世界史の中の日本植民地政策

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952世界@名無史さん:03/03/30 18:58
朝鮮人学徒出陣志願者(その後)

1、内地志願拒否者はかなりの人数が朝鮮へ帰ろうとしたが、各船舶に警察
が張っており、乗船名簿に名前を書けといわれ書いたら、志願希望者とされた。

2、「ハヤクシガンセヨ」の電報が家族から続いたが、後で聞くと家族でなく、
家族名を使って関係官庁が出していた。

3、入営すると訓練所に入った。最終日、「気をつけ」「君が代斉唱」を学生は拒否し
暴行を受けた。校庭に集合しアリランを歌う。騎馬憲兵隊に鎮圧された。

4、志願拒否を貫いた学生には「徴用令書」が届いた。「応じなければ国家総動員法の
規定により処罰」「2年以下の懲役、1千円以下の罰金」と書いてあった。

5、4の学生は集団訓練の後、交通局・三井油脂化学工場・小野田セメント・
元山埠頭などの労働現場に配置された。

6、日本での志願拒否者には、各大学への通知で休学・退学を命じた。

7、大学休学翌日から「非国民」として拘留され、連隊に入れられたり、工場現場
に回されたり、中には戦後のマッカーサー指令まで刑務所にいた者もいた。

8、平壌義挙事件=志願兵が独立闘争を共謀、事前に察知され200余名逮捕される。

9、中国軍と連携しようと脱走兵があいつぐ。中国戦線だけで200余名。失敗者も
200余名。これは、中国戦線配置学徒出陣者2千名の4分の1弱に相当。


953世界@名無史さん:03/03/30 19:01
>>941 :846
志願強制、特に学徒志願兵の共生の実態です。
コピペですが。(>>948-952
元本は、姜教授の上記の本のようです。
954世界@名無史さん:03/03/30 19:05
×志願強制、特に学徒志願兵の共生の実態
○兵役志願の強制、特に学徒志願兵の強制の実態。
955942:03/03/30 20:18
>>944
 それはちょっと違うんじゃないのかな。
例えば台湾統治については右翼だって「植民地」であったことを否定したり
してないと思うけど。
956世界@名無史さん:03/03/30 20:19
姜のフィールドワーク自体には意味なんて無いよw

>6、日本での志願拒否者には、各大学への通知で休学・退学を命じた。

この辺は文章が残ってそうだね。
文章を出せればソースとしての価値はあるかな。
957世界@名無史さん:03/03/30 20:39
大東亞戰争で日本はフィリッピン、タイ、ビルマ、インドネシアに植民地
支配からの解放と民族の独立を与えた。そしてチャンドラ・ボースを
支援し、インドの独立も目指して志半ばにして日本は敗戦を迎えたが、
戦後、結果としてインドは独立を成し遂げた。教科書ではガンジーの
非暴力運動による結果とあるが、それは誤りでチャンドラ・ボースの
自由インド軍と日本軍の果たした役割の方が遥かに大きかった。
それは当時のイギリスの首相アトリーも認めている。

 日本が謝罪しようとすると、インドネシアの人達などは
「日本のおかげで独立できたのだからもっと誇りを持ちなさい」
などと言ってくれる。彼らは日本軍が来たとき神の軍隊が来たと
思ったという。そして今でも日本に感謝していると言う。

 そういうと、朝鮮半島や台湾、満州の例を挙げて、
「あれは植民地支配ではなかったのか」と思う方もあるだろう。
それは断じてNein(否)である。朝鮮、台湾は共に日本の
「都道府県」の一部、「朝鮮県」「台湾県」であり、「日本の領土」
だったため、「植民地」とは言えない。それでは「北海道」も
「沖縄県」も「鹿児島県」も「植民地」ということになってしまうではないか
958パシッチ ◆mWYugocC.c :03/03/30 20:43
ちょっと旅行してた間にこんなにスレが進むなんて……

