1 :
世界@名無史さん :
03/08/29 00:47
2 :
世界@名無史さん :03/08/29 00:50
ハンガリー(Hungaria)はフン族が語源
3 :
世界@名無史さん :03/08/29 00:52
4 :
世界@名無史さん :03/08/29 00:54
古代ギリシャのポリスは今でも地名で残っている。 例えば、イタリアのナポリ、クリミア半島のセバストポリ、 アメリカのインディアナポリスなどがそれである。
5 :
世界@名無史さん :03/08/29 00:55
アメリカの国名の由来となったイタリア人アメリゴは マラカイボ湖周辺を探検中 景観がイタリアのベニスVenezに似ていたので ベネズエラVenezuela「小さなベニス」と命名したらしい
6 :
世界@名無史さん :03/08/29 01:01
7 :
世界@名無史さん :03/08/29 01:02
「スラヴ」は「同じことばを話す人」という意味
8 :
世界@名無史さん :03/08/29 01:05
Euro−Asia・・・ユーラシア
9 :
世界@名無史さん :03/08/29 01:09
10 :
世界@名無史さん :03/08/29 05:49
Colonia Agrippina → Koeln
11 :
世界@名無史さん :03/08/29 08:24
>9 真ん中は日本中心だな 英 仏 露 マイケル→ミッシェル→ミハイル ジョージ→ジョルジュ→ゲオルギー キャサリン→カトリーヌ→エカテリーナ とはしらなんだ
12 :
世界@名無史さん :03/08/29 19:32
とりあえず、読み方が変わっただけの都市。 〈ギリシアの植民市〉 ネアポリス→ナポリ マッサリア→マルセイユ 〈ローマの頃に建造された都市〉 ルテティア→パリ ロンディニウム→ロンドン コロニア=アグリッビナ→ケルン ウィンドボナ→ウィーン 新旧の都市名を挙げてみたけど、パリとケルンだけは理解できねえ・・・ あと、同じようにルーマニアはロマーニア(ローマの土地)の変名らしい。
13 :
世界@名無史さん :03/08/29 19:46
カタカナで追うから理解できないんじゃないかと。 Colonia > Colone > Kolone > Köln 適当だけどこんな感じだと思います。
しまった スレの名前を誤ったかな? 別に名前だけにこだわらなくてもよかった 「ハーメルンの笛吹き男」は少年十字軍がルーツ
helloと言う単語はエジソンが電話を発明した時 一番聞こえやすいという理由で使っていたのが そのまま普及したらしい
16 :
世界@名無史さん :03/08/29 22:33
イスラム諸国の旗には緑色の模様が多い それはムハンマドが好んで用いたターバンの色がその由来
ドラキュラはトランシルヴァニアの「串刺し公」こと ヴラド・ツェペシ2世がルーツ・・・ さすがにこれは常識だな・・・すまん
食べ物の名前は地名から来てる場合が多い Hamburg(ハンブルク)・・・ハンバーグ「hamburger」 Frankfurt(フランクフルト)・・・フランクフルト「frankfurter」 Vienna(ヴィエンナ=ウィーンの)・・・wiener(ウィーナー=ウィンナー)
19 :
世界@名無史さん :03/08/29 22:47
かぼちゃ―――カンボジア タルタルソース―――タタール地方 ババロア―――バイエルン ジャガイモ―――ジャカルタ とうもろこし―――唐+もろこし
21 :
世界@名無史さん :03/08/30 04:03
アレキサンドリア → イスカンダル → カンダハール
22 :
ナポレオン ◆vYVYAtFe0o :03/08/30 04:10
>>12 ケルンは英語ではコローニュ、フランス語ではコロンと言います。
「コロニア」の語感が残っているでしょう?
