□■ソ連が政治的・経済的に蹉跌した理由■□

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397世界@名無史さん:2009/05/02(土) 04:31:44 0
>>395
日本がまともな国でよかったじゃないか。 でおまえアカか? さっさと地上の楽園にかえれよw
398世界@名無史さん:2009/05/02(土) 04:33:46 P
いや、第三の道と言う言葉が言われなくなったのは、欧米の社民主義政党がすっかり中道化して、
それこそ「第三の道」そのままの政党になったからなんだが…。

まあ何言っても聞かないタイプの人だとは思うが、一応助言しておく。
399世界@名無史さん:2009/05/02(土) 05:13:56 0
>>397
>日本がまともな国でよかったじゃないか。 でおまえアカか? さっさと地上の楽園にかえれよw

赤が社民主義のシンボルカラーと知らない原理研は失せろ。
いや、日本人全員に土下座するのが先だな。

>>398
>いや、第三の道と言う言葉が言われなくなったのは、欧米の社民主義政党がすっかり中道化して、
>それこそ「第三の道」そのままの政党になったからなんだが…。
>まあ何言っても聞かないタイプの人だとは思うが、一応助言しておく。

嘘を書いた上で予防線に「まあ何言っても聞かないタイプの人だとは思うが」と付け加えるとはな。
そう書いておけば、こっちがどんなに反論しようが、あんたの嘘を本気にする人も出る。

>例えば、ビル・エモットは、現在の英国(およびその影響を受けたドイツ)では、
>誰もこの思想を話題にはしておらず、ブレア自身も政権の途中からこの言葉を使わなくなった、
>理由はそんな思想など元々存在しなかったからだ、と主張している。
>彼によれば、「第三の道」は左派政党が支持者に対して
>「右派の政策を採択することによって左派を裏切ろうとしているのではない」
>ことを説得する方便にすぎないからだとしている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%B8%89%E3%81%AE%E9%81%93
>政策を実行する上では有権者の強い支持を得ることができ、政権運営の役に立ったが、
>保守政権の政策を基本的に踏襲した政策の実情は
>ブッシュ政権の唱えた「思いやりのある保守主義」と呼ぶべきものであり、
>また、「第三の道」が新たな政治路線ではなく、
>「思いやりのある保守主義」であることに有権者が気づいたことも、
>2度連続して総選挙に大勝したブレアが辞任に追い込まれた理由の一つである、と主張している。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%B8%89%E3%81%AE%E9%81%93
400世界@名無史さん:2009/05/02(土) 05:20:13 0
で、こうやってソースつきで否定する見解を出すと、また下らない工作をやる。
ああだこうだと言い訳したり、誤魔化す為に話を逸らしたり。
一体、低脳原理研のお馬鹿さんは何回同じ間違いをすれば気が済むんだ?

第三の道路線なんぞ現実には大して広まっちゃいない。
この路線は主に、アメリカ民主党、イギリス労働党、シュレーダー時代のドイツ社民党で、
その他の欧州の社民政党は第三の道に染まっていたわけではない。
特に党首選で左派が勝ったフランス社会党は、右派の第三の道派と左派の社民派が対立し、
第三の道派が郵政だったが、サブプラ以降の流れの変化で形勢が逆転したところだ。

第三の道派(というより民主党のリベラル派だろう?)はこの期に及んでまだ嘘を吐くか?
それとも財界やら外資に雇われてネット工作してるお馬鹿さんの類か?
401世界@名無史さん:2009/05/02(土) 05:41:26 P
本気でこんなところでネット工作なるものが行われていると信じているのかw
工作員も暇だねえw
402世界@名無史さん:2009/05/02(土) 06:06:39 0
「民主党のリベラル派」って結構耳にするけど、何をする人たちなの?
「リベラル」ってのは前近代的因習に対して「自由」ってことだったんでしょ?
先進国で今時リベラルってのはどんな立ち位置なのかね。
それこそ「ネオリベラリズム」なんて用語さえあるのにさ。
403世界@名無史さん:2009/05/02(土) 11:19:55 0
>>393
集産主義とか官僚的権威主義とかいうのは単なる官僚による指導とは別物。

