1 :
世界@名無史さん :
03/08/20 22:18 大皇帝でも奴隷でも、人間いつかは必ず死ぬ。 畳の上か、はたまたベッドの安らかなる死。もしくはあえ無い事故死惨死。 死ねば葬送。土葬火葬水葬ミイラ、鳥につつかせ死体消滅。 墓は殉死と副葬品の山、宝狙って墓泥棒。墓泥棒は考古のあけぼの。 古今東西、「死」に関連するあらゆることについてうらめしく語ろうではありませんか。
2 :
世界@名無史さん :03/08/20 22:20
2get 南無妙法蓮華経
3 :
世界@名無史さん :03/08/20 22:27
4 :
世界@名無史さん :03/08/20 22:32
>3 荒木飛呂彦もやっぱり行ったんだろーか。
どっちかっていうと人類学のネタじゃないの?
6 :
世界@名無史さん :03/08/21 00:34
最近の人類学板は関西叩きでもうだめぽ。 脂肪の多い遺体を湿った土壌に埋めると、脂肪が石鹸化した「屍蝋」ができるが、 実際に洗濯に使えるのか?
7 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/08/21 10:03
「樹上葬」は古代・中世の日本や朝鮮半島(近世まで)にもありましたが、 死後祟りそうな異常死を遂げた人間を葬るために利用された葬法であったよ うです。インドなどで行われたものはどうだったか分かりませんが。 樹上が祖霊が伝って帰って来るところ、新しく生まれて来る命が来るところ とみなされた例もあります。 なおアイヌや南太平洋の例では生まれて間もなく死んだ子供の遺骸は戸口に 埋めてまた生まれて来るようにしたそうです。日本でも生後一年未満で死ん だ子供は縁の下に埋めるとか、七歳未満で死んだら葬式を出さず墓もつくら ないということがありました。 アボリジニーの間では13歳までは精霊の世界に属しているものとみなされ て権利も義務も認められなかったそうですよ。
8 :
世界@名無史さん :03/08/21 17:07
中世ヨーロッパの「メメント・モリ」は有名だよね。 あと「死の舞踏」「死の勝利」とか。
9 :
世界@名無史さん :03/08/21 20:29
台湾のアミ族でも、幼児は人格を認められておらず、罪を犯しても罰せられず、 死んでも葬式出してもらえなかった筈。 堕胎、間引きで死んだ胎児、赤子は東北地方では土間の藁打ち石の下に埋めたそうな。
10 :
世界@名無史さん :03/08/21 21:00
ニューギニアのある部族は死人がでるとその遺体を食べてしまう。 彼らが言うには、 「遺体を冷たい土に埋めたり、焼いてしまうなんてかわいそう。 食べれば死者は我々の中で永遠に生きつづける」なんだそうな。 しかしこの風習ゆえにクールー病大流行。 日本にも遺体を食べる風習はあった、と聞いたことある。 死者の遺品を分ける「形見分け」は、本来は遺体を解体して皆で分ける 「片身分け」なんだそうな。
12 :
世界@名無史さん :03/08/21 21:11
>11 見本みせろ。
13 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/08/21 22:11
>9 日本列島も含めた西太平洋側では割りと一般的な考えなのでしょうか。土間 の藁打ち石の下ですか・・・。 異常死といえば欧州などでは遺骸が殺した人間を告発する(死体がなにかし らの反応を示す)という事が言われていましたね。 告発とは別に死体を持ち出して原因となった家に押しかけて金銭をせしめる 習慣があったのが清代の江南。日本の落語「らくだ」との影響は不明ですが やっていたことは似たようなものでした。
14 :
世界@名無史さん :03/08/21 22:53
バイロンの娘は5歳でイタリアで病死。イギリスで埋葬したかった バイロンは宅急便で娘の死体をイギリスに送った。 それもバレないように、二つにわけて。
始皇帝は巡幸の途中で死んだんだっけ。 んで死の事実は伏せたままでそのまま巡幸を続けたんだけど、 暑い盛りのことだからだんだんとニオイが……。
16 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/08/22 15:22
13で述べさせていただいた江南の習俗ですが、明代からありました。「図
頼」(頼を図る)と呼ばれたものでこの場合の頼は「言いがかりをつける」
といった意味をもった言葉。
荻生徂徠は「図頼はねだることなり」と記しましたがこれには死、ないしは
死骸がつきものとなっていました。以下は各時代の役人のコメントです。
16世紀末に福建省の巡撫(長官)を勤めていた許フ遠
「福建の無頼の輩は、ちょっとした諍いを原因として、すぐに服毒したり、
首を吊ったり、或いは奴婢や子孫を殺したりする。ひどい場合には年老いた
病気の父母を無理やり自殺させ、それによって相手の家を責め立て、財物を
掠め取ったり、或いは人を傷つけたりする。
さらには殺人事件として御上に告発すると、書類係や検死役、下っ端や村役
などが何かと脅し取り、その家はたちまち破産してしまう。
こうした風潮を助長してはならない。」
18世紀の前半に河南省の巡撫を勤めていた田文鏡
「河南省の習俗では、女性たちの自殺が多い。ある者は舅・姑に罵られたこ
とによって、ある者は夫との齟齬によって、ある者は兄嫁との不和によって
、そしてある者は隣近所との喧嘩によって、いともあっさりと自殺する。
父兄たちは常日頃から教え諭すこともせず、向こう見ずな行為を勝手にさせ
ており、逆に死んだ後で金儲けを企て、この死にかこつけて誰かからむしり
とろうとする。」
18世紀の末に江西省の司法長官を勤めていたオウ(さんずいに王)志伊
「もし地主が田んぼを取り上げようとしたならば、その佃戸は婦女子に騒ぎ
立てさせるのでなければ、老人に命を捨てさせて無理やり田んぼを自分のも
のにしようとする。」
>>15 死骸を運ぶといえば、聖マルコに限らず聖人の遺骸は教会同士でもよく盗み
あっていましたね。ローマの僧デウスドーナなどは『カール大帝伝』の著者
アインハルトをはじめとする各地の院長に合計34体以上の「聖遺物」を売
りさばいていたそうです。出所はローマの地下墓地だったらしい。
17 :
世界@名無史さん :03/08/22 17:52
中国に真身像というのがありまつ。 日本の即身仏とちょっと似ていますが。
18 :
世界@名無史さん :03/08/22 21:05
>>15 その臭い誤魔化すため、魚の干物積んだ車をそばに置いたんだよな。
死臭は魚の臭いに似ているのか?
始皇帝陵破壊した項羽は馬鹿なことしたもんだ。あれが今日までそのまま残っていれば・・
近年の発掘で、多量の水銀の痕跡があったそうだ。「史記」の、
「内部に水銀の海がある」の記述は信憑性があることになる。
しかし不老不死に執着した始皇帝、生前から墓を作らせた、ということは、
ある程度妥協していたのかもしれない。
19 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/08/22 22:29
>>18 コノシロという魚の名は継母に継子が死んで火葬に処されたと思い込ませる為に
代わりに燃やされた事から来たという話がありますね。だから「子の代」だと。
20 :
世界@名無史さん :03/08/22 22:43
しかしコノシロの逸話は飛鳥時代の話、とされている。 この時代火葬がどれほど一般化していたかは不明。 中国の森林破壊の歴史は、燃料や巨大建造物以外に、墓にも原因があるという。 有名な漢の馬王堆古墳にも見られるように、古代中国の墓は膨大な木材で「木郭」を築き、 遺体は大木を刳り貫いた棺桶に納めた。 盗掘の目的が副葬品以外に、建材目的だった。というはなしもあるくらい。 日本の古墳時代初期、貴人の遺体はコウヤマキの大木を二つ割りにして 刳り貫いた棺桶に納めた。 なぜコウヤマキなのか不明。 コウヤマキの大木は当時から森林が貧弱な朝鮮にも輸出され、 そこでも棺に使われていたという。
21 :
世界@名無史さん :03/08/22 22:46
ところで、古代ケルト、ギリシアローマでは火葬だったよね。 土葬はキリスト教の習俗なの?
22 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/08/22 22:57
>>20 『神道集』にもありますが、まあ伝説ですから実際にそういった臭い
がしたというのであればそれでいいかと。なお火葬は道昭以前、万葉
の時代からありました。
23 :
世界@名無史さん :03/08/22 23:04
「死」以外に、【誕生】人生儀礼スレ【冠婚】もあったほうがいいかも。
24 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/08/22 23:06
>>23 ただ誕生・結婚・葬送の儀礼には似通った点も多いんですよね。どち
らも異界へと移動するものですので。
>18 死臭に似ているから、というよりは それ以上に臭いモノをおいてごまかそうとしたんじゃないかな。
26 :
世界@名無史さん :03/08/22 23:48
じゃあ秦の時代にクサヤの干物があったのか?
くっそう、屈葬にしやがって
28 :
世界@名無史さん :03/08/23 14:19
キリスト教の聖人が死んだとき、あまりにも多くの者が遺体の一部を欲しがるので、 遺体を大釜で煮て煮汁を分け合ったそうな。
29 :
世界@名無史さん :03/08/23 15:05
ぶ っ て ら な み の ぐ ろ だ な 。
30 :
世界@名無史さん :03/08/23 23:21
ネアンデルタールも墓をつくっていたらしい。 死者に花も捧げていた。
31 :
世界@名無史さん :03/08/23 23:25
>30 シャニダール洞窟で出土した人骨にキク科の花の花粉が 大量に付着していたというやつですな。
32 :
世界@名無史さん :03/08/23 23:29
>>28 聖遺物崇拝は、食人(カニバリズム)の習慣までさかのぼることが
できるらしい。
>>18 たんぱく質が腐るから似てるんじゃないの。
>>25 それもあるかもしれんが、そんなものをいつも持ち歩いていたか??
