(水) 00:00:08 0
>>645
ポルトガルのこと?

スペイン帝国の維持コストをカスティーリャばかり負担してるので、
君らももう少し負担してくれとオリバーレスが言ったら、
反乱が起こって独立された。1640年。

カタルーニャでも同じ頃似たような反乱が起きたが、こっちは鎮圧。
647世界@名無史さん:2008/03/05(水) 01:02:16 0
ポルトガルは併合すべしという運動はスペインには歴史上みられなかったの?
648世界@名無史さん:2008/03/05(水) 01:39:49 0
>>647
フランコが併合しようとしたけど当時皇太子だった現国王が「あんな何にも無い土地のためにスペイン潰す気か!?」
って怒って止めさせた。
649世界@名無史さん:2008/03/05(水) 01:47:55 0
イベリア統一!とか早い段階で言い出しそうなもんだけどな。
よっぽど関心が無かったのかな。
650世界@名無史さん:2008/03/05(水) 02:30:06 0
つーか、「スペイン」すら長い事統一国家ではなく、アラゴンとカスティーリャの連合王国に
過ぎなかったわけで。
651世界@名無史さん:2008/03/05(水) 02:34:44 0
現代のスペイン人はポルトガル人をちょっとびっくりするくらい馬鹿にしている。
「辺鄙な土地に住む頭のおかしい連中」くらいの扱いをしている。
652世界@名無史さん:2008/03/05(水) 12:39:58 0
カステラとアラゴンの同君連合から正式にスペイン王国に変わったのはいつ?
653世界@名無史さん:2008/03/05(水) 12:42:41 0
>>652
形式的には今ですら、同君連合と言う形は変わっていないんじゃないか?
654世界@名無史さん:2008/03/05(水) 13:17:23 0
どっちかと言えばスペイン人のほうが頭おかしく見えるけどな
655世界@名無史さん:2008/03/05(水) 16:51:34 0
最近、あまりバスクの話を聞かないね
バスクはスペインから独立するのかな?
656世界@名無史さん:2008/03/05(水) 18:20:14 O
ポルトガル史に興味持って、本屋に探しに行ったんだが
驚くほど何もねえな。隣はやたらあるのに。
657世界@名無史さん:2008/03/05(水) 19:44:15 0
>>652
>>310-311

このスレの過去レスぐらいは見ようよ。結構いいこと書いてるからさ・・・
658世界@名無史さん:2008/03/05(水) 23:48:22 0
ハポン一族に日本の血を感じるかと期待していたがw
テレビで見たら、さすがに、ヨーロッパ人そのものだった。
しかし自分達はサムライの子孫だと公言しているし、蒙古班も出るとかいう話。

659世界@名無史さん:2008/03/06(木) 03:28:13 0
カルロス1世の時代からイスパニア王になったんじゃないの?
660世界@名無史さん:2008/03/06(木) 05:32:57 0
>>652
19世紀
661世界@名無史さん:2008/03/06(木) 05:33:28 0
って>>657が既に答えてたか
662世界@名無史さん:2008/03/06(木) 21:23:58 0
皮肉にも新大陸の莫大な富が
産業発展を阻害したんだよな
663世界@名無史さん:2008/03/06(木) 21:39:53 0
>>662
まあ、新大陸の富を活用する産業を自分の手で潰しちゃってたからな。
イスラム教徒追い出して農業や工業が、ユダヤ教徒を追い出して商業や金融業が、
それぞれ消え去った。
664世界@名無史さん:2008/03/06(木) 23:51:43 0
>>656
版元でも品切重版未定なのに、オンライン書店で1〜3週間、と
なってたから冗談で注文したら『大航海時代叢書』の某巻が
マジで届いちゃったよ。金6000円也。しまった高いorz

オンラインならわずかだけどそれなりにあるぞ。
665世界@名無史さん:2008/03/07(金) 03:40:09 0
>>664
ちょwww
あのシリーズはどの巻も古本屋なら1000〜1500円くらいが相場だろ。
666世界@名無史さん:2008/03/07(金) 23:17:59 0
ジブラルタルも取り返せないスペインじゃポルトガル併合なんて夢のまた夢だね
667世界@名無史さん:2008/03/13(木) 03:25:56 0
カナリア諸島の位置付けって、ヨーロッパ? それともアフリカ?
668664:2008/03/18(火) 00:32:10 0
>>665
「品切れだろちゃんとチェックしとけよ密林」と思って
注文したらマジに届いた。バカは自分だorz
新品だと思って無理矢理納得することにしたよ。
669世界@名無史さん:2008/03/19(水) 04:42:15 0
>>667
ヨーロッパ
670世界@名無史さん:2008/03/21(金) 16:18:06 0
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2634415
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2709685
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2716782
この動画の説明ってあってるの?
スゲー疑わしいんだけど
わかる人教えてください
671世界@名無史さん:2008/03/21(金) 23:12:27 O
ごめんなさい
TIPS程度で、あってると断言出来ないです
勉強させていただきます
672世界@名無史さん:2008/03/26(水) 20:42:33 0
スペインは、ユーロ導入で物価高になったね
673世界@名無史さん:2008/03/31(月) 13:25:15 O
「パンズラビリンス」を見て来た新参者です。
パルチザンって結局どうなったんですか?
674世界@名無史さん:2008/03/31(月) 18:31:55 0
スペインはイベロ・アメリカ首脳会談で特にメキシコとの結びつきが強いよな、これはある意味強みになる
英国もイギリス連邦、仏国もフランコフォニーを結成して枠組作って旧植民地国と関係広げてるのは正直羨ましい
日本も主導して旧植民地国とで共同体作って欲しいな・・・・
675世界@名無史さん:2008/03/31(月) 18:41:09 0
>>666
イギリスは返したがってるんだけど
何度住民投票やっても圧倒的多数でスペインになるのは嫌だと
676世界@名無史さん:2008/04/01(火) 05:17:05 0
日本の旧植民地って台湾韓国北朝鮮だろ
パラオ他はアメリカの自由連合だし
677世界@名無史さん:2008/04/02(水) 19:01:44 0
>>674
フランスみたいに西アフリカの内戦の面倒みるのは辛いぞ
678ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2008/04/02(水) 21:02:05 0
ポルトガルはアンゴラに40万人ぐらい入植者送ってたらしいが
第二の南アフリカでも作る気だったんだろうか
679世界@名無史さん:2008/04/03(木) 00:27:50 0
>>674
どりあえずその種の共同体を仮に日本が作るとして、朝鮮半島は無理だろう。

台湾と南洋あたりを対象にした西太平洋共同体のようなものなら考える価値はある。
680世界@名無史さん:2008/04/03(木) 15:20:49 0
台湾はシナが手放すはずがないし無理。
太平洋にへたに手を広げるとアメリカがいい顔をしないんで日本の指導者はすぐビビる。

憲法すら作ろうとするEUや強大なシナに対抗するためには、アメリカ合衆国の一州になるしかない。
1億2千万の日本州は最大最強の州になり、いずれ大統領も出る。

681世界@名無史さん:2008/04/03(木) 15:56:56 0
>>680
あほか
682世界@名無史さん:2008/04/03(木) 16:39:50 0
>>678
>40万人ぐらい入植者

引き揚げ入植者の多くは混血だったのでは・
683世界@名無史さん:2008/04/04(金) 02:58:30 0
スペイン:不動産バブルの崩壊と排他主義

1970年代までは「欧州の田舎」と揶揄されてきたスペインは、
86年のEU(欧州連合)加盟により、蛹(さなぎ)から蝶になった。
潤沢なEU補助金を戦略的に使い、特に90年代後半からは劇的な飛躍を遂げた。
しかも、2002年のユーロ導入後は、低金利と移民流入に支えられた空前の建設ラッシュ
と不動産価格高騰の波にうまく乗り、年平均4%のGDP(国内総生産)成長率を記録している。
実際、その後、EUに新規加盟した東欧諸国は、EU補助金を使ってインフラを整え急速な経済成長を遂げた、
先輩スペインの成功方程式を懸命に模倣しながら、国の舵取りをしている。
だが、そんな「勝ち組」の顔色が、最近芳しくない。

「勝ち組」からの反転

2007年に、国内不動産市場のバブル懸念と米国発のサブプライムローン
(信用力の低い個人向け住宅融資)問題のダブルパンチから、マドリード証券取引所上場のゼネコン
や不動産関連株が急落し、先行き懸念が一気に高まった。
ちなみに、米国のサブプライム問題の影響を今後最も強く受けると懸念されているのが、
スペインとアイルランドである。両国とも、近年の急成長が、建設と不動産バブルに牽引されてきたからだ。

不況になると顔を出す排他主義
南スペインからアフリカや南東欧へ

スペインにおける昨年の失業率は8%、今年は9%を超えると予測されている。だが、
スペイン南部アンダルシア地方の状況はより深刻で、既に失業率は15%近いとも囁かれている。
さて、昨年3.5%だったGDP成長率は、政府の発表では今年3%程度になるという。
だが、識者の一致した意見はより厳しく、2.5%以下に低下するのは確実だという。
スペイン企業にとっては、文化的にも言語的にも、消費者の共感の得やすい、米国のヒスパニック市場や中南米市場は、
非常に商売のしやすいマーケットと言える。つまり、国内問題をうまく収拾しつつ、
今後こうしたスペイン語圏の新興市場をいかに攻略していけるかが、この国の未来の明暗を分かつのではないだろうか。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20080328/151583/?P=3
684世界@名無史さん:2008/04/04(金) 05:42:50 0
成長率2.5%とか日本にいると高く感じる
685ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2008/04/04(金) 18:44:45 0
1995年に作成された1914年の一人当たりGDPデータを見てたら
スペインの2155ドルに対してイギリスは5038ドル、アメリカが4805ドル。
旧植民地のチリが2440ドルでアルゼンチンが3302ドル。日本は1276ドルだとか。
米西戦争は負けるべくして負けたんだな。これじゃスペイン人も新大陸に移住するわけだ。
ちなみにポルトガルのデータは無し。無くて良かったはず。

>>682
まあちょっとぐらいなら気にならないんじゃ。ポルトガル人いい加減だし
>>683
あんだけ南米にサンタンデル銀行やガリシア銀行が進出してるのにまだ足りないのか
686世界@名無史さん:2008/04/05(土) 12:52:15 0
>>680
台湾住民は大陸と統合する気ないから大丈夫。
あの外省人の馬英九をして、あれだけ中共を逆撫でするようなことを
言わせるのだから。

アメちゃんに対しては、各国にある米軍基地さえ認めておけば問題ない。
687世界@名無史さん:2008/04/05(土) 13:46:25 0
>>686
外星人ですよ、漢字は正しく。
688世界@名無史さん:2008/04/05(土) 15:54:09 0
ポルトガルはスペインとちがいいたって冷静。闘牛は殺害しません。
689世界@名無史さん:2008/04/05(土) 16:01:25 0
> 闘牛は殺害しません。

