1 :
ナポレオン ◆vYVYAtFe0o :
ディオン・カッシウスを国原吉之助の訳で読みたい
ニキタス・ホニアティスを井上浩一の訳で読みたい
『パリ一市民』の日記を堀越孝一の訳で読みたい
『フロワサール年代記』を堀越孝一の訳で読みたい
『トルボ・ノール』を田中克彦の訳で読みたい
…などなど、邦訳希望の一次史料をあげていきましょう。
誰に訳してほしいかとか、
この訳者さんはどうだとかああだとかいう月旦も歓迎。
ニケフォロス2世「戦術書」
レオ・アフリカヌス「アフリカ誌」
「カノ年代記」
「キルワ年代誌」
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~
マヤとアステカのコディセ全部とテスココ史
5 :
世界@名無史さん:04/01/19 21:07
アンナ・コムネナ「アレクシオス1世伝」
英訳は出てるのが多いな。
7 :
ty270410:04/01/19 21:19
ティゼンガウゼン『金帳汗国史料集』1および2.
『ロシアのニコン年代記』
8 :
ty270410:04/01/19 21:20
>>7 忘れていました!もう一つ
『高貴系図』(ムイッズ・アンサーブ)
9 :
ナポレオン ◆vYVYAtFe0o :04/01/20 23:23
もうないのかよ!
第三帝国の欧州支配史料集『鉤十字下の欧州』シリーズ
10 :
世界@名無史さん:04/01/20 23:38
アラーゥ=ッディーン・アター=マリク・ジュヴァイニー『世界征服者史』
シハーブ=ッディーン・アブド=ッラーフ・シャラフ・シーラーズィー『地域の分割と歳月の推移』
流麗な文語訳とかで(w
ラシードゥッディーン・ファドゥルッラー『集史』
رشيد الدين فضل الله جامع التواريخ
アラビア語文献は膨大な手つかずの資料が残ってるそうだからな…。
マウリッツ公の教書とかも直接読みたいなぁ〜。
じゃオーソドックスなところで
タバリーの年代記
14 :
世界@名無史さん:04/01/20 23:58
マスウーディー、タバリー、イブン・アル=アスィール
タバリーが出たから、イブン・アル=アスィールの『完史』
誰の訳で、とかはどうです?
ソーマデーヴァの『カターサリットサーガラ』をお世話になった○○
先生の訳で。
釈円鑑の「東征頌」です。(元寇のときの、高麗軍の様子)
「鼓ヘイ巨浸に轟き、旌旆長雲を払う。驍勇皆死に趨き、英雄競いて勲を立てんとす」
わかりやすい日本語にしたください。
「世界史」ポリュビオス 全40巻の完訳
「年代記」タキトウス 全16巻の完訳
「ローマ建国史」リヴィウス 全142巻の完訳
>>19 無理じゃんw
そういや2年位前にポリュビオスの翻訳が出るような話があったと
思ったんですが…、どうなったかな?
俺はギリシア・ローマの古典はLoebで読むのがいいな。
22 :
世界@名無史さん:04/01/21 16:01
元史の日本語訳ってあったっけ?
あれだけモンゴル語、トルコ語、ペルシア語、アラビア語etc.の非漢語の人名、
地名、用語、術語の類が頻出する文献は、他の正史の訳注のようにはいかんだろうな。
少なくとも、普通に中国だけ研究をやってる人間にはムリだな。
24 :
ty270410:04/01/21 21:28
イブン・ハルドゥーンの『歴史』
序説は日本語訳が出ているが,各国史の文の訳がみたい.
ヨーロッパ興起前夜,15世紀のアラビアの碩学が見た
各国の歴史はどうだったのか?
ティゼンガウゼンがキプチャク汗国関連事項を抜き出して
ロシア語訳しているときくが,意外な史実が述べられている
ようである.
序説は森本先生が訳しておられたが,各国史は家島先生ほか
何人かで訳していただければ・・・・・
プリニウス「博物誌」
>>24 マグリブ史の部分はW.M.de Slaneによるフランス語訳があったと思いますが。
それにアラビア語原典の末尾にはイブン・ハルドゥーンの『自叙伝』があったと思います。
そりは邦訳出てる。
28 :
世界@名無史さん:04/01/21 21:49
つーかイブン・ハルドゥーンの歴史本編はあまり評価高くないよね。
あ、27はプリニウスの話ね。
30 :
ty270410:04/01/22 00:38
>>10 『世界征服者の歴史』と
>>11 『集史』のモンゴル史とは
英訳が出ていますね!
『集史』の各国史の部分はどんな構成でしょうね!
>>28 そうですか!評価が高くないですか!
でも,キプチャク汗国に関する部分は,他の史料が
ほとんどなく,同時史料として有用だと思います.
31 :
世界@名無史さん:04/01/22 17:20
アルタン・トプチはモンゴル語・中国語対照版出てたっけ?
ベルリンの連邦文書館史料、だれか全部日本語に訳してくれ。
>31
"Altan Tobci"『蒙古黄金史』はモンゴル語、漢語訳出てます。チベット語でも出てた
と思います。本棚にはオイラートモンゴル語(トド文字)の"Altan Tobci"が15年以上寝
てます。
"Xoxe Sodar"『青冊』も日本語訳が欲しいところ。
34 :
ty270410:04/01/22 21:35
>>33 『青冊』は同感です.
長沢和俊先生のネパール紀行を書いた新書で見た
記憶がありますが,『ダライラマ5世年代記』と
いう本にネパールのマッラ王朝について書いてある
という記事があったように思います.
もし,そうなら日本語で読みたいですね!
(テベット語は読めませんので・・・・)
>>1 「一次史料」じゃなくて、単純に「文献」だろが・・
調べる対象によって、その史料が一次か二次か決定するわけで、
ある場合には一次のものが、別の時には二次になりうる。
『スウェーデン王国式戦術』トロウピッツ.
「武経総要」
38 :
世界@名無史さん:04/02/29 18:38
神聖ローマ皇帝ジギスムントの側近のEberhart Windeckeが書いたジギスムント伝を読んでみたくなったニャ。
39 :
世界@名無史さん:04/02/29 19:03
「コンスタンチノープル征服記」があるのにニケタスの「ビザンツ帝国史」がないのは不当だろう。
プセルロスやアンナ・コムネナじゃないのか。
回想録 Fユスポフ 和訳されて欲しいな。
他力本願スレだなあ。
とりあえず二十四史ぜんぶ。
って、よく考えたら二次史料か。
ダフィ教授のフリードリヒ大王のがキボン
44 :
世界@名無史さん:04/03/28 22:23
桓檀古記
>元史の日本語訳ってあったっけ?
