塩野七生作品を語ろう!!2

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1マキアヴェッリ
1たらんとする者は、種々の良き性質をすべて持ち合わせる必要は無い。


前スレ

塩野七生作品を語ろう!!
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1066380158/
2世界@名無史さん:05/01/27 22:37:58 0
3くらい?
3皇帝アウグストゥス:05/01/27 22:41:13 0
新スレを祝す
4チェーザレ・ボルジア:05/01/27 22:42:13 0
皇帝か、死か!

1000到達か、0落ちか!
5世界@名無史さん:05/01/27 22:43:03 0
漏れは昔チェーザレを「チャーザレ」だと思い込んでいたな・・・orz
6世界@名無史さん:05/01/27 23:02:14 0
「チェザーレ」とおもてた。
普通にあるしな。
7世界@名無史さん:05/01/27 23:33:08 0
チェーザレとカエサルの別の呼び方だってこの人の本で知ったよ
8世界@名無史さん:05/01/27 23:33:22 0
いやーけっこう語り尽くしたと思うんだけどな…
9世界@名無史さん:05/01/27 23:44:12 0
慣例のトラヤヌスと婆の執拗に書くトライアヌスは何の違いなのよ?
10世界@名無史さん:05/01/27 23:55:07 0
>>5
なんか、林家こん平師匠を思い出すな。
11Ryuju ◆RlujhF6VrA :05/01/28 00:24:59 0
私なんか「カエサル」を「カサエル」と・・・
小学生で学習漫画(集英社世界史旧版)を読んだ頃の話だが。
12世界@名無史さん:05/01/28 16:53:43 0
>>9
・ラテン語では10世紀頃まで iとjの区別がなかった(発音はヤ音)
・母音+J+母音は ij と同じ音になる
Trajanusを発音するとき、前者に従えばトラヤヌス、後者に従えばトライヤヌス
13世界@名無史さん:05/01/28 20:09:25 0
>>12
エロい人どうもありがとう。
頭悪いんでまあなんとなしにですが理解しますた。
14世界@名無史さん:05/01/28 20:11:54 0
既出だろうけど、細かい人名とか用語が
イタリア風の読みで書かれてるのが個人的にはちょっと嫌
15世界@名無史さん:05/01/28 20:29:10 0
しかしボルジアをボルハと書かれてもなんだかなあでしょう。
16世界@名無史さん:05/01/28 22:18:00 0
マエケナスをメチェナスと書いてたのにはビビッた
文庫版では直されてるけど
17世界@名無史さん:05/01/28 22:20:37 O
>>16
さてはイタリア語にしたな。

やっぱ婆はイタリア・ルネサンス書いてりゃいいんだよ。
18世界@名無史さん:05/01/28 22:40:08 0
あれ?「ローマ人」では最初からマエケナスじゃなかったけ?
今度確認してみる。
19世界@名無史さん:05/01/29 07:34:45 0
メチェナスなんて見た記憶はないぞ。
俺はハードカバー出たらすぐ買ってるけど。
20世界@名無史さん:05/01/29 07:48:23 0
エッセイ読んだことあるんだけど萎えた
男たちよ我々女がほれるような男になってくれ
とか言ってて萎えた
こうやって女は男を戦場に駆り出して戦争が起こってたんだなと思った
ほんとにキモかった。
21世界@名無史さん:05/01/29 12:19:27 0
>>19
ハードカバーの「ユリウス・カエサル ルビコン以後」の初版の末尾に確かに書いてた
増刷分では直ってるかも知れん
「パクス・ロマーナ」では最初からマエケナス
22 :05/01/29 12:23:23 0
どっちもいいよ>メセナ

それよりもナンバーとかに掲載されたサッカーに関してのコラムってどこかで
読めないですかね? ジダンをえらく評価していたみたいで、サッカー好きの
私としては読みたいのですが。
23世界@名無史さん:05/01/29 13:00:19 0
>>21
>ハードカバーの「ユリウス・カエサル ルビコン以後」の初版の末尾に確かに書いてた
それって元々人名の表記が時代や言葉によって違うと言う事とか
自分が表記する時の方針とかを論じたところで例として出されてるだけじゃん。
本文では最初からマエケナスだから全く関係ない。
24世界@名無史さん:05/01/29 13:01:23 0
>>23
あ、すまん、勘違いしてた。
たぶん>>21が正しいんだろう。困ったものだ、塩婆。
25世界@名無史さん :05/01/29 14:50:15 0
そうか勘違いか・・・
24氏・・・いや、24爺も耄碌なさったか?
26世界@名無史さん:05/01/29 18:00:21 0
どの読み方が正しいとかいうのは不毛なのかもしれないけど、
ヴェルチンジェトリクスとやらをずっとウェルキンゲトリクスだと思ってた
27世界@名無史さん:05/01/29 18:05:11 0
「カエサルを撃て」では
ガリア側、ローマ側それぞれの視点で表記が違ったな。
28 :05/01/29 18:47:22 0
>>27
「カエサルを撃て」。佐藤賢一のあれか。
とても奴が書いたとは思えないような酷い作品だった。

特に許せないのがラスト。カエサルがルビコンを渡るとき、「逃げる兵は殺せ」と
命じた、なんて書いてある。
おいおい、カエサルになんか恨みでもあるのか? 副将のラビエーヌスが逃げたが
追撃もせずに残した荷物まで送ってやってるんだぞ。

カエサルも良いところはほとんどなしで女まで誘拐されてやられてしまうし。
なんだったんだろうな、あれは。
29世界@名無史さん:05/01/29 18:51:40 0
「カエサルを撃て」はそういう風にカエサルを神聖化してる人間に一撃食らわすためのものだったんだろ。
成功してると思うがね。
30世界@名無史さん:05/01/29 19:02:11 0
ここは塩野スレだから深入りする気はないけど、
俺は佐藤の描くカエサル像も楽しめたがね。

ポンペイウスへのコンプレックスに悩み、元老院に良い報告をすることばかり考えて、
自分の虚像を拡大することに手一杯で、女にもいまいち自身が持てない。
そんな男がヴェルキンとの戦いで吹っ切れ、別人のごとく怒涛の内乱へ突き進む。

カルプルニアがガリアに攫われたり、ラストが塩野とちょっと違うからって
そんなのたいした問題じゃない。
31世界@名無史さん:05/01/29 19:20:43 0
>>30
全くもって同意。
32 :05/01/29 20:10:09 0
まあ、所詮は小説だからあまり細かいこと言っても仕方ないかもしれないが。
小説としても冗長でつまらなかったし、偉大な人物の裏面を書くという手法
もないわけではないが、それが目的なら完全に失敗している。

それなら支配者・侵略者としての「悪」、ローマの暗黒面の象徴として書くべき
で、どうも佐藤賢一のカエサル像には偏向偏見のたぐいが見えますな。

オリエントの君主や蛮族でもないのに女を戦場に連れてきたりするか、とw
そういう知識を持った層は、細かい部分が滅茶苦茶ならそれ以上は読もうと
しないか評価も減じるでしょうな。
33世界@名無史さん:05/01/29 20:15:57 0
いや、ローマ人の物語も小説じゃないのか?
まさかとは思うがあれは歴史書なのか?
34世界@名無史さん:05/01/29 20:43:32 0
だから物語と書いてあるだろ?
読めないのか?
35世界@名無史さん:05/01/29 21:03:01 O
歴史書っていうのは、原資料が読める人間が書くもの。
36世界@名無史さん:05/01/29 23:36:59 0
女たちよ我々男がほれるような女になってくれ

         ルイビトン
37世界@名無史さん:05/01/29 23:51:12 0
男に惚れるってのもあり?
>>37
ウホッ
39世界@名無史さん:05/01/31 21:58:42 0
戦場に女。
ゲルマニアのアグリッピナ他多数。
40世界@名無史さん:05/02/03 22:35:05 0
前スレにちょっと出てた弓削氏が新たに御活躍
http://www.janjan.jp/area/0502/0502023225/1.php

どんな考え持つのも自由ですしローマ史学での業績は
間違いなく大きいんでしょうが・・・・
41世界@名無史さん:05/02/04 13:33:44 0
今月の「月刊現代」に塩婆様のインタビューが載っていた。
オリヴァー・ストーン監督「アレキサンダー」を観て、
アレクサンドロス大王も書こうかと思ったんだって。
42世界@名無史さん:05/02/04 13:58:05 0
―公開中の映画「アレキサンダー」を見ましたが、なぜ彼が世界を征服できる
リーダーたりえたのか、残念ながらこちらに伝わってきませんでした。

塩野 なぜ伝わってこなかったのか。それはきっと監督のオリバー・ストーン
がアレクサンダーを自分に引き付けて判断したからですよ。我々はオリバー・
ストーンを見に行きたいのではない。アレクサンダーを見たいから映画館まで
行ったのに、そのアレクサンダーはオリバー・ストーン的なアレクサンダー
だった。アレクサンダーは何も自分探しのために、インドまで遠征したわけ
ではないと思うのに(笑)。
43地空海川 220-213-100-184.pool.fctv.ne.jp水石谷気:05/02/04 14:01:56 0
44世界@名無史さん:05/02/04 14:39:29 0
確かに塩婆は自分のオナニーではあっても多くの人が読んでおもしろいと評価するものを書いてはいるな
45世界@名無史さん:05/02/04 15:24:03 0
けど塩野のオリバー・ストーン評は塩野自身にも当てはまるな。
46世界@名無史さん:05/02/04 15:25:32 0
それは人間である以上誰しも避けがたいこと。
程度の差はあるが。
47世界@名無史さん:05/02/04 18:21:09 0
前スレで塩婆がアレクサンドロスについて書くわけないと言っていた人たちのコメントが欲しいですな。
48世界@名無史さん:05/02/04 19:09:07 0
―いま世界を悩ますキリスト教とイスラムの対立は、キリスト教の勝利で
終わるのでしょうか。

塩野 これはただの想像だけれど、私はどうもイスラムが勝つのではないかと
思うのです。それで世界はまたも長き中世に入るんではないかと。

―ローマ帝国が崩壊したあと中世が来たのと同じような状況が、また繰り返される
可能性があるということですか。

塩野 これまでの500年間、世界を律していた西欧文明が脅迫を受けているわけ
ですから。9.11に象徴されるように。
49世界@名無史さん:05/02/04 19:53:33 O
↑またまた妄想大爆発だな、婆は
50世界@名無史さん:05/02/04 20:06:50 0
ドナルド・モフィットの「星々の聖典」「星々の教主」の世界ですか。
日本人とイギリス人はあっさりイスラムに改宗って話だったような。
51世界@名無史さん:05/02/04 22:12:50 0
婆の本の面白さの原点って
上にある様な事をしれっと言えちゃう所にありません?
普通の知識人なら恥ずかしくて思い留まるみたいな事を。
52世界@名無史さん:05/02/05 09:07:13 0
>>51
問題は、それを何も知らない一般人が真に受けてしまうこと。
特にローマ関係。婆の妄想と史実の区別が出来ない香具師もいるし。
53世界@名無史さん:05/02/05 10:56:40 0
>52
真に受けて何か困る事でもあるの?
史実が事実とは限らんし…
妄想の方が面白かったりして…
54 :05/02/05 11:03:10 0
>>52
どの部分が妄想なのかちょっと教えてもらっていいかな?
次スレ(あったらだが)でまとめテンプレにするから。
55世界@名無史さん:05/02/05 15:26:22 0
>>52
塩婆の本のどの部分が妄想と言いたいのか、具体的に列記した方が良いと思う。
妄想(というより偏見変更)ならば、
おフランスフェチの佐藤賢一も左曲がりの弓削センセイも、負けてないしw
56世界@名無史さん:05/02/05 15:42:19 0
>>49
現実問題としてヨーロッパでイスラム教徒が増えてる。
もちろん、移民だが、ドイツ、オランダが国民の1割が
アラブのイスラム教徒で、子沢山だからそのうち・・・。
57世界@名無史さん:05/02/06 19:01:15 0
>>52
カエサルを撃てなんぞよりはローマ人の物語の方が歴史書に近いと思うぞw
58世界@名無史さん:05/02/06 19:48:10 0
サトケンは「小説」のコーナーにおかれているのに、塩婆は「歴史書」のコーナーに
並んでいる不思議。
塩婆が悪いんじゃないよ! 売り手と読み手が勝手に勘違いしてるのが悪いんだよ!
59世界@名無史さん:05/02/06 22:41:56 0
60世界@名無史さん:05/02/07 02:24:10 0
―EU統合の背景にも、かつて普遍帝国だったローマ帝国の記憶がどこかに
あるのでしょうか。

塩野 ここでもイスラムが出てくる。ローマ帝国とは、ヨーロッパと中近東と
北アフリカをすべて囲い込むことで成り立った帝国です。ところが、7世紀
あたりからの中近東がまずイスラム化する。そして北アフリカもイスラムに
なる。それまでは内海だった地中海が内海ではなくなったのです。イスラム
とキリスト教の両勢力の境界になった。だからEU統合の背景にローマ帝国の
記憶があるかというと、それはない。あったら、トルコを参加させるかどうか
という問題にならないはずです。

61世界@名無史さん:05/02/07 02:26:49 0
トルコをどうするかというのは、EUがキリスト教を信ずる国々の連合
として残るべきか、そうでないか、という問題なのです。だから、イスラム
まで含めて、パレスチナもイスラエルもエジプトもリビアもEUに参加する
となれば、古代のローマ帝国の再興になる。でもそうはならないでしょう。
イスラムもキリスト教も、他の宗教は認めない一神教だから。
62世界@名無史さん:05/02/07 23:41:03 0
>61
カダフィはAUの推進役だからEUにはいることはありえないよ
63Ryuju ◆RlujhF6VrA :05/02/08 01:14:46 0
塩婆はそう言ってるけど、私は意識してると思うなあ。
「内海」が北に、つまりバルト海〜北海〜ドーバー海峡を経て
スペインとフランスに挟まれたあの海に移っただけで。
でなけりゃ他ならぬローマで欧州憲法の調印式なんかやらんだろうし、
そもそもトルコも予備交渉にすら入らずに門前払いだったはずだ。
64世界@名無史さん:05/02/08 20:39:29 0
まあ今日のトルコの住民にもキリスト教徒は決して少なくないけどね。
65世界@名無史さん:05/02/08 22:09:52 0
―「宗教を大義名分にしなければ、争いは利害の対立にすぎない。しかし宗教
がからむと問題は常に複雑化する」という塩野さんの指摘は、いまの世界紛争の
本質をついていますね。

塩野 人間とはしばしば現世に不満でその解決に絶望すると宗教に逃げるんですね。
なぜなら、現世の絶望の真因は自分たちにあると認めるのがいやだから。そして
これに、狂信の徒が乗る。だから宗教が介在すると問題は複雑化してしまう。
66世界@名無史さん:05/02/08 23:25:57 0
―ローマ帝国にも「9.11」のような危機はあったのですか。

塩野 それが第]V巻で描いた危機です。今回取り上げた人たちは、今までに
経験したことのない事態に直面して、何とかしなければいけないという危機感
から改革に取り組んだ。しかし、結果としては、ローマン・スピリットとは
反対のキリスト教に道を開いてしまった。
ディオクレティアヌス帝には、そのつもりはまったくなかったでしょう。キリスト
教は受け入れなかったのですから。しかし、強大なる軍事力と官僚機構をつくった。
ところがそれを、そのままコンスタンティヌス帝がもらった。職業の選択の
自由もなくなるし、居住する場所も移動できない。締め付けの時代に入ったのです。

67世界@名無史さん:05/02/08 23:38:06 0
―多神教国家ローマの持っている寛容という性質が、ずいぶん変わってしまった。

塩野 完全に変わりました。学者たちはここから中世が始まったと言っています。
信じる宗教が違っても一緒にやっていこうというのが古代ローマだった。
そうでなく、キリスト教だけで他の宗教はすべて認めないとしたのが中世なのです。
それから1500年たち、さすがにキリスト教は落ち着きました。ローマが崩壊した
後ルネッサンスまで、キリスト教の時代は1000年続いたのです。その間には
十字軍も含めて、いろいろなことをやった。だから、キリスト教もすこしばかり
お利口になったんですね。救いを得る道はキリスト教しかないとは、もう
言わなくなってますよ。ただしキリスト教の聖職者に聞けば、そうは言わない
けれど、やはり一番いいのはわれわれの神だなんて話してますけどね。キリスト教
もついに柔軟性を持ち始めた。それはいいけれども、イスラムのほうが持っていない。
要するに宗教、それも一神教同士だから、解決も難しくなる。一方が手を
さしのべても、もう一方も手をさしのべないと握手はできない。これが現代の
われわれが抱える問題です。



68Ryuju ◆RlujhF6VrA :05/02/09 00:36:43 0
前から疑問だったんだが、
>学者たちはここから中世が始まったと言っています。

の「学者たち」って誰のことだろう?
最近だと割と通説に近いのか?
69世界@名無史さん:05/02/09 00:41:40 0
>>64
そらあかつての東方正教会の総本山を首都にしてるんだもの。
70世界@名無史さん:05/02/09 17:17:50 0
>69、釣られへんで(AA略
71世界@名無史さん:05/02/09 20:31:20 0
>>70
釣りじゃなくて巣で間違えてるんだろ。
ただの馬鹿に見えるけど。
72世界@名無史さん:05/02/09 21:02:46 0
で、正解は?
73アクィラ ◆0fUIPC892c :05/02/09 22:06:47 0
>>68Ryuju氏
召還されましたが、あまり詳しくないので(13巻買ってないしw)、
詳しい人に訂正をしていただければ有り難いです。と、前置きしてw

関連している学説として挙げられるのは、
古代中世連続説でしょうか。
学術的にはオーストリアのA.Dopsch、ベルギーのH.Pirenne以来かな。
(どちらも邦訳があったはず)
その後、戦後の考古学研究の積み重ねの結果、
476年のインパクトが小さかったことは、学界の常識となっていると思います。

後、ビザンツ史研究の進展も関係在りそうですね。
ビザンツの開始期を、どこに置くかという点で細かい点では色々ありそうですが、
オストロゴルスキーが言うように「東方・キリスト教・ギリシア語」の主特徴が揃うのは、
この時期ですから。

ただ、その時期を「中世」と呼んでいるかどうかについては、激しく疑問です。
少なくとも、日本西洋史学会では、
その手の発表は古代史部会で行われています。
74アクィラ ◆0fUIPC892c :05/02/09 22:26:55 0
>>73の補足
476年のインパクトが弱くなったから、
それに代わって、
4世紀初頭が画期と見なされるようになったということです。
75世界@名無史さん:05/02/09 23:43:50 0
全く、うじうじして要領を得ないカキコだ
んな歴史書ばかりだから塩婆の本が売れるのだ
ったく、歴史バカだ しめ
76Ryuju ◆RlujhF6VrA :05/02/09 23:54:01 0
>アクィラ氏

どうもです。
つまり、476年以前から中世的な社会構造への変化がずっと継続してあって、
その中で特に画期となっているのがキリスト教公認前後の四世紀初頭だ、
ということでいいんでしょうか?
77アクィラ ◆0fUIPC892c :05/02/10 05:04:35 0
>>75
私の書き込みだけで、全ての歴史書を計るかの行為、恐れ入ります。
専門的に当該時期を勉強したわけではないので、
隔靴掻痒なのは、ご容赦いただければ幸いです。

ま、娯楽と割り切って読む分には、
他人様の妄想に酔う行為は楽しいですから、
塩野女史の本が売れても構わないと思いますけど、何かご不満でも?

>>76Ryuju氏
「中世」というラベルを貼るかどうかは兎も角として、
「3世紀の危機」(=軍人皇帝時代)と、
それへの対応としてのDominatus制の成立の方が、
476年よりも大きいと言うことです。
(ありきたりなことしか言えなくて申し訳ないです)

個人的には「中世」とのラヴェリングで、
1000年以上の期間を一括りに良いのか、との疑問を持ちますが、
(時間だけでなく、空間的な問題もあるでしょうから)
詳しくありませんし、スレ違いなので、
勝手ながら、ここまでにさせていただきます。

スレのマターリした空気を損ねて申し訳ないです>ALL
78世界@名無史さん:05/02/10 13:32:29 0
参考になったから良いけどカタカナを半角で書くのはただ読みにくいだけだと思うよ。
79世界@名無史さん:05/02/10 15:43:54 0
塩婆の本を読んでないのかよ
キリスト教によって職業選択の自由も移動の自由もなくなった
だから中世の始まりだと書いてんだから
千年で括ろうが三百年で分けようが、その意味での中世だ
だから時間でも空間でも中世だ  ( ゚д゚)、ペッ  
80世界@名無史さん:05/02/10 15:45:41 0
お。身を挺して燃料投下か!
かっこいいぞ>>79!!
81世界@名無史さん:05/02/10 21:31:06 0
>80
釣れなかったらおまいのせいだ、責任を…ry
82世界@名無史さん:05/02/11 23:59:50 0
ふぅ,文庫版読み終わった.次はいつ〜?
83世界@名無史さん:05/02/12 02:56:53 0
はるか学生時代(15年前)の記憶であやふやなので、違っていたら訂正して
欲しいが、
確かマルクス主義に影響を受けた経済学説では、ローマから中世の移行を
コロナトゥス制(古代奴隷制ラティフンディウムから荘園制への移行)
ユガティオ・カピタティオ(人頭税から地税制への移行)
としていたような。かの経済が学説では古代帝国->中世への移行を、自立農民が没落し、
貴族や豪族が小作人を囲い込んだため、土地を単位に課税となった、という説だったと思う。
これに中世に広まった宗教の勃興期を加味して、
ローマも中国もこの学説を大まかには当てはめると、ローマでは2、3世紀から、中国では1,2世紀から
中世への移行が始まった、とされる。
ということだったような。

ところで、弓削と塩野の対談、とか実現しないだろうか。
あと、イスラームも、最初は寛容だったから、広大な拡大を見せた点を、塩野はどう評価するんだろうね。
84世界@名無史さん:05/02/12 03:12:28 0
>弓削と塩野の対談
あまりみたくないな・・・いや、怖いもの見たさってのはあるかもしれないが
85アクィラ ◆0fUIPC892c :05/02/12 03:19:25 0
>>73
>>73一行目括弧内に在るとおり、生憎、最新刊読んでませんが...

元首政期=古代:専制君主政期=中世とするなら、
それ以降の「中世」の長い時期全部を「停滞」の暗黒時代となりますよね。
古代→中世→(近世)→近代→現代といった
四(乃至五)時代区分に拘らずとも良いのかな、と思ったのです。

>>78
書き込みスペースを有効に利用するために始めたのですが、
最近は、単なる癖になっていますので、ご寛容下さいませ。
86アクィラ ◆0fUIPC892c :05/02/12 03:30:05 0
>>83
下部構造(社会・経済)の変化が、
上部構造(政治体制)の変化に先立つという意味では、
その大枠は、ある程度の有効性はあるかもしれませんが、
WW2後の考古学的研究の進展により、
個々の研究レヴェルで、理論が超克されているように思われます。

後、私の記憶違いでなければ、カピタティオとユガティオとの両方ともに、
>(人頭税から地税制への移行) ではなく、
300年頃、ディオクレティアヌス帝による整備です。

その評価としては、統一的な課税方式の採用により、
課税が帝国の隅々にまで行き届くようになった点が、
挙げられるのではないでしょうか。(=統制国家化)
87アクィラ ◆0fUIPC892c :05/02/12 03:54:18 0
>>86補足
一応、『角川世界史事典』の当該項目を参照しました。

>>84
二大怪獣(失礼w)激突!!って感じで、勝っちゃう気がします、私。
88世界@名無史さん:05/02/12 04:10:59 0
>>86
 ユガティオとカピタティオは、それぞれ人頭税と土地税でしたっけ?すいません。うろ覚えで。
ところで、中世の定義、及び中世=暗黒時代、という定義ですが、塩野さんは、キリスト教を根本要因にしているのでしょうか?
12,13巻読んでないので、すまんこってすが、宗教の締め付けが帝国崩壊の要素になるのは、確かに他でも見られますよね。
ササン朝も最初は寛容でしたが、段々締め付けが厳しくなり、イスラムの方が寛容だったので、臣民が乗り換えた傾向があるし。
でも宗教的締め付けって、結局帝国の存続のためにやってることなんですよね。それでは、やらなきゃもっと前に崩壊していたどうかについては
議論があまりされていないように思えますが。
89アクィラ ◆0fUIPC892c :05/02/12 04:27:45 0
>>87訂正
勝っちゃう→買っちゃう

>>88
capitatio(人頭税)←caput(頭)
労働力に対する課税なので、役畜にも課税されているという罠w
jugatio(地租)←juga(土地の単位)?
前出辞典の当該項目の執筆者、本村凌二東大教授によれば、
jugaという土地単位があるそうですが、浅学にして知りません。
jugeraなら知ってるけど。

きちんと勉強したわけでなく、今手持ちの材料で、
手早く調べた程度の書き込みなので、割り引いてみて下さいませ。

で、本題については、11,12巻ツンドク、13巻買ってすらいない私に、
発言権は無さそうなので、申し訳在りませんが、
読んだ詳しい方にお任せいたします。
90アクィラ ◆0fUIPC892c :05/02/12 05:38:10 0
連続書き込み、申し訳ないですが、少し気になったもので...

アウグストゥスが行った属州でのケンスス以後、
イタリアを除く帝国全体が「人頭税+地租」形式を取っていたようなので、
(イタリアは前167年以来、tributumは免税され、vectigalisのみ)
CP制の意義は、その新奇さにあるのではなく、
軍人皇帝時代の混乱を収拾した点、一点に絞られるのかもしれません。
(経済的混乱の一端としては、
 NHK「ローマ帝国」で言われていた貨幣の質の低下を想起して下さい)

∴マルクス主義的に考えるならば、税金の課税方式(人頭税、地租)よりも、
支払の形態の方が重要かもしれませんね。(金納か、物納か)
大まかに言えば、金納→物納(例外もあるらしいですが)
となったことの方が重要かもしれませんね。

あくまで唯物史観的な立場に立てば、の話ですが、
自分なりに整理できて、面白かったです。
勉強の切欠を頂けて、感謝いたします。>>83

ちなみにOCDのfinance, Roman; triubtum; vectigalの各項目を参照しました。
91アクィラ ◆0fUIPC892c :05/02/12 05:42:01 0
>>90
CP制→CJ制
triubtum→tributum
OCD→OCD3

鬱だ...or-z
疲れたので、三度寝します。
92 :05/02/12 09:06:31 0
だからそういう濃い話は他所でやれって。荒らしか?