有名どころではオーデコロンはフランス語「オー・デ・コロン」、
日本語に直すと「ケルン水」という意味でつな。
ケルニッシュ・ヴァッサーとするとうがい薬みてーだな、とは
池内紀センセのありがたいお言葉。
ルテティアは正式には「ルテティア=パリシオーヌム」といいます。
意味はラテン語に詳しい人に聞いてくだちぃ。
23 :
世界@名無史さん :03/10/04 14:14
>15 「kodak」という単語は、創始者ジョージ・イーストマンが世界中のどの言語でも 同じ発音となるべきスペルで、ということで試行錯誤の末組み合わせたもの。 英仏伊独西露希・・すべての言語で「コダック」以外には読みようがない。 この単語は商標以外の意味を持たない。
24 :
世界@名無史さん :03/10/04 14:18
>>22 そういや、ルノーにルーテシア Lutecia って車があるね。
パリっつーのはあのあたりにいたガリア人の部族の名前ですよ。 『ガリア戦記』で出てきました。
26 :
ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/10/04 21:29
パリの名前について、 まとめる気がないので羅列です。 B.C.3世紀ごろにケルト系のパリシィ族(他称、田舎者の意) がこの周辺に住んでいたことに由来。 「Par-Isis」で、伝説の都イースに勝る偉大な都市の意味に由来, 「Par-Is」で、イースのような町。 「イシス(神)の森」、「イシス(神)の帆船」の派生語に由来。 ラテン語のParisiusで、ギリシャ語の「イシス(神)の傍ら」から。 パリの建威を高めようとして、サン・ドニの修道士リゴールを筆頭に トロイア人の末裔が、パリス・アレクサンドロスの名前から、もしくは 「大胆」を意味するギリシア語であるパリシアから派生させて名付けた。 16世紀初頭、バティスト・ル・マントゥーアンは「聖ディオニュシウス伝」 において、パリ人はアルカディアの都市パラシアの住民でパラシア人の末裔 と主張。 1532年に「もっとも高貴にして名高い都市パリの……歴史の華」 を刊行したジル・コロゼがパリの名前は、サン・ジェルマン・デ・プレ教会 にその像があるとしているイシスの神殿(Par Isis)に由来すると言う。
27 :
ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/10/04 21:30
パリの名前について、 まとめる気がないので羅列です(その2)。 15世紀末のフィオレスティは、14世紀の年代記からパリス・アレクサンドロス がパリを建設したとした。 15世紀末ごろのオリヴィエ・ド・ラ・マルシュは、アイネイアスとフランシオン がトロイアからこの地に来たときにそこの500年の歴史を持つルテティアという 町があり、その名前をパリに変えたのだという。 1498年にジョヴァンニ・ナンニは上記の説を裏付ける、エジプトのマネトン というA.D.3世紀の文献の抜粋を出版。 「世界地誌」の著者アンドレ・テヴェによれば、 ルテティアは、この地の建造物の石の白さから「白」を意味するギリシア語 レウコス(Leukos)に由来する。 ジャン・ルメール・ド・ベルジュは、パリの建設はトロイア創設以前だったとして、 その名前はパリスという王がルテティアを支配していたとしている。ルテティアの 由来は、アッシリア王のベロクス時代にルクスという王がこの地と統治していた 事に由来するという。
28 :
ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/10/04 21:32
パリの名前について、 まとめる気がないので羅列です(その3)。 1532年に出版された「ガリアの華と古代史」においてジャン・ル・フェーブル は、ノアの子ヤペテの子であるサモテスが建設の起源。 フランソワ・ラブレーの「ガルガンチュワ物語」の第17章にもパリの名前の 由来が登場するのだが……(謎)。 主要参考文献 「パリ歴史事典」アレフレッド・フィエロ 白水社 鹿島茂監訳 9500円+税 箱入り 初版2000年10月25日
まとまっていない文章は読まない。
30 :
世界@名無史さん :03/10/13 21:28
サンスクリットのビハーラ「僧院」から ⇒インド・ビハール州 ⇒ウズベキスタン・ブハラ市
31 :
世界@名無史さん :03/11/06 01:30
オスマン領時代の命名から: テヘラン(Tehran) ⇒ ティラナ(Tirana:アルバニアの首都)
32 :
世界@名無史さん :03/11/06 02:37
奈良(ナラ)→韓国語で「国」
33 :
世界@名無史さん :03/11/06 09:22
>>32 馬鹿も休み休み言え! 脳みそをならしてやろうか?
