つか、実際問題として、アメリカ単独では中国に居れないでしょう。
国府軍の跳ね上がりとかが、上海や満州から金品を強奪しようと
何万人の単位でやってきたら、第三次南京事件の二の舞。
かといってアメリカ海兵隊を1Dでも常駐させれば、大赤字になる
のはご承知の通り。
524 :
世界@名無史さん:03/08/18 21:37
つかアメリカが直接支配に拘ってると思ってる厨房は何?
その時代の「中核」国家は自由貿易を求めるというのが世界史の流れだろ。
フィリピン独立もアメリカの先見の明が見えるしね。
要するに、幾らアメリカが市場開放だ、と言っても、
防衛を日本に任せざるを得ない以上、日本に足下を
みられる可能性が有るという話。
527 :
世界@名無史さん:03/08/28 21:11
太平洋戦争をやらばければ国は滅んだ
529 :
世界@名無史さん:03/09/15 06:02
やらばければね。
>>528 え?何言っているの?
戦争やっても滅んでるジャン
てか、大日本帝国なくなってるしぃ。ウハハ
帝国主義ブロック経済の最弱グループとして屈辱的な思いをした後
次々に周囲を列強の植民地・属国にされ、そこに駐屯した軍隊に攻め込まれただろう。
支那や朝鮮があそこまで野蛮でなければ、もう少し日本にも選択肢はあったんだけどね。
532 :
世界@名無史さん:03/10/08 17:57
日米開戦しなければ石油が無くなって無血降伏してたでしょうな。
少なくても大日本帝国は無くならなかっただろうし陸軍と海軍は残っているだろう。
降伏後、アメリカの配下になってドイツとイタリアに参戦要求を突きつけられるだろう。
ゼロ戦がドーバー海峡でドイツ軍機を迎え撃つとかがあったんだろうな。
空母赤城がUボートに撃沈されるとか。
533 :
世界@名無史さん:03/10/08 20:50
>>532 日本人を戦力にはせんだろ
アメリカは開戦前から『黄色猿を滅ぼせ』と国全体でナチス並のこと言ってたんだから
武器だけ使って、人間は下手すりゃ強制収容所なんてのもありえたかも……
植民地になったとしても虐殺事件多発だろうな
1.
確かに当時の日本の農業人口は多かったが、農業国であるとは言えないと思う。
であれば、今のフランスやアメリカも大農業国。
この二国だって、工業を欠いた状態で今の国際的地位を維持することは不可能だろう。
それに、農業だけやってのんびりやっていれば、戦争は頭上を通り過ぎていくわけではない。
軍事力を持たなければならない。そのためには石油は不可欠。左翼は、軍事力を持てば戦争
をしなくてはならないと思っているから間違い。戦争をしなくてすませるために軍事力が必要
だということもある。また、軍隊を持たなければ戦争をしなくてすむではなく『まともな戦争
ができない』であり、戦争ができないというのは、暴漢にあった時に交番に飛び込めないとい
うことと同義であるという考えは必要かと。
ハルノートを飲めば戦争をしなくてすんだというが、それはアメリカの言いなりになれとい
うことである。
現在、『日本の工業製品の、対米輸出の一切を禁止せよ』と通告されたらどうなるか(実際
そんなことは起きないが)。そうでなければ戦争にうったえる。となったら、日本の工業メー
カーに勤める人間は『戦争になるくらいなら……』とあきらめられるか? 輸出が無くなれば、
職を失う人間が間違いなくてでくる。
2.
支那の租界にも満州にも、日本人の生活基盤があった。『支那からの撤退』
に満州が含まれてはいるのかいないのかは解らないが、少なくとも、支那の租界から
日本軍は撤退せよというのである。租界を放棄せよとは言っていないが、当時の支那
の治安から考えたら同義ととらえるべきであろう。国が租界を放棄しなくても、いず
れ全ての日本人は租界を捨てて内地に帰るしかない。
租界の人間が内地に戻ってくれば、『人あまりの職たらず』になるのは目に見えて
いる。
政府と言うよりも、国民に生活水準を下げる覚悟がなければハルノートを受け入れ
ることはできない。平成大不況くらいで政府に文句を言っているような日本人では、
日本政府がハルノートに屈すれば日本世論は沸騰する。日露戦争後の日比谷焼き討ち
でも解りやすい。それでも国民を政府が押さえつけようとすれば『独裁だ圧政だ』
と叫ぶのは今の日本人を見ても明らかだ。現在の日本人でも受け入れがたいハル
ノートを、当時の日本が受け入れられるのか?
満州事変を『中国東北部への侵略』とするのは間違い。
徳川家康は、日本を侵略したのか?
支那事変を中国への侵略とするのも間違い。
在日米軍基地に夜陰に紛れての何者かによる奇襲攻撃があったら、自衛隊と緊張状
態にはならないか? その時に、話し合いに折り合いがつかず戦線が拡大しても米軍
の侵略というのか?