>>21 土葬は復活信仰によるものでしょう。
いずれ肉体が復活する。だから焼いてはいけない。損なってはいけない。
傷つけてはいけない。
中国やエジプトでも同じだと思います。
ネアンデルタールの花粉の話は 実はそこらへんに咲いていた花の花粉が たまたまくっついただけだという異説もあるらしいが 真相はようわからん
36 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/08/24 11:23
昨日テレビに出ていたカトリーヌ・ド・メディチですが、革命後まもなくフランス 王家の墓が暴かれた(棺おけの裏に張られていた鉛目当て)時に他の何人か同様、 遺骨の一部が持ち去られ売り飛ばされてしまった事がありました。 左足の骨は今でも行方不明だそうです。ミイラ化していたアンリ4世などは見世物 にされた挙句盗られた首が(本物なら)3フランで取引されたりした。
全然、盛り上がっていないようだから、夏厨向けのネタを振ってみるか。 春秋の最初の覇者となった桓公は、生前に後継者を明言せずに亡くなって 棺に入れられたが、その遺骸を持って葬礼を行う事が後継の証と当時の慣習では 見なされたので争奪戦となった。 が、戦乱が長引き、荒れ果てた王宮の中で遺骸は蛆が棺の外にまで這い出るほど ほっとかれたという。
日本じゃ戦前まで葬式は出席者も含めて全員白衣だった というのは本当? 黒に染めるのが金がかかるからとか。
39 :
世界@名無史さん :03/08/27 21:49
大正時代の農村野辺送り写真見たが、みんな白装束の裃姿だったな。
葬式に黒衣っつーのは欧州の影響なのかしら 中国も朝鮮も白衣だって言うよね
いまでも神式のお葬式では白衣さんだそうですよ。
42 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/08/27 23:43
>>38 『源氏物語』などをご覧になられればお分かりでしょうが、平安時代には黒い
喪服が主に使用されていました。『今昔物語集』にはある守に仕えていた侍の
弟が国元から母が死んで黒い喪服を着て尋ねて来たという話がありますのでか
なり普及していたようです。但しそれ以下には無かったはず。
(近親者ほど黒色が濃かった。葬礼に黒い車を使用した、喪中に黒い簾などが
使用されたという話もあります。)
そこに鎌倉時代に禅宗の影響で白い喪服が入って来て、1400年頃には貴族
間でも「どちらが正当か」というので論議の対象となっていました。
ただ喪服についてはあまり研究が進んでいません。葬列にしても「盗み出す」
といって生前の様子を装って葬地(墓地とは別)まで移動したという例も多い。
ではそもそも「見られることを意識した」葬列とはなんであったのかという疑
問も浮かんでいます。「葬地と墓地」についても同様。
詳しいことはまたご説明出来るでしょうが。
ああ、出産時や参詣時の浄衣なら白でした。欧州ほどではないにせよ黒を不浄 と見る観念はありまして『日本書紀』中でもスサノオノミコトは姉に対して 「やつがれはじめより黒き(キタナキ)こころなし」 と弁解しています。
44 :
世界@名無史さん :03/08/28 00:05
野辺送りのことを東北地方ではジャランジャラン、中部地方ではジャンボン、 中国地方ではチンドンジャンと言う。みんな鉦や太鼓の音から来た言葉だ。 ところで、野辺送りに「耳ふたぎ餅」と言う風習があるそうだが、なんのことか解りますか?
>>44 野辺送りというか・・・死者に近親者が引かれないようにする為に耳
に餅を貼り付けたりして食べる習俗です。地域により差異あり。
死者が「引く」という話は現代でも聞かれますが、どうやら中世前期
からあったらしい。花山院が娘四人のうち三人を引いたという話も。
ほかに葬地に向かう時と帰る時で道を変える(『玉葉』・『明月記』)
などの方法があり、しかも民間の習俗でもあったという。
46 :
世界@名無史さん :03/08/28 00:24
あと、「遺体に猫を近づけてはいけない」 「湯潅の湯は蓋をしないで沸かし、水の中に注いでぬるま湯にする、盥は後で底を抜く」 「枕飯は土間に火をおこして炊く」「死の知らせを触れ回る際は二人以上で行く」 などの俗信がありましたね。
>>46 1、遺体を二人以上で見守っておく
2、死者と生者の生活圏を分ける
3、死者に関わる事は二度行わない
これらが基本ルールですが、他国の例と参照してみても面白そうです。
欧州に「猫がまたいだ死体は吸血鬼になる」という俗信があるという
事は南方熊楠が述べていた通り。「かじやのかか」の類話もあります。
48 :
世界@名無史さん :03/08/28 07:22
喪服の色はエジプトでは黄色、イランでは茶色、ジプシーは赤らしい。 シャルル8世の妃アン・オブ・ブルターニュが喪服に黒を着た最初の 女性と言われているが、本当だろうか?
中国ではウェディングドレスに白を使用するのは嫌われるそうです。赤や桃色で代用する。
50 :
世界@名無史さん :03/08/28 12:14
51 :
世界@名無史さん :03/08/28 13:09
中国ではウェディングドレスに白を使用するのは怪我されていない純潔のあかしだそうです。 再婚者は赤や桃色で代用する。
52 :
世界@名無史さん :03/08/28 13:09
日本ではウェディングドレスに白を使用するのは怪我されていない純潔のあかしだそうです。 再婚者は赤や桃色で代用する。
53 :
世界@名無史さん :03/08/28 13:10
日本では白無垢に白を使用するのは汚されていない純潔の証しだそうです。 再婚者は赤や桃色で代用するそうです。
54 :
世界@名無史さん :03/08/29 00:19
三重カキコとはしつこうおますな。 三回離婚しはったんどすか?
55 :
世界@名無史さん :03/08/29 20:09
火葬といえば、薪を井桁に組んで棺を置き、火を放つ、といったイメージ。 しかし薪だけを使った火葬では薪が焼け崩れる際に遺体が転げだしてしまい、 生焼けになって失敗することが多かった。そこで工夫を重ねた上、次のような 方法をとった。 まず地面に穴を掘って炭一俵を入れ、その上に生木の丸太と鉄棒を組んで 棺を乗せる。その上から粗朶で覆い、大量の藁で全体を包み隠し、最後に 濡らし藁と濡れ莚で包む。 こうしてから点火すれば濡れ莚が熱を遮断して窯の役目を果たし、全体に火が よく回ってきれいに焼ける。 本屋で立ち読みをしていたら「紙窯」なる陶芸を解説した本があった。 濡らした新聞紙や雑誌で「窯」を築き、陶器を焼いてしまう、という 画期的な内容。 もしかしたら濡れ莚の火葬にヒントを得たのかも知れない。
56 :
世界@名無史さん :03/08/31 16:07
A
57 :
世界@名無史さん :03/08/31 17:34
チベットの「鳥葬」は、もっともかの地の風土に則した葬方だそうだね。 乾燥地帯で薪が手に入らないから火葬にできない。川が無いから水葬にも出来ない。 土葬したくても土が硬くて掘れない。だから鳥に喰わせる。 エスキモーなんかは遺体をどうするんだろうか。
59 :
世界@名無史さん :03/08/31 21:58
白熊に喰わせる、とか
60 :
世界@名無史さん :03/09/02 02:23
>>57 北方系民族はミイラ風習も多いよね。アイヌとかアリュートとか。
それが一般的葬制ではないのだろうけど。
61 :
世界@名無史さん :03/09/02 07:40
アイヌは土葬じゃなかった?
62 :
世界@名無史さん :03/09/02 21:38
樺太アイヌは知らないが、北海道アイヌは土葬だよ。 遺体を茣蓙でくるみ、地面に浅く掘った穴に村の方角を頭にして埋める。 墓穴が「トイチプ」(土の舟)と言われるように浅いのは、農耕民でないので 土掘りの道具が発達していないから。このために古い時代のアイヌの骨はほとんど 残っていない。 埋葬してから、ハシドイの木で作った墓標を立てる。男の墓は山杖か槍の形に削り、 女の墓は針の形にしてある。 そのあとで、「カスォマンテ」といって、死者の生前使用していた品を家ごと 焚きあげてあの世に送る。
63 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/09/03 13:16
アメリカでは遺体の内臓を取り出し、防腐処理を行ってから埋葬するそうで
すが、やはり火葬のような遺体の原形の消失は恐怖と見做されるのでしょう
か。ヘンリ2世を悩ませたトマス・ベケットは死後350年も経過してから
ヘンリ8世の命により遺体を掘り起こされ、「教皇の権威を利用した罪」で
裁判にかけられて火刑に処せられたそうですが。
>>62 >「カスォマンテ」
「火葬」から来た言葉なのでしょうか。
64 :
世界@名無史さん :03/09/03 18:35
>>63 カスォマンテは、「カシ・オマンテ」(小屋の魂送り)の意味。
有名な「イオマンテ(熊祭)」は、「それの魂送り」の意。
熊を畏れ憚ってじかに口に出さず、「それ」と呼んだのです。
>>64 カシ=小屋でしたか。ありがとうございます。
アイヌの男が死んだ場合は父系の男子と妻だけが、女が死んだ場合には
母系の人だけが触れて処理することが出来たそうですね。
(日本でもかつては家族だけが行ったらしい。)
二人で使者となって家々に伝えた点は日本のものとそっくりです(一人
では行くなと言われた)。ただアイヌの場合組がいくつかつくられたよ
うですが。
66 :
世界@名無史さん :03/09/06 14:19
しかしニューギニアは凄いよな。 土葬火葬ミイラ葬樹葬そして食葬、何でもござれ。 葬法文化の博物館だ。
67 :
世界@名無史さん :03/09/06 22:09
>>60-61 樺太アイヌがミイラ化の風習を有していたようですね。
アレウトとの関連の有無はまだ不明ですが。
69 :
世界@名無史さん :03/09/10 19:55
完顔阿骨打・・・顔面骨折で痛そうな名前。 チンギスハンの墓は今でも所在不明なんだよね?
