諸君、軍事政権の歴史について語ろうではないか

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1世界@名無史さん
古代から最近では北朝鮮まで、軍人・武人・軍部が統治した国家について
スパルタのようなウホッ!!な教育制度や
第二次世界大戦以降独立した国々で起きた短命そうな軍事政権
さまざまな軍事政権下での文化・教育面において共通点はあるか
マターリ語ろうではないか
2/:03/08/16 19:16
2げっと!!
3タン・シュエ:03/08/16 23:00
私のことを呼んだかね?
現役で、その上スー・チーの件でアメリカに目を付けられて有名になったぞ。
4例の170 ◆vBOFA0jTOg :03/08/16 23:45
つーか軍事階級が政権を握ってない国って、そっちの方が世界史的に珍しくないか?

であれば、「軍事階級が政権を握っている国」と「軍事政権」の違いについて、の定義の方が先かも。
5世界@名無史さん:03/08/17 09:21
ミャンマー、パキスタンってどーよ
6世界@名無史さん:03/08/17 09:41
日本は800年も武家政権か・・・
よくやったよな
世界史版なのでsage
7世界@名無史さん:03/08/17 09:42
ヨーロッパでも日本でも、古代や中世には戦士階級が政治を担っていた。

「軍事政権」というのは近現代史にしか通用しない言葉だと思うけど。
あるいはスパルタのような「極度に戦闘的、軍国主義的な国家」について
語りたいのかな?
8世界@名無史さん:03/08/17 11:33
北朝鮮って軍事政権か?
9世界@名無史さん:03/08/17 14:11
現在の指導者はたしか「国防委員長」だからそうかも。
10世界@名無史さん:03/08/17 14:18
古代は神権政治だったような。ヨーロッパではドルイドが取仕切っていたし、
日本も呪術師と思われる卑弥呼が政治を仕切っていた。
11世界@名無史さん:03/08/17 15:42
独裁にならなかった軍事政権ってあるんですかね。
12世界@名無史さん:03/08/17 17:45
軍事政権ってのは、文民統制が前提としてある国家で
イレギュラーな状態として軍が政権を掌握している状態では
13世界@名無史さん:03/08/17 19:02
軍事政権といえば中南米諸国やアフリカ諸国などを連想するなあ。
ボリビアでは建国から現在に至るまで180回以上のクーデターが起きているらしい。
中南米の軍事政権で有名なのが、軍部が都市のゲリラ・シンパを拉致して殺害する、
いわゆる「汚い戦争」。
14世界@名無史さん:03/08/17 19:08
>>10
ギリシアのポリスや、ローマのキウィタスは?
15世界@名無史さん:03/08/17 19:21
沖縄における、アメリカ軍政などはどう分類されるのでしょうか?
16世界@名無史さん:03/08/17 19:22
あれは「占領下」であって軍事政権とは違う。
17世界@名無史さん:03/08/17 19:25
郡司さんとかが首相になったら・・・
18世界@名無史さん:03/08/18 09:08
軍国主義と軍事政権は違うしな
軍国主義は文民統治下でもできるしな
軍国色の濃い軍事政権って事だろう
19世界@名無史さん:03/08/21 22:30
軍事政権は近代史にしか通用しない言葉ってカキコもあるけど
ローマ帝国の一時期は間違いなく軍事政権って呼んで問題ないと思うぞ
20世界@名無史さん:03/08/21 23:30
>19

お前は軍事政権の定義を知った上で言ってるのか?

