1 :
世界@名無史さん:
マクロ経済の基礎を理解していないと近現代史の出来事を理解することは出来ない。
現代の世界史は経済中心に移行しているからね。
2 :
世界@名無史さん:05/01/04 00:26:16
ミクロ経済学だろ
3 :
世界@名無史さん:05/01/04 00:31:12
>>2 いや、マクロ経済学だよ。
社会全体の流れを理解しないといけないから。
4 :
世界@名無史さん:05/01/04 00:31:47
マクロ経済の対義語は?
では適当な参考文献を教えてください
7 :
世界@名無史さん:05/01/04 00:34:01
中谷巌なんかどうよ?
8 :
世界@名無史さん:05/01/04 03:20:57
9 :
世界@名無史さん:05/01/04 04:01:15
>>1 マクロ経済において総需要が、民間消費、民間投資、輸出、輸入から成るものとする。
ここで限界貯蓄性向が0.4、限界輸入性向が0.4、輸出が20、投資が30の時
投資が20増加した場合の輸入の増加額を述べよ
10 :
世界@名無史さん:05/01/04 10:27:22
>マクロ経済において総需要が、民間消費、民間投資、輸出、輸入から成るものとする。
ありえない
12 :
小田中君@マネタリズム:05/01/07 03:47:41
>>1 近現代史の知識をただ増やすだけなら、MacroEconomicsは必要条件ではないでしょう。
しかし新しい切り口としては面白いと思う。
ただ師匠の口頭を語り継いで、実証するだけじゃツマラン。
従来の歴史学における経済力の評価に対する不満4か条
1.何故重商主義の手法しか使わないのか? 自由貿易による発展も書くべき
2.産業政策、幼稚産業保護によって経済は発展しない事を堂々と書くべき
3.貨幣が与える影響を無視しすぎてる。テミン、アンナシュウォルツ、フリードマン読むべし
4.国家の最盛期を考える際に、デフレだったかインフレだったかも考察するべし
>>12 で先生。それをやったら、「どこの」「誰が」評価してくれるんですか?
どうやらそこんとこのインフラストラクチャーを御覧になりたくはないようだ。
>>14 全然スレッドの目的が違います。バカですか?
>>14のようなスレは往々にして
>>12で指摘される類の限界で引き篭もって終わりだもんね。
17 :
世界@名無史さん:05/01/07 06:10:28
ということはその限界を越える方策があるってことだよね
>>12 >産業政策、幼稚産業保護によって経済は発展しない
かには大いに疑問があるけど、そういった政策が採用されるには国内諸政治集団の間の駆け引きがあったりするわけで・・・。
所詮経済理論のみでは切れない世界だと思いますが、どうでしょう?
てかここのスレの住人は
>>9の問題にまだ答えられないのか
マクロ経済を少しでもかじったことがある人なら公式にあてはめるのるだけの簡単な問題だぞ
よくそれで「近現代史を学ぶならマクロ経済学は必須」なんていえるな。所詮はDQNの集まりか
20 :
世界@名無史さん:05/01/07 14:03:09
高卒のネト右翼と左翼しか居ませんから
21 :
世界@名無史さん:05/01/07 14:04:44
そもそもマクロ経済がどういうものか解らん
GDP、GNPくらいは解るが
22 :
世界@名無史さん:05/01/07 14:08:13
>>1 歴史やるなら数量経済史が必須ということか ?
あまり、近代経済学の経済理論を持ち出すのは
この板では受け入れられないからね。
随分前に某スレのアンチ賄賂厨(某キチガイコテハン)が
経済理論も知らずに経済談義をして、
他の方々から経済理論の入門書くらい読めとの指摘も
無視して荒らしまくっていたから。
どうも、厨房には経済理論が受け入れられないらしい。
24 :
世界@名無史さん:05/01/07 16:25:08
>9
12
25 :
世界@名無史さん:05/01/07 16:38:57
ごめんケアレス。
答えは10
>>18 >>産業政策、幼稚産業保護によって経済は発展しない
>
>かには大いに疑問があるけど、
三輪芳朗読め
27 :
世界@名無史さん:05/01/07 17:58:24
理論家がどうこう妄想たくましくしようとも、結局輸入防遏することで
後進資本主義国は発展しませんでしかたね?
ドイツ然りアメリカ然り日本然り・・・
>>18 そういった駆け引きも、
国際経済学や開発経済学では、
取り入れられて議論、分析されているよ。
今では経済学はゲーム理論が必須となってしまった。
>>23 またそんなこと言ってると、呼び寄せちゃうよ。
無視していけば?
>>26 国際経済や開発経済の理論の本を読め、アフォ。
「産業政策、幼稚産業保護によって経済は発展しない 」
とは一概に言い切れない。
>>28 「一概に」ってあるかどうかもわからんって意味だろw
戦略的通商政策の有効性は本家本元のクルーグマンが否定してる。
その種の議論が盛んになりだした元凶である日本の産業政策については、繰り返すが三輪本を読め。
>>29 はずかしい奴だなw
必ずしもクルグマンの主張が正論とは限らない。
というか、最近の経済学の研究雑誌読んでる?
(そもそも経済学を学んだ人とは思えんがw)
で、1はレクチャーする気もないのか?それともできないのからスレ立て逃走なのか?
32 :
世界@名無史さん:05/01/07 19:25:26
つまりだ、言いたいことは理論の世界は正しく、現実が間違っている、ということか。
で、歴史学も経済学理論の正しさを受け入れ、これを信奉して叙述せよ、と。
理論的可能性を示唆するだけで自産業への補助金投入を正当化し
社会全体の経済厚生を低下させるのが自称歴史通ということだな。
>>32 なるほど、反論できないから、
「言いたいことは理論の世界は正しく、現実が間違っている」
と受け取るのか?