ソ連型社会主義、あるいは東アジアや中南米の軍事独裁政権みたいなもの
(日本では普通「開発独裁」とか言われてるもの)を指す。

社民主義は、少なくとも政治的な自由は認めるから、それらとは対立する存在だぞ。
逆に、自由主義を標榜していても、実態が官僚的権威主義に陥っている体制もある。
>>386にも市場経済化後の中国とか例で挙げてあるだろう。
404世界@名無史さん:2009/05/02(土) 18:30:31 0
>>402
>「民主党のリベラル派」って結構耳にするけど、何をする人たちなの?
>「リベラル」ってのは前近代的因習に対して「自由」ってことだったんでしょ?
>先進国で今時リベラルってのはどんな立ち位置なのかね。
>それこそ「ネオリベラリズム」なんて用語さえあるのにさ。

アメリカのような例外を除けば、リベラルは「ネオリベ」と同義だ。
本来、欧州では、リベラルは保守と社民の中間という位置づけになっている。

保守は、ネオリベ化して新保守と呼ばれるようになったので、
そのネオリベ新保守と、反ネオリベ社民との中間に、リベラルは位置している。
経済右派のネオリベであるが、政治的には左派というのがリベラル。
実際、民主党のリベラル派は、日本にもサッチャリズムが必要だと唱えていたし、
新自由主義改革熱の全盛期のリベラル派の言動はネオリベそのものだった。

まあ、要するに日本のリベラル派、特に菅氏はブレアと同じ立ち回りをしたわけ。

私達はネオリベではありません、左派です、欧州なら社民主義者ですと言いながら、
政策的にはネオリベを支持し、左派有権者にこれからはこの(ネオリベ)政策が必要だ、
これが新しい左派の政策だ、改革だ、と唱え、(ネオリベ)政策を左派有権者に浸透させる。
勿論、朝日ら左派メディア自体がその戦略を全面的に支援していたわけだけどね。
そうして左派有権者は騙され、ネオリベ政策やネオリベ改革を支持してしまった。
この手口は、ブレア労働党が有権者を欺くのに用いた手口と全く同じ。

そしてネオリベ改革と政策の結実として格差社会が表面化すると、
特に左派有権者に強烈な拒絶反応が出て、自分達が騙されていたのだと気付いた。

リベラル派が「私達はネオリベじゃありません」と言っても、信用しないことだ。

※リベラル派でも、旧社会党やそれに準ずる人達は社民主義者なので誤解なく。
 紛らわしいので社民主義者はリベラルでなく社民主義者だとはっきり言った方がいい。
 あと民社系の一部議員にも社民主義者がいる。
405世界@名無史さん:2009/05/02(土) 18:31:18 0
>>403
こういうスレは用語の使い方を意図的に誇張したり、
滅茶苦茶な事を書いたりする人が出るので、
どういう意味で使われてるのかよくわからんところがある。
そういう意味ならOK。
406世界@名無史さん:2009/05/02(土) 21:11:08 0
というか、政治的な主義主張などは板ちがいだし、スレもちがう。
いくら衆議院選挙が着そうなふいんきがあるとはいえ、板違いの、
日本政党批判や社民党イズムのオルグ活動はご遠慮いただきたい。

あくまでこのスレは、超大国だったソ連が、戦争などの外的要因なくして
自壊した理由の考察スレなので。

議論の結果、各国の共産党政権が自壊、あるいは路線転向した経緯の
解説は許容するとしても、現代の日本の政治的動向や、主観的な
政党批判にまで話題にするというのは些か蛇足気味に感じる。

