1 :
世界@名無史さん:
っている?
三日にやるテレビでやるみたいだから水戸家よ
2 :
世界@名無史さん:03/11/02 02:02
2get ただ感涙。
それは、余と君だ!
4 :
世界@名無史さん:03/11/02 04:07
ブルータス!
や ら な い か ?
5 :
世界@名無史さん:03/11/03 20:24
6 :
世界@名無史さん:03/11/03 21:01
始まったよ〜
7 :
世界@名無史さん:03/11/03 22:16
フランス人が見たらファビョルぞ。
俺たちは原始人じゃねえーーて
8 :
世界@名無史さん:03/11/03 22:16
始皇帝
9 :
世界@名無史さん:03/11/03 22:18
信長のほうがすげーよ
どう考えても。
これはもう信者とか関係なしに。
10 :
世界@名無史さん:03/11/03 22:20
ローマ軍より島津軍のほうが強い
11 :
世界@名無史さん:03/11/03 22:26
アレクサンドロス大王
12 :
世界@名無史さん:03/11/03 22:31
徳川家康
13 :
世界@名無史さん:03/11/03 22:41
金九先生
李奉昌義士
尹奉吉義士
白貞基義士
安重根中将
アレクサンドロス大王
つまりこのテレビはパクスアメリカこそ世界を平和にするということですね
火葬戦記小説じゃ信長>>>>>家康ですが実際に最後に勝利して250年
の礎を築いたのは家康です。謀略で天下をとった狸親父としか思われていな
いようですが、物凄い地道な勉強家でしたよ。
「三傑」と一まとめにする事自体不当な評価だと言う人も居ます。
17 :
世界@名無史さん:03/11/03 23:09
チンギスハーン(中世東アジア代表)
サラディン(中世中東代表)
ナポレオン(近代ヨーロッパ代表)
カエサル=飼え猿="Keep a monkey!"
カエサル=代え猿="change a monkey!"
19 :
世界@名無史さん:03/11/03 23:18
ドンコルレオーネ(ニューヨーク代表)
20 :
世界@名無史さん:03/11/03 23:23
21 :
世界@名無史さん:03/11/03 23:24
イチロー(日本代表)
22 :
世界@名無史さん:03/11/03 23:25
>>21 ビチェント・コルレーオネ(アンディ・ガルシア)
23 :
世界@名無史さん:03/11/03 23:27
悲劇のヒーローという面では、マイキーのほうが好きだな。
娘を殺されるのなんか、民話の悲劇そのまんま・・・。
>>23 コッポラの娘ならまああの結果でいいかも、とつい思ってしまった過去がある。
(話題がそれすぎてごめん)
25 :
世界@名無史さん:03/11/03 23:35
ナポレオン
26 :
世界@名無史さん:03/11/03 23:36
ウエルキンゲトリクス(かっこええ!)
27 :
世界@名無史さん:03/11/03 23:37
番組見てないのであれだが、少なくとも今のアメリカはカエサルの
目指したものとは程遠いと思うんだが。
>>26 ここの誰かが作ったflashの方も秀作。
>>27 そりゃそうだ。勝手に帝国に祭り上げているのは反米派なんだから。
チン毛ス・ハーン
ティムールよりはカエサルの方が偉大のような気がする
>>17 中東ではバイバルスのほうが人気があると聞くが
35 :
世界@名無史さん:03/11/04 00:16
>>33 そうなのですか・・。
サダム・フセインが自分をサラディンの生まれ変わりだといっていたので、
中東ではメジャーな人物かと思ったのですが。
36 :
世界@名無史さん:03/11/04 00:20
クルド人を弾圧したフセインがサラディンの生まれ変わりというのは変だな。
37 :
世界@名無史さん:03/11/04 00:29
>>36 そうなのです。私もそれが分からんのです・・・。
クルド人に毒ガスを見舞っている御仁が、
なんで、サラディンだけは別格なのでしょう?
やはり、西洋人(十字軍)に勝ったということを評価したのでしょうか?
38 :
世界@名無史さん:03/11/04 00:33
フセインはネブカドネザルの生まれ変わりと言ってたんじゃなかったっけ。
39 :
世界@名無史さん:03/11/04 00:36
ユダヤ人をバビロン捕囚した人物ですか・・・。
落合信彦の本がソースなのですが、フセインは英雄になれませんでしたなー。
イスラムに生まれ変わりなんて概念あるのか?
41 :
世界@名無史さん:03/11/04 00:37
転生を信じるなら仏教徒になれば良いのにね。
42 :
世界@名無史さん:03/11/04 00:39
仏教は多神教なのでしょうか?
43 :
世界@名無史さん:03/11/04 00:41
サッダーム・フセインはサラディン(サラーフッディーン)と
生まれ故郷が同じティクリート(中世の呼び名ではタクリート)だったな。
44 :
世界@名無史さん:03/11/04 00:42
イラク軍にはネブカドネザル師団とハムラビ師団があったから、評価されてるのはこの2人なんだろ。
サラディン師団はなかったはず。
45 :
世界@名無史さん:03/11/04 00:43
サラディンはエジプトの君主としてのほうが大きいのでは
46 :
世界@名無史さん:03/11/04 00:45
サラディンって対十字軍の戦争に忙殺されてて、
ほとんどエジプトにはいなかった気がするけど。
47 :
世界@名無史さん:03/11/04 00:54
サラディンは十字軍戦争での、異教徒に対しての寛容さ(捕虜にしたキリスト教徒の身代金立替など)
が十字軍の蛮行と比較され、評価されているのでは?