あぼーん
>>535 満州も含みます
ただハルノートを日本に提示する際、ソ連のスパイが中身を一部すり替えたそうなので、元々は入ってなかったのかも……
あまり詳しくないから分からん
539 :
世界@名無史さん:03/10/12 08:16
>>538 どうせ、日中戦争のおかげで経済的危機に陥っていなければ、ハルノートを飲んでも日本は
やっていけたということを言いたいのだろう。また、ハルノートにある門戸開放なんていう
のは至極真っ当で当たり前のことで、日本が閉鎖的だったのがおかしいとでも言いたいのだ
ろう。また、「これ以上植民地を作らない」という一次大戦後の条約で帝国主義時代が終わっ
ていたとか、おめでたい発想しかなさそうだな。
国と国の取引というのは、相手が強ければ全て唯々諾々と受け入れるしかないというものでは
ない。その中で、相手にも譲歩をさせる(させられる)のが外交というモノだ。その譲歩の一
切を拒否したハルノートの正統性はない。
譲歩の交渉もせずに、真珠湾を奇襲して戦争に突入したのは日本側なんだが。
譲歩に譲歩を重ねた東条の『甲案』、さらにそれより譲歩した『乙案』をつっぱねて
『ハルノート』を飲めと交渉の余地を与えなかったのはアメリカなんだが……
っていうかハルノーとうんぬんより日本経済の極度の対米依存が致命的だった
今のように相互依存ならまだしも
あれでは向こうに言いようにされてしまうわな
>>539 やっぱり君、どこまで行っても経済史の知識ゼロだね。(外交史もだが)
ちゃんとコヴァ本以外の本も読まないとダメだよ?
一つだけ言っておけば、当時の日本が農業国では無かったとか逝っている時点ですでに知識の無さが伺えるのだな。
>>541 甲案・乙案の内容を具体的に知った上でそういう事を逝ってるのか?
544 :
世界@名無史さん:03/10/12 20:50
>>534 こういう人間ってどうしてそれまでの経緯をすっとばしていきなりハルノートとか
ABCD包囲網から話がはじまるのかね・・・。
やつらがいじめなければ日本は安泰だったんだーって、
日本がこなければ朝鮮は安泰だったんだーってのと発想のレベルが一緒。
国際情勢云々抜かすけど、明治時代の方が昭和初期よりずっと外交条件は厳しかったのにね。
545 :
世界@名無史さん:03/10/12 20:58
>>541 別に日本が譲歩したからといっても、アメリカが妥協しなければならない理由はない。
結局、日本に切り札がなかったのが痛い。
546 :
世界@名無史さん:03/10/12 21:01
>>539 アメリカにとって大切なのは、外交の定義ではなく、自国の利益だ。
日本に一方的に譲歩させることがアメリカの利益ならハルノートは正解だ。
547 :
世界@名無史さん:03/10/12 21:11
オレはハルノートにはあまり詳しくないが
北里柴三郎達がノーベル賞を取れなかった事や、WW1後の条約なんか見る限りでは
オレには明らかに西洋諸国が日本を、国と認めていないように見える
548 :
世界@名無史さん:03/10/12 21:17
国と認めていないは言い過ぎた
ただ日本という国の存在を、あまりにも軽視しすぎだと思う
太平洋戦争は、ハルノートよりもずっと以前に原因があると思う
549 :
世界@名無史さん:03/10/12 21:22
しかし日本は幸せなほうだよ
戦争に負けて国ごとバラバラに切り離されたり、徹底的に弾圧を加えたり
跡形も無く滅んだ国もあるんだし
550 :
世界@名無史さん:03/10/12 21:27
551 :
世界@名無史さん:03/10/12 21:43
戦争に人道的な考えを持ち出す事自体、無意味だと思う
戦争という手段を使う以上は、どっちかが滅びようが関係なしだろ
ルールを守って正しい戦争なんてありえない
戦争とは、本来そういう手段だと思うんだが
552 :
世界@名無史さん:03/10/12 21:46
被害妄想の一種が何で教科書に載ってるの?
捏造なの?
戦史研究所 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
何だこのサイト?
確かにもっともらしい反論もあるが
大半が揚げ足取りと、自分に有利な文献のみの提示か
かなり一方的だな
555 :
世界@名無史さん:03/10/12 22:47
>>552 そりゃあ、捏造した旧石器時代遺跡が載るような教科書だからね。
教科書といえども鵜呑みには出来ないという、いい教訓だな。
なるほど、教科書にとどまらずに自分で勝手に判断しろという事ですね
じゃあ、何が正しいかは結局分からないですね
557 :
世界@名無史さん:03/10/12 23:53
>>540 ハルノート以前に交渉は進められています。
第一派は、真珠湾ではなくアメリカからです。もっとも、国際法を持ち出せば日本はアメリカ
ととっくに戦争状態でしたが。
>>546 それならば、日米開戦に応じた日本も正解?
>>543 >当時の日本が農業国では無かったとか逝っている時点ですでに……
じゃああえて私もぼかすが、日本が輸出入の困難な状態に陥った時、政府に一切の文句も言
わず農業に転向すれば?
