【パキスタン・バングラデシュの歴史】

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1世界@名無史さん
インド史についてのスレがあったのでその姉妹編として立てました。
インドからのパキスタンの分離独立、建国の父ジンナー、印パ戦争、
軍事クーデター、バングラデシュの独立、パキスタンとタリバンの
関係、中距離ミサイル「ガウリ」の発射実験などについて語りませう。
2世界@名無史さん:05/02/08 19:59:50 0
いろいろ欲張りすぎなすれぬしだが、インド・パキスタン分離独立の
背景や印パ戦争の結果、バングラデッシュが分離独立したり
またそのバングラデッシュのアワミ連盟が腐敗すると同時に
チッタゴン丘陵地帯で民俗浄化を行っていることなどを
時空系列事に進行汁。
3タリバン警備隊:05/02/08 20:01:51 0
という事で誰か進行汁
4世界@名無史さん:05/02/08 20:04:48 0
パキスたん、ハァハァ
5世界@名無史さん:05/02/08 20:37:10 0
先月はギルギット方面がえらい荒れてたねえ
6世界@名無史さん:05/02/08 20:53:27 0
第二次世界大戦中、インド国民会議派は戦争遂行に非協力的だったのに
対し、ムスリムの政党が政権を担当していたパンジャーブ、ベンガル、
シンドなどの州は、イギリスの戦争への協力を表明し、多くのムスリム
系インド人が連合国軍として各地で戦った。
このことはイギリスの政策に少なからぬ影響を与えることになる。
そして1940年3月、ラホールで開かれたムスリム連盟の大会でジンナー
総裁がインド・ムスリムの民族自決要求を決議。インドのヒンドゥーと
ムスリムはそれぞれ別の国民であるとし、国民会議派の主導するインド
独立とは別に、ムスリムの多住諸州での自治(独立)を要求した。
7世界@名無史さん:05/02/08 21:10:50 O
パキスタン、新春凧上げ大会で17人死亡、600人が怪我。

http://x51.org/x/05/02/0757.php
8世界@名無史さん:05/02/08 21:20:13 0
インドからパキスタンの分離独立に際しては、新しく引かれた国境線を
渡って、パキスタン側からはヒンドゥー教徒とシク教徒が、そしてインド側
からはムスリムが大量に移住した。その数は1000万にも及ぶといわれる。
その際、宗派間の暴動などにより100万人近い犠牲者が出たといわれるが、
家族や親戚、友人を「異教徒」に殺された恨みは今でも残っており、
それが印パ両国の和解を困難にする一因となっている。
9世界@名無史さん:05/02/08 21:35:34 0
建国について、そもそも初期条件がインドに比べパキスタンははるかに不利で
あった。第一に分割された領土のうち、インドは比較的先進地域を手に入れた。
デリーやボンベイなどの大都市はすべてインドに入り、パキスタンは封建制の
強く残る後進地域からなり、最大の都市カラチでさえ当時は田舎町にすぎなかった。
第二に、指導者の質と層の厚さの違いである。独立闘争を主導した国民会議派は
マハトマ・ガンディーのリーダーシップの下に1920年代にすでに党組織を改編し、
言語別に支部を再編して地域言語で教育を受けた者も取り込み組織基盤を強化した。
またイギリス統治時代に選挙を通して州政治を担当した経験も豊富であった。
一方エリート集団のムスリム連盟は経験も浅く、組織も未発達であった。
政治指導者に関しても、ネルー、パテルといった優秀な指導者を抱えた会議派に
対し、ムスリム連盟は「建国の父」ジンナーを1948年に失い、もう一人の指導者
リアカト・アリ・カーンも51年に暗殺された。しかもジンナーをはじめ、ムスリム
連盟の指導者たちはインド領となった北および西インドの出身であった。
言い換えるならば、パキスタンは「移民」たちの手によって建国されたのである。
地盤を持たない指導者たちは必然的に民主政治に対して消極的になり、軍と
官僚に頼る中央集権国家の建設を目指すようになる。独立時の初期条件は明らかに
インドに有利であった。
10世界@名無史さん:05/02/08 21:53:21 0
世界飛び地領土研究会「東パキスタン」
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/2917/india/eastpakistan.html
11世界@名無史さん:05/02/08 22:02:24 0
ttp://www.geocities.jp/shabjbangla/cht.html
◆チッタゴン丘陵地帯の歴史
昔、イギリスの統治下では、少数民族の居住地であるチッタゴン丘陵
地帯は、保護され、他からの入植を厳しく制限されていました。
しかし、東パキスタン時代の、1947年、パキスタン政府はこの保護を
取り消してしまいました。同時に、平野からの入植を認めました。
それから50余年、バングラデシュ独立から30年経った現在も保護
取り消しの悪政は尾を引いています。
1960年、パキスタン政府の開発計画により、ランガマティ下流20KMに
大規模な水力発電ダムを建設しました。その際、多くの先住民が、
何の保障も受けることなく湖底に土地と、家を失い、丘陵地帯の人口の
実に25%以上の人々が、難民として避難し、多くが、インドやビルマ
へと逃れました。
12世界@名無史さん:05/02/08 22:03:17 0
1971年パキスタンとの内戦を経て、バングラデシュとして独立した年、
初代首相のシェイク・ムジプ・ラーマンは“この国の住人はすべて
ベンガル人であり、すべての国民がベンガル人になるように”と
公表しました。これは明らかに、この地域の先住少数民族の同化を
画策したものでした。
先住少数民族は、文化的にも、社会的にも、独自性を持ちながら、
それまで、新しい政府に対して忠実ででした。それにもかかわらず
出された政策でした。
シェイク・ムジプのこの声明は、にわかに自分たちの将来や存在に
不安を感じる先住少数民族のリーダーの反感を煽る結果になりました。彼らは武力闘争の意志を固め、1975年には、バングラデシュ政府に対して、解放を求めるゲリラ戦を始めました。地域的に、政治的な妨害策がとられ、住民は日を追って貧しくなりました。
1997年12月2日、バングラデシュ政府とゲリラの間で和平協定が締結
されましたが、丘陵地帯が抱える問題は今も変わらず続いています。
13世界@名無史さん:05/02/08 22:05:09 0
ttp://www.thirdculture.com/jpa/jcc/jyousetu/history2.htm
チッタゴン丘陵地帯の歴史2 東パキスタン時代
14世界@名無史さん:05/02/09 11:28:45 0

中パキスタンになったかもしれないハイデラバード藩王国

http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/2917/syometsu/hyderabad.html

海に面していなかったのが駄目なのかね。
15世界@名無史さん:05/02/09 22:38:12 0
パキスタンの歴史の約半分の時期が軍事政権下にある。
他方、インドは独立以来、1975〜77年の「非常事態」宣言下の時期を除いて
民主主義を維持してきている。
巨大で安定したインドと、基盤が弱く相対的に弱小なパキスタンという構図が
みえてくる。
一般にパキスタンは軍事政権時代の方が政治が安定し、経済が繁栄するといわれる。
アユーブ時代は経済成長率5.6%を記録し、世銀はパキスタンをアジアの経済
開発のモデル・ケースと評価した。ジアウル・ハック時代も6.5%の成長率を
記録し、海外からの送金や外国援助の増加もあって、パキスタン経済は繁栄
した。しかし、ジアの政策は、ジア亡き後に多大な禍根を残した。そのつけを
払わされたのが90年代である。
16世界@名無史さん:05/02/09 22:40:28 0
バングラデシュ・・・日本人の耳には実に暗く響く国名だな。

晩暗でしゅ・・
17世界@名無史さん:05/02/09 22:42:28 0
パキスタンはODAを受けている国を
害している国に、目先の金に目がくらみ
核技術を売った国です

こんな恩知らずの国は、干上がらせてしまう
べきであるのが道理です
18世界@名無史さん:05/02/09 22:50:24 0
1947年 パキスタン独立、第一次印パ戦争
1958年 パキスタンでクーデター発生。アユーブ・ハーンが政権の座に就く。
1965年 第二次印パ戦争
1969年 ヤーヒヤー・カーン政権
1970年 総選挙
1971年 第三次印パ戦争、バングラデシュ独立、ブットー政権
1977年 パキスタンでクーデター発生。ジア・ウル・ハックが政権の座に就く
1979年 ソ連軍がアフガニスタンへ侵攻、ブットー処刑
1988年 ジア大統領事故死
1988年 民主化、総選挙、ベナジール・ブットー政権
1990年 シャリーフ政権
1993年 第二次ブットー政権
1997年 第二次シャリーフ政権
1998年 核実験
1999年 軍事クーデター、ムシャラーフ政権



19タリバン警備隊:05/02/09 22:56:05 0
>>15
インディラ暗殺のきっかけとなったシク教徒の聖地golden templeへの
突入や南インドの諸州で暴動が起こると軍が鎮圧した例が多数ある。
あちらは映画が盛んな国だが、政治風刺も非常に強く、おどりや笑いを
とりながらさらっと軍が何人ころしたなんて話をだしてきてる。
ナガランドやこないだの津波で壊滅的な被害をうけたニコバル諸島の
少数民族も大概な歴史もっているしな。
欧米人からの感染で人口が激減したけど、独立後のインドの政策も
拍車かけてさらに激減し、今回の津波で民族の存亡までかかわってる。
正直もうだめだと思ったりもして。

またイスラム過激原理主義の跳梁がインドでは社会問題化しているが、
近年アッサムやシッキムでの仏教徒によるテロも発生している模様。
外国人立ち入り禁止区域も中国やロシア同様に損座するかの国の
実態は西側でも全容をつかんでおらぬ。
20世界@名無史さん:05/02/09 22:57:22 0
1989年のソ連軍のアフガニスタン撤退以降、パキスタンは政治・経済・
外交すべての面で困難に直面することになった。
ソ連軍の侵攻時代のアフガン問題と、その状況を利用したジアの政策の
後遺症が90年代に入って現れ始めたのである。しかもそれを阻止する
力がパキスタン社会にはなく、アメリカが冷戦終焉後この国を見限って
インドに接近していったことも事態の悪化に拍車をかけた。
21世界@名無史さん:05/02/09 23:03:07 0
1988年の民主化以降、パキスタンの政権はめまぐるしく交代している。
任期を全うした政権は存在しない。いずれも形式的には大統領による
政府の解任、議会の解散、そして暫定政権を経た選挙という形をとっている。
民主化後、99年10月に軍事クーデターが起きるまでの11年間に、総選挙
4回、8内閣(パキスタン人民党2回、ムスリム連盟2回、暫定政権4回)という
有様であった。解任劇の背後に軍の影響力があったことはいうまでもない。
しかし、解任された政権党が次の選挙でことごとく敗北していることから、
解任が必ずしも軍の一方的押し付けだけではなかったことがわかる。
まさに民主的に選ばれた政府の統治能力が問われたのである。
22世界@名無史さん:05/02/09 23:10:12 0
特に汚職問題は国民の政府に対する不信感を助長させた。ベナジール・
ブットーの夫ザルダーリは「ミスター・テンパーセント」と呼ばれるほど
腐敗しきっており、ベナジールは巨額の海外資産を持っているといわれる。
シャリーフが政権に就くとザルダーリは収賄容疑で逮捕され、投獄される。
そしてベナジール政権が復活すると釈放される、といったドラマが
繰り返された。経済活動が停滞する一方で地下経済が横行した。
(ベナジールは2001年5月の時点で5件の汚職疑惑がかけられているほか、
さらに9件の調査が進行中で、収賄の総額は15億ドルを超すといわれる。
なお、シャリーフが得た利益は1000億ドル単位になるとの推測もある。
ちなみに97年にベナジールが払った税金は679.41ドル、95年にシャリーフ
が払った税金は58.26ドルだという)
23世界@名無史さん:05/02/09 23:27:28 0
http://www.willamette.edu/news/03_04/gifs/25.jpg
http://home3.inet.tele.dk/c-4/photogallery/Benazir_Bhutto.jpg
http://www.dailytimes.com.pk/images/24_3_2003_benazir%20bhutto.jpg
ベナジール・ブット女史の写真。
この人をはじめてTVで見たとき、その美貌に驚いたものだが…
24世界@名無史さん:05/02/10 00:54:06 0
なんで印パ戦争で負けてばっかりなんだか
こないだのカルギル紛争でも恥かいちゃってからに
25世界@名無史さん:05/02/10 13:32:47 0
26世界@名無史さん:05/02/10 13:43:19 0
ttp://www1.ttcn.ne.jp/~trade-food.cars/ip_mb.htm
インド
地上戦力(人)
1,100,000
国防支出(億ドル)
142
国防支出/GDP
3.2%
パキスタン
地上戦力(人)
550,000
国防支出(億ドル)
35
国防支出/GDP
5.7%
資料: Jane's Sentinel
27世界@名無史さん:05/02/10 15:16:37 0
ttp://www.asahi.com/international/update/0209/001.html
記者2人が射殺される パキスタン