小林高四郎の部分訳(明徳出版社『元史』)ならある。
部分訳といっても耶律楚材伝・ムカリ伝・郭宝玉伝(郭侃の親父)など
結構面白い部分が訳して有るし、名訳なのでよむべし!
なお、小林先生はうるさ型の杉山正明も実力を認めた
多言語文献を扱われる大学者です。
46 :
世界@名無史さん:04/04/01 00:40
南方熊楠クラスのモンスター的超人でもない限り、
モンゴル史関係は、個人でやるのは無理だろうな。
各言語・民族の専門家が集まってプロジェクトを組む必要があるだろう。
47 :
第20軍団兵:04/04/01 01:01
「水道論」フロンティヌス
「建築論考」は訳されているのに...
フロンティヌス「ローマの水道について」(古代のローマ水道 原書房所収)(1987)
49 :
第20軍団兵:04/04/07 07:12
>48
日本語訳あったとは知らなかったです(水道論で探していた...)。ありがとうございました。多謝
>>17 「カターサリットサーガラ」は大分昔に岩本裕さんの訳で4冊本が出てます。
まあ今じゃ絶版でしょうけど。
叔父が持ってて小学生時分に借りて読んだ記憶があります。多分どっかに今も
埋もれてるはず。バッツァとかコーシャンピーとかゆう地名が脳細胞にずっと
こびりついてます。
↑岩波文庫です
>>33 「蒙古黄金史」は戦前に小林高四郎さんのが生活社から出てたと記憶します。
これもうちのどこかに眠ってるはず。
54 :
世界@名無史さん:04/04/08 02:03
謝承の「後漢書」
55 :
世界@名無史さん:04/04/08 02:06
56 :
世界@名無史さん:04/04/13 01:23
契丹古伝
プロコピオスの書いたもの読んでみたい。
特に「秘史」は面白そう。
(私が知らないだけですでに翻訳あったらごめん。)
「元朝秘史」は岩波文庫に小澤重男さんの訳した2冊本が入ってます。
これには巻末に漢訳本の影印が付録されています。
「集史」は支那語の読める方はロシヤ語からの重訳が商務印書館から4冊本で
出てます。固有名詞は原文の綴りがフットノートに注されていて、人名・族名・
地名の索引も各冊ごとに付いていて便利です。(ただしロシヤ語)
あちらではなぜか「史集」というタイトルに拘ってるので要注意です。
敦煌文書
>>31,33
アルタントプチは「漢譯蒙古黄金史綱」(内蒙古人民出版社刊)には漢訳部分の
後ろにモンゴル語原文(トドではない)が付いてます。また付録として「蒙古家譜」
別名「蒙古博爾濟吉忒氏族譜」も収められてます。
二十四史とか通典、
官職部分だけでいいです。
63 :
第20軍団兵:04/05/14 23:57
もうないのかな?age
シャルロット・ロベスピエール(妹)の回想録
ル・バ夫人の回想録
誰か訳して、マジデ(泣)
原文だけでも手に入れたい
65 :
ty270410:04/06/16 23:32
一次史料というと難しいですね!
史籍ということならば「ロシアの年代記」など
甲骨文字
67 :
世界@名無史さん:04/07/25 18:15
二十四史でも前四史じゃなくて、『宋史』や『明史』がほしい。
あと、『資治通鑑』も。
68 :
世界@名無史さん:04/08/23 12:19
age
ネルチンスク条約、清国側正文
70 :
世界@名無史さん:04/08/23 22:24
>>67 『資治通鑑』は戦前には翻訳は出ていたのだが…。
「イバルの書」が欲しい
71 :
ty270410:04/08/23 22:49
72 :
犬童知遠 ◆tmc8JAPANo :04/08/24 04:57
《晋書》と《資治通鑑》の邦訳はマジで欲しい。特に後者。
あと、《続資治通鑑長編》と《明実録》の邦訳もホスィ・・・。
茅元儀「武備誌」
74 :
世界@名無史さん:04/08/26 19:35
ユリアヌス帝の瞑想録
75 :
世界@名無史さん:04/09/23 09:34:30
age
イブン・イスハークとかワーキディーの『マガーズィーの書』も邦訳が出てほしいところ。
バラーズリーの『諸国征服史』の邦訳は完結したので今一歩出版に漕ぎ着けてくれたら〜
77 :
世界@名無史さん:04/10/14 17:54:21
『エリュトラー海航海誌』
日本語訳本出てたことあるって話なんだよど、再版キボンヌ。
>>77 1993年に中公文庫に入ったから、探せばあるんじゃね?
聖書外伝ともいえるナグ・ハマディ文書。
80 :
世界@名無史さん:04/11/07 20:40:47
ライン同盟の条文全訳が欲しい。
ナグ・ハマディ文書は、荒井献たちの翻訳がでてんじゃん。
読む気もないくせに、挙げるなっつーの。
ナーカル粘土板文書w
83 :
世界@名無史さん:04/12/10 00:16:24
age
84 :
世界@名無史さん:04/12/10 06:28:44
85 :
世界@名無史さん:04/12/11 11:37:31
>>64 原典があったら死ぬ気で訳そうかな、と思うけど原典が手に入らない。
(フランス語初心者には無理?)
86 :
世界@名無史さん:04/12/11 11:46:14
訳で読むな !
自分で訳してこそ歴史の醍醐味 !
87 :
世界@名無史さん:04/12/11 12:52:46
一般人にムチャ言うな!