大根作ってりゃ、戦闘機が飛ぶようですな? 技術大国ニッポンなら大根で戦闘機ぐらい飛ば
せるかも知れませんな。
ところでコヴァって何?
>>544 すっ飛ばしてはいない。
何故なら、それまでの日本が悪かろうがなんだろうが、外交がヘタだろうがなんだろうが、
備えを脅かされれば自分の保身を主張するのが普通だと言っている。貴方の発想は、犯罪者に
は一切の人権は無いと言っているのと同義。盾を取られようとしているのであれば、取られな
いように藻掻くのが普通。自分にできもしないことを他人に強要するな。
それから、日本が昭和期以前の方が外交が難しく未発達だったから日清戦争や日露戦争になっ
たんじゃないか。
558 :
世界@名無史さん:03/10/12 23:59
歴史から教訓を得ようと思うならば、検証が必要だということだよ。
絶対に正しいことしか書いていない歴史文献はまず無いと考えた方がよい。
>557
誰も貴殿の存在までも否定しているわけではない
しばらく発言を控えてクールダウンされては如何?
>>557 >技術大国ニッポン
釣り?それともネタ?
まさか本気で昭和期の日本の事を技術大国と思ってる訳じゃないよね。
極東住人でもあるまいし。
>それまでの日本が悪かろうがなんだろうが
そんなムシのいい話が本気で通用すると思ってるのかね、君は。
君の言葉を借りれば、実におめでたい発想だ。
その言い分だと今現在日本は北朝鮮にただちに経済支援し、
彼らの核武装を認めるべきという事になるね。
あと、君はどうも「ハルノートを受け入れると日本は経済的大打撃を受ける」と
妄想している節が見受けられるね。
ていうかハルノートの条文ちゃんと知ってるかどうかも怪しく思えるけど。
>ハルノート以前に交渉は進められています。
はあ、「ハルノートが出てから、交渉や詳細確認もせずに破綻だ破綻と
騒いで真珠湾を攻撃した」日本をみるに、「譲歩の一切を拒否したハルノートの
正統性はない。」なんて妥当しないと思うんですがねぇ。
>第一派は、真珠湾ではなくアメリカからです。もっとも、国際法を持ち出せば日本はアメリカ
>ととっくに戦争状態でしたが。
はつみみです。:-)
>>557 >日本が昭和期以前の方が外交が難しく未発達だったから日清戦争や日露戦争になっ
>たんじゃないか。
えー、昭和期以前の日本の対外戦争、つまり日清戦争・義和団事件・日露戦争・第一次世界大戦
では、対外的に全く孤立していません。強力な味方(英、米、露)を常に持っています。
第二次大戦では英米露全てを敵に回したわけで・・・(しかも足並みが揃ってない連中を器用にも纏めて敵にした。)
もし明治期に「不平等な条約は日本の首を絞める為の物だ!断固戦うべし!」とか
「三国干渉は日本のが自立する権利を傲慢な西洋人が認めない物だ!断固戦うべし!」とか
ぬかしていたら日本の破滅は数十年早かったでしょうね。
>>557 > それから、日本が昭和期以前の方が外交が難しく未発達だったから日清戦争や日露戦争になっ
> たんじゃないか。
結論として開戦になったのですが、当時、世界中で行われていた威力外交や交戦による外交を
考えたとき、日清・日露戦争はあながち悪い選択肢ではなかったのではとも思えます。
その結果、ある程度の発言力が国際外交上生まれたわけだし(もちろん十分とは言えないが)
対清外交をもっと「うまく」やって、交戦を避けられたとして、果たして当時と同等以上の国際外交上
の発言力を得れたかどうかというのは疑問です。(日露戦争も対清外交の延長上にあると考えて
いますので)
石油は当時の日本のエネルギー資源で
何割程度を占めていたのだ?
>>565 当時のエネルギー資源の中心は石炭でしょ。
原油の半分近くは軍隊が使用していたんだよ。
つまり国民経済のもんだいではなく国防の問題だろ。
567 :
世界@名無史さん:03/10/29 22:26
太平洋戦争をやらないと言うことは、すなわち日本がアメリカの要求通り、
植民地になっていたと言うことで・・・。
568 :
世界@名無史さん:03/10/29 22:29
ヴァカですか
569 :
世界@名無史さん:03/10/29 22:33
三流国でも独立国だよ。
フィリピンが独立したてだったんだから。
570 :
世界@名無史さん:03/10/29 23:08
フィリピンはまだ正式な独立国ではなかったよ。
自治政府は存在してたけど。
フィリピンが完全に独立したのは1946年。
>その言い分だと今現在日本は北朝鮮にただちに経済支援し、
>彼らの核武装を認めるべきという事になるね。
小林よしのりの主張はそれに近くなりつつあるね。
漏れはとてもついていけないが。
大慶油田が発見されていればまた違った展開になったかも。
あくまで後知恵ですが。