パキスタン北西部部族地域の中心都市ワナで7日夜、記者6人が乗った
ワゴン車が銃撃され、現地紙のパキスタン人記者2人が死亡、1人が
重傷を負った。同国軍と武力衝突を繰り返していた地元部族幹部と
政府側との和解式典が同市近郊であり、6人はその取材から帰る途中
だった。
ワナ周辺では、国際テロ組織アルカイダの外国兵をかくまっていた
地元部族に対し、軍が断続的に掃討作戦を続けており、双方合わせて
数百人の死者が出ている。 (02/09 06:55)
28世界@名無史さん:05/02/10 15:58:53 0
記事のコピペはもういいよ
何か自分の言葉で語れよ
29世界@名無史さん:05/02/10 19:23:51 0
>>24 パキスタンがインドに勝つのは無理だろうねえ。
パキスタンは砂漠以外には何も無いみたいだし。
昨今の原理主義の横行でアメリカはパキスタンにあんまし支援したく
ないみたいだし。あと中国位しか支援してくれるところ無いし。
30世界@名無史さん:05/02/10 19:41:27 0
そういやパキスタンの主産業っていったら何?
思い浮かばないが・・・
31世界@名無史さん:05/02/10 20:08:51 O
とりあえず、パキスタン製レザーは激安。分厚い牛革のライダースジャケットが1万円。
あと、アメリカ帰りの人から聞いた話では、アメリカではカラテやジュードーの稽古着も、パキスタン製品は数千円程度(日本製の1割から3割程度の価格)の超激安なんだとか。
32世界@名無史さん:05/02/10 22:19:13 0
>>30
一応、農業と綿工業。
あと、パキスタンとアフガニスタンの国境地帯では、武器を密造している
工場がイパーイあって、カラシニコフ1丁が1万円ほどで手に入る。
33世界@名無史さん:05/02/11 11:45:21 0
アフガニスタンからソ連軍が撤退し、冷戦が終結すると、アメリカはパキスタン
に対する大きな政策転換を行った。
1990年10月にはプレスラー修正案により、核疑惑のあるパキスタンへの武器供給
を停止。
パキスタンはアメリカからF-16戦闘機を60機購入する契約を結んでいたが、
供給はストップされた。

どこまでも気の毒な国パキスタン…
34世界@名無史さん:05/02/11 11:48:47 0
インダス文明と現代のパキスタンが結び付けられることってなぜかないよね。
文化の断絶ぶりなら他も同様だろうにね。
「古代文明発祥の地」というキャッチフレーズがなぜか縁遠い・・・
35世界@名無史さん:05/02/11 11:59:13 0
それでもパキ軍の装備はかなり進んでいて
カルギル紛争では、インド軍が奪回した陣地からは
インド軍には装備されていないナイトスコープなんかが
見つかってる。それでもパキは「あれは民兵が勝手にやった」
なんて見え見えのウソついてるからなあ。
36世界@名無史さん:05/02/11 16:52:21 0
>>34
インドを語るときは「悠久の」とかいう単語がくっつけられることが
多いのにね。
インダス文明の担い手はドラヴィダ人だったっけ?
37世界@名無史さん:05/02/11 16:57:05 0
パキスタン人自身が「インダス文明は自分たちの祖先」て
思ってないからな。我々の先祖はアラビア人、おぞましい宗教を
信じていた異教徒が先祖のはずない、ってこと。ヘタすりゃ
歴史から抹殺するために破壊しかねない。
38世界@名無史さん:05/02/11 18:40:06 0
そうか・・・
現代のエジプト人はピラミッド等の遺跡にどんな印象を持っているんだろう。
今の彼らには観光資源でしかないのかな。
39世界@名無史さん:05/02/11 19:34:31 0
イランもそうだけどイスラム前後で断絶がある国の自己認識は複雑だろうねえ
40世界@名無史さん:05/02/11 20:46:26 0
ジア軍事政権は自らの正当性を確保するため、また第二のバングラデシュ(分離
独立)を防止するための統合理念としてイスラームを利用した。
マドラサ(イスラーム神学校)は、1962年の時点では東西パキスタンあわせて
約700校、75年には868校だったのが、40年足らずの間に現在の(当時の西)パキスタン
だけで10倍以上に増え、全土で約一万校、約100万人の学生がここで勉強している。
「貧困がマドラサを養っている」といわれるように、無料の寄宿学校は貧しい
家庭の子供、孤児などの恵まれない子供が多く入学する。
41世界@名無史さん:05/02/11 22:43:50 0
>>38
エジプトには古代エジプト文明の継承者を自称するコプト教徒が15%くらいいるよ
42世界@名無史さん:05/02/11 23:19:17 0
パキスタンはガンダーラ美術を知るにはいい国なんだけどな。
43世界@名無史さん:05/02/11 23:40:15 0
なんつっても、領域が今のパキスタンとイコールになる国って
一度もなかったから、パキスタンの歴史ったって誰も
イメージ湧かない。比較的近いのはガズニ朝だけど200年も
続いたわりに印象薄いな。
44世界@名無史さん:05/02/12 08:55:57 0
イランの場合そもそもサーサーン朝の頃には、すでにハカーマニシュ朝は神話の彼方で、
パルティアは討伐した手前記録は断片的にとどめ、セレウコス朝に至っては完全に歴史から抹殺されてしまっていた。
(おかげでシャーナーメとか伝統的なイランの古代史観では、アレクサンドロス大王がハカーマニシュ朝の血統だということになっている)

ホラーサーンやマーワラーアンナフルのソグド人にしても自分たちの歴史を書こう、という気概は絶無に近かったためか、
ソグド語資料の断片ですら歴史関係のものはほとんど出土してないらしい。

だからイスラム時代以降の10世紀とか12世紀のイランやカイロ、バグダードの歴史家たちは
いざ自分たちのイスラム以前の歴史を書こうとするとその都度
シャーナーメとか旧約聖書とかギリシア語の歴史書から七転八倒して古代史を再構築してる。

ギザのピラミッドはそれこそイブン・バットゥータの時代から有名な観光スポットだったらしいが、
パキスタンの場合、インドの語源になったシンド地方はあるがラホールやペシャーワル以外
歴史的に重要そうな都市が思いつかない。
45世界@名無史さん:05/02/12 14:36:09 0
土地が悪すぎ

大都市もない
46世界@名無史さん:05/02/12 14:43:34 0
> 大都市もない

なんで?
ttp://www.ovta.or.jp/info/asia/pakistan/
主要都市
カラチ(926.9万)、ラホール(506.3万)、ファイサラバード(197.7万)、ラワルピンディ(140.6万)、ムルターン(118.2万)、ハイデラバード(115.1万)、グジュラーンワラ(112.5万)、ペシャワール(98.8万)、クエッタ(56.0万)、イスラマバード(52.5万)
47世界@名無史さん:05/02/12 15:33:33 0
ttp://www.worldtimes.co.jp/
パキスタンで豪雨によりダムが決壊、130人以上が死亡
【クエッタ (パキスタン) 11日 ロイター】 

バルチスタン州の当局者によると、パキスタン南西部にある同州
パスニ近郊で10日、同国では16年ぶりとなる豪雨によりShadikor
ダムが決壊、130人以上が死亡した。
ダムの決壊により被害を受けた住民約2万人の救援のために、数千人
規模の軍隊を救助活動に合流させた、という。
複数の当局者によると、ダム決壊直後に少なくとも60人が死亡、
パスニ近郊では多くの村落が押し流された。
州内の他の地域でも、豪雨により40人以上が死亡。
数百人が行方不明との情報もあるが、当局は行方不明者の推定数に
ついて、確かな情報はないとしている。
48世界@名無史さん:05/02/12 21:09:10 0
バングラデシュにあたる地域はかつて「黄金のベンガル」と呼ばれたものだが、
今では世界最貧国のひとつ。
いったい何が悪かったのか?
49世界@名無史さん:05/02/13 00:49:45 0
人口が多すぎ。
いくら東ベンガルが豊かな土地とはいえ、北海道より少し大きいくらいの国土に
1億3千万は多すぎ。産業も農業くらいしかないし。
それに加えて頻繁に起こるサイクロンと洪水もこの国の経済発展を妨げている。
50世界@名無史さん:05/02/13 01:46:07 0
>49
思い切って1億人ほど中国に食料として差し出せ。
51世界@名無史さん:05/02/13 01:46:35 0
バングラデシュのイスラーム社会ではコミュニティがほとんどないと
いわれている。
村に寄り合いというものが無い、とか。
52世界@名無史さん:05/02/13 01:48:45 0
バンド社会?w
53世界@名無史さん:05/02/13 11:41:11 0
とりあえず今回の大津波で意外にも犠牲者が少なかったのが幸いだったね。
54世界@名無史さん:05/02/13 17:00:52 0
ttp://www.thirdculture.com/jpa/jcc/jyousetu/ethnicity/bengali.htm

バングラデシュのイスラム教のもう一つの特徴としてよく言われていることは
強烈なエゴイズムである。バングラデシュのイスラム社会では安心した隣人
関係を築くことは難しく、自然的な要因もあって人々は喰うか喰われるかの
極めて緊張した関係の中で生きている。バングラデシュでは現在、NGOに
よって組織されるショミティ(コミュニティ)活動が各地で盛んであるが、
裏返せばこれは同国の伝統的なイスラム社会ではコミュニティがなかった
からだ、とも指摘されている。
55世界@名無史さん:05/02/13 17:03:46 0
すると治安も悪いのだろうか。
犯罪組織もある意味裏共同体か・・・
56世界@名無史さん:05/02/13 19:11:00 0
バングラデシュではヒンドゥー教徒が迫害されています。
ヒンドゥー教徒がどんどん国外へ流出していくので、建国当時全人口の29.7%
もいたヒンドゥー教徒の割合が、今では9.0%にまで減っています。
57世界@名無史さん:05/02/13 20:19:35 0
裁判での有罪率が30%くらいかな?

治安が悪いのは確かでしょう
58世界@名無史さん:05/02/13 20:23:06 0
一体だったのはたかだか25年間のパキ・バングラを
一緒に語るのはやっぱり無理だねえ
59世界@名無史さん:05/02/13 20:49:32 0
>>58
スレタイを「南アジア史総合スレ」にしたほうがよかったかな?

ところで、ベンガル人はインド北東地方にも大勢住んでいます。
トリプラ州では1980年に、先住のトリプラ人が(後から流入してきた)
ベンガル人に対して暴動を起こしています。
60世界@名無史さん:05/02/13 20:56:42 0
61世界@名無史さん:05/02/13 20:59:40 0
雲南省瑞麗を取材した番組で、ミャンマーからの「パキスタン人」
商人が取り上げられて「なんと、はるかパキスタンからも商人が
やって来ています」なんていう馬鹿馬鹿しい話をしてるが、
ありゃ在ミャンマーのベンガル人だろ。

バングラデシュが東パキスタンだった時代にミャンマーに
移住したんで、ベンガル人が「パキスタン人」という名の
少数民族になってしまったらしい。ちょっと笑える話。
62世界@名無史さん:05/02/13 21:56:41 0
南北に細長いパキスタンの地形には「戦略的縦深性」(strategic deoth)に
欠けるという国防上の難点がある。そのためパキスタンはアフガニスタンを
自国の勢力圏に取り込もうと試みることになった。それが、紆余曲折の後に
タリバンに対する全面的支援になっていった。

ところで、もしバングラデシュ(東パキスタン)が独立しなかったら、インドを
東西から挟撃するかたちになって、パキスタンの歴史も変わっていたのだろうか?
63世界@名無史さん:05/02/13 22:08:07 0
挟撃ったってインドは広すぎて無理無理
64世界@名無史さん:05/02/13 22:09:41 0
東パキスタンは三方から追いつめられて海に落とされて終わり
65世界@名無史さん:05/02/13 22:17:31 0
ttp://www.worldtimes.co.jp/
パキスタンが救援活動開始、豪雨と雪崩で260人以上が死亡
【クエッタ(パキスタン) 12日 ロイター】 

パキスタンが、同国南西部を襲った集中豪雨の被災者2万人の救援活動に
乗り出した。
パキスタン当局は、辺境地域にあたるバルチスカン州の救援活動を支援する
ために、数千人規模の部隊を派遣。
パキスタンでは洪水と雪崩により、全土で260人以上が死亡した。
地元政府の報道官によると、16年ぶりの豪雨による10日午後のダムの
決壊で、500人が依然として行方不明。
66世界@名無史さん:05/02/13 23:49:03 0
>>61
在ミャンマーのベンガル人でロヒンジャ族のことだろ。。
ミャンマー政府から圧迫されていて東ぱきすたんから移住つーのは
おかしい。
67世界@名無史さん:05/02/13 23:51:05 0
ミャンマー政府から圧迫されている民なのに
わざわざ商人なんて現実主義者が東パキスタンから
ミャンマーに移住なんておかしいl。
68世界@名無史さん:05/02/14 15:28:10 0
パシュトゥン人は、パキスタンとアフガニスタンにまたがって住んでいる。
彼らを両国に分断するデュアランド線(Durand)は、1893年にアフガニスタン
と英領インドとの間に引かれた国境線である。
1947年にパキスタンが独立すると、デュアランド線の東側の地域はパキスタン
領となり、同地域の住民は「パキスタン人」となった。

