20世紀最大の捏造 ホロコースト 14

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917世界@名無史さん:04/07/12 17:44
ホロコースト信者の詭弁というか妄言を楽しんで頂けましたか?
918世界@名無史さん:04/07/12 18:31
ホロコーストってなんか強そうな名前だよね
919世界@名無史さん:04/07/12 18:50
いや、おいしそうだよ。
なんかカラウマ系っぽい。
920世界@名無史さん:04/07/12 19:41
915がアホということは簡単でよくわかる。
921世界@名無史さん:04/07/12 19:42
>>919
どちらかと言えばホイコーロー。
922世界@名無史さん:04/07/12 20:00
低能大爆発だな>>ホロコースト信者
共産圏の大量虐殺から姫路城まで持ち出すとはw
話をそらしたい一心なのはわかるが、逆効果じゃないのか?

疑いを持っている人は疑いを深め
よく知らなかった人まで疑いを持ち始める。
もう少し芸はないのか?

>>895
>ガス室が戦後作られた=捏造か。

ガス室が戦後作られたのは捏造ではなく厳然たる事実のようだが(笑)
オリジナルがあるならそれを展示すればいいのに
いったいなぜわざわざ作るんだ?

あと、何度も聞くけど
「毒ガスによる殺害が確認された死体」が
一体も見つかってないのはどういうわけ?
923世界@名無史さん:04/07/12 20:23
バカが一人釣れた
924世界@名無史さん:04/07/12 20:25
                                            lol
      lol         
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              lol


         提督:「しまった!罠にはめられた!」

taiファイターの大群です。ジェダイのアナタは>>922を復習をしてください。    
925世界@名無史さん:04/07/12 20:50
>>オリジナルがあるならそれを展示すればいいのにいったいなぜわざわざ作るんだ?
>>「毒ガスによる殺害が確認された死体」が一体も見つかってないのはどういうわけ?
これで君の知識の程度が判明したな。
これ以上恥を晒したくないのならこう来ない方がいいよ。
926世界@名無史さん:04/07/12 20:52
>>925
そんなことを言わずに>922さんに説明してあげなさいよ
出来ないなら無理にとは言わないけどね(w
927世界@名無史さん:04/07/12 21:10
928世界@名無史さん:04/07/12 21:34
>>925
アホ杉
答えられないのならそう言えばいいのに
しかし925を見ると、ボコボコにやられてから「この辺で許したる」というお笑いネタを思い出すよ。
そのうち、「論破しますた」とか言い出すのかな(笑)
929世界@名無史さん:04/07/12 23:23
>922
> オリジナルがあるならそれを展示すればいいのに
> いったいなぜわざわざ作るんだ?

クレマTは使われなくなったあと他の目的(防空壕ともいわれる)のために改造さ
れた(栗原優『ナチズムとユダヤ人絶滅政策』 238-239ページ)。

横レスだが。
930世界@名無史さん:04/07/12 23:47
>>929
オリジナルの図面があるにもかかわらず、その通りに再建しなかった。
931世界@名無史さん:04/07/12 23:58
>>929
オリジナルと偽って展示していたが
実は戦後の建造物だということがわかったので
「実は別の建物がガス室だったんです」
という説明を後付したんだろ。
「ああいえば上祐」というところかな。
932世界@名無史さん :04/07/13 13:25
http://www2.dsu.nodak.edu/users/dmeier/Holocaust/hitler.html
これの「Hitler's Political Views」内の(1)とかの参考してるとこで、
Volkischer Beobachterてありますよね。これ本になってます?
933世界@名無史さん:04/07/13 23:27
>932
全国新聞総合目録データベース
http://sinbun.ndl.go.jp/

上記のサイトで検索したら、マイクロフィルム(N=ネガ、P=ポジ)の所蔵状況
はこんな感じ。

中央大学中央図書館/ N /1920.1.3〜1945.4.28
東京大学情報学環・学際情報学府附属社会情報研究資料センター/ N /1934.1〜1941.3/ 欠あり
岐阜経済大学図書館/ P /1920.1〜1945.4
神戸大学附属図書館人文社会科学系図書館/ N /1920.1〜1944.12