34 :
世界@名無史さん :03/11/06 14:53
韓国語じゃなくて、古代百済語で「国」だな。
35 :
世界@名無史さん :03/11/06 15:21
踏み鳴らす
>>34 古代百済語なんて、ほとんど再現されてないでしょ。
パリシィ族は『サクラ大戦3 巴里は燃えているか』に出てくる。
『星海の戦旗』に出てくるアーヴ語は上代日本語が語源。
(すまん)
えーと、ロシア語でドイツ人を意味する「ニェーメツ」は本来「唖者」の意。
(オシで漢字変換できないにロウアシャで変換できるというのは検閲に近くないかね)
ドイツ人がよく文句を言わないものだ。日本の周りの国(具体的には3つ)が
異様に口うるさいだけ?
ニェメツキーはスラヴ諸語の多くでドイツ人を指す言葉として使われてますね。 「口がきけない」というよりは「スラヴ語を喋ってくれない」ということだから、 ドイツの方が上だという意識の現れ、とも取れるのでは。
38 :
世界@名無史さん :03/11/06 17:11
39 :
世界@名無史さん :03/11/06 18:43
>>36 >>37 「ニェメツキー」で思い出したけど、オスマン語でオーストリア(ハプスブルク朝の)人を
指す「nemce/ネムジェ」という単語はおそらく、「ニェメツキー」が訛った言葉なんだろうね。
どのスラヴ語から入った言葉かは分からないけど。
オスマン語の「ネムジェ」がアラビア語に入ったのが、アラビア語の「ナムサー/namsa:」や
「ニムサー/nimsa:」なんだろうなあ。
イラク戦争開戦直前のバグダードで戦争反対のデモ行進をしていた、オーストリアから来た
「人間の盾」の連中の横断幕に「ナムサー」と書かれていたのを見た時は不思議に思ったな。
そんな語源があまり良くない言葉を使わなくても、アラビア語にも「アウストゥリヤー/austriya:」
というそのものズバリの音訳があるのに、なんで「ナムサー」なんて書いてたんだろうかな?
、
40 :
世界@名無史さん :03/11/06 21:59
奈良は均すだろ。それに古代百済語なんて、現代に伝わってないよ。 半島の言葉が語源なのは侍の「サウラビ」。高麗語だね。
41 :
世界@名無史さん :03/11/06 22:06
あとは樹木の「楢」から来ているのも多く含まれているかと。 奈良林、奈良山、などは姓にも地名にも日本中にあるよね。
漢字の語源は韓字
>>39 に負けずにアラビア語つながり。
アラビア語で哲学のことを「ファルサファ faisafah」という。
英語のフィロソフィーの音訳、ではなく、
古代ギリシア語のフィロソフィアの音訳。
アッバース朝時代の大翻訳運動の産物。
>>43 faisafahじゃなくてfalsafahだね。
>>44 サンクス。仰るとおりでつ。
ついでにまたアラビア語。
ドイツを意味するアラビア語が、なぜか「almaaniyaa」(長音記号が書けないので
ちょっと破格なローマナイズ)。これもスラブ語経由で入ったのでしょうか?
>>40 「サウラビ」は現代韓国語。しかし、高麗語ではなく、現代に伝わらない新羅語だと主張している。
ぼけるならもう少し馬鹿でもわかるようにしないと、信じるリアル厨房が出るぞ。
>>45 それはゲルマン民族の一部族のアレマン族に由来する、フランス語でそれぞれ
ドイツ、ドイツ人を意味するAllemagneやAllemandから来ているんじゃないでしょうか。
>>47 なるほど!近代におけるフランス語の音訳ですか。
納得しました。アラビア語厨としては、語頭のalをついつい
定冠詞として読んでしまうのですが、頭から固有名詞でしたか。
お礼とお返しに、またアラビア語。
アラビア語で城(英語の castle キャッスル)のことを、qasr(sの下に点)
と言います。リチャード獅子心王とかの十字軍の影響ですかね。
カステラの語源であるカスティリアも「城塞」という意味から来ているらしいので、 スペインやイタリアでも似た単語を使っていて、それがアラビア語に入ったのかも。
50 :
世界@名無史さん :03/11/07 23:51
>>48 ラテン語のcastellumやそれに由来する英語のcastleなどの単語とアラビア語のqas.rは無関係だと思うけどな。
アラビア語のqas.rは十字軍戦争のはるか以前の初期イスラーム時代から使われてるし、
手元にあるWehr-Cowanのアラビア語辞典を調べてみても、qas.rの語根のqas.araには
to lock up,limit,restrict,confine・・・という意味があるから、qas.rは城壁で
囲い込んだ土地、すなわち城、砦、城塞という意味の純粋なアラビア語と考えた方が
自然じゃないの?
