世界史を題材にしたアニメを語るスレ

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1世界@名無史さん
・「アニメ三銃士」・・・・   ブルボン朝下フランス
・「ロビンフッドの大冒険」・・・・リチャード1世時のイギリス
・「ドリモグだぁ!」・・・・  カール大帝時代ドイツ
・「ロミオの青い空」・・・・  近世イタリア
・「怪傑ゾロ」・・・・   革命前メキシコ
・「小さなヴァイキング ビッケ」・・・・  
  ヴァイキング時代のノルマン人
・「ベルバラ」・・・・   説明不要

他にもあったらよろしく。
懐かしがるも良し、考証に突っ込むも良し。
歴史風ファンタジーは無しの方向で。
2山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/06 23:46:57 0
>小さなヴァイキング ビッケ
確か、アメリカ大陸でフランス人と戦う話があった様な気がするのですが。
オランダ国王と風車が出て来たのには驚いた(風車は主人公の発明)。
31:05/03/06 23:57:50 0
>>2
リアルでビッケを観たときはかなり小さくてはっきり覚えてないけど、随所に世界史ネタを配置したアニメでしたね。
新大陸(アメリカ)に行ったのも今考えるとすごい。
他にも「トロイの木馬」が元ネタの攻防戦したり、意地悪スベンことスウェーデンのヴァイキングと仲が悪かったり。
今考えるとなかなかマニアック。再放送見たいかも。
4世界@名無史さん:05/03/07 00:07:58 0
・「太陽の子エステバン」・・・スペイン接触時のマヤ・アステカ文明
・「ポカホンタス」(ディズニー)・・・北米東海岸入植時代
・「牧場の少女カトリ」(ハウス名作劇場)・・・第一次対戦前後のフィンランド
・「南の虹のルーシー」(同上)・・・オーストラリア開拓時代のアデレード
5世界@名無史さん:05/03/07 00:23:17 0
「不思議の海のナディア」 19世紀末ぐらい?全世界
上のコピー「アトランティス」(ディズニー映画)は、同じ
ころのイギリス?
「サクラ大戦」は、太正時代(大正ではない)。
「火魅子伝」は、3世紀の九洲(九州ではない)。
61:05/03/07 00:23:29 0
>>4
「太陽の子エステバン」 インディオの子供がエルドラドを探す話だったような・・・
歌が好きだったなあ。

ディズニーは他にも多いかも。
「ムーラン」「アナスタシア」「プリンス・オブ・エジプト」・・・
「アラジン」は違うのかな?実はディズニーアニメはほとんど見ないので、CMの印象だけで書いてます。分類してみようかな。

ハウス名作劇場も多いかも。
・「小鹿物語」・・・・開拓時代アメリカ
・「大草原の小さな天使」・・・アフリカ諸国独立時。
しかし「ロミオ」程の世界史要素はないかも。
7世界@名無史さん:05/03/07 00:26:40 0
そういやアラジンって第一次湾岸戦争の後につくられたんだよね・・・
なのに舞台はバグダードってアメさんそれでいいの?
8世界@名無史さん:05/03/07 00:27:12 0
「母を訪ねて三千里」 イタリアの出稼ぎ衆ゴロンドリナが描かれてる。
9山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/07 00:35:11 0
・ふしぎの海のナディア→1889年
・明日のナージャ→1900年頃
・ポワロとマープル→1930年代
・トラップ一家物語→言わずもがな
>5にあやかって日本史版も出すと、「一休さん」ほど時代考証がいい加減
な作品も珍しい。丁稚(の姿や存在)や桔梗屋は、どう見ても江戸時代。
かごめかごめやてるてる坊主もおかしい。
鹿苑院は、出家前から北山山荘にいるし、烏帽子はなかなか出て来ない。

以下はどれもこれも、不確かな記憶によるものですが・・・。
>「アニメ三銃士」
セーヌ河の水を汲んで売っていた。コンスタンスは人妻でない。象が見世物に。
>「ロビンフッドの大冒険」
第二部でジョンが登場。善人を装って英国王の座を狙う腹黒だが、最終回では
兄に陰謀がばれてしまい、へタレに。共犯者は国外追放。
>「ドリモグだぁ!」
透明度の高いワイングラスが出て来た。日本から蝦蟇蛙が来欧しており、彼の
背中の卍マークは、国王お抱えの魔法使いのおばばの水晶玉占いを破る。
仏法>>>>>(越えられない壁)>>>夷人の魔法
>「ロミオの青い空」
イタリアにも「軍功」(による勲章)がありましたとさ。
101:05/03/07 00:37:42 0
おお、知らないのや気がつかなかったのが次々と。

できれば世界史好きとしてのつぼネタ等も語ってくださると嬉しい。
111:05/03/07 00:44:41 0
って山野さんがおもいっきり語ってくださってる。
失礼しました。
「ロビンフッド」では世界史版の人気者、ジョン君も形無しですか。まああれはアルウィンと司教殿が主役ですから。
「ドリモグだあ」ザクセン人をいじめるカール大帝というマニアックすぎる舞台を用意しながら、カールの部下がハンバーグとゴンザレスと言うのはどういう訳かと個一時間(r 占いおばばは許す。
12アクィラ ◆0fUIPC892c :05/03/07 00:49:25 0
挙げるだけなら、参加可能かな。

>ハウス名作
「小公女セーラ」
「小公子」<正確なタイトル、これでよかったかな。

「紅の豚」
イタリア軍が格好良く見える希有な作品かもw
13山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/07 00:57:28 0
『ロビンフッドの冒険』にヒヤフォード僧正が出て来ましたが、僧正と
いうのは、そう何人もいたのでしょうか。
ヒロインのマリアン・ランカスターと結婚式を挙げようとしていまし
たが、隠し妻としての大黒ならまだしも、公の場でああいう真似は出
来たのか否か。
14世界@名無史さん:05/03/07 00:57:33 0
「フランダースの犬」(ハウス名作劇場)の時代背景はいつごろでしょうか。
場所は題名通りフランドル地方で間違いないと思いますが、最終回で画商の男性が
「この絵を描いた子はレンブラントの再来だ!」と驚く場面がありましたよね。
・・・ということは?
牛乳の配達に金属製の缶型容器を用いていたので産業革命以降かな?
15アクィラ ◆0fUIPC892c :05/03/07 01:02:35 0
>>13山野野衾氏
僧正=bishopではないでしょうか。
昔やってたWizardryで、その訳があてられていた気がします。
となれば、今の訳語なら司教ですから、
大きな町には、もれなくいそうです。

大司教なら、大分少なくなりそうですが。
16山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/07 01:03:55 0
原作が世に出たのは、1871年。物語世界は、1870年から翌年にかけて。
作者は英国人女性ですが、ポワロの産みの親も英国人女性。
自前の有名なキャラクターといえば、小便小僧ぐらいですか。
17山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/07 01:05:29 0
>15
ありがとうございます。そういえば、『僧正殺人事件』というのも。
なお、16は14宛てです。
181:05/03/07 01:10:24 0
>>アクィラ
女性が絡むとイタリア軍最強というのも、2ちゃんねるの定説のようですw

「ロビンフッド」ヒヤフォード僧正でしたか、司教などといい加減なことを書きすみません。
まあしかし、リチャードがかっこよく慈悲深く弟思いで紳士的な時点でもう・・・
19世界@名無史さん:05/03/07 01:26:45 0
自分も上げるだけ。
サクラやナディアは世界史って感じじゃないし、あれまで入れるようだ
と、すごく膨大な数になりそうだ。

ハウス名作はほぼ全部のような。一応当時の欧米を描いたものだから
当たり前ですが。以下略称
「ハイジ」「家なき子」「母をたずねて」「赤毛の」「ペリーヌ」
「トムソーヤ」「若草」もそうでしたっけ?多分抜け一杯あり。
NHKのマルコポーロはアニメとしては中途半端かな
三銃士は昔、犬の奴があったような。それとアーサー王伝説の「燃えろアーサー」
推理物ではホームズ物は複数あったような。
あと有名なのでは「キャンディキャンディ」第一次大戦前後?とか。
童話系ではグリムやアンデルセン童話、シンドバッドの冒険。
日本史では赤胴鈴乃助。
あと異色だが、世界史的に外せないのはトンデラハウスとかあった。

20アクィラ ◆0fUIPC892c :05/03/07 01:34:00 0
>>18=1氏
確かにw「サンジ君」もイタリア人的ですね。

>>19
タイムトラヴェルを題材にしたモノなら、
「タイムボカン」シリーズは外せませんね。
考証以前の問題だとは思いますがw
21世界@名無史さん:05/03/07 01:37:24 0
ここまで来て気付いたが、アジアが舞台の作品がほとんどないね・・・
「ムーラン」くらいしか思い浮かばない・・・
221:05/03/07 01:39:06 0
>>20
すみません。敬称を付け忘れました。
他意はありませんのでお許しを。

いずれリストをつくろうかな。でも入れる入れないの基準が難しい。
ま、今はネタ話で。

今日はもう寝ます。
23山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/07 01:45:58 0
>三銃士は昔、犬の奴があったような。
一瞬、『ながぐつ三銃士』の事かとも思いましたが、『ワンワン三銃士』の
事ですね。ホームズも宮崎版では犬化されている。
24世界@名無史さん:05/03/07 01:46:53 0
べるばらはあんまり知らんけど、同時代で「ラ・セーヌの星」
ってのがあった。バラのドレスを用意したことで、
貴族に切られて子供ながらひでーと思たが。
25山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/07 01:50:26 0
>ラ・セーヌの星
主人公がマリー・アントワネットの腹違いの妹というトンデモ設定で、年齢
に無理があると言われていた筈です。
26アクィラ ◆0fUIPC892c :05/03/07 01:53:18 0
>>22=1氏
どうぞ、お気になさらぬよう。

見てないのに「ポカホンタス」と言ってみるw
27世界@名無史さん:05/03/07 01:55:09 0
はじめ人間ギャートルズ。
好きだったけど、世界史というより、考古学系かねえ。
28世界@名無史さん:05/03/07 02:03:19 0
NHKのモンタナ・ジョーンズとか。
あれは複葉機でてくるけど、2つの大戦の間の歴史設定なのだろうか。
トレジャーハンターだからいろんな世界史の舞台にいく。

トム・ソーヤーとハックルベリー・フィンは
南北戦争前のミシシッピー川周辺ですね。
29世界@名無史さん:05/03/07 02:06:00 0
去年やってた火の鳥。原作ファンには改悪と言われてたが、
まあ一応原作に沿った時代で作られてるので。
手塚系では他にどろろとか。体無母艦やサクラが良いならOKだと。
30世界@名無史さん:05/03/07 02:45:42 0
>>25
そうそうw
えっとわーるどらせーぬっ
黒いちゅうりっぷ
ツボだわ〜全部みたいがビデオレンタルされてないんだよなあ。
31世界@名無史さん:05/03/07 02:53:06 0
>>9
アニメ三銃士については、

アラミスが女性
ミレディーが動物を操り催眠術をつかうなど反則技を使うw
ダルタニャンと孤児ジャンはパリで風呂屋をする
鉄仮面にはルイ13世の双子の兄弟(原作では14世)

年齢は
ダルタニャン15歳コンスタンス16歳アトス29歳アラミス22歳ポルトス25歳ミレディ23歳
子供向けに、ダルタニャンの年齢がさがってる
32山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/07 12:03:54 0
>>28
>NHKのモンタナ・ジョーンズとか。
1930年代です。義経の黄金の鎧というのが、あまり当時のものに見えな
かった気が。小僧さんの名前が九朗だったり、機械の名がシキガミだったり
と妙なところが印象に残っています。
>31
コンスタンスの年齢も、相対的に下がっていますね。
アラミスが女性だったのは、一番の「問題」でした。

