久美沙織の話は面白いなー。
その1
> 私、とある雑誌のようなもので投稿原稿の感想書く欄を持たせてもらってたのね。
> たいがい、無茶苦茶こきおろすことになるんだけど。…(中略)…
> あくまで作品についての話をしてるのに、
> なぜか人格に対する全面攻撃だと思っちゃう人がいるんだよねぇ。
その2
> まあ、いざダメって言われても、「でも他の人なら別のことを言ってくれるわ」とか
> 思えちゃう人も多いんだけどね。
まあ、所詮は2chだから・・
「酷評でも、評価してくれるだけマシ」…ともいいますが。
「難しい」問題だとは思います。
404 :
世界@名無史さん:03/12/12 03:20
あなたが忘れられなかったけど、一緒に歩いてくれる人ができました・・
405 :
世界@名無史さん:03/12/22 04:09
406 :
世界@名無史さん:03/12/23 21:25
明日はイヴですね♪ 皆さん、どう過ごしますか?
407 :
カホキア市民:03/12/24 00:07
古都カホキアのイルミネーションを見ながら、高層ピラミッドの最上階で欧州
ワインに舌鼓をうっています^^
欧州から伝わったクリスマスという祭りもこの大陸に定着して、今では欧州以
上の盛りあがりとなりました。
408 :
世界@名無史さん:03/12/24 22:09
タワンティン・スーユの自宅で2chをROMっています。
「ユーラシア大陸に南北アメリカに匹敵する文明があったら」
スレがなかなか伸びませんね。やはり無理なのかなあ。
409 :
カホキア市民:03/12/25 14:18
タワンティン・スーユは寒いですか?
中世まで仲の悪かったカリブ海の人達とも、同盟関係になって、はや数百年。
今では南北大陸を包み込む文化圏に発展しました。
北極圏文明、カリブ海文明、中南米文明、南米文明、西海岸文明、東海岸文明
、中西部文明。全てが大アメリカのもとに纏まったのは、1800年代でしたね。
よくまとまれたもんです。
410 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :03/12/25 22:19
…あの、「アメリカ」という地名は大航海時代の航海者、
アメリゴ・ベスプッチに由来してますから……。
アステカ王国は「クルア・メシカ」と称していましたが、「これはメシカ族の領土」の意ですし。
(「タワンティン・スーユ(四州連合)」はインカ帝国…だけど、南半球なので今は夏です)
411 :
フェニキアの末裔:03/12/26 01:14
まあまあ、「ヨーロッパ」もアッシリア語のエレブ (ereb: 「暗い」「日没」)が
語源かとの説もあることですし。
あるいはこの大陸の言語で同音の自称が偶然現れたかも、ということでどうかw
我が家の正月はフェニキアの親類一同が旧大陸の故地カルタゴに帰省するのですが・・・
みなさんは暮れ・正月をどう過ごされます?
向こうの親類からは帰省の度に「カルタゴに帰化おしよ」としきりに勧められて迷っています。
アいけね、お土産のテキーラ買わないと・・・
412 :
カホキア市民:03/12/26 02:44
>>410 わかってはいたんですけど、「アメリカ」という呼称以外に適当な言葉が思い浮か
ばなかったんです^^;
タワンティン・スーユのホウはわかりませんでした。とてたさんもなりきってなに
かかいてください。とてたさんこそ、正確に描写出来るんじゃないですか?
413 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :03/12/27 09:49
ううん、僕としては個人的に「未確定な未来」は「固定」したくないので…。
とはいえ、先住民には地域全体を指す言葉は無かったようなので、カルタゴ人が名づけた言葉が使われそうですね。
ちなみに、「時空道中膝栗毛(小松左京)」では「イアルガル(西の果ての地)」が使われていますが…、
これはローマ人に労働者としてミシシッピ連れてこられたケルト人が使用していました。
414 :
ティカル市民:03/12/27 23:23
>>411 マヤ暦では正月はまだ7ヶ月も先なのさ〜
正月はチチェン・イツァで行われるトラチトリのワールドカップを見に行きます。
アステカから血の気が多いフーリガンが来るという噂なのでちょっと怖いですが。
415 :
カホキア市民:03/12/30 17:39
じゃあ、とりあえず、語り部な人が現れるまでは、「アメリカ」の名称を考えま
しょうか。どういうのがしっくりくるかなあ・・・。
アメリカってのがイメージ強いので使いたいけど、もしもアメリカ大陸が独自に
文明を発展させたなら「アメリカ」にはなりませんよねえ・・・。
416 :
世界@名無史さん:03/12/30 21:52
たすけて
417 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :03/12/31 11:31
>>415 当時の地域語源から、語尾が「ia」なのは確実として…、
フェニキアの都市名(ティルス、ウガリット、シドン、カルタゴ等)から…ですかね。
418 :
フェニキアの末裔:03/12/31 15:48
フェニキア人の渡米が紀元前2世紀でしたよね。
フェニキア語の固有名詞には印欧語起源の接尾辞-iaは用いないんですわ。
さらに、傾向としてフェニキア語地名には、新しい土地には主に
その土地の産物や地形の特徴にちなんで新たに名をつける傾向が主なので、
いわゆる有名人の名を冠した命名法や、
既存地名を用いて「ニューどこどこ」式は見られないようです。
一例で:
カルト・ハダシュト(Qart Hadasht「新しい町」⇒ラテン語で「カルタゴ」に転訛)
イベリア半島は野うさぎ(shapan)⇒ラテン語訛りでヒスパニア(異説ありますが)
最初の上陸地は北米東海岸でしたよね。上の感覚で命名したとすると何と名付けたろう・・・
初めて目にした作物にちなんで、とすればトウモロコシあたりかな?
