931 :
世界@名無史さん:04/05/24 11:04
本質的問題としては歴史的には階級差のあった各国の君主の称号を、
現代の国際社会では全て平等に扱わなければならないという命題に
基本的なねじれの原因がある。
うるさいことを言えば「后」は皇帝の奥さん専用の文字で、王の場合は
「妃」が正しい。また王は「殿下」であって「陛下」ではない。
932 :
世界@名無史さん:04/05/24 11:29
更に言えばヨーロッパ的秩序と東アジア的秩序は異なるのに、同じような
公侯伯子男の枠を当てはめるから誤解や混乱が起こるわけだ。
まあ支那の爵制は割とシンプルだが、ヨーロッパの方は国ごとに若干違う。
そこへ持ってきてイスラム圏の君主の称号というのは、直ぐにインフレが
始まって訳わかんなくなる。
日本の外務省の典礼では君主はみんな皇帝と呼んでるとか聞いたことがある。
933 :
世界@名無史さん:04/05/24 11:53
外交文書では独立国の君主はすべて皇帝だよ。
(白耳義国皇帝etc・・・)
934 :
世界@名無史さん:04/05/24 12:06
>どこかで妥協しないといけない
って言ったって「王の子の皇太子」って明らかに形容矛盾じゃん。
用語の違和感に無神経なメディアが批判されるのは当然。
935 :
世界@名無史さん:04/05/24 19:26
>>931 >また王は「殿下」であって「陛下」ではない。
本来の意味では、そうなんだけど、独立国の王に対する継承は「陛下」に統一するということに、明治時代に政府が決定している。
あと現在では、君主国の君主の称号は、その国が自称しているものを尊重するというのが、国際法的な慣習となっている。
つまり、韓国人が日本の天皇のことを「日王」と呼ぶのは国際法違反。
>>926 天子の嫡子が太子で、諸侯の嫡子が世子だったっけ?
時代によって違うのかもしれないけど。
937 :
世界@名無史さん:04/05/26 05:07
現代の陛下と殿下の使いわけを考えるなら、独立国の君主の嫡子は太子でいいんじゃないの?
938 :
世界@名無史さん:04/05/26 08:14
939 :
世界@名無史さん:04/05/26 09:25
>>938 それ、やらせでタイ王女ではないらしいよ
940 :
世界@名無史さん:04/05/26 11:22
ずーっと下まで見て行って日本王女のとこで、余りの落差にガクッ!
秋篠宮と高円宮のところの内親王はきれいじゃない?
>>934 全くもっておっしゃるとおりですが、この件に関しては
研究者ですら適当に使っている場合が多いのですから、
マスコミだけを責めても大して意味はないでしょう。
あえて統一するなら皇も王も公もつけずに、一律に太子で
よろしいのでは。
>>942 >あえて統一するなら皇も王も公もつけずに、一律に太子でよろしいのでは
禿同
944 :
世界@名無史さん:04/05/26 19:53
945 :
waza_fire:04/05/26 20:23
いつの間にか呼称問題討議スレと化している…
(´Д`)
946 :
世界@名無史さん:04/05/26 23:03
>>941 日本史板で、承子女王が茶髪にする染髪料も国民の税金だからけしからんとか何とかって、ブサヨクが騒いでいた。w
ちなみに、高円宮家に内親王はいないよ。いるのは女王。
947 :
世界@名無史さん:04/05/27 04:10
歴史オタクの屁理屈ばっかりだなw
>>935 でもキングダムでなくスルタネイトの国の君主も「国王」と表記することが
多いような気がしますがそこはどうなんでしょう。
>>939 プミポン国王の娘で、アメリカ人と結婚した人いるでしょ。
その人の娘という説があるよ。
だから、一応は王孫。
>>941 高円宮姉妹・・・・、変わった趣味ですね。
>>949 それだったら王女じゃないじゃん。
やっぱあのサイトは間違ってるのね。
>>949 あれはタイ王女のあとの日本の王女様をおとすために
タイ王女はモデルをつかってやらせした
ってきいたけどね。
なんとなく、それなら理解できるかも。
おへそをみせて色気づく王女様って・・・
952 :
世界@名無史さん:04/06/02 21:15
あげ
953 :
世界@名無史さん:04/06/03 18:21
質問です。
ドイツ・オーストリア・イタリア・ギリシャなど、欧州で王制が倒れた国では、王権の象徴である王冠は現在誰が所有しているのですか?