古代ローマにソヴェトやフンタがあったのかね?
>20
>お前は軍事政権の定義を知った上で言ってるのか?
んじゃおせーて。それが当面このスレにおける一番の問題。
22世界@名無史さん:03/08/21 23:39
韓国の朴政権は史上最も成功した軍事政権ではないか
23世界@名無史さん:03/08/22 01:48
高麗の武臣政権は軍事政権かな・・・
24世界@名無史さん:03/08/22 01:51
戦中の現役軍人が首相だった日本は軍事政権?
25世界@名無史さん:03/08/22 01:55
体勢翼賛会成立後は「実質」狭義の軍事政権(>>12)では
26世界@名無史さん:03/08/22 01:58
日本帝国は、「シビリアンコントロールが前提としてある国」だったの?
27世界@名無史さん:03/08/22 02:03
>26
憲法にシビリアンコントロールに関する規定がない(というか軍の位置づけに関して
天皇陛下の兵という以外に明確な規定がない)から、統帥権干犯問題が発生した。
28世界@名無史さん:03/08/22 02:31
マルタ騎士団国(国土があった時代)は軍事政権?
29世界@名無史さん:03/08/22 04:00
>>9
だがそれだと日本の首相も一応自衛隊の最高指揮官なんだが
30世界@名無史さん:03/08/22 04:26
非軍人における統治が常態化した社会において、例外的に軍人が統治に
あたった政権・・・、あたりでどうでしょう。
31世界@名無史さん:03/08/22 06:03
>>29
彼は共和国元帥として軍籍もあるから
軍事政権でいいんじゃない。
スターリン元帥のソ連も軍事政権になってしまうが。
32世界@名無史さん:03/08/22 21:44
>21



1、武官による寡頭制政治であること

2、軍隊による威圧によって国家を統治していること

3、依法官僚制による中央集権制国家であること


この程度の定義でカバーできるか?
33世界@名無史さん:03/08/22 23:25
おまえが答える立場なのに逆に問い掛けてどーすんだよ。
34世界@名無史さん:03/08/23 00:13
>33

意味不明
35世界@名無史さん:03/08/23 00:40
>>34
意味不明
36世界@名無史さん:03/08/23 11:09
>>35
意味不明
37世界@名無史さん:03/08/23 21:31
>>36
意味不明
>>34-37
藻前ら、モティツケ
     /\⌒ヽペタン
   /  /⌒)ノ ペタン
  ∧_∧ \ (( ∧_∧
 (; ´Д`))' ))(・∀・ ;)
 /  ⌒ノ ( ⌒ヽ⊂⌒ヽ
.(O   ノ ) ̄ ̄ ̄()__   )
 )_)_) (;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)(_(

>>32
軍事政権って、独裁者が執ってるイメージがあるんですけど、実際の所どうなんでしょうか。
39世界@名無史さん:03/08/23 22:00
体政翼賛のような合法的に成立した(実質的な)軍事政権もあります
独裁者もイメージが強いのは旧植民地諸国のクーデター政権の影響やないですか。たぶん
40世界@名無史さん:03/08/23 23:24
政治学的な定義の一例として、ある学者の文を引用すると
「国軍が機構として一つの政治的意志を持ち、政権の運営が
そうした国軍の意志に従って行われる」政治体制のことを
軍事政権と呼ぶそうだ。

北朝鮮が「軍事政権」ではないとされているのは、恐らく北朝鮮の軍と
金正日の関係に理由があるのだろう。
北朝鮮の軍は、共産党の指導者である金正日という人物に
従っているに過ぎないのであって、軍そのものが
意志を持っているわけではない、と。
41世界@名無史さん:03/08/23 23:25
最近話題の、ミャンマーの軍事政権はどう?
42世界@名無史さん:03/08/23 23:32
ではリーダーが軍人であっても
彼が国軍を掌握していれば
軍事政権ではない?
43世界@名無史さん:03/08/23 23:52
>>42
掌握の仕方によると思う。

同格、もしくは大して格の差がない中での代表として政権を握り、
軍内の他の実力者に気を遣わなければならない状態
(集団指導に近い状況)であれば、軍事政権と言えると思うが、
政権を握った者が完全に軍を圧倒して、軍がただ彼に従うだけの
存在になると、ただの独裁体制に過ぎなくなる。