英訳ぐらい嫁よ。
独訳ぐらい嫁よ。
伊訳ぐらい嫁よ。
仏訳ぐらい嫁よ。
西訳ぐらい嫁よ。
露訳ぐらい嫁よ。
瑞訳ぐらい嫁よ。
希訳ぐらい嫁よ。
洪訳ぐらい嫁よ。
葡訳ぐらい嫁よ。
蘭訳ぐらい嫁よ。
波訳ぐらい嫁よ。
勃訳ぐらい嫁よ。
101 :
世界@名無史さん:04/12/12 03:24:40
じゃあ、ササン朝の「マーティガーン・イ・ハザール・ダータスターン」
原版はパフレヴュー文字だけど、これを嫁と。
102 :
世界@名無史さん:04/12/12 09:32:32
はい。
103 :
世界@名無史さん:04/12/12 17:39:43
英訳でも一般人には無理。
104 :
世界@名無史さん:04/12/12 18:01:14
>>103 外国語に堪能じゃなければ、
世界史をやる意味がない。
現代仮名遣いの日本語だけで全部読める
「戦後日本史」とかに興味を移した方がいいよ。
105 :
世界@名無史さん:04/12/12 18:04:55
と、低学歴が申しております。
106 :
世界@名無史さん:04/12/12 18:06:42
と、低学歴が申しております。
107 :
世界@名無史さん:04/12/12 18:07:26
と、低学歴が申しております。
108 :
世界@名無史さん:04/12/12 18:07:47
と、低学歴が申しております。
>>104 始めっから外国語に堪能な人間なんぞそうおらん
好奇心が高まれば辞書を使うのが苦労でなくなる
マトモな師を得られれば文法が理解できるようになる
104って低学歴なの?
111 :
世界@名無史さん:04/12/12 18:09:11
110って低学歴なの?
112 :
世界@名無史さん:04/12/12 18:09:59
113 :
世界@名無史さん:04/12/12 18:10:32
114 :
世界@名無史さん:04/12/12 18:10:37
115 :
世界@名無史さん:04/12/12 18:10:44
俺は大学院を出てない。
よって低学歴さ(*^ー゚)
横レスだが、外国語に堪能じゃなければ、世界史をやる意味がない
ってどういう極論だよ…。
お前はどこの百姓だ?
というわけでもっと県下しる
↓
117 :
世界@名無史さん:04/12/12 18:11:55
人人人
/ \ ___________________
/ .# /=ヽ \ /
| ・ ・ | < 煽り・荒らしがこねーと伸びねーのか?このスレは!!
| )●( | \___________________
\ ー ノ
\____/. .||
/ \ .||| ゴン!!
./ /\. / ̄\ |||| .' , ..
_| ̄ ̄ \ / /\ \从// ・;`.∴ '
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\__)< ,:;・,‘
||\ \ ’ .' , ..
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ||. ||.
いえいえドクター取らなかったから低学歴です(*^ー゚)
119 :
世界@名無史さん:04/12/12 18:18:33
お前コンプレックス持ちすぎ。
120 :
世界@名無史さん:04/12/12 18:21:34
いえいえ外務省に入れなかったから職業人として失格です(*^ー゚)
104って何時までファビョルの?
122 :
世界@名無史さん:04/12/12 18:24:14
105って何時までファビョルの?
いや105じゃないけど、まあいいや。
がんばって。
124 :
世界@名無史さん:04/12/12 19:06:06
>>121 104じゃないけど、まあいいや。
がんばって。
リシュリューの政治的遺書が読みたーい。
126 :
世界@名無史さん:04/12/12 19:15:32
127 :
世界@名無史さん:04/12/12 19:32:48
てゆーかな、てめーら、てめーの読みてえものを他人に
訳させようという考えが舐めてんだよヴォゲ!
横着すんな!
128 :
世界@名無史さん:04/12/12 20:01:49
つーか、一般人に何を求めてるんだ?
勘違いしすぎのキモイ史学科生が多すぎ。
129 :
世界@名無史さん:04/12/12 21:36:58
>>109 つーっか、「世界史をやる」という意味次第だと思うが。
学部以上(高校ではない、という意味)で専攻するなら、そりゃ外国語は必要だろう。
これと比べて一般人が趣味で読む分には、日本語があった方が、そりゃ便利だろう。
あと、最近の一般人は、啓蒙書のあと、専門書に進むより、
史料を直接読みたい傾向が増えてきているんじゃないのかな?
専門書は、過去の研究や論文を踏まえて読まないと、あまり面白く読めなかったり
するが、史料は、その点、読み物として読めるからねぇ。
翻訳史料は一般人向けだと思うし、研究者の活動資金集めにもなるんじゃないかな。
>101
パフラヴィー文字は西方アラム文字系でも最悪に読み難い部類の文字体系なので
イランあたりの中期イラン語やってる大学者でもないかぎり読み通すことすら無理に近いですな(w
>『千の審判の書』
131 :
世界@名無史さん:04/12/12 22:35:30
たしかに、こういった本(これも一次史料だな)は翻訳で読むほうが生産的
だし速い。
スミス『国富論』
エンゲルス『イギリスにおける労働者階級の状態』
マルクス『資本論』
レーニン『ロシアにおける資本主義の発展』
レーニン『帝国主義論』
132 :
世界@名無史さん:04/12/12 22:39:40
>>129 だから外国語の出来ない奴は世界史やる必要はないんだよ
正直そういう自意識過剰な奴は大嫌いだ
能力が低い奴ほど大きな顔をしてるのが実情
133 :
世界@名無史さん:04/12/12 22:44:47
>>132 俺は素人で、歴史は単なる趣味だが、いちいち古代ギリシア語だのラテン語だのを勉強する暇はない。
当然、日本語で読む事になるが、何か悪いかね?
それとも、俺には歴史書を読む資格が無いとでも?
134 :
世界@名無史さん:04/12/12 22:49:11
>>133 別に趣味ならいんじゃない?
だが翻訳だけを読んでも意味はないな
読書好きの域を出ないし、歴史は語れん
語れないものを必死でやる意味はあるか?
135 :
133:04/12/12 22:51:22
>>134 別に語らないし、必死でやってもいない。
単なる読書好きだ。
そういう俺には、訳が無いと困る。
136 :
世界@名無史さん:04/12/12 22:53:52
だから外国語を操る能力がないなら戦後日本史でもやれば?
その方が少しは報われると思うが
>136
戦後日本史でも昭和30年代くらいまでの文章なら旧かな旧漢字で読めないとか言うヤシも
いるのでは?
138 :
133:04/12/12 23:00:40
139 :
世界@名無史さん:04/12/12 23:00:49
一昔前なら、西洋史では、英語、独語、仏語は基本的にどれか1つは、
絶対必要だったろう。論文がこれらのどれかでかかれているから。
それに+して研究対象の史料の言語。
しかし、今は独語、仏語の影響力は落ちてきているんじゃないのかな?
特にインターネットの発達が、インターナショナル英語」なるものを生み出してきてからは。
今後は西洋史については英語+対象史料言語、だけで住むかも。
ところで、俺は一般人だが、このスレはもともと、一般人向けのスレなんじゃないの?
