1 :
世界@名無史さん:
ヨーロッパはローマ以来統一されてないけど中国は王朝が変わっても版図がでかいまんまなのはどうして?
中国だって多くの民族いたのに民族自決ってことになってないのはなぜですか?
2 :
世界@名無史さん:03/02/22 16:41
表意文字のおかげ
始皇帝のおかげ
アメリカってどうしてでかいの?
アメリカだって多くの民族いるのに民族自決ってことになってないのはなぜですか?
4 :
世界@名無史さん:03/02/22 16:54
和田アキ子ってどうしてでかいの?
以下同文
俺のちんちんってどうしてでかいの?
昔の中国は、狭かっただろうが。
>>1は歴史資料集の中国の版図の移り変わりをすべて見直すこと。
7 :
世界@名無史さん:03/02/23 08:44
>>7 そういえば、前にどっかの板で煽られて
自分のティムポの写真うpしたヴァカがいたね。
うp板の画像消去の方法が分からなくて
挙げた写真が消せなくなって祭りになってたけど(w
9 :
世界@名無史さん:03/02/23 12:45
10 :
世界@名無史さん:03/02/23 14:51
始皇帝以後、「統一されてるのが正常な状態、分裂してるのは異常な状態」
という思い込みが広まったから。
11 :
世界@名無史さん:03/02/23 15:51
今の中華人民共和国が滅亡すれば中国って名前も別な名称に変わるの?
漢とか秦とか。
12 :
世界@名無史さん:03/02/23 15:55
まあ、大きくまとまっててくれたほうが日本としては助かるね。
まとまってるうちは貧富の格差に耐え切れなくなって農民反乱が起こるもん。
13 :
世界@名無史さん:03/02/23 16:01
そもそも「中国」という国は中華民国成立以来90年しか存在してない。
「王朝が変わっても」(゚д゚)ハァ?
「中国」と称する王朝なんて無いんだけどね。
袁世凱の即位が成功してれば存在してたかもしれないが。
14 :
世界@名無史さん:03/02/23 16:04
>>13 それはわかってる
君の知性が高いことはわかったから
本質的なことに答えてやろうよ
15 :
世界@名無史さん:03/02/23 16:31
中国ってでかいけど人が住めるとこは少ないじゃん
16 :
世界@名無史さん:03/02/23 16:35
>>15 日本の国土も狭い上に7割が山地で人が住めませんが何か?
17 :
世界@名無史さん:03/02/23 16:44
アメリカも広いけど都市に人口が集中しているから、実質的な(生活体感レベルの)人口密度は日本とそう変わらないという話だし。
18 :
世界@名無史さん:03/02/23 16:44
中国の版図はずっと広かったと言っても、現在の版図に対して
各王朝の版図を重ねてみるとわかるけど、実は狭い範囲でしか
興亡が起こってないような気がするのだが。チベットだのウイグルだの
現状では無理矢理占領してるけど、別の国だろ。
昔は狭かったといっても十分フランク王国なんかより広いし人口も多かったと思う。
長安の力が地方に行き届いたからなんだろうが、王朝が腐敗していっても独立じゃなくて王朝打倒に動いていくのはどうしてです?
それに巴蜀なんて山がちで通行しずらかったんだから独立の気運が高まってもおかしくないとおもうのですが
21 :
世界@名無史さん:03/02/23 21:10
表意言語「漢字」があったため、どんな辺境に行っても、一定の知識が
ある人がいるなら、筆談で話が通じる。商売ができるし、細かい表現の
違いも表すことができる。違う地方出身者同士での細かい作戦も立てら
れる。
だから、かなり言語が違っていても「統一」ができたんじゃないのかな?
その考えで行くと
ローマはラテン語の方言差が大きくなって
お互いに通じなくなったところで分裂したと考えられるのかな
23 :
世界@名無史さん:03/02/24 16:25
>>21 度量衡の統一は元以降だし、文字&言語の統一化は1949年以降だが?
逆に考えるとヨーロッパはローマ以降統一国家が出てないのはどうしてかということも言える。
ナポレオンやナチスも格国家を従わせただけで国自体を消してないから統一ということにはならないと思う。
逆に分裂している状態で安定する条件ってなんだろう。
戦国時代の地図みていると、秦なんかは山に囲まれていてその中に平野があってと自然境界がはっきりしていて
独立していてもやってけそうな感じがするのだが、、あと四川とか湖南のへんも。
中原の他の五カ国って自然境界のない平原に人工的に国境作っている感じ。
人口密集地域も黄河周辺に密集していて、各国ごとにその国の核心部分となる独立した人口密集地帯を
持っていないようだし、、、
なんとなくあの地域はすぐ統一されちゃいそうな不安定な感じだな。
自然境界を考えると、関中に秦みたいな国一個、洛陽から北京徐州ぐらいまでで統一された一カ国、
上海あたりに一カ国、湖南の平原に一カ国、四川にも一カ国、朝鮮半島に一カ国、
こんな感じにすれば、ヨーロッパみたいに分裂した状態で安定するかな?
