1 :
世史@名無しさん:
第一巻の172節まで読んだ。
稀に見る良書だな。
2 :
世界@名無史さん:04/07/01 20:58
いけてる部分抜粋集だけよんだよ
222222222222222222222222222222222222222
�?Ηροδο´του �?Αλικαρνησσε´ο? ι?στορι´η? α?πο´δεξι? η?´δε, ω?? μη´τε τα` γενο´μενα ε?ξ α?νθρω´πων τω^? χρο´νω? ε?ξι´τηλα γε´νηται,
μη´τε ε?´ργα μεγα´λα τε και` θωμαστα´,
τα` με`ν �?´Ελλησι τα` δε` βαρβα´ροισι α?ποδεχθε´ντα, α?κλεα^ γε´νηται,
τα´ τε α?´λλα και` δι' η?`ν αι?τι´ην ε?πολε´μησαν α?λλη´λοισι.
難しいよねorz
4 :
世界@名無史さん:04/07/02 17:58
η Αιγυπτοs δωρον του Νειλου ποταμου.
これ、ヘロドトスの言葉じゃないらしいね。
5 :
世界@名無史さん:04/07/02 17:59
語学板じゃないから訳書かないとナー
エジプトはナイルの賜物である。
サルマチア人は王族スキタイ人とアマゾネスの合体民族で、
農耕スキタイ人とともにスラブ人の先祖である。
7 :
世界@名無史さん:04/07/24 22:19
アケメネス朝ペルシアの軍がスキタイを攻めたが返り討ちに遭い、
ペルシア側が和議の書状を送った。 スキタイの返答が・・・
も っ と 泣 け 。
あの非道っぷりに惚れた・・・
8 :
世界@名無史さん:04/07/25 18:42
ヘロドトスはまだ通読できるがトゥキュディデスは・・・・・
やはり読んで面白いのは前者
ポリュビオスの方が面白い。
10 :
世界@名無史さん:04/07/26 13:20
これを読んだとき、各章間のツリーを書きながら読んだ。
たぶんヘロドトスもツリーを作って傍らに置いて書いたのだろうか。
スキタイの説明のツリーはどこまで行くのだろうかと思いながら。
12 :
世界@名無史さん:04/07/26 13:39
ヘロドトスの文章を貼ってくれないか?
13 :
世界@名無史さん:04/07/26 14:15
みんな結構ギリシア語が出来るんだね
へろ~怒濤っす。
16 :
世界@名無史さん:04/07/27 03:42
17 :
世界@名無史さん:04/07/27 18:33
昔はメモとかもいちいち石版に彫ってどっかに隠しておいたんだろうか・・・
19 :
世界@名無史さん:04/07/29 16:52
>>16 >>15じゃないがペルセウスプロジェクトは
ネット環境があってギリシア史かんでるヤシなら誰でも知ってると思うが。
考古学の領域から歴史時代まで網羅してていいサイトですよね。
20 :
世界@名無史さん:04/07/29 16:56
>>17 小アジアや西アジア地域では語学用のテキストや練習用と思しき粘土板が見つかってるけど
ギリシアでも使われてた可能性はありそう
21 :
世界@名無史さん:04/07/30 07:53
>>6 だからスラブはスキタイと、東北ヨーロッパ森林地帯の住民との混血なんだって。
22 :
世界@名無史さん:04/09/02 23:20
>>11 先生!そのツリーの書き方を伝授してください。
ヘロドトスでいうと、具体的にはどんな感じになるのでせう?
23 :
世界@名無史さん:04/09/03 04:34
ユダヤ人について一言も触れていないのが最大の謎。
24 :
世界@名無史さん:04/09/03 06:01
当時ユダヤ人はたいしたことなかったのでは。
単に、ペルシャ統治下の一民族でしょう。
25 :
世界@名無史さん:04/09/03 06:12
ヘロドトスがエジプト、シリア、バビロンまで旅行したのは本当なのか。
この人、イタリアにも行ってるから、すごい旅行家ってことになるね。
>>8 自分はトゥキュディデスの方が好きだが。
スレタイでは「ヘーロドトス」になってるけど
本当はそういう発音なの?
>単に、ペルシャ統治下の一民族でしょう。
一部族では?
>>26 ヘロドトース。
ギリシャ人名は最後の母音にアクセントがつく。
29 :
世界@名無史さん:04/09/03 10:15
>>1 「稀に見る良書」って古典に対して言うことか?