そこに132氏のように「必要うんぬん」を主張すること自体、ちょっと見えていないというか、
もし、132氏が史学科の学生が、専門家なのであれば、語学ができたところで、別の意味で
流れが読めないことは、世界史をやる上でマイナスをなるよーに思う。
109氏はよほど外国語に堪能とみえるが、少し自信過剰だな。
趣味の分野までうるさく言うこともないのに。
日本語で翻訳されたものだけ読むのもいいけど、原書に当るのも必要かも。
自分自身学生時代のラテン語の授業で『ガリア戦記』を読まされて辞書を片手に
ひいこら言いながら一文一文を読んだけど、その時は辛いとしか思わなかった。
しかし、修了してから『ガリア戦記』の翻訳を岩波文庫で読んでいると、ラテン語
で読んだ原文が思い浮かび、「ああ、この文章はこうだったなあ。」と感慨にふけり
再びラテン語の原書に当るとラテン語の響きだとか描写だとか学生時代には感じなかっ
たものを味わうことができた。
日本語の翻訳だけではこの感覚は味わえませんね。
特に古い文献は韻文や詩を多用しているので日本語訳ではその部分が台無しになること
はよくあります。
アリ=シェイ=ネヴァーイなんてのも対訳で読みたいですね。
俺は外語大生だが、こういうやつが外語大に多いと批判が大量発生してます。
もうしわけありません。
143 :
世界@名無史さん:04/12/12 23:34:00
万葉集を英語で読んでる奴なんて信じられない
趣味か何かしらんが、勝手にやってろという感じだ
144 :
133:04/12/12 23:37:58
>>141 ちなみに、現代英語の本は、原書で読んでるものもある。
だから、そういうのはわかるし、羨ましい。
>>143 いかにも、勝手にやらせてもらう。何故あなたに許しを得なければならない?
145 :
世界@名無史さん:04/12/12 23:53:45
>>143 これはわかりやすい例だね。
以前ハドリアヌスの回想の、訳者あとがきで、多田智満子さんが、
ハドリアヌスの晩年の詩の訳の解釈について、一般的な訳と個人として好きな訳について
少し触れていた。そういう解説がないと、詩一つにしても、深まらないとは思う。
しかし、といってもイーリアスやマルティアヌス(ちょっと傾向が全然違うが)を現代日本語訳で
読んだからといって、まったく意味がないとは思えない。
万葉集を英語訳で読んでも、恐らく防人人の心はわかるだろう。
きっと、ハドリアン・ウォールのあたりで、警備にあたっていた国境守備兵と同じようなものだったのね。
と英語読者は思うかもしれないし、それでいいのでは?
ただ詩は難しいよね。リズムもあるし。現代のロックを、音楽なしで、
翻訳文で、歌詞だけ読む感覚に近いのだろう。
でも日本書紀みたいな文章なら、翻訳でも、エッセンスはかなりつたわる筈。
海音寺潮五郎訳の『詩経』は秀逸だった。
書き下し文と海音寺調の日本語訳が二段組になっていて、どちらでも楽しめる。
目加田誠氏の高尚な日本語訳や白川静氏の呪術的なおどろおどろしい訳とは違い
ヒジョーに軽妙洒脱。
書き下し文があることで原文の妙味も大きく損なわれることは無くヒジョーに
良かった。
歴史的事象だけを見るならば日本語訳だけでも良いかもしれないが、原文を対照
できるだけでも味わいは全く違う。
本格的に研究するなら原典からしっかり読む必要はあるかも知れないが、趣味で
読むなら単なる翻訳より対訳がいいと思う。
147 :
世界@名無史さん:04/12/13 01:55:43
無知が読んだ気になって大きな顔をするから
外国語が出来ない奴は素直に現代史やってくれって感じだよ
>>141 失礼ながらアリ=シェイ=ネヴァーイって初めて聞きますがインドの詩人ですか?(汗
>148
15世紀チャガタイ=トルコの文学者です。
アラビア語、ペルシャ語、トルコ語を織り交ぜた詩や散文を残していて、トルコ語
やロシア語で翻訳が出ています。
現代のトルコ人でも読むのが難しく詩に出てくる語彙集と解説が詩本文より長いと
言う代物。
これまたひいこら言いながらオスマン=トルコ語の辞書を引き引き数ページ読みまし
たが、とても楽しめるまでは読みこなせませんでした。
ロシア語訳は非常に無骨な訳ですし・・・。
>>149 ああ! ミール・アリー・シール・ナヴァーイーのことでしたか(汗
バーブルと並ぶ、チャガタイ語文学を実質的に確率した政治家で大文学者ですね。
旧ソ連がナヴァーイーの作品集をけっこう出してるそうですが、トルコ語やロシア語の翻訳本をお持ちなんですか。
オスマン語は最近大学書林から文法書が出たので身近になった感じがしますが、
詩となるとどの言語でも勝手が違うの読んで意味をくみ取ろうとすると手こずりますね。(汗
詩独特の言い回しや単語の省略法とか出てくるともう・・!
翻訳にたよるよりも校訂本と文法書とをにらめっこしつつ翻訳の解説を参照しながら韻律を楽しむとかの方が良いかも知れません。
ティムール朝のころは美麗な修飾を多用した文章を作るのがメジャーでシャーナーメとかスーフィーの神秘主義思想を知っておかないとなかなか理解が難しいそうですね。
幸いバーブル・ナーマにもバーブル自身の詩がいくつか載せられてますが、やはりナヴァーイーの詩は技巧を凝らしたものなんでしょうか?
なんつーか一次史料と二次史料の意味も分かってないのに
外国語を無条件に強要するあたりがもう見てらんない
152 :
世界@名無史さん:04/12/13 11:17:00
153 :
世界@名無史さん:04/12/13 13:58:17
フランス革命の資料。なんでもいいからとにかく訳してくれ。
マリア・テレジアとマリー・アントワネットの書簡集しかないじゃないか!
おまけにマリア・テレジアは革命のずっと前に死んでるし。
154 :
世界@名無史さん:04/12/13 14:04:24
人に頼まないで自分でやれ!
