年金の歴史

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8世界@名無史さん
【要語事典】社会保険

 高齢、障害、病気、失業など、人生で出合う心配事に備えてあらかじめ
保険料を納めておき、いざという時に給付を受ける制度。
 「鉄血宰相」と呼ばれたドイツのビスマルク(1815―1898)が、
世界で初めて立法化したといわれる。ドイツ統一後、労働争議などの社会
主義運動を取り締まる一方で、1883年から89年にかけて、疾病保険、
労働災害保険、障害・老齢保険を創設。これを受けて、社会保険が欧州で
広まったという。日本では、1922年に、ドイツにならって最初の社会
保険である「健康保険法」が制定された。
 財源を税で賄う方式に比べて受給者の権利性が強く、サービス利用にあ
たっても心理的抵抗が少ないとされている。