禁止とまではいわないが、主観的な政治考察に拘り続けるなら、別の板で
どうぞ。
407世界@名無史さん:2009/05/03(日) 01:30:30 0
>>388,391
70年代に入るとソ連及び東欧のコメコン諸国が、西側市場を政治的イデオロギー
は別にして必要とせざるをえなくなった、という点にも注目すべきかと思う。
東側諸国の購買力だけでは市場としては小さすぎ、結局西側依存の経済運営を
行わざるをえなかった、と。その例がポーランドですな

ソ連の場合は西欧・東欧問わず一次産品の輸出がメインになってたみたいだけど、
最大の欠点はご承知の通り「価格変動が激しい」。よって海外市場への依存も
限界がある、と。
(東欧諸国とソ連との貿易が、第一次石油ショックを契機に東欧側の赤字に
転じることからも、一次産品がメインだったんだろうな、とわかる。ちなみに
資料出典は貝出昭編「コメコン諸国の経済発展と対外経済関係」(アジア経済研究所、
1988年)。

長文になって申し訳ない。
408世界@名無史さん:2009/05/03(日) 03:37:44 0
>>404
だから、今更「リベラル」を名乗ることに何の意義があるの?
「ネオ・コンサーバティヴ」が「新自由主義」を標榜してたのと「リベラリズム」を区別する意味がある?

「名前」じゃなくて「実態」で判別出来るようにしないの?
409世界@名無史さん:2009/05/03(日) 09:29:02 0
ソ連なんぞアメリカから大量に穀物輸入してたからな
410世界@名無史さん:2009/05/03(日) 23:16:10 0
>>406
ちょっと待ってね。じきに終わるから。
ただ、この問題ってソ連崩壊と直結してるんだけどね。
東側の消滅によってネオリベ勢の攻勢に抗えなくなった欧州社民勢が変質し、
自由主義化していったという話だから。
そして共産主義勢力からはイタリアの左翼民主党みたいな政党まで出た。
結局、左翼民主党は右側にぶれにぶれまくって民主党になったけど。
東欧諸国の旧共産党系は社民転換して政権取ってるとこもある。
ソ連が残っていたなら、欧州社民の異様な変質はなかったと思う。

>>408
新保守も第三の道リベラルも実態はどちらもネオリベだよ。
だからこそ菅は「第三の道をやる為にネオリベ改革が必要だ」と唱えていた。
ネオリベ改革が行われ、新自由主義的な格差社会が出現したその時に、
その是正策と登場するのが第三の道、というのが彼らの考え方だからさ。

ただ、世界金融システムの崩壊で英米が生み出した新自由主義時代は終わりでしょう。
すると、ネオリベ改革後の格差社会を出現の条件とする第三の道も一緒に歴史的使命を終える。
第三の道派は従来型の古い社民主義に吸収再統合されて消滅だろうね。
新保守も同じ。新自由主義時代が完全に幕引きになったら政界から姿を消す。
アメリカでも当初の予測通り順調にオバマ政権で社民主義への路線転換が進んでる。

社民主義者は、リベラルなんて名乗らず、社民主義者だとはっきり名乗るべき。
そうしてくれれば誰がネオリベで、誰が社民主義者なのか、鮮明になって判り易くなる。

>>409
それはフルシチョフ時代の農業政策の失策が原因だろう。
411世界@名無史さん:2009/05/04(月) 01:39:02 0
なんだか長文を書き込んでいる人がいるね。>>406が理解できないのかな?
このスレは「超大国だったソ連が、戦争などの外的要因なくして自壊した理由の考察スレ」
であって、
「超大国であったソ連が崩壊した後、欧州の左派政党がどう変わったかの考察スレ」
ではないと思うが。

それはともかく、経済的な「蹉跌」の理由としては、「ゴルバチョフ・ファクター」
というLSEのロシア研究者が書いた本に載ってたけど、ソ連だと誰も経済統計の本当の
数字を知らなかったんだよね。そりゃ計画以前の話だな、と妙に納得した覚えがある。