スペイン人「だからポルトガルの連中は駄目なんだ」
690世界@名無史さん:2008/04/05(土) 18:25:18 0
ポルトガルはスペインとちがいいたって冷静。ブラジルは平和的に分家しました。
691世界@名無史さん:2008/04/05(土) 22:06:11 0
旅行で行くには物価も安くて良い国なんだけどね。人も親切だし
でも政治とか経済とか文化はボロボロ。アマリアロドリゲスとマドレデウスぐらいしか誇れるものがない
もしもこの先エスパーニャのバスク、カタルーニャ、ガリシア等の諸地方が独立して分解したら、
ポルトガルも相対的に大きく見えるかもしれない
692世界@名無史さん:2008/04/06(日) 04:00:15 0
バスクやガリシアは兎も角カタルーニャには適わないんじゃないかポルトガル
693世界@名無史さん:2008/04/06(日) 12:50:49 0
>>687
>外星人ですよ、漢字は正しく。

意味不明
694世界@名無史さん:2008/04/06(日) 13:49:41 0
なんでフランスのバスクは独立運動をしないんだ。
695世界@名無史さん:2008/04/06(日) 20:10:38 0
>>694
基本的にはあんまり弾圧された経験が無いからだろ。
スペインはフランコのバスク弾圧が、逆に民族主義に火をつけた。
696世界@名無史さん:2008/04/13(日) 21:11:12 0
ところで大航海時代以前のポルトガルで
英雄扱いされてる人っている?
レコンキスタで活躍した人とか。
697世界@名無史さん:2008/04/13(日) 21:43:51 0
歴代の王なんかそうじゃない方が少ないぐらいじゃないか?
698世界@名無史さん:2008/04/13(日) 23:58:20 0
>>696
恐れ知らずのジラルド “Giraldo(GeraldoあるいはGerardoとも) Sempavor”
あたりはどうだ?
成立したてのポルトガル王国の傭兵だったが、1165年から66年にかけてエヴォラ・
トルヒーリョ・カセレス・モンタンチェス・セルパをイスラム教徒から奪い、
一代で半独立勢力を築き上げた。いわば西のエル・シッドだな。
1169年のバダホース攻略戦ではバダホース守備隊に味方したレオン王国軍に
敗れ、領土をほとんど失なってしまう。1172年にアフォンソ1世とともにベージャを
攻略するが、アフォンソと仲違いしてムワッヒド朝に亡命。厚遇されたが、
アフォンソと文通しているのが発覚して投獄され、逃亡に失敗して殺害された。
今でもエヴォラにはジラルド広場があり、敬愛されている英雄だよ。
699世界@名無史さん:2008/04/14(月) 17:51:05 0
>>697
すまん。できればマイナーなのが知りたいんだ。
たとえば、王の血縁関係で勇猛だった人とか。

>>698
ジラルドいいですね。詳細までわざわざありがとう。
700世界@名無史さん:2008/04/17(木) 23:31:22 0
700
701世界@名無史さん:2008/04/17(木) 23:54:31 0
>>691
クリスチャーノロナウドがいるよ
702世界@名無史さん:2008/04/19(土) 23:30:05 0
>>691
知ったか乙
昔ほどではねーよ
703世界@名無史さん:2008/04/20(日) 09:12:02 0
ジラルドは雨の夜にこっそりと城壁をよじ登って都市に侵入し陥落させるのを得意とした。
野戦が得意なエル・シドとはややタイプが違うが、それ以外はよく似てる。
キリスト教陣営とイスラム陣営を行ったりきたりした人物では、ジラルドから奪った領土の
一部をムワッヒド朝から与えられたフェルナンド・ロドリゲス&ペドロ・フェルナンデス・デ・
カストロの親子がいる。レオンの臣下だったが、何度も寝返りを繰り返してる。
704世界@名無史さん:2008/04/20(日) 14:43:32 0
>>702
そりゃ昔に比べればどこも変わってるだろうが
英仏独に比べりゃ明らかに過ごし易いだろうよ。勿論現在のな。
705702:2008/04/20(日) 15:14:44 0
俺が言ったのはその下の部分についてだが
706世界@名無史さん:2008/04/20(日) 18:30:55 O
まあモロッコやブラジルに比べればまだマシな国だが、
それでも識字率はEU最下位の、アイルランドにも抜かれた西ヨーロッパ最貧国だろ
サッカーとマドレデウス以外にこの二十年ほどでポルトガルが世界の話題をかっさらったことがあるか?
707世界@名無史さん:2008/04/20(日) 19:36:24 0
大体、ポルトガルが世界の話題をかっさらったことって
あんまり無いような。どの辺まで遡ったらあるかなあ。
708世界@名無史さん:2008/04/20(日) 19:42:21 0
な、知ったかばっかりだろ?
709世界@名無史さん:2008/04/20(日) 20:11:34 0
>>708
うん。君を筆頭として。
710世界@名無史さん:2008/04/20(日) 20:17:39 0
鸚鵡返しカコワルイ
711世界@名無史さん:2008/04/20(日) 22:04:21 0
ポルトガルは大帝国の歴史があるからそれを誇って生きていけるよ
712世界@名無史さん:2008/04/20(日) 22:40:56 0
>>711
ポルトガルがいつ大帝国になったんだよw
713世界@名無史さん:2008/04/20(日) 22:54:31 0
ここはID出ないんだからレス>>くらいつけてくれないと
誰がどれに対して答えてるんだかさっぱりわからんよ。
714世界@名無史さん:2008/04/20(日) 23:19:16 0
>>712

世界最初の海上帝国を築き
ヨーロッパ躍進のきっかけを作ってるだろ?

なんかこのスレは親スペイン派だか知らないけど
妙にポルトガルを馬鹿にしてる奴がでかい面してるが
親ポルトガル派もいるってことを忘れてもらっちゃ困る
好きな国を貶されると気分が悪い
715世界@名無史さん:2008/04/21(月) 12:31:54 O
>>714
2ちゃんに向いてないよ、あんた。
716世界@名無史さん:2008/04/21(月) 19:06:46 0
レアルのラウルの顔ってビンラディンにそっくり。
先祖はアラブ人じゃないか。
717世界@名無史さん:2008/04/21(月) 19:26:20 0
>>716
イベリア半島やイタリア、南フランスの人間と、中東の人間は人種的に分ける方がおかしい。
718世界@名無史さん:2008/04/21(月) 23:21:35 0
>>715
>>712みたいなトンチンカンなレスは世界史板に向いてないな
719世界@名無史さん:2008/04/22(火) 19:19:59 O
親ポルトガルと名乗るくらいなら、
いきなり喧嘩腰にならないで大航海時代以外のネタ堂々と披露すればいいじゃない。
なんか益々立場悪くしてるだけにみえる。
720世界@名無史さん:2008/04/22(火) 21:03:07 0
ポルトガル史をアトランティズモとエウロペイズモの対立から見るのは面白い
721世界@名無史さん:2008/04/26(土) 00:36:56 0
viva 25 de abril!
722世界@名無史さん:2008/04/26(土) 01:13:03 0
>>716
俺はその逆でむしろビンラディン見てスペイン系の人だと思ったよw
723世界@名無史さん:2008/04/26(土) 23:13:57 0
ロマって人種的にはコーカソイド?
サッカーポルトガル代表のクアレスマはロマの家系らしいが
724世界@名無史さん:2008/04/26(土) 23:56:28 0
ロマって何ですか?
725世界@名無史さん:2008/04/27(日) 06:33:35 0
ジプシー
726世界@名無史さん:2008/04/27(日) 13:50:55 0
ロマはインド、パキスタンからきた色の黒いモンゴロイド。
727世界@名無史さん:2008/04/27(日) 17:16:23 0
ロマに特定の人種なんてあるかぼけ
ラジャスタンを旅立って1000年も経ってんだぞ
中東でも欧州でも混血しまくってるだろ


人種を云々する奴は人類学板の工作員か?
さっさと巣に(・∀・)カエレ!!
728世界@名無史さん:2008/04/27(日) 17:57:05 0
ロマって売春して混血?
729世界@名無史さん:2008/04/27(日) 18:12:36 0
ルーマニアのロマを見てみろ。今でもインド人そのままの
色の黒い連中がたくさんいる。
730世界@名無史さん:2008/04/27(日) 19:06:16 0
そりゃあ祖先の形質をある程度は残しているだろうが
(スペインのフラメンコ歌手ラ・カイータも「私の肌の色が黒いことが
あなたにどんな迷惑を掛けているっていうの?」って歌ってるしな)
だからといってラジャスタンそのままっていえんのかぼけ
大体ラジャスタンを含めたインド世界にしてからが
ドラヴィダ系とアーリア系とその他ネグリートなどが複雑に混血してる
○○人種なんて簡単に区分できるかタコスケ
731世界@名無史さん:2008/04/27(日) 21:26:02 0
ハイハイ、すごいね。
732世界@名無史さん:2008/05/03(土) 00:49:19 0
ポルトガルはアラブ文化よりもフランスに近い
733世界@名無史さん:2008/05/03(土) 03:08:03 0
よくインカ帝国征服とか言われるが
スペインが公に領有を主張していたのかね?
734世界@名無史さん:2008/05/10(土) 05:59:02 0
スペインなんか欧州の韓国だろ
でしゃばるな
735世界@名無史さん:2008/05/10(土) 11:34:32 0
バカ乙
736世界@名無史さん:2008/05/10(土) 11:39:26 0
米社発見の財宝「19世紀のスペイン帆船に属す」

【5 月10日 AFP】米海底探査会社が2007年5月に北大西洋で引き上げた銀貨・金貨などの財宝17トンについてスペイン政府が
所有権を主張している問題で、スペイン政府の弁護士は8日、これらの財宝は1804年10月に英国艦隊に撃沈されたガレオン船と
呼ばれるスペイン帆船のものだと発表した。

 ジェームズ・グールド(James Goold)弁護士は、同日スペインの首都マドリード(Madrid)で行った記者会見で、沈没船から
引き上げられた銀貨や船内設備、さらに発見された場所など「複数の証拠」から、問題の財宝は、アルガルベ(Algarve)沖で
英国艦船に撃沈されたスペインの帆船「ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・メルセデス(Nuestra Senora de las Mercedes)」号のものだと語った。

「メルセデス」号撃沈は、スペインが英国に宣戦布告し、両国が再びナポレオン戦争(Napoleonic Wars)に突入するきっかけとなった事件。

 問題の財宝を発見したのは米フロリダ(Florida)州タンパ(Tampa)に拠点を置く海底探査会社オデッセイ・マリン・エクスプロレーション
(Odyssey Marine Exploration)で、同社は2007年5月、「大西洋の公海内で」銀貨50万枚と金製品数百点などを発見したと発表した。

 これに対しスペイン政府は、財宝が民間の商船ではなくスペイン軍の船から発見された可能性、および沈没船がスペイン領海にある
可能性があり、その場合には財宝はスペインのものだと主張し、フロリダ州裁判所に申し立てを起こした。

 8日に提出予定の書類の中でスペイン政府は、「メルセデス号の引き上げやスペイン水兵とその家族の墓を荒らすことをスペイン
政府は許可も同意もしない」と言明。 「メルセデス号撃沈はスペインおよび欧州史上極めて重要な事件であり、沈没船はスペインの
不可分財産かつ歴史的な国家遺産」と主張している。

