351 :
世界@名無史さん :2007/04/10(火) 23:24:29 0
しかし、デニス・サッチャー氏ってなんの功績で准男爵(バロネット)に叙任されたの? まさか、「鉄の女」宰相の旦那だったというだけで・・・
352 :
世界@名無史さん :2007/04/11(水) 18:33:49 0
どうもそうらしい。 首相引退後のサッチャーに爵位をやったら、議席が上院に移ってしまうので、 政治的影響力を保つため、あえて下院議員にとどまった。 本人に爵位をやれないので、旦那にワンランク下の准男爵をやったそうな。 まあ、サッチャー本人もいまは一代貴族として女男爵だけど。
353 :
世界@名無史さん :2007/04/11(水) 19:09:11 0
354 :
世界@名無史さん :2007/04/12(木) 01:35:48 0
>345 王号の後に続く称号も興味深いよ。ハプスブルク系の称号てんこ盛り。憲法上の正式称号は単にking/queen of Spainで長いのは伝統的称号?みたいだが。 Archduke of Austria, Duke of Burgundy, Duke of Brabant, Duke of Milan, Duke of Athens and Neopatria, Count of Habsburg, Count of Flanders, Count of Tyrol, Count of Roussillon, Count of Barcelona, Lord of Biscay, Lord of Molina,
Wkpdのエデッサ伯国の項見てたら >ボードワンはエデッサの統治者の座に着き、伯爵になったことを宣言した。 >(彼は兄の臣下として、ヴェルダン伯の称号をすでに持っていた。) って一節があったけど、これはヴェルダン伯の所領がエデッサまで拡大したんじゃなく ヴェルダン伯としての権限で自分で自分をエデッサ伯に封じたという意味になるのかな?
自称じゃないか? もっともその後にエデッサはイェルサレム王国の封土になるみたいだが。
357 :
世界@名無史さん :2007/04/17(火) 21:31:21 0
いわゆるキエフ大公ってその他の有象無象の公と違う独特の称号ってあったんですか?
ドイツに子爵がないのは、東フランクに副伯がなかった? 副伯はあったがあくまで職務であり爵位化しなかった?のどちらでしょうか?
A公爵の分家にB伯爵があったとして、A家が絶えたときにB家がA家の跡を継いだりす るけど、B家が絶えたらそのまま?A家がB伯のタイトルを併せ持ったりしないの?
時代とか地域とかにもよるし、場合によるってのが一番でかいとは思うけど。 女系含めてより強い継承権持ってるところがあれば本家でも負けるだろ。 あとは政治力その他次第。
B家の傍系とか女系とかの縁者はなくて最近親がA公爵家の場合のつもりだったんだけ ど、誤解を招くような表現だったかな? 例えばA公爵家の次男坊が王の小姓とかになって寵臣となりB伯爵になったんだけど、跡 を継いだ一人息子に子供が出来ずに後継者が居ないような場合、B家は断絶するのか、A 公爵家がB伯爵のタイトルを併せ持つんだろうか?財産はA家に行くんだろうけどね。 こんな場合日本の華族だと、A家に次男がいればそれが養子になったりするのが通常だけ ど、確か欧州では普通養子相続とかしないよね。
>>361 爵位を与えられた際に継承法も定められているはずだから、それによる。
大抵は受爵者の卑属に継承されるから、さかのぼってA公爵家に爵位が行くことはない。
勅許状を見れと
ああやっぱり普通本家には行かないのか。
>>362 どうもありがとう。
ハワード一門ってのべでどの程度の爵位を集積したんだろう?
>>362 フランス王の分家筋で断絶した家が王家に吸収される例があるよね。
これなんかは
>>359 の例じゃなかろうか。
まあでもこれもその時代の状況とか王家との関係によって起こったんだろうけど。
オルレアン家とかか。
368 :
世界@名無史さん :2007/04/29(日) 16:08:15 0
コンデ家は19世紀に断絶して、そのシャンティーの居城とコレクションの一切は ルイ・フィリップの息子が相続した。
370 :
世界@名無史さん :2007/07/10(火) 21:05:48 0
コンデ、コンティ、アンギャン、パンティエーブルなどのブルボン支族の称号は いまどうなってるの?
