串刺し王ヴラド・ツェペシュを語る

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1
人間を串刺しにするのは難しいらしく、
お尻から刺して口まで到達する前に
背骨あたりから串が出てきてしまう。
痛い。
昔の人は凄い事されてたんですねぇ。
2:03/05/28 13:07
ヴラド・ツェペシュを語ってくださいね。
3世界@名無史さん:03/05/28 13:13
ヴラド・ツェペシュってうめえんか?
4世界@名無史さん:03/05/28 13:13
このクズがあ!
5世界@名無史さん:03/05/28 13:15
そのやうな事柄はガクトさんに聞いてください。
彼はルーマニア出身どすえ。
6世界@名無史さん:03/05/28 13:16
プリプリプー
7世界@名無史さん:03/05/28 13:17
雛人間〜雛人間〜
哀れなこの身を吊るしてくださ〜い
8世界@名無史さん:03/05/28 13:18
お前なんかブリーチ剤口に入れて
喉の粘膜激痛くなってろ!

9世界@名無史さん:03/05/28 13:21
串刺し妄想 リザベーション
串刺し反応 リザベーション
串刺し暴走 リザベーション
串刺し干渉 リザベーション
串刺し切断 リザベーション
串刺し中絶 リザベーション
アゥアゥアゥアゥ〜
10:03/05/28 13:22
ヴラド・ツェペシュを語れよ。
11世界@名無史さん:03/05/28 13:31
まあまあ、そんな堅苦しい話は置いといて、
近親相姦の話でもしようじゃないか。
12:03/05/28 13:33
お願いします。
13世界@名無史さん:03/05/28 13:33
↑ってするかよ!
14あなたならどうする〜♪:03/05/28 13:44
問題:ヴラド・ツェペシュが今も生きていたら世の中は
どうなっていたでしょう?
15世界@名無史さん:03/05/28 13:45
↑答え:人口が一人増える。
ぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ
クマのプ〜ン
16世界@名無史さん:03/05/28 13:46
もっと大人になりなさい
まったくモー
17世界@名無史さん:03/05/28 13:48
ギネスの長寿世界一がヴラド・ツェペシュになる
18世界@名無史さん:03/05/28 13:52
3匹の醜い豚がほざきました

あなたにとって教養を身に付ける事はどういう事か?
大人になるとはどういう事か?
今までの大学生活、今後の大学生活
裏切るとはどういう事か?
仕事の人生

ローリングエルボーを喰らわせてやろうと思ったが
相手は爺だ、死んでしまうだろう。

19:03/05/28 13:54
ヴラド・ツェペシュについて純粋に知りたいのです。
お願いしまうま。
20世界@名無史さん:03/05/28 13:59
ヴラド・ツェペシュとはドイツ第三帝国総統、ヒトラーの
側近だった人だよ。
なんか勝手にイギリスに飛行機飛ばして拘束されて
戦後も生き延びてってそれルドルフ・ヘスか。
21世界@名無史さん:03/05/28 14:03
違うよ、アウシュビッツで囚人に人体実験を繰り返して「死の天使」と
恐れられてた人だよ。

土曜のお昼に「メンゲレの気持ち」っていう番組あるけど
あれってどんな番組なの?なんか見たくないわ。
22世界@名無史さん:03/05/28 14:07
あれは見ない方がいいぞ。
人体実験の写真とか出てくるから。
それを見る久本の顔が怖いんだ。
23山崎渉:03/05/28 14:49
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
24世界@名無史さん:03/05/28 23:06
ヴラド・ツェペシュ

「ヴラディスラウス・ドラクリア」(Wladislaus Drakulya)、または「ヴラド4世」が本名。
「ツェペシュ」は「串刺し」の意味でこれは彼の死後つけられた可能性が高い。
ちなみに彼と敵対したオスマントルコからも「カズィクル・ベイ」(串刺し公)と呼ばれる。

ドラキュラのモデルとしても有名だが、その名前の由来「ドラクラ」は彼の父に起因する。
彼の父(ヴラド3世)は神聖ローマ帝国から龍の騎士の位を授けられたことにより、「ドラクル」と呼ばれていた。
これは「龍」を意味するルーマニア語であり、ヴラド・ツェペシュは彼の子供であることから
「ドラクル+ア(子供を意味する接尾語)」=「ドラクラ」と呼ばれたらしい。
そう言う意味では彼はドラゴンナイトの子供とも言えようか(笑)

