ソフィア先生の逆転裁判を検証しようぜ

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874世界@名無史さん:2006/02/18(土) 14:09:17 0
>>865
チクロンBの効果は万能じゃないし。
普通の都市でもチフス蔓延して、多数の死者が出てたけど?
無差別爆撃で薬品と食料は不足状態。
875世界@名無史さん:2006/02/18(土) 14:13:02 0
>>870
見つかってる死亡診断書がチフスや栄養失調だからじゃないかい?
ガス殺の診断書は無いよーだし。

どの程度の死者数なのかすら解らないんだから、全員の死因が解る筈無いわな。
あれだけ死体があって、ガス殺死体の診断書が無いから、当時の有力死因チフスじゃないかって推測になってるんだと思うよ。
876世界@名無史さん:2006/02/18(土) 14:45:51 0
実は、チフスや栄養失調というカルテはガス殺を隠すためのカモフラージュだったんだよ!
877世界@名無史さん:2006/02/18(土) 15:29:04 0
うふ。みんな考えてくれてるようで、ありがとう。
>872.>873
あー、ねー。そうかもねー。で、どっちなの?
すいません、ウソです。どちらも頷ける理由ですね。
チクロンBによる殺虫は行われていたらしいですが、効果無かったんでしょうかね。
>874
>普通の都市でもチフス蔓延して、多数の死者が出てた
それは知らんかった。じゃあ収容所にいるのも地獄、出ても地獄だったんだね。
市内にも大量の遺体がごろごろと・・・。
>875
ガス中毒死の診断書つーかそんな死亡診断書は制作されたの?
診断書が無いのならチフスかどうかすらもワカランわね。餓死かもしんない。
前にも書いたけど、栄養失調はチフス流行の一要因ではあるけれども。
あなたの言うとおり、推測でしょうね。

つまり、ガス中毒死の遺体が無い、というのも推測ならば
死因は主にチフスによる病死というのも推測なワケです。
しかし、大量の遺体は有る。それ以上の事ははっきり解りませんね。
遺体についてはそんなところでしょうかね。
878世界@名無史さん:2006/02/18(土) 16:18:48 0
ん、この付近でネタカキコすると某コンテンツが修整されるのは仕様ですか。
879世界@名無史さん:2006/02/18(土) 17:15:41 0
>>877
正確に言うなら、チフスが原因の死体は確認されてる。
ガス殺が原因の死体は確認されていない。
880世界@名無史さん:2006/02/18(土) 18:10:45 0
>>879
リビの収容所運営に対する発言をまとめるとチフスなど流行らないんだが。
だいたい、チクロンBを作っていたのはどこの工場だよ

>無差別爆撃で薬品と食料は不足状態。

だから、何故人手不足、物不足なのに収容所運営に必死なんだよ。
普通に農業、都市労働者として使えば効率的だろ。
881世界@名無史さん:2006/02/18(土) 18:24:08 0
対ソ戦で現地協力者が必要なのにホイホイ収容所へ放り込むのがナチクヲリティ
882世界@名無史さん:2006/02/18(土) 18:55:53 0
>>880
なんで?チフスが流行っているからチクロンBを大量購入しているんだろ?
チクロンBの効果はそう高く無いから、大した防疫にはならなかったようだけど。

