ロベスピエールの鳥好きは有名です。
妹シャルロットの回想録では、子供時代飼っていた鳥が嵐で死んでしまった時に
兄は号泣したという記述があります。鳥について書いた美しい詩も青年時代に
残してます。
処刑者のリストにサインをしたその日も、会議の合間に野鳥を餌付けしてたという
話もあります。
彼が可愛がっていたオウムはテルミドール後下宿先の末娘ルバ夫人に引き取られ、
ナポレオン三世の時代まで生き残ってます。ロベスピエールを称えテルミドール
クーデターを呪う言葉を喋り、ラ・マルセイエーズを歌う、恐ろしくジャコバン的な
鳥だったそうです。