26 :
世界@名無史さん:03/02/26 18:10
>23
21の言いたいことは完全に通じたと言う意味じゃないでしょ。
「漢字」があったから異民族同士でもそれを取っ掛かりにして意思疎通も比較的容易だったということじゃないのか。
(日本だって会話や度量衡が全国どこでも完全に共通するようになったのはこの百年間を通じてのことなんだし。)
27 :
世界@名無史さん:03/02/27 19:48
>>25 分裂していて安定している状態は封建体制ってことだよ。
28 :
世界@名無史さん:03/02/27 20:16
でかい河があるところは大体国もでかいんじゃないの?
歴史的条件というか、「食えるか」というごく生物的な条件で人の集散が
決まるんだろ。たまたま人の集散に適していた土地がたくさんあって、
セム・ハム語ような表音文字ではなく漢字という表意文字がたまたま生まれ
その中で常識が生まれ文化になって
ある程度統一された国が中華(いろんな呼称はあるけど)だと考える。
29 :
世界@名無史さん:03/02/28 15:15
中国が独立を絶対に許さなかったから。
独立しますなんて計画しようものなら国民だろうが何だろうが鉄パイプで(以下略)
30 :
世界@名無史さん:03/02/28 16:03
中国かぁ・・・もっと親しみ易い国ならいいのになぁ・・・
なんか遠いんだよな。韓国も・・・
中国語やハングルって難しそうだし・・・
なんかいつも怒ってるし・・・
う〜〜ん・・・
インドも何故にでかいんだ。
32 :
世界@名無史さん:03/02/28 17:12
確かに混沌としているイメージではインド最強かも?
________
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∨ `ー─‐'(. ) ──‐' / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| / ____ ヽ | < 汚らわしい日本鬼子め!中国は超大国なのだ!
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>>31 インドは、中国以上に細かいよ。
パキスタン、バングラは分裂したけど。
印度が完全に統一されてた時代なんて歴史上200年程度だ
36 :
世界@名無史さん:03/02/28 19:04
もともと北京からインドシナまで声調言語の諸民族が広がっていたのが重要だ。
さすがにインドシナまでは統一できなかったが、広東まで統一できた。
もし華北人が北方系の言語をしゃべる人たちで構成されていたら、
中国の領域はバイカル湖から長江にかけて構成されていて、
華南には声調言語を話す諸民族による小国が乱立していたであろう。
37 :
簡単WEBアルバイト募集:03/02/28 19:16
インドを初めて統一したのはイギリスである。なんてジョークもあるわな。
国が大きくなるとは地方の乱をすぐに鎮圧できなくなるから鉄道も自動車もない時代だと小さくなるのが当然だと思うんだけどな。
中国人はどうして遠いところにいる皇帝に忠誠を誓い続けられたのだ?
40 :
世界@名無史さん:03/03/02 12:35
住人一人当たりにかかる行政コストはどう考えても今の先進国の方が掛かるだろうから、
近世以前より現代のほうが大国の維持が難しいのでは。
41 :
世界@名無史さん:03/03/02 14:45
定期的に統一と分裂を繰り返しているのが西アジア・北アフリカのイスラム世界。
統一時の思想的紐帯は当然イスラム教なんだが、中国でそれにあたるのは儒教か?
儒教世界の統一国家=中国?
>中国人はどうして遠いところにいる皇帝に忠誠を誓い続けられたのだ?