で、結局、イギリスのアイルランド統治との比較とかはなされてないみたいですね。
私としては、外地扱いされながらも一般には植民地と見なされていない北海道などとの比較も興味あるのですが。
あと、朝鮮語の弾圧に関して、朝鮮語が日本語の方言かどうかということが話題になってたようですが、それってあまり重要じゃないのでは?
アイルランド語は英語と全く似てないと思いますし、ブルトン語もフランス語と全く別でしょう。
しかし英仏は国民国家になる際にアイルランド、ブルターニュをその一部としたはずです。
959世界@名無史さん:03/03/30 20:55
>>957
すぐ思いつくだけでも
・タイは元々植民地だったことがない。
・植民地という言葉はおいておくとしても、都道府県ではない。
 内地と外地という区別はあり、外地は国政参加はできなかったようだが?
・インドネシアのエピソードには意味がない。
 各国によって対日(というより先の戦争への)感情は異なるし、
 エピソードは肯定的否定的共にいくらでも見つかるだろう。
 もっとも、そうした感情は戦後形成・変化もしているものだが。
960世界@名無史さん:03/03/30 21:28
>>959
このスレの定義ではタイはビルマの植民地だぞw
まあ957の意味ではおかしいが。
961世界@名無史さん:03/03/30 21:37
タイはビルマの植民地?
まったく意味わかりませんが??
962世界@名無史さん:03/03/30 21:59
>>956
>姜のフィールドワーク自体には意味なんて無いよw
俺は読んだが、全部裏(文書・証言)を取ってあるよ

>>6、日本での志願拒否者には、各大学への通知で休学・退学を命じた。
>この辺は文章が残ってそうだね。
>文章を出せればソースとしての価値はあるかな。

1943年11月3日城大「出陣学徒壮行会」で山家信次総長代理
「決然立ち得ざる懦夫を本学は・・・教育することはできない」
(→放校・退学処分の威嚇)

政府の大学への通知
「徴用その他の手段によって心身を再練磨して再教育すべき方法を講ずる」

普専・安教授「学兵に志願するかしないかは諸君たちの決心しだいである」
→志願拒否を薦めたと逮捕(海野・権「恨」p55)
963世界@名無史さん:03/03/30 23:11
結局何がどうならば植民地だという確固たる定義がないから、
日本の植民地が国内の地方と同視される意見が出てきている。
964世界@名無史さん:03/03/31 00:19
>>962
>該当学生と家族を集め、激励説得会。
こういうのは全く問題ない。

>思想犯で拘留中の父に、電気拷問・トウガラシ水を鼻に入れる・2昼夜不眠
>拷問で、孫や子どもの志願を強要した。
取ってある裏を聞かせてよ。
コレを一般人にやってたらいい資料なんだが。
965846:03/03/31 01:24
>>962
 ただ、どーにも信用しかねるのは、スケールの問題です。
>>941 にも書いたけど、敗戦時の日本軍兵士は約 800 万人で、戦死者が
約 200 万人ですから、大戦争中に兵として動員された日本人は 1000万人近い
人数になります。

 一方、徴兵制の敷かれる以前の、1938 〜 1943 年の朝鮮半島からの志願兵は
6 年間の合計で、わずか 2 万人足らずですよ。紹介されているような強制を
日本政府 & 朝鮮総督府が実行したにしては「少なすぎる」としか思えないん
ですが。そーいう疑問は持たれないのですか ?
966世界@名無史さん:03/03/31 01:29
>>886
>皇民化が正当な善政策で、朝鮮語は方言と書いてある本と学者を聞いてるのです。

引用する必要性を全く感じないのだが、取り合えず杉本は自著で、善政策とは言ってないが(ツーか俺を含め誰も言ってないが)
戦時下で日本と朝鮮の制度的な差別問題を徐々に解消しつつあったと述べていたな。

戦前の日本政府にとって朝鮮語は方言。
言語学的に日本語の方言という意味ではないが、(類似性はあるので日朝同祖論の一因になっている)
曲解君には意味のないことだな。

>とっくにみんなに否定されてますよ。

そんなレスは一つもないね。

>日本の植民地=一地方説(方言が根拠)は60の創作です。

内地延長主義は、戦前の日本の基本方針ですが、なにか?
967激しい朝鮮人差別:03/03/31 01:31
日本は、一君万民を建前としたが、実際には内地人と朝鮮人や台湾人の間には
厳しい差別が設けられていた。

大日本帝国時代をつうじ、官僚組織の中において朝鮮人が到達することの出来
た最高の地位は、せいぜいが外務大臣どまり(パク・ムドク(東郷茂徳)。任
1941-42、1945)で、総理大臣になった者、天皇に即位したものは一人もいな
い。