69世界@名無史さん:05/02/14 17:24:28 0
>>61
香港ではパキスタン人もバングラデシュ人も皆「印度人」と呼ばれてるけどね。
英領印度の時代に移住してきた人たちなんで。
70世界@名無史さん:05/02/14 19:44:50 0
パキスタンのパシュトゥン人は一般に「自分はパキスタン人だ」との強い意識を
持っているわけではない。アフガニスタン、パキスタン両国のパシュトゥン民族
は60前後の部族に分かれている。彼らのうち、特にパシュトゥン・ベルト
居住者は国境の両側で血縁・通婚関係にあるだけでなく、商取引などで相互
依存関係にある。すなわち、彼らにとって「国境」とは地図の上だけでのこと
である。
71世界@名無史さん:05/02/14 21:06:37 0
>>69
神戸に住んでいる印僑にもベンガル系の人たちがいるよ。
72世界@名無史さん:05/02/15 00:26:10 0
>>54
まるで中国みたいだな
73世界@名無史さん:05/02/15 15:48:44 0
インド北東地方は、アルナーチャル・プラデシュ、アッサム、マニプル、メガーラヤ、
ミゾラーム、ナガランド、トリプラの7州から成る。
言語は、チベット・ビルマ語族系がほとんどで、しかもそれらはさらに多数の
少数派言語に枝分かれしている。オストロ・アジア語族系の言語も話されている。
バングラデシュからの非合法移住者も多く、旧来の住民との軋轢のもととなって
いる。
74世界@名無史さん:05/02/15 15:52:48 0
かつて北東地方は、北部のチベット、東のビルマと交流を持ち、南は
ベンガル湾のチタゴン港に通じていた。しかし1947年のインド独立は
これらの経路を断ち切り、確定された国境は北東地方をインドの「僻地」
とした。
地図を見ればわかるように、インド北東地方はバングラデシュ、中国、
ブータン、ミャンマーに囲まれ、インド他地域とは西ベンガル州北部の
幅20kmのシリグリ回廊で結ばれているだけである。そのためインド
他地域との交流は困難である。
75世界@名無史さん:05/02/16 19:35:00 0
バングラデシュの仏教徒はマガダ国(シュンガ朝)の子孫?
76世界@名無史さん:05/02/16 23:05:22 0
誰かが「あの『地球の歩き方』さえもない国バングラデシュ」と
いっていたが…

実際、バングラデシュにはダッカやチッタゴンに多少遺跡があるだけで、隣国の
インドの足元にもおよばない。
ビーチは、チッタゴンの南のコックス・バザールにあるが、お世辞にも美しい
とはいえず、バングラデシュの新婚カップルが訪れる程度である。
またバングラデシュには、ひとたび地方に出ると、外国人観光客が泊まりたく
なるようなホテルはなく、レストラン、外貨を換金できる銀行もほとんどない。
これらが観光客が極端に少ない原因であり、結果である。
77世界@名無史さん:05/02/17 01:09:04 0
バングラデッシュってイスラム教国でありながら、
その歴史からインドと親しく、パキスタンと仲悪いよね。

人口密度の問題もあるし、インドと統合という話しはないのかな?
もっともインドの方が嫌がるような気もするが・・・
78世界@名無史さん:05/02/17 02:21:19 0
>>77
統合という話はないけれど、西ベンガル州からバングラデシュを通過して
インド北東地方に達する方法がインドとバングラデシュ政府の間で協議
されています。しかしインドが通貨便宜の供与を希望する背景には
北東地方の反政府武装勢力へのインド軍・治安軍のための物資輸送が
あるとされ、貨物の安全な通過の保障という困難な問題や、なによりも
バングラデシュの主権にかかわる問題を含むために、バングラデシュ
側で政治問題となっており、話し合いの進展ははかばかしくありません。
79世界@名無史さん:05/02/17 05:16:59 0
インド軍の介入のお蔭で独立できたんだけどね。
80世界@名無史さん:05/02/17 14:11:02 0
>>54
バングラデシュの社会にコミュニティがほとんど存在しないのはなぜなんだろうか?
日本や東南アジアと同じく、米作も盛んだから、「ムラ社会」が発達しても
よさそうに思うんだが…
81世界@名無史さん:05/02/17 15:04:39 0
インド領ベンガルにはバングラへの併合を求める動きはないの?
82世界@名無史さん:05/02/17 15:55:02 0
分離独立時に現バングラから逃げてきたヒンドゥー教徒
だらけなのに、そんな動きあるわけネーだろ。
83世界@名無史さん:05/02/17 16:07:52 0
ベンガル語を母語にするヒンドゥ教徒?
84世界@名無史さん:05/02/17 19:57:10 0
>>83
そうでつ。そのほかに、ベンガル語を話す仏教徒もいます。
ヒンドゥー教徒は土地を強制的に取り上げられるなどの迫害を受けたため、
どんどん国外に流出していきました。
それ以上にジュマ(チッタゴン丘陵地帯の先住民族)に対する人権侵害は
深刻です。
85世界@名無史さん:05/02/18 01:37:02 0
>>80
あるよヒンヅーイスラムのミックス的な村社会は。
むしろあの国は典型的な南アジア的村社会の上に成り立っている。
ただし、常に災害を織り込んで生きていかなきゃならないかなりしんどい
部分があるけどね。
86世界@名無史さん:05/02/18 02:25:10 0
ベンガル語は、なぜ、ナーガリー系の文字で書くんですかね?
パキスタンのウルドゥ語は、ヒンディー語をアラビア文字で
書いたものでしょ。だったら、ベンガル語も、アラビア文字で
書くべきだというか、そういうふうに思うのだが、なぜか、
ナーガリー系の文字。不思議だ。
87世界@名無史さん:05/02/18 02:58:04 0
長らくヒンドゥー・仏教文化圏だったからじゃないの?
それにベンガル人はヒンドゥーもムスリムも両方いるよ

ウルドゥ語圏はすぐ西が全部ミミズ文字だからそうなっちゃうでしょ
イスラム圏の飛び地ベンガルだとそこまでいかない
88世界@名無史さん:05/02/18 08:45:51 0
飛び地じゃないよ
西にアラカンが存在しており独立勢力だった時期もある。。
そもそも英からの独立時にベンガル人同士も流血の末に分離したし
インド側に200万人のヒンズー教徒が90年代以降に
逃げてくる以前はバングラデッシュどころかインド圏自体イスラムの
影響力が非常に強かった。
印パ分離、さらに独立戦争後、集団離国後だよ、いまのように
イスラム教徒のベンガル人で固まるようになったのは。
89世界@名無史さん:05/02/18 12:27:52 0
ムガリスタンが実現すれば、ベンガルはイスラム圏の飛び地じゃなくなります
http://www.dalitstan.org/mughalstan/azad/zindabad.html
90世界@名無史さん:05/02/18 14:48:08 0
>>86
厳密にはナーガリー文字ではないんだけれど、字が同系なのは、近隣の
言語と分化する前の古典期から持ち越してきたから。

むしろ、アラビア文字で書く方が、回教徒意識のために無理なことをして
いるんだがね。
91世界@名無史さん:05/02/18 19:27:27 0
植民地時代、イギリス人はベンガル人のことを「女々しい」「柔弱」と
みなしていた。
これに対し、スィク教徒、ジャート、グルカなどは「尚武の民」と呼ばれた。
92世界@名無史さん:05/02/18 19:36:02 0
っていうかシーク教徒やラージブートやグルカ兵相手には英軍も
苦戦している。

インディラ=ガンジーがゴールデン・テンプルに軍を突入後、
事件後しばらくして警備兵たちがインディラを機関銃で惨殺したが
彼らはシク教徒だった。

グルカは英軍との戦闘で名をあげ、いまでも傭兵がかの部族の
たつきの手段になっておるし、ラージブートはムガル帝国ですら
御しきれなかった。 
93世界@名無史さん:05/02/18 20:38:44 0
ベンガル人はイギリス支配下で、下級官吏や商社の事務員として多数
雇用されていた。

T・B・マコーレーいわく、
「ベンガル人の肉体的な組織は、弱々しくほとんど女性の域に達して
いる。彼(ベンガル人)はつねに蒸気風呂につかっている(ベンガルの
湿気の多い気候を意味する)。彼の職業は座りがちな性格であり、肢体
はデリケートで、動きは精気がない」
94世界@名無史さん:05/02/19 18:23:46 0
グルカといっても「グルカ兵」になっているのは
マガルとかタマンとかの貧しい山岳民族で、
グルカの中枢パルバティヤ・チェトリは傭兵に
なるほど貧しくない。

最近は経済難で、高カーストでも傭兵に応募する
若者が増えているらしいが。

どっちにしろ「グルカ兵」の構成が単一民族と
考えるのは間違い。
95世界@名無史さん:05/02/19 18:50:05 0
英国人からみた南インドの民族認識なんてそんなもんだろ。
つーかベンガル人を貶める傍ら他方をもちあげるのは典型的な
分断政策の一環だと思うが。
南アフリカなんかまさしくそうじゃん
96世界@名無史さん:05/02/19 19:05:49 0
米国モナー
97世界@名無史さん:05/02/19 20:57:59 0
インド亜大陸のムスリムには、「アシュラーフ」と総称される貴族的なムスリム
(アラブ・イラン・トルコ・アフガニスタンなど西方の出自であるといわれる)
と、「アトラーフ」と呼ばれる一般ムスリム(改宗前は様々な職能カーストに
属するヒンドゥー教徒であったといわれる)が存在する。
98世界@名無史さん:05/02/19 22:59:51 0
>97
イスラム教って信者は平等じゃねえのか?
99世界@名無史さん:05/02/20 00:00:08 0
ttp://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/shoho/sh48/kaki4.html
「アシュラーフ」と非アシュラーフ――「高貴な身分のイスラーム教徒」と,
そうではないイスラーム教徒――,両者の区別は民俗語彙における二分法から
も明らかである。「身分の高い民族(ウーンチー・コウム)」と「身分の低い
民族(ニーチー・コウム)」,「奉仕を受ける人(ジャジマーン)」と「奉仕
を提供する人(カミーン)」,「大土地所有者(ザミーンダール)」と「職人
(ダストカール)」,「先進階級」と後進階級など。
このように,インドのイスラーム教徒の社会は観念上,上下に大きく二分
されている。その境界を維持するための主要な装置として,両者間には招待・
訪問や共食といった社会的交流がないこと,厳格な婚姻規制によって姻戚関係
を結ぶことが回避されていることなどの社会慣行をあげることができる。
100世界@名無史さん:05/02/20 00:49:19 0
シーク教も信者内での身分制を禁じてはいるがやはり現存する様子。
普段は表立つことはないものの、結婚などでは取りざたされるそうな。
101世界@名無史さん:05/02/20 01:49:04 0
身分差別はクルアーンを否定するようなものだからアラーに対する反逆に等しい。
直ちに差別者にジハードを行うべき。
102世界@名無史さん:05/02/20 17:39:39 0
分離独立前にインド亜大陸に居住していたムスリムの大半は、ヒンドゥー、とくに
下位カーストからの改宗者であり、改宗後もヒンドゥー的慣習を色濃く残し、
また、ヒンドゥーがムスリムの祭りに参加したり、ムスリムの聖者を祭る廟に
参拝することやその逆の例もいたって普通のことであった。現在でもこうした
慣行が消滅したとはいえない。
103世界@名無史さん:05/02/20 17:43:14 0
>>102
印パ分離時の確執でヒンドゥーとムスリムの相互交流の芽は摘まれたと
思うのだが。
104世界@名無史さん:05/02/20 18:59:23 0
「ヒンドゥー」とは「インド」の意味だから、ヒンドゥー教はインド教という等しい。
宗教というよりインドの文化や習慣や制度や思想や知恵など全て網羅するもの。
元来は他教に改宗したからといって、捨て去れるものではないんだが。
105世界@名無史さん:05/02/20 20:20:23 0
ttp://www.ni-japan.com/topic341.htm
カシミールのテロリストキャンプ潜入記

キャンプの参加者のひとりであるムバッシルに、なぜここに来ることに
なったのか聞いてみた。彼は20代前半。パンジャブ州のムルタン近くの
町から来た。「僕はモチ(靴屋)だった。しかし、町のやつらは僕のこと
もその職業も嫌っていたんだ」モチとは、パキスタンの低いカーストの
ことで、パンジャブの封建的な社会の中ではひどい扱いを受けている。
中流階級の人間でさえ、彼らのことを屈辱的に扱うのだ。
ムバッシルは続ける。「キャンプでは近代的な通信手段を習うことが
でき、仲間からも尊敬される。ここでは孤独を感じたこともない。町では
毎日自分を恥じていたが、ここではまったく恥など感じない。ここに
来れば尊敬され、永遠の楽しい人生を得るチャンスまで与えられるんだ」
106世界@名無史さん:05/02/20 20:31:46 0
ttp://www.asahi.com/international/update/0220/003.html
パキスタン、豪雨・大雪で544人死亡 日本が緊急支援

大雪や豪雨による災害で500人以上の死者が出ているパキスタンに
対し、日本政府は20日、イスラマバード空港でテント150張り、
毛布3千枚など総額2100万円の緊急救援物資を引き渡した。
パキスタンでは、今月初めごろから各地で雨や雪が断続的に降り続き、
南西部バルチスタン州でダムが決壊したほか、北西辺境州では雪崩や
家屋倒壊などの被害が出ている。パキスタン内閣府の調べでは、18日
までの死者数は544人に上るという。
107世界@名無史さん:05/02/20 21:44:19 0
だから、何度も書くけど単純なニュースのコピペはやめろ。おまえはこの板の
出入り禁止だ。
108世界@名無史さん:05/02/20 22:10:19 0
>>104
あのーかつてカリマンタン島やマレー半島の一部や
現在のバリ島にヒンドゥーが伝播していった歴史は

考慮外なんでしょうか?
109世界@名無史さん:05/02/20 22:49:24 0
バングラデシュはゼネストがとにかく多い。
政治的デモンストレーションとして恒常的に行われるからだ。