チンギス
ムハンマド
これぐらいぢゃねーの?
仏陀は実質godだろ。
51 :
◆RlujhF6VrA :03/11/05 17:42
>>49 どうだろ。
チンギスハンは征服者としては超一流だが、その後の政策を
彼自身で考えていたかどうか、相当疑わしい。
ムハンマドは当のイスラム教徒からですら
「預言者であって英雄ではない!」とか言われそうだ。
ただしこの場合、預言者>>>>>英雄だが。
52 :
世界@名無史さん:03/11/05 19:12
まあ、まず「英雄」の定義を決めない限り
議論のしようもないわけだが。
あまり英雄とは言われないが
アウグストゥスは資格十分だと思う。
54 :
エコノミストK:03/11/06 07:28
何を以って、「英雄」と位置付けるかですが、軍事・政治的カリスマ
ということであれば、彼は断然。
始皇帝、アレクサンドロス、ナポレオン、シャルルマーニュ等、次点候補
はいますが、彼は断然。
後世への影響ということであれば、キリスト、ソクラテス、アリストテレス
、ダーウィン、ヘーゲル、マルクス、ケインズ、ガンジー等であれば比較できる
でしょうか。
55 :
世界@名無史さん:03/11/06 07:51
>>1
番組みたよ。
映画「グラディエーター」は激しくフィクションだったと実感した。
>>51 両人とも広大な帝国を築き上げ、後々の世にまで
多大な影響と畏敬の念を与えたのだから、
カエサルと同等以上(ここらへん根拠なし)の英雄といえばこの二人かなと
直感的に思ったわけでありんす。
ま、個人的には「英雄というものは各人が勝手に
決めときゃいいんでない?万人共通の英雄なんて
どうせいないんだし。」と思うから、議論なんて
する気は毛頭ないけどね。
>>56の訓練教官のハートマン軍曹だ!!。豚が!あれほど言ったのに、まだそんなカキコするか!もう許す訳にはいかん!
貴様のこと許すわけにはいかない!こんなカキコでレスたくさん付くとでも思ってるなんてそびえ立つ糞だな!
貴様のようなバカは初めて見たわ!貴様のような豚野郎は、ゴキブリ以下だ!
貴様のようなバカ、ウジ虫以下だ!さっさとくたばってしまえ!むしろ俺が殺してやる!貴様は絶対に海兵隊では許されない!
勘違いした糞野郎を許すわけにはいかない!面白半分にいい加減なカキコする半端な根性は許す訳にはいかん!
俺の糞の中からピーナッツを見つけて貴様のケツの穴に詰めて死んでしまえ!!!
今まで貴様がどんな生き方してきたか知らないけど、どーせひどい生き様だったと想像出来る!
貴様のカキコから読みとれる!豚特有の 匂いがする!貴様のことが全く理解出来ん!貴様を絶対許さん!
死んでも許さん!地獄で苦しめ!それでも足りん!豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ!!!
貴様はもっと現実を知れ!いつまでも引きこもってネクラなことしてる時代は終わった!
しかし!!もう手遅れだ!貴様は何をやっても糞以下!この世に生まれてきたことを後悔しても遅い!貴様は生まれ変わってもどうせダメ人間に決まってる!
絞め殺したいがゴキブリに触るのすら反吐がでる!しかし、貴様みたいなカスはさっさと死ね!
風呂の排水溝に吸い込まれて死ね!!!貴様みたいなヤツは絶対許せん!早く俺の視界から消えろ!
さっさとこの世からいなくなれ!!!いつまでも勘違いしたまま生きていけると思ったら大間違いだぞ!
このまま生きてても貴様にはいーことなんにもない!何でもいいからさっさと死ねデブ!!!
なんだ!!その煽りは!!じじいのファックの方が気合が入ってるぞ!!
58 :
世界@名無史さん:03/11/10 12:56
カエサル+詩才=曹操
だと思うんだけど。
どう?