この例として、一番分かりやすいのがインドネシアのスハルト体制。
彼も軍人で、軍事政権から出発したが、同年代の実力者が退役その他で
表舞台から姿を消し、軍がスハルトの意のままに動くようになった
90年代以降、体制もスハルト独裁に変わっていく。
44世界@名無史さん:03/08/24 02:42
>40
> 国軍が機構として一つの政治的意志を持ち、政権の運営がそうした国軍の意志に従って行われる

なるほど、シビリアン・コントロールが確立された国家なら、
国軍はタダの道具であってそれ自体が意思を持つことは原則的にはありえない
ですもんね。

まあ微妙な国も多いけど(トルコは軍事政権じゃないけど政策が軍の意向に大きく左右される)、
定義それ自体が目的というわけではないから別に気にしなくてもいいか。
45世界@名無史さん:03/08/25 10:33
>>41
あれは、>>40の定義どおりに「軍事政権」してるだろ。

ビルマには軍事政権がたびたび出現している。
1950年代の選挙管理内閣
1962年のクーデタによる政権奪取→ビルマ社会主義計画党の独裁制へ
1980年代後半の民主化運動弾圧時に登場した社会秩序再建評議会の支配
そして、一旦民政化した後に、現在の軍事政権へ…

すまん、手元にソースが無いんで、年代と詳細な登場履歴を書けんがな。
1950年代と1960年代のそれは、ネーウィン将軍の主導によるもの。
ネーウィンのパーソナリティも色濃く出るけど、国軍という組織基盤がなければ、
彼の登極もなかったろう。

ただ、1970年代の初頭に、社会主義計画党に形式上の「民政移管」がなされ、
これ以降は、国軍支配というよりも、ネーウィン支配と言い換えた方がいいのかもしれない。
国軍という組織基盤は強力なものではあったけど。

80年代の民主化以降は、ネーウィン支配が払拭されてしまった。
軍もポスト・ネーウィンの新進気鋭の将官たちが台頭した。
一方で、権力サイドの文民も、影響力を後退させてしまった。

すったもんだの挙句、現在は権力をがっちり掌握したままの軍事政権と
スーチー女史に収斂した民主化勢力、
という二項対立に、少数民族勢力がどう影響をするか…。
そんな構造になっている。
46世界@名無史さん:03/08/25 13:40
ttp://www.hh.iij4u.or.jp/~asabe/burma/bmnenpi_main.html

1948年 ビルマ連邦共和国として独立。ウーヌー宰相と(1月4日)
1949年 カレン族抵抗始まる
1956年 第二回総選挙で野党進出。政界抗争始まる
1959年 カレン族、ビルマ共産党と連体し、内戦拡大
1962年 ネ・ウィン将軍クーデター。ウーヌー失脚。社会主義化始まる
1972年 新憲法採択。ネウィン大統領のもとビルマ連邦社会主義共和国に
1981年 大統領職をサンユに。議長はネウィンのまま
1983年 アウンサン廟を参る韓国要人に北朝鮮、爆弾テロ(10月9日)
1987年 9月、供出制度を改め、農産物十一品目の自由売買許可。
高額紙幣廃止に学生抗議デモ。後発開発途上国と認定される。
1988年3月 7日、アウンジー元准将、経済改革の公開書簡をネウィンへ
12日、学生、喫茶店での口論から反政府デモへ
18日、「流血の金曜日」
1988年4月 2日、スーチー、母の看病で帰国。
反政府デモ再発。地方へも波及
1988年6月 21日、戒厳令発令
1988年7月 26日、ネウィン党総裁とサンユ副総裁兼大統領が辞任。セイルインに
1988年8月 8日、全国でゼネスト、デモに突入。ラングーン市庁舎前で無差別発砲。
12日、セインルイン辞任、マウンマウン党総裁兼大統領に
1988年9月 5日、スーチーとティンウ、暫定政権+民主選挙かゼネスト続行で迫る
☆13日、日本政府、援助を凍結。
18日、軍クーデター。ソウマウン大将が国家法秩序回復委員会議長に。
23日、米国、援助停止。
27日、スーチーら、国民民主連名を結成。