政治的「蹉跌」の理由としては、日本だとあまり注目されてないけど、1975のCSCEヘルシンキ
宣言の受諾も大きいかと。ヘルシンキ宣言で「人権・民主主義規範の受け入れ」を正式に認めちゃった
から、西側諸国がソ連に対して人権侵害行為を批判する正当性を与えてしまった。
ブレジネフがヘルシンキ宣言にある「内政不干渉原則」「戦後欧州の国境線の固定」に喜んじゃって、
西側がもぐりこませた「人権の尊重」を軽視してた。ここでソ連のミスが一つ。
もう一つのミスは、ヘルシンキ宣言に「再履行(Follow-up)会議)」入れたこと。
これによって、西側が人権批判を公に出来る環境を作ってしまった。

政治的な面で言うと、このヘルシンキ宣言が東欧革命の遠因になり、ひいてはソ連が
崩壊する一つの遠因になったといえるかと思う。

長文で申し訳ないが、政治的側面に光を当ててみた。
412世界@名無史さん:2009/05/04(月) 02:23:57 0
>>411
それってゴスプランなんかが「実際には達成してないノルマを達成してたことにしてた」とか、地方組織が同様の粉飾をしてたとかそういうこと?

ブレジネフが約20年も支配してたら腐敗も進んだだろうな。
それを是正しようと登場したのがハンガリーの改革を叩き潰したアンドロポフだってのも皮肉な巡り合わせ。
413世界@名無史さん:2009/05/04(月) 03:29:39 0
>>411
え?
406には

>禁止とまではいわないが

と書いてあるが?
駄目なら駄目で、スレ違いなので禁止とはっきり書けばいいじゃん。
406の書き方をして、書いたら「理解できないのかな?」はおかしいよ。
414世界@名無史さん:2009/05/04(月) 10:21:58 0
>>413
「禁止とまではいわないが、主観的な政治考察に拘り続けるなら、別の板で
どうぞ。」とあると思う。端的にいうと、「お察しください」でしょ。

では逆に問いたいのだが、>>410のどのあたりが
「ソ連が政治的・経済的に蹉跌した理由」にあたるのか。
これって「ソ連が政治的・経済的に蹉跌した結果」だと思う。

「あれは禁止」「これもダメ」って、一々禁止、なんてしていくほど我々は
子供かな?
415世界@名無史さん:2009/05/04(月) 10:26:24 0
>>412
端的にいうとそういうこと。ゴルバチョフの経済ブレーンが数字を調べよう
にも、極端な秘密主義や水増しなどで実態がわからなかったという。

その本には載ってないが、具体的な事件としてはウズベクの綿花事件とか、
ブレジネフ政権下で地方ボスが「マフィア」化しちゃって、その粛清に
アンドロポフが乗り出した。ブレジネフは地方ボスの忠誠の代わりに、地位を
保全、ていう封建制みたいなことしてたしね。
416世界@名無史さん:2009/05/04(月) 20:15:29 0
>>414
そういう言い方するから特定政党に都合の悪い話を禁じようとしてると誤解されるわけ。
どうせ数レス続けば自然に終わる話なんだし放置すればいいだけでしょうが。
もしも本当にそういう意図があるならそれはそれで問題だがね。
417世界@名無史さん:2009/05/04(月) 23:27:33 0
>>416
>どうせ数レス続けば自然に終わる話

俺の経験からして、この手の話は一旦始まると延々と続くんだけどな。
「なぜ〜敗れたのか?」の方のスレでも一時期、延々と民主党叩きが続いたし。
418410:2009/05/05(火) 00:40:01 0
>>417
もう410で書きたい事は書いたのでこれ以上引っ張る気はないからご安心を。
419414:2009/05/05(火) 01:01:23 0
>>416
正直、ここで切ろうかと思ったけどあんまりな書かれ方なんで、一応反論。
あのさ、>>411上段のどの辺りが「特定政党に都合の悪い話を禁じようとしてる」
と読めるのか不思議でしょうがないんだけど。