155 :
世界@名無史さん:04/12/13 14:15:34
>>154 フランス語忘れちゃった。
それに、ここは「日本語で読みたい一次史料 誰か訳して」スレでしょ。
156 :
世界@名無史さん:04/12/13 14:25:39
杉田玄白さん、出番ですよー
158 :
世界@名無史さん:04/12/13 15:11:01
「韓国は日本人がつくった ―朝鮮総督府の隠された真実―」 黄文雄 2002年
徳間書店 「日帝」以前のソウルは世界一不潔な都市
…首都ソウルでさえ非常に不潔であった。当時の洋夷(西洋人)の目からみ
ても、日本人からみても、日清戦争前のソウルは、世界一不潔な都市だった
という。細井肇(朝日新聞記者・自由討究社創立)の「漢城の風雲と名士」
(「政治史」第77巻、ペリカン社、豚犬的生活5)にある記述は比較的わ
かりやすいだろう。
『韓国内地を旅行すれば、路傍や街路中に累々たる黄金の花が場所も嫌わず
狼藉と咲き乱れて居て、足の踏み場もなく潔癖者は一見その不潔と臭気に驚
くのだ…。現に、この国の中央都会の地たる京城の如き、一名を真の帝都と
緯号(あだな)されて居る程で、至る処人糞或いは牛馬糞を見ざる無で、
紛々たる臭気は鼻を襲ひ眼を顰(ひそ)めぬ者とてはない。そこで京城市内
を流れて居る川の如き各戸より、排泄する糞尿を混じ、その水は一種の黄色
を帯び、ドロドロとなって居るなど、実に眼もあてられぬ光景で、洗濯など
に遣って居る。なんと鼻持ちならぬ咄(はなし)ではないか。毎年夏期にな
ると伝染病が流行し、その伝染病に罹(かか)る患者の多くは韓人で、非常
なる大流行を極め何千人を驚かすは珍しくない……』
氏は、京城の糞は煙管(キセル)、虱(しらみ)、妓生(キ−セン)、虎、
豚、蝿などとともに、韓国の七大名物として取り上げている。また、韓国の
首都ソウルでもこの有り様なのだから「世界一の糞の国」だと称し、その糞
を処理するのは犬と豚であるとも言っている。
___
く/',二二ヽ>
|l |ノノイハ))
|l |リ゚ ー゚ノl| そういえば19世紀に朝鮮を訪れた英国人の女性の
ノl_|(l_介」).| イザベラ・バードもとんでもなく不潔と言っていたですぅ
≦ノ`ヽノヘ≧
. ミく二二二〉ミ
160 :
世界@名無史さん:04/12/13 21:10:15
一般人に見当違いのことを言って威張ってる、キモイ史学科生=
>>132
まあ104も色々鬱屈したものが溜まってるんだろ。
優しい目で見てやれよ。
162 :
104:04/12/13 22:54:46
>>161 お前バカか。俺は132じゃないよ
つまり、似たようなこと考えてる奴が五万といるということ。
163 :
世界@名無史さん:04/12/13 23:16:00
>150
輪読会で読んだ詩はトルコ語のものをコピーして持っていますが、ロシア語は図書館で
見ただけです。ネットでナヴァーイを検索するとイタリア語で結構翻訳、研究されている
のが分かりました。でもイタリア語は・・・。
チャガタイ語もオスマン語もそうですが、アラビア文字で装飾たっぷりに書かれているので
見た目は美しいのですが、読む方は大変です。
学生時代アルバイトでオスマン語の図書の整理を手伝ったことがありますが、本の題名かと
思えばコーランの一節だったり、作者に対する賛辞であったりで題名が見つからないことが
よくありました。青年トルコ党創生期の文書なんかもラテン文字化した上で翻訳があるとう
れしいんですけど。
165 名前: 世界@名無史さん 投稿日: 04/12/14 00:41:11
>>163 >>164 名誉毀損で警察に相談中です
もうすぐ行くから楽しみに待っててね♪
*************
…頭大丈夫か?
つまり好意的に受け止めたとしても、
>>104は似たような馬鹿ということか。
…頭大丈夫か?
終わったな
>>1 研究者にとって訳書は著書より
業績にならない上に完璧に訳せて当たり前、誤訳したら赤っ恥
というプレッシャーを抱えてるから
訳したい人はあまりいないんじゃないかな
>>166 オランダのBrillから刊行されたエヴリヤ・チェレビーの旅行記は、
ローマナイズされたオスマン語の原文と、英文(または独文)の翻訳が対照できる形式になっていたかと思うけど。
173 :
第20軍団兵:04/12/29 00:33:51
CILを日本語で読めるとうれしいけれど、それよりもWeb上で(英語でも良いので)読めるともっとうれしいと感じる今日この頃。
174 :
世界@名無史さん:04/12/30 13:35:09
バビロニア・タルムードの全訳を、三貴商事が企業メセナでやってて、現在10巻までで中断だって。
全55巻。完遂はいつになるんだろう。神学大全全訳の方は、終わったかな?
175 :
世界@名無史さん:05/01/07 09:44:44
プレハーノフの全集
ミシュナの邦訳が出版中なのは驚いた。
177 :
世界@名無史さん:05/01/08 03:35:12
英日翻訳ソフトを買ってきた。英語のサイトで、幾つか翻訳してみた。
プロコピオス「秘史」ディオンカッシウス「ローマ史」、ヨルダネス「ゴート王国史」など。
Procopius of Caesareaが、
Procopiusはカエサレアでそうします
と翻訳された。。。。
まあ、exciteで無料の単語訳よりましだし、一括変換できるところもいいんだけど、
これをちゃんと読める文章に直すのは一苦労。ただ、HP掲載資料は版権が切れていたりするので、
翻訳機にかけて、まともな日本語に修正してHPアップしても、訴えられることはないだろう。
ただ、そこまでやる奴はいるだろうか?かなり大変だよ。この文章直すのは。
でもまぁ、何が買いたてあるかを把握するには、原文と日本語の2重表示にすると、かなり早く読めるので、楽は楽。
多分英語ーロシア語、トルコ語などのソフトが出ているだろうから、どっかの国の言葉で本が出ていれば、なんとか素人でも
日本語にもってくることはできるだろう。だが、「なんとなく何が書いてあるかわかる」の域を出ないと思うが。。。
あと問題はOCR。トルコ語だのロシア語だのの書籍を日本語のOS環境で、OCRでちゃんと読めるのか?という最大の難関が。。。
(英語ーロシア語などだと、ほぼ問題なく翻訳されそう。文法殆ど同じなので、逐次変換でもだいたい読める文章になるのではないかと
思われ)
178 :
世界@名無史さん:05/02/03 18:29:11 0
犬道氏が読んでいるらしい清史稿は邦文で読めないよね?