理論はちゃんと現実世界を説明できているのにね。
36 :
世界@名無史さん:05/01/07 20:56:33
どうも自分が何を言っているかよくわかっていないようで面白い。
仮に「産業政策、幼稚産業保護によって経済は発展しない」が理論的に
「正しい」としても、実際は各国で保護政策など当たり前のようにとられてきて、
それが各国の経済史を構成しているということに対して、何がどうだっていうわけ?
経済理論ではかくかくの「正しさ」が明らかなのに、過去の政策でそれを採用しなかったのは間違っている、誤った歴史だ、と言いたいわけ?
もっと卑近な例を出せば、国内の大型公共工事もそれこそ経済学的に言っても事業が継続されるのはおかしいのに、実際はなぜそれが延々と継続されているわけ?
歴史研究とはただ理論を過去にあてはめればよいというわけではないんだけど、どうも経済理論を過去に適用するだけで歴史研究になると思っているアホたかりが一部増殖していて気持ち悪いね。
歴史屋のコンプレックスむきだし被害妄想乙
>9
Y=C+I+X-M
C=0.6Y
M=0.4Y…@
Y=1.25(I+X)
兀=1.25僮
僮=20より
兀=25…A
@より
儁=0.4兀
Aを代入して
儁=10
合ってるかしらん
39 :
世界@名無史さん:05/01/07 22:13:42
とりあえず、>9の課題に一応答えた所で書き込みさせて貰うよ。
とか言って間違えてたら超はずかしいけどな。
経済学を、未来を予測しうる学問だと誤解してないか。
ただ過去を朧気に説明しうるにすぎず、その意味ではまさに史学と似たり寄ったり。
ただ経済学には例えば三面等価の原則とか、物事を考えて行く上で、
重要なキーになる発見がいくつかある。
そうしたことを全く身につけずに歴史を語るのもどうかと思う、
という点では>1の言うこともあながち間違ってもおらん。
しかしマクロ経済を知ったからと言って歴史がわかるわけでもない。
逆に政治学、経済学、心理学などはその時代時代の濃厚な歴史的潮流を背景に持つ学問なのだから、
歴史を知らないと点と点の繋がりがよくつかめない。
40 :
世界@名無史さん:05/01/08 00:50:24
ところが今の経済学屋は、経済学の時代制約性なんてことは思いもしないで、
経済学の法則が、時代を超越した普遍性をもつと平気でいうんだよね。
だから古代中世のGDPとか、消費性向とか、現代社会の分析ツールを
単に過去に当てはめて歴史と称しているのさ。
41 :
世界@名無史さん:05/01/08 02:01:38
1みたいに経済学を誤解している人が居るみたいだから言わせてもらうよ
数学や物理と違って経済学は数式にあてはめればすべての結果に説明がつくものでもないのさ。
所詮は人のすることだからね。経済学の方式どおりに物が動いたりすることは無いのさ
>>9の問題がまさに典型。
これを解ける人はたしかにすごいと思うけど、それが歴史を学ぶ上で役に立つものかどうかという答えは
解いた人が一番良く知っていると思う。
乗数効果の公式なんぞ経済学では重要かもしれんが、歴史と関連付ける上で殆ど役に立たないよ。残念ながら
42 :
世界@名無史さん:05/01/08 09:51:24
>>36 経済学少しでも齧った事のある人間ならば
絶対に言う台詞じゃないなw馬鹿馬鹿し過ぎるw
>国内の大型公共工事もそれこそ経済学的に言っても事業が継続されるのはおかしいのに
がその典型。誰一人としてそんなことを言ってる経済学者は、
今でもいない。新古典派でも長期では効果がないと言ってるだけだがねw
もっともその新古典派の説も、「正しい」と確立されたものでは到底ない。
経済的に効果があると認められているから、
継続的に行われているのだよ。わかる?w
>経済学の方式どおりに物が動いたりすることは無いのさ
これも馬鹿馬鹿し過ぎる台詞の典型だな。
実際に十二分に数式で説明できているのに、
それを無視した台詞。計量経済学って知ってる?
いわゆるマーシャル・モデルでもすでに
変動相場制下で資本移動が自由なケースでは財政政策は無効
との分析を示しているが。
44 :
世界@名無史さん:05/01/08 10:48:57
>>42 ハロッド型経済成長モデルにおいて
労働人口が年1.5%増加するとき、資本の完全利用を維持しつつ労働者一人当たりの国民所得を2.5%上昇させるには
貯蓄率はどれほど必要か? なお資本係数は3とする
42には簡単すぎるか
ちなみに9の答えは10で正解。模範解答は38の通りだから割愛
まあ、漏れも全く経済知識なしのDQNに近現代史を語られたくないというのはある罠
経済学は学問じゃないからノーベル賞がら外そうという
動きがある。
46 :
世界@名無史さん:05/01/08 15:18:50
>>44 その前に経済状況の仮定が抜けている。
それがなければ不毛。
一口にハロッド型と言っても仮定によって違ってくる。
47 :
世界@名無史さん:05/01/08 16:01:00
42じゃないけど面白そうだから答えていい??
労働人口増加率=n
技術進歩率=λ
労働人口成長率=Gn
資本係数=Vw
Gn=n+λ
Gn=1.5%+2.5%=4%
Gw=s/Vw
Gw=s/3
ハロットドーマーにおいて資本の完全利用を維持し自然成長率を達成するためにはGw=Gnとなる必要があるから
4=s/3
s=12
つまり貯蓄率は12%
間違っていたら笑ってくれ
まあ、計算間違えの余地がないから多分正答だと思うが
48 :
世界@名無史さん:05/01/08 16:02:56
こんな問題暗算できる。
これくらいできなきゃ、歴史を語る前に一般常識が足りない
>>23の言うアンチ賄賂厨のような奴が出てきているな。
50 :
世界@名無史さん:05/01/08 16:53:01
>>42 すまんが、どうも話がかみ合わないようだ。
経済理論で過去の歴史はすべて説明できるというところに、引っかかって
いるのだけど。
例えば日本の金解禁政策も、当時から時代錯誤的な政策だと批判を浴びながらも、それを「強行」し結果は周知の通り。
様々な研究が行われているけど、まあ大体は時代錯誤性がほぼ追認されている。
実際の歴史過程ではえてして経済的な合理性とは反するものが採用実行されている典型例だと思うけど、
これに関して計量経済学がどういう説明をするっての?