誰もが忠誠を誓っているわけではない。勝手に王朝を作る者もいる。
一般的な歴史書では割愛されているが、中国の王朝内で弱小国家が存在していた
ことは中国史では珍しくない。後漢末に存在した河首平漢政権などは
30年間勝手に統治を行っていたようだ。宋の時代にも、蜀を建国して宋に潰された
王小波政権というのがあったりする。こういう弱小国家は僣偽王朝(せんぎおうちょう)
と総称され、それだけを扱った歴史書も複数有るよ。
こういう弱小国家成立のメカニズムについては、高島俊男『中国の大盗賊』
(講談社現代新書)がお勧め。
43 :
世界@名無史さん:03/03/03 14:22
>高島俊男『中国の大盗賊』
この本面白いね。
毛沢東まで盗賊として扱ってる。
遅レスでスマソだが、
13の痴性はひとさまの揚げ足をとるくらいの程度だと思いまソ。
痴性が高い!(知性はたかくない)
辺境の地まで皇帝の威光が届いた理由
1)支配者の覇道政治がもたらす恐怖
2)地方の成り上がりが支配者の威光に便乗・利用しようとする
だと重いまソ、中華思想なんて実態はこんなもんでしょう
46 :
世界@名無史さん:03/03/03 21:27
>>45 つまり2)が1)へとつながっていくのでしょうか
ただ、それだとどこの世界の人間でも同じこと考えそう
なぜ中国なのか?ってとこがわからない
47 :
世界@名無史さん:03/03/03 22:23
中国の「国家」っていうのは
いつの時代も都市と流通システムを抑えただけで、
面としての支配は行われなかった。
と、言ってたのは誰だっけ?
48 :
世界@名無史さん:03/03/03 22:24
皇帝の財源は?
49 :
世界@名無史さん:03/03/03 22:28
>>39 カフカも同じことを疑問に思ったらしいね。
岩波文庫『カフカ短編集』にそのネタで書いた幻想的な短編がある。
関係ないが、ブラッドベリも似たような設定で書いてたような・・
右翼本と叩く者も多いが、岡田英弘の「皇帝たちの中国」が回答になると思う。
中国の王朝とはすなわち、皇帝を中心とした都市のネットワークのことなのだという解説には膝を打った。
近代の国民国家のような物があの大地に存在したのだとみなしては誤解を招く。
砂漠や山脈の自然境界と長城に囲まれた大地に砂のような数千万数億の農民が生き、都市は商業ネットワークで結合し、各地の士大夫階層を科挙制度で掬い上げながらさらに別地方に割り振る。
そういうシステムが数百年数千年にわたって存在したのだと思っている。
時々システムエラーを起こし、時間をかけて修復しながら。
>50
おおむね同意だが、中国近世〜近代までしかその説明は適合しないね。
中世は地方の豪族が農業商業を握り、皇帝の権力が微弱。
>そういうシステムが数百年数千年にわたって存在したのだと思っている。
豪族対策として科挙がまともに機能しだしてからだから、
精々900年位じゃないのか?
52 :
世界@名無史さん:03/03/08 17:19
中国が統一されているときにも朝鮮半島がいつも独立していられるのはなぜ?
54 :
世界@名無史さん:03/03/09 03:55
>>52 ベトナムやチベットだってほぼ常に独立してたじゃん。
現代中国は北チョソについては単なる属国と思ってるみたいね。
じゃあ、始皇帝がいなかったら分裂状態のまま現代迄来てるって仮定もあながち間違ってないわけ?
と、したら、
中原=魏
西域=秦
山東周辺=斉
東北部=金
揚子江下流域=呉
揚子江中流域=楚
四川=蜀
みたいにして各々に(現代で)一億数千万の人口を割り振ってみたら、それはそれで楽し気な歴史物かけそうだね。
ってゆーか誰か書いてそう。日本とか韓国との境界が曖昧になりそうだけど(w
56 :
世界@名無史さん:03/03/09 05:41
>>55 龍騎兵(青木基行.学習研究社)がそれに近いね。漢が統一後すぐに滅んで再分裂
した話だけど。途中で打ち切られてるから日本人としてあまり魅力感じない設定な
のかねえ。
>>57 日本を参戦させたら受けたのかねぇ。「唯一儒教的価値観の浸透しない、独自の表音文字を漢字と併用する異端の国」っていわれてる事にして。
(『文明の衝突』では、日本は韓国やベトナムと違って中華文明の国には分類されてないしね)
勿論、国名は一文字を守って『倭』で。そんで時代設定は十七世紀あたり。
海外進出策をとる日本と山東や揚子江下流域の国が制海権を争って戦ったり、
新大陸からジャガイモがもたらされた事で劇的に勢力が強化された満州族の国が南下してきて、朝鮮半島を舞台に日本とせめぎあったり(w
日本がイギリス的な立場の国って事にして、産業革命を起こさせたりとかね。まぁ、誰でも考えそうなネタではあるが。
ぐお! 誤爆すまん!
