[comtemporary]トルコとギリシャ[war]

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401世界@名無史さん
>>400
エジプトでは、コプトは差別されていると聞いていますが、どうなんでしょうか?
402世界@名無史さん:03/12/11 08:45
ttp://www.worldtimes.co.jp/
銀行と党事務所などで爆破―ギリシャ
 
【ベルリン10日豊田剛】
アテネからの報道によると、ギリシャ北部テサロニキで九日、二つの銀行と
与党・全ギリシャ社会主義運動党(PASOK)の党事務所二カ所が何者かに
よって襲撃された。
現地警察によると、極左ゲリラ組織「ノベンバー17」のシンパによる犯行
との見方を強めている。建物の被害は少ないという。

403世界@名無史さん:03/12/11 18:11
>>401
まあ少数派だしな。
でもガリ前事務総長なんかを見るに、
社会的地位は必ずしも低くないと思える。
404世界@名無史さん:03/12/12 19:17
基本的に社会的地位が低いのだが、それを覆い隠すために、ピンポイントで
何人か偉いポジションにつけるというのはよくあることだ。
いや、コプト派の実態は知らないんだけど一般論として。
405世界@名無史さん:03/12/12 21:42
エジプトのコプト教徒は高学歴の人が多く、社会的地位は高い、らしい。
406世界@名無史さん:03/12/18 23:24
ケマルは,「イズミールの虐殺」の責任があるし,混乱したアナトリア情勢のなかで,
ほかの真の改革者たちを,スターリンと共謀して,葬り去ってきた下手人といわれているのさ。
あの陰鬱な表情はそのせいかなあ。あとは,国際情勢で彼に運が向いていただけさ。人々の救国への想い,
エネルギーを引き出したまでは,よかったかも知れないけどね。大衆の救国への力を引き出した人は,
なにもケマルだけじゃないんだ。

ケマルは,アルメニア人虐殺を続行したし,「民族間の融和」は謳っただけで,
民族排外主義は一層強化され,とりわけアルメニア人,ギリシャ人,アッシリア人,
その他キリスト教徒「少数」民族を百万の単位で追放・殺戮したのさ。
テュルキアから全キリスト教徒の追放を敢えておこない,それを完遂したのがケマルという訳だ。
ケマルの「改革」といっても,言われているほどの「西欧」化の真似でもなければ,
民主化とも程遠いものだった。なによりも,1924年,共和国憲法を発布したものの,
一切の反対派政党を禁止し,5年間も非常大権を行使した。
1925年には,ナクシュベンディー・デルヴィーシュ教団の首長サイードのもと
東部諸州でクルド人がテュルクの偏狭な民族主義に抗議して大規模な反乱を起こしたが,
これまたケマルは,追放・虐殺によって鎮圧してしまった。
―---------------------------
@リンク
http://member.nifty.ne.jp/armenahit/genocide.htm
407世界@名無史さん:03/12/18 23:59
民族浄化なんて通過儀礼みたいなもんだ。今は禁じ手になってしまったので
OKな時代に出来なかった国は国民国家になれず苦労している。
ケマルは(・∀・)エライ!!
408世界@名無史さん:03/12/19 01:33
>>406
いわゆる善悪やヒューマニズムで世界史を語るという事は、
まるで塩味の無い料理を食すようなものでして。
409世界@名無史さん:03/12/19 19:36
>>406
エンヴェル・パシャやジェマル・パシャ、
タラート・パシャらの政策までケマルのせいにしてるやん。
410世界@名無史さん:03/12/19 19:37
見るからに低脳なコピペにいちいち反応するんじゃありません
411世界@名無史さん:04/01/01 05:32
本来アルメニア人だったのが、イスラム化したへムシンという集団が居るらしい。

ユダヤ教異端のサバタイ派は迫害されて全員イスラム教になったらしいけど、
今も独自共同体があるのかどうかわからない。
412レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/01 17:10
>>411

 ヘムシン人は一応自分達の母語がアルメニア系であることを否定しているが、それは恐らくオスマン朝時代に
は「アルメニア人=キリスト教単性論者」と定義されていたからではないかと思う。彼等のイスラム化の時期についても
いろいろ説があり現在ではオスマン朝時代ではないかとの説が有力だが、あの地域(現トルコ東北部)ではウマイ
ヤ朝時代から現地キリスト教住民の強制改宗はあったわけで一概に断定することは危険だろう。
 
 所謂「ドンメ」は17世紀に救世主を自称したシェヴァタイ・ジェヴィが現テッサロニキで起こした
分派。かってに救世主を自称したり終末論を展開したことから他のユダヤ教徒にも嫌われ、動乱を恐れた当局
はジェヴィに改宗か死を迫る。だけど彼は支援者と共にムスリムへの改宗を宣言する一方で実際は地下に潜伏して独自の教義等を守っていた。
 トルコ領に在住するドンメは周囲のムスリムに同化したり、あるいはユダヤ教の本流に回帰したりで、個人レベルではともかくも共同体としては
存在しない筈。有名どころではI.ジェム元外相の家系が前者の例にあたるとか。
 
