アメリカでは原爆について教育してるんですか?

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798世界@名無史さん
原爆投下の真の理由は?=吉田弘之(北米総局)
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/kishanome/
 米国内の原爆研究の流れは、大まかに言って「revisionist(修正主義者)」と
「traditionalist(伝統主義者)」に分かれる。言葉のニュアンス通り、修正主義は
「原爆不要論」、伝統主義は「原爆正当化論」につながる。

 近年、新たな資料の発見や緻密(ちみつ)な論証によって米国内でも修正主義の見解が
広く受け入れられるようになった。だが、トルーマン政権による政策決定の核心部分の
決定的資料に欠け、主張が明確には裏付けられたわけではない。修正主義の筆頭とされる
メリーランド大学のガー・アルペロビッツ教授(歴史学)は「私の結論も、究極的には推定に
過ぎない」と語る。

 例えば45年7月7日から同15日、ポツダム会談に向かう巡洋艦オーガスタでトルーマン
大統領とバーンズ国務長官は多くの時間を費やして「何か」を話し合っている。ポツダム会談
期間中の二人の密談内容もほとんど不明だ。「バーンズが原爆投下決定のカギを握っている。
二人の会話の詳細が分からない限り、確定的な結論は出ない」と教授は話す。

 米国の研究者と話していて思うことは、言葉の壁もあり当時の終戦に向けた日本国内の
事情を子細に検討することが、時に困難なことだ。その意味で最近、日米、ソ連の資料を
駆使して原爆投下、終戦に至る経緯を検証したカリフォルニア大サンタバーバラ校の長谷川毅
教授の著書「Racing the Enemy」(英語で出版)は米研究者に新鮮な驚きを与え、
「考え方を修正せざるを得なかった」と語る研究者もいた。

 問題は複雑に絡み合い、今後数十年間、明確な結論は出ないかもしれない。(以上、抜粋)
799世界@名無史さん:2005/08/02(火) 17:56:10 0
【社会】核兵器の犯罪性問う 「女性の体が燃えているんです」
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1122677500/
800世界@名無史さん:2005/08/02(火) 18:02:24 0
>>798

Racing The Enemy: Stalin, Truman, And The Surrender Of Japan
Tsuyoshi Hasegawa (著)
Belknap Pr

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0674016939/qid%3D1122973282/250-0925878-3778664
801世界@名無史さん:2005/08/03(水) 05:12:32 0
>>798
その時歴史が動いた
スタジオゲスト 長谷川毅(カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授)
http://www.nhk.or.jp/sonotoki/2001_08.html#01
>米英中三ヶ国だけでなく、ソ連も加えた四カ国で日本に無条件降伏を求める内容になっている。そこからは、連合国の一員として「対日参戦」の大義名分を得ようとしていた ソ連側の焦燥が浮かんでくる。