 グールド氏も、船は明らかにスペイン帆船であり、オデッセイ社の「公海域内」で見つかったとの主張は「無関係だ」としている。
これについてオデッセイ社側は、見つかった銀貨がスペイン製と判明したからといってスペイン船から見つかったものとは限らないと反論している。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2389135/2914113
737世界@名無史さん:2008/05/31(土) 11:03:00 O
738世界@名無史さん:2008/06/04(水) 23:28:09 O
今もスペインから独立のため闘ってる地名はどこですか?スペイン領内
739世界@名無史さん:2008/06/10(火) 19:23:35 0
>>734
欧州の韓国はポーランドだ。

>>738
ああ、バスクね。
大西洋岸からピレネーにかけてのフランスとの国境地帯。
740世界@名無史さん:2008/06/11(水) 05:46:55 0
俺が今まで2chで目にした欧州の韓国
スペイン
ポーランド
チェコ
スロバキア
ハンガリー
オランダ
ベルギー
デンマーク
スウェーデン
イタリア
ギリシャ
アイルランド
ウクライナ
アルメニア
グルジア
ラトビア
アルバニア

多すぎだろ
741世界@名無史さん:2008/06/11(水) 18:47:22 0
ラトビアは何故?
742世界@名無史さん:2008/06/12(木) 18:18:58 0
その中で韓国と同じような特質をもってるのは、

ポーランド ドイツ相手に捏造の歴史を主張。
チェコ 国内ドイツ人の迫害。
ベルギー 国内フラマン人の迫害(現在はほぼ解消)。
イタリア こいつと組んだら必ず戦争に負ける。
743世界@名無史さん:2008/06/12(木) 18:50:35 0
スレ違いすぎる
744世界@名無史さん:2008/06/19(木) 10:08:35 0
アルメニア以外にあり得ないだろ
745世界@名無史さん:2008/06/20(金) 02:39:22 0
「クーデターはスペイン承認」赤道ギニア、雇い兵が証言

ロイター通信によると、2004年に赤道ギニアで計画されたクーデター未遂事件の
公判が18日、同国の裁判所で開かれ、首謀者とされる英国人雇い兵サイモン・マン
被告が「スペイン、南アフリカ両政府から承認を得ていた」と証言した。

赤道ギニアは旧スペイン植民地。スペイン外務省はマン被告の証言を否定した。

マン被告は04年3月、クーデターのため武器を違法に調達しようとしたとして
ジンバブエで摘発され、禁固刑を受けた後、身柄を赤道ギニアに引き渡された。
同国の検察は今月17日、禁固約32年を求刑した。

事件は当時、雇い兵がアフリカの小国の政権転覆を図る、フレデリック・フォーサイス氏
の小説「戦争の犬たち」になぞらえて報じられ、注目を集めた。(共同)

ソース:MSN産経ニュース 2008.6.19 11:42
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/080619/mds0806191143003-n1.htm

まだこんな火遊びやってるのかスペインは。
746ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2008/06/24(火) 02:32:01 0
サッチャーの息子が絡んでた事件でしたっけ?
個人的には赤道ギニアでどれぐらいスペイン語が通じるのかが気になる
747世界@名無史さん:2008/07/01(火) 14:34:02 0
欧州サッカーEURO2008スペイン44年ぶりに優勝しましたよ!

ロシア 4−1
スエーデン 2−0
ギリシャ   2−1
イタリア 0−0 4PK3
ロシア  3−0
ドイツ   1−0

スペイン内戦に絡んだファシスト独伊。共産旧ソ連を全て破ったw

見てた人いないの?
748世界@名無史さん:2008/07/04(金) 20:22:51 0
みてたけど
だから何?
749世界@名無史さん:2008/07/07(月) 09:33:25 0
だから何?とか言ったらおしまいだろ。
あとナダルウィンブルドン優勝。今年はスペインの年か!!!
750世界@名無史さん:2008/07/20(日) 23:40:21 0
さっぱり理解出来ないんだけど、フランコって一体何がしたかったの?
751世界@名無史さん:2008/07/20(日) 23:49:25 0
共産主義から国を守る
752世界@名無史さん:2008/07/21(月) 00:29:02 0
フランコは独裁したかったんじゃね?ww
今からスペイン現代史のレポート書くぜ\(^o^)/
753世界@名無史さん:2008/07/21(月) 03:04:25 O
前から思ってたんだけどポルトガルの名前の由来になったポルトゥス・カレのカレって意味あるのかなぁ?
754世界@名無史さん:2008/07/21(月) 08:19:59 0
スレチかもしれないけど英語か日本語でアンドラ公国の通史をかいた単行本とか
無いですかね?ヨーロッパ諸国で日本語か英語で通史が存在しないのって
モルドバとアンドラだけなんですよね。

>>753
ポルトガルはポルトとカルで分かれる。ポルトは「O Porto」で「港」で
「gale」は「穏やか」の意味。だから「穏やかな港」が由来。カレは「穏やか」
という意味だと思いまつ。
755世界@名無史さん:2008/07/21(月) 08:48:21 O
>>754
ありがとう

今まで気になってたのがスッキリ解決したよ
しかしポルトガルってリスボン然り港から成り立ってきた国なんだねぇ
756世界@名無史さん:2008/07/21(月) 11:10:51 0
ポルトガル・アルガルヴェ連合王国って、別スレで見かけたんだけど、
アルガルヴェって何?
757世界@名無史さん:2008/07/21(月) 11:29:02 0
大航海時代あたりのポルトガル史読んでると
火事場泥棒同然のオランダ野郎にむかついて仕方ないんだけど
ポルトガル人の対蘭感情はどんなもんなの?
758世界@名無史さん:2008/07/21(月) 14:39:24 0
>>756
ググレカス
759世界@名無史さん:2008/07/22(火) 00:02:20 0
セビリア、フランコ総統にちなんだ通りの40本名称を変更へ[

スペイン南部のセビリア(Seville)市当局が、独裁体制を敷いたフランコ(Francisco Franco)総統に
ちなんだ通り40本の名称を変更し、フランコ総統の政権確立に貢献した将軍への「尊称」も
剥奪することになった。19日の日刊紙パイス(El Pais)が報じた。

セビリア市議会は17日、スペイン内戦中の1937年にセビリアを掌握した
故Gonzalo Queipo de Llano将軍に与えられた「セビリアの養子」という称号および
金メダルを剥奪することを決議。フランコ政権のシンボルまたは政権に携わった個人を想起させる
通りの名称も変更されることになった。

こうした措置は、社会労働党が過半数を占める議会が2007年に採択した、
内戦またはフランコ政権下で殺害された人々の名誉の回復を求める法律に基づいたもの。

マラガ(Malaga)、グラナダ(Granada)、フエルバ(Huelva)、カディス(Cadiz)でも同様の措置が
検討されているが、保守系の国民党(Popular Party)が主導する議会は採択を先延ばしにしている。

http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2420756/3153977
760世界@名無史さん:2008/07/22(火) 01:57:16 O
>>757
同じ事考えてた
あそこまで執拗に植民地を横取りされるような事ってしてないよね
あんまり詳しく言い切れないが……

イギリスの方がタチが悪いからかなぁ
助けて貰ったりしてるけど、植民地を取り上げたりしても
ウィンザー条約とかで何も出来ない状況だったし
端っこでいざという時頼れそうな相手が居なかったのがポルトガルの不運だよね
761世界@名無史さん:2008/07/22(火) 09:57:08 0
ポルトガルはイギリスにいいように利用されてるなー。学校でもいるよなこういうやつ

お前らって埃かぶった本ばかり読んでスポーツとか全然知らないし、ついてけないんだなw
そんなんで歴史学んでるとか言えるのか?ww
どうせ友達もいないんだろwwwwwwwww
762世界@名無史さん:2008/07/22(火) 16:21:09 0
いきなりどうした?
何かいやなことでもあったのか。
763世界@名無史さん:2008/07/23(水) 07:35:01 0
1行目と2行目のつながりがさっぱりわからんw
764世界@名無史さん:2008/07/23(水) 12:42:08 0
マドリード列車爆破テロ事件、4被告が逆転無罪 スペイン最高裁
ttp://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2419380/3141231
765世界@名無史さん:2008/07/28(月) 18:02:05 0
素人からの質問なのだが、
ポルトガルとスペインってなんでいっしょにならんかったの?
アラゴンやカスティーリャ、レオンなんかはみんな引っ付いたのに、
ポルトガルだけ仲間はずれなのはなぜ??
766世界@名無史さん:2008/07/29(火) 09:14:14 0
一緒になったこともある。
それを維持できなかっただけ。
理由は国民意識の違いとか。
ポルトガルは世界で一番古く国民国家を達成してたし。
767世界@名無史さん:2008/07/29(火) 19:31:39 0
定期的に出る質問だな。
768世界@名無史さん:2008/07/29(火) 20:34:12 0
スペインも分裂したがってるからね。
一緒にならなかったポルトガルがマトモなんじゃね。
769世界@名無史さん:2008/08/06(水) 10:52:41 0
>>759
スペインで政権変わるたびにこういう動きになるのって内戦前から変わってないんだなー
770世界@名無史さん:2008/08/11(月) 08:23:52 0
【医療】「スペイン風邪」を人工合成、鳥インフル解明に道筋
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1169122599/l50

スイスなんかもうプレパンデミックワクチンの摂取が、今年から全国民に開始
されたよ。
771世界@名無史さん:2008/08/30(土) 13:08:58 O
資料少ないな…
みんなどうしてる?
772世界@名無史さん:2008/09/27(土) 11:57:27 0
>>765
経済と人口の4分の1を占めるカタルーニャ、フランコの故郷ガリシア、王国の片割れアラゴン、
金髪碧眼のバスク、西ゴートの末裔レオン(アストゥリアス)、皆独立したがってますが何か?
ついでにアンダルシアも半分アラブ人だからか独立したがってますが何か?
カスティーリャですらスペイン解体を訴える人がいますが何か?

イタリアやイベリア見てると、フランスって凄いなぁと思うよ
773世界@名無史さん:2008/09/28(日) 10:46:23 0
考えようによってはフランドルが分裂して独立したのがベルギーな訳で
後はオクシタニアがもう少しはっきり独立を言い出せば同じ事。

そういえばベルギーが南北分裂とか言ってたのはどうなったんだ。
774世界@名無史さん:2008/10/08(水) 07:35:23 O
結局、スペインとポルトガルって仲悪いの?
本読んでも書いてある事がバラバラで何とも言えないんだけど…
775世界@名無史さん:2008/10/08(水) 17:11:23 0
>>772見て思い出したが、アンダルシアはなんかスペイン内では妙に不遇な気が
レコンキスタがあるから仕方がないかもだが、スペインの象徴的なもの全部持っておきながら、
スペインで一番貧乏だったりとか、アンダルシア語を認めてもらえなかったりとか、
ジブラルタルいつまでも返してもらえなかったりとか(これは住人が嫌がってるからしょうがないが)。

ところで、アンダルシアとトルコは仲良い気がするんだが、ここんとこはどうなってるの?
たんに「同じイスラム(だった)」ってだけ?
77638 ◆PfcoGJFIfY :2008/10/09(木) 20:50:00 0
11世紀初頭のコルドバの市民運動と民衆   ttp://www.tku.ac.jp/~koho/kiyou/contents/hans/122/12205.pdf
11世紀後半のトレード市民の反「王」運動   ttp://www.tku.ac.jp/~koho/kiyou/contents/hans/123/3_amabe.pdf
11世紀における門閥都市としてのバレンシア ttp://www.tku.ac.jp/~koho/kiyou/contents/hans/125/amabe.pdf
アル=アンダルススレがない今、イスラームスペインのネタはここでおkだよな?