70 :
世界@名無史さん :03/09/13 10:21
「ブルカン山の裾野、七つの湖を望む地に葬られ・・・」てな伝承はあるが いまだ位置の特定はできず・・・
71 :
世界@名無史さん :03/09/15 08:39
チンギスハンの葬儀の際、周囲にいた生物は人間はおろか牛馬羊、小動物に 至るまで殺し尽くしたというがほんとか・・・・ マジでチンギスハン地獄いき決定だな。
>>71 生前にしたこと考えれば、地獄行きは決定済み
73 :
世界@名無史さん :03/09/15 10:36
近いところで、チムール。 チムールの廟を発掘調査しようとしたところ、「墓を暴くと戦が起きる」と、地元民に止められた。 しかし無理に暴いたら、本当に戦争がおこったという。 1930年代の話。
74 :
世界@名無史さん :03/09/21 01:20
age
75 :
世界@名無史さん :03/09/23 01:49
エジプトのミイラの作り方キボンヌ
77 :
世界@名無史さん :03/09/24 01:34
沖縄の離島部では近年まで風葬の習慣があり、海岸の洞窟に白骨を詰めた瓶が安置されている。 内地の観光客が面白半分で骨片を持ち帰り、呪われる事例が跡を絶たない。
78 :
世界@名無史さん :03/09/24 12:54
>>63 偉い人のすることで進化しないこともある
>>73 縁起は担いでみるものだわ
向うの人も平和を脅かされたくないんだね
79 :
世界@名無史さん :03/09/24 14:29
ツタンカーメンの呪いの話は有名だが、高松塚古墳の呪いも有名だ。 世田谷区野毛にある野毛大塚古墳は大正時代に発掘されたが、発掘関係者が 次々に不幸にあったり発狂したりした。芋穴の中でカミソリで切腹した人もいたんだと。 しかし祟りがあまりにも凄いので、「信仰したら御利益も凄いだろう」ということで 祠が建てられ、流行り神のごとく熱狂的な尊崇を受けた。 今では何の変哲もない児童公園になってしまったが。
80 :
世界@名無史さん :03/09/25 11:04
1 :☆ばぐ太☆φ ★ :03/09/24 17:46 ID:???
★遺体を放置して経過を観察する、世界唯一の「腐乱死体の研究施設」
・テネシー州には、世界唯一の腐乱死体の研究施設がある場所でもある。
およそ1ヘクタールの屋外実験場には、腐敗のさまざまな段階にある死体が
20体以上置かれている。
死体はそれぞれ、ゴミ袋に無造作に詰め込まれたり、カーペットに巻かれたり、
木の幹にくくりつけられたりしている。浅く掘った墓穴に埋められたものもあれば、
野ざらしのまま腐っているものもある。
背筋が凍るような狂気とも見えるが、それぞれの死体処理の仕方は、綿密に計画
された作業の一部なのだ。
「われわれは、米連邦捜査局(FBI)の報告書をいくつも読み、加害者が被害者を
埋めるときに一番よく使う方法を見つけ出し、それをモデルに実際に再現している」
とオークリッジ国立研究所の法人類学者、アーパッド・バース博士は述べている。
フロリダ州のマイアミ・デード郡検屍局の主任検死官、ブルース・ハイマ博士は、
「検死までの時間が長ければ長いほど、つまり死んでから時間が経てば経つほど、
正確な死亡時間の特定が難しくなる」と述べる。
「時間が経過するほど、さまざまな要因の影響を受けやすくなるからだ――温度や
湿度、昆虫や腐食動物の活動など……それぞれの環境は非常に大きく異なっている」
死亡日時を割り出す際に、昆虫は優れた指標になる。死体の腐敗過程の各段階で、
寄ってくる昆虫の種類が違うためだ。ある昆虫が成長過程のどの段階にいるかを
調べれば、その昆虫がどれだけの期間、死体についていたかがわかる。(一部略)
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030924-00000001-wir-sci
無理心中と見られる状況なのに、 片方の死体は完全に腐乱していて、 もう片方はまだ綺麗だった、 という事件の話を上野先生だかが書いていたことがある。 最初は片方が死にそこね、また戻ってきてから自殺したと考えられたが よく調べたら、腐乱していたほうの場所には、西日が差していたのだそうな。 たったそれだけでそんなにも状態が変わってしまうのだと。
>>80 この死体はどうやって調達しているんでしょうね。遺族の同意のもとで
解剖用の献体のようにして入手しているのか。
>82 > ここに集められた死体はすべて、実験台として了解を取って提供されたものだ。 > > 「遺族や大学の医学部を通じて献体されたものだ。駐車場で行き倒れになった人を > 見つけて、担ぎ込んでいるわけではない」とバース博士は説明している。 記事にちゃんとこう書いてあるので安心しる。
しかしどうやって遺族に返してるんだ? 骨にして漂白してから返すのかな
>>84 向こうの人たちは遺体にあまりこだわらないみたい文化みたい。
死んだら天国だから、遺体には未練が少ない感じです。
日本だと、遺体に魂が残るみたいな考え方があるけど。
だから、その後はたいして気にならないんじゃないかな?
例えば、標本にされてもオッケーとか。
キリスト教というのは最後の審判のときに復活しなきゃいかんから遺体には執着があると思うんだが、 (えんばーみんぐとかね) 標本にされてもオッケーそうな人ばかり集められてるんじゃないの。 私は火葬にしてくれりゃOKなんだが。
87 :
世界@名無史さん :03/09/28 23:10
標本といえば今、東京国際フォーラムで『人体の不思議展』をやってますが、 どなたか行かれましたか?
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/09/29 00:10
↑ 横浜の時、見に行った。ゲロはいてる香具師がチラホラいた。
89 :
世界@名無史さん :03/09/29 01:23
>>86 映画とか見ると解るけど、むこうの映画って、
死者が復活するって話はあまりないでしょ?
日本や中国では一杯あるけど。
あっても、ゾンビとして復活でしょ。
ここらへんを見ると、死体に魂がやどると言う考えは無い感じです。
人間の体はあくまで入れ物という考え方みたい。
それにしては、スターリンの死体とか取ってあるけどね。
とれは特別な感じ。
91 :
世界@名無史さん :03/10/06 17:14
冷凍保存は単なる「有名人の記念品」扱いなのかなあ・・・
92 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/10/06 18:40
>>90 日中のそれは大抵が三日か七日以内の蘇生でしょう。それとあちらの人間は
上で書いた通り防腐処置などの面でやたらと遺体の保存に執着する。
>>91 共産主義国の場合はもう「聖遺物」になっていたようですが。
93 :
世界@名無史さん :03/10/10 16:50
哭き女、って職業?
94 :
世界@名無史さん :03/10/10 19:17
朝鮮の哭き女は商売だったはずだよ。 李王朝の王の葬儀には名人級の哭き女が招かれ、名人の泣きを披露した。 そして三年暮らせるくらいの報酬を手にした。
アメリカで死体を防腐加工するのは、「愛する家族の死体が腐っていくなんて耐えられないから」だそうだ。 火葬にしないのは、ヨーロッパでは土葬が多かったため。 とはいえ、火葬にするか土葬にするかは遺族と死者の遺言で決められる。 一応欧米でも死体が黄泉がえるゾンビ物映画は意外に多い。 が、「死者がよみがえる異常な事態」というのを単純にホラーとして楽しんでいる感じ。 キリスト教の使者が復活…というのは、カトリックとプロテスタントで微妙に違ってくるし あまり詳しく突っ込んで考えないみたいだから、抽象的で「そういう概念だけあるけど信じているかどうかは個人で」 じゃなかったかな?
96 :
世界@名無史さん :03/10/19 00:34
非常に気になっていることなのですが... 北陸山間部のような豪雪地帯で冬のさなかに死者が出た場合、近代以前はどのように 葬っていたのですか? 土葬にしようにも地面は数bの雪に埋まって墓地がわからず、 火葬にしようにも雪の上では火は焚けない... どうしたものでしょうか。
ヨーロッパでも14,5世紀ごろに泣き男、泣き女が流行っていたそうですね。
そういや金日成が死んだとき みんな泣いてたなー。 ああいう映像見るとわれわれ日本人にはウソ臭いけど、 半島の人たちにとっちゃ当然なんだろうなぁ。 と思った。
>98 当時の和田勉のコメントによれば、泣いていたのは「泣き女」だけで 後ろのほうにいた見物人はニヤニヤしていたとのこと。そんなに自然なことでもないみたい。
100 :
世界@名無史さん :03/10/23 07:52
age
101 :
アマノウヅメ ◆2atuWPtiaQ :03/10/23 11:41
台湾で殉職した警官の争議をニュースで見ましたが親族がわあわあ泣いていました。 哭す、というのは日本でも平安時代は普通です。いつごろ変わったかは山野さんに お願いします。
今思えばキョンシーの着てたのって満洲族の服?
日本ではとりあえず火葬場に持っていって焼いて嵩を減らしてもらえるし、 火葬場に骨を置き去りにしてくることもできる。それでも安価だ。 葬式には金がかかるが、最低限の死体の処分はそれほど金はかからない。 対して、アメリカのような「小さな政府」のところは、公共サービスが薄く 自助努力。 貧困層は、死体をもてあましてしまう。葬式が出せる出せないの前に、死体の 始末に困る。 だから、簡単に死体を研究機関などに渡してしまう。
104 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/10/23 22:58
>>101 平安時代の日本の「哭す」というのは具体的にどういう状況だったのでしょ
うか・・・『江家次第』他に出て来ていたでしょうか。どうも儀礼は苦手で
して。「臥しまろび泣く」(『三宝絵詞』、『注好選』ほか)という仕草な
ら普段からあったようですし。
近代に採集された「泣き女」の例は日本列島をぐるりと取り巻いていますね。
辺境に残されたものか島伝いに伝播したものかについては未だに結論が出て
いない。余談ながら『東方見聞録』にも登場していたはず。
>>102 それで良かったはずですが。
誰か俺の疑問に答えてください。 二b以上の雪を掘り起こして地面を出し、さらに墓穴掘るのはしんどいし、 雪の上で野焼きは無理だし...
106 :
世界@名無史さん :03/10/24 07:29
>>96 須藤功『葬式―あの世への民俗』(青弓社、1996年)には新潟県
山古志村での大雪の中の葬式が多くの写真とともに紹介されて
いますが、
○死の直後に、近所の手伝いの人たちが家から棺を出すための
雪道をつけ、また別の人たちが雪の下にある墓を掘り出す。
○葬式の前日には火葬場まで雪道をかんじきで踏み固める。
○火葬場は山の中腹にあり、その上の山頂で引導を渡すので、
そこに囲い(四方門)を作る。これは地面ではなく雪の上。
○葬列では棺はソリで運ぶ。
○引導を渡すと下の火葬場にソリで運ぶ。火葬場は屋根付きの
建物で、野焼きではない。焼いた骨は火葬場の前の雪の上に
トタン板を置き、そこにスコップですくった骨を置いて、家族が拾骨
する。
○骨箱は墓(雪の下から掘り出してある)の前に置いておき、
雪解けを待つ。
○彼岸の墓参りの時は、どの墓も雪の下なので、墓の上に雪洞
を作り、中に蝋燭をともす。
こんな感じですね。
107 :
世界@名無史さん :03/10/24 07:41
>>101 日本の文献史料では哭女はあまり出てきませんが、古代にはあった
ようで、たとえば古事記の天若日子の話では雉を「哭女」(なきめ)に
したとあります。日本書紀では鷦鷯(ささぎ)となっています。
日本書紀、允恭天皇42年正月条には、天皇の崩御を聞いた新羅の
使船の一行が、道すがら哭泣しながら難波に至り、殯宮にも参会した
ともあります。これは珍しいので記録されたと考えれば、古代から
日本より朝鮮でこの習俗が盛んだったのかも。
天武天皇などの葬儀の記事では、殯宮で「発哀」「発哭」が行われて
いました。
これは平安時代には挙哀と呼ばれますが、(どの天皇の時からだった
かちょっと失念しましたが)挙哀を停止するよう遺詔が出てそれが先例
になり、以後は行われなくなったと思います。
ただ親の葬儀で「孝子」が儀礼的に泣くのはあったようで、醍醐天皇の
葬儀では重明親王が喪庭の帳のところで「拝哭」したとあります
(李部王記)。
109 :
世界@名無史さん :03/10/24 12:44
>>106 ありがとうございました。
北陸で火葬が早くから普及していたのは浄土真宗の影響と申しますが、
では浄土真宗伝播以前はどうしていたのでしょうか。雪中に遺体を埋めて
春を待ったのでしょうか。
また、火葬でも、屋根付きの火葬炉が整備される以前はどのように焼いていたのでしょうか?
