☆★☆世界史板・統一雑談スレ14☆★☆

このエントリーをはてなブックマークに追加
952山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/06/13 19:19
>>950
怒ってませんよ。落ち込んだだけです(笑)。
明治初期のもので、神主と並んで雨乞いをする絵馬を見た覚えがあり
ますよ。山伏自体は明治5年から18年にかけて禁止されていますか
ら、その間に神主に転職したんじゃありませんか。
陰陽師の方も検討されましたが、とうとう許可が下りませんでしたね。
こちらは宗教的というよりは民政面で問題があると見做されたための
廃絶であったのですが。
とにかく明治には廃仏毀釈を始めとした暴挙により、日本の宗教文化
は大打撃を受けました。ミニ文化大革命(大きいのか小さいのか判ら
ん)というべきもので、中国を馬鹿に出来ません。
長い間本地垂迹説中心にやって来たのを、国学者の脳内通りにほとん
ど読まれていなかった記紀の世界に戻そうという方が無茶です。
中世までは仏も出て来る「中世神話」が主流で、記紀神話なんてほと
んど知られていなかった訳ですし。
近世も似たようなもので、天照大神は男性神として衣冠束帯姿で絵馬
などに登場していました。庶民向け文学の挿絵でも男性神。
953世界@名無史さん:04/06/13 19:25
一番ダメージが大きかったのは吉田家だな。
江戸時代では神社家元シェアNo.1だった吉田神社も、
今では観光客の来ないローカル神社に。
でも地域の信仰は篤い。
954世界@名無史さん:04/06/13 19:25
いやいやまじでアホですいませんでした…。
陰陽師ってのも初めて聞くくらいですから…。
しかも丁寧にレスありがとうございます。
950も踏んだことだし、お詫びってわけじゃないですが、
そろそろ次スレ立てときますわ。
955世界@名無史さん:04/06/13 19:31
次スレたてますた。。。
残りスレがなくなったら民族大移動してくださいませ。

★☆★世界史板・統一雑談スレ15★☆★
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1087122528/
956山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/06/13 19:36
>>953
神道式の葬祭をやっていた古い例(中世後期のものですが)が吉田家のもの
なのに、皮肉なものです。ちなみに近世に「復元」された神道式葬祭、実は
『文公家礼』を参考にしたもののようです。
>>954
>陰陽師ってのも初めて聞くくらいですから…。
ああ、そうでしたか・・。こちらも冗談が過ぎました。スレ立てお疲れ様です。
957世界@名無史さん:04/06/13 20:05
AV女優の加護あいりも仏教的な名前なのか。
さすが名観音様と言われるだけあるw

芸名だが。
958世界@名無史さん:04/06/13 21:33
廃仏毀釈ってそんなすごかったの?
959世界@名無史さん:04/06/13 21:43
>>958
るろうに剣心嫁
960世界@名無史さん:04/06/13 21:49
>>958
僧侶神官以外の一般人への被害はたいしたことなかったが
文化財破壊に限れば、文革並みという評価は大袈裟じゃない。
廃仏毀釈と関わりなくても、何故か旧物破壊が推進されて
城郭などの破壊も多かった。
961世界@名無史さん:04/06/13 22:07
>>960
マジか。廃仏毀釈の本は読んだことないからさっぱり知らなかったよ。
962世界@名無史さん:04/06/13 22:14
>959
漫画じゃん
963世界@名無史さん:04/06/13 22:17
(^Д^)ギャハ!↑みなさん、この人のレスどう思いますか♪なんてありきたりなんでしょうね♪
誰もが皆、一瞬つけてみたくなる発想のレスです♪
しかし、賢明な人はその自らの短絡的思考を野放しにする事を嫌がり、
こういうレスは控えます♪しかし、この人はしてしまったのです(^^;
「誰もが思い付くような事」を堂々と♪
この人にとってこのレスは何なのでしょうか♪
このレスをしている間にも時間は刻々と 過ぎ去っているのです♪
正にこの人のした事は「無意味」「無駄」でしかありません♪ああ・・・何ていう事でしょう(^^;ワラ
図星で泣いちゃうかも(^^;ワラ
964世界@名無史さん:04/06/13 22:39
なんか廃仏毀釈って、主に西日本で激しかった
ようなイメージがあるのだが。実際のところは?
965山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/06/13 23:00
>>960
何よりも、それまで寺社が同一の境内にあったのを分離させたのが日本史上
から見ると不自然過ぎます。物を壊したよりも酷い。
966世界@名無史さん:04/06/13 23:03
>>964
西日本には神社仏閣が多い。おそらく有力寺社に遠慮したのだろう。
廃仏毀釈が激しかったのは北海道。
だから有名な神社や寺は北海道に無い。
抵抗した寺が焼き討ちされ、身を寄せていた孤児が全員焼死するという痛ましい事件も起きた。
967山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/06/13 23:06
一向宗の盛んであった地域を中心に、反対一揆も起きています。
これに加えて血税も取られた事から「徳川様の世の方がましだった」という
意見が噴出。かつての代官の墓に参ってから決起したところもありました。
廃仏毀釈の名残りで有名なのが、隠岐国分寺の仁王像。実に痛々しい。
968964:04/06/13 23:08
>>966
あ、西日本って言っても、
近畿・四国じゃなくて中国・九州のことね。

