1 :
世界@名無史さん :
04/04/24 22:44 興味わいたんでお願いします
漁師になれ
4 :
世界@名無史さん :04/04/24 23:58
>1 クソスレ立てんな!このチンポ野郎!!
5 :
世界@名無史さん :04/04/25 01:30
>>1 質問スレでも相手にされてないみたいだな・・・
「海の民」を語るスレにでもすりゃまだよかったのに。
諸説あるがもっとも一般的な見解としてはセム族・ハム族系遊牧民族が混合して
できあがった海洋民族ってやつですな。内訳は複雑なのでだいたいのところを。
紀元前2300-2000年間にメソポタミア・パレスチナ近辺へ拡散したアモリ人のうち
特に東地中海沿岸に定住したカナン人とそれに征服されたビュブロスの古住人であるゲバル人、
レバノン近辺に活躍していたベドウィンの小部族の混合して原集団Aが成立。
ついで紀元前12〜11世紀頃、アナトリア高原から南下してきた印欧語族系のヒッタイトとそれに連なって
侵攻してきたアモリ系の別集団ハピル人がビュブロスの原集団Aを支配、新たにこれらの混合した
集団Bが出来上がる(ツタンカーメン〜ラムセスU世時代にカナン州はエジプト領として回復)。
これに長年エジプトと敵対していたヒュクソスをはじめとする印欧語族系の一派であるチェケル人が加わって
できた混血集団がいわゆる「海の民」。
学者によってはAやBの状態から派生した集団を海の民とすることもあれば、
「海の民」のうちビュブロスに定住したグループを原フェニキア人、
崩壊したミュケナイからの難民や暗黒時代に各所から移住してきた人々と混合し
東地中海各地に拡散したグループを海の民と定義する人もいる。
いずれにせよ紀元前2300年頃のアモリ人の大移動を契機に起こった
東地中海域での民族構成・居住地域の大変動に起源をもつものとされる。
一応言っとくが、海事史は古代でも近代でもそんなに流行んねーぞ
だから2ch内にも語れるヤシはあまりいない
もしかしたらdat落ちした同名スレがあるかもしれんがw
>諸説あるがもっとも一般的な見解としてはセム族・ハム族系遊牧民族が混合して >できあがった海洋民族ってやつですな。 もしもし、日本人も十分海の民です。 一地域に限定する偏った見方を高校に年に教えるのはいかがなものかと。 以下 終了で
>>6 世界史における「海の民」は固有名詞ですが何か。
>5さん乙
8 :
世界@名無史さん :04/04/25 09:31
一応ソースとか参考資料出しとくな。 ゲルハルト・ヘルム 1999『フェニキア人』河出書房新社 ロバート・モアコット 1998『古代ギリシア』 河出書房新社 ジャン・ルージェ 1982『古代の船と航海』 法政大学出版局 Casson,Lionel “Ships and Seafaring in Ancient Times” 1994, British Museum Press Meijer, Fik “A History of Seafaring in the Classical World” 1986, Croom Helm Ltd.
9 :
世界@名無史さん :04/04/25 09:44
海の民は鋼鉄の帝國ヒッタイトの首都ハットゥシャシュを紅連の炎につつみ滅ぼしました
>>9 鉄の王国ヒッティだろうに、そういう仰々しい修辞は、学術的じゃないね。
ナンセンス!
14 :
世界@名無史さん :04/04/25 16:46
海の民の研究者で異説を唱えていたのは誰だったかなあ? イタリアのペなんとか博士だったはずなんだけど…
15 :
世界@名無史さん :04/04/25 16:49
海を障害物とみるか、交通路とみるかでその民族が海洋民族かどうかわかる 日本人は明らかに海洋民族ではない。
16 :
世界@名無史さん :04/04/25 17:17
たしか、ヘブライ人だろ
>>15 地中海に逼塞してる連中は、軒並み海洋民族としての存在を否定されそうだな。
皆さんのカキコでノート作らせていただきました ありがとうございます
19 :
世界@名無史さん :04/04/25 21:27
>>9 海の民(あるいはこの流れに乗ったドーリア人、フリュギア人)によるものと思われる破壊には
エーゲ海域ではピュロス、アテナイ、ミュケナイ、ティリンス、トロイア、ミレトス、ファイストスなど。
小アジアではタルソス、メルシン、フラクティン、ハットゥシャシュ、
カラオグラン、ノルシュンテペなんて内陸部まで。
レバノン沿岸ではウガリト、サラミス、ビュブロス、カデシュ、アスカロンにまで及んだらしい。
>>14 博士の名前はわからんが、ミュケナイをはじめとする紀元前1200年ごろの東地中海域の
大規模な文明崩壊の原因は集住過剰・飢餓・下級階層の蜂起だとか「シャルダナ」と呼ばれる
傭兵集団が戦術革新をしたために反乱が起こって古住民が駆逐されたっつー説があったな。
20 :
世界@名無史さん :04/04/27 23:15
「海の民」ってオリエント史の大きな謎の一つだそうですね。 なんでもパレスティナやシシリーの語源になった民族もいたとか。 私が読んだ本では、セム系(ハム系)と言うより、印欧系と見るべきではという ことを書いてあったけど、どうなんだろう?ちょっと古い本なので、今ではセム系 説が有力かな?