しかし、「カルタゴ滅亡+再興を誓っての出航」という未曾有の情勢下ですから、
とてたさん案は可能性ありますよね。
エレブ('ereb「西」)あたり、材料にどぞw(
>>411のアッシリア語と同系言語でつ)
419 :
世界@名無史さん:03/12/31 22:12
ゴールデンレター
このスレを見た人はコピペでもいいので
30分以内に7つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白され、17日後に
あなたに幸せが訪れるでしょう
420 :
カホキア市民:04/01/01 05:31
あけましておめでとうございます^^
うーん。すごい。しっかりした説明ですね。エレブかあ・・・。riaとかついちゃ
おかしいですか?エレブリア・・・。安易かなあ。
エレベント、エレベイ、エレボ、素直にエレブ。
うーん・・・・。
421 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :04/01/02 08:45
>>418 あ、そうか…フェニキアは純粋に「ヨーロッパ」じゃないんでしたっけ。
「新しい西の地」…「カルト・エレブ」、転じて「カルテレブ」はどうでしょう…。
422 :
フェニキアの末裔:04/01/02 12:29
ちなみに、
「カルト」が「町」、「ハダシュト」のほうが「新しい」の語ですので、
「新しい西の地」=エレブ・ハダシュト、
あるいは「西の町」=カルト・エレブ
セム系言語の語順では「名詞+形容詞」の順で修飾するのが多いんですわ。
しかし語呂がいまいちスッキリしませんなコリャw
ヒッタイト⇒ハッティー⇒秦(はた)⇒畑・畠・波田・波多
と、なったのでネイティブアメリカンもこのような訛り(?)方するんじゃないんですかね?
彼らと我々はモンゴロイドですし。笑
西洋の固有名の東洋での表記のされかたなどを参考にしてもいいんじゃないんでしょうか。
≪実例≫
カスティリオーネ ⇒郎世寧(ろうぜいねい)
マテオ=リッチ ⇒利馬蕩(りまとう)
レジス ⇒雷考思(らいこうし)
アントニウス ⇒安敦(あんとん)
こういうのはあくまでもスパイスにするとして、
仮に「エレブ・ハダシュト」とフェニキア人に呼ばれたとすれば
変化して行き着きそうなのは・・・・・・エイバタシ・・・イバタシとかなりそうかな。
多少違うけど同じモンゴロイドなんだし、音感っていうか言葉に対するセンス?
というか、舌や口腔の作りが似ていそうだから
自分の祖父とか祖母に言わせて簡単そうな響きになるんじゃ・・・。笑
つまらん妄想でした。
424 :
世界@名無史さん:04/01/03 00:30
age of hikikomory
425 :
フェニキアの末裔:04/01/03 02:10
新大陸の言語に関しては、旧大陸の常識も想像も及ばないものと思ってください。
むしろ旧世界とは別の惑星と思ったほうがw
言語の多種多様さはユーラシアの比ではないと言っていい位です。
人種と言語系統には関連性がないことをつくづく思い知りますw
(関連性を唱えているのは今ではグリーンバーグ位かなあ・・・)
フェニキア人が紀元前2世紀に北米大陸東海岸に漂着したとすると、
ファーストコンタクトする相手の先住民としては・・・
(おおまかですが)東海岸北部ならアルゴンキン語族系言語の民族、
あるいは東海岸南部ならばスー語族系言語の民族と接触する可能性もあります。
426 :
フェニキアの末裔:04/01/03 02:36
↓北米先住民の言語での「1」から「10」までの数詞一覧表。
http://www.zompist.com/amer.htm アルゴンキン訛りは「Algic」を、
スー訛りは「Siouan」の言語群を参考に
「カルタゴ名を耳にしたらどうなまるか?」と類推に挑んでみましたが・・・ギブアプーでつw
前者だと「エレブ・ハダシュト⇒エイェウ・ハタスト⇒エヤタス」かなあ。
そういえばフェニキア人は後年、文化的にはカホキアなど先住民の文化に
同化してしまうんですよね? フェニキア語も忘れられ廃語と化す可能性が無きにしも・・
ひとつ見方を変え、「大陸を統一した王朝が命名」というのは?
・南米大陸から見た北米大陸として
⇒ケチュア語「チンチャ・パチャ(北の陸地)」
・北米大陸からはマヤかカリブの国が南米を発見するんでしたっけ?
⇒マヤ語で「南の大陸」に相当する語とか。
(細かいことを申すと・・・ナワトル系の単語は使えなさそうです。紀元前2世紀だと
史実では彼らの祖先はまだカナダ北西部に住んでいたと思われますんで)
マヤ・インカに詳しい方〜、この大陸になにか良い名を授けて下さい〜w
427 :
世界@名無史さん:04/01/03 14:15
428 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :04/01/03 22:45
あらら、逆でしたか(汗)。
とはいえ、言語ネタは考えれば考えるほど大変ですよね、変化や移動も考慮すれば…もう、、、(汗)。
(僕も、オーストラリアで「マレガ」を見つけたときには、心底助かりますた)。
フェニキア色が