原作はあちらですが、割と好きにやっていたというムーミンも気になる題材。
33世界@名無史さん:05/03/07 21:54:00 0
>>21
花木蘭は「隋唐演義」が元でしたよね。
北方から騎馬民族が攻めてくるのですが、ディズニー版でははっきりと
「フン族(Huns)」と言っていましたね。
欧米では往々にして「フン族イコール匈奴」と見られているので・・・
実際には南北朝期あたりなのかなあ?
都が北方の国境にえらく近いのだが・・・
34Ryuju ◆RlujhF6VrA :05/03/07 22:20:42 0
>>25

年齢以外にも無理があるかとw
あのフランツがマリア・テレジアの目を誤魔化して、浮気できたとは
とても思えんのですが・・・。
35世界@名無史さん:05/03/07 23:07:21 0
パタリロも入るのか?
タイムワープ、とかいってやたら過去にも跳んでるが。
印象に残ってるのは少年十字軍を奴隷に売り飛ばすとこかな。
361:05/03/08 00:01:30 0
「アニメ三銃士」
媒体が巨大だから観てる人が多く、突っ込みどころ満載の模様w
いいところもあげてみましょうか?
アレだけ低年齢向けにしつつ、重要キャラであるジャンの母親を、カトリックとプロテスタントの争いに巻き込まれて行方不明という設定はGood
後ルイ13世の名台詞
「(パリの人口を聞かれて)そんなことはリシュリューにでも聞けばいい。国王の仕事はどの貴族が信用でき、どの貴族が疑わしいかを見極めることだ」(うろ覚え)
ルイ13世を単純にイイ人にしていないのはよかった。
「セーヌの水は実は汚い」と言うのもエンディングの解説で、自分で突っ込んでいたような。


「パタリロ」
それを入れると「ドラえもん」だの「クレしん」だの収拾つかなくなる・・・

と言いつつ私がハールーン・アル・ラシードの名を初めて知ったのはドラえもんですw
37とてた ◆0Ot7ihccMU :05/03/08 22:40:13 0
>>36
ドラえもんにはそんなに世界史ネタは無かったりしますよ。

「ドラビアンナイト」はアラビア世界をネタにしてましたが、さわりだけでしたし。
「ぼく桃太郎のなんなのさ」では鬼がオランダ人だったり。

映画では「太陽王伝説」の方がはるかにいいかげんでした…。

水晶髑髏はまあいいとして、球技がそのままサッカーで防具もつけていないし、
生贄習俗はトルテカ様式(マヤでは王の放血儀礼が一般的)。
極めつけは、果物がブドウにリンゴ、パイナップル…
パイナップルはかろうじてアメリカ産だけどマヤに伝播したのは植民地時代なんですから。
そもそも、現在のように「密林」に囲まれていたら大人口を養えませんし。
381:05/03/08 23:07:47 0
>>とてたさん
おっしゃるとおり。まあ、「太陽王」は歴史風ファンタジーですから。
ただ藤子F氏は歴史好きのケがあり(とてたさんには言うまでもありませんが)、ドラビアンナイトは気合はいってましたよ。当時の貨幣の種類説明を入れるくらい。
「パラレル西遊記」とかも玄奘三蔵をゴツイオサーンにしたり、パラレルはオリジナルとはいえコレがF氏のこだわりなのは明らか。
「TPぼん」がまともにアニメ化されていれば、と残念でなりません。

>>1のリストの中で「怪傑ゾロ」への突っ込みが無いですが・・・・。まあしょうがないか。歴史好きからの萌えポイントは無いもんな・・・。
39世界@名無史さん:05/03/10 07:52:49 0
アニ三は、内容的に知的だったなあ。
>「そんなことはリシュリューにでも聞けばいい。国王の仕事はどの貴族が信用でき、どの貴族が疑わしいかを見極めることだ」
実際に13世は政治は側近にたよっていたし。

登場人物の頓知のきいた駆け引き、これはすごいなあ。ここが単に子供向けではないアニメだよな。

>「セーヌの水は実は汚い」
お風呂屋ジャンが宣伝文句に「美肌に効くセーヌの水」といってた。超誇大広告だよ〜w
そしてその水で入浴した綺麗好きアラミス。
しかしこのころから水の質がわるかったのか。
だから風呂が健康的でないといわれてたのかな。
40世界@名無史さん:05/03/10 08:05:15 0
アニメ三銃士のここ変

ミレディが何でもアリなとこ
(催眠術、動物を操る、泳いでフランスに帰った、仮死の薬と蘇生の薬をもってる、
王妃に化けたときの服はどこから?などいろいろ)
他は、ダルタニャンとアラミスの前髪の構造、
国王取替えのための屋敷の仕掛けのときのベッドのカーテンと床の関係が物理的に変。
潜水艦がなぜ国家機密になるのか?

ミレディがいちばん変だな。
41世界@名無史さん:05/03/10 08:38:37 0
>>31
ダルタニャンは原作18歳だし、三銃士についてはほぼ原作どおりだから
(猫は別として)ハリウッド映画よりなんぼかマシ。
もう、髭のおっさんばかりで悲しくなる。
42世界@名無史さん:05/03/10 08:43:25 0
ミレディは子供向きに直そうとしても無駄。
子供のとき読んだ「三銃士」の児童文学全集物ではアトスの妻とかカットしてたし、
牢獄から逃げようとして墜死とかなっていた。
43山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/10 11:44:51 0
>>37
>太陽王伝説
あれは原作者が亡くなられた後に成立した作品でしたね。
割と唯物論というか、20世紀的・実証主義的な「科学」志向の方でしたから、
生きておられたならば、魔女とかああいったものは出なかったでしょう。
『TPぼん』も、「幽霊の正体見たり枯尾花」といった展開が多かった。
私としては(話自体の出来はともかく)今の傾向の方が好きですが。
44世界@名無史さん:05/03/10 12:30:41 0
>>34
それがですね。フランツ・シュテファンは結構女癖が悪く、
マリア・テレジアが嫉妬に狂うことも多々あったようです。

庶子がいたかどうかは知りませんが。
451:05/03/10 23:55:25 0
アニメ三銃士の話が続くなあ。
まあ私も大好きですが。

アニ三でブルボン朝に興味を持って、子供のころ少し背伸びして歴史の本を読んだ。
そこには(知ってる人には基本的過ぎて恐縮ですが)
・ルイ13世は少年のとき即位したが母親の傀儡だった。
・それに反発して側近とともにクーデターを起こし実権を奪った。
・リシュリューはルイの母親に引き立てられた人材。
・母親(マリー・ド・メディチ)はスペインの力を借りてルイに反撃、戦争。
・それを果敢に撃退するルイ。
・外国の力を借りるマ太后に反発してリシュリュー離脱。
・最初はリシュリューを嫌っていたルイも、その力量を認め宰相に。
↑カナーリ要約。

( ・∀・)つ〃∩ヘェー と感じつつ、こんな設定アニメじゃ使えんなと思う自分。


・・・上記のことを全てネタにした『劇場版アニメ三銃士』の存在を知ったのはそれから何年も後。
侮ってスマンカッタ、NHK・・・。

>>43
おお、珍しいご意見。
私はやっぱり原作つきの方が好きですが、未来には希望を持ちたいタイプなので(詰まらんからもうヤメロって意見には反対)今のが好きっていう方の存在は嬉しい。
46山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/11 00:44:48 0
>>44
割とその話は出て来ますが、どれもぼかしていて、私程度が調べたぐらいで
は具体的な事件まで出て来ないのが残念です。
そんなアニメは見たくありませんが(w

>45
啓蒙的な話もさる事ながら、初心に立ち返って「未知」の出て来る話があって
もいい様に思うのです。

しかし『TPぼん』の「玉藻の前」の話、アニメ化はされていなかった筈です
が、未だに彼女と爺の立場が分りません(笑)。
院政期にああした呼び名が成立したのかどうかも・・・。

15年ほど前にアニメ化された時、冒頭に「タイムマシンは不可能ではない」
という新聞記事が実写で出て来ていたのが思い出深い。
47世界@名無史さん:05/03/11 00:54:04 0
・「母を訪ねて三千里」・・・・マルコ・ポーロの大冒険
・「ルパン三世 カリオストロの城」・・・ゴート偽札事件
・「ラピュタ」・・・・旧約聖書のバベルの塔
・「海のナディア」・・・・海底都市アトランティス
・「宇宙戦艦ヤマト」・・・・戦艦大和
・「風の谷のナウシカ」・・・・核戦争後の世界
48世界@名無史さん:05/03/11 01:03:48 0
>>46
アニ3の未知・・?

ルイ13世はカツラだがアンヌ王妃は地毛
クラピカの民族衣装は銃士のマントがモデルだと思う
サーカスがあった
すでに発明されていた潜水艦を実用化した
牢獄の壁はナイフとフォークで貫通できるほど脆かった
当時の毒薬と解毒剤のレベルは現在の薬学界を凌駕していた
庶民の食事はスープと肉とチーズとパンで明らかに野菜不足
当時の人の運動神経は五輪選手よりジャッキーチェンより優れていた
49世界@名無史さん:05/03/11 01:07:22 0
48
どことどこが架空でどれが史実なんでしょう?w
50世界@名無史さん:05/03/11 03:38:29 0
どうでもいい話。
ナディアの時代設定は1889年なのに、作中に登場するアメリカ戦艦は
どう見てもドレッドノート級(1906年就役)以降のもの。
製作者はそんなことは承知の上で、ちょっと時代を繰り上げたのだとか。
本放送当時から、暇な軍オタども(私含む)の話題になっていた話である。
51Ryuju ◆RlujhF6VrA :05/03/11 10:15:39 0
>>44,>>46
私の聞いた話だと、フランツが女に声をかけること自体はちょくちょくあったけど、
マリア・テレジアの監視が厳しくて、それ以上の関係にはなかなか行かなかった
という。婿養子みたいなもんだから立場が悪かった模様。

晩年は一人くらい愛人もいたらしいけどね。庶子はいなかったはず。
さすがにマリア・テレジアも、40過ぎて限界悟ったんでないかと。
52世界@名無史さん:05/03/11 14:01:58 0
たしか、フランツ・シュテファンがお忍びでパリに来たときに
つくった子という説明がなされていたと思う。
53世界@名無史さん:05/03/11 14:38:52 0
アレクサンダー戦記こそ世界史アニメの頂点
54世界@名無史さん:05/03/11 15:22:04 0
>>51
婿養子か?
彼からハプスブルク=ロートリンゲンに苗字がかわってるし。
本当の皇帝はフランツで、テレジアは皇后だったし・・・
でも住処はテレジア側だったから婿養子か・・・?