現地ではHartal(ハルタル)と呼ばれる。
110世界@名無史さん:05/02/20 23:54:28 0
>>108
俺は「ヒンドゥー」とは「インド」という意味だと言っただけだが。
111世界@名無史さん:05/02/21 01:42:51 0
バングラデシュの国営企業は、毎年のように多額の赤字を垂れ流している。
そもそもバングラデシュの工業化の歴史を振り返ると、英領植民地から
パキスタンとして独立した直後には、カルカッタの後背地としての純農村
であり、工業化は主にパキスタン時代に進展したが、その過程で西パキスタン
資本による支配という構造ができあがった。したがって、1971年のパキスタン
からの独立に伴い、政府による西パキスタン系資本の接収=国有化が断行
されたのは自然の成り行きであった。また、ナショナリズムによって国有化
された製造業は、大きな経営非効率を抱えることになった。さらに国営企業に
おける強い労働組合の存在、またそれと結びついた政党利害が、問題の解決を
著しく困難なものにしてしまっている。
112世界@名無史さん:05/02/21 01:49:06 0
ばんぐらでっしゅには日本からODAが大量に投入されているが、
大半は政府高官の懐にはいってしまい、現地民のインフラ整備に
やくだっていません。
113世界@名無史さん:05/02/21 02:54:40 0
>>108
伝播していったヒンドゥー教って
今の韓国のキリスト教みたいなもんじゃないかな
土着の信仰・原始的な心性を糊塗するための上位概念

バンコクの街角によくある祠が典型
ガイドブックにはピー(精霊)と書いてあるが本当はブラーフマンだ
ただし純然たるブラーフマンかというと信仰形態から見て中味はピー
つまり実態はピーなんだがブラーフマンの形をしているわけ
114世界@名無史さん:05/02/21 03:02:19 0
ブラーヅマンって日本では馬頭観音にあたるんだっけ?
115世界@名無史さん:05/02/21 03:24:49 0
>>114
ボン天だよ。
116世界@名無史さん:05/02/21 14:27:30 0
バングラデシュでホルタル(ゼネスト)が始まると、公共交通機関のみならず、
自家用車を利用することもできなくなる。
自家用車で外に出ると、ホルタルを宣言した暴徒化した勢力によって、
車が破壊されたり燃やされたりするからである。
こうして全国規模で交通が麻痺してしまい、社会経済活動が停止を余儀なく
されるのである。さらに商店なども、ホルタルの最中に開店していると、
暴徒に襲撃されたりする。また、チッタゴン港の港湾労働者のストもしばしば
発生する。
117世界@名無史さん:05/02/25 01:02:23 0
カシミールの藩王国は、19世紀半ばにイギリスの援助でジャムの王族が
カシミールを併合してできた、ごく新しい王国である。
それ以前は、ムガール皇帝の避暑地として使われていたが、帝国の衰退と
ともに、18世紀半ばにはアフガニスタンから侵入したパシュトゥン系の勢力が
この地域を支配した。19世紀には、ランジット・シンがスィク王国を建設し、
カシミール渓谷にも勢力を伸ばした。ランジット・シンの支援を受けて、
カシミールの南のジャム地方で王として台頭した、ラージプートの末裔を
名乗るドグラー族のグラブ・シンが、1840年ごろ、チベットからラダック地域を
奪い、バルティスタンやプーンチにも支配を築いた。
118世界@名無史さん:05/02/25 17:17:55 0
だがスィク王国の隆盛は続かず、1846年にイギリスに敗退し、賠償金とカシミール
地域を奪われて、その3年後には併合された。グラブ・シンは、スィク王国の
滅亡でかえって漁夫の利を得て、イギリスの至上権を受け入れるかわりに、
ジャム・プーンチ・ラダック・バルティスタン各地の支配を改めて承認された。
さらに、イギリスが制圧したカシミール地方の買収を許され、その上に北西の
ギルジット地域の併合も認められた。つまり、ジャムの王グラブ・シンが、
大英帝国という勝ち馬に乗り換えて生き残り、イギリスは彼を使って保護国
としてのジャム=カシミール藩王国を樹立したのである。
119世界@名無史さん:05/03/02 17:32:39 0
昨日、「BS世界のドキュメンタリー 密着ルポ パキスタンの臓器売買」
という番組を見た。
パキスタンでは臓器売買が合法なので、臓器を先進国の人間に売って借金を
返したりする人がいるんだってさ。
(その後、体調が悪くなったりもするんだが)
120世界@名無史さん:05/03/02 17:33:46 0
ttp://www.arsvi.com/0p/ot-os.htm
「インド、アフリカ、ラテンアメリカ、東ヨーロッパなどでは臓器売買が許されて
いる。食事や家、借金の返済、さらには大学の授業料を得るため、人びとは臓器を
売るのである。現在、エジプトでは臓器が一万から一万五〇〇〇ドル、もしくは同
額の電気製品と引き換えに売られている。インドでは、生きた提供者からの腎臓は
一五〇〇ドル、角膜は四〇〇〇ドル、皮膚一切れ五〇ドルが相場である。インドや
パキスタンでは、腎臓病の患者で、近親に腎臓提供者がいない場合、新聞に最高四
三〇〇ドルの買い値で「求腎」広告を出すことが許されている。
 最近の調査によると、インドで臓器を売る人の大部分が低所得者であり、彼らに
とって臓器を売って得た額は一生涯にかせぐ額よりも大きくなるという。腎臓を売
って中規模の喫茶店を開いたある提供者は、「この額なら片方の眼か片腕だって売
ってもいいです」と語った。夫が職を失ったので腎臓を売ることにした二児の母親
は、「私に売れるものがそれしかなかったんです。いまでも自分の腎臓に感謝して
います。」と語った。インドでは臓器バザーが、よくもうかることで知られている。
ボンベイの臓器バザーは、「金持ちのアラブ人たちで混み合っており、彼らは腎臓
をいくらでもあっても買って、近くの入院費一日二〇〇ドルの医院か病院でそれを
移植してもらう」という。マドラスは、臓器を求めるシンガポール人やタイ人の好
む場所だという。」
121世界@名無史さん:05/03/02 23:05:20 0
いい話だ。
122世界@名無史さん:05/03/04 18:49:12 0
パキスタンの中距離ミサイル「ガウリ」は、ヒンドゥー王朝を倒しイスラム
王朝を開いた英雄の名前を冠したもの。
123世界@名無史さん:05/03/04 18:52:56 0
ttp://homepage3.nifty.com/~mariamma/ind-0206.htm
パキスタンの新しいミサイル名は「ガズナヴィ」。10世紀に中央アジア
に興って、南アジアにイスラムを伝える先駆けなったガズナ王朝の
スルタン、マフムード・ガズナヴィから取ったようです。インドの
「プリトヴィ」とパキスタンの「ガウリ」は共に核弾頭搭載用ミサイル
ですが、このネーミングはそれぞれ、12 世紀イスラムの進出に最後
まで抵抗したヒンドゥー王国チョウハーン朝のプリトヴィラージ王と、
それに対峙したゴール朝のムハンマド・ガウリ王から来ています。
ガズナ朝はゴール朝に滅ぼされた勢力で、本拠が今のアフガニスタンに
ありました。プリトヴィ=ガウリほどには印パに直結しない歴史を
引っ張り出して、イスラム保守勢力や大衆の受けを狙ったネーミング、
なのでしょうか。
124世界@名無史さん:05/03/11 17:19:34 0
バングラデシュに赴任する友人に、何か良い餞別の言葉ないですかね?
もちろん世界史板らしく歴史や名言など織り交ぜたのが良いです。
お願い教えて。ちなみに友人は医療関係です。
125世界@名無史さん:05/03/12 14:59:22 0
>>124
バングラデシュ国家の作詞者はかのノーベル文学賞受賞者の
詩聖・ラビンドラナート=タゴール。
http://www.hellobondoo.com/tagor.htm

「四大河が海に注ぐ豊穣の大地、『黄金のベンガル』よ・・・」と称えてますね。
 
126世界@名無史さん:05/03/12 19:19:18 0
>>125
ありがたきしあわせ。
詩からはとっても美しい情景が浮かぶんですが、
現在はそんなことないんでしょうねぇ…。
自分的には「マンゴ畑に、香りが満ち溢れます」に食欲そそられます。
マンゴを腹下すまで食ってみたい。ってマンゴは食い過ぎると本当に腹下すらしいですが。
127世界@名無史さん:05/03/13 07:14:09 0
>>126
うるし科ってこともあってか、アレルギー出やすいからねぇ。
128ラジャ・ライオン:05/03/14 07:37:57 0
パキスタンでは空手はポピュラーだよ。
129世界@名無史さん:05/03/19 23:15:37 0
【中東】イスラム圏の軍事情勢【中央アジア】
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1100356752/


このスレに常駐している人が両方のスレで書いているんだね。
130世界@名無史さん:05/03/20 05:19:09 0
>>124
ここで協力隊バングラOBの漏れが来ましたよ。
医療系の隊員は偉いよ、人が毎日氏んでくような配属先で働いてたし
医者以外はぞんざいな扱いされちゃう中で黙々と。
漏れ?田舎の職場でサーと呼ばれて大事にしてもらいました。
131世界@名無史さん:05/03/20 15:49:26 0
>>130
>医者以外はぞんざいな扱いされちゃう中で黙々と。

やっぱりバングラデシュ人は、階級意識みたいなのが強いの?
132世界@名無史さん:05/03/21 01:20:49 0
階級・・・まさかカーストが残存してるとか?
133世界@名無史さん:05/03/21 01:25:53 0
南アジア社会はカーストが根強いよ。
ヒンズーイスラム関係ない。
南アジア社会の病根の1つ
134世界@名無史さん:2005/03/21(月) 19:07:43 0
ttp://www.l.u-tokyo.ac.jp/ginnan/200012/razzak.htm
インドと同じようにバングラデシュにもカースト制度があります。けれども
インドとはちょっと違います。一般社会の人々はイスラム教徒で、カーストと
関係なく生活しています。社会の下層の一部の人たちにしかカーストは存在
しません。これらのカーストの人々は、もともとはインドから来た人で、
ヒンズー教徒たちです。
ここにバングラデシュのカーストを紹介します。例えばベハラ、グル、ズラ、
コルなどです。ベハラは輿を担ぐ仕事をしていました。輿は、中に人を乗せて
肩にかついで運ぶもので、特に結婚式などで使います。また、歩けない人も
乗ります。バングラデシュでは15年ぐらい前に輿を使うことをやめてしまい
ました。
グルは油を作る仕事をやっていました。彼らはからしとゴマから油を作って
いました。その油は市場に持って行って売っていました。そのからしとゴマ
から油を作った残リ物も動物の食べ物になるので、それも売っていました。
彼らはこの仕事で生活していました。彼らのこういう仕事は未だに残って
います。しかし、最近は機械で油を作っているから、彼らの仕事は減って
います。彼らは町だけではなく、地元でも仕事をやっています。
ズラは糸から反物を作っています。自分の作ったものは市場で売らないで、
店に供給していました。現在この仕事はほとんどなくなりました。機械で
作ったもののほうが彼らの作ったものより安くて、よく売れるからです。
今では生活のために、ほかの仕事につくようになりました。
135世界@名無史さん:2005/03/21(月) 19:08:50 0
最後はコルです。彼らはテントを作って住み、定住しません。いろいろ
な場所で生活します。仕事は籠などを作っています。彼らはほかの人
から竹を買って籠を作っています。冬と夏は生活が難しいです。冬は
外に住むことができないし、夏は雨と洪水で動けないからです。
このようにバングラデシュ独自のカーストが存在します。政府は彼らの
仕事を規定していませんが、社会的には決まっています。最近彼らの
仕事が減っていて、生活ができないので、ほかの仕事で働くことも
あります。彼らの中で土地を持っている人の数はとても少なく、貧しい
です。食べ物あるいはお金がなくなったら自分のグループからしか
借りることができません。ほかのグループの人は食べ物やお金があっても
助けることはできません。
バングラデシュでは、これらのカーストに属する人々を社会的、政治的
また経済的に受け入れていません。彼らは社会から正当な扱いを受けて
いません。社会の片すみで生きています。いろいろな施設や特権を利用
することもできません。カーストの人たちはさまざまな抑圧を受けて
います。
136130:2005/03/23(水) 13:12:52 0
>>131
すごい階級意識強いね。
小奇麗な格好しろだの安いタバコ吸うなから始まって
労働者やリキシャ夫と気安く口をきくな等々。
137世界@名無史さん:2005/03/23(水) 17:24:33 0
パキスタンで部族の中で公開レイプされた人、裁判やってんだね。
138世界@名無史さん:2005/03/24(木) 20:49:30 0
ttp://wee.kir.jp/pakistan/pks_people.html
<パキスタンのカースト・部族・集団>
アーフリーディー
(Afridi) パシュトゥーン族の部族。
ハタックと近縁。
アラーイーン
(Arain) モスリム・カースト。
ヒンズー教のアラーイーンも存在する。
アーワーン
(Awan) モスリム集団。
イーサーイー
(Isai) キリスト教集団。
カッサーブ
(Qassab) 職能カースト。
家畜の売買、屠殺、獣肉の販売などの業務。
カランダル
(Qalandar) 職能ジプシー。
動物を使った大道芸などの業務
139世界@名無史さん:2005/03/24(木) 20:49:59 0
クライシー
(Quraishi) メッカのクライシュ族が起源のモスリム集団。
モスリム・カーストのシャイフに属す。
サイヤド
(Sayyad)
(サイイド
(Sayyid)) 頂点のモスリム・カースト。
サンモー
(Sammo) シンディー族のカースト。
インドのラージプート起源。
ラーコー、ヘセトーなどの下分類カーストがある。
農業などの業務。
シーディー
(Shidi) 東アフリカから連れてこられた奴隷の子孫。ネグリト?
肉体労働、使用人などの業務。
シャイフ
(Shaikh) モスリムのカースト。
サイヤドに次ぐ高位。
メッカ、メディナの聖地を起源とする。
聖職者などの業務。
140世界@名無史さん:2005/03/24(木) 20:50:31 0
ジャット
(Jatt)
(ジャート
(Jat)) インドでは、ジャートと呼ばれる。
定住農業と、移動式遊牧業に分かれる。
スームロー
(Sumro) シンディー族のカースト。
インドのラージプート起源。
アジュラク(木版画染め)職人などの業務。/td>
ダルジー
(Darzi) 職能カースト。
洋服の仕立てなどの業務。
ハタック
(Khatak) パシュトゥーン族の部族。
アーフリーディーと近縁。
ブグティー
(Bugti) バローチ族の部族。
マッリー・バローチと隣接。
ボーホラー
(Bohra) モスリム商人。
アラビア文字によるグジャラート語を使用。
マッリー・バローチ
(Marri Baloch) バローチ族の部族。
ブグティーと隣接。
ミーラーシー
(Mirasi) 職能カースト。
吟唱詩人などの楽士の業務。
ムガール
(Mughal) モスリムのカースト。
サイヤド、シャイフに次ぐ高位。
ムガル朝を起源とする。
141世界@名無史さん:2005/03/24(木) 20:51:00 0
メーモン
(Memon) シンディー族の部族のようだが、別部族だと自認する。
自称、メーモニー
シンディー語の方言を話す。
モフマンド
(Mohmand) パシュトゥーン族の部族。
ユースフザイ
(Yusufzai) パシュトゥーン族の部族。
ラージプート
(Rajput) シンディー族の部族。
ラバーリー
(Rabari) 牧畜カースト。
牧畜、ギー(バター・オイル)、羊毛の販売などを業務。
ランガー
(Langa) 職能カースト。
民謡などの楽士の業務。
リンド
(Rind) バローチ族の部族。
ブグティーと隣接。
ローリー
(Lori) 職能ジプシー。
鍛冶、金属加工、呪術、占い、楽士などの業務。
ワジール
(Wazir) パシュトゥーン族の部族。
142世界@名無史さん:2005/03/29(火) 17:33:43 0
ttp://www.pat.hi-ho.ne.jp/nippagrp/tokushu02.htm
ロータス城