ローマ人の物語ばかり話題になりますが、他の作品はどうですか?
「イタリア共産党賛歌」だけは読んだことないのですが、読んだ人感想希望。
93世界@名無史さん:05/02/12 09:53:18 0
自分がついてこれない話は「濃い話」かよ
94世界@名無史さん:05/02/12 12:18:53 0
>>82
二年ごとだから次は06年に「悪名高き皇帝たち」「危機と克服」「賢帝の世紀」が出るだろう
95世界@名無史さん:05/02/12 16:21:21 0
こんなスレあったんだ。
前スレってどこかで読めませんか?
96世界@名無史さん:05/02/12 18:59:23 0
>>93
そういう話がしたいならローマ関連のスレはたくさんある。スレ違いだから
失せろって言ってるんだよ。馬鹿が。
97世界@名無史さん:05/02/12 19:17:29 0
漫画・小説板ならその主張に賛同するんだがなあ。
98世界@名無史さん:05/02/12 20:37:03 0
作品だけについて語りたいならこの板じゃなく一般書籍とかで語るべきだとは確かに思うね。
99世界@名無史さん:05/02/12 21:31:59 0
唯物史観では税制で中世を定義してたのか
初めて知ったよ
税制に関しては塩婆もかなりのページを費やしている
金本位制なども出てきて面白い
しかし中世の定義に関しては塩婆に一票だな  w
100世界@名無史さん:05/02/12 21:34:46 0
まあ、十三巻は読んでないが、ってカキコする神経が…( ゚д゚)、ペッ  
101世界@名無史さん:05/02/12 22:57:19 0
>>99
 税制というか、経済体制での定義ですよね。

あと、まぁ、確かに「ローマ人の物語」スレではないので、確かにローマ史の話だけ深くするのもちょっとずれてるかな。
とはいえ、単に比較のために「中世の定義」の情報を出しただけなので、13巻を読んでいる必要は特にないと思うけど。でもまぁ、気を悪くしたのなら、謝ります。悪気はなかったですよ。
102世界@名無史さん:05/02/12 23:00:29 0
>>96
ストレートに事を荒立てるぐらいなら
さりげなく自分の望む話題を振って誘導するのが政治的賢さというもの

カエサルを見習え
103アクィラ ◆0fUIPC892c :05/02/12 23:09:03 0
ローマ史関係のスレッドが低調なので、
ついつい嬉しくなって書きすぎてしまい、
失礼いたししました。
(こうなることは予想できただけにヨクナイですね、反省)

このスレからは戦略的撤退いたしますので、
諸氏、マターリとどうぞ。
104 :05/02/12 23:21:43 0
じゃあ話題を振ってみる。PS2ゲームだが。2/27発売。
http://www.ertain.com/ja/products/gg/gladiator/index.html

アクションは苦手だがちょっと面白そうなので買うつもり。
現在、クイズに応えれば抽選でローマ人の物語「終わりの始まり」を
プレゼントだそうだ。
映画「グラディエイター」に燃えた俺としては買い。(脚本は糞だったがな)

後、剣闘士について勉強したいのですが、日本語で良い資料があったら
教えてください。

(社員にあらず)
105世界@名無史さん:05/02/12 23:26:12 0
>>103
撤退する必要は全くないと思うが。
106 :05/02/12 23:27:35 0
ごめん、2/17日発売だ・・・
107世界@名無史さん:05/02/12 23:54:24 0
経済体制で中世の定義をして
その通りだと思っているつうのは遺体が…
板杉て言葉もない つか まじ?
108世界@名無史さん:05/02/13 12:06:04 0
唯物史観ではまじだったんだよね。ヘーゲルといいシュペングラーの西洋の没落といい、この時代は世界史理論が
流行った時代だよね。因みに古代・中世の定義はマルクス主義より
もっと前、18世紀頃にできたんだったと思う。よく覚えていないが、講談社新書の「聖書vs世界史」にこのあたりの事情
が簡単に書いてあったと思う。マルクス当時は既に常識的な時代区分だったんだろうね。
ところで、教条的歴史理論としては唯物史観は死んだも同然だが、経済を尺度にした歴史分析に対しては、大きな貢献を
したとは思う。(とはいえ、西欧中心の歴史理論だったので、その尺度に当てはまらない東洋を「アジア的生産様式」などと定義して、
最初から統一した歴史理論としては破綻していたが。東洋をマルクス理論で分析したのは、日本の学者達なのではないかと思う。
とはいえ、「中央集権的自作農による官僚国家->分権的小作農による地主役人国家」という流れは、世界中あちこちの地域で散見される
現象なので、これは単線的歴史発展論というよりも、社会政治理論の分野なんじゃないのかな?
またしても、スレ違いの内容、スマソ
109世界@名無史さん:05/02/13 19:25:11 0
つーか、適当な長さで行を折り返す、ぐらいのこと覚えろ。
読めたもんじゃないだろ。
110世界@名無史さん:05/02/13 22:03:49 0
塩野作品を小説として、その範囲で語りたいだけなら、
小説版に行ったら? ここは歴史版だから、歴史の
対象として扱い、論議するのは当然だと思うが。
111 :05/02/13 22:20:21 0
塩野作品「に」関係ない話してるから失せろって言ってるんだよ。馬鹿が。
塩野のしの字も出てねえじゃねえか。
112世界@名無史さん:05/02/13 22:31:46 0

67 :世界@名無史さん :05/02/08 23:38:06 0
―多神教国家ローマの持っている寛容という性質が、ずいぶん変わってしまった。

塩野 完全に変わりました。学者たちはここから中世が始まったと言っています。
信じる宗教が違っても一緒にやっていこうというのが古代ローマだった。

という話があるから、中世の定義の話に及んだだけだと思うのだが。
113世界@名無史さん:05/02/13 22:51:39 0
塩野は、「ローマ人の物語」を1992年に書き出してからの著作には
どんなものがあるのかな? 「ローマ人」関連だけに専念してたのだろうか。
エッセーをいくつか書いていたかな。
もう年だから、たいして手広くは書けないでしょう。
115世界@名無史さん:05/02/15 15:57:20 0
>>114
『文藝春秋』に毎月コラムを連載している。
116世界@名無史さん:05/02/16 10:54:48 0
大学や大学院でローマ史専攻したヤシラには、塩婆の作品及び発言は
気に入らん事が大いかも知れんが、
一般人にはローマ史やルネッサンス、手軽でわかりやすく気楽に読めて
塩婆のやってくれた作品の存在はありがたいぞ。
今ハリウッドは歴史大作ブームだしな。
予備知識全く無しで見るのとは、面白さが違う。

117 :05/02/16 19:25:38 0
こういう事を言うのはどうかと思うが、塩野がローマ人の物語書かなかったら
古代ローマ史に興味持たなかっただろうな。
おれはぬるい歴史ファンで一次資料や論文も読めない奴だが、塩野は小説家
だけにそういう層にも分かるように書いてくれてる。

史学科卒とかガチの歴史マニアにはむかつく存在なのかもしれないが、おれに
とっては神いわゆるゴッド。
ただ、反塩野というか間違い部分があるなら教えてほしいというのは有る。
118世界@名無史さん:05/02/16 19:32:46 0
一次資料や論文も読める人口:1
     ↓
小説やルポルタージュで読める人口:100
     ↓
マンガになっていれば読める人口:1000

こんな感じだろう
119世界@名無史さん:05/02/16 19:38:36 0
一般の日本人にローマ史の一次史料や論文を読むような物好きはいません。
120世界@名無史さん:05/02/16 20:08:17 0
ここでアンチ塩婆なやしは
その一次資料とやらを読んでるやしじゃないのか?
121世界@名無史さん:05/02/16 20:11:02 0
今年はもう後がない2浪の受験生なのにガリア戦記とゲルマーニア読みました。

國原吉之助マンセー!
122121:05/02/16 20:12:26 0
私のような素人には塩婆の本が知識の整理に役立っています。
123世界@名無史さん:05/02/16 20:20:59 0
>>118
一次資料を読める人口:1
     ↓
専門書や論文なら読める人口:10
     ↓
小説やルポルタージュで読める人口:1000
     ↓
マンガになっていれば読める人口:10000

せいぜいこの程度
124世界@名無史さん:05/02/16 21:29:37 0
>>123
ローマ史の一次史料を読める
    ⇒最低限度、ラテン語と古代ギリシャ語が読めること。
となると、在日外人のカトリックの坊主連中を除くと、日本中
からかきあつめても、とても1000人はいないだろと思うが。

世界史関係の専門書や論文を読む連中なら、10万人程度。
塩婆の主要な本は、どれも累積の発行部数は100万部程度。
マンガ世界の歴史なら、読者は1000万人はいるだろ。

つまり、ローマ史の一次史料を読む=1
歴史の専門書や論文を読む=100
小説なら読む=1000
マンガなら読める=10000

おや、歴史の専門書や論文を読む層の予想値が違うだけか。
125123:05/02/16 21:56:02 0
>専門書や論文なら読める人口:10
ここは、いい加減なので10から100の間なら50でもかまいません。
あとは譲れませんが。
126世界@名無史さん:05/02/16 22:43:57 0
細分化の悪しき傾向だよな
専門バカが増えて、教養は軽視されている。
ある程度の歴史は教養として必須だと思うが。
127世界@名無史さん:05/02/16 23:38:08 0
教養とは違うのじゃないの?
中世とはキリスト教によって職業の選択も
移動の自由もなくなったから中世だ、との見解と
人頭税などの税制で区切るのと
教養なら専門書の意見を参考にするのじゃないの?
だからアンチは教養以下だと言っている  w
128世界@名無史さん:05/02/17 02:07:51 0
129世界@名無史さん:05/02/17 02:24:55 0
俺は史学科卒だけど、塩野が特にだめだめとは思ってないよ。
ただ、「ローマ人」が巻によってムラがありすぎるという気がする。
「勝者の混迷」はすばらしかったが、「黄金の世紀」や「終わりのはじまり」は
ちと薄味過ぎという感じ。でもでも、これだけの長編なのだから、モチベーションに
ムラが出ない方が異常であって、それこそ長短おりまぜて幾つかの作品から構成するように
しておけば、ここまで無理が目立つこともなかったかと思われる。
(例えば「ポエニ戦役」「皇帝を作った男」なんて感じで、ルネッサンスを描いたみたいに
数冊の独立した書籍から構成するようにすれば、よかったのではないか)
130世界@名無史さん:05/02/17 11:04:45 0
 それだと出版社がつかないと思われる。
「古代ローマの通史」を一般人にも判るように出版するという企画
自体に文句を言ってもはじまるまい。
 後は大体同意。ムラがあるのも含めて通読するにはベスト(の
内の一つ)だと思う。
131世界@名無史さん:05/02/17 15:45:51 0
>「黄金の世紀」

そんな巻はない
132世界@名無史さん:05/02/17 20:11:51 0
>>124
「ローマ人の物語」はベストセラーシリーズであることは間違えないけど、各巻あたり100万部も売れていないよ。
「ローマ人の−」の発行部数は各巻平均でせいぜい3万部程度。
(販売部数となるとさらに少ないから、実際に読んでいる人はさらに少ない。)
2年ほど前に「既刊累計30万部!」と全巻を平積みにして売っていたはずだからね。
「ローマ人の−」をビジネス指南書と思って購入している連中を含めてもだ。
133世界@名無史さん:05/02/17 22:12:13 0
>>132
9巻が出るときの広告で累計160万部って書いてあったと思うけど。
だったら一巻あたり20万部程度じゃないの。
各巻平均で3万部程度じゃこんなに話題にならなかったと思うけれど・・・。
134書評サイトからコピペ:05/02/18 11:27:23 0
今回は紀元3世紀から4世紀、副題は「最後の努力」。毎年、30万部は売れるベストセラーだ。
135[・ム・]:05/02/19 00:43:31 0
ローマ人の物語なら俺を書くのが筋ではないのか!?
136世界@名無史さん:05/02/19 08:14:31 0
塩婆の歴史物はじわじわと売れるよ。ハードカバーで売って、文庫で売って、
選集で売ってと10年、20年と売れるから、累積すると100万はともかくとし
てもかなりの数が出てるぞ。
例えば、海の都の物語なんかも、1980年にハードカバー、89年に文庫化、
2001年にルネッサンス著作集の一つとして出版されている。
137世界@名無史さん:05/02/20 22:02:16 0
>>131「賢帝の世紀」だった。失礼
138世界@名無史さん:05/02/23 00:18:08 0
―ディオクレティアヌスは皇帝が4人もいる四頭制を敷きました。これは非常に
複雑な制度であり、彼の統治時代は4人の絶妙なバランスの上に成り立って
いましたが、彼の退場後はうまく機能しませんでした。

塩野 彼がつくった四頭制は大変な減私奉公の精神がなければやれない大改革
でした。その種のスピリットは、誰にでも期待できるとはかぎりません。
139世界@名無史さん:05/02/23 00:21:25 0
―誰がやってもうまくできる制度ではなかった。

塩野 誰がやってもうまくいく、そんな制度をつくるのは将来の見通しが
明るくないとできません。4世紀ともなると、明るくなかったのでしょう。
当時のインテリたちの発言もパワーに欠けている。ある意味彼は大変な
無理をした。ちょっとした無理は刺激になる。しかし、4世紀のローマ
帝国の無理とは、老人がジムに通って体をきたえてマラソンに参加する
ようなものです。

140世界@名無史さん:05/02/23 00:32:59 0
―カエサルの後をついだアウグストゥスのつくったシンプルな制度が長く機能
したことを考えると、対照的ですね。シンプルな制度こそ、国家を長く持続
させるのでは。

塩野 ディオクレティアヌスのつくった制度は非常に緻密で、細部まで細かく
決めていました。それに対し、シンプルな制度とはただ単純ではない。基本
政略は決めても残りは裁量に任せる、あるいは状況の変化にあわせて微調整
していく、そうした自由の多い制度なのです。
141世界@名無史さん:05/02/23 00:41:55 0
―なぜ、そのほうがうまくいくのでしょうか。

塩野 すべてのことは予定どおりとか、予測したとおりには進んでくれないからです。
細部まで厳密に決めてしまうと、微調整する必要が出てきても変える勇気が
持てなくなる。逆にシンプルな制度には柔軟性があるのです。
しかし、シンプルな制度を駆使できる人間というのは、なかなかの人物ですよ。
ふつうの人間は細かなところまで決めてもらわないと安心できないものなので。
ディオクレティアヌスの心中を察するとすれば、もはやローマ人には自分たちで
決断する能力もないから、これだけはやればよいということろまで細かく
決めておこうと考えたのかもしれない。そう考えれば当然ながら、できあがるのは
堅いシステムになる。その結果はシステムの参加人員の増加になる。つまり、
官僚大国化ですね。
142世界@名無史さん:05/02/25 10:54:02 0
ごくろうあげ
143世界@名無史さん:05/02/25 14:19:52 0
わざわざ打ち込んでくれてるのか
144世界@名無史さん:05/02/27 03:40:29 0
人を強制するようなやりかたは、結局うまくいかない。全体主義国家が、一時的に
力を発揮しても、破綻しやすいのと同じ。
社会を構成する人々のやる気が、国の発展とイコールになるよう、うまくまとめられれば、
その国は非常に発展する。しかし、人々のやる気が、みなそれぞれ違う方を向いていると、
難しくなる。企業の場合は、人を入れ替えるか、企業自体が、事業内容を変更するか、
吸収・合併・倒産などにより、機能しなくなった組織を消滅させることで新陳代謝を
図れるが、国家の場合、「国家」は通常一つしかないから、難しい。
そういう意味で、4世紀のローマは、国家として統合するのが無理な社会状況に
あったのだから、崩壊は自然な流れだったのだろう。その点で、中国は何故再統合が
可能だったか、というのは興味深いテーマだよね。
145世界@名無史さん:05/02/27 11:00:53 0
地域としての中国と言う枠組みはあってもローマと言う枠組みはなかったから?
146世界@名無史さん:05/02/27 13:37:49 0
戦前の日本が「大日本帝国の発展」というものを共通目的として発達したのもいい例か
147世界@名無史さん:05/03/01 23:31:51 0
で、この中なの何人がギボンの作品を読んでるの?
読んでるなら、なぜにそんなに塩野作品の批判をするのか
理解できないのだが?
148世界@名無史さん:05/03/02 01:31:50 0
なぜ急にギボン?
149世界@名無史さん:05/03/02 07:04:24 0
>>148
ギボン(疑問)におもったから。
150世界@名無史さん:05/03/02 09:15:31 0
ギボンと比較されることが多いからでしょう。
ギボンを読んでいれば塩野を批判しないに違いないという理屈は理解できないですが。
151世界@名無史さん:05/03/02 20:26:11 0
とりあえず翻訳版を読んだ人間なら、塩婆はともかく訳者は批判したくなるな>ギボン
152世界@名無史さん:05/03/03 00:33:26 0
中野好夫だめなの?
ちくま学芸文庫でもう一通り揃えちゃったんだが
153世界@名無史さん:05/03/03 00:38:34 0
『最後の努力』に、

研究者の一人は言う。
「もしもコンスタンティヌスが存在しなかったとしたら、キリスト教会は、
教理の解釈をめぐってのたび重なる論争とその結果である分裂に次ぐ分裂に
よって、古代の他の多くの宗教同様に消え失せていただろう」

と書いてありますが、これは学会で広く認められた説なんですか?
154世界@名無史さん:05/03/03 08:13:59 0
>>152
いや、もちろん岩波のことね>訳者
155世界@名無史さん:05/03/03 08:51:39 0
>>154
いまや新品では手に入らないないものを「もちろん」って言われても…。
156世界@名無史さん:05/03/03 08:54:38 0
>>155
絶版になったの?俺こういう本は図書館使うから知らなかったよ。
157世界@名無史さん:05/03/03 09:21:28 0
>>156
岩波に絶版はないよ。
売り切れても印刷しないだけ。
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/4/334091+.html
158世界@名無史さん:05/03/03 13:12:40 0
それにしちゃ岩波ってよく復刻版を出すような気がするが。それでも絶版ではない、と。
俺は史記世家の文庫を復刻版でそろえたなあ。大阪のジュンク堂の店員が何度言っ
ても取り寄せ注文のタイトルが覚えられなくてキレかけて上司呼び出したことがあった。
159世界@名無史さん:05/03/03 13:17:34 0
>>157
つまり書店には置いてないってことか。
160世界@名無史さん:05/03/03 13:26:02 0
絶版と品切の違いを知らない人って結構いるんだね
161世界@名無史さん:05/03/03 13:30:01 0
>>155の言い方だと絶版を連想しないか?
どうでもいいか。
162世界@名無史さん:05/03/03 13:42:31 0
誰か>153に答えたれ
163世界@名無史さん:05/03/03 13:52:02 0
>>158
復刻じゃなくて、増刷した(印刷しなおした)だけよ。
品切: 在庫がなくなった。(印刷すればまた売れる)
絶版: 原版を破棄した。(印刷すらできない)

>>155,161
「いまや」じゃなくて「いまは」ならぴったりの説明だったね。
164世界@名無史さん:05/03/04 02:12:45 0
やれやれ。ひろゆきが120万円払うのかな。口座を書いてくれればカンパするんだが。
一人1200円で1000人集まれば120万円。
ところで、このスレの塩野の対談も、削除しておいた方がいいかも。あるいは引用の
形を整えた方がいいかもね。引用なら、著作権には抵触しない。
165世界@名無史さん:05/03/04 15:16:34 0
>>164
カンパもそれだけの額になれば税務署が黙ってはいないから、
手取りで120万円を募るには、200万円以上集めねばなるまい。
2000円×1000人。
おれも2口くらいならカンパしてもいいけどな。
166世界@名無史さん:05/03/10 00:06:18 0
「最後の努力」・・・塩婆の妄想が消え、史料に忠実に、客観的に時代を描写して
         いる。こういう静寂の歴史小説が最も好き。
167世界@名無史さん:05/03/10 02:25:12 0
>>166
何をおっしゃる
萌えや妄想あっての塩婆ではないかw
それがなくなってしまっては退屈極まりないよ
まあ個人的に思ってるだけだから聞き流してくれていいけど
168世界@名無史さん:05/03/10 23:10:18 0
いや、14巻では萌えるよ。イプセンの戯曲「皇帝とガラリヤ人」にも登場した、アンミアヌス萌へ〜
169世界@名無史さん:05/03/12 11:42:10 0
ローマ人の物語、カエサルの巻までは楽しく読んでいたが、
著者のカエサルへの惚れっぷりに気持ち悪くなって、読むのやめたよ。
そんな人いませんか?
170169の昔の女:05/03/12 12:37:41 0
途中まで楽しく付き合ったが、
惚れっぷりに気持ち悪くなって、付き合うのやめたよ。
171世界@名無史さん:05/03/13 08:42:46 0
LDとCXについて。
カエサル:野心>虚栄心だったが
日枝会長:野心<虚栄心で敗北。
要するに、台場の新社屋なんぞ
建てた時点で詰んでる。
あの銭で株を買い戻しておく
べきだった。
172世界@名無史さん:05/03/13 20:01:43 0
ライブドア社長への
塩野七生の解説予想。

@個人的に好みではない
A運命の女神は女。モノにしようと思えば
乱暴に強引にいかなければならない。の、
マキアヴェッリを引用
Bセレーノを解説
以上。
173世界@名無史さん:05/03/13 20:06:06 0
追加
C一つ一つは完璧に合法だが、
それをつなげ帝政にもっていった
アウグストゥスの手法との対比
174世界@名無史さん:05/03/13 20:06:10 0
ローマ帝国よりルネッサンスの悪漢色男どもの権謀術数が好きだな
婆さんの本は
>>172
@とみた。
176世界@名無史さん:05/03/19 00:27:22 0
>>172
鉄板で@やねw
フォルトゥナが無いとか言いそうだな。
177世界@名無史さん:2005/03/22(火) 21:34:21 0
あるイタリア在住の日本人ジャーナリストが、こんな体験談を書いていた。

「君は本当に困ったとき体なんという神様の名前を唱えるのかね」とイタリア人
の友人に尋ねられてハタと困ってしまったことがある。イザナギノミコトとも
アマテラスオオミカミとも唱えたことがない。
「ただ“神様”だけだよ」
すると友人は皮肉たっぷりに言った。
「日本の神道では八百万の神様がいるそうではないか。ただ“神様、お助け”
と言っても神様がみんな“俺のことではあるまい”と思ったらどうなるかね。
結局、日本人はどの神様にも頼んでいないことになる」
カトリック教徒は「わが主イエス」「聖母マリア」のほかに特定の聖人の名前
を唱えて助けを願う。友人が勝ち誇ったように付け加えた。
「分かるだろう。われわれ西欧人の方が論理的・理性的なんだ。例えばナポリ
ではみんな聖ジェンナーロに救いを求めるのさ」

↑塩野女史も、イタリアではこんな体験をしたことがあるのかな?
 必死に多神教が一神教に比べて劣っているわけではない、と書くのはそのせい
 かもしれない。

178世界@名無史さん:2005/03/22(火) 22:34:09 0
俺はちゃんと麻原彰晃様と名前を出しているよ。
179世界@名無史さん:2005/03/23(水) 03:27:17 0
>>177
「日本の神様にはそれぞれ役割があるんだよ。だから、自分が今何で困ってるのかに
よって適切な神様が願いを聞いてくれるさ。」
この程度の切返しができないとは情けないジャーナリストだ。

つかギリシア・ローマの神々にしろ、キリスト教の諸聖人にしろ、役割配分てあったよな?
180世界@名無史さん:2005/03/23(水) 10:31:20 0
>>177
キリスト教は一神教で、主もイエスも聖霊も三位一体のはずなんだから、
わざわざ名前を呼ぶ必要がなぜあるんだろう?
どんな名前で呼ばれようが実体は同じはずなんじゃないのだろうか?
181世界@名無史さん:2005/03/23(水) 13:25:17 0
>177
そういう間抜けな比較論には
「“神様、お助け”と言って、神様がみんな“俺のことだな”と思ったら、
八百万の神様みんなが助けてくれるんだよ」
「判るだろう。ものごとはあいまいにしたほうが上手くいくってことを、
日本人は知ってるのさ」
程度の答えで十分さ。
182世界@名無史さん:2005/03/23(水) 13:32:31 0
>>181
全知全能の神なのに、ご指名しないと誰に対するお願いかさえ理解できないなんて
マヌケな話だしな。
「その申請は○○課に行ってください」みたいなたらい回しのセクション主義の
神さまはありがた味がないな。
もっとお日本で最もセクション主義でたらい回しなのは、オカミだけど。
183世界@名無史さん:2005/03/23(水) 15:24:34 O
困ったときに「神様」などと言わない
184世界@名無史さん:2005/03/23(水) 16:01:17 0
困った時はドラえもん
185世界@名無史さん:2005/03/23(水) 19:16:10 0
>>180
>> ナポリではみんな聖ジェンナーロに救いを求めるのさ
って書いてあるじゃない。

カトリックでは聖人に「とりなし」を祈るというシステムがあるのさ。
「とても神様に顔向けできない」と思ったら、それぞれ担当分野をもった聖人に
仲介してもらうというわけ。
プロテスタントは、それはインチキだ、甘えるなってことで聖人というシステム
事態を廃止したけどね。
186世界@名無史さん:2005/03/23(水) 19:26:57 0
>>185
聖人も主も一体なんだから、とりなしなんて意味ないじゃん。
187世界@名無史さん:2005/03/23(水) 19:34:53 0
カトリックは聖母マリアのあつかいで論理破綻してるからね。
マリアは神か?
否:神でないものを崇めていることになる。
是:父なる主は自らと交わったことになる。
188世界@名無史さん:2005/03/23(水) 20:16:02 0
>>186
一体じゃないよ。聖人ってのはあくまで神に一生を捧げた人間。
キリスト教以外の宗教の話だったらしらんけど。

>>187
カトリックの理屈だとマリア崇敬(崇拝ではない)も「とりなし」だけどね。
まあ、教義云々以前に、むさいおっさんやら怒りまくってる神よりも、
優しいお母さんにすがりたくなる気持ちはわからんでもないw
189世界@名無史さん:2005/03/23(水) 21:02:04 0
>>188
父と子と聖霊は三位一体じゃないの?
190世界@名無史さん:2005/03/23(水) 21:10:29 0
>>189
そのとおり。三位一体なのは父と子と聖霊ですから、聖人は別ですね。
もしかして、聖霊=聖人だとかイエス=聖人と勘違いなさってませんか?
191世界@名無史さん:2005/03/24(木) 03:18:53 0
父+子+聖霊=神
192世界@名無史さん:2005/03/29(火) 20:10:37 ID:0
ディオクレティアヌス帝の生没年、245-313って、西暦のいつ頃からこうなったの? というか有力になったの?

私の生れた年(1974)に出た百科事典では、230-316になってるんだけど。

ちくまの衰亡史では、退位のとき、カール五世と同じ年齢となっていたと思うのですが。
193世界@名無史さん:2005/04/09(土) 12:05:57 0
ローマ帝国がいつ終焉を迎えたかについて、
(1)オスマン帝国による1453年のコンスタンティノープル陥落
(2)313年のキリスト教公認
(3)西ローマ帝国の帝位に誰も就くものがいなくなった476年
(4)イスラム勢力におされて守勢に立つようになった7世紀

塩野女史いわく、(2)の説を取る人は政教分離主義者に多く、
(4)の説を取る人はこれとは反対の考えを持つ人々なのだとか。
194世界@名無史さん:2005/04/09(土) 15:50:27 0
おれは(3)
195193=195:2005/04/09(土) 17:17:32 0
(4)の説が有力視される理由は、第一に、内実はキリスト教帝国になって以後も
ローマ帝国を名乗り続けたこと。第二に、ローマ帝国はキリスト教という
新しい血を輸血したことで生き返ったと考えるのだから、生き返った「ローマ帝国」
が蛮族化された西方まで一時は再服しそうだった6世紀は、ローマ帝国の隆盛期
なのである。ところがこのわずか1世紀後には、東方のほうもイスラムによって
生き返ってしまった。宗教によって衰退一方だった国家が生き返るという見方をとる
人ならば、それがキリスト教であろうとイスラムであろうと、歴史の推移を
見つめる視点も同じになる。そしてここにいたって、キリスト教対イスラムの
対立の構図が誕生する。
196世界@名無史さん:2005/04/14(木) 09:57:54 0
この人の作品って、いかにもある種の女性作家らしい書き方がされてると思う。
言っちゃ悪いんだけど…多少、腐女子の毛があるかも。
まあ、女性の嗜好自体が基本的に、腐女子っぽいのならそれは別におかしくない
話かも知れないが。
197世界@名無史さん:2005/04/29(金) 14:56:19 0
緋色のヴェネツィア読みました。副題に殺人事件とあるので、なかば推理小説的なものを期待していたけど、
特に面白い伏線があるわけでもなく、話の展開は読んでてほぼ予想通りだし、全体的に薄い感じがして期待はずれでした。
塩野作品はローマ人の物語などほぼ史実ベースなのは好きなのですが、創作ものはイマイチなのかな。

3部作らしいけど、残りを読むか迷うな...
198世界@名無史さん:2005/05/02(月) 00:09:40 0
「迷走する帝国」キリスト教の章の前のとこまで読んだ。
意外に悪くない感じ。でも細かいところで間違いやはしょりが多い。
ササン朝シャープール戦では、シャープール軍に敗北した256年の戦いについての
記載を飛ばしているし、シャープールがアルダシールの後を継いだとき兄弟を
殺して即位したという話も出典はなんなのだろう?シャープールはアルダシールの
生存中から5年間も共同統治者の地位にあったのだが。。。
また、ペルセポリスが「イラク国境に近い」という表現もなんだか。。。
まぁ、小アジアをペルシャ国境に近い、という感覚と思えばいいのか。。
時々思うんだけど、塩野は、ラテン語の原資料にあたっているのではなく、
イタリア語の、イタリアで出版されているローマの本を底本にしているのでは
ないか、と思う。あくまで邪推だが。
199世界@名無史さん:2005/05/02(月) 00:13:51 0
age
200世界@名無史さん:2005/05/02(月) 00:32:05 0
オクタヴィビアヌスまで読んだが、この先読む気が起きないなぁ・・・・・
引きこもり皇帝や、変態皇帝、ケンキチ皇帝ばっかりだろ?
ハンニバルやカエサルのような英雄が出ないし、ローマに劇的な変化もない
五賢帝もなんか地味だしなぁ・・・・・・
201世界@名無史さん:2005/05/02(月) 01:58:58 0
>>197
ああいう作品に推理小説を期待すべきじゃないでしょ?
あくまでもルネサンス後期のイタリアの社会を描いたものだと思う。
202世界@名無史さん:2005/05/02(月) 23:58:37 0
>>200
偉大な先人達が必死に作り上げたローマ帝国がどんどん
壊れていく最近の巻もそれはそれで見所があると思う。
203世界@名無史さん:2005/05/04(水) 09:28:20 O
200
今、『悪名高き皇帝たち』のティベリウスの章まで読んだけど、
なかなか面白いよ。
むしろ帝国のシステムがいかに確立していくか、いかに崩壊していくかがとても楽しみ。
俺は高校では日本史で、ローマのこととか全然知らんけど、
このシリーズはとても面白いし
そこらへんのところはとても興味深い。
素人としては日本が弥生時代なのにローマ人はスゲーなと思ってしまう。
204世界@名無史さん:2005/05/04(水) 12:54:48 0
ローマ人の物語欲しいんだが、高校生の俺じゃハードカバーは
高すぎる……文庫版は全然出てないし。どーすればいい?
205世界@名無史さん:2005/05/04(水) 13:03:28 0
206世界@名無史さん:2005/05/04(水) 15:49:14 0
図書館で借りるか、古本屋行ったら?
207世界@名無史さん:2005/05/04(水) 18:18:51 0
>204
ほう。高校生か・・・それは感心かんしん。
ひとつ注意点。
「カエサルと女」は参考にしていい。
特に、女が一番傷つくのは・・・のあたり。
「カエサルと金」は参考にしてはいけない。
あれが許されるのは、全世界史を鳥瞰しても彼だけ。
以上。
208204:2005/05/04(水) 20:20:27 0
>>205
文庫版はハードカバー版の6巻までしか出てないのでは?
>>206
図書館にはあるのですが、予約待ちが3〜4件……借りたとしても2週間
では読めないので。
209世界@名無史さん:2005/05/04(水) 20:29:04 0
>>208
金がないなら本屋で立ち読みしろ。
一日1時間として、長くても半月あれば一巻は読める。

つーか、「ローマ人の物語」なら古本屋にたくさんあると思うが。
210世界@名無史さん:2005/05/04(水) 22:39:15 O
208
大学の図書館で予約も何も無しで
借りれる俺はなんて幸せなんだろう…
二週間でも休み時間とか使ったら読めるんじゃないの?
だらだら読んでても頭に入らないだろうし、
そんなに難しくないから一週間もあれば一巻は読めるよ。
それか学校の図書館にゴリ押しして入れてもらったら?
211世界@名無史さん:2005/05/06(金) 19:23:52 0
>>208
最大の必殺技を教えよう。

親に「世界史の勉強のために、参考書を買うから、お金くれませんか?」と言う。

実際役に立つからなあ。自分は塩婆のお陰もあって?
世界史の成績だけやたら良かったよw
日本史が普通なのが不思議がられたっけ。
212204:2005/05/06(金) 20:32:02 0
皆さんアドバイスありがとうございました。結局学校の図書館に
リクエストしてみたら入ることが決まりました。

