十字軍遠征でヨーロッパはどう変わったか

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1hh
マジスレでおねがいしますよ
2世界@名無史さん:03/04/22 15:04
2ゲト
3世界@名無史さん:03/04/22 15:11
人肉の味を知った!
4hh:03/04/22 15:47
たのむ、これは宿題なんだよ
頼むから協力してけれ
5世界@名無史さん:03/04/22 16:02
諸侯の力が弱まって相対的に君主が強くなり絶対王政の布石になったとか、教皇の権威失墜とか、イスラムの先進科学が欧州にも伝達した。
しかし宿題くらい自分でやれyo。
6世界@名無史さん:03/04/22 16:06
>>5
教皇の権威は強まった時期もあったのでは?
7世界@名無史さん:03/04/22 16:35
頂点はイノケンティウスV世だから開始後100年間は順調だったわけだ。
その後はアヴィニョンに拉致られたりして、弱体化著しいけど。
8世界@名無史さん:03/04/22 16:45
5に書いてあることが常識的な説だろう。あと東方貿易の発展を付け加えるくらいか。
ヴェネツィアなんかは十字軍を利用して勢力伸ばしてるし。
ただどれも十字軍がなくてもおこったと思うが。
イスラムの学問はイベリア半島ルートで入ってきたほうが大きいと思う。
9世界@名無史さん:03/04/22 17:03
>>8
ベネチアの大儲けは十字軍なくしては語れないのでは?
10hh:03/04/22 18:19
皆さんご協力ありがとうございました
終了します
11世界@名無史さん:03/04/22 21:43
く!うるせだーす
12世界@名無史さん:03/04/23 01:11
血の気の多い狼藉者(傭兵)を取り除き、ヨーロッパの治安の向上につながりますた。
13世界@名無史さん:03/04/23 01:37
お、質問スレに書いてたらスレッドができてた。ワーイ。

兵隊大好きなんですけど、軍の様子とかは変わったりしたんですか?
騎士とか、徴兵とか、兵站とか、戦術とか、発言権とか。
14hh:03/04/23 04:33
>>10
かってにオレになるんじゃない
15世界@名無史さん:03/04/23 05:13
光栄ゲームの「蒼き狼」で十字軍イベントがもりだくさんになった
16世界@名無史さん:03/04/23 09:52
シリアのクラク・デ・シュヴァリエを見て思ったんですけど、十字軍遠征の
せいで、ヨーロッパの築城技術に変化が起こったりしたことはあるんでしょうか?
17世界@名無史さん:03/04/23 10:46
>>16
イスラムの建築に影響されたかどうかは知らないけど、
少なくともコンスタンティノープルの建築様式には大きな影響を
受けたことになってる。
18世界@名無史さん
【十字軍の意義とその影響】
十字軍に対する評価は,同時代から今日まで賛否両極の間を揺れ動いて不定であり,
毀誉褒貶相半ばしているが,中世西欧社会の全体像を浮彫にした総合的な歴史事象
としての意義は重要である。
西欧キリスト教徒諸国民が〈十二世紀ルネサンス〉として知られる文化的高揚期を体験し,
彼らのアイデンティティを確信しえたことは,十字軍史の展開過程とまったく時代的に
並行しており,十字軍が中世西欧社会の成熟期をもたらしたと考えることができる。
第2の意義は,キリスト教徒の大集団が長期にわたって東地中海世界に進出し
続けたことによる東西文化交流の発展にある。戦術,築城術をはじめ衣食住
の日常生活慣習など和戦両様の相互影響関係が生まれ,精神的領域においても
古典古代の学芸の再交流が促されたことは中世末期の西欧社会にとって大きな意義があった。

十字軍の影響について見ると,その軍事的失敗にもかかわらず,ヨーロッパ人
に物心両面におけるグローバルな視野の拡大をもたらした点が重要である。
精神面においては宗教を異にする人々の平和的共存が現実性をもち始め,キリスト
教徒側に寛容の精神が芽生え,戦士に代わって宣教師が異教徒との対話を実践
する時代が訪れた。フランシスコ会士による東洋布教活動などはその先駆であり,
十字軍による中世キリスト教の世界的規模の展開と見ることができる。
第2に,14世紀以降オスマン帝国の勢力西漸によって東方進出運動を抑止された
ヨーロッパ人が,大西洋,アフリカ大陸沿岸に目を転じ,やがて〈大航海時代〉
に連なる大規模な海外進出運動を続行したことがあげられる。東洋のキリスト
教君主〈プレスター・ジョン〉の探索や,十字軍時代に普及した香料など東洋的
嗜好品への執着は,前記のキリスト教布教活動への使命観とともに彼らの冒険心
をあおり,〈後の十字軍〉と相前後して新大陸,東アジア諸地域へのキリスト教徒
の集団的植民地開拓時代を招来することになるのである。