以上の点からも、日本の同化政策が口先だけの建前で、実質的には激しい民族
差別が行われていたことはあきらかである。
968世界@名無史さん:03/03/31 01:42
>>967
だからエピソード主義はやめれ
969世界@名無史さん:03/03/31 01:43
>>966
世界史板には、以前から、自分のことを「おれたち」「みんな」と自称
したり、自分とやりとりしている相手の主張と称して、なんだか珍妙な
説をでっちあげるする曲解君がいすわっていて、みんなのヒンシュクを
買っています。
970世界@名無史さん:03/03/31 01:57
同化政策ってのは、そもそも違うからあるわけで、
元々差別や区別があったと言われましても、こまりますな。
971世界@名無史さん:03/03/31 02:00
>>967
制度として決まってたのか?
外務大臣や将官にまで昇進できて何の文句があるのかと小一時間(以下略
そもそも>天皇に即位したもの この時点で明らかにおかしいだろ!?
972世界@名無史さん:03/03/31 02:04
>967も阿呆だが、味方をぶん殴る>971の薄ら馬鹿ぶりも酷いものだ。
973世界@名無史さん:03/03/31 02:07

そもそも「朝鮮人が徴兵されないのは差別だ」と
朝鮮人が主張してたわけで。
ま、全員とはいわないけど。
974世界@名無史さん:03/03/31 02:10
>971
> 制度として決まってたのか?
こんな台詞が出てくる時点で、>971に社会経験がないことが丸分かりだな。やれやれ。
975世界@名無史さん:03/03/31 02:10
>>967
西洋国の植民地で、宗主国の大臣クラスに就任したひとはいるの?
976世界@名無史さん:03/03/31 02:13
敵味方を分けて考えてるバカのいるスレはここですか?
977世界@名無史さん:03/03/31 02:16
>>972
は?何で味方な訳?意味が判らん。
>>974
ああ、OKOK、慣習的な差別は確かにあるもんな。
978リバース60(=967):03/03/31 02:19
>>971
 いやいや、60が大好きな欧州のフランクライヒという国では、
 新しく併合した、外国語をマザー・ランゲージとする異民族の島の出
 身者を、自国の皇帝に平気で即位させたりしているわけですよ。

 こんな事例と対比すれば、大日本帝国時代の日本がいかに朝鮮人に対
 して差別的で抑圧的であったか、きわめて明瞭にわかろうというもの。
979世界@名無史さん:03/03/31 02:43
>>978=60

バカだろお前。まず日本語を学べ。そして論理的思考を学べ。
その後で小学校を卒業したら書き込んでいいよ。
980世界@名無史さん:03/03/31 02:59
日>>>>>英
日>>>>>米
日>>>>>仏


個別比較だとあとはどこがあるかな?
蘭葡なんかは時代が違うし。
981世界@名無史さん:03/03/31 07:41
>>955
>例えば台湾統治については右翼だって「植民地」であったことを否定したり
>してないと思うけど。

国民党との相対的評価で日本の統治を誉めてもらええているから図に乗っているだけ。
982世界@名無史さん:03/03/31 07:44
ここまで当時の「内地延長主義」というスローガンをそのまま受け取る馬鹿は初めて見た。
しかも朝鮮の言語のみで全てを語っている。
他の地域にもそれをどう共通するのかそろそろ言ってみろ。
983世界@名無史さん:03/03/31 09:04
>>975
フランスのカリブのどっかの植民地に
黒人の総督がいた。
植民地出身者でも国軍士官になれた。
984世界@名無史さん:03/03/31 09:13
現代の〜自治区=植民地なら誰も帝国の外地が「植民地」であることを否定はしないだろ。
全て定義の問題
985世界@名無史さん:03/03/31 09:47
結局イメージの問題なのかね
なんとなく抑圧的、搾取的であるという。
986世界@名無史さん:03/03/31 10:15
日本が西欧の植民地支配に比べて優れていたなんて意見も、
結局何を尺度にして評価するかの問題だということだね。
西欧は自由放任だが、日本が支配的だったという面も同様に持ってる訳で。
教育や産業については、支配的な面が結果的に経済発展にプラスに働いたが、
政治的には、支配的であることは結果的にマイナスとなって働いたということだろう。
西欧の場合にはこの逆だった訳だ。
987世界@名無史さん:03/03/31 10:26
英国留学中、ジンナーはイギリスの法制度や社会を研究し、
頻繁に下院議会を傍聴しました。ここで彼はグラッドストーン首相
の自由主義的な政策に影響され、インドの政治状況にも目を
向けるようになります。また、ロンドンではインドの民族主義者
でパルシー(インド国内のゾロアスター教徒)のリーダーである
ダダバハイ・ナオロージーと出会い、彼の選挙活動のスタッフ
として働きました。その甲斐あってか、ジンナーの留学中、
ナオロージーはインド人として初めて英国議会の
下院議員に当選しました。、
988987:03/03/31 10:27

