1 :
世界@名無史さん:
あえて世界史板に立てさせて頂きました。
トラファルガー海戦でもハンプトン・ローズの海戦でも好きなものを語ってください。
十九世紀における各国の海洋政策や海軍事情、船の発達振りを語っていただいても結構ですし、
なんでしたらクリミア戦争や日清戦争、米西戦争等における海戦を語って頂いても結構です。
Λ_Λ | |
( ^Д^) 人 ガッ
と ) < >∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Y /ノ V ( ・3・) < ぼるじょあが叩かれながらもムーンウォークで2ゲットォー!!
/ ) / / ./ つ つ \_____________________
_/し' //〜(_⌒ヽ (´⌒(´
(_フ彡 .)ノ `J≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
(´⌒(´⌒;; ズザーーーーーッ
3 :
世界@名無史さん:03/02/27 23:16
リッサ海戦のアボルダージ!!
やっぱしホーンブロワーが。
>>3 宮古沖海戦でそんな名前のがどーのこーのという友人がいたな
6 :
世界@名無史さん:03/02/27 23:35
帆走から汽走へ
木造から装甲艦へと
7 :
世界@名無史さん:03/02/27 23:50
15巻くらいまでのボライソー。
8 :
世界@名無史さん:03/02/28 00:39
帆走から外輪を経て、螺旋へ。船体は木鉄混合に。
そして前装滑腔砲から前装旋条砲へ、そして後装旋条砲へ……。
この急激な進歩を経たこの時代、やっぱり萌えるものがあるなあ。
>>3 リッサの海戦と言うと戦訓でみんな軍艦にラムを付け出したのを思い出す。
結局あんなもん役に立たないし、逆に味方をを沈めた例の方が多かったような。
>>9 砲の進化で有効射程が伸びたために敵との距離が開いていき、
艦隊運動で味方と接触してしまう事のほうが多くなったせいですね。
11 :
ファシスト文学士:03/03/14 21:36
帆船から汽帆船になり汽船と移る時代。
だんだん航続距離が短くなるような感じの時代でもあるな・・・
補給も複雑化していくし、商船と軍艦の性能の違いが明確になったときでもある。
個人的には、仮装巡洋艦みたいなのがすきだから、
何となく混沌とした19世紀の海戦は好きだな。
創意と工夫で戦えるって感じ・・・
12 :
世界@名無史さん:03/03/15 19:52
>3
リッサで接舷斬り込みはやってないでしょう。
衝角突撃はしてますが・・。
>10
確か、黄海海戦で北洋艦隊は衝角攻撃を図った
と聞きましたが、失敗に終っています。
リッサでの成功自体が砲戦ではイタリア艦隊に
勝てないと認識したテゲトフ提督が編み出した
奇策ですから、そうそういつも使える戦法では
ないのでしょう。
他でこの戦法が成功した例というと、南北戦争
で南軍の装甲艦(マメリックでしたっけ?)が
北軍のフリゲートを沈めたという話を聞いたこ
とがありますが、他であるようでしたら是非、
ご教示ください。
13 :
AIRSHIP:03/03/15 21:14
たしか、一次戦の時彼の有名なドレッドノートがUボートをラムによって撃沈
していたはずです。 これが、ドレッドノート唯一の戦果だったと記憶してい
ます。
14 :
世界@名無史さん:03/03/15 21:54
>>12 チリ・ペルー・ボリビアの太平洋戦争で何度かやっている。
15 :
世界@名無史さん:03/03/15 22:15
接舷斬り込み(未遂)というと宮古湾海戦とか・・・
南米とかアジアの国が自力建造できないけど、
たくさん欧州に発注したのもこの世紀ですよね。
16 :
ファシスト文学士:03/03/15 23:36
吉野(日進戦争時の巡洋艦)もイギリスで作られたんだよな
金剛(巡洋戦艦、後の高速戦艦)が外国発注の最後の軍艦かな?
日本もまだまだひよっこだったんだ
17 :
AIRSHIP:03/03/16 21:51
第二次大戦直前でも、戦艦や巡洋戦艦、巡洋艦どころか、総てを外注に頼っている国の
ほうが多かった。 現在でも自国の軍用船の総てを国産化している国のほうがごく少数
と言って好いでしょう。
金剛も考えてみれば、一次大戦前の設計。 船は長持ちしたものですね。
18 :
世界@名無史さん:03/03/17 01:15
しかもその金剛型が一番活躍したんだから何か皮肉な感じだね。
>>9 当時の大型砲の発射速度は数分に一発程度だし、有効射程も3、4キロ。
彼我の速力にもよりますが、数回の射撃に耐えれば、接近戦に持ち込めそうです。
まあ、奇策なのは間違いないですが、それなりに成算も有ったでしょうね。
速射砲が出てくると、そう簡単にいかなくなりますが。
20 :
世界@名無史さん:03/03/17 21:31
>>13 期待の集中射撃管制システムより前世紀の遺物が役に立った
哀しい戦艦・ド級
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
アルフレッド・T・マハンってどうよ?