第一、castellumとqas.rでLとRの音が入れ替わるのも不自然だし、
シリアの城塞から学んだ新しい築城法をヨーロッパに持ち帰って、
南仏のカルカッソンヌ城などの堅固な城塞都市を築くようになるのは
十字軍の方なんだけどな。
アラビア語でドイツを意味する「almāniyā」に関しても、アイユーブ朝やマムルーク朝の年代記には
すでに当時の神聖ローマ帝国の十字軍の兵士たちを指して「al-almān」、つまり「ドイツ人たち」と
書いている用例があるから、一概に近代になってアラビア語に入った言葉とは言えないと思う。
51 :
世界@名無史さん :03/11/08 00:00
>半島の言葉が語源なのは侍の「サウラビ」。高麗語だね。 ? さぶらう(脇に控える)→さむらい(侍)
52 :
世界@名無史さん :03/11/08 00:26
ドナウ川、ドン川 語源は分かりません 一緒でしょうか
印欧祖語で「流れ」とか「水」を意味するdanuという言葉があり、 ドナウ、ドン、ドニエプル、ドニエストルなどはこれに由来する、 という説。同系統の言葉がヨーロッパからインドまで広く存在する。
54 :
世界@名無史さん :03/11/15 23:24
ブリテンの名の由来はブルートゥス。 でどのブルートゥス?ブルートゥスなんていっぱいいるぞ!!
55 :
世界@名無史さん :03/11/16 06:27
また捏造かよ。
56 :
世界@名無史さん :03/11/16 10:14
ブルートゥースの語源もかw
57 :
世界@名無史さん :03/12/02 05:23
ハンガリーはフン族のガリア 「フンガリア」
58 :
世界@名無史さん :03/12/02 05:25
>>57 「ハンガリー」は「オノグル族」から来てるんじゃないのか。
59 :
世界@名無史さん :03/12/02 13:27
>>58 普通は、そう言われてるよねぇ。
オウガもオノグルが語源。
61 :
世界@名無史さん :03/12/02 14:49
>>54 デンマーク(てか、バイキング)のハーラル青歯王(Harald I 'BLÅTAND'940-986) ですな。
ITのブルートゥースの語源もこの人やね。
62 :
世界@名無史さん :03/12/14 05:42
デンマークの語源は、デーン人との境。
63 :
世界@名無史さん :03/12/20 02:27
スウェーデンの首都ストックホルムはスウェーデン語で「丸太の小島」の意。 13世紀、メラーレン湖に浮かぶ島に築かれた砦を中心に町が発展し、それを 取り囲むように丸太の柵が作られたことに由来する。 ちなみにこの町はノーベルの出身地でもあり、毎年12月にはノーベル賞授賞式 の開催地となるが、何故か平和賞のみはノルウェーの首都オスロで授与される。
一方、スウェーデンの国名の由来は、「スベア族の国」。 スウェーデン語でスベリエ。
65 :
世界@名無史さん :03/12/20 08:29
パキスタンの国名はパンジャブのP、アフガンのA、カシミールのK、 イスラームのI、シンドのS、バルチスタンのSTANを組み合わせた もの。民族自決運動の機運にあわせるように関連する諸地域の民族名・ 地方名をつなげたものだが、同時にウルドゥー語で「神聖な(Pak) 国家(Stan)」を意味する言葉にもなった…ってなんだかトリビアスレみたいw
66 :
世界@名無史さん :03/12/20 09:13
ロシア語の地名 Vladivostok は、 Vladi(征服) Vostok(東方)つまり「征東市」という意味。 日本も含め、東アジア諸国は文句を付けるべき名前だと思う。 例題。 ロシア語で Mir は世界という意味である。 Vladimir という人名はどういう意味になるだろう?