413世界@名無史さん:04/01/02 11:20
>>408
プロ市民を相手にしてもしょうがない。
彼らは中国やロシアやイスラムを語るときと温度差がちがうのだから。
414世界@名無史さん:04/01/02 23:22
独自民族として公認されていないが(「ムスリム人」として扱われた?)
コソボにはエジプト人も居たらしい。)
パレスチナ人も本来アラブ人ではない者も居たらしい。
415レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/03 15:05
>>414
 旧ユーゴ地域の「エジプト人」はジプシーの自称。フランスやスペインのジプシーが好んで用いる「ロマ」は結局それ程普及しなかった。
416世界@名無史さん:04/01/05 19:04
旧ユーゴ領にトルコ民族は残ってるのですか?少しは。
417世界@名無史さん:04/01/05 19:23
今朝の朝日新聞の朝刊の記事でマケドニアに住むトルコ系住民の人がインタビューに答えてたな。
418レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/05 20:47
>>416
 旧ユーゴ領の住民の約0.5%がトルコ系だったのですが、その大半はマケドニアとコソヴォに現在も住んでいます。
いずれの国(地域)においても規模的には「第3の民族」で、人口比にすると前者では3.8%、後者では1%を占めます。ただ、実際にはコソヴォのトルコ系住民の正確な数は実は不明です。
例の紛争時に過激化した一部のアルバニア系住民が他民族全てを攻撃するようになり、多くのトルコ系がコソヴォを避難しました。
更に紛争終了後、国連暫定コソヴォ行政ミッション(UNMIK)が旧ユーゴ時代に制定されセルビア・アルバニア・トルコの3言語を公用語とする「コソヴォ言語文字平等化法(1977)」の実施を公約としましたが、
実際に国連が第三の公用語と制定したのはトルコ語でなく英語であり、これを不服としたトルコ系住民の大半が住民登録や選挙をボイコットするなど更なる火種が蒔かれました。

 あとは旧ユーゴ時代にはごく僅かながらボスニアやセルビア南部にいたそうですが彼等はどうなったのかはちょっと・・・。恐らく全員トルコに亡命したのではないでしょうか。
419世界@名無史さん:04/01/05 21:02
Arnavutluk
420世界@名無史さん:04/01/06 10:30
アルバニアの少数民族にトルコ人は居るという情報は無いねぇ・
イスラム教徒多数地域であっても、アルバニア独立後追い出されたのかな?
それとも地元民に同化したのかな?
421レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/07 04:32
>>420
 欧州最後の僻地とも言えるアルバニアについてはなんとも言えない、というのが現状でしょう。
アルバニアはその独立以降、領土に定住する少数民族の実態を把握できた政権が一つも成立
したことがなく、現在に至っては政府の統治能力が及ぶ地域ですら限られている状況です。
仮にトルコ系が数世帯存在したとしても(噂は聞いたことがあるが)外部の者が接触できるような
環境ではないですね。確実に言えることは、そもそも現在のアルバニア領にはトルコ人入植者が
ほとんどいなかったということでしょう。トルコ系農民や遊牧部族の入植はあまり知られておらず、
公務員もイスラム教徒である現地のアルバニア人から採用されていたようです。実際、現在のア
ルバニア領(というか当時のヴローラ県)では非アルバニア系があまりにも少なかったため、アル
バニアの独立運動が開始した後も何一つ戦闘行為が行われず、住民の大部分が隣接県での独
立運動の意義を理解しなかったかもしくはあからさまに反対しました。
 
422世界@名無史さん:04/01/07 13:32
アルバニアの少数民族にはギリシャ系が居て迫害されているらしいよ。
423世界@名無史さん:04/01/07 13:41
http://www.ethnologue.com/show_country.asp?name=Macedonia
マケドニアにはオスマン朝が入植させた北カフカス系のアディゲ人が
ごく少数残っているみたい。
424世界@名無史さん:04/01/07 13:42
>>422
ギリシャ系というか、東方正教徒だろ?
425世界@名無史さん:04/01/07 13:58
ギリシャやブルガリアやキプロスにローマ・カトリックが居るとすれば、
ベネチア人や十字軍の子孫であろうか?
426レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/07 19:44
>>423
 それに対してブルガリアでは全滅。虐殺されたかトルコ系住民の間に身を隠しているうちに
トルコ系に同化して現在は話者は存在しない。もちろん公式史観では「自発的に出国した」と
いうことになってる。記憶に間違いがなければ、確か1965年までは「チェルケズ人」コ
ミュニティーはブルガリアに存在してい筈だけど、ということは???
((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル


>>424
 アルバニア南部のギリシャ語話者が果たして19世紀以前はギリシャ語話者だったのか、と
なるといろいろ複雑になるが、現代的な文脈では彼等が自らを「ギリシャ人」と定義しているか
ら別に「ギリシャ系」422の言う「ギリシャ系」でもいいのでは。
 尤も、ヴラフ人も差別されているというニュアンスを含みたいのなら「正教徒」と表現した方が
いい。