清史っていつ完成するの?
語学はあきらめて、マルチリンガルのソフト入れました。
7ヶ国語訳せます。
変な訳だけど、知ってることだと見当つけながら何とか読めます。
試しに「津波」を訳したら、6ヶ国全部「tsunami」だった。
ハングルは読めないからなんと発音するか知りません。
181 :
世界@名無史さん:05/02/03 20:06:09 0
いやまあ継続は力というし
>>178 邦文訳はたぶん出てないと思われ。
未だ「稿」のままなんで、訳に手をつけようとする人も
あんまりいないんじゃないかなぁ。もちろん、部分部分
ごとには論文その他で訳されてたりするんだろうけど。
あと、読んでるつったって、中央研究院ので要所
要所を拾い読みしてるだけなんで申し訳ない・・・。
でも、副島種臣が日本からやって来たシーンなんかが
漢文で書いてあるのっては、不思議な感覚で面白いす。
>>179 なんか中国政府が新たに編纂に乗り出すらしい(↓参照)
けど、完成はいつなんだろうかね。何となく今の中国は、
とにかく経済第一で歴史文化は放ったらかしにしてる感が
あるから(あたかも高度経済成長期の日本が如し)、相当
先のことにはなりそう。さてはてどうなりますことやら。
李嵐清:清史編纂は21世紀の一大文化事業
ttp://news.searchina.ne.jp/2003/0130/politics_0130_001.shtml
183 :
世界@名無史さん:05/02/04 16:13:35 0
唐書・元史のこともあるから、本格的な着手は今世紀後半になるんじゃないかな?
184 :
世界@名無史さん:05/02/04 16:52:14 0
じゃあ高い確率で俺らは亡くなっているだろうから目にする可能性は
困難だということだな
185 :
:05/02/04 16:54:33 0
チョン鮮語なんて覚えたらダメですよ、おまいら?
拉致されて工作員になりたいのですか?
そもそも、中華人民共和国がそれまで(ry
187 :
世界@名無史さん:05/02/04 16:59:48 0
ところで、満州国や南京を占領した日本は天皇を皇帝につけて
清史編纂して中国の正当な支配者だと内外に周知すれば
良かったと思わないか??
しかしいわゆる「二十四史」「二十五史」で、注も含めて本当に日本語に完訳されてるのは
「三国志」だけなのよね。
本文だけならちくまの小竹訳「史記」「漢書」があるけど、表の部分が省略ないしは抄訳だし。
岩波の吉川訳「後漢書」は書き下し文+訳注のみで、司馬彪の志については省略されてる。
汲古の渡邊訳「後漢書」は章懐太子注も含めての全訳だけど、当分完結しなさそう。
満洲国知って清史に含まれるの?
それ以前に、清代通しての基礎史料はやっぱ各代の実録で、
近代以降ならばそれこそ正史なんて霞むくらいの各種史料の
山だろうから、わざわざ清史稿なんて当たる必要がないか・・・。
こうなってくると、二十五史に連なる「正史」としての象徴的意味
の方が、もはや重要視されてるのかも。てか、確実にそうだなや。
>>187 本当なら、それが一番良かった(?)んだろうけどね。
天智・天武以来の矛盾――一介の倭国王が中華皇帝を僭称し、
さらに日本国内では政治権力系統がグチャグチャに混線してる
っていう状況に、政治的にも歴史的にも決着が付いたはず。
信長や秀吉が征夷大将軍にならなかったのは、彼らが日本国内
の天皇制の範疇を飛び出して、中華皇帝になろうとしていたからだ、
という説があるけど、そういう意味で、明治維新で将軍権力を克服
した天皇制が中華皇帝すら飲み込んでいたら、二重・三重の意味
で「解決」(?)になっていたはず。
まぁ、時は既に中華冊封システムの時代じゃなく、近代国民国家の
時代となっていたから、あんまり意味の無い仮定ではあるけども。
>>188 渡邊センセの『後漢書』も始まったことだし、今度はそろそろ誰かに
『晋書』の訳本を出してもらいたいなぁ・・・。もちろん出来れば注込み
で。(って、俺『晋書』の注って言ったら斠注ぐらいしか知らないや・・・。)
191 :
世界@名無史さん:05/02/05 18:13:30 0
清初の実録は満州語オンリーの部分があるので、ネイティブスピーカーが
ほとんどいないことが編纂の障害になっているようですね。
清末だとさらに欧米側文献を当たる必要もあるだろうし。
>>189 満州国は後清とか東清と考えたいけど、関東軍がそれを否定してるからなあ。
でも、皇室が同じだから遼と西遼、漢と蜀漢みたいなものではないのかな。
>>187 満州国が日本を親の国と仰ぎ、皇帝が天皇に請うて神道の神社を新京に創建したのは、
日本の天皇が中華皇帝の上位に立ったものと考えられるのではないか。
そういうこと言い出したらキリが無い。
天皇だってGHQに(ry
195 :
世界@名無史さん:05/02/12 22:42:54 0
漢文なら辞書を引きながらでも読むヤツは多いだろうが、前近代の西洋史の一次史料を
わざわざ読む物好きは一般の歴史マニアにはいないだろう。
196 :
世界@名無史さん:05/02/12 23:40:13 0
世界の中心が皇帝なんだからその上に立つってえ事は
どういう位置づけになるんかいな?
太上天皇ならぬ大上皇帝?
>>195 場合による。例えば、シェイクスピア研究においては、シェイクスピアの作品
そのものが、一次史料だ。
198 :
世界@名無史さん:05/02/13 17:41:07 0
>>195 確かにギリシャ語やラテン語の史料をわざわざ原語で読みたいとは思わないな。
日本史の史料集は受験用でも充実したのが出てるが、西洋史の史料集ってあるのか?