Vladimir 古代スラブ語volod(支配)と-meri(偉大な、名高い)から volodは-aldと同族系 meriは-mirと同族系 北欧のヴァルデマール(ヴァルデマル)Valdemarが同じようなタイプ
>>65 ( ・∀・) つ 〃∩ヘェーヘェーヘェー
すると中央アジアの「〜スタン」がつく諸国もウルドゥー語の影響ですか?
>>68 http://people.uleth.ca/~uzawa/essay15.htm 「「ビンラディンを巡る人名と地名」
モントリオール大学東アジア研究所 金谷武洋」によると
「今回最もよく名前を聞いた「パキスタン・アフガニスタン」の北に「カザフスタン・
キルギスタン・トルクメニスタン・タジキスタン・ウズベキスタン」と5つの共和国が広がってる。
これだけ似たような地名を聞かされたら「一体、その『スタン』ってのは何なんだ?」
と聞きたくなるのが人情と言うものだろう。
答えのヒントは、「パキスタン・アフガニスタン」が国名として定着しているのに、
「カザフスタン」以下の5つは、日本語では以前から別名で呼ばれていることにある。
別名とは「カザフ共和国・キルギス共和国・トルクメン共和国・タジク共和国・ウズベク共和国」だ。
これでお分かりの様に「スタン」は「国」である。ペルシャ語起源のトルコ語の接尾辞だ。
原意は「国」だけであって、勿論「共和」という意味はない。
さてここで「日本」という名前を考えてみよう。これだけで国名として使われるが、
パスポートに書いてある様に、実は正式には「日本国」である。トルコ語で「スタン」が「国」だとすると、
トルコ人は他の国にも「スタン」を付けて読んでいるのではないか、と思った方がいるかも知れない。
お見事。まさにその通りなのだ。例えば、ハンガリーはトルコ語で「マジャリスタン」となる。
ブルガリアは「ブルガリスタン」、パキスタンの隣国インドは「ヒンディスタン」である。」
とあります。以下語学的な説明が続くので参考にしてください。
70 :
カラジチ ◆mWYugocC.c :04/01/12 13:08
ボスニアのサライェヴォはペルシア語の「サライ」(宮殿)に由来する。
>>70 そりゃ、語源をたどればペルシア語の「سراى」だろうが、
より直接にはオスマン語経由だろ?
72 :
世界@名無史さん :04/01/12 19:08
>>70 セルビア人の「カラジチ」とか「カラジョルジェ」とかいう
名前の「カラ」ってトルコ語の「kara」(黒い)と関係あるの?