普通は新刊かそれほど経ってない本を評する言葉じゃないのか
まあヘロドトースさんも二千年後に知己を得たと感泣してるかも(w
30 :
世界@名無史さん:04/09/03 11:28
`Hροδοτοsで最初のオミクロンにアクセントだと思うが
最初の文節の母音をやや長く、最後の文節の前の母音を長く、だと思うが。
ヘ-ロドトース
32 :
世界@名無史さん:04/09/03 15:10
ユダヤ人が一神教という
当時としては特異な存在だったら特筆するべきことだろう。
ヘロドトスが無視した理由としては(あ、別に俺のあてずっぽうだよ。)
1)当時、一神教の人間は、帰還したユダ王国遺民の間でも、
ごく一握りだったのではなかろうか?一神教に厳格な人間は一握りだけだった。
よって、フェニキア人と区別しにくかった。
2)一神教であったが、フェニキア人の中の少数宗教集団と思われていた。
商売敵のフェニキア人をギリシャ人は憎んでいたので、実際には知っていたが、書く気にはなれなかった。
3)カマール・サリービーの『聖書アラビア起源説』が正しかった?一神教徒の多くはアラビア半島に住んでいた。当時はエルサレム周辺には少数しか居なかった。
聖書にヘロドトスがでていないのだから、単に接点がなかっただけ?
>31
ヘーロ国の秘密をばらすと、闇に葬られるぞ
35 :
世界@名無史さん:04/09/03 18:20
>>28 何言ってんだ?一度実家に帰ってよく考えて来い。
フラウィウス・ヨセフスがギリシア語でユダヤ史を書いたからいいよ。
当時ユダヤ人というエスニックは存在しなかったんだよ。
みんな聖書に踊らされすぎ。
38 :
世界@名無史さん:04/09/04 00:35
西欧についてはふれていないの?
40 :
世界@名無史さん:04/09/05 00:14
ヘロドトスは外国旅行中、何して食っていたの?
吟遊詩人?
商人?
ギリシャ人コロニーがあるとこにしか行けなかった?
ギリシャ語以外の言語は話せたの?
41 :
世界@名無史さん:04/09/05 00:15
『歴史』というのはヘロドトス自身が辻講釈で食っていくための資産として記録していたのでは?
42 :
世界@名無史さん:04/09/06 21:50
>>32 フェニキア人の本国であるシリア・パレスチナ地方にギリシャ人が当時公然と立ち入ったら頃されていたのでは?
43 :
世界@名無史さん:04/09/06 22:47
>>42 ローマ人とはシシリーを巡って争うようになってから公然と敵対していたけど、
アルカイック期のギリシア-レバント間にそれほど抗争はなかったように思いますが
(特にヘロドトスの時代には)。
ギリシア商人の視点から批判はされてるけどフェニキア側に
同種の嫌悪感あったかどうかも問題。
44 :
世界@名無史さん:04/09/09 01:20
ヘロドトスはどこの市民権も無い無国籍者
45 :
世界@名無史さん:04/09/09 08:51
さらっと書いてあるが、ネウロイ人の人狼の風習の記述が面白い。
彼らはスラヴ民族の先祖で、古代スラヴ人の人狼の習慣から狼男の伝説がヨーロッパに広がった。
46 :
世界@名無史さん:04/09/09 19:47
狼男
47 :
世界@名無史さん:04/09/09 20:41
>>40 これは面白い。本当にどうしていたのかな。いい時代だったんだね。
>>40 ヘロドトスはハリカルナッソスという小アジアの都市に生まれたおかねもち。
そこを追放された後ありあまる財産をもって各地を見聞してたらしい。
書き忘れ。というか>48は>47へのレスでした。
>>40 本当に、正真正銘ただの旅行者だったようで。
ヘロドトス本人はギリシア語オンリーだったようですが、
通訳は各地で普通に見つかったようで。
50 :
世界@名無史さん:04/09/13 08:44:11
ヘロドトスはギリシャ各ポリスじたいの歴史はあまり書き残さないのね。
批判したら危ないせいか。
51 :
世界@名無史さん:04/09/14 12:04:32
ヘロドトスは西欧のことは言っていない
行ってもいない。
53 :
世界@名無史さん:04/09/14 13:13:11
イタリアに植民して死んだのでは?
ギリシャ人はイタリアに押し入って先住民から強奪強かん強盗を働いて大ギリシャに変えた?
54 :
世界@名無史さん:04/09/14 15:08:55
フィンランド人の先祖は食人の習慣があったと書いてある。
55 :
世界@名無史さん:04/09/17 14:26:27
ギリシャ人の起源について(ドーリス人以外のものはどこから移動してきたのか)口碑はあるの?
先住民族はぺラスゴイ人というらしいが?
56 :
世界@名無史さん:04/09/17 14:48:50
>>1 「古代エジプトうんちく辞典」で「ホラばっかり吹く」って叩かれてたぞ>ヘロ
57 :
世界@名無史さん:04/09/17 17:30:17
結構エロがあっていいな。
エチオピア人とインド人の精液は黒色とかな。
あとペイシストラトスの不自然な夫婦の営みとか、、、コレってアナルSEXか?やっぱりアナルだよな??