>廃仏毀釈が激しかったのは北海道。

やはり主に道南の寺院が対象になったのかな。
ところで、なんで北海道でそこまで激しかったの?
急進的国学の影響も酷く薄そうだというのに。
969世界@名無史さん:04/06/13 23:19
浄土真宗って一揆おこしてた人たち?
もともとどういう人たちなの?
安芸門徒って浄土真宗のことだよね。ちがう?
うちの仏壇金ぴかなんだけど。。。
970山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/06/13 23:32
>>969
どういう、と言われましても・・・親鸞・蓮如は教科書にも出て来るでしょう。
もっとも親鸞には弟子とか教団とか新宗派の開祖という意識は無かったようで
すが。
基本的に念仏専宗で、神棚を祀ったり他の佛菩薩を信仰する事はありません。
師の法然は他宗派(もっとも伝記によっては本人も天台僧として入滅している)
の修行を否定しませんでしたが、それらは念仏専門でない事から阿弥陀佛の救
いに預かれないとして、阿弥陀佛のみを対象として帰依すること、阿弥陀佛に
帰依すれば現世でも他の佛神の助けなしに救われると説きました。
それをより原理主義的(?)にしたのが親鸞です(かなりいい加減)。
安芸門徒が浄土真宗というのは、間違いありません。
971世界@名無史さん:04/06/13 23:58
顕如とか有力戦国大名だったんじゃないの?
カルト宗教が武装化して一国の主になった感じ?
972世界@名無史さん:04/06/14 02:04
>>968
廃仏毀釈って東西本願寺の主導権争いなどもあって、
明治政府と懇意にしていた方は、むしろ保護され、
徳川よりだった方は、警察も見てみぬフリをしていたという裏側があるんです。
その為、西日本と東日本で大きな差があるんです。