石川県のある村では、雪の積もらない崖下の岩陰で焼いていたそうですが。
日本以外の、ほかの雪国も気になります。
110 :
アマノウヅメ ◆2atuWPtiaQ :03/10/24 13:11
>>104 山野野衾さん
「栄華物語」「讃岐展侍日記」その他に、貴人の死の場面で盛大に泣き喚く
場面が出てきますので。あれは、哭す、としか表現できません。
「泣」とか「H」は声を上げないでなく泣き方だったと記憶します。
勝手に押し付けてごめんなさい。
>>107 ありがとうございました。
>>109 北陸で真宗が普及する以前というと、中世のそれも戦国時代より前という
ことになりますね。
その頃でも、もし村に葬送の互助組織が確立していれば雪を掘ることは
出来たでしょうが、ちょっとそれはわからないですね。
鎌倉時代までですと、豪雪地帯かどうかを問わず庶民の間ではまだ風葬が
普通だったでしょうし。
現在の新潟県で最近まで土葬だった地域では、やはり村人が協力して
雪を除けて穴を掘ったようです。野焼きの場合の豪雪時の火葬施設の
作り方は知りませんが。
宋美齢が死んだそうですね、106歳 国民政府が陵墓荒らししまくった件について、このスレではどう思ってんだろう? 死蔵されてた美術品や金が市場に出回るようになったと喜ぶべきだろうか
113 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/10/24 22:18
>>107 そうでした。天若日命の例を忘れていました。『続日本紀』に出ていましたね。
>>110 どちらも読んではおりますが、死者に対する「礼」として見てよいものかどうか。
『日本国語大辞典』では「哭する」は
@声をあげて泣きさけぶ A中国で、死者をとむらう礼として泣きさけぶ
と書かれていますが『平家物語』や『十訓抄』の例は前者、『論語』の例は
後者のものとして挙げられていますね。
『平家物語』−11・剣
「村南村北に哭する声たえず」
『十訓抄』−1・天魔為報恩現丈六仏事
「不覚の涙落ち、音をあげて哭す」
『栄花物語』などの「さながら泣きとよみあひたり」云々も前者かと思われるのですが。
>>111 考古学板の古代・中世スレに書き込ませていただいた事ですが、鎌倉時代にはまだ村内
に相互扶助組織は出来ていなかったようです。戦国時代になっても藪に棄てたり土にた
だ埋めることが多かった。夏ほど悪臭がする訳でもなし、適当に済ませたのでは。
114 :
アマノウヅメ ◆2atuWPtiaQ :03/10/24 23:18
>>113 儀礼としての「哭」でしたか。
すみません。仕事の合間に書いてたものでして。
成る程。お陰で納得出来ました。
それと
>>113 の『続日本紀』に出ていたというのは「哭す」云々という
記事のことです。
116 :
世界@名無史さん :03/11/05 20:06
豪雪地帯の葬礼、気になったので調べたら、佐渡島のガクガクブルブル火葬を発見した。 佐渡島、場所は不明だが、死者は浜に運んで火葬にした。 冬の積雪期でも露天で火葬。しかし雪のせいでうまく焼けないので 「遺体を鍬で斬って竹に刺して焼いた」、という。ガクガクブルブル。 しかしそれでも上手く焼けないときは「海に捨てた」とのこと。 嗚呼!
>>116 それは仕方ないだろ。
燃料も乏しいだろうしね。
118 :
世界@名無史さん :03/11/14 01:10
チ
119 :
世界@名無史さん :03/11/15 13:56
寒い地域の葬送の話。 田中喜芳『シャーロッキアンの優雅な週末』という本は盗用か何かで 今は絶版になっていますが、その本の312〜313頁に出てくる、 ダートムアのワーレン・ハウス・インという旅館の話。1845年に開業し、 はじめはニューハウスと言われていたそうです。 「当時も今も、ニューハウスの周囲には一軒の家もなく、丘の上から 見ると街道沿いにポツンと建っているのが印象的だが、旅籠ができて 間もなくの頃というから一八五〇年代の話であろう。冬のある寒い雪の 晩のこと、一人の旅人がニューハウスで一晩泊まることになった。 二階の部屋に通されホッとして、荷をほどこうと備えつけのタンスを 開けると、何と、中から出てきたのは塩漬けにされた老人の死体だった。 腰も抜かさんばかりに驚いた男は、大声で女主人を呼んだ。すると、 現れた主人はすました顔でこう言った。 「ただの死体ですよ」 聞けば、その老人が亡くなって以来、ずっと激しい吹雪が続いたため 埋葬ができず、天候が回復するまで、こうやって保存して皆で待って いるのだという。なるほどこのワーレン・ハウス(ニューハウス)は、 ほとんどが平坦地の英国にあっては珍しい海抜四百二十メートルの 高台にあるから、冬場の雪の厳しい時期には埋葬も難しいのであろう。 それにしても、幽霊伝説の地ダートムアならではの逸話である」
120 :
世界@名無史さん :03/11/19 20:35
雪国の生活はこんなにも辛いのです!
いや、タンスに入れておかないで欲しい・・・。
そうだな。 せめて、棺桶とかに入れて(これは無理か?)客室とは別の場所に保管してほしい・・・。
123 :
世界@名無史さん :03/11/28 22:23
【社会】秦の始皇帝陵に「地下宮殿」発見 【上海28日共同】中国陜西省西安市の秦の始皇帝陵(東西345メートル、 南北350メートル)を、同省文物考古研究所と中国地質調査局が、電気探査などの ハイテク技術で調査した結果、墳丘の地下約30メートルの地点に巨大な「地下宮殿」 や墓室が存在することを28日までに確認した。 地下宮殿の存在はこれまでのボーリング調査などで予測されていたが、具体的な規模や 構造が判明したのは初めて。飯島武次・駒沢大教授(東洋考古学)は「世界最大の『地下宮殿』 であり、これまでの調査を一歩前進させた」と評価している。 始皇帝陵の発掘は、巨額の費用がかかる上、保存技術が不十分なため、実現の見通しは 立っておらず、今回は始皇帝陵の保護計画を制定するための調査という。 同研究所などによると、地下宮殿は東西170メートル、南北145メートルの規模で 、中央には石灰岩でつくった墓室(東西80メートル、南北約50メートル、高さ 15メートル)があるとみられる。 また、地下宮殿には大量の水銀が流し込まれていたことも判明。司馬遷の史記には 始皇帝陵について「水銀の川や海がある」との記述があり、これを裏付ける結果だ。 このほか、墓室を守るように周囲には厚さ16−22メートルの頑丈な壁が巡らされ ており、内部の墓室は壊れていないとの測定結果も出た。 同研究所の秦始皇陵考古隊の段清波隊長は「始皇帝陵の研究に初めて総合的な科学的 データを提供した」と話した。 調査は昨年11月から実施。地表から電流を地中に流し、地下の構造物や地層の変化で 異なる導電率を計測する方法など地球物理学のハイテク技術を応用して行われた。
124 :
世界@名無史さん :03/12/14 05:39
アテネでは、真夜中に埋葬された。
以前、世界火葬協会?なる組織があり、 地下水汚染や河川汚染、伝染病の原因である土葬や水葬をやめて、 火葬にしようと啓蒙する団体の話を小耳に挟みました。(ネタ? それによると日本は90%以上が火葬の非常に優秀な国家だそうです。 諸外国では、火葬は大悪人の刑の一つに挙げられるほどに忌み嫌われていますが、 日本でこれほどまでに、火葬が広まったのはなぜでしょうか。
>>125 滅びの美学…と言うのは嘘で
単純に湿度の問題でしょう
日本において発酵食品が発達した理由のひとつに高温多湿の気候が関係するそうですから
やっぱ、親兄弟の死体が腐っていくのはあんまりいい気分じゃないでしょうし
イザナギさんもびびってますし
なるほど。 腐りやすいから、焼いてしまおうと。 うちでは昔、骨にした後、墓を掘って、ゴミを捨てるように遺骨を投げ入れていました。 当然、どれが誰のか分からない頭蓋骨が後から出てきたりと・・・
北朝鮮のように洪水で流されるというのもすごいな これも或種の水葬?