>だから、何故人手不足、物不足なのに収容所運営に必死なんだよ
>普通に農業、都市労働者として使えば効率的だろ。

戦争で、軍需産業を稼動させる安価な労働力が必要だったから。
新聞で宣戦布告したユダヤ人のスパイ・ゲリラ化を防ぐため。
収容所では、ちゃんと労働者として働かせていたぞ?
883世界@名無史さん:2006/02/18(土) 23:06:06 0
あかんカールコッホの新コンテンツはさっぱり訳がわからない。
冒頭付近の引用部分を読む限り「汚職&虐待のセットで死刑を言い渡された」
と主張しているのは木村愛二じゃないのか?
884世界@名無史さん:2006/02/19(日) 01:59:20 0
>>883
>「コッホに対する訴訟の出発点は汚職であって、それを理由に彼は死刑をも宣告されたのです。」
>(Der Ausgangspunkt des Verfahrens gegen Koch war Korruption, weshalb er auch zum Tode verurteilt worden ist.) 
>ここで「も」(auch)がついていることに注意してください。彼のほかにもさまざまな罪で裁かれた親衛隊員がいたのですが、そのほとんどが懲罰部隊送りになったりしながらも、
>死刑を免れています。しかし、コッホは汚職のおかげで、特別に死刑を「も」プラスさせられたのです。

これって、木村愛二が書いたの?
885世界@名無史さん:2006/02/19(日) 02:11:30 0
どう読んでも、木村愛二の説を補強してるよ。「も」だし。
886世界@名無史さん:2006/02/19(日) 10:00:54 0
糞だな。

>戦争で、軍需産業を稼動させる安価な労働力が必要だったから。

だからさ、シュペーアではないが、必要な時必要な場所に人手が無ければいけない訳ですよ。
そんなものはゲーリングの四カ年計画を読めば、自ずと分るわけですよ。
収容所は放り込んだら人的利権の取り合いなのですよ。
あと、その論は参謀本部などがヒトラー、ナチス一派に対して、戦争反対論として展開した、開戦したら人手が無く負けますよを補完するものですな。
つまり、ナチ・ヒトラーは無能であると述べているわけですな。

>新聞で宣戦布告したユダヤ人のスパイ・ゲリラ化を防ぐため。

新聞で宣戦布告だって、キミは宣戦布告の意味をわかって書いているのワカランのですよ
ためしに、キミが考える宣戦布告の意味を書いてみなさい。皆で藁ってあげますよ。
ドイツ史をあたれば、反ナチズム=ユダヤ教徒ではないことが自ずと分るわけなのですよ。
また、あのような隔離政策より普通に働かせたほうが資本(人的にも)の流失が防げたと考えられるわけですよ。

>収容所では、ちゃんと労働者として働かせていたぞ?

だから、論点は戦争遂行に対して、有効であったか否かなんですよ。
の返答はキミが自説を吼えているだけなのか、空気を読めないオレ論者なのか疑いたくなる訳ですよ。
収容所での労働内容は今後の研究如何なのであろう、なのだが。巨大資本による労働力の囲い込み、ナチと資本家の談合の臭いが漂うわけなのですよ。
887世界@名無史さん:2006/02/19(日) 13:06:10 0
ええと、もうこのスレも800番台後半だね。
でも4人くらいしかいなさそうだね。しかもなんとなくおなじみさん。w
>879
正確に、ちう意味はワカランのだがあなたの言うようにどっちにしても
推測である事に異論は無いですよ。
もっとも推測を否定的に取ってしまうと歴史学そのものが否定されてしまうが。
>880
>880さんの意見のおもしろいところは「チフスが流行するはずがない」と
言う点だと思うよ。
ホェスの告白書とかその他の証言,資料等を見ても収容者用の病院はあった
はずだから、衛生管理ができないはずは無いものね。
果たして「収容所内ではチフスが流行していた」と言う説はどこから
出てきた説なんだろうね。言い換えればその根拠は何なんだろうね。
ちと調べてみましょう。
>881
そりは考えなかった。おもしろいね。何か資料はあるかな。
>882
チフスが流行したからチクロンBを大量購入したの?
そういう経過は知らないなぁ。なにか資料はありますか。
ちなみにチクロンAやBで駆虫することは当時としては割と一般的な衛生管理
ですよ。ただしチクロンでは殺菌消毒はできないのでそれだけでは病気の
流行予防はできないよ。
患者の糞尿等に含まれるリケッチアを滅菌できないからね。
888世界@名無史さん:2006/02/19(日) 13:21:01 0
>883.>884
でしょ。山崎カオル氏の主張は「コッホは汚職とそれに伴う殺人によって
死刑を宣告された」で虐待は関係ないよね。
>ttp://clinamen.ff.tku.ac.jp/Holocaust/Points2/Koch.html
>ttp://clinamen.ff.tku.ac.jp/Holocaust/Points2/Koch_3.html
それと「逆転裁判」ではBBCの記事も根拠のひとつとして上げられているので
その辺も大切にしてあげないとダメだと思うよ。
どっちにしても制作途中のコンテンツだからあんまりあれこれ言うのもどうかな。
あ。言い出しっぺは私か。こりゃすまんこってございます。(´・ω・`)
>886
あれ、チフスがどっか行ってしまった。○rz
ユダヤの宣戦布告ってドイツ製品の不買運動がどーのこーのってヤツかな。
あんまり詳しくない。確か新聞記事だっけか。
889世界@名無史さん:2006/02/19(日) 13:31:48 0
「楽天野村監督・ロッテに宣戦布告!