そういや明治政府もあんなになるとは思ってなかったそうですねえ。
ただ法整備などと一緒で、あいまいなのを整理しようとしたら、
現場で過剰反応が起ったってのが真相っぽいです。
それに上記の、旧徳川方への報復処置が合わさって、あんな全国的な騒動になったみたいです。
明治政府としては借金返済の為に、二束三文でもいいから、海外に売り飛ばしたかったでしょうに。
(俺はこっちの方が問題かな、貴重な文化財が二束三文で流出したのが痛い)
973山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/06/14 02:10
ボストンやメトロポリタンの目録を見ていると、頭と胸が痛くなりますね。
中世の仏像や絵画は特に。天神縁起に入唐絵巻に・・・また宗教関係ではあ
りませんが、何故かアイルランドに百鬼夜行絵巻が渡っていたりします。
974世界@名無史さん:04/06/14 02:18
逆のケースも結構なもので。
10年ほど前からですが骨董品のガラスビーズがアンティーク界で
もてはやされており、中近東から北アフリカのあたりの国々でかなりの数が
国外に(合法的にとはいえ)持ち出されてるそうです。
バイヤーの多くは欧米の古物商ですが、もっぱらの顧客は日本人だとか。
975世界@名無史さん:04/06/14 02:24
中国も今凄い勢いで買い戻したり、(持ち出すと死刑だったような)
少数民族の文化遺産を略取したりと、金を持ち出した国は文化的なステータスを求めるみたいだね。
976世界@名無史さん:04/06/14 02:30
みんな貧乏がわるいんにゃ
977世界@名無史さん:04/06/14 04:15
ブサヨク学者を2ch愛国者の力で根絶させないと駄目だよなー
それを一部のコテハンが擁護するんだからなにこいつうぜーってかんじぃ
978世界@名無史さん:04/06/14 09:08
梅原猛はウヨサヨ以前に文章が冗長だよね。
マックスウェーバー引き締まった文章をよく研究して
ほしいね。
979山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/06/14 16:28
>>974
ペルーから2000年ほど前の木乃伊の頭部を持ち出そうとした男が捕まった
そうですね。エジプト辺りもかなり不味い。
>>975
150年以上前のものは無許可で持ち出せなかった筈です。しかしあの国も無
計画なのかそうでないのか、いまいちよく分かりません。
980世界@名無史さん:04/06/14 16:37
しかし、木乃伊なんて今時なにに使うんでしょ?
昔は漢方薬だとかなんとかに使ったような話しも聞きましたが、今でもそんな
のに使うんでしょうか?
以前見た南米の木乃伊調査のTV番組の中では、研究者の方が「見つけたらすぐ
掘り出して研究室に持ち帰らないと盗まれてしまう」と言ってましたが。
981山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/06/14 16:43
>>980
書画同様、収集家がいるそうですよ。発掘中の盗難・破壊行為は多いようですね。
982世界@名無史さん:04/06/14 16:54
ネクロフィリアは正直理解できん
983世界@名無史さん:04/06/14 17:01
書画美術品の盗難や収集は理解できますが、やはりわたしも木乃伊収集は理
解できませんね。
984世界@名無史さん:04/06/14 17:07
けど、大英博物館でも、メトロポリタンでも
一番人気はエジプト関係、特にミイラという罠。
当然、欲しい香具師もいると思われ。
985世界@名無史さん:04/06/14 17:29
平泉だったかで殿様のミイラを公開していて、修学旅行で見せられた。
何で見せられたのか理解できなかったけど、そうですが、好き者の方がいらっしゃるからですか。殿様の中の人も大変だな。
986世界@名無史さん:04/06/14 18:15
外国の墓泥棒事情を見聞きすると、日本がいかに墓泥棒が少ないかがわかりますな。
よく「日本人は無宗教だ」とか「信仰心が無い」とか言う人がいますが、死者の眠りを妨げないという点では、どこの国にも負けませんね。
「墓泥棒が荒らさないのは劉備の墓だけ」とか、こんな諺じみた嘆きも聞かれませんし。

いや実はけっこう荒らされているんだよ、とかありましたらご教授下さい。
987世界@名無史さん:04/06/14 18:25
>>986
そういや外国は平気で死者に鞭打つようなことするよな。
日本だったらどんなDQNでも死んでしまったら表立って悪く言われることは無いが、
外国だとDQNはDQNって堂々と言う。
日本は死者には優しい国柄なのかもしれん。
988山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/06/14 18:37
白河院や法然坊源空上人の墓が荒らされそうになったくらいですかね。>山門に
さほど一般的なものではない。墓を暴くと祟られるという観念が強い事もあった
のでしょうが、支那文化圏はそれ以上に相手を叩きのめす傾向が強かったという
事でしょうか。
989山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/06/14 18:53
>外国だとDQNはDQNって堂々と言う。
生前の人間関係についても、違いは言えそうです。ちょっとしたふざけあいは万
葉の時代から口にしていました。藤原俊成によって書かれた歌論書『古来風躰抄』に
は、「こんなふざけた内容の歌は詠むべきではない」と、相手を馬鹿にしあった
歌が紹介されています。
しかし時代が下ると相手を本気で罵倒して罰せられた例と並んで、当人の前で
平気で相手を妙なものに例えて(冗談で)馬鹿にする行為が宣教師らの目につ
き、彼らを驚かせるようになります。「欧州なら決闘になるだろう」と。
つまり本気で相手を罵るような真似はまずやらないが、冗談で「馬鹿」などと
いって親愛の情を表す事は古くからやっていたと。
漫画で読んだ話でしたが、NY在住でアメリカ人と結婚した日本人が、奥さん
を本人や友人の前で「鬼ババア」などと言ったので離婚・裁判沙汰になってい
たものがありましたね。