>>425
 ギリシャはそのとおり。ブルガリアのカトリックは17世紀以降の布教活動の結果。

427世界@名無史さん:04/01/07 21:05
亀レスですが、オスマン・トルコ最後のエジプト太守はアルバニア人だったな。
アルバニアにエジプト人がいるというのは、そのへんかなあ。
アルバニアはバルカンで唯一東方正教徒がイスラム教に集団改宗したわけだが
回収しなかった正教徒はいまはどうしてるんだろう。
428レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/07 21:47
>>427
 近隣のバルカン諸国同様、アルバニアにおける「エジプト人」もジプシーの名称です。
ムハンマド=アリーとは何の関係もありません。

  アルバニア本国のアルバニア系正教徒はそのまんま生きています。
アルバニア人は大体ムスリム(70%)ですが、裏を返せば全アルバニア人の30%
がキリスト教徒。「キリスト教だから」という理由で弾圧されたことはないですね。と言うか
危機的なのはむしろアルバニア外のアルバニア系キリスト教徒で、ほとんど周辺民族に
同化するか虐殺されるかでほぼ全滅状態・・・。

 蛇足だけれど、オスマン朝編入時のアルバニア人が正教徒だったかどうかは大い
に議論の余地があるところでしょう。農民の宗教感覚がどの程度のものだったかは不
明確ですし、貴族層も周囲の状況により正教とカトリックの間を揺れ動き改宗しまくっ
てたらしいから、彼等の信仰に関しては断定はできないですね。
 
429世界@名無史さん:04/01/07 22:12
ttp://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040108k0000m030089000c.html
ギリシャ:3月7日に総選挙繰り上げ 首相は引退の考え

【ローマ井上卓弥】アテネからの報道によると、ギリシャのシミティス首相
(67)は7日の会見で、任期満了に伴う次期総選挙(1院制、300議席)
を約2カ月繰り上げ、3月7日に実施すると発表した。首相はまた、結果に
かかわらず選挙後に引退する考えを示し、パパンドレウ外相(51)らを
念頭に党首交代の準備を進める意向を明らかにした。同国は8月にアテネ
五輪開催を控えている。
シミティス首相率いる左派与党・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)は、
欧州単一通貨ユーロ導入後の物価高騰などで支持率を落とし、中道右派野党・
新民主主義党(ND)にリードを許しており、政権交代の可能性もある。
430世界@名無史さん:04/01/08 11:33
>>426

ブルガリアに居た「チェルケス人」は何時虐殺されたのですか?
この場合、「チェルケス人」というのは北コーカサスのイスラム諸民族を指す総称らしいですね。
ブルガリア人から、特に恨まれていたのですか?
431世界@名無史さん:04/01/08 11:41
>危機的なのはむしろアルバニア外のアルバニア系キリスト教徒で、ほとんど周辺民族に
同化するか虐殺されるかでほぼ全滅状態・・・。

マザー・テレサはマケドニアのスコピエ生まれの
アルバニア人カトリックらしいけど、
極少数のコミュティだったはず。
432世界@名無史さん:04/01/08 11:45
スコピエにテレサの親族であるカトリックはもはや居ないと、
どこかの新聞で読んだ記憶あり。

彼女の葬儀にアルバニア外交官は列席したらしいけど、
マケドニア外交官は来なかった?といううろ覚えの記憶?
433世界@名無史さん:04/01/08 11:47
ムハンマド・アリーと一緒にエジプトにやってきて、
住み着いたアルバニア人部隊兵士は、みなアラブ人に同化したのであろうか?
同郷人の集まりくらい残っていないのであろうか・・・?
434世界@名無史さん:04/01/08 13:14
>>433
あっさり同化したんじゃないの?
ムスタファ・ケマルもアルバニア系だというし、
あちこちに出かけて行ってはその土地に同化してるんでは。
435レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/08 14:42
>>430
 1864年にロシアがコーカサス地方を制圧した際に大量の難民がオスマン領に流入しましたが、
時の政策により防御が手薄になっているドナウ河南岸(現在のブルガリア北部)や治安の悪化し
ている地域に送り込まれました。彼等はこの様な地域でキリスト教徒の反乱を鎮圧するという任
務等にあたりましたが、現地住民が親露のスラヴ系ということもあり報復を名目とした略奪等の行
為を行っております。1878年に現在のブルガリア西部にブルガリア公国が樹立された後はそのブ
ルガリア人があらゆるイスラム教徒を虐殺しはじめ(無差別)、生存者の多くはオスマンに亡命しま
した。かろうじて少数のムスリムが公国領に生き延びていましたが、今度は共産主義時代の弾圧政
策により北西ブルガリアからはほぼ完全に消滅しました。
 ヴァーゾフの時代にはブルガリアの北西部の住民の約半分から3分の1がムスリムだったのでは
ないかと想定されますが、それが現在ではトルコ系とポマック系の村をあわせても5−6つ、チェルケ
ズ人に至っては1965年を最後に統計から消滅したというのもなんだかバルカンの歴史のネガティヴ
な側面を象徴していると言えますね。
436レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/08 15:02
>>431
 テレサに関してはよく知らないしあまり興味も無いけど、本名はアグネス・ゴンジャ・ボ
ヤジウで、苗字だけ見てもアルバニア系なのかヴラフ系なのかは不明確。しかも出身
が当時のスコピエ市の所謂「ヴラフ人街」。恐らく「混血」でしょう。ちなみに本人は自分
の民族や家族について語ることを嫌ったそうな。