これでゆっくり読める^o^  他に読む奴いねーだろーしな
213世界@名無史さん:2005/05/07(土) 01:52:47 0
俺は昔、「勝者の混迷」を近所の本屋に通って立ち読みしたが、
いいかげんレジの人に迷惑顔された。でも頑張って読み通した。
が、あまりいい思い出はないな。
最近「迷走する帝国」「最後の努力」を各1100円で古本屋で買った。
買ったはいいが、部屋のスペースが。。。
214世界@名無史さん:2005/05/07(土) 02:05:09 0
漢代って、ジャンク船ってあったのかな?
215世界@名無史さん:2005/05/08(日) 16:39:32 0
>>211
そういや5年ぐらい前の京大の前期試験で、「ローマ人の物語」読んでりゃ楽勝、って出題があったな。
216世界@名無史さん:2005/05/08(日) 16:44:34 0
関係ないが、世界不思議発見で、「ローマ人の物語U」読んでりゃ楽勝って出題もあった。(カラス)
217世界@名無史さん:2005/05/08(日) 23:18:36 0
>>216
カルタゴの回だべ。
俺にとって唯一の全問正解 w
かれこれ10年近く前の放送だ。
218世界@名無史さん:2005/05/10(火) 15:46:52 0
>>212
あまいな、俺は工房の一年の時から読んでたぜ。

っても家に親が大量に買っていたからなんだけどね。
219世界@名無史さん:2005/05/10(火) 21:08:56 0
数年前にスポーツ雑誌「NUMBER」の海外サッカー特集号で
塩野さんがサッカーについて寄稿しておられたのですが、
他にサッカーやスポーツについて言及しているエッセイや本は
ないでしょうか?
220世界@名無史さん:2005/05/11(水) 09:51:24 0
>>219
『ローマの街角から』(新潮社)
221219:2005/05/12(木) 19:47:32 O
>>220
ありがとうございます。
読んでみます。
222世界@名無史さん:2005/05/18(水) 08:44:44 0
内乱期とか軍人皇帝とかグダグダなローマが大好きな漏れ。
223世界@名無史さん:2005/05/18(水) 22:47:41 0
賢帝の世紀面白かったけど、
一般には人気ないの?
224世界@名無史さん:2005/05/19(木) 02:22:16 0
そりゃ一般的には治世と乱世じゃ乱世の方が面白いと思われる。
賢帝の世紀も嫌いじゃないけどさ、アントニヌス・ピウスの章なんか23年も治世が
あるのに頁数めちゃ少ないじゃん。
225世界@名無史さん:2005/05/19(木) 08:08:33 0
ハンニバルの出てくる2巻が一番面白い。と俺は思う。
226世界@名無史さん:2005/05/19(木) 13:05:30 0
帝政になると、政策に個人の影響がありすぎるけど、
共和制だとローマという国の体質が色濃く出てくるから
あーだこーだしつつもシステムが出来上がっていく様が楽しい
227212:2005/05/21(土) 13:01:12 0
まだ学校に来ない……待ちきれないから本屋で立ち読みして一巻
読みましたが、おもしろいですねぇ。超大国のイメージが強いロ
ーマの勃興期は読んでいて面白いです。
228世界@名無史さん:2005/05/23(月) 01:08:46 0
>>227
俺も高校生ですが、
この本読んでて難しいと思いました?
世界史の先生が上級者向けだっていってたので。
しかし、何でみんなこの本をよまないんですかねぇ。
面白いしためになるのに。
俺の学校でも借りてる人がまったくいない・・・
229世界@名無史さん:2005/05/23(月) 11:06:25 0
>>228
上級者向きなんてことはないと思うよ。
物語仕立てにしているから、歴史小説としては、逆に入門者向けなんじゃないかな?
230世界@名無史さん:2005/05/23(月) 11:25:38 0
この人、ローマを持ち上げすぎ。
なにがなんでも最高の文明国だという論旨に疲労した。

231世界@名無史さん:2005/05/23(月) 11:29:37 0
>>230
世界最高の文明の一つには違いないのでは?
232世界@名無史さん:2005/05/23(月) 11:29:41 O
思い入れがなければ執筆しないと思われ
233世界@名無史さん:2005/05/23(月) 11:57:44 0
興味もなければ魅力もなく、歴史的価値もないと思ってるようなものは書かんな
234世界@名無史さん:2005/05/23(月) 12:02:59 0
>>230
ローマを持ち上げる人、支那を持ち上げる人、日本を持ち上げる人、
インドを持ち上げる人、オリエントを持ち上げる人、それぞれがいてもいいじゃないか?
一人でバランスを取る必要はないよ。
235世界@名無史さん:2005/05/23(月) 13:18:31 0
少なくともアウグストゥス〜五賢帝期は産業革命以前の西洋世界において最高の文明社会だった
ということに異論を唱えることはかなり難しいと思うが。
236Ryuju ◆RlujhF6VrA :2005/05/23(月) 18:40:38 0
>>228
ローマ史自体、日本では余りやらないから。
記述が詳しい=上級者向けとすれば、その先生の言うことも分かる。
高校レベルだと、例えば五賢帝が具体的に何をしたかなんて
ほとんど習わないし。
237世界@名無史さん:2005/05/23(月) 21:33:03 0
せいぜいトラヤヌスがダキア征服したとか、容姿を帝位に
つけたから繁栄したとかくらいだもんな。最後の奴名前長
くて苦労したなぁ。マルクス・アウレリウス・アントニヌスだっけ?
同時期にやる第二回三頭政治のアントニウスと被って覚え
づらかった……
238世界@名無史さん:2005/05/23(月) 23:17:58 0
最後のアントニヌスはアントニヌス・ピウスの養子だからついてるだけなんだけどな。
同じ理由でトライアヌス・ネルヴァだし、ハドリアヌス・トライアヌスだし、ハドリアヌス・アントニヌス・ピウス
なんだけど。なんでマルクス・アウレリウスだけ最後のアントニヌスまでつけて掲載してるのかわけがわ
からん。
239世界@名無史さん:2005/05/23(月) 23:59:37 0
ギボンの天才的才能、作品と比べると
塩野のだめっぷりが一層際立つな
よく五賢帝以降をかこうと思ったもんだ
大恥をさらすものだよ
アウグストゥスあたりでやめておけばいいものを
塩野作品がいいとおもってるやつはすくいようがなry
240世界@名無史さん:2005/05/24(火) 08:27:35 0
>>239
他人の文学的才能を語る前に、あなたのその奇妙な日本語もどきをなんとかすべきだと思いますよ。はい。
241世界@名無史さん:2005/05/25(水) 22:29:50 0
NHK BSデジタルイメージキャラクター
著者近影
http://www.nhk.or.jp/nanami/name/index.html
242世界@名無史さん:2005/05/28(土) 10:12:19 0
名前の由来が七生報国かと考えていたのに
”七月七日生まれよ”だって!(中日新聞より)
243世界@名無史さん:2005/05/28(土) 16:39:18 0
>230

ローマを擬人化したヒーローもの小説なんだよ。
俺なんかは漫画感覚で読んでるけど。
でもローマの歴史のおーざっぱな流れが素直に入ってくるから
初心者には良いんじゃない。
244世界@名無史さん:2005/05/29(日) 19:07:11 0
>>242
軍事が好きな塩野七生さん
245世界@名無史さん:2005/05/29(日) 23:49:37 0
終わりが見えてきたローマ人の物語。一体どこで終わりにするのかな。
ローマ陥落までいくのか、ユリアヌスあたりを最後のローマ人として詳述して
後は年表風に流して終わるのか。
残り2巻というのが微妙。まあ、厚さはなんぼでも調節きくけど。

246世界@名無史さん:2005/05/30(月) 00:33:48 0
どんなに改革してももう転がり落ちるしかないローマの姿が痛々しい…。
特に最初の2巻とか見た後に読むと尚更悲壮感が漂ってる。

>>245
ビザンツ期まで(ry
247世界@名無史さん:2005/05/30(月) 00:39:01 0
>>245
やっぱりコンスタンティノープルの陥落(メフメト2世による)まで書くんじゃないかな?
最後の1行で書かれるだけだとしても。
248世界@名無史さん:2005/05/30(月) 01:09:06 0
「予の胸に剣を突き立ててくれる一人のキリスト教徒もいないのか!」
そう叫ぶなり、コンスタンティヌス十一世は剣を抜き、トルコ兵のただ中に踊り込んだ。

   ー「ローマ人の物語」 Fin −

249世界@名無史さん:2005/05/30(月) 19:12:41 0
おれもアウグストゥスに金貨もらいたい
250世界@名無史さん:2005/05/30(月) 21:40:24 0
「陥落」ではコンスタンティヌス12世で表記してなかったっけ?
記憶違いだったらすまん。
251世界@名無史さん:2005/05/31(火) 22:31:37 0
サビーニ族とかサムニウム族とかエトルリア人と同化したのっていつごろだろ?
アウグストゥスのころはもう、近くの他県人みたいな感じかな。
戦史もいいけどそういうのも気になるんですよ
252世界@名無史さん:2005/06/03(金) 00:26:18 0
我らがこうして2ちゃんに書き込めるのもあなた様のおかげです!
253世界@名無史さん:2005/06/03(金) 18:01:38 0
すこしキケロについて教えてくれない?キケロは元老院派で、カエサル
とは政治立場が違っていたけど、プライベートでは友人だよな?それな
のにカエサルが暗殺された時に狂喜しているのは何故?いくらなんでも
それはないと思うんだけど………ただ単にこいつの性格?
254世界@名無史さん:2005/06/03(金) 20:22:46 0
>>253
おれもそれ思った。
「なんと喜ばしい報せか!」とか手紙で喜んでいたのはさすがに酷いと。
まあ、教養人だから人格者だとは言わないけど、これで暗殺は卑怯、とか言ってれば
キケロも一級の人物として歴史に記憶されたかも。
255世界@名無史さん:2005/06/03(金) 20:28:29 0
>253
泣き虫だからさ
256世界@名無史さん:2005/06/03(金) 20:30:25 0
>>253-254
勢いのいいやつに尻尾を振れ。
257Ryuju ◆RlujhF6VrA :2005/06/04(土) 00:12:56 0
アッティクス書簡集読んでる感じだと、カエサルとキケロが特に親しいという印象はないなあ。
むしろキケロは、カエサルがカティリーナ事件に関係していたんでないかと疑っていて、
その後の自分の亡命のこともあって、結構警戒していたように思う。
その割に、後になって(内乱直前の頃)キケロはカエサルから借金してるんだが。
更にはポンペイウス死後、キケロがブルンディシウムにいた頃には
「私にとっての救いの道は、私が常にそれを避けようとしてきた事態
(カエサルの勝利)のうちにしかない」とさえ書いているし。

あとカエサルの独裁成立後、キケロが何か書いたり演説するたびに
共和派やカエサル派からあれやこれや言われるんで、
鬱屈が貯まっていたようだ。
むしろ政治的に対立する立場でありながら、キケロはカエサルの文才だけは
高く評価していたと考えるのが適切なように思う。
258世界@名無史さん:2005/06/04(土) 00:38:36 0
>>252
ペリカを40枚やる。ただし、うまい棒を買ってヤフオクで転売するように
259世界@名無史さん:2005/06/04(土) 07:04:02 0
カエサル編読んでると、キケロと小カトーはギャクキャラにしか見えない
死に様は別ににして。
260253:2005/06/04(土) 18:19:09 0
ふむふむ、実はあまり親しくなかったりしたのですか。自分の中で
キケロの評価があれを境に急落したからなぁ……あまり親しくなか
ったのなら納得です。
261世界@名無史さん:2005/06/04(土) 19:37:32 0
ガリア戦争で、弟のクイントゥスがカエサルの下に付いていた頃は
結構仲良かったんじゃないの。
まあ、キケロの書簡集読む限りではカエサルの方が、熱心に仲良くなろうと
していた感じもするけど。(実はカエサルの策略?)
でも、カエサルは三頭政治を成立させた頃は、熱心キケロを自分側に引き入れようと
していた。キケロも実は、魅力を感じてはいたんだけど、自分の政治思想と
違うので拒絶したって感じ。
キケロ自身も一時期は、アッティクスにカエサルに好感を持ったという
手紙を書いているしな。弟の手紙には、まあ弟に気を使う感じでは
あるけど、カエサルへの好意を述べてます。
それが決定的に悪くなったのは、キケロがポンペイウスの所に走った時。
その前のキケロとカエサルの対談でキケロはカエサルのイメージが変わった
って言ってる。その後は、カエサルに手厚く保護される訳だけど、まあ結局
表面的で、実際は冷遇されてる。


262世界@名無史さん:2005/06/04(土) 20:07:20 0
大体、キケロは弟の息子である甥の小クィントゥスにカエサル派の面々に
散々キケロの悪口を言われまくっていたし、弟ともカエサルの事で
仲違い(というより、一方的に嫌われていた)していたので。
その影響もあるのかな?
カエサルも後年、マティウスにキケロの悪口を言ったみたいだし。
塩野さんの本では、座らされて待っていたキケロを見つけて秘書達に
向かって嘆いたと書かれている所は、実は
「私はひどく憎まれて居るんだろうな。
マルクス・キケロが私と会うのに、自分の都合通りには出来ず
座って待っているのだから。もっとも、誰か気楽な人があるとすれば
彼こそがそうだ。しかし、私を嫌っているのは間違いない」
「私は果たして、私の都合がつくのをこんなに長い事座って待っている
ような気楽な男さえ、自分の友人と考えるほどの馬鹿者だろうかね?」
とか言ってるし。
しかし、塩野さんと岩波のキケロの書簡集で事情が違う部分がいくつか
あるんだけど岩波の訳の仕方が悪いのか?それとも、小説は史実とは
違うと言うことなんだろうか?
263Ryuju ◆RlujhF6VrA :2005/06/05(日) 01:53:22 0
>>262
その辺の文、ちょっと私も解釈を悩んでる。
今、英語版(プロジェクト・グーテンベルクに載っているもの)で調べてみたんだけど、
そのカエサルの台詞で「気楽な」という訳になっている言葉は、
英語では「good-natured」になっていて、
手元のリーダースでは「親切な、人のいい、気だてのいい、温厚な」という意味だそうだ。
そう解釈して台詞を全文通して読んでみると、キケロは自分を温厚にも待っていたが、
内心ではどう思っていたんだろうか(不快に思っていただろう)という
カエサルの不安の吐露にも読めるんだよね。

ただそうなると、キケロが二番目の台詞を書いたすぐ後で
「これが平安を、つまりはブルートゥスを嫌悪してやまぬ禿頭なのだ」
と、その話を自分に伝えたマティウスを非難している理由がよく分からない。
ただ岩波のも、訳文を一字一句真に受けない方が良さそうな感じだね。
264世界@名無史さん:2005/06/06(月) 02:45:13 0
塩婆の文体は、神がかったときと糞なときの差がはげしい
265世界@名無史さん:2005/06/06(月) 19:01:58 0
塩婆は、断じて腐女子ではない
しかし、「萌え」なる感情を、その極みまでも知り尽くしている
稀有な物書きではある
266世界@名無史さん:2005/06/07(火) 21:44:41 0
>265
爆笑w
簡潔かつ洞察力に富む文章だ
267世界@名無史さん:2005/06/08(水) 08:10:31 0
「今回の作戦は?」
「フフフ…ローマ人じゃよ! 男だらけのこの世界こそが無残にも同人少女の
えじきとなって…今やローマ人の物語などは乙女が読む女々しい歴史なのよ… 」

ローマ軍相関図

               カトー―キケロ
 ポンペイウス―カエサル
          │
ティベリウス―アウグストゥス―マエケナス―ホラティウス
          │      │
        アグリッパ  ヴェルギリウス

アウグストゥスとアグリッパの愛を軸に歴史が展開していく。

「アウグストゥスといえど、ローマ史がこんな扱いをうけるとはよもや思うまい。
 うっかり帝政を始めるとと恐ろしいにゃー」
268世界@名無史さん:2005/06/08(水) 10:23:14 0
>>265-267は同一人物であって欲しい
こんなのが三人もいるなんて嫌だ
269世界@名無史さん:2005/06/08(水) 19:39:59 0
ハァ?カトーーキケロ?キケロはアッティクスだろが、アホ!
270世界@名無史さん:2005/06/08(水) 19:55:06 0
っていうか、「ローマ人の物語」的にするなら
むしろカエサル×キケロだろw
271世界@名無史さん:2005/06/08(水) 20:02:39 0
スッラ−カエサル、ってのはどうだい?
272世界@名無史さん:2005/06/08(水) 23:21:42 0
>>262
塩野さんの訳はあまり真に受けないほうがいいです。自分の想像あるいは創造にマッチしている
(都合の良い)部分だけを抜き出して書くことに長けた方です。

「いや、本当は塩野本人だって一体何を書こうとしているのか分かっていないに違いない」

件の部分に限定して申せば、塩野さんの描写のようにキケロがその場でカエサルの言葉を聞き、
すぐさまその内容を手紙で記したなどというキケロの書簡での描写と事情が異なる資料を目に
したことはありません。

>>263
DR Shackleton Baileyは当該箇所の原文の単語"facilis"を"easygoing"と訳しています。
私も英語であれば文脈などからそのように訳すべきだと思いますし、和訳であれば「気楽な」
というのはなかなか良い訳だと思います。
ウィットに富んでいる上に当時の人々には直ぐそれと分かる文の引用が目立つ(アメリカで話
題のCMをもじったギャグを他国の人が気づかないように、あるいは、知っていてもアメリカ
人のセンスと合わずに笑えないように、我々の知らぬ引用やもじりがまだまだあると思われる)
キケロの作品を読む上で、訳文を一字一句真に受けない方が良い、というのであれば話はわか
りますが、本件についてはどうねんでしょうね。
273世界@名無史さん:2005/06/09(木) 08:48:31 0
>>271
むしろ
スッラ×マリウス
274世界@名無史さん:2005/06/09(木) 16:07:07 O
う〜ん。スッラ×マリウスは、無理あるなあ。
元、長官と部下だっただけの話でしょ?
275世界@名無史さん:2005/06/09(木) 18:51:47 0
まとめると、

    アッティクス―キケロ―カトー
              │
マリウス―スッラ―カエサル

ってとこか。
276世界@名無史さん:2005/06/10(金) 19:02:27 0
カエサル×アントニウス
でアントニウスがキケロを殺したのは痴情のもつれと。
277世界@名無史さん:2005/06/10(金) 19:32:12 0
何このスレ
278世界@名無史さん:2005/06/10(金) 20:44:37 O
塩野七生の 「ローマ人の物語」で
801を考えて見るスレじゃないの?
279世界@名無史さん:2005/06/14(火) 17:12:06 0
保守
280世界@名無史さん:2005/06/15(水) 22:19:55 0
映画の「クレオパトラ」見たら、オクタヴィアヌスが金髪だったんだが。
この時代のローマ人って金髪とかいたの?
ガリア人が入ってからじゃないの?
281世界@名無史さん:2005/06/18(土) 13:13:22 0
カエサルに戦闘のシミュレーションで殺される象がかわいそうな件について
282世界@名無史さん:2005/06/18(土) 19:27:43 0
塩野さんは、『聖マルコ殺人事件』のなかで、

「六世紀の昔からずっと、トルコのスルタンは、正式の結婚はしてはならない
と決められ、十六世紀の当時まで、それは厳格に守られてきたのである。
いまだトルコ民族が小アジアの流浪の民であった時代、スルタンの妻が敵の
捕虜になって以来のことであった。そのとき、捕らわれた妻は裸にされ、
敵将の食事の給仕を強制された。トルコ民族にとってこのような屈辱的な
事態が二度と起こらないようにと、これ以後、スルタンの正式の結婚は
禁じられたのである」

と書いてるんだけど、これって1402年のアンカラの戦いで、バヤジットが
ティムールに敗れたときのエピソードだよね?時代が全然ちがうし、
スレイマン・チュレビー、ムラート2世、メフメット2世は正式に結婚してますが。
283世界@名無史さん:2005/06/19(日) 02:02:51 0
>>282
塩野の意図がよくわからんな。小アジアの流浪の民っていつの話だろうか?
スルタンの妻、ということから、1055年以降、1326年以前くらいの話か?
「小アジアの流浪」というとアルプ・アルスラーンが小アジアにはいってから、
オスマンがブルサに都を定める前くらいだが、スルタンを名乗ったのは、セルジューク朝の
一部の君主だけでしょう。彼らは流浪の民とはいえないのでは?
一体誰のことを意図して書いたのだろう?
284世界@名無史さん:2005/06/19(日) 10:00:21 0
>>283
ひょっとして「中央アジア」と「小アジア」を間違えたのか?
でもトルコ民族(突厥)が中央アジアにいたころは「可汗」の称号を
名乗っていたはずだし。
285世界@名無史さん:2005/06/19(日) 10:03:48 0
彼女は古代ギリシア語文献もラテン語文献も
正しく読めぬ無知無教養な物書きでしかナイぞ!
286世界@名無史さん:2005/06/19(日) 10:55:40 0
ヨーロッパだったら、オスマン朝に関する資料も充実していると
思うんだけどなあ。
イタリア以外の地域のことはあまり調べずに書いてるのかな?

それと、『海の都の物語』で、メフメット2世がヴェネツィア人画家の
ベッリーニに人間の首の筋肉がどうなっているかを教えるために
彼の目の前で奴隷の首を切り落とさせた、というエピソードを紹介
しているが、この話は歴史学者の間ではガセとされているんじゃ
なかったっけ?
287世界@名無史さん:2005/06/19(日) 12:45:48 0
「聖マルコ殺人事件」はエンタメだろ?
そんな物語のエピソードまで…
288世界@名無史さん:2005/06/19(日) 13:39:47 0
>>287
「イタリア遺聞」にも似たようなこと書いてなかったっけ?
289世界@名無史さん:2005/06/19(日) 21:30:43 0
塩婆が歴史学者でないことはご存知のようで
毎度まいどそれでも言うか? てなわけでループかい?
290 :2005/06/20(月) 19:19:46 0
まあまあ、司馬遼太郎も勘違いや間違いはあるそうだし、いいじゃないか。
ただ、小説で得た知識をさも歴史通のように語るのはやめておけばいいだけ。

で、古代ローマ史に詳しい人に聞きたいのですが、後2巻の配分はどうなりそうですか?
最後をどこで締めるか分からないだけに予想は難しいかも知れませんが。
291世界@名無史さん:2005/06/20(月) 23:26:20 0
14巻ユリアヌスまで
15巻410年まで詳しく書いて、残り足早に476年まで。
292世界@名無史さん:2005/06/23(木) 05:36:20 0
14巻はテオドシウスまでじゃねーの?13でコンスタンティヌスが死んだのに、14が
ユリアヌスまでじゃ短杉。
ためしに各巻の年数調べてみた。
Tローマは1日にしてならず 確定不能だが約500年
Uハンニバル戦記       264B.C.-146B.C. 119年
V勝者の混迷         146B.C.-78B.C. 69年
W,Xユリウス・カエサル   100B.C.-31B.C. 70年(35年/巻)
Yパクス・ロマーナ      31B.C.-14A.D.  45年
Z悪名高き皇帝たち     14-67       54年
[危機と克服         67-98       32年
\賢帝の世紀         98-161      64年
]すべての道はローマに通ず 判定不能
XI終わりのはじまり      161-211     51年
XII迷走する帝国       211-284      74年
XIII最後の努力        284-337      54年
Tを除く平均                    51.3年
XWユリアヌス、XX西ローマ滅亡までとすると、XW27年、XX114年
XWテオドシウス、XX西ローマ滅亡までとすると、XW54年、XX82年
やっぱ今更たった27年で1巻費やすとも思えん
293世界@名無史さん:2005/06/25(土) 14:21:06 0
文庫化待ち組のせいで最期の方の巻が売れなくなる悪寒
294世界@名無史さん:2005/06/25(土) 22:59:13 0
文庫化すんの遅杉
295世界@名無史さん:2005/06/25(土) 23:47:27 0
>280
ガリア人はゴーンとかショーンコネリーみたいなのだろ。
金髪はゲルマニア人。

でも初期の都市国家の頃のローマ人にゲルマニア人とガリア人の区別
なんかついてなかったからゲルマニア人もガリア人と思ってたとか。
296世界@名無史さん:2005/06/26(日) 23:32:57 0
>>294
牛丼でも食ってろ貧乏人w
297世界@名無史さん:2005/07/05(火) 21:57:42 0
298世界@名無史さん:2005/07/05(火) 21:59:41 0
塩野さんの歴史観て新しいですね。ローマ帝国を超える帝国て有りませんね
凄いです〜
299世界@名無史さん:2005/07/05(火) 22:04:04 0
今の世界にも不寛容が広まってて犯罪を放置するのはダメですね〜
きちんと犯罪に対して対処して下さい!!!!!!!!
300世界@名無史さん:2005/07/05(火) 22:19:18 0
うんこ
301世界@名無史さん:2005/07/05(火) 22:43:18 0
「不寛容が広まってて犯罪を放置する」
・・・・・・?
302世界@名無史さん:2005/07/06(水) 09:33:06 0
馬鹿発見不寛容=厳罰化じゃないです
303世界@名無史さん:2005/07/08(金) 11:14:18 0
7巻読んでるけど酷いな
日本の植民地時代、朝鮮・台湾人が国政に参加する道が
完全に閉ざされてた様な書きかたしてる
304世界@名無史さん:2005/07/08(金) 13:50:37 0
塩野七生の本読んだあと、
君主論読んだら本の内容がわかるようになった
305 :2005/07/08(金) 22:42:34 0
>>303
確か朝鮮人の国会議員はいたはずだ。一人しか知らないけど。
軍人で中将までいったのもいたはず。元台湾総統は帝国陸軍少尉だし。
306世界@名無史さん:2005/07/08(金) 22:53:01 0
>>305
朴春琴衆議院議員
洪思翊中将(たぶん陸軍だったと思う)

後者については山本七平著『洪思翊中将の処刑』という本も出ている。
すれ違いだが参考までに。
307世界@名無史さん:2005/07/13(水) 23:43:09 0
西村「とはいえ、北朝鮮は滅ぼすべきなんや!」
308世界@名無史さん:2005/07/14(木) 16:22:53 0
とはいえ、郵政は民営化すべきである
309世界@名無史さん:2005/07/14(木) 17:03:31 0
なんで?
独立採算制でやってて財政を圧迫しなんてしてなかったのに。
民営化したら民業圧迫するだけじゃん。
310世界@名無史さん:2005/07/14(木) 17:09:28 0
そこでマジレスする奴もいるんだな・・・

とはいえ、大陸・半島は滅ぼさねばならない
311世界@名無史さん:2005/07/14(木) 20:16:11 0
8月にローマ人の物語文庫版の続きが出るみたい
今まで隔年刊行だったのに
312世界@名無史さん:2005/07/14(木) 21:08:06 0
>>305-306
ローマ人の物語7巻の337ページに
「イギリスやその他の帝国主義国家の閉鎖性を批判する前に、われらが
日本はどうであったかを思い起こす必要がある。朝鮮や台湾の人々に、
帝国議会の議席を与えたであろうか。日本国政府への参加を認めたで
あろうか。」

って記述があったから、303に書きました

305さんの「元台湾総統は帝国陸軍少尉だし」についても、
同じ巻で、わずか20年しか統治していないガリアからその地の責任者を出した
って記述があった。

ローマについての記述は面白いけど、ローマへの思いこみが強すぎる上に
日本については何も知らないんですね。
313 :2005/07/14(木) 22:59:56 0
>>312
あえて言えば執政官クラスまで植民地の外国人に解放しなければ閉鎖性云々など
言えませんよ、と言いたかったのでしょう>塩野氏

残念ながら、現在は「難民爆弾」の弊害の方が強い時代ですから。
314世界@名無史さん:2005/07/18(月) 15:51:19 0
司馬さんにしても、塩野さんにしても
わざと史実とことなる描写をすることがあるみたいだよ
教科書でも、新書でもないんだから、ま、いいんじゃない?

