>>526、
>>527、ほか
これまでの議論を無にするようですが、
Prince Albertが確かにPrince of Great Britainかどうかの典拠がみつかりませんでした。
これまでずっとそう思ってきたのですが・・・
1840年に英国のHRHになったのは間違いないです。
(tp://mypage.uniserve.ca/%7Ecanyon/prince.html)
それならばこうなります。
アルバート公
誕生時 Prince of Saxe-Coburg and Gotha
結婚直前 Royal Highnessに叙される
その後 Prince Consortに叙される
フィリップ殿下
誕生時 Prince of Greece and Denmark
結婚直前 Prince of Greece and Denmarkを放棄
代わりにPrince of Great BritainとRoyal Highnessに叙される
現在に至る
つまりアルバート公は英国のPrinceではなかったため、
ビクトリア女王の内助の功?よろしく、国民に人気があった彼が
特別にPrince Consortという称号を与えられたのではないかと思います。
従って、フィリップ殿下は恐らく、一生Prince Consortになることはないが、
それは彼の立場が劣っているためでなく(もちろん正式な結婚でない等でもなく)、
Prince Consortがアルバート公の個人的なタイトルだからではないでしょうか??
ご批判おねがいします。。。
>>525 >ロンドンにウエストミンスター地区があるのでしょうか。
>そこの住民にとっては「勝手になんだ」と思いそうですが。
>ウエストミンスター寺院があるのは知っていますが。
正直びっくりするようなカキコだな。
興味のあるのは称号であって、
イギリスと言う国ではないことをはっきり示すいい例だね。
>>527 エジンバラ公の主要タイトルは、指摘の通りだと思います。
HRH Prince Philip, Duke of Edinburgh, KG, KT, OM, GBE
英国王室の公式HPでは、
HRH the Duke of EdinburghともHRH Prince Philipとも記載されてます。
論点はタイトルの順位だと思いますが、それらの性格上
HRHとPrinceとDukeを一列に並べて順位付けするのは適当でない気がします。
ただ、歴史的には
PrinceだがRoyal Highnessでなく単なるHighnessに叙される場合が多々あり、
HRHのほうがPrinceより格上といえそうです。
結局エジンバラ公の表記に関しては、適当に使い分ければいいのではないでしょうか?
・・・崇仁親王と三笠宮のように
>>535 その通りで、爵位が増えた以上の実質的な意味を持たないと思います。
・宮中席次はScot.の公爵で決まる
・既にGBの男爵を持っているので上院議席もある
・領地を与えられた訳でない
・同じ爵位名なので呼びかけも同じ
もっとひどいのになると初代Fife公は1900-1912の間
2つのUKのFife公を併せ持っていました。
違うのは、cr. 1889のは男系男子のみの継承を認める通常の叙爵証であるのに対し、
cr. 1900のは初代公爵の2人の女子の男系男子への継承も認める叙爵証であることです。
6代Fife伯爵が公爵になったのは、単にEdward VIIの第一王女Princess Louiseの夫というだけであり、
2人の女子は特別にPrincessと、RoyalではないがHighnessに叙せられました。
そのような特別の配慮で2つ目の公爵が与えられたようです。
結局女子が継承したためcr. 1889の公位は初代公爵の死で廃絶しました。
実はcr. 1892のArgyll公位も王女を妻に迎えたことによる叙爵であり、
元々公爵だったため、訳が分からないことになってしまったようです。
私の推測では、
Scot.の公爵位にプライドを持っていたArgyll公が、
国王の無理矢理のUK公爵の叙爵に抗し切れず、
違うタイトル名の爵位を与えられて、Argyll & ... にされるよりは、
せめて同じタイトルをもらったのでは・・・と思ってますがどうでしょうか??
自作自演か?
545 :
世界@名無史さん:04/02/11 13:16
>>525 ウエストミンスター地区は英国政治史の中心です。
寺院や国会議事堂もここにある。
ウエストミンスター公爵はここに土地がいくらかあったと思う。
現在、英国長者番付けによると女王と公爵はここにいる扱いになっていた
>>525 ウェストミンスターって場所を知らない香具師から爵位についてご高説を賜るスレ
>>545 >現在、英国長者番付けによると女王と公爵はここにいる扱いになっていた
こいつも常識がないな。女王はどこに住んでると思ってるのかね。
あそこは夏の別荘か?(ワラ
こいつら狂ってるとしか思えん。
547 :
世界@名無史さん:04/02/12 00:14
申し訳ありませんがここの博識な先生方にお聞きしたい
ことがあります。
小生英国ブランドの背広と靴が趣味でロンドンにも何度か
足を運んでおり近頃はロイヤルワラント(王室御用達)の
歴史などにも興味が涌いていろいろ調べております。
しかしそこで頻繁に出てくる「紋章」の「文字」が意味不明で
訳が分からないんですね。たとえば
女王:DIEU ET MON DROIT
皇太子:ICH DIEN
エジンバラ公:GOD IS MY HELP
などです。エジンバラ公以外英語じゃないですよね?
なんで英国の王室がドイツ語やらフランス語の暗号みたいな
言葉を紋章にしてるのでしょうか?英国人にも意味不明のはず。
あと「HONI SOC Q●I ●● PENSE」と書かれた紐が旗を囲んで
ありますが、これも英語じゃないですよね?
解読できる方いらっしゃいましたら宜しくお願いいたします。
548 :
世界@名無史さん:04/02/12 01:13
>>548-549様
ありがとうございました。
ネットでも調べられたんですね!
しかしそれでも疑問なのは、
なぜフランス語なのか、ですよ。
しかもその当時は戦争していたわけで、
敵性語(古!)だったはずです。
誇り高い英国人もよく許しましたね。
やはりフランス=ハイソなんでしょうか。
ともあれ勉強になりました。
今年は初のエジンバラ旅行の予定です。
スコッチの蒸留所も見てきます!
>>550 ネタか?
万が一天然だったら高校の世界史の授業は全く機能してないってことか。
>>551 高校の世界史程度では、11世紀以後のイギリス王朝が
フランス系(ノルマン・コンクェスト)だとは教わらないからね。
「ノルマン人による征服」じゃフランス文化の決定的な影響は
伝わらないし、公用語がフランス語だったことも理解できない。
自分も渡部昇一氏の著作で英語史学ぶまで知らなかった。
一般人は歴史に相当詳しい層でも「国民国家」で欧州の歴史
語ってるレベルだよ。
渡部昇一かよ!
>高校の世界史程度では、11世紀以後のイギリス王朝が
フランス系(ノルマン・コンクェスト)だとは教わらない
おいおい、馬鹿なこと言うなよ。教科書見てみろよ。
おまいどんなDQN高校でたんだ?
>>554 注目すべきポイントは
>「ノルマン人による征服」じゃフランス文化の決定的な影響は
>伝わらないし、公用語がフランス語だったことも理解できない。
だろう、ちゃんと全文読め
557 :
世界@名無史さん:04/02/13 14:06
「王の起源はギャングの親玉」
ペインは言う。
「古代の暗いベールをとり除いて王族の起源を探るなら、初代の王は
行動力のあるギャングの親分にすぎなかったことがわかるだろう。
かれは野蛮な手口や悪知恵にたけていたため、略奪者たちの間で
首領という名をもらったのだ。そして勢力を伸ばし、略奪範囲を広げること
によって、おとなしい無防備の人間を脅しつけ、身の安全を図ろうとする者
からしきりに貢ぎ物を巻き上げていたのだ。」(前掲書 P35)
「イギリスはノルマンの征服以来少数の善良な王を頂いたこともあるが、
非常に多くの悪王の下で苦しんできた。…フランスの一庶子が武装した
盗賊どもを率いて上陸し、原住民の同意も得ないで勝手にイギリス国王に
なったということは、はっきり言えば非常にくだらない、卑しい起源である。」
(前掲書 P36)
1066年、イングランドの王、エドワードが没すると、ノルマンディー公ウィリアム
は、王位を要求して、イングランドに上陸した。 従って、「フランスの一庶子」とは、
ノルマンディー公ウィリアム=ウィリアム1世のことである。そして、王を称していた
ハロルド伯をヘースティングスの戦いで殺し、ノルマン王朝を開いた。
これが、ノルマン・コンクエスト(Norman Conquest)である。
558 :
世界@名無史さん:04/02/13 14:08
ウィリアム1世は、フランスから各種制度を導入してイングランドのアングロ=
サクソンたちを統治した。これが現在にまで連なるイギリス王朝の起源である。
ペインは、痛烈な皮肉を言う。
「イギリス現王統の最初の国王(ウィリアム征服王)はフランス人であった。
またイギリス貴族の半数は、同じくフランスからやってきた。したがって
和解論者の論法をかりると、イギリスはフランスに統治されねばならないことに
なる。」(前掲書 P48)
それでも、「初代の王は行動力のあるギャングの親分」であり、イギリス国王
にしても、「非常にくだらない、卑しい起源」の持ち主だとする、ペインの記述は、
明らかに「大逆罪」(君主を侮辱する罪)に触れるものだろう。事実、訳者による
解題によれば、本書はどの新聞社からも掲載を断られ、結局、共和主義者の
印刷屋から出すことになった。
http://members.at.infoseek.co.jp/hiroyatan/dokuritu.htm
>>555 それも教科書によってはちゃんと書いてあるわ。
おまいが DQN なだけ。
歴史の復習はこのへんでOK?
561 :
世界@名無史さん:04/02/14 00:40
そういえば、要望があったみたいなので。
1. Norfolk公 Fitzalan-Howard家
2. Somerset公 Seymour家
3. Richmond公 Gordon-Lennox家
4. Grafton公 FitzRoy家
5. Beaufort公 Somerset家
6. St Albans公 Beauclerk家
7. Bedford公 Russell家
8. Devonshire公 Cavendish家
9. Marlborough公 Spencer-Churchill家
10. Rutland公 Manners家
11. Hamilton公 Douglas-Hamilton家
12. Buccleuch公 Montagu Douglas Scott家
13. Argyll公 Campbell家
14. Atholl公 Murray家
15. Montrose公 Graham家
16. Roxburghe公 Innes-Ker家
17. Manchester公 Montagu家
18. Northumberland公 Percy家
19. Leinster公 FitzGerald家
20. Wellington公 Wellesley家
21. Sutherland公 Egerton家
22. Abercorn公 Hamilton家
23. Westminster公 Grosvenor家
24. Fife公 Carnegie家
25. Gloucester公 Windsor家
26. Kent公 Windsor家
27. Edinburgh公 Mountbatten家
28. York公 Mountbatten-Windsor家
もちろん女系相続や女子相続人を迎えた場合に家名はよく変わります。
上に書いたのは現在の家名ですヨ。
>>545 ありがとうございます。
ウエストミンスター「地区」(「Discrict?」)を地図で調べましたが、狭い地域ですね。
ダービー伯爵が、ダービー「シャー」(州?)を、
ヨーク公爵がヨーク「シャー」を、
ノーサンバランド公爵がノーサンバランド州を それぞれ思い起こさせるのと比べ、
「デイスクリクト」では、ずいぶん格落ちな感じがします。
地価という発想からは、大変なものでしょうが。
>>522=464
アルバート公の、「Prince of Saxe-Coburg and Gotha, Duke of Saxony」ですが、
前者については、Saxe-Coburg and Gothaの跡取り息子でない子供というニュアンスで、
そこの当主は、Dukeということでしたが、
後者のDuke of Saxonyは、どうなんでしょうか。前者と平仄をあわすと、
こちらはDukeなので、当主のように思えてしまうんですが。。。
なお、「ご批判おねがいします」とのことですが、批判するほどの知識がなくすみません。
イギリスに、このスレと同じようなスレがあれば、早速、聞いてみたいのですが、
どなたか、URLとか、ご存知では?
564 :
世界@名無史さん:04/02/14 17:50
たびたび、カキコします。
エリザベス女王は、一応、EdinburghのDuchess(公爵夫人)ということでしょうか(女公爵ではない)。
また、ビクトリア女王は、Saxe-Coburg and GothaのPrincessで、SaxonyのDuchessということでしょうか。
565 :
4つの疑問:04/02/14 18:28
上記(540)をコピーしますが、
>フィリップ殿下
> 誕生時 Prince of Greece and Denmark
> 結婚直前 Prince of Greece and Denmarkを放棄
> 代わりにPrince of Great BritainとRoyal Highnessに叙される
> 現在に至る
@「Prince of Great Britain」は、”NorthIreland”がつかないんですか。なぜ、そうなったんでしょう。
A「Prince of United Kindom of Great Britain ・・・」というふうに、「連合王国」とは入らないんですね。
奥さんが、
Queen of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland なのに。
Bキングが嫁さんを取った場合には、
Queen of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland という風に、
”連合王国”がはいるのかなぁ、と思いますが。
Cキングが嫁さんを取った場合には、
いちいち、「叙さなくても」、「Queen of ・・・・」になれるんでしょうか。
-----------------------
それにしても、キングの奥さんはクイーンなのに、
クイーンの旦那が、プリンスに格下げされるだけでなく、それも手続きを踏まないともらえないなんて。
男女逆差別ではないだろうか。
566 :
4つの疑問:04/02/14 18:55
Bを書き直します。
Bキングが嫁さんを取った場合には、
Queen of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland という風に、
”連合王国”がはいるのかなぁ、と思いますが、
どうなんでしょうか。
Queen of Great Britain and Northern Ireland という風に、連合王国はハズすでしょうか。
567 :
世界@名無史さん:04/02/14 19:01
563で記載のある「Saxe-Coburg and Gotha 」と 「Saxony」について。
これは、ドイツのどのへんでしょうか。
ひとつの領邦ですか、
それともどこかの領邦の中の領域(どくかの領邦君主の下にある領域)なんでしょうか。
後者は、ひょっとして、ザクセン王国のDuke(ザクセン王から授与される)ですか。跡取りではないけど、
通常ドイツは息子全部が爵位を名乗る?ので、Dukeなんでしょうか。
でも、領地名がザクセン(サクソニー)では、ザクセン全土をイメージしてしまうし。
どうでしょうか??
爵位ヲタは地図も見れないのか。
569 :
世界@名無史さん:04/02/14 21:44
ピンボケ度では靴オタといい勝負だなこりゃ
>>567 ザクセン公国(Duchy:Herzogtum)・選帝侯のヴェッティン家は1485年にアルブレヒト系とエルンスト系に分裂し
選帝侯位はその後エルンスト系にあったのが1547年に剥奪されアルブレヒト系に移った。
そのままアルブレヒト系のザクセン選帝侯国が後のザクセン王国になる。
エルンスト系はチューリンゲン地方の諸公国(Duchy:Herzogtum)に分裂していき、
その中の一つが、ザクセン・コーブルク・ゴータ公国。(ザクセン・コーブルク・ザールフェルト公国とザクセン・ゴータ公国が1826年から同君連合)
で、チューリンゲンのザクセン・○○公国の当主は
Herzog von Sachsen,Herzog zu Sachsen-○○
と名乗るのが普通だった。
したがってHerzog von Sachsen(Duke of Saxony)には実態が無い。
つまりチューリンゲンにはザクセン・アルテンブルク公国とかザクセン・マイニンゲン公国もあるのだが、皆Herzog von Sachsenの称号を名乗っていた。
(唯一ザクセン・ヴァイマール・アイゼナッハだけは途中から大公国になり、同時にザクセン大公も名乗るようになった。
実はいまいち自信なし。
>>567 Saxe-Coburgはザクセン地域のコーブルグ領、
Gothaは(チューリンゲン地域の)ゴータ領、
Saxonyはザクセン全体を指していると思います。
(この辺りドイツ語を英語に直しているため複雑ですが)
Saxe-Coburg and Gotha公家は、ザクセン選帝侯の一族で、
この一族は全員Duke/Duchess of Saxonyの爵位を帯びるようです。
おっしゃる通り、ザクセン領の公爵位という意味だと私は理解しています。
Saxe-Coburg and Gotha公家のメンバーは、
Prince[ss] of Saxe-Coburg-Gotha, Duke/Duchess of Saxony (Highness)を帯びます。
tp://pages.prodigy.net/ptheroff/gotha/saxony.html
のPART 4: SAXE-COBURG-GOTHA を参照。
なお、Saxe-Coburg-Gothaと、Saxe-Coburg and Gothaの違いは、
家の領地を示しているので、
厳密にはSaxe-Coburg and Gothaですが、
普通はSaxe-Coburg-Gothaと表記されているようです。
>>563 正直、私はよく理解していません。
恐らく、
Elector of Saxony(当主)の一族がDuke of Saxonyを帯びることができ、
Duke of Saxe-Coburg and Gotha(当主)の一族がPrince of ...を帯びることができる、
と考えております。
書き込もうとした時570に気付きましたが、とりあえず最初のままカキコしました。
ご意見下さい。
>>564 エリザベス女王に関しては、
普通の貴族と同様に考えればそうなります。
ビクトリア女王に関しては、自信はないのですが、
それらの称号は男系の子供に継承される称号のようなので、そうならないと思います。
>>565=566
@A
ごめんなさい。誤解を与えてしまいました。
正式にはPrince of the United Kingdom of Great Britain and Northern Irelandです。
tp://mypage.uniserve.ca/%7Ecanyon/prince.html の From 1957 to ...の所を参照
あの時は何に由来するPrinceなのかだけを示したかったので、適当に省略してしまいました。
よって、
B 連合王国が入ります。
C そうです。普通の貴族夫人もそうです。
となります。重ね重ねすいませんでした m(_ _)m
本当になぜ女王の夫が差別されるのか?ですが、英国以外も同じようですね。
アン女王の夫ウイリアムのように強く言えば、フィリップ殿下もなれたかも??