アメリカだったらこの情報が役に立つかもしれん。
http://www.worldfuturefund.org/wffmaster/Reading/Germany/Hitlerdocumentary.htm
http://www.worldfuturefund.org/wffmaster/Reading/Germany/NS%20and%20SS%20Research%20Guide.htm
934世界@名無史さん:04/07/14 08:01
それにしてもあれだ、常識に対して疑問を呈している人間に「そんな常識も知らんのか」と言って勝ち誇るのは間違いではあるわな。
議論になってない。
935世界@名無史さん:04/07/14 09:48

他人に常識の根拠を説明させ、それに対してツッコミを入れて楽しみたいというの
がホンネだろう。常識を疑うということは、その常識を知っているわけだ。
936世界@名無史さん:04/07/14 11:30
ここで言われている「ホロコースト」の定義
「ドイツ国家がユダヤ人に対する計画的抹殺をガス室による虐殺という形で行ったこと」
ということでよろしいのでしょうか?異なるなら教えてください。

また、上記定義に依存がなかった場合、いわゆるリビジョニストと呼ばれる人々の見解を否定する立場にお立ちの方は、いわゆる「従軍慰安婦問題」、「南京大虐殺」に関してはどのような評価をなさっているのか、参考までにお聞かせ願えませんでしょうか。

よろしくお願いします。
937世界@名無史さん:04/07/14 12:13
>>936
ホロコーストの定義
>「ドイツ国家がユダヤ人に対する計画的抹殺をガス室による虐殺という形で行ったこと」 とみなしてる者と
>「極端な人種差別思想で、今で言う民族浄化に近い現象がたらされたことにドイツ国家は責任を有す」と考えている者の間で話が食い違っていると思われ。

てか、リビジョニストは前者の史的証明に拘泥し、後者の主張を無視しようとしているので堂々巡りなどを繰り返しているだけだと思われ。

従軍慰安婦、南京大虐殺の評価については、スレ違いと思うので、お聞かせしません。
938世界@名無史さん:04/07/14 14:29
でもどうなんだろ?
ホロコースト否定派って割と実生活でも柔軟な思考をしめしてるし、
大局的観点にたった世界史的思考ができるじゃん?

権力はその種の柔軟な思考こそ恐れるから、2chでも常時監視して
「真実の歴史」探求を妨害するけど、負けちゃいけないよね。
学校教育とか<支配者=ビッグブラザー>の洗脳の道具と化しているけど
真相を掘り起こしネオ歴史を確立することこそ、リヴィジョニストの歴史的
使命だと思うけどな。

夜明け前の闇は深いけど、みな、権力に負けるなよ!
チャオ・ソレッラ!!!
939世界@名無史さん:04/07/14 15:21
>>938
ネタなのかマジなのか判断に苦しむ所だ......
940世界@名無史さん:04/07/14 15:35
ちょっろ質問!
20世紀最大の捏造がホロコーストなら歴史上最大の捏造って何?
941世界@名無史さん:04/07/14 15:37
第10惑星様の崇高な教えを皆様に学ばせるスレです
942世界@名無史さん:04/07/14 15:45
>940
地動説かな・・・。
943世界@名無史さん:04/07/14 16:03
>>937
レスありがとうございます。

自分は「ホロコースト」という言葉は「ドイツにおけるユダヤ人のことを示す」と思っていたのですが、もっと広い意味なのですかね?つまり例えば中国におけるチベットの問題なども「ホロコースト」と呼ばれるのですか?

また「話の食い違い」の件ですが、リビジョニストと呼ばれる人の主張は「ガス室による虐殺の否定(or肯定するに足る証拠なし)」と「ドイツ国家による民族浄化(に近い?)行為は無かった」という主張がセットで不可分なものとなっているのですか?