1540年〜1547年、
スール朝のシェール・シャー・スーリーが作った巨大な城砦。
今もほとんどが壊れずに残っている。
スーリー朝建築様式の代表的な建物でもあり、
当時は重要な西の防砦であった。
143世界@名無史さん:2005/03/29(火) 17:41:27 0
ttp://blhrri.org/kenkyu/bukai/jinken/kokusai_jinken/kokusai_jinken_0011.htm
バングラデシュに限らず、インド、ネパール、パキスタンにおいても、
名前からその人の階級や社会的・経済的・宗教的背景がわかる。つまり
名前から人権問題が始まると私は考えている。
チョードリーという苗字からは、地主の家系であることがわかる。
地主は昔よくないことをしたと考える私の妻は、子どもにはチョードリー
の名をつけなかった。
一方、最近ではそうではない家系の人でも、チョードリーを名乗って
いることがある。
144世界@名無史さん:2005/03/29(火) 18:44:25 0
インドのクリスチャンは名前を英国式にしてる香具師もいんね。
ジョージ・フェルナンデスもと国防相とか。
145世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/04(月) 12:37:17 0
パキスタンでは、マラソン大会で女性ランナーが男性と一緒に走ることに
抗議するイスラム原理主義グループのメンバーが警官隊と衝突。
146世界@名無史さん:2005/04/14(木) 19:22:12 0
バングラデシュのデルタ地帯ってのは、歴代王朝の支配はどの程度浸透していたのでしょうか。
島と密林の連続ゆえ、村々にはあまり影響が及ばなかったとも聞きましたが。
147世界@名無史さん:2005/04/14(木) 22:27:19 0
ベンガルでは、16〜17世紀にガンジス河口部の広大な低湿地森林地帯(シュンドルボン)
の各地で、ある程度の開発が進められた痕跡がある。
これは、強大なムガール帝国によって周辺に追いやられたベンガル地方勢力の
最後の盟主プロタバディットがその拠点をこの地域に置いたという政治的な
要員と深く関わっていた。しかし、プロタパディットが滅亡し、また、アラカン
地方からの海賊が猛威をふるう中で、シュンドルボンは再び厚い密林に帰した。
148世界@名無史さん:2005/04/20(水) 03:34:06 0
パキスタンにディズニーランドが建設予定との噂を聞きましたが、本当ですか?
149世界@名無史さん:2005/04/20(水) 22:49:30 0
ご、ご冗談でしょ?
150世界@名無史さん:2005/05/02(月) 16:45:20 0
何で?
151世界@名無史さん:2005/05/03(火) 13:42:55 0
インダス文明が栄えていた頃のガンジス川流域はどうしてたんだろうと思ってたら
バングラデシュ一帯のデルタ部は当時ほとんど海中だったんだね。盲点だった・・・
152世界@名無史さん:2005/05/05(木) 14:33:30 0
インドってほっといてもアト10億年ぐらいでプレートごとのみこまれちゃうんだろ?地下に。
ほっといてもパキスタン勝利じゃん?

ちなみに日本は「日本沈没」の影響で沈むと思ってる人が多いが実は
将来的にもっと隆起して高地になるそうな。
神州は不滅ですね。
153世界@名無史さん:2005/06/08(水) 01:39:13 0
そうだね蜀漢も10億年粘ったら
晋が水没するのを待てたのに
154世界@名無史さん:2005/06/12(日) 13:02:23 0
>>151
ゴータマの時代でさえ、ガンジス河口の位置は
もっとヒマラヤに近かったそうな。
155世界@名無史さん:2005/07/02(土) 21:43:44 0
先週NHKでシュンドルボンのハニーハンターの特集やってたね。
干満で奥地まで水没するマングローブ林と入り組んだ海岸線・・・
これじゃ住むには不向きだわな。自然の幸はそのかわり豊富だけどね。
156世界@名無史さん:2005/07/02(土) 21:49:43 0
ハニーハンターならネパール・ライ族の断崖絶壁の
蜂の巣取りの方が圧倒的におもしろいよ>明日ウルルンでやるらしい
157世界@名無史さん:2005/07/14(木) 22:32:22 0
>>156
見そびれたよ・・・
見た方、どなたか報告キボンです。
158世界@名無史さん:2005/07/14(木) 22:48:24 0
>>153
十億年も待たなくても50年で十分
159世界@名無史さん:2005/07/29(金) 10:34:49 0
新しい歴史教科書をつくる会の藤岡信勝がやってるサイト

バングラデシュの国旗が日の丸に似ているのは
日本を尊敬してるからだそうですが

http://www.jiyuu-shikan.org/goiken/00/08/gmain.html

マジっすか?
160世界@名無史さん:2005/07/29(金) 20:01:07 0
161世界@名無史さん:2005/07/29(金) 20:29:12 O
誰か訳してちょ。
俺も国旗がさいきん気になってた。しかもパラオみたいに若干ずれてない?
162世界@名無史さん:2005/07/29(金) 21:09:33 0
どうやらパキスタンの国旗月と星に対抗するために
バングラデシュは太陽を採用したようですね。
まあ1971年当時の政治情勢
東側 バングラデシュ=インド=ソ連
西側 パキスタン=アメリカ=日本
からみて
「日本を尊敬しているから日の丸のデザインを拝借した」と言う
新しい歴史教科書をつくる会の主張は妄想でしょうな。
163世界@名無史さん:2005/07/29(金) 22:16:15 0
どうせならパラオを例に出せばよかったのにね。
つくる会の馬鹿どもにはそういう知識がないのはわかりきっているけど
164世界@名無史さん:2005/08/06(土) 00:06:31 0
丁領グリーンランドとかねw
165世界@名無史さん:2005/08/06(土) 14:15:25 0
しかし東南部のチッタゴン丘陵地帯は、どういういきさつでバングラデシュ領になったのだろう?
イスラム教徒以外のほうが多く住むし、人種・文化的にもナガランドやマニプールに近かったはず。
166世界@名無史さん:2005/08/06(土) 21:13:04 0
>162
明確なソースを出せなくて悪いのだが
独立資金に日本のODAが使われたから
今の国旗になった、てな国旗の本を読んだことがある。

日本軍進駐時代の人脈も残っていたことだし
この国旗を制定した複数の要因の一つとして
十分考えられるよ。

だからといって日本人がそれを主張しても痛いだけだが。
167世界@名無史さん:2005/08/06(土) 22:58:46 0
バングラデシュの「最高峰」は高さ何メートルくらい?
山じゃなくて人口の建造物が最高峰?

高潮ではゴロゴロと人が死ぬなあ。
168世界@名無史さん:2005/08/06(土) 23:10:15 0
>>167
南端部のチッタゴン丘陵一帯は数百メートルはあると思われ。
ガンジスデルタ部は語るまでもないが。
169世界@名無史さん:2005/08/06(土) 23:22:03 0
日本で最高峰の県は山梨か静岡のどちらか、ということになる。
一番低い県は以外にも千葉県。400mくらいの丘陵しかない。
170世界@名無史さん:2005/08/08(月) 01:49:28 0
>>160 かいつまんで言うと、もともとはあの「赤丸」の部分にバングラデシュの地図があった。
けど、バングラデシュ解放戦争(1971年)ののち、独立時には地図が省かれた。
その結果、日本の国旗とそっくりになった(The current flag resembles the flag of Japan)。
とあり、あえて日本の国旗をまねたんじゃなくて、制定過程上、たまたま日本の国旗そっくりになったとのこと。
ちなみに、赤丸の比率も日本の国旗(Flag ratio: 2:3)とは異なるようです。バングラデシュ国旗の方が少し小さい(Flag Ratio: 3:5)

まぁ、日本の国旗デザインがシンプルなわけで、世界中に200近くも国家があれば、そっくりなデザインの国旗も出てきて不思議じゃない。
たとえばトリコロール(三色旗)はフランスが元祖だけど、世界中で同じようなデザインの国旗がある。イタリアとか。
じゃあ、そういう国はみんなフランスに恩義を感じて国旗をトリコロールにしたのかっていうと、そうでもない(笑)

