ムーサイ
ギリシャ神話での芸術の女神達。
「い」
イオスケハ
北米 東部イロコイ連邦、およびワイアンドット族の創造神。 最初の人間を創り、また悪霊退治を行う。
双子の兄弟タウィスカラと、世界の統治をめぐって揉めてばかりいて、そこら辺のものを引っつかんでは
殴り合っていた。最後の決闘で、タウィスカラは薔薇の枝、イオスケハは鹿の枝角でもって戦い、
こてんぱんにのされたタウィスカラは追放されてしまった。
「は」
ハイポガミー
カースト社会において、地位の低い男が地位の高い女と結婚すること。いわゆる逆玉。
逆パターンの「ハイパーガミー(玉の輿)」に比べれば、やはり実例は少ない。
「み」
ミアントノモ (1565?〜1643)
北米 東部ロングアイランド ナラガンセット族酋長。 カノニクス酋長の甥。英人入植者に好意的立場をとり、
1637年の対ピークォット族戦争では英人側を援護した。戦争勝利後の1638年、入植政府、ナラガンセット、
モヘガン族の三者は三分割平和条約に調印。が、両部族は翌年戦争となり、「条約に違反」したミアントノモは
ウンカス
>>904によって捕縛された。入植政府にとっては用済みだったので、身柄はウンカスに任され、ウンカスは
彼を殺した。その力を得るために、彼の肩の肉は、ウンカスに喰われた。埋葬地は「酋長の平野」と呼ばれている。
「も」
モーリアニア
アフリカ北西部のイスラム国家。首都はヌアクショット。1960年、フランスより独立 初代大統領はダダ
「あ」
>>939 「モーリタニア」でした。 逝ってくる・・・・・
アブジャ
ナイジェリア中部の新首都。旧首都のラゴスから1991年に遷都。
政権内の部族対立に苦慮した政府が、政情刷新とヨルバ系偏重の非難を返上する目的で
既存の地方都市を避けて中央高原に新たに建設したもの。
「じゃ」
ジャンベデル=ボカサ
世界史板おなじみの人気者。中央アフリカ共和国終身大統領、のち中央アフリカ帝国皇帝。
コルシカから身を起こし皇帝にまで登り詰めたナポレオンに心酔し、官服や儀礼までフランス様式を模した。
内紛で国を追放され、海外で客死したのは皮肉な一致か。
「さ」
サウド家
アラビア半島西岸出身の王族。現サウジアラビアの王家。
初代サウドが15世紀に王朝を創始したのが起源。
現王家で第3次王朝。
「け」
ケルト
前1200年ごろから、西および中央ヨーロッパにひろく
分布していた民族で、その言語・習慣・宗教は、ほかの民族に
大きな影響をあたえた。
ケルトという名称は、ヘロドトスなどギリシャの学者が名づけた
「ケルトイ」に由来する。
ローマ人は、大陸のケルト人をガリア人とよび、イギリス諸島の
ケルト人をブリトン人とよんだ。
「と」
トンミ・サンボータ
7世紀、吐蕃の僧。
ソンツェンガンポ王の命でインドへ留学し、仏典をチベットへ持ち帰った。
チベット文字を創始し、仏典のチベット語訳を始めて行なった功労者。
「た」
タッポーチョ
サイパン島の最高峰。標高は474メートルだが、頂上から島全体が見渡せる。
1944年6月25日、米軍がこの山頂を確保し、終始有利な展開のまま在留日本軍を壊滅せしめた。
「ちょ」「よ」
947 :
318:2005/06/13(月) 21:45:44 0
重耳(ちょうじ)
春秋時代、晋の文公の諱。
19年間の諸国流浪の末に中原諸侯の覇者にまで登りつめた。
春秋時代の五大盟主「春秋五覇」の一人に数えられる。
「じ」
ジッダ
メッカ巡礼の拠点港湾都市。
アラビア語のジュダ「女の祖先」が英語化したもの。
イブの埋葬地があったから…だとか。
(↑は1928年にサウジアラビア政府によって破壊された)
「だ」
ダユンシ
北米 南東部部族 チェロキー族の神。 この世は最初、海と空しかなく、鳥や動物が空にぎゅうぎゅう詰めに
なっていた。そこでダユンシはビーバーのように大洋に潜り、海底の泥を運び上げ、真昼の神に乾かせて、