ツェペシュ、またはカズィクル・ベイの呼び名となった出来事は1462年夏、
ルーマニアのワラキア公国首都トゥルゴヴィシュテの町を訪れた征服者メフメット2世の驚きが原因。
なにせ半年前に彼が送り込んだ使節とその護衛兵が串刺しにされていたのだから・・・
ちなみにこの使節の役目はワラキア公がトルコへの貢納を拒否し、トルコの軍事基地を破壊し始めた
ことを叱責する為のものです。
細かいことは省きますが、コレを見たメフメット、彼を敵に回すにはちと厄介だと思ったのか
数日後にはコンスタンティノープルへ引き上げます。

その後はヴラドの弟ラドゥに命を狙われたり、オスマントルコと血で血を洗う戦を繰り返したりと
色々ありますが、最期はラドゥに味方する貴族達の裏切りにあい戦場で1476年、45歳の生涯を閉じる。
なんでも護衛もろとも惨殺されたヴラドの死体には首がなかったとか。

串刺し公の名にふさわしく、周りを裏切りまくり、その残忍な性格で恐れられ、そして戦場での裏切りで死亡。
しかし今日では祖国の英雄として評価されているらしい。
彼の死に物狂いの戦いがあのオスマントルコの侵攻を一世紀もくい止めたのだから当然ともいえるか。
なにせルーマニアの南隣のブルガリアと違いトルコの属領にならず、貢納を命じられるだけの
独立国として存在出来たのだから当然だろうね。

続きはまた今度
25山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/05/28 23:41
ルーマニアに伝わる逸話。
ある男が他国から商売に来ていた男の落とした財布を拾い、正直に届け出た。
ところが欲を出した落とし主は「入っている金貨が足りない。正直に残りを
出せ。」と言って来た。驚いて元のままだと言う拾い主。
その話を聞き、両者を尋問したブラドは真実を見抜き、次のような裁きを下
した。曰く、「この財布に入っている金貨の数が一致せぬというのであれば、
これは落としたという財布とは別のものであろう。この度は拾い主が金貨を
全て我が物にしてよい。落としたという者は「本物の財布」を探すが良い。」
これにそっくりな話が鎌倉時代に書かれた説話集『沙石集』に南宋から帰国し
たばかりの人から聞いた話として載っています。関係の有無は不明ですが。
26世界@名無史さん:03/05/29 00:12
>>25
前にどこか忘れたが、全国模試の漢文の問題にも同じような問題文があった。
27:03/05/30 11:23
うっひゃ〜!
大変よくわかりました。
ありがとうございます。
28世界@名無史さん:03/05/30 15:52
まるでわかってねぇな。
29世界@名無史さん:03/05/30 19:58
吸血鬼ドラキュラではなく、救国士ドラキュラ
30世界@名無史さん:03/05/30 20:44
>>24-25
非常に面白かった。
お礼に☆を二つあげる。
3124☆☆:03/05/31 00:11
>1
で、どうします?続き書きます?
なんかこのまま続けても先がなさそうなんですが・・・
32山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/05/31 00:21
>30
これはどうも・・・と言われても使い道が(笑)。
ロシア・ドイツの古文書に記された逸話
ある日、ドイツ人とワラキア人の修道士を招いたブラドは串刺しの光景
を見ながら訊ねた。「余の試み(串刺し)は神の御心にかなったもので
あろうと思われるが、どうかな?」
ドイツ人の修道士はブラドの行為を残虐だと非難し、ワラキア人の修道
士はブラドは神の正義の代弁者だとへつらった。
そしてその結果ドイツ人は串刺しにされ、ワラキア人は褒美をもらった
・・・という話ですが、地元の伝承では諌めたワラキアの修道士が褒美
をもらい、媚びた他国の修道士が処刑されたことになっています。
真相は分かりませんが、いずれにせよ逸話というか説話を生み易い人物
であり、「ドラキュラ」のモデルに採用されたのも頷けますね。
33世界@名無史さん:03/06/24 22:11
女性版吸血鬼で有名なのってだれでしたっけ?
34世界@名無史さん:03/06/24 22:20
>33
600人以上の少女を殺した殺人レコードホルダー、
ハンガリーのエリザベート・バートリ?
35世界@名無史さん:03/06/24 22:29
34>>そう!!
すっきりしました。
それにしても600人って...誰か止めろよって感じだな
36世界@名無史さん:03/06/25 10:26
串に刺さってトルコ♪
37世界@名無史さん:03/06/25 11:06
>>25
似た様なので見つかった財布の中にヴラドがわざと金貨を1枚多く入れておくと言うのもありますね。
商人が正直に金貨が1枚多く入ってる事を伝えたら誉められたけど
そのまま黙ってると串刺しにするとこだったよ、と言われるやつ。