であるならば、例えば「計画的虐殺はあったが、それはガス室によるものではなかった」というような説を唱える人はいないんですかね?
944世界@名無史さん:04/07/14 18:17
リビジョ=オカルト
945世界@名無史さん:04/07/14 20:00
20世紀最大の捏造はピルトダウン人。
946世界@名無史さん:04/07/14 20:42
創価=おカルト
947世界@名無史さん:04/07/14 20:49
ウィキペディアの「ホロコースト」の項
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88

歴史的には、第二次世界大戦下において、
ナチスドイツがユダヤ人、政治犯、共産主義者、同性愛者、障害者、エホバの証人、
ポーランド人、ロシア人、その他スラブ人などを不当に拘束し虐殺した事件のことを言う。
ユダヤ人の間ではヘブライ語の「ショアー」という表現が用いられる。

・・・

ホロコーストに対しては戦後論争が絶えない。
しかしその実態に異議をとなえる議論を十把一絡げに
「歴史的修正主義」と呼んで非難する傾向が強い。
その政治的影響力の大きさもあって、
未だ客観的研究を行うのが難しい状態にある。
ホロコーストはユダヤ人、特にイスラエルの行動に対する
エクスキューズとして反論封じ込めに利用されることがあり、
マルティン・ヴァルザーは
「ドイツの過去が脅迫の具となっている」と述べている。
しかしドイツではホロコーストの否認が刑法130条第3項で禁じられており、
論争を展開することですら逮捕の口実になる。
ちなみにドイツ語版ウィキペディアのホロコーストの項にはこの警告が文頭に掲げられている。

948=937:04/07/14 20:59
>>943
>例えば「計画的虐殺はあったが、それはガス室によるものではなかった」というような説を唱える人はいないんですか

それは、私は知りませんが。いないように思います
「計画的虐殺はあったが、それはガス室によるものではなかった」といった説ではなくて、
「計画的とは言えないだろうが、虐殺を含む人道的危機はあったのであって、そについて当時のドイツ政権の責任である」というような説は普通に唱えられています。
(例えば、今スーダンで起きてる民族浄化は、計画的かどうか、現状では断定し難いですけど、スーダン政府当局には鎮圧する責任がある、と言われていますよね)
いわゆる「ホロコースト構造説」などと呼ばれる歴史学説です。

リビジョニストの主張が耳タコで退屈なのは、構造説を知っててあえて無視して唱えられた説と、その類の説に躍らされて構造説を知らぬままに捏造捏造と騒いでる説とが混交しているからだと思います。

>もっと広い意味なのですかね?
広い意味というか、元々の意味は古代ユダヤ教で、神への犠牲を捧げ、羊肉とかを神殿で燃やす儀式のことですね<ホロコースト

まあ、20世紀の同時代用語としては――私見でるが、ここが大事な点で、まだ歴史学用語になってるとは言い難いと思うのです――、「ナチ主導のユダヤ人迫害のこと」として通るのが現状ではないでしょうか?
※だから、「論点の食い違い」が生じ易いわけでしょう

類似の用語に「ディアスポラ(民族離散)」がありますね。
こちらの方は、例えば「パレスチナ人のディアスポラ」とか概念を拡張して、学術用語として鍛え上げることを試みている、政治学者、社会学者、民族学者、歴史学者など散見されますが。
949世界@名無史さん:04/07/14 21:28
>>943,948
943氏の言いたいことは

ガス室以外の計画的虐殺が存在せず、
しかも、毒ガスによる大量殺人も疑わしいのなら
ナチスドイツによる計画的虐殺も疑わしい
ということでは?

それから、「ホロコースト構造説」って
はっきり言って駄説だと思うけど。
被収容者が大量死したのなら、
それは計画的か不可抗力(疫病など)か
どっちかしかないのでは?

まあしかし、まともなレスは嬉しいね。
950=948:04/07/14 21:49
>>949
>被収容者が大量死したのなら、それは計画的か不可抗力(疫病など)かどっちかしかないのでは?