>アン女王の夫ウイリアムのように強く言えば
アン女王は添え物なんだから、ウィリアムが主導権もってて当然でしょう。
歴史を勉強したことあったら、こんな答えは絶対出てこないはず。
エジンバラ公は単なる婿君なんで、主役はエリザベス二世です。
軽く扱われてるんではなくて、称号男系継承の原則がはっきりしてるだけ。
男性は婿に行った先の称号ではなく、
自分の称号をもって歩くということですね。
だから英側ではアルバート公は Prince (彼のザクセン公の王子としての称号)Consort (婿君)と
呼ばれただけです。
女性は嫁に行った先の称号で呼ばれると、それだけのこと。
576 :
世界@名無史さん:04/02/18 00:01
アルバート公はPrince of Saxe-Coburg and Gothaのまま婿君になったのに、
フィリップ殿下はPrince of Greece and Denmarkを放棄した(させられた)のは
なぜなのでしょうか?
やっぱ貴族没落をテーマにした小説とかもつくられてるの?
だれかの斜陽みたいに
>>546 誰も女王がこの地域にすんでいるとはいってないだろ。
長者番付け上、ウエストミンスター地区として扱われていたと書いただけ
理由は分からんが君主なので事情が違うにかもしれない。
579 :
世界@名無史さん:04/03/06 17:05
イギリス以外は国家の制度としては貴族制はおわってるんだよね?
580 :
世界@名無史さん:04/03/06 18:12
ベルギーとかオランダにはあるんだろ?
581 :
世界@名無史さん:04/03/07 11:25
北欧みたいに廃止した?
英国貴族のマナーを書いた本があれば、教えてください。
英語読めないとダメだよ。
584 :
世界@名無史さん:04/03/08 00:17
>>580 国家の制度としては終わってるはず、
あくまで昔、貴族だった人の子孫が当時の
爵位を名乗るのが問題にならないだけだと思う。
日本の元公家みたいなものじゃないかな
586 :
世界@名無史さん:04/03/08 23:52
特権をもたない貴族ってよくわからんな。特権がなけりゃ貴族じゃなく平民だと思う。
爵位は世襲なのか?
英国以外の国は大戦で古い制度が弱くなってるから貴族とは呼んでも実際は
日本の勲章みたいな扱いじゃないかな。
詳しい人おられませんか
587 :
世界@名無史さん:04/03/09 00:22
モナコとかルクセンブルグとか中世以来の「大公位」を名乗ってる国もあるし、ヨーロッパで立憲君主制の国は貴族制度は「あり」といっていいんじゃないの。
このスレでの爵位の概念はヨーロッパだけのもんだから。
特権だけなら、インドやイスラム圏の土侯は、いまだに中世ヨーロッパの貴族以上の特権もってるけどね。
イラクの部族長もスサマジィ。
もう少し社会制度変えたらとか思うよね。
このスレは「イギリス貴族」スレです。
それ以外は関連スレ行ってくらはい。
関連スレいっぱいあるでよ。
589 :
世界@名無史さん:04/03/11 11:21
イングランドの貴族はノルマン系らしいいけど、
スコットランドの貴族は何系なのですか?
590 :
世界@名無史さん:04/03/11 18:24
ダーンリやボスウェルってスコットランド王になったの?
591 :
世界@名無史さん:04/03/12 23:49
>>586 世襲制の勲章みたいなものでは・・・
イギリスの貴族といえば、坂田靖子の一連の作品が楽しい。
592 :
世界@名無史さん:04/03/14 01:09
1から読んでも分からんが世襲貴族に非白人はいないのか?
勲章もアジア人とかには限界があるのかな
「名誉騎士」が関の山か。
このスレの前の方でナイトバチェラーについて触れられていますが、
これの由来はなんですか?
595 :
世界@名無史さん:04/03/14 15:47
>>565=566
いろいろありがとうございました。欧米における配偶者がタイトル持ちの場合を自分なりに整理してみました。
<1>結婚により自動的に付く
(ただし、特別な事情、宗教(宗派)上正式な結婚と認めないとか、
貴賎結婚(左手結婚)とかでは、認めないケースもあり。)
<2>何らかの手続きを踏んで付く(叙爵証パテント発行とか、)。
<3>儀礼上、呼称として付くが正式なタイトルではない。
(社交界(プロトコール)の慣習で、特段の事情がない限り付く)
<4>一般につけて呼ぶこともあるが、本当は有しない
(マスコミなどの記事では、つけて呼ぶかもしれない)
*: 男性がタイトル持ちの場合は、<1>が殆どかなと。
<1>における例外事例は、たとえば、暗殺されたフェルディナンド太公の夫人とか。
一方、一見<1>のように見えるが、本当は<2>ということもあるかもしれませんが。
*:女性がタイトル持ちの場合は、
なんらかの手続きがないと、(イギリスを見る限り)いけないみたいですね。
アン王女の夫のマーク・フィリップ氏も、なんら貴族の称号を取らなかった、こういうこともあるようで。
*:夫がタイトル持ちなら、例えば、公爵の夫人は、公爵夫人(表記上「女公爵」と同じ)という形ですが、
逆の場合は、夫が得るタイトルが格落ちになるような気がします。ただし、タイトルを与えるという
特別な行為が必要なわけで、通常期待できないですね。
以上、このまとめ方いかがでしょうか。
596 :
世界@名無史さん:04/03/14 21:21
で、ダーンリやボスウェルの場合はどうだったんだ?
597 :
世界@名無史さん:04/03/15 02:03
ビルマ伯ってまだあるの?
>>464 ご丁寧にお教えくださりありがとうございます。
上の「595」の書き込みですが、
最初のところで、宛名を間違えてしまいました。大変失礼しました。
古いコメント蒸し返すようで恐縮ですが、
572でお答えいただきました「ビクトリア女王に関しては、・・・、
それらの称号は男系の子供に継承される称号のようなので、そうならないと思います。」
ですが、これは、564へのお返事でしょうか。私はやはり、
「ビクトリア女王は、Saxe-Coburg and GothaのPrincessで、
かつ、SaxonyのDuchessというだ」と思うんですが。
>>428から下記のようにコピーしたが、
9. Marlborough (1702, Eng.)
10. Rutland (1703, Eng.)
- Rothesay (1398, Scot.) Prince of Walesが保有
11. Hamilton (1643, Scot.) & Brandon (1711, GB)
12. Buccleuch (1663, Scot.) & Queensberry (1684, Scot.)
13. Argyll (1701, Scot. & 1892, UK)
14. Atholl (1703, Scot.)
15. Montrose (1707, Scot.)
13番のアーガイル公に関し、重ねて聞きますけど(恐れ入ります)。
「当主の跡取り息子は、儀礼上の称号があり、
それは当主の有する称号のうち、次位のもの」というルールがあると聞きます。
すると、アーガイル公の有する称号の一番にものは、Argyll (1701, Scot.)、
二番のものは、 Argyll (1892, UK)ですよね。
息子も、アーガイル公と呼ばれるのだろうかと、マイナーにことを思ってしまったが、
そんなことはないらしい。
このルールは、実際にはどうなっているんでしょう(イギリス風に便宜的にすぐ変えるのかな)???
600 :
世界@名無史さん:04/03/16 21:44
日本人の枢機卿いるくらいだから有色人の貴族もいそうだな
601 :
世界@名無史さん:04/03/16 21:57
※枢機卿は、各地からなるべく出すようにしています。
※ダーンリやボスウェルは、国王にはなっていないでしょう。
ちなみに、ダーンリはスチュアートの出身ですどね(いとこ結婚だかはとこ結婚だったかと)。
サッチャー夫人の亭主のデニス氏は、サッチャー夫人が、女男爵になったことにより、
どういう呼ばれ方(儀礼上?のタイトル)になるのでしょうか。
実は、彼は、前年に準男爵になっているので、普通は、Sir Denis でいいのかも知れませんが、
正式には、タイトルを全部並べるのだと思います。並べるのは、自分自身のタイトルと、
自分の配偶者によるタイトルも全部ではないかと思うんですが。
( サッチャー夫人の場合は、<「女男爵」兼「準男爵夫人」>?かなぁ??、と、、)
602 :
世界@名無史さん:04/03/16 22:03
オランダの Beatrix 女王のだんなのClaus von Amsberg ですが、
「Known as "Prins Claus" in the Netherlands, he ・・・」と書かれていました。
たとえば、女王のこと、Known as Queen Beatrix とは書かないとおもうんですが。
これっていうのは、正式なプリンスでないけど、一応、慣例でこう呼ばれているってことでしょうか。
603 :
世界@名無史さん:04/03/16 22:11
307によると、
サッチャーは1992年に一代貴族(Baroness Thatcher of Kesteven)だと。
599式に書けば、
Thatcher of Kesteven(1992,UK)
ですね(UKのPeerだというのは、間違いないと思いますし)。
爵位名が{家名+地名}となっていてルールにも従ってますよね。
で、亭主のデニスさんの準男爵をこういうふうに書くととどうなるんしょね。
バロネットには、特に爵位名(家名だか地名だか)はないのでしょうか。
単に
(1991,UK)
となってしまうのかな。ご存知の方、おられますか?
The title Prince Consort was awarded by Queen Victoria of the United Kingdom
to her husband, Prince Albert of Saxe-Coburg-Gotha in 1857,
in recognition of his status.
No other husband of a reigning English, Scottish, Great British or United Kingdom queen has received the title,
although it is loosely used in popular speech to refer to the husband of a queen regnant.
こんなものを見つけました。
605 :
世界@名無史さん:04/03/17 18:42
サッチャー家は世襲のバロネットということでいいんですか?
606 :
世界@名無史さん:04/03/17 19:05
> 605
そうです。世襲の準男爵です。
607 :
世界@名無史さん:04/03/17 19:27
>>428 より:
- Cornwall (1337, Eng.) Prince of Walesが保有
- Rothesay (1398, Scot.) Prince of Walesが保有
これ見ると、EngとScotの筆頭Dukeは、ウエールズ公が保有してますネ。
<1>筆頭か否かは、428のリスト見るとただ、単に(?)古さが勝負みたいですから、
とにかく、Wales公が保有すれば、確実に”Merged To Crown ”を避けれる、てな訳で
結局、筆頭公爵がWales公保有になったんでしょうか、
<2>あるいは、確かに、格式が高いということですか?
「Cornwall 」なんかは、もともと、ケルト系の土地で、なかなかイングランド系に服さず抵抗し続けた、
つまり、Walesに、準ずるような感覚があり、格式が高いということで、
あえて、Wales公に保有させ、結果として(Merged to Crown がないから)古くなってしまったんだろうかなぁ。
どうなんでしょう、ご教示願います。
608 :
世界@名無史さん:04/03/17 19:31
599と同趣旨のことを書く(質問したい)。
11. Hamilton (1643, Scot.) & Brandon (1711, GB)
は、当主が、Duke of Hamilton 、息子(長男)が、Duke of Brandon
なのだろうか。
599にレスするときは、あわせてこっちの方もお願いします。
609 :
世界@名無史さん:04/03/17 20:08
>>530 だが、バロネットについて書いてる人がいる。
>1611年からイングランド(多分、ウエールズも)でバロネットがスタート、
>1619年にIrelandでも、1625年からScotらしい。当時は、
>連合王国樹立でもないから、それぞれ、EngとScot,Ireは別だったと思う。
>最近担ってもらえば、その後なら、時期によって、GBやUKのもあると思う(公から男と同じように)。
という風に、Baronettのことを書いてますが、
そもそも、五等爵は、まず、どうなんでしょう。以下のとおりですよね。
T:Eng ( ? 〜 1707)グレートブリテン王国成立まで。
U:Scot (? 〜1707) 同上
V:GB (1707〜1801)グレートブリテン王国成立から連合王国成立まで。
W:Ire (? 〜1801) 連合王国成立まで。
X:UK (1801〜 ) 連合王国成立から
だと思う。
610 :
世界@名無史さん:04/03/17 20:18
だとすれば、Peerは、
King Of Englandは、King Of England として、England で、家臣に封土と爵位を与え、
それがEngland爵位となる。
King Of Scots は、King Of Scots として、Scotlamdで、(以下同文)。
両国が合邦すると、King Of England も、King Of Scots も存在しないが、
代わりに、King Of GB が、KingOf GBとして、(以下同文)。
Ireも同様。
とすれば、Baronetでも、
「King Of Englandは、King Of England として」なら、Englandのバロネット。
「King Of UK 」が与えるなら、UKのBaronetになるしかない。
だろうが。
(ここまでは合っていますかぁ?)
しかし、Baroetも、Eng,Scot,Ire,GB,UKの5つなのか、とてもよくわからない。
そこで、だれかよろしくお願いします。
611 :
世界@名無史さん:04/03/17 20:29
と申すのも、あるWebで、「United Kingdom: Baronet's Badge」の項。
Ribbon: Baronets of Nova Scotia - orange-tawny;
all other Baronets - orange-tawny with blue edges.
The ribbon is not worn when ribbons only are worn.
Instituted: 1624 for Baronets of Nova Scotia by James I;
and in 1929 by George V for all other Baronets.
Awarded: Not an award as such, but worn by holders of the hereditary title of Baronet.
Grades: 1 - the badge differs between Baronets of Nova Scotia,
of England, of Ireland, of Great Britain and of the United Kingdom.
とあったからです。
Scotではなく、NovaScotiaです。
たとえば、Engなら、( 1611〜1707)かな。
Ireなら、( 1619〜1801)かな。
GBなら、(1707〜1801)かな。と思いますが、
ここには、Scotが出ていないし???、
それに、NovaScotiaは、なんでここだけ急に、どうなるんでしょう。
「 King Of Nova Scotia ! として、バロネット位を与える」というのでしょうか。
他の大陸植民地は、カナダの諸州など、また、豪州など、
ないんでしょうか。
NovaScotiaは特別な州だったんでしょうか、
だから、Peerは兎も角、Baronetは作ったとか。
King Of Nova Scotiaはもういませんけど(King OfCanadaに統合?)ね。
612 :
世界@名無史さん:04/03/17 20:35
アイルランド貴族というものを説明してください。
613 :
世界@名無史さん:04/03/17 20:52
428の表には、Walesがない。
Prince of Wales (POW)として、
家臣を授爵するということはないということですね。
POWは、爵位を家臣に与える権能がないのですね。
これは、どういうことの反映なんでしょうか。
@Walesは、たしかに、Englamdとは別の土地であるが、
そこWalesの長であるPOWへの宗主権をもつ King of England(KOE)が、
POWに対しは、いろいろな制限をしており、
その一例として、家臣への授爵権を認めていないから。
なお、現在は、POWには、KOEの跡取りが就くが、
即位時に、POW位はその息子に譲る。
APOWは、実はKOEが有する爵位で、
KOEの跡取息子が名乗るのは、儀礼上の称号ということ。
(なお、Merged To Crown して消えしまわないのは、EnglandとWalesは別の地域で、
WalesがEngklandの一部ではないため。)
したがって、「爵位を家臣に与えるのは、当主たるKOEしかありえない、」
ただそれだけのこと。
どうでしょう。
Aは、少し弱いかと。
BPOEが、実はKOEが有する爵位であるが、
***
>>597 ビルマのマウントバッテン(Mountbatten of Burma)伯爵家ならまだありますよ。
初代伯爵が1979年にIRAのテロで爆死して、娘が2代目を継いでます。
>>598 ご丁寧にありがとうございました m(__)m
内容はおっしゃるとおりです。
ビクトリア女王の子供(男女共)には伝わらないと言いたかったのです。
>>599 次位というのは、次のランクのと言う意味です。
Argyll公の場合は、
Marquess of Lorne and Kintyre, cr. 1701 (Scot.)です。
ただ、なぜか嗣子はKintyreを省略し、Lorne侯のみを名乗ってます。
侯爵を持っていない場合や、侯爵が公爵と同名の場合は、その次位を名乗ります。
例えばAbercorn公は、
Marquess of Abercorn, cr. 1790 (GB)
Marquess of Hamilton, cr. 1868 (Ire.)