129 :
世界@名無史さん :04/01/15 23:37
あ
130 :
山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/01/15 23:58
>>124 日本でもそうでしたね。
>>126 でも近世になってもまだ死体が野や川に遺棄されることはあったそうですよ。
時代劇ではいちいち川辺に死体を引き上げていますが、変死体でもない限り
はそのまま海へ流されたとか。
手間もかかりますし・・・衛生云々がどうこう言われる以前に火葬が多かっ
たということは無いんじゃありませんか。真宗では多かった様ですが。
>>128 「葬」ではなく単なる災害でしょう。なお北朝鮮の葬儀は三日間で一年の喪
があり、旧暦八月十五日には墓参りもあるそうです。
(マイナー国家の葬儀についてご質問がおありでしたらどうぞ。)
131 :
山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/01/16 23:06
英国で火葬を容認している宗教・宗派を挙げておきます。 アルメニア正統教会→容認。但し積極的ではない パブテスト教会→黙認 クリスチャン・サイエンス→遺族に任せる クリスチャン・スピリチュアリスト→死後数日後が望ましい 英国国教会→どちらでもよい クライスト教会→普通は土葬 組合教会→遺族に任せる エリム教会→司法者の判断に任せる 英国自由教会→遺族に任せる フランス・プロテスタント・ユグノー教会→遺族に任せる エホバの証人→遺族に任せる ルーテル教会→特に反対はしない メソジスト教会→水葬も可 モラビアン教会→土葬中心だが火葬・水葬も可 キリスト教福音教会→遺族に任せる プリマス教会→あまりよくないが黙認も ローマ・カトリック教会→1963年以降許可されるようになった ロシア正教会→教会は認めないが可能 セルビアン教会→水死者のみ可 セヴンズディ・アドベンチスト→許される フレンズ教会→容認 スウェーデン・ボルグ教会→容認する ユニテリアン自由キリスト教会→許される 仏教→火葬が多い ヒンドゥー→火葬が原則 ユダヤ教→自由ユダヤ教では増加 厳しいのはスコットランド自由プレスビテリアン教会やイスラームなど。
アメリカでは州にもよるが火葬は認められている。 カリフォルニア州の場合、オークランドに1ヶ所火葬場があり、火葬できるが 日本と違い家族の立会いや骨拾いなどはない。 葬儀が終わってすぐに火葬できるわけでもなく、順番待ちになるため1ヶ月近く 待たされることもしばしば。 完全に灰になるまで焼かれ、灰については遺族に引き渡される。遺族は墓地に埋葬 してもよいし、許可をとって飛行機や船で散骨しても良い。 食べてもいいし、オークションに出してもいい(実際に出たことがある)。 ゲージツ家などは灰を彫刻や絵の具に混ぜて作品を作ったりもしている。 カリフォルニアの墓地はキリスト教と仏教が同じ敷地で区画を分けている。 ユダヤ教徒の墓地は他の宗教の墓地とは道路を挟んで別の敷地になっていた。 イスラム教徒の墓地はまた別の敷地。 それ以外の宗教はキリスト教墓地の中に区画を切られている。
自分の遺灰をフリスビーにした人の話ってがいしゅつだっけ?
鈍色(にびいろ、にぶいろ) 藍を帯びた薄墨色、濃いねずみ色。平安時代以来の公家の喪服に用いられた色のひとつ。 トーガ・プルラ 古代ローマの喪服で、黒や灰色のトーガ。喪服。
135 :
世界@名無史さん :04/02/16 11:09
s
136 :
世界@名無史さん :04/02/17 01:55
古代ギリシャ、ゲルマンは火葬だったそうだね。
137 :
世界@名無史さん :04/02/29 19:34
138 :
世界@名無史さん :04/02/29 22:56
なんでキリスト教化したあとは土葬になった?
139 :
山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/02/29 23:05
>>136 最後の審判の時のためでしょう。
裏切り者や脱走者の死体は木に吊るされ、卑怯者や破廉恥罪を犯した者は頭
から簾をかぶせられて沼に沈められたといいますね(『ゲルマーニア』)。
前者は死体を木の実と見做して再生させる機能を備えていたともいいます。
オーディンが逆さ吊りにされて知識を得たのもその行為により「生まれ変わった」ため
であったとも。
最初の方でも書かせて頂きましたが、日本・朝鮮半島で横死者に対して行われた
樹上葬と古ゲルマンのそれの比較が藤原良章先生によって行われています。
>>139 >最後の審判の時のためでしょう。
これのソースがほしい。
どこかで読んだことがあるのだが、忘れてしまった。
最後の審判のとき、死者が土中より復活すると。
それとも、所与のことなのか?
142 :
世界@名無史さん :04/03/03 13:34
【社会】葬儀社社員、火葬場の遺灰から金歯を売りさばく…愛知
1 :☆ばぐ太☆φ ★ :04/03/03 11:32 ID:???
★遺灰の金歯を換金 葬儀社社員 愛知
・愛知県半田市の知多中部広域事務組合が運営する「半田斎場」で、
火葬業務を請け負っていた「知北公益」(同県知多市)の社員5人が、
火葬場に残った遺灰から金歯などの貴金属類を集めて売りさばいて
いたことが3日、分かった。
同組合によると、5人は14年までの約3年間、火葬が終わり遺族らが
帰った後、遺灰の中から主に金歯を回収。これを14年10月、約16万円で
貴金属業者に売却して5人で分けたという。2月末、同組合に告発があり
発覚した。
同社は半田斎場での業務の受託を4月から辞退することを決め、懲戒
解雇など関与社員の処分を検討している。
社員らの行為は組合の規律違反に該当する可能性があり、組合への
違約金の支払いも検討している。
知北公益の竹内勝博社長は「監督不足により関係者に大変な迷惑をかけ、
深くおわびしたい」と話している。
http://www.sankei.co.jp/news/040303/sha055.htm
ジプシーのマヌーシュ族では、死んだ人の存在を話したり思い出したりするのはとんでもないタブーあり、 人が死ぬとその人を思い出してはいけないので所有していたすべてのものを焼却、または外の人間に売却してしまうんだそうだ。 一応死んだ日から三日三晩何もしないという葬式のようなことや、 一年間はラジオ、テレビ、音楽などを禁止するという服喪みたいなことはするらしい。
144 :
世界@名無史さん :04/03/16 19:58
アイヌの場合も、 「死者がいて悲しませてはいけないので、他人に家族のことを聞いてはならない」というタブーがある。 似た名の者が死んだときは、すぐに改名した。 「本来自分に行くはずの不幸があの人に行った、この名は不幸に好かれた名だ」という意味で。
145 :
世界@名無史さん :04/03/21 00:35
いかりやさんがお亡くなりにならはった・・・
>>145 レインボー・ブリッジから東京湾に投げ込んでみるテスト
147 :
世界@名無史さん :04/04/17 00:51
3馬鹿の処刑、葬礼方法は?
148 :
世界@名無史さん :04/05/13 17:16
age
ここ、墓の文化史とあるんで一生懸命よんだけどつまらん。 バカの壁って本が流行ったけど ココに書いている人、知識を並べただけで、全然自分が無い。 普通、文化といえば、ああ思う、こう思う しかし、こういう事例があるからこの場合はこうだろう? なんて話になりそうだが? ココに書いている人に、じゃ、自分はどうしたいの?と聞いてみたい。 ま、興味本位じゃ文化は見えてこない。 人間と動物の違いは何だろう? 後期ネアンデルタール人が墓に花を添えたと言われるが 衣食住に子孫繁栄の本能(性欲)など、自分のメリット以外に心を動かした ネアンデルタール人の行いってとても心を引かれる。 もしかしたら「愛」という概念の始まりかもしれない。 お墓を作り、花を添える、それが動物から人間に進化した一つの起点かもしれない。 後に、前頭葉が発達した「知恵」を持つクロマニオンに滅ぼされたようだが それも、人間の歴史の始まりとして、とても興味をもつ。
>>149 2ちゃんねるに何を期待する?
遊び場だぞ。
>150 返しに心の遊びを期待する。 文化だ!!文化。 素直にはまるな!!
ブンカ ブンカ ドーンドン♪ とくらあ。
153 :
世界@名無史さん :04/05/27 18:47
韓国では葬式のとき大声で泣き叫ぶけど、東南アジア諸国はどうなんだろうね? あんな大げさな泣き方するの?
154 :
世界@名無史さん :04/05/28 09:24
台湾もそうだったと思いますが、儒教でしょう。 ご先祖様が繁栄を与えてくれるんで、ご先祖様に態度であらわさにゃ 韓国では、数年後、法律で火葬に変わるんで 土饅頭(土の墓)から、石の墓へ400万円〜500万円で作り直しているようです。 中国でも、石の墓がはやり、200万円くらいのお墓がよく売れているそうで、中国製だと思うんですが。 どちらも、貧乏人は無理でしょうが。 日本でも、戦前まで年寄りはご先祖様になっておまえらを守ってやると 胸をはって死んだそうですが 今は、ご先祖様にもなれなく一人寂しく死ぬしかないですね。 今の日本人は泣かないね。きっと。
155 :
世界@名無史さん :04/05/28 09:57
映画、トロイには頻繁に火葬のシーンが出てきたが、 はっきり言って薪の量が少なすぎる。あれではとてもマッチョの大男を焼けないぞ。
>日本でも、戦前まで年寄りはご先祖様になっておまえらを守ってやると >胸をはって死んだそうですが 平安時代からの伝統で、今でも無いともいえませんが、減少しているのは確か。 仏壇も神棚もない家が増えていますから仕方が無いともいえますが、残念です。
157 :
世界@名無史さん :04/07/21 11:43
age
日本の火葬は本物の火葬ではないよなぁ。死体の中間処理。嵩を減らして土葬だ。 ガイジンの火葬は燃えるだけ燃やしてお舎利を拾ったりしないぞ。
159 :
世界@名無史さん :04/08/24 02:05
a
>>73 ティムールの墓を暴いたら次の日に独ソ戦が始まった
史上最大の呪いだと思う
161 :
世界@名無史さん :04/09/30 12:16:05
【国際】レバノンの地下墓で鉛のメドゥー像発見−奈良大調査チーム
1 :ちぃφ ★ :04/09/28 21:03:25 ID:???
レバノンのティール郊外に残るローマ時代(2世紀)の地下墓で、
ギリシャ神話のメドゥーサをかたどった鉛製品などが見つかり、
保存修復している奈良大の調査チームが28日、発表した。
メドゥーサは髪が蛇で見た人を石に変えるとされた女神。
ローマ時代に魔よけとされたが、西山要一奈良大教授(保存科学)によると、鉛の像は珍しいという。
西山教授は「ティール周辺で特有の鉛製棺のレリーフだろう。
キリスト教以前のローマ時代の墓は実体があまり知られておらず貴重な発見」としている。
直径約7センチの破片で、ほかに飾りひもなどの文様がある鉛片20余りと
ワインつぼなどの破片も見つかった。
計20の納棺室を持つ墓の全体像も確認。
墓室はオリーブや波を描いた壁画があり、上流階級の一族を葬ったとみられるという。
ティールはローマ時代などの古代都市遺跡が残り、世界遺産に登録されている。
記事の引用元:
http://www.sanspo.com/sokuho/0928sokuho066.html
>>153-154 まあ、人が死んで悲しい、なんて本当に悲しいんじゃなくて
「自分は悲しんでいます」ていう社会的儀礼を果たすための
機能的な行為なんだろうね。
163 :
世界@名無史さん :04/10/05 18:17:00
164 :
\(○m○)/祝!台湾高砂義勇兵慰霊碑存続 :04/10/05 19:34:45
165 :
世界@名無史さん :04/10/31 22:02:30
香田をぶち殺したテロリストは、豚と一緒に火葬にしてやれ。 こうすればイスラムの教えでは、間違いなく地獄逝き!