カエサル−文才=曹操
とも言える。
(文才≒散文の才)
*アレクサンドロス大王*
ハンニバルをして「人知を超越した偉業を為しとげた人物」と言わしめた。
>>58 一応カエサルも詩を書いてるぞ。ただ現存してないってだけで。
62 :
◆RlujhF6VrA :03/11/11 10:35
いや、カエサル−功績=曹操かと。
思うに英雄と認められる人物には才能以外に「何をしたか」
「何を残したか」という部分も評価として大きく作用する。
後継者の才能という面もあるかも知れんが、曹操はカエサルに比べて
この辺でかなり見劣りする。
カエサルは自分が暗殺されることで、魏にとっての司馬氏のような
勢力を顕在化させ、結果として除去することに成功した。
曹操が暗殺されたとしても、恐らくこうはなるまいよ。
カエサルはその時代の「唯一の存在」だったが、
曹操は「群雄の中の一人」に過ぎない。
赤壁で負けたのが余りにも痛い。
勝って天下統一していたら、評価逆転していたかも知れんのだが。
63 :
世界@名無史さん:03/11/11 10:35
カエサルよりも、トトメス3世やラムセス2世の方が普通にすごい。
英雄を通り越してもはや神。
64 :
世界@名無史さん:03/11/11 12:51
>>62 一応、現代に孫子の兵法が伝えられているのは曹操の功績だと思ふ。
66 :
世界@名無史さん:03/11/11 13:35
火事の時に愛犬を助けた山本さんが英雄だと思う…
67 :
世界@名無史さん:03/11/11 13:37
>>58 カエサルの文体は後世ラテン語の手本とされた優れものだぞ。
68 :
世界@名無史さん:03/11/11 19:14
髪の毛以外でカエサルに勝る人物ですか・・・
69 :
世界@名無史さん:03/11/11 22:50
ガリア戦記はいいが
内乱記はイヤミ君
文学的にカエサルは一発屋
70 :
世界@名無史さん:03/11/11 22:51
出川哲郎。
71 :
通りすがりのモモンガア:03/11/11 23:31
塩野七生のローマ人の物語を読んだことはあるが、カエサルについて書いた四巻と
五巻は、三巻の時代背景と激しくつながっている。
つまり、カエサルが作り上げようとした皇帝による政治というのは、今日の政治ス
タイルで言えば、大統領制といっていい、それは、皇帝=市民の中の第一人者とい
う意味であり、王制とは全く異なる。
それ以前のローマの共和制というのは、いわば地域ボス達の談合政治のようなもの
で、今日の政治状況で言えば、議員内閣制といっていいだろう。
つまり、今日の日本の政治状況で言えば、議員内閣制というのは、もはやスピード
的にも激しく動く世界の政治状況に対応できないし、地域ボスや業界ボス達の談合
政治では、流動化する国民大衆の現実認識とも完全にずれていると言っていい。
カエサル(民衆派の皇帝)の変革が現在の日本に於いて意味を持つとすれば其処のと
ころにあるのであって、いままさに日本の社会、政治の状況がそのような時代や国
民の要求に敏感に対応できる政治制度、「大統領制」が必要とされているという事
なのだろう。
72 :
世界@名無史さん:03/11/11 23:38
アメリカ皇帝
ジョシュア・ノートン一世
おまいら野茂も入れてくれ
74 :
世界@名無史さん:03/11/14 20:38
ちがう!!!!
真の英雄は、
@戦争に強い
A卓越した政治力があり
B人民に絶大な支持がある
という条件を満たした人物でなくてはならない!
それは・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ケ小平ダーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
75 :
世界@名無史さん:03/11/17 18:22
それなら西郷隆盛は?
身分問わず、国籍問わず、会った人ほとんどが惚れ込んでるけど。
>>74 トウショウヘイ、戦争強いか?
政争には強いかも知れんが。
>>75 西郷は魅力は確かにあるが、政治力と先見の明に欠ける。
特に「現実と折り合いをつけつつ、自分の理想とする世の中を実現する」
根気強さに欠ける。理想目指して突っ走ってしまう感じ。
生徒の暴走も止められず、自分が乗ってしまってあの結果になった。
戦争も西郷が実際に指揮したのはどこまでか、ちょっと判断しかねる。
>>76 ケ小平が日本軍や国民党軍をどのぐらい屠ったか知らないな・・・。
チベット征服にもかんでんだぜ。
対外戦争を指揮したことはないんだけどね。
78 :
世界@名無史さん:03/11/18 00:42
人間的面白みには欠けるが、
カエサルよりオクタヴィアヌス(アウグストゥス)だろう。
アクティウムでアントニウスを破り、元老院からも支持されていた。
暗殺されたカエサルより人心掌握は上だったのではないか。
79 :
カエサル逝ってよし!:03/11/18 00:48
カエサル逝ってよしのおねえちゃん元気?
80 :
世界@名無史さん:03/11/20 16:19
チンギス・ハン最強!
資料は少ないが、こいつが一番ぶっとんでる。
誤解されてるかもしれないが、チンギス・ハンは政治能力も抜群。
戦争じゃライヴァルのジャムカの方が強かった。
衆を集める能力、組織力は間違いなくカエサルより上。
統率力は同じぐらい。
政治力は、社会形態が違いすぎるので比べられない。
ただパワー・バランスをはかるのはチンギス・ハンの方が上。
これ間違えたからカエサルは殺されたし。
ぶっちゃけカエサル程度の政治家なんてざらにいるだろ。
ぶっちゃけ
>>81程度の性技家なんてざらにいるだろ。
84 :
世界@名無史さん:03/11/20 22:32
クレオパトラ8世が有名だったからシーザーが有名なのか、その逆なのかどっち?