ロートリンゲン家ってハプスブルク以外の血もはいってるんだよね?
あのまま超近親結婚つづけてたら超短命一族になってただろうし。
顔立ちも、他の血がはいってそうな・・。
55世界@名無史さん:05/03/11 15:38:26 O
宇宙西遊記スターなんとか
56世界@名無史さん:05/03/11 20:53:10 0
>>53
あれ凄いね、マジ感動した。
アメリカに持っていったらしいから今年上映した『アレキサンダー』はこの作品の影響かも。
57山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/11 22:21:01 0
荒俣宏作『アレクサンドロス戦記』は、フロイスが信長に「歴山大王」の生涯
について語るという内容でしたね。
小説版とは、印象がかなり・・・(笑)。
58世界@名無史さん:05/03/12 21:02:47 0
『人狼』
ナチスドイツに占領された日本が舞台
59世界@名無史さん:05/03/12 21:13:51 0
60世界@名無史さん:05/03/12 21:18:27 0
『雲のように風のように』ってだめかぁ?<歴史ファンタジーだしなぁ。
61アクィラ ◆0fUIPC892c :05/03/12 21:21:26 0
>>『アレクサンドロス戦記』
ピタゴラス教団のインパクトが強かったなぁ。
独特のタッチの画だったのは、
海外で描画されてたからなのでしょうけど。
62山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/12 22:15:53 0
>>60
明末清初がモデルという話でしたが、小説版ではヒロインは息子が成人した
後、友人とフランスに渡って社交界で活躍したというオチでしたね。
それも、「おそらく謎の人物であった○○婦人の正体は」という、作者が実在
の史書から推定した「事実」という体裁で書かれたものでしたが。
63Krt:05/03/12 23:10:50 0
アニメを見ていないんで事情がわからないんだが、ジュリア・グセルゴンによると、
少なくとも十八世紀の前半に、服を着ないで水浴するのが禁じられるまでは
セーヌ川で水浴するというのは中世から行われているパリ人の娯楽だったという。
だからルイ十三世の時代を舞台にしている三銃士の描写なら時代考証は正しい訳だ。
もっとも温かい風呂となるとどうかと思うけれどね(見てないので判らないが)。
逆に十八世紀終わりからは船を利用して布を渡して屋根をつくった料金4スーの
室内プールのようなものがセーヌ川に作られ1892に廃止されるまで人気を呼ぶ。

もう一つ、セーヌ川には大量の汚物が流されていたから不潔で臭いって?
いや、それは文化の歴史的重層性というものを知らない偏見というものだ(笑)。
ジャン=ピエール・グベールによると、むしろ、十九世紀の半ばぐらいまでは、
(つまりパスツール以前は)少数の医者、そして社会の大多数は、
「汚物のあらたかな効力を信じていたのだ。革命前夜、肉屋は「自分たちが健康
なのは、一般に、自らが屠殺した動物の血や脂や臓物の臭いを吸っているせいだと
考えている。1832年には恐るべきゴミ捨て場で働く労働者たちが、排泄物の発する
臭気を自分たちの健康によいものだと相変わらず信じている」(「水の征服」p.62)
64Krt:05/03/12 23:11:46 0
といった信念、ないし信仰を持っており、それゆえパリでは1832年に汚泥の除去
を行おうとした警察当局に対し、それに反対する屑屋たちが暴動を起こしたり
しているのだ。即ち、こういった、悪臭が善ではなく、恐るべき不潔、悪へと
民衆レベルでも「最終的に」変わったのは実は十九世紀半ば以後なのである。

もちろん、衛生当局、知識人、あるいは洗練された上流階級の人間の一部は
これよりもずっと早い時点、アラン・コルバンによれば恐らくは十八世紀の半ば
あたりから徐々にから悪臭を危険視したり、厭うようになってきているのだが。
(私見では、これは当時としては異常に清潔好き、風呂好きだったルイ十五世の
影響があると思う。この王の宮廷では夜会や、外国使節謁見の場では、宮廷貴族達も
王に習って、必ず前もって風呂に入ってから出席するのがマナーになっていたという)

だからセーヌ川あたりの少々の臭いは「人体肥料」(昔の保険薬の宣伝コピー)
で、体に良いのだ、と十七世紀の時点なら思われていた可能性がある(笑)。
だから「美肌にきく」と信じる人がいた、という考証も正確なんじゃないのかな。

参:ジュリア・クセルゴン「自由・平等・清潔」河出書房新社
 :ジャン=ピエール・グベール「水の征服」パピルス
 :アラン・コルバン「においの歴史」藤原書店
65世界@名無史さん:05/03/12 23:23:00 O
アラミスの入浴シーンは、子供心に胸をときめかせたなぁ...( ´ー`)y━""
66山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/12 23:31:29 0
アニメ三銃士に出て来たのは、温熱性の盥風呂であったかと。
(しかし、意外なところにKrtさんでもご存知ないものがあったものです)
汚れに一種の力を認める事は、日本の俗信にもありましたね。
『家畜人ヤプー』絡みで読んだ文章に、汚物の面倒はそれらを玩具にして
いる子供にやらせろという、近世ヨーロッパの某知識人の「提言」があっ
たのを読んだ憶えがあるのですが(その知識人も本気で言った訳ではない)、
どこの誰であったか。
67Krt:05/03/13 00:04:56 0
マンガの方はまだしも、アニメの知識は60年代のか、
そうじゃなければ80年代初めごろの黄金時代のしかなくてね(苦笑)。
とくに日本アニメーションあたりの「名作もの」には弱い。
だから宮崎駿なんかも、たまたま映画館で「カリオストロの城」を見て
腰を抜かすまで全然知らなかったぐらいで。
68世界@名無史さん:05/03/13 00:07:19 0
>>58
(゚Д゚)ハァ?
69世界@名無史さん:05/03/13 09:36:40 0
>>68
犬狼伝説(押井守×藤原カムイ)見てみな。
戦後のアメリカのスタンスがドイツになっている。
70世界@名無史さん:05/03/13 12:28:04 0
>>64
当時のパリのひとって知障か精神異常だと思う。
あまりにもう○こが身近にあるため、感覚が180度回転してしまっているのだろう。

街の汚物を取り除こうとしたとき、う○こでバリケード築いて抵抗した市民たちがいたとか。
不潔こそが健康にいいとか、それは大半建前だと思う。
もう、スカトロのきわみみたいなもんだろ。
71Krt:05/03/13 18:54:51 0
まあ、人間というのは体によい、ということになったら何でもやるから。
我々だって後世から見れば実に不合理でおぞましいことを健康によいと信じて
やってるかも知れないよ。過度な運動とか、妙な健康食の摂取とか。
それに、肥やしによって作物がよく育つ→人間にとっても良いものだ。
といったアナロジカルな思考法というのは極めてありふれたものだしね。

とはいえ、このフランスの十八世紀半ばから十九世紀半ばにかけての「嗅覚革命」
というのは、単にアナロジカルな思考法への批判云々といった事柄にはとどまらず、
公衆衛生学という「科学」の成立によって悪臭がいわば「発明」された経緯とか
(つまり今まであまり嫌だと思っていなかった臭いをなぜ嫌悪しだしたのかという)
色々複合的な問題が絡んでいて、追求すれば面白いテーマだと思うけどね。
72世界@名無史さん:05/03/13 19:14:42 0
そういえば、誰だったか忘れたけど、近代ヨーロッパの某国国王の治療記録見たら、「止めさしたいの?」な感じの治療法だったような。
73世界@名無史さん:05/03/13 19:59:00 0
つか現代日本人の異常なまでの潔癖症よりは、当時のパリの人たちの方が
生物としてはまとも、という言い方もできると思われ。

また我々日本人も寄生虫飼いまくり、野菜は糞まみれ、風呂は年に
何回、などの時代もあった事を考えれば、かつての日本人ですら、
現代日本人の方が異常、というかもしれんよ。
74とてた ◆0Ot7ihccMU :05/03/13 21:38:08 0
>>38 >>43
たしかに大長編ドラえもんの緻密さは
「生前」>「没後」
ですからねえ。

「キテレツ大百科」は、さらにいいかげんだった記憶が。
ユーゴーに弟子入りしていた若きキテレツ斎や、
大百科を解読した癖に旧仮名遣いを知らない英一。
75山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/13 22:03:57 0
しかし、16世紀以降にヨーロッパ人が日本の住居について記す場合、好意的
な筆致で、口を揃えて「清潔」ぶりに言及しているのですが・・・。
どう違うのでしょうね。人と住居の違いか。
>「キテレツ大百科」
かなり無茶な性格でしたね、ユーゴーは。座敷童はともかく、天狗が当たり前
のものとして出て来たのには驚いた(世界史じゃありませんが)。
761:05/03/13 22:05:12 0
>>krtさん
どうということも無いネタがコテハンさんの名レスで良スレに代える世界史版の伝統が発動した。
ありがとうございます。為になるなあ。

関連してこんな話も振らしてください。
>>45と同じ本のネタですが
ルイ13世、領内に伝染病(多分ペスト)がはやったときロイヤルタッチを求められた。
王が患者に触れることで病気が治ると信じられたのだ。
しかし王は病気がうつることを恐れた。臣下が
「王にはうつりませんから。」(なぜ?)
と言うと、王は激怒して言った。
「余はトランプの王と同じだと思っている!」

これは王自身はすでにロイヤルタッチに疑問を持ち、また経験的に伝染への恐れもあったけど、宮廷の風潮はまだまだ正しい予防知識は持っていなかったと言うことですかね?

手元にその本が無いのでうろ覚えで書いてます。間違いなどがあれば申し訳ありません。
771:05/03/13 22:10:16 0
>>「余はトランプの王と同じだと思っている!」

「(周囲は)余をトランプの王と同じだと思っている!」

でした。
すみません。
78世界@名無史さん:05/03/14 01:18:34 0
>>73
ルイ14世はサナダムシを腹で飼育していたそうですよ。

ルイ13世は肖像画では魅力的ですが、なんでそういう記述が見当たらないのでしょう。
宮殿に小便するわ、漏らすわ、風呂嫌いだわで野蛮人みたいな書かれかただ。w
(アンリ4世がルーブルの壁にに小便する息子をしかったそうだし)
しかしアンヌ王妃は毎日風呂に入ってたそうです。
フランスとハプスブルクでは習慣が違うということなのでしょうか。

伝染病になるといわれ、中世以来途絶えていた入浴の習慣は
このころ復活したそうですが、ルイ13世や14世は風呂嫌いで。
フランス人らしいなというか。14世の場合は主治医が風呂は病気の元と
いう信念の持ち主だったのでその影響だそうです。
79世界@名無史さん:05/03/14 01:28:22 0
最近は花粉症やあまりのやせ願望のため、サナダムシを飼う人が
多いらしいな。有名な寄生虫本の著者藤●先生のおかげ
もあるのだろうか。
80世界@名無史さん:05/03/14 01:38:45 0
>>79
寄生虫は花粉症にきくそうですね。

でも、見た目のためにはあるていど清潔にしないと。
パリの人は健康趣味というよりは、ただの横着だとおもいます。w
今のフランス人からうける印象です。

17世紀劇場で大便をしてそれが臭いからって投げつけて劇場立ち入り禁止になった
ご婦人方はフランス人だったはず。
フランス人ってすごいです。
81世界@名無史さん:05/03/14 02:06:29 0
銀河の歴史がまた1ページ
82世界@名無史さん:05/03/14 02:58:32 0
「桃太郎 海の神兵」
内容もだが存在そのものが、もう世界史。
83Krt:05/03/14 23:35:08 0
>>75
一つにはマナーの問題があると思う。>>78氏が書いているように、アンリ四世が
ルーブル宮殿内を汚物で汚すことを罰金をもって禁止したように、当時の欧州では
宮廷人ですら、この手の行為は日常茶飯事だった(ただし、のちのルイ十三世となる
王太子がこの布告の出たまさに当日、自室の壁に向かって小便をしているところを
アグル嬢に取り押さえられたのは、まだ彼が5歳の時(1606年)の話で、その点
同情の余地はある)(1)。

ここではフランスの例ばかり出ているがフランス人だけが特別下品だった訳ではなく、
十六世紀のヨーロッパの他の宮廷だって似たり寄ったりの所は多かった。それは当時
各地で以下のような規則を宮廷人に強いなくてはならなかった事からも窺える。

@ヴェルニゲロード宮廷規約(1570年)
何人と言えども、宮廷やしつけのよい立派な家庭に出入りしたこともない野人のように
臆面もなく何の恥じらいもなしに、婦人の居間や宮廷内のその外の室戸口や窓の前で、
用便をすることがあってはならない(以下略)。
84Krt:05/03/14 23:35:38 0
@ブラウンシュヴァイク宮廷規約(1589年)
何人であろうと、食事中とか食事の前後とかを問わず、夜でも朝でも踊り場、階段
廊下、室などを尿やその他不潔なもので汚してはならない。用便の際には、規定の
適切な場所に赴くこと。(2)