って見出しをを、文字通り宣戦布告と強弁してる
みたいなもんだろw
890世界@名無史さん:2006/02/19(日) 16:01:39 0
>>886
例えばアウシュビッツは、最大のゴム工場だったし。戦争遂行としては妥当だな。
無料で働かせられる上に、財産を取り上げられるのだから、ユダヤ人の人権を無視すれば、
それなりに効率的だとは言える。

現に、稼働率を高めるため、「収容所のユダヤ人の死亡率をさげろ」と指示も出てる。

>新聞で宣戦布告だって、キミは宣戦布告の意味をわかって書いているのワカランのですよ

ワカランと言われても、当時の新聞が宣戦布告と書いてるぞ。
見出しは「JUDEA DECLARES WAR ON GERMANY」
ま、敵対宣言していたことは確かで、その点でも排除方針の理由となっているな。
891世界@名無史さん:2006/02/19(日) 16:19:45 0
>>887
>推測である事に異論は無いですよ。

一部の死体に関してはチフスの診断書が出てる筈。
ガス殺の診断書は出ていないのだから、推測するにしても前者の方が説得力を持つ。
チフスの死体は確認されている。ガス殺の死体は確認されていない。というのが正しい。

>>880さんの意見のおもしろいところは「チフスが流行するはずがない」と言う点だと思うよ。

オモシロすぎ。
その理屈だと、日本には病院がたくさんある上に医療設備が整っているから、
インフルエンザが流行る訳が無いと言ってるようなものだ。

防疫しても、病院があっても、対処法が確定していなかったり、
薬品が足りなかったり、対処容量を超えていれば病は流行るだろ。

>果たして「収容所内ではチフスが流行していた」と言う説はどこから出てきた説なんだろうね

確か、プレサックが説明していたよーな。
発疹チフスの蔓延の話は収容所内の証言に矛盾は無く、チクロンB購入の資料や報告書とも合致していたんじゃなかったか?
なんにせよ、チクロンB購入で、ユダヤ人絶滅計画用と報告した書類は無いな。
892世界@名無史さん:2006/02/19(日) 16:30:17 0
>>888
山崎カオル氏は、「彼のほかにもさまざまな罪で裁かれた親衛隊員がいたのですが、そのほとんどが懲罰部隊送りになったりしながらも、死刑を免れています」
この「さまざまな罪」の部分にユダヤ人虐待は入っていないと断言してないんだよね。
あと、囚人を殺害した件では無罪だったとするソースも無い。

情報が断片すぎて判断しようが無いな。
893世界@名無史さん:2006/02/19(日) 16:59:44 0
ドイツでチフスが流行っていたという傍証には、こんなのがある。