47世界@名無史さん:03/08/25 13:44
ttp://www.hh.iij4u.or.jp/~asabe/burma/bmnenpi_main.html

1988年12月 3日、アウンジー脱退。
10日、ティンウ新議長に。
27日、スーチーの母、キンチー死去
1989年3月 社会主義経済制度放棄を声明
1989年6月 18日、「ミヤンマー」に国名変更
1989年7月 20日、スーチー女史を自宅軟禁
1989年11月 7日、総選挙を5月27日に実施すると発表
1990年1月 選管、スーチーの立候補を認めないと決定
1990年5月 総選挙実施。野党、国民民主連名が圧勝(392/485議席)
1990年8月 マンダレーで僧侶の反政府デモ。軍の宗教行事ボイコット。

1990年9月 チーマウン氏逮捕。NLD幹部、僧侶の逮捕あいつぐ
1990年10月 マンダレーで一三三の寺院を急襲
14日、スーチーさんにノーベル平和賞
1990年12月 マンナプローで暫定政府樹立
1992年4月 ソウマウン議長辞任、タンシュエ就任
48世界@名無史さん:03/08/25 19:04
北朝鮮もビルマもかつての日本の後継者みたいな感じだね
49世界@名無史さん:03/08/26 09:42
>>48
インドネシアに日本の「隣組」が影響を与えたというのはよくきくけど、
ビルマの場合、日本の影響はどのくらいあるの?
50世界@名無史さん:03/09/02 08:15
今までのことを総合するとイスラーム史の場合、軍事政権は
ブワイフ朝 セルジューク朝 マムルーク朝 初期のオスマン帝国 あたりかな

全盛期オスマン帝国は君主権が確立してるので、軍事的な性格を持っていても
軍事政権ではないということか

イスラーム史に詳しい人、アイユーブ朝は軍事政権といえるだろうか?
51世界@名無史さん:03/09/04 18:12
>>49
ほとんどない。
独立前に日本に占領されてたわけじゃないからね。
48はあくまでもイメージで言ったかと。
52世界@名無史さん:03/09/04 23:58
国軍は日本軍を範としてるとのことだが
Jウヨの言うことなのでマユツバ
53世界@名無史さん:03/09/05 00:14
1981年12月13日のポーランドの戒厳令は
社会主義崩壊の最初のクライマックスだったように思う
党に従属する軍隊が主導権を握ったことは今から考えると
とんでもない事だったように思う
当時このとんでもなさを認識していた連中はごく小数だったが
54世界@名無史さん:03/09/05 09:38
>>52
まあ、範とするまではいかんだろうなあ…。

ただ、ビルマ独立義勇軍の上層部を担ったアウンサン以下のナショナリストの指導者達、
いわゆる「三十人の志士」は日本で軍事教練を受けている。
その影響は、少しはあるかもしれないと言ってみるテスト
55世界@名無史さん:03/09/05 11:43
むしろ韓国の軍事政権に与えた影響が大きいのでは?
軍事政権が一般国民の頭髪や服装まで規制してたと聞いて
じゃぱにっしゅ〜と思った。
56世界@名無史さん:03/09/05 11:47
軍に与えた影響も一番大きいよう。
創軍期の将校連はほとんど皇軍出身だし。
57世界@名無史さん:03/09/05 12:18
   >>55
 それで、今の韓国で学生服はあるの?

