拳闘暗黒伝セスタスはどうよ?

このエントリーをはてなブックマークに追加
29一尺八寸 尽 ◆287cUd/qCQ
ボブサップはわからんが古代オリンピックにはこんな人たちがいたようです

■古代オリンピックのボクサー達

ディアゴラス=身長2.2メートル体重二〇〇キロに達する威厳に満ちた美丈夫であったと言う。

テアゲネス=ただの一撃で、確実に相手を倒したと伝える。

エウクレス=敵に一発の反撃も許さず、自己の意志によって相手を倒す時機を決めていた。

メランコマス=相手の体に傷を与えず、自分の体にも一点の傷もなかった天才型のボクサー。
       メランコマスは打つ事や打たれる事を勇敢な行為とは認めず、
       相手が全精力を使い果たし、自ら地上に崩れ落ちるまで、蝶のように舞い続け、
       拳闘を哲学的領域にまで高めた偉大な人物として、ギリシア人から熱狂的に歓迎された名ボクサーであった。
       また、あらゆる選手が、その挑戦を辞退したとも伝え、両腕を前方に突き出したままの姿で、
       丸二日間全く姿勢を崩す事のなかった不動無尽な力の所有者でもあったという。
       生涯ただの一度も敗れた事がなく、「蝶の如く舞い、蜂の如く刺す…」というのが、
       全ギリシア人の誇りとするメランコマスの拳闘であった。