どうもオマイは経済学は正しいとすぐに防衛に走るが、このスレで問題にしているのは歴史分析に経済学はどう使われるかってことでしょ?
「もし」採用しなければこうだったに違いない、とかってのは歴史ではないってわかってる?
どうも
>>36はクリオメトリックスというものを知らないらしい。
そうでなければ、
「計量経済学がどういう説明をするっての? 」
って言わない(ワラ
52 :
世界@名無史さん:05/01/08 19:50:44
>>36 どうやら、必死に血相変えて経済学を叩きたいようだが、
少しも経済学を知らないで叩いているので、面白すぎるよw
>それを「強行」し結果は周知の通り。
主観的に考えてはいけないよw
分析では、評価は一定していないので、
大体において追認されているというのは間違い。
経済学の研究者じゃない主張を言ってるのかも知れんが。w
経済的な合理性は何をもって効用、厚生を考えるかで違ってくるが、
最適化問題を解いていることは間違いないことは、
一致しているので問題ない。
そもそも時代錯誤というのが何を言ってるのか不明だな。
時間的非整合性を言ってるのかも知れんが、
それはそれで別の問題で、それ自体が研究テーマとなる。
計量経済学というものが、君は知らないと言う程度の人間だと良くわかったよw
過去の事例も参考にするのも必要だから、
歴史分析にも必要。
というか、実際に無かった経済だけを仮定、想定して分析しても意味がないと言うことは分かるよな?w
53 :
世界@名無史さん:05/01/08 19:56:01
誰か36に問題出してやれ
簡単なのでいいからw
>>29 >本家本元のクルーグマン
ブランダー&スペンサーが本家本元だと思うが?
経済学を否定したがるヤツは理論というものを理解していない。
だれが実験室や数式の結果がそのまま現実に適用できると言っている
のか。当然ながら理論の想定状況と現実のギャップがあるから
そのまんまの結果が現実ででるわけがない。
そもそも経済学に限らず学問というものは、本来なら生ずるはずの
ことが現実では生じないのはなぜか?また、仮にある政策をとったり
与件に変化があったとすれば、どのような変化が生ずるのか?という
ことを探求するものだぞ。
経済学がどうのこうのと言うのなら、規範と実証という言葉をまず理解
しろよ。
56 :
世界@名無史さん:05/01/08 21:02:09
今時計量経済史なんてものを振りかざして居丈高だってのは面白いね。
勝手気ままな「仮定」をたててIFの「歴史」をやることにどのような意味があるのかは
フォーゲルやエンガーマンなどでも言われていたけど、まあ「知らない」認定されたのどうでもいいやw
ここに巣くう理論厨から感じるのは、経済学で業績出せない計量屋が、ツールを
過去に当てはめれば歴史になるじゃん、と糠喜びしているだけ。
LTESの連中の一部にもそれと同じものを感じるよ。
ついでに言っとくとマクロ経済学=ケインズ経済学としか認識できない
学部学生レベルの勉強しかやってないのなら、経済学を勉強したと
いうなよ。
58 :
世界@名無史さん:05/01/08 21:18:14
>>36 理論も実証分析も全く知らないで、
経済学叩きしていても説得力が無いよなw
厨房という以前に電波に近いものがあるw
言っておくと、今時理論一本で研究している人は少数派。
理論一本でやっている人は業績が無いとは言う問題じゃなく、
少数かどうかというだけのことだが。
>勝手気ままな「仮定」をたててIFの「歴史」をやることにどのような意味があるのかは
そもそもこの台詞で、計量分析に関する知識がないと言うことは明白だなw
実際に存在したもので分析するものだから。
もっとも当然、推計などが入っているが、
理に適ったものでなければならないから、
批判の対象にはそれ自体にはならないな。
>マクロ経済学=ケインズ経済学としか認識できない
お笑い種だな。今じゃ、どの入門書でも
ケインズ経済学だけが載っているものはない。
講義でもそういうところもない。
経済学に関する知識が君には皆無であることは明白だから、
それを勉強した上で叩いたらどうだ?w
>>53 それじゃ、マクロじゃないが、
○スツルツキー方程式を導き出せ
という問題はどうだ?