166 :
世界@名無史さん :04/12/03 12:01:22
age
167 :
世界@名無史さん :04/12/30 15:14:02
168 :
世界@名無史さん :05/01/13 18:11:16
火葬は当然の措置だな。
半月ぶりに書き込まれたのに、なんと中身の無いレス・・・。
170 :
世界@名無史さん :05/02/08 17:07:54 0
冷凍葬に処された元首というと、 レーニン/スターリン/毛沢東/ホー・チミン/金日成 こんなところでしたっけか?
偶然か意図的かは分からないが、真っ赤な人ばっかだな
172 :
世界@名無史さん :05/02/12 12:09:28 0
元祖のレーニンにあやかった結果では?
彼らの「信仰」だという人もいましたね。崩壊前に聞いた話ですが。
174 :
世界@名無史さん :05/02/13 01:04:53 0
>106 坂東真沙子の小説では、死体は雪の中にとりあえず埋めておいて 春になって雪が解けたら埋めなおすってあったなあ。 エスキモーって、氷葬ってあったけど 氷のトコにほったらかし?腐らなくて、シベリアの マンモスの氷漬けみたいに死体がごろごろしてそうだね。 それとも、白熊が食べるのかな。 以前、緒方ケンが万里の長城を旅する番組で、 モンゴルの方だったかな、 死体はそれ用の原っぱに野ざらしの処理だったな。 以前訪ねたおじさんが亡くなってて、それを見に行ったりしてた。
上田一生『ペンギンの世界』岩波新書 で、青柳昌宏氏がペンギンのコロニーは実は死屍累々の世界と言っていたことを 思い出してしまいました。氷漬けペンギン!
「両墓制」の話が出ていないようなので、 一人の死者に対して、死体を埋める「埋め墓」と、石塔をたてる「詣り墓」と 二重に持ち、死体は穢れたものとして「埋め墓」に葬り、霊だけは別に「詣り墓」 の方でまつる。
177 :
世界@名無史さん :05/02/22 01:35:11 0
なるほど ひとつの洗練された形式だね。
中国地方に多いんだったな。両墓制は。
四国や若狭・滋賀にもありますよ。実見した事もあります。 「埋め墓」は遺骸を葬った後に放置される事から、「両墓制」という表現には異論 も出ているので、軽々しく使えませんが。現地では「墓」とは考えられていない 場合も多かった筈。 中世前期には、庶民は基本的に墓を築かず、遺骸は野ざらしにしていましたね。 地域によっては、明治時代まで曝葬が行われていました。死体を野に運ぶだけ。 葬送に参加出来たのも基本的には家族だけで、近世に続く「村」という組織が成 立し、地域ぐるみで葬送が営まれる様になるのは戦国期からです。
180 :
世界@名無史さん :05/03/02 23:40:58 0
ヨーロッパの広場や公園でみかける「無名戦士の墓」などの 慰霊碑的な墓碑に多いのですが、路面に埋め込んで一体化している種類のが ありますよね。パリのなどは通行人が踏みつけにするような立地ですが、欧州の人は 気にしないのでしょうか?
ヨーロッパでは、教会の境内の床(誰でも踏まれる所)に、 寄進者なり有力者の墓らしきものが、 あったりしますね。
182 :
世界@名無史さん :05/03/03 00:02:30 0
サルバドール・ダリの墓も、美術館の入り口付近の床にあるね。
>>181 ヒエー、やっぱりあれ、墓だったんですか。
てっきり無縁仏の墓碑を教会改装時に流用したのだとばっかり。
184 :
世界@名無史さん :05/03/13 00:53:57 0
故人の墓を踏み付けにすることに抵抗はないのでしょうか?
悪魔から神の家が守ってくれるという発想じゃないの
186 :
世界@名無史さん :2005/04/16(土) 16:12:24 0
今後冷凍葬に処されそうな国家元首は・・・残るは将軍様一人くらい? 安定した政権の下で無事に葬ってもらえたらの話だがw
187 :
世界@名無史さん :2005/04/21(木) 18:18:46 0
墓には本来、家の名を刻んだらいけないらしい
189 :
世界@名無史さん :2005/05/03(火) 13:48:46 0
姓は現世だけのもの、という意味で?
190 :
:2005/05/25(水) 16:07:01 0
>>187 ググると結構出てくるな。
しかしここまで来ると世も末だ・・・これ日本以外で根付くだろうか?
葬儀の儀式なんか見るとキリスト教の方が仏教、神道より 比較的簡略というかドライだな。
葬式儀礼は地域性に流されるので宗教単位じゃ比較できないんじゃない? 同じ仏教でも原始仏教と日本の葬式仏教じゃ全然違うだろうし
193 :
世界@名無史さん :2005/06/10(金) 21:56:26 0
>191 祖先崇拝色が薄いせいもあるかも。
194 :
世界@名無史さん :2005/07/03(日) 15:53:30 0
花田家の墓石は土俵を象り、基壇が四角、上の墓標が円形ですた。
195 :
世界@名無史さん :2005/07/17(日) 07:25:07 0
あぐらの姿勢で天地逆さま、頭を下にして埋葬したのはシカン文明の墳墓だったな。 天井に階段が彫られてたのもこの文明だったかな。 天地逆さまという発想はなにか意味がありそう。 現世と来世は鏡写しのように対称を成しているという発想からだろうか。
日本の場合は姿がなくなっても魂となって側にいるって考えだし 他の地域では埋めた場所にいるって感じてるじゃん? その差は結構でかいと思うよ
祖霊と、祖先の霊は違うぞよ いつから祖先信仰になったのやら
仏もヒンドゥーもイスラムもキリストも 死んだら魂は肉体を離れます 日本の考えでも、いつもそばにいるわけではありません 祖先の霊(死霊)は時とともに祖霊、神霊へと変わります。 また、穢れとはけして汚いもの悪いものだけを指すのではありません。 多くの民族学者が昔の人は死体を恐れていたような解釈をしていますが、 あなた達は親が死んだ時いきなり汚らわしいもののような扱いができますか? 野っ原にうち捨てて平気ですか? 昔の人はそんなに情がなかったと思いますか? 上の方に両墓制の話が出ていましたが、もっと別の方面からの考察も 必要だと思います。
199 :
世界@名無史さん :2005/08/09(火) 11:12:06 0
a
200回忌
201 :
世界@名無史さん :2005/08/18(木) 21:24:18 0
202 :
世界@名無史さん :2005/09/03(土) 15:05:38 0
203 :
世界@名無史さん :2005/09/24(土) 00:03:16 0
ふーん
204 :
世界@名無史さん :2005/09/25(日) 13:54:13 0
>究極的にはAIで人格コピーですかね。 私が死んでも、かわりはいるもの……。
ママママ、マックスデース!
206 :
世界@名無史さん :2005/10/08(土) 21:01:48 0
AIデハナイ・・・ 私ハ情報ノ海デ生マレタ生命体ダ。
古代の骨壺原文化と日本の骨壺の関係はいかに
208 :
世界@名無史さん :2005/10/24(月) 00:45:23 0
甕棺じゃなくて?
209 :
世界@名無史さん :2005/11/04(金) 01:28:43 0
210 :
定ちゃん ◆e8G3HDKGd. :2005/11/05(土) 15:31:13 O
キリストしゃんにょデスマスクがうつった「聖骸布」?みたぃなやつゎ、本物デチカネェー (´・π・)ゞ ?? ( σ
ロールシャッハーテスト
墓場で市場が開かれていたというのはどうよ
213 :
世界@名無史さん :2005/12/04(日) 13:12:16 0
横死・自殺者は四つ辻に埋めるって、結構あるよね
214 :
世界@名無史さん :2005/12/23(金) 23:40:19 0
215 :
世界@名無史さん :2005/12/30(金) 23:55:45 0
216 :
世界@名無史さん :2005/12/31(土) 02:13:38 0
エッツィーの発見ってだいぶ前じゃなかったっけ?
217 :
世界@名無史さん :2005/12/31(土) 02:20:55 O
12年ほど前のはず
218 :
世界@名無史さん :2005/12/31(土) 10:59:27 0
ローマでは市内の墓地は禁止で、市外に設けていた。のちに、教会が 墓地を市内にもちこんだんだよね
219 :
世界@名無史さん :2006/01/03(火) 01:53:14 0
西洋式の墓だといつかいっぱいになるだろ。 日本も最近は永久墓が多いのでいつか問題になるだろうけど。
220 :
世界@名無史さん :2006/01/11(水) 21:51:16 0
【国際】遺体を鳥に食べさせる鳥葬の撮影、報道禁止 中国チベット自治区
1 :(ο・ェ・)みっぴぃφ ★ :2006/01/11(水) 21:11:01 ID:???0
【北京11日共同】11日の新華社電によると、中国チベット自治区政府の民政担当者は10日、
チベットの伝統的な葬法である鳥葬について、撮影や報道を禁ずる条例をこのほど公布したことを明らかにした。
地元の伝統文化を尊重し保護するためとしている。
鳥葬は、遺体を人里離れた場所の岩の上などに置き、ハゲタカなどの鳥に食べさせる風習で、
死者を天に送るためとされている。
同自治区政府によると、チベットには約1000カ所の鳥葬用石台があり、100人近くの専門の僧侶がいる。
条例は、僧侶の地位を尊重することも盛り込み、無関係な人間による撮影や見物だけでなく、
鳥葬を行う場所の近くでの採石など開発行為も禁ずるとしている。
ソースネッ(ο・ェ・)b★d(・ェ・ο)ネッ?
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006011101004270
>>219 中世以降のヨーロッパのお墓だと掘り返しては再利用です。
「ハムレット」の墓場の場面がそれで、シェイクスピアの墓碑銘の「わが骨を
動かすものに呪いあれ」というのは再利用禁止ということらしい。
222 :
世界@名無史さん :2006/01/15(日) 22:08:16 0
日本以外に肝試しってあるの?