多分、現代史の難しさなんだと思いますけど。
例えば、古代ローマ史なんかで、ローマ社会の構造を分析する段では、奴隷制が計画的か、不可抗力かなんて考えないと思います。
歴史学の話題としては、そういう点に拘泥して考えていくこと自体ナンセンスと思いますので。

ですから、構造説が駄説だとは私には思えません。

政治責任云々は、杓子定規に線引きすると、一義的には歴史学の話題ではなく、国際政治や政治学の話題でしょう。
※まぁ、そういうふうに杓子定規に割り切れないのが現代史の難しさなんでしょうね。

>ガス室以外の計画的虐殺が存在せず、しかも、毒ガスによる大量殺人も疑わしいのならナチスドイツによる計画的虐殺も疑わしい
ここでも論点が食い違っていると思うのですが。
計画的だろうとなかろうと、人道的危機(≒ホロコースト)は、当時の政権の責任下の出来事だっただ、ということですね。
※没価値評価でも、この言い方までは言えるでしょう。

歴史修正主義の路線ではなく、真に「ホロコーストの見直し」をはかるなら、18世紀からのアンチ・セミズムとユダヤ系市民同化、など、後東方系ユダヤ人の西欧移入なども視野において。
2次大戦中のユダヤ人などに関する人道危機は、ドイツ政権だけの責任ではなく、(直接責任はナチ政権にあったのだが)英米政府他にも関与責任はあった、とか、そーゆーとこまで、再検討の射程に入れるべきと思います。

あえて「再検討」と書いたのは、エモーショナルに流れないような歴史学的再検討って含みですけどね。
951949:04/07/14 22:43
>>950
>計画的虐殺も疑わしい
に対して
>計画的だろうとなかろうと
とは、論点が食い違っているんじゃなくて
明らかに論点をずらせて答えているよあんたは

以下は同意だけどね
>計画的だろうとなかろうと、人道的危機(≒ホロコースト)は、当時の政権の責任下の出来事だった・・・

952世界@名無史さん:04/07/14 22:48
それから、被収容者の大量死の主要因は何か
ということをすっ飛ばしてナチスの意図を云々してもナンセンスだろ?
953世界@名無史さん:04/07/14 22:56
やふちゃ
本日7月14日  仮想国会第 914 回議題は「 反日への反撃のノロシを挙げよ 」です。
ttp://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/3032/
954=950 ◆Co6ysa2NJI :04/07/14 23:33
>>951
>明らかに論点をずらせて答えているよあんたは

だからさ、「計画的か不可抗力かしかない」→「計画的とは言えない」→「だったら不可抗力」→「つまり責任無し」
てのが、リビジョニストの論旨であって、

そんなことは断定できないし、
(特に最後の→「つまり責任無し」のとこ)
断定できないとこで捏造とか、屁理屈こいてるリビジョニストは耳タコだし退屈って話を
はじめ(>>937)からしとるんよ。

俺が「論点の食い違い」つってるのは、そこんとこ。
955=950 ◆Co6ysa2NJI :04/07/14 23:46
>>952
>被収容者の大量死の主要因は何かということをすっ飛ばしてナチスの意図を云々してもナンセンスだろ?

こっちについては、>>950では、ハショッて書いちまったんで、>>952に書かれてることは半分だけうなづける。

まず、>>950の意見に捕捉入れときます。

>古代ローマ史なんかで、ローマ社会の構造を分析する段では、奴隷制が計画的か、不可抗力かなんて考えないと思います。
分析過程では、意図的な制度と意図的ではない習慣などをそれぞれ分析してって、その「後に」社会構造とかを再構成してくもんだ罠。(ハショッたのはスマソ)