>>432
 インドとマケドニアは外交関係はあるものの大使館を開設していないから確かにマケド
ニアの外交官は出席できません。その代わりナウモフスキー宗教相とペノフ・スコピエ市
長が参列しました。

>>433、434
 20世紀初頭から第二次大戦までの間にアメリカに移住してしまいました。
437世界@名無史さん:04/01/08 19:02
エジプトのアルバニア人
>20世紀初頭から第二次大戦までの間にアメリカに移住してしまいました。

え、ナセル革命でアルバニア系王朝が崩壊したことが原因ではなかったのですか?
原因は現地エジプト・アラブ人に恨まれたことでしょうか?
438世界@名無史さん:04/01/08 19:51
古代ギリシャ人は
現リビアのキレナイカ地方からエジプト、シリア、
黒海沿岸のクリミアに移住していたんだよね。
第一次世界大戦後のローザンヌ条約による住民交換=民族浄化で
トルコ領に住んでいた人々はギリシャ本土に追い出されたけど、
(一部はグルジアに行ったとか)
上記の地域の古代からのギリシャ人末裔は居ないのであろうか?

イタリア南部にはごくわずか末裔が居るが。
439レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/08 21:23
>>437
 エジプト史は専門で無いのでかの地におけるアルバニア人と現地住民の関係につ
いてはなんとも言えないのですが、アルバニア人のエジプト出国はオスマン朝崩壊
や英の進出に伴う不安が原因だと思います。アルバニア本国の政治・経済ともに悲
惨な状況だったので(今もそうですが)、エジプトの非王族系アルバニア人が本国に
移住しなかったのもある意味当然といえます。1924年のクーデターにより首相の座
についたファン・ノリは正にその様な理由からアメリカに移住したアルバニア人の後ろ
盾がありました。
 また、アルバニアが共産化した後に国王ゾグをはじめとするアルバニア系難民がエ
ジプトに亡命し、短期間ながらアルバニア系王族が2系統もエジプトに居住していま
した。両系統ともにナセル革命により国外追放となりましたが、本国系アルバニア人は
ムハンマド=アリーとは血縁はありません。
440レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/08 21:32
>>438
リビアは知らないけど他の地域について言えば全員健在。言語的には中東のギリシャ
人は現代ギリシャ語を使用。クリミアのギリシャ人については、聞いたところによると数
世代前までは独特の方言を話していて古典・現代両方のギリシャ語の知識を有してい
ても理解不能だったらしい。現在はロシア語に同化。
441世界@名無史さん:04/01/09 01:21
アレクサンドリア・アンチオキア・エルサレムの東方正教会の総主教座も健在だからね。
442世界@名無史さん:04/01/09 20:19
>本国系アルバニア人は
ムハンマド=アリーとは血縁はありません。

イスラム教徒であっても、実際にはアルバニア語話者じゃなかったということ?
(テレサやアリーがどういう言語を家庭や故郷で話していたかについて、誰も気に留める者は居なかったので、
全然史料は無いと言うことか?)

オスマントルコがナイル川上流にボスニア出身の兵を駐屯させて
その子孫は残っているらしいが、同化しているらしい。

アラブ人の側は徴兵されて、バルカンやアナトリアに移住しなかったのであろうか?



443レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/09 21:01
>>442

> >本国系アルバニア人は
ムハンマド=アリーとは血縁はありません。

イスラム教徒であっても、実際にはアルバニア語話者じゃなかったということ?


 ここでは「本国系アルバニア人」を元国王のソグらアルバニアの共産化以降エジプトに亡命した
アルバニア人という意味でアリー朝関係者等の「在エジプトアルバニア人」との違いを強調したい
為に使った。まぁ尤もムハンマド=アリーはトスク系でゾグ王室はゲグ系だから確かに直接的な血
縁は無し。

 アナトリアに移住したアラブ人は大概同化(南東部以外)。ギリシャ独立戦争の際にムハンマド=ア
リーはアラブ兵を率いて独立運動の鎮圧に赴いたが、生き残った兵はギリシャの公式史観によると全
員ギリシャから撤退したらしいが、実態は捕虜交換、奴隷として売却、もしくは虐殺ということらしい。
444世界@名無史さん:04/01/09 21:45
>実態は捕虜交換、奴隷として売却、もしくは虐殺ということらしい。

イスラム教徒側によるキリスト教徒の虐殺・奴隷化の記憶の方が残っているわけですね。
その逆も少なからずあったということ?
445世界@名無史さん:04/01/10 01:34
http://www.ethnologue.com/show_language.asp?code=UUM
これは大昔から黒海沿岸に住んでいるギリシャ人の末裔で
ギリシャ語放棄したグループか?
446世界@名無史さん:04/01/10 01:45
大昔に植民したギリシャ人はギリシャ語放棄し、
オスマン朝時代に、帝国の庇護で商人役人として移住したギリシャ人が
第2次大戦頃以降ロシア語化するまでギリシャ語話していたということか?
447レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/10 16:46
>>444