を持ってますが、Abercorn侯は同名なので、嗣子はHamilton侯を名乗ります。
Buccleuch & Queensberry公の次位タイトルは、Marquis of Dumfriesshire, cr. 1684 (Scot.)ですが、
嗣子はEarl of Dalkeithを名乗ります。
これはDumfriesshire侯がQueensberry公に付随するためで、
Buccleuch公がこれらの爵位を相続する以前から、名乗り続けているためです。
このように明確なルールはなく、おっしゃるように便宜的、かつ実用的に運用しているようです。
>>603 私もよくは知らないのですが、
tp://www.burkes-peerage.net/sites/Contents/book/UK/FHP/Peerage/fhp-THATCHERBT.asp?&string1=Thatcher&BookType=Peerage&Region=UK#hit-1 によると、
SIR DENIS THATCHER, 1ST BT, of Scotney, Co Kent とありました。
他も同じようなので、名字が同じ場合は地名で区別しているのではないでしょうか?
>>608 すいません。うっかりしてました。。。
Hamilton and Brandon公の嗣子は、
普通に(?)Douglas and Clydesdale侯を名乗ってます。
>>613 あの表にPrince of Walesを入れなかったのは、単にThe Complete Peerageに項目がないためです。
>>428の表には、Walesがない。
>>
>>Prince of Wales (POW)として、
>>家臣を授爵するということはないということですね。
ここの問題提起に至った発想が、いまいちよくわからないのですが、
現在の(nativeでない)Prince of Walesに関する私の意見は、
King of England〜the United Kingdomの権限で授与されるという意味では、
公爵以下の貴族となんら変わらず、
爵位を家臣に与える権限がないのは、特に不思議なことではないと思ってます。
叙爵証の本物がのってるサイトってありませんか?
621 :
世界@名無史さん:04/04/11 03:22
この中で、イギリス貴族と会って話をしたヤツ、いるのか?
まあ、いねえだろうなあ(
海外のそれ系のニュースグループで読んだ話。
イギリス貴族の城館に観光に行った人が、そこの案内人に「××卿と
話せないもんですかね」と聞いたら、「いきなり話すなんてできませんよ。
まず話しかけていいかどうか許可を得てからです」と答えられたとさ。
お貴族さんによっては当主自ら観光客を案内している時(閑なときだろうか)もあるとか。
624 :
世界@名無史さん:04/04/12 03:44
625 :
世界@名無史さん:04/04/12 03:50
白人どもの残虐行為、アジア蔑視を取り上げると「その事で日本の罪が消えるわけではない,
ごまかすな」と言う馬鹿が居るようだ。
今まで、日本は何千回と叩かれてきたが、白人どもの罪は裁かれた事も無いではないか!
現実は、日本を盾にして、白人どもはアジアに謝罪も賠償もしていない。
626 :
世界@名無史さん:04/04/12 04:01
ド・ブラシの言葉には抱腹絶倒級のギャグが隠れている。
翻訳者さえ、ギャグに気付いていない。
故に、普通に読んだら絶対にわからない。
それは何か?
「さてこのいまいましい騒ぎの原因(いわれ)をつきとめようでは
ござらぬか」と、フロン・ド・ブーフはきり出した。
「ここに書状がござる、拙者の見誤りでなければ、
これはサクソン語でござる」と、手紙をながめているのだが、
それをぐるぐる回している。その様子は、紙をいろいろおきかえたら
けっきょく意味がわかるだろうと本気で思っているようであったが、
そのうちにド・ブラシにこれをわたした。
「なんだか知らぬが、こいつは魔法の呪文かもしれない」といった
ド・ブラシは、この時代の騎士のご多分にもれず、無学であった。
「拙者の屋敷の牧師(誤訳。神父、又は、修道士)は、拙者に文字を
書くことを教えこもうといたしたが、拙者の書く文字はどれもこれも
槍の穂先や刀の刃のかっこうをしておった、それで老僧め、とうとう
その仕事をやめおったわ」
627 :
世界@名無史さん:04/04/19 01:53
age
628 :
598=595:04/05/03 16:44
>>464 あとで紹介するURLで次の記載を見つけました。オランダ女王の夫君ですが、
プリンス・クラウスというのは、正式なプリンスではないような感じですね(私の英語は不安ですが)。
やはり、464さんの言われるように、
正式なプリンスというのは、イギリスだけ(イギリスで、手続きを踏んだときだけ)ということでしょうか。
Known as "Prins Claus" in the Netherlands, he was born in Dötzingen (Hitzacker), as Claus George Willem Otto Frederik Geert jonkheer von Amsberg.
それと、大変、しつこいんですが、
アルバート公から持ち込まれた、PrinceとDukeのタイトル、これはWW1の時に捨てられたとのことで、
それまでは、
アルバート公の子供(孫)たち、つまり、男の子たちは、プリンス・デユークを名乗っていた。
しかも、ドイツ風に、長男も次男も三男も、また、次男の家の跡取も次男坊も三男坊も、と分家の分家も、
His Own Rightとして、サクソニーのPrincetとゴーダ云々のDuke を 名乗っていた。
それなら、その人たちの奥さんは、みんなPrincess,Dukessを、配偶者として名乗ったんだとと思います。
すると、イギリスのそれを持ち込んだ人(アルバート公)の奥さんも、
当然、このドイツ系のPrinceのDukeへの配偶者としてのタイトル名乗りうる(普段は使わないかもしれないけど)と
思うんですが。
どうでしょう。
>>464=615
上のURLで具具って見ました。さすが、たしかにおっしゃるとおりです。
ちなみにLordってありますが、
イングランドのPeerは5段階でも、Scotは、6段階なんでしょうか。
Lordは単なる貴族への敬称のほか、独立の爵位としても存在していた。
これだけでも、大発見ですが(つづく)。
Duke of Argyll.....
The Duke holds several subsidiary titles, including:
Marquess of Kintyre and Lorne (1701),
Earl of Argyll (1457),
Earl Campbell and Cowall (1701),
Earl of Ilay (1706),
Viscount Lochow and Glenyla (1701),
Viscount Ilay (1706),
Lord Campbell (1445),
Lord Lorne (1470),
Lord Kintyre (1626),
Lord Inverary, Mull,
Mover and Tiry (1701),
Lord Arase (1706),
Lord Dunoon (1706),
Baron Sundridge (1766) and
Baron Hamilton of Hameldon (1776).
The courtesy title for the Duke's eldest son and heir is
Marquess of Kintyre and Lorne.
アーガイル公爵の跡取がなんと呼ばれるかという話だったんですが
(前の書き子にそうはっきり言っていないので、いきなり何のことかと思われたでしょう。すみません)
これだけでも大発見ですが(僕的には)、
現在は、Peerの制度は、EnglamdとScotlamdで統一になったんだと(アン女王時の合同で)、
King(Queen) Of Englanmd と King(Queen)Og Scot の両者は、存在しなくなり(発展的解消というのかなぁ?)、
King(Queen) OF GBがスタートした(その後、また、UKになったんだけど)。
だから、GBとしては、5等爵に一元化だと思うんだけど。
誤解してほしくないけど、Scotlamd時代に授与のLordが残っていることは、
よいとしても(新たに置きなおす規定が設けられなかった限り)、
今でも、Lordが授与される余地があるみたいだということ。
そこが僕の第二の大発見なんです。
たしか、チャーチルが、もらったかのような記載をみたんですが、どこのWebか忘れました。
そこにこれはスコットランドのタイトルですと書いてあったような。(どこのWebかわかれば報告します)
633 :
世界@名無史さん:04/05/03 18:47
331さんの情報によれと、Peerは、地名なり家名なりの爵位名があり。
だが、Baronetには、爵位名はないようだ(603氏への返信。ただし、確信はない。)。
それにしても、サッチャー夫人の旦那のデニスさんの、Baronet授与の理由は何なんだか。
余計な詮索だが。
634 :
世界@名無史さん:04/05/03 19:03
<1>UKの国王(クイーン)は、エリザベスさんですが、
彼女は、カナダや、オーストラリアの女王も勤めているのでしょうか。
コモンうエルズの意味がよくわからないのです。
Queen Of Canada でもあるんですか。
というのも、ひとつには、
>>611で、
「King Of NovaScotia」というのを予想させる記載があったからです。
そのころは、Commonwelthではないでしょうし、カナダも統一されていないわけですが。
ノバスコシア王国、等々のカナダの王国があり(5つくらいかな)、それらに対し、
その証左が、国王大権として貴族・準貴族創設・授与の権限があるはずであり、
たしかに、ノバスコシアのバロネットというのがあった。別に、GBのバロネットを与えてもよいのに、
ちゃんとあった。
ちなみに、ノバスコシアでの貴族(準貴族)はかつては存在した。
(正確には「準貴族制度」は今はない、少なくとも新たな創設はない、のかもしれませんが)
<2>連合王国ですが、
なんで、United Kindomという名乗りにしたのかと思います。
イングランドとスコットランドの合同では「連合」ではないのに。
何か、理由があるんでしょうか。
それと、United Kindoms ではなく、United Kindomなのはなんででしょうか。
うるさい質問で申し訳ありませんけど。
<3>マン島は、UKに含まれていないと聞きますが、
これは、カナダとかと同じ位置付け、コモンウエルズの一員なだけですか。
ほかに、オークニーとかシェットランドとかどうなんでしょう。ぐぐったところ、
オークニーはシェットランドは、スコットランドの一部で、問題なくUKの一部みたいですけど。
>>634 ノバスコシアの貴族制度(想像)
アメリカ独立時に王党派がこの地に集まったそうです。
「う〜ん ういやつ」褒めちゃうね、けど イギリス本国の爵位だと本国の連中がうるさいから、ローカルルールという方向で
ってな 感じではないでしょうかね?
>>635 マン島の歴史
適当に検索してみて思ったこと
日本における廃藩置県後の沖縄みたいなもんではないですかね?
639 :
635( 637さんへ返信):04/05/03 20:31
だから、カナダのほかの州(もちろん当時の州)には、
バロネットを作んなかったということでしょうか。
ちなみに、Peerクラスは与えず、バロネットでお茶を濁した。
637さんの推論には感心します。
ついでですが、Peerは、England,Scotlamd、GB,Trelamd.UKの
5種類ありますが、
バロネットは、上記5種類、プラス、ノバスコシアの6種類でしょうか、と考えます。
****
話が飛びますが、
マン島には、貴族(Peer)もバロネットもないみたいですね。どういう経緯で、
英国王室の戴いたのかよくわかんないです(知ってる人いますか?)。
マン島は、GBと同君連合、そして、UKと同君連合なんですね、理屈的には。
WW1、WW2のとき、どうしたのかなぁ。
640 :
世界@名無史さん:04/05/04 03:33
>>635 <2>
イングランドとスコットランドが合同したときは
グレートブリテン王という王冠をつくり即位した。
アイルランドが含められたが、グレートブリテンとアイルランド全体を現す名前が思いつかなかったので、
United Kingdom of Great Britain and Ireland という形にしたのではないかと推測。
Great Britain and Ireland と言う名前の一つの王国であるから、
sが付かないのでしょう。
Unitedを連合と訳したのがそもそもの誤り?
同君連合ならPersonal Unionですから…
Great Britain (〜1801)の時は正式には、
King/Queen of Great Britain,France and Ireland
ちなみに1901年から53年までは
King of the United Kingdom of Great Britain and Ireland and of the British Dominions beyond the seas
53年からは
Queen of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland and of her other Realms and Territories,
Head of the Commonwealth
それにしても「スペイン王」とか「オーストリア皇帝」が正式につくられたのは19世紀になってからというのに、
イングランドは簡単に王冠をつくりすぎw
>>640 ありがとうございます。
>アイルランドが含められたが、グレートブリテンとアイルランド全体を現す名前が思いつかなかったので、
>United Kingdom of Great Britain and Ireland という形にしたのではないかと推測。
本音はそうかもしれませんね。
ただ、ほかにもっともらしい理屈も、捏造していないかなぁ。
>Great Britain (〜1801)の時は正式には、
>King/Queen of Great Britain,France and Ireland
百年戦争以来の遺恨ですか、フランス王位というのは。
1801年といえば、対仏大同盟に関係ある?
欧州大陸諸国に対し、イギリスは大陸へ野心はないことを示すため、フランス王位を正式に放棄?
ちなみに、翌年はアミアンの和約だったかな(記憶あいまい)。
>>639
マン島は、住民はマンクスと称している、ケルト系の言語を話すとか。
たしか「ルテナントガバナー」がいるのはず。
ルテナントは副とか代理とかいうニュアンスあり。
よって、ガバナーが乗っかる豪州、NZ、カナダより格下なのかな。。。
>>640
@King/Queen of Great Britain,France and Ireland
には、マン島は入っているのかなぁ。
AKing of the United Kingdom of Great Britain and Ireland and of the British Dominions beyond the seas
はどうだろ。「of the British Dominions beyond the seas」に含まれているとは思えないですね。
BQueen of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland and of her other Realms and Territories,
Head of the Commonwealth
なら、どうだろ。her other Realms and Territoriesでカバーしてるかなぁと。
あるいは、Head of the Commonwealthでやっとカバーするのかな。
>>638 そのむかしは、マン島には、KINGがいたみたい。結局、
英国王は、マン島王も兼ねる同君連合だんたんでは、と決め付けてはまずいかな。
>>636 カナダの元首が、彼女というのは了解しました。
ただ、その元首としてのタイトルはなんでしょうか。「元首」、ただそれだけでしょうか。
Queen(King)でしょうか。
Queenなら、カナダはKINDOMということ?、そう短絡はだめかも。
どう考えましょうか。
644 :
世界@名無史さん:04/05/04 20:14
>>643 どうもカナダでは正式には
Queen of the United Kingdom, Canada and Her other Realms and Territories
しかしオーストラリアでは
Queen of Australia and Her other Realms and Territories
と呼ぶようです。
NZ、カリブ海や太平洋の英連邦立憲君主国も同様。
豪州は73年、NZは74年まではカナダと同様の形式だったようですが。
なんで変えたのかは分かりません。
しかしそうすると英女王は確かにカナダやオーストラリアのQueenであるわけですが、
しかしカナダやオーストラリアはKingdomかというとそういう表現は聞いたことないですねぇ。
645 :
世界@名無史さん:04/05/05 16:12
628ですが、
632の記載の後半、大間違いでした。ごめんなさい。お騒がせしました。
ウインストン・チャーチルは、生前貴族爵位はもらっていません。
だから、「Lord爵(卿爵?)」をもらう余地はまったくないですね。
彼のご実家(マールボロ公爵家)が有する複数タイトルのひとつに、
Lord Of Churchill があったようです。これと混同しました。
ちなみに、これは1680年代に授与のようで、
当然、スコットランド王国は 「法的に」存在してました。
大変すみませんでした。
646 :
世界@名無史さん:04/05/05 16:43
しかし、630でのコメントのとおり、
GB,UKは、やっぱり5爵位、しかし、
スコットランドは、6等爵だった、というのは変わらない。
わけだね。
647 :
世界@名無史さん:04/05/05 16:59
>>638 マン島について、どこをググったの?
僕は、
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Manx を見た。
The Isle of Man, a British crown dependency, l
ies in the Irish Sea almost equidistant from England, Ireland, Scotland and Wales.
With an area of 572 km² (221 square miles) and a population of around 76,315 (2001 Census)
it has the "Oldest Continuously Democratic Parliament in the World" - the Tynwald - founded in 979.
Lords of the Isle of Man という称号がこの国?の元首?らしい。エリザベスさんだが。
要するに王国(Kingdom)ではないのか。
1504年までは、下記の最後の王がいたとのことで王国の格式があったようだが、
格下げになったかな。
Thomas II Stanley of the Isle of Man (1459-1504) 。
もっとも、この王が、英国から派遣されていたのか、どういう王か、よくわからんですよ。
もともとのマン島の王国時代、
なんらかのPeerのような階級、そういうものがありそうなもんですが、
彼らはどうなったんだろう。
Baron的な、人とか、
Englishに服すにあたって懐柔のため、伯爵なり男爵された人、いないわけないと思うけど。
どうですかねぇ。
Crown dependencies are possessions of the British Crown,
as opposed to overseas territories or colonies.
They include the Channel Islands of Jersey and Guernsey and
the Isle of Man in the Irish Sea.
None form part of the United Kingdom,
being separate jurisdictions,
nor do they form part of the European Union,
instead having associate member status.