だから>大量死の主要因は何かということをすっ飛ばして〜って指摘はうなづける。

ただし、ホロコーストを「(今風に言えば)人道的危機に類した一連の出来事」として捕らえる観点にたてば、「被収容者」だけの問題ではなくなる。
国籍剥奪や、棄民政策も「人道的危機」の一環だから。
※だから、関連諸国の関与責任(正確には、事後従犯的責任といいたいところ)ももんだいになるんだな。
956949:04/07/15 00:02
>>954
>だからさ、「計画的か不可抗力かしかない」→「計画的とは言えない」→「だったら不可抗力」→「つまり責任無し」
てのが、リビジョニストの論旨であって、

何か勝手に論旨を押し進めているようだけど
「計画的かどうか」ということを問題にしているだけなんだよ。

なんか、計画性は重要ではない、と言いたいように見えるが。

まあしかし、計画性の有無にかかわらず責任は当然あるわけだが
連合軍の間接的関与も含めてね。
957世界@名無史さん:04/07/15 00:12
ホロコースト否定論は歴史学というよりは法廷弁論ですからね。

まず命題を決めて、それに合った証拠集めをし、論理的に逆の立場をとる相手方と
論争して、勝敗の審判を受けるというルーティーンでものを考えているのでしょう。
「計画的か不可抗力か、そのどちらかしかない」というのは要するに故意か過失か
ということで、こういうところにも擬似法廷論争的な性格が見てとれます。

法廷弁論的な方法が別に悪いわけではありませんが、それが歴史学とは違った
真理観にもとづいているということは認識しておく必要があると思います。つまりそこ
では論争に勝ったということが主張の正しさを担保しているわけで、論証の正しさ
それ自身を唯一の根拠とする弁証法的な諸科学とは状況が違うわけです。

そうした違いへの言及はどちらかというと月並みなことかもしれませんが、と同時に
うっかり忘れがちなことではないでしょうか。歴史学とホロコースト否定論の間の行き
違いの原因の一つは、そうした"うっかり"にあるのではないかと思いました。
958世界@名無史さん:04/07/15 00:12
ネオナチ厨と民主党信者の共通点

・自作自演の嵐
・他に追随を許さぬトンデモ理論
・ソースを出さずに反論
・他サイトのコピペ文でしか反論できない
・自分たちの都合のいい情報しか受け入れない
・偏向思想で「俺は中立」と主張する
・何でもいいからナチス(民主党)マンセー
・レス乱発でしか対抗できない
・マルチポスト
・無職
・童貞
・斜め上

その他多数
959943:04/07/15 00:20
>>947-952
諸々のレスありがとうございます。
スーダンの件や「構造説」、「ディアスポラ」といったものは、自分は始めて聞いたのでいろいろ参考になりました。機会をみて調べてみます。

>>949
>〜が疑わしいなら〜も疑わしい
いや、いまのところ自分はそこまで判断することには躊躇があります。
「確認できていること」と「そうでないこと」を丁寧に整理していきたいので、仮に「ガス室による大量殺戮は無かった」という結論に至ったとしても、その結論はそこでとどめたいです。
ただ、自分の得た情報では(決して多くないですし、大いに偏っていると思いますが)「ガス室による計画的大量殺戮の有無」に関しては「無かった」説が優位に見えます。

自分は「なにがあったのか」、「当時の人がそのことをどう評価し(感じ)ていたのか」に興味はありますが「誰が悪いのか」にはあまり興味はありません。また、各国政府等に対する「イメージによる性格付けからくる判断」も避けたいと思っています。

>>950
>歴史修正主義の路線ではなく、真に「ホロコーストの見直し」をはかるなら〜とか、そーゆーとこまで、再検討の射程に入れるべきと思います。

知らない言葉も入っていますが、自分にはたぶんこの目線が一番しっくり来るような気がします。(「責任」というとまた「誰がよくて誰が悪い」的な話になりそうでやや抵抗がありますが)
これは「歴史修正主義」と呼ばれる人たちの路線(?)とは異なるのですね?