73 :
カラジチ ◆mWYugocC.c :04/01/12 19:51
>>72 カラジチはちょっと分からないですが、
カラジョルジェはもともとトルコ側の呼び名だそうですので、トルコ語のkaraに由来するものです。
>>71 オスマン時代のボスニアではペルシャ語もアラビア語も知られてたらしいので、何とも言えません。
ドイツ ブルグ・・・城 フルト・・・渡し シュタット・・・街 ドルフ・・・村 ベルグ・・・山 ヴァルド・・・森 ハイム・・・家 ギリシア ネソス・・・島 タリバンの根拠カンダハルはアレクサンダー都市。 インド地方に見られるバードというのは集落という意味。 バードと名がつく場所はイスラム教徒、 プルと名がつく場所はヒンズー教徒の街。 アルゼンチンは銀という意味。新大陸で銀がたくさん取れたことから。 北京は中国語でベイジンと発音するが、ペキンとなっているのは17世紀に西洋人が 訪れたときそう発音したことから。
ハンガリーの著名なイスラーム学者のIgnácz Goldziherもボスニア=ヘルツェゴヴィナの高校生向けに アラブ文学史の教科書を執筆していたぐらいだから、ボスニアのムスリムってトルコ語だけじゃなくて アラビア語やペルシア語の教育も受けてたんだろうか(アラビア語教育はムスリムなら当然か)。 サライェヴォの東方学研究所が所蔵していたイスラーム関係の写本や文書は ユーゴ内戦中の1992年8月にセルビア人の攻撃で焼失してしまったらしいが。
76 :
世界@名無史さん :04/01/12 21:24
>>74 に関連して、
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの語源には二通りの説がある。
@ドン・ペドロ・メンドーサとサンチョ・デル・カンポが初めてこの地に上陸した際、
「buenos(なんていい)aires(空気だ!)」といったことに由来するというもの。
Aイタリア領サルデーニャ、カリアリ市の修道院にある聖母ブエン・アイレ像に端を発する
ヌエストラ・セニョーラ・デル・ブエン・アイレ信仰に由来するというもの。
ちなみに、アルゼンチンのサンタクルス州サンフリアン一帯がパタゴニアと呼ばれるのは、
マゼランが世界航海時に当地の先住民族テウエルチェ族に遭遇した際、彼らの履いていた
毛皮の履物(タマンゴ)をみて、彼らを「Pata(足 )Gon(大きな)」と呼んだことに
由来する。
77 :
世界@名無史さん :04/01/12 21:50
アルバニアの首都ティラナ(Tirana) は イランのテヘラン(Tehran)にちなんだ命名。
78 :
世界@名無史さん :04/01/13 00:08
国名などにある「ウズベキスタンOzbekistan」「アフガニスタンAfghānistān」の-istan、-istānは ペルシア語の接尾辞 -estān(-istān)に由来している。 これは「あるものが居る、存在する場所・ところ」を示す接尾辞で、 たとえば「Afghānistānアフガーニスターン」といった場合、 「アフガーン人がいる(住む)ところ」という意味になる。 概して過去にペルシア語が通用した地域で、国や地域の呼称に使う場合が多い。 トルコやイランでは国外の地域の他称で使われる例もある。 「マジャール人がいる(住む)ところ」=「Majārestānマジャーレスターン」 地域の呼称以外でもたとえば「病人bīmār」がいるところなので「病院bīmārestān」となる。 庭園、果樹園のことをbūsutānというが、これは「匂い(bū)のあるところ」を意味する。 (これは中世ペルシア語ではbōyestānという)
ازبكستان افغانستان مجارستان بيمارستان بوستان
80 :
世界@名無史さん :04/01/13 08:18
>>79 いい加減きわまるアラビア語知識で読みます。
「ウズベキスターン
アフガニスターン
マジャーリスターン
ビーマレスターン
ブースターン」
>>79 アレフの頭にハムザが必要ではありませんか?