647で、British crown dependency があったので、引いてみた。
マン以外にもあるみたいですね。
ところで、
>>644
カナダや、オーストラリアでの、元首の名を、「Queen ・・・・」
と示してもらいましたけど、
これは彼女のもっているもっとも高い位(クイーン)を
敬称として呼び名に使っているだけ、という可能性はないでしょうか。
つまり、彼女は、カナダの元首ですが、カナダのクイーンではない、ということはないでしょうか。
マンでは、Lordであって女王ではないようです。
もちろん、敬意をこめて、クイーンと呼ばれるかもしれませんが。
>>647 Isle of MAN は元々王国、英国から派遣された王ではない。
Wales の状況とはちがう。まともに英語も読めないのか。
わたしがぐぐったものでは、
マン島の歴代国王表では、
スコットランドのルール、Englandのルールという部分があり、引用した国王のところは
EnglishuRuleとなっている。
もともとの国王はいわゆる民族王朝的なManxによるものかどうか別として、
その後の王が、どうであったかはわからいだろ。
お前が、よい、Webでも知っているなら教えろ。
でなければ、消えろ。
マナーを知らぬ馬鹿には教えたくないが、
そうでない皆さんもいらっしゃるので、続けますよ。
English Ruleの部分を見ると、
William Montacute, 1st Earl of Salisbury (1333-1344)
William Montacute, 2nd Earl of Salisbury (1344-1392)
William Le Scrop of the Isle of Man (1392-1399)
Henry Percy of the Isle of Man (1399-1405)
John I Stanley of the Isle of Man (1405-1414)
John II Stanley of the Isle of Man (1414-1437)
Thomas I Stanley of the Isle of Man (1437-1459)
Thomas II Stanley of the Isle of Man (1459-1504)
となっており、この後は王ではなく、先ほどのべたLordとなってくる。
ふつうの歴史好きでも、マン島の歴史は詳しくないはずだから、
よくわからなくても非難される筋ではないが、
ここ、スタンリーだとか、パーシーだとか、
バラ戦争からチュダー朝に連なるEnglandの有力貴族の一門を彷彿させるよね。
たとえば、Topにある人物だけど、僕の知っているWebの情報だと、
William Montacute, 1st Earl of Salisbury,
3rd Baron Montacute (1301-1344) was an English nobleman.
となっている。
ではもう失礼する。
>>651 >Webの情報
またも前さんかい。聞く耳持たずに質問スレ荒らしたツケは払ったか?
書けば書くほど無知をさらす結果になっているぞ。
貴族の事を知りたければ、もう少し歴史についても学んでから出直しなさい。
ヨーク公は女王の次男が名乗ってますが
彼の次のヨーク公位はチャールズ皇太子の次男
ヘンリー王子に行くんですかね?
後もう一つ疑問
もし今のヨーク公に男子の跡継ぎがいた場合
やはりヨーク公は名乗れないんでしょうか?
>>655 http://en.wikipedia.org/wiki/Duke_of_York によると、
The title Duke of York is a title of nobility usually given to the second son of the British monarch,
unless the title is already held by a male descendant of an earlier Duke of York
今のヨーク公に跡継ぎがいない場合は ヘンリーさんが名乗るみたいですね。
ヨーク公に男子がいた場合その人が次のヨーク公になる
その場合チャールズ皇太子が王になったときに
ウイリアム王子はプリンスオブウェールズを名乗れるにしても
ヘンリー王子は爵位はもらえないんですかね?
>>657 何か必ずもらえますよ。
Clarence、Cambridge、Connaughtといったタイトルが可能性ありそうです。
>>628 久しぶりに来ました。遅レスすいません。
Argyll公の嗣子のcourtesy titleの件です。
かつてMarquess of Lorneと書いた理由は、
所有するタイトル名は確かにMarquess of Lorne and Kintyreですが、
Who's whoの見出しが「LORNE, Marquess of」となっているためです。
同書でNorfolk公の嗣子は「ARUNDELL AND SURREY, Earl of」となっており、
この辺り、本人か家にコダワリがあるんだろうと勝手に思ってます。
余談ですが、
Complete PeerageではMarquess of KINTYRE AND LORN [sic]となってます。
>>628=598
>すると、イギリスのそれを持ち込んだ人(アルバート公)の奥さんも、
>当然、このドイツ系のPrinceのDukeへの配偶者としてのタイトル名乗りうる(普段は使わないかもしれないけど)と
>思うんですが。
おっしゃる通りです。
私の572のカキコが大間違いでした m(_ _;)m
ビクトリア女王はCourtesy titleとして、
Princess of Saxe-Coburg and GothaとDuchess of Saxonyを名乗れると思います。
あのときはsuo jureのことばかり考えていました。
Who's whoの見出しベースで各公家嗣子のタイトルをまとめました。
1. Norfolk公 Earl of Arundel and Surrey
2. Somerset公 Lord Seymour
3. Richmond公 Earl of March and Kinrara
4. Grafton公 Earl of Euston
5. Beaufort公 Marquess of Worcester
6. St Albans公 Earl of Burford
7. Bedford公 Marquess of Tavistock
8. Devonshire公 Marquess of Hartington
9. Marlborough公 Marquess of Blandford
10. Rutland公 Marquis of Granby
11. Hamilton公 Marquess of Douglas and Clydesdale
12. Buccleuch公 Earl of Dalkeith
13. Argyll公 Marquess of Lorne
14. Atholl公 Marquess of Tullibardine
15. Montrose公 Marquis of Graham
16. Roxburghe公 Marquis of Bowmont and Cessford
17. Manchester公 Viscount Mandeville
18. Northumberland公 Earl Percy
19. Leinster公 Marquess of Kildare
20. Wellington公 Marquess of Douro
21. Sutherland公 Marquess of Stafford
22. Abercorn公 Marquess of Hamilton
23. Westminster公 Earl Grosvenor
24. Fife公 Earl of Southesk
日本では多くなりすぎた(財政的に養いきれなくなった)皇族に姓(源氏や平氏など)を与えて
臣籍に降下させます
サウジアラビアではそうした概念がない為王子が6000人以上もいて
財政的に大変だそうです
イギリスを始めとするヨーロッパの王族や貴族はどのくらいまで自分は王族である、貴族であると
称することが出来るんでしょうか?
英国王家の場合孫まででなかったかな?
ヨーク公とか、次代は(ジョージ5世から数えて)曾孫なので王族ではなくなるんだとか。
664 :
世界@名無史さん:04/05/09 15:19
王家の血を引くとかも範囲がわからんな。
665 :
とおりすがり人:04/05/12 20:46
>>660殿
suo jure とはなんでしょうか。気が向いた時でも、よろしくお願いします。
666 :
足跡だけ残しておきます。:04/05/12 21:10
マン島
King of the Isle of Man (Kingdom)から、Lord of the Isle of Man (crown dependency)へ。
アイルランド
Lord of Ireland (???わかりません)から、King of Ireland (Kingdom) へ。
名前、国号?見る限り、逆の流れですね。
667 :
質問してもよいですか。:04/05/12 22:46
ウエールズ公ですが、第何代ウエールズ公という言い方はあるのですか。
特に、たとえば現チャールズ皇太子ですが、第何代Prince of Walesとか。
質問の趣旨ですが、この公位は、彼(彼女)が王位につくたびに、Merged to Crown して、
息子には、新たに、授与される(Creation)ものなのですか。
それとも、ほかの、一般貴族の爵位のように、息子にSuccessionされるのですか。
具体的には、ウイリアム王子がウエールズ公になるとき、どういう手続きなのかということです。
>>665 suo jure =in his [her] own light
ラテン語ですので、英語中に表記するときはよくイタリックにします。
suo jure Countess of Mar とか、
Countess of (suo jure) Sutherland のように用いられます。
>>667 公式HPには21代目とあります。
tp://www.princeofwales.gov.uk/about/rol_creation.html
但し起源が必ずしも明確でなかったり、
途中でもthe Old Pretenderを数えるか数えないかといった問題があるため、
何通りか数え方がある、と聞いたことがあります。
それと、おっしゃる通り王位を継承すればmergeされます。
但しこのときmerged in the Crownと表現するようです。
(貴族間でmergeされるときはtoを使う・・・merged to the Dukedom of Norfolk)
先例では、そのとき息子は同時に、
Duke of Cornwall, Duke of Rothesay, etc. にbecomeし、
そして少し間を置いて、
Prince of WalesとEarl of Chesterにcreatされます。
この時はsuccessとは言わないようです。
すいません。途中で送信してしまいました。
(続き)
結局、Prince of Walesは厳密に言うと(通常の貴族同様に考えると)、
successでもrestoreでもなく、一代一代新規叙爵(creation by patent)される格好ですが、
特別扱いか、箔を付けるためか、通算の代数で表現されるようです。
>>660 ご教示ありがとうございます。
例えば、サッチャー女史でいえば、
603で、Thatcher of Kesteven(1992,UK)となっているが、
これが、In Her Own Rightのタイトル。
「suo jure Baroness of Thatcher of Kesteven」 と使うんだ。
ラテン語を使わずに、「Baroness of Thatcher of Kesteven in her Own right」
と使うことはできますか?
Margaret Hilda Thatcher (née Roberts), Baroness Thatcher
↑ ごめんなさい。
Margaret Hilda Thatcher (née Roberts), Baroness Thatcher
がエラく離れてしまって。
よそから、拾ってきたものです。
née Roberts がよくわかりませんが、ご存知ですか。
それと、671ですが、「In Her Own Right」は、、
「In Her Own Light」の間違いですよね。
重ね重ねすみませんです。
673 :
世界@名無史さん:04/05/15 20:57
>>669 主題と離れたこと聞くようですが、クラウンにマージされない場合
つまり、貴族間でのマージとはどんなケースがあるのでしょうか。
merged to the Dukedom of Norfolkという例を挙げておられますが。
例えば、モールバラ公爵位が、スペンサー家に継がれた場合とかでしょうか。
つまり、モールバラ家で男系が断絶したため、縁続きのスペンサー伯が、
モールバラ家の当主となり、両家の有する爵位を併せもつようになったケースがありますが。
(ダイアナ妃のスペンサー伯家は、その後新たに創出されたもの、モールバラ家の当主を
継いだものの、分家筋)
あるいは、Dukeの領地(DUKEDOMの一部を 男爵領だか、陪臣領だか、分封された者が、
そのDUKE位を継ぐケースなんでしょうか。
<一旦 切ります。>
674 :
世界@名無史さん:04/05/15 21:08
merged in the Crown での 前置詞 IN と
merged to the Dukedom of Norfolk での 前置詞 TO
の使い分けなんですが、
WalesのPrincepality は、本来、イングランド王国の一部という
感覚が、Inの中にあるのかなと思ったりします。
ちなみに、下のは、エジンバラ公位の記述です。こちらは、明確にスコットランドの一部でして、
Walesとは少し(だいぶ)いちづけが違いますが。
Prince Frederick Lewis (or Louis), who would later become
Prince of Wales himself. Upon Frederick's death,
the title was inherited by his son Prince George.
When Prince George became King George III,
the Dukedom "merged into the crown," and ceased to exist.
675 :
世界@名無史さん:04/05/15 21:29
>>428を見てください。公爵家の序列。とにかく古い順みたいです。
それで、
Cornwall (1337, Eng.) Prince of Walesが保有
Rothesay (1398, Scot.) Prince of Walesが保有
見てもらえました?
これ見ると、コーンウオル公は、何度も、プリンスオブウエールズと一緒に
王冠にマージされている筈ではないですか(merged in the Crown) 。
なのに、このリストでは、ずいぶん古いですね。
箔付けのために、こういう風に数えているだけで、
本当は、現コーンウオル公位は、
チャールズの皇太子就任時からのスタートと見るべきですか。
>672
1 nee = 旧姓
2 In Her Own Rightに決まってんでしょ。
英和辞典ひいたら?
>>665=671=672
>>676 重ね重ねすいません m(__)m
668が間違ってます。勿論 "right" です。
>>671 私はそういう表現は見たことありません。
>>673 ノーフォーク公は単に筆頭公爵として書いただけだったのですが、気になって再度調べたら、
Crownの場合はin以外の用例を探し出せなかったのですが、
貴族でinの例も見つけてしまいました。
だから、もしかしたらこだわる必要がないのか、inのほうが正しいのかもしれません。
私は、通常はtoを使うが、王権の場合のみ例外的にinを使うのかと、一人で納得してたのですが。。。
すいません、inかtoかの件は、私ももう少し調べますが、
どなたか英文法に詳しい方のご意見がいただけるとうれしいです。
さて、673さんの本題にお答えしますが、引例が正にそうだと思います。
一般的には、一旦引っ付いた爵位が継承権の違いで再度分離することもよくあります。
>>675 >>670のPrince of Wales同様だと思います。
通算代数は24th Duke of Cornwall, 22nd Duke of Rothesayになると思います。
680 :
世界@名無史さん:04/05/19 22:57
>>678 「引例が正にそうだと思います」とのことですが、
モールバラ公爵位の例を指しておられるのですか。
それとも、自分の領地(爵位も本来は対応する領地がありと思いますので)を
分割した例を指しておられるのですか。
尤も、私が、ここで書いた分割の例は、分割したものの、宗主権は留保していたものが、
再び、その上位の爵位(宗主権を持つ側へ、つまり、分割元へ)へ統合されるような
意味で書いたんですが。
***こういう「陪臣へ土地はともかく、爵位を与える権利」は、
英国では通常はないと思いますが。
モールバラ公爵その他チャーチル家の爵位が、
サンダーランド伯爵(スペンサー家)に継承された例を指しました。
hosyu
683 :
世界@名無史さん:04/05/27 18:53
>>660 ラテン語表記「suo jure 」についての説明ありがとうございました。
suo jure Baroness of Thatcher of Kestevenと使うんですね。
重ねて質問するのは気が引けるんですが、
夫人として、夫が彼自身の資格で爵位を持つ場合の、
夫人の称号は、なんと表現するんでしょうか。
そもそも、英語でなんと言うのかわからないんですが、
また、ラテン語を用いてなんというのか、
教えてくださると幸いなんですけど。
681殿
マージの結果、Extinctするケースではなくて、
マージの結果、双方を名乗るというケースですね。
ありがとうございます。
ただ、話題を勝手に広げますが、そもそも、
Extinctになる場合と、ならない場合、
どこに、基準があるのでしょう。
685 :
680です。:04/05/27 19:43
イングランドとスコットランドは、同じ人が君主になっても、
ずっと、別別のタイトルであり、領域でした。
これはマージとは普段は言わないけど。
ただ、1707に特別な法律を作って、ひとつに纏めた。
これでイングランド王位とスコットランド王座は、ともになくなり、
代わりにグレートブリテン王位ができた。
イングランドという領域とスコットランドという領土はなくなり
(封土というのかな、でも双方、が至高の地位たる王だから、そうは言わないかもしれない)
代わりにイングランドもスコットランドもひとつの地域になった。
686 :
680です。:04/05/27 19:50
ウエールズとコーンウオル、ともに、ケルト系の抵抗が強かったところ。
コーンウオルは、イングランドの一部です。コーンウオルというDUKEDOMがあるけど、
これは、イングランド王から与えられる封土のようなもの(文字通りには)。
ウエールズは、イングランドの一部では、ないようなあるような。
プリンスオブウエールズが居て、有名無実とはかもしれないけど、
ひとつのPrincipalityを形成しているという理解でよいのでしょうか。
ウエールズは、イングランドにマージしているのか、していないのかよくわかりませんが、
同一の家系に統合されているという意味ではたしかにマージしてますね。
☆マージは、同一の家系という使い方と、
そうではない、それ以上を意味する使い方があるのか、と ふと思った。
>>683 女性自身が爵位を有するというのは、どちらかと言うと例外であり、
それを強調するためにわざわざ suo jure Baroness とか、
Baroness in her own right とか称するのだと思います。
なぜラテン語なのかは、英国の法律もラテン諸国の影響を受けているためで、
法律用語として suo jure が用いられるのだと思います。
だから普通の男爵夫人(?)は普通に Baroness と称すれば事足りるので、
特にそのような表現はないようです。
suo jure は女性のみが対象でないので、suo jure Baron ... と称しても誤りではないですが、
わざわざつける必要がないから、つけないのだと思います。
>>684=680
extinctは継承者がいない場合であり、mergeは継承されることが前提なので、
同時にはおこらないと思いますが、いかがでしょうか?
それと〜686のEngland, Scotland, Wales, (Ireland)の関係がどうなっているのかは、
確かに複雑で面白いですね。。
話は変わりますがPrince of Walesが
王位を継承すれば、The Principality of Wales, etc. "merged" in the Crownですが、
死亡すれば、The Principality of Wales, etc. "lapsed" to the Crownとなるようです。
689 :
世界@名無史さん:04/05/30 17:32
>>688 >extinctは継承者がいない場合であり、mergeは継承されることが前提なので、
>同時にはおこらないと思いますが、いかがでしょうか?
そのようですね。WIKIというお手軽なURLで、エジンバラ公を調べましたが、
マージにより、消滅のケースは、「Ceased to Exsist 」と使い分けていました。
Extinctは避けているみたいでした。
スチュアート家のスコットランド王位が、
すでにイングランド王位を有するチューダ家に
引き継がれたケースも、まさに、マージであると言ってよいんでしょうか。
(よく同君連合といいますけど。双方、主権国家だからかな)
チャーチル家のモールバラ公位が、
すでにサンダーランド伯位を持つスペンサー家に引き継がれたケースと
まったく同じ構図に見えますけどもね。
690 :
Duke of Marlboroughについて:04/05/30 19:25
まずは、マージした(合体した)例:
チャーチル家
Duke of Marlborough(Created 1702),Marquess of Blandford (1702),
Earl of Marlborough (1689), Lord Churchill (1685).