あと「計画性」の問題に関しては、非常に重要だと思います。
しかし、「だったら不可抗力」→「責任なし」って責任論に行くのではなく、「では何が意図され、なにが行われたのか」とか、そっちのほうに興味があります。
960=950 ◆Co6ysa2NJI :04/07/15 01:15
>>959=943
>「責任」というとまた「誰がよくて誰が悪い」的な話になりそうでやや抵抗がありますが
そうですね。前のカキコでは、私がやっぱりハショッていたところですが。
細かく捕捉すると、何のどこまで責任があったと「当時みなされたか」「現在の観点から歴史学的にみるとどうか」というのは既にズレがあるんです。
ズレと言っても問題にならないほどのこともあれば、古代民主制の評価などのように大きなズレになることもあります

>これは「歴史修正主義」と呼ばれる人たちの路線(?)とは異なるのですね?
普通「歴史修正主義」と言われるのは、私に言わせれば直截に政治的な言説ですし、>>957氏が言ってられるような、疑似法廷弁論的な言説だと私も思います。

>「計画性」の問題に関しては、非常に重要だと思います。
これについても少し捕捉を。
ナチ政権は、ユダヤ系ドイツ国民の市民権(国籍)を、強権的に剥奪し、財産を没収した時点で、当時の人道的危機(≒ホロコースト)に関して統治責任ありと言わざるを得ません。
“ホロコースト”が「計画的な虐殺」に矮小限定化されると、その点が見失われます。

以下は、いわゆる構造説の主流的意見と言えるはずですが。
とりあえず、リビジョニストが何を言おうと、ずっと前から、学説として普通に言われています、というご紹介として。
いわゆる“虐殺”については、(一般的な通念と異なり)無計画性あるいは、妄想的政策の非現実性故に人道危機の拡大を招き、かつ、放置した点に統治責任上の問題があり、それは政体の構造的欠陥だった、と評価し得るだろう、ということです。
961世界@名無史さん:04/07/15 01:34
>>959
君は、ナチが行ったガス室によるユダヤ人の計画的大量殺人は、どうやら無かったように思えるのだね?(w

計画性の重要性とはなんだね?
計画性は無かったと言う事が重要なのかね?

どうやら君は「ナチにはユダヤ人大量虐殺の計画は無かったし、その手段も持っていなかった」と言いたいのだね。

君の様な人物を指して、社会一般では、ネオナチあるいはリヴィジョニストと呼ぶんだよ。
解ったかね?
962世界@名無史さん:04/07/15 01:42
「計画的に一民族を絶滅しようとした比類のない悪行であるから、スターリンやポルポトと比べて相対化することは許されない」
とか言ってたんだから、計画性が無かったのなら必然的にホロコーストの絶対化が不可能になる。
963943:04/07/15 03:15
>958
>960
よろしければ「歴史学的視点」というものはどういうものなのか簡潔にお教え願えませんでしょうか?

「現代史の難しさ」というのは容易に想像できます。なるほど、そのとおりです。

>ナチ政権は、ユダヤ系ドイツ国民の市民権(国籍)を、強権的に剥奪し、財産を没収した時点で、当時の人道的危機(≒ホロコースト)に関して統治責任ありと言わざるを得ません。

ですがこれでは米国における日系人の問題と同質ですよね?
とかってなるとまた別の方向に行くので、こうした指摘(責任論)は棚上げしたいです。

>“ホロコースト”が「計画的な虐殺」に矮小限定化されると、その点が見失われます。

「ホロコーストを矮小限定化」するとかでなくて、逆に言えば「ホロコースト」なんていう言葉は使わなくてぜんぜん構わないんです。定義が明瞭でないのならむしろ使いたくありません。

自分としては、「その時ドイツでなにが行われたのか」、「その時他国ではなにが行われたのか」、「それぞれの国の人々はそれらのことをどのように受け止めていたのか」、そうしたことを出来うる限り正確に丁寧に確認したいというだけです。

この問題を「善悪」や「責任」の問題と距離を置いて調査しているような研究者はいないのでしょうか?それは不可能なのでしょうか?
964=950 ◆Co6ysa2NJI :04/07/15 03:54
>>963=943
>「歴史学的視点」というものはどういうものなのか