   >>56
 実は今の韓国を建国したのって親日派だものね
58世界@名無史さん:03/09/05 12:22
>>55
今でも黒い詰襟が多いみたい。
日帝云々言うわりには・・・・・・・・・・
59世界@名無史さん:03/09/05 13:37
★一生に一度は死んでみたい死に様★
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/entrance/1062685760/l50
60世界@名無史さん:03/09/07 14:40
ところで軍事政権のお偉いさんがよく言う退廃的って具体的に何?
61世界@名無史さん:03/09/07 15:00
>60
今の日本人のように国益を念頭に置いた行動をしていないこと
62世界@名無史さん:03/09/07 15:02
勧善懲悪アクションとエロエロ写実主義以外は退廃的です

例ナチスドイシ・狩猟さまがボスの国
63世界@名無史さん:03/09/10 19:33
戦前の日本とかかな
64世界@名無史さん:03/09/13 23:35
>62

ハリウッドとポルノを見ているとアメリカも・・・
65世界@名無史さん:03/09/14 00:15
イラクも退廃的になりつつあるのかな?

【国際】イラクで映画館大盛況、ポルノが大はやり
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1063272130/
66世界@名無史さん:03/09/17 06:43
軍需政権の良いとこをあげよう
とりあえず↓オマエから
67世界@名無史さん:03/09/17 09:38
大改革を断行出来る。
民主主義国家では、国民の大半その改革が望んでも、
一部受益者を切り捨て切れないので、そんな事は実行できない。
68世界@名無史さん:03/09/17 14:06
共産主義者を粛清できる。
権力握る過程でやっちまう例も多いんだが。
五十万人ぶっ殺したインドネシアという例がある。
69世界@名無史さん:03/09/17 22:24
私兵しか居なかった時代に
軍事政権などというものがあるわけが無い。
バカばっかり
70世界@名無史さん:03/09/17 22:33
  軍事政権かしらんが、官僚の大粛清
  役人は放っておくと増殖して国を潰す
  スターリンが派手にやったな
71世界@名無史さん:03/09/17 22:45
>70
いや軍事政権ってめちゃめちゃ官僚国家になるんですが。
72世界@名無史さん:03/09/17 23:23
>>71
その通り。
ことに現代史において、いわゆる権威主義体制の多くは
軍事政権の成立後、経済政策をテクノクラートと呼ばれる官僚
(その多くはアメリカを中心とする海外への留学組)に依存し、
彼らによって経済を発展させることで、それ以前の体制が
持っていた経済的・政治的危機を乗り切ろうとする傾向が強い。

60〜80年代のラテンアメリカが代表的な例。
あとタイやインドネシアも、もともとそうだった。
73世界@名無史さん:03/09/18 14:24
>>72
問題は、そのテクノクラートがいない、少ない、機能しないって国も多いってことだ。

テクノクラートがあてにならないと軍は、その代替に、軍組織からの人員をあてなきゃならなくなる。
そして、軍事組織もすべからく官僚的組織だ。
まあ、軍人それぞれのパーソナリティもあるが、それなりに官僚仕事もやれてしまう。
ところが、大抵の軍人は、一般的な政策については柔軟な発想ができない。
結果として統制的態度を取り易くなる。
そして、市場の運営に失敗してしまうこともしばしばだ。
さらに、失策があると、ますます高圧的な統制的態度を取るようになる。

ビルマなんかは、典型だな。
74世界@名無史さん:03/09/18 17:05
ピノチェト政権などは、テクノクラートによる
新自由主義的経済運営の成功例?
75世界@名無史さん:03/09/18 18:54
アジア各地の新聞社・通信社・テレビ局・ラジオ局など300社以上へのリンク集
最新ニュースがかなりアヤシイ日本語で読めるよ。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/9613/link/link11.html
76世界@名無史さん:03/09/19 23:24
>74
アジェンデ政権も初期はともかく末期は給料アップによるインフレなどで
崩壊の兆しをみせていたけど、さりとて典型的な中南米の軍事政権だった
ピノチェト政権が経済的に成功していたかと言うと疑問符。
あれだけ地下資源に恵まれているにもかかわらず、大して成長してないしね。
77世界@名無史さん:03/09/21 00:48
韓国の朴政権はどうしてうまくいったのだろうか
78打通さん:03/09/21 02:57
朴政権は問題だらけで政局など安定したことないゴロツキ政権。
最後には側近にズガーン!と撃たれてハイサヨウナラ。
79世界@名無史さん:03/09/21 12:28
>>78
 ビルマやチリと違い、経済的には高度成長を遂げた
 末期は第二次石油危機でマイナスだったが
80世界@名無史さん:03/09/26 14:28
今もタイとかインドネシアは軍人が幅を利かせているそうだが
  どうして?
81世界@名無史さん:03/09/27 23:59
>>80
タイは知らないが(というか一時に比べてだいぶ影響力が落ちたと思うが)、
インドネシアの場合は、もともとスハルト時代に「国軍の二重機能」
ドクトリンが形成されていた。
要は国防以外にも政治社会勢力としての機能がある、ということだが、
スハルト時代には軍人から大使への転出例もあったくらいだ。
実際、今も地方レベルでは軍出身の知事が多い。
そうなると、人材面で軍人/軍出身者が尊重されるようになる。