371 :
世界@名無史さん :2007/07/10(火) 22:34:43 0
アンジュー公はスペイン王家の分家が自称している。 ↓ フランス王ルイ20世 (アンジュー公、ブルボン公、トゥーレーヌ公ルイ・ド・ブルボン)
372 :
世界@名無史さん :2007/07/14(土) 08:10:41 0
コンデ家の嫡子の称号であるブルボン公も自称してるのか>ルイ20世
373 :
世界@名無史さん :2007/07/14(土) 16:22:48 0
フランスでは 第一身分の僧侶>>>第二身分の貴族 僧侶に爵位は無い
爵位持ちの僧侶はいるな。
僧侶って書くとどうしても仏教やヒンズー教のが思い浮かぶ
376 :
世界@名無史さん :2007/07/16(月) 13:50:17 0
もともと爵位のある貴族が出家したり、 貴族出身の聖職者が実家や親族の爵位を相続したり、 いろんなパターンがあるからな。
377 :
世界@名無史さん :2007/07/16(月) 15:32:08 0
17〜18世紀にザルツブルク大司教 ホーエネムス伯マルクス・ジッティクス 1612年-1619年 ロドロン伯パリス 1619年-1653年 トゥーン伯グイドバルト、枢機卿 1654年 - 1668年 マックス・ガンドルフ・フォン・キューンブルク、枢機卿 1668年-1687年 ヨハン・エルンスト・フォン・トゥーン 1687年 - 1709年 ハラッハ侯フランツ・アントン 1709年 - 1727年 フィルミアン男爵レオポルド・アントン・エロイテリウス 1727年 - 1744年 ヤコブ・エルンスト・フォン・リーヒテンシュタイン-カステルコルノ 1744年-1747年 ディートリヒシュタイン伯アンドレアス・ヤコブ 1747年-1753年 シュラッテンバッハ伯ジークムント3世 1753年 - 1771年 コロレド伯ヒエロニュムス 1803年のサルツブルク世俗化まで聖界諸侯、以後は単に大司教, 1772年-1812年 モーツアルトが1781年に決別する。サルツブルク最後の領主司教。
378 :
世界@名無史さん :2007/07/16(月) 15:35:32 0
フランスの貴族なら、有名なこの人 枢機卿およびリシュリュー公爵アルマン・ジャン・デュ・プレシ (Armand Jean du Plessis, cardinal et duc de Richelieu)
379 :
世界@名無史さん :2007/07/16(月) 22:55:29 0
346さま 本人のタイトルと 配偶者としてのタイトル(この場合は儀礼上ともいうべきかも)はどういう風に区別しますでしょうか。 呼びかけ、手紙での敬称、公式文書など(など=それ以外が思いつかないので)。 マールボロ公爵では、2代目だったか、女公爵も居たと思います。 侯爵夫人と、女侯爵とか(英国ではまれでも、ゼロではないと思われます。また外国人を表現するときもあります)
380 :
世界@名無史さん :2007/07/17(火) 17:49:49 0
381 :
Wikiみたんだが :2007/07/18(水) 20:07:41 0
@Prince of Wales HRH AWife of the Prince of Wales まではわかった。 また、現女王エリザベスが、その昔、 皇太子(皇太女?というのか、知らんが)のときは、Aを使うと思うけど。どう?