>>775
アンダルシアとトルコが仲いいって話は、今現在の話?それとも中世の話?
777世界@名無史さん:2008/10/14(火) 18:59:35 0
>>776
あ、ごめん、そうでも無かった。
レコンキスタの後にユダヤの人らをトルコの船が迎えに来たぜ、ってくらいだったわ・・・
それどころか、アンダルシア出身の軍人がイタリア兵率いてトルコ攻めてたぜorz
778世界@名無史さん:2008/10/16(木) 21:46:51 O
ポルトガルってラテン人が多く占めてんの?自分旅行行ったときブロンドも結構見かけたが何民族なんだろうか

世界史専攻じゃない俺にわかりやすく教えてくれ
779世界@名無史さん:2008/10/16(木) 22:00:46 0
もちろんラテン系が多くを占めるが
ゲルマン系も西ゴート王国時代に入ってきたとみられるから
その子孫じゃないか
あるいはただの観光客とか
780世界@名無史さん:2008/10/17(金) 01:17:16 0
イベリア半島の北西部、つまりガリシアからポルトガル北部にかけては
ローマ化する以前からいわゆるケルト系が多くいたとされる。
まあ俗説?では、ケルト人には金髪が多いとされているから、
たぶんそういうことなんじゃないかと。

ただ「ケルト」が人種的なカテゴリーに含まれるかどうかについては???だから、
酒のつまみ程度の話に聞いてくれ。
781世界@名無史さん:2008/10/17(金) 17:08:36 O
>>779-780ありがとー
やっぱりポルトガルを代表する人種はラテン人なのかな
それにしてもラテンはモンゴロイドと同じくらい小柄だな
782世界@名無史さん:2008/10/17(金) 17:19:20 O
連投スマン
調べてみたがどうやらポルトガルはスペインと比べて、ラテン人以外の、明るい色の髪と碧眼を持つひとの割合もかなり高いらしい(ケルト人やゲルマンなども交配している)

多分この人たちなんだな
783世界@名無史さん:2008/10/17(金) 21:17:47 0
スレチななるかもしれませんが
英語で構わないのでアンドラの通史をかいた書籍とか
ご存知であれば教えてください。
バスクやカタルーニャは日本語でも単独通史があるし
モナコ、ルクセンブルクだって英語でもあるのに・・・
ちなみにアマゾンでも出てきませんでしたorz
784世界@名無史さん:2008/10/17(金) 23:40:53 O
ポルトガル人はアラブ系から北欧系と見間違うほど幅広い。
785世界@名無史さん:2008/10/18(土) 01:11:39 0
>>413 >>420

モリスコの反乱をせん滅、追放したのち北部地方から入植させられた人の子孫。
786世界@名無史さん:2008/10/18(土) 13:30:15 O
ポルトガルはヨーロッパの人種の宝庫だな
787世界@名無史さん:2008/10/19(日) 23:16:24 O
その話題で思い出したけどスペインには日本を意味するハポン姓の人が居て、遠い先祖が日本人らしいが
ポルトガルにもそれに該当する姓は存在するんだろうか

最近はスラブ系や中国からも移民が居るらしいし、ポルトガルってかなり多民族なんだなぁ
788世界@名無史さん:2008/10/25(土) 01:05:07 0
ローマの記録ではケルト人には金髪が多かったらしいが、脱色していたものもいたのでわからない。
789世界@名無史さん:2008/10/25(土) 09:50:51 O
ケルトとゲルマンがはたして同一なのか、別民族なのかわからないからな。
PケルトとQケルトじゃまったく違うじゃないか。
Pケルトなんてのこっているのかな?
ケルトとは文化であって民族じゃないんだろ。
790世界@名無史さん:2008/10/25(土) 22:02:04 0
クリスチアーノ・ロナウドってアラブ顔だよな
791世界@名無史さん:2008/10/26(日) 05:49:43 0
アラブ自体の血統は希薄だと思うよ。
そう思うのは。

1)征服軍のうちアラブ系はエリート層の少数。多くの兵士はベルベル系。
2)アンダルスのムスリムの多くは地元民改宗者。
3)アンダルスのムスリムのうちアラブ系はエリート家系を構成していたはずであって、
  異教徒の権力によって失陥のおり、エリートのムスリムは残留せず亡命の道を選んだ。
  ましてや、キリスト教に改宗することはあまりなかった。
792世界@名無史さん:2008/10/28(火) 06:46:01 O
ロナウドはヴェネチア人みたいだろ〜
793世界@名無史さん:2008/10/28(火) 18:36:08 0
ロナウドはベルベル顔
794世界@名無史さん:2008/11/01(土) 17:31:07 O
ロナウドはリグリア人にケルト人やラテン人がまざった顔。
795世界@名無史さん:2008/11/02(日) 09:15:51 0
中世ヨーロッパでの域外への輸出の最重要品目の1つが奴隷。
青い目の奴隷を、ピレネーの南のタイファ諸国も買っていたわけだよ。
796世界@名無史さん:2008/11/06(木) 08:08:34 0
797世界@名無史さん:2008/11/29(土) 21:07:45 0
良スレ保守
798世界@名無史さん:2008/12/08(月) 03:04:43 O
スペイン系は、美女が多いな。
799世界@名無史さん:2008/12/08(月) 14:51:49 0
★スペイン人の3割はユダヤ系かアラブ系

紀元711年にジブラルタル海峡を越えて北アフリカから
イベリア半島に侵入してきたアラブ人。既にそれより
以前からイベリア半島に居住していたユダヤ人。

40万人いたと見られるユダヤ人は1492年、カトリック両王の
国土回復により16万人がイベリア半島から追放され、
アラブ人もその多くが1609年に追放されたが、その子孫は
現在のスペイン人の約3割を占めることがDNA解析により判明した。

イギリス、スペイン、ポルトガルの学者らによる共同調査研究によると、
イベリア半島及びバレアレス諸島の18市町村の男性1,140人の染色体情報を
分析した結果、20%はユダヤ人、11%はアラブ人の末裔だった。

カトリック王朝による追放・排斥にもかかわらず、多くのユダヤ人や
アラブ人が自主的あるいは強制的に改宗してイベリア半島に留まった
ことが分かる。そうした末裔の分布を見ると、南北差よりもむしろ
東西差が顕著で、アラブ人の末裔はピレネー山脈地方では0%、
バレンシアやアンダルシアでもわずかだが、ガリシアでは20%、
カスティーリャ北西部では22%に及ぶ。

1609年にフェリペ3世はバレンシアやアンダルシアのアラブ人の
ゲットーは壊滅させたが、ガリシアなどの地方に散在し同化した
アラブ人までは手が回らなかったらしい。一方、ユダヤ人の末裔は
ピレネー地方、カスティーリャ北東部、カタルーニャ地方をのぞいて
ほぼ均一の割合で分布している。この研究は「American Journal of
Human Genetics」で発表。

【スペイン マドリッド 12月5日】
http://www.spain-ya.com/Pages/noticia_hoy.htm
800世界@名無史さん:2008/12/12(金) 17:20:43 O
ポルトガルとか変な濃い赤毛(地毛)っつか赤褐色?の子がいたが彼女は何人何だろう
あと元宗主国のポルトガルとブラジルの関係って良好なの?詳しい人是非教えてくれ

何かポルトガルとブラジルの関係ってイギリスてアメリカに被るんだよな〜
801世界@名無史さん:2008/12/12(金) 18:29:47 0
>>800
ブラジルはポルトガルの事を、「ポルトガル圏の劣等性」と呼んでいる。
最近国連のポルトガル語表記も、ブラジルのそれに準拠されるようになった。
802世界@名無史さん:2008/12/12(金) 18:30:54 0
>>801ちょっと間違い。 ポルトガル圏→ポルトガル語圏
803世界@名無史さん:2008/12/12(金) 18:59:11 O
つー事はブラジルはポルトガルの事見下してるのか…?

何か悲しいな
国交とか今もあるのかね?
804辺無宇叫 ◆eaYqa3SeLE :2008/12/12(金) 23:53:31 0
もちろん。未だにブラジルのジョークだとポルトガル人のステレオタイプは「間抜け」だからね。
官僚がポルトガルの植民地にならなければブラジルはもっと発展してたって言うのもお決まりだし。
805世界@名無史さん:2008/12/13(土) 07:13:29 O
いやいやブラジル土人じゃイギリスに支配されてたとしても無理だろ
806世界@名無史さん:2008/12/13(土) 07:19:19 0
ポルトガルほどパッとしない国も無いからなぁ。

経済ではアイルランドに離されて西欧最貧、名のある企業の一つもない。
人口の少ない小国、軍事力も西欧最低レベル、リスボンはヨーロッパ基準でも田舎都市
ポルトガルの発明といえばロボトミー
ゴアを失った経緯も相当情けなかった…
サラザールのせいで識字率は先進国とは思えない低さ
産物といえばポルトワインくらい

ロナウドを輩出したのが救いか


ブラジルに亡命した国王が帰りたくなくなるくらいだし、早くも15世紀にはこんな国捨ててゴアに遷都しようなんて提案もあったくらいだから、元から貧乏田舎なんだよな
むしろブラジルを領有できたのが奇跡
807世界@名無史さん:2008/12/13(土) 12:42:47 0
16世紀にはインド洋に押し入ったりオスマン海軍破ったりでブイブイ言わしてたのにな。
この時期のポルトガルは輝いてたよ
808世界@名無史さん:2008/12/13(土) 13:07:33 O
日本にも来てたなそういや
今じゃとっくの昔に日本に抜かされてその日本は経済世界二位

何か可哀想な国だな…
809世界@名無史さん:2008/12/13(土) 18:30:55 0
ポルトガル人はアジアでもアフリカでも
混血しまくるからな。
810世界@名無史さん:2008/12/13(土) 20:21:08 0
>>801
ギニアビサウの独立運動家、カブラルにもボロクソに言われてた。
811世界@名無史さん:2008/12/13(土) 21:53:03 0
ポルトガルの話が出てるので、折角なんでサラザール氏について某スレより