スペンサー家
Earl of Sunderland (1643), Baron Spencer of Wormleighton (1603)
これが合体した。
初代マールボロ公爵(ジョン)に男子の後継がおらず、
2代公爵はその娘(へんりえった)がなった(夫はスペンサー家の当主)。
3代公爵はその子供がなった(よってスペンサー家出身)。
691 :
Duke of について:04/05/30 19:36
今度は、分離する例:
1)Charles Seymour, 6th Duke of Somerset (-1748)
2)Algernon Seymour, 7th Duke of Somerset (-1750)
3)Edward Seymour, 8th Duke of Somerset (1701-1757)
この2)の7代目サマセット公爵(ほかにもタイトルあり)は、
新たにノーサンバランド伯を得る。
ただ、彼の後継者は娘しかおらず(えりざべす・ シーモア)、
彼のタイトル(ノーサンバラント以外は、
彼のイトコハトコのエドワードへ。但し、いくつかはExtinctする)。
ノーサンバラント伯位は、本来エドワードへ行く筈のものではないから、
ふつうなら、Extinctな感じだが、そうはならず。
で、エリザベスが、2代目伯爵となると思いきや、かの女の夫が、
襲爵する。彼は、その後、Dukeになる。
エリザベスが2代目伯爵とならなかった点が、モールバラ公爵位とは異なる。
692 :
世界@名無史さん:04/05/30 19:39
↑↑↑
タイトルを Earl of Northumberland
とするつもりでした。失礼。
現当主
ウエストミンスター公爵
Sir Gerald Cavendish Grosvenor, 6th Duke of Westminster
サマセット公爵
John Michael Edward Seymour, 19th Duke of Somerset
ノーサンバランド公爵
Ralph George Algernon Percy, 12th Duke of Northumber
モールバラ公爵
John George Vanderbilt Spencer-Churchill, 11th Duke of Marlborough
いずれも、爵位のうち、とりあえず最高位のものを付すのが普通?見たいです。
よくわかりませんが(スマン)。
(ウエストミンスター公爵だけは、Sirもついてる点注意。)
694 :
世界@名無史さん:04/05/31 19:59
以前、NHKの衛星放送で落ちぶれたイギリス貴族の番組やってたね。
爵位を持つその初老の男性はトイレ詰まりを直す仕事をしていた。
爵位を持ちながら、こんな仕事をしているということで、
顧客から驚嘆の目で見られ、食事によく招待されると言ってた。
別に不幸がっていないで楽しそうに人生を送っている感じだったよ。
695 :
世界@名無史さん:04/06/10 21:28
あげ
696 :
世界@名無史さん:04/06/15 23:01
ノーサンバランド公爵
Ralph George Algernon Percy, 12th Duke of Northumber
691のいう、7代目サマセット公爵は、初代ノーサンバラント伯爵でもある。
この女婿のヒュー・パーシーは、つまり2代目ノーサンバラント伯爵であるけど、
彼は、その後、ノーサンバラント公爵になった(初代ノーサンバラント伯爵)。
侯爵は飛ばしたんだけど、なんで飛ばすんだろう、お金の問題かな、どうでしょう。
話を戻すけど、
彼って、実は、スミソン準男爵家の跡取り(兄貴が死亡)だが、
伯爵を継いだときは、
サー・ヒュー・スミソン、セコンド・アール・オブ・ノーサンバラント
だったんではないかな(>>693)。
だから、サー・ヒュー・パーシー、ファースト・デューク・オブ・ノーサンバラント
でも、良いような気がするんだが。
697 :
世界@名無史さん:04/06/16 21:10
苗字が変わったからかもしれないぜ。
スミソンのままなら、OKであったかもさ。
準男爵は、苗字にくっつくもので、苗字が変わったらだめなんじゃないか?
伯爵などは、本来は、領主というか、国王代官というか、だろさ。
つまり官職名だから、苗字との結びつきが必然ではないのではないの。
それとも、姓を変えるときに、準男爵は捨てるという取り決めだったんかもよ。
準男爵を併せ持っていると、いかにも、新興貴族に見えるしさ、
そいで、ヒューさんも 準男爵には、こだわらなかったんじゃ。
さて、どっちの推理が正しんだろね。
698 :
世界@名無史さん:04/06/16 21:45
貴族の定義は、議会の出席権であると断じたひと、いましたが。
議会がなかった時代にも、貴族はいたと思う。
議会が整えられた後、そういう風になったかもしれないけど、
その前はどうだったんだろうと思う。
@ノルマンコンクエストの時に、たとえば、ハロルドに付いたは、伯爵とかいるじゃないの。
Aジョン王の時、大憲章の際、バロンたちとか出てくるじゃない。
Bヘンリー3世が即位したあと、フランスとの戦いの中で、いろんな伯爵がでてくるじゃない。
議会は、ヘンリーのとき、その始めがあったとされ、シモンの議会とかね。
そのときは、大商人も招かれているけど、この大商人は貴族でないよね。
ヘンリーの息子のとき、模範議会が召集されてというけど、
議会がそれなりに確立するまで、まだ長い道のりがあるよね。
大憲章のとき、バロンたちというけど、
国王にバロンに叙してもらったんだろうか。
このとき、バロンの大きいのをアールと呼んだというけど、
大きいバロンに改めて、アールを国王が与えていたのかな。
アールは、アールである前にバロン、つまり、両方持っていたのかな。
バロンというのも、領地があってそこの領主かな。
すると、バロンを複数持っていてもよいよね。
領地の格を、アールに上げ下げする、これを国王がもっていたのかな。
それって、少しちがうみたいだよね。
△○伯が、△○公になるとき、
△○伯位と△○公位を両方保持するようになるけど、
領地はひとつだけだから、ある土地が伯爵領であり公爵領であるはずないしね。
699 :
たたかれそうな予感:04/06/16 23:02
シティオブウエストミンスターってありますけど、
これは、ロンドン市とどういう関係ですか。
700 :
\(^■^ ラ 【卍】余に逆らって:04/06/16 23:27
宣戦布告なんかしなければ、イギリス帝国の範図はそのままだったのに、余計なことをして海外領
土を全て失ったチャーチルは『駄目宰相NO.1』だな!
701 :
世界@名無史さん:04/06/17 00:07
>698
イギリスの貴族制は重層的で、議会の出席権云々はそのうちの
peerageと呼ばれているもの。
↓でも読んで勉強してくれ
ttp://www.freewebs.com/peerage/nobleinfo.htm 特に大事なのはこの辺か
This was the strictly honorary nobility or "parliamentary peerage" of
the United Kingdom and Ireland. These were titles not based on land
tenure and were granted purely honorifically without land grants
attaching. These could not be sold, but only inherited according to
the wishes expressed in the letter of patent creation by the
sovereign granting them.
703 :
世界@名無史さん:04/06/19 20:04
新書版の「イギリスの大貴族」海保氏著
に読んだんだが、ノーサンバラント公爵のような北部イングランドの貴族は、
「北部の節度使」「東北部に節度使」に任じられたと書いてある。
これって、本来、唐の役職だよね。
ここでいっている節度使(せつどし)は、英語(原語)でなんというんだろー。
DUKE とか、EARL ではないのかねー。つか、DUKE、EARLは、役ではなくて、単なる称号なんだろうか。
(まだ、上のURLは読んでないので、ごめん)
Wardenかな…>節度使
705 :
世界@名無史さん:04/06/19 21:24
官職は与えると世襲化し、土着化してとか、結局爵位になってしまったとか、聞きますが、
このWardenはそうならなかったんですねぇ。
706 :
世界@名無史さん:04/06/19 21:34
698
PEERも歴史的なものでしょう。
すくなくとも近世近代では、議会出席権があるんでしょうけど、
中世ではそれは基準にはならないのでは。
また、上院改革が進むと、21世紀の半ばには、この基準は当てはまらなくなるんでは。
また貴族の概念も、ここでは、Peer と Baronet とKnightですけど、
これも、どうだか。
また、エスクワイヤやジェントリーをどう考えるか、
紋章を有する階層をどう見るかという基準もあるでしょうし。
あのさ
ケント公って二人いない?
Prince Edward, Duke of Kent
Prince Michael of Kent
708 :
世界@名無史さん:04/07/06 01:19
age
709 :
世界@名無史さん:04/07/08 21:08
イギリスの貴族は欧州でも割りと変わった存在らしい。
今読んでる本によると貴族集団全体で保有する特権が少ないのがめずらしいらしい。
上院の議席などが保有できるのが当主のみな例なんかがあげられていた。
フランスなんかは貴族院とかどうなってたんだろう。
フランスに貴族院なんてあるわけないだろ
下院からちゃんと議員になってるのもいるだろうし
711 :
世界@名無史さん:04/07/26 02:20
森護の著書に、英国皇太子はチェスター伯位で上院に議席を持つとある。
現皇太子は、1952年にコーンウォール公などに叙せられて、
1958年にプリンスオブウェールズ&チェスター伯に叙せられている。
ということは、1958年以前は議席をもたなかったのだろうか?
コーンウォール公もイングランド公爵であり、
当然上院議員としての資格があると思うのだが、
どなたかご意見下さい。。。
数年後に
↑
数年後に ・・・ 消し忘れスマソ
713 :
ひかる ◆bodgOoQOHA :04/07/26 17:54
715 :
世界@名無史さん:04/07/26 21:29
716 :
世界@名無史さん:04/07/30 21:54
EARLなどの爵位の本来は、もともと、伯爵領という土地区分を設定してそこを治めさせたり、
という行政区画的なものが多いでしょうか。あるいはそういう色合いが強いケースが多いでしょうか。
それがその後、すでに有している私領について、「伯爵領という格付けを与え、お墨付きを付し」、
併せて「領主にEARLというタイトルを許す」ことを狙ったもので、行政区画など段々関係なくなったと解釈するべきでしょうか。
あるいは、当初より、私領という性格だったのでしょうか。
717 :
世界@名無史さん:04/07/30 22:14
チェスター伯っていうのは、イングランド公爵ではないんですか。
これはどういう伯爵なんでしゅか。
これが私の疑問です。
718 :
世界@名無史さん:04/07/30 23:29
716の質問に、ニアミスしちゃうかもしれませんけど:
ノーサンバランド伯爵(公爵)の伯爵領は、ノーサンバラント州全体だったんですか。
そうではないですよね。
タイトルから見ると、そんなふうに思ってしまうかもしれませんが。
もし、そうだとすると、
サンダーランド伯爵は、どういう位置づけなんだと思ってしまいますよね。
そうでしょう。
あるいは、昔のノーサンバラントと今のノーサンバラント州の領域は相当違うんでしょうか。
たまたま、今のノーサンバラント州にはサンダーラントが含まれるけど、
もともとのノーサンバラントには含まれていなかったとか。
719 :
世界@名無史さん:04/08/07 13:54
素朴な疑問だけどイギリス貴族はみんな6フィート以上あるの?
720 :
世界@名無史さん:04/08/07 19:27
721 :
通りすがり:04/08/07 21:16
>>719 ガリバー旅行記の巨人の国の住民じゃあるまいし、そんなことは
ない。貴族の中心たる王族中の王族、肝心かなめのチャールズ皇太
子は5フィート11インチしかない。(^^;
たぶんお金って見たことないよね。カードしか見たことないんじゃないか??
丸い鉄板や、小さい紙切れは、サービス券とかおまけのコインだと思っているよね。
723 :
世界@名無史さん:04/08/07 23:21
>>722 貴族も、硬貨を使うぞ。
コイントス専用だが。
724 :
世界@名無史さん:04/08/08 00:29
>>721 昔本でヨーロッパの貴族は6フィート以上あると書いてあったが・・・
725 :
世界@名無史さん:04/08/08 00:33
>>721 >>5フィート11インチしかない
一インチしか、かわんないじゃん
726 :
世界@名無史さん:04/08/12 17:38
むかし、ダーンリー卿と、アルバート公に触れたのがあったけども。
ダーンリー卿 ヘンリー・スチュアートと言うそうなので、
これはダーンリー卿位というLord of Parlamentのことだと思う。
貴族の子弟(次男三男)への敬意としての、Lordではないと思う。
したがて、ダーンリー卿が「卿」だからといって、ビクトリア女王の夫を
アルバート卿と呼ぶという話にはならないと思う。
727 :
世界@名無史さん:04/08/12 18:35
>貴族の中心たる王族中の王族、肝心かなめのチャールズ
チャールズがどうこうはおいといて、あなたはイギリスの貴族と王族との関係が根本的にわかっていないようですな。
728 :
世界@名無史さん:04/08/13 13:35
王は議会がスカウトした存在にすぎない
古い 貴族から見れば よそ者
729 :
世界@名無史さん:04/08/14 16:49
「エリザベス」というエリザベス1世を扱った映画ありますけども。。。
彼女の側近が、スコットランドの母后(フランスのメアリー・ド・ギーズ)を暗殺した
ってことになってますけど。
こういう噂がかつてあったんですか、それとも作者のまったくの創作?
ちなみに、このメアリーって女性は、メアリードロレーヌということもあるようですが、
フランスのロレーヌ家の出なんでしょうか。
後のロートリンゲン家のフランツ(オーストリアのマリアテレジアの夫)と関係はあるんでしょうか。
730 :
世界@名無史さん:04/08/14 17:10
>>729 ハプスブルク家の「女帝」マリア・テレジアでトスカーナ大公から
神聖ローマ皇帝となった元ロートリンゲン公フランツ・シュテファン、
その7世代前のロートリンゲン公アントンの弟で
8世代前のロートリンゲン公ルネ2世の次男がギーズ公クロード、
その娘がメアリー・ド・ギーズ。
731 :
コピペ推奨:04/08/14 18:57
732 :
世界@名無史さん:04/08/14 22:26
>>706 サーの称号だけでは、上院議員になれないの?
サッチャーは爵位ないけど。
733 :
世界@名無史さん:04/08/14 22:56
>>730の訂正
ハプスブルク家の「女帝」マリア・テレジアの夫君で、トスカーナ大公から
>732
>サーの称号だけでは、上院議員になれないの?
なれん
>サッチャーは爵位ないけど。
はい?
735 :
世界@名無史さん:04/08/14 23:39
>>732 サッチャー元首相は1992年に一代貴族に叙されている。
Baroness Thatcher of Kesteven
ケスティヴンのサッチャー男爵夫人(女男爵)と呼べば良いのか?
736 :
世界@名無史さん:04/08/16 16:22
@呼びかけのほかに、
A手紙に書く(宛名として)、また、B文章で言及する場合がある。
なお、サッチャーの旦那は、準男爵なので、準男爵夫人としての立場もあるが、こっちはどうする。
>>706、
どうも日本人は誤解しているようですが、Sirを卿と訳すのも間違いのようです。
卿はLord以上でしょう。
日本でいうとSirは勲ニ等〜勲三等授与者くらいに思うといいんじゃないでしょうか?
官庁次官経験者や大使級の官僚が貰えるんですから、貴族とも言えないでしょう。
ですから勲一等や大勲位なら当然一代貴族クラス。
日本でも中曽根大勲位と細川護煕と言ったら、政治家の能力は別として、
家柄や貴種度についてわかっているように、英国でもSirだけでは別に貴族
だなんて思われません。
>737
>卿はLord以上でしょう。
同意するけど、『ナイジェル卿の冒険』といった訳が定着しているのも
また事実。
>家柄や貴種度についてわかっているように、英国でもSirだけでは別に貴族
だなんて思われません。
今はそうだけど、18世紀かひょっとすると19世紀くらいまではNobilityの
範囲に入ると考えられていた。
>>739、
お書きになったこと全て同意します。
ただ、
>>739さんのように認識されている方ばかりではないようなので、
スレタイに沿って書いてみたのです。
>740
了解
にしても誰かSirに適当な訳語与えてくれんかなあ
今さらそんな無理言ってもねえ・・・
743 :
世界@名無史さん:04/08/27 20:46
ホームズ物に出てきた、ある公爵家は、侯爵や伯爵の称号をいくつも兼ねてた
けど、今でもこうなのですか?
744 :
世界@名無史さん:04/08/27 20:51
資産家貴族は、貴族全体の何%?
チャーチルの家なぞ家計苦しいらしいね?