何でもかんでも「イデオロギー」に還元する見方って、どうかな。
学問の一番の敵は特定の立場に立って物事を解釈すること、だよ。
多分書き込んだのが貴方ではなくても、私は同じことを書いたね。

後、貴方にとっては「数レス」で終わる話かもしれない。でも、それって
スレタイと全く違う話を引っ張られてる他の住人のことを考えた?
その手の話って、この50レスさかのぼってみてても続いてて、数レスで
終わってないでしょ?
420世界@名無史さん:2009/05/05(火) 01:30:16 0
>>419
そのレスであなたの意図はよく判ったからもういいです。

>スレタイと全く違う話を引っ張られてる他の住人のことを考えた?

やっぱり特定政党に都合の悪い話を禁じようとしてただけなんですね。
もう特定政党などといわず「民主党に都合の悪い話」とはっきり書きましょうか。

あなたがどう思うか、という事と、他のスレ住人がどう思うかは別です。
あなたはスレ住人の一人に過ぎず、書き込んでいる側も、ロム専も、スレ住人なのですから。
自分の考えを補完・補強する目的で、あるいは自分の気に食わない言動を潰す目的で、
「他の住人のことを考えた」などと他人の話を持ち出すのはどうかな。
あなたはスレ住人の総意ではないのだから。

気付いてないだろうが、自分でない他のスレ住人の話まで勝手に持ち出した時点で、
あなたが「個人的に」「それほど強く特定政党批判を疎ましく感じていた」と読み取れる。
まあ、あなたは民主党支持者で、民主党批判の書き込みが嫌だった、という事なのだろう。

ここは不特定多数が書き込む掲示板。
ネチケット違反に当たらない内容まであなたに止める権利はありませんよ。
421世界@名無史さん:2009/05/05(火) 01:34:40 0
こういう言論弾圧みたいな行為が一番許せないんだよね。
新保守や第三の道に関する議論はスレから出た派生的議論に過ぎず、
それを止める権利など誰にもない。

特に特定の政党や思想の支持者が気に食わないという理由で
派生的議論をやめさせるなどは言語道断。
422世界@名無史さん:2009/05/05(火) 02:46:49 0
新保守や第三の道のレスが出たのは393だが、話の流れに沿って出てきたものでしかない。
394の様な反応の方がよほど不自然だ。
406は「日本政党批判や社民党イズムのオルグ活動はご遠慮いただきたい」と書いているが、
丁寧な書き方になっているだけで、レス394(397も同一人物だろう)と被るのはどういうことか?
これでは完全に薮蛇だな。

>386 :世界@名無史さん:2009/04/29(水) 12:35:15 0
>だからさ、非難すべきは自由主義でも社会主義でもなく、官僚的権威主義であり集産主義なんだよ。

>393 :世界@名無史さん:2009/05/02(土) 03:15:01 0
>>386
>全てを国が決める雁字搦めの極端な集散主義は論外だが、
>一切の集散主義を認めず、自由主義でやった結末がこの格差社会だろう。
>(以下略)

>394 :世界@名無史さん:2009/05/02(土) 03:39:44 0
>マジモンの真っ赤な人がオルグしにきたか 生きた恐竜みた気分だw

>395 :世界@名無史さん:2009/05/02(土) 04:01:26 0
>>394
>それが393へのレスなら「ネオリベ丸出し」なんだがな。
>(以下略)

>396 :世界@名無史さん:2009/05/02(土) 04:16:05 0
>ドイツ社民党はシュレーダーの新中道=第三の道を完全放棄して社民回帰を果たし、

>397 :世界@名無史さん:2009/05/02(土) 04:31:44 0
>>395
>日本がまともな国でよかったじゃないか。 でおまえアカか? さっさと地上の楽園にかえれよw
423世界@名無史さん:2009/05/06(水) 00:03:45 0
>>412
経済的要因に関しては、これまで触れられているので、政治的要因に関して
深くつっこみましょう。