 ギリシャに残存したアラブ兵がギリシャ人に殺されたり奴隷化されたしたらしい、ということです。
これはギリシャが他の少数民族に対して行っていたことでもありますし、バルカンの他国も同様の
政策を行うことになるので別に不思議ではありません。
 この時期のオスマンによる類似の行為と言えば、ドラクロワで有名なヒオス島虐殺事件があります。
住民の多数が殺されるか奴隷として売られたそうで、一応ギリシャ側の資料によると3万人以上の被
害者だとか。 
448レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/10 17:02
>>445

ttp://www.osgf.ge/wie/3_1.htm によると彼等は19世紀にアナトリアから移民したギリシャ系。
449世界@名無史さん:04/01/11 22:23
ルーマニア系ブラフ人もギリシャに住んでいたけど同化されたみたい。
今のルーマニアは保護できる力無いようだし。
450レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/12 17:30
>>449
 ほとんど同化済み。ただ、やっぱしヴラフ系言語使用者で民族的にギリシャ人でない
と主張する人も僅かに残ってるけど、2001年のブレツィス事件みたいに外国人にそのこ
とを告白すると逮捕されるんで結局みんな黙っちゃう。

 ルーマニアはそもそも第一次大戦終了後に獲得した領土で満腹だからさすがにドナウ
の南側の同系言語使用者にはそもそも無関心みたい。ルーマニアが自国外の民族問題
に関与したい意向を示している例を強いて挙げるならモルドヴァ程度かも。
451世界@名無史さん:04/01/12 19:29
ルーマニアはトランシルヴァニア領有をヤメロ!
452世界@名無史さん:04/01/12 19:54
>>451
スレ違い。
453レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/12 20:40
>>451
 そもそも「エルデーイ」ではなく「トランシルヴァニア」と言ってる時点でルーマニア
の主権を認めてるんじゃないの?と突っ込んでみる
454世界@名無史さん:04/01/12 20:58
トルコはコンスタンチノープル占領をヤメロ!小アジア占領をヤメロ!
455世界@名無史さん:04/01/12 21:13
ヴェニゼロスの亡霊は引っ込め!
アタテュルク万歳!
456世界@名無史さん:04/01/12 21:14
457世界@名無史さん:04/01/12 21:50
458世界@名無史さん:04/01/12 23:57
>>451
ズィーベンビュルゲンと呼べ!
459世界@名無史さん:04/01/13 01:30
ギリシャは、前世紀前半に、欲張って小アジアに進出しなかったら、コンスタンティノポリス(イスタンブール)を首都にすることはできなかったの?

世界史にくわしい人教えて。(初めてか2回目の書き込みです)
460世界@名無史さん:04/01/13 01:37
>>459
まず日本語を学びたまえ。
461世界@名無史さん:04/01/13 01:44
あらほんと。なんか変な日本語ですね。

質問の趣旨は、ギリシャはトルコに攻め込んだとき、トラキアのほうを中心に攻め込んでたら、コンスタンティノポリスを首都にできたのでは?その可能性は?と思ったんです。
素人考えとは思いますが。
ギリシャ人は、アヤソフィアからミナレットを取って、それを元通りに総大主教座聖堂にすることを悲願としていると聞いたことがありますから。
462世界@名無史さん:04/01/13 01:48
メガリ・イデア
463世界@名無史さん:04/01/13 01:57
昨日の産経に第1回アテネ五輪のマラソン優勝者
もちろんギリシャ人の写真が出てたけど
どう見てもトルコ服って感じだった
トルコ帽かぶればケマル・アタチュルクだよ
464世界@名無史さん:04/01/13 04:32
>>461
イスタンブールはイギリス軍が保証占領してて、
ギリシアは手を出せなかったんじゃなかったか?
465世界@名無史さん:04/01/13 13:04
>>453
トランシルヴァニアはルーマニア語ではアルデアラかなんかで、
ハンガリー語でもルーマニア語でもない名称だと思ったが。
>>458
訳して「七都市地方」「七市地方」とかやった方が格好いい。
466世界@名無史さん:04/01/13 13:18
ひょっとして、「トランシルヴァニア(森の向こうの国:ラテン語)」
は、近代のルーマニア・ナショナリズムによる純化主義(再ラテン化)による新たな地名?
467世界@名無史さん:04/01/13 13:31
>>457
ハンガリーでは1993年に少数民族法が成立し、
13の少数民族に地方自治体レベルで民族自治組織が公式に認められた。
ルシン人も13の公認少数民族の中に入っているが、
ルシン語を話せるルシン系ハンガリー人の数は限られている。
ちなみに13の公認少数民族とはロマ(ジプシー)、ドイツ系、
スロヴァキア系、ルーマニア系、クロアチア系、セルビア系、
スロヴェニア系、ポーランド系、ブルガリア系、ギリシャ系、
アルメニア系、ウクライナ系、そしてルシン系である。
=========================

どうしてユダヤ系は少数民族として公認されていないのであろうか?
7年位前に在日ユダヤ系ハンガリー人から、ハンガリーにはユダヤ系児童の為の幼稚園もあると聞いたのだが。
多くがハンガリーを出国してしまって、共同体は完全になくなったのか?
468世界@名無史さん:04/01/13 13:36
ギリシャ系がハンガリーにまで居るとは以外であった。
ひょっとして、オスマン支配下でギリシャ系商人は庇護を受けていたと言う面も有ったのでは?
オスマンの権力を利用して、他の東方正教徒諸民族よりも優位に立っていたという面もあるのでは?
469世界@名無史さん:04/01/13 13:42
キプロスはEU加盟しても南北統合は出来ない状況なのですか?

