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世界@名無史さん:
見直し論の学者たちは何も,強制収容所が無かったとか、ユダヤ人が一人も死んでいない
とか、そういう馬鹿げた事を主張している訳ではない。
そうではなく見直し論者は,ドイツにはヨーロッパ在住のユダヤ人を絶滅する計画など
無かったこと,そしてガス室での大量殺戮など科学的にあり得ないこと,そして戦時中に600万人の
ユダヤ人が死んだというのは無責任な誇張であることを,多くの科学的、歴史学的な証拠を
添えて示そうとしているのである。
要約すれば,見直し論者の主張は以下のようになる。
1) ユダヤ人ホローストは人類の歴史上、数あるホロコーストの一つにすぎず、
そうしたホロコーストは第二次世界大戦後の世界にすら、多く存在したのである。
2) ドイツ人によるユダヤ人絶滅の試みなど無かった。
ユダヤ人絶滅という政策があったとすれば、第三帝国が支配する地域には、ユダヤ人は
全く、あるいは、ほとんど居なくなるはずである。
しかし、実際には移送されたその多くは外国人か、身分を証明できなかった不審者であった。
もしも絶滅政策が存在したとすれば、「収容所からの帰還者」も存在しないし、
戦後のドイツ軍占領地における数百万ものユダヤ系住民の存在の確認も出来ないはずである。
3) ホロコースト記念館などで主張されている死者500〜600万人という数字はあまりに大きすぎ,
実際に収容所で病死したユダヤ人収容者たちは30万〜50万、それ以外に戦争中に収容所とは
無関係のさまざまな要因で死亡したユダヤ人は多くとも50万程度であり、どんなに多く見積もっても
その合計が100万を超えることは無い。
4) 第二次世界大戦は,その当事者全員にとって前代未聞の大量殺戮の場であった。
それはユダヤ人だけに限られず,ユダヤ人収容者の死亡者数はその全体の
僅か1パーセントにすら満たない数字である。