もちろん、現実にそういった行為が頻発していたからこそ、わざわざ条文をもって
禁止しなくてはならなかったわけで、当時のヨーロッパはその点で「文明化の過程」
上にあったのである。それに比べれば十六世紀日本の家屋内のマナーの方がずっと
文明的だった/清潔だった、のではないだろうか。

>>78
入浴慣習に関してはこのころ復活したというよりは、アンリ四世より20歳ほど年長の
モンテーニュが「だいたい私は入浴は健康によいものだと思っているし、毎日身体を
洗うという、昔はほとんどの国で守られ、現在でもいくつかの国で守られている習慣が
失われたためにわれわれの健康に少なからぬ損害をこうむったと考えている」(3)
と述べたように地方差、個人差が大きいものの、まだ入らなかった時期だと思う。
85Krt:05/03/14 23:36:12 0
>>77
マルク・ブロックの「王の奇跡」の中のエピソードだね。まあヴォルテールがローマの
ウェスパシアヌス帝が盲人や中風病みに乞われてさわった結果、目が明いたり、歩き出し
たりした、という例を最初のロイヤル・タッチとして挙げていることでもわかるように、
昔はいろんな病気に対して行われたたのだろうし、いささか伝説的だが中世においても
ユーグ・カペーの子ロベール信心王が盲人の目を癒したという話も伝わっている(4)。

だがある時期以後はロイヤル・タッチは瘰癧専門(ただし、この病名には狭義の結核性
のそれだけではなく、顔面に症状の出る様々な病気が含まれていたというが)になって
いて、ペストをロイヤル・タッチで治そうとすることはなかったし、アンリ四世なども、
疫病流行期は感染の危険があるため、万聖節に行う予定の瘰癧治療を見合わせる布告を
出したこともある訳で(1603年)ロイヤル・タッチを行う王は疫病にかからない、という
考えは少なくとも宮廷にはなかったろうと思う。そのセリフは疫病流行期であるにも
かかわらず瘰癧患者が殺到して、どうしても若いルイがロイヤル・タッチをやらざるを
得なくなったときのもので、ブロックはここにおいてはルイ十三世のロイヤル・タッチ
に対する懐疑というよりは、民衆のニーズの強さという文脈から語っていると思う(5)。
86Krt:05/03/14 23:36:47 0
ただルイは幼少時から政治的に厳しい状況に置かれていた為、彼は成長してmistrust
(物事を信用しない)adultになったshy childであるという人物評もあるので(6)、
彼自身がどの程度この治癒行為の有効性を信じていたかは不明ではあるけれど。
ともあれ、王の神聖な癒し能力にすがろうとする民衆の熱意はすさまじいものがあり、
フランスの場合、太陽王の時代においては復活祭、精霊降臨際、クリスマスないし元日、
三位一体の主日、聖母被昇天祭、万聖節などロイヤルタッチが行われる大祭日には国内
からだけでなく、スペイン、ドイツなど外国からも病者が押し寄せ、この多いときには
千人を遙か超える患者達に対し、ルイ十四世は死の直前まで王の義務を果たしたという。

とはいえ当時の知識人のみならず、宮廷に仕える廷臣や、王自身の中にすらも次第に
ロイヤル・タッチの効力に対して懐疑的になる人物が出てきたことは確かで、フランス
ではルイ十五世はさほど熱心ではなく、十六世も神授の王権とともに聖なる力をも放棄
するまで淡々と義務を果たしていた程度だったらしいのだが、フランスと並んでこれが
盛んだったイギリスでは既に17世紀末にウィリアム三世がやめてしまい、アン女王が
一時復活させたとはいえ、これが最後になってしまった(「医者に勧められて」彼女の
ロイヤル・タッチを受けた最後の有名人が幼いサミュエル・ジョンソンだったという)
87Krt:05/03/14 23:37:34 0
だが、ロイヤル・タッチ廃止直前のスチュアート朝の王達がこれに熱心だったためか
民衆のロイヤル・タッチに対する執着はむしろイギリスの方にその後長く残ったように
思える(7)。例えば亡命したスチュアート家の人々による癒しを求めて、わざわざ海を
渡る人達もいたし、スチュアート家の人々も喜んでそれに答えていたというのだ。
 要するに民衆はアン女王後にやってきたハノーヴァー朝の「面倒見の悪さ」を物足り
なく思っていたわけで、その結果、十八世紀、いや、十九世紀になっても、チャールズ
一世時代のファージング銅貨を煮だした水を飲む、というのが瘰癧に対する民間療法
として続いたり、あるいはチャールズ一世の遺物に触れようと、それが保管されている
教会に人々が押しかけたり、といったことが起こったらしい(8)。

いやそれどころか、十九世紀後半になってもスコットランドの田舎では、羊飼いが
ヴィクトリア女王に触れるほど近づければ自分の瘰癧も治癒すると信じていたり、
農民が女王の顔が刻まれた金貨を万病に効く万能薬と考えている、といった実態が
あったという(9)。


(1)ロジェ=アンリ・ゲラン「トイレの文化史」ちくま学芸文庫:p.38
(2)ノルベルト・エリアス「文明化の過程」:法政大学出版局:上巻p.276f.
(3)モンテーニュ「エセー」第二巻三十七章:岩波文庫
(4)ヴォルテール「歴史哲学」法政大学出版局:p.196f.
 このことに関してはスエトニウス「ローマ皇帝伝」第八巻やタキトゥス「同時代史」
 第四巻八十一章などに記述がある。
(5)マルク・ブロック「王の奇跡」:刀水書房:p.404f.
(6)Encyclopedia of the Renaissance: Vol.3 p.452:Scribners
(7)特にチャールズ二世の熱心さは際だち、二十年間で九万人、ピーク時には年8577人を
治療した。下半身のだらしのない王だったがこういう王らしい行為や、魔女狩りの狂気
に勇気ある苦言を呈する良識、などがこの王の統治を支えていたのだと思う。
(8)キース・トマス「宗教と魔術の衰退」:法政大学出版局:上巻p.283ff.
(9)ブロック p.445 
88Krt:05/03/15 00:00:57 0
なお、フランスではシャルル十世がもう一度この行事の再現を試みたことがある。
もう十九世紀に入ってのことで、さすがに王党派内にも反対派は多かったのだが
中には外務大臣のダマス男爵のように王の手の霊力を熱心に信じる者もおり、
それを求める民衆もいたために1825年5月に一度、王は施療院に赴き、治癒を
試みたのである。効果はあまりたいしたことがなかったようで、結局これが
最後のロイヤル・タッチとなった。西洋におけるプリーストキングの歴史は
ここに閉じられたのである。
89アクィラ ◆0fUIPC892c :05/03/15 00:05:09 0
>>Krt氏
大変興味深く読ませていただきました。
ペスト塗りあたりについても、ご高説を伺いたいのですが、
流石にアニメと何の関連もないので、
疾病か中世生活史関係のスレッドあたりで、お願いしても宜しいでしょうか?
90世界@名無史さん:05/03/15 00:39:10 0
なぜ、フランス人のエピソードばかりのせたかというと
ほんとうにそういう話がおおいし、
それに現在もフランスは小汚いひとも多い。
だけど、ロココのじだい清潔を好み始めたのもフランス人。
ヨーロッパは似たり寄ったりだけど、そのなかでも特性がでてくるものだし
固定観念では語れないことがわかる。

ルイ13世の時代に入浴の習慣が復活したのは、歴史にかかれてたことで
私の推測ではない。
91世界@名無史さん:05/03/15 00:41:43 0
なんかかなーり脱線してる気もするが、サニタリズムが文化なら、
逆もまた文化なんだろうなあ。
92世界@名無史さん:05/03/15 00:43:58 0
それと、どうしても当時を汚いものだとしたがる人が多い。
そしてそれは価値観の違いだからと。
世界的に見て全般的汚くても、中身を見ずにそういうことはいえないだろう。
931:05/03/15 00:47:21 0
>>Krtさん
私がうつろな記憶のみでお聞きしたエピソードに対しここまで丁寧なレスを返していただけるとは、もはや申し訳ないと思ってしまいます。
大変参考になりました。有難うございます。

私としてはもっとお聞きしたいのですが、スレはみんなのものですし皆さんどうでしょうか?
もし移動されるのであれば追いかけさせていただきます。


>>アニメ「TPぼん」
原作原理主義者にとっては(私もぼんに関してはそれに近い)『酸素』以外に価値のないモノ、と暴言を吐いてみる。
山野さんのスタンスとしては、陰陽道の正体を集団催眠といったTPぼんよりヌエの正体を宇宙人とした21エモン(厳密にはモジャ公)の方が、漫画としておもしろいということでしょか?

>>43 「科学」志向の方
ご自身では『宙ぶらりん派』とおっしゃっていますw

ttp://www.tsunoda-jiroh.co.jp/09_otor/fujiko_f.html
94Krt:05/03/15 01:00:56 0
>>93
いや、さすがにアニメから離れすぎなんで
そろそろ退散しようとかと思っていたところで
もうここで話を振るのはやめておきます。

>>アクィラ氏
いや、「ペスト塗り」というのは全然知らない言葉なんだけど
昔、イタリアあたりで「ペストの原因である悪臭」が漏れないように
家を閉鎖した、とかそういう話かしら?
(解答は「中世ヨーロッパの暮らし」スレあたりにお願いします
ちょっと最近あそこが寂れているようなので)
95世界@名無史さん:05/03/15 01:10:36 0
病気のもとは臭いからといわれてましたが
本当に、香水職人は伝染病にかかる率がひくかったそうです
アニメ三銃士でも、ミレディが遠くからでもわかるほどの香水つけてますね。

フランスの香水手につけてみたのだけど、チョット塗っただけなのに手袋に
匂いしみつくんですね。そしてその手袋つけると手に匂いしみて、
石鹸で洗ってもとれないのですよ。すごいです。香水って。
香水のでてくるアニメほかにもあったかな。
96世界@名無史さん:05/03/15 01:44:53 0
香水プンプンの女を知ってるが、匂いが鼻についてウザイ。
97世界@名無史さん:05/03/15 02:45:42 0
>昔はほとんどの国で守られ、現在でもいくつかの国で守られている習慣

これ興味深いな。
モンテーニュって愛人か?
イギリスは風呂の習慣がなかったから、あったのはどこだろう。
(かろうじてエリザベスが月1はいってたくらいで他のひとは
ほとんど入ってないだろうから習慣でないよね)
98世界@名無史さん:05/03/15 02:53:45 0
世界史でまだでてきてないのが
明日のナージャだな。みんなみてた?