ちなみにツェペシュをヴラド3世とする説もある様です。
四人いたヴラドの中で一人が叛逆者だった為。

父親が授けられた竜の騎士と言うのは大貴族や高級官僚のみが
叙せられる名誉あるものだったとか。

ツェペシュの残虐な逸話については、流布した経路が
・経済的な対立をしていたサス人か
・ツェペシュ逮捕の正当正をでっちあげる必要があったハンガリー宮廷か
・ツェペシュがカトリックに改宗した事を非難する東方正教会か
によって色々とヴァリエーションがあるらしいです。

あと串刺しはもともとオスマントルコ側がはじめた刑罰らしいです。
串刺し刑については広くヨーロッパ全土で行われた物であるのに、
ツェペシュが非難されたのは平民や罪人に対する刑罰である串刺しを
貴族にも行ったためだそうです。
もっと貴族らしい殺し方を、と言うわけで。
38山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/25 11:16
>>37
ドイツのパンフレットとロシアのそれとでは残酷さを強調していた話
が、ご当地では逆に賞賛されるものになっていた例(>32)もあり
ますね。殺し方で大分損をしているような、それで知名度が上がった
からいいような・・・。
串刺しはほかの文化圏でも(人間相手には)あまり聞きませんね。
39世界@名無史さん:03/06/25 14:20
串刺し公の肖像画が織田信長とダブって見えるのは儂だけ?
40世界@名無史さん:03/06/25 16:41
41世界@名無史さん:03/06/25 16:45
異教徒の敵を串刺しにするって、当時の常識からして残酷だったの?
十字軍とかも同じようなことをしてたらしい。
つーか、十字軍なんか敵を食っちゃってたし。
42シュレーディンガーの猫:03/06/25 16:59
運命のダダダダーン、来週はヴラド・ツェペシュの
話らしいよ。
あの番組、歴史ネタはイマイチ信用できないけど。
43例の170 ◆vBOFA0jTOg :03/06/25 22:32
>>41
そりゃ残虐と見なされたんでしょうな。
十字軍の所行だって、当時の常識に照らし合わせてみても、誰もが残虐と認めたでしょう。
場所は飛んで、新大陸でのコンキスタンドールの暴虐も、「インディアスにおける簡潔な報告」で
非難されていますし。
44世界@名無史さん:03/06/25 23:21
異教徒に対しては残虐でもいいと思われていたんじゃないの?
じゃないとしたら高位の宗教指導者が随行した十字軍の蛮行の説明がつかない気がする。
45世界@名無史さん:03/06/26 01:06
末裔が現在も健在と聞いたのですが・・・
46世界@名無史さん:03/06/26 01:07
十字軍イカレテル
47世界@名無史さん:03/06/26 21:31
さらし首もと串刺しと同等だと思うけどな
48例の170 ◆vBOFA0jTOg :03/06/27 23:39
>>44
”残虐”であることと、”残虐”が許されるのは別では?
って、漏れの出した例が悪かったな <インディアス  スマソ

でも『第一回十字軍の歴史』っていう同時代の西欧側の資料で、十字軍の暴虐が非難されて
いるから、やっぱり同時代の常識人にとっては、やっぱり嫌悪すべきものだったみたい。

>高位の宗教指導者が随行した十字軍の蛮行の説明がつかない気がする。
”人食い”タフール団のような香具師らが、そんな常識的な忠告を聞くはずがないような・・・。
それに、そういう常識人は、あんまり数がなかった印象がある。


>>45
エジプトでのルイ9世の落とし種だっけ?