199 :
世界@名無史さん:05/02/13 17:44:35 0
>>197 ちょっとだけ原文読んだけど、すんごく読みにくいよ。。。。
明治時代の日本の出版物を呼んだ外国人は、きっと同じように思うんだろうな、と思った。
でも、アレぐらいなら、要所要所は原文を読んでもいいとも思ったけど。英語だから。
200 :
犬童知遠 ◆4kO37uiD9M :05/02/13 18:01:51 0
んだ タコが〜
精神分析による記憶の捏造
精神分析を受けた患者が父親から性的虐待を受けたと分析医に述べたので、医学的な調査
を行ったところそのような事実は全くないことが分かった。つまり抑圧されていた記憶を
思い出したのではなく、ありもしない記憶が捏造されたのである。この事件は後に裁判と
なり分析医側が敗訴した。また同様の事件は多数起きている。
ポパーは「検証と反証の非対称性」に着目した。そうして科学的命題がクリアしなければな
らない基準を(「検証」や「累進的確証」でなく)「反証可能性」であるとした。
つまり経験(実験)によって覆される可能性があるものだけが、科学であると。
たとえば占星術はしばしば正しい予想をすることがあるが、どのような反証もかわすことが
できるように作られているが故に(つまり間違えようがないが故に)、疑似科学であるのだ。
逆の例を出せば、ニュートン力学は、太陽の側を通った星の光が曲がったという観測でもって
「反証」された。が、それ故に間違ってはいるけれど、(ポパーの基準からすると)やはり
「科学」であるのだ。
203 :
アクィラ ◆0fUIPC892c :05/02/19 22:12:43 0
>>198氏
タイトルは微妙に違うかもしれませんが、
『西洋古代史史料集』『西洋中世史史料集』は刊行されてました。
(東大出版会じゃなかったかな)
勿論、網羅的ではありませんが、
高校の先生が使う分、卒論で利用する分には有益なレヴェルかと。
204 :
世界@名無史さん:05/02/20 12:55:08 0
大昔の平凡社の「世界歴史事典(みたいなタイトル)」の別巻に史料集があったはず。
205 :
世界@名無史さん:05/03/21 00:21:30 0
あげ
206 :
カラジチ ◆mWYugocC.c :2005/03/21(月) 10:16:40 0
ヨーロッパ中世史研究会 編『西洋中世史料集』、東京大学出版会、2000年
学部時代に法学部の友人のレポートを肩代わりする代償としていただきました。
中世史専門じゃないんでどれほど有用かはわかりませんが、結構面白い。
『西洋古代史史料集』は俺も読んだ。おもしろかった。
1巻本でなく、年代別>地域別>ジャンル別構成で
5巻本くらいで刊行する価値があると思うが、
採算がとれないだろうな。
208 :
世界@名無史さん:2005/03/27(日) 21:10:55 0
中国向けODAの廃止分を25史の和訳の費用に用いるべし。
(まっとうな留学生に翻訳の手伝いのバイトをさせる)
>>208 素人でごめん、二十五史って毛沢東が意地でも読もうとして無理だったアレ?
>>207 せめて古代ギリシア編と古代ローマ編くらいに分けて欲しい。
二冊ならギリギリ採算取れると思うし。
>>208 それはいいアイデア。しかし、まっとうな留学生が何%いるかしらないが、
そうした連中は、ちゃんとしたバイトにつける能力もプライドもある
だろうから、簡単には集まらないかも。
.
213 :
世界@名無史さん:2005/05/12(木) 20:20:09 0
あげ
>>207>>210 古代ギリシア・ローマはこれまでも
岩波文庫等で邦訳がたくさん出てる上に、
今現在は京大出版会の西洋古典叢書も刊行中で
邦訳の多さという点では恵まれ過ぎぐらいだ。
217 :
世界@名無史さん:2005/07/07(木) 15:21:17 0
『Turistilor ce-i calca pragul servicii de cazare』を
>>216の訳で読みたい。
218 :
世界@名無史さん:2005/07/07(木) 15:27:22 0
エラスムス『キリスト教君主教育論』
日本霊異記
220 :
世界@名無史さん:2005/08/26(金) 23:41:16 0
緊急浮上
ビールーニーの『インド誌』
インド学関係やデリー・サルタナト研究やってる先生方の
共同作業で邦訳・出版していただきたいところだが・・・
ガズナ朝やっておられる方もほとんどおられないので無理か。
222 :
世界@名無史さん:2005/09/02(金) 04:00:26 0
サハの英雄叙事詩「オロンホ」、日本語訳は存在しますかね?
聞いたことはないのですが。
故地ブリヤートでの生活、北上に至る経緯、ロシア人との遭遇、などが語られているそうなのですが。
ネクロノミコン
224 :
Ryuju ◆RlujhF6VrA :2005/10/10(月) 23:35:54 0
ageついでに。
一次史料じゃないけど、カティリーナ戦記の翻訳ってある?
.
通鑑ほん訳協力してよ。。
228 :
世界@名無史さん:2005/11/19(土) 15:16:18 0
あげ
マルセイユのルー文書
カスティリャのルイス文書
>>198 「世界史資料」(東京法令)という本が
古本屋に売っていたので、買いました。
まあ、一次史料って膨大すぎるから、
そもそも網羅性を求めても無理なものですが、
教科書レベルの重要なものも網羅できているものはありませんよね。
>>207 「西洋古代史料集」は一般向けって感じがしますよね。
だから、確かに五冊ぐらいある、ちゃんとしたのを
刊行する価値はあるように感じます。
一冊4,000円として、採算ベースって
どれぐらい売れたらなんですかね。
アンカーつけてるけど、
元の文は結構古いのね。
意味ないかもww
232 :
世界@名無史さん:2005/12/21(水) 20:07:55 0
age
233 :
世界@名無史さん:2006/01/07(土) 02:50:45 0
専門用語とか歴史用語の訳について検討するスレってないのかな
235 :
世界@名無史さん:2006/01/24(火) 03:53:07 O
立てたら
236 :
世界@名無史さん:2006/01/25(水) 11:18:54 0
ヨハン・シルトベルガーの虜囚記
237 :
世界@名無史さん:2006/01/26(木) 00:26:38 0
決めた
漏れが二十二史さっ記を翻訳しよう☆
238 :
世界@名無史さん:2006/01/29(日) 01:13:29 0
トハラ語文書の訳ってないかなあ。
あと、「一次」じゃないけど、ル・コックの「古代クチャ」(ドイツ語)
が読みたい。
中国語と漢文と英語ならなんとかなるし、フランス語もかじったけど
ドイツ語までは手が回らない。
239 :
世界@名無史さん:2006/02/02(木) 20:02:55 0
「元史」「集史」「世界征服者の歴史」を日本語完訳で出してほしい。
「集史」は、杉山センセがやるんじゃない?