ナージャは孤児院で育てられたのだけど
母親が生きてることがわかり、ほかにもいろいろあって
旅芸人の一員としてヨーロッパ中旅しながら母親探すんだよ。
で、ナージャは実は公爵家のお嬢様だったのだが
孤児院時代の友人ローズマリーに陥れられて
ねらーはローズマリーハアハアだったという話なんだが。
99山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/15 10:41:25 0
>93
>漫画としておもしろいということでしょうか?
いっその事、アニメ版キテレツ大百科の様に、説明・前ふり無しで座敷童が出て
来るぐらいでも(笑)。
妖怪が主題でもなんでもないのに、ちらりと出るのが好きですね。
妖怪に関心のあるSF作家は、小松左京・荒巻義雄先生ぐらいしか存じませんが。
宇宙人でも、幻覚でも、「真怪」でもいいんですよ。
ただ、人(子供)に見せるのに特定の「事実」を用意しなくてもいいと。
「幻覚なんだ」で世界観を終わらせたら、つまらないでしょう。
一作ごとならともかく、シリーズ全体としては色々出して欲しかった訳です。
それと、妖怪は不合理だが宇宙人は合理的というのが、と学会会長も書いてらっ
しゃった通り、納得出来ませんで。

>98
>9で既出ですが、この板でももっと後の時代に見えるとか言われていたかと。
100山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/15 10:55:34 0
>と学会会長
藤子作品でも一貫した姿勢だったと思いますが、ここでは世間の認識が「妖怪
より宇宙人が合理的」としているのを指弾されたものです。
(宇宙に人はいるでしょうが、円盤の形状などはまた別問題ですからね)

この話はもう止めましょう。藤子スレになってしまう。
101世界@名無史さん:05/03/15 14:04:12 0
>>99
外出でしたか。すみませぬ。
あれは1905年の話だったと思います。ロシア革命の前。
20世紀でも大人はドレス着てたのですよね。
時代文化はあってるでしょう。
でも、つっこみどころはナージャたちが何語で話しているかということですよ。
日本語?
102世界@名無史さん:05/03/15 14:55:26 0
>>101
風俗史では、第1次大戦までは19世紀という見方です。
髪もスカートも長い。洗濯女が床すれすれのスカートで仕事しているのは
寒そうで気の毒。びしょぬれなので。
103世界@名無史さん:05/03/15 15:53:24 0
>>102
私は18世紀以降は“最近”という感覚ですね。
20世紀でもドレスという時代だし。
だから身近に感じてます。
(でも16〜18世紀を中世というひとのなんと多いことか!)
日本の場合は別で、明治以降が最近だと思ってます。やはり服装や文化の共通点で。
104山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/15 17:17:36 0
>101
いえ、別に悪い事をされた訳ではないので、謝られる事では。
(それでもわざわざ指摘してしまうのは、私の悪い癖です)
>でも、つっこみどころはナージャたちが何語で話しているかということですよ。
「フランス語じゃないか」とか、それなら上流階級だろうとか、色々言われてい
ましたが、最後はさじを投げていました。>放送当時
時代は「100年ぐらい昔」、「20世紀初頭」、「1900年代初頭」と曖昧。
1905年云々はドラマCDの設定だったと思いますが、ロシア革命というより
は、日露戦争の頃ですね。
日本の風景に路面電車が出て来ましたが、1895年に京都に出て来ているので、
間違いではありません(現在は廃線で、一部跡だけ残っています)。

岩波文庫でも出ている『ナジャ』が元ネタで、10年ほど前の企画では、幼女と青
年の愛がテーマであったそうです(19世紀的?)。
今は「ロリ」の概念や犯罪の認知度が高まって、逆に出し難かったか。

>100
「止めましょう」というのはぶっきらぼうな言い方ですが、私個人の思い出
話を続ける意味も無いので。失礼致しました。
105世界@名無史さん:05/03/15 17:35:37 0
>>104
そんなにまえから企画がねられてたのですね。
でも今放送でよかった気がします。
彩色や画風の種類はいまのほうが洗練されて綺麗だし。

ナージャは最後つめすぎたかんじがします。
せっかくラストまでは今までのアニメになく知性派サスペンスだったのに
もったいないこと。


106山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/15 17:52:16 0
いや、やはりセル画で非三文字の方が・・・最終回の作画は酷かった。
>知性派サスペンス
・・・ええ、その記憶の仕方は「子供向けアニメ」とはかなりずれている気が(w)。
実際そんなこんなで、子供受けは悪かったので一年で終了した様です。
世界史になっておりませんね。申し訳ない。
107Ryuju ◆RlujhF6VrA :05/03/15 18:17:52 0
>>103
>(でも16〜18世紀を中世というひとのなんと多いことか!)

これはある意味で仕方ないと思う。
ヨーロッパの中世→近世の変化って、素人にはちょっと分かりづらいから。
どっちも王様いて、貴族いて、貴族の領地があって、農民は小麦作って年貢に取られる感じ。
王と貴族の権力関係は違うが、それは勉強しないと分からないし。
目に見えて一番違うのは宗教と軍事だが、日本のファンタジー的中世観では
その辺があんまり描かれないから、近世も似たようなものだと思ってしまうんだろうね。

アニメ三銃士でも、戦争関係をもう少しきっちり書いてくれれば良かったんだけど。
無理矢理にでも三十年戦争出すとかさ。
108山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/15 19:11:30 0
憶えてらっしゃる方は少ないでしょうが、以前『キテレツ大百科』で、古代
エジプトを訪れる話がありました。
ブタゴリラが自分は「八百八大明神」という神だと宣言して「そんな神は知ら
ん」と言われていたものの、その内畏敬の念を持たれる様になっていました
が、古代エジプト史には出て来ませんね(仏教国になってしまうw)。
最後には、如意光で巨大化させたワニを操って異民族を撃退していましたが、
その異民族というのが、「見たことも無い動物(=馬)」を使う・・・つまり、ど
う見てもヒクソスだったので、「撃退していいのか」と思いましたよ。
109世界@名無史さん:05/03/15 19:11:36 0
>>107
余談だが、「エリザベート」というミュージカルで、ルドルフ皇太子役の人が
「ぜひエリザベートの生きた中世ヨーロッパの雰囲気を味わってほしい。」

ルドルフよ、君が演じている劇の舞台は19世紀なんだが…。
110世界@名無史さん:05/03/15 20:03:51 0
111世界@名無史さん:05/03/15 21:03:10 0
「マルコポーロの冒険」の再放送かリメイクやらんかなぁ
放送当時ガキだったけど、今なら歴史的背景とか楽しめるかも
112とてた ◆0Ot7ihccMU :05/03/15 22:52:01 0
「何語で話しているか」は歴史系アニメの触れてはいけない点でしょうねえ。

欧州内で留まっていた「明日のナージャ」よりも
「ハニーハニーの不思議な冒険」(だったかしら)の方が更に大変なような。
113世界@名無史さん:05/03/15 23:25:30 0
>「ロビンフッドの大冒険」・・・・リチャード1世時のイギリス

今朝から再放送始まってたのに見逃したあ!
明日こそ録画しよう。
114..1:05/03/15 23:36:37 0
>>山野さん
まあエジプトの人口が12人増えるぐらいですむんじゃないですかねえ。
>>100
ウーン残念。密かに藤子スレ化を狙っていたのに(スミマセン モウシマセン)

>>Ryujuさん
ラ・ロシェルの戦いさえ描かれなかったのに30年戦争は流石に・・・
ところでベル・イール攻防戦で出てきた、『フランス海軍最強の軍艦 ラ・ポモール』って元ネタはあるんでしょうか?

>>113
おお、「ロビンフッド」再放送ですか!
私は最終回しか録画してないんですよ。
失礼ながらどのチャンネルですか?
115113:05/03/15 23:48:06 0
>114

関西のサンテレビというローカル局で
阪神36ch、姫路56ch、城崎56ch

朝7:30からです。
116山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/15 23:56:21 0
>まあエジプトの人口が12人増える
ヴラド公が史実より早めに死んだ結果ですか(w
しかし、ヒクソスを出したアニメなど、絶後と言わないまでも空前と言える
でしょうね。歴史アニメという訳でも無かったのに。

歴史といえば、『世界はじめて物語』とかいうのがありましたが、真正面から
扱ったものだったので、あまり突っ込むところも無さそうです。
117世界@名無史さん:05/03/16 00:02:34 0
>>111
主題歌の「夜になおざわめくものよ」というのだけ聞いたことがある。
あの曲は好かったな。
118Ryuju ◆RlujhF6VrA :05/03/16 01:21:44 0
>>114
デュマの原作だとダルタニャンの生まれた年は1605年で、
作中で15歳とすると1620年だから、ラ・ロシェルを絡ませるにはちょっと問題がある。
一方、史実通りだと出生年自体、学者によって1610〜23年と幅があるらしく、
(多数派は1615年頃出生、という説だそうで)
15歳というのを優先させてラ・ロシェルに絡ませるとなると
幾分ご都合主義的に1612〜13年出生と設定することになるからね。
多分、この辺の深入りを避けたのが一因だろうと思う。
119世界@名無史さん:05/03/16 03:34:48 0
>>107-109
私は美術書よく見てたので
古代、中世、ルネサンス、バロック、ロココ、19世紀、20世紀
という認識でそれはだれもがそう思うことだと思っていたので
他の人には区別がつかないってことは知らなかった。

フランス革命を「中世」っていう友達がいて、私は怒ったんだけど
(比較的近代なのにすごい昔のことのようにされて嫌だった)
たしかにそういうひとは多いように思う。
ビデオや旅紹介番組がそういってることが誤解の原因かって思った。
120Ryuju ◆RlujhF6VrA :05/03/16 11:22:44 0
>>119
そういう人は多分「国ごとに権力を持った王様や皇帝がいる=中世」
って感覚なんだろうと思う。
それこそドラクエとかのファンタジーの感じで。スレイヤーズも近いかな?
ローマなんかは日本の弥生時代からあるし、領土が半端でなく広いから、
さすがに区別はつくだろうけど。
121世界@名無史さん:05/03/16 11:56:33 0
>>119-120
学会の外で、近世という歴史区分が欧州に適用されることが認められたのは、ここ十年か二十年の話でしょ。
和製ファンタジーの誕生時(ロードス島の初版は1988年か)には、世界史の教科書では、絶対王政は中世だったはず。
だから誤解じゃないのよ。
122カラジチ ◆mWYugocC.c :05/03/16 12:22:51 0
マルクス主義の発展段階論では、フランス革命で中世から近代に移行したんではなかったかと。
でもその一方で、近世のことを「初期近代」ともいうこの不思議。
123世界@名無史さん:05/03/16 13:53:49 0
Early Modernを近世と訳さず、初期近代と訳してどこが不思議なのか、と。
124..1:05/03/17 00:32:04 0
>>115
詳細な情報、有難うございます。
 デモミルコトガデキナイヨ・・・

「ロビンフッドの大冒険」はクライマックス以外はほとんど覚えていないんですよ。
何か突っ込みどころを発見されたら、教えて欲しいです。
125山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/17 11:43:20 0
あれの突っ込みどころといったら、
・ミステリーサークル ・パラグライダー ・巨大アリジゴク
・マリアンの超能力  ・道化師風の密偵 ・火炎竜とかいう兵器
・・・いや、史学でどうこう言える問題ではありませんね。
大きなガラス窓(一度どこかの館で出て来た様な)や、プレート鎧も出た気が。
ロビンの両親を殺したのが「流れ者の殺し屋」というのはどうなのか。

アニメ以外でもロビンフッドものは豊富で、とある映画に、
・望遠鏡の向こうの敵に斬りつけようとして、「驚いたな。ヨーロッパ人はこ
んなに遅れていたのか」とムスリムに呆れられるロビン
・ムスリム持参の火薬に動揺する悪役たち
が出て来ました。
126世界@名無史さん:05/03/17 15:10:37 0
>>121
じゃあ、1988年までの教科書には
ルネサンスと中世の区別がついてなかったのか。
世界史のテストにも「ルネサンス」って書かせる問題あるのに
昔はなかったのか。すごいトリビア
127世界@名無史さん:05/03/17 15:15:55 0
ルネサンスは中世期の文化運動〜
128世界@名無史さん:05/03/18 04:04:38 O
「風の中のジェニー」
…まだ出てませんよね?
アメリカ民謡の父フォスターの話
129世界@名無史さん:05/03/18 04:11:48 0
>>127
辞書ではゲルマン民族大移動から百年戦争までが中世ってのってるよ。
やっぱりルネサンスは中世のあとだよ。
130世界@名無史さん:05/03/18 05:19:34 0
>>129
イタリアはそうかもしれない。
でも、ルネサンスがドイツに波及したときも同じことがいえると思う?
中世と近世の違いは支配構造の変化もあるのだから、これは地域によって
全然違う。でも、ルネサンスという文化運動の支配構造の変化よりも遥かに
早く波及した。
131Ryuju ◆RlujhF6VrA :05/03/18 11:46:05 0
一応、昭和61年(1986年)発行の集英社世界史漫画の旧版八巻が
「ルネサンスと大航海時代 近世ヨーロッパ」という題名。
これ以前から「近世」という時代区分が、ある程度一般まで普及してないと
漫画にまで下りてこないと思うんだけども。