ブレジネフ時代に腐敗が進んだ、というのは>>415で書いたとおり。ただ、ブレジネフ
時代末期はもう、ブレジネフ自身が的確な判断を下すことができなかったんじゃないかな?
だからこそ、侵略以外の何者でもなく、かつ西側や第三諸国まで敵に回しかねない
アフガン侵攻を決定したんですな。ポーランドにもヤルゼルスキーに圧力かけて、
戒厳令を出させてるし。この時代の外交を見てると、失点が相次いでいましたね。

で、何がいいたいかというと、西側との協力関係を元に経済を立て直す必要があったのに、
わざわざ西側の反発を買うことばかりしていた、と。ブレジネフ長期政権の弊害は
そういう面にも現れていたとみることができるでしょう。
424423:2009/05/06(水) 00:06:15 0
後、ブレジネフの外交的失点に関しては>>411下段で書いたとおり。
もっとも本人は「失点」どころか「ソ連外交の勝利」とばかりに、
ヘルシンキ宣言をブレジネフ憲法に入れてますが。
(このことが、ソ連の反体制運動に「法的正当性」を与えることになった)。
425世界@名無史さん:2009/05/06(水) 03:50:48 0
ヤルゼルスキってソ連の直接介入を避けるために敢えて戒厳令出したとか読んだな。
当時は評判悪かったけど、ハンガリーのヤーノシュ・カダル同様策士だったんだね。
426世界@名無史さん:2009/05/06(水) 21:09:06 0
>>425
ヤルゼルスキーの回想録にも出てるね。「大きな悪を防ぐための、小さな悪」
という表現で、戒厳令を述べてる。ヤルゼルスキーは「まず愛国者、ついで軍人、
最後に共産主義者」という形容がぴったりな人物ですな。

西欧各国なんかはそのヤルゼルスキーの考えがわかってたから、ポーランドへの
経済制裁に踏み切らなかった。評判で言うと、ヨーロッパだと概して悪くはないね。
今でもポーランドではワレサの悪口はきくけど、ヤルゼルスキーの悪口は
聞かないね。ワレサは大統領在任中に、豪邸を建ててるし。
427世界@名無史さん:2009/05/13(水) 06:16:18 0
ワレサってそんな人だったんだ。
大統領を辞任する羽目になった時に、彼の取り巻きや彼よりのマスコミは、
大統領は妻と多くの子供を養わなければならない、かわいそうと同情論が
あったような記憶もあるが、いわゆる労働組合貴族の手合いか。
同情の余地なしだな。
428世界@名無史さん:2009/05/13(水) 06:21:07 0
>>423
>ブレジネフ時代に腐敗が進んだ、というのは>>415で書いたとおり。ただ、ブレジネフ
時代末期はもう、ブレジネフ自身が的確な判断を下すことができなかったんじゃないかな?

社会主義政権の悪癖が垣間見えるな スターリン、毛沢東なども同様だが、東側の国々は
個人に権力が集中し、あたかもステロタイプな世襲制の王権、皇帝(国により差異はあるが)
の力量に依存せざるをえない「弱さ」と同質の弱点を内包してしまう。

キューバのカストロからラウルへの権力継承や、金王朝(と揶揄される朝鮮労働党政権、
チャウシェスクの一族支配にも共通することだが、スターリン独裁の悪夢が若干様相を
変えながらも、プレジネフ停滞期末期に現出してしまった格好だな。
429世界@名無史さん:2009/05/13(水) 12:11:30 0
>>427
ワレサは、権力の座に着くまではそんなこともなかったらしいけど、
権力の座についてから(連帯が政権を把握してから)がひどかった、とは聞くね。
ヤルゼルスキーを、大統領の座から追い落としたし。