この大地を作った。
「し」
シアッ茶食(シアッタシク)
朝鮮でかつて食べられていた菓子。鳩麦・天門冬入りの蜜餅。
鳩麦・天門冬は性欲減退剤で、妾のところに行かないよう妻は夫に食べさせた。
また姑が嫁に出すときは「夫が妾をつくる」という合図。
「く」
シエラネバダ山脈
アンダルシア沿海部・カリフォルニア内陸部にある山脈。
スペイン語で雪の山脈」の意。
「だ」
>>950から
熊津(くまなり)
中期百済の首都の日本語読み。現在の公州市に相当。
現代朝鮮語読みはウンジン。
高句麗の南侵を避けて漢城(ソウル)からここへ遷都。武寧王らを輩出した。
「り」
リキニウス
ガイウス・リキニウス・ストロ。古代ローマの護民官。
ルキウス・セクスティウスといわゆる「リキニウス・セクスティウス法」を提案し、
債務、公有地の所有制限など当時混乱していた内政の確立を図った。
しかしこの法は徹底されず、リキニウス自身も土地所有に絡んで訴訟され失脚した。
「す」
スルマ
北欧 フィンランドの神、というより悪霊。刀のように鋭い牙と悪臭を放つ鼻孔を持った、
大あごの怪物。死者の住む地下世界ツオネラを巡回し、生者を追い払い死者を守る。
また、死と腐敗の女神、カルマの住まいを警護する。
「ま」
マーガレット・ゴーマン
初代ミスアメリカ。1921年に選出された。
155p、50s。バスト76、ヒップ80という
今のミスコンでは考えられないスタイル。
「まん」「n」
マンフレート・アルプレヒト・フライハー・フォン・リヒトホーフェン
ドイツ陸軍の戦闘機パイロット。最終撃墜数80機で第一次世界大戦における最高記録保持者。
男爵位を持ち、赤く塗った機体を操ることからレッド・バロン(あるいはレッド・デビル)と呼ばれた。
1918年、英軍の爆撃機を追撃中に撃墜され、戦死。
ただし実際にレッド・バロンを撃墜したのは爆撃機の防御機銃であるとも地上からの対空砲火であるとも
爆撃機を援護していた英軍の戦闘機であるとも言われはっきりしない。
戦闘機乗りとしての実働期間は1916年3月から戦死した1918年4月までのわずか2年のみ。
「フェン」、「n」
957 :
世界@名無史さん:2005/06/18(土) 19:57:26 0
汾(フェン)川
汾水(フェンショイ)・汾河(フェンホー)とも。山西省を流れる黄河の支流。
黄土高原の貴重な水源として新石器時代から多くの集落が現れ、
戦国晋など多くの王朝がこの流域に都を定めた。
本流・黄河の断流を受けて取水過剰が叫ばれる今日この頃。
「わ」
ワイタンギ
ニュージーランドの北にある島。1840年、イギリスと先住民マオリ族との間で
いわゆるワイタンギ条約が結ばれた場所として知られる。
この条約でマオリ族は主権をイギリスに譲渡する代わりイギリス国民の権利を得たが、
植民者の増大に伴う土地所有権を巡って二者の紛争は止むことがなかった。
「ぎ」
ギゾー,フランソワ
19世紀フランスの王党派政治家。
ナポレオン失脚後にルイ・フィリップを擁立、革命派を弾圧した。
二月革命での革命派の合言葉は「ギゾーを倒せ」。
「ぞー」か「ぞ」
ゾトム
北米 南部大平原部族カイオワ族の青年戦士。「ひとかじりの穴」の意。1875年、保留地を脱走した首謀者と
して逮捕された72人のカイオワ族と、アパッチやコマンチ他多数は、オクラホマからフロリダの流刑地マリオン砦まで、
馬車と鉄道で24日間かけ強制連行された。彼らはプラット中尉の立案によって、そこで文明人として再教育され、
3年後には釈放された。過酷な流刑行は彼らを狂わせ、何人もの戦士が命を落とした。ゾトムはのちにこの残酷な
流刑の旅を、美しい色彩画にして記録したことで知られる。
「む」
ムスタファ・ケマル
トルコ建国の父。初代大統領。トルコ語の整備と普及に力を尽した。
通常は議会から送られたアタテュルク(トルコ人の父)の名で呼ばれる。
る
ルクセンブルク語