ちなみに「ローマ人」よりオスマントルコ3部作のうちの
「コンスタンチィノープルの陥落」のほうが面白いと思ってるんだけど
315世界@名無史さん:2005/07/20(水) 10:26:02 0
>>314
塩野さんが悪いというわけじゃないんだけれど、彼女の著書は
書店の文芸書じゃなくて歴史書のコーナーに置かれてることが
あるからタチが悪いんだよなあ。
316世界@名無史さん:2005/07/20(水) 12:38:30 0
>>314
「コンスタンティノープルの陥落」はおもしろいけど、トルコ人を実際以上に
悪く描くのが気になってしょうがなかった。

宰相ノタラスがコンスタンティノープル陥落後に、息子をスルタンの男色の
犠牲にするのを拒否して処刑されたかのように書いているけど、エドワード・
ギボンはこの件について次のように書いている。

「彼のこの残虐な背信はキリスト教徒から指弾され、彼らはこの大公と
その二人の息子の処刑を英雄的殉教の色彩で飾り立てて、彼の死は子供たちを
専制者の好色に委ねることを雄々しく拒否したためとされている。
だがビザンティウム史家は、うっかりと謀議、救出、イタリア援軍などの語
を洩らしている。このような反逆は雄々しいにしても、勇敢に一命を賭した
叛徒が覚悟の上で命を失ったことになり、もはや信用できない敵を勝利者が
殺害したのをわれわれは非難できないだろう」
317世界@名無史さん:2005/07/20(水) 20:12:50 0
塩野さんが「文藝春秋」に連載しているコラムで、
最近、カイロのイスラーム法学者が、十字軍に対する謝罪をバチカンに
求めてきたが、バチカン側はこれを無視することにした、と書いてあった。
イスラーム法学者も、そんなことやっている暇があったら、イスラーム過激派
をひなんするファトワをもっと出せばいいのに。
318Ryuju ◆RlujhF6VrA :2005/07/20(水) 21:06:16 0
ファトワってのは、場合によっては出すのに何年もかかるし、
法学者間の合意もいるから簡単ではないと思う。
過激派にも色々あって、「非戦闘員に対する自爆テロを含む攻撃」はおおむね
批判できても、普通の戦闘行為については見解が分かれる面もあると思うしね。
319世界@名無史さん:2005/07/20(水) 21:59:44 0
>>318
サルマン・ルシュディの「悪魔の詩」事件では、各派の法学者が
先を争うようにファトワを出してなかったっけ?
320世界@名無史さん:2005/07/23(土) 13:48:55 0
「とはいえ、香川は滅ぼすべきである
あんなにおいしいうどんを出す土地が、橋で渡れる距離にあるのだ!」
321蕎麦派なんで…:2005/07/24(日) 13:39:32 0
元々、他宗教に対して不寛容だったのはキリスト教。
昔のこと言い出したらキリがないけど、2000年前の
土地の所有権を主張して成立しているイスラエルとかいう
国が、あそこにはあるわけだし、テロが起きるのはある意味
仕方ないと思う。(やっていいと言うわけではないよ)
ちなみにイギリス人はそれを約束した張本人

たしかにオスマン3部作の書き方は、そこらへんの事情を無視した
欧米の主張に沿った形カモ…

とはいえ、七生様は命の次にベネチア、イタリアが好き
322世界@名無史さん:2005/07/24(日) 13:44:20 0
イスラエルの国教はキリスト教だった!
323世界@名無史さん:2005/07/24(日) 15:32:33 0
>280
「皇帝伝」に、アウグストゥスは金髪表記あり。
国原訳だと「金色がかった」なので、どの程度かわからんが。
324世界@名無史さん:2005/08/01(月) 00:20:55 0
アウグストゥスって

絶世の美少年
病弱
忠実な友人

な腐女子が好みそうな要素を全部持ってるな。
325世界@名無史さん:2005/08/01(月) 11:24:10 0
ルネサンス賛美って、フランス革命後のフランスが、ドイツの宗教改革に
対抗して言い出したって本当?
フランス革命以前の時代では、ルネサンスはどう評価されていたの?
326世界@名無史さん:2005/08/02(火) 09:07:54 0
アウグストゥス・・・石田彰
アグリッパ・・・中田譲冶
マエケナス・・・置鮎龍太郎

腐女子の塩婆も大満足
327世界@名無史さん:2005/08/02(火) 09:15:54 0
>326
塩婆はもう「あがっている」と思(PAM! PAM! PAM!
328世界@名無史さん:2005/08/03(水) 10:45:22 0
灰になるまで……orz
329世界@名無史さん:2005/08/03(水) 12:22:35 0
ローマ人の物語が終わったらオスマン帝国の600年を綴るトルコ人の
物語が始まるって聞いたんですけど本当ですか?
330世界@名無史さん:2005/08/03(水) 18:26:27 0
>>329
アレクサンドロス大王について書くときいたけど…
331329:2005/08/03(水) 18:45:02 0
>>330
うぅぅ……騙された……塩野女史トルコ関係の本書いてるから
信用してしまった。その友人にはカツ入れておきます
332世界@名無史さん:2005/08/04(木) 14:47:54 0
経済にうといので質問させてください……13巻のコンスタンティヌスによる
金本位制の確立で何故金貨を給料として受け取る人は恵まれていて、そうで
ない人は恵まれなくなったのか、いまいち分かりません。ただ単に私が馬鹿
だと思いますが、教えてください!
333世界@名無史さん:2005/08/04(木) 21:34:42 0
>>332
金貨の価値だけが一定なのに、銀貨や銅貨の価値は年々低下していったから。
334世界@名無史さん:2005/08/05(金) 11:51:04 0
塩野さんの事を婆と呼ぶのは止めて下さい
日本に必要な人材何です。何せあの安部先生も愛読して政治家達に絶大な影響力を誇ってるんですよ
小泉首相も先生に教えを請う程日本の政治界の重鎮何です
335世界@名無史さん:2005/08/05(金) 11:55:00 0
塩野さんてホンと凄すぎ。普通日本の首相が頭を下げてでも政治を教えて下さい何か言いませんよね〜
こんじょ人の卓越した政治感に世界のvipや日本の政治家達が感銘を受けて塩野さんの虜になってしまう程
優れた感覚と政治能力の持ち主です
塩野さんが日本初の女性首相になったら全ての日本の問題は解決しますよ〜
336世界@名無史さん:2005/08/05(金) 13:16:14 0
「ローマ人の物語」という本を娘たちと一緒に読んでいます。
ここでふと気になったのが政治形態の「三頭政治」というところです。
うちには娘が4人いて、ローマごっこをするときに3人の役柄を
取り合っていつも喧嘩しています。
なぜ、3人でなくてはならなかったのか疑問です。
学校で仲のよい4人組や5人組など、やはり三頭になれずに
仲間はずれにされるなんてこともあるかも知れません。
せめて、「みんなは軍人皇帝」という政治形態にすれば
よかったのではないか、と思います。
みんなは皇帝。お父さんも皇帝です。

(埼玉県・37歳・自営業男性)
337世界@名無史さん:2005/08/05(金) 14:04:17 0
>336
元ネタが分かる香具師がいるかどうか疑問…。
338世界@名無史さん:2005/08/05(金) 15:02:23 0
>>336
政治界の大物塩野さんのスレに変な事書かないで下さい
339世界@名無史さん:2005/08/05(金) 15:47:37 0
『悪名高き皇帝たち』で、
パウロがアテネで「いまだ知られざる神へ」と記された神像をみつけて、
戦闘的な布教者だったパウロが「これこそがわたしの説く唯一神だ」と
断言して、ギリシア人が怒ってパウロを街から追い出してしまったと
書いているが、

実際は神像ではなく、祭壇だよ。そして街の人々は、「使者の復活」という
ことをきいて、ある者は嘲笑い、ある者は「それについてはまた聞かせて
もらおう」といっただけで、怒って追い出したりはしていない。
340339:2005/08/05(金) 15:48:55 0
×使者
○死者
341世界@名無史さん:2005/08/05(金) 16:44:10 0
>>339
塩婆はキリスト教をくさすためなら多少の捏造も辞さないからな
342世界@名無史さん:2005/08/05(金) 20:37:16 0
いまだ知られざる神へ、とは人間の知恵がおよばないことがあるかもしれない
という謙虚な心情の表現だと書いてあるけど、これってマジ?

別の資料では、何か人間に不幸や災難があった場合、それは名前が知られて
いない神の影響ではないかと考えられていて、それを恐れてギリシャ人は
「知られざる神に」という祭壇を作ったと解説してあったが。
343世界@名無史さん:2005/08/05(金) 20:37:48 0
>>334
サンデープロジェクトかなんかでシイと論戦したとき、
いきなりアベが「塩野七生さんも・・・・・」といいはじめたので、思わず笑った。

自分の言葉で説明しろ、アベ。
344sage:2005/08/05(金) 21:32:12 0
>>334
愛称で塩爺というのもいるね。
345世界@名無史さん:2005/08/05(金) 21:36:26 0
ローマ史の次はオーソドックスにギリシア史書いて欲しいんだけど
それ書いてまだ死ななかったらアレクサンドロスとヘレニズムへ
346世界@名無史さん:2005/08/05(金) 21:37:05 0

sageを書く欄を間違えた。かっこ悪。
塩野さん程の度量の持ち主であれば
面と向かって塩婆と呼ばれても
ニコニコっと喜ぶはずだよ。
347世界@名無史さん:2005/08/06(土) 02:14:41 0
そおか?
348世界@名無史さん:2005/08/06(土) 02:30:40 0
>>343
そーいや塩婆の「イタリア共産党賛歌」ってもう絶版なのかね。
349世界@名無史さん:2005/08/08(月) 17:44:53 0
小泉執政官、ついに郵政民営化法案を
ホルテンシウス法でローマ市民に問う・・・か。
可決のあかつきには、法をより(反対派にとって)より厳しい内容に戻し
ダブルパンチを喰らわせるつもりだな。

総理もローマ人読んでいるな。ナナミストに間違いない。
350世界@名無史さん:2005/08/09(火) 08:57:52 0
>>349
確かに、議会では既得権益を持つ人の反対で成立せず、
国民投票に問うという点で、農地法と似てるな。
351世界@名無史さん:2005/08/10(水) 00:32:18 0
なんのかんの言いつつ、政治闘争はワカワクしますな。
両者とも引くに引けなくて、ついに伝家の宝刀(衆院解散)を
抜いたところが、元老院最終勧告のくだりを連想したよ。
352世界@名無史さん:2005/08/10(水) 00:45:03 0
なるほど民主制は要するに血を流さずに
共和制末期を追体験できるシステムなわけだ
今も昔も「決着は戦闘で決める」は変わらない
人類が、野生の生存競争から進化した名残でもあるね。
353352:2005/08/10(水) 00:53:12 0
ていうかね、久方ぶりにルビコン以前
読んでみよう♪
354世界@名無史さん:2005/08/10(水) 02:22:34 0
選挙は合法的なクーデターというわけですね?
355世界@名無史さん:2005/08/10(水) 03:42:05 0
>>351
ワカワクってw
農地法通りなら、小泉もカエサルを見習わないと暗殺されるなw
356世界@名無史さん:2005/08/10(水) 17:40:06 0
>>355
いやいや暗殺(笑)されても、意志を継ぐ者が現れて
結局彼の望んだとおりになるのでは。
357世界@名無史さん:2005/08/10(水) 17:54:35 0
反対派の急先鋒、小林興起前衆院議員
「昔、ローマの皇帝が処刑される人を猛獣と戦わせてもてあそんだ」

・・・・・・
358世界@名無史さん:2005/08/10(水) 18:08:19 0
政治感覚の欠如を自ら大宣伝!
いまどきこんな大時代的なローマ史観の持ち主が政治家やってるとはね。
カエサルやハドリアヌスが嘆くよ。
359世界@名無史さん:2005/08/10(水) 20:47:18 0
>356
小泉が日本型帝政の土台を築き
安部が受け継ぐわけか。
それでティベリウスに相当する人物が磐石にして
(そんな逸材がいればの話だけれども)
ヴェスパシアヌスが財政を健全化し
五賢帝時代を迎えると。
360世界@名無史さん:2005/08/10(水) 21:19:36 0
今月の「文藝春秋」のコラムでは、歴史認識の問題について取り上げていた。
トルコではレパントの海戦を教えないが、ウィーン包囲は教えているとか、
EUで共通教科書をつくろうとしているが、ボーダーレスでなかったここ
500年間の歴史についてはまとまらなかったとか。
361世界@名無史さん:2005/08/10(水) 22:01:04 O
>>359が天皇制をないがしろにする存在である件
362世界@名無史さん:2005/08/10(水) 22:17:06 0
>361
う〜んとね、天皇制という言葉自体が
皇室をないがしろにするそれなんだけどねw
363世界@名無史さん:2005/08/11(木) 12:44:49 0
>>361
言いたいことは、わかるんだけどね
他にいい言い方がないじゃん
364世界@名無史さん:2005/08/11(木) 13:37:46 0
>>359
皇帝は選挙で選らばれるわけじゃないけど、
小泉は選挙で落とそうと思えば落とせる。
365世界@名無史さん:2005/08/11(木) 14:17:51 0
天皇制も憲法で規定された存在である以上国民の3分の2だかなんだかが賛成すれば廃止できるな。
366世界@名無史さん:2005/08/11(木) 15:08:55 0
その前に国会決議が必要じゃなかったっけ
367世界@名無史さん:2005/08/11(木) 18:54:04 0
>>365
現在の天皇制を指して、「帝政」とは呼ばないよな。
国民に帝位の与奪権限があるような制度を帝政とは呼ばない。
368世界@名無史さん:2005/08/11(木) 18:54:44 0
選挙で選ぶ皇帝は、大統領とどう違うの?
369世界@名無史さん:2005/08/12(金) 00:49:54 0
選出手続き、および任期や権限(その人物を罷免することも含めて)が
明文化されているか否かの違いじゃないか。
立憲君主国であっても、国王を罷免する手続きを憲法に明文化している国は
聞いたことがない。
370世界@名無史さん:2005/08/12(金) 00:56:10 0
しかし生きてる間はずっと元首と言うのもめんどくさいね。
歴代天皇たちがさっさと上皇や法皇になりたがるのも無理ないな。
371世界@名無史さん:2005/08/13(土) 13:49:44 0
>312よ、お前もか!

484ページにも「同化路線〜、植民地統治時代の朝鮮の総督に〜」記述があるが、それを言うなら、東郷外務大臣が朝鮮人の子孫であることにも言及しなくちゃあかんだろ。
492ページなんかには「バカでもチョンでも」と堂々と書いてあるぞ。

要するにイタリア以外は無関心なんだな。
372 :2005/08/14(日) 00:46:11 0
[馬鹿でもチョンでも]のチョンは朝鮮人の事ではないのだが・・・
373世界@名無史さん:2005/08/14(日) 11:58:49 0
>372
語源がどこなのかっていうことじゃないんだよ。
塩野は、作品中に物書きってことにこだわってる。タキトゥスはどうのこうの、とかね。
じゃあ、そんな塩野が日本の植民地支配を批判する一方で、語源はどうであれ朝鮮人が火病を起こすような言葉を使うってのはどういうことなのよ、ってこと。
374世界@名無史さん:2005/08/15(月) 00:18:53 0
まあ右よりの人だからな。
375世界@名無史さん:2005/08/15(月) 16:05:07 0
塩野さんは日本の政治に絶大なるコネを持っておられます
それ以上日本の女性初の総理に一番近い方に対して不敬な事を言うのは止めなさい
彼女が総理になるとどんなに素晴らしいか
376世界@名無史さん:2005/08/15(月) 17:50:32 0
>375
戸口にハンニバルが立っているよ。
377世界@名無史さん:2005/08/15(月) 17:51:41 0
と、まあ人を叱るときにはこう言うものだ。
378世界@名無史さん:2005/08/15(月) 17:57:43 0
>376
じゃ、しばらく俺コンクタトールしとくわ。
379世界@名無史さん:2005/08/17(水) 16:52:44 0
>>375
税金を収入の十分の一にしてもらえるなら心を入れ替え一心不乱に支持します
ニートや引きこもり、失業中年をパートの自衛隊員にする政策は勘弁
380世界@名無史さん:2005/08/17(水) 21:05:22 0
ヌメルスか。
全国家公務員に十分の一刑を言い渡すのもアリかもね
忠実に再現しなくても、強制諭旨免職ってカンジで。
381世界@名無史さん:2005/08/18(木) 00:45:46 0
首相は、国会議員の投票とくじ引きの併用で選ぶべく法改正する>塩野内閣
382世界@名無史さん:2005/08/18(木) 02:55:46 0
不人気な奴は投票でダメだったら追放とか面白いな
ローマじゃないけど
383世界@名無史さん:2005/08/18(木) 10:09:05 0
うーん、塩野が日本のリーダーになるとしたら首相じゃあないだろ。

オレが思うに

1、PKO自衛隊のキャンプに行ってアジ演説をぶる
2、帰国するときに、「ここを越えれば日本社会の悲惨、超えねばわが破滅」とのたまう。
3、クーデター
4、これをネタに本を書く

となるハズだ!
384世界@名無史さん:2005/08/18(木) 18:46:31 0
375-383
ほとんどの非ナナミストには何のことやら解らないだろうなw
陶片追放はかろうじてかも。
385 :2005/08/18(木) 19:06:28 0
エッセイで小渕に助言した時の話を読んでいるので、塩野さんが政治に関わるのは
あまりないと思う。
386世界@名無史さん:2005/08/20(土) 22:39:18 0
最近は対中外交に関心を持ち始めたご様子なので
文芸のコラムを楽しみにしてる
387世界@名無史さん:2005/08/21(日) 22:40:54 0
他板から常任理事国絶望レスの貼り付け

>日本は世界で余り評価を受けていないことが確認された。
>発展途上国や後進国は日本の顔をみれば援助をせがむくせに・・。
>日本は莫大な借金を抱えながら、無理しながら、国連にお金をアメリカに
>次いで多く拠出している。
>それでも日本は各国に感謝されていない。
>むしろ軽蔑されていることが判明した。

あたりまえだろ。ローマ人読めよ、と、突っ込んでやりたい。

>今後は2020年を目標に戦略転換してさらなるODA

・・・
388世界@名無史さん:2005/08/22(月) 00:17:52 0
日本のODAは昔から日系企業と現地のお偉いさんの懐に金が流れ込むだけで
現地の実情を考慮してないと非難されまくりだったじゃね―か。
常任理事国入りできなかったからって何を今更と言う感じだな。
そしてさらなるODAって何を考えてんでしょうかね・・・
389世界@名無史さん:2005/08/22(月) 18:49:18 0
だからこそ塩野さんが日本発の女性首相になればいいのだ
今すぐに比例で第一位にして自民から出馬させるのだ
390世界@名無史さん:2005/08/23(火) 21:59:43 0
塩野さん今こそ選挙に出て下さい
お願いします!是非日本の総理に!!!!!!!!!!
391世界@名無史さん:2005/08/23(火) 22:31:20 0
彼女の作品はいい。ただ彼女の写真は見ない方がいい。
っていうか、テレビにでないほうがいい。
392世界@名無史さん:2005/08/23(火) 22:35:20 0
>>391
68歳の婆さんに何を期待してるのかと。
393世界@名無史さん:2005/08/24(水) 10:19:43 0
ローマ人最終巻書き上げた瞬間ポックリいったら息子さんが
後書きを書くのかしら。故山本七平の本みたく
394世界@名無史さん:2005/08/24(水) 10:22:44 0
憎まれっ子はばかりに入ってうんちする…
395世界@名無史さん:2005/08/24(水) 20:03:16 0
愛しの息子は確か考古学専攻だったか?
ローマ人が終わったら(それこそ山本七平みたいに) 共著でなんか出してきそうだなー
396世界@名無史さん:2005/08/28(日) 08:46:18 0
最初にヨセフス・フラヴィウスと表記してたのを後の方で
フラヴィウス・ヨセフスと書き換えてるのは何か意味があるのか?
397 :2005/08/28(日) 20:21:15 0
ラビエーヌスもラビエンヌスとかだったような気がする
398世界@名無史さん:2005/08/28(日) 23:11:30 0
>>391
俺は塩婆を長年見てきたせいかおばあちゃまの魅力に目覚めつつあるぜ
399世界@名無史さん:2005/08/29(月) 10:40:24 0
文庫版続きはいつになったら出るんだよ
400世界@名無史さん:2005/08/29(月) 16:40:31 0
明日
401世界@名無史さん:2005/08/29(月) 23:23:37 0
>396
遅レスだが、たったいま[巻で関係する場所見つけたので抜粋。

ローマ式では家門名の方が先にくるから、フラヴィウス・ヨセフスと呼ぶべきだが、
リズム感の方を重視して、ヨセフス・フラヴィウスと書く研究者は少なくない(P183)

だそうだ。
402世界@名無史さん:2005/09/04(日) 23:04:41 0
文庫版19巻138〜139ページでも結局、ハードカバー7巻の337ページの妄言は
改められずか。w
議員となった鮮人は今では「親日」売国奴リストに名を連ねているぞ。
403世界@名無史さん:2005/09/06(火) 23:03:03 0
その場合塩たんは韓国もまた英国・日本と同じで、敗者を同化する
ローマ帝国と反対の側にいる国々の一つだと居直るだけで無問題です
404世界@名無史さん:2005/09/07(水) 23:26:39 0
この間新聞読んでたらトヨタのヨーロッパ法人か何かの社長を
塩がローマの百人隊長になれると評したそうな

これは褒め言葉と解すべきか?
405世界@名無史さん:2005/09/08(木) 00:10:26 0
<CRローマ人の物語>
オリジナルのラテン語を再現し、もちろんフルボイス
リーチは主に王、平民派、閥族派、第一次・第二次三頭政治、悪名高き皇帝たち、五賢帝、軍人皇帝に分かれ(発展有)
他にも激アツの執政官リーチ(組合せ多数)を搭載
大当たり中はキケロの演説が流れ(連チャン数によっては「フィリッピケ」が)
登場したら大当たり確定のプレミアムキャラとして、
マシニッサ、ユグルタ、ヴェルチンジェトリックス、大小カトーなどコアなキャラも登場
なかでも注目のスペックは、ルビコン渡河のカットが入り
「ここを越えれば人間世界の悲惨、越えねば我が破滅・・・」の台詞で突然確変突入システム
406世界@名無史さん:2005/09/08(木) 10:58:29 0
で、ビッグボーナス終了時に塩婆のドアップ
407世界@名無史さん:2005/09/10(土) 02:07:30 0
小泉はチェーザレどころかレオ10世だったか…
408世界@名無史さん:2005/09/10(土) 13:31:29 0
>>404
絶妙なアイロニーを感じずにいられない…
大会社の社長を「百人隊長」って

「所詮アンタの器量は百人隊長どまりよ」って言いたいのか
それとも総天然色で純粋に誉めているつもりなのか…
塩野婆さん、謎だ
409世界@名無史さん:2005/09/10(土) 15:48:05 0
>408
読者じゃないのか? 百人隊長ったら…(漏れは無理ぽ…)
410名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 16:39:54 0
411名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 21:24:16 0
>>410ププププ
ショウサイ・キボンティーヌ
バクウケ
412キリシマヌス:2005/09/12(月) 00:34:13 0
この前、関西の新快速の中でナナミストの女の子見たよ。
18歳くらい?
何巻かはわからなかったけど「ローマ人の物語」の文庫本読んでたよ。
自分は首からフクロウの4ドラクマ銀貨(コピー)をかけていたので話しかけようかと思ったけどきもがられるのでやめといた。

くくくっ、文庫で平民にも入手し易くなってナナミスト(女)拡大再生産だな。
腐女子マンセーーー!!!
413世界@名無史さん:2005/09/12(月) 11:19:38 0
文庫読んだ。
ティベリウスとクラウディウスの演説は素直に感動した。
たいした文明もあったものだ。
414世界@名無史さん:2005/09/12(月) 11:53:57 0
さあ皆さん、カエサルとカトーの対決は、カエサルの完勝でしたよー。
415世界@名無史さん:2005/09/12(月) 17:18:32 0
あんな人たちをカエサルやカトーと一緒にしないでやってくれ…
416世界@名無史さん:2005/09/12(月) 20:57:16 0
むしろ塩野のナポレオンに興味がもてない理由がワロス!
なんでもナポレオンは、家族博愛主義なので、男としての匂いが失われてセクシーじゃないそうな。
417世界@名無史さん:2005/09/12(月) 21:38:56 0
けどめっちゃ仲の悪い弟とかいたじゃん。
まあ家父長制な感じはするけど。
418世界@名無史さん:2005/09/12(月) 22:46:07 0
家庭を守るけど家庭には収まらない。貧乏な時点でセクシーではないのね。
アットホームな医者だっけ塩婆の旦那、なんかの文庫本に自分で書いてたね。まあいいけど。
自己解決できるな浮気するなと、漏れは嫁にいいたい。
419世界@名無史さん:2005/09/13(火) 00:02:35 0
イタリアだよりを読んだが実に面白かった。そうとう昔の話だけども。
思うに、塩たんは歴史作家になるよりジャーナリストになった方が
良かったのではなかろうか
420世界@名無史さん:2005/09/13(火) 00:56:52 0
@「解散総選挙」
ホルテンシウス法〜ファルサルスの戦い

A「派閥入り禁止・権限を派閥から執行部へ」
元老院の権限無力化、帝政へ

B「ポスト小泉人材を要職登用〜来年9月退陣」
カエサルからアウグストゥスへ帝位継承

ローマ人が何十年掛けたことを・・・
はやい。早すぎ。
選挙制は効率がいい。

しかしカエサル暗殺がいかに無駄なプロセスだったかも
あらためて思い知らされる。
421世界@名無史さん:2005/09/13(火) 01:08:42 0
内閣総理大臣の権限は
執政官からインペラトールに向かいつつあるが(時代の要請で)
新首相に使いこなせるかな?

ハドリアヌスやトライアヌスならいいが
生半可な奴が就任したら実害は大きいぞ
422世界@名無史さん:2005/09/13(火) 14:33:34 0
産経新聞 平成17年(2005年)9月3日火曜日付

衆院で三分の二を占めるという事態がどれだけすごいことなのか。
参院でも三分の二の賛同者が必要な憲法改正の発議以外、政府・与党が
提出した法案は、参院でたとえ否決されようとも、その気があれば衆院で
再議決し、成立させることができる「万能の剣」なのだ。
この大権を手にした宰相は戦後、小泉首相が初めてなのである。
423キリシマヌス:2005/09/13(火) 15:11:27 0
>>420
所詮はアメリカの属国だということを忘れないように。
それに貧富の格差を極限までに広げる奴のどこがアウグストゥスでカエサルだ。

ローマ人の物語完結後の構想はアレクサンドロスを書くそうですが、個人的にはムッソリーニを書いて欲しい。
題名は「新ローマ人の物語・ムッソリーニの挑戦」

著作名は忘れたけど、ムッソーの短編ではかなり好意的に書かれていた。
424世界@名無史さん:2005/09/13(火) 18:07:23 0
確かに、平日の昼間に2chで煽ってるような
別の意味でコワい奴等は、貧富の格差の最下層だ
現代の不可触○民w
425世界@名無史さん:2005/09/13(火) 18:21:57 0
中曽根議員、郵政民営化法案に賛成の意向表明
通常国会で郵政民営化法案に反対した自民党の中曽根弘文参院議員は13日、
都内で記者会見し、特別国会に再提出する郵政法案について
「明確な国民の意思を重く受け止める」として賛成する意向を表明した。
これにより、先の通常国会で同法案に反対した参院の旧亀井派全員が賛成に回る。

ここにいたって、試合は敵方全員の退場によって終わった
426世界@名無史さん:2005/09/13(火) 20:05:45 0
小泉は信長やカエサルというよりはスッラな感じがする
抵抗勢力は「処罰者名簿」に名前が載ると屈強な知名度をもつ
「小泉組」によって速攻で血祭りにあげられると

>>425 ワロタw
427 :2005/09/13(火) 20:55:11 0
百人隊長が務まるっていう言い方は塩野さんの誉め言葉だろ。
確かジダンもそう言われていたはず(さすがにこのスレの人でもジダンは知ってるだろ)

サッカーについて語ったエッセイって単行本に収録してくれないかな。買い忘れた
428世界@名無史さん:2005/09/13(火) 21:21:25 0
塩タンの後のエッセイ読むとお医者タンとは離婚してるようですね。
離婚前は「私の夫は医者なのよ〜フフン。」とでも言いたげな
文章がアチラコチラに見受けられてたけど。
429世界@名無史さん:2005/09/13(火) 21:38:16 0
ジュンイティラウス・コイズミウス
430世界@名無史さん:2005/09/13(火) 21:56:26 0
強運で幸運だから
インペラトール・コイズミヌス・フェリックス・アジアティクスだ
431世界@名無史さん:2005/09/13(火) 22:02:15 0
次の巻 発売いつー
432日本@名無史さん:2005/09/13(火) 22:17:05 0
>>428
しかもシチリアの旧家出身>元夫。
でも、御本人も天下のシオ○ギ製薬創業家出身。
433世界@名無史さん:2005/09/13(火) 23:22:23 0
歴代天皇には

ラテン語名があるhttp://la.wikipedia.org/wiki/Imperatores_Iaponiae

仁徳天皇はNuntocus
村上天皇はMuracamius
後白河天皇はSirakavaII
434世界@名無史さん:2005/09/13(火) 23:47:04 0
>>433
ラテン語表記しただけでしょ…。
活用語尾の関係で、どんな名詞でもラテン語表記したらラテン語っぽくなるんだから。
435世界@名無史さん:2005/09/14(水) 00:25:34 0
>431

2005/12/26
ローマ人の物語XIV 東西分裂
著者:塩野七生
出版:新潮社
ISBN4-10-118567-6
436世界@名無史さん:2005/09/14(水) 00:28:48 0
やっぱテオドシウスまでか。
しかし来年の最終巻は悲惨な話でいっぱいになりそうな悪寒
ガラ・プラキディアたんだけが救いになりそうな
437世界@名無史さん:2005/09/14(水) 00:57:55 0
>>433
俺個人で18へぇ
438 :2005/09/14(水) 06:21:19 0
塩野さんの性格からすると、ユリアヌスを絶賛すると見せかけてきちんと批判は
してきそうだ。
439世界@名無史さん:2005/09/14(水) 06:47:45 0
シオヌス
440世界@名無史さん:2005/09/14(水) 08:40:16 0
>438
ユリアヌス批判は当然あるだろう…。
時代のシステムについていけなかった男、として。
441世界@名無史さん:2005/09/14(水) 13:10:14 0
>>420
何このキチガイ
442世界@名無史さん:2005/09/14(水) 20:32:39 0
>>432
やっぱりいいトコのお嬢さんだったんですね〜
塩タンは。
どうりで自分の母親のこと「お母ちゃま」なんて呼ぶハズだわさ。
443 :2005/09/16(金) 20:00:51 0
次はアレクサンドロスだそうだが。一巻分厚いので済むかな>分量

個人的にムッソリーニを書いてほしい
444世界@名無史さん:2005/09/16(金) 20:43:59 0
イタリアだよりでは当時のイタリア中道左派連立政権があまりにも
ぐだぐだだったために好意的に書いてたけど、他の作品では
知性に欠けてるだの言いたい放題なので可能性は絶無>ムッソリーニ
445世界@名無史さん:2005/09/17(土) 02:40:29 0
果たして今回の総選挙をどう評するのだろうか。
文藝春秋見た限り郵政民営化賛成みたいだが。
小泉総理=カエサルでマンセーかな。
446世界@名無史さん:2005/09/17(土) 04:52:36 0
郵政民営化する意味はまったくないと思うんだけどなあ。
447世界@名無史さん:2005/09/17(土) 07:45:33 0
新聞からブログまで津々浦々で解説されてるというのに
448世界@名無史さん:2005/09/17(土) 13:19:34 0
じゃあ解説プリーズ。
もともと独立採算でやってるのにどうして民営化すれば歳出の削減になるのか。
法人税の平均は約40パーセントにすぎず郵政は現状で50パーセントを国庫に入れてるのに
なんで民営化すれば税金が入ってくると言う話になるのか。
この2点だけでいいから頼むよ。
449世界@名無史さん:2005/09/17(土) 13:25:01 0
>448
郵政であって郵便じゃないでしょ
郵貯、簡保の法人化、会社会計化(透明化)が主目的。
450世界@名無史さん:2005/09/17(土) 14:33:48 0
>>448
幻の独立採算制 郵政 3 事業は本当に儲かってきたのか
ttp://www.21ppi.org/japanese/message/200403/040315.html

>終戦直後のほんの一時期を除いては国の支援を受けたことはなく
>独立採算制でやってきたはずの郵政事業の実態は、
>政府の銀行による埋め合わせによって成立していたのだ。
>だからこそ国鉄清算事業団の債務処理の押し付け合いの中で、
>突然 1 兆円が登場したのだ。
451世界@名無史さん:2005/09/17(土) 14:38:12 0
ttp://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200508091144.html#19870