82 :
世界@名無史さん :04/01/13 09:36
「インド」の語源は川の意の「シンド」。インダス川をさして言うシンドが外国からの地名となった。 インドの自国内での名前は「バーラト」古代インドにいた部族バーラト族に由来。マハーバーラタ等の バーラタも同じ。 インカ帝国のインカとは皇帝(王?)を表す称号。自称はタワンティンスーユ。 インカ帝国という呼び名は日本の事を「ミカド帝国」と呼ぶような物かもしれない。 地名ばかりではなんなので人名。 ベス ベティ リィズ等の女性名はエリザベスの省略形。 姉妹全員に同じ名前をつけていた時代に呼び分けるために発生した。 英語の曜日名の語源 日曜Sunday 太陽の日 ■Sun(太陽)+day(日) 月曜Monday 月の日 ■Mon(月)+day(日) 火曜Tuesday 軍神チュールの日 ■Tyr(チュール、転訛してTu)+es(の)+Day(日) 水曜Wednesday 大神オーディンの日 ■Weden(オーディン、Odinの転訛)+es(の)+Day(日) 木曜Thursday 雷神トールの日 ■Thur(トール、Thorの転訛)+s(の、esの転訛)+Day(日) 金曜Flyday 美の女神フレイアの日 ■Fly(フレイア、Freijaの転訛)+Day(日) (フレイア女神はフリッグ女神と混同されたためFriggの日とも言われる) 土曜Saturday 農業神サトッゥルヌスの日 ■Satur(サトゥルヌス、Saturnusの転訛)+Day(日)
英語の月名の語源 1月 January = Januarinus 門神ヤヌスJanus(の月) 2月 February = Februarius 贖罪の神フェブルウスFebruus(の月) 3月 March = Martius 軍神マルス(の月) 4月 April = Aprilis 愛と美の女神アプリリウス(アフロディーテ)(の月) 5月 May = Maius 豊穣の女神マイウス(の月) 6月 June = Junius 結婚神ジュノー(の月) 7月 July = Julius ユリウス(ユリウス・カエサル)(の月) 8月 August = Augustus アウグストゥス(尊厳者、ローマ皇帝の称号)(の月) 9月 Septembe セプテムseptem=seven、ラテン語で7の意。7番目の月 10月 Octorber オクトocto=eight、8の意、オクトパス・オクタヴィアヌス等と同じ。8番目の月。 11月 November ノヴェムnovem=nine、9の意。9番目の月。 12月 December ディケムdecem=ten、10の意。10番目の月。 英語の月名は全てラテン語に由来。 なお8月以降の数字が2ずつずれているが、それはローマ時代、元々一年が十ヶ月だったため。 後からJanuaryとFebruaryが挿入されて十二ヶ月になった。が当時はまだ春の始まるMartius(三月) が年始だったため問題なかった。後にJanuaryとFebruaryが前に来たために二ヶ月繰り上がった。 なお7月は元々のラテン語ではQuintilis(5番目の月)だったが、カエサルが自分の誕生月を 自分の名前からJuliusに変更した。 8月ももとはSextilis(6番目の月)だったが、オクタヴィアヌスこと、ローマ皇帝アウグストゥス陛下は カエサルを真似てSextilisを自分の称号からAugustusに変えた。なお、この月を変えたのは戦勝記念との事。 しかし、8月は30日しかなく、31日のJuliusに見劣りするのが嫌だったのか、年末のFebruariusから 1日もってきて自分の月に足して31日にした(w おかげで2月は閏年でも29日しかありませんとさ。っちゃんちゃん
84 :
世界@名無史さん :04/01/13 18:01
>-istan、-istānはペルシア語の接尾辞 -estān(-istān)に由来している。 >これは「あるものが居る、存在する場所・ところ」を示す接尾辞で、 >たとえば「Afghānistānアフガーニスターン」といった場合、「アフガーン人がいる(住む)ところ」という意味になる。 仏教系用語の震旦は「シナスタン」にちなむ。 西域に住む支那人は秦人を自称していた為、その「秦」にちなんで「シナスタン」ができた。 インドなど外部からみた呼称だったがそのシナ、シナスタンをチャイニーズ自身が音訳して 支那、脂那、至那や震旦、真丹、振旦、神丹等を当てた。 「宋史」には宋人自身が天竺から皇帝の長寿と多幸を祝してきた書簡の言葉を 「支那皇帝」と忠実に訳した例が載っている。
>>82 ミカドには、大王、大王の在所、大王の政治機構、大王の勢力圏
と、どれも指しうるので、「帝国」=ミカドだったりもするんだが。
86 :
世界@名無史さん :04/01/13 21:04
اوزبكستان ウーズベキスターン
افغانستان アフガーニスターン
مجارستان マジャーリスターン
بيمارستان ビーマーリスターン
بوستان ブースターン
>>81 アラビア語の単語ではないので特にハムザは要らなかったと思います。
>個人的にはアフガーネスターンと書きたかったり(w
88 :
世界@名無史さん :04/01/14 00:10
>>86 >>個人的にはアフガーネスターンと書きたかったり(w
ペルシア語読みでつね。そうか、ペルシア語にはハムザは要らないのか。
(早飲み込みでしょうか?)