シンプルなデザインの国旗は真似られやすい。単にそれだけでしょう。

ちなみに、「日の丸」が世界一デザイン的に優れてると信じてるのは日本人だけで、
トルコ人は「月と星」のデザインの自国国旗が世界一優れてると信じてます(「トルコで私も考えた 4巻」高橋 由佳利著(集英社刊)より)
171世界@名無史さん:2005/08/09(火) 02:18:24 0
日の丸や三色旗ってシンプルすぎて面白く無い。
三色旗は紛らわしいし。
トルコとかイギリスがいい。
172世界@名無史さん:2005/08/09(火) 02:21:36 0
UKはイングランドとスコットランドとウェールズの旗を
合成したからあんな面倒くさくなった。
173世界@名無史さん:2005/08/09(火) 02:38:51 0
ウェールズじゃなくてアイルランドか
174世界@名無史さん:2005/08/28(日) 18:19:39 0
>>165
チャクマ人は仏教徒だっけか。顔も純然たるモンゴロイドの顔だし。
なんで回教国に組み込まれたのか不思議ではあるな。
175世界@名無史さん:2005/09/02(金) 22:51:33 0
ガンジス河口部は遠浅の干潟ばかりで良好に乏しい。
港を作るにはミャンマーに近いコックスバザールあたりが欲しかったのでは。
176世界@名無史さん:2005/09/02(金) 23:42:41 0
で、結局ベンガル大飢饉の原因は何なの?
・日本軍がビルマを占領したので食料の輸入が途絶えた
・ビルマ方面からの難民が押し寄せて食料不足になった
・食料は本当はあったが経済混乱で流通しなかった
どれよ?
177Waza fire:2005/09/29(木) 21:19:17 0
なんでバングラデシュって、社会主義国家でもないのに正式国名に「人民」が付いてるんだ?
178世界@名無史さん:2005/10/01(土) 20:40:36 0
インドの民話ではベンガルは魔術師の本場
179世界@名無史さん:2005/10/12(水) 17:06:29 0
ビンラディン容疑者死亡? 地震で、独紙が報道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051012-00000032-kyodo-int
 【ベルリン12日共同】11日付のドイツ大衆紙ビルトは、国際テロ組織アルカイダを率いるビンラディン容疑者がパキスタンの地震で死亡した可能性があると報じた。(共同通信)
180世界@名無史さん:2005/10/30(日) 13:24:06 0
>>171
倭人が太極旗の優秀さを認めたニダ
181世界@名無史さん:2005/11/15(火) 23:53:28 0
西は地震、東は洪水、かあ・・・
182世界@名無史さん:2005/12/03(土) 23:32:51 0
「バングラディッシュ」と書く人の多いこと。
皿かっての。
まあ標高低いゆえにすぐ沈むあたりはスープ皿を思わせるがw
183世界@名無史さん:2005/12/06(火) 06:29:24 0
>猪木まだ燃える!海外10万人興行
>まずは来春のバングラデシュでの10万人規模の興行をぶち上げた。
ttp://www.nikkansports.com/ns/battle/p-bt-tp0-051205-0003.html
184世界@名無史さん:2005/12/22(木) 19:57:47 0
ジンナーってヨーロッパナイズされたインテリって感じプンプンだよね。
そもそも服からしてスーツだし。ガンジーとは正反対な感じ。
185世界@名無史さん:2005/12/23(金) 23:30:10 0
そんな煽りにゃわしゃ動じんなあ。
186世界@名無史さん:2005/12/27(火) 05:59:58 0
>>171
陰陽と八卦の国旗がいちばんセンスあると思う。
187世界@名無史さん:2005/12/29(木) 12:06:02 0
五星紅旗の宗主国さまへ言いつけました。
188世界@名無史さん:2006/01/21(土) 17:58:01 0
月例保守にあがりました。
189世界@名無史さん:2006/02/11(土) 20:46:14 0
月例
190世界@名無史さん:2006/02/19(日) 14:14:29 0
>>184
ネクタイをしないのはムスリムとしてのささやかな一線のこだわりだそうな。
191世界@名無史さん:2006/03/03(金) 20:30:46 0
192世界@名無史さん:2006/03/03(金) 20:34:05 0
昨日NHK−BSのニュースで
バローチスタン解放戦線やってた。
スィンド、バローチスタンは政情不安なのは
知ってたけど具体的に取材報道を見たのは初めてだった。
193世界@名無史さん:2006/03/04(土) 01:13:53 0
ビザンツを継承したのはロシアかトルコかに似てるけど
ムガール帝国を継承してるのってインドじゃなくてパキスタンのような気もする。
194世界@名無史さん:2006/03/20(月) 21:52:44 0
ジンナーってウルドゥー語喋れたの?
195世界@名無史さん:2006/03/32(土) 23:47:26 0
ウルドゥー語の母語話者人口はパキスタン総人口の1割そこそこだと聞いたことが。
そういやインドのように英語が公用語になっていないのは、
やはり大多数が印欧語族系の言語なので隔たりが割合少ないおかげで必要ないと判断されたためだろうか。
196世界@名無史さん:2006/04/09(日) 14:50:43 0
>>151
シャカの時代にはバングラデシュの国土自体が
まだほとんど存在しなかったってことなのねw
197世界@名無史さん:2006/04/23(日) 13:20:03 0
>>194
カラチ生まれのムンバイ育ちで、親はグジャラート系。
何ともつかないな。
198世界@名無史さん:2006/05/13(土) 11:32:02 0
パキスタンに比べ、バングラデシュのほうは話題が乏しいね・・・
どちらも大河の河口に位置する、一億超えの大人口国なのに。

ガンジス文明でも見つかってほしいのだがw
199世界@名無史さん:2006/05/28(日) 12:40:36 0
「バングラディッシュ」と書く香具師の多いこと。
料理じゃねえってのw
200世界@名無史さん:2006/05/30(火) 12:02:18 0
>>184
ガンジーも南アで弁護士をしていた頃は西欧流の格好をしていたよ。
若い頃は大の服好きで、サヴィルローにあるキルガーの顧客だった。
201世界@名無史さん:2006/05/31(水) 04:45:55 0
ムガール帝国の正統ってインドより断然パキスタンだよな。
202世界@名無史さん:2006/06/18(日) 09:42:42 0
パキスタン男性ってどんな性格?
203世界@名無史さん:2006/06/22(木) 20:53:13 0
>>198
インダス流域と違って、古代のガンジス流域はジャングル地帯に近かったからな。
西方から伝播してきた都市文明が浸透するのに結構年月を要したみたいだな。
204世界@名無史さん:2006/07/04(火) 01:04:09 0
麦より稲が優勢な土地だし。
205世界@名無史さん:2006/07/17(月) 15:33:38 0
>>200
そのころはもすすごい欧米厨だったんだよね、バイオリン習ってたとか。
のちに悟りを開いてアジア主義に目覚めたんだっけか。
206名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/17(月) 18:34:29 0
>>205
アジア厨己
さっさと首吊って死ねよ。
207世界@名無史さん:2006/07/17(月) 18:44:40 0
>>205 は事実を言っているだけだと思うが、
>>206 は事実に目を伏せる修正主義者なのだろうか?
208世界@名無史さん:2006/07/18(火) 19:05:43 0
>>206は訳分からんけど>>205、悟りを開いちゃダメだろうw
209世界@名無史さん:2006/08/22(火) 19:49:56 0
age
210世界@名無史さん:2006/08/27(日) 20:59:18 0
http://www.afpbb.com/article/823023
レイプに関するイスラム刑法、改正の方向へ - パキスタン

「穏健なイスラーム国家」を目指すムシャラフさんには、ぜひとも頑張って
こういう前近代的な面を改革してもらいたい。
211世界@名無史さん:2006/08/31(木) 16:05:50 0
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060830AT2M3000630082006.html
下院、アジズ首相不信任動議を却下

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20060831/mng_____kok_____001.shtml
反政府暴動が拡大―バルチスタン州で武装組織指導者殺害を機に
212世界@名無史さん:2006/09/07(木) 16:12:00 0
http://www.sankei.co.jp/./news/060906/kok018.htm
パキスタン大統領がアフガンを訪問 対テロ協力を再確
213世界@名無史さん:2006/10/08(日) 18:47:21 0
しかし明るいニュースのない地域だねえ、東西そろって両国とも。
214世界@名無史さん:2006/10/22(日) 12:15:05 0
>>213
ノーベル平和賞受賞者にバングラデシュのムハマド・ユヌス氏
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061016i104.htm?from=main1

無担保融資銀行の総裁。貧困救済に成果を上げてきた。
FIFAワールドカップ仏代表・ジダン選手も表敬訪問とな!
215世界@名無史さん:2006/10/22(日) 13:03:10 0
文学賞タゴールに続くベンガリー受賞
r'⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒ヽ ⊂゙⌒゙、∩
ヽ__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__ノ  ⊂(。A。)キタ━━━━━━━━!!!!!!


216世界@名無史さん:2006/11/09(木) 01:49:22 0
誰?
217世界@名無史さん:2006/11/15(水) 22:56:56 0
人口爆発とサイクロンくらいしか知名度がなかったバングラデシュ。
バングラといえばグラミン銀行、となるくらいに発展してくれればいいな。
218世界@名無史さん:2006/12/06(水) 02:03:10 0
ガンジスデルタは、歴代王朝でも実効支配が及ばなかった地域が多いらしいね。
特にシュンドルボンは天然の要害でもあるしw
219世界@名無史さん:2006/12/28(木) 02:09:58 0
パキスタンと合併すろよ
220世界@名無史さん:2007/02/18(日) 16:31:55 0
バングラデシュの国土は温暖化で減少している?
それとも、ガンジス川の堆積で増加してる?
221世界@名無史さん:2007/03/24(土) 11:26:36 0
パキスタンは親米国家
222世界@名無史さん:2007/03/27(火) 13:16:19 0
国民はそうでもないよ
223世界@名無史さん:2007/03/28(水) 09:59:41 0
セーナ朝のことをここで聞いてもいいかな?セーナ朝について詳しく書かれた
日本語の文献を探してるんですが、お奨めはありませんか?
224世界@名無史さん:2007/03/30(金) 21:29:32 0
パキって蔑称なの?
225世界@名無史さん:2007/04/02(月) 09:32:00 0
いいえ
226世界@名無史さん:2007/04/16(月) 09:35:34 0
パキスタンで10年以上前の借金の形として自分の娘を売った父親のせいで、
不本意な結婚を迫られている少女がいるそうです。

借金を返したのにそれでも寄越せとは、どんな慣習なんですかね…。

http://browsing.jugem.jp/?eid=570

http://www.excite.co.jp/News/odd/00081172629396.html
227世界@名無史さん:2007/05/06(日) 17:44:10 0
範馬
228世界@名無史さん:2007/05/07(月) 23:58:52 0
フンザ王ってどうなったの?
229世界@名無史さん:2007/05/08(火) 02:11:29 0
1974年に正式にパキスタン領になってミール位は
名目上の地位になった。その2年後1976年に
当時のミール・ムハンマド・ジャマール・カーン
は死去。息子のガザンファル・アリ・カーン2世が
即位(名目上)。

現ミールが亡くなったという話はまだ聞かないから
今も在位中なんでしょ。

王城だったバルティット城は、ミールは管理できなく
なって、1989年にアガ・カーン文化財団の援助を
受けて設立した独立管理財団に譲渡し、ミール一家は
下手カリマバードの屋敷に今も住んでいる。
230世界@名無史さん:2007/05/11(金) 00:46:12 0
カラコルムハイウェイは旅行に行く人は多いけど、その歴史を
知っている人は全くいない。フンザとナガルの王家が土着の王家ではなく
ギルギット王家の分家(15世紀以降)であることなども日本では
知られていない。

フンザの歴史もその15世紀以前については全然史料がなくて謎。
せいぜい碑文で6〜8世紀頃の王様の名前がわかるだけ。
意外なことにほとんどがサンスクリット名で、当時インド文化が
深く入り込んでいたことがわかる。ギルギット写本などからも
この辺にインド文化=特に仏教が浸透していたことがわかる。
231世界@名無史さん:2007/06/15(金) 18:15:53 0
パキスタン軍人10人不明=軍艦寄港中、観光から戻らず

 親善訪問中のパキスタン軍艦から、軍人10人が東京都内に観光に出たまま行方不明になっていることが
15日、分かった。警視庁月島署は、行方を捜すとともに、不法残留に当たるかどうか確認している。
 調べによると、行方が分からなくなったのは、パキスタン海軍の軍人。東京港に寄港後、バスで
秋葉原などに観光に出掛けたまま、13日午前までに8人が戻らず、15日にも別の2人が戻らなかった。
軍艦は15日朝、東京港を出港した。
 いずれも、上下白の軍服姿。軍事用のIDカードを持っており、武器などは所持してないという。 

最終更新:6月15日14時1分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070615-00000117-jij-soci
232世界@名無史さん:2007/06/19(火) 21:39:44 0
エフタルスレより引っ越し

> 234 :世界@名無史さん:2007/06/17(日) 21:46:57 0
> ブルシャスキー人は、バスク人やチェチェン人のようなイワユル原住民、
> それとも、パンノニアのマジャール人やアナトリアのトルコ人のように、
> イワユル外来者でしょうか。
> 月氏やエフタルにも関連があるのでしょうか。

> 236 名前:世界@名無史さん :2007/06/18(月) 03:26:22 0
> >>233
> ブルシャスキー人は、オセチア人や小月氏のように、遊牧民だったものが、
> 山岳地帯に追い込まれたものでしょうか。
> それとも、バスク人やチェチェン人のようなイワユル山岳民族なのでしょうか。
233世界@名無史さん:2007/06/19(火) 21:40:44 0
フンザ・ナガルのブルショ(ブルシャスキ語話者の民族)は、いつから
そこにいるのかわからない。ブルシャスキ語については近代になってからの
報告しかないから。

6〜16世紀、ギルギット〜フンザはボロルと呼ばれており、またチベットでは
ブルシャと呼ばれていた(8世紀以降)。

このブルシャがブルショやブルシャスキの語源であるのは明らかだから、
8世紀(あるいは6世紀まで逆上らせることも可能かも)にはすでに
ブルシャスキ語が話されていた(ブルショが住んでいた)、と仮説を
立てることはできる。でも結局言語資料がないので今のところは
仮説にとどまる。
234世界@名無史さん:2007/06/19(火) 21:42:08 0
ブルショがどこから来たのかも皆目分からない。地元の伝説からたぶん
北の方だろう、といわれているが、わかっているのはその程度。
「アレクサンドロス軍兵士の子孫」という伝説は根拠薄弱。

月氏と関係づける説は、誤認がもとになっていて成立していない。
そもそも月氏の言語なんて全然わかってないし。

エフタル/フーナと積極的に関係づける証拠も特に見つかっていない。
こちらも言語は不明だし。
235世界@名無史さん:2007/06/20(水) 06:19:46 0
>>234
今までどうも有り難う御座いました。
アレクサンドロス軍兵士の子孫・・・ペラゴニアのペラスガン?
236世界@名無史さん:2007/07/11(水) 01:37:10 0
地味だけどムシャラフって今世紀で一番優秀な独裁者になりそうな気がするよ
バランス感覚が凄い
237世界@名無史さん:2007/07/11(水) 01:48:39 0
まあ中国とアメリカとイスラム勢力の間で
のらりくらりとどっちつかずの政策で
金ふんだくってるからな。
でも、それもそろそろ限界かな。
238世界@名無史さん:2007/07/11(水) 18:29:17 0
ムシャラフってフランコやケマルと境遇が似ているからな

軍人出身でクーデターで政権掌握
開発独裁で経済成長
独裁者なのに国民の人気は高い
強国に挟まれながらも巧みな外交
政教分離政策を進めるなど

本人も尊敬している人物にケマルをあげているくらいだから
多分に意識しているんだろうが
俺はフランコやケマルのようにムシャラフは終身独裁者として成功すると思うね
239世界@名無史さん:2007/07/11(水) 19:26:22 0
アメリカに好かれてる限り安泰だろう。
各機器をあおるくらい忠実だから。

それはそうとザフルラ・カーンの話は出ないのか
240世界@名無史さん:2007/07/15(日) 21:13:20 0
一億の人口がデルタにひしめくバングラデシュ。
温暖化が進めばチッタゴン丘陵以外の国土はほとんど海に沈む計算。

ってどこへ移住するのやら。村並み人口のツバル・モルジブならともかく。
241世界@名無史さん:2007/07/19(木) 00:35:49 0
>240
海底人になれとのアラーの命です。




実際にはそのままチッタゴンになだれ込むんだろうな。
242世界@名無史さん:2007/08/23(木) 18:14:53 0
温暖化が進めば海面上昇するだろうけど、
堆積で国土が広がる速度のほうが速かったりしない?