からのコメントの流れもそのものズバリの回答だな
452世界@名無史さん:2005/09/17(土) 16:19:03 0
>>448
郵政から流れる金で、国が莫大な無駄遣いするから、
その元を断つため。

そう考えると土地法とかなりアナロジーが成立するんだなあ。
453世界@名無史さん:2005/09/18(日) 01:16:01 0
なるほど。理解しました。
けどこの流れの中で民営化したら早晩つぶれちゃわね?
膨大な額の国債を引き受けたまま。
そしたら円の急落どころじゃない騒ぎになりそうだけど。
今までは財投と引き換えにその際の保障を政府がしてたみたいだけど。
454世界@名無史さん:2005/09/18(日) 10:26:10 0
だから、地主のバカ息子がニートでも
局長やりながら年収ン千万、とかいう
ふざけた「特定郵便局」が真っ先に淘汰されていくわけ。
潰れるにしては郵政省にはインフラも人的資源もいっぱいある。

NTTやJRが民営化するときも散々心配されていたが
フタを空けてみりゃちっとも揺るがなかったしサービスも向上してたし。
455世界@名無史さん:2005/09/18(日) 23:17:34 0
文藝春秋のエセー読んだ。
塩婆は「遣り方によっては」郵政民営化は切り札になりうると思ってるみたい。
せっかくだから民主も郵政民営化に協力して独自の推進の仕方をして、
国にとって良いほうに向け、良い実績を作るべしって意見みたい。

バックナンバー見たけど、結構塩婆、小泉に好意的みたい。
456世界@名無史さん:2005/09/19(月) 02:17:46 0
カエサルと言うよりギリシャ後期の僭主政治に見えるよ
457世界@名無史さん:2005/09/19(月) 08:20:36 0
イヤなら次の選挙で自民に入れなきゃいい
458世界@名無史さん:2005/09/19(月) 14:22:39 0
悪名高き皇帝たちの文庫読んだけど
ネロの部分でブリタニクス毒殺のおどろおどろしいシーンは
さっとスルーして、アグリッピナとの母子相姦の噂にも
全く触れてない
その種の醜聞はスエトニウスなどの誇張捏造と割り切って捨てたのか
459世界@名無史さん:2005/09/19(月) 14:59:48 0
ローマ人がギリシャ人を模倣してはびこりまくっていた男色趣味もスルーだしね
460世界@名無史さん:2005/09/19(月) 17:51:19 0
>>458
スウェトニウス由来のエピソードでもカエサル様モテ話だけは採り上げるんだよな…
461世界@名無史さん:2005/09/19(月) 20:06:18 0
ttp://headline.2ch.net/test/read.cgi/bbynews/1127109559/
イタリアにて、プログラマーがネット上でGoogle MapとGoogle Earthのサービスを使っている最中に、古代ローマの新遺跡を発見したとのこと。
発見者のルカ・モリ氏は、最初同サービスでパルマからほど近い自宅のソルボロ周辺地域を眺めていたところ、全長500m以上の巨大な楕円形の影を発見。
それは曲がりくねった古代の川の跡だった。
そうした古い水流跡は、その周辺地盤よりも、空気中からより多くの水分を吸収するために目に見える痕跡が残るという。
ttp://x51.org/x/05/09/1919.php
462世界@名無史さん:2005/09/21(水) 01:05:11 0
>461
いわゆるソイルマークだね。日本でも古代道の発見の手法として
航空写真からソイルマークを発見する、というのがあったあず。
463世界@名無史さん:2005/09/23(金) 01:55:29 0
ローマ人を全部売った。
一時はこんな面白い本はないと胸踊らせたものだが、
薄情なもので、どうしたって読み返さないものね。
すっきり。
今後は新刊が出ても借りる事にするよ。
塩婆も納得するだろう。
464 :2005/09/23(金) 09:06:25 0
>>463
よっぽど記憶力が良くて貧乏なんだね。
何が「納得するだろう」なんだか全然分からないよ。
465世界@名無史さん:2005/09/23(金) 10:05:28 0
>>464
寝言いってんじゃねぇよ、タコの助。

「ローマ人の物語には情熱を傾けれず、実際に面白くなくなってると塩野七生氏も
自認してるだろうから、もう買わないという昔からの読者が出ても‘納得するだろう’」

言葉足らずとはいえ、こうまで手取り足取り書いても分からなければ本など読むな。
466世界@名無史さん:2005/09/23(金) 11:11:45 0
日本人は本買いすぎなんだよ。
何度も読むならまだしも、一回しか読まないなら必要ないじゃん。
467世界@名無史さん:2005/09/23(金) 11:17:36 0
文庫本で読み捨ててるからモーマンタイ
468 :2005/09/23(金) 11:30:18 0
>>465
>「ローマ人の物語には情熱を傾けれず、実際に面白くなくなってると塩野七生氏も
>自認してるだろうから、もう買わないという昔からの読者が出ても‘納得するだろう’」


妄想はオナニーの時だけにしとけ。「お前が」そう思うだけならまだしも何言ってるんだ?
ゆとり教育の犠牲者かしらんが、こんな馬鹿に読者になられても塩野さんも迷惑だろうな
469世界@名無史さん:2005/09/23(金) 16:13:34 0
私も実際大して面白くはないと思うがわざわざそれを塩野スレでぐちゃぐちゃ言う必要はないとおもうぞ。
470世界@名無史さん:2005/09/23(金) 17:26:44 0
入門書としては十分だろ。
471世界@名無史さん:2005/09/23(金) 18:31:55 0
本が邪魔だって言うのは、本棚のせいで床が歪むぐらい読んでから言え。
塩野七生程度を読んでるからって読書家気取ってるんじゃない。
472世界@名無史さん:2005/09/23(金) 18:59:09 0
いちいちそう極論に走るのイクナイ
473世界@名無史さん:2005/09/23(金) 20:21:28 0
でもその方が、2ちゃんらしいのも事実。
474世界@名無史さん:2005/09/23(金) 20:45:43 0
今日、塩野さんで自慰をした俺は神
475世界@名無史さん:2005/09/23(金) 21:53:45 0
俺はアグリッピーナで自慰しますた。
476世界@名無史さん:2005/09/23(金) 22:31:53 0
だっらら俺はアンティーノで・・・

真のHGはハドリアヌス>>>>>>>>>レザーラモン
477世界@名無史さん:2005/09/23(金) 22:32:51 0
いかん俺は何を書き込んでいるのやら
訂正:レイザーラモン
478世界@名無史さん:2005/09/27(火) 14:24:55 0
ガルバのがハードだと思うけどナァ

今ココで激白 最初塩野婆を男だと思ってたヤシ ノ

コンスタンティノープルの陥落読むまで気が付かなかったorz
479世界@名無史さん:2005/09/27(火) 16:15:34 0

『七生』という漢字がわからんかった。
480 :2005/09/27(火) 19:35:53 0

どこで気づいたんだったっけなー。なにかのエッセイだったと思うが。
確か離婚したんだよね? で子供はローマ史の勉強してると。
481世界@名無史さん:2005/09/27(火) 20:16:29 0
高坂正堯氏の本で『海の都の物語』が挙げられており、それで塩野氏を知る
当時中公文庫に入ってたので、カバーの著者写真を見たので
最初から女性だと知ってた
482世界@名無史さん:2005/09/28(水) 10:31:46 0
海の都の物語がどの本屋いっても置いてない・・・
483世界@名無史さん:2005/09/28(水) 16:14:36 0
つamazon
484世界@名無史さん:2005/09/28(水) 17:57:18 0
なんでだろ、最初から女のイメージがあった。
言われてみれば両方に取れる名前なんだよな。
485世界@名無史さん:2005/09/28(水) 18:13:54 0
女性だとは思ってたが名前の読み方がわからなかった
486世界@名無史さん:2005/09/28(水) 18:28:20 0
ナナオだと思ってました
487世界@名無史さん:2005/09/28(水) 20:02:29 0
>>482
中公文庫版はすでに品切絶版
『海の都』だけでなく他の著作も中公は品切みたい
おそらく新潮社へ版権譲渡したと思われ
現在は新潮の「ルネサンス著作集」という単行本シリーズに入ってる
488世界@名無史さん:2005/09/28(水) 20:29:06 0
>>482
ブックオフへ
489Ryuju ◆RlujhF6VrA :2005/09/28(水) 20:32:15 0
私の場合、ローマ人のカエサルの巻が出た頃の朝日の夕刊に
塩婆の顔写真入り連載記事が載ってて、彼女のこと自体それで知った口だから
女だってことも同時に知った。
490世界@名無史さん:2005/09/28(水) 23:15:55 0
ローマから石畳が消える
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20050923k0000m030034000c.html

記念に石(12〜15Kg)を持ち帰る市民も多く、撤去作業は順調らしい(T_T)
今が最後のチャンス。ローマで石採りしてヤフオクで売ろう。
石がアスファルトに変わろうとも、すべての道がローマに通じるのは変わらない。
491世界@名無史さん:2005/09/29(木) 07:11:55 0
塩婆の文章って読みやすくて短時間で読めるんだけど、
意味のない体言止とか倒置が目に付く。
492世界@名無史さん:2005/09/29(木) 07:34:43 0
359 :世界@名無史さん :2005/09/28(水) 22:00:00 0
新潮文庫
ローマ人の物語21危機と克服(上)ガルバ、オト、ウィテリウス
ローマ人の物語22危機と克服(中)辺境、ウェスパシアヌス
ローマ人の物語23危機と克服(下)ティトゥス、ドミティアヌス、ネルヴァ

が出たよー

※ゆんべ、よりによって「以外」スレのほうに書いてしまった・・・
493世界@名無史さん:2005/09/29(木) 07:48:32 0
とにかく文章が下手クソだーっ!!!

494世界@名無史さん:2005/09/29(木) 07:59:29 0
>>493 あんたよりは上手だが
495世界@名無史さん:2005/09/29(木) 11:53:44 0
帝政になって以降の文章で、同じ主張を繰り返し繰り返し語ってるのがくどいなぁ
大切な事項なのはわかるが
496世界@名無史さん:2005/09/29(木) 13:45:02 0
「アウグストゥスの〜デリケートなフィクション」とか
「カエサルがなんちゃら〜クラウディウスが手直しした帝政ローマ」とかのことね。
あとカエサル以降はやたらと「学者」を小ばかにしたような記述が目に付くような気がする。
497世界@名無史さん:2005/09/29(木) 19:50:23 0
味といえば味なんだけど、日本語がヘタなのは同意
498世界@名無史さん:2005/09/29(木) 20:02:43 0
日本語が下手、つーか、綺麗な欧州言語の訳を読んでいる様な
本来なら助動詞の関係で省略もしくは別文で述べる、名詞に対する修飾部が長いせいで、
遠大な係り結びを読まされているような錯覚に陥る。
現代語で書かれてるのに。
慣れれば楽だが。
それでも行、稀に段落の頭と尻を往復する羽目になる。
499世界@名無史さん:2005/09/29(木) 20:08:25 0
日本語のリズム感はなきに等しい。
なんでそこに句読点を入れる!?みたいな文が1,2ページに1回は出てくるし。
500世界@名無史さん:2005/09/29(木) 22:04:52 0
500ナナミ
501世界@名無史さん:2005/09/30(金) 17:30:53 0
そりゃ仕方ない。国際結婚してアメリカの田舎にウン十年住んでいた
うちの叔母なんて日本語が極めて怪しいぞ。
502世界@名無史さん:2005/09/30(金) 18:01:16 0
オレも、塩野の文は下手だと思う。
読みやすいのが名文とは言わないし、読みにくくてもそこに独特のリズムが生まれて味わいのある文となる場合もあるだろう。

タキトゥスは名文だ、などと文章に関して意識を持っているかのようなので、当初はオレの能力が低いのだと思っていた。
だが、やはり塩野の場合は違うな。>498の言うように文章を遡って読むハメになることがしばしば。

頭に浮かんだものを書きっぱなしで、あまり推敲とかしないんじゃあるまいか。
503世界@名無史さん:2005/09/30(金) 19:48:03 0
うーん、あんまり推敲しない、というよりは、
先に文章の骨子となるSVOを決めて、
そこに無理矢理修飾部を突っ込んでる、というか
逆に極めてシステマティックな書き方をしてるんでなかろうか
504世界@名無史さん:2005/09/30(金) 20:14:25 0
推敲はするだろ、それは洋の東西を問わずやるもんだと思う。
ただ我々がイタリア語の文章を書いたとして、にらめっこして推敲しても名文は出てこないだろう。
505 :2005/09/30(金) 20:14:27 0
綺麗な文章ではないが独特のリズムがあって結構好きだが>塩野文体
読みにくくはないね。下手でもない
506世界@名無史さん:2005/09/30(金) 21:13:27 0
まあ慣れれば味のある文章とも言えるが
ちょっと変だなと思うところもある
編集者がちゃんと仕事をしていないのかも
大御所かつドル箱なんで、腫れ物に触るような扱い
「これは少しわかりずらいですね」
「ちょっと繰り返しが多すぎませんか」
なんてことも言えなくなってるのかも
507世界@名無史さん:2005/09/30(金) 21:25:35 0
その会話すら片言の日本語だったらどうしようかね。
508Ryuju ◆RlujhF6VrA :2005/09/30(金) 21:32:09 0
読みにくいというほどでもないし、下手とは思わんが
「印象(記憶)に残る文章」ではないと思う。>塩野の文体
実際、今このスレ読んで彼女の文章思い出そうとしても、さっぱり思い浮かばん。
・・・私だけか?
509世界@名無史さん:2005/09/30(金) 22:14:30 0
属州・同盟国のゴタゴタの書き方がカエサル以来一緒なんでどれがどれか覚えにくい
510世界@名無史さん:2005/10/01(土) 14:05:22 0
あの期間あの量だぞ文句だけいうなら同列以上に並んでからにするか、慎ましく言え。
このスレみるきなくなってくるよ
511世界@名無史さん:2005/10/01(土) 14:35:12 0
同じ期間でそれ以上の質、量のものを書いてる人なら、他にいくらでもいますから…
え? 書かないと批評する権利すらないの?
印税に貢献してるだけじゃ不足ですか?
見る気無くなってくる? 別に誰も困らないから
512世界@名無史さん:2005/10/01(土) 19:18:09 0
まあ学問的にはちょいと怪しくても
これだけ面白くて読みやすい啓蒙史書書いてくれる
作家も珍しいから、貶す一方ってのもなあ
513世界@名無史さん:2005/10/01(土) 20:38:33 0
不当な貶め方じゃないだろ。
日本語が不自由なのは事実だし。
514世界@名無史さん:2005/10/01(土) 23:56:15 0
大衆受けする作家ではあるよね。
ローマの歴史を物語風に語りながら、自己啓発的な要素とか政治批判を少々混ぜている。
週間新潮とか読むようなオッサンが好んで読みそうではある。
で、受け売りで部下に説教たれてそうな・・・。
515世界@名無史さん:2005/10/02(日) 17:24:46 0
>>514
それうちの上司w
516世界@名無史さん:2005/10/02(日) 23:29:13 0
日本史関係なら司馬遼太郎、イタリア・ローマ史関係なら塩野七生
勘違いさん量産作家の両横綱やね
517世界@名無史さん:2005/10/02(日) 23:53:36 0
そして自作自演の小泉純一郎
518世界@名無史さん:2005/10/03(月) 07:44:42 0
>>516
そして中国は民明書房・・・・
519世界@名無史さん:2005/10/03(月) 10:12:22 0
民明書房は中国っつーか格闘技関係?
520世界@名無史さん:2005/10/04(火) 19:27:33 0
>>516
実行犯までだしちゃったマキャベリさんに比べたら二人ともまだまだ小物
521世界@名無史さん:2005/10/04(火) 20:31:32 0
頻出する同名異人についてできれば区別してくれないだろうか
例えばアッピウス・クラウディウスはどこかで一箇所だけ一覧みたいに
してた部分があったと思うがそれ以外添え名を略してるから
誰が誰だかわからん
522 :2005/10/04(火) 20:55:16 0
>>516
そういう書込たまにあるけど、どこらへんがそうなのか教えてくれないかな?
523世界@名無史さん:2005/10/04(火) 21:11:15 O
人気があるって意味だよ
524世界@名無史さん:2005/10/04(火) 21:47:11 0
>>522
516じゃないが、塩タンに敬意を表して箇条書きにしてみると、

1.アホの佐高流の表現で言えば無能経営者や間抜け政治家に自分を
 信長やカエサルに比すると思い込ませたのが大罪とする主張

2.彼らの本を読んだだけで歴史に学んだと錯覚し、誰彼かまわずに
 知ったかぶって得意げに語る連中への嫌悪

ってところでないか?
多数の読者を抱える作家はアレな読み手が増えるのは仕様がないと思う
俺は歴史を娯楽として楽しむには格好の作家だと思うんだが

>>520
カールなマルクスさんに比べたらマキアヴェッリさんも小物デス
525世界@名無史さん:2005/10/04(火) 22:41:04 0
実はマキャベリ自身が壮大な実行犯だった事実はあんまり知られてない希ガス

ローマオタクと化していた彼は市民軍こそ最強だと妄想をかきたて
傭兵を雇う余裕のなかったフィレンツェで「市民を徴兵して最強軍作りまぬ!」とぶち上げ
訓練や戦術の指導を懇切丁寧に行って、ローマ(のコスプレ)軍としか言いようのない軍隊を作った
この妄想軍隊はスペイン&メディチの傭兵軍の前に死傷者多数を出して完敗

マキャベリは失脚
失意の彼は以後、同人…じゃなかった執筆活動に精を出し、
それでもローマ式の徴兵軍が強いんだいとペンで主張を叩きつけたのが
世に名高い「戦術論」である
526世界@名無史さん:2005/10/05(水) 01:58:42 O
最近は説教臭くて正直読めたものじゃない。
527世界@名無史さん:2005/10/05(水) 22:59:10 0
>525
ああ、そんなマキャベリ君だったら友達になれそうな気がするなぁ俺はw
528世界@名無史さん:2005/10/06(木) 11:34:57 0
注:俺は塩野さん好きですが

TVとかで塩野さん見てると
細木婆ァと塩婆で日本の政治論を討論させたら面白そうだと思った
どちらがヤリコメルだろう
細木ババァには教養と品性がないが押しが強い
細木ババァも塩婆も無闇に女の自信があって両方気が強い
やってくれねーかな
529 :2005/10/06(木) 18:47:18 0
まあ、何十万部も出る作家だから、中にはおかしな読者や説教のタネにする奴が
いてもおかしくはないけどな


>>525
我が友マキャヴェッリ読んだか?
530世界@名無史さん:2005/10/07(金) 06:42:01 0
>>528
細木の発言に呆れて塩野さんが失笑、
途中で無言になり適当に相槌を打つだけに終始すると予想
531世界@名無史さん:2005/10/07(金) 08:46:46 0
塩野女史そのものは大して好きではないが幾らなんでも細木女史と比べるのは失礼だと思う。
532世界@名無史さん:2005/10/07(金) 09:30:14 0
>>530
それ見てみたいなぁ
>>531
すまん。細木婆ァの活躍見てたら、こいつを止められるのは誰なんだろうと思えてきてさ
専門外の国政にまで意見し始めるは説教会始めるは・・・
塩野婆さんしか思いつかなかったんだ
533世界@名無史さん:2005/10/07(金) 22:19:21 0
塩野にぶつけるなら桜井よしこではないだろうか。
534世界@名無史さん:2005/10/08(土) 07:00:06 0
「あなたのおっしゃるカエサルってどのハゲのことかしら」
535世界@名無史さん:2005/10/08(土) 13:45:36 0
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536世界@名無史さん:2005/10/08(土) 14:03:46 0
>534
知性と笑いを
よくわかっているね。
稀有な奴w
537世界@名無史さん:2005/10/08(土) 14:34:44 0
桜井
「あなたのおっしゃるカエサルってどのハゲのことかしら?」

塩野
「主に、ガイウス・ユリウス・カエサル…」

桜井
「私たちはここできちんと定義した方がいい。
 カエサルと言うと皇帝全員と思うが、特に激しい頭をしているのはユリウス・カエサル。
 アウグストゥスは積極的に毛が生えている。ティベリウスもそう。
 まずユリウス・カエサルと定義したい」
538世界@名無史さん:2005/10/08(土) 16:21:45 0
ちょww塩野さん押されてる・・・?
539世界@名無史さん:2005/10/08(土) 16:52:06 0
なるほど。帝位を意味するカエサルか、
ユリウス・カエサルかを、掛けたわけか。

・・・押されてるね。
540世界@名無史さん:2005/10/11(火) 11:30:02 0
まて、ハゲ前提なんかいっ
541世界@名無史さん:2005/10/11(火) 12:14:36 0
>アウグストゥスは積極的に毛が生えている
見たんか。

なんなんだ積極的に毛が生えているって。
542世界@名無史さん:2005/10/11(火) 14:00:09 0
ハゲじゃないよ
髪の毛が相対的に少ないだけ
543世界@名無史さん:2005/10/11(火) 14:24:57 0
塩野さんって、以前中西輝政氏との対談で、ハロルド・ニコルソンの『外交』
という本を取り上げて、こんなものを勉強しているから日本の外交はダメ
なんだといっていた。
中西輝政いわく、あれはイギリスにとって都合のいい外交官を他国に
つくりだすための本なんだとさ。

細谷雄一氏のような、イギリス外交史の専門家がきいたら何ていうかなあ〜
544世界@名無史さん:2005/10/11(火) 20:41:03 0
細谷雄一はきっとこう言う。
「われわれが禿げるのは環境が悪いのではなく、われわれ自身が禿げなのである」
このように、日本の外交力の環境の悪さを嘆かないようになると、
不思議にも心の静かさが禿を伴い、訪れるようになるのだ。
545世界@名無史さん:2005/10/11(火) 21:08:30 0
なあ、塩婆っていつからカツラなの?
546世界@名無史さん:2005/10/11(火) 22:33:47 0
ズラじゃねぇぇえ
547世界@名無史さん:2005/10/11(火) 23:51:03 0
皇帝ってつまり替猿の工程?
548世界@名無史さん:2005/10/12(水) 20:50:07 0
>>547
アウグストゥス(正帝)カエサル(副帝)ってこと?
549世界@名無史さん:2005/10/13(木) 10:57:55 0
みざる、きかざる、カエサル
550世界@名無史さん:2005/10/13(木) 12:25:41 0
塩野さんはタキトゥスの下す評価を結構興味深く書いてるけど、
塩野さんがタキトゥスに下す評価は結構興味深い
551世界@名無史さん:2005/10/13(木) 20:26:43 0
あの>>550がカキコしたいことが何であるのかはわからなかったが、
何であれ強烈にカキコしたいことだけはわかった
552世界@名無史さん:2005/10/13(木) 21:16:49 0
タキトゥスがぐだぐだ書いてるのを「そんな事言ったってしょーがねーだろ」とか言ってる部分のことだろ。
553世界@名無史さん:2005/10/14(金) 13:28:43 0
実際ネロってどうだったの?
塩野氏はずいぶん好意的に書いてあるような印象だったけど…
ローマ史はほとんど知らないけど、悪評の酷い部分は全部後世の捏造!
としてきって捨てたような印象が…実はあんなもんだったの?
554世界@名無史さん:2005/10/14(金) 16:32:39 0
ギリシャまで下手の横好きで演奏会に出かけ、市民の服装で市民と同じところで出番を待ち一生懸命汗をかきながら演奏する憎めない男。
皇帝の妻が夜な夜な売春宿に出勤して汚い労働者に体を貪られる興奮に酔いしれていたってのはネロだったっけ?あのくだりは萌えた
555世界@名無史さん:2005/10/14(金) 17:07:57 0
↑淫乱奥さんはクラウディウスくん
556世界@名無史さん:2005/10/15(土) 00:35:38 0
>>553
とりあえずカリグラはダメ皇帝
一説には統合失調症とも
557世界@名無史さん:2005/10/15(土) 02:17:10 0
鏡を見て百面相したり
叔母か誰かにお前は頭部と体の釣り合いが悪いから死になさいと言ったりしたって
本当か?
558世界@名無史さん:2005/10/15(土) 20:17:29 0
>>557
>お前は頭部と体の釣り合いが悪いから死になさいと言ったりしたって
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
俺そういうやつイパーイ知ってる!
いつも何かあると「氏ね」とか書き込んじゃうの。
559世界@名無史さん:2005/10/16(日) 19:07:36 0
カリギュラ=統合失調症=ねらー
か・・・
なるほど
560世界@名無史さん:2005/10/16(日) 22:33:06 0
>>516
なにいってんの?このバカは。
561世界@名無史さん:2005/10/17(月) 03:34:14 0
個人的にはビザンツまで書いて欲しス
562世界@名無史さん:2005/10/17(月) 09:06:55 0
塩野は色々言われてるが、勘違い量産というまで史実に反した事は書いてない。
と思う…が、ローマ史専攻したわけでもないからなぁ。
大きな間違いでもあるんならあげて欲しいものだ
563世界@名無史さん:2005/10/17(月) 10:52:09 0
主観を全面に押し出すからな。小説家だから当然だけど。
564世界@名無史さん:2005/10/17(月) 23:23:30 0
でも推測部分は「私の推測だが・・・」ってちゃんと書いてくれてるぞ。
それでも駄目皇帝を援護しまくりだとは思うが。
565世界@名無史さん:2005/10/18(火) 00:18:01 O
「ローマ」出たばかりの頃は面白かったが
最近は勝手に日本を憂いてるおばさんだな。
「ローマ」も刊がすすむ毎につまらなくなった。

政治家にでもなったらいい。
イタリアで。
566世界@名無史さん:2005/10/18(火) 00:58:38 0
そりゃ歴史好きにとって一番面白い時代のネタがとうの昔に終わってるんだから
段々つまらなくなるのも当然だろ。U〜X巻とそれ以外とじゃ元ネタの面白さが
全然違うんだから。
567世界@名無史さん:2005/10/18(火) 01:18:51 0
>日本を憂いてるおばさんだ
>刊がすすむ毎

むむ、日本と日本人を蔑む書き込みに
グリコ・森永事件のような、奇妙な日本語表記・・・

こいつは在日だな。間違いない。
そうか。妙に煽るやつがいると思ったら在日だったのか

・・・・やっぱり実際に居るんだな。(妙に感心)
568日本@名無史さん:2005/10/18(火) 01:53:49 0
>>565
>最近は勝手に

昔からだったと思う。最近は読んでいないので何ともいえないが、当時はユーモアのオブラートに包んでね。
なかなか面白かった印象がある。
569世界@名無史さん:2005/10/18(火) 20:42:43 0
塩野さんが早く日本の総理になってくれる事を望みます
570世界@名無史さん:2005/10/18(火) 20:46:03 0
>>565
だな。在日だ

>政治家にでもなったらいい。
>イタリアで。

選挙権への渇望と羨望が
歪んだ形だw

政治家にでもなったらいい。
半島で。
571世界@名無史さん:2005/10/18(火) 21:11:14 0
素でなぜ在日に繋がるのか判らん。
572 :2005/10/18(火) 21:32:50 0
>>570は釣りにしても酷いな
573世界@名無史さん:2005/10/19(水) 03:25:08 0
570は大カトーさん辺りとなら気が合いそうなそうだな
以後は書き込み文の全てに
半島アンチ文でも付けとけばよろしい

あんな上手いキムチが食える国がすぐ近くにある、これは日本にとっちゃ脅威だw
574世界@名無史さん:2005/10/19(水) 08:22:36 0
韓国のキムチはすっぱい?というか変な酸味が合わない・・・・日本のしょうゆ多めなのが好き



スレ違いだけど半島は滅ぼさるるべきである
575世界@名無史さん:2005/10/19(水) 13:04:12 0
573は小カトー辺りとなら馬が合いそうだw
洗脳教育の申し子の自身を何よりも重視し、政治への無関心を装う
しかし現実世界では生命と財産の安全保障を政府に求める
首尾は一貫していない。俗な日本語では、面当て、という言い方がある
576世界@名無史さん:2005/10/19(水) 16:50:21 0
575はマリウスとならよろしくやっていけそうだ
文章を書くより軍隊で麦飯でも食ってる方が上手くやっていけるだろう
577世界@名無史さん:2005/10/19(水) 16:53:44 0
俺も脈絡なく在日が出てくるのが分けわからん。その573てどこの573?すばらしい妄想力をお持ちのようで

>洗脳教育の申し子の自身を何よりも重視し、政治への無関心を装う
>しかし現実世界では生命と財産の安全保障を政府に求める
>首尾は一貫していない。

そもそも小カトーってこういう人だっけ。
578世界@名無史さん:2005/10/19(水) 17:27:43 0
おまえら平日の昼間からキモい
579世界@名無史さん:2005/10/19(水) 17:31:11 0
カタカタカタ・・・・
あのAAが見つからないので擬音だけでもどうぞ>>578
580世界@名無史さん:2005/10/19(水) 17:38:41 0
きんもー☆
581世界@名無史さん:2005/10/19(水) 20:30:16 0
>>577
首尾一貫してないってのは違うような…
自分の思想には自分だけが従えばいいと思ったんじゃないか?<自殺
そもそもそれに妻子巻き込むほうがアレだと思うんだけどな。
582世界@名無史さん:2005/10/19(水) 21:43:04 0
ていうかね、首尾一貫以前に、
自ら命を絶っていてはいけない。
583世界@名無史さん:2005/10/21(金) 11:01:05 0
しかしあの状況では他にどうしようもないんじゃないか?
自ら敗北を認めつつ主張だけは譲らないという感じかな。
584世界@名無史さん:2005/10/23(日) 17:37:19 0
最近一気にこれ全部読んだんだけど、今まで持ってたローマのイメージと大分違うなぁ。
キリスト教史観に毒されてたのか……
585世界@名無史さん:2005/10/23(日) 19:53:07 0
どーゆーイメージだったわけよ?
まさか映画「カリギュラ」か?
586世界@名無史さん:2005/10/23(日) 20:42:50 0
>>584
キリスト教徒と反日日本人は洗脳がお好き
そんなあなたに↓もどうぞ。もう読んでるかな?