司馬遼太郎の「坂の上の雲」にもちょこっとでてくるけど。
>>12 南北戦争では両軍の衝角艦および幹装水雷艇がミシシッピ河で多数投入さてとりますが、
河川故に回避行動が取りにくかった為に相当の戦果を挙げております。衝角は南軍メリ
マックの様な装甲艦にも施されましたが、大多数は木造民間船舶の船首を強化し衝角を
取り付け、申し訳程度の木造or綿花or石炭による装甲を施しただけのお手軽な物です。
費用対効果の面では明らかに装甲艦に勝っていました。なお砲撃力は大したことがな
い為、北軍は多くの場合装甲艦と組み合わせて使用しています。
なお南部陸軍のボーレガード将軍は航洋型幹装水雷・衝角艦隊を整備して北軍の封鎖
艦隊を打ち破らんとする提言を残していますが実現しませんでした。
>>19 1864年、シェルブール沖における北軍キアサージ対南軍アラバマ号の海戦がまさに貴殿の
カキコ通り、互いに円運動をしながら距離を詰めて行き、相手に致命傷となる砲撃を狙う
展開となっています(両艦とも衝角はありませんが・・・)。
保守age
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
30 :
世界@名無史さん:03/07/30 21:53
age
31 :
世界@名無しさん:03/08/02 14:53
定遠・鎮遠萌え〜
北洋水師さいこ〜
で、どうしてああいう主砲配置になったのか教えて!
32 :
世界@名無史さん:03/08/03 02:01
衝角が有効だったのは、当時は遠距離の動いている目標に当てることができなかったのと、
砲の発射速度が遅いので、ぶつけるために突っ込んでくる船を衝突するまでの間に
沈めることができなかったため。
火器が発達するまでは、銃を撃つより騎兵を突撃させたほうが有効だったのと似たようなものかな。
スレタイの時代から少し外れるけど、
第一次大戦のときの南米で装甲巡洋艦の海賊が活動してたという
話の詳細をきぼんぬ。
初期の潜水艦は衝角を備えていたの?
ヴェルヌの『海底二万哩』ではナウティルス号が衝角で敵艦を沈めている。
察知しにくいから超有効打だと思うが。
>>34 衝角に相当するかどうか、初期の潜水艦の構想図などを見ると、衝突によって
相手艦船の喫水下に穴をあけるための工夫がいくつか示されていますね。
槍状の長い棒を張り出して衝突し、はずして退避するといったような構造です。
ノーチラス号のようにモロに衝突していたのでは、小説でないかぎり、潜水艦の
ほうが条件がきびしいでしょうね。
というか、第一次大戦でも第二次大戦でも駆逐艦等の体当たりによって撃沈さ
れた潜水艦はいますが、逆はないです。
36 :
世界@名無史さん:03/08/03 15:31
そもそも、現代の潜水艦ならともかく、第二次世界大戦までは潜水艦の水中速度なんて
10ノット未満(水中高速型のXXIでも17ノット)だから、はるかに早い水上艦艇にぶつけるなんて
無理。
37 :
世界@名無史さん:03/08/03 15:58
>>33 装甲巡洋艦、海賊が持てる代物だったんですか?
>37
えーとうろ覚えなんですが、確か海賊といってもパイレーツではなくて
プライバティア、つまり国家公認の私掠船だったような。
どうだったかなー。
む、こんなタイミングで書き込んだら自作自演だと思われそうだ…
>>38 私掠船でしたか。ちと早とちり。
どこの国に属してたんでしょうね。
41 :
世界@名無史さん:03/08/03 23:06
押川春浪の海底軍艦に、某国が陰で糸を引く海賊船(衝角で客船を沈める)が出てきたけど、
>>33みたいな話がモデルだったのかな。
42 :
世界@名無史さん:03/08/04 00:10
最初に潜水艦を設計した人たちには魚雷なんてものは頭になかったから、
攻撃手段としては喫水線下に穴をあけて撃沈、というのを想定していたみたい.
で、剛性に劣る自分自身が撃沈していた、と。ナムアミダブツ
魚雷が発明されるまではせいぜいが偵察任務のある種イロモノに過ぎなかったんじゃなかったかな.
43 :
世界@名無史さん:03/08/07 16:46
このスレを見て、
横井勝彦『アジアの海の大英帝国』(同文館)という本を読んでみますた。
イギリス海軍というと、19世紀末から20世紀初頭の建艦競争が有名でつが、
ヴィクトリア朝中期には、居留地貿易や海上交通路の防衛、測量と海図の作成、
植民地基地の建設といった多様な任務を担うイギリス海軍の世界配備が達成され、
パーマストン体制下のイギリス海軍は、フランス海軍との建艦競争(木造帆走海軍
から鉄製汽走海軍への移行)に突入していて、19世紀末の建艦競争の起点も
ここに求めることができるとか。
>42
「敵艦隊の哨戒線をすり抜けて泊地に浮上、
敵艦の喫水線に爆薬を仕掛けて潜水、撤退」
という使い方もあるので
偵察専門のイロモノだったわけではない。
45 :
世界@名無史さん:03/08/20 03:47
調べてみたところ私掠船制度は1856年のパリ条約で禁止されてますね。
最後に私掠船の免状が発行されたのも1861年、南北戦争時。
(アメリカは捕獲免許状付与権を未だに放棄してませんが)
hoshu
保守
49 :
世界@名無史さん:03/09/21 15:29
19世紀初頭には既に木材の枯渇が著しかったそうな。
合成材のマストなんてのもあった。
50 :
世界@名無史さん:03/10/14 23:42
age
51 :
世界@名無史さん:03/11/15 22:57
age
52 :
世界@名無史さん:03/12/17 07:54
age
53 :
世界@名無史さん:04/02/03 08:42
age
ここも寂れてしまったなぁ…
今更ですが補足。
南米で活動していた(独海軍の)装甲巡洋艦つったら、
シャルンホルストとグナイゼナウが有りましたね。
失念しておりまして大変不覚。
あとは軽巡ドレスデンもブラジル沖で活動しとったようです。
56
57 :
世界@名無史さん:
猿ベージュ