ちなみに上の本、最初がメディチ家とレオナルド・ダ・ヴィンチ。
一方、高校の世界史だと「ルネサンス文学」として扱われるダンテとかボッカチオ、
チョーサー辺りは14世紀。ミケランジェロやラファエロは16世紀だから、
おおよそ中世後期から近世初頭(要は近世への過渡期)と考えた方がいいように思う。

というか、ある年を境にして「中世」「近世」とすっぱり分けるのは、
特にヨーロッパみたいに複数の国がある地域では、いささか乱暴だと思う。
日本史でも最近では院政期から中世と考えられると
前に山野氏がちらっと言っていたが、院政期といったら一般には
まだ平安時代だし。
132世界@名無史さん:05/03/18 12:02:50 0
126=129って高校生?
133世界@名無史さん:05/03/18 17:58:27 0
>>130
ルネサンスはたしかにイタリアが一番でドイツはだいぶ後だったけど
ルネサンスがはじまった地域はもう中世ではないんじゃないかな。

13世紀のジョットーが描いた絵が一番最初のルネサンスだったかな。
中世はまだ写実的に絵を描いてはいけない教会のきまりがあった時期で
13世紀の絵はやはり写実的でないのはたくさんあるから、やはり中世。
でもイタリアではルネサンスは始まっていたと。

〜14世紀→中世・ゴシック(縦に長い城が特徴
〜16世紀→ルネサンス(エリザベス1世ころまで
〜17世紀→バロック(スペイン発祥、ルイ14世の時代まで
〜18世紀→ロココ(フランス発祥、フランス革命前後まで
〜19世紀→近代・ロマン派、印象派(市民階級主義

でしょ?
134世界@名無史さん:05/03/18 18:04:25 0
>>133
それはあくまで美術史的な区分でそ。
135世界@名無史さん:05/03/18 18:23:44 0
おおまかにしてルネサンス〜が近世?

政治的に中世と近世をわけるのはむずかしいから
やっぱり文化でわけるんじゃないの。
それに文化は政治の印象の反映といっていいから。
136世界@名無史さん:05/03/18 18:26:08 0
「マルコ・ポーロの冒険」
今、無性に見たい作品、再放送やってくれないかな〜。
137世界@名無史さん:05/03/18 18:28:18 0
>>134
音楽でわけてほしい?ワラ
音楽にバロックはあってロココはないが
モーツァルトの曲はロココ的だといわれてる。

それに近世は中世以降近代までのことだから、だいたい
ルネサンスからロココまでが近世ってことか。
138世界@名無史さん:05/03/18 18:31:22 0
世界名作劇場って19世紀のばっかりだったな。
たまに20世紀もあったが
18世紀のやつとかないのだろうか。
139山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/18 19:39:14 0
>>131
>院政期といったら一般には
後期王朝体制というやつで、それまで国衙の取り締まりの対象となっていた
荘園が国衙(公領)と対等のものとして意識される様になり、これらの相論や
寺社の強訴が増加。
対抗する実力を備えたものとして、武士による郡や郷の支配や、形式に囚わ
れず、かつ有能な体制としての「院政」が始る(摂関政治の限界を露呈)・・・
なんて、中学・高校までに説明していられませんからね。
そもそも、細かい点まで突っ込んで行くと異論噴出です。
ましてや、「ヨーロッパ」を一括りにするのは、端から見ても無理がある。
140山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/18 19:44:48 0
>138
「世界名作劇場」で検索するとおおよその情報が出て来ますが、無い様です。
昔読んだ「名作もの」も19世紀のものが大半でしたね。
「古きよき文豪の時代」というイメージでもあるのか。

似た様な傾向で『ニルスのふしぎな旅』というのがありましたが、ほとんど動
物絡み(たまに主人公が見世物にされる)だったので、あまり記憶が。
141世界@名無史さん:05/03/18 20:40:08 0
>>138
現代は「七つの海のティコ」
(*´Д`)ハァハァ
142世界@名無史さん:05/03/18 21:08:44 0
>>119
 こだいちゅうせいるねさんす、ばろっくろここ、じゅうくにじゅう。

素晴らしい! …歌うように憶えられる。誰かに聞かれたらこう答えたい。

>>118
 手元の資料(当時のアニメ誌)によると1610年10月17日とあります。
143とてた ◆0Ot7ihccMU :05/03/18 21:58:16 0
>>141
捕鯨問題はスルーしてましたが…。
144世界@名無史さん:05/03/19 00:47:08 0
>>143
近所のスーパー鯨肉売ってますが。
たぶん捕鯨禁止されてない種類だろうが、うちの地域すごいなあ。
145山犬@泥酔 ◆RDX1.dOCHY :05/03/19 01:46:44 0
今まで名前の挙がってないアニメだと、クロノクルセイド(1920年代アメリカ)とか、
鋼の錬金術師(第一次大戦中ロンドン・大戦後のミュンヘン)とか。まぁ、後者は多少無理
がありますか・・・。

あと、サウスパークとかでもたまに世界史ネタが。
「戦争反対の賛成なのだ」とか、あとネイティブがサウスパークの住人にSARSウィルスの
染込んだ毛布をプレゼントするネタとか・・・。サウスパーク好きはこの板にはいるのかな?

キテレツ大百科の世界史ネタといえば、D・W・グリフィスの「イントレランス」の撮影を手伝う
回が印象的ですね。トンガリは小学生の癖にすごい映画オタだなぁ、と。
146世界@名無史さん:05/03/19 01:56:13 0
さて、四月からは十九世紀末の英国の階級社会を真っ正面から取り上げる
エマが始まるわけだが。
147世界@名無史さん:05/03/19 02:19:09 0
>鋼の錬金術師

うちテレビ東京うつらないからみてなかったんだが
外国モノで時代モノだったとは!!
普通に日本が舞台の少年漫画だと思ってた。
148世界@名無史さん:05/03/19 02:20:20 0
>>145
ハガレンって一次大戦ぐらいだったの?!
てっきりナディアやラピュタとかと同じく19世紀後半だとばかり。
いや、ハガレンは仮想世界の話なんで、そこまで厳密に
比定せんでも構わんことは百も承知ではあるのですが。
149世界@名無史さん:05/03/19 02:25:06 0
>>147-148
基本的にはハガレンは異世界だよ。でも、WW1中のロンドンやWW1後の
ミュンヘンの話も出てくる。なぜそうなのかはネタばれになるからやめとく。
150148:05/03/19 02:28:10 0
>>147
山犬氏に先回りして回答しとくと、ハガレンは歴史物ではないぞ。
時代物(19世紀半ば〜20世紀初頭風)ではあるが、あくまで架空
世界が舞台。でも舞台の臭いは紅の豚とかに近いので、その実、
限りなく歴史物に近いファンタジー。「FF6あたり以降のスチーム
パンク風RPGの設定をいいとこどり」と評したのは岡田斗司夫。
151世界@名無史さん:05/03/19 03:07:25 0
ハガレンがハガレンジャーの略に見える。wもしくはバカレン
そうか鋼の錬金術師はハガレンと略すのか。
152山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/19 11:55:20 0
>サウスパーク
ここのずっと下の方に書かれている通り、やばい昭和天皇ネタがありましたね。
ttp://channel.slowtrain.org/movie/column-isan/
>鋼の錬金術師
原作者によれば、文明レベルは西部開拓時代との事。
しかし、自動車が登場する上、アニメではサイボーグまで出て来たにも拘らず
飛行機は発明していないという矛盾を生じてしまった。
第一次世界大戦ネタは、アニメで最終回の為に突然出て来ただけ。
153世界@名無史さん:05/03/20 12:01:29 0
どうでもいいことだがハガレン放送してたのはTBSだ

後番組の種死は死の商人が民族対立を煽って金儲けという
ある意味世界史風味な糞アニメ
154山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/20 12:31:59 0
>民族対立を
『鋼の錬金術師』にも、民族浄化ネタがありましたね。
肌の色が悪いといって皮膚だけ焼いて殺したり、夕方のアニメにしてはえぐい
ものでした。それとは別に、兵士たちに連行された(十月程)後、言葉を失なっ
た状態で赤ん坊を抱えた少女が出て来たり。
前番組にも十代の性交を暗示した場面がありましたが(汚れ役声優同じ)。
155世界@名無史さん:05/03/20 17:19:50 0
>>19
「ペリーヌ」BS2で再放送しそうだからこの機会に観てみようかな。

(24(木)
( 12:30-13:00 ☆ ペリーヌ物語(再)/NHK BS2【再放送開始】
156とてた ◆0Ot7ihccMU :05/03/20 21:50:58 0
世界名作劇場の「不思議な島のフローネ」はお医者さん一家が遭難する話でしたが、
原作の「家族ロビンソン」からはかなり改変されているそうです。

…あの島はどうみても絶海の孤島で熱帯にあるとしか思えないのに、
豪州移民船は欧州−豪州航路は熱帯圏を通らなかったはずだし、
フクロオオカミが群れをつくって(本来は数頭の家族だったらしい)大量に生息しているところが…。

タバコも「?」だったんですが、
アボリジニの歴史を調べた時に野生種のタバコがオーストラリアにあることを知りました…。
157155:2005/03/24(木) 18:04:36 0
「ペリーヌ」1話観てみた。
 いきなり始まるところはボスニアからかい。しかも「クワック」(これも
良く当時の歴史を踏まえた話が出てくる。共同制作とはいえ当時アパルトヘイトの
話をここまでドラスティックに戯画化した話は観たことなかったけど)と
同じで1話から父親死んでるし。
 ちなみにコンテはとみの善幸、レイアウトが森やすじ、でした。
158とてた ◆0Ot7ihccMU :2005/03/24(木) 23:09:57 0
>>157
延々インドからやってきた母子の話でしたっけ。
到着地はフランスだったかしら。
159世界@名無史さん:2005/03/25(金) 01:43:00 0
>>158
それはアンダーワールドでは?
アフガンからイギリスへの生きるための密航をする子供の話。
ってここはアニメスレか。映画すれと間違えた
160世界@名無史さん:2005/03/25(金) 01:52:49 0
>>157
ペリーヌいいよね。節約方法が魅力的だ。
しかもペリーヌはバイリンガル。
161155:2005/03/25(金) 01:57:27 0
>>158
うん、そっちであってる。原作はエクトロ・マロ「家なき娘」。
脚本は「カトリ」の脚本等の他、映画「寅さん」シリーズなどの脚本や
映画監督としても知られる宮崎晃。
162世界@名無史さん:2005/04/06(水) 20:13:34 0
記憶がおぼろげなのだが聖書の物語をアニメ化した作品があった(晩年の手塚治虫のやつではなかったと思う)。
イエスの処刑で釘打つシーンが痛々しくて手の平貫通は今でもトラウマ。
163155:2005/04/06(水) 21:11:39 0
>>162
「聖書物語」じゃないとすると、タツノコプロ制作の「聖書シリーズ」かな。
3作作られている。どれかではないかな。
「アニメ親子劇場」(1981.1016−1982.3.29)
「トンデラハウスの大冒険」(1982.4.5−1983.3.28)
「パソコントラベル探偵団」(1983.4.4−1983.9.26)
164世界@名無史さん:2005/04/09(土) 13:28:41 0
「ノートルダムの鐘」の物語、史実とのつながりはどれくらい?
165世界@名無史さん:2005/04/09(土) 13:30:30 0
母を訪ねて3千里っていつくらい?
166世界@名無史さん:2005/04/09(土) 13:47:39 0
『ロビンフッドの大冒険』再放送見てるんだけど
ヒヤフォード僧正(司教?)なる老人が
ヒロインと結婚しようとしてるんだが・・・。