59 :
世界@名無史さん:03/03/19 20:15
60 :
世界@名無史さん:03/03/22 00:05
age
61 :
世界@名無史さん:03/03/25 02:26
>>57 せっかくだからロシア帝国の東進を撃退してほしかったりするw
中国独特の強固な官僚制…を考えたいけど。
51の言うように科挙以前の時代のことをうまく説明できないなあ。
ところで、大河川の治水のために、強大な専制権力が必要だった…
と唱えた西洋の学者がいたと思ったんだが、誰だっけ?
63 :
世界@名無史さん:03/03/31 05:06
中国が統一されていたのは、遊牧民族を押さえるため何じゃないの?
南方の方が生産力も高いのに政治の中心は常に北方なのも遊牧民からの
防衛の為だし。
65 :
世界@名無史さん:03/04/12 21:31
age
66 :
世界@名無史さん:03/04/12 22:42
>>63 とは言っても、南方の生産力が凌駕するようになったのは、ようやく、南宋の頃
からだが・・・・。
67 :
ブーツカット:03/04/15 01:55
第三次世界大戦が起きたとしたら日本と中国はきっと手を組む
アメリカと日本は対立関係になる
もし日本とその同盟国がアメリカに敗北しそうになったら中国が
アメリカ本土に核爆弾を落とす
68 :
世界@名無史さん:03/04/15 08:47
中国行ったことあるが
北京(首都で戦前の日本みたい)
と上海(高度成長がすさまじい)とじゃ別国と思うほど印象違っていた。
69 :
世界@名無史さん:03/04/15 08:53
北京の方はモンゴルからくる砂が町に舞っていて
町の印象としては、灰色だった。
乾燥しすぎて、コンタクトレンズ出来なかったぞ。
気温は低いが乾燥してる為、日本の東北とかに比べて体感温度はそんなに低く感じない。
でも手荒れがすごくカサカサになる。
70 :
世界@名無史さん:03/04/15 08:58
アメリカも東と西海岸の間はロッキー山脈か
ほとんど砂漠だからね。
その砂漠の中にも、いっぱい都市があるけど
空調設備も整っているし、飛行機や車多いから
生活水準としては、日本と変わらない位、近代化している。
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
73 :
世界@名無史さん:03/04/21 05:02
age
74 :
世界@名無史さん:03/04/25 22:56
>>70 その内陸地の水源を支えてきた灌漑に、いま地下水の枯渇が近寄りつつある・・・・
中西部の穀倉地帯もすでに砂漠化が始まったようですな。
こんなところでも旧大陸の古代文明の後を追うのかな・・・鬱
75 :
ブーツカット:03/04/26 00:12
大きな砂漠地下5メートルら辺に6ミリぐらいのガラス層があるんだって
そのガラス層は砂漠の核実験場で超高熱で熱せられた後に急速に
冷やされた時にできるテクタイトにそっくりだそうだ。
ちなみにカッパドキアにも同じ地層がある。
76 :
世界@名無史さん:03/04/27 11:09
南方の生産力と北京の砂漠化の話が出たので聞きたいのだが、
中原は昔は豊かな穀倉地帯だったらしいのですが現在の黄河流域TVの紀行などでを見るとデカン高原や
小アジアより不毛の地に見えるのですが、いつからそうなったんでしょうか。
宋代からすでにこの状態になりつつあったのかなと自分では勝手に想像していますが…
それから黄河が時々干上がっているらしいのですが本当ですか?
>>76 黄河文明から戦国にかけて、各地で大量に森林伐採が進んだ(その影響で象が姿を消していったそうだ)
漢代に自然破壊は一旦ピークに
再び黄河流域に森林が蘇ったのは、五胡十六国時代になってから
その後も森林伐採は続く
宋代に森林資源は枯渇してしまい、石炭を燃料にするようになる(石炭自体は漢代からあったそうだが)
まあ、あなたの考えで間違ってません
基本的に中国の黒龍江から広東のラインより西側は不毛の土地だよ
人口、農業生産力で数十倍の差がある
というか、沿岸地域の生産力がずば抜けすぎ
78 :
世界@名無史さん:03/04/27 11:44
>>77 レスどうも。
戦国期より以前は中原に象がいたんですか…
五胡十六国時代に一度森林が再生したというのは驚き、やっぱり五胡は漢民族ではなかったんですな同化されたけど。
いま漢民族が黄河流域で激減したら、また森林が再生するのか不安ですけど。
もう手遅れかな…
江南の農業生産力はいまだに中国随一のようですね。
79 :
世界@名無史さん:03/04/28 03:06
それで漢字の「象」の字が存在するわけですな、ナトーク
五胡十六国時代の人口激減はやはり戦乱での死傷・難民化でしょうか?