日本が特別特殊な例とは言いませんが、それでも文化面ですれ違いを生む事は
あるでしょうね。(追加:宣教師曰く、「日本人は、仮に罵倒されてもそれに
対する怒りを面に出す事はない。後日相手が切り殺されるだけである。また仮
に対等の相手なり従者なりがそれを察知した場合、先手を打って相手を殺す。」
・・・怖いわ。)
990世界@名無史さん:04/06/14 18:57
「世界食人史」スレよりコピペ(こういうのもアリ?)
686 :世界@名無史さん :04/04/29 21:20
中国は四川省にて妻の病気を治癒する為に墓場から30体の死体を盗み、肉と骨を用いてスープを
作っていた男が逮捕されたとのこと。

地元新聞(WestChinaCityDairy)に掲載された郡警察の発表によると、同地域では1988年より
墓から死体が忽然と消える事件が続発、捜査の結果、ホアン(51)と言う名の男性が
墓から死体を盗み続けていたことが発覚し逮捕したという。

これまでの聴取によれば、男性は重病に苦しむ妻を持っており、あるとき占い師に相談したところ、
病気を治癒するためには新鮮な人肉を用いてスープを作って与える事が唯一の治療方法であると
告げられ、実行に及んだと話しているが、事実関係はまだ確認されていない。
男性の供述では死体を盗んだ後、骨を砕いて妻の額に塗り、肉を用いて作ったスープを
与えていたと話している。

また警察によれば、逮捕のきっかけは最近になって墓から盗掘された死体が両腕を切り取られて
胸を切り開かれた状態で地元市場から発見され、大騒ぎが起こったことから捜査が行われて
逮捕に至ったと話している。

同地域ではこれまで16年間に渡り、死体消失を巡って様々な噂が流布し、また一部では家族の
死体が盗まれないよう、墓場で6ヶ月間に渡って徹夜の警備を行った家族もいたという。
中国では完全な姿で埋葬されないと来世がなくなるという古い伝承があるとのこと。

Posted by : X51 | 2004年04月29日 14:36
http://x51.org/x/04/04/2906.php
Man snatches 30 bodies to heal wife
http://www.theaustralian.news.com.au/common/story_page/0,5744,9419528%255E401,00.html
991Krt:04/06/14 19:18
いや実はけっこう荒らされているんだよ(苦笑)。
玉利勲「墓盗人と偽物づくり」(日本考古学外史):平凡社、によれば
「我が国の古墳の場合、その大半が盗掘されており、とりわけ律令体制がゆらぐ
古代末期から中世にかけてひんぱんに行われたことが多くの考古学者によって
指摘されている」(p.91) そうで、定家卿なども「明月記」の嘉禎元年四月から
六月にかけての部分で天武・持統陵の盗掘について嘆いている。

また江戸時代後期にも第二の盗掘ブーム(?)があったらしいこと。しかもそれが
単なる盗賊行為以上の文化的背景を持っていた事は、国学者石原正明が享和三年(1803)
にその「年々随筆」四において以下のように述べている事でわかる。即ち、
「古き塚を発く事、もろこしには、はやくより多かる事にて、心ある人、中々厚葬を
いみじき物に、いひおもふなり。さるはただ世渡りの為にて、山賊、海賊なども、
おなじものなれば、中々論なし。皇国にはちかき世まで、さることはなかりしを、
このごろなん、事好むともがら、勾玉、鏡などのやうの、くさぐさの古き物を、
いみじうもてはやしあつかふほどに、いかでさるものえまほしくて、古き墓ども
あばく事きこゆなる。いとゆゆしう心うきわざなり」
992Krt:04/06/14 19:19
つまり石原に言わせれば、シナの場合は食うためにやった、という側面があるから
まだ許せるが当時の日本の場合、一種の博物学熱、考古(好古)趣味のようなものの
流行、あるいはその過熱がこういう行為の背景にあったわけで、それゆえ石原は
「これは好事しきすさみばかりに、かかる罪おかして、猶ことよげにいひをるなど、
まことにいはん方なし。あなゆゆしあなゆゆし。」と嘆いたわけだ。