>>55 そのあたりは物理学でも同様なことなんだが、
この経済学叩き厨房は理解できないらしい。
59 :
世界@名無史さん:05/01/08 22:32:32
もっと歴史っぽく語っておくれよw
60 :
世界@名無史さん:05/01/09 00:31:29
>>45 >経済学は学問じゃないからノーベル賞がら外そうという
動きがある。
通称ノーベル経済学賞はノーベル賞ではないよ。
スウェーデン中央銀行賞だ。
元々ノーベル賞とは別の賞だから外しようがない。
62 :
世界@名無史さん:05/01/09 00:52:02
>>61 違う違う。
アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞はノーベル賞とは別物なの。
たとえば芥川賞と直木賞は別の賞だ。それと同じ。
ノーベル家が反対しているのは、外そうということではなく、アルフレッドノーベル記念という前置きを廃止しろって事。
スウェーデン中央銀行賞と堂々と名乗ればいいんだよ。
>>62 いや、芥川と直木ほどの違いはない。ノーベル財団の財源から賞金を
出していないというだけで、ノーベル財団が選考していることには
変わりないし、表彰式も一緒にあるわけだから実質的には世間で
言われているように「ノーベル経済学賞」。
ノーベルの遺族の主張は、今の6つのノーベル賞がノーベル自身が
選んだ6分野(化学,物理学,生理学,医学,文学、と平和)のうち、
生理学と医学が一分野になっていて、近年になって追加で経済学が
加わっているから、経済学賞はノーベルの意思ではないので外して
くれ、ということ。
もちろん、
>>62が指摘しているように、中央銀行賞を廃止してくれと言ってる
わけじゃないが、ノーベル賞から外してくれ、という趣旨には変わりない。
こまい話で恐縮だが、いわゆるノーベル経済学賞は現状では確かに
ノーベル賞の一つになっているわけで、完全に別種の賞というわけじゃない
という点は明確にしておきたい。
64 :
世界@名無史さん:05/01/09 11:03:30
age
>>28-29 幼稚産業保護というのは簡単に言えばミルバステーブルテストのような
条件をクリアしていないと正の効果はないと一般的に言われているだけ。
例えば、モノカルチャー経済の国なんかが気候不安定性やら価格弾力性
やらの問題で経済構造変化(トレードパターンの変更)を目指そうとする
場合、自国の幼稚産業を保護して将来的な厚生の増大を目指すという
ことはある。
このとき、どの産業を保護するか、という問題はあるが、効果がないと
言い切ることはできないし、一般的には効果がある場合も多い。
もちろん、最終的には世界的な貿易自由化が行われる方が望ましい
ので、地域貿易協定等で地域的な貿易自由化を伴うことが多いため、
自国vsROW(Rest of World;自国以外の全て)の理論モデルを
そのまま現実に適用することは馬鹿げてる。
なんつーか、経済学の”定理”をそのまんま現実に適用しようとして
「説明できてねーじゃん」とおっしゃる方がやたら多いのは何でかね?
そういう人は水道水を使って純水と同じ結果がでないから、水の
性質で教科書に書かれてることは間違ってるとも主張するんでしょうか??
66 :
世界@名無史さん:05/01/09 14:06:30
>>65 実証の分野で研究している人ならば、
理論モデルの実証分析への応用などは理解してやっているのだが、
ここにいる必死な嫌理論厨にはそれが理解できていないようですw
67 :
世界@名無史さん:05/01/09 15:47:10
相変わらず話がわかっていないねw
理論での正しさと、歴史の解釈とは直結できないでしょうと言っているのに、
なんか言われると経済学批判をされたと思って、経済学防衛に走るのは
どういうことなんだろう?
例えば
>>12 > 従来の歴史学における経済力の評価に対する不満4か条
>1.何故重商主義の手法しか使わないのか? 自由貿易による発展も書くべき
>2.産業政策、幼稚産業保護によって経済は発展しない事を堂々と書くべき
どうも自由貿易をとるべきだという信念をお持ちのようだし、それは理論研究から
影響を受けているようで、それにケチを付ける気はないが、実際の歴史では各国は
保護政策をとってその下で経済発展を行ってきたのであって、そこに稟論研究から
演繹した「すべき」とかいう価値観を持ち込んでも仕方がないだろう、と言ってい
るんだけど。
1.の「重商主義の手法」云々も具体的にいつの時代の何を指しているのか不明だしね。
68 :
世界@名無史さん:05/01/09 16:37:03
小田中君、名前負けしすぎ
>>67 >研究から演繹した「すべき」とかいう価値観を持ち込んでも
>仕方がないだろう、
・・・・。で、誰が「すべき」なんてことを”理論”で言っている???
まず、規範と実証という言葉を理解しろってば。
あと、
>>67を書いてる人は自分以外に一人しかこのスレにいないと
でも思ってるんかね?人の言ってることを無視して、自分の都合の
良い部分だけ持ち出して適当なことを主張してる、という状態になってる
のに気がついてる??
71 :
世界@名無史さん:05/01/09 17:25:04
>>68 ピント外れもいい加減聞き飽きたので、
>>12での
> 従来の歴史学における経済力の評価に対する不満4か条
>1.何故重商主義の手法しか使わないのか? 自由貿易による発展も書くべき
>2.産業政策、幼稚産業保護によって経済は発展しない事を堂々と書くべき
についてオマイなりに具体的に説明して見せてくれ。
漏れはここでいっている「べき」についてのみ問うているだけ。
それを理論一般に無理に拡大適用してみせているのはとんだ被害妄想では?
とにかく材料不足の応酬からは何も生まれませんので、まずは具体的にどうぞ。
>>71 そこの「べき」と理論を利用した規範的分析での「べき」は違うと
思うが、まぁ、いいだろう。とりあえず、産業革命期の英仏の保護貿易
でいいんかね?不満なら
>>71氏は
>歴史では各国は 保護政策をとってその下で経済発展を行ってきた
という実例を詳細に述べるように。
まずは規模の経済性が存在する場合の生産可能性フロンティアの
形状を考えてみ。当時の工業化というものは結局の所は毛と綿の
織物工業が主体だろ?つまり実質的に同質財で英仏は競合している
のであって、黎明期ではシェア拡大が生産の効率化に直結している。
さらに言えば英仏の経済発展による個別の厚生水準変化と、全世界の
厚生水準を考えた場合の変化は当然ながら同一のものではない。
(そもそも国内での生産側と消費者側の厚生変化も異なる)
もっと言えば、規模の経済性を持ち出さずとも経済的大国と小国の
貿易を考えれば、関税貿易の方がパレート効率的である。
しかし注意しなくてはならないのは、長期的に考えると結局は全世界
的に経済発展している方が自国の経済厚生上でも最終的には
望ましいので、出来るだけ自由貿易の状態を実現するほうが良い。
近現代史を学ぶならマルクス経済学は必須
にスレタイ訂正汁。
>>73 マルクス経済学はいらんだろ。マルクス主義についての知識は
必要かも知れんが、あれは哲学であって経済学じゃない。
(実際、ヨーロッパなんかでは哲学に分類されていて経済学に
分類されてない、と聞いている。)
75 :
世界@名無史さん:05/01/09 18:14:30
>>72 横レスですが、それは歴史ですか?