85 :
世界@名無史さん:03/11/20 23:14
何で英雄バトロワスレ落ちたんだろう・・・
>>84 逆の方だろう。
カエサルがいなければ、「エジプトもローマに征服された」の
一文で済む。まあエジプト好きには知られるだろうが、
ここまでクレオパトラが有名になったかどうかは疑わしい。
古代ギリシャの諸都市やマケドニア王国のローマによる征服が、
歴史上余り大きく取り上げられないのと同じようなものだ。
87 :
世界@名無史さん:03/11/28 21:35
>>36 最近ではクルド人を虐殺したのはイランだと言う説も有る。
88 :
世界@名無史さん:04/01/03 14:42
89 :
世界@名無史さん:04/01/06 17:02
すべての男の女であり、すべての女の男である
90 :
世界@名無史さん:04/01/06 17:58
まあ、言ってみれば何千年前の人を。
数壱拾年しか生きていないお前らに何がわかる。
91 :
世界@名無史さん:04/01/06 19:52
わからんが、とにかく
カエサルは幼くして美少年、若くして美青年、その後も五十で死ぬまで美男。
頭脳明晰、肉体健康、文才秀麗、武運長久。
若いころは大人の男にあこがれ、一方で老若婦人のおもちゃ(自発的に)。
長じては美少年および美女と幅広い交際。
すばらしい。
おれと人生かわってくれ。
>>91 天文学的な借金に耐えられるだけの精神力がないとダメだぞ。
93 :
世界@名無史さん:04/01/06 19:59
精神力はないけど
がんばります。
かわってくれ〜
てゆうか、かわらなくてもいいので
憑依させてください。
94 :
世界@名無史さん:04/01/06 20:55
カエサルの魅力はなんと言っても
「カエサルの寛容」
東洋の君主どもは気に入らないところがあると
直ぐに首を切る、野蛮人。イヤダネー
95 :
世界@名無史さん:04/01/06 20:58
「わたしが自由にした人々が再びわたしに剣を向けることになるとしても、
そのようなことには心をわずらわせたくない。
何ものにも増してわたしが自分自身に課しているのは、
自らの考えに忠実に生きることである。
だから、他の人々も、そうあって当然と思っている」
蛮族には逆立ちしても吐けない言葉w
96 :
世界@名無史さん:04/01/06 22:36
<95
だから殺されたんだよ。
独裁者になるには教養ありすぎ。
曹操にしても劉邦のがめつさがあれば天下統一できた。
ただ乱世に現れるような豪快なタイプの人間は、
ある程度教養のある豪族が支えてる社会では出現しにくい。
だからカエサルのような洗練された人間じゃなきゃ
トップになれなかったのかもしれん。
97 :
Ryuju ◆RlujhF6VrA :04/01/07 00:55
あれは単なる教養のせいと言うより、マリウス派とスッラ派の抗争で
散々ロ−マ人が死にまくったのが影響してるだろう。
しかも最終的な勝者であるスッラの改革は、彼の死後数年で
ほとんど廃棄されてるし。
あれだけ血を流しておきながら、死後数年で消えるものしか残せなかった。
これがカエサルの考え方に影響を及ぼした可能性は、極めて高い。
己が天寿を全うして改革が廃棄されるのと、己が暗殺されても
改革が残るのと、どっちを取るか。
恐らくカエサルは後者を選んだんだと思う。
そしてその時点で、暗殺されることは覚悟していたように思える。
98 :
世界@名無史さん:04/01/07 16:04
<97
そーゆー発想するところがすごく文化的なんだよね。
99 :
世界@名無史さん:04/01/07 18:25
ベルサリオスだろうな
あのカエサルでも数十年かかった地中海沿岸地域の制圧
にわずか4,5年で衰退した東ローマ帝国をローマ帝国
のごとく復興した。
カエサルなんて雑魚 ベルサリオス最強
こんな素晴しい人物を暗殺するなんて
西洋人とはなんと野蛮なみ(ry
101 :
Ryuju ◆RlujhF6VrA :04/01/07 23:43
>>98 「マリウスのやり方もスッラのやり方も駄目だった、
ならば第三のやり方でやろう」という程度は、文化とか言わなくても
経験的に思いつくと思う。ただ、その第三のやり方が
暗殺を招くようなものだったことに関しては・・・文化、だろうか。
これはカエサルをどう見るかという問題とも絡むと思う。
共和主義者から見れば独裁=権力欲に過ぎないだろうし。
>>99 カエサルも「再征服」なら数年でやってるわけだが。
内乱初期にはイタリア半島以外ほとんど敵に回してたわけだし。
敵がゲルマン人かローマ人かの違いはあるが、これに関しては
どっちも優劣つけがたい。
>>99 カエサルってある程度の公職に就いてから「数十年」も余生があったっけ?
103 :
世界@名無史さん:04/01/26 22:26
なんといっても アキレスとアレクサンダー大王
颯爽とし、想像するにかなりの美形!!!
カエサルは粋だがビジュアル的にかなり割り引かねばならない。
政治力は英雄の一要素とは思っていないが、カエサルってそんなに
あったとは思えない。権力にしがみつきいつまでも後進に道を譲れ
ない一代のみの繁栄を謳歌する中小企業の創業者クラス。
97> そしてその時点で、暗殺されることは覚悟していたように思える。
あまり笑わせないでおくれ。
10年以上も内乱が続くような事態を想像できなくて、どうして
その後も残る改革者って言えるんだい。
改革者の名はオクタヴィアヌスにこそふさわしい。
104 :
世界@名無史さん:04/01/27 01:36
アキレスは実在すら怪しいんだが。ひょっとして電波?
アレクサンダーにしても死後すぐに王国瓦解してるが。
たび重なる遠征で王国の財政も軍事力も相当疲弊していたはず。
だから暗殺説もある。
早死にしたから良かったようなものの、下手をすれば暴君扱いだろうな。
言葉をそっくり返すが、歴史を見ればアレクサンダーこそ
文字通り「一代のみの繁栄」だった。
カエサルの威光や人望なしで、オクタヴィアヌスが天下取れたとでも?