隣国のハヴェルなんかは大統領になっても変わらずで、写真集まで未だに
出てる。(私もプラハで2冊買ったけど)。
ポーランドで聞いたけど「やっぱり出身の差かねえ(ワレサは労働者階級、
ヤルゼルスキーは貴族、ハヴェルは知識人階級)」とも言われてるね。

ちなみに、ハヴェルはプラハでの「Free Tibet」のデモの先頭に立ってたよ。
プラハ在住時に見たことある。


430世界@名無史さん:2009/05/13(水) 13:57:32 0
権力につくまでが聖人君子あるいは英雄なんてよくある話w
あのムカベや毛沢東も独立直後に亡くなっていれば、永遠に称えられたんだろうし・・・
ついこないだも隣国の元大領領のスキャンダルが明るみにでて大騒ぎになってる。
そういう意味ではどこも一緒だね。
まあ、政治家なんて皆腹に一物もっている連中ばかりだし、そんなもんだろうよw
431世界@名無史さん:2009/05/14(木) 03:13:23 0
東條英機にはそういう悪徳はなかったが、「無策無能」っていう最悪の性質がw
432世界@名無史さん:2009/05/15(金) 01:55:44 0
>>431
連隊長としてはそれなりに有能だったらしいけどね。
433世界@名無史さん:2009/05/15(金) 05:08:39 0
ヒトラーの伍長としては有能よりは上ジャンw
434世界@名無史さん:2009/05/16(土) 00:58:31 0
>>430
真面目に話を戻すと、問題は聖人君子じゃなくなった権力者を
辞めさせるメカニズムが東側にはなかったんだよね。
特にソ連だと、歴代の書記長・第一書記で、死亡以外でやめた権力者って、
78年の歴史の中でフルシチョフとゴルバチョフだけだね。
435世界@名無史さん:2009/05/17(日) 00:10:34 0
その辺は任期で縛るのが無難なんだろう。
アメリカ大統領の任期が2期8年なのは、善人の振りをしていられる限度がそのくらいだから
なんて話を聞いたことがある。
436世界@名無史さん:2009/05/17(日) 05:37:44 0
その限度を超えたのがFDRですね。
スターリンと意気投合したり、晩年はかなりイカレてたもんな。
437世界@名無史さん:2009/05/17(日) 17:49:18 0
話はずれるが、ただ西欧の指導者でも長期政権がいないわけじゃない。
オランダのルベルス(Ruud Lubbers)首相なんかは12年。スウェーデンの
エーランデル(Tage Erlander)首相に至っては1946年〜1969年の23年。

前に論文書いてて調べてるときに面白かったのが、サンマリノ外相が20年以上
してたんじゃなかったかな。冷戦終わってもまだ外相。たぶん辞任理由は
「本人が飽きた」だとは思うが。

となると、個人の資質云々もさることながら、システム上の問題もあるんだろうね。
438世界@名無史さん:2009/05/19(火) 05:53:01 0
>>437
新自由主義者が錦の御旗として崇め奉るサッチャー婆も11年間務めていたな。
おもえばあの婆の糞政策が遠因となって(正確には上辺だけサッチャーの政策を模倣した手法が)
80年代のソ連同様に世界の主要国を蝕んで、何億もの中間層を脱落させてしまった。
439世界@名無史さん:2009/05/20(水) 03:49:09 0
官僚同士が官僚のトップを選んで、それが国家の最高指導者になっちまうような体制が長持ちするわけがない。
ソ連で政治家と呼べるトップはレーニン、フルシチョフ、ゴルバチョフくらい。
廃人になって死んだレーニンと存命中に地位を失った二人。
フルシチョフとゴルバチョフが不遇の指導者だったのは党官僚(アパラチク・ノーメンクラツーラ)の既得権益に手を突っ込んだせい。
中共でも胡耀邦、趙紫陽がそれやって弾かれた。
ケ少平がこの二人を切ったのは結局支持基盤が党官僚だったから。
八老に陳雲や王震や彭真が入ってたので良く分かる。
440世界@名無史さん:2009/06/05(金) 01:33:00 0
>>439
久々に書き込んでみる。
確かにゴルバチョフは党官僚の既得権益にメスを入れようとしていたようだけど、
フルシチョフ・ゴルバチョフ失脚の理由をそれだけに矮小化するのはどうかな。