>>73-74 世界システム論もマル経に含められるんだろうけど、
むしろああいう視点にこそ示唆をうけるけど。
産業革命とかいうんならエリック・ウィリアムズとかね。
76 :
世界@名無史さん:05/01/09 18:35:47
>1.何故重商主義の手法しか使わないのか? 自由貿易による発展も書くべき
>2.産業政策、幼稚産業保護によって経済は発展しない事を堂々と書くべき
>1については十分書かれてるんじゃないの?
戦後のGATT体制のもとで自由貿易による経済発展などは、書かれているんじゃないの?
>2については、たとえばビスマルクによる幼稚産業保護や19世紀前半のアメリカの幼稚産業保護が
効果があったのかどうかはなんともいえないんじゃないの?
72です。
>>75 横レスがはいったところで話を本来のものに戻したいところですね。
>>1が言うように近現代史を学ぶために経済学の知識が必須とは
必ずしも思いませんが、世界史板で経済関係の話をする人は
体系だって経済を勉強した人とは必ずしも思えない方が色々と
理屈をつけてレスしているケースがままあるのが気になってました。
まぁ、
>>1が極論にせよ、歴史で経済学を持ち出す人が出てきたら
きちんと専門のスレで議論があってもいいかな、と思いますが、
どうでしょう?その意味で、このスレはそれなりの意義があるんでは
ないかと・・・。
個人的には貨幣の商品化(要は銀行等の体制の確立)がされていない
状態で、このスレで出ているような経済学を持ち出すことはあまり
意味がないとは思いますが、それを踏まえた上での議論をする必要
もあるだろうなぁ、と思います。
経済史の分野での話は、日本の経済史は特定産業の経営史的な
研究が多く、研究論文として発表するにはそうせざるを得ないという
ことも分かりますが、世界史板のように大きな流れの中で自由な
議論を楽しむ場だったら、このスレのような話も楽しいですし。
S.アミンやウォーラーステイン等の世界システム論なんかは昔、
一通りの本を読んだだけですが、ああいう視点も面白いですよね。
(でも、あれを近代経済学というにはちょっと抵抗があります。)
ん、ていうかそういう難しい話じゃないだろ。
要はこのスレで経済学云々言ってる連中は、
史学畑の数学コンプを的確に衝いただけの話でしょ。
あーだこーだ言うなら原論くらいは修めておけば?
数学苦手でも、見かけほど難しくないし。
それが史学の勉強に資するかどうかは当人の問題であって、
今のところ一般論にはなりえないだろ。
79 :
世界@名無史さん:05/01/09 21:24:12
>>71 >理論での正しさと、歴史の解釈とは直結できないでしょう
というのが一番痛い台詞だな。w
概ね一致しているし。そのために理論分析があると言っても過言ではない。
それに自由貿易が無批判に良いとは言ってないし。
理論分析においても、自由貿易が無批判に良いとは出ていない。
というかまだまだ議論の対象だし。
>>77 だから、経済史においても、
>>51の言うようにクリオメトリックス(計量経済史)がある。
その分析も非常に重要で有効なもの。
それ以前に経済理論を知らないで、
経済を語って議論するとなると無意味なものに、
概ねなっている。
>>78 学部生レベルの経済理論ならば、
中学生レベルの数学でも理解できるからね。
でも、実際には逆に微分とか知っていたほうが分かり易いのだけどねw
>>79 貴兄のいうことは概ね一理ある。しかし、何が何でも理論経済を
知っていないといけないというわけじゃないだろ。
貴兄は専門外の人に微分まで利用した経済理論の勉強を強要
しているのかね?そんなことを言い出したら、理論経済を勉強する
なら位相数学まで理解しとけ、っていう話になっちまうだろ?
厳密に経済理論を勉強するなら公理論のところから勉強してないと
いけないが、そこまで一般に要求する必要なんかどこにもない。
理解できている人が専門外の人に分かりやすく説明すればよいだけだ。
問題なのは「誤った経済学の知識」を適当にふりかざす人がいるため
議論が平行線になったりミスリーディングされる時があるってことだろ?
研究するということがどれほど時間と労力を裂く必要があるかぐらい
分かっているだろ?ならば、学問をする以上、他分野の研究や研究
成果にも敬意を払いなさいな。
81 :
世界@名無史さん:05/01/09 21:40:20
史学課の連中はきもいんだよ
82 :
世界@名無史さん:05/01/09 21:52:01
>>72 >貴兄は専門外の人に微分まで利用した経済理論の勉強を強要 しているのかね?
そんなこと一言も言ってないだろ。w
その方が逆に分かり易いとただ言っているだけで。
>理解できている人が専門外の人に分かりやすく説明すればよいだけだ。
往々にしてこの板の住人のなかには、
説明されても聞かない人がいるから。
いわゆる「厨房」が多いってこと。
>議論が平行線になったりミスリーディングされる時があるってことだろ?
新書くらいものでもいいから、
経済理論の入門レベルはおさえておいたほうがいいと私は思う。
そんなに読むのに時間がかからないし。
そのレベルでは、概ね中学生レベルの数学で大丈夫だから。
だからそんな難しいものじゃないの。
微分使うのがどうとかいうけど、
学部レベルの経済学は方程式を数学的背景とか一切無視して機械的に微分できればだいたいはOK。
明らかに一般教養として持っていてもいいレベル。
高校の単元であってもおかしくない。
その程度のことを敬遠して、数々の経済学的成果を丸捨てに捨てるのは、
それは歴史屋さんの傲慢ってもんじゃないの?