十九歳の、それまで政治に関与したことすらなかったろう青年が。
カエサルが後継者に指名しなければ、恐らく普通の病弱な青年で
終わっていたろう。
先を見通す目というのは、すなわち自分の死後にどういう指導者が
相応しいかを選ぶことも含めてだ。
自分とは正反対の性格でも、時代がそういう人物を必要とするだろうと
思えばこそ、後継者に選んだ。
今の日本程度の改革でも遅々として進まない状況があることからも
分かる通り、改革に障害はつきものだ。まして体制転換。
スッラの改革が上手くいかずに、結局は死後に旧に復したことを考えると、
体制転換を成功させただけでも凄いことだ。
更にそれは、オクタヴィアヌスだけでは絶対に実現できなかった。
カエサルの才能と活動があってこそ、オクタヴィアヌスの
活躍の素地が出来たんだ。そこを間違えてはいけない。
想像するに美形とかビジュアル的に割引とか言われてもなw
あんた、97? いずれにしろ熟読したことがあるのはもしかして塩ばーの本だけ?
「政治力は英雄の一要素とは思っていない」以下の部分はカエサル以上の英雄談
義とは異なる内容であり、オレ自身カエサルは英雄だと思っている。
カエサルには帝国運営のプランなどなくただ一人支配していただけで、誰が皇帝
になっても運営できるように制度を確立した改革者はオクタヴィアヌスだと考え
てはいるけどね。
> カエサルの威光や人望なしで、オクタヴィアヌスが天下取れたとでも?
取れたと思うよ。カエサルの威光は十分条件であって必要条件ではない。
カエサルに威光や人望があったとしてもオクタヴィアヌス自身に最初から「こいつ
は凄い」と思わせる何かがないと誰もついていかないと思うが。
ただし、最初にカエサルの威光ではなく意向(養子縁組)がないとオク
タヴィアヌスが天下を取ろうなどとは思いもしなかっただろうから歴史上存在し
得なかっただろうということは否定しないが。
> 十九歳の、それまで政治に関与したことすらなかったろう青年が。
経験はある程度重要だが、年齢などなんの問題にもならない。
スキピオ・アフリカヌスという先例もある。彼はカエサルと並び称される英雄だと思う。
もっとも彼の場合最後は政争に敗れたがね。
> 先を見通す目というのは、すなわち自分の死後にどういう指導者が
> 相応しいかを選ぶことも含めてだ。
オクタヴィアヌスがローマの指導者となる確証がないことには先を見通した
ことなどにはならないと思うけど。誰が勝者となるか最後まで分からなかった
と思うが、それが分かっていたとするなら予言者の類。
カエサルの独裁が上手くいかずに、結局は死後に内乱が起きたことを考えると、
体制確立を成功させたことは極めて凄いことだ。
更にそれは、カエサルでは絶対に実現できなかった。
オクタヴィアヌスの才能と活動があってこそ、カエサルが偉大だという
評価の素地が出来たんだ。そこを間違えてはいけない。
暗殺されたという一事でもって、政治能力の全てを否定するがごとき
言動はどうかと思う。
歴史上、殺されずに人生を全うした英雄は幾らでもいるが、
後継者問題で失敗したばかりに、暴君扱いされている者も多い。
そこまで行かなくとも、後継者が自分の行為を無にするような
政策に出たり。直接の後継者のせいで、王朝乗っ取られた例もある。
カエサルとオクタヴィアヌスは、英雄の後継者問題で
失敗しなかった稀な例だ。どっちに功績があるかはともかく。
他に後継者候補がいなかったわけでもなく、実際アントニウス辺りは
自分こそ後継者と思っていた。
だから、オクタヴィアヌスの素質は見抜いていたと思う。
ただ、カエサルは時や場所を含めた具体的な形では暗殺を予想しておらず、
オクタヴィアヌスを純粋な死後の後継者として立てたのだと思う。
それまでに体制を整えた上で引き渡すつもりで。
誰が勝者になるか分からなかったと言うが、共和派の敗因は、
結局武力がなかったから。
逆に言えば、だから暗殺という手段に打って出るしかなかった。
暗殺だって言うなれば賭けだ。しかも共和派にとっては、暗殺して
終わりではなく体制の復旧まで出来なければ意味がない。
そしてそれには、結局のところカエサル派以上の武力がいる。
だが、単純に数と経験の問題で言えば、ポンペイウスもラビエヌスもいない
共和派では、カエサルがいなくても(旧)カエサル派に勝つのは難しい。
ここで共和派は、堂々巡りの袋小路に陥る。
(だからアントニウスを引き込もうとしたのかも知れないが)
これは一朝一夕ではいかんともし難いから、「やってみなければ
分からない」とは言え、旧カエサル派が勝つ見込みは多分にあったと思う。
それくらいは戦略・戦術論の範囲で予測し得ることだ。
カエサルは偉大だが、そこまで全能じゃない。
オクタビアヌスを後継にしたといっても、
オクタビアス自身魅力があったから選んだだけの話。
オクタビアヌスの功績はなんだかんだいって
彼自身が築きあげたもので、オクタビアヌスの功績を
カエサルの功績のようにとらえるのはどうかと思う。
そりゃカエサルのカリスマは死後にも影響力があっただろうけど、
もう死人だし。