745 :
世界@名無史さん:04/08/27 23:26
>>718 ノーサンバラント州と、ノーサンバラント伯爵領(公爵領)は、違うと思う。
後者は、ノーサンバラント伯爵という位を持った家の私領ということだろう。
男系が絶えて、爵位を失っても、土地は娘に相続されるだろう。
(ただ、昔は、土地は王に収公される口実をあたえる危険はあったかもしれない)
746 :
世界@名無史さん:04/08/28 23:44
>>718質問には答えていないけど。
爵位と土地の関係はあまり強くないのではないかという気がしています。
たとえば、ノーサンバランド公爵についてみると、
(1)始祖のウイリアム・ド・パーシーが、ノーサンバランド内に封土を貰ったのがスタートのよう。
(2)その後、このあたりの「節度使?」というものに任じられ、精強を誇る。
(3)ウイリアムの孫の死で、男系断絶。でも、ジョスリー・ド・ルーヴァンと結婚していた娘が封土を相続。
(4)なぜか、その子孫は、パーシーを名乗る。(名乗るのは自由かもしれないが)
(5)ヘンリー・パーシーが、1377年にノーサンバランド伯爵位を叙爵(初代伯)。
(6)三代伯のヘンリーが、1461年、王に反抗し敗死。(爵位も封土も奪われる)
***ネビル家が、ノーサンバランド伯になる(封土も貰う)。
その後、王に逆らい滅亡。
(7)147×年、ヘンリーが、四代伯爵となる(3代伯爵の遺児)。節度使?にもなる。
(8)1537年、六代伯のヘンリーが死亡、封土と爵位は収公される。
***ジョン・ダッドリーがノーサンバランド公爵に就任、その後、メアリー女王により刑死
(9)1557年、トマス・パーシーがノーサンバランド伯爵(七代伯爵)、
封土も大部分を回復する。節度使?にもなる。
十代伯爵アルジャーノン・パーシーは、ノーサンバランドとサセックスの総督も務める。
(10)11世ジョスリン・パーシー、1670年イタリアで客死(男系子孫おらず、断絶)
(11)チャールズ2世、自分の子供(フィッツロイ?)をノーサンバランド伯に叙し、その後ノーサンバランド公爵にする。
なお、後継なく死亡し、断絶。
その後のパーシー家による復活は、どなたかの書き込みのとおりです。
節度使とはWarden のようですね。これは軍事司令官かな。
総督は、知事さんでしょうか。アイルランド総督みたいな奴かな。
イングランド本土にも、総督ってあったんですね。
書き落としましたが、
(10)でジョスリーの死亡後、爵位こそ失われましたが、
その封土は、残された娘に継がれたはずです。
爵位と封土のつながりはあんまりないですね。
748 :
世界@名無史さん:04/09/03 00:11
イギリス王族のグロースター公女(プリンセスでなくレディ)が
ニュージーランドの原住民マオリ族の男性と結婚したそうですが
この場合、公女の夫や子供はどういう身分になるのでしょうか?
公女自身もレディですが、貴族でなく王族だそうですし。
749 :
世界@名無史さん:04/09/11 15:56:17
>シティ・オブ・ロンドン(City of London)は、単にシティとも呼ばれ、
>ロンドンの起源であり、金融の中心である。1998年の人口は5,200人。
>シティは、独自の警察組織(ロンドン市警察、City Police of London)を
>持つ。ロンドンのその他の地域は、
>首都圏警察(Metropolitan Police Service、本部は、
>ニュー・スコットランドヤードとして知られる)が管轄している。
>古くから自治都市であり、国王といえども市長の許可がなければ、
>シティ内にはいることはできない。
こんなところに、王の封臣であるウエストミンスター公爵が、
封土をもらっている、なんて変ですよね。
実際は、封土ではなくて、自分で購入等した私有地なんですけど。
でもまぁ、ウエストミンスター公爵という名前自体、封土という感じですし、
ロンドン市長をなめていません?
750 :
世界@名無史さん:04/09/11 16:00:48
ノーサンブリア伯は、
七王国のノーサンブリア王国と、あるいは王族と
関係あるのか。
ノーサンブリア伯の爵位は、
ノーサンバランド伯の爵位とどう関係あるんだろ。
751 :
世界@名無史さん:04/09/11 19:48:36
サッチャーの夫デニスは准男爵だったが、先日逮捕された息子も准男爵なの?
752 :
世界@名無史さん:04/09/11 19:52:18
多分一代限り
753 :
世界@名無史さん:04/09/25 14:54:27
英国の爵位は、イングランド、スコットランド、アイルランド、グレイトブリテン、連合王国に
5分されます、
それはしってます。
たとえば、グレイトブリテン爵位ならば、
イングランドとスコットランドの連合の年から、連合王国成立までですよね。
では、イングランドの爵位、DukeからBaronはそれぞれいつごろからでしょうか。
いつまでかは、わかるんですが(イングランドとスコットランドの連合まで)。
ちなみに、DUKE( Duke in England)は、
コーンウオル公の位が、嚆矢です(14世紀)。
Marquess ( Marquess in England)は、
弟9代オックスフォード伯に、1385年に与えた、ダブリン候が嚆矢です。
ちなみに、ダブリンはアイルランドの領域にありますけど、
同時はまだアイルランド王国はなく、
あくまでもイングランド王の私領?だったと思います。
この私領が、イングランド王国領の一部といえるか、よくわかりませんけど(苦笑)。
なお、このダブリン候は、アイルランド王国成立(チューダ朝)の前に、Extinctしてる
と思います。
754 :
世界@名無史さん:04/10/02 15:36:46
>ちなみに、DUKE( Duke in England)は、コーンウオル公の位が、嚆矢です(14世紀)。
これは、ブラックプリンスに与えたときのことですね。
755 :
世界@名無史さん:04/10/02 15:41:34
グロブナー家なんですが、もとは、チェシャーの郷士の出と聞きます。郷士っていうのは、
Gentlyのことですね?
ジョン・ハワードも、ノーフォークの地主の出と聞きます。
先祖は、法律家だそうですが、
ノーフォークに土地を購入して地主になり、
Genlyの身分を得ようとしたのでしょうか。
スタンリーも、やはり
チェシャーのとある地方の小地主の次男とのことですから、
Gentlyですよね。
gentryだっつーの
757 :
世界@名無史さん:04/10/03 06:28:11
突然の質問ですみません。イギリスで、準男爵またはナイトの
クリスチャンネームにつける敬称をなんと言いますか???
760 :
世界@名無史さん:04/10/16 22:21:12
スコットランドのカイザーにもナイト称号あげてほしかった。有名で優秀な猫だったよ。
761 :
世界@名無史さん:04/10/16 22:26:27
間違えた。
カイザー×
タウザー○
スコットランドに皇帝がいたのか?と思っちゃったじゃないか。
763 :
世界@名無史さん:04/11/02 23:38:54
こんばんわ
764 :
世界@名無史さん:04/12/05 21:34:48
保守ついでに
>>757 711は1958年以前のことが知りたいのだろう
という私は711の答えは知りません m(_ _)m
765 :
世界@名無史さん:04/12/06 22:18:51
>>751 准男爵は世襲じゃなかったのか?
サッチャー本人は一代男爵でも息子はデニス氏を継いで2代目バロネットでは?
766 :
世界@名無史さん:04/12/07 08:26:24
767 :
世界@名無史さん:04/12/07 09:13:02
ネルソン提督(子爵)の子孫はバス運転手。いや、配管工だったかな?
いずれにせよ笑えない没落ぶり。
769 :
世界@名無史さん:04/12/09 19:22:16
ウェストミンスター公は現在も英国一の富豪らしいけど、他の貴族が財産税や相続税で没落
するなかで、なんで資産を失なわずにすんでのだ?
いい節税方があったのかもしれないが、それなら他の貴族はどうして同様の手段で財産をまもらなかったかな?
770 :
世界@名無史さん:04/12/09 19:33:43
>>769 ウェストミンスター家は、ロンドンの地主というだけで
公爵まで上り詰めた稀有の家族。
この家系に王室・国家への勲功者はいません。
かつての大阪マルビル社長みたいな節約術でもあったのでは?
771 :
世界@名無史さん:04/12/09 19:34:09
>>765 准男爵は原則として世襲で、これ以上が貴族です。
サッチャー女史は例外で一代きりの子爵だったような。
772 :
世界@名無史さん:04/12/10 07:46:17
>>770 マンチェスターだったような・・。
自分の持っている原野が突然大都市になって、一郷士が大金持ちに。
773 :
世界@名無史さん:04/12/10 08:32:59
774 :
世界@名無史さん:04/12/10 22:41:34
そりゃ(・∀・)♪イイ!!
'`,、'`,、'`,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、'`,、'`,、
>>770 しかし本来の貴族とは大土地所有者が第一条件だったんだから
適当といえば適当なんだよね。
昔の貴族は、金で爵位を買えたんでしょうか?
例えばモンテ・クリスト伯みたいな(あの人は騙りでしたっけ?)
あとモンテは名前ですよね。地名ではなく自分の名前を伯や候の前に出せましたっけ?
ロードやレディ、サーなどの後に名前が来るのは確かアリだと思いましたが。
モンテ・クリスト島という島が由来なんだが。
モンテは山だよな普通
780 :
世界@名無史さん:04/12/30 20:43:30
781 :
世界@名無史さん:05/01/11 20:34:06
1世紀たった現在、シチリアに色濃く残されたのは、マフィア組織と名ばかりの貴族達だ。いや、
貴族達の大半は領地を失ったが、パレルモのパラッツォはそのまま代々受け継いだ。観光客は
気付かないが、市内の随所にただづむ多くの豪壮な建物は未だに個人所有なのだ。 招かれて遊びに行くと、
突然、現れるヴィスコンティ映画のような空間に驚かされることになる。アントネラの家もその一つだった。
パレルモ市内にありながら、深い緑に囲まれてその存在が分からない、ボルドナロ宮殿。アラブ文化の影響か、
薔薇色のムーア様式な壮麗な建築だ。
アントネラ、正確にはアントネラ・ボルドナロ・キアマンテ男爵夫人の家だ。金髪に壁眼、旧姓は
イングレーゼ(イギリス人という意味でもある)、イギリス系名門の出だが、英語はほとんど話せない。
イギリスがプロテスタントに改宗した時、カトリックのイタリアへ移住した。
こうしたカトリック系のイギリス名家の多くはイタリアで領地を買い、イタリア名家と婚姻関係を結び、
新たな生活を始めた。ワイン醸造で有名なマルサラもイギリスの出だ。アントネラの一族は、ローマに向かう
途中シシリア沖で難破し、シシリアに居着いたという。
ボルドナロ宮殿はプールのあるどこかオアシス風の庭園を含め、建物自体も壮大な規模だが、使用人の数も
限られるため、多くの部屋は閉ざされたままだ。維持費をひねり出してゆくために、時折、結婚式など宴会の
会場に貸し出しているらしい。
http://www.wna.jp/kokoshinoda/21.html
ウェールズ人やスコットランド人で代々続く貴族っていますか?
783 :
世界@名無史さん:05/01/12 08:31:51
>>782 マクミラン家
マカリスター家
元リバプール&スコットランド代表のエース・マカリスターは、マカリスター公爵一家の当主
>>783 イングランドから貴族の地位をもらったということで、現地ではその両家は嫌われていたりしませんか?
【英国】ナチス制服姿で仮装パーティー…英ヘンリー王子が謝罪
1 :帰社倶楽部φ ★ :05/01/13 11:17:22 ID:???
チャールズ英皇太子の二男、ヘンリー王子(20)が友人宅での仮装パーティーの際、
ナチス・ドイツの兵士の制服を着用、この時の写真が13日付の英大衆紙サンの1面に
掲載されることがわかり、王子は12日夜、王室報道官を通じて謝罪を表明した。
王子は「人々に不快感や困惑を与えたことに対し、謝ります。衣装の選択がまずかった」
と謝罪した。
サン紙は、ナチスの象徴であるかぎ十字がついた赤い腕章をつけ、白い制服を着た王子の写真を
1面に載せ、「ナチのヘンリー」と大見出しを掲げた。
英国のユダヤ人団体は「確かに悪趣味な衣装だったが、王子の謝罪は受け入れる」としている。
(2005/1/13/11:00 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050113i405.htm
786 :
世界@名無史さん:05/01/14 12:42:39
ユダ公uzeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
787 :
世界@名無史さん:05/01/14 12:55:36
>>785 ゴスロリメイド服よりは、はるかにまし。
788 :
世界@名無史さん:05/01/22 20:42:38 0
ナチス制服姿?
親衛隊の服装でしょうか。それともゲシュタポ?
それとも国防軍(陸軍)、あるいは海軍、空軍?
親衛隊やゲシュタポの服装なら、救いがたい大失態ですね。
ゲシュタポは、ナチス党の組織ではありませんが、
ナチと密接に絡んでいます(ナチス政権が創設)。
親衛隊はナチス党の組織ですから、ずばりナチスそのものですね。
国防軍や海軍、空軍なら、どうなんでしょうか。
これもナチス呼ばわりされるのなら、
ナチスの蛮行を見れば仕方ないですが、
すこし、ドイツ旧軍の軍人が気の毒です。
なんか安物っぽい白い服にナチスの腕章だったよ。
ヒトラーがあんな服着てたな〜
790 :
世界@名無史さん:05/01/23 14:56:52 0
王室はドイツ系
791 :
世界@名無史さん:05/01/31 00:07:40 0
イギリスの貴族もノルマン系がいまでも多いのか?
>>791 ノルマン系はほとんど絶えて商人上がりの貴族が置き換わってる。
793 :
世界@名無史さん:05/01/31 20:18:46 0
1000家ほどある貴族のうち、約8割は19世紀以降の新貴族らしい。
794 :
世界@名無史さん:05/01/31 21:23:50 0
ノルマン征服までさかのぼれるのは有名ところではノーサンバーランド公爵くらいか?
>>795 イングランド貴族筆頭のノーフォーク公爵家を忘れるな。
名跡は確か違うけど。
ノーフォーク公はなんで筆頭貴族なんだろ。
王家に最も血統が近いとか、中世に最大勢力で王権が懐柔するために筆頭にしたとか
他の貴族とどこが違ったのかな
公爵叙任が一番早かっただけの話だろ。
dukeは後付けの爵位だったからな。
一番早くはない。いま生き残っている中では一番古いが。
単にその時点で一番古い貴族が筆頭××なら、
1572年に当時のノーフォーク公が処刑されてから1660年に
爵位が復活するまでは、別の公爵が筆頭公爵だったという
ことになるが、どっかにそういう記述とかないもんだろうか。
1572年-1623年まではイングランドに一人も公爵がいなかった
ので、1623年授爵のバッキンガム公あたりが1660年までは
筆頭公爵ということになるが。
ノーフォーク公といえば、ヘンリ8世時代のイザコザでサマーセット公とは
絶縁関係なんだよね?公式関係以外では絶対に口を利かないっていう。
そういう伝統って、いかにも貴族って気がする。
ノーフォーク公は大領主というより国王の側近としての方が目立っていたらしいから
時の王が恩賞みたいに公爵にしたんだろ
1572年-1660年間のイングランド公爵の叙爵は次です。
York (cr. 1605, ext.1625) 後にCornwall公、Wales公、さらに即位してCharles I
Richmond (cr. 1623, ext. 1624) 王族
Buckingham (cr. 1623, ext. 1687)
Gloucester (cr. 1640, ext. 1660) 王族
Richmond (cr. 1641, ext. 1672) 王族
Cumberland (cr. 1644, ext. 1682) 王族みたいなもの
York (cr. 1644, ext.1685) 後に即位してJames II
Dudley (cr. 1644, ext.1669)
この頃の席次について不勉強ですが、王族が上位に座る可能性が大ですので、
Buckingham公が筆頭でなかった時期があると思われます。
今と同じであれば王族は別格なんで…
ちなみに18世紀の法律家ウィリアム・ブラックストーンいわく
However, in the reign of queen Elizabeth, A. D. 1572e ,
the whole order became utterly extinct: but it was revived about
fifty years afterwards by her successor, who was remarkably
prodigal of honours, in the person of George Villiers duke of
Buckingham.
だそうで、やはり王族は度外視していいんじゃないかと。
ttp://www.yale.edu/lawweb/avalon/blackstone/bk1ch12.htm
805 :
世界@名無史さん:05/02/03 14:18:36 0
で、この時間帯だとロンドンでは紅茶にジャムをいれて優雅なひと時を
すごすジェントルマン
806 :
世界@名無史さん:05/02/03 23:39:22 0
ノーフォーク公は筆頭公爵として他の公爵と違いはあるの?
呼びかけ方が違うとか
807 :
世界@名無史さん:05/02/03 23:49:56 0
アイルランド貴族ってアイルランドが独立したあと、どうなったんですか?
英国の貴族としてそのまま存続したの?それとも廃止?
英国の貴族として存在してます
>>806 紋章院長官を世襲。
国王の葬式の前日、遺体が安置されるウェストミンスター寺院の
鍵を預かります。
・・・代々のカトリック教徒なのに。
>809
それと筆頭公爵であることとは無関係でしょ
811 :
世界@名無史さん:05/02/04 00:39:26 0
うるせえ
>>810 そうじゃなかったら何で世襲してるの?
イングランド貴族の筆頭だからこそ、貴族を管理・記録する
紋章院長官(名誉職だけど席次だけは高い)を世襲してたと
思ってたんだけど。
Earl Marshalという職についてそもそも誤解があるのではないか。
@Earl Marshalという職は本来陸軍卿とでも訳されるべきで、
席次が高いのは紋章院の長官としてではなく陸軍卿としての
地位による。そもそも紋章院ができるはるか以前から存在している。
A初代ノーフォーク公ジョン・ハワードがEarl Marshalになったときは
その職務はまだ陸軍卿としてのそれだった。その後実質的な職務が
紋章院の長官という役割だけになるのは歴史的な偶然にすぎない。
まあ世襲することになった時点では紋章院の長官でしかなくなっていた
のは否定しないが。
参考URL
ttp://www.tudorplace.com.ar/Documents/earl_marshal.htm
814 :
世界@名無史さん:05/02/04 07:21:57 0
まあ、中世だから「陸軍卿」というより「侍所別当」みたいな感じだったんだろうな。
軍役奉仕する貴族たちを管理するから、紋章の管理もやってたんだな。
紋章院長官は日本風にいうと征夷大将軍みたいなものだな
その下に守護にあたる他の公爵たちがいる
中世イングランドの場合、封建宗主である王が日本の将軍=鎌倉殿みたいなものでは?
