【分割】アフリカ近現代史【植民地】

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24世界@名無史さん
セネガルの四つの主要都市ダカール、サン=ルイ、ゴレ、ルフィスクの黒人
エリート層は、大きく二つに分けられた。
まずフランス革命以前から2世紀以上にわたってフランス文化になじみ、
カトリックでもあり、自らをフランス人だと考える者たち。彼らはアシミレ
(同化した者)と呼ばれた。ここには混血も含まれる。
次にフランス流の教育を受けたイスラム教徒。彼らはエヴォリュエ(進化した者)
と呼ばれた。
これらの四都市に対して1912年、現地の総督はイスラームを棄教した者のみが、
フランス市民権を得られるよう制度を改変した。実質的にはカトリックの
エリート層を優遇する措置で、セネガルという特権的な植民地からの要求が
昂じてきたことに対する、一種の分断政策である。