クレタにもイスラム教徒(ギリシャ語話者?)が住んでいたけど、追放された。
旧イタリア領の諸島からも、トルコ人は第2次大戦後ギリシャ領になってから追放された。
470世界@名無史さん:04/01/13 13:54
イラク・クルド人はトルクメン人を無視するな!
471レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/13 15:59
>>464
正確には列強の国際管理下だけど、どっちにしろギリシャの及ぶところじゃなかった。
そもそもギリシャがイズミールを越えてアナトリア内部にまで侵攻を始めたのはロイド・
ジョージがヴェニゼロスをそそのかしたからで、列強がオスマンを無力化してなかったら
ギリシャ側は列強から割り当てられた地域以外は領土拡大なんて当時は思いつきもしな
かったと思うし。しかも軍部(というかメタクサス)に至っては英仏米伊の人的支援がなけ
ればいかなる領土拡大にも反対、とか言ってたし。

472レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/13 16:27
>>465,466
 あの地域をどう呼ぶかもルーマニアの中では問題になってる。
 「トランシルヴァニア」の名称が最初に出てきたのはハンガリー側資料で、無論ラテ
ン語。ただ、民間呼称としてはハンガリー系は「エルデーイ」を用いていた(両者は意
味は同じ)。じゃあ、ルーマニア人は?となると19世紀まで(と言うか今でも一部)民間
呼称として「アルデアル」を用いてた(る)。
 ただ、ハンガリー側は「『アルデアル』なんて『エルデーイ』が訛った形。これはハンガ
リー人が最初にこの地域に名を与えた証拠」とか主張。これに対しルーマニア側は「トラ
ンシルヴァニアというラテン語の呼称がハンガリーの文献に現れているのはラテン系言
語を話すルーマニア人が当時その名称を使っていたからであり、『エルデーイ』こそが
パクリ。『アルデアル』の語源は現代ルーマニア語の構成要素となっている他の印欧諸
語(ダキア、スラヴetc)が語源で、マジャルとは関係無し」と反論。ただ、ルーマニアは
政府レベルでは民間呼称の「アルデアル」を避けて「トランシルヴァニア」の名称を好ん
でいているけど。

 
473レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/13 16:40
>>468
 >ひょっとして、オスマン支配下でギリシャ系商人は庇護を受けていたと言う面も有ったのでは?
オスマンの権力を利用して、他の東方正教徒諸民族よりも優位に立っていたという面もあるのでは?

 「ひょっとして」どころかギリシャ人は強烈なまでの特権を与えられてたんですが・・・。
特に知られていないのが、(時期・地域にもよるが)一部免税特権も与えられており、更
にオスマンの「各宗教の内部論争はその宗教共同体が独自に解決すべし」との方針の
おかげで正教民族に対する司法権を有しており、好き勝手に「異端」宣告を行って民族
主義運動を弾圧し同化政策を推進することができました。
474レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/13 17:00
>>469
 できません。
 EU側(というかギリシャ側)の戦略は、結局はトルコから「謝罪と賠償」を勝ち取る
ことであり、そのためには経済封鎖を続けて北部在住のトルコ系住民を餓死させる
ことも厭わない方針です。この政策はかなりの成功を収めており、北では反政府運
動が頻発しているばかりか南の国籍を取得する人もでてきました。
 北キプロス側はギリシャ系住民が放棄した(あるいは放棄せざるを得なかった)財
産の返還と賠償を行い、しかる後に連邦化という案を持ち出してきましたが、南側お
よびギリシャ政府は「賠償がアンカラ(トルコ本土)から行われるので無ければ現在
の北の政権を国家承認することになる」としてこの案を拒否。また、事態を悪化する
ように昨年の大統領選挙ではかつてのテロリストであるT.パパンドレウ(ギリシャの
政治家一門とは血縁なし)が勝利したため、南北統一は更に先延ばしになったと言
えるでしょう。
 
475世界@名無史さん:04/01/13 18:27
アルメニア人大虐殺に対する謝罪賠償請求を
EUはどの程度後押ししているのであろうか?