81 :
世界@名無史さん:03/05/14 09:15
age
82 :
世界@名無史さん:03/05/16 17:10
国の単位は民族分布と密接な関係があるのでは?
漢民族が中国中原を中心にゴキブリのような繁殖力で
広がったから、同一民族は一つの国家になりたがるのが常。
(島国とかじゃないかぎり)
83 :
世界@名無史さん:03/05/16 17:28
そうそして日本と中国が一つになって中国の指導の元に
アジアの平和をめざしましょう。
チベットやウイグルや満州や香港やマカオを解放した今、
朝鮮や日本もソビエト化して五族協和の道をあゆみましょう。
今
>>82 が、いいこと言った。
それから、中国の宗教の分布ってどんな感じ?
85 :
世界@名無史さん:03/05/19 08:28
中国の宗教は全土で大乗仏教・儒教でしめられているのでは?
単一の宗教と言ってもよいかも。
逆にいまのイスラム圏がアラブ人で単一国家じゃないのが実に惜しい。
イスラム帝国よ復活せよ!
89 :
世界@名無史さん:03/05/19 17:26
90 :
世界@名無史さん:03/05/20 01:17
儒教にはちゃんと宗教としての側面がある。
儒教で葬儀もやる。
日本には「儒学」として儒教の学問的な面だけが伝わったから
日本人にとっては儒教は宗教とは言えないでその通りなのだが。
日本には儒教の宗教的な面は仏教に仮託された形で伝わってる。
仏壇に位牌を並べるがあれは仏教とは無関係なものだ。
日本の仏壇の形式は儒教の祭壇なんだよ。
そして日本で行われる仏教式の葬式も
あれは実は儒教式の葬式なんだよ。
91 :
世界@名無史さん:03/05/20 01:19
>>85 白蓮教って今も現存しますっけ?
乱世にだけフカーツするのよね不思議と。
それとも名を変え「法輪功」に?
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
94 :
世界@名無史さん:03/06/02 17:18
中国本土に漢民族以外の異民族っていなかったのか?
95 :
世界@名無史さん:03/06/02 22:51
ちと馬鹿話で場を笑かそうかね。
某半島がしなびたティンポそして大陸○国が肥大した睾丸にみえるんす。
16億の餓えた○子がウジャウジャ蠢いてる。
なんか無茶苦茶気色悪いイメージだ。決して嫌韓嫌中じゃないですスマソ。
97 :
世界@名無史さん:03/06/17 01:32
age
98 :
世界@名無史さん:03/06/17 02:14
>>94 現在でも五十数民族が全国にいますよ。
漢民族圏外である新疆+内蒙古+西蔵を除外してもなお。
100 :
世界@名無史さん:03/06/17 02:31
101 :
世界@名無史さん:03/06/17 02:51
>98
漢民族でさえ、混血だと意識してるらしいね?
純粋漢民族伝説を求める危うさもあるが、
102 :
世界@名無史さん:03/06/25 18:59
103 :
世界@名無史さん:03/06/30 03:47
中国なんて半世紀たてば分解しているからあせるなあせるな。
お隣の国は後5年だなw
105 :
世界@名無史さん:03/06/30 19:30
ヨーロッパと中東は一つの文明圏に複数国家になってるが
インドと中国は「国民国家の体裁を装った文明圏」だから
どっちも人口も国土もけた違い。
さて一文明圏=帝国的国家のインドや中国と
一文明圏=複数国家並存競合の中東や欧州
どっちが先進的かだが、欧州や中東だろな。
今までは外部をシャットアウトして
内輪だけで分裂と再統一のサイクル持ってたわけだが
中国も今後分裂でもしたら2度と再び再統一は無理。
>>105 最近欧州はまとまりつつあるじゃないか
EUも大統領立てるとか言ってるこのご時世に
中東に地域的なまとまりができないのは、石油利権を握りたい米英の圧力ででしょ
中国は分裂したとしても、いずれはまとまるよ
まとまらないと、国が成り立たないもの
南部の経済力と、北部の生真面目な人間の結合が中国よ
107 :
世界@名無史さん:03/07/02 01:02
今の中国はもう分裂寸前
チベットなどはどうみても中国に併合されたとしか思えませんな。
ダライラマは亡命したままと言うしね。
109 :
世界@名無史さん:03/07/02 20:51
いずれ連邦制がしかれ地方分権が進むと思う
ていうか中国は連邦制にすべきという意見は20世紀初頭から有ったんだよね
その当時の中国人の改革派のみならず日本の政治家・学者にも
110 :
世界@名無史さん:03/07/02 21:07
無理だよ。北京の移住政策によって漢人がどの地域でも多数派になった。
思うに将来民主化が進む事を見越して独立阻止の為中原出身の連中を地
方に放ったんだと思う。多数決は結局、数の論理だから。
111 :
世界@名無史さん:03/07/02 21:08
といわれましても事実上分裂しているわけだが
>>111 はあ?