ええい、ここはヴラド・ツェペシのスレなんじゃよー、やっぱりヴラドも、ハンガリー王による
中傷をもとにした怪文書で、串刺しを非難されているのじゃよ。
49世界@名無史さん:03/07/01 21:05
なんで
串刺し=吸血鬼
なんだろう
50世界@名無史さん:03/07/01 21:24
さっきてれびでやってたね
51世界@名無史さん:03/07/01 21:25
ブラムストーカーが執筆した当時吸血鬼モノが流行ってたから。
吸血鬼が先にあってヴラドはその役割をふられただけ。
52世界@名無史さん:03/07/01 21:52
なるほど
53世界@名無史さん:03/07/01 22:04
今日の番組は結構良くできてた
54世界@名無史さん:03/07/01 22:08
見たかった
5524☆☆:03/07/01 22:51
>53

そうですね、多少ツッコミどころはあったものの概してきちんとした作りでした。

もう何年か前になりますが、某義母哀子(間違い)が出てきた番組では電波が飛びまくった内容だったので
正直あまり期待はしていなかったのですが、今回は史実をベースにした英雄としての、
名君としてのヴラドを描いていたので好感が持てました。

惜しむらくは1時間という短い時間で作られた故か、
3度にわたる統治や東方正教会、オスマントルコとのからみ、戦場でのヴラド等を描ききれなかった点ですね。
特に戦場での彼は個人的にもっと強調して欲しかったところ。
政治家としても優秀でありながら、彼の本領はその卓越した軍事力にあると思うので。

吸血鬼としての伝説部分はパス。
あちら方面の知識は全くないので(笑)
56山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/07/01 22:54
別の番組を見ていたのですが・・・意外とよかったようですね。伝説
とおっしゃいますと?
5724☆☆:03/07/01 23:48
>56

吸血鬼ヴラドの伝説ではなく、ルーマニア、ワラキア地方に伝わる土着の吸血鬼伝説です。
ゾンビが出たり、吸血鳥が出たり、私にはよく分からない部分です。

ちなみに番組中には出ませんでしたが、トランシルヴァニア地方に伝わる吸血鬼になる条件を挙げておきます。
1.犯罪者
2.魔女、魔導士(厳密には両者は違うらしいけど細かくはパス)
3.生まれるときに歯が生えているもの
4.同じく羊膜をくっつけていたりしたもの
5.洗礼を受けなかった子供
6.七男に生まれた子供
7.破門されたもの

これらのうちどれかが当てはまるものは吸血鬼になる恐れがあったそうです。

ヴラドが吸血鬼になる要素があるとすれば最後の「破門されたもの」が該当するでしょう。
1475年、三度目の、そして最後の統治の直前に彼はハンガリー王マーチャーシュの妹と結婚する為に、
東方正教会からローマカトリックへ改宗しているので(結婚の為に改宗ってどっかで聞いたような・・・(笑)

この二人のなれそめは、ヴラドがブダペストに監禁されているときに出会ったのがきっかけ。
マーチャーシュは何故妹を監禁しているはずのヴラドと会わせたのか、何度も足繁く通うのを黙認したのかは興味のあるところ。
ピンク色のロマンスではなさそうだけどね〜。
58山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/07/02 00:07
粥を掻き混ぜる棒を火中に投ずる、夜灯りを灯さずに糸つむぎをする、日没時
に太陽に向かって家中の塵芥を吐き出すといったことをすると吸血鬼を生む、
といったより土俗的なタブーもありました。
羊膜の色(赤や白)でも異なったようです。白い羊膜と生まれて来た子供(ダ
ンピール)は吸血鬼を倒せるが死後吸血鬼になるとされたとか。

しかしハンガリー王女との馴れ初めは臭いですね。一般人が好みそうなロマン
スや英雄的行為には大抵の場合裏がありますから。そういえば、ワラキア帰還
の時にシュテファン・バートリ(エリザベートの同族)が同行していましたね。
59例の170 ◆vBOFA0jTOg :03/07/02 00:09
マーチャーシュって、上で漏れが書いた「ヴラドを中傷したハンガリー王」なんだよね。
なして抱き込む相手を中傷したのか(あるいは中傷した相手を抱き込んだりしたのか)。
60世界@名無史さん:03/07/02 00:33
ヴラドはシュテファン大公とならんで親父のフニャディの最高の弟子だね。
けどマーチャーシュの方は軍事面では不肖の弟子。
なんかこう屈折した感情がね。
61世界@名無史さん:03/07/02 03:46
>>58
>白い羊膜と生まれて来た子供(ダンピール)