日本人。当時も結構色々な場所で活躍してたんだよ。
http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/p40_3.html
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=6823
http://ja.wikipedia.org/wiki/肥沼信次
894世界@名無史さん:2006/02/19(日) 18:45:46 0
>891
ああ、早速に色々調べていただいてありがとう。( ´∀`)b GJです。
しかし、私は残念ながらホロコースト犠牲者の遺体を検死した死亡診断書なるものを
見たことがない、のですね。存在してもおかしくは無いとは思いますが。
実際にマイダネクに関しては診断書があるらしいし。
あなたの言われる死亡診断書をご紹介頂けたらうれしいんだけどな。

 プレサック、か。「Technique and operation of the gas chambers」なら
読み進めている所だからそのうち出てくるかも。
今のところはチクロンBの解説で出てくる「95%は殺虫薫蒸に使われ、5%が
殺害に使われた」くらいかな。
確かグッドマンも90%は殺虫に使われたと書いていたかな。
>893
その人がドイツで活動していたのは戦後の事のように読めるが気のせいか。
895世界@名無史さん:2006/02/20(月) 03:50:54 0
>>894
「1945年9月、彼はリーツェン伝染病医療センター長に就任した」
戦後直後には、伝染病指定地域になって死の町と化しつつあったということは、つまり戦中に蔓延したという事だから。
時期的にはビンゴだと思うけど。

あとは、この辺り?
http://tbrnews.org/Archives/a2037.htm#_ftn1
Total number of Jewish prisoners who died of typhus: 58,240
896世界@名無史さん:2006/02/20(月) 16:40:09 0
「対ソ戦で現地協力者が必要なのにホイホイ収容所へ放り込むのがナチクヲリティ 」

現地どころか自国の市民である日系人を、ホイホイ収容所に放り込むのがアメリカクォリティ
897世界@名無史さん:2006/02/21(火) 11:35:01 0
 あれから、肥沼医師に興味を持って色々調べてしまった・・・
いい人だお。感動するお。。・゚・(ノД`)・゚・。
戦後の東ドイツなんてツライ環境に留まり、
よく語られる強制収容所さながらの環境でチフス患者の為に走り回り、
自分が感染したら自分自身を隔離し、「薬は自分では無く、患者に使うように」
なんて支持を出していたなんて・・。「桜が見たい・・」(ノД`)・゚・。
しかし、彼の努力でリーツェンの人々はチフスから立ち直った。
>ttp://www.egao.co.jp/smile-news/smile-news29.html
>ttp://www.vanyamaoka.com/senryaku/index1148.html
良い話だ。戦後のドイツの荒廃ぶりと苦境も見えてくるような話だね。
でもやっぱり戦後の混乱のなかでチフスが流行したようにしか読めない。
 大体、私自身にチフスの正確な知識が無い事に今頃気が付いた。w
>ttp://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k01_g3/k01_50/k01_50.html
>ttp://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k02_g1/k02_05/k02_05.html
上が発疹チフスで下が腸チフスの解説。別の病気だったのね。
ここまでで私が語っていたのは発疹チフスだった。死に至る病なのもこれ。
リーツェンで流行したのもこれ。日本でチフスと言えば腸チフス。
英語でチフスと言えば発疹チフス。らしい。よくワカラン。w
>895
の資料については読み進み中。アウシュヴィッツの話らしいが
これ、「SSの収容者名簿」の話じゃないんだよね? ソ連から発表されたヤツ。
>896
あー、アメリカはやってましたねー。あれは認められて賠償(雀の涙ほど)も
始まったらしいねー。日系人部隊で参戦すれば釈放されてたみたいだけど。
898世界@名無史さん:2006/02/21(火) 14:58:11 0
皮肉なことにアンネの日記のアンネの死因も、発疹チフスが流行っていたことの傍証になるね。
肥沼医師の話も、戦中から戦後にかけて発疹チフスの流行が激しかったことを物語っている。
899世界@名無史さん:2006/02/21(火) 15:54:08 0
>898
良いところに目をつけたね。でもアンネ・フランクは遺体の確認もされていない。
今、赤十字にあるのは周辺の証言から作られた死亡調査書のようなもの。
>ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%A9%
E3%83%B3%E3%82%AFAF
>ttp://mltr.e-city.tv/faq08b.html
アンネ・フランクが本当にベルゲン・ベルゼンに移送されたかどうかすら資料は無い。
当時の彼女は有名人でもなんでもなく、ただの「ユダヤ人少女」でしか無かったから。
肥沼医師に関しても
>第二次世界大戦終結後のドイツでは最悪の衛生環境のため伝染病が蔓延していた。
とは書かれているが、戦中からとは書かれていない。
ドイツは本土決戦が行われたので、破壊された町の衛生状態が悪化しチフスなどの
伝染病が蔓延したであろう事は容易に推測されるが平穏な間のことは解らない。
それに肥沼医師の知識と献身的な努力によって命を救われた患者は多いらしい。
ちゃんとした医師と医療環境があればチフス患者の命を救える例にもなっている。
900世界@名無史さん:2006/02/21(火) 21:15:29 0
>>899
肥沼医師の例や、戦後直後に死の町寸前になっていたリーツェンを見て解るように、
チフスは、薬や医師が、病人に比例して足りなければ大量の死者を出す。
リーツェンの町が全滅から救われたのは献身的な医師がいたおかげであって、
他の町がそういう幸運に恵まれていたとは限らない。