皮肉にもカエサルが暗殺されたのが
オクタビアヌスにとって一番いい勉強になったかもね。
>>103 ローマ帝国の指導者が中小企業の創業者と変わらない
というのは間違ってると思う。
そりゃ、田中角栄だよ。
カエサルは、ナポレオン、ヒットラーレヴェルの強力な指導者だよ。
>>108 最後の二行は全面的に同意。
ただ、特にアントニウスを倒す前まで、オクタヴィアヌス自身が
カエサルのカリスマを利用していたような気もする。
この辺はオクタヴィアヌスのうまさなんだろうけどね。
だから分かりにくい面もあるというか、実際の政策(属州の再編とか
植民とか)で大きな断絶がないだけに、どこまでカエサルの計画で
どこからオクタヴィアヌスのオリジナルなのか、2000年後の我々には
ちょっと見えにくい。
実行したのはオクタヴィアヌスだから、そこは彼の功績に違いないが。
111 :
世界@名無史さん:04/01/28 10:55
過去の偉大なカリスマを利用するのは
歴史的にも常套手段で当然のことだと思う。
ただオクラヴィアヌスにも十分なカリスマがあったんだろう。
彼はカエサルの血筋の人だから、血は争えないからね。
カエサルは改革を始めるだけの強引さと決断力があるが、
改革を実行するには強引すぎたし、雑だったんで
かえって混乱したんじゃないかな。
毛沢東やスハルトみたいな創業者によくあるタイプ。
物事を変革するタイプと、
それを実行し、完成させるタイプとは別で、
オクタビアヌスは後者のタイプ。
カエサルが指導力に長けてたとすれば、
オクタビアヌスは組織力に長けてた。
毛沢東はともかく、スハルトはちょっと違うような。
確かに対共産党や東ティモールなどでひどい虐殺も複数やっているが、
経済がほぼ30年に渡って発展したのは事実だし、
権力確立の過程ではかなり慎重に物事を進めている。
その辺が雑だったら30年も保たない。
ただ、スハルトが権力握ってから20年以上経って、かつての同僚など
彼に意見を言いうる者がいなくなった時に、たがが緩んできた。
で、アジア経済危機がきっかけになって滅茶苦茶になった。
ひょっとしてスカルノの間違いでないかと。
スカルノなら、確かにほぼその通りなんだが。
113 :
世界@名無史さん:04/01/28 17:02
ごめん。
スカルノだった。
114 :
朝鮮史マニア:04/01/28 19:16
カエサル以上の英雄ですか・・・。
何を以ってカエサル以上とすればいいのか解りませんが、とりあえず、業績&個人の有能さと言う点からみて、
李氏朝鮮こと大韓帝国の創始者・李成桂をあげておきましょう。
1335〜1408 李朝第1代の王。在位1392〜98。姓は李。初諱は成桂,のちに旦。初字は仲潔,のちに君晋。
初号は康献,のちに松軒。
現在の朝鮮半島の一番北の端、現在では中国との国境であるドゥマンカンという大河の付近の地方の役人の子として
誕生。
元々は武人の家系だったようで、李成桂も子供の頃から武術の鍛錬に励み、特に弓術の才に至っては、かの「三国志」の
呂布や黄忠をも凌駕するほどの物だったようです。
1356年から1388年までの間に彼が経験した戦闘は30回にものぼるが、彼はこれらの戦闘で卓越した指揮能力・戦闘力を発揮し、
これらの戦いを全て、完全勝利に導きました。
その中でも特筆すべきは、その当時、中国を征服していた元の後押しによって朝鮮の侵略を狙っていた女真族の猛将・ナハジュとの
戦いです。
このナハジュというのは、「熊の胸に虎の背を持つ」と言われるほどの伝説的猛将で、李成桂が指揮官として赴任する前の指揮官の軍勢は
悉くこのナハジュに撃破されっぱなしで有りましたが、1362年、李成桂が見事な戦略でこれを呆気なく撃破し、この他にも、元が大国・朝鮮の
分裂を謀って、その当時朝鮮を治めていた高麗王朝の分家の一つに兵力を貸し与えて内戦をおこしましたが、これも見事に平定しています。
また、1369年から1370年にかけては満州地方を平定し、更に1376年からは倭寇と激戦を繰り広げ、これを完膚なきまでに撃破しています。
115 :
朝鮮史マニア:04/01/28 19:33
後に、その当時の朝鮮王である恭譲王が、心身に障害が有った為か、その当時、
元から取って代った明を征服せんとして国中に追討令を出すと李成桂とその同志達は
救国安民の為に涙を飲んでクーデターを起こして王を退位させ、1392年、即ち、コロンブスの
アメリカ大陸発見の丁度百年前、正式に恭譲王の禅譲を受けて王位につき、翌1393年、国号も「朝鮮」に改め、
晴れて新国家を建設しました。
国王となってからの李成桂は、対外的には明と堅い友好関係を結んで国内の平和の実現に尽力し、政治的には、
儒教を建国理念とする中央集権的両班支配体制の整備に努力しました。
経済的には、農業の奨励による民生の安定によって身分社会制度を確立しようとする農本民生主義政策を施行し、
ここに、500年のながきにわたる朝鮮の平和と繁栄がもたらされるのであります。
ネタなのか本当のチョソなのか解らん・・・
117 :
世界@名無史さん:04/01/28 22:24