まず、大雑把なところを言えば「当時のどういう社会関係・力学のうえで、どんな出来事がどんなメカニズムで派生したかを、現在の観点からできる限り公正に解明し再整理していこうと勤める」のが歴史学的視点です。
「社会関係・力学」、とか、「メカニズム」とか一言で言っても、実は、政治史とか、経済史とか、社会史とかで、重点の置き方は変わってきますけどね。

極端に簡略化して言えば、どんな責任があったか、までは歴史学も解明に関与しますけど、
では、その責任をどう償うか、みたいな話題は、もう、完全に実践政治の話題です、つまり歴史学的な話題ではない。

現在のイスラエル政権なりドイツ政権がどうこうで、だから捏造がどうこうとか言うのは、実践政治の話題で、歴史学的な話題ではない。
※そう簡単に割り切れないのが現代史、ってことでしょうすけどそこを、なんとかうまく腑分けしてくのが、歴史学的な視点だと思います。
※>〜指摘(責任論)は棚上げしたいです。――気持ちはわかるつもりですけど、そう簡単には回避もできないと思います

それから次は、多分社会史に偏った意見になると思うんですけど、

「ホロコースト」と概観される一連の事態について、
「ナチ政権」という主体が、どんなできごとにどの程度責任があるか」というのは、もちろん1つのポイントで。
社会史よりの偏見かもしれませんけど、意図性、計画性がある実行責任、って論理連関の追求を重視するのは、これは政治史的なんだと思います。

社会史的には、例えば「人種と民族を、意図的にか、意図せずにか曖昧に混同する言説を唱えつづけたナチ政権の無意識的偏向」みたいな面も問題にします。
もちろん、同様に偏向した言説は、ナチ政権だけにみられたものではなく、当時のドイツの各種学会にも在野にもあったし、他の諸国にもあった。
「ホロコースト≒当時の人道危機」に関しては、社会史的には、意図性-計画性-実行責任、ってもんだいの系と、無意識的偏向-言説責任、ってもんだいの系とのコンビネーションから、当時の社会生活の構造を再検討するはずですし。

そうした再検討を経て明らかにされる統治責任もあるだろうと、予想されます。
965=950 ◆Co6ysa2NJI :04/07/15 03:57
>>963=943
>この問題を「善悪」や「責任」の問題と距離を置いて調査しているような研究者はいないのでしょうか?
とりあえず、山川出版社から出てる、世界史リブレットの49『ナチズムの時代』を入手するといいです。
安価ですし、リブレット自体は、90ページしかないので。ノートをとりながら読んでも、根を詰めれば2,3日で読めると思います。
同書巻末に記載された参考文献を相互参照したり、参考文献の著者の関連書を追っていくといいでしょう。

>それは不可能なのでしょうか?
不可能とは断言できないでしょうけど。相当の困難はあると思います。

極論めきますけど。ソ連が崩壊する前と後では、ロシア史の学説だって変わらざるを得ないはずなんですよね。
直裁に政治的なことを除外してっても。歴史学ってそういう学問ですから。
それから、ホロコースト関連は、私の意見では、学際的に解明されるべき主題と思います。ここにも困難はあるでしょう。

>逆に言えば「ホロコースト」なんていう言葉は使わなくてぜんぜん構わないんです。定義が明瞭でないのならむしろ使いたくありません。
そこは、専門研究者に頑張ってもらわないと。
結局「ホロコースト」って用語を、学術用語として洗練させるにしろ、別の用語(=概念)をもってくるしろ、研究論文と研究論文を踏まえた議論を通じてしか、進みませんので。
この点からも困難が生じるのが、現代史なのでしょうね。
※古代史だと逆に「◎◎という用語は当時はどういう意味で使われていたのだろうか?」なんて点がすごく困難だったりしますけどね。
966世界@名無史さん
あんまり長いひとりごとはご遠慮ください。