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585世界@名無史さん
ttp://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070712-OHT1T00163.htm
ハトシェプスト女王は太っていた 

エジプト考古最高評議会のザヒ・ハワス事務局長は11日、
同国南部ルクソールの「王家の谷」で1903年に発見され、今年六月にミイラのDNA鑑定で身元が特定された
古代エジプトのハトシェプスト女王(在位紀元前1503年ごろ―同1482年ごろ)について「美しく、太っていた」と述べた。
滞在先のニューヨークで共同通信のインタビューに答えた。

事務局長によると、女王の身体的特徴はミイラへのCTスキャンから判明。
太めの体形だったと推定されるにもかかわらず、当時、醜悪には描かれていないことなどから
「容姿は悪くなかった」との考えに至ったという。

女王は虫歯に苦しみ糖尿病を患っていたことが分かっているが、
事務局長は「さまざまな肉を食べ、ワインやビールを飲んでいたと思われる」と述べ、
ファラオ(古代エジプトの王)として豊かな食生活を送っていたとの見方を示した。

事務局長は今月29日から訪日し、エジプトに関する記念展を開催する早稲田大学で講演する予定という。

◆ハトシェプスト女王 古代エジプト第18王朝第5代の女王。異母兄弟のトトメス2世と結婚。
2世の死後、幼くして即位したトトメス3世の摂政として実権を握った。
その後、自ら女王に即位し共同統治者として権力を振るい、周辺諸国との交易などにより繁栄をもたらした。
エジプト南部ルクソールの「王家の谷」に、自らの墓を用意したとされる。(共同)