カトリックの司教が大勢の貴族列席の下、公然と結婚式挙げようとしてた。
167世界@名無史さん:2005/04/09(土) 18:01:17 0
原作でもそのようにかかれてたはずだが、ロビンフッドは山賊ながら、
当時の腐れきった貴族や教会に抵抗するものとして描かれた話だから。
ちなみにもちろん、多少の違いはあろうが、やはりそういう事はあった
だろうね。日本もかつて寺社や坊さんがかなりの勢力と腐敗した時期は
あったので、それと似たようなもんかな。

あと、ロビンフッドと水滸伝って英国版水滸伝、あるいは中国版ロビンフッドとでも
いいますか、って感じだよね。関連性あるのかな。
168155:2005/04/09(土) 18:19:56 0
>>165
放映時期? 時代設定?
169世界@名無史さん:2005/04/13(水) 14:43:22 0
まだ出てないところで
『炎のアルペンローゼ』
知ってる人いるかな?
第2次大戦直前のスイスが舞台。
170世界@名無史さん:2005/04/13(水) 15:49:51 0
遅レスの上スレ違いだが、うちの近所でも売っているぞ。>>144
てか、調査捕鯨の肉であって「捕鯨禁止されていない種類」ではない。
あるいは入鹿、じゃない海豚の肉を鯨肉として売っていることもある。
171世界@名無史さん:2005/04/13(水) 16:17:32 0
いや確か、沿岸付近の捕鯨でツチクジラは現在でも一部で
捕られていると聞いたが。
172世界@名無史さん:2005/04/13(水) 21:01:33 0
アニメ版「エマ」第2話まで見たが当時のロンドンをパステル調で
描かれると違和感が…。
当時の服装や建物はもっと渋く、くすんだ感じのような。
その感じが大英帝国のかっこよさだと思っているもんで。
実写版シャーロック・ホームズはその感じが良く出ていた。

あと、道路に馬糞がない。当時のロンドンは馬糞だらけ。
173世界@名無史さん:2005/04/14(木) 17:28:12 0
そりゃそうだけど戀(恋)物語ってタイトルに入ってるから・・・
転がる果物が馬糞にまみれる描写が有ったら、喜ぶ奴より萎える奴が多いだろうよ。

濃すぎると商売として成り立たないから、多少のデフォルメは止むを得まいて
174世界@名無史さん:2005/04/14(木) 22:38:07 0
>>154
他にもハガレンにはホーエンハイム(パラケルスス)と
ダンテをモチーフにしたキャラが出てきた。
作中、ホーエンハイムは賢者の石の錬成に成功し
ダンテは七つの大罪の名を冠する人造人間を操っていた。
175とてた ◆0Ot7ihccMU :2005/04/16(土) 10:21:05 0
>>174
映画は第ニ次大戦前のドイツが舞台になりそうですね。
176山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/17(日) 13:26:58 0
名前は同じでしたが、パラケルススは本名が長過ぎる上、ダンテは女性だっ
たので、そこまでは考えませんでした。
この板向けの話題としては、なにより、トゥーレ協会が出て来た事ですね。
それと、まさか「ツェッぺリン」という単語を聞くとは。>空襲シーン
177世界@名無史さん:2005/04/17(日) 15:59:06 0
>>175
詳しく特定すると1923年のミュンヘンが舞台なので
劇中でミュンヘン一揆が起こるのは確実と言われている。
178世界@名無史さん:2005/04/23(土) 04:07:52 0
「らいむ色戦記譚」「らいむ色流奇譚」
一応、舞台は日露戦争。
たぶんこのスレで名前の上がったアニメの中で
最も時代考証が荒唐無稽な作品。
179とてた ◆0Ot7ihccMU :2005/04/23(土) 10:10:59 0
>>178
「はいからさんが通る」もいいかげんだったかと。
180世界@名無史さん:2005/04/23(土) 13:15:36 0
サクラ大戦も負けてないような。
もっともあれは、日本の大正ロマン風の別の世界の話と
思った方がよいのかもしれんが。
181アクィラ ◆0fUIPC892c :2005/04/23(土) 14:28:23 0
>>180
「太正」でしたっけw

連想で「帝都物語」もアニメ化されてたような...
見てないのに挙げるのは、保守のためw
182山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/23(土) 14:50:50 0
上がろうが下がろうが、保守は成立した筈では。
サクラ大戦は、大正末年に始ったラジオ放送が早々と実用化されていた筈。
アニメ化された『エマ』の原作には20年早い複葉機の模型が出ていました
が、変更が加えられるのでしょうか。
時代考証が一番無視されるのは、やはり髪型でしょうね。
もっとも、これは原作からのものですが。
183山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/23(土) 14:54:36 0
それと、横山光輝先生の場合、殷代だろうが漢代だろうが明代だろうが、
中国の風俗が皆同じでしたね。日本もそう変化なし。
藤子F先生の描く「昔の日本」も、室町〜江戸まで区別なし。
184おぎまる ◆JJi5gOTcvk :2005/04/23(土) 16:49:37 0
>それと、横山光輝先生の場合、殷代だろうが漢代だろうが明代だろうが、
中国の風俗が皆同じでしたね。

あれは横山先生が元ネタを忠実に描いているためでして。
元代の「武王伐紂平話」「全相三国志平話」や明本「三国演義」、
葛飾戴斗「絵本通俗三国志」といった本における支那風俗はみな
同じように書かれており時代考証も何もないんです。そういった
本を元ネタにしているんで、ああなる。そういう点では変に現代化されたり
妙な史家の珍説に拠るよりはまともだといえます。
185山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/23(土) 17:37:26 0
>>184
そこまでお考えになったのかというと・・・?
寧ろ、あの世代(作者ではなく、読み手の方)の漫画はああした感じだった
のではないかと思います。考証云々が言える様になったのは、それだけ漫
画というものが氾濫して、拘る余裕が出来たという事でしょう。
アニメにせよ、漫画にせよ、今の人が見たら「なんじゃこの展開は」といっ
てしまいそうな破天荒な、悪く言えばトンデモな展開がぞろぞろ。
娯楽として役立つ事が第一で、「パチンコ屋の隣」でしたからね。
そう考えていながら、敢えて挙げる私も意地が悪い。

中世ヨーロッパが舞台なのに、描写が相応のものではないと、シェイクスピ
アをこきおろしていたトルストイでもあるまいし。
>時代考証も何もないんです
曲亭馬琴の様な例外はさておき、それは近代まではどの国も同じかと。
186山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/24(日) 07:41:12 0
>あれは横山先生が元ネタを忠実に描いているためでして。
(もしかして)武器や脚本の事ではありませんよ。
衣食住の設定画レベルの問題でした。いらぬ話題で引っ張ってしまった。
187山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/26(火) 20:48:06 0
『ポワロとマープル』の実況スレを見ていたら、飛行機が出て来たのに対し、
「これまで江戸時代の話かと思っていた」
というレスがついていました。色々な意味で脱力しましたよ・・・orz。
188世界@名無史さん:2005/04/26(火) 22:46:02 0
自動車や各種蒸気機関、通信設備から言って、流石に江戸時代はないだろう、と
思う。19世紀末−20世紀初頭ならまだしも、江戸期にあんなモノがあった
と思える人無知な人がいるのが驚きを超えて悲しいぐらい。
189とてた ◆0Ot7ihccMU :2005/04/26(火) 22:49:30 0
>>187
日本と他国の時代対比なんて習いませんからねえ。
西暦は暗記だけだから応用が利かないでしょうし。
190山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/04/27(水) 00:43:14 0
RPGでよく、「外観は15世紀、内装は19世紀」といった城が出て来たり、
民家でもやたら小奇麗だったりしますが、おそらくああした感覚で作ったり
遊んだりしてらっしゃるのでしょうね。
「悲しい」というのに同意です。
191世界@名無史さん:2005/05/12(木) 13:39:10 0
キャンディ・キャンディは一次大戦が時系列に含まれてたと思う。
アニメでそこまでやったかは覚えてないけど、原作ではキャンディの同僚が従軍看護婦
になったり、ステアが志願兵になって(ry
192世界@名無史さん:2005/05/13(金) 00:03:50 0
アニメでもちゃんと描写されてましたよ。
ただ、自分はずっと後になって原作読んだ口ですが、基本的な部分はいっしょ
だが、細かい部分で違いがあったような。
193世界@名無史さん:2005/05/15(日) 05:55:50 0
>>190
>内装は19世紀

でっかい窓ガラスとか室内の大鏡とかですな。
194山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/05/15(日) 06:04:51 0
>>191
>ステアが志願兵になって(ry
敵のエースに情けをかけた後、撃墜されていましたね。
ストーリー全体で必要に迫られていたのかという気がする。

>193
そうです。民家も含めた各家の壁紙も必須。
佐藤賢一先生の小説では、16世紀前半のパリの家に窓ガラスが出て来まし
たが、実際何時頃登場したのでしょうね。
その頃のロンドンで、贅沢税が課税されたとは聞きましたが。
195世界@名無史さん:2005/05/18(水) 15:52:20 O
「アルスラーン戦記」は入れていいのかな? 劇場版とOVAだけど。
でもあれって確か作者自ら、中世ペルシャによく似たパラレルワールドって言ってたっけなー。
196世界@名無史さん:2005/05/18(水) 17:10:18 0
>>195
田中スレに帰れ
197世界@名無史さん:2005/05/18(水) 17:33:34 O
>>196
すみません。とりあえずはアニメ化されたし可能な限り時代考証もされてる作品なので、可か不可か迷ってああいう書き方をしたんですが、気に障ったなら謝罪します。
帰ります。すみませんでした。
198世界@名無史さん:2005/05/24(火) 22:06:31 0
「マスターキートン」は?
199世界@名無史さん:2005/05/31(火) 08:17:39 0
「リトル・エルシドの冒険」
  レコンキスタ時代のスペインが舞台
200世界@名無史さん:2005/06/01(水) 00:32:36 0
こう見ると世界史もののアニメはほとんどが
欧米が舞台の作品ですな。
アジアが舞台のものはほとんどないんでは?
西遊記くらいか(笑)
201世界@名無史さん:2005/06/01(水) 00:47:32 0
ディズニーのムーラン
202世界@名無史さん:2005/06/01(水) 01:34:36 0
黒歴史に近いアニメ版三国志
203世界@名無史さん:2005/06/01(水) 01:35:25 0
西アジアもアジアなら、アラビアンナイトもの全般
204若狭 ◆yqXqaUpMzk :2005/06/01(水) 23:18:22 0
このスレで恥ずかしながら初めて「マルコ・ポーロの冒険」というアニメの存在を知りました。
で、小椋佳さんは好きなのでサントラ買いました。

きれいな曲が多くて満足だったんですけど、その中で
「蒼き狼」ってのがありまして、それが
 逃げ出すか 従うか 逆らえば死か チンギズカ〜ン♪
 たぐいなき天才か 戦の神か チンギズカ〜ン♪

いやあ、笑った笑った。
チンギス・ハンのテーマソングなんて初めて聴きました。
あと「黄金のパイザ」とかもやはり別の意味で面白かったです。
 王の王を 治める王の そのまた上の王
  その王の使者のしるし 黄金のパイザ♪

いい買い物でしたw
205世界@名無史さん:2005/06/02(木) 00:00:57 0
ジン、ジン、ジンギスカーン♪
206世界@名無史さん:2005/06/02(木) 23:07:37 0
>200
「雲のように風のように」

中国っぽいだけだからアウトか?
207世界@名無史さん:2005/06/06(月) 01:23:04 0
>>200
オセアニアだと:
・不思議の島のフローネ(19世紀末?/メラネシア辺りの無人島か?)
・南の虹のルーシー(豪州・アデレードが舞台)

このくらいかな。
208世界@名無史さん:2005/06/06(月) 09:52:27 0
・単に昔の話っぽい
クオレ
アンデス少年 ペペロの冒険

・世界史バラエティ
マンガはじめて物語
ミームいろいろ夢の旅(前期のみ・後期は身近な科学物)