印欧語族ゲルマン語派、中央ドイツ語に属する言語。
永く中央ドイツ語の一方言とみなされてきたが、1984年にルクセンブルク大公国で
正式に公用語として採用され、独立言語扱いに。
古くから公文書にフランス語を用いてきた歴史もあり、仏語由来の語彙を多く含むため
ドイツ語の近隣方言との意思疎通はやや困難。
「ご」
ゴブニュ
欧州 ケルトの神。 ゴイブニュ。 建築、鍛冶の神であり、ツアサ=デ=ダナン神族に、
必殺必中の刀を供給する唯一の職人である。また、不死のビールを醸造する。
「にゅ」
ニューイングランド
アメリカ北東部地域の総称。
1614年にこの地方を探検したジョン・スミスが始めて使用。
「ど」
ドレッドノート
英国海軍の戦艦。
当時存在した他の戦艦より圧倒的に高性能で、建艦中のものを含め従来の戦艦を全て旧式にしてしまった。
その後建造された類似艦を弩級艦と呼んだ。数年後には弩級艦を凌駕する超弩級艦の誕生を引き起こし
世界各国の大建艦競争時代、ひいてはその先の、ワシントン海軍軍縮条約から始まる海軍休日時代の
遠因にもなったのは、史実の知るところである。
「と」
トネニリ
北米南西部 ナバホ族(ディネ)の、雨の神。「雨を撒き散らす者」の意。いつも水の壷を持って歩く、
悪戯好きな雨雲の道化であり、性格的にココペリに似ている。この神も、治療の力を得るために砂絵に
よって呼び出される。また、雨乞いの儀式に欠かせない神である。
「り」
李白(りはく)
中国・唐代の詩人。杜甫と双璧をなす唐を代表する詩人で、
杜甫を「詩聖」、李白を「詩仙」と呼ぶ。
シルクロード商人の子で、生誕の地も今のロシア領にあたる場所であったとされる。
「く」
クトゥゾフ
ロシアの元帥、公爵。
露土戦争で軍人の頭角を現し司令官に。アウステルリッツの戦いで仏軍に敗れるも、
後にナポレオンのモスクワ遠征では冬将軍を味方に付け勝利、雪辱を遂げた。
「ふ」
フェノロサ
19世紀アメリカの美術研究家。当時のアメリカでは珍しい、東洋、特に日本美術の専門家。
衰退が著しかった狩野派絵画を保護、また岡倉天心とともに東京美術学校の開設に参画し、
新日本美術運動の中心となって日本美術の価値を西洋に紹介するという意味で大きな功績を為した。
また仏教の熱心な信者であり、得度を行っていたことが知られている。墓も日本の三井寺法明院にある。
「さ」
サタンタ(1830〜1878)
「白い熊」の意。北米大平原部族カイオワ族の指導者。外交手腕に長け、白人のべらぼうな領土略奪の
さなか、1867年のメディスン・ロッジ条約の署名者の一人になりながらも、一方で襲撃を続けた。1871年の
幌馬車隊襲撃で死刑宣告を受けたが、「俺を殺せば平原は炎に包まれるだろう」と述べ、白人裁判所は
彼を放免した。その後の再びの襲撃で、1874年、ついにブタ箱に放り込まれた。誇り高い彼は、虜囚の
屈辱によって鬱を患い、刑務所病院の二階のバルコニーから真逆さまに飛び降りて自殺してしまった。
「た」
タビンシュウェティ
16世紀のビルマ支配者。
ポルトガルの傭兵や火気を活用し、ビルマを征服。
王であることを宣言するが、アユタヤ攻撃などに失敗。
モン族に暗殺される。
「てぃ」か「い」
ティラワ
北米大平原部族 ポーニー族の主たる精霊。創造神であり、豊穣の神である。太陽神シャカルと
月の女神パーを交わらせて息子を生ませ、宵の明星と暁の星を交わらせて娘を産ませた。
130年ほど前まで、ポーニー族は他部族の捕虜の中から若者や処女を選び、その命を生贄にして
捧げていた。このことでスー族などは今でもポーニー族を悪く言う。
「わ」
ワイアット・アープ
19世紀アメリカの連邦副保安官。
結核持ちの歯科医、ドクホリデイとコンビを組み、当時無法地帯と化していた
アリゾナ州トゥームストーン市に赴任。
街をシメていたクラントン一家壊滅のため決闘を受けて立ち、市内のOK牧場で勝利、治安を回復する。