また、リーツェンの町は「壊滅的な被害が抑えられた」だけであってチフスが蔓延しなかった訳ではない。
その証左に、献身的に治療した医師そのものが罹って死亡している。

アンネ・フランクの件は、当時、少女の死因とされても不自然では無いと思われる程、発疹チフスが流行っていた傍証となる。
当時の記録は、発疹チフスに関しては全て同一の方向を向いていると言える。
901世界@名無史さん:2006/02/21(火) 21:25:12 0
>>「対ソ戦で現地協力者が必要なのにホイホイ収容所へ放り込むのがナチクヲリティ 」

>現地どころか自国の市民である日系人を、ホイホイ収容所に放り込むのがアメリカクォリティ

強制収容所に連行されたのは正真正銘のドイツ人だしな。キミは実に正しいことを書き込むなw
902世界@名無史さん:2006/02/21(火) 22:32:00 0
>>896
反論マダー
903世界@名無史さん:2006/02/22(水) 01:05:50 0
強制収用所にぶち込む事にかけてはアメリカとナチス・ドイツはどっこいどっこいということですな。
904世界@名無史さん:2006/02/22(水) 05:23:48 0
アメリカは天然痘の病人が使ってた毛布をインディアンに寄付したのであって
決してインディアンをガス室で虐殺したわけではない!!!!

ってあたりもそっくり。
905世界@名無史さん:2006/02/22(水) 09:53:53 0
>>896
日系人はアメリカからしてみたら目一杯利敵行為をしてたわけなのだが。
山口多聞がつくった日系人の諜報網の話とか聞いたことないの?