>みんなが自虐教育の洗脳から解放されたきっかけは?
http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/asia/1125370911/
587世界@名無史さん:2005/10/23(日) 22:23:13 0
いや、漠然としたイメージだったんだが、ローマ中枢の人間は堕落しまくってて、
血を好んでるような。
政治する人も自らのことしか考えなかったり〜とかまぁうまく言えないんだが…
漠然と悪いイメージを。今まで深く考えてないってのもあるけど、これ読んでよかったよ。
588世界@名無史さん:2005/10/24(月) 10:08:33 0
一般的に

ローマ→征服→虐殺→悪
ローマ→奴隷→悪
ローマ→剣闘士→野蛮→悪
ローマ→キリスト教を弾圧→異端→悪

と言うイメージじゃないか?
589 :2005/10/24(月) 14:39:47 0
おれも「ローマ人の物語」読むまでは悪いイメージだった。

なんか世界中を征服して略奪+重税、貴族は贅沢三昧やり放題、庶民はキリスト教徒
や剣闘士をコロッセウムで殺し合いするところを見て大喜び。
皇帝を崇拝しない奴は皆殺し・・・


真実は全然違うのな。カリギュラみたいなのも居たけど。
590世界@名無史さん:2005/10/24(月) 16:07:37 O
ローマ人の物語を悪名高き皇帝たちまで揃えた僕が来ましたよ
まともに読んだのはエッセイや文藝春秋の連載くらいだけど
591世界@名無史さん:2005/10/24(月) 17:12:47 0
>>589
カリグラは変態だが人民にあんまり害を与えていないからな・・・
4年しか在位してないし。

>>590
文庫ですか?
内容で比べるわけじゃないが、ギボンの衰亡史と物語の両方の文庫版を比べると物語の方が圧倒的読みやすい。
衰亡史は家でまたーり寝転びながら読むものだな(文庫の癖して重い)
物語を読むと衰亡史が当社比3倍早く読める気がする。

主治医の精神科医はローマ人の物語を全部初版から全部買って読んでるらしい。
理由は裁判官や判事とか法曹関係の人が読んでいるかららしいが・・・
592世界@名無史さん:2005/10/24(月) 20:05:05 0
鵜呑みはよくないが、入り口としては最適だね
593世界@名無史さん:2005/10/24(月) 20:17:31 0
>>589のような人が多いのなら塩婆の功績大と認めてもよい
あれほどの大を成した国家をそんな暗黒イメージ一辺倒で
捉えられるのはすごい歪んでる
594世界@名無史さん:2005/10/24(月) 21:01:06 0
だけど、ユダヤ人やゲルマン人やフェニキア人から見たら酷い国家だよ
かの国は
595世界@名無史さん:2005/10/24(月) 21:51:27 0
そんなことはございません
596世界@名無史さん:2005/10/24(月) 22:27:41 0
多神教、温泉好き、魚好き、以上のような共通点から考えて
ローマ帝国の正当な後継者は日本であると思われます。
大日本帝国万歳!
597世界@名無史さん:2005/10/24(月) 22:39:20 0
>596
人物も対応してるしねw

カエサル・・・信長(創造的天才)
アウグストゥス・・・秀吉(統一事業完成)
アグリッパ・・・秀長(有能なナンバー2)
ティベリウス・・・家康(磐石化)
598Ryuju ◆RlujhF6VrA :2005/10/24(月) 23:13:34 0
個人的には、
カエサルのやったことは信長+秀吉の前半(九州征伐付近まで)に
相当するかなと思ってる。
でもってアウグストゥスは秀吉の後半+家康。
ティベリウスは秀忠+家光。

そう考えるとネロは綱吉かもw
599世界@名無史さん:2005/10/24(月) 23:38:42 0
マジレスするとローマ以後の超大国は全てローマを目指してるし政策もかぶる
昔はイギリス、今ならアメリカだな
600世界@名無史さん:2005/10/25(火) 08:34:51 0
しかし残酷性皆無かって言うと微妙だよな。
ティベリウス即位の時自分達で反乱起こしたのに躊躇なく同士討ちとか、
内乱の時笑ってみてたり。
剣闘士試合は死亡率どれくらいだったんだろうね?
それによっても変わるけど。

まぁ現代の基準ではだけどね<残酷
601世界@名無史さん:2005/10/25(火) 09:23:03 0
>剣闘士試合は死亡率どれくらいだったんだろうね?
5%から10%。
602世界@名無史さん:2005/10/25(火) 10:11:38 0
レスサンクス。結構高いね……
今の基準から言うと忌み嫌われるのが良く分かるわ。
しかし、人を生贄にする宗教は嫌ったのにこういうのは大好きなんだよな。
宗教観は健全だったということかね。
603世界@名無史さん:2005/10/25(火) 10:50:57 0
時代が下るにつれて死亡率は増えていったそうだ
604世界@名無史さん:2005/10/25(火) 13:05:37 0
だよなあ
今も昔も血の匂いで興奮する大衆の癖は変わらん
先の衆院選も。ローマ人だけが特別じゃない。
605世界@名無史さん:2005/10/25(火) 13:19:17 0
現代も人間が殴り合うのを見て歓声を上げる格闘技ファンを見ると本質的には大して変わらないと思ってしまう。
606世界@名無史さん:2005/10/26(水) 16:28:22 0
ちらと見ただけだが、塩婆入閣って夕刊フジか何かで書いてあったような気がする。
帰りがてら買ってみるか。
607世界@名無史さん:2005/10/26(水) 19:32:59 0
いやまさか
608世界@名無史さん:2005/10/26(水) 20:28:31 0
入閣するならどこだろう。防衛庁?
609世界@名無史さん:2005/10/26(水) 20:54:16 0
自らの意思でイタリア在住の人間が何を血迷って日本なんぞに帰りたいと思うもんか。
610世界@名無史さん:2005/10/26(水) 21:21:08 O
戻ってこないとは思うけど…。でも入閣面白いかも。いっそ独裁官に据えて五年間自由にやらせるとかさ。
でも物語はちゃんと完結させてくれ!
611世界@名無史さん:2005/10/26(水) 21:32:44 0
新聞小見出し予想
哲人が権力者になるのはMアウレリウス以来1844年ぶり
612世界@名無史さん:2005/10/26(水) 21:39:54 O
外務大臣にして中国と喧嘩させてみたい
613世界@名無史さん:2005/10/26(水) 22:00:00 0
ぶっちゃけ役に立つとは露ほども思えんがね
614世界@名無史さん:2005/10/26(水) 22:11:28 0
内閣改造…女性閣僚枠、作家・塩野七生氏が入閣情報
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_10/t2005102632.html

まぁ、さすがスポーツ紙って感じだな
615世界@名無史さん:2005/10/26(水) 23:16:24 0
ばんざい!!!!!!!これで日本は安泰だ
616世界@名無史さん:2005/10/26(水) 23:18:15 0
終わりの始まり
617世界@名無史さん:2005/10/26(水) 23:38:04 0
よく知らんクセに戦前日本を引き合いに出す人に日本任せたくないなぁ。
618世界@名無史さん:2005/10/26(水) 23:41:00 0
正直塩女史に政治家としての力量はさっぱり感じられん。
見たいものだけ見るタイプだし。
619世界@名無史さん:2005/10/27(木) 00:20:46 0
>見たいものだけ見るタイプだし。

その最たる人間が内閣総理大臣なぞやってるわけだが。
620世界@名無史さん:2005/10/27(木) 00:23:35 0
は!?嘘だろ!ジョークだといってくれ
621世界@名無史さん:2005/10/27(木) 00:27:32 0
んじゃこれ以上そんなタイプの奴を政治家にする必要ないでそ。
622世界@名無史さん:2005/10/27(木) 00:34:36 0
累進課税は面倒なのでやめるとか言い出しそう。
623世界@名無史さん:2005/10/27(木) 00:37:26 0
衆参の議会を一本化
そして、元老院と呼称変更する
624世界@名無史さん:2005/10/27(木) 00:45:30 0
プリンチペスとして
「セナートゥスよ!とにかく自衛隊のインペリウムをあずけ給え!」
と発言してほしい。

もちろん遠征して「記」を本国に送る。
625世界@名無史さん:2005/10/27(木) 00:48:41 0
ワロスw

とりあえず師団は軍団に名称変更な。
ちゃっかり終身の最高神祇官に就任。
626世界@名無史さん:2005/10/27(木) 00:50:11 0
>終身の最高神祇官

それは天皇陛下のことではあるまいか?
627世界@名無史さん:2005/10/27(木) 00:52:11 0
近隣にいる話の通じない蛮族どもを平定してきたら神君
628世界@名無史さん:2005/10/27(木) 00:54:48 0
どっかの海賊に捕縛される
629世界@名無史さん:2005/10/27(木) 01:01:28 0
常に後継者に悩む
630世界@名無史さん:2005/10/27(木) 03:59:52 0
きのこで暗殺される
631世界@名無史さん:2005/10/27(木) 07:09:13 0
「中華は三つの部分に分けられる・・・
中華のもっとも有力な人は胡均濤であった。小泉が総理のとき、彼らは大挙して・・・」
632世界@名無史さん:2005/10/27(木) 07:55:20 0
消費税を「直訳すれば『売上税』とするしかない税」という名前に改称。ついでに税率を二十分の一にしてくれるとありがたい
633世界@名無史さん:2005/10/27(木) 08:47:30 0
で、公共工事ほぼ全廃。
ほとんどは自費でやってくれるわけか。
634世界@名無史さん:2005/10/27(木) 09:22:25 0
それはいいな
公共事業やりたきゃクソ議員とクソ官僚どもの自弁でやれ
635世界@名無史さん:2005/10/27(木) 10:26:19 0
その代わり選挙権は年収で決まるから覚悟よろ
636世界@名無史さん:2005/10/27(木) 10:33:44 0
自由競争でも、歯医者復活の仕組みさえ作ってくれればいいんだが、そんなこと一朝一夕にはできないわな。
つーか「塩野さんの考えは、過激すぎて現実には無理」とか誰かにいわれていたが。

まぁ半分は眉唾だ、あまり真剣に受け取るのもあれか
637世界@名無史さん:2005/10/27(木) 11:53:05 0
ってか、そんなのはどうでもいいから、執筆活動つづけてくれ。。。
638世界@名無史さん:2005/10/27(木) 11:57:30 0
ファンタジー見せるのが職業の人間を入閣させたらおしまいだ。
堺屋太一っていう前例もあるけど、あれは通産省のキャリアで実績も違いすぎるからな。

ぶっちゃけ人選がよくわからないな。
作家として一般ウケを狙うにしては微妙にマイナーだし、
歴史家としてブレーン的な助言を期待するにしては本職じゃないし、
海外で活躍する女性という点でももうちょっと実績の高い人は他にいるだろうし…?

とりあえず、スポーツ紙の書き飛ばしでFAでしょ。
639 :2005/10/27(木) 17:42:58 0
ありえない
っていうか上の方のはネタだよな? 仮に塩野先生が閣僚になったとしても
絶対にやりそうにないことばっかり。

ローマ人の物語が終わるまでは政治に関わらないだろ。憲法問題の何かの会議には
参加されたそうだが。
640世界@名無史さん:2005/10/27(木) 17:53:54 0
ttp://www.zakzak.co.jp/top/2005_10/t2005102632.html
>小泉首相も塩野氏の熱心なファン

だよな。絶対そうだと思った。もっともナナミストなら誰が見てもそう思うところだが。
世間では英のクーポン選挙を参考にしたと言っているが
市民集会に農地法が着想の根幹だよな。あれは。
間接的に世間に影響を及ぼす作家だ。
大河で北条時宗やったのもナナミストが絶対に意思決定に絡んでいるし。
641世界@名無史さん:2005/10/27(木) 18:03:29 0
時宗の内容は散々なものだったがな
武士が戦争はいやじゃぁぁと叫び
まるでフビライに降伏しなかったことが悪いような脚本
642世界@名無史さん:2005/10/28(金) 06:46:58 0
>>641
NHK史観ってあんなもんだから。
戦争反対、交流マンセー、筆は剣よりも強し。

たとえれば、敗れた梁武帝が勝者の侯景を引見した時のエピソードを、
侯景が武帝の威風に打たれて脂汗を流した件は特筆大書して描くけど、
その後、武帝が幽閉されて餓死同然で死んだ事はスルーか
末尾のナレーションでチョイ触れて終わり、そんな感じの文法。
643世界@名無史さん:2005/10/28(金) 13:58:21 O
朝の連ドラ「オードリー」の劇中劇に使ってた宮本武蔵もそんな扱いだったな。時宗みたとき、キャラの立て方があれと同じじゃん…って思った。「人間的には弱い人」だったから…っていう初期設定。

それと、塩婆が入閣したならば、憲法第九十六条の改正に手をつけるんではないかしら。
644世界@名無史さん:2005/10/28(金) 18:00:18 0
しかし世界史板ってローマを語るスレほとんどないね…
一時代を築いた国なのに。
645世界@名無史さん:2005/10/29(土) 04:59:58 0
>>644
そもそも教科書での根本義の記述の絶対量が少ないからな。
正当にローマを扱えば、ローマの記述が大幅に増えるだろうし、試験でも記述問題でも全部「ローマ帝国」と書けば満点(w
またそれに影響を受けてローマオタクが増えるのは確実だろう。
646世界@名無史さん:2005/10/29(土) 09:22:51 0
ローマ史そのものズバリは教えられない。何故か。
政府の転覆法そのものズバリを教えるようなもの。

例:アウグストゥスのように、一つ一つは合法だが、
つなげていくと現法を覆しうる、なんていう知恵は即、応用可能。
647世界@名無史さん:2005/10/29(土) 09:32:12 0
んなわきゃねぇ、だったら源頼朝も藤原道長も平清盛も教えないだろ

単に中国のそれと比べて日本の歴史との関連性、連続性が薄いからだと思うよ。
648世界@名無史さん:2005/10/29(土) 09:37:51 0
戯れにマジレスしないでくれ
649世界@名無史さん:2005/10/29(土) 10:20:07 0
なんか高校の教科書って奴隷・農奴解放史観のようで、ローマ史はその煽りを受けているように思える。
650世界@名無史さん:2005/10/29(土) 10:53:56 0
>>648
撃破される瞬間まで本気だったろ
651世界@名無史さん:2005/10/29(土) 12:57:48 0
>650
マジレスしたのが図星で恥ずかしいんだろ

652世界@名無史さん:2005/10/29(土) 13:12:42 0
>>644
それより古代ギリシアのスレがほとんどないのが気になる
653世界@名無史さん:2005/10/29(土) 13:42:54 0
>>651
後釣り宣言でよろしいか
654世界@名無史さん:2005/10/29(土) 14:44:09 0
3部作といわれる作品を読んでみた。
面白かったが、気になる点が。

トルコが敵役というのはわかるが、同じイタリアなのにヴェネツィアに比べて
ジェノヴァの扱いが非常に悪いな。
ジェノヴァ人に何か恨みでもあるのか?
655世界@名無史さん:2005/10/29(土) 15:46:36 0
ヴェネツィア贔屓だからじゃないかなぁ?
656世界@名無史さん:2005/10/29(土) 22:49:25 0
>>646
>カエサルはオクタウィアヌスの華奢な腰に手を伸ばし
まで読んだ。
657 :2005/10/30(日) 00:51:39 0
>>646
>アグリッパがアウグストゥスに「お前は汚れてなんかいない」
まで読んだ。
658世界@名無史さん:2005/10/30(日) 03:53:16 0
いいんだよ作家なんだから好きな範囲を書けば。
今度おまいがジェノバ書いてくり
659世界@名無史さん:2005/10/30(日) 04:32:29 0
ムッソリーニ書いて・・・
短編ではかなり好意的に書いてたでしょ(単に客観的すぎるだけかも・・・)
あれ見て癒されたんだ、一ムッソリーニファンとしてね。
660世界@名無史さん:2005/10/30(日) 04:44:09 0
塩野女史入閣の噂がまことしやかに囁かれている。
661世界@名無史さん:2005/10/30(日) 08:53:44 0
お前はその噂を聞いて得意満面で
初めて世界史板に来て「塩野」をスレ検索して
出てきたこのスレを読みもせずに書き込んだだろう
662世界@名無史さん:2005/10/30(日) 09:39:29 0
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 インペリウム!インペリウム!
 ⊂彡
663世界@名無史さん:2005/10/30(日) 09:42:50 0
>>656
>>657
この手の同人誌ってあるの?
664世界@名無史さん:2005/10/30(日) 12:03:11 0
>>663
同人の創作文書なら読んだ。
アウグストゥス×アグリッパ。
665世界@名無史さん:2005/10/30(日) 15:48:44 0
さあさあ、同人様は隔離板かどこかに行って下さい
666世界@名無史さん:2005/10/31(月) 19:35:41 0
父達よ、新たに加わった者達よ、私は諸君に問いたい。
ハドリアヌスとアンティノスも同人になるのだろうか?


いや、純粋な知的好奇心なんだが
667世界@名無史さん:2005/10/31(月) 19:39:01 0
あの「美しい姿のまま、心の中で永遠に生きる」って妄想は一番気持ち悪かった。
668世界@名無史さん:2005/10/31(月) 20:00:23 0
きんもー☆
669世界@名無史さん:2005/10/31(月) 22:02:44 0
☆ーもんき
670世界@名無史さん:2005/11/02(水) 14:13:27 0
コンスタンティヌスの顔怖すぎ。
671世界@名無史さん:2005/11/02(水) 20:04:43 0
ぎょろ目
672世界@名無史さん:2005/11/04(金) 05:23:15 0
ポンペイウスの顔面白過ぎ
673Ryuju ◆RlujhF6VrA :2005/11/04(金) 09:05:05 0
>>666
二人の関係がメジャーになれば十分あり得る。
674世界@名無史さん:2005/11/04(金) 15:01:02 0
おまいらローマ人最新刊『キリストの勝利』十二月発売らしいぜ
675世界@名無史さん:2005/11/04(金) 16:21:18 0
>>674
・・・だね。情報トンクス

http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/sokuho.html
キリストの勝利―ローマ人の物語XIV― 塩野七生
676世界@名無史さん:2005/11/04(金) 19:36:50 0
情報ありがトン

つか、題名が嫌だ題名が・・・
677世界@名無史さん:2005/11/04(金) 20:30:57 0
ドミティア・ロンギナとユリア・フラヴィアの肖像の髪怖すぎ
蓮乳思い出す
678世界@名無史さん:2005/11/04(金) 20:32:15 0
ユリアヌスに始まってどこまでが14巻の内容なのかな
テオドシウス大帝までか
ところでタイトルは以前「東西分裂」だったような気がしたが
679世界@名無史さん:2005/11/04(金) 21:08:29 0
>>676
塩野さんはやっぱり
ユリアヌスの末期の言葉として「ガリラヤ人よ、汝は勝てり」とか
言わせちゃうんだろうか…

俺も
題名嫌だよ題名…
680世界@名無史さん:2005/11/04(金) 21:18:56 0
676も679も所詮「自分が見たいと思う現実しか見ない」人なのだろうか。
681世界@名無史さん:2005/11/04(金) 23:08:07 0
最近の数巻は題名のセンスが落ちてるように思えるのは気のせいか。
682世界@名無史さん:2005/11/05(土) 02:18:36 0
ローマは一日にして成らず
ハンニバル戦記
勝者の混迷
ユリウス・カエサル(前・後)
パクス・ロマーナ
悪名高き皇帝たち
危機と克服
賢帝の世紀
すべての道はローマに通ず
終わりの始まり
迷走する帝国
最後の努力
キリストの勝利

確かにな
683世界@名無史さん:2005/11/05(土) 02:29:37 0
新潮社にタイトル変更キボンのメール多ければ変るかもね
684世界@名無史さん:2005/11/05(土) 02:34:01 0
その中で技ありと思えるタイトルはIとIII、あと辛うじてIXだけだな。
685世界@名無史さん:2005/11/05(土) 04:23:03 0
明らかに塩野はキリスト教のせいでローマが終わったと思ってるタイトルの変遷だな。
いや、俺もそう思ってるがw
686世界@名無史さん:2005/11/05(土) 08:43:08 0
>684
賢帝の世紀?
687世界@名無史さん:2005/11/05(土) 10:56:25 0
「キリストの勝利」っていい感じじゃん
なんかついにキリスト教が帝国を乗っ取ったって感じが出てて
688世界@名無史さん:2005/11/05(土) 11:01:47 0
ひねりがないんだ ひねりが
689世界@名無史さん:2005/11/05(土) 12:25:21 0
だけど、どのみち税収が伸び悩んだわけだから
早晩ゲルマンの流入で滅んだんじゃないの?
690日本@名無史さん:2005/11/05(土) 12:37:24 0
>>689
意味わかんない。
そのゲルマン人も順次キリスト教化されていくことになるわけなんだけど。
691世界@名無史さん:2005/11/05(土) 12:43:57 0
なぜキリスト教はこんなに広まったのだ?
すれ違いスマソ。
692世界@名無史さん:2005/11/05(土) 13:16:17 0
>>690
カラカラ帝が市民権大判振る舞いしたし、国内経済も停滞しはじめたし、
税収減って軍を維持するだけの経済基盤に揺らぎも出たんじゃないの?
ゲルマンの流入でどのみちローマ帝国という国家は滅んだのでは?
という意味
693世界@名無史さん:2005/11/05(土) 13:39:27 0
ユリアヌスの部分が少なめなのかな?なら残念な希ガス
694世界@名無史さん:2005/11/05(土) 14:12:02 0
>>692
そうじゃないよ。
「キリストの勝利」ってタイトルは、
もはやローマ帝国の枠組みなど超越した観点から見てるのに、
689がいきなりローマの滅亡を語りだしたから意味わかんないんでしょ。
695世界@名無史さん:2005/11/05(土) 14:27:53 0
ローマ総督の命で磔にされたキリストの教えがローマを守ってくれるはずがない。
696世界@名無史さん:2005/11/05(土) 15:01:47 0
告発して吊るし上げたのはユダヤ教の律法学者だろ
697世界@名無史さん:2005/11/05(土) 15:12:19 0
ポンティウス・ピラトゥスが執行命令をためらって、「強盗バラハとどっちを許すか」問うた
時に「バラハを」と言ったのもユダヤ人達だな。
698世界@名無史さん:2005/11/05(土) 15:20:50 0
だからといって、「ローマ総督の命で」ってのが間違っていることにはならんな。
699世界@名無史さん:2005/11/05(土) 15:39:00 0
間違ってはいないが、実質を理解していることにはならんな
700世界@名無史さん:2005/11/05(土) 16:12:28 0
間違ってないならいいじゃん。やた、700!
701世界@名無史さん:2005/11/05(土) 18:38:57 0
695=700はお子様
702世界@名無史さん:2005/11/05(土) 19:07:36 0
タイトルだけで
去年のコンスタンティヌス凱旋門への喰い付き
並みに反応があるw
703世界@名無史さん:2005/11/05(土) 19:30:45 0
ローマ帝国が滅びたのはイスラムの台頭によってだろうが
704世界@名無史さん:2005/11/05(土) 20:29:16 0
ローマに力が無くなったからだろう。
やっぱりカラカラのせいかな。

キリストが勝利したってより、ローマが滅びキリストの暗黒の世紀が始まるってだけだと思うが。
705世界@名無史さん:2005/11/05(土) 21:21:42 0
完結まで気が遠くなる話だなと思ってたのが
とうとうあと2巻か
706世界@名無史さん:2005/11/05(土) 21:27:42 0
「暗黒の世紀」なんて言葉は最近の歴史家なら誰も使ってない。
単なるプロパガンダ。
707世界@名無史さん:2005/11/05(土) 22:24:27 0
でもあまりにも「中世は暗黒時代ではない」と言われすぎて
逆に塩婆の中世観が新鮮に感じる
708世界@名無史さん:2005/11/05(土) 23:36:49 0
暗黒時代っていわれるほど酷くはなかったけど、
ローマ最盛期と比べたら落ちるって話では
709世界@名無史さん:2005/11/06(日) 01:18:52 0
暗黒じゃないか?橋を悪魔が作ったんなんて話を聞くと…
710世界@名無史さん:2005/11/06(日) 01:18:52 0
あのローマ街道はどこへ行ってしまったんだろう?
711世界@名無史さん:2005/11/06(日) 01:38:48 0
ローマのローマ街道は舗装されてしまうらしいな
車の振動で遺跡が痛むからって
舗装の石はぎとったら売れると思うけど

何故に新しい道を作らないのかと子一時間…
712世界@名無史さん:2005/11/06(日) 02:07:37 0
ローマで新しい道路なんて絶対に作れない。なぜなら新しい道路作るべく工事を
始めて穴を掘ったら新たな遺跡発見されてしまうからだ。

ムッソリーニみたいにそんなこと無視してフォロ・ロマーノのど真ん中に超立派な
道路(フォーリ・インペリアーリ通り)作った香具師もいるけど。もっともこれが
「ムッソリーニ最大の悪行」という批判は今でもある。「今すぐ道路ぶっ潰して遺跡
発掘すべし」てな。なんせローマの最も重要な遺跡のある所なんだから。
713世界@名無史さん:2005/11/06(日) 02:10:26 0
ルネサンスのローマの建築物は昔の遺跡なんか無視して作ったわけだし
現代の姪建築を立てるのに
遺跡破壊を躊躇するべきではないと思う
714世界@名無史さん:2005/11/06(日) 02:30:58 0
715 :2005/11/07(月) 01:37:50 0
ネタかと思ったら本当にタイトル変更かよ。
ちょっと買いにくいな。
716世界@名無史さん:2005/11/07(月) 01:46:38 0
最近は何を執筆しているの?
717世界@名無史さん:2005/11/07(月) 04:00:50 0
最後の努力→キリストの勝利

塩はキリストの勝利を快く思ってないだけに、泣ける並びだよ
最後というか、ほぼ”最期”の努力だったのかもな

自分は、結構好きなタイトルだ
718Ryuju ◆RlujhF6VrA :2005/11/07(月) 10:13:37 0
>>708
経済的には1000年以上ローマにかなわなかったらしいからね、ヨーロッパは。
産業革命が起きるまで。
そこで中世の評価が下がるのは仕方ないと思う。
719世界@名無史さん:2005/11/07(月) 13:43:41 0
中世コワス
なぜ中世へ逝かなかなければならなかったのか書くって・・・
ほんま読むの怖いわ。
まあ歴史学ぶ人として避けて通れない道だと思うけど。
中世コワス
720世界@名無史さん:2005/11/07(月) 13:57:57 0
ローマが一番だが中世も好いぞ
721世界@名無史さん:2005/11/07(月) 16:26:47 0
テレビでローマ特集とか見るとほんとに凄いんだよねえ。水や火などの動力で動く機械を使って鉱山開発とか。
アレが何で暗黒の中世とかなってしまったのか。
やっぱあんだけの文明を維持するには周辺からの絶えざる収奪がないと無理だったのか。
722世界@名無史さん:2005/11/07(月) 19:29:43 0
>>721
例のNHK教育の番組を見たんだな(w
どっか海外からの輸入番組だと思うが海外ではこういった番組を毎日のように放送してるんだろうな。
723世界@名無史さん:2005/11/07(月) 22:25:25 0
ローマ人終わったら、ウプスレカス伝書いてくれ
724世界@名無史さん:2005/11/07(月) 22:49:51 0
>>721
今時暗黒時代ですか中世は
725世界@名無史さん:2005/11/07(月) 23:07:53 0
>>723
ローマ人が終わったらアレクサンドロス大王を書く予定だそうです。
726世界@名無史さん:2005/11/07(月) 23:33:49 0
テオドシウスの時代にアレクサンドリアの女哲学者ヒュパティアの惨殺事件とか、
セラピス神殿の破壊とかがあったんだよな。

塩野さんがこの辺をどう書くか楽しみ。
727世界@名無史さん:2005/11/08(火) 01:37:50 0
↑のほうでキケロとカエサルについて考察してあるけど、実際どうなのかな…
物語にある、ガリアのカエサルに次々と若者を送ったとか、
内乱の後のカエサルとの夕食とかの逸話を読んでると友人であるようにも思える。

というか、ガリアでは若者を次々と推薦しているんだから、世代で意見が分かれた原因はキケロにも…
この人の優柔不断さだけはガチっぽい希ガスw
728世界@名無史さん:2005/11/08(火) 08:54:32 0
>>721
そんなもん中世でもやっている。
暗黒時代の筈の中世で化学、科学知識が発展し、風や水の力を利用出来る様になったのは何でだろうね?
729世界@名無史さん:2005/11/08(火) 14:16:03 0
>>728
利用の仕方にしても規模が違いすぎる。
730世界@名無史さん:2005/11/08(火) 14:48:54 0
ローマの技術の失伝が多すぎるからなあ。
やはりキリスト教の閉塞性が発展を堰きとめていたという側面は確実にあるわけで。
731世界@名無史さん:2005/11/08(火) 15:05:25 0
個人的にはキリストよりゲルマン民族流入の方が大きいんじゃないかと思う

東ローマは何だかんだいってギリシア系が支配的だったから、ギリシア的要素を
色濃く残し、アラブにもギリシアの思想・科学は継承されたわけで。

 これは根拠は薄いけど、東西ローマの分断とその後の西ローマ帝国滅亡によって、
ギリシア的な東方文明から西側が隔絶されてしまって、その後のゲルマン・キリスト文化が
長く続いたことがローマ時代の科学技術が西方世界に受け継がれなかった理由なのかもしれない。
732世界@名無史さん:2005/11/08(火) 17:33:59 0
>>728
そりゃ暗黒時代だからって完全にまったく進歩しないわけじゃないだろう。
733世界@名無史さん:2005/11/08(火) 20:24:42 0
最近、本村凌二氏が『多神教と一神教 −古代地中海世界の宗教ドラマ−』
(岩波新書)で、
「男性が自分のうちにある〈女性的なもの〉にどのように対峙していくかに
男性の成熟がかかっている」
「やがてキリスト教は女神イシスの信仰を聖母マリア信仰に読みかえていった
節がある。しかし、それは女性原理の受容としては不徹底であり、そこに
一神教宗教の最大の課題が残されたことになる」

という問題提起を行っていた。
女性である塩野さんはキリスト教についてどのような分析をしてくれるかなあ
734 :2005/11/09(水) 00:42:32 0
中世はどう考えても暗黒だろ。お前等古代ローマか中世ヨーロッパかどっちかに
住めって言われたらどっち選ぶ?