百歩譲って分裂しかけても徹底的に弾圧するだろ。ヤツらは
アメリカに非難されようが国連に勧告うけようが中国はやるよ。
もう少し知識をつけてほしいわけだが
強固な中央集権体制なら地方組織は貧弱かというとそうでもない
政策を徹底させる為、組織の構成自体は緻密だったりする
ただ地方独自の意思決定や裁量ができないだけのこと
中央が分権化を強く望めば、集権国家が分権国家に意外とスムーズに移行する
ということは十分ありうる
いつのまにか連省自治論スレになったな。
というか、今の中国の地方権力は日本のそれより遙かに強いよ。
一党支配だから特異ではあるんだが。
中国は中央集権だから…とかいう脊髄反射の脳内図式組み立ててる反厨さんは
もっとお勉強してきてね。
116 :
世界@名無史さん:03/07/07 22:49
中国の分裂があるとして・・それは民族自治とか地方分権じゃない
のは同意だな。
あるとして、中央の指示がうざくなった。これしかなかろう。
今のトコは共産党独裁王朝の開放で強引に外資導入、日本恐喝、数字操作
で無理矢理バブル景気あおって統一性こそ将来性、統一中国の恩恵を、
こんなフレーズで辛うじて纏めているが・・。
中国のバブリー経済が破綻すれば(多分日米の経済動向が影響)
各軍管区単位くらいで共産党王朝より経済的恩恵と魅力ある条件を
提示してくれる他国の勢力と結びつき彼等との政治的関係を強め
各々が富国強兵し中原統一に捲土重来を期す。
それがあ伝統的なありうるパターンだろな。
しかし今回ばかりは中華以上の史上最大の大帝国アメリカありーの、
EUやら、ASEANやら、日本やら、ロシアやら、近代インドやら
イスラムやらトルキスタン=ウイグル
やら漢化が無理な質量を備えた夷荻ばかり。
そんなのと利害関係で結びつき・・・・
いまや文化大革命と改革開放と共産主義やら拝金主義で
中華文明の文明伝統なんぞがどこまで徹底してるか・・。
やつらより多くの利潤の為なら平気で交易言語とかに
英語とかの他国語を採用する奴もおろうし、漢民族はもともと
混成民族、漢族だと産児制限だとか抑制されるのなら平気で
民族の籍変えたり
「漢字なくして漢民族なし」というそうだが、漢字のせいで
識字率低く・・そして今後は教育水準の高さこそが国力なら
言葉を手放す事も今後はあり得るかも。
昔ほど漢民族の一体性とか中華文明に拘るほどの魅力は
感じられない。
今の東京みたいに金は吸い上げられて権力は弱い地域があるなら独立し易くならない?
沿岸都会地域は権力ありそうだな。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
121 :
世界@名無史さん:03/08/04 23:36
チベットとウイグルは独立。内モンゴルはモンゴルに併合して唐の版図までもどれ
122 :
世界@名無史さん:03/08/04 23:54
どうしてモンゴルをまとめようとするの?
あそこには匈奴、契丹、蒙古、突厥などさまざまな民族が古来居るのだよ。
歴史を知らないの?
地理も知らずに現代の中国の行政区分を覗き見して仕切りたがってるだけなの?
恥を知るべきだよ。
と言っても、こういう121のようなバカは書き逃げするだけなんだろうがな。
>>122 > あそこには匈奴、契丹、蒙古、突厥などさまざまな民族が古来居るのだよ。
全部別の時代だね。( ´_ゝ`)
124 :
世界@名無史さん:03/10/26 22:15
中国三分裂
華北共和国
広東共和国
四川共和国
中国の分裂はウヨの夢物語だな
中国の分裂はありえるんじゃないか?ウヨじゃなく。
中国人民の帰属は歴史的に国以前に宗族やら地縁血縁が優先するようだし
・・・中国が分裂しないのは、人口の多さを巨大市場という幻影
にして海外に過大なPRして資本投資を招き寄せたり、周辺
への影響力確保でメリットあるんで、各地域のボスがそちらに
メリット感じてるからだろ。まして今や漢民族を纏めてきた
糊のような伝統意識は共産党支配のおかげで消滅しつつある・・
>>116、
>>117の指摘が結構的をついてるような気がするが?