・世界史トンデモ系
科学冒険隊タンサー5
ムーの白鯨
209世界@名無史さん:2005/06/06(月) 10:21:11 0
クオレは同名原作小説のアニメだったかな。

これもハウス名作だっけ。
210世界@名無史さん:2005/06/06(月) 18:00:09 0
『ロビンフッドの大冒険』(サンテレビ朝7:30)
最近録画するだけで全然見てない・・・。

悪役のアルウィン男爵が王位簒奪をほのめかすシーンがあったけど
リチャード獅子心王の時代に貴族が王位簒奪なんて
できたもんだろうか?
211世界@名無史さん:2005/06/06(月) 23:46:00 0
国王が崩御した後、血縁等による継承権を主張して、他の継承権保有者を(戦争で打ち負かして)力ずくで納得させれば可能w
(ウィリアム・コンクエストみたいに。)
212世界@名無史さん:2005/06/07(火) 00:16:11 0
>>211

アルウィンの場合、前領主に取り入って跡継ぎになったって設定だから
血縁による継承権主張は無理だね。
王位に登りつめる為にせこせこと領民に重税かけて
資金集めしてそのつどロビンたちに打ち負かされてます。
213世界@名無史さん:2005/06/07(火) 14:11:03 0
「アニメ三銃士」は連続で始まる前に、一話完結のがありましたよね。
作画は同じだったけど、キャストが違ってた上、アラミスが完璧に
男だったヤツ(なんせ声が神谷氏w)
あれはなんだったんだろう…?
214世界@名無史さん:2005/06/07(火) 14:40:04 0
ハガレンのアレは、始めて見た時大いに驚きました。
「な、なんだってー!(AA略)まさかこう来るとは!!」
しかし映画版はあの時期が舞台なら、なんだかイヤなオチになりそうですね。
どうせなら2001年9/11以降のニューヨークに転生すれば……って話題がズレまくりですみません。

>自動車や各種蒸気機関、通信設備から言って、流石に江戸時代はないだろう、と思う。
そんなこといったら石川賢先生や菊地秀行先生の作品は……。
215若狭 ◆yqXqaUpMzk :2005/06/07(火) 22:52:58 0
>>213 アニメ三銃士。
パイロット「鉄仮面を追え」ですね。
本放送前の宣伝用ですかね。
アラミスは確かに完全な男ですが(恋人がいる軽い雰囲気)、声は本放送と同じ人です。
キャストが違うのはダルタニヤン。

下記のサイトはネタバレ注意。
ttp://www.cac-net.ne.jp/~louis/database/anime/animeiron.htm

ちなみにこれはフランス語ヴァージョンもあります。
216世界@名無史さん:2005/06/07(火) 23:06:27 0
ワンワン三銃士を知ってる奴は年寄り
217世界@名無史さん:2005/06/07(火) 23:12:30 0
アトス・ポルトス・アラミスさ〜♪
218世界@名無史さん:2005/06/08(水) 11:13:54 0
>>169
遅レスですが『炎のアルペンローゼ』好きでした。
元々、原作を読んでたんですが、
アニメでは色々設定変わってましたねー。ジュディが看護婦だったり、
髪切らなかったり(ショートが可愛くて好きだったのにw)
実在の人物も出てましたね。アンリ・ギザン将軍とか。
219世界@名無史さん:2005/06/08(水) 13:14:18 0
「燃えろアーサー(白馬の騎士)」は入れてくれないのかな…
220世界@名無史さん:2005/06/08(水) 18:19:01 0
>>215
本編のアラミスは、赤毛のアンみたいな声だったと思ったが・・・・
221若狭 ◆yqXqaUpMzk :2005/06/08(水) 21:44:45 0
>>220さん
確認しましたが、本編、パイロット版ともアラミスのキャストは山田栄子さんでしたよ。
ひょっとしてご覧になった一話ものは「鉄仮面を追え」ではないとか。
だとすると私には分かりません。

>ワンワン三銃士
観た記憶は無いのですが、絵本を持っていました。
222世界@名無史さん:2005/06/09(木) 12:08:40 0
日本史なら「アニメンタリー決断」なるものもあったなあ。
いやみたことはないんだけど。
223世界@名無史さん:2005/06/09(木) 13:36:14 0
「80日間世界一周」は出てましたっけ?(出てたらスマソ)
登場人物がみんな動物だったけど、チコ(ネズミ?)がリゴドンの鞄の中に
隠れてついて来るなんて演出はそうでなきゃ出来なかったな。
自分的には可愛かったので好きだった。



224世界@名無史さん:2005/06/09(木) 21:31:36 0
>>219 白馬の王子 と思われ

>>222 わりと最近、CSでやってましたよ。いやみてないけどw
225世界@名無史さん:2005/06/10(金) 01:13:52 0
ロビンフッドの大冒険、9日が最終回@サンテレビ再放送
毎日見てたのに、最終回だけ見逃した・・・orz
だれか、あらすじ知ってる人、頼む
226世界@名無史さん:2005/06/10(金) 01:50:18 0
>>222
「アニメンタリー決断」は太平洋戦争史だから十分世界史。アメリカやイギリスの内情や
インドネシア独立にも触れているし。
まだ、多数生きていた当事者の意見を参考にして作られている上に、
まだ、「反戦平和」とか「被害者の気持ち」だとか、いらんことを言い出す前の作品だから今見ても面白い。
ちなみに竜の子プロは、この作品でメカの描写が格段にうまくなり、後の名作「ガッチャマン」や
「キャシャーン」を生み出すことになる。
DVDやスカパーで放映されているので見てみるべし。
227世界@名無史さん:2005/06/15(水) 13:40:36 0
>>226
> まだ、「反戦平和」とか「被害者の気持ち」だとか、いらんことを言い出す前の作品だから

そうかなあ。
当時も反発する声が結構あったような記憶がうっすらと。
228世界@名無史さん:2005/06/16(木) 10:24:53 0
それでも主役のモチベーションが常に「民が平和に暮らせる世を作るため」な
最近の大河ドラマよりはマシだろ。
229世界@名無史さん:2005/06/16(木) 18:40:55 0
「ローマ人の物語」をNHKで3年ぐらいかけてやってくれ。
EDはエマ・シャプランな。
ツバサとかやるんなら何やってもいいじゃん。腐女子の塩婆も大満足。


受信料払ってやるよ。
230世界@名無史さん:2005/06/17(金) 01:15:52 0
セスタスNHKあたりがアニメ化せんかのう。
内容からしてまさにローマ時代の大河ドラマ。
231世界@名無史さん:2005/07/03(日) 13:44:47 0
ヒストリエもキボンです!
232世界@名無史さん:2005/07/31(日) 01:28:35 0
ローマなんかだと時代考証の難しさと
視聴者に期待できる知識のバランスとに作る側が困りそう。
十九世紀あたりだと考証もやりやすいんで良質なものができ、
かつての日本アニメーションの名作ものなんかヨーロッパに平気で輸出され
そのまま受け入れられてたぐらいなんだけどね。
233世界@名無史さん:2005/08/13(土) 17:06:45 0
モンタナが書き込まれてない件について
234世界@名無史さん:2005/08/13(土) 18:48:27 0
>>227
軍歌を「ナツメロ」として堂々と放送出来た時代だから。
そう言えば平成になった途端、軍歌をナツメロ番組で流さなくなったな。
美空ひばりばかりで最古が「りんごの唄」か。

ふしぎ(不思議)遊戯は層化繋がりで横山中国物とコンパチ?
SPTレイズナーは1990年代の米ソ冷戦を扱うパラレル世界史w
パトレイバーは1996年には巨大二足歩行ロボットが実用化されてるパラ(ry
235世界@名無史さん:2005/08/25(木) 07:22:43 0
はいからさんが通る
王家の紋章
236山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/08/25(木) 17:23:45 0
>>233
二回ほど出ている件について。>28あたりに
237世界@名無史さん:2005/09/06(火) 13:57:01 0
>>234
フルメタル・パニック!はソ連が崩壊していなくて尚かつ巨大二足歩行ロボットが実用化されている
パラレル世界史だな。
238世界@名無史さん:2005/09/07(水) 00:22:10 0
「スチームボーイ」。
ロンドン万博、開会式に登場したのはビクトリア女王か。
英国屈指の財団がアイリッシュの姓というのはアリかね?
239世界@名無史さん:2005/09/26(月) 01:15:16 0
女王陛下のプティアンジェ
…背景は19世紀ロンドン・ビクトリア朝時代。一応推理もの。
たぶん日本より外国での方が人気。
女王にもらったインドのペンダント(魔力有りぽい)がたぶんダイヤ。
240世界@名無史さん:2005/09/26(月) 01:48:59 0
このスレ見て思い出したよ、数少ない中国風アニメ
酒見賢一の後宮小説が原作の「雲のように風のように」

よくこの題材をアニメにしたもんだ。
DVD出てるから、もう一度見てみるかな

241世界@名無史さん:2005/09/26(月) 02:29:34 0
中国風アニメといえばコンドルヒーロー。原作は金庸。南宋が舞台の武侠もの。
日アニ製作。
242世界@名無史さん:2005/09/27(火) 03:05:12 0
「射雕英雄伝」のこと?
243世界@名無史さん:2005/09/27(火) 12:20:01 0
244世界@名無史さん:2005/09/30(金) 22:42:24 0
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/topics/newtopics.html#20050929
9/29 附属図書館にて特別展示会“時代を語る雑誌たち”〜雑誌メディアと戦時動員〜 を開催
東北大学附属図書館本館共催の特別展示会“時代を語る雑誌たち”〜雑誌メディアと戦時動員〜 を開催します。
戦時中に出版された幼児雑誌、少年少女雑誌、婦人雑誌、政府情報誌などを中心に展示します。
色彩豊かな表紙から時代の表情をご覧ください。

 ○期間: 平成17年10月 8日(土) 〜 10月24日(月) 10:00〜17:00
 ○場所: 東北大学附属図書館本館大視聴覚室(川内キャンパス) 入場無料

 ○詳細: 特別展示会 詳細http://www.tohoku.ac.jp/japanese/topics/2005exhibition.pdf
245世界@名無史さん:2005/09/30(金) 23:06:42 0
>>240
『後宮小説』の原作に忠実にリメイクして欲しいと思う今日この頃。
246山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/10/01(土) 17:58:49 0
エピローグは蛇足でしょう、やはり。>原作
247世界@名無史さん:2005/10/02(日) 21:21:52 0
>246
あんなに細かく書く必要はなかったかもね。
ヨーロッパに行って云々ってのは、面白かったけど

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読売新聞社、三井不動産販売共同主催、第1回日本ファンタジーノベル大賞受賞作
「後宮小説」(作:酒見賢一、新潮社刊)を原作に、三井不動産販売株式会社の創立20周年事業の
一環として制作・放映されたTVスペシャルアニメが、この「雲のように風のように」

原作者が創作の史料を元に作りあげた奇想天外な物語を「となりのトトロ」や
「魔女の宅急便」などのキャラクターデザインを手がけた近藤勝也をはじめとした
アニメ業界の著名スタッフが見事に映像化している。

1990年3月21日・日本テレビ系列で放送。
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バブルという時代でなければ、アニメ化は難しかったのかもね


248世界@名無史さん:2005/10/31(月) 23:08:38 0
age
249世界@名無史さん:2005/11/01(火) 09:33:57 0
>>247
名画とか買いあさるよりは、はるかに有意義な金の使い方だったな。
250世界@名無史さん:2005/11/02(水) 05:42:50 0
>>246 >>247
だが主人公が初潮を迎えるシーンは秀逸だった。
251とてた ◆0Ot7ihccMU :2005/11/02(水) 23:31:23 0
アメリカのオタクの人は凄いですねえ…。

法に抗っての進歩:アメリカにおける日本アニメの爆発的成長とファン流通、著作権
http://cruel.org/other/animeprogress.html
252世界@名無史さん
age