おれはそれより、東ローマは蛮族の侵入をどうやって防いだのか知りたい。
西は防げなかったが東は防げた理由。
735世界@名無史さん:2005/11/09(水) 00:50:54 0
古代ローマは食器や甘味料が鉛だったんでそ?
そーんなのーはいーやだ
736世界@名無史さん:2005/11/09(水) 01:05:51 0
>734
ローマに決まってるw
カエサル最後のド派手な凱旋式を見聞するw
737世界@名無史さん:2005/11/09(水) 01:10:10 0
そんでもって
リディウスのローマ史や
内乱期、キケロ全集、年代記の欠損部分、
ダキア戦記を堪能する。これしかない。
738世界@名無史さん:2005/11/09(水) 01:15:03 0
ああ、もうひとつ。
カシウスとカラカラ帝を消してくる。
739世界@名無史さん:2005/11/09(水) 03:04:12 0
だがやはり、暗黒時代というコトバに捕われすぎではないか
740世界@名無史さん:2005/11/09(水) 03:35:06 0
支配階級ならいざ知らず一般庶民以下ならどっちもやだね。
飯がまずいどころか下手すりゃ餓死だよ。
塩婆のローマ人は西洋古代史マニアの裾野を広げたというのが一般的な
評価だろうが、アントニヌス・ピウスまでのローマをばら色の世界のような
幻想を抱かせてしまっていやになるね。
741世界@名無史さん:2005/11/09(水) 03:38:57 0
一般庶民以下でもイイっていう時代なんてそう無いと思うが…
742世界@名無史さん:2005/11/09(水) 15:10:15 0
しかし、塩婆はローマを日本にたとえることがあるが
どう考えてもローマは日本ではなくアメリカ。

その辺がまったく理解できない。
こんな奴が政治家やってもうまくいきっこない。

日本はカルタゴどまり。
日本はカルタゴにならないように頑張ればよし。
743世界@名無史さん:2005/11/09(水) 15:26:11 0
キリスト教なんか
地中海世界がでっち上げた宗教
そもそもローマの高官は善でユダヤの民衆は悪と
いうものの考え方から始まってるしな。

キリスト受難が言いたかったこと
一民族の偏屈な宗教観にかたよるより
ローマ様と仲良くやるため世界宗教でいきましょう
といってるわけです。
当時のローマ人にあまりにも擦り寄った考え方。

今の世界で言えば基本的にはアメリカのものの考え方は善だろ。
それ以外の世界は映画やマスコミを通じて何かしら事実や不実を
アメリカの都合の良いように誇張されてる。

現在も大して変わらん。

744世界@名無史さん:2005/11/09(水) 15:29:35 0
アメリカ辺りだと、ローマをいまだに悪の帝国みたいに教えているというのは本当?
745世界@名無史さん:2005/11/09(水) 15:36:22 0
>647

頼朝さんの場合、一つ一つが非合法と拡大解釈
で全部合わせて非合法だったけど。
746世界@名無史さん:2005/11/10(木) 01:05:50 0
スターヲーズの帝国ってローマ帝国と大日本帝国と第三帝国の
混合なのかな
747世界@名無史さん:2005/11/10(木) 06:06:33 0
>>741
現代の先進国。他にある?
塩婆のローマ、特に盲目的なカエサル賛辞はかつての朝日新聞の北朝鮮美化と同じで
実際に住んでみると普段の食事は冷えた上に固いパンを1日に1〜2回しかない、
大好きなインターネットもないし、携帯電話もなく、ママーーー早く帰りたいよーーー、
こんなはずではなかったとなること請け合い。
748Ryuju ◆RlujhF6VrA :2005/11/10(木) 10:08:13 0
それはそれで幸せだったかも知れず。>インターネットもケータイもない
実際、僅か十年前まで、先進国でもそんなもん一般にはなかったわけだし。

逆に中世の一番いい時期には、農民たちも週一労働で何とか食えたというから、
過労死なんてなかったろう。他の病気での死は遙かに多かっただろうがね。
749世界@名無史さん:2005/11/10(木) 10:25:09 0
まあそもそも「蛮族」なんて物はローマ人のプロパガンダでそんな物は存在しない。
毎日ローマ人が盛ってなかった石鹸も使って入浴してたし下水道も舗装道路も持ってた。
軍隊も発達しておりガラティア人は文明国の筈のギリシャ諸都市の軍を散々に打ち破っている。
750世界@名無史さん:2005/11/10(木) 11:02:24 0
>>747
現代のインターネットや携帯引き合いに出してもしょうがないだろ…
まぁ比喩だとは思うが、庶民の娯楽は何だったんだろうね。
塩野の本でもイパーンの民は堕落してそうな印象は受けたが。
751世界@名無史さん:2005/11/10(木) 22:08:29 0
ローマ人の物語読むとアンチキリスト厨になっちゃうから困る。
古代マンセー中世死ね
752世界@名無史さん:2005/11/10(木) 22:40:07 0
でもキリスト教の禁欲主義が経済や文化の発展の妨げになっていたんじゃないかな?
753世界@名無史さん:2005/11/10(木) 23:04:03 0
ルネサンスも、神中心から脱皮して人間を中心に考える精神から生まれたって書いてあったし。
754世界@名無史さん:2005/11/10(木) 23:15:00 0
>>752,753
ジャック・ル=ゴフ著 池田健二, 菅沼潤訳「中世とは何か」あたりを読まれたら如何かしら。
755世界@名無史さん:2005/11/11(金) 01:40:08 0
基本的にアンチキリストだからむしろ喜ばしい……
756世界@名無史さん:2005/11/11(金) 02:26:04 0
>>752
マックス・ウェーバー著『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』

あ、中世とは関係ないな
757世界@名無史さん:2005/11/11(金) 02:29:32 0
プロ倫懐かすぃー
758世界@名無史さん:2005/11/11(金) 03:33:05 0
経済や文化の発展が善かどうかは分からないぞ
時代や世の中は変わるように変わるモノサ
759世界@名無史さん:2005/11/11(金) 07:11:00 0
社会の秩序を保つ概念が権力を得て腐敗しなかった期間としては、中世キリスト教は暗黒といえる。
人間の欲望はある程度許されてないと、都市の発展や活性化まで阻害してしまう。
皇帝の場合はすげ替えてしまえば、ある程度調節できたけど、属州の発展に対抗しきれなくなった。

金と権力にまみれた教会に対する文化改革、既得権益打破として出てきたのがヒューマニズム。
神ではなく人間が中心なのだといって、欲望を開放して色んな芸術も花開いたのがルネサンス。
小切手という約束手形を発想して都市間の経済を活発にさせたメディチとかは、今でいうと新興IT長者ということになる。

なにがいいものだったから、後になってみないと分からないもんだよ。亀井静香は死ぬまで分からないだろうね。
760Ryuju ◆RlujhF6VrA :2005/11/11(金) 12:01:14 0
個人的には、キリスト教は科学技術の発展に阻害的影響があったと思う。
敢えていうなら今もある。特に医学・生物学方面でね。
文化全体としては、識字率、道路の整備など通信手段の発展、経済発展といった
他の条件が絡むから、必ずしもキリスト教が阻害したとは限らないかと。
騎士道文学みたいなのがあったわけだし、建築もそれなりに発展した。
761世界@名無史さん:2005/11/11(金) 19:42:28 0
最近じゃ、中世ヨーロッパ=暗黒時代ってのは、あまり流行ってないよね。
762世界@名無史さん:2005/11/11(金) 20:28:58 0
流行ってない
中世再評価なんて数十年前から常識となってる
でもそれが逆に行き過ぎて古代世界の「崩壊」の酷さが
過小評価されてないかなと思う今日この頃皆様如何お過ごしでしょうか
763世界@名無史さん:2005/11/11(金) 21:22:49 0
>>762
家族全員元気です。
764世界@名無史さん:2005/11/11(金) 21:25:44 0
>>762
塩野さんも、古代人と同じ体格を取り戻すことができたのはルネサンス時代に
なってからだ、と書いていたね。
中世はそれだけ栄養状態が悪かった。
765世界@名無史さん:2005/11/11(金) 21:46:31 0
農作物の収穫量もローマ時代のほうが多かったって聞いた事あるけど、どうなんですか?
気候やペストの影響もありそうですが。


中世スレにしてしまってすみません。
766世界@名無史さん:2005/11/11(金) 23:18:55 0
ルネサンスのサンタマのドームで初めて古代のパンテオンに追いついたみたいな奇術があたけど
そもそも忠誠の建築はドームを志向していたのかにゃ

ゴシークの教会堂もかなりの技術なきもするが
767世界@名無史さん:2005/11/12(土) 01:37:03 0
古代ローマ≦中世ローマ<オスマンだろ

古代先進国ローマと、中世後進国教皇庁等を比べて、古代>中世はおかしい

極端に言えば、現代ソマリア等は古代ローマ時代以下だろ
768世界@名無史さん:2005/11/12(土) 02:40:09 0
道や水道や下水道には頓着してないからなあ。
ローマが作ろうと思えば作れたでしょ。
769世界@名無史さん:2005/11/12(土) 06:26:34 0
>>765
中世のころは、太陽の活動が弱くなっていて、小氷期にあった。
それが民族大移動の遠因ともなったとも言われている。

もちろん農耕技術の劣化もある。畑ってのは数年放置されたら
もう利用不可能になる。具体的に知っているのは、ローマ人が開墾した
ブドウ畑が、放棄後数百年して、ようやく修道院によって復興した
なんて話があったな。
770世界@名無史さん:2005/11/13(日) 02:04:53 0
赤い奴らにとって、ローマってどういう印象なのかな?

やっぱり帝政が悪く言われるのは想像できるけど
771世界@名無史さん:2005/11/13(日) 02:18:41 0
「奴隷」というと、アメリカの黒人奴隷のような非人間的な扱いを受けた人たちを想像しますが、
ローマ時代のそれはどのようなものだったのでしょうか。
772世界@名無史さん:2005/11/13(日) 03:29:28 0
非人間的な扱いだよ。
ただ世襲じゃなく、戦争で負けた人達が売られる時代だから、技能を持った奴隷も多かった。
そういう奴隷は重宝された。
それと自分を買えば自由になれたってのは大きいな。

農奴みたいな単純労働に従事する奴隷の過酷さは変わらないでしょ。
773世界@名無史さん:2005/11/13(日) 06:07:53 0
>>771
奴隷は世襲だろ・・・
だからこそ、解放奴隷になる事に意味があったわけで

扱いとしては、まぁ非人間的でしょ、適応された例は殆ど無いにせよ
主人が死刑なら奴隷も死刑なんて無茶が通ったぐらいなんだし
ただ、道具と考えたとしても、ものを大事に使うローマの人たちだから
黒人奴隷ほど悲惨では無かったでしょう(じゃなきゃ、解放奴隷なんてことないよ)
774世界@名無史さん:2005/11/13(日) 07:49:16 0
>>765,769
10世紀頃のアルプス以北の地域、フランスやドイツの一帯では、
2世紀頃の収穫量の少ない人でも3倍、多い人では10倍あったと
推測している。
三圃制の発明による収穫率の向上と、鋤等の耕作道具の発達による
開墾可能な土地が増えたことによる。
775世界@名無史さん:2005/11/13(日) 10:29:40 0
一口に中世といっても、
11〜12世紀以降のヨーロッパと、それ以前のヨーロッパではかなり違いが
あるように思えますが。
776世界@名無史さん:2005/11/13(日) 10:50:57 0
>>775
それはローマについても同じことだし、経済の話も抽象的すぎ
具体性に書ける内容ばかりでレベルの低さがうかがえる。

777世界@名無史さん:2005/11/13(日) 12:03:11 0
雑駁には

古代 〜Pen3
中世 Pen4〜PenD (イスラム圏 PenM)
近世 Merom

みたいなもんだな

進歩のスピードが落ち、方向性がおかしくても絶対値では向上し続けている
778世界@名無史さん:2005/11/14(月) 11:43:12 0
ローマとヨーロッパを比べる事自体がおかしい。
比べるから中世ヨーロッパが暗黒になる。
そもそも土地が同じなだけで、担い手が別の集団なんだから。
中国の宋と李氏朝鮮みたいなもんだ。後継者だなんて自称だよ。

ゲルマン部族社会→中世ヨーロッパ→ルネサンス

発展してるじゃん。
779世界@名無史さん:2005/11/15(火) 00:41:51 0
ローマ人はどこにいったんだよ。
780世界@名無史さん:2005/11/15(火) 19:42:10 0
オリエントへ。
いや、マジで。金持ちは金のあるところに行くものだよ。
781世界@名無史さん:2005/11/15(火) 21:08:20 0
富裕層はそっち流れたと思うけどラテン人そのものは
782778:2005/11/15(火) 22:20:20 0
>>779
マジレス。8世紀までは、フランク・西ゴート圏内ではローマ都市は存続してる。
そのころに地中海貿易の壊滅でローマ都市消滅だったとおもう。

ローマ人は西ゴートの行政官としてかなり入っているが
徐々にゴートに吸収されて消滅。古代日本に中国からの帰化人がかなり居たからと言って
中国の後継ではないだろ。
ローマ人だった庶民層は、都市文化無しで400年も文化的伝統維持できなかった様子。
783世界@名無史さん:2005/11/16(水) 00:38:45 0
地中海貿易の壊滅の原因は、やはり東方のイスラム化?
784世界@名無史さん:2005/11/16(水) 03:32:01 0
塩野がやたらキリスト教に拘るのは何故?

キリスト教的思想がローマの精神文化を破壊したとかいう主張かもしれないが、
それならゲルマン流入によるゲルマン的支配によるローマ文明の喪失の
影響の方が大きいと主張したい。
785世界@名無史さん:2005/11/16(水) 06:36:47 0
>>784
そりゃヒトラーと同じ立場でローマを見ているからだろ、と言ってみるテスト
786Ryuju ◆RlujhF6VrA :2005/11/16(水) 11:47:09 0
>>782
血統的にはローマ人がゲルマン人に吸収されて消滅したんだろうけど、
文化・法制度的にはローマ人がゲルマン人を教化していった面もありそうに思う。
フランス語なんて「崩れたラテン語」という話もあるくらいだし、
スペイン語やポルトガル語も一応ラテン系の言語だから、
イギリスほど支配層たるゲルマン人の文化的影響は強くなかった印象がある。
教える過程で、平均レベルは下がっただろうけど。
787世界@名無史さん:2005/11/16(水) 13:38:11 0
ランゴバルド人は、パヴィアに法律学校をつくったりしている。
東ゴートのテオドリック大王もローマ文化を大事にしていた。
788世界@名無史さん:2005/11/16(水) 17:28:41 0
ようするに古代ローマの頃だって田舎は田舎だったと言うことだな。
古代のローマと中世のローマ、古代の辺境と中世の辺境で比較しなさいよと。
789世界@名無史さん:2005/11/16(水) 19:40:15 0
疑問があります。
ラテン語を日常語としていた人たちが暮していた地域が現在ではラテンご機嫌の
ロマンス諸語を話している。
ゲルマン語を日常語としていた人たちが暮していたドイツなどではドイツ語を
話している。
イギリスは昔は何語を話していた人たちが多かったか良く知らないけど今はゲルマン語
起源の英語だ。
ゲルマン民族大移動でローマ人などがゲルマン人に飲み込まれたという話をよく
聞きますが、この現在の日常語の違いはどこから来ているのかしら?
老若男女こぞってラテン語の勉強をして習得した人達のすむ地域と
そうでない人たちの地域?
790世界@名無史さん:2005/11/16(水) 19:49:36 0
直裁に言ったらいいのに
791世界@名無史さん:2005/11/16(水) 22:49:00 0
さっきNHKの「歴史が動いた」を見てたら、
日露戦争の奉天会戦は、まさにカンネやザマの会戦の応用だった!!!
最右翼、最左翼が後方を・・・ってやつ。

特に機動的な部隊じゃないし、(最右翼は乃木の軍団)
つられて動いた中央に猛攻猛攻猛攻で、包囲殲滅が主眼ではなかった。

でも、極東の後進国が、ここまで会戦のエッセンスを取り入れているとは・・
驚愕。参謀長の児玉源太郎スゲーΣ(´Д`lll)

塩野女史に2000年のちまで行き続けた戦術の妙として、解説してほしいものだ。
792世界@名無史さん:2005/11/16(水) 23:09:13 0
カンネやザマなんて、世界中の士官学校で教えられていたし
教えられなくても包囲殲滅は古今東西の戦術家の目指すところとされていた

奉天はクロパトキンがアヒャだったという説が強いな
793世界@名無史さん:2005/11/16(水) 23:39:11 0
そう、包囲戦はどの士官学校でも教えるし、理想的戦術とされている。
それを実現するには、時間表を守って進撃し、かつ機を見て突進し、
命令があれば全滅するまで守備位置を動かないという兵が必要。
それが普通は出来ない。だから兵力で圧倒するか兵器で圧倒する。
圧倒的な火力と高性能の戦車の大群に火炎瓶と手投げ爆弾で戦い、
全滅に近い損害を出したノモンハンの戦いで、万策尽きた指揮官が
「日本の兵隊は強いから」なんとかしてくれると自分に言い聞かせたと
いう話がある。
敗北の実情が国内に広まらないようにあれこれ画策したほどの大敗で
はあったが、ソ連崩壊後の記録文書の公開により、実は日本兵の猛攻
のためにソ連軍側も崩壊直前の状態であったことが判明。
信じられないことだが、昔の日本の兵士は本当に強かったんですな。
そして、その昭和初期の兵士よりも日露戦争の兵士は強かったと思わ
れていたようです。
794世界@名無史さん:2005/11/16(水) 23:59:26 0
旅順でみんな死んだけどね。
795世界@名無史さん:2005/11/17(木) 00:15:31 0
>>794
つか、旅順であれほど死んだ第3軍が、さらに奉天で戦っている。
それも包囲戦の重要な役割を担って。
だから、明治の兵は強かったと評価される。
796世界@名無史さん:2005/11/17(木) 00:23:02 0
まあ日本人の士気の高さは世界から見て異常なほどだったからな。
まだ歩兵が主役だった日露までは、士気の高さは極めて重要な要素だし。
797世界@名無史さん:2005/11/17(木) 00:23:22 0
日本軍好きは死ねばいいんだよ
798世界@名無史さん:2005/11/17(木) 00:32:36 0
数が少なくなった精鋭・第三軍がそのまま包囲戦で活躍したと思ってるのか?

明治の兵に過度の妄想を抱くな
大石橋で武器を放り出して壊乱したりもしてるんだから
799世界@名無史さん:2005/11/17(木) 01:05:16 0
>>783
そういわれてるね。

>>786
フランクまでは庶民への法令はローマ法の書式に準拠していたりするが、
支配階層はゲルマン慣習法で動いていたようだ。
ローマが教化したと言えるかは不明。カロリングルネサンスはローマ人が担った訳ではないし。

>>789
わざわざ修得なんかしていない。そもそも、フランスが「フランス語圏」になったのは割と最近。
ゲルマン部族語とラテン語はそれぞれの地域で力関係や人口比にあわせて別々に変化している。
フランス国内にはオック語・オイル語・プロヴァンス語・ブルターニュ語の4系統があって、お互いに理解不能だった。
中世半ば以降の内陸商業の発達が、言語統一に拍車をかけた面もある。
旧西ローマ圏内(ラテン語圏)は、ほぼゲルマンの影響を受けたラテン語のバリエーションだ。ギリシャ語圏は解体したが。
そもそもローマ化していないゲルマニアをヨーロッパとして一緒にするから分からなくなるだけ。
800世界@名無史さん:2005/11/17(木) 01:08:23 0
追加。ブリテン島は、ローマ時代からケルト語圏でラテン語圏ではない。
一部都市だけでラテン語が通じていたが、真っ先に都市が廃絶したのでそこで絶えた。
801世界@名無史さん:2005/11/17(木) 06:58:07 0
>>799
>>789は暗にローマ人がゲルマン人に飲み込まれたって本当なのか、
嘘だよ、と言っているだけと思われ。
「ローマ人を知る事典」にも書かれているようにローマの建国時から
してローマ人って人種は?????????????
という状態だったしね。
イタリア語も標準語が出来たのは統一以降に人工的にであるけど、
ナポリ語なんか今だギリシア語の影を引きずっていたりする。
802世界@名無史さん:2005/11/17(木) 13:59:15 0
ローマ人のエリートはバイリンガルとくどいほどに書いてますけど、
ギリシア語習得は、現在のイタリア人がフランス語や英語マスターするのと同等?

・・・知り合いのイタリア人、ドイツ語できるのに、英語は白痴・・・
サンタンゲンの「S」をつけることすら知らない・・・
803世界@名無史さん:2005/11/17(木) 14:05:40 0
英語なんて蛮族の言葉を覚える必要が(ry
804世界@名無史さん:2005/11/17(木) 16:43:00 0
英語ができなくて、三流大学ですか。そうですか。
805世界@名無史さん:2005/11/17(木) 16:48:30 0
入試で英語やらなくて済む大学なんてあるの?
806世界@名無史さん:2005/11/17(木) 17:14:49 0
日本じゃなくてイタリアの話だろ
イタリアじゃ第一外国語は英語じゃない方が多いぞ
仏or独を第一外国語にするのが圧倒的に多い、ついで英語
EUで会議が行われた場合、記者会見で最初に使用される言語は大抵仏語であることからも
わかるように、欧州では英語の地位は意外と低い。もちろんしゃべれるにこしたことはないが、
別に世界を股にかける必要のない一般のイタリア人はごく初歩の英語すらもしゃべれない
なんて人間はザラにいる。
807世界@名無史さん:2005/11/17(木) 17:29:43 0
フラ語は社交界公用語だったからな。
英語は征服した地が多くて、国際共通語にはなったが野蛮な言語だと思われてる。
808Ryuju ◆RlujhF6VrA :2005/11/17(木) 17:45:19 0
EU云々はちょっと事情が違うような気がする。
本部のあるブリュッセルがベルギーでフランス語圏だし、
(欧州議会のあるストラスブールも一応フランス領内。住民は
ドイツ語使ってるから微妙だが)
EUの前身のECにイギリスは遅れて加盟した(させられた)からね。
ECSCの頃から考えると約20年、域内の記者向けには
英語を使う必要もなかったんだろうから。

まあヨーロッパでは、外交・社交界の用語としてフランス語がずっと使われてきたから、
英語の地位がもともと低いのも事実だろうけど。
809世界@名無史さん:2005/11/17(木) 17:46:36 0
欧州内の諸言語なんて、ほとんどが方言みたいなもんだ
810世界@名無史さん:2005/11/17(木) 19:47:21 0
>>791
乃木軍は最左翼では・・・?
811世界@名無史さん:2005/11/17(木) 20:20:00 0
たまにこのスレが妙に活気付く要因はなんだろう?
塩野七生はどうよの末期〜2のように
812世界@名無史さん:2005/11/17(木) 22:44:22 0
来月の「文藝春秋」のコラムで、フランスの暴動や移民政策について書くかな?
ローマ帝国は同じ同化政策をとっていても、フランスとは違って云々、
てな調子で。
813世界@名無史さん:2005/11/17(木) 23:48:51 0
フランスの現状よくわかってないくせに偉そうに昔はよかったとか書きそうで怖いな
814世界@名無史さん:2005/11/17(木) 23:56:40 0
hage dou
815世界@名無史さん:2005/11/17(木) 23:59:01 0
むしろ西ローマ帝国末期とゲルマン人の関係を引き合いに出して
書きそうな希ガス
816世界@名無史さん:2005/11/18(金) 00:19:27 0
792 :世界@名無史さん :2005/11/16(水) 23:09:13 0
カンネやザマなんて、世界中の士官学校で教えられていたし
教えられなくても包囲殲滅は古今東西の戦術家の目指すところとされていた

奉天はクロパトキンがアヒャだったという説が強いな



542 :無名草子さん :2005/11/17(木) 16:53:34
セナートゥス!

60万人の規模の奉天会戦でも、目指すところは同じか・・・
クロパトキン司令官の性格のせいにするのは司馬氏の悪影響だなあ。
むしろ陸軍大国であったロシアであればこそ、
ハンニバルやスキピオについて教えこまれただろうから、
何が何でも、背後を取られたくない、包囲されたくない、
という意識が強かったのだろう。
817世界@名無史さん:2005/11/18(金) 21:11:57 0
>>816
鬼の首をとったように喜んでる所に申し訳ないけど、
クロパトキンの判断ミスが最大の敗因だったというのは
別に司馬だけの評価じゃないから…。
それとも包囲されないためなら戦略目標を放棄してもいいと?
818世界@名無史さん:2005/11/19(土) 05:38:31 0
『ソニーは一日にして成らず ソニーの物語T』 
『松下戦記 ソニーの物語II』 
『勝者の混迷 ソニーの物語III』 
『井深大 大戦以前 ソニーの物語IV』 
『井深大 大戦以後 ソニーの物語V』 
『パクス・ソニーナ ソニーの物語VI』 
『悪名高き社長たち ソニーの物語VII』 
『危機と克服 ソニーの物語VIII』 
『自慰系の世紀 ソニーの物語IX』 
『すべての家電はソニーに通ず ソニーの物語X』 
『終わりの始まり ソニーの物語XI』 
『迷走する帝国 ソニーの物語XII』 
『最後の努力 ソニーの物語XIII』 
『消費者の勝利 ソニーの物語XIV』 
819世界@名無史さん:2005/11/20(日) 01:44:48 0
多分今月の春秋のコラムを読んで
塩婆は好きだが
あまり日本の情報を仕入れてないのに
日本のことで提言するのはちょっとアレではないかと思った

イや別にアンチじゃなくてさ
塩婆好きさキスもできるくらいすきさ
820世界@名無史さん:2005/11/20(日) 02:03:24 0
iPodの勝利じゃね?
821世界@名無史さん:2005/11/20(日) 10:38:55 0
一時期のマキャベリと同じになっちゃってんだろ。
ある時代のある政体(ローマ)を理想とする余り
それと違う国の現状や事情を、先入観だけでダメと決めつけ批判する。
822世界@名無史さん:2005/11/20(日) 13:35:32 0
塩婆好き好き♪
でもキスは嫌。
823世界@名無史さん:2005/11/20(日) 20:57:59 0
塩タンご推奨の「目的のためには手段を選ばず」を実行している
リーダーの方はいらっしゃいますか?
824世界@名無史さん:2005/11/21(月) 00:56:26 0
>>823
スターリン
825世界@名無史さん:2005/11/21(月) 19:11:36 0
>>823
IT長者たちは?
826世界@名無史さん:2005/11/21(月) 20:28:04 0
塩野七生(笑)
827世界@名無史さん:2005/11/21(月) 23:16:38 0
>今月の春秋のコラム
氏曰く「インターネットも携帯もやってない」
・・・ってことは、ここやアマゾンのレビューも
見ていないってことか・・・
828世界@名無史さん:2005/11/22(火) 20:03:39 0
「見たい現実しか見ない」人たちが「目的のためには手段を選ばず」を
やると、周りが物凄く迷惑なだけの気がするのですが。
829世界@名無史さん:2005/11/22(火) 23:56:18 0
世界史上、大帝と呼ばれる人物はアレクサンドロス、コンスタンティヌス、カールの3人だ、
と言ってましたが、そうなんですか?
トルコのスレイマンなんかも一般的に大帝付きで呼ばれてるような気がするんですが。
830世界@名無史さん:2005/11/23(水) 01:07:48 0
ピョートル大帝
アッバース大帝
831世界@名無史さん:2005/11/23(水) 02:03:26 0
塩野的大帝ってことね
832世界@名無史さん:2005/11/23(水) 02:56:32 0
まああれだ、自分のとこの王様を大帝って読んで良い、って各国に通知して異議が無ければ大帝と呼んでたみたいですな。
833世界@名無史さん:2005/11/23(水) 10:44:15 0
明治大帝とかな
834世界@名無史さん:2005/11/23(水) 11:04:10 0
>>829,831
結局、塩野氏も「見たい現実しか見ない」わけですよ。
835世界@名無史さん:2005/11/23(水) 12:43:28 0
塩野氏自身、「スレイマン大帝」とか書いてたような気がw
836世界@名無史さん:2005/11/23(水) 13:38:48 0
ローマ人〜を見てると、ローマはその気がないのに相手が不当なことをしてくるから結果として
版図が広がったみたいな錯覚を起こしそうだ。
837世界@名無史さん:2005/11/23(水) 13:45:07 0
彼女はイタリア以外はムリなのかな?
でないならシャルルマーニュとか中世もの書いて欲しいね。

838世界@名無史さん:2005/11/23(水) 13:55:49 0
>>836
半ばはそうじゃないか
古代(現代でもか?)において、富が近くにあれば侵略に来るものは絶えないだろう
839世界@名無史さん:2005/11/23(水) 17:29:38 0
安全保障上の問題から成り行きで版図が広がってしまった…

というのは現代でもよく見られる光景だね。顕著なのはアメリカ。
自分の領域を安全にするにはその周辺を安定させなきゃいけない。
安定させるために軍を出す。必然的にその地域の安定化に義務を持つ。
するとそのまた周辺を安定化させなきゃいけないから…以下エンドレス

不当にも戦わざるを得なかったとか、領土的野心のみで戦ったとか
そういう一方的かつ単純な見方で断ずるのも間違いだな。
840世界@名無史さん:2005/11/23(水) 17:45:52 0
>安全保障上の問題から成り行きで版図が広がってしまった

戦前の日本もそう。
結果、大東亜共栄圏の非植民地化をほぼ達成した
そのように外部疾患は克服したが
戦後から現在、内部疾患が絶望的に進行中
(日本人作家を貶めて婆と呼ぶような在日的輩とか)
841世界@名無史さん:2005/11/23(水) 18:16:40 0
>>840
言葉の節々に見たい現実しか見ないグルーヴを感じるぜ!
842世界@名無史さん:2005/11/23(水) 18:45:38 0
おまえら面白すぎるよ
843世界@名無史さん:2005/11/23(水) 19:45:48 0
>>839
全然性質が違うけど、戦後に日本企業が海外に進出していったのも成り行き
だと思う。
外国は日本が計画的に経済侵略を仕掛けてくると思っていたようだが。
844世界@名無史さん:2005/11/23(水) 21:21:25 0
何でそこで日本が出てくるのよ?
時代も環境も違うことを同列に並べるなんてお前らはどっかの似非歴史家かよ?
845世界@名無史さん:2005/11/23(水) 21:28:07 0
>出てくるのよ?