『トルコのもう一つの顔』
小島剛一 著 中公新書 1009 中央公論 1991 
この本↑の時の状況よりも、現在は少数民族の権利は少しは改善されているのであろうか?
476世界@名無史さん:04/01/13 19:04
ファナリオットなんてルーマニアのナショナリズムの見方からすれば
唾棄すべき対象なんだろうなW
477世界@名無史さん:04/01/13 20:45
Erdel Meselesi ve Ermeni Soykırım
478レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/14 17:03
>>475
 EU各機関の力関係についてはよく分からないけど、欧州議会はトルコに対し虐殺
をgenocideとして認定し謝罪することを要求する声明を採択したものの賠償には言
及していない。「賠償」に言及しなかったのは、まずEU各国が虐殺行為を単なる
massacreなのかあるいはgenocideなのか必ずしも合意しているわけではないから。
それどころか彼等が自身がmassacreとgenocideの定義すら明確にしていない。明ら
かなのは、虐殺を公式にgenocideとして承認した国(仏、ベルギー、ギリシャ等)は当
時の「オスマン政府(およびその後のトルコ共和国)が国家としてアルメニア人という人種
を完全に絶滅させる意図を有しながら計画的に虐殺を行い、現在もその傾向がある」と仮
定した上での承認であるから、これは実は国連のgenocide定義とはかなり異なっている。
英や独などはgenocideとして承認していないが、それは彼等のgenocideという用語に対
する解釈が仏等と異なっているからで、基本的に米も同じスタンス(ただ、ここに挙げたいず
れの関係国もgenocide認定するには国家の計画性が必要、という狭義解釈が共通点)。
 あと重要なのは虐殺の被害者は一体何人か、という問題。これは他スレでも書いたけど、
要は憶測の段階に過ぎず、仮に被害者によって賠償金額が変わるとなればとてつもない
問題が生じる。トルコ側は大体死者の数を20万から30万と主張しているのに対し、ディア
スポラ系アルメニア人諸団体は従来まで150万との数字を譲らず、更に問題なのは近年
になり団体間でも犠牲者数の解釈が異なり、中には年々水増ししていって平気で300万とか
言っている在米有力団体もある。被害者数と賠償金額が決まってもトルコ側は一体誰に支
払うべきか、も明確ではない。
479レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/14 17:28
>>475
(続き)
 小島氏のその本については(著者の性格に問題があったり、一部憶測で書いた
ことを平気で断定するとかいう問題もあるものの)、個人的には80年代のトルコの
民族問題の雰囲気を知る上では日本語で読める「最良」どころか「唯一」の書、と
まで言いたい。ことあるごとに「当局の圧力か」などと疑いある意味で仮面ライダー
ブラックの南光太郎を思い出してしまうが、アレウィー教徒やクルド人の状況につ
いては正確、と断定してよいのでは。
 当然、現在は当時のような状況とは全く異なっており、某歌手らが少数民族の言語
で歌ったりしている。ただ、トルコの問題は政府でなくて軍部が予測不可能で平気で
越権行為とかするから(たちの悪いことにトルコでは文民統制の概念自体が「?」とな
ってるし)、例えば政府の側にしても軍部に遠慮して思い切った改革を行えないし、ま
た軍部が暴走してクルド人政党のDEHAPに弾圧を加えないか、とか懸念は限りな
い・・・。
 
480世界@名無史さん:04/01/14 23:37
ギリシャ政府のマケドニア、アル―マニア、ポマク、トルコ、アルバニア、ロマ
ユダヤなど少数民族への抹殺政策も悪質?EUも見て見ぬふり?
481世界@名無史さん:04/01/15 00:10
旧イタリア領のドデカネス諸島にはトルコ人とイタリア人はもう全く居ないのであろうか?
ギリシャ語で「12の島」という意味の、コス島、ロードス島などの島々から構成されている、エーゲ海に浮かぶギリシャ領の諸島
482世界@名無史さん:04/01/15 00:15
小泉八雲は民族的には何民族?
父親はアイルランド系英国人(カトリック?)
母親は?
483世界@名無史さん:04/01/15 00:20
>>482
このスレに書き込むという事は母親がギリシア人だとわかってるんでしょ?
484世界@名無史さん:04/01/15 01:12
>>481
クリスチャンでないから黙殺のようです。
485世界@名無史さん:04/01/15 01:12
ギリシア人に消し去られた声無き声を思うと、
正直オリンピックも愉快になれない。
486世界@名無史さん:04/01/15 01:19
>>478
>トルコ側は大体死者の数を20万から30万と主張しているのに対し、ディア
>スポラ系アルメニア人諸団体は従来まで150万との数字を譲らず、更に問題なのは近年
>になり団体間でも犠牲者数の解釈が異なり、中には年々水増ししていって平気で300万とか
>言っている在米有力団体もある。

中国人とに似てるなあ。
中国では、以前は日中戦争での被害者は軍人932万人を含む2169万人と
主張していたのが、
19995年のモスクワでの江沢民演説で一挙に3500万人へはね上がった。
(終戦直後の発表は軍人だけで死者175万人だった)
南京大虐殺にしても、東京裁判での判決は犠牲者10万人、
その後20万人、南京城内だけで30万人、さらには犠牲者は住民50万人以上プラス
武将解除された10万人近い中国兵なんて主張もある。
487世界@名無史さん:04/01/15 01:29
http://www.diplo.jp/articles01/0107-4.html
2001年1月18日、フランス議会は1915年の事件をジェノサイド
(民族虐殺)であると認定する法案を可決した。しかし、これを
アルメニア人が過去に体験した苦難に対する深い同情の表明とみなす
のは、おそらく素朴にすぎるだろう。それに、トルコでよく論じられる
ように、まず「フランスはアルジェリアにおいてジェノサイドないし
人道に対する罪を犯したことを立法を通じて認める」べきだろう。
488世界@名無史さん:04/01/15 03:04
アナトリア南東部のカラマン地方=カッパドキア?に
住んでたトルコ語を話すギリシア正教徒(カラマンル)は、
もはやトルコ領には居ないのですか?