勇敢な442連隊の兵士達の奮戦がなければ、日系人の名誉は地の底に落ちていただろう。
906世界@名無史さん:2006/02/22(水) 09:57:08 0
ドイツ系米人も中立政策を煽って、欧州戦線への不介入を促したが。
907世界@名無史さん:2006/02/22(水) 10:45:18 0
ふーん。みんな、色々考えるもんだね。
>899
 あ。そうか。アンネやその周辺の人の赤十字の記録って戦後の聞き取り調査の
結果だったっけか。アンネ自身はまだ無国籍だし、カワイソス(´・ω・`)
>ただの「ユダヤ人少女」テラカワイソス(´・ω・`)
 でも14才くらいの少女が、収容所に入って間もなく発病して死亡って事態は
異常なので、ベルゲン-ベルゼンが最悪の環境でチフスが流行していた事を
示す資料にはなりそうだね。私は基本的に証言も信じる人なので。
>900
キリ番げっとオメ。
 肥沼先生の例は確かに希有な例でしょうなぁ。確かにご自身も罹患してらっしゃるけど
それまでに多くの人の命は救われたのではないのかな。
「薬は自分では無く、患者に使うように」(ノД`)・゚・。エエハナシヤ。
ただし、発疹チフスが流行する環境というのが、かなり劣悪な衛生状態なことは
はっきりわかるね。
 この資料から戦中の事が推測できるかどうかはもう水掛け論でしょう。
推測出来る人はそう言うだろうし、出来ない人はまた、そう言うだろうしね。
私にとっては書いてあるとおりの戦後のお話です。
後ね、こういう良い本が絶版になっている日本の状況ってどうなのよ?

 大体ね、一般人のことはあまり歴史資料に残らないのよ。
当時の風習、流行なんかは解っても生活一般なんかは資料が残りにくい。
そこらのおじさんになんか誰も注目しないし、記録しないでしょ。
収容所での生活なんかもそう。生き残った人の証言を集めてやっと解る程度。
発疹チフスが流行していて、人々が多く亡くなったって説も元はそうなんでしょうな。

>895
 その資料によると解放直後のアウシュヴィッツでの収容者の死因はロシア兵に煽られた
ポーランド人のマシンガン・手榴弾によるものって書いてあるけどホントか。
そんな話、聞いたこと無いしそんな史料、見たことも無いぞ。信用できるのか、そのソース。
 後、私の読んだ限りではプレサックにチフスとチクロンBの話なんか出てこないが、
どの辺に書いてあるの?
908世界@名無史さん:2006/02/22(水) 12:18:40 0
アウシュヴィッツでは大量死をもたらすにあたって、自然と人間が競争していた。
SSの医師は5月に、未処置の水に起因する腸チフスの蔓延に直面した。6月末、SS将校、収容所の17の民間会社の社員は収容所の水を飲むことを禁止された。
ミネラルウォーターが無料で提供された。発疹チフスの勃発が事態をさらに悪くした。収容所の医師は驚いた。
彼らは、防疫措置(検疫、毛髪の切断)と衛生措置(毛髪の消毒、シャワー)が、疫病の媒体者であるシラミを除去することで、収容所への疫病の侵入を防止すると考えた。

試訳・抄訳:アウシュヴィッツの大量殺戮装置
http://www002.upp.so-net.ne.jp/revisionist/pressac/pressac_01.htm
909世界@名無史さん:2006/02/22(水) 12:22:38 0
ヘスは収容所の不衛生な状態をヒムラーから隠すことに成功したが、チフスは蔓延していた。ヒムラーが出発してから1週間のうちに、状況は破局的となった。
7月23日、収容所は完全な隔離状態に置かれた。あらゆるものが即座に殺菌駆除されなくてはならなかった。
個人の所有物、バラック、建物、作業場。数トンのチクロンBが収容所の救済に必要であった。
大量のチクロンBを入手する唯一の方法は、経済管理局の手を借りることであった。