Rゲイ言葉?
他板のHGスレへどうぞ。(マジで)
846世界@名無史さん:2005/11/23(水) 23:32:19 0
>>844
塩婆の作品をめでるということは、現代社会にひきつけて歴史を読むことだから
日本の現代史とローマ史やヴェネツィア史を重ねることにそれほど問題があると
は思えんが。
847世界@名無史さん:2005/11/23(水) 23:52:20 0
古代ローマと戦前の日本をいきなり比べる作家だからな
848世界@名無史さん:2005/11/23(水) 23:58:38 O
歴史書ではなく
自分の政治的意見をローマ史を借りて
語ってるだけ。
849世界@名無史さん:2005/11/24(木) 10:29:43 0
塩婆ってラテン語読めるの?
850世界@名無史さん:2005/11/24(木) 11:15:46 0
そら当然読めるっしょ
851世界@名無史さん:2005/11/24(木) 18:42:41 0
>>849
おまえラテン語読めないのか?
無学だなw
852世界@名無史さん:2005/11/24(木) 19:18:55 0
はいはいわろすわろす
853世界@名無史さん:2005/11/24(木) 19:35:59 0
>>849
イタリアの事情は全く分からないんだけど、欧州では
ラテン・ギリシアの古典に関しては対訳本がいっぱいあるので
ラテン語はスラスラと読めなくともイタリア語の知識だけで
なんとかやってけるはず。

それよりも『ローマ人の物語』の巻末にあげられてる参考文献のうち
ドイツ、フランスのものをどの程度まで読み込んでるのかが疑問。
854世界@名無史さん:2005/11/24(木) 20:04:42 0
>>853
まぁ、塩婆のほうがあんたより語学は出来るだろな。
855世界@名無史さん:2005/11/24(木) 20:56:21 0
いま全国で蔓延している無防備宣言ウイルスを塩婆はどう捉えるだろうか
856世界@名無史さん:2005/11/24(木) 21:29:19 0
855爺はどう捉えてる?
857世界@名無史さん:2005/11/24(木) 23:24:06 0
俺は無防備個人宣言をしている。
858世界@名無史さん:2005/11/25(金) 00:48:27 0
私を好きにして
859世界@名無史さん:2005/11/25(金) 03:17:43 0
>>853
例えばだ、あんたがどの文献を読んでいて、
「ローマ人〜」のどの辺りに疑問を感じるのか、
具体的に挙げてみてくれないか?
860世界@名無史さん:2005/11/25(金) 05:10:25 0
お塩さんからみたら、日本のサヨクってキチガイ以外何者でもないだろうな
連中を表現するのにどんな皮肉を並べるか、ちょっと興味はある

861世界@名無史さん:2005/11/25(金) 05:24:13 0
>>840
じゃあ、塩爺というのも在日的発想なんですね?
862世界@名無史さん:2005/11/25(金) 05:26:36 0
>>848
自分のフェイバリットバンドの音楽性からいきなり現代社会・政治批判に
無理矢理繋げるタナソウみたいなもんか?
863Ryuju ◆RlujhF6VrA :2005/11/25(金) 10:22:45 0
>>859
そういう話でなくて、「塩婆はイタリア語には不自由しなくても、
フランス語やドイツ語はどの程度理解できるのか」という問題と思うが。
個人的には、イタリア語が分かってれば、フランス語は辞書さえあれば
読むことくらいは出来ると思う。
ただ、ドイツ語になると文法からしてかなり違うから、ちょっと厳しいんでないか
という気もする。
864世界@名無史さん:2005/11/25(金) 19:58:26 0
わかってくれたか。べつに傷つけることが目的じゃない。
だろ?いやなものだよな。
865世界@名無史さん:2005/11/25(金) 20:42:27 0
イタリア語がほぼ完全に分かるレベルなら、ラテン語、フランス語は余裕。
ドイツ語も、日本人に取って関西語くらいの難易度
866世界@名無史さん:2005/11/25(金) 21:49:44 0
それはない
867世界@名無史さん:2005/11/25(金) 23:15:21 0
>>863
血統的にはローマ人がゲルマン人に吸収されているからドイツ語なんて楽勝だよw
868世界@名無史さん:2005/11/25(金) 23:45:40 0
イタリア人でもラテン語出来ないヤシの方がはるかに多い。
日本人でも古文を読めてもその意味するところが理解できないヤシが
多いのと同じようなもんだよ。
869世界@名無史さん:2005/11/26(土) 03:17:32 0
お前らラテン語もよめないのか?俺が教えてやるよ
「らてんご」だぜ、よーく覚えときな
870世界@名無史さん:2005/11/26(土) 03:27:02 0
毒仏語が読めなくても先生の著書の輝きは変わりませんよ
871世界@名無史さん:2005/11/26(土) 03:30:36 0
>861
>塩爺

それで間違いないw
マスコミの流布することを、全部鵜呑みにしてはいけない。
ナナミストたるもの、ルネサンス人のように、一神教のドグマに囚われず、
まず自分自身の頭で考えなくてはならない。
親しみやすさを贖宥状に他人を爺婆よばわりするものでもない。
何歳になっても若々しくありたい。死期を先に延ばしたい。
このあたりの感覚が麻痺したマスに感化されてはいけない。
872世界@名無史さん:2005/11/26(土) 03:50:50 0
>何歳になっても若々しくありたい。死期を先に延ばしたい。

…………
873世界@名無史さん:2005/11/26(土) 03:57:53 0
おもしろい!らてんご教えてくれよ!
874世界@名無史さん:2005/11/26(土) 04:04:51 0
だめだ。………… 煽られるだけだけだなw
875世界@名無史さん:2005/11/26(土) 04:24:33 0
れいあ〜ら〜いんあら〜♪
876世界@名無史さん:2005/11/26(土) 09:01:25 0
次のローマ人の物語はいつ出るんだ?
877世界@名無史さん:2005/11/26(土) 09:43:20 0
まいやひーもラテン語の一種だよね?
878世界@名無史さん:2005/11/26(土) 17:54:38 0
属州ダキアか。一種かもね
トライアヌスが戦勝しなければ
東ローマも、あの空耳も、この世にない
879世界@名無史さん:2005/11/26(土) 22:45:13 0
Custodi eos qui carcerati sunt
ab inimico,
et solve ligatos
quos divina vis salvare vult.
880世界@名無史さん:2005/12/01(木) 19:42:32 0
キリストの勝利
―ローマ人の物語XIV―

ttp://www.shinchosha.co.jp/shinkan/200512.html#1

ローマ帝国はついにキリスト教に乗っ取られた
――四世紀後半、帝国繁栄の基礎だった「寛容の精神」は消え、
異教を認めぬキリスト教が国教の座を占めるに至った。
それはいかにして実現したのか。
28日発売/2730円 A5判変型/ハードカバー/320頁
881世界@名無史さん:2005/12/01(木) 23:48:53 0
えええ、乗っ取られたって・・・寛容の精神が消えたって・・・
塩野さんて時代に合ったシステムが大事って言ってなかったっけ
時代にあってるんならシステムの形に良いも悪いもないってことだよな
良く分からんけど、気候やら環境やら色んな要因が重なって
人が精神的な支えを必要とするような環境になってきたから自然とキリスト教徒も増えてったんじゃないのか
寛容の精神なんて環境次第じゃないんか
安定してて生き易い状況なら異教を認めぬ信仰なんてヤバげにみえるし
行きにくい状況なら神様にすがるのは現状にあったシステムじゃないん
文庫待ちだったけど買ってみようかな
882世界@名無史さん:2005/12/02(金) 02:01:33 0
塩婆はローママンセーだから
883世界@名無史さん:2005/12/02(金) 02:24:28 0
まあギボンを読んでると、異教vsキリスト教というより
キリスト教内部でのカトリック対アリウス派その他の
相互異端認定による争いこそ非寛容かつ不毛なもので
帝国に大きな害悪をもたらしていた感じだがな

これがヘロドトスみたいに他地域の神々をみんな
ギリシャの似た神と同定してしまうおおらかさと異なる
厳格な一神教というもののもたらす弊害なんだろうが
884世界@名無史さん:2005/12/02(金) 02:27:03 0
帝政の時代さえ消えなかった寛容の精神が、大工の息子の宗派によって
滅び去った、ここから、長い他者排除の歴史が現代まで続くのであった

悲劇だな
885世界@名無史さん:2005/12/02(金) 19:15:30 0
そういう頭の悪い総括はいらん
886世界@名無史さん:2005/12/02(金) 23:52:40 0
分からんぞ
塩婆思考を皮肉って悲劇と書いてるんだろ
887塩野七生:2005/12/03(土) 22:54:42 0
タオルミーナのサン・ドメニコ元修道院の夜に交わされた対話の中で、高坂
さん(注:故・高坂正堯氏のこと)がGに、こんなことを質問した。
「帝政時代のローマはなかなかに良くやったと思うけれど、なぜ欧米人は、
共和政時代のローマのほうを高く評価するんでしょうね」
Gは、例によって迷いもせずに答えた。
「フランス革命に対する、われわれの劣等感のせいでしょう」
888 :2005/12/04(日) 16:15:31 0
>>881
キリスト教が寛容だって言う人は初めて見た。
889世界@名無史さん:2005/12/04(日) 16:33:31 0
ルネサンスに見られるように
信仰と理性を合理的に切り離すことも出来ているし、
欧州で社会秩序の一端を長らく担っていたことも否めない。
また現代における宗教の融和の言いだしっぺは前ローマ法王でもある。

歴史も規模も桁違いにでかいだけに、浮き沈みはありこそすれ
最悪の例だけピックアップして性悪説的に決め付けるのは賛同できない。
890世界@名無史さん:2005/12/04(日) 17:00:38 0
>>889
最悪という土台の上で浮き沈みしてるだけでしょ。
キリスト土台で一体何億人殺されてるやら、今も苦しんでいるやら(共産主義なんてまだ生温い)

とりあえず
ハイル・ベネディクト!
891世界@名無史さん:2005/12/04(日) 17:08:59 0
>890
また適当な事を
892世界@名無史さん:2005/12/04(日) 17:29:10 0
>>891
常識的な事だから論証しなかったまでだ。

また、とはなんだ。
適当な事言ってるのはそっちじゃないか。
893世界@名無史さん:2005/12/04(日) 18:00:36 0
大きく思想史的に見れば、ユダヤ・キリスト教の流れの中にキリスト教も
イスラム教もマルクス主義も入ってくるわけで、唯一神をベースにした絶
対正義を基準にするかぎり、非寛容がデフォルトでしょうな。
894世界@名無史さん:2005/12/04(日) 19:43:03 0
>最悪という土台の上で浮き沈みしてるだけ
アンタ、うまいこと言うね
もらったw
だね。891は論理的に適当なことをいってる
ねじれた輩だ。
895Ryuju ◆RlujhF6VrA :2005/12/04(日) 20:14:11 0
当の本人たちは最悪とは思ってないところが深刻だな。
カエサルの台詞にある通りだ。
896世界@名無史さん:2005/12/04(日) 21:35:03 0
>>892
抽象論ばかりでよくわからん。
最悪の定義は何?
まずそれをあきらかにしてからその常識的なこととやらを論証してみてよ。
897世界@名無史さん:2005/12/04(日) 21:40:06 0
一神教という異文化に対して不寛容な人たちですね
898世界@名無史さん:2005/12/04(日) 21:43:12 0
オブイェークト
899世界@名無史さん:2005/12/05(月) 10:40:52 0
悪金ひでぇ

>>888晩餐
??キリスト教が寛容とは一言も書いてないよ
例え非寛容でも必要とされてるならおKなんじゃない?って意味
900世界@名無史さん:2005/12/05(月) 12:33:24 0
キリスト教が必要??

国家に必要だから取り入れたのではなく、政争に利用した(いや、逆に利用された方が正解か)
のが実情では
901世界@名無史さん:2005/12/05(月) 18:44:26 0
信者の数が分かればなぁ
あの末期当時にどんぐらいいたんだろう
政争に利用したとか詳しいことは色々あるんだろうけどさ
キリスト教があれだけ広まったってことは、キリスト教受け入れて信じても良いって人が増えてきたからじゃないの?
環境が変わって人の意識も変わって必要なものも変わったんじゃない?
今に生きてる俺にとってはカミサマ信じてるなんてキッチーに見えるけどなー・・
902世界@名無史さん:2005/12/05(月) 20:44:18 0
>今に生きてる俺にとってはカミサマ信じてるなんてキッチーに見えるけどなー・・
そりゃ形を変えた狂信者ってやつだ
903世界@名無史さん:2005/12/05(月) 21:02:04 0
「ガリア人は元老院入りできたのに日本では朝鮮人・台湾人は国政参加できなかった」
って思いっきりウソだったんだな。今日はじめて知った。

専門外とはいえ、書き飛ばしは困るな…。
ローマやヴェネツィアについても書き飛ばしって多いの?
904世界@名無史さん:2005/12/06(火) 01:15:15 0
今日の読売で開戦時の外務大臣統合茂徳が元の姓が朴だと知ってビクーリしたが
ソースはそれかにゃ?
905世界@名無史さん:2005/12/06(火) 01:24:57 0
>>903は無愛想だにゃ
まあいいにゃおまいら新刊表紙だにゃ
ttp://images-jp.amazon.com/images/P/4103096233.01.LZZZZZZZ.jpg
なんか急にダサ(ry
906世界@名無史さん:2005/12/06(火) 01:33:22 0
このスレは人がいないにゃ
不毛痴態だにゃ
さらばにゃ
907世界@名無史さん:2005/12/06(火) 01:57:40 0
ソースとして一番見やすいのはこれかな<国政参加
ttp://mltr.e-city.tv/faq08j.html#02712

貴族院の勅撰議員…って、まんま皇帝の命令による元老院入りじゃねえかよ
908世界@名無史さん:2005/12/06(火) 05:27:44 0
なぜ糞腐女子言葉なのかは知らんが表紙乙。感じ変わったな。 
本当に腐ならヌッコロす。
909世界@名無史さん:2005/12/06(火) 10:53:54 0
海の都の物語が手に入らない・・・
本屋に聞いたら出版社ではもうないので古本屋とかでって言われた
910世界@名無史さん:2005/12/06(火) 16:57:32 0
>>909
アマゾンを見てみなよ。
文庫が欲しければ、ネットの古本屋ですぐに見つかるよ。
911世界@名無史さん:2005/12/07(水) 01:55:11 0
ユリアヌス×エウビウスがいいにゃ
912世界@名無史さん:2005/12/07(水) 12:18:30 0
いやいやいや
ユリアヌスの相手はエウセビアですよ、やっぱり
913世界@名無史さん:2005/12/07(水) 22:09:15 0
赤子殺しのエウセビアガクブル
914世界@名無史さん:2005/12/09(金) 03:15:27 0
>専門外とはいえ、書き飛ばしは困るな…。
彼女が日本にいた頃の我々は、ガッツリそういう論調だったのでは?
文庫化にあたってこの辺変えてたら、
それはそれで難癖失礼批判のタネになるでしょうね。

私だって違和感を感じた部分はいくつかあるのです。
専門家だって、日本侮辱なら書き飛ばしオッケーの、
正に今現在。
915世界@名無史さん:2005/12/10(土) 22:47:02 0
>>905
婆的にはこれでいいんじゃまいかな。
古代から中世への萌芽みたいなものが感じられて。
題名も相まって、キリスト教嫌いの塩婆の壮大な皮肉なんだよ。
916世界@名無史さん:2005/12/11(日) 03:11:15 0
>>905
アンブロシウスか・・・・まさに「キリストの勝利」の体現者だな。

917世界@名無史さん:2005/12/11(日) 20:49:20 0
>>905
キリスト教がローマを乗っ取ってからは、芸術の水準が急激に落ちているんだよ。
職業芸術家というのが激減したからね。
だから、表紙に使う美術もしょぼくなるのは仕方が無い。
918世界@名無史さん:2005/12/12(月) 16:12:06 0
>917
そのあたりの事を服飾評論家(?)山田五郎氏は
「原罪尻」と名付けて「惨めな肉体表現」と言っています。

評論家っつよーり「うんちくの人」?
919 :2005/12/12(月) 21:05:41 0
いかにも塩野らしい皮肉だな。
確か表紙はすべて著者が決めていたはず。例の凱旋門の劣化した彫刻技術の変遷
といい、酷い時代になってしまうんだな。

とりあえず「最後のローマ人」ユリアヌスを詳しく書いてくれればそれでいい。
920世界@名無史さん:2005/12/12(月) 21:55:21 0
辻邦生と塩婆の違いを楽しむとしよう

辻邦生って歴史モノだと面白いけど現代文学モノだとつまらんな
921世界@名無史さん:2005/12/13(火) 01:57:00 0
へー
922世界@名無史さん:2005/12/13(火) 03:19:39 0
時折必死にローマと日本の共通性を探してきて、ゲルマンの子孫なんかより
日本人のほうがよほどローマ人に近いみたいな事書くのが笑えるWWWW
923世界@名無史さん:2005/12/13(火) 06:40:20 0
アレは馬鹿だな。新羅とローマの共通点を必死になって探す韓国人と同じくらい馬鹿だ。
924世界@名無史さん:2005/12/13(火) 10:28:06 0
羅がガチガチ一緒だぜ!
925世界@名無史さん:2005/12/13(火) 10:46:55 0
>>905
やばい宗教団体の本かと思ったYO・・・・・・・
926世界@名無史さん:2005/12/16(金) 01:16:19 0
キリスト教はやばい宗教だろ……という流れを期待していたに1セステルティウス
927世界@名無史さん:2005/12/23(金) 00:09:25 O
だから政教分離の日本人GJとくるであろうというところに1ドラクマ
928世界@名無史さん:2005/12/23(金) 01:52:48 0
それは学会を潰してからの話だ
929世界@名無史さん:2005/12/23(金) 10:20:35 0
未だ店頭にないね
入荷は月曜日かな?
930世界@名無史さん:2005/12/24(土) 02:04:16 0
キリストの勝利をクリスマスに売れば
季節モノとして一般にも認知されたかもしれないと思ったり
931世界@名無史さん:2005/12/25(日) 15:05:58 0
>>930
興味持って手にとっても XIV 巻 なんて書いてたら、買わないだろ>パンピー
932世界@名無史さん:2005/12/25(日) 18:55:42 0
文庫19巻の色が特に濃い気がするがいかがなものか
933世界@名無史さん:2005/12/26(月) 02:08:21 0
934 :2005/12/26(月) 19:50:05 0
発売日直前age! ユリアヌスたんハアハア
935世界@名無史さん:2005/12/26(月) 20:36:33 0
おい、おまえら!
あした店頭に並ぶってよ。
いま書店にTELで確認したソースだ。
「確約は致しかねますが、どうも明日です」ってさ。
忘れるんじゃあねえぞ。明日だぞ、明日!
明日!明日!明日!明日!明日!27日火曜日!
発売前日をじっくり噛み締めろ!
それができるのも今日と来年の当該日だけだ!
内容を予測するんだぞ!
予測と結果をくらべろ!それが作者と読者の勝負だ!
そして忘れるな!
作者とローマおよび八百万の神々に感謝するんだぞ!
936世界@名無史さん:2005/12/26(月) 22:02:26 0
テオドシウス帝までだっけ
個人的には、スティリコの扱いに興味があるんだがなあ
来年までおあずけか
937名無し:2005/12/26(月) 22:28:45 O
多分ゲルマン人の詳細は来年にまとめると思う。
938世界@名無史さん:2005/12/26(月) 23:23:19 0
漏れ買うのは年末になりそうなので
ユリアヌスの記述の(辻氏やギボンのと比べて)感想キボン。
939世界@名無史さん:2005/12/26(月) 23:38:33 0
>>938
対比論述か・・・
重視する論点は?
940世界@名無史さん:2005/12/26(月) 23:51:17 0
>>939
そんな・・・大雑把で結構ですw
辻・ギボン両氏は彼を好意的に書いてるので
塩野女史の扱い方がわかればいいので・・・
941世界@名無史さん:2005/12/27(火) 07:08:29 0
発売日age!
942世界@名無史さん:2005/12/27(火) 15:00:08 0
943世界@名無史さん:2005/12/27(火) 20:02:42 0
文庫派sage@貧乏学生、図書館で借りる
944世界@名無史さん:2005/12/27(火) 20:18:38 0
カエサルよりアウグストゥスのがかっこよく思えるおれは少数派なのか?
945世界@名無史さん:2005/12/27(火) 20:24:05 0
>944
カエサル、
アウグストゥス、
ティベリウス、
この三人は、かっこよさが全く違うかもしれんが、
たとえばどんなところがそう思う?
946世界@名無史さん:2005/12/27(火) 20:47:33 0
顔が。
947世界@名無史さん:2005/12/27(火) 20:59:43 0
顔か。
948 :2005/12/27(火) 22:57:06 0
読み終わった。
理髪師に激怒するユリアヌス萌え。ローマ史は詳しくないけど謀殺説なんてあったの?

あと、目次に「聖アンブロシウス 在位〜」なんてあるから一瞬混乱+驚愕。
だが読み終えて納得。シンマクスカワイソス
949世界@名無史さん:2005/12/28(水) 00:57:43 0
ユリアヌスを取り上げるなら理髪師のエピソードは欠かせないもんな
950世界@名無史さん:2005/12/28(水) 02:10:02 0
>>945
アウグストゥスは漸進主義じゃね?
当時の人は自覚してなかっただろうけど、
周りを騙し騙し帝政を始めたのがすごい。
これが婆の言う「一つ一つは合法だが・・・」ってやつだと思うけど、
急進的すぎてヌッ頃されちゃうカエサルよりすごいと思うんだ。

951世界@名無史さん:2005/12/28(水) 16:15:13 0
買った。読み始めた。なんか今回のは薄いな。
952世界@名無史さん:2005/12/28(水) 16:42:59 0
読み終わったけどさ、
殉教は一神教徒にしか生じえない現象であり、多神教徒には馴染まない現象で
あることがわかってくるとか、
21世紀の現在、最も一神教徒らしい一神教徒は、もはやキリスト教徒ではなく
イスラム教徒のほうに多いが、自爆テロがどちらの側に頻発しているかを思う
だけでも、ギリシア・ローマ宗教の徒に殉教者が出なかった理由にも、肉迫
可能ではないかと思う、
とかいうくだりには違和感を感じたよ。

多神教徒である日本人が第二次世界大戦で行った特攻はどう説明する?
953世界@名無史さん:2005/12/28(水) 16:46:30 0
あらゆる宗教の最初の目標は殉教者を出すことである、てか。
954世界@名無史さん:2005/12/28(水) 17:14:35 0
>>952
事実上の現人神天皇陛下一神教類似で説明つくじゃないかな
955世界@名無史さん:2005/12/28(水) 17:28:30 0
ローマ皇帝も神格化されていたわけだが。
956世界@名無史さん:2005/12/28(水) 19:32:57 0
14巻でいちばん感動したところ

塩野七生「ローマ人の物語14」より
----------------------------------------------
この意味では、ユリアヌスに投げつけられ、
今日でもこの通称で続いている「背教者」という蔑称は、
実に深い意味のこもった通称とさえ思えてくる。
もしかしたら、三十一歳で死んだこの反逆者に与えられた、
最も輝かしい贈り名であるのかもしれない。
------------------------------------------------

957世界@名無史さん:2005/12/28(水) 20:14:10 0
>956
むむむ。なかなかに
行間を読む力のある奴だ。
そして心の分量が多い奴だ。
958世界@名無史さん:2005/12/28(水) 20:26:24 0
>954
「天皇陛下万歳」と特攻したのではなく、
多くは母さんと叫んで特攻したというぞ。
959世界@名無史さん:2005/12/28(水) 20:36:15 0
>>958
いや、特攻隊の多くは突撃前にヒロポン(覚せい剤)を
打っていた。
戦後日本軍所有の覚せい剤が大量に放出されたことが
戦後最大の覚せい剤汚染が起こった。
960世界@名無史さん:2005/12/28(水) 20:45:43 0
>959
坂井三郎の著書では
軍医が覚せい剤というのを伏せて打ったとあるね。
961世界@名無史さん:2005/12/28(水) 20:53:23 0
・・・ていうかお前は
ローマを滅ぼそうとするキリスト教徒だな
アンブロシウスの文章のように吐き気のするそれだ。
あいてにするんじゃなかった・・・
962世界@名無史さん:2005/12/28(水) 20:54:37 0
今読み終わった。ユリアヌスに結構ページを割いていたね。
塩野氏の言うようにユリアヌスの治世が19年なら世界は
まったく違う歴史を歩んでいたんだろうかな。
963世界@名無史さん:2005/12/28(水) 21:56:05 0
POVを一般的な見解である可のように見せる手腕はさすがだ。
964世界@名無史さん:2005/12/28(水) 22:07:51 0
カラカラ、コンスタンティヌスでローマの国体は完全に潰れてたから
ユリアヌスが長生きしてもどうにもならんだろ。
965世界@名無史さん:2005/12/28(水) 22:12:56 0
>>962
19年続いて、しかもユリアヌス路線を確実に継承する
後継者を選び得たならば、あったかもね。
966 :2005/12/28(水) 22:28:56 0
質問:謀殺説ってどうなの? 「ミソポゴン」って「髭嫌い」って意味?


ユリアヌスが10年でも長生きしていれば、ローマ再興はなったかもしれない。
と妄想してます。
967世界@名無史さん:2005/12/28(水) 22:49:46 0
968世界@名無史さん:2005/12/29(木) 00:40:53 0
>>966
再興とまではいかないまでも延命の「最後の努力」になったかもしれないな。
ただ、ローマが凄まじい勢いで壊れてきているのに、指導者
階級の人間のほとんどが自分(の組織)の権益を最優先に考えて
いるのは怖い話だな。
969世界@名無史さん:2005/12/29(木) 00:57:16 0
ローマは、最後まで努力したけどキリスト教に負けましたっていう、
題名がすごく皮肉っぽくていいな。
婆はほんとにキリスト教嫌いなんだな。
970世界@名無史さん:2005/12/29(木) 01:13:04 0
今年はかなり土俵際一杯でしたね。確か最初の方の巻は、8月頃に出てなかったけ?
今となっては記憶のかなただが。。。最初の方の巻って、何月にでてたんだっけ?
来年は、12月31日とかになりそうな予感。。。。
971世界@名無史さん:2005/12/29(木) 01:19:37 0
1 巻 (1992/07)
2 巻 (1993/08)
3 巻 (1994/08)
4 巻 (1995/09)
5 巻 (1996/04)
6 巻 (1997/07)
7 巻 (1998/09)
8 巻 (1999/09)
9 巻 (2000/09)
10 巻 (2001/12/20)
11 巻 (2002/12/11)
12 巻 (2003/12/13)
13 巻 (2004/12/22)
14 巻 (2005/12/27)

やっぱカエサルの下巻が最速。モチベーション高かったんだろうねぇ。12月にずれたのは、
一休みの時期からか。。。
972世界@名無史さん:2005/12/29(木) 02:05:03 O
責任感と高揚感のカクテルがユリアヌスを酔わせた…

このくだりに酔わされつつ萌えた俺は背教者…



… 殉 教 し て く る 。
973世界@名無史さん:2005/12/29(木) 03:06:32 O
キリスト教あっての西洋文明。
キリスト教はヘブライズムそのものではないし。
西洋文明の根幹はプラトンではなくキリスト。
啓蒙思想以来のインテリ気取りのヴァカどもが中世を
暗黒時代としか見なかったからな。
ウィーン体制を「保守反動」という側面でしか考えなかったのと似ていて。
ウィーン体制は確かに保守だが、必ずしも反動的ではないし。
974世界@名無史さん:2005/12/29(木) 04:24:52 O
ヘブライズムからの脱却を試みたユダ公がキリシタン…という線はあり?
975世界@名無史さん:2005/12/29(木) 05:11:08 0
昨晩読了しました
テオドシウスの扱いがちょっとカワイソス
976世界@名無史さん:2005/12/29(木) 06:04:32 O
このスレで塩婆がカエサル萌えという話があったが、確かに
ネロ死後の内戦期の記述で「カエサルならああした」
「アウグストゥスならこうした」としつこく書かれると
どうにもウザイっす。
977世界@名無史さん:2005/12/29(木) 08:57:00 0
塩野は司馬遼太郎同様、あくまでフィクション作家なんだから、小説の内容を
歴史的事実だという前提で捉えて論じても意味ないよ。彼女自身、歴史学者からの
批判を受けて、小説なんだから虚構が盛り込まれているのは当たり前と開き直って
いる。まあ、そんなこと言ったら多くの歴史がタイムマシーンでもない限り、
真実かどうかなんてわかるなるけどね。
978Ryuju ◆RlujhF6VrA :2005/12/29(木) 09:51:55 0
>>971

カエサルの巻が最速なのは、同じ史料使って続けて書いたせいもあると思う。
他の巻なら論文も新たに買って読まないと行けないけど、
カエサルの一代記の前半と後半なら、そんな必要もあんまりなさそうだし。
979世界@名無史さん:2005/12/29(木) 11:06:53 0
やっぱり魅力的(塩野にとってw)な男がでてくると筆が走って
楽しいね。>>956の下りはじーんときた
980世界@名無史さん:2005/12/29(木) 14:02:48 0
以前のスレで『ローマ人の物語』は塩婆の思いの伝わらないラブレター
と書いてあって、妙に納得したけど。

それ以前にカエサル時代は古今東西の資料が豊富だからね。
981世界@名無史さん:2005/12/29(木) 14:12:25 0
カリギュラに対するラブレターも書いたら面白い。古代の英雄は美化されている
かもしれないから、真相は藪の中。
982世界@名無史さん:2005/12/29(木) 16:46:43 0
関係ないけど司馬遼太郎の後釜マジで狙ってるという噂があるんだがw
983世界@名無史さん:2005/12/29(木) 16:49:37 0
ソレは無理だ。
日本史に対する圧倒的な無理解が高い壁になってる。
984世界@名無史さん:2005/12/29(木) 21:55:22 0
しかし、まぁよくやり遂げたよな。(まだ終わってないけど)
15年間も。ここで塩野の身になにかおこったらどうするんだろう。誰か書きつぐんだろうか?
もし書き継ぐとしたらだれだろうね(不謹慎な想定で悪いんだけど)。
985世界@名無史さん
>>984

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