カッパドキア無念
489レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/15 14:40
>>480
「悪質」なんてもんじゃあ・・・。それどころかバルカン戦争以降のギリシャ政府による
少数民族弾圧政策には英・仏も援助を行っていたし、特にここ数年間に限って言うな
らば少数民族政策に関しては必ずしも評判のよくないトルコの状況の方が確実にマ
シなんですけど・・・。
 EUがアルメニア人問題を持ち出したのは、要はトルコのEU加盟をやんわりと拒否
するためで、これは裏を返せば現在のトルコがEUの提示する加盟のための諸条件
を既にクリアしている(政治面)か数年で本当にクリアする可能性が高い(経済)から。
ただ、昨年のテロもありしばらくはEUも「治安に不安あり」との名目で拒否できるから
ジェノサイドが欧州理事会で議題になることは無いと思われ。
490レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/15 14:43
>>481
 トルコ系は僅かながらいます。
 ただ、あの辺の島だと一部地域が「外国人立ち入り禁止」になってたり、軍警察
のプレセンスが相当なものなので、現地トルコ系は外国人と会話したがらないで
す。運良く何か言葉を交わせても「トルコ語は知らない」だとか「自分はギリシャ人
ムスリム」という返事が返ってくる・・・。
491世界@名無史さん:04/01/15 14:47
八雲の母親の家は実はイタリア系カトリックだと、
どっかで聞いたようだけど、不確実な記憶なり
492世界@名無史さん:04/01/15 14:49
クルド人とアルメニア人の共闘は無いのだろうか?
今は路線転換、党名変換したPKKは
実は、クルド人以外の民族も参加しているらしいが・・・?
493世界@名無史さん:04/01/15 14:52
PKKに対しギリシャとイスラエルがテコイレしている?
494世界@名無史さん:04/01/15 15:03
国内の経済ネットワークは全体的にむらがあり、東西や南北格差が大きい。
経済活動のチャンスを失っている国民は出稼ぎで、国家はEUへのアクセスで
欧州に傾いている。つまり、自立的な経済ではなく海外、多分に欧州からの
労賃や投資に期待する方向にある。
ところがここ2年ほどのマクロ経済のパーフォーマンスはみじめなものだった。
トルコは自らの手で経済の安定化を図る力はなく、金融の国際的枠組みの中で
政治的に行動していくほかに道は限られているのである。
495レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/15 15:11
>>482,483
 実は違う!!
 ハーンの母親はコルフ島に移住したマルタ人です。
 それが日本人やギリシャ系アメリカ人観光客の増加で
 「ヤポニヤを近代化したハーンはケルキラ出身者の息子ヴレ」
 「ハーンは古代ギリシャ人にも言及してるヴレ」
 「これだけの頭脳を持ってるのは世界最優秀民族であるギリシャ人の血を引くもの
しかいないヴレ」

とか言って「ギリシャ人認定」された挙句、本名のRosa Antonia Cassimatiの姓も
Tessimaと変えられてしまったのです。
496レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/15 15:16
>>487
 どうでもいいことだけど、この論文を書いたタネル・アクジャムはトルコ人だから「おや?」と思われた
方もいると思いますが、彼は極左活動家で、1970年代にトルコと西ドイツで逮捕暦
があります。
 
 
497レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/15 15:19
>>488
 もういませんね。
 ギリシャとの住民交換時にトルコに残留することを希望したカラマンルはイスラム教
に改宗して強制送還を逃れてしまい、いまでは地名や方言しか残っていません。
498レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/15 15:22
>>492

 もろ協力したましたが。
 特にシリアや当時のソ連領アルメニアでPKKやアルメニア人テロ組織のASALA
が合同演習や資金・軍事演習を行ってましたし、オジャランも「全クルド人を代表して
アルメニア人ジェノサイドに一部クルド人が加担したことを謝罪する」とかいう声明を
だしてましたし。
499レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/15 15:33
>>494
 結局、EUにとって最大の脅威はトルコからの移民が領内に流入することなんでしょう。
ただ、外国依存だとか実態の無い経済成長とかいったらルーマニアやブルガリアの方が
よっぽどひどいことも事実です。インフラにしてもこれら2国は大都市を除けば水洗便所
すらなく、水道という概念を知らない村も多数。電力はブルガリアの方がトルコより多少は
マシだけどEUから要求されているコズロドゥイ原発の閉鎖が進むにつれ逆転しますし、
ルーマニアは問題外。インフレはブルガリアでは抑制されているようだけど、ルーマニア
では相変わらず。例えてみればトルコ人は買い物に行くのにバケツ一杯分の札束を持っ
ていくのに対しルーマニア人はバケツ半分で済む。しかし我々のような第三者から見れば
どちらも札束をバケツにいれて買い物に行ってる事には変わりない、というところでしょうか。
 
500レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/15 15:39
>>493
 ギリシャはPKK支援国だけど、イスラエルは反シリアということでトルコと同盟関係。
アルメニア人虐殺問題でトルコを擁護している数少ない国。