ヒムラーをだましたことを認めたくなかったので、アウシュヴィッツのSSは疫病が流行し始めたのは、ヒムラーが去ってからのことであったと説明した。
7月22日、ベルリンは2トン半のチクロンBを積んだトラックの出発を許可した。1週間後、第二のトラックが出発した。しかし、これでも不足であった。
910世界@名無史さん:2006/02/22(水) 13:05:38 0
アンネフランクがチフスで死んだ事は秘密でも何でもありません。
日本語版アンネの日記に書いてあることです
911世界@名無史さん:2006/02/22(水) 13:40:36 0
>908
あ、ありがとう。出てたのね・・ってそれ「Technique and operation of the gas
chambers」じゃないじゃん。
「The Machinery of Mass Murder at Auschwitz」だね。
>894で聞いた時に教えて欲しかったなぁー。
でも資料の紹介、ありがとう。読んでみます。感想はまた今度ね。
>910
いや、秘密だったって誰も言ってないと思うよ。
アンネが亡くなった当時は彼女は無名の少女だったってことだよ。
912世界@名無史さん:2006/02/22(水) 14:47:02 0
>>911
言ってるやつは確かにいたよ。
アンネフランクが病死だと知ってホロコーストが捏造だと気付いたとか支離滅裂な事言ってる奴もいた
913世界@名無史さん:2006/02/22(水) 18:39:54 0
ソースは?
912「このソースは、最大限守ってあげたい」
912「どのようにして、その先入観を打ち破る事が出来るのか。本当に悩ましい」
912「この一方的な攻撃。この風景。こんなところにソ−スを示したらかなわないと感じるのは当然」
914世界@名無史さん:2006/02/22(水) 19:52:39 0
 取りあえずチフスの箇所だけ読んだ。
これ、読んだ事無かったので非常にありがたいんだけど
プレサックさん相変わらず分かり難いぞ。w
時系列がサパーリワカランくなってこないか?これ。

>囚人の死亡率が上昇した。1940年5月から12月までに、毎月220名が死んだ。
1941年1月から7月までに、この数は三倍となった。
1941年8月から12月までに、それは1000名に達した。
1942年までに、それは4000名を越えた。不衛生状態はどうしようもない状態となった。
周辺地域にチフスが拡大することを防止しなくてはならなかった。
7月10日、部分的な隔離が宣言された。
 しかし、たとえ収容所の出口が封鎖されたとしても、入り口は開放されていた。
ユダヤ人を積んだ貨車が到着し始めていた。7月4日、囚人の最初の選別が、
スロヴァキア系ユダヤ人に適用され、労働に不適格と判断された人々は、即座にガス処刑された。
1週間のあいだに、この手順は日常的となった。

 いつのことなんじゃい。w 前部分と後の繋がりがワカランわ。
これはプレサックさんの癖かのー。
とりあえず収容所は発足間もなく、チフスが蔓延しその防疫の為、大量の
チクロンBが必要とされたことは解ったよ。
でもこれらの件の根拠が示されていないのはなんでかな。
プレサック氏には時々あるイカンところなんだけど、>891には報告書などとの一致が
認められるとか書いてあったような・・。
ちと長くなるよ。
915世界@名無史さん:2006/02/22(水) 19:56:25 0
>8月20日頃、疫病はまだ猖獗をきわめていたが、チクロンBの蓄えは消えていた。
アウシュヴィッツ当局は、状況をコントロールすることができないことを意味してしまうので、
これ以上多くのシアン化水素を注文することをためらっていた。
そのとき、誰かが、ユダヤ人のガス処刑に言及することによってチクロンBの
購入を正当化するというアイディアを思いついた。
経済管理局の高官は、ユダヤ人が殺虫剤によって殺されていることを
知っていたが、どれほどの毒が必要であるのかは知らなかった。
事実は、1000名の移送者を殺すには、わずか4kgのシアン化水素が必要なだけであった。
ガス室で作業に必要な量の3000%も水増しすることによって、SSは
そこから95%を殺菌駆除用に汲み上げたのである。トリックはうまくいった。
8月26日と9月14日、ビルケナウでの不適格者の清算を意味する
「特別措置」「特別行動」のために、大量のチクロンBを購入することが許可された。
これらのことすべては、収容所にはまだまったく焼却棟が存在しないときに起こった。

 だーかーらー、何年だよ。w まったくプレサックはよー。(呼び捨てw)
ビルケナウに大規模な焼却場(クレマトリウム)が作られ、稼動し始めたのは
1943年の春のことと言われているっすよ。建設開始時期は1942年の7月。
ドイツ本土への空爆が開始されるのも1942年のこと、と言われております。
空爆によって環境が悪化したわけではないのか?
>912
そんなん有りましたか。まぁ、私も調べるまで知らなかったけど。w
実はあまり知られていない事なのかもしらんね。( ´∀`)ドンマイ
916世界@名無史さん:2006/02/22(水) 20:27:24 0