フルシチョフの場合は、7つの「K」が理由とはされてるよね。というか、軍部の
支持もえたブレジネフによる「宮廷クーデター」の色彩の方が大きいかも。
ゴルバチョフの場合は、民族問題によるソ連崩壊の方がはるかに大きいと思う。
国内政治レベルに落としても、エリツィンとの権力闘争に敗れた、という見方もできる。
エリツィンがあの当時、党官僚の支持を得ていたか、というと疑問だしね。

後、「共産主義・社会主義は・・・」のスレひどいね。
あの非学問的な論争(というかイデオロギー闘争)、見てて嫌になる。
441世界@名無史さん:2009/06/18(木) 02:20:24 0
>>437-8
挙げられてるのが皆、首相なのが面白い。

442世界@名無史さん:2009/08/28(金) 22:39:54 0
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|    | ( ./     /      `) ) ♪

人民とは、政変を渇望しつつ、また、恐れてもいるものだ。
byタキトゥス


443世界@名無史さん:2009/08/29(土) 01:14:12 O
ゴルビーってロシアじゃめちゃ嫌われてて、対照的に故エリツィンは尊敬されてるんだってな
444世界@名無史さん:2009/08/31(月) 22:26:12 0
ソ連は、チェルノブイリ事故で、ウクライナの穀倉地帯をパーにしてから、おかしくなったような

アフガン戦役のせいもあるけど
445世界@名無史さん:2009/09/02(水) 19:24:38 0
リビア(世界有数の産油国だが、穀物の90%を輸入に頼る)は、ウクライナから10万ヘクタールの農地を借りる交渉

http://mdcjbu.blog88.fc2.com/blog-date-200710.html
http://www.webtelevi.com/intkeizai.htm

)」「肥沃なウクライナ農地買収戦略で、先進国の中でも日本のほぼ敗退決定=せまる食料難」

http://infoindonesia.blog17.fc2.com/blog-entry-244.html
446世界@名無史さん
穀物輸出は欧州枠でいっぱいだし、農地はこれまた穀物メジャーにほとんど買収されてる
ウクライナ娘はバブルはじける前からぞろぞろ来てたわけですが
外パブのスラブ娘のほとんどはウクライナ、ベラルーシ。最近はロシア減ったからなー
あちらの人にしてみれば身体売らなくても酒飲んで話さえしてればカネ貰えるから万々歳だそうだ。
http://zrsr.blog44.fc2.com/blog-entry-15.html

世界有数の穀倉地帯ウクライナ。西部リビウの北20キロにある英国資本「ランドコム」の農場は、
黄色い菜種の花が地平線まで広がっていた。最新鋭のトラクターが畑を耕し、肥料を積んだトラックが農道を行き交う。

 リチャード・スピンクス社長(41)は「農地を借り上げ、大規模化している」と話す。
これまで6万7000ヘクタールを取得、35万ヘクタールまで拡大を目指す。

 社会主義体制崩壊で、旧ソ連圏の農業の主体は公営農場から零細農家に変わった。
だが、資金不足で大型機械を導入できないため生産性が低い。
国連食糧農業機関(FAO)によると、ウクライナは年1億トンの小麦生産能力があるが、
現状は約3500万トン。潜在性の高さに目をつけた資本が、いま、大量に流れ込んでいる。
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/d/20080605