国家ですか?
王家の末裔の方たちですか?
革命で倒れたドイツ・フランス・ロシア・オーストリアなどでは、国立博物館にでも納まってそうですが、国民投票で平和的に王制が廃止された国ではどうでしょう?
>国民投票で平和的に王制が廃止された国
ってどこ
イタリア、ポルトガルなど
956 :
世界@名無史さん:04/06/03 20:04
そういや、ボヘミア(チェコ)王冠もどうなったんだろ?
神聖ローマ帝国末期にはハプスブルク家がボヘミア王となってたけど、オーストリア帝国となってからは、ボヘミア王冠はウィーンの宮殿にでもしまわれたの?
ヨーロッパの王様の王冠って、そんなに大切なものなの?
大切なものなの。
959 :
世界@名無史さん:04/06/03 20:38
西洋版三種の神器か。
960 :
世界@名無史さん:04/06/03 20:42
>>957 ヨーロッパでは国家のシンボルは、王様ではなく王冠であり、王様は王冠の守護者に過ぎないそうです。
だから王家の血筋が絶えれば、血縁関係にある外国の王族からスンナリ新しい王様を輸入するんだとか。
他の国では、王様その人が重要であり、王冠なんてのは単に王様が被る冠に過ぎず、あまり重要でないそうな。
961 :
世界@名無史さん:04/06/03 20:42
肖像画でも普段は被ってないな。
戴冠したあとすぐ外す?
西洋的三種の神器は「冠と杖と指輪」だったよな?
964 :
世界@名無史さん:04/06/04 16:40
>>963 しょーもないトリビアを披露しちゃいますw
ハプスブルク家の初代神聖ローマ皇帝ルドルフ・フォン・ハプスブルクの戴冠式では、その「杖」が紛失したそうです。
これは反対派による嫌がらせだったようですが、フドルフは機転を効かせ、祭壇上のキリストの磔刑像を取り、
「主が血で贖ったこの像こそ、戴冠の儀式に相応しい」
と言って杖がわりにしたとか。
965 :
世界@名無史さん:04/06/16 03:26
ティアラって王冠の意味合いは全く無いの?
>926
天子が王から皇帝に格上げされたときに
太子が皇太子になったのだから、
太子でいいんじゃないか。
王太子という語は逆に冗長だと思う。
というか、固有の称号がある場合はそっちを使ってやれ、と思うが。
そっちの方がフォーマルなんだし。
>906
フランスは貴族制は廃止されたが称号制は法的に廃止されていなく有効。
政府のなんたらという機関にその伝統的な称号を認定された人は
その称号を使うことができるし、その称号に関する使用権を主張できる。
(つまり、他の人が由緒ある称号を使ったとき、「使うな」といえるのは、
この登録している人たちだけ)
968 :
世界@名無史さん:04/06/17 23:14
>>967 名前に de が入ってるから貴族とは限らないんでしょ?
>968
限らないけど(というか、上に書いたように今のフランスに貴族制はない)。
でも、私はその話(deに関する話)をした人じゃないよ。
王冠とかティアラ、似合う人はいいんだけど
似合わない人や負けている人のはコメディに見えてしまう
971 :
世界@名無史さん:04/06/18 15:48
フランス貴族てみなホテルと農園だけ?
活躍 してのきいたことない
>>971 フランス国立銀行の株券とかじゃなかったっけ?
973 :
世界@名無史さん:04/06/18 21:42
戦前のルパンものとかにはよく出てきたね。
今でもありか?
974 :
世界@名無史さん:04/06/18 22:29
「年金」とか「国債」て訳されてたような
現在のカンボジアのシアヌーク国王は、あのアンコールワット築いた
真臘国の王室の末裔なの?
976 :
世界@名無史さん:04/06/19 22:11
>>970 具体的には?
ティアラってただの飾りだと思っていたけど、
色々な由緒みたいなのはあるようですね。王冠ほどではないけど。
日本でも、正式な写真(ご真影。今はそういわないけど)では、
明治〜平成までの皇后はみんな同じティアラをつけてる。
977 :
世界@名無史さん:04/06/27 13:39
あげ
イラクの暫定政権の中には王党派はいないのでしょうか?