241 :
世界@名無史さん:2006/02/26(日) 22:56:36 0
Abu Hamid Al-Garnati の Tuhfat al-Albab
〃 の Al-Mu'rib 'an ba'd aya'ib al-Magrib
それからなんで『ルッジェロの書』が訳されてないんだ?
教科書にも載ってる重要書物なのに!!
242 :
世界@名無史さん:2006/03/19(日) 11:22:11 0
ないから
243 :
世界@名無史さん:2006/03/19(日) 11:27:45 0
「最近、あちこちで(日本人に)文句を言うと、『出てけ』とか『帰れ』と言われる。
そうすると、『ハイわかりました。朝鮮人はみんな帰ります。天皇つれて帰ります』
と言ってやる。(笑)。だけど、アイツ働かないからな(笑)」
【「正論」2003年号1月号81ページ 憲法集会での辛淑玉の発言】
↑
救いようのないバカ(嘲笑
★★ 朝鮮人は、古代日本に移住していない ★★
朝鮮人は、古代のカラ半島南部にあった、志良岐・任那・久多良は 朝鮮人の国だったと
信じ込み、
「半島の国々から、古代日本に多くの朝鮮人が移住し、半島や大陸の輝かしい先進文化を伝えた」
と、主張する。
だが、こういった説は妄想に基づく妄言である。 朝鮮人が古代日本に移住したという事実はない。
日本列島にもカラ半島南部にも、紀元前から、長江以南の越地方から多くの越人(倭人) が移住しており、
日本列島とカラ半島南部の倭人は、紀元前から日常的に交流していたのだ。
つまり、『同一の文化』を共有していた。だから、古代ヤマトとカラ半島南部で、文化水準のレベルに差があった、
などということはありえない。古代においては、日本列島もカラ半島南部も『倭人の世界』だったのであり、
同じ倭人どうしが交流していたのだ。朝鮮人は、古代日本とは何の関係もないのである。
朝鮮人は、韓人(カラビト=倭人)ではない。
朝鮮民族の先祖として、もっとも可能性が高いのは、穢(ワイ)族である。
このワイ族は、古代カラ半島北部にあった中国の自治領=帯方郡の東部地方・ワイ郷(現在のソウルの東方地域)に
住んでいた少数部族であるが、高句麗が楽浪郡=帯方郡を滅ぼした313〜314年頃に難民となって南下し、
日本領=シラキに移住したのである。後に、高句麗と手を組んで稲飯命の子孫である志良岐王族を虐殺し、
王権を簒奪して志良岐を乗っ取った金奈勿(キン・ナブツ)も、ワイ族であった。
朝鮮民族は、けして韓人(カラビト)ではない。 もちろん、倭人=日本人でもない。
辛淑玉は、日本人と朝鮮人を同族だと思いたいようだが、残念でした、何の関係もありません(笑
245 :
世界@名無史さん:2006/04/09(日) 19:51:29 0
下記のスレが最下流に沈殿し、滅亡に瀕しています。
助けてあげてください。
701: 世界史の人名・地名・事件名の英語表記一覧 (49) 702: 【ラシード・ウッディーン】 (51)
703: もしローマとの戦いに項羽が出現していたら。 (56) 704: 歴史の名言ってほとんど作り話だね (4)
705: 【ベニス】商人の歴史【大坂】 (59) 706: 歴史に残る演説 (148) 707: 一神教について (107)
708: 戦後アメリカ外交史 (12) 709: 存命の歴史家 総合スレッド (36)
246 :
世界@名無史さん:2006/05/05(金) 19:02:10 0
月例保守に上がりました。
247 :
世界@名無史さん:2006/05/24(水) 00:57:34 0
岩波はいい加減にピリッピカの文庫版を出せと。
カティリーナ弾劾は一年前くらいに出たのに。
翻訳の修正に時間がかかってるのか知らんけど。
249 :
世界@名無史さん:2006/05/27(土) 18:58:03 0
ユリアヌス 皇帝饗宴
つーか出るはずなんだが
気合入れてくれ 京都大学出版会
250 :
世界@名無史さん:2006/06/11(日) 06:12:19 0
あやめさんって暇なんでしょ?
ここにあがってる漢籍訳してよ
あやめはこの春から仕事が忙しくなって、2chに暫く来れないといっていたよ
気長に待て
252 :
世界@名無史さん:2006/06/11(日) 09:43:22 0
あやめさんって仕事してたのか。
専業主婦だと思ってた。
253 :
世界@名無史さん:2006/06/11(日) 12:53:37 0
バツ一子持ちだそうだから専業主婦なんて結構な身分でいられるわけがない。
たしか自宅でSOHO仕事だとか言ってたようだが・・・。
254 :
世界@名無史さん:2006/06/12(月) 17:09:46 0
プロジェクト杉田玄白に頼んでみれば?
ググレばすぐ出てくるよ。
著作権切れ書物の邦訳プロジェクトだけど歴史的に重要な史料ならやってくれるかも
256 :
世界@名無史さん:2006/08/22(火) 16:00:56 0
age
杉田玄白、そんなのあったの
258 :
世界@名無史さん:2006/09/15(金) 19:37:39 O
東方見聞録を原典から訳したもので良訳のはある?
愛宕松男が完訳したのが平凡社から出ている。
>>258
260 :
世界@名無史さん:2006/09/17(日) 20:06:47 0
>>1 「日本語で読みたい一次史料」と
【誰か】【訳して】とは根本的に矛盾しているが?
ナポ本陣で直接言ってやれ
どこにいんのよこの駄コテ
そんな人おったね
264 :
世界@名無史さん:2006/12/23(土) 13:48:05 0
age
保守
266 :
世界@名無史さん:2007/03/23(金) 10:02:18 0
ロバート・ブリガム、ゲリー・リー、グラント・エバンス
267 :
世界@名無史さん:2007/03/23(金) 11:20:04 0
>>260 「日本語で読みたい」と「一次史料」も世界史史料に求めることとしてはやはり矛盾。
>>259 東洋文庫から出てる、愛宕訳の『東方見聞録』は原典からの翻訳じゃなくて
英訳からの重訳じゃないのか?
269 :
世界@名無史さん:
>>141 ラテン語は語形変化が著しく、英語圏の学生も恐れていたようだが。
渡辺昇一はラテン語の分厚い本の暗誦を毎日続けていて、年を取るほどに
記憶力が増してきたと豪語しているが・・・。