分裂してもまた統合それが中国
「日本人狩り」で2人負傷=留学生寮に乱入−中国・西安
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031031-00000324-jij-int 【北京31日時事】中国陝西省西安市の西北大学で29日夜、日本人の留学生と
教師がわいせつな踊りを披露したことに対し、数百人の中国人学生がデモ行進な
どで抗議した事件で、日本人留学生2人が暴行を受けて負傷したことが31日、
日本大使館の調べで分かった。
抗議行動は30日に発生。大使館によると、一部の中国人学生は「日本人狩り」
のため留学生寮に乱入し、日本人男女各1人が軽傷を負ったほか、複数の部屋が
荒らされた。問題となったパフォーマンスに関係のない日本人も襲撃の対象にな
ったという。 (時事通信)
しいていうなら中国は東洋版の神聖ローマ帝国みたいだなー。
「神聖でもなくローマもなく帝国ですらない」
「中華でもなく人民もなく共産主義ですらない」
神聖ローマが古代ローマとカソリックの伝統にしがみ付いて連綿と
長続きしつつ結局自壊したように
中国も今度は分裂したら・・ある程度は纏まるだろうが・・以前の
大中国にはなりえないんじゃ?
まず中華以上の史上最大の大帝国アメリカやら日本、EUやら
アセアンそしてインド、ロシア、イラン、トルキスタンやイスラムやら
世界は広くなり諸民族の数も増え漢化が不可能な強大な夷荻ばかりで
中華の伝統なりを一変させるルールや文明は普及し、
統一中国はもはや時代遅れの産物といえるんじゃないか?
遺物を抱え過ぎだし、なまじな大人口という武器は一人っ子政策
という反動で漢民族の在り方を一変させる可能性すらあるとも思うし。
もはや皇帝も存在できんし、大統領制にしようとしても・・・
人口16億の選挙投票になるにしても中国農民は一昔以上前の日本の
農協並みの集票マシーン圧力団体になる・・・そして汚職腐敗の温床に・
それは当然中国の発展の足を引っ張りかねん。
どうしてこういうスレだと電波ばっかりになるのかね
131 :
世界@名無史さん:03/11/22 00:33
>1
地理的な条件じゃない、西、南に山と砂漠あるし
東は海だし、なにより形が丸いから支配がなんとなく放射状に・・
132 :
世界@名無史さん:03/11/22 03:11
んだな。ヨーロッパは、ど真ん中にアルプスがあるからなあ。
文明・文化の中心やら、政治・軍事の強国がグルグル回った。
その点、中国は、周辺からの侵入はあっても、夜逃げできない。
肥大するか、分裂するかしかない。分裂しても、ひとくくりに
「中国」扱いですから。
133 :
世界@名無史さん:03/11/22 03:47
地形じゃなくて文化の問題だろ
134 :
世界@名無史さん:03/11/23 02:30
文化の問題って、どんなだ?中国だってヨーロッパくらいの差はあるだろ、
知られてないだけで。料理と言葉が北京、四川、広東とかかなり違うんでしょ
135 :
世界@名無史さん:03/11/23 02:34
>>134 では「フランス料理と中華料理とあと何か一つ」で
「世界三大料理などとよく言われるのはなぜ?
