朝鮮の凄まじく惨めな歴史

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622世界@名無史さん
考古学アラカルトも17回目を数えることになりました。そこで今回は目先を変えて,
中国大陸の西北地区との関わりについて紹介してみようと思います。
弥生時代人のルーツを中国大陸に求めて調査を進めている人たちがいます。山口県
豊北町にある土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアムの松下孝幸館長をリーダーとする
人類学チームです。ミュージアムでは1994年から3年間,中国山東省で調査を行った
結果,土井ヶ浜遺跡の弥生人の先祖は古代山東省人も可能性の一つとして考えられる
と結論づけられました。そこで,松下館長はさらに山東省人のルーツとして黄河の
源流がある青海省に目を向けられました。青海省は黄河だけでなく,長江の源流でも
あり,この二つの大河に育まれて,中国の古代文明は展開してきました。そして,
その影響は日本にも深く及んでいます。現在,松下チームは中国社会科学院考古
研究所の韓康信教授とともに,青海省大通県上孫家寨遺跡などから出土した人骨を
調査中ですが,それによって,やはりこれらが山東省人の骨格に極めて近いもので
あることが証明されつつあります。

http://hmaibun.d-net.co.jp/iseki/01/P03.HTM