まあ、このスレでたたいてる連中は歴史屋さんたちの過剰反応楽しんでるだけだろうけど。
>>83 前半部分については、よっくわかってる。
ただ、
>このスレでたたいてる連中は歴史屋さんたちの過剰反応楽しんでるだけだろうけど。
があまりにも鼻につくってこと。
>>83 あと、
>学部レベルの経済学は方程式を数学的背景とか一切無視して機械的に微分できればだいたいはOK。
ってのは同意しつつも不同意。機械的に導くだけなら微分を使う
必要なぞない。微分の数学背景をわかっているということを前提にして
微分つかって説明するのは楽だけど、わからん人には全くわからん。
経済をやってる人間には微分ぐらい・・・と思うだろうが、常日頃から
利用してない人には意味不明なものは意味不明であって、微分ぐらい
って言うのはちょっと傲慢な物言いだと思う。
86 :
世界@名無史さん:05/01/09 22:10:20
微分なんて高校数学じゃん
歴史云々より一般常識として修めておけよ
機械的に使うだけでOKです。
そういう貴方だって、ネットワークの仕組みをよく知らないでネットワークを利用してるでしょうが。
性質を知ってるだけ。
経済をちゃんと研究するとなれば別だろうけど、
与えられたテキストを咀嚼するだけならそれで十分。
88 :
世界@名無史さん:05/01/09 22:16:54
>>79 >概ね一致しているし。そのために理論分析があると言っても過言ではない。
ぷ、まさに経済学で相手にされない計量屋さんが歴史に参入して吐く戯言だね。
例えば政策史でも、経済理論のみで扱うことが出来ると勘違いしているでしょ?
歴史学方法論も知らないで、経済理論のみ信奉して、昔のデータ(かつて計量経済史は、文献は恣意が入るから数字しか扱わない、との妄言を吐いたけどw)に、それを機械的にあてはめて、こんなん出ましたって自己満足しているだけ。
これだと同時代の政治・国内外の環境など知らなくてもいいんだから楽だよねw
ついでにいうと自由貿易が良い悪いだなんて、歴史学で議論してますか?
現在の政策論としては当然ありうるテーマではあるけども、既に過去に行われたものについて良い悪いを議論するってのは、見かけない風習ですねw
要は過去と歴史が区別出来ていないんですね。
だから昔のデータを扱えば、それで歴史をやった気になっているだけのことですね。
おっとこれは一般論ではないですよ。このスレにいる
>>79みたいなのもいるってことを言っているだけですからね。すぐに何でも一般論に拡大解釈されるので用心にw
>>87 >ネットワークの仕組みをよく知らないでネットワークを利用してるでしょうが。
・・・一応、知っているつもりですけどね。まぁ、教科書の利用の仕方や読み方
は確かに個人差がありますから、そうお考えならこれ以上は平行線ですし
瑣末な話だからいいでしょうね。
90 :
世界@名無史さん:05/01/09 23:43:55
>2.産業政策、幼稚産業保護によって経済は発展しない事を堂々と書くべき
発展してるだろW
戦後の日本経済の成長は産業政策の結果だ。特に自動車が典型的。
今の中国も産業政策を行っている。
オランダが経済大国であった17世紀にはイギリスもクロムウェル時代から産業保護政策を行い、自国の産業を発展させた。
>>90 自動車が典型??????
そりゃ、トヨタが聞いたら怒りそうな話だな(苦笑)。
92 :
世界@名無史さん:05/01/09 23:54:47
>>90 それはきっと、歴史のほうが経済学理論に反しているんだよ。
要するに、昔の人はアフォだったってことだ。
・・・ぐらい素朴な主張に思えるねえ、
>>12って
93 :
世界@名無史さん:05/01/09 23:56:23
>>91 初期の発展段階においては通産省の強力な支援策があっただろう。
94 :
世界@名無史さん:05/01/09 23:59:40
>>92 新古典主義経済学の前提条件そのものがおかしいからな。
個人が完全なる情報を持っているはずがない。
>>93 マジで言ってる??トヨタが倒産しかけた話って知らないの?
97 :
世界@名無史さん:05/01/10 00:03:48
>>95 日本の産業保護政策は一つ一つの企業を保護する政策ではなかった。
車産業、造船産業、電機産業など、産業ごとに貸し出し統制を行ってきた。
特定の産業にたいする銀行融資や貿易保護は行っても個々の企業に対する競争は維持した。
日本が社会主義と違うのはミクロの競争を維持したまま、マクロ的な部分では計画経済を行ってきたことだ。
>>97 マジで知らないんだな。政府サイドは自動車なんぞ基幹産業になると
思ってなかったから、日産があればいいと考えていた。んで、トヨタは
政府からはいびられて倒産寸前にいっている。某銀行なんぞ、トヨタから
融資を引き上げたぐらいだ。
産業全体を・・・というのは確かに日本の基本的な政策だが、だからといって
一企業を冷遇しなかったわけじゃないぞ。悪名高き窓口規制って方法も
あるんだしな。
あと、日本経済を語るとき、どうして社会主義云々というセリフを持ち出す
人が多いのかね?特に日本は成功した社会主義の実例だ、なんて
言い出す人たちはなんとかならんものか。
99 :
世界@名無史さん:05/01/10 00:17:17
>>98 その窓口規制は、産業に対する融資が基本であり、個々の企業までに絞った物は少なかった。
戦後の日本の経済成長はマクロによる産業統制政策とミクロによる競争政策の組み合わせだ。
100 :
世界@名無史さん:05/01/10 00:18:55
官僚による産業統制経済は戦時中に作られた物。
戦車や戦闘機が自動車や電化製品に変わっただけ。
>>99 で、トヨタは政府に保護されたって話と
>>99の話とどう繋がるんだ?