あの一帯、古代は海でしょ
243世界@名無史さん:2007/09/10(月) 16:22:00 0
1999年のクーデターで失脚し、国外追放中だったパキスタンのナワズ・シャリフ元首相が
ロンドンから空路、帰国し、首都イスラマバードに10日午前、到着した。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070910i204.htm
244世界@名無史さん:2007/09/10(月) 17:37:01 0
シャリフ元首相の身柄拘束=亡命先から帰国直後−パキスタン当局

パキスタン警察は10日、海外亡命先から同日帰国した野党指導者、シャリフ
元首相の身柄をイスラマバード国際空港内で拘束した。

同国のメディアは、元首相は逮捕されたと伝えている。容疑は不明。
 
当局はこれに先立ち、元首相に対しサウジアラビアに再出国するよう求めたが、
元首相はこれを拒否したという。
 
同元首相は2000年にサウジに追放されたが、パキスタン最高裁が8月、
帰国を認める判決を下したのを受け、10日に7年ぶりに帰国した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007091000623

さあ、どう転ぶかな?
245世界@名無史さん:2007/09/18(火) 20:27:25 0
バングラのベンガル人とインドのベンガル人ってお互いをどう思ってんの?
同じベンガル人という親近感はないん?
246世界@名無史さん:2007/09/21(金) 10:39:02 0
>>245
言葉が通じるのだから、同胞意識を持つことがあっても、不思議はないと思う
特に、海外移民の場合

247世界@名無史さん:2007/09/21(金) 18:18:30 0
インド領ベンガルもバングラに合流しようって動きはないのかな?

ヒンドゥー語話者がハバきかせてる中央政府に対する反感も大きいんでしょ。
248世界@名無史さん:2007/09/21(金) 19:35:05 0
漢字と箸を使っていたって、中国人と同じく国になるのはイヤだよ、
中国とアメリカなら、遠くたって、近代法や契約の概念の共通する
アメリカに組み入れられる方がいいよ。
と、中国かアメリカかの選択を迫られたときに、こういうふうに、
アメリカを選ぶ日本人は少なくないだろう。

言葉も暮らしぶりも同じですぐ隣にあっても、婆羅門教徒なんかと
一緒になりたくないよ、回教徒が決定に参与するのはイヤだよ、
とベンガル人も思っていたりはしないのかな?
249世界@名無史さん:2007/09/21(金) 21:10:59 0
2つのイスラムに引き裂かれるパキスタンの現実
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070905/134072/

パキスタンを二分するだけでなく、世界を引き裂きかねない亀裂があるとすれば、それは
首都イスラマバードの西27キロメートルにあるマルガラ峠だろう。峠の南東には、インドの
豊かな農業地帯が広がっている。一方、峠の西と北は中央アジアの荒涼とした山岳地帯で、
馬に乗った男たちが家畜を追い、他部族を襲う。彼らが畏れるのは唯一の神アッラー。
「敵は捕虜にせず、その場で殺す」――それが掟だ。

パキスタン中央部にあるマルガラ峠の崖で、西部の山岳地帯とインダス川渓谷が出合い、
まったく異なる2つの古い文明が衝突する。また、ここでは2つの相矛盾するイスラム信仰が
ぶつかる。比較的戒律がゆるく、寛容なインドのイスラムと、アフガニスタンとの国境地帯の
原理主義的なイスラムだ。

今のパキスタンでは、この2つの拮抗する勢力がぶつかりあって不穏な“揺れ”が起きている。
パキスタンで生じたその揺れは余波となってロンドン、ニューヨークにまで及ぶ。イスラム
穏健派と過激派の対立は、本質的にはこの2つの文明、2つのイスラムの対立であり、
世界のムスリム(イスラム教徒)を引き裂く、より大規模な対立の縮図といえる。

建国から60年、人口1億6000万人の97%がムスリムであるにもかかわらず、平和な国として
まとまったことは一度もない。たび重なるインドとの戦争、パルベズ・ムシャラフ大統領率いる
現政権などの歴代の軍事独裁政権に翻弄されてきた。また、パンジャーブ人、シンド人、
バローチ人、パシュトゥーン人など多様な民族をもつパキスタンでは、民族間の抗争も絶えない。

国家をまとめるために、歴代の政府は莫大な軍事費を投じてきた。その結果、パンジャーブ人
中心の軍上層部が特権階級となって腐敗政治が横行し、公正な裁判、医療、教育や安全、
そして将来への希望という国民の基本的な欲求が放置されてきた。こうした現状に対する
不満が噴き出す中、軍事政権に批判的な弁護士などは、文民政権による民主的な統治への
回帰を求めて抗議行動を繰り広げている。
250世界@名無史さん:2007/09/21(金) 21:11:52 0
一方、2001年9月11日に米国で起きた同時多発テロから6年が経ち、イスラム過激派は、
国家の将来像をめぐって、国民の多数を占める穏健派に挑戦状をたたきつけている。
隣国アフガニスタンを実効支配していた武装勢力タリバンの残党がパキスタンに逃げ込んで
勢力を伸ばした。

今年はパキスタンの5、6都市で相次いで自爆テロが発生、建物が炎上し、通りが血に
染まることもあった。アフガニスタンとの国境に近い北西部のワジリスタンの山岳地帯では、
国際テロリストのネットワークであるアルカイダの戦士たちが巡回して、米軍のスパイと
おぼしき人物を、片っ端から殺害している。

パキスタンの人々は「夜の手紙」と呼ばれる警告文におびえている。夜間に何者かが
「娘たちは全身を覆い隠すブルカを着用し、学校には行くな。さもなければ殺す」といったビラを
公共の建物に貼り出すのだ。「イスラムに反する罪」を犯したとして、教師や医師、人権活動家が
脅迫、殺害される事件も増加している。そうした中でも、熱っぽく殉教を語る22歳の女性ウンメ・
アイマンのエピソードが、この国の不穏な空気を最も雄弁に伝えてくれる。

彼女は黒いブルカで顔を覆い、目も隠していたが、メガネをかけた若い女性だと分かった。
短い文章の英語で、一方的に言葉を投げつけるように話す。彼女を含む200人ほどの宗教学校の
女子学生たちは、政府が、過激派の宗教指導者のモスクを建設許可を得ていないとして
取り壊したことに抗議し、イスラマバードの公立の児童図書館を占拠した。拳銃を装備した
警察の機動隊が図書館を包囲し、退去を命じたが、アイマンらは応じなかった。

「私たちは学生です。テロリストではありません。イスラムを世界に広めたいのです。米国が
イスラムをつぶす気なら、信仰を守るために死ぬ覚悟です。親しい人たちにお別れも言ってあります」。

女子学生たちは、図書館の丸いテーブルを囲む子供用の小さな椅子に座っていた。児童書が
並ぶ本棚の間に、「アッラーは、不信心者ではなくムスリムを守る」と書かれたプラカードが掲げてあった。
251世界@名無史さん:2007/09/21(金) 21:16:26 0
立てこもりを始めてから数週間。図書館の向かいでは、女子学生の親たちが心配そうに事態を見守っている。アイマンは、「私たちの運命は
アッラーがお決めになります。でも、政府が私たちの要求をのむなら、問題はありません」と話した。彼女たちの要求の内容を聞くと、「モスクを再建し、
パキスタンをイスラム国家にすることです」と答えた。ブルカで顔を隠した数人の女性がうなずいた。

この抗議行動では女子学生が前面に出ていたが、児童図書館の隣のモスクにいる宗教指導者たちが陰で糸を引いているのは明らかだった。
図書館の数メートル先には、過激派のモスクとしてはパキスタン屈指のラル・マスジード(赤のモスク)があり、剣や自動小銃などを手にし、
黒いターバンを巻いた数十人の若い民兵たちが、図書館の周りに配置されていた。

指導者の中には、あご髭をはやした体格のよい元議員もいた。9・11テロ後にパキスタンで逮捕さたテロ容疑者数百人の弁護を担当して釈放
を勝ち取り、「アルカイダの弁護士」との異名をもつジャビード・イブラヒム・パラチャだ。

252世界@名無史さん:2007/09/21(金) 21:17:01 0
パラチャは、女子学生を殉教に駆り立てる背景をこう説明した。「政府は完全に国民の信頼を失っている。
ムシャラフ大統領は、国民の目には米国の傀儡と映る。米国に尻尾を振って、同胞のムスリムを平気で
敵に回すような男だ。ムシャラフ側近の軍高官たちは私腹を肥やしているのに、国民は貧しくなる一方だ。
職もなく、活路も見いだせず、国民は希望を失いつつある。この現状を変えなければならない。
もう待ったなしの状況だ」

1週間後、政府がモスク再建に着手することに合意したため、こう着状態は表面上は終息した。児童図書館の
書棚からは、非イスラム的とみなされた本はすべて排除され、女子学生たちが図書館を運営することになった。
首都の大統領官邸から車でわずか10分ほどの所で、イスラム原理主義が勝利を収めたのである。

パキスタン国民の大多数は当時も今も穏健派だ。国民気質なのか、伝統なのか、大半のムスリムは、
バレルビー・イスラムと呼ばれるインドのイスラム慣行と神秘主義のスーフィズムが融合した、色づかいが
派手で神秘的な儀式に親しんでいる。パンジャーブ人にとって、原理主義のモスクでコーランを朗唱するより、
スーフィーの聖者廟前で音楽に合わせて旋舞を踊る托鉢僧を眺めるほうが、心が満たされるのだ。
国民の多くは、ジア政権に抵抗することはなかったが、他の多くの国と同様、イスラム化政策を
歓迎してはいなかった。

この国には、何千人という献身的な医師や弁護士、教師、ソーシャルワーカー、人道活動家がいる。
中には政府で働く人たちもいて、自国を少しでもよくしようと頑張っているが、活動の場をどんどん
奪われている。

議会は先頃、ムシャラフ大統領の提案を受けて、NGO(非政府組織)と人権擁護団体の活動を規制する
法案を採択した。大統領は「啓蒙的な穏健主義」を掲げているにもかかわらず、権力乱用の実態を
宣伝してパキスタンの面目をつぶし、国益を脅かしているとして、こうした団体を目の敵にしているのである。
253世界@名無史さん:2007/09/21(金) 22:07:48 0
だから自分の見解のない長文コピペはやめろってのに。
254世界@名無史さん:2007/11/09(金) 03:49:08 0
最近いろいろ大変みたいなのであげてみる
255世界@名無史さん:2007/11/09(金) 11:47:39 O
パキスタンの未来はムシャラフ次第
256世界@名無史さん:2007/11/09(金) 15:29:35 0
ブット軟禁ですってよ。孤立化へのスパイラルに陥り始めているな。
257世界@名無史さん:2007/11/10(土) 22:55:09 0
ブットの軟禁は解除されたお
258世界@名無史さん:2007/11/21(水) 21:01:05 0
【パキスタン】ハイテク時代の民衆抗議活動、必須アイテムはインターネット [11/21]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1195630987/l50

インターネットの接続を切るのは軍政側には別に難しい事ではないが、当の軍政自身ネットを利用して様々な取引を手がけている。
その利点を封じてまで反対派を抑え込もうとするには、まだ多少の時間はあるだろう。
259世界@名無史さん:2007/11/22(木) 07:47:58 0
「2025年までに南アジアは政治的に融解し、結局インドに収斂される」と予測した米国防省のレポートがあるらしい。
まだ実物を見てないので都市伝説の類いなのかも知れないが。
260世界@名無史さん:2007/12/11(火) 15:27:08 0
パキスタンのシャリフ元首相が率いる野党パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派は9日夜、
来年1月8日に予定される総選挙に参加する方針を明らかにした。

ブット元首相の野党パキスタン人民党(PPP)は既に選挙参加の意向を示しており、
強権支配を続けるムシャラフ政権に公正な選挙を迫る決め手を欠いたまま、
主要野党の大半が選挙運動に突入することになった。

シャリフ派は、11月3日の非常事態宣言後に解任された最高裁判事らが復職しなければ、
総選挙をボイコットするとの野党統一要求を提案していたが、方針転換した。

ボイコット戦術には、ムシャラフ大統領との連携に含みを残すPPPが反対。
PPP以外のシャリフ派などの野党で構成する「全党民主化運動」(APDM)が
9日に開いた会議でも意見がまとまらず、各党が自主方針で選挙に対応することが確認された。

シャリフ派幹部は「選挙戦を政府の不正に委ねておくわけにはいかない。
10日にファイサラバードで選挙運動集会を開き、シャリフ氏が第一声を上げる」と語った。

シャリフ氏の立候補届は受理されていないが、同氏は一定の人気があり、消息筋の間では、
公正な選挙が行われれば、シャリフ派が善戦する可能性があると指摘されている。(共同)