英国でも本土移住者には参政権があったのね、知らんかった。
989世界@名無史さん:03/03/31 10:53
>>988
盲目的日本植民地経営崇拝主義者には都合の悪い話だな。
990世界@名無史さん:03/03/31 11:03

ニューカレドニアやポリネシアは今でもフランスの植民地なの?
アメリカ領サモアはどうなんだろう?
イギリスのバミューダ、ケイマン、フォークランドなどは・・・?
991世界@名無史さん:03/03/31 11:12
>>989
どこが?
992世界@名無史さん:03/03/31 11:14
そろそろこのスレも終わりか。
パート2は・・・・・・・・・・・・・・・・いらないか。
99360:03/03/31 14:03
 >しかも朝鮮の言語のみで全てを語っている。

世界史板に巣くっていて、他人の実際の文面と、「妄想で作り上げた他人の
文面」、史実と脳内史実の区別がつけられず、他人にからんでは脳内勝利宣
言をくり返すデムパをときおり目にしたが、このスレではこいつに引っかかっ
ちまったい。

「すべて」とやらについて語ったことは一度もない。

あるような気がするなら、そのスレ番号をあげてみろ。

*****************

というと、

「みんな」がトックにさんざん指摘してるだろ。

とかいって、結局番号を挙げない、に500変造韓国ウォン。
994世界@名無史さん:03/03/31 14:07
1000
99560:03/03/31 14:24
さて、最後に日本の国土観の変遷を示すひとつの歌を紹介しておこう。
「おわり」という意味のニュアンスをふくんでいまも愛用されている
「蛍の光」の、いまは歌われなくなった三番・四番である。

いまは著名なスコットランド民謡に、最初に日本語の訳詞がつけられたのは、1
1873年のことであった。

三番
 つくしのきはみ みちのおく
 海山とほく へだつとも
 そのまごころは へだてなく
 ひとつに尽くせ 国のため

四番
 千島の奥も 沖縄も 
 八島のうちの 守りなり
 いたらん国に いさおしく
 つとめよわが背 つつがなく

99660:03/03/31 14:25
四番の沖縄・千島の部分、二十年数年のち、日清戦争の勝利により台湾、日露
戦争の勝利により南樺太の割譲をうけると、それに合わせて四番も次のように
なった。

四番
 台湾の果ても 樺太も
 やしまのうちの守りなり
 いたらん国にいくさをしく
 つとめよわがせ つつがなく

台湾も樺太も、「やしまのうち」とされている。

さらに1910年以降、朝鮮を加えた改訂版が作成されたかいなか、
その理由はなぜか、なども興味深い追究テーマである。

99760:03/03/31 14:26
.
998世界@名無史さん:03/03/31 14:28

結局、同化の途中の過程で終了したから、差別したと非難されるのかもね。
もう10年、いや5年、日本の統治が続いたら、磐石な日本の領土に
なってたかもしれない。
99960:03/03/31 14:31
>>979
キミの場合は、
  他人の発言の実際の文面と「他人の発言をよんでキミが連想したこと」
  史実と脳内史実

の区別をしっかりとつけられるようにしておこう。

でないと、キミの参加するスレが迷走するは、荒れまくるはで、
迷惑このうえない。

あと、自分のことを「おれたち」「みんな」とよばないように。

みっともないよ。
100060:03/03/31 14:32
>>998
 そんなとこでしょうね。
10011001
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