それはクルースニック。
ダンピールは吸血鬼と人間の混血児。
62世界@名無史さん:03/07/02 03:54
すんません、テレビで放映されてたやつ途中までしか見れなかったんですが
ヴラド公が、「金貨を盗まれた」と言った商人を試すためにしたことっていうクイズの答え、
結局なんだったんでしょうか?
63世界@名無史さん:03/07/02 04:28
64世界@名無史さん:03/07/02 05:07
>>62
1枚多く渡してやった。商人がその1枚を返しに来ると、彼は商人の正直を褒め、
「返さなければ串刺しにするつもりだった」と言った。
65山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/07/02 11:20
>>61
後から確認してみたらそうでした。ギリシャの大網膜と一緒に生まれて来た
子が吸血鬼になるという信仰とごっちゃになっていたらしい。ヴィエドゴニ
ャ、ズドゥハチというのは少し違うようで・・・16世紀にイタリアで魔女
裁判の対象になっていた人々(ベナンダンティ)に近い。
同時期のリトアニアにも同じような集団が居たそうですが、どちらも人狼と
一緒に悪霊と戦っていたそうです。
66世界@名無史さん:03/07/02 16:48
厨房な質問で申し訳ありませんがヴラド公はワラキアに居るときは、
普段、何語をしゃべっていたんですか?
やっぱり土着のルーマニア語?ハンガリーと関係が深いからハンガリー語?
まさかラテン語や教会スラブ語だったりして。
(近代の欧州の王室ではフランス語が話されていたように)
あとしゃべることができた言葉も教えてください。
>59
対トルコ戦よりも対ボヘミアあるいはオーストリア戦を重視したためでは
ないでしょうか?両面作戦が出来るほどの戦力はいかなマーチャーシュも
持っていませんでしたし。
その意味で何がなんでも徹底抗戦をしようとするブラドの存在はマーチャ
ーシュにとってありがたくない存在になったのでしょう。

>60
武器を取っての戦闘を先陣きってやるというタイプではなさそうです。
長兄で刑死したフニャディ・ラースローの方が父に似ていたかと思い
ます。
マーチャーシュの場合は強力な直轄軍団「黒軍」と優秀な将を抱えて
いたので戦闘指揮をやる必要がなかったとも言えるでしょう。

68世界@名無史さん:03/07/03 01:51
そこらへんの図書館の本にはヴラドの配下にどのような人材がいたかとかは書いてないので
教えてもらえないでしょうか?

マーチャーシュ王配下の武将なんかも。
>68
ブラドの配下については中公文庫のドラキュラの伝記に書いてあるのを
見たことがある程度です。彼の部下として生き延びるのは大変だったよ
うで、すぐに記録から見えなくなるとか書いてありました。

マーチャーシュ王の配下の武将というと有名なところでは、ブラドを逮
捕したヤン・イスクラとか黒軍の司令官で怪力無双の勇者という伝承の
あるキニジ・パールあたりでしょうか。
他にもハウグヴィッツ・ヤーノシュはじめ何人かの名前は見たことがあ
りますが、具体的にどんな事績があるのかは私にはわかりません。
70山崎 渉:03/07/15 12:50

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
71世界@名無史さん:03/07/21 20:02
ところで、このスレいやに書き込みが少ないと思ったらタイトルが
「ドラキュラ」でも「ブラド」でも無いから、検索で引っかからないのか。
「ルーマニア」って入れた方がいいだろうし。

少し前の話になりますが、歴史群像6月号に「ドラキュラ戦記」
という記事が掲載されてましたよ。結構よくまとまっていたような気がします。
ギシュクラ・ヤーノシュ ◆yvX9GqWfKI さんみたいな専門家からみたら
低レベルかも知れませんが。
72ギシュクラ・ヤーノシュ ◆yvX9GqWfKI :03/07/21 22:59
>71
え?そんな記事があったのですか。バックナンバーを置いてある本屋へ
行って見ます。