カナン人あるいはフェニキア人が「海の民」の系譜に属する(もしくは その一部そのもの)とすれば、時代的にさほど違わないことからも 母集団である彼らは北西セム語系だろうって話だが。 レバノン沿岸から出土してる紀元前1000年頃のフェニキアの碑文類 はウガリト語やセム語の特徴を有してるし(Gt語幹や動詞など)。
22 :
世界@名無史さん :04/04/28 00:24
23 :
世界@名無史さん :04/04/28 01:39
>>1 今すぐ教育テレビ見れ!!
本村さんがオリエント史について講義してるぞ!!
24 :
世界@名無史さん :04/04/28 01:43
また宿題厨か! 手前でやれっーの!
25 :
世界@名無史さん :04/04/28 02:07
>>15 日本人にも農耕民もいれば海洋民もいた。
中世、瀬戸内海から九州、果ては朝鮮半島、中国沿岸に生活圏を求めた人々がいる。
農耕民族であり、海洋民族なのが日本人。
26 :
世界@名無史さん :04/04/28 02:13
カルタゴなんかも海上覇権の面ばかりが捉えられがちですが 経済的には農業主体の国家だったようですね
「海の民」は特定の国でなく雑多な連中だからこそ「海の民」と呼ばれた。 印欧系の部族もいたしセム系もいた(初期は印欧系が多かったというだけ) もともとは東部アナトリアの印欧系のいくつかの部族だったらしいが 異民族に開かれた集団だったため、しだいにいろんな連中を大雑把に 「海の民」と認識されるようになり、 海軍(海上交易)の重要性に気付いたフェニキア人・ヘブライ人・ギリシア人 などの発展の露払いとなった。 結局「海の民」は多国籍集団の倭冦みたいなイメージかと思う。 フェニキア人・ヘブライ人・ギリシア人が英仏蘭だとすると 「海の民」はスペイン・ポルトガル・倭冦みたいな感じ?
28 :
世界@名無史さん :04/04/28 18:51
フェニキア人だって国家として1民族まとまってたわけじゃなく 似たような文化と経済性を持った個々の自治都市に住む人々だったわけだが。 「フェニキア」という文化圏はあっても国家はないとはよく言われる話。 アルカイック期のギリシアも同様では?
29 :
世界@名無史さん :04/04/28 21:42
オルゴデミーラとか知ってるかお前らさ
30 :
世界@名無史さん :04/04/28 21:44
カルボナーラなら知っている
ドラクエ?
へぇー別所さんの先祖ってすごいんだなあ
33 :
世界@名無史さん :04/05/03 16:47
別所?
34 :
世界@名無史さん :04/05/03 20:30
>>12 ちなみにKUR URU Ĥa-at-tiだから「ハッティの国」ね。
35 :
世界@名無史さん :04/05/03 20:36
そういえば昔あったヒッタイトスレに、ヒッタイト語(ハッティ語?)を読める人が
カキコしてたな。もしかして
>>34 さん?
36 :
世界@名無史さん :04/06/03 22:44
age
結局海の民って中世で言えばシュリーヴィジャヤみたいなものか それとももっと政治的結束は弱いか・・・って感じぃ?
38 :
世界@名無史さん :04/06/07 22:22
あげとく
>>37 エサハルドン治世下の副王叛乱時には都市ごとに分かれて対抗してたしな
そもそも各都市国家を首長が治める形だったし政治的な統一性は無かったみたい
蛋民
柳田国男のスレですか?
41 :
世界@名無史さん :04/06/11 17:44
高2は天河の最終巻でも読んどけ
42 :
世界@名無史さん :04/07/02 00:32
age
サーファーの集団だったのかもよ。 あやつらなら国の一つ二つ滅ぼせるだろ
44 :
世界@名無史さん :04/08/05 21:58
age
45 :
世界@名無史さん :
04/08/24 20:05 hosyu