436 :261:2008/12/07(日) 14:03:09 0
まだ途中までしか読んでないけど、ネタになりそうなことが幾つかあったんで投下

・1921年に下院議員になったとき、一日で辞職届を出してコインブラ大学に逃げ帰る
・1928年にカルモナ大統領から財務大臣に任命されたときも、五日でコインブラ大学に逃げ帰る
・1937年までドアベルもないような貸家に住んでいた
・貸家を出ることになったのは、玄関先で爆弾を投げつけられたため(犯人はスペインの共和政府の手先らしい)
・筆者(柳澤健氏、当時外交官)がポルトガルについて二十三日目に博士を目撃することが出来たことに関して、
 同僚から「仕合せ」といわれるぐらい滅多に人前に出ない
・演説も年に一回ぐらいしかせず、その演説も難解すぎて一般人には理解できない
・もっと演説を簡単な内容にしたらどうか、と言った部下に対し、
 『分かりやすくするということは、自分の話そうとしていることを歪めることに他ならない。
  それならば、元の形のままで三分の一ほどだけでも伝わるほうがいい』という風なことを答える
・でも、その演説はフランスの高級総合雑誌『世界評論(ルヴイユ・ウニヴェルセル)』の巻頭に載るほどのもの
・大蔵省の石段で転んで足を挫いた時、公金から治療費を出してもらうことが出来たが、
 それを拒否して自腹を切ったら借金することになった(治療費二万エスクード、博士の月給五千エスクードなんだとか)
・博士は蒋介石が日本の士官学校出だと知らなくて、筆者から初めて聞いた
・結婚していない理由についての噂として、学生時代に好きだった女性に振られたから、と言う話が出回っている
・ちなみに振られた理由は、相手が
 「貧粗にして且單なる大學※教授の將來を有するに過ぎないサラザール年を一生を托すべき好もしき對手とは考へなかった」
  からだと(勝手に)言われている
・初恋の相手はとっくの昔に結婚したらしい

あと、直接関係は無いけど、序文を書いてるのが近衛文麿。
本文中で、共和制へ向かう動き=悪 反動=善と書かれてるあたりが時代を感じさせる。
※教授の『教』の字は旧字体。出なかったんで新字体で代用
812世界@名無史さん:2008/12/14(日) 12:59:03 0
813世界@名無史さん:2008/12/15(月) 02:31:10 0
ブラジル国旗に天球儀が入ってるけど、あれってポルトガル国旗の名残だよね?
814世界@名無史さん:2008/12/17(水) 12:43:55 0
>>806
アルバニアより貧乏?
815世界@名無史さん:2008/12/17(水) 14:04:05 O
ラテンアメリカ諸国はたとえ白人系でも自分たちのルーツはネイティブアメリカンだと思っているので
スペインとポルトガルのことを嫌悪している
816世界@名無史さん:2008/12/17(水) 14:57:38 0
> ラテンアメリカ諸国はたとえ白人系でも自分たちのルーツはネイティブアメリカンだと思っているので

何処でそんな奇怪な話を信じ込まされたんだ?w
817世界@名無史さん:2008/12/18(木) 05:21:19 0
>>806
ロボトミー発明したのか

ポルトガルといえば
「ポルトガルにはライオンはいますか」「…小さいのならいる」を思い出す
818世界@名無史さん:2008/12/18(木) 17:19:41 0
イベリア半島に父は居るけど、母はいない。
819世界@名無史さん:2008/12/20(土) 16:32:21 0
スペイン・ポルトガルの合併を
820世界@名無史さん:2008/12/20(土) 16:32:50 0
スペインがお断り
821世界@名無史さん:2008/12/21(日) 02:22:39 0
シチリアとサルデーニャと南イタリアはスペインの自治州に。
822世界@名無史さん:2008/12/21(日) 02:24:31 0
ボルジア家
823世界@名無史さん:2008/12/21(日) 22:04:26 0
824世界@名無史さん:2008/12/21(日) 22:41:25 0
むしろ中南米をもう一度併合してよ
825世界@名無史さん:2008/12/21(日) 22:52:49 0
他のヨーロッパ諸国も非道な植民地統治をやっていたけど
先住民が絶滅するまで殺しつくすなんて物凄いことをやったのはスペインとポルトガルだけ
826世界@名無史さん:2008/12/21(日) 23:21:26 0
>>825
おかげで秀吉も家康も警戒しまくった
827世界@名無史さん:2008/12/21(日) 23:37:18 0
>>825
つバンダ諸島
つタスマニア
828世界@名無史さん:2008/12/21(日) 23:37:50 0
>>825
嘘つけ
殺しまくってたらラテンアメリカは白い人間しかいないだろうが
829世界@名無史さん:2008/12/22(月) 02:13:54 0
スペインは混血したけどアングロサクソンが殺しまくったんだぜ。
だから南米は混血が多いけど北米はほとんど居ないんだぜ。
南米はインディオの虐待を告発したラス・カサス見たいな人間が居たからきちっとした記録が残り、
北米は誰も疑問を抱かなかったから記録が残されなかったんだぜ。
その代わりに自慢げな殺戮の記録は断片的に残ってるから判るんだがな。
オーストラリアの侵略は更に凄まじかったぜ。
830辺無宇々悟 ◆eaYqa3SeLE :2008/12/22(月) 03:48:39 O
>>824
ラテンアメリカ人も流石にそこまでは思ってないだろうけど、
なんだかんだでラ米人とスペイン人が仲良いのを見てると、
アフリカからも馬鹿にされてるポルトガルがさらにかわいそうになってくる。

チャベスが言うようにガリシア銀行もサンタンデル銀行も大体のラ米諸国に進出してるけど、
ラ米はそんなにスペインを嫌っておらず、頼れる兄貴分みたいに見てるのがかなり不思議。

>>829
19世紀にアルゼンチンの自由主義者が南部のインディオ殲滅作戦を正当化した論理が、
アメリカ合衆国はインディアン殺しまくって奪った土地を利用してるから発展してるんだ!
近代国家になるならアルゼンチンもインディオ殺すのが正義!
みたいな感じだったぐらいアングロサクソンの隔離―虐殺手法は徹底してたからねえ。
831世界@名無史さん:2008/12/22(月) 06:57:40 0
>>825
ドイツ領南西アフリカ
832世界@名無史さん:2008/12/23(火) 18:22:50 0
スペインで36年間にわたり独裁権力を握った故フランコ総統(1892〜1975)の像が、スペイン北部サンタンデール市の広場から撤去された。
スペイン本土に残る最後のフランコ像だった。AFP通信などによると、高さ7メートルのブロンズ製で、64年建立。
これでフランコ像は、アフリカ大陸にあるスペインの飛び地領に残る1体だけとなった。
こちらも撤去される予定だ。

http://www.asahi.com/international/update/1222/TKY200812220297.html


ムッソリーニやヒトラーより遥かに有能だったフランコ総統の像が全撤去
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/news/1230023043/
833世界@名無史さん:2008/12/27(土) 23:06:11 0
経済発展してないやんwフランコ時代。
834世界@名無史さん:2008/12/27(土) 23:11:42 0
フランコのやった唯一の偉業はWW2で中立を維持したこと
それ以外はとても有能な独裁者とはいえないな
835世界@名無史さん:2008/12/27(土) 23:38:43 0
今頃になって撤去する必要ないのにな。
836世界@名無史さん:2008/12/28(日) 00:28:53 0
労働党政権は支持者の手前、そういう象徴的な行為しないと。
837世界@名無史さん:2008/12/28(日) 18:13:29 0
バスク選抜の承認を求めビルバオでデモ行進

【12月28日 AFP】スペイン北部のビルバオ(Bilbao)で27日、サッカーバスク選抜チームの国際大会参加の許可を
求める数千人規模のデモ行進が行われた。
 バスク自由党(Eusko Alkartasuna、EA)の幹部は、英国から「スコットランドやウェールズ代表の国際試合出場」が
許可されていることから、「スペインとフランスの自治州にも同じ権利を求めている」と語っている。同幹部は行進の
目的を「欧州内でのバスク代表チームの公式承認を求めるもの」とし、実現に向けての「政治的な意思」を求めた。
デモ参加者は、「バスク国、一つの国家、一つの代表チーム、一つの連合」と書かれた横断幕を掲げて行進した。

 スペインとフランス両国のバスク地域から選出されるバスク選抜チームは、実際に存在しているが、欧州サッカー
連盟(Union of European Football Associations、UEFA)を含む各サッカー連盟から正式に承認されておらず、
プレーする場は不定期の親善試合に限定されている。

 スペイン北部に位置する富裕なバスク国家は、独自の言語や文化と高水準の自治政府を持っているが、
住民投票では大多数のバスク人がスペインからの完全な分離を望んでいないことが示されている。しかしながら、
武装した分離主義集団の「バスク祖国と自由(ETA)」は北スペインと南西フランスからなるバスク地方の独立のた
め40年間戦い続けている。(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/sports/soccer/soccer-others/2552904/3637440
838世界@名無史さん:2008/12/30(火) 13:15:23 0
>>830
そりゃ、王様の有無だよな。
王様の代わりになるものは核爆弾くらいだし。
王様も核爆弾も持っているイギリス最強。
839世界@名無史さん:2009/01/10(土) 02:34:13 0
840世界@名無史さん:2009/01/10(土) 06:14:03 0
>>829
スペインの方が殺した数ずっと多いよ。
伝染病で間接的に殺した数の方が多いのかもしれんが。

北米は南米に比べて、人口密度元々かなり低かったし。
841世界@名無史さん:2009/01/10(土) 12:11:26 0
>>840
北米でインディアンを根絶やしにするために食料であるバッファローを根絶やしにしよう
なんて事もしてたんだが。
毒を入れた食料を土地の代金として与えるという方法もやったよね。
北米のネイティブが少なかったと言うのがそもそもごまかす為の嘘なんだよ。
ベトナムで枯葉剤を撒いてそのせいで死んだ人間は銃弾で死んだわけじゃないから
被害者にカウントしないと言うのと同じだね。