良く知らんがとりあえず適当な例をあげて権威付けするようなマネは
やめなよ。
102 :
世界@名無史さん:05/01/10 00:30:53
>>99 トヨタが政府に保護されたのではなく、自動車産業が政府に保護されたんだよ。
ミクロの面での競争は維持されたわけ。だから産業は保護されても個々の企業の倒産はある。
ただし、銀行などの金融機関は別だが。
>>102 では、どういう保護を自動車産業全体が受けたのかご教示してくれ。
104 :
世界@名無史さん:05/01/10 00:39:27
日本の戦後の経済システムは戦時経済に作られた。
だから量の拡大を最大化する政策だった。
そのために労働組合は産業別ではなく個々の企業内組合に組織された。
労働者がストライキを起こせば、自分の首を絞める形になった。
普通、企業は収益がでなくなればそこで生産量は頭打ちになる。
しかし戦時経済である日本では量の最大化が前提の経済システムだ。
個々の企業はシェアを食い合うことになり、相手をうちのめすまで製品のダンピングを辞めない。
放っておけば過当競争になってしまうので、官僚によって企業カルテルが作られた。
105 :
世界@名無史さん:05/01/10 00:41:15
>>103 銀行による窓口規制による巨額の産業融資が行われた。
まさか自動車産業が自然に発展したと思っていないよな。
経済学理論で経済成長モデルはよく見かけるが
経済縮小モデルはいまいち手薄感。
竹中平蔵がその権威という訳でもなさそうだ。
107 :
世界@名無史さん:05/01/10 00:53:08
ここまで通して・・・
現在の経済学理論で主張されていることを歴史にも反映させろ、という勢力。
対して、経済学の理論で言われていることが、そのまま歴史の説明に使えるか疑問、という勢。力。
この二つの喧嘩。
後者の批判に、前者は「経済学を馬鹿にするのか?」と経済学擁護(というより経済学礼賛?)
問題は歴史学方法論における経済学の利用にあるはずなのに、話はかみ合わず・・・
つまりは経済学に固有の普遍性が、時間をも超越すると経済学徒が思いこむところから始まる悲劇。
108 :
世界@名無史さん:05/01/10 00:55:44
>>107 >現在の経済学理論で主張されていることを歴史にも反映させろ、という勢力。
対して、経済学の理論で言われていることが、そのまま歴史の説明に使えるか疑問、という勢。力。
経済学といってもいろいろな学説があることをお忘れなく。
新古典主義経済だけではないよ。
経済学そのものを否定している人間なんているの?
109 :
世界@名無史さん:05/01/10 01:02:52
>>108 別に経済学批判しているわけじゃないよ。
このスレに限定すれば、現在の経済分析から導き出された自由貿易云々という
議論を、そのまま18世紀ヨーロッパに適用して、あの時代も自由貿易やった方が経済発展した、とかいうのは何をやろうとしているのか疑問に感じるということ。
少なくとも歴史学ではないでしょう。
歴史屋は箱庭の分析で全て分かった気になっているのが増上慢と気に入らない。
モデル屋は風景のスケッチで何が分かる、芯がない、と気に入らない。
どっちもどっちだねヽ(′ー`)/
111 :
世界@名無史さん:05/01/10 01:04:34
>>109 社会経済のシステムを論じることは歴史学に含まれないの?
>>105 だから、どの企業にどれぐらいの融資が行われたの?漠然とした
物言いなら用はないんだけど。
113 :
世界@名無史さん:05/01/10 01:32:02
>>111 昔の人は自由貿易やらなかったからアホだよね、っていう議論は、
歴史学の領分ではないだろうな。ギリシア人は発明の天才なんだから
ジェニー紡績機発明して産業革命起こせばよかったのに、と言ってるようなもんだ
>>113 >昔の人は自由貿易やらなかったからアホだよね、っていう議論
例えばこのスレでいいから誰がそんなアホを言っているのかな?
そんなヤツぁ〜いねーよ。
115 :
世界@名無史さん:05/01/10 01:35:22
>>115 >>12のどこにアホだよね、って書いてある?揚げ足取りの応酬しか
できんのか。
117 :
世界@名無史さん:05/01/10 01:47:00
>>112 中央銀行は銀行にどの産業にどれくらいの規模の額を融資するかを決定する
どの企業に融資を行うかは個々の銀行が決定する
このシステムによって戦時中以後の日本経済はマクロによる官僚の統制経済とミクロによる企業の競争システムが併存するようになった。
118 :
世界@名無史さん:05/01/10 01:54:38
>>112 自動車産業が国の保護なしに自然に発展したと思ってるのか?
119 :
世界@名無史さん:05/01/10 01:56:49
>>116 はあ。
>>2.産業政策、幼稚産業保護によって経済は発展しない事を堂々と書くべき
って、
>昔の人は自由貿易やらなかったからアホだよね、っていう議論
そのものでは。
ある時代の政府が重商主義政策を取った理由を「王様と大臣が自由貿易のメリットを
理解していなかったから」と説明するのも、まあ場合によってはありかもしれないが、
少なくともそれは歴史学のやり方ではないですよ、ってこと。
>>103 輸入規制じゃないの?1953年には2万台程度外車が輸入されて自動車産業がきつかった。
だから1955年から1960年までは、輸入規制さた。
どれくらい効果があったかは知らないけれどね。
121 :
世界@名無史さん:05/01/10 09:40:28
>>119 >>2.産業政策、幼稚産業保護によって経済は発展しない事を堂々と書くべき
って、そもそも重商主義政策を批判してスミスが自由主義を唱え、その発展の
脅威にさらされた後進各国は、自由主義ではなく保護政策をとるでしと主張した
リスト、っていう国際経済の過程と経済学の連鎖とを、そもそも知っているのかな?
どちらかというと「経済学を学ぶなら近現代史は必須」の方が正しいな。
123 :
世界@名無史さん:05/01/10 10:56:17
>>36 経済学を知らないというか、教養の無さを曝け出した台詞ですねw
>例えば政策史でも、経済理論のみで扱うことが出来ると勘違いしているでしょ?
どこにそんなこと書いてあるのかな?w妄想も甚だしいw
>それを機械的にあてはめて、こんなん出ましたって自己満足しているだけ。
自己満足じゃなく。まともな分析結果だがね。
自分の主観的考察と違う結果なんで、単に毛嫌いしているだけだろ?w
>ついでにいうと自由貿易が良い悪いだなんて、歴史学で議論してますか?