要するに肯定派はみんなエビデンスとか典拠とかが全く欠落した空想の世界に住んでいる

というのがこのスレの結論だな。
917世界@名無史さん:2006/02/22(水) 21:23:07 0
>アンネフランクが病死だと知ってホロコーストが捏造だと気付いたとか支離滅裂な事言ってる奴もいた

当人の思い込みが間違っていたので事実は捏造されているとわ、実にわかりやすいリビジョクヲリティですね。

918世界@名無史さん:2006/02/23(木) 11:06:20 0
 あんまり人に史料探しをしてもらいっぱなしなのは悪いので根拠史料を探してみたよ。
デッサウから出発した「特別処理」の為のトラックの許可証。
>ttp://veritas3.holocaust-history.org/auschwitz/19420826-dessau/dessau.gif
これでトラックに許可が与えられたのは1942年8月26日のことだと解る。
これはヒルバーグ氏の本に載ってるよ。さて、では「特別処理」とは何なんでしょ。
>916
 うーん、プレサック氏のこのあたりの癖ちうか「根拠ぶっとばしー」なところは自分で
史料探しをした部分ではなくて、ピペル氏なんかに協力してもらった二次史料を参照した
部分だと思うのね。
「Technique and operation of the gas chambers」でもそうだと思う。
その場合は後ろに参考資料が纏められているんだけど、
今回の「The Machinery of Mass Murder at Auschwitz」は加藤氏の試訳なので
最初に書かれているとおり、参考資料の部分は省略されていてちと解りにくい。
原書が参照できれば良いんだけど、ちょっと見る機会が無い本なので難しいね。
>917
 ホロコーストに興味の無い人の認識がどの程度のものなのかって参考にはなりそうだよね。
アウシュヴィッツでガス室による大量殺戮ってのが行われたのも割と短期間だってのも
知らない人も多いのではないかな。
ビルケナウ(これも何のことか解らない人も多いのでは)のクレマトリウムも稼働した
のが1943年春で中止命令が出たのが1944年秋なので実質、1年半ほどしか期間は無いよ。
これはホェスの告白書にそう書かれている。
もちろん、アウシュヴィッツのクレマ1とかブンカーとか、実験的ガス殺はそれ以前にも
行われていたし、ラインハルト作戦はその前から行われていたワケだが。
ちなみにガス殺中止命令が出て以降、死ぬ人が減ったワケではないよ。
ガス殺されると言うことは「安楽死」に近い物もあったかも知れないよ。
919世界@名無史さん:2006/02/23(木) 11:23:16 0
>>918
つ論点先取り
920世界@名無史さん:2006/02/23(木) 16:42:31 0
>>905
一部の日系人が利敵行為をしてるからまとめて収容所にGO!
ってナチスがユダヤをぶち込んだ理由と大差ない気が。
921世界@名無史さん:2006/02/24(金) 10:11:02 0
なんか静かになったね。またチラシの裏スレになるんでしょうか。w
>919
あんなの論点でもなんでもないよん。
>920
 あなたの考える「ナチスがユダヤ人をぶち込んだ理由」が解らないので
なんとも言えないなぁ。
ユダヤ人が反ナチス組織でも結成してましたかね。
922世界@名無史さん:2006/02/24(金) 21:09:06 0
>なんか静かになったね。またチラシの裏スレになるんでしょうか。w

削除以来済みの重複スレッドで居座りイスラエル既成事実化工作中<リビ


923世界@名無史さん
>>921
ガス殺の有無が論点の一つであるのに、ガス殺があったことを前提としてる時点でダウト。