加えて、メガワティ政権になって軍の意向が重視されるようになった。
これは前大統領のワヒドから政権が移る際に、軍が重要な役割を果たした
ことと、インドネシアの統一維持で両者が一致したことが大きい。
アチェのこともその延長にある。
バリ島やジャカルタなどで、テロ事件が起きているのも多分影響している。
82世界@名無史さん:03/09/28 22:11
>>81
政局の節目で重要な役割を果たしたかだと
フィリピンがそのわりでない気もしたけど
ビルマやアルジェリアの場合図星
83世界@名無史さん:03/09/29 10:55
>>82
フィリピンの場合、ラモスだっけ?
アキノの次の。彼が軍人出身なんだよね。選挙で選ばれたけど。
彼女はもともとシンボル的存在として担ぎ出されたような面があって、
(メガワティもある意味そうなんだけれど)
実際マルコス時代の残党から、何度も暗殺未遂事件を起こされてもいる。
それを押さえてきたのがラモスという関係だったと思う。
だから必ずしも大きく外れてはいない・・・と思う。

あと、フィリピンがアメリカの植民地だったことから来る
民主主義的建前の存在も忘れてはならないし(アロヨはこれで
随分助けられているはず)、もともとアキノの前のマルコス自身
金持ちで、スハルトみたいに貧しい農民から日本の占領時代に
軍人になって、そのままインドネシア独立戦争を戦ったみたいなのとは
権力基盤が違うから、軍人が権力を握るという土壌が余りなかった
とも言える。
84世界@名無史さん:03/10/01 11:51
ナセルは駄目て゛したか
エジプト軍人のトップばかり
85世界@名無史さん:03/10/06 22:01
エジプトの大統領は
 ナセル→サダト→ムバラク
   と軍人ばかり
86世界@名無史さん:03/10/06 22:05
  イラクの共和制も軍事政権で始ったのに、非軍人のサダムフセインが権力闘争に勝った
87世界@名無史さん:03/10/06 22:30
軍事力を持っている奴が権力を握るのは、ある意味当然。
改めて考えると、自衛隊の権力のなさは不思議だ。
88世界@名無史さん:03/10/06 23:39
>87
先進国ではシビリアンコントロールはもはや常識ですが、なにか。
89世界@名無史さん:03/10/06 23:53
>85

ナセルの前のナギブもそう
90世界@名無史さん:03/10/07 00:12
>>88
シビリアンコントロールは常識でも、他の先進国では高級軍人はエリート扱い。
軍歴があることは立派な経歴だし、軍出身の政治家も多い。
日本の自衛隊にはそんなステイタスも権力もない。
91世界@名無史さん:03/10/07 10:23
>87
> 軍事力を持っている奴が権力を握るのは、ある意味当然。
> 改めて考えると、自衛隊の権力のなさは不思議だ。

おそらく>87と>90は別の方だと思いますが、
>87の上の発言と>90の主張は関係ないと思いますよ。
92世界@名無史さん
age