「ナサモネスの男がはじめて婚礼を挙げるときには、
初夜に花嫁が全部の客と次々に交わるという風習がある。
客は花嫁と交わると、それぞれ家から持参してきている品を花嫁に贈る。」
ちょっとリビアまで行ってくらあ。
59 :
世界@名無史さん:04/09/18 18:02:39
ヘロドトスの良い所は、
対立する片方の言い分だけでなく、
両方の側の言い分・情報を記録しているところだな。
60 :
世界@名無史さん:04/09/22 22:29:13
αγε
61 :
世界@名無史さん:04/09/23 15:21:56
>>45 スラブ人は元々特色ある面白い文化を持っていたのに、キリスト教を受け入れてすべてダメにしてしまった。
62 :
世界@名無史さん:04/09/26 11:55:33
ヘロドトスの著作は『歴史』以外に残っていないのですか?
そうみたいです。
>>61 「歴史」にスラブ人も登場するんでしたっけ?
>>63 スキタイ人はスラブの先祖といわれるが、そのうちの少なくとも農耕スキタイ人はスラブに間違いない。
>>45の書いてるネウロイ人もスラブ人に間違いない。
よくイラン系と書かれているがあれは?
王族スキタイ人とかサルマート人>イラン系とされている
つか、古代のスラブ系はイラン系と近かったのでは?
イラン系の諸語の語彙が古代スラブ語の語彙に似ているそうだ
「スキタイ」は北方の民族を総称した呼び方で、文化的に同一だからスキタイ人と呼んだわけではない。
で、だいたいはイラン系なんだろうけど、
「農耕スキタイ人」と呼ばれてる、北方で農耕してた奴らはスラヴの祖先じゃないか、ということらしい。
68 :
世界@名無史さん:04/11/12 18:09:42
スラブはスキタイだったのか!
69 :
世界@名無史さん:04/11/18 20:32:13
hage
鋤鯛
71 :
世界@名無史さん:04/12/18 11:13:46
一巻155
しかしどうかリュディア国民は許してやっていただきたい。
彼らに武器の所持を禁止なされ、また外衣の下に肌衣を着ることと、高足駄を履くことを尾明示ください。
そして子供には七琴や他の弦楽器の演奏と商売を教えるようにお触れになれば、
王よ、彼らはたちまち男子変じて辞し隣、もはや脅威ともならず謀反もいた白湯ようになることは、御自身の目でお確かめになれましょう。
これって、アメリカの日本統治政策?
もっと落ち着いて書けやw
73 :
世界@名無史さん:04/12/19 11:07:23
>>8 トゥキュディデス、我慢して読み通すことをお勧めする。
これほどの書物はめったにない、歴史書として匹敵するのは「史記」くらいかな。
ヘロドトスも大好きですが。
レオニダスの戦死あたりは涙がでてくる。
書き込みないなあ。
76 :
世界@名無史さん:05/01/15 20:10:02
age
77 :
世界@名無史さん:05/01/16 01:20:07
ギリシャ語は方言やら年代差やら激しくて
よう分からんわ
78 :
世界@名無史さん:05/01/16 12:30:49
2月あたりに岩波文庫のトゥキュディデス全三冊復刊されるみたい
次の復刊はいつになるかわからんから買っといたほうがいいな
>>78 ぜひ買ったほうがいい。
これほどレベル高い歴史書ってのはないんじゃないか。
訳者の久保正彰の注と解説も文句なし。
80 :
世界@名無史さん:05/01/24 00:55:14 0
前回の再販より値段が上昇している。
82 :
世界@名無史さん:05/01/24 20:09:50 0
前回97年ごろの復刊は本当に嬉しかった
京大出版会の訳書はまだ出てなくて読みたければ中公バックス世界の名著の
抄訳しか無かったもんな
しかしそれまでトゥキュディデスの完訳が十年単位で読めなかったというのは
物悲しいもんがありますな
83 :
世界@名無史さん:05/01/24 20:17:26 O
「歴史」は読んでて面白いよね。
岩波文庫版3巻一週間弱で一気に読んでしまった。
ただ話が行ったり戻ったりするから、時系列的にどう
なってんのか分からなくなる。
84 :
世界@名無史さん:05/01/25 15:05:36 0
>>80 こんなに高いのか。。。
英訳か仏訳ならネット上に転がってるが日本語訳はないのかな。
文庫としては高いけど、
はっきりいって安いぞ。
86 :
世界@名無史さん:05/02/09 17:32:45 0
だいたい半分まで読み終わったけど、キュロスの最期が印象的だったな。
それにダレイオスの非情さには震え上がらせられる。
また、メディア人とペルシャ人の微妙な緊張関係なんかも伝わってくる。
しかし、地理に疎い漏れは半分も理解していないのだろうorz