73世界@名無史さん:03/07/28 00:14
age
74世界@名無史さん:03/07/28 00:19
過去ログ
ルーマニアの串刺し公 ヴラド・ツェペシュ
http://academy.2ch.net/whis/kako/1022/10226/1022624296.html
75ギシュクラ・ヤーノシュ ◆yvX9GqWfKI :03/08/05 01:00
過去ログも見られるのですな。
76世界@名無史さん:03/08/05 01:05
ヴラド・ツェペシュってこいつガンダムSEEDのキャラだったら
結構萌えるだろうな・・・脱線してすみません。
77世界@名無史さん:03/08/05 01:19
生きたまま串刺しにしてたの?
78山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/08/05 01:25
>>77
杭の先が丸くなったもので串刺しにすると内臓を刺さずにずらすだけだった
ので一日以上もったと書いてありましたが・・・正直どこまで人間の体がも
つものなのやら。
79世界@名無史さん:03/08/05 13:44
>>77
運命の(略では、罪人を生きたまま臥かせオケツに杭を当てて
それを木槌でゴンゴン叩き込むというやり方だったよ。
ヴラド公が自ら叩いてた(w
80山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/08/05 21:13
臍や心臓など、狙う場所はいくつかあったそうです。
81世界@名無史さん:03/08/06 23:09
昔、この人物と「吸血鬼ドラキュラ」の作者を絡めた、
半分伝記ものみたいな小説を読みました。
最後はちょっとオカルト入って、信長のように非道のような行いはしたが
基本的には名君だった彼の名誉を傷付けた作者のもとに
ウラドの側近だった男が現れて・・・みたいなラストだった。
82山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/08/06 23:12
>>81
なかなか楽しめましたね。『ドラキュラ紀元』の末尾でも訳者が紹介している。
ttp://www5b.biglobe.ne.jp/~akura001/dorakura.htm
83無料動画直リン:03/08/06 23:15
84レリン ◆0UjkSmThNE :03/08/07 00:38
>>78
 確かこの串刺し系はビザンツで開発されたものの筈。ビザンツでの使用頻度や
役割はよくわからないが、「技」を継承したオスマンではかなり記録が残っている。
受刑者ができるだけ生き続け苦痛を味わうためにできるだけ内臓を傷つけないよう
するのがポイントで、打つ角度や強度とかも細かく決まっていたとか。3日位生き延
びたとかいう話はよくあった。
85世界@名無史さん:03/08/07 02:35
ドラキュラ戦記はいまいちだった。
86世界@名無史さん:03/08/07 04:05
>>45
遅レスですが、これのことでしょうか。

 ブラド公子孫、「ドラキュラ王国」樹立宣言
 http://www.zakzak.co.jp/top/t-2002_05/3t2002051118.html

過疎の村が独立って、吉里吉里人を地でいってますな。
なんでも、養子に迎えられて当主になったそうで、血を引いているわけではないそうです。
87山崎 渉:03/08/15 18:50
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
88世界@名無史さん:03/08/19 21:11
戦争中に捕虜を生きたまま串刺しにするなんて、そんな面倒くさいことを
本当にやってられるのだろうか?
やられる方も死に物狂いで抵抗するはずだから、捕虜一人につき5〜6人の
兵士を使って制圧しなきゃならないし、ワラキアのような小国がそんな
ことに人手をさいてるところを大軍に襲撃されたらひとたまりもないような・・・
89世界@名無史さん:03/08/25 19:32
90@@@@:03/08/25 21:38
フランスの四裂きの刑とかすごいよ!
91世界@名無史さん:03/08/26 01:21
>>90
どういうの?
92世界@名無史さん:03/09/15 00:39
>>88
いや、見せしめ効果が数倍の戦力に匹敵するなら手間でもやるだろう

捕虜の両目を潰して送り返すなんてこともやっているし
(100人に1人だけ片目だけ潰して先導役にしたらしい)
93シュレーディンガーの猫:03/09/15 01:14
>>92
>100人に1人だけ片目だけ潰して先導役

ビザンティン帝国のバシレイオス2世ですね。
94世界@名無史さん:03/10/08 09:04
age
95世界@名無史さん:03/11/04 07:30
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96世界@名無史さん
おお怖  おお怖