とりあえず、調べてみたニャ。
1066年から1346年を封建騎兵(馬に乗った騎士)優位の時代と見るかどうか何だニャ。
ttp://www.deremilitari.org/RESOURCES/ARTICLES/rogers.htm 上のロジャーズ論文のWar in the "Age of the Horse"の章のはじめの方と注15と16によると騎兵優位論をとなえるのは
オーマン、デルブリュック、バーブリュゲン、コンタマイン、ジョーンなど多数に上るみたいだニャ。
歩兵優位論をとなえるのはリヨン、ブラッドベリーだニャ。
ただし、ロジャーズ自身が騎兵優位論に傾いてるみたいなんで、
この研究者の人数の差をそのまま信じていいかどうかは分からないニャ。
この中で我が輩が一部とはいえ読んだのはオーマン、ブラッドベリー、バーブリュッゲンだけだニャ。
j.f.verbruggen,the art of warfare in western europe,suffolk,1997(orig. ed.1954)
sir charles oman, a history of the art of war in the middle age vol.1-2,london, 1978(first ed.1898)
jim bradbury, the medieval archer, suffolk,1985
ブラッドベリーの本のp.40によると、歩兵と騎兵に関してオーマンとホリスターが議論していて、
ブラッドベリーはホリスターの指摘に従って論を構成したみたいだニャ。
そこで、我が輩はホリスターの下の本の一部を読んだニャ。
warren hollister,anglo-saxon military institutions,oxford,1962
ホリスターはヘースティングス以降に行われた
アングロノルマン期において最も重要と考えられる5つの戦いを論拠としているニャ。
ブラッドベリーもこれに従い、更にアランソンの戦いも例として加えてるニャ。
そこで、この5つの戦いをホリスターとオーマンがどのように解釈したかを並べてみるニャ。