これは明治にいたるまで続くし、さらに明治維新後はそれこそ廃仏毀釈による墓暴き
などへのタブー喪失が破壊行為に拍車をかけ、さらにはそれと表裏一体で旧時代から
続いていた贋物製作を盛んにするという悪循環が生じたらしい。
廃仏毀釈の衝撃はこういう所にも響いているわけだ。あなゆゆし(笑)
993カラジチ ◆mWYugocC.c :04/06/14 19:24
古墳ってほとんど空っぽですよねえ。
「何も残ってないのになんであんなに必死にフェンスはってんだ宮内庁」って、
子どもの頃は良く馬鹿にしたもんです。
994山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/06/14 19:30
高松塚もやられていましたね。日本で最初に学術目的の発掘調査を行ったの
は徳川光圀だともいう。ただ私は「死者に鞭打つ行為」としての墓荒しの事
かと・・・思っていましたが、>986に出ていましたね。
古墳荒しも昭和まで専門職にしている人間がいたそうで、「畳の上では死ね
ない」というジンクスがあったそうです。
学術面についてですが、鎌倉時代の辞書『塵袋』の中に、「古い墓から出てく
る丹(水銀)とは何か」という質問がありますので、気にした人間は古くか
らいたのかもしれません。南北朝時代の『河海抄』には古代の死者の口に玉を
含ませた話が見えていますが、どこまで知られていたものやら。
墓暴きを気にするというのも、逆にいえば実行する人間が多かったという事?
・・・ああそうそう、大山古墳の石室にあった棺おけの蓋ですが、羽柴秀吉の庭
石になったという話があります。また彼は伏見城を築くのに二つの古墳(皇室縁
とも言われる)をつぶしている。
995山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/06/14 19:47
+陵墓上の木が刈られたり、鹿が狩られたりして祟りがあった事であれば六
国史に何度も出て来ます。木を刈るという行為はそれを媒介として来ていた
祖霊が帰るところを失うという意味であり、重視されました。
996Krt:04/06/14 20:14
まあ、死者に鞭打つ系もなかったわけではないんだろうけど、古事記には、雄略帝に
父を惨殺された顕宗帝が雄略の陵墓を破壊しようとしたとき、皇兄に当たる人物が
任務を引き受け、形ばかり掘り崩して帰ってきて、それを咎める天皇に対して
「雄略は父の恨みではあるけど、従父だし、天皇である。この陵墓を破ったら必ず後に
そしられることになる。ただ父の恨みは果たすべきだから少し陵の辺を掘って恥をかかせた、
後の世に示すにはこれで十分だ」といさめて天皇を「是も亦大く理なり」納得させた
という話があるわけだ。(似たような話は日本書紀にもあり)
人物の実在性を含めこれが史実なのかどうかはともかく、恐らくこれ以前には墓を暴いて
恨みを晴らす、という習慣があったのが、次第にタブーになっていくという八世紀以後
時代風潮を表してはいるらしい、という意見は専門家にもあるようだね。
997世界@名無史さん:04/06/14 20:48
>>994
>「畳の上では死ねない」
明治・大正期には既に畳は一般的で、どこの家庭にもあったんですか?
998世界@名無史さん:04/06/14 21:01
pert14が終わらないのにpart15の進行が速すぎる。
999世界@名無史さん:04/06/14 21:02
pert14だって(クス)。   と自分。
1000世界@名無史さん:04/06/14 21:04
後は養老敷く
10011001
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。