感謝祭の伝説と実態の差は知ってるかい?
ttp://www.halcyon.com/pub/FWDP/Americas/tchthnks.txt
842世界@名無史さん:2009/01/10(土) 16:32:52 0
ただし、アメリカは先住民族の「部族」を形としては「承認」をしていた。「条約」を結ぶという形式で領土を取り上げた。
843世界@名無史さん:2009/01/10(土) 17:41:12 0
17世紀頃イベリア半島はポーランドなど東欧から食料を
輸入していたが、食糧不足だったのか?
844世界@名無史さん:2009/01/10(土) 18:54:57 0
食糧不足といえば食糧不足だが、要するに第1次産業をやってるより
儲かる方法が幾らでもあるのにそんな事やってられるかと言う、
今の日本が食糧輸入国なのと同じ事。
ポルトガルも同様に船に人を取られすぎた結果、人手不足でスペインに併合される事になった。
845世界@名無史さん:2009/01/10(土) 23:47:53 O
イスラム農民は流出して優秀な人材は新大陸に流出しちゃったから
846世界@名無史さん:2009/01/10(土) 23:59:36 0
海外に手っ取り早く宝を略奪できる黄金郷があるのに、苦労して自国のしょぼい畑を耕す気になれる?
847世界@名無史さん:2009/01/11(日) 00:01:33 0
ブラジルはいいぞ。日本と違って大金持ちになれるチャンスが大きい。
848世界@名無史さん:2009/01/11(日) 00:20:16 0
お前芸スポにいる奴だろ
849世界@名無史さん:2009/01/11(日) 00:56:42 0
じゃどうして日系人が日本に出稼ぎに戻ってきてるんだよ?
850世界@名無史さん:2009/01/11(日) 00:59:15 0
ブラジルがえらいひどい社会だと言うことくらい普通知っているだろうに。
851世界@名無史さん:2009/01/11(日) 02:04:01 0
>>847
知り合いのエスパーの上目(うわめ)くんもそんなこと言ってた
852世界@名無史さん:2009/01/11(日) 03:09:45 0
853世界@名無史さん:2009/01/11(日) 03:16:18 0
854世界@名無史さん:2009/01/11(日) 06:40:38 0
穀物をイベリアへ中継貿易して儲けていたのがスペインではなく、
オランダなのは何故。
855世界@名無史さん:2009/01/11(日) 14:44:03 0
>>841
スペイン人の虐殺数については何も触れないの?
856世界@名無史さん:2009/01/11(日) 15:51:30 0
>>855
なんで自分で両方の数字を出さないの?
857世界@名無史さん:2009/01/11(日) 18:35:46 0
>>854
北海の覇者はオランダだったから。出先入先より経路が決め手
858世界@名無史さん:2009/01/11(日) 21:38:28 0
何十万人も南米に渡った訳じゃないだろ。農民は農業を続けていただろ。
そうじゃなければ、スペインの村人は全員リッチになっちゃうじゃん。
859世界@名無史さん:2009/01/12(月) 00:16:43 0
>>855
ここはスペインスレだから。
スペイン好きの人間が多いだから、当然だろ。
860世界@名無史さん:2009/01/12(月) 02:09:54 0
どっちがたくさん殺したかは分からんが、スペインの方が時代が古いんで、
北米に比べると実態が分かりにくいと言うのはある。
861世界@名無史さん:2009/01/12(月) 03:09:46 0
>>859
おいおい、勝手に決め付けるなよ
862世界@名無史さん:2009/01/12(月) 11:10:19 0
>>859
アンチも居れば事実関係だけが重要なのも居るだろう。
855なんかはラサカサス読めで終わるスレ的に常識以前の荒しだろう。
860も根拠は無いけど古いから判らないって馬鹿としか思えん。
古いから記録が無いけど日帝は7世紀にもヒトラー並の虐殺をしたとか言うのと同じだろ。
863世界@名無史さん:2009/01/12(月) 12:23:24 0
ラサカサスって何?
864世界@名無史さん:2009/01/12(月) 12:24:38 0
>>862
>古いから記録が無いけど日帝は7世紀にもヒトラー並の虐殺をしたとか言うのと同じだろ。

それは違うだろう。
っていうか、例えの意味が分からんが。
865世界@名無史さん:2009/01/12(月) 12:28:46 0
>862
おいおい、単語からなんとなく意図は伝わってくるが、日本語乱れすぎで何が言いたいのかよく分からんぞ
866世界@名無史さん:2009/01/12(月) 12:36:39 0
>>863
もしかしたら知っててとぼけてるのかもしれんが、ラス・カサスでぐぐると見つかる。
虐殺の告発をしたので有名だが、彼がラテンアメリカの全体の実情を把握していたわけではない。

ところで、こんなページがあったが、ネタ元がジョン・ガンサーってのがどうもひっかかるな。

過去の歴史には、ナチ・ドイツを上まわる異民族の虐殺と同性愛者の迫害を行なった民族がいます。
それはスペイン人です。
このスペイン人による征服によって虐殺されたインディオの数は少なく見積もっても2000万人に達するといわれています。(ジョン・ガンサー「南アメリカの内幕」より)
ttp://jack4afric.exblog.jp/3160469
867世界@名無史さん:2009/01/12(月) 17:23:05 0
◆サルバドル宣言◆(二〇〇八年十二月十六日)
中南米・カリブ海諸国首脳会議  米支配からの自立を宣言
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2009-01-09/2009010906_01_0.html

 ラテンアメリカ・カリブ海諸国の国家および政府の首脳は、この地域の団結
のために今回開かれた初の首脳会議の歴史的意義を自覚し、地域統合を深め、
諸国民の持続可能な発展を促進する集団行動の効果的な取り決めを確立する目的
をもって、二〇〇八年十二月十六日から十七日までブラジル・バイア州のサル
バドルに集まった。

---------------

◆米抜き初の首脳会議 中南米カリブ海33カ国
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-12-18/2008121807_01_0.html
868世界@名無史さん:2009/01/13(火) 00:14:16 0
連発銃も無いのに2000万人も殺すことがどうして技術的に可能だったんですか?
数十万の大軍がスペインからやってきたのですか?
869世界@名無史さん:2009/01/13(火) 00:36:50 0
つ伝染病
870世界@名無史さん:2009/01/13(火) 00:48:00 0
>>869
多分伝染病は殺した数には含んでないだろう。
含んでいたら、その何倍もの数字になる。
871世界@名無史さん:2009/01/13(火) 00:50:59 0
>868
ナチスが600万殺したというのはどこまで信じていいか分からない話しだが、
数年でやったことなので、技術的な可能性がとりざたされる。

スペインの場合、100年以上時間はあったんだから、継続的に殺し続ければ、技術的には可能な数字。
872世界@名無史さん:2009/01/13(火) 02:04:56 0
>>868
労働用に徴用して過労死・餓死させたなど、戦闘以外の殺害も含んでるんだろう
873世界@名無史さん:2009/01/13(火) 02:11:38 0
それは虐殺とは言わないのでは?
874世界@名無史さん:2009/01/13(火) 06:23:57 0
ならヒトラーやスターリンや毛沢東やポルポトが収容所で殺した分のうち相当数が虐殺ではないということになるが。
875世界@名無史さん:2009/01/13(火) 06:43:38 0
つーか、>>872が「戦闘以外の殺害」って言ってるのが悪い。
「戦闘以外」って言葉はまず不要。
なぜなら、降伏した捕虜を殺すのは誰が考えても虐殺だから。

問題は劣悪な環境で強制労働をさせて、労働者が死んだ場合。
876世界@名無史さん:2009/01/13(火) 22:00:36 0
【バルデム】宮廷画家ゴヤは見た【ナタリー】
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1222786524/

877世界@名無史さん:2009/01/13(火) 22:01:56 0
貴重な労働力なのに2000万人も殺すことがどうして経済的に可能だったんですか?
DQNばかりがスペインからやってきたのですか?
878世界@名無史さん:2009/01/13(火) 23:56:31 0
当時はみんなDQNだったんだよ。
879世界@名無史さん:2009/01/14(水) 01:16:19 0
使い潰して問題ないほどありふれていたから
880世界@名無史さん:2009/01/14(水) 01:37:23 0
で、全滅したから結局アフリカから黒人を輸入した。
881世界@名無史さん:2009/01/14(水) 11:41:54 0
先住民は誇り高いから奴隷になるよりは自殺を選ぶのが多かったから。
882世界@名無史さん:2009/01/14(水) 12:10:10 0
西アフリカ出身の黒人奴隷も多かったはずだが、イスラームは米大陸に伝わらなかった(残らなかった)みたい。
883世界@名無史さん:2009/01/14(水) 12:38:11 0
南アフリカに連行されたマレー人奴隷はイスラムをケープタウンに残せたのに(実は自発的な亡命者もいたからか?)
884世界@名無史さん:2009/01/15(木) 12:05:39 0
つイスラム、ユダヤ、新教が新大陸に入らないように異端審問所
885世界@名無史さん:2009/01/18(日) 22:28:47 0
ポルトガルは単一言語国家
886世界@名無史さん:2009/01/18(日) 23:27:13 0
ポルトガル語って、人口から言えばブラジル語だよね。
887世界@名無史さん:2009/01/19(月) 00:11:28 0
フランス語はアフリカ語、英語はアメリカ語、スペイン語は南米語
888ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2009/01/19(月) 01:47:44 O
文学の世界だと仏文って言ったらまんまフランス文学のことで、
フランス語のマグレブ文学やセネガル文学やケベック文学は扱わないけど、
スペイン語現代文学は半分ぐらいラテンアメリカ文学。ラ米の方がオモシロネスだから仕方ないか。
ポルトガル語文学はどこもパッとしない。いつまでもジョルジェ・アマードじゃあねえ。
889世界@名無史さん:2009/01/19(月) 01:50:37 0
890世界@名無史さん:2009/01/19(月) 08:27:51 0
891世界@名無史さん:2009/01/21(水) 00:40:03 0
>888
仏文の閉鎖的かつ独善的な態度は改めるべき。
892世界@名無史さん:2009/01/21(水) 06:20:38 0
アントニオ・デ・ファリアについての情報を探しているのですが、彼のことが書いてある書籍を
ご存知の方がいたら教えてください。
英語でも構いません。
893世界@名無史さん:2009/01/21(水) 19:57:39 0
ポルトガル北部はフランス語圏(フランスに出稼ぎに行ってたものが家族連れで戻ってくる)
894世界@名無史さん:2009/01/22(木) 04:06:42 0
ttp://www.asahi.com/culture/update/0121/TKY200901210340.html
ゴヤの「巨人」、実は弟子の作品 プラド美術館近く公表
2009年1月22日3時1分

【パリ】スペインを代表する画家フランシスコ・デ・ゴヤ(1746〜1828)の作品と見なされてきた絵画「巨人」が、
実は他の画家の作品だったとする調査報告書を、所蔵するマドリードのプラド美術館が近く公表する。
「巨人」は同館で最も人気が高い作品の一つ。

同館関係者によると、真の作者はゴヤの弟子アセンシオ・フリアとされる。
この作品は動物の描き方に粗さが目立つなど、ゴヤ本来の作品との違いが指摘されていた。
同館は昨年6月、作者がフリアである可能性が高いと発表、専門家による検証作業を続けていた。

「巨人」は1808〜12年ごろの制作とみられてきた。今後も同館で展示されるという。
プラド美術館はパリのルーブル美術館、ロシア・サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館などと並んで
世界を代表する絵画館の一つで、ゴヤやベラスケス、ルーベンスのコレクションで知られる。

ttp://www.asahi.com/photonews/images/TKY200901210342.jpg
895世界@名無史さん:2009/01/25(日) 19:18:39 0
カナダもフランス語が強いのだからラテンアメリカというべきではないのか?