台湾では試胆子というらしいよ。
224 :
よろずこ :2006/01/15(日) 23:38:53 0
>>223 それは肝試しの直訳だな。
反対かもしれんが。
225 :
世界@名無史さん :2006/01/16(月) 15:35:20 0
よろずこ氏ね
ケルトの墓では、男性の墓も女性の墓も対等な規模・形式で 副葬品も同等に豪華。
227 :
世界@名無史さん :2006/01/28(土) 18:19:25 0
よろ
229 :
世界@名無史さん :2006/02/12(日) 12:41:41 0
ユダヤ教徒の墓地というのは本来だんな様式なんだろう。 ヨーロッパにあるユダヤ人墓地は、六芒星以外はキリスト教徒の墓と大差なく見えるけど。
230 :
世界@名無史さん :2006/02/19(日) 14:12:45 0
マラムレシュの「陽気な墓」イイネ!
231 :
世界@名無史さん :2006/03/09(木) 01:31:42 0
こないだ見た「謎のアマゾン古代文明」、モホ文化の特番ね。 複数の被葬者がキオツケの姿勢でうつぶせに埋葬されていたのが珍しかった。 仰向けはわかるがうつ伏せ、ってのはいかなる由来なんだろうな。
魂が抜けないようにとか?
233 :
世界@名無史さん :2006/03/27(月) 11:46:34 0
age
234 :
世界@名無史さん :2006/03/27(月) 13:06:43 0
鹿児島県の沖の喜界島に、「俊寛の墓」と伝えられる墓がある。 昭和五十年頃この墓を発掘してみたところ、ネズコ材の厚板を組、隅に豪華な金具を 配した棺に納められた人骨が出土した。 頭蓋骨は、明らかに柔らかい物を常時食べていたために面長になった上流階級の顔立ち。 研究グループは、「俊寛であるという証拠は無いが、都の上流階級の人物である事は間違いない」と結論つけた。
235 :
世界@名無史さん :2006/04/13(木) 00:59:50 0
>>232 シカン文明の墳墓から見付かった首長らしき男性の遺骨も、
頭を真下にした「天地逆さまあぐら座り」という不思議な埋葬姿勢。
モホの遺骨と併せて想像するに、大地に帰るという発想なんだろうか。
236 :
世界@名無史さん :2006/05/07(日) 23:14:55 0
月例改葬に上がりました。
237 :
世界@名無史さん :2006/05/30(火) 23:35:22 0
ところで、何で埋葬するの?
238 :
孟軻 :2006/05/31(水) 01:51:41 0
>>237 確かに昔は埋葬とかせずに野ざらしだったんだよ。
でもな、野ざらしにしとくと死体に蛆やら何やら沸いたりとか、
野良犬とかが死体を食いちぎってバラバラになったりじゃん。
たとえば自分の親が死んでそんなになってんの見るのイヤだろ?
だから土やなんかを死体の上に盛り上げて覆い隠したのが埋葬の始まりなんだよ。
野ざらしより食用のほうが歴史が古い
240 :
世界@名無史さん :2006/06/14(水) 02:01:11 0
月例盗掘に上がりました。
241 :
世界@名無史さん :2006/06/14(水) 17:47:52 0
そういやぁ スターリンの遺体今どうなっているのかなぁ。?
下水に捨てられたとかいうあれ?>スターリンの遺体 ロシア政府で調査する予定はないのかな。
243 :
世界@名無史さん :2006/07/03(月) 23:08:30 0
月例洗骨に上がりました。
244 :
世界@名無史さん :2006/07/04(火) 00:03:41 0
教会の敷地内以外でも、アリスカンのように聖人の墓の近く 埋葬されたいと考えられていた。
245 :
世界@名無史さん :2006/08/05(土) 11:21:54 0
亜熱帯のゴアの教会で今も腐らないザビルの腕って一体・・・
246 :
世界@名無史さん :2006/08/24(木) 16:35:14 0
神が起こされた奇跡ですよ。
毒漬けにすれば菌も生きれないのでは
248 :
世界@名無史さん :2006/10/08(日) 18:42:58 0
別スレで「埋葬時に石灰漬けにしたときのおかげでは」というのが載ってたよ。
249 :
世界@名無史さん :2006/10/30(月) 20:11:10 0
塩漬けじゃないの?
塩漬けだと細胞が皺くちゃになりそー
251 :
世界@名無史さん :2006/12/03(日) 00:23:47 0
t
253 :
世界@名無史さん :2007/01/08(月) 03:48:32 0
年次改葬に上がりました。
永代供養してもらったら?
255 :
世界@名無史さん :2007/03/08(木) 23:58:37 0
ステンレス製線香立て窃盗に上がりました。
256 :
世界@名無史さん :2007/03/09(金) 00:04:33 0
キリストの墓、の話題、このスレ的にはどうよ?
257 :
世界@名無史さん :2007/03/11(日) 19:26:39 0
聖墳墓教会のこと? それとも戸来村のアレ?
258 :
世界@名無史さん :2007/03/11(日) 21:58:43 0
鍋被り葬ってなに?
259 :
世界@名無史さん :2007/03/12(月) 00:14:24 0
★「キリスト一家の棺」公開 専門家は疑問視
・エルサレム──米映画監督ジェームズ・キャメロン氏は26日、キリストとその
復活に立ち会ったマグダラのマリアの骨が納められていたとみられる棺2基を
公開したが、考古学者や宗教学者らはただちに疑問を表明した。
キャメロン氏が製作を手がけたドキュメンタリー番組「The Lost Tomb of Jesus」
(失われたキリストの墓)は来月4日、米ディスカバリー・チャンネルで放送される。
同氏はこれに先駆けて記者会見を開き、1980年にエルサレム南方郊外にある
墓所で発見された棺10基の中に、キリスト一家の骨を納めたものがあった
可能性を指摘した。
同番組は、「キリストの息子」と称する棺も発見されていることから、キリストに
子どもがいた可能性があるとしている。また、同番組のディレクターは、棺の1つに
マグダラのマリアを意味する古代語が刻まれていたと述べた。キャメロン氏は米
NBC「トゥデイ」で、棺をめぐる同番組の結論を統計学者の大半が支持したと
述べた。
キリスト教はエルサレム旧市街の聖墳墓教会が、復活前のキリストの墓所跡だと
しており、棺が発見されたエルサレム南方からは離れている。英BBCは
1996年、同じ題材でドキュメンタリー番組を製作したが、最初に現場を
調査した考古学者は「考古学の基準に裏付けられていない、金もうけ目的の番組」と
批判した。考古学者はキャメロン氏らの主張についても、棺に刻まれた名前が
ユダヤ人の間で当時一般的だったと反論した。(以下省略)
※以下の部分はソース元にてご確認ください
※また、公開された画像もソース元にてご確認ください。
ソース/CNN
http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200702270021.html
260 :
世界@名無史さん :2007/03/12(月) 00:21:50 0
261 :
世界@名無史さん :2007/03/15(木) 04:01:13 0
>>258 鍋被り葬って、ハンセン病などの伝染病で亡くなった人の頭に鍋を被せて
埋葬すること。
おそらく日本独自だろう。もし中国や東南アジアの事例があったら教えて!
262 :
世界@名無史さん :2007/03/15(木) 17:53:25 0
しかし北海道のオホーツク海沿岸で10世紀ごろ栄えた「オホーツク文化」では、 遺体の顔の部分に甕を伏せてのせ、葬る例もある。 ちなみにらい病患者の埋葬法に、「墓に炒り豆を蒔き、『この豆が芽生えたらまた来る』と言い残こす」 ものもあった。当然炒り豆が芽吹くはずがない。 それだけらい病は嫌われていたのだ。
263 :
世界@名無史さん :2007/03/16(金) 02:57:09 0
日本のハンセン病死者に対する「鍋被り葬」みたいな特殊葬法は、 ヨーロッパや中国などでは、どのような死者に対して行われていたのでしょうか。
宦官はチンコと一緒に埋葬される
エジプトのミイラって鼻から脳みそ取り出してるらしいね
266 :
世界@名無史さん :2007/04/14(土) 18:09:43 0
珍しいところでは平原インディアンの樹上葬。 映画「ウォー・パーティ」で登場する。
>>263 >特殊葬法
ハンセン病以外の例でしたら、中世の西欧では、刑死者の死体を十字路に埋
めたようです。日本でも悪党の死体を十字路に埋めた例がある。
>樹上葬
東南アジアにもあったと思いますし、仏典にもインドの習俗として登場して
いますが、我が国でも古代から中世にかけて、神罰や病気で異常死した人間
に対して行われました。木の枝に棺桶をかけたりしたものです。
異常な赤ん坊(奇形など)も同様の処置がとられており、木にかけるという
行為は再生を意味していました。
中世ヨーロッパの絞首刑も、罪人を果実に見立てて再生を祈願したという説
があるくらいです。
268 :
世界@名無史さん :2007/04/15(日) 16:05:51 0
悪人は、四肢をばらばらにして、それぞれ別の場所に埋めるという風習の一部が、 首塚だと聞いたことがある。 胴体塚とか足塚とか手塚などはあるのだろうか? 将門にはなんかそんなものがあったような・・・。
ニューギニア高地民族にも、火葬とともに樹上葬がある。 木の上に小屋を作り、そこに遺骸を納めるのだ。 ホンカツの「ニューギニア高地人」に書かれている。 この当時のホンカツの本は面白いんだが・・・
270 :
世界@名無史さん :2007/04/15(日) 16:31:57 0
神奈川の伊勢原には、太田道灌と将門の首塚と胴塚が、それぞれある。
葬儀ではないがヴァイキングは生贄の死体を木に引っ掛けたとか 罪人だったかな
272 :
世界@名無史さん :2007/05/01(火) 17:21:32 0