一代記は様々な西部劇の題材として繰り返し登場。
「ぷ」
プランタジネット
1154〜1399年の間のイングランド王朝。ヘンリ2世により開かれ、リチャード2世の廃位により終焉する。
「プランタジネット」は王家の紋章でもあった「小枝」の意で、
ヘンリ2世の父がエニシダの枝を兜に挿していたことに由来する。
リチャード獅子心王、エドワード1世、ジョン欠地王など人気者の王様がたくさん。
「と」
トムスク−7(セーミ)
旧ソ連時代、ロシアの核秘密都市のひとつ。現在はセーベルスク市に改称。
冷戦時代、トムスク市郊外15qに秘密裏に建設。「7」は関係者だけが知る私書箱番号。
核燃料精製・再処理コンビナートがあり、ソ連の核生産を担っていた。
ソ連解体後、数度にわたり放射能漏れ事故が起きていたことが露見。
「み」か「7」
七不思議
ビザンチンのフィロの著書「世界の七不思議」が初出とか。
ギザのピラミッド、バビロンの空中庭園、アレクサンドリアの大灯台、
ロードス島の巨人像、オリンピアのゼウス像、エヘェソスのアルテミス神殿、
ハリカルナッソスの霊廟の七つ。
「ぎ」
ギンゴルクス族
アラスカ北部 ナス川河口に原住する、ニスガ=ア語族の漁漁民。キンコリス族としても知られる。
むかし、ハイダ族が奴隷を求めてよく遠征してきて、一度捕まった部族民がカヌーの上で反乱を
起こしたことがあった。しかし彼らはすべて殺され、断崖の上に見せしめに頭蓋骨を野ざらしにされた。
そこからギンゴルクス(=髑髏の場所)の名がついた。
「す」
スワラージ
ヒンドゥー語で「自己支配」。転じて、政治上の「自治」を指す言葉。
1906の年国民会議派カルカッタ大会において政治的スローガンとして打ち出され、
スワデーシー、英製品のボイコット、民族教育と並んで四大スローガンとされた。
さらにガンジー以降はプールナ・スワラージ(完全自治=独立)が目指されるようになる。
「じ」
ジョゼフ=ファーウェル=グリッデン (1813〜1906)
北米 ニューハンプシャー生まれ。イリノイの農民で、「有刺鉄線」の発明者。この発明は、
バッファローを滅ぼした後の西部大平原で、家畜を放牧し始めた白人入植者にとって、悩みの
種だった耕作地と放牧地の区分けを一気に解決し、彼を億万長者にした。
「で」
佃戸(でんこ)
宋代の小作農。
地主から耕地を借りて租税を納め、余剰分を自家収入とした。
南宋代の江南地方では発言力を持つ勢力となり、重税に対する貢納ボイコット「頑佃抗租」まで展開されたほど。
「こ」
ココ島
太平洋に浮かぶ島。17世紀に活躍した大海賊サミュエル・ブラック・サム・ベラミーが莫大な財宝を隠したといわれており、ルーズベルト大統領も宝探しに訪れた。
うorこ
コイネ
紀元前のギリシアで作られた、世界初の「標準語」。
アッティカ、イオニアの方言をもとに、各ポリスの枠を超え通じるよう作り出される。
さらにこのコイネはアレクサンドロスの帝国とその後継者が公用語として採用したため
古代世界の西半分はラテン語、東半分はコイネが言語を支配することになった。
今日では古代語とされ日常的に用いる地域はないが、ギリシア語の母体となっている。
「ね」
ネジド
アラビア半島中部地方。サウジアラビア現王室のサウド家発祥の地。
イスラム教ワッハーブ派の本拠地でもあり、現王国も改称前は
ヒジャーズ=ネジド王国を号していた。
「ど」
ドナコナ
北米 東部森林部族ワイアンドット族(ヒューロン族)の有名な酋長。 当時ワイアンドットは、
今で言うところのカナダ国境のセントクロイ川とセントローレンス川の合流点あたりに住んでいた。
1535年、山っ気たっぷりのフランス人探検家のジャック=カルティエがここを“発見”し、歓待を受けた。
カルティエは半ば強引にこの酋長を船に乗せ、フランスに連れて帰ろうとしたが、ドナコナはすぐに
死んでしまった。 この酋長の名をつけたアメリカ海軍の軍艦がある。
「な」