896世界@名無史さん:2009/01/25(日) 23:49:13 0
フランスは必ずしもラテンではない。
897世界@名無史さん:2009/01/26(月) 07:52:56 0
フランス語圏ならロマンスアメリカの方がかっこいい
898世界@名無史さん:2009/01/26(月) 08:01:36 0
フレンチアメリカン戦争
899世界@名無史さん:2009/01/26(月) 23:06:03 0
>896
フランスでラテンでないのなら、スペインもラテンでないような気がする。
900世界@名無史さん:2009/01/26(月) 23:12:46 0
フランスはラテン+ゲルマン
スペインはほぼラテン

という違いかと
901世界@名無史さん:2009/01/27(火) 00:02:47 O
>>897
19世紀半ばに「ラテン」アメリカと最初に言い出した人々は、
フランスとローマ文化に憧れてラテンと言い出したのだぞ
902世界@名無史さん:2009/01/27(火) 00:22:16 0
>900
スペインはアラブも混じっているでしょ
903世界@名無史さん:2009/01/27(火) 00:50:03 0
でもまあ例えフランクこ後継としてもフランスをゲルマン系とは言わないだろうなあ。
ヨーロッパでラテン系と言えばフランス、スペイン、ポルトガル、イタリアに
ルーマニアをおまけって感じで。

カナダは確かにフランス植民地で始まったけど、その後英国の植民地になり、
現在ではフランス系よりイギリス系の方が多いし、英連邦の一部だから
英国系国家=アングロサクソン系とみなすでしょう。

ではフランス植民地である小アンティル諸島とギアナはラテン系と呼んで良いかというと、
これならラテン系と呼んでも皆納得するんじゃないかと。
904世界@名無史さん:2009/01/27(火) 01:15:56 0
>>901
フランスは北と南でも大分違うし。
北半分はラテン民族じゃないよ。

文化的にはどうか分からんが。
905世界@名無史さん:2009/01/27(火) 05:33:12 0
確かにパリとマルセイユじゃ全く違うよな
906世界@名無史さん:2009/01/28(水) 22:36:48 0
Since I could not take away your virginity,
I think I will settle with this.

It hurts!

907世界@名無史さん:2009/01/30(金) 04:17:19 0
908世界@名無史さん:2009/01/30(金) 04:43:16 0
909世界@名無史さん:2009/01/31(土) 06:21:51 0
910世界@名無史さん:2009/01/31(土) 06:43:38 0
葡萄牙
911世界@名無史さん:2009/01/31(土) 07:16:57 0
西班牙
912世界@名無史さん:2009/01/31(土) 21:54:33 0
かわいそうに、カトリックを信仰したがために、わかりもしないポルトガル語を
教え込まされるチモールの子供たち。
地球を真半周回ったブラジルに行く用でなければ役に立たないのに。
913世界@名無史さん:2009/01/31(土) 22:29:09 O
かといって現地語は近代国家を運営する言語として整備されておらず、インドネシア語にしたらなんのための独立なのかわからなくなるし、
英語にしたら文化的にもオーストラリアの衛星国になってしまうというジレンマ。難しいね。
914世界@名無史さん:2009/02/01(日) 01:29:11 0
かわいそうに、世界一のスペイン語を
捨てさせられたフィリピンの子供たち。
915世界@名無史さん:2009/02/01(日) 01:36:14 O
英語はそれだけでリソースに富んでるけど、スペイン語の独立宣言も読めないのはかわいそうだな
スペ語やってる者としてはアジアに一個ぐらいスペイン語国家があってほしかったけど、
フィリピン人が今のままでいいなら仕方ない。ホセもジョゼフって呼んじゃうぐらい英語信仰強いみたいだし
916世界@名無史さん:2009/02/01(日) 04:03:28 0
英語が使えるおかげで、世界有数の出稼ぎ大国だからな。
本国は発展途上国のままだけど。
917世界@名無史さん:2009/02/01(日) 05:20:02 0
ブラジルは今後世界の穀物庫として期待されているのでポルトガル語が出来て損はないだろ
918世界@名無史さん:2009/02/02(月) 07:13:31 0
イタリアは永遠の都として崇敬されているのでイタリア語が出来て損はないだろ


919世界@名無史さん:2009/02/02(月) 07:44:21 0
中国人は世界に散らばってるので中国語が出来て損はないだろ
920世界@名無史さん:2009/02/02(月) 07:48:24 0
ポーランド人はロンドン、パリ、ニューヨーク、シカゴに散らばってるのでポーランド語が出来て損はないだろ
921世界@名無史さん:2009/02/02(月) 09:04:02 0
むしろ出来て損するような言語って何
922世界@名無史さん:2009/02/02(月) 09:27:00 0
>>921
ヘブライ語かな?
イスラエル国内ですら、象徴性以上の存在意義が良く分からん。
923世界@名無史さん:2009/02/02(月) 09:43:34 0
イベリア半島ではレコンキスタが終了した後に“言語純化運動”が行われ、
アラビア語やベルベル語由来の単語が追放された。
924世界@名無史さん:2009/02/02(月) 10:17:46 0
古典ヘブライ語は必須教養だよ。
925世界@名無史さん:2009/02/03(火) 07:31:03 0
出来ても得しない言語ならいっぱいあるだろうな

習得に関する労力と比較すれば、損する言語ばっかりかも。
926世界@名無史さん:2009/02/03(火) 07:31:35 0
習得に要する、だな。
927世界@名無史さん:2009/02/03(火) 07:49:52 0
現代ヘブライ語も有用だけどね。
イスラエルは知る人ぞ知る技術大国で、今じゃ多くの論文がヘブライ語で書かれてるんで。
928世界@名無史さん:2009/02/03(火) 08:35:21 0
言語使用者が1000人以下の言語は知っていても無駄なだけじゃね
929世界@名無史さん:2009/02/03(火) 11:16:50 0
ただし10人以下なら超貴重。
930世界@名無史さん:2009/02/03(火) 16:42:03 0
>>362
征服したアフリカの土地を、アルガルヴェ領の延長と見たてていたらしいが。
931世界@名無史さん:2009/02/05(木) 11:03:28 0
NHK世界遺産の番組。
バスクにギニアビサウ出身のおっちゃんも住み着いている。
932世界@名無史さん:2009/02/05(木) 11:07:19 0
ETAはよそ者をテロするのだろうか?
933世界@名無史さん:2009/02/06(金) 02:32:36 0
934世界@名無史さん:2009/02/06(金) 07:27:31 0
935世界@名無史さん:2009/02/07(土) 02:26:45 0
936世界@名無史さん:2009/02/08(日) 21:58:23 0
赤道ギニアはスペイン語とポルトガル語がともに公用語?
937世界@名無史さん:2009/02/09(月) 22:51:17 0
938世界@名無史さん:2009/02/09(月) 22:52:28 0
939世界@名無史さん:2009/02/09(月) 22:57:42 0
>>936
第一公用語がスペイン語、第2公用語がフランス語、第3公用語がポルトガル語。
とのこと。わけわからん。
940世界@名無史さん:2009/02/10(火) 00:26:49 O
セバスティアン一世について詳しく調べたいんだけど、資料ないよね……
ポルトガル語勉強しようかな
941世界@名無史さん:2009/02/10(火) 01:40:58 0
>>940
多分英語資料の方が充実してる
942世界@名無史さん:2009/02/10(火) 12:20:43 O
>>941
マジでか?
まぁ、とりあえず頑張ってみる
943世界@名無史さん:2009/02/10(火) 23:52:24 0
944世界@名無史さん:2009/02/11(水) 10:14:36 0
スペインはムーア人を追い出した後、そいつらが海賊になって復讐しに来るとは
予測してなかったんだろうな。
945世界@名無史さん:2009/02/11(水) 13:17:41 0
というか勢いに乗って北アフリカまで攻め込んでるよね。

モロッコに大敗したアルカセル・キビールの戦いとか面白い組み合わせの会戦だよな。
946世界@名無史さん:2009/02/11(水) 17:18:21 O
新大陸のインディオよりモーロ人の方が強いのが笑える。まあマプーチェとかチャルーアとか骨のある奴らもいたが
947世界@名無史さん:2009/02/12(木) 09:01:49 0
カルロス1世(カール5世)のアルジェ遠征は悲惨な結果に終わった。
暴風雨がカルロスの艦隊を襲ったので撤退することにしたが、船は三分の一を
失ったのに、軍隊のほうは上陸したときより二千人ほどしか減っていなかったから、
馬を海に投げ込んだ。
このとき、カルロスが帝冠を海に投げ込んで、
「がらくため、行ってしまえ。もっと運の良い君主がお前を取り戻してかぶるがよいわ」
と言ったというエピソードが残っている。
この遠征で、カスティーリャの下士官八千のほか、由緒ある家柄の士官三百人が死亡。
アルジェはキリスト教徒の奴隷でいっぱいになり、奴隷一人がタマネギ一つと
交換されていたといわれるほどだった。
948世界@名無史さん:2009/02/13(金) 21:50:06 0
>>939
赤道ギニアで話すのはスペイン語に近いクレオール語。

セネガルも赤道ギニアもモーリシャスも なぜかポルトガル語諸国共同体のオブザーバー
949世界@名無史さん:2009/02/13(金) 22:12:19 0
スペインが撤退した西サハラの香具師はどうして
アラブ人兄弟のはずのモロッコに逆らうの?
950世界@名無史さん:2009/02/13(金) 23:07:03 0
>949
格下扱いにされるからだろう。
951世界@名無史さん:2009/02/14(土) 00:08:25 O
モロッコ(笑)なんてダサい国よりも伝統と格式を持つ経済先進国スペインの一部の方がいいだろJK
952世界@名無史さん:2009/02/14(土) 01:17:19 0
セウタとメリリャには、何でいまも執念深く居座っている(いられる)の?
953世界@名無史さん:2009/02/14(土) 01:59:25 0
異教徒の中に最後の橋頭堡を死守せんとするスペイン・カトリックの戦闘精神。
954世界@名無史さん:2009/02/14(土) 02:29:25 0
ジブラルタルにイギリス領があるから
955世界@名無史さん:2009/02/14(土) 06:14:44 0
現地のモロッコ人が返還に断固反対しているからな
周辺地域のモロッコ人も交易や密輸で潤ってるし

問題はEUへの密入国の窓口と化してることか
956世界@名無史さん:2009/02/14(土) 11:57:05 0
モロッコ人はアンダルス奪還を叫んでいるの?
957世界@名無史さん:2009/02/14(土) 11:58:31 0
スペインの植民地は20世紀にはアフリカだけになっちまった。
958世界@名無史さん:2009/02/14(土) 23:46:04 0
鬼畜近親結婚で滅んだアブスブルゴ家w
959世界@名無史さん:2009/02/15(日) 00:04:22 0
スペインの一人当たりGDPを見て驚いた
960世界@名無史さん:2009/02/15(日) 07:05:15 0
アブスブルゴってなに?
961世界@名無史さん:2009/02/15(日) 08:01:23 0
>>959
日本が抜かれたんだっけ

不動産バブル崩壊とユーロ安でドルベースで抜き返すかと思ったが、それ以上に日本のGDPが激減しそうな気配が・・・
962世界@名無史さん:2009/02/15(日) 11:57:44 0
>>961
まだ抜かれてはいないが
統計の仕方によっては
G8のイタリアより上のようだが

それよりブラジルとアルゼンチンに驚いた
もっと上にランキングしていると思っていた
963世界@名無史さん:2009/02/15(日) 14:52:04 0
しかしスペイン経済、瀕死もいいところだな今。
964世界@名無史さん:2009/02/15(日) 18:09:28 0
そうなの?
965世界@名無史さん:2009/02/15(日) 18:51:21 0
日本は円高でGDPは急上昇する。
スペインのGDPは沈没する。
966世界@名無史さん:2009/02/15(日) 19:03:17 0
すペイン(笑)

2008年のデータ(億ドル)

国際収支
日本 1878
台湾  239
韓国− 198
西国−1525

対外純資産・対外純債権
日本 対外純資産 30000
    対外純債権 32000
台湾 対外純資産  2200
    対外純債権  2500
韓国 対外純資産− 2000
    対外純債権−  250
西国 対外純資産−10700

2008年末の外貨準備高
日本 10306
台湾  2809
韓国  2312
西国   190
967世界@名無史さん:2009/02/15(日) 20:08:50 O
韓国よりマシだろ
968世界@名無史さん:2009/02/16(月) 01:56:54 0
>>967www

>>966の統計の何処を見れば韓国より益しに成るのか?