日本の墓石の歴史は下記のようなものだったらしいが、 西洋の墓は基本的に個人銘記の墓なの? プレート型の墓石や木の十字架の形が多いの?。 平安時代→五輪塔(名前は刻まず) 鎌倉時代→宝篋印塔(名前は刻まず) 南北朝期→宝篋印塔(法名を刻む) 室町〜戦国期→五輪塔か宝篋印塔(名前あったり、なかったり) 江戸初期→箱形、河原の丸い石(法名のみ刻む。個人単位) 江戸中期→箱形、河原の丸い石(法名・歿年月日を刻む。個人単位・夫婦単位) 江戸後期→屋根付き位牌形、箱形(法名・歿年月日・俗名を刻む。水鉢に家紋を入れる) 江戸末期〜明治初期→位牌形、角柱形(現在の形) (法名・歿年月日・俗名を刻む) 明治初期→角柱形 (俗名・歿年月日のみ。法名を刻まず) 廃仏棄釈の影響 明治中期〜大正→角柱形 (俗名・官位・歿年月日。法名を刻む場合もあり) 大正〜昭和→角柱形 (「○○家之墓」が流行、法名・俗名・歿年月日。戦没者は官位を 刻む場合もあり) 戦後日本→角柱形 (「○○家之墓」、法名・俗名・歿年月日。傍らに法名碑を建て 法名を列記。官位を刻むものは皆無) 平成→角柱形、モニュメント型(「○○家之墓」と刻みつつ内容は核家族化に伴い 夫婦墓が多い。公園墓地が一般化。墓の形でない、モニュメント型が増え 横長で「やすらぎ」などと刻んだ無宗教墓、二家を合祀した合祀墓も増える。 のような状態が各時代のスタンダード。(地方や財力の差により若干のズレがあるが)
横入りで失礼しますが、平安時代には厚みのある角卒塔婆で、良源のように 石で作らせた石卒塔婆もあり、鎌倉時代中期には五輪塔も墓標とされるよう になり、鎌倉時代末期には既に伝来していた宝篋印塔や板碑も墓標に加わり、 南北朝時代には法名も刻むようになったというのが、私の認識ですね。勿論、 江戸時代まで卒塔婆や五輪塔も墓標に使われている。 寺院の境内に墓地が見られるのは15〜16世紀に発達して地方に広まった もので、現在に残る墓石が多く見られるようになるのは、論者にもよります が、大体享保以降でしょう(少数であればそれ以前のものもあります)。 位牌型は江戸後期。神道家や庶民は自然石が多く、庶民は単に銘のない自然 石か木製の卒塔婆を墓標として、数年で土に返していた。 明治〜戦前は272氏の言われる角柱型(江戸後期からあり)が多く、資産 家だとエジプトから運ばれたような尖塔型の角柱が置かれている場合もあり ますが、田舎は位牌型も多く、腰より低い大きさのものが目立ちます。 自然石を加工して戒名を刻んだ境内墓地もあり。 ○○家之墓は、「神道に由来する祖霊信仰」を喧伝した明治政府の影響を受 けて、明治20年代以降に流行したようです。 それまでの墓は個人のもので、参る対象も見知った範囲内。 イエ制度の整備(イエ自体は以前から存在した)に加えて、知識のない「先 祖」の霊やその先に存在する八百万の神々に対する信仰を喧伝し、神道は宗 教を越えた日本国民の習俗であって、神仏分離後の仏教徒やキリスト教徒も 神社に参拝すべきであり、ひいては皇室を崇敬すべきであるとしたものです。
274 :
世界@名無史さん :2007/05/08(火) 17:35:45 0
275 :
世界@名無史さん :2007/05/08(火) 18:38:35 0
276 :
世界@名無史さん :2007/07/06(金) 01:55:29 0
age
277 :
世界@名無史さん :2007/07/15(日) 13:58:16 0
>>262 たしか一様に被葬者の頭が北西を向いているというのはオホーツク文化でしたっけ?
なんでだろうね ちなみに北枕で寝る方が地球の電磁波かなんかの関係で 健康にいいってどっかの整体師が言ってた
>>278 古本屋にあったブルーバックスにも書いてあったよ
280 :
世界@名無史さん :2007/10/28(日) 04:43:49 0
>>273 ストゥ―パの起源は多分ヒンドゥーの御神体だ。
西洋だと中世〜近世まで魔女や吸血鬼とされた人の死体は心臓に杭を打ち込んだり首を胴体から切り離して埋葬してる。 今でもハイチでは心臓に杭を打ち込んだりしてるそうだ。
282 :
世界@名無史さん :2007/12/05(水) 11:55:25 0
283 :
世界@名無史さん :2007/12/11(火) 18:31:44 0
284 :
世界@名無史さん :2008/02/10(日) 10:13:38 0
/二二ヽ | 喪 | | 裸 | | 禁 | | 愚゛ .| | 之 | __| 墓 |__ / └──┘ \ |´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ソ ソ::::::::::::::::::::::::::::::::ソソ / ソ ̄|;;;;;;;lll;;;;;;;| ̄ソ \ |´ ̄ ̄ |. [廿] .|´ ̄ ̄.| |:::::::::::::::| |::::::::::::::| |:::::::::::::::| ̄ ̄ ̄|::::::::::::::| . ̄ ̄ ̄|_______|´ ̄ ̄゛
285 :
世界@名無史さん :2008/04/05(土) 10:50:45 0
>>142 金歯等の貴金属も骨壷に収めなければならないのか?
金属の有効活用という点では、遺族の了解を得た上でまとめて
再利用した方がいいと思うのだが。
286 :
世界@名無史さん :2008/06/15(日) 19:24:17 0
金歯も形見の品の一種になると思うだが、 再利用に抵抗を覚えるのは、死者との結びつきが強すぎると感じるからかね?
287 :
世界@名無史さん :2008/06/15(日) 20:58:51 0
つっかよー墓なんかいらねぇベ くたばった後の器なんざただの肉塊だろうに 魂があれば別のところへ、なければ消滅どのみち体はもういらん なんで墓にこだわるのか おれとしては野晒しでもなんでも別にかまわんぞ金箔ぬられて盃にされても別に怒らん 墓や葬儀は無用の長物
ちゃんと遺言書に書いておけば家族の理解度次第ではそうしてくれると思う
289 :
世界@名無史さん :2008/06/16(月) 18:00:59 0
アメリカとかヨーロッパでは故人の意思をやたら尊重するので、 「おれが死んだら、頭蓋骨は金箔貼って杯にしてくれ」とか遺言状に書いてあったら 事情が許す限り本当にそうしてくれる可能性が高いが、 日本だったら普通はスルーされるだろう。 下手すると死体損壊などの罪に問われるおそれもあるし。 まぁ墓はいらないというのなら、 死体を標本にしてもらうよう生前から頼んでおくという手もあるが とりあえずアイバンクとか献体に登録しとくくらいが無難かも。
290 :
世界@名無史さん :2008/08/23(土) 23:49:04 0
日本で鳥葬をやったら、死体損壊になるのかな。 「死体損壊」の概念は文化や歴史で大幅に異なる気がする
291 :
世界@名無史さん :2008/10/07(火) 04:33:52 0
478 :可愛い奥様:2008/10/06(月) 08:15:19 ID:XzgNJnii0
マイコミAV問題が「公衆猥褻」で時効ってコピペよく見るけど
「名誉毀損」でなら知ってから3年だからまだ行けるはず。
492 :可愛い奥様:2008/10/06(月) 10:34:32 ID:wxvXwExE0
>>479 が速攻レスしたってことは 大学、霊園、遺族による名誉毀損裁判はヤバいのね。
関係大学の学生動けませんか?
494 :可愛い奥様:2008/10/06(月) 10:37:49 ID:bxfm3bch0
>>492 霊園や大学が黙っていたとしても、遺族はどうでしょうかね。
私が遺族なら、霊園も共犯に見えます。
496 :可愛い奥様:2008/10/06(月) 10:40:00 ID:/dnLXYOa0
霊園には全ての情報を提供してますから、墓を所有している人がクレームをいれれば
動かざるを得ないと思います。
498 :可愛い奥様:2008/10/06(月) 10:41:37 ID:/dnLXYOa0
霊園側が事実を把握しているのに墓の所有者に連絡しなければ霊園側も訴えられる可能性も
ありますしね。
512 :可愛い奥様:2008/10/06(月) 12:20:29 ID:RtSSHhag0
(静岡、茨城)大学、大学の監督官庁、霊園の管理者、お墓の持ち主、東武鉄道、東武鉄道の株主
の全部が、黙認しているってこと?
皇居を背景にした、AVだけでも不敬罪だと思うのだが。
562 :可愛い奥様:2008/10/06(月) 16:51:14 ID:XSN7bZz50
あんまりネガティブなことを言いたくはないのですが。
霊園AVの件ですが、おそらく公務員体質がものすごく強い部門と想像されますので、
東京都公園緑地部計画課、(財)東京都公園協会、雑司ヶ谷霊園管理事務所
等関係部署に「お問い合わせ」を粘り強く続けることが必要かと思われます。
例の墓石を所有されている個人のかたにまで情報がいきとどくと良いのですが。
毎日コミュニケーションズ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/job/1174236246/
私の家系の墓は共同墓地とかではなく、父親が子供の頃に育った家の敷地内にあるんですが、よくある事なの?
293 :
世界@名無史さん :2009/01/17(土) 11:04:19 0
あげ
>>292 地方や宗派にもよります。中国地方以西の非真宗などでは、家と家族の墓が
隣接しているところもありますね。
>294 うちは東京都の最果てだけど、屋敷の敷地内にお墓のある家なんてゴロゴロあるぞ 田舎の旧家じゃふつうじゃね?
敷地内は、普通じゃないと思うが。 地方によるんじゃ?
297 :
世界@名無史さん :2009/01/23(金) 12:31:35 0
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家に隣接して複数の墓を建てるところもあれば、区切った庭の角にその家を
建てて土地を開いた人の墓を建て、守ってもらっている場合がありますね。
屋敷墓というもので、少なくとも10世紀には存在したようです。
民俗学の概説書には青森県から高知県にかけての分布とありますが、集団墓
地や両墓制の土地もあります。両墓制は近畿〜瀬戸内に多い。
小林よしのり先生も、数年前にギャグ漫画で扱っておいででした。
もっとも、後者でも詣り墓を敷地内に建てることは可能でしょうが。
集団で葬り、墓標に拘泥しないのは真宗に多かった。
ttp://qanda.rakuten.ne.jp/qa3476550.html 法的な面も含めた説明は、こちらにあります。
ここで曹洞宗の方が仰っておいでの屋敷墓というのは、各家に隣接した形で
複数の墓標が並んでいるもので、通常民俗学などで言う屋敷墓よりは広い意
味で使用されているようです。
295氏のお宅のものも、こちらでしょう。
299 :
世界@名無史さん :
2009/02/11(水) 16:55:54 0 長野県で、神社の境内、参道の脇に墓が建っているのを見たことがある。 普通の家墓だったけれど、神職家の墓なのかな?