>>84 シナスタンじゃなくてチナスターナ(サンスクリットだから)だよ
90 :
世界@名無史さん :04/01/14 00:43
>>88 ペルシア語ですよ。
この手の単語の場合、固有名詞の国名、地名の類の単語は、発音記号の問題を除けば、
アラビア語とペルシア語でほとんど違いはないと思いますが、
普通名詞の場合、ペルシア語からアラビア語に入ると、بيمارستانがبمارستانに、
بوستانがبستانのように、ペルシア語の綴りの時には長母音だった最初の母音が短くなる傾向があります。
91 :
世界@名無史さん :04/01/14 01:59
>>91 ソグド人ならゾロアスター教徒でそ
チナスターナの最初の出典は大乗仏典。サンスクリットであって、アヴェスタ語ではない。
93 :
世界@名無史さん :04/01/14 10:03
コンドームはフランスの地名説とイギリスの医師名説がありますが、どっちが有力なんでしょう?
94 :
世界@名無史さん :04/01/14 11:41
>>93 研究社の英和辞典によると18世紀英国の医師説
95 :
世界@名無史さん :04/02/13 07:53
age
96 :
世界@名無史さん :04/03/05 08:15
age
98 :
世界@名無史さん :04/04/01 02:13
99 :
世界@名無史さん :04/04/04 23:39
彗星や流星群は最初に発見したひとの名前が付けられる もし発見が同時だった場合、名前をくっつけて呼ばれるようになる 例えば 例の170とジョージ・チンポという人がが同時に彗星を発見した場合 その彗星の名前は 「例の170チンポ彗星」とインパクトある名前になるのであるw
100 :
世界@名無史さん :04/04/05 08:21
age
>99 例外的に一時期の中国では個人崇拝につながるという理由から天文台名が彗星名につけられていた。
台風をもとからの日本語ないし漢語と思っている人は多いが 実は英語のタイフーンの当て字。 タイフーンはギリシャ神話の怪物テュポーンに由来する。
103 :
世界@名無史さん :04/04/17 19:25
>>74 のドイツ語名、英語名だと:
ブルグ⇒ボロ、バラ・・・城
フルト⇒フォード ・・・渡し
ドルフ⇒ソープ ・・・村
ベルグ⇒バーグ ・・・山
ハイム⇒ハム ・・・家
保守
105 :
世界@名無史さん :04/06/14 03:26
age
106 :
世界@名無史さん :04/06/14 09:25
ツァラトストラはゾロアスターのこと
107 :
世界@名無史さん :04/08/01 02:06
age
108 :
世界@名無史さん :04/08/01 15:01
ロンバルディア地方はランゴバルト族由来
109 :
世界@名無史さん :04/08/01 15:05
>>14 そう言いきってしまうのはどうかと思う・・・魅力的な説とは思うけど
110 :
世界@名無史さん :04/08/01 15:09
サーカスではそんなに大勢浚えないものね。
「人」とか「人々」という意味の言葉が民族名になっていることが時々ある。 アイヌ、イヌイット、それにドイツもかな? これってまさか、「お前ら誰だ?」と訊かれて 「人間だよ」と答えたのが名前になっちゃったんだろうか。 でも自称だしなぁ。
112 :
世界@名無史さん :04/08/01 15:48
113 :
世界@名無史さん :04/08/01 15:54
ジブラルタル海峡は誰かの名前に由来してたよな?
小笠原諸島はアメリカではブジン諸島 これはアメリカ人が現地の漁師に島の名前を聞いた所 「無人島」と答えたから
طارق بن زياد
116 :
世界@名無史さん :04/08/01 16:11
最初に意味のある言葉を発したのはアフリカのカッちゃん
119 :
世界@名無史さん :04/08/29 06:48
120 :
世界@名無史さん :
04/09/04 17:56 >>111 自然界に住むさまざまな生物種のひとつとして自分たちを「ヒト」と
見ていた表れのようです。
「ヒト」自称の民族は、アニミズム的世界観が強い地域に多く見られますよね。