西国は韓国と同等以上の池沼国家で、1人当たりGDPは
台湾より遥かに格下で、両国とも9000ドル前後がお似合いの屑国家だよ。
969世界@名無史さん:2009/02/16(月) 02:02:09 O
仮にも世界の半分を支配したアブスブルゴ朝スペイン帝国に半島国家やら台湾が敵うとでも?
格が違うのだよ格が
970世界@名無史さん:2009/02/16(月) 02:12:17 0
>>969
ほっとけよ
そいつは2chのいたる所で欧州叩きに専念してるニート
必死でかき集めたデータ見ながら一日中オナニーしてる社会不適合者だからw
971世界@名無史さん:2009/02/16(月) 02:32:29 0
そんな暇人がいるのか。2chは広いな
972世界@名無史さん:2009/02/16(月) 06:02:57 0
10-12月期のGDP増減率(すべて年率換算)
米国 -3.8%
EU全体 -6%
 英国 -6%
 ユーロ圏 -6%
 ドイツ -8.4%
 イタリア -7.2%
 フランス -4.8%
 スペイン -4%
日本 -11%超
韓国 -20%超

1-3月期、経産省は年率換算20%台のマイナスを予測
現状からすると3割以上下がる見込みだが今のところ底打ちの兆しなし。
973世界@名無史さん:2009/02/18(水) 22:01:15 0
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009021800972
15年ぶり景気後退=不動産バブル崩壊や金融危機で−スペイン

【パリ18日時事】スペインの国立統計研究所は18日、2008年第4・四半期の
実質GDP(国内総生産)伸び率が前期比マイナス1.0%を記録したと発表した。
2・四半期連続のマイナス成長で、1993年以来15年ぶりの景気後退入りが確認された。

08年第3・四半期の成長率は前期比マイナス0.2%で、減少幅が拡大した。
また、08年全体の成長率は1.2%にとどまり、07年の3.7%から大幅に減速した。

スペインでは、1990年代後半からの建設ブームを背景に
10年にわたって好景気が続いたが、不動産バブルが昨年崩壊。
金融危機の影響も受けて、12月の不動産販売件数は前年同月比26%減に落ち込んだ。
(2009/02/18-20:50)
974世界@名無史さん:2009/02/19(木) 07:55:56 0
スペインが大変なのはこれからか?

とはいえ円安バブルが弾けた日本のダメージは目を覆うばかりだな
975世界@名無史さん:2009/02/19(木) 15:15:48 O
スペイン、不況なんだ
そっかぁ。。。
景気回復はずっとあとになりそう?
976世界@名無史さん:2009/02/19(木) 19:06:17 0
>969
過去の時価評価だろ。
現時点での時価評価をしてみろ。
というより過去しか誇れないよな。現在のスペインは余りにも情けないからな。

もう一度>>966の統計を見てほしい。
2008年のスペインのGDPは16830億ドル。そのGDPで>>966の統計から計算して、
GDPの9%に上る国際収支赤字、60%に上る対外純資産赤字、1.12%にしか上らない外貨準備高。
もしスペインがEUから独立して、スイスみたいにスペイン単独でGDPを評価したらどうなると思う。

たちどころに、1人当たりGDPが9000ドルを下回るだろう。

今現在のスペインは正直、他の弱小のヨーロッパ国と同じで、ドイツ・フランス・オランダ・ベルギー・
ノルウェー・スウェーデン・フィンランドという経済大国にぶら下がって、自国の弱小な経済を覆い隠して、
GDP及び1人当たりGDPを大幅に水増ししているに過ぎない。

おまけにスペイン国内の白人至上主義団体がそれらの国及び、アメリカ・カナダ・オーストラリアの国の歴史・
功績・栄誉・GDPや企業の企業業績などの統計データを自国の貧弱なものと加算して誇りたがるからな。
ポーランド人やハンガリー人が自国と他のヨーロッパ国家がやった事を加算して誇るのと、
ヤムチャが悟空やべジータの戦闘力と加算して自慢する事や、韓国人やフィリピン人・タイ人が、自国と日本と
中国のものと合わせて自慢するのと何が違うんだ。自国に自信が有るなら、自国の事だけで自慢してみろ。

もしスイスみたいに自国経済に自信が有るなら、自国独自の通貨を持ち、独立して食ってみろ。
出来ないだろ。ネスレ・UBS・チューリッヒなどの国際的に見て超優良の大企業が有り、
GDPの100%に上る対外純資産、10%に上る国際収支を稼ぐスイスに比べてスペインには、
国際的な優良企業どころか、普通の大企業さえ無いからな。
977世界@名無史さん:2009/02/19(木) 19:07:08 0
サッカーが有ると言いたいんだろうが、じゃあそのサッカーは、世界からどの位の国際収支黒字を稼いでいるんだ。
有って高く評価してもせいぜい10億ドル位だろう。上に上げた1525億ドルの国際収支赤字に比べれば、
カスでしかない。まあ、その唯一の自慢のサッカーもイギリスに破り去られているがな。最も、そのイギリス経済もやばいがな。

現時点で国際的に通用する産業・大企業が無い、国際収支・対外純資産が大幅な赤字。
普通なら、昨今の金融危機で大幅な資金逃避が起きて、イギリスみたいに1ポンド250円から130円に急落しなきゃ、
いやイギリス以上に急落しなければおかしいのにそれをせずに済んでいる。
まさしく、EUに加盟して他のEUの優良国家に寄生しているお陰だな。

お陰で、国際収支・対外純資産が大幅な赤字で、財務体質がEU一悪いスペインに大量に貸し付けている債権のデフォルトで、
それを持っている他のEU国家が、これから大迷惑を蒙る訳だ。

過去は素晴らしかったんだろうが、それはあくまで過去でしかない。

現在のスペインは、EUに加盟している他の弱小な経済しか持たない国達が
EUに加盟している他の優良な国達を食いつぶしている癌である、その中の1つの国でしかない。
978世界@名無史さん:2009/02/19(木) 20:17:04 0
スペインの経済なんぞどうでもいいです
979世界@名無史さん:2009/02/19(木) 21:12:49 0
馬鹿統計で長文アホす
980世界@名無史さん:2009/02/20(金) 01:55:33 0
ビンボーな農業国&観光国でいいじゃん。
元に戻るだけだ。
981世界@名無史さん:2009/02/20(金) 02:44:50 O
韓国語は産業にならないけど、スペイン語は産業になる上に
ラテンアメリカから言葉の通じる安い労働力と、行き場のない高学歴者がやってくるから
それだけでも有利だよなあ
982世界@名無史さん:2009/02/20(金) 07:10:10 0
経済素人が経済統計で知ったかすると恥ずかしいな
N速+とかに良くいるタイプか
983世界@名無史さん:2009/02/20(金) 18:03:48 0
確かにこれからのスペインは、腐敗と堕落の歴史しかないからな。

惨めなもんだ。
984世界@名無史さん:2009/02/21(土) 03:49:06 0
現在ポルトガルとスペインはやっぱり仲悪いの?お互いをシカトし合っていると聞いたんだが。
あと昔から良くも悪くも交流あるポルトガルとイギリスの仲って今どうなの?
985世界@名無史さん:2009/02/21(土) 07:07:06 0
ポルトガルは空気だからなぁ・・・
東欧の先頭グループに経済で追い越されかかってるし・・・
もうブラジルの海外州になっちまえよ
986世界@名無史さん:2009/02/21(土) 08:25:11 0
他の西ヨーロッパの連中から馬鹿だと思われているスペイン人から馬鹿だと思われているポルトガル人
987世界@名無史さん:2009/02/21(土) 09:14:45 0
福島県人と岩手県人の違いみたいなもんだろ。
988世界@名無史さん:2009/02/21(土) 09:15:44 0
福島県人と岩手県人の違いみたいなもんだろ。
989世界@名無史さん:2009/02/21(土) 09:28:16 0
違いが分からない
990世界@名無史さん:2009/02/21(土) 09:35:19 O
>>980
俺はZARAとかなかなか好きだけどな
GAPとかに比べてね
ZARAのカシミア買ったらMADE IN PORTUGALと書いてあったけどw
君の認識ではスペインが農業国なのか
うーん残念
991世界@名無史さん:2009/02/22(日) 02:31:55 0
スペイン語圏のアメリカ諸国は元々、スペイン植民地時代は「インディアス」(インドの意)、独立後は「イスパノアメリカ」(スペイン的なアメリカ)と呼ばれていたが、
19世紀のイスパノアメリカの知識人は、スペインを遅れた後進的な国家だと考え、自国をイギリスやフランスのような先進国にすることを望んでいたため、
彼らにとって「スペインのアメリカ」という呼ばれ方は屈辱的なものだった。
そんな中で、フランス第二帝政の皇帝ナポレオン3世が1860年代にメキシコへ出兵し、第二次メキシコ帝国を打ち建てるに際して、
フランス当局はメキシコとの文化的な繋がりを強調するため、「ラテンアメリカ」(ラテン的なアメリカ)という言葉を用いた。
当時はラテンというと、即座にローマ帝国やフランスの文化に繋がったため、イスパノアメリカの知識人はこの名称を受け入れ、
以後ブラジルを加えたこの地域をラテンアメリカと呼ぶようになった。
つまり、この言葉は当初、植民地主義から始まった言葉だったのである。

992世界@名無史さん:2009/02/22(日) 03:24:10 0
スペイン・ポルトガル史総合スレッド2
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1235240585/l50
993世界@名無史さん:2009/02/22(日) 06:04:39 0
>>922
スレ建て乙です
994世界@名無史さん:2009/02/22(日) 06:54:17 0
「ラテンアメリカ」はナポレオン三世の遺産だったのか・・・
995世界@名無史さん:2009/02/22(日) 10:33:28 O
アタウルフ
996世界@名無史さん:2009/02/22(日) 10:34:22 O
イザベル
997世界@名無史さん:2009/02/22(日) 10:35:22 O
狂女ファナ
998世界@名無史さん:2009/02/22(日) 10:36:31 O
カルロス1世
999世界@名無史さん:2009/02/22(日) 10:37:36 O
フェリペ2世
1000世界@名無史さん:2009/02/22(日) 10:39:02 O
1000なら無敵艦隊復活
10011001
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