だれもそんなこといってないなw。これも妄想ですか?w
経済学では将来への指針に過去の事例を通じて分析しているだけなんだが、
それも理解できないと?w
>要は過去と歴史が区別出来ていないんですね。
それは君自身なんだけどねw
これは一般論というよりも、君だけのことだと思うよ。
124 :
世界@名無史さん:05/01/10 10:59:01
>>107 >つまりは経済学に固有の普遍性が、時間をも超越すると経済学徒が思いこむところから始まる悲劇。
よくわかってないようだね。計量経済史の本でも読んでみると一度でも良いよ。
その時代の経済の条件はそれに応じて考慮はされているよ。
約一名だけ、それが理解できてないがw
125 :
世界@名無史さん:05/01/10 11:35:48
>>123 >>例えば政策史でも、経済理論のみで扱うことが出来ると勘違いしているでしょ?
>どこにそんなこと書いてあるのかな?w妄想も甚だしいw
経済理論のみで扱うことができないなら、政策史について述べるには何が必要なのか?
>>125 計量分析がしたいのなら、
統計データ必要だろうな。
127 :
世界@名無史さん:05/01/23 00:32:29 0
>>118 旧通産省が産業政策(パターナリズム)でホンダを
保護して育成していたら、いまの自動車産業はなかったッ!
>>40 案外普通に言ってそうだけど、それを言ってたのは誰?
>>104 春闘って知ってますよね?
1950〜60年の労働争議日数をみるべきかと思う。
129 :
世界@名無史さん:05/01/23 15:26:45 0
中国経済やインド、ブラジル、ロシアの現状はどうよ?
英国は?
130 :
世界@名無史さん:05/01/29 19:10:27 0
議論は出尽くしたか? 厨房どもよ
131 :
世界@名無史さん:05/01/29 20:02:55 0
そういう貴方もお暇なようでw
132 :
世界@名無史さん:05/01/30 02:05:19 0
漏れは法学部だったけど、なんか経済学やってる連中って、やけに
「漏れは経済学を知っている。お前らは知らない。知らないくせに経済の悪口を言うな」
「経済学のこんな簡単な理論も知らないの?馬鹿じゃん。漏れは知ってる。お前みたいな馬鹿とは違う」
とか言いたがるのな。
うちらなんかだと、法学の、例えば罪刑法定主義についてすら無知なやつが法治主義がうんぬんとかここの板で言っても別に
>>23みたいな感想は持たないけどな。
もっともたまに専門用語連発して、「俺って法律に超詳しい。お前らは法律を知らない。お前らは無知無能」みたいな態度を取りたがるアホもいるけど。
「法治主義とか言ってるけど、お前罪刑法定主義について知ってるのかよw 必死にググってんなよバカw」みたいなレスするアホとかね。
なんかここの流れを見ていると、経済学そのものが馬鹿にされているというより、経済学をやっていると言っている連中が馬鹿にされているだけのような感もある。
公務員試験に出てくる程度の経済学だって、やってみれば割と面白いもんだけしな。
そこから経済学そのものへの興味が沸いてくる人間だってそれなりにいるだろうに。
>あまり、近代経済学の経済理論を持ち出すのは
>この板では受け入れられないからね。
この板に限らず大体の板で受け入れられないと思う。唐突に、経済学を知らん奴を馬鹿呼ばわりする連中なんぞ。
社会の動きやらなんやらを語るのに、経済論理を知っていた方が精密な解釈の仕方出来るのは確かだろうが、知らなければ話にならないわけでもないだろうに。
経済学をちょっと齧ったのがよほど大したものだ、というようなポーズを取りたがるアホが多いのはどうしてだろう。
133 :
世界@名無史さん:05/01/30 02:15:00 0
にしても、マスコミで騒いでるエコノミストって、予測外しまくりなの
なぜ?
エコノミストという人たちが活躍するのは政治団体や政党が自分の
立場なり政策なりをアピールする為に利用しようとするからで、そもそも
経済学は未来を確実に予想できる物でも不況解決の確実な方法を編み
出せる様な便利なものでもないとどっかの経済学者が書いてたけどな
135 :
世界@名無史さん:05/01/30 09:38:27 0
歴史的存在として経済学をみると、その時代の支配的な国が自国の優位を
支えている経済システムを正当化するための言説としてのみ、経済学は存在
しているんだけどね。
そういう時代制約制を強く帯びたイデオロギーにすぎない存在だってことを
自覚しているからこそ、経済学徒は常に過剰なまでの防衛戦を挑んでくる
ような気がする。
経済学が科学を標榜するのをやめたなら、もっと気が楽になるだろうにねw
経済学が単なるイデオロギーというのもひどいな。
ケインズモデルが世界恐慌時の雇用市場を前提に成り立ってるのは確かだが、
「どういう部分が」そうだと言えるのかを貴方は理解しているの?
重農主義とか重商主義とか自由主義とか共産主義とか
その辺の話なんじゃないの?
最近の真面目な経済学はそこまでイデオロギッシュじゃないでそ
どこの大学でも、経済学部は法学部より偏差値がワンランク低い。
理系の頭がない→文系→偏差値も低い→経済学部に入学
という切ない流れ。
経済学部じゃたいした資格もとれないし。
そりゃ僻み根性も生まれる罠。あんまし責めたらあかん。
自業自得だけどw
ケネーもスミスもリカードもケインズも経済体制という点については思いっきり反体制派でしたが。
140 :
世界@名無史さん:05/02/03 15:21:45 0
そうか
141 :
世界@名無史さん:05/02/03 15:29:51 0
「であるべき」理想像があって、それに適合するように体系が組み立てられている
以上、イデオロギーといわざるを得ないだろうね。
今の経済学もまったく変わらん。
具体例をあげなさい
143 :
世界@名無史さん:05/02/19 15:40:43 0
経済学コンプの法律屋ワロタww
144 :
30:05/02/19 16:00:05 0
マルクス経済学マンセー
>>132はまさに数学コンプレックスの塊の典型だなw
非常に笑えるw
146 :
世界@名無史さん:
(*´∀`*)ムフーッ