産経新聞 2007.12.10 08:08
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/071210/asi0712100808001-n1.htm


261世界@名無史さん:2007/12/11(火) 16:09:53 0
>>259
宗教の壁が分厚いと思うぞ

パキスタンが、インド以外の周辺諸国とともに、民族語とに分解する可能性の
方が高くないか?
262世界@名無史さん:2007/12/27(木) 22:56:59 0
ttp://www.asahi.com/international/update/1227/TKY200712270383.html
ブット元首相が死亡 集会で爆弾テロ パキスタン
2007年12月27日22時46分

パキスタンの首都イスラマバード近郊のラワルピンディで27日夕(日本時間同日夜)、
ブット元首相支持者らの集会で銃撃と爆発があり、
AP通信によると、ブット氏自身も至近距離で巻き込まれた。

同国内務省スポークスマンなどによると、ブット氏は負傷し、病院に搬送されて手術を受けたが死亡した。

爆発ではほかに約20人が死亡し、多数が負傷した。

ブット氏は、集会で演説したあと、車で現場を離れた。
AP通信は、ブット氏の車が現場を離れた直後に2発の銃声が聞こえ、
その後に大きな爆発が同氏を乗せた車の近くであったとの
集会参加者の目撃情報を伝えた。警察当局によると、自爆テロとみられる。

ブット氏は爆発地点から約50メートルしか離れていなかったとの情報があるが、
死因が銃撃によるものか爆発によるものかは不明。

現場付近は警察が厳戒態勢を敷き、爆発による破片が飛散し、
犠牲者の遺体の上にブット氏の党旗がかけられた。

パキスタンでは、ムシャラフ大統領による非常事態宣言が15日に解除され、
来年1月8日の総選挙にむけて各政党が運動を活発化させ始めたばかり。
ブット氏に対しては、事実上の亡命生活から10月に帰国した直後、
同氏を狙った連続爆弾テロが発生し、130人以上が死亡している。
263世界@名無史さん:2007/12/27(木) 23:23:52 0
【パキスタン】ブット元首相、自爆テロで死亡か[12/27]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1198763124/
264世界@名無史さん:2008/02/11(月) 15:02:14 0
    |┃三 ガラッ! ┌───┐ミ 
    |┃       | あげ  |  
    |┃ ≡ 〆⌒└─┬─┘ミ
____.|┃   ( ___)│    サッ 
    |┃=  (_》 ^ω^)E)   
    |┃ ≡⊂     ノ  
265あたご:2008/03/29(土) 22:46:31 0
266あたご:2008/04/15(火) 00:42:30 0
日本とバングラデシュのおかしな関係

http://japansconspiracy.hp.infoseek.co.jp/02/p003.html#page26

中曽根が戦後初の首相靖国公式参拝を決行した日(1985年8月15日)、
バングラデシュ大統領は暗殺された。森首相は、
わざわざその暗殺場所を訪問した。
267世界@名無史さん:2008/04/15(火) 02:33:08 0
だいたいパキスタンなんて国が無理がある。
伝統的に少なくとパンジャブとヒンズークシュ高原部はずっと別の国だろ。
268世界@名無史さん:2008/04/15(火) 20:47:13 0
インド、パキスタン、バングラデシュで大インド連邦なんて構想はなかったのか?
269世界@名無史さん:2008/04/15(火) 21:08:38 0
タタ・グループがバングラデシュに巨大投資計画

〈ダッカ〉バングラデシュ政府とインドのタタ財閥が、30億ドル(約3000億円)規模の投資案件についての交渉を
再開した。タタ側からの投資の提案は以前にもあったが、投資の受け入れについてバングラデシュ政府内の意見が
まとまらず、2006年8月から協議は中断していた。

交渉再開の提案は、タタ側からバングラデシュ政府の経済顧問を通じて書面にて行われた。交渉が成立すれば、
タタがバングラデシュのエネルギー、鉄、肥料開発に投資を行う。

バングラデシュ紙「デイリー・スター」は、匿名のバングラデシュ政府関係者の話として、「私たちは今年2月に、
タタ・グループから新規に数十億ドルの投資を行う旨の提案書を受け取った。提案書の内容を政府で審議した結果、
交渉を再開することにした」、「政府は今年12月までにこの話をまとめることを望んでいる」と報じている。

タタの代理人、モハンマド・レアズ氏によると、タタ側はバングラデシュ政府の投資委員会(Board of Investment)から
同グループの投資を歓迎する旨の書面を受け取っている。また、タタからの提案書を審議した結果、経済省が
投資委員会に対して、タタの代理人を招いて協議を始めるよう指示が出した模様。

事前協議はすでに先週行われており、タタ側の代理人とバングラデシュ投資委員会のウッディン・アハマド会長との
間で、高官による協議の日程や会場、議題などが決められたという。
http://www.voiceofindia.co.jp/content/view/1090/74/
270世界@名無史さん:2008/04/16(水) 23:39:48 0
>268
まさか昔からインド、パキ、バングラという国があったと思ってるんじゃ
ないだろうな。
271あたご:2008/05/05(月) 11:09:30 0

バングラデシュ大統領は終戦記念日暗殺された

http://japansconspiracy.hp.infoseek.co.jp/02/p003.html#page26
272世界@名無史さん:2008/05/06(火) 15:16:23 0
>>159
>>160
>>162
>>170
で、そのオリジナルのデザインはなぜこうなったんだ?
http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Flag_of_Bangladesh_%281971%29.svg
普通に考えて日の丸の影響がないと考える方が不自然だが。
イスラムの国旗でよくある三日月の含まれる東パキスタンの国旗と
まったく違うものを作ろうとしたことから、太陽になり、太陽なら日の丸(と似たもの)
となったんだろうと思うが。
藤岡のサイトでも、駐日バングラデシュ大使館員の言葉を記したものであり、
なにを息巻いて日の丸とはまったく関係ないとこじつけようとしているのか分からん。
日の丸は軍国主義の象徴だ、アジアの民衆の犠牲にした象徴の日の丸と日本は
悪でなければならないなどと言いたいのか?
273世界@名無史さん:2008/05/08(木) 10:04:34 0
ほら「日本が世界で尊敬されてると困る」連中がいるからさw
274あたご:2008/05/17(土) 14:03:45 0

ヒ素カレーとバングラデシュ

http://japansconspiracy.hp.infoseek.co.jp/02/p003.html#page25
275世界@名無史さん:2008/05/17(土) 17:02:54 0
パキスタンにもプロクリケットリーグが出来るらしい。
パキスタン国民は今、政治よりこのニュースに夢中だそうな。
276黒崎恵:2008/05/17(土) 20:46:47 0

277世界@名無史さん:2008/06/05(木) 13:34:11 0
ムシャラフ孤立して、今頃どうしてるのかな
ブット暗殺で一個も得してないな
278追放:2008/06/30(月) 20:46:15 0
「はしな・わぜど」と「はやし・ますみ」

http://love.45.kg/mo02/3/26.html

すでに、当時のバングラデシュ首相ハシナが
逮捕されたと書いたが、よく考えると、・・・・ 「林真須美」は、
「ハシナ」の名前を取ったものだ。
279世界@名無史さん:2008/07/02(水) 22:23:10 0
日本語か英語でパキスタンとバングラデシュの通史を書いた単行本って無いみたいですが
もしあったら紹介してください。
日本語でネパールは「ネパール全史」でブータンは「世界の歴史教科書ブータンの歴史」が
あるのにパキスタンとバングラデシュの通史を扱ったものは無いんですね。
280世界@名無史さん:2008/07/05(土) 18:11:06 0
なんでパキスタンとアフガニスタンじゃないんだ?

いまどきバングラと関連なんてある?
281世界@名無史さん:2008/07/05(土) 19:11:55 0
バングラデシュの子ども達はいつから英語を習うかわかりますか?具体的に小学校から
授業があるとか、わかる人教えてください。
282月読:2008/07/11(金) 16:52:06 0
日光よろしく!
283世界@名無史さん:2008/07/12(土) 23:55:35 0
>>279
英語ならパキスタン史あるだろ。普通にアマゾンで検索ヒットするぞ。
フランス語からの訳だけど
284追放:2008/07/20(日) 10:14:41 0
バングラデシュと林真澄

http://love.45.kg/mo02/3/25.html

1998年
7月24日 ハシナ、救援・復興事業を要請。
7月25日 ダッカ市中心部で冠水始まる。
7月26日 被災者1000万人突破。
7月27日 死者100人突破。
8月22日 ポッダ河、観測史上最高水位(23.52メートル)記録。
1998年7月25日、日本で和歌山毒物カレー事件が起こり、
バングラデシュでは史上最大の洪水が危機的段階に突入した。
285世界@名無史さん:2008/07/20(日) 11:52:13 0
>>279
インドの一地方史なんか日本で単行本になるわけないだろ。
近現代なら山川の各国史旧版の『南アジア史U』にあるからそれでも読んどけ
286世界@名無史さん:2008/07/20(日) 20:46:56 0
戦前に翻訳された『アッサム史』がなぜか今年復刻されてるんだな。
ベンガル史だって需要あると思うよ。
287世界@名無史さん:2008/07/20(日) 22:14:21 0
>>285
ネパールとブータンが日本語でありますが何か?
ちなみにパキスタンは日本語で世界歴史教科書シリーズにパキスタンがあった。
最も教科書だから世界史とかも間に入っているが日本語で読める唯一のパキスタン史。
あるだけ幸せ。文句は言うなwww。
288追放:2008/07/28(月) 13:33:56 0
インドのシン首相がテロを陰謀だと呼んだ

http://love.45.kg/mo02/3/26B.html

和歌山毒物カレー事件はこの日を記念した。
289世界@名無史さん:2008/08/10(日) 20:48:36 0
立ち読みしただけだが、かなり良さそうだった。
イスラムだけじゃなくてヒンドゥ教や滅びた仏教についての章もあるし。


外川 昌彦【著】
NHKブックス 聖者たちの国へ―ベンガルの宗教文化誌
268p \1,218(税込)
日本放送出版協会 (2008-07-30出版)
神秘的な霊力が日常の延長として語られるベンガルの聖者たちの
世界では、今も、聖者や修行者たちによって光に包まれる照明体験や
天界飛行など不思議な出来事が体験されている。
霊験あらたかな聖者を祀った廟では、祭礼・縁日が催され、バウルと
呼ばれる歌い手が宗教歌を歌い、にぎやかな祝祭的空間が営まれる。
また、近年、ムスリムの宗教的ナショナリズムが強調されるバングラデシュに
あって、イスラームとヒンドゥーの共存を目指す鍵として聖者信仰に
新たな光が当てられている。
心の癒しとして機能する聖者たちの世界に迫り、グローバル化の中で
変容を遂げつつある、スピリチュアルの新たな可能性を問うユニークな一書。
第1章 スピリチュアルな夢―ある女性修行者の物語
第2章 三蔵法師の訪れたバングラデシュ
第3章 聖者廟をめぐる苦悩―ヒンドゥー教とイスラームのはざまで
第4章 辺境のハオル地の村で―マドブのさかさまの世界
第5章 国境を越える聖者―ダッカの街の風物詩
第6章 世界遺産としての聖者廟―バゲルハートのカーン・ジャハン・アリ廟
第7章 聖者たちの世界―タゴールの神秘体験
外川昌彦[トガワマサヒコ]
1964年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。同大学院社会学研究科
博士後期課程修了。Calcutta University、及びNorth Bengal 
Universityに留学、博士号を取得。その後、バングラデシュの各地で
フィールドワークを行なう。専門は文化人類学。現在、広島大学・大学院
国際協力研究科・准教授
290世界@名無史さん:2008/09/10(水) 12:31:21 0
291天照大神:2008/09/17(水) 22:02:14 0
サンドイッチマン
292世界@名無史さん:2008/09/27(土) 12:32:50 0
ほう
293世界@名無史さん:2008/10/24(金) 09:28:22 0
バングラデシュ
294世界@名無史さん:2008/11/02(日) 12:00:47 0
ふむ
295世界@名無史さん:2008/11/07(金) 17:41:38 0
ほんでまっしゅ
296世界@名無史さん:2008/12/30(火) 16:19:52 0
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008123000326
野党が圧勝、政権奪還へ=バングラで総選挙

【ニューデリー30日時事】29日投票されたバングラデシュ総選挙は、
地元メディアが30日伝えた非公式開票結果によると、ハシナ元首相(61)率いる
前最大野党アワミ連盟が全選出議席の7割以上を押さえて圧勝する勢いだ。
7年余ぶりの政権奪還が確実な情勢となった。

ハシナ氏は、この勝利により首相返り咲きを果たす見通し。
有力紙デーリー・スター(電子版)によれば、同連盟は投票対象となった全299議席中、少なくとも226議席を獲得。
友好政党を合わせると9割近い議席を押さえる地滑り的勝利となる見通しだ。
投票率は約70%だった。選挙管理委員会は30日中に公式結果を発表する。
(2008/12/30-15:17)
297市民
バングラデシュの総選挙でアワミ連盟勝利

http://nkinbo.hp.infoseek.co.jp/0202/8/187.html

ハシナ元首相率いるアワミ連盟が地すべり的勝利を収めた。

ヒ素中毒問題とイスラム過激派対策に期待が寄せられるが、・・・。