>814,815
Earl MarshalはLord High Constableの補佐役なのでちょと違う
818 :
世界@名無史さん:05/02/14 21:37:58 0
歴代首相の爵位を教えてください。
アスキス・・・伯爵
ロイド=ジョージ・・・伯爵
ボールドウィン・・・伯爵?
マクドナルド・・・なし
ネヴィル=チェンバレン・・・?
チャーチル・・・勲爵士
アトリー・・・伯爵
イーデン・・・伯爵?
マクミラン・・・伯爵
ヒューム・・・伯爵を辞退し一代男爵
ヒース・・・?
ウィルソン・・・?
キャラハン・・・?
サッチャー・・・准男爵夫人にして一代女男爵
メージャー・・・?
819 :
世界@名無史さん:05/02/14 21:53:31 0
全 員 平 民
820 :
世界@名無史さん:05/02/14 22:05:35 0
出自じゃなくて、首相引退後にもらった爵位の話なんだが・・・
マールバラ公爵の孫のチャーチルも、父ランドルフが分家だから「平民」なのか?
貴族の二三男(ランドルフ・チャーチルなど)も一応、オナラブルとか称号があるの?
821 :
世界@名無史さん:05/02/14 22:14:14 0
歴代首相の最終爵位
伊藤博文 公爵
黒田清隆 伯爵
山縣有朋 公爵
松方正義 公爵
大隈重信 侯爵
桂太郎 公爵
西園寺公望 公爵
山本権兵衛 伯爵
寺内正毅 伯爵
原敬 平民!
822 :
世界@名無史さん:05/02/15 14:18:21 0
制度上は非白人や非クリスチャンも叙爵されうるの?
閉ざされてるわけではない?
1700年にはイギリス国王ウィリアム3世によって、初めてユダヤ人某にナ
イト爵が授与されます。
1833年には初めてユダヤ人の法廷弁護士(barrister)と州長官
(sheriff)が生まれます。
1841年には初めてユダヤ人のイギリス貴族(男爵)が出現します。
1858年にはユダヤ人が一般のイギリス人と完全に平等扱いされるようにな
ります。そして同年についに初めてユダヤ人の下院議員(ロスチャイルド男
爵)が誕生します。
824 :
世界@名無史さん:05/02/15 19:01:49 0
ビーコンズフィールド伯もユダヤ人だろ?
825 :
世界@名無史さん:05/02/15 19:10:33 0
すいませんが質問です。
ヘンリー8世の頃のアン・クレーブスって人はどういう立場の人ですか?
826 :
世界@名無史さん:05/02/16 19:33:02 0
アイルランド貴族の称号は廃止されたわけではなく、いまでも有効だそうだが、
そうするとアイルランド国民にして英国貴族ということになるのか。
827 :
世界@名無史さん:05/02/16 20:27:28 0
アイルランドは共和国だから、公式な爵位じゃなくて、家柄を誇るために
名乗っているだけじゃないですか?
フランスでもイタリアでも貴族の称号名乗っている人がたくさんいるし。
>>824 簡単に言えばヘンリー8世の王妃の一人。
だが、ヘンリー8世の好みによって
(勿論それだけではないが)
王妃として遇されなくなる。
これを引き金にしてエセックス伯クロムウェルは没落。
、
実家は神聖ローマ帝国内の諸侯だった
クレーフェ(クレーヴ)家。
この一族は
主に帝国西部の諸侯と複雑な婚姻関係を重ねたことで
領地を相続、後に男系が断絶した時に、継承を巡って紛糾した。
分家の中にはブルゴーニュ公に仕えた家系もある。
小説「クレーヴの奥方」は
フランス王に仕えた分家筋に嫁いだ
フランス領主の娘のお話。
831 :
世界@名無史さん:05/02/19 23:11:33 0
>>829 あ〜〜〜〜〜〜ッ!そうだったー!
DVDでヘンリー8世見たら王が死んだ後、しずしずといろんな女の人が出てきて
アン・クレーブスだけ「誰だっけ?」状態だったもので・・・
そういや、そんな人いましたね。
有難うございました。ようやく胸のつかえがとれました。これで眠れます。
832 :
世界@名無史さん:05/02/19 23:14:04 0
あ、DVDならもう一回見直せよ、とか言われそうだけど
返した後でもやもやし始めたもので・・・
>>829 肖像画と現物の落差に王が落胆したのが原因と聞いた事がありますが。
自国の臣下筋ならいざ知らず、仮にも他国の姫君ですから
ポイっと離婚も出来ず、また死刑にする事なんてとんでもなくて。
また王妃としても、顔が原因で離婚では国に帰れないという事で
双方の利害が微妙に一致し、『王の妹』という称号を貰って隠棲したんでしたっけ。
834 :
世界@名無史さん:05/02/21 17:50:49 0
>>833 酷いー!
いっぺんくらい見てから決めろよー!
てか、そんなら周りも薦めるなよー!
クロムウェルだっけ?バカー!
>>833 まぁひどいよね。
でも容姿だけでなく政略的な意味あいが低下したから、
という面もあったような…
>>834 クロムウェルも失脚の引き金になっちゃったからあわれなもの。
でも子供の代で男爵位は復活したし、
子孫はアイルランド貴族には叙されたから、
なかなかしぶとい一族だよね。
まぁ今は断絶しちゃったけど。
国王を斬首した野郎の子孫が叙爵されてんのか。
tsuri?
>>836 あのオリヴァーとは別の家系。
でもオリヴァーの家系は
女系からクロムウェル家に繋がってたから
同じ根っこなのかな?
クロムウェル家って家系が分かりにくいね。
839 :
世界@名無史さん:05/03/06 02:15:21 0
新聞によると、英国不動産大手グロブナーが日本進出とのこと。本社はロンドン。
あの大地主公爵と関係あるような名前だが。
840 :
世界@名無史さん:05/03/06 02:18:26 O
日本人でもサーの爵位もってる人いるよね
>>840 いない。英国籍でないとSirは付けられない。
842 :
世界@名無史さん:05/03/06 03:55:47 0
>>841 じゃ、最近ナイトを授与されたビルゲイツにはSirをつけないの?
843 :
世界@名無史さん:05/03/06 03:58:34 O
ジュリアーニ前ニューヨーク市長も叙勲されましたよね
845 :
世界@名無史さん:05/03/15 22:15:05 0
>>839 その会社は税金対策の為の会社なのかな?
846 :
世界@名無史さん :2005/03/21(月) 10:53:57 0
誰か教えて下さい。
英国貴族(公爵家)に日本人(女)が訳有りで養子縁組した場合、
相続等出来るものなのでしょうか?
この様な場合、爵位はどうなるのでしょうか。
847 :
世界@名無史さん:2005/03/21(月) 17:59:57 0
その女性が英国籍になれば多分大丈夫だと思う、人種差別って時代でも
ないしね。
848 :
世界@名無史さん:2005/03/21(月) 18:32:59 0
849 :
世界@名無史さん:2005/03/21(月) 19:34:38 0
(自称)
850 :
世界@名無史さん:2005/03/21(月) 20:20:35 0
アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノ dj! dj!
851 :
世界@名無史さん:2005/03/28(月) 22:39:26 0
>>848 「訳有りで養子縁組」
ここが気になるな。
英国爵位は養子には相続できませんよ
853 :
世界@名無史さん:エジプト暦2329/04/01(金) 12:47:16 0
養子は後を継いだり出来ないのか。
何でだろう?
854 :
世界@名無史さん:エジプト暦2329/04/01(金) 12:57:43 0
>>853 養子より先に傍系親族に相続権が発生するから。
855 :
世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/03(日) 17:35:59 0
相手の公爵家の人間は養子が相続できないことを
知ってるんじゃないの?
向こうはなんのために養子にしたいのかな
養子は相続できないけど、養子に財産を贈与することはできるから
結局同じことだよ。
857 :
世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/03(日) 22:29:15 0
財産贈与はOKで爵位はNOということか。
858 :
世界@名無史さん:2005/04/07(木) 02:24:40 0
公爵自身が養子に爵位をあげたいと思っても
無理なの?
859 :
世界@名無史さん:2005/04/07(木) 22:35:13 0
日本には左翼になって爵位を返上したヒトとかいたみたいだけど、イギリスにはいないの?
>858
遺言でどうこうできるものではなく、叙爵の際の勅許状に
定められたとおりにしか受け継がれないのではないかな。
>859
いる。左翼になったからかどうかは忘れたが。
>>858-859 最も近い男系血縁者に継がれるので、よっぽどの家系じゃなきゃ
相続者は見つかる。ただ一流の名家が本当に断絶してしまうという際には
婿養子という方法で継承させた例があったはず。
(ここでは女子相続が認められている爵位は例外にしてる)
862 :
世界@名無史さん:2005/04/08(金) 21:31:07 0
>>859 歌人の吉井勇なら伯爵を返上してますが。夫人のスキャンダルで面目なくしたためで
左翼になったせいではありません。石川啄木と親しかったから下地はあったかも。
「かにかくに祇園は戀し寝るときも枕の下を水のながるる」と詠んだ人です。
863 :
世界@名無史さん:2005/04/17(日) 23:18:15 0
確かウエリントン将軍の家系が女子相続
が一度認められたと思う
864 :
世界@名無史さん:2005/04/19(火) 03:12:32 0
養女の場合でも社交界デビューとか
華々しく出来るのだろうか。
社交界は貴族じゃなくても出来るんだっけ?
865 :
世界@名無史さん:2005/04/19(火) 03:42:51 0
貴族ってどんな遊びしてるの?
上流の方達の遊び(ゲーム)みたいなのって
ちょっと気になる。
トランプというイメージがある
>>866 あっちの人も大富豪とかやるんだろうか。
やぎりとか革命とか
868 :
世界@名無史さん:2005/04/22(金) 17:15:07 0
ポロ
869 :
世界@名無史さん:2005/04/22(金) 17:43:37 0
今はどうか知らんが、18世紀ならブリッジだろう。
高度な知的遊戯らしい。(遊んだ事ないので知らん)
>>869 今はどうだか知らないが、アガサ・クリスティの登場人物もいつもブリッジ
やってるから、19世紀や20世紀前半もブリッジかと。
871 :
世界@名無史さん:2005/04/22(金) 22:29:58 0
テレビでチャールズ皇太子とカミラの番組見たんだが、その中で
カミラのことを上流階級だが貴族ではなく商人出身と言ってたのだが、
上流階級=貴族じゃないの?
貴族=土地収入でメシを食ってる不労所得者=ジェントリ
商人=動産収入でメシを食ってる所得者=非ジェントリ
(ここでの商人は貴族並の格式を持った財閥のようなのを想定してるが)
クラスを決定するのは所得の多さや教育レベルや血縁など。
だから商人出身の上流階級はジェントルマンではあっても、ジェントリじゃあないわけ。
873 :
世界@名無史さん:2005/04/30(土) 00:04:33 0
封建領主出身の貴族ってどのくらい残ってます?
874 :
世界@名無史さん:2005/05/03(火) 04:32:48 0
英国貴族の夫が死亡した場合の相続では、
妻、長男のどちらに大きく振り分けられるのでしょう?
遺言があった場合、妻より長男が財や爵位を先に
受け継いだり出来るんですか?
遺言に関しては国に関わらず、故人の意思を尊重
するでいいんですよね?
>>863 それはないと思う。
モールバラなら分かるが。
>874
爵位は遺言でどうこうできない
877 :
世界@名無史さん:2005/05/09(月) 14:13:19 0
記憶が定かでないのだが、大昔読んだ本によると、
------
男爵:
元々地方豪族であった中小領主が、皇帝や王に臣従することで領地を安堵された
かたちの領主の称号で、徳川幕府でいえば、外様の中小大名のようなもの。
公爵:
皇位王位継承権を持つような皇族王族の領主で、日本の朝廷で言えば宮家、
徳川幕府でいえば、御三家のようなもの。
伯爵:
皇家や王家の譜代の家臣が、地方官に封じられるかたちで就任した領主。
徳川幕府でいえば、譜代大名のようなもの。
候爵:
男爵、伯爵のうち、特に有力な大領主。朝廷で言えば摂家、
徳川幕府でいえば四天王家や、有力外様大名(前田島津伊達など)のようなもの。
------
というような記憶があるのですが、この記憶は正しいでしょうか?
あと、子爵ってのはヨーロッパにもあるんですか? (あんまり聞きませんが)
あるとしたら、どのような成り立ちをもった爵位だったんでしょうか?
878 :
世界@名無史さん:2005/05/09(月) 15:44:42 0
在日コリアンの来歴
http://mirror.jijisama.org/zainiti_raireki.htm 現在の在日韓国・朝鮮人の大部分は強制連行と無関係
民団も韓国青年会も自認
実地調査でも「在日1世強制連行少数説」は裏付けられています
徴用は強制連行ではない
「朝鮮人強制連行」という言葉を造語し世に広めたのは、
朴慶植著「朝鮮人強制連行の記録」という本であるといわれているが、
この中で強制連行があった証拠として、上記の鎌田沢一郎著「朝鮮新話」が引用されているが、
傍線を引いた朝鮮人が暴走して実行したという部分はなんと無視されているのだ
台湾人の"強制連行"が教科書に書かれることはない。
事実を書くと反日教科書の編集方針と合わなくなるからか?
しかし韓国人が日本に対してだけ怒りを向けるのも、論理的ではない。
太平洋戦争前に、ソ連のシベリア沿海州に30万人以上の韓国人が住んでいた。ところが、
スターリンがこれらの韓国人が日ソ戦争が起こった場合に日本に協力することを恐れて、
中央アジアへ強制移住させた。スターリンは妄想にとらわれた暴君だった。
カザフ科学アカデミー朝鮮民族センターの調査によると、移住する過程で12万人が死んだ。
だが、政府も、マスコミも、ロシアに対して抗議の声をあげることがまったくなく、友好的である。
>>874 全て長男が一括相続。
ヨーロッパ、特に貴族階級では女性は財産を運用する権利が無かった。
(相続する権利はあるんだけれど)
現在でも能力が無いと思われてる場合が多い。家の財布を握ってるのは旦那。
>>877 どこの話をしているのかは分からないが全然違う。
子爵は副伯が起源。
880 :
世界@名無史さん:2005/05/10(火) 00:08:22 0
英国の貴族の話題のスレでもスコットランド貴族はあまり話に出てこないね
881 :
世界@名無史さん:2005/05/14(土) 22:24:20 0
裸の王様
裸の王子さまたんハァハァ
883 :
世界@名無史さん:2005/05/17(火) 00:40:38 0
インドが英国のものだったとき
インドの土着の君主と英国公爵だとどちらが公式行事などの席次は上?
884 :
世界@名無史さん:2005/05/17(火) 09:27:09 0
ケースバイケースだが一般的に藩王のほうが上
885 :
世界@名無史さん:2005/05/17(火) 09:40:35 0
同じ公爵でもPrince of Walesなら、マハラジャより上なんじゃなかろうか?
>>885 Prince of Walesは爵位じゃないから。あれは形上とはいえ、君主。
ウェールズ公と言っても、ウェールズ公爵とは訳さない。
887 :
世界@名無史さん:2005/05/21(土) 03:53:08 0
英国貴族の爵位や歴史について等を詳しく書いてある
本ってどんなの有りますか?
田舎住まいなもので本屋にあまり無い…
参考になるもの教えて頂けたら嬉しいです。
889 :
世界@名無史さん:2005/05/23(月) 02:25:50 0
今の英国貴族で社会に対する影響力が残ってる一族っているの?
もう名誉だけの存在か
890 :
887:2005/05/29(日) 15:21:58 0
888サン有難う!
892 :
世界@名無史さん:2005/05/31(火) 21:34:44 0
ジューは迷惑な存在だろうね
893 :
:世界@名無史さん :2005/06/01(水) 02:07:39 0
公爵家ってどの位有るものなんだろ?
やっぱ存在は貴重なのかな?
>公爵家ってどの位有るものなんだろ?
ちょっと調べればすぐに分かることだろうに・・・
895 :
世界@名無史さん:2005/06/06(月) 21:37:26 0
英国の公爵は数が少なくて貴重
でも、フランスやロシアは大勢いたな
896 :
世界@名無史さん:2005/06/10(金) 07:47:56 0
城持ちはどんどん少なくなっている。
1960年代にはかなりの城が相続税が払えずに取り壊された。
今は壊すよりもなんとか保存しようと言うことで、
むしろ壊したりすると非難囂々の世の中になった。
でも相続税はかかるし、払えない。
そこで The National Trust に城を明け渡し、
館の一部住まわせてもらう契約を結んで、相続税から逃れているのだ。
だからいまでは The national Trust がイギリス最大の地主となった。
(もちろん王家より所領は大きい)
もう少し自力のある貴族は自分で財団法人みたいのをつくったうえで
慈善団体と組んでなんとか生き延びを計っているが、なかなか難しい。
ホテルなんかで商売しても維持費が膨大でなうえ、
そんな所に泊まるのは物好きなアメリカ人がおおく、
9/11で古城ホテル産業は大打撃を受けた。
中世からルネッサンス時期の貴族の質問もいいの?