なんかズッコケルな
舜帝こそ史上最高の英雄
107 > 暗殺されたという一事でもって、政治能力の全てを否定するがごとき
107 > 言動はどうかと思う。
これは私に対する発言かね。私はそんなことを一言も書いていないし、
暗殺された者に政治力がないなどとは思ってすらいない。
私に文章力が著しく欠如しているか、君に読解力というものがないのか。
それとも私でない他の誰か、いや、空気に向かって語っているのかね。
107 > 誰が勝者になるか分からなかったと言うが、共和派の敗因は、
107 > 結局武力がなかったから。
君は予言者の類かね。カエサル暗殺後の複雑な人間関係と動きを全く無視し、
共和派に武力がなかったの一言で済ませて。
暗殺後における最初の一番大きな対立軸は、アントニウス派 対 反アントニウス派だ。
オクタヴィアヌスにアウグストゥスの名を贈ったプランクス
「内乱記」を著したアシニウス・ポッリオ
そしてカッシウスとは妻が姉妹であることから親戚関係にあった後の三頭官レピドゥス
彼らは皆最初は反アントニウス派でデキムス・ブルトゥスを支援すらしていた。
ポッリオは模様眺めの感が強かったがね。
ギリシア以東はアジアを一度ドラベッラに取られたが、すぐにカッシウスと
マルクス・ブルトゥスの勢力下にあったのはおそらく君でもご存知のとおりだろう。
また、レピドゥスがアントニウス派に寝返り第二次三頭政治が成立する以前の状況は
オクタヴィアヌスがキケロと執政官になろうとするなど、その後の予測など当時の
人々には誰にも全くつかない状態だったというのは明らかだと思うのだが、
細かな話を省いたこれらの状況を知った上でも予測可能だったというのかね。
(つづき)
さらに申せば、カッシウスの軍事的才能はアントニウスに引けを取らなかったと思うよ。
どちらもカエサルやポンペイウスよりはかなり劣っていたとは思うがね。
兵の訓練がまともに出来ずに戦闘になったことがカッシウスの敗因だと思っているが、
仮に反アントニウス派がアントニウスの抹殺に成功した後で同様な対立軸があり
同様な戦闘が行われていたら勝負は正しく時の運、五分五分だったと思うな。
将なきアントニウスの代わりの指揮官の軍とカッシウス軍では拮抗した戦いだったろうし、
オクタヴィアヌス軍はカッシウス軍を蹴散らしたアントニウス軍の援護がなければ
持ち堪えられなかっただろうからね。
このようなめまぐるしく状況が変わる中で、既定事実のようにはなっから共和派に
全く勝ち目がなかったなどと誰が断言できようか。
兵に訓練がまともに出来なかった、つまり新兵しか集められなかった
時点で、カッシウスたちの戦略的不利は証明されると思う。
大体、カッシウスたちがローマから逃亡してフィリピの戦いまで約二年半、
アントニウスとオクタヴィアヌスが和解して、暗殺容疑者の処刑が始まって
からでも約一年が経っている。
少なくとも、それだけの期間があって兵の訓練がまともに出来なかったのは、
金が足りなかったかカッシウスの読みが甘かったかであって、
いずれにしても共和派の根本的な軍事的不利を否定する根拠には
ならないと思うが。
それに「アントニウスが抹殺された後に同様の対立軸がある」
可能性はかなり低かったろう。
モデナの戦いでアントニウスがオクタヴィアヌス-元老院の連合軍に
敗れた際、勝ったオクタヴィアヌスは元老院にカエサル暗殺犯の処刑を
求めている。元老院が拒否した後、彼はアントニウスと講和。
この当時のオクタヴィアヌスには、元老院の拒否を独力ではねつける
だけの力はなかったし、かと言って暗殺犯の処刑なしで後継者になれば
その正当性が問われることになろう。
この場でアントニウスがいなければ、オクタヴィアヌスは諦めるか
強硬手段に打って出るしかなかったろう。
後者の場合、カエサルと同じ運命を辿ることになった可能性は高い。
アントニウスが抹殺され、かつオクタヴィアヌスが屈服した場合にのみ、
共和派の勝利が成立する。
それはその前後、彼がキケロと共同で執政官になっても同じこと。
ただしその場合、オクタヴィアヌスが政治的才能を発揮できたかは
かなり疑問だが。何しろ周りはほぼ全て共和派だからね。
警戒の対象になっているだろうし、
弁論の才も軍事的才能もない病弱の彼が、カエサルの後継者だというだけで
「共和政のシステムの中で」政治的才能を発揮する場を与えられた
とは思えない。彼の能力を総合的に考えると、叩き上げには向かない。
なんか三戦板で見たことがあるような文体・・・
君はどうも人の主張や論拠というものを読み取らない傾向にあるようだね。
カッシウスと同じ立場、すなわち、実践での経験をほとんどつめなかった軍団を指揮していた
マルクス・ブルトゥスはオクタヴィアヌス軍よりも優勢だったのだよ。
そこから類推すればアントニウス以外のものが指揮官であったならカッシウスは軍事的に決して
不利であったとは言えないと思うというのが私が先にも述べた主張だ。
また君はムティーナ(モデナ)の戦い終了直後にオクタヴィアヌスが元老院にカエサル暗殺犯の
処刑を求めたとしているが、本当かね?