382 :
Wikiみたんだが(その2) :2007/07/18(水) 20:13:26 0
BPrincess RoyalCRoyal PeerDRoyal Peeress がよくわかんないので。 Bがあるなら、Prince Royalはいないのかと思う。 因みに、Bてのは、チャールズのお姉さんや妹ということか。 男兄弟はたまたま今いないから、Prince Royalは、Wikiに載っていないのかもしれないが。
383 :
Wikiみたんだが(その3) :2007/07/18(水) 20:16:33 0
Sovereign's son (unless a peer) Sovereign's daughter (unless a peeress) これで、unless a peer とか、unless a peeressとは何か、 「貴族でない」ことか、あるいは、何か爵をまだもらっていないという状況か(次男三男に爵位を与えることあるだろし)。
384 :
Wikiみたんだが(その4) :2007/07/18(水) 20:24:44 0
Royal Peer HRH The Duke of London Royal Peeress HRH The Duchess of London ロンドン公爵ってのは、例えで出てきたのか?初歩的質問失礼するけど。 (Unless なんとか がないので、ロンドン公爵位を持っている?) それと、皇太孫であるSovereign's son's son Prince of Wales's eldest son's eldest son(unless a peer) :HRH Prince John of London 皇太孫の配偶者(妃)である Sovereign's son's son's wife(unless a peeress) :HRH Princess John of London 皇太孫の姉妹たちである Sovereign's son's daughter(unless a peeress) :HRH Princess Mary of London そして、皇太孫の兄弟(つまり弟)は、??? という次第なんだが。
何が判って何が判らんのかわからん。
>>381 Prince of Wales は法定推定相続人である男子の称号。
またこの女性形であるPrincess of Walesは Prince of Wales の配偶者の称号。
エリザベス2世は法定推定相続人(皇太子)になってない。
即位前の称号は、はじめエリザベス王女、結婚後はエディンバラ公爵夫人。
>>382 Princess Royal は国王の長女に与えられる称号。
(ただし持てるのは一人だけなので、先王の長女が存命中は現王の長女に与えられることはない。)
Prince Royal がいないのは、そういう称号を過去の国王が作らなかったから。
Royal Peer は爵位を持っている王子、 Royal Peeress はその女性形。
>>383 「貴族でない」=「爵位を持ってない」だと思うんだが、何か違う?
>>384 Duke of London は例えだね。
チャーチルはロンドン公の爵位を与えられそうになって辞退してたし。
それからそこの例に出てくるジョン王子は皇太孫ではない。
皇太孫の兄弟も皇太孫と同様 Sovereign's son's son だから同様に HRH Prince 名 of 親の爵位の領地名 で称される。
あーそうだ。
本来の疑問だったはずの in her own right と in her husband's right の違いはよくわからんから答えられん。
>>380 だと区別されてるのが男爵夫人と女男爵だけだから、英語の語法では書き分けがないんじゃないかと思うけど。
389 :
世界@名無史さん :2007/09/01(土) 21:10:11 0
>386 いろいろありがとうございます。 >388 かなり変な人のホームページですな。 さて、公爵がDukeとのことですが、もともと戦前の日本の公爵はPrinceだったんでは。 なんで、新貴族制度では、Dukeにしたんだろ。 >All(ロシアに詳しい人) @クニャージって、「戦争と平和」出てくる、たとえばボルコンスキー公爵もかな。 Aこの人たちは、中世ロシアの各公国の君主の子孫なのかな。つまり、ルーリック朝の子孫?
>Prince となると王位継承権、皇位継承権などが伴って来るかと?
>>390 元々公爵は伯爵以下の爵位と違って王族・皇族の縁者に与えられる物だったから。
>389 > もともと戦前の日本の公爵はPrinceだったんでは。 本当はDukeでも不相応だと思うけどね。英国の爵位でPrinceを称するのはPrince of Walesだけだ というのに。
フランスだとprinceはありふれた爵位だけど。
フランスのprinceは爵位ではない場合が多い。 多くの場合王位継承権に対する称号であって、そういう人は爵位は他に持っている。 コンデとモナコはどちらもprinceだが意味合いは全く違う。
396 :
世界@名無史さん :2007/09/03(月) 22:35:47 0
>>389 > もともと戦前の日本の公爵はPrinceだったんでは
違います。戦前の日本では、おそらく現在でも、princeは「王」の訳語として
皇族、宮家の男子が使っていました。
皇族と人臣である華族の区別は重大です。清の貴族制度も、五爵を人臣
貴族用とし、その上に皇族の爵位を設け、英訳のprinceは皇族用ですね。
397 :
世界@名無史さん :2007/09/03(月) 23:30:53 0
近衛公爵や島津公爵の英訳はプリンス・コノエ、プリンス・シマヅで間違いない。
ヨーロッパ各国で統制の取れていないもののどれに当てはまるかなんて不毛違うか
399 :
世界@名無史さん :2007/09/04(火) 20:24:01 0
でも日本の公爵の英訳はプリンスなんだよな。
400 :
世界@名無史さん :
2007/09/08(土) 17:33:23 0 オリバーレス公伯爵