薔薇戦争で死んだヨーク公リチャードの末裔は今現在も存在するのでしょうか?
>>899 色々あるが・・・
三女マーガレットがシャルル突進公に嫁いで、
その娘マリーが神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世に嫁ぎ、
その間の子フィリップ美公、そしてカール5世、フェルディナント1世の兄弟へ…と続くので
今のハプスブルク家の当主が子孫
あと息子エドワード4世の娘の一人が第3代ノーフォーク公に嫁いでいて、
その子孫が今もノーフォーク公(ハワード家)
>>900 詳しすぎ
もしかしてヨーク公の親戚ですか?
>>900 シャルルの娘は前妻(イザベラ?)との子で、マーガレットとシャルルの間には子供がいません。
ノーフォーク公に嫁いだ人はアンでよろしいですか?
そもそも現イングランド王家だって末裔の一つじゃないのか。
>>903 スチュワート朝とチューダー朝の起源を調べてご覧な。
確かにw
今の王室にヨーク公の血は入っていると言えばはいっているが、
ものすごくものすごく薄い、かぎりなくゼロに近い
一滴でもないっているならよしと言うならまあアレだが
今の王室はほとんどドイツ人
エリザベス女王は一応ドイツとスコットランドのハーフだな。
チャールズはドイツとスコットランドのハーフとデンマークと・・・
えーい、ややこしいが、
とにかくイングランドの血はほとんど混じってないな
そもそも上流階級にイングランド人もヘチマもないんだよね
彼らは別の人たちだからね
ヨーク家もランカスター家もとっくに途絶えてるんじゃないの?
ルイ家のように。
908 :
世界@名無史さん:2005/06/15(水) 23:40:36 0
>>907 ルイ家ってなによ、ルイ家って。
ルイは名前よ。
ww
お前ら、このスレで変なの飼ってるんだなw
911 :
世界@名無史さん:2005/06/17(金) 20:15:53 0
イングランド貴族は外来のノルマン系
スコットランド貴族は土着のケルト系でいいのか?
スコットランド貴族も半数かそれ以上フランス由来だからノルマン系かとオモ
913 :
912:2005/06/17(金) 20:32:14 0
あ、ケルト系プラスノルマン系ね
現代イギリスでは、貴族は社会を安定させるような役割をまだ果たしていますか?
>>914 >まだ果たしていますか
まだとは?
いったいいつ果たしていたのか説明してから質問しろ。
916 :
世界@名無史さん:2005/06/18(土) 19:56:21 0
ここの住人が一番詳しそうなので。
米国は、ユナイテッド・ステイツじゃん。
英国は、なんでユナイテッド・キムダムズでないの?単数形なの?
自分としては、ユナイテッド・キムダムズ。
あるいは、ユナイテッド・キムダムズ・アンド・プリンシパリティではないかと思うんだが。
いくつかの国が連合している王国はひとつでしょ?
アメリカは州が対等な立場で連合してて、合衆国政府は代表機関に過ぎない。
918 :
世界@名無史さん:2005/06/24(金) 02:01:19 0
イギリス貴族はオーストリアなどと異なり資本家などが爵位を
もらいやすかったので、台頭する市民階級と決定的な対立が起こらず
戦後まで生き残れた。
919 :
世界@名無史さん:2005/06/25(土) 16:42:48 0
194:
The ranks of the Scottish Peerage are Duke ,Marquess , Earl , Viscount , and Lord of Parliament
Today's Parliament
Scottish Barons is not peers ,but merely baron holders of feudal baronies, which can be bought and sold.
こんなものがありますが、ダンリー卿の卿も、ここで出てきているLordでしょうか。
「ダンリー」は、どこから取った名前かも知りたいです。
196 :
>>194 イギリス貴族スレに詳しい方がおられるからそっちで聞いてみるといいかと
というわけです。
ダーンリーとは、王族に付けるくらいですから、相当の名跡に
采地名(Or官職名)かと、小生思いまするが。
921 :
世界@名無史さん:2005/06/26(日) 08:45:38 0
つまり
世界に跨る巨大ネットワークの盟主だが
権限は無きに等しいショボ君主がイギリスで
それぞれの州は世界的には単に一国の一地方という
扱いに過ぎないものたちの盟主だが、一国の統治機関としての権限は
充分に持っているアメリカ
という認識でいいのか?
同じアングロサクソン盟主の同盟でもだいぶ違うんだね
イギリス国王は自身に備わっている権限をフル活用すれば、世界大戦を引き起こすのも夢じゃないよ。
使わないのが慣習になってるだけで。
>>922 世界大戦を引き起こすのが「夢」の人間なんていないだろ。
おまえはそうかも知れんが、発想がDQNすぎ。
>>923 イギリス国王が保持している権限の大きさの例えしてるだけだと思うが・・・。
>921がイギリス国王を『権限は無きに等しいショボ君主』と書いてるから、それは違うって事で。
ところで君は日本語は理解できるのかな?「〜するのも夢じゃない」という慣用句知ってる?
別にそういう夢を持ってるという意味じゃないんだけど。
925 :
世界@名無史さん:2005/06/29(水) 12:50:10 0
>>924 その慣用句は、肯定的な目的に対して使うもので、
「殺されるのも夢ではない」とか「盗まれるのも夢ではない」とか
起こって欲しくない否定的な可能性の存在を表現するときに
使う言葉ではないのです。
じゃあ修正しよう。
イギリス国王は自身に備わっている権限をフル活用すれば、世界大戦を引き起こすのも不可能じゃないよ。
使わないのが慣習になってるだけで。
で、
>>923は何が言いたかったのかな?単なる揚げ足取り?
普通は夢ではない=不可能ではない程度に解釈すると思うけど。ましてや第三者が主語だし。
>>925 肯定的=起きて欲しい事では必ずしもないよ。
むしろ、ある判断や評価の妥当性を承認する事が肯定という意味だから。
ま、>922の本質には全く関係ない揚げ足取りの議論だけど。
イギリス国王の政治決定を覆す方法はないのかね? ひょっとして軍を動員するしかないとか?
日本語力がないと訂正言い訳も空々しいな(笑
>>928 あくまで法律上はという事だから、机上の空論ではある。
でも理論上は実現可能って所が凄いというかなんというか。
>>925 肯定的=起こって欲しい事なんての初めて聞いたよ。
『盗まれるのは夢ではない』というのは変な使い方だけど、『盗むのも夢ではない』という
使い方はするけどね。受身じゃなくて能動ってだけで。
931 :
世界@名無史さん:2005/06/30(木) 20:56:16 0
>>930 >肯定的=起こって欲しくない
なんてどこに書いてるの?
妄想癖が激しいな。
>>931 肯定的=起こって欲しくないなんて、>930はどこにも書いてないが?
バカばっかり
934 :
世界@名無史さん:2005/07/07(木) 14:34:41 0
どこかの貴族が私兵を持てる権限があると聞いたが、
建前上はこの場合の私兵は戦車とかもっていいのかな。
935 :
世界@名無史さん:2005/07/15(金) 01:19:17 0
確か、今でも一部の連隊は貴族の私有ってことにタテマエ上なってるんじゃなかったっけ。
実際は国軍の一部だけど。
936 :
世界@名無史さん:2005/07/15(金) 07:09:09 O
>>926 不可能でしょう
慣例を無視して権限をフル活用したとしても無理でしょうね
937 :
世界@名無史さん:2005/07/15(金) 08:59:12 0
政局が混乱すれば、その機に乗じて独裁権を掌握することは可能かもね。
938 :
世界@名無史さん:2005/07/15(金) 22:31:36 0
すごく不思議に思っているのですが、
イギリスの王位継承者にアン王女の子供たちが含まれていますが
一応タイトルのない平民で王家の人間でなくても
母親が継承権を放棄していなければ王位を継承できるのですか?
それから、なぜウェセックス伯の長女だけ王族のタイトルを
与えられていないのですか?
モナコでも、皇太子の姉の子供たちでタイトルがない人にも
継承権があるのでしょうか?
ご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。
939 :
世界@名無史さん:2005/07/30(土) 10:33:15 0
イギリスの継承権保有者は100人ちかい。
もちろん両親とも王族じゃない継承権保有者もいる。
アメリカとか各地にいるらしい。
940 :
世界@名無史さん:2005/07/31(日) 11:24:35 0
女性の世襲爵は現在いるの?
941 :
世界@名無史さん:2005/08/09(火) 21:39:38 0
こういう話ってよく聞きませんか。
@イギリス貴族っていうのは、大陸貴族と違い、教養の価値を認めていない。
Aイギリス貴族は、教養ではない。身のこなし、話し方(貴族のアクセント?)のことである。
イギリスの貴族は、動物は犬と馬しかしらない。
本当はどうなのですか。
それと、山田勝氏の本「イギリス貴族」を読んだところ、
名門貴族の自慢は、そのライブラリーである。とも書いてました。
どうなっているんでしょうか。
942 :
えせ貴族:2005/08/20(土) 21:02:34 0
>>941A :話し方ですか。
俺の息子も、イギリスへ送って、上流の話し方を覚えさせたら、貴族(上流)ということになるのかな。
さて、サッチャー女史の英語は、上流の英語なのか、だとすると、
どこで習ったか、大学であろうか。
では、ブレア氏はどうだろうか。
すくなくとも、サッチャー女史は、
パブリックスクール出ではないはずだから、大学時代覚えるしかないはずだと思うんだが。詳しい人の登場待つ。
943 :
世界@名無史さん:2005/08/25(木) 11:54:45 0
サッチャーは政界で上にいくために相当努力したらしい。
とりあえず上流の英語らしい。
上流英語の大別されて女王や大貴族、オックスブリッジの年配の教授
インドの君主などが使うものと、サッチャーや専門職の人などが使う
英語は同じ上流でも別らしい。
女王などが使う英語のアクセントなどは立場の対等の人には使いにく
いらしくビジネスあどには不向きらしいです。
チャールズの孫辺りになれば
コックニー訛りのじゃじゃ馬姫とかが表敬外交に…こないな。
946 :
世界@名無史さん:2005/09/12(月) 22:52:51 0
王族でも若い世代はくだけたアクセントの傾向が強いらしい。
英国の女王が使う英語が最も権威的なのだろうか
947 :
世界@名無史さん:2005/09/16(金) 01:15:49 0
宝島の別冊で名門の令嬢の社交界の写真があったが、
俺が知ってるクラスのイギリスの貴族の娘はいなかったな。
デボンシャー公家とか美形おおそうだ。
ルイ・ビトンの娘とかいた。
948 :
世界@名無史さん:2005/09/16(金) 18:14:36 0
949 :
世界@名無史さん:2005/09/18(日) 23:10:12 0
サクソン貴族は征服王がきたときノルマン側について
領地保有を認められた連中か?
民主的方法では王政の停止は無理
フォークランド紛争でアンドリュー王子以外に参戦した王族や貴族はいるの?
953 :
世界@名無史さん:2005/10/05(水) 18:11:52 0
イギリスは成文憲法じゃないから、王政廃止はクロムウェルみたいな手荒な方法しかない。
英連邦諸国なら、以前豪州で論議されたように国民投票という手もある。
954 :
世界@名無史さん:2005/10/05(水) 22:36:47 0
議会が決議すりゃ王権停止できるでしょ。
「男を女に、女を男にする以外自由である」議会なんだから。
955 :
世界@名無史さん:2005/10/08(土) 19:25:21 0
「のまタコ」のインスパイア元となった紋章の家の貴族ってどこですか?
議会が決議しても君主が裁可しなと無理なはず。
国民のほとんどが共和制を望んでも女王が拒否すれば
革命とかしかないと思う。
次スレは爵位スレと合流で良いか。
こっちも向こうも過疎気味だしね。
958 :
世界@名無史さん:2005/10/17(月) 15:51:42 0
959 :
世界@名無史さん:2005/10/17(月) 16:38:39 0
二、三年前は欧州の王室・貴族関係のスレはどこも盛況だったのにな。
住人が世代交代したのか、話題が出尽くしやのか・・・
話題が出尽くしたんじゃないかなぁ
今年の始めもまだ盛況だったんだが
961 :
世界@名無史さん:2005/10/18(火) 04:06:18 0
>>916 The Act of Union 1800によってGreat Britain王国とIreland王国という2つの国が合併して
United Kingdom of Great Britain and Irelandという名前の単一の国になったため。米国は917で説明
されているように、複数の州の連合体であって、単一の州が誕生したわけではない。
しかし立て逃げのクソスレだったのに、ここまで見事に再利用するなんて。
ちょっと貴族関係スレが乱立しすぎたので、ネタ切れになってる感じだけど
爵位スレにどんどん合流していけば、また勢いを取り戻すんじゃないかな?
イングランド筆頭公爵家ハワード家はどうしてるの?
965 :
世界@名無史さん:2005/10/24(月) 11:38:08 0
英国の天皇に対する見方はユニークです。
昭和天皇の出生についても、事実と違った認識をしています。英国の放送局が
かって報道した内容です。 ↓
「昭和天皇は幼少から特殊な環境で育ったことにより、人格的に歪んだ人間と
なったこと。また、身体的な欠陥があり、祖父(明治天皇)と比べて見劣りが
したことから、自分に与えられた力に固執し、天皇の座に執着したこと。
この報告が、戦争開始からマッカーサーとの関係まで、天皇の全行動の背後に
潜んでいる」
「精神異常者の父(大正天皇)の崩御に従い、裕仁が新しい時代の天皇に
即位した」とも言う。
大正天皇が脳膜炎を患われたことは事実ですが、精神異常とは違います。
英国の報道にとって、そんな違いは、どうでもよいのでしょう。
結局、悪い方に悪い方に報道をする、というのが英国の日本に関する報道の
基本的なスタンスです。
精神異常だと思ってたw
967 :
世界@名無史さん:2005/11/08(火) 17:57:34 0
相続税で瀕死
結論:
どの国であろうが何百年も続いている貴族は相続税のおかげで瀕死。
結局、成金のクズ野郎どもしか残らない。
969 :
とも ◆Zero/3tJUw :2005/12/04(日) 04:41:29 O
970 :
世界@名無史さん:2005/12/12(月) 01:27:30 0
W杯では先祖がハノーバー出身のエリザベス2世が統治する
イングランドも豪州もハノーバーで試合をしないですが
ハノーバーと英王室って、何か都合の悪いことが有った?
971 :
世界@名無史さん:2005/12/12(月) 18:07:34 0
フォーブスの資産でウエストミンスター公爵に次ぐ、ガトガン伯爵っているけど
スエズ運河や石油利権に関係している一族らしいが
詳細を知りたい。やばい連中か?
972 :
世界@名無史さん:2005/12/13(火) 22:45:37 0
ウェールズがまだイギリスに統合される前、ウェールズ独自の階級とかあったの?
>>971 ガドガンじゃなくてカドガンですね。
全然聞いたことないような伯爵なのに資産2000億ってすごいな。
ロンドンの高級住宅街に東京ドーム8個分の土地か・・・。
取得当時にはきっとあくどい事をやってたんでしょうね。
家系図さかのぼってみても、大した事書かれてる人いないのに。
974 :
世界@名無史さん:2005/12/29(木) 00:05:35 0
スコットランド貴族は大領主が多いイメージがある。
サザランド公とか、やはり土地あまりなのか
ジョニー・ダンフリーズ伯爵:スコットランド
Earl Johnny DUMFRIES/Marquess of Bute
1984年にイギリスF3チャンピオンになった後、
1986年にアイルトン・セナのチームメイトとして
ロータス・ルノーからF1デビュー。
最高は5位止まりで最終的にはランキング13位。
グランプリはこの1年こっきりだったが、
88年にはシルクカット・ジャガーを駆ってル・マン24時間で優勝。
現在は家督を継いで悠々自適らしいけど、2005年現在、
スコットランドじゃ25番目、イギリスで382番目の富豪なんだとさ。
sage
977 :
世界@名無史さん:2006/01/15(日) 23:39:40 0
>>973 第二次世界大戦中の外務事務次官にアレクサンダー・カドガン卿という
人物がいたが、そいつと何か関係ある?
978 :
世界@名無史さん:2006/01/16(月) 00:09:27 0
>>977 第5代カドガン伯爵の息子。
因みに貴族がロンドン中心部に広大な土地を所有していることは、とくに珍しいことではない。
大抵のロンドン都心の高級住宅地は、17世紀末から18世紀にかけて地主である貴族によって計画的に開発された。
貴族が高級住宅地を所有しているのではなくて、貴族が高級住宅地を造ったのである。
>>973
アレクサンダー・カドガン卿は日記の中で日本人のことを決まって
「不潔で小さな猿ども」
と呼んでいた。