ムティーナの戦いが終了したのは紀元前43年の4月末、ペディウス法が提出されて元老院が
騒然としたのは同年の8月のことだよ。もし君がこれらのことを百も承知で「際」という言葉を
使ったのであれば、実際にその時代に生きていた者達にとってはきわめて長かったであろう
数ヶ月という期間にあった様々な動き、出来事や葛藤を君はまたしても無視してしまっている。
また君はどうやら「○×派」といった類の言葉に縛られているような気がする。
キケロの縁者・友人宛書簡集でも読んで勉強したまえ。アッピアノスの内乱記は邦訳されて
いないはずだからそれまで読めとは言はぬがね。
歴史がどう動くなど予め予測できない(97の主張は到底納得できない)ということがそもそもの
私の主張だったのだがね。歴史の予測が出来るのは、おらそくハリ・セルダンくらいだろう。
カエサルはスッラの改革の失敗から学んだから、ああいう道を選んだ。
いいか悪いかは別にして。
反対派を虐殺して政権の座に着き、曲がりなりにも改革を実現させて
「畳の上で」死んだのがスッラだ。
同じ条件で反対のことをすれば、結果も反対になりうることすら
全く「予測できない」ことだろうか。いつどこでということまでは
無理だとしても。
知らないことは予測できずとも、自分が経験・見聞して学んだことから
類推して、予測ないし予想することは出来るはずだ。
まして暗殺の五年前には、元老院から抹殺されかかっているんだし。
海賊になったポンペイウスの子供も含め、敵が生き残っているという
状況もある。
カエサル暗殺は、少なくともそういう経験からの思考の枠内にある。
「賢者は歴史に学び、愚者は経験から学ぶ」というが、
カエサルが己の経験からも学び得ない愚者以下の男だとしたら、
そもそもガリアを征服したりポンペイウスとの戦いに勝つことすら
難しいと思うんだが。
「カエサルが死後のことまで予測していたか?」
あるいは、「カエサルが死後のことまで予測しえたか?」
との問いに私は「否」と答える続ける以外にない。
その理由はすでに述べているとおりだが付け加えると、
よくローマ帝国の巨大化からより迅速な統治システムの
必要性をカエサルは認識していたとする人がいる。
そうであったとしても(私はそうであったとはは思っていないが)、
カエサル死後にその考えに同調した人がいったいどれだけ
いたことか?カエサルが暗殺されずに天寿を全うしたと
してもその考えを理解しえた人はいったいどれだけいたというのだろうか?
日本における所謂幕末においては主義主張といったもので世の中が動いていったが、
果たしてカエサルの時代でそれと同様な動きがあっただろうか。
島田誠氏は批判しているようだが、オクタヴィアヌスの最終的な勝利ですら結局のところ
ロナルド・サイムが主張する「オクタヴィアヌスらの徒党の勝利」以外の何ものでもない
という考えに私は賛成だ。
オクタヴィアヌスが永続的な改革を実施できたのはその勝利の後。
またよしんば暗殺を予測していたとしてもだ、「己が殺されても改革が残る道を選ぶ」
などというきれい事を最晩年の慢心していたカエサルでも吐くとは到底思えない。
結果論として、暗殺後極めて不透明な世の中が生み出されたことを忘れてはならない。
> 同じ条件で反対のことをすれば、結果も反対になりうることすら
> 全く「予測できない」ことだろうか。
そんな単純な法則が人間社会に成り立っているとすれば政治家ほど楽な商売はない。
不特定多数の人間が様々なことを考え、様々の思いが渦巻いている世の中で
そんな単純なものであろうか?
カエサルが暗殺された後、人々は何を思ったか調べた、あるいは、推察したことがあるかね?
ヒルティウスとパンサは何を思っていたか?
また、どのような風潮の中でオクタヴィアヌスによるパックス・ロマーナが実現しえたのか?
> カエサル暗殺は、少なくともそういう経験からの思考の枠内にある。
実のところ州政府ですら教科書”選定”に関与しているのはテキサスとカリフォルニアだけ
だというのに連邦政府が教科書”検定”を実施していると主張しているようなものだ。
127 :
世界@名無史さん:04/02/20 22:07
カエサル以上の英雄は歴史上最強国家を作った
チンギス・ハン(テムジン)ということでおしまい。
>>127 カエサルに較べると知性と品性に欠けるので却下
129 :
世界@名無史さん:04/02/21 09:38
>>128 カエサルと生まれ育った環境が違いすぎるので
確かに文化的な感じはしないわな。
けど業績はカエサルやアレクサンドロスより上。
スケールがでかすぎる。
英雄は死ななければならない
高みを目指し、そして失敗する…
英雄とは悲劇のヒーロー
そういった意味でもカエサルは英雄ですね
131 :
世界@名無史さん:04/02/21 15:57
フリードリヒU世
ウィリアム・ウォレス
テュレンヌ
グスタフ・アドルフ
ピョートル大帝
この中には居るだろ?
>>131 英雄というより猛将ですね(デビルサマナーソウルハッカーズ風の呼称では)
133 :
世界@名無史さん:04/03/01 15:14
カエサル超えは朝河蘭唯一人
134 :
世界@名無史さん:04/03/01 15:44
英雄といえばギルガメッシュ
すなわち岩本恭生
135 :
世界@名無史さん:04/03/02 19:41
136 :
世界@名無史さん:04/03/02 22:51
禿なのが余りに痛い‥
137 :
世界@名無史さん:04/03/17 06:02
サラディンとリチャードT
てすと
139 :
世界@名無史さん:
壇君