NHKのフランス語講座とかドイツ語講座はあるがヨーロッパ語講座は無い。
中国語講座はあるが広東語講座や福建語講座は無い。
136 :
世界@名無史さん:03/11/23 02:50
え、だって広東語なんて役に立たないじゃん、ただ文化の違いを回りが
認識してないだけじゃないの、ヨーロッパの情報は氾濫してるけど、
中国の情報は興味もあまりないけど、あまりない
137 :
世界@名無史さん:03/11/23 02:54
もし仮に中国が現代でも先進文化を持っていたら、
もっと特色が明確にされてのかもしれないという
>>134 おいおい、中国文化というひとつの文化しかなくて
北京文化、四川文化、広東文化は無い、などとアホなことは逝った覚えはないぞ。
ヨーロッパだって諸国別の文化の他に「西洋文化」ってのはあるだろう。
そういう意味では中国もヨーロッパも同じだ。
漏れが文化の問題といったのはそんなことではない。
「地形の問題だ」という説に対抗した表現だから「文化」といったけど
細かくいえば「政治制度、政治文化」ということ。
139 :
世界@名無史さん:03/11/23 04:38
うーん135の人がフランス料理〜とか言ってたから
地形の問題というのは地形のせいで
政治制度も含めて支配が一円になちゃったんじゃないかと思っていったのだが
後はなんか適当だけど、西洋の大航海時代以後に関しては
新大陸の発見、交易など、小国で自立できる要素なかったのではないかと、
あと陰と陽で長いものに巻かれろてきな発想があったとか>めちゃ適当だけど
140 :
世界@名無史さん:03/11/23 04:42
でかいといっても今でも少数民族(といっても百万単位でいたりする)が散在している
ことからもわかるとおり国土一面に漢民族が住んでいたわけではなくて
地方都市を中心にぱらぱらとモザイク状に支配が及んでいただけでしょう。
封建というのも元の意味は王族が許可を得て首都から出ていって都市を建てる
という意味だったらしいですし。
ローマ帝国と同様に面の支配というよりは点の支配だったんでないの。
現在の中国というのももうすでにインチキというか、チャイナドレスなんていうのは
明らかに胡服で古来からの漢人の風俗とはかけ離れているし、周辺民族を統合しつつ
漢民族の正当な後継としての中国民族、中国文化を必死ででっち上げているような気がするわ。
141 :
世界@名無史さん:03/11/23 04:47
>中国文化を必死ででっち上げているような
これありそうだね、共産ってそういう体制だもんね
そういう政策があってもおかしくない
142 :
世界@名無史さん:03/11/23 04:52
国民国家とは、そのでっち上げられた民族・文化に依拠するものだろ。
別に中国だけの現象じゃない。むしろ、ようやくでっち上げに手を付けてきたか
という感じだ。
144 :
世界@名無史さん:03/12/08 02:42
いまNHKでマンカン全席再放送
145 :
世界@名無史さん:03/12/08 14:45
そもそも中国が、チベット、ウイグル、内蒙古を領有する正当性は
何に由来しているんだろう?
清王朝に服属した地域?朝貢国?
であればベトナムや朝鮮を領有しても正当性はあるの?
極端な話、沖縄や対馬を領有してもいいの?
そうでないとすれば、漢民族の支配地域は中国が領有してもいいのだろうか?
清朝が「化外の地」と言った台湾も中国は領有を主張しているが、
だとすればシンガポールを中国が併合しても正当性があるのかないのか・・・
そもそも「漢民族」が指す対象範囲が曖昧でわけわからん。
漢字を使えば漢民族?じゃあ日本人も朝鮮人も漢民族になってしまう・・・
146 :
世界@名無史さん:03/12/08 15:34
>>145 漢族は「気」という感覚を共有しているというのはどう?
147 :
世界@名無史さん:03/12/08 15:43
ttp://www.fukyo.co.jp/02-naiyo/ISBN4-89489-009-7.html 「父骨母血」、「父骨母肉」などの民俗的親族概念。すなわち子供の
からだの自然的構成要素は、父からもたらされる「骨」と母から
もたらされる「血や肉」によっているという考え方は、中国と沖縄
双方に共通した親族関係の理念であり道徳だった[渡邊 一九九三a]
しかしそれだけなら、わたくしは沖縄・中国を中核とする東アジアの
民俗生殖理論研究だけで済むことになり、なにも難しい風水研究にまで
手を染めることはなかったであろう。「父骨母血」、「父骨母肉」などの
民俗的親族概念は、いわばタテマエであり、可視的な親族関係に限定された
「表現」であって、ホンネや不可視の「原理」に相当する人間関係の
原則、あるいは「父骨母血」、「父骨母肉」を構成する「遺伝子」に
あたる部分の思想がさらに存在していた。たとえば南中国や沖縄で
行われて来た洗骨習俗に見るように、「骨」の関係が出自を表現し、
「血肉」の関係が親族関係の拡がりを表現しているのは、「骨」と
「血肉」双方に共通する「遺伝子」や伝達物質としての「気」があり、
風水は、祖先によるこの「遺伝子」の獲得から世代を越えて子々孫々に
至るこの「遺伝子」の伝達・影響について説いていたのである。
正当性? そんなの他の国が認めている以外にないだろ。相互承認が基本。
149 :
世界@名無史さん:
>>145 一応、過去に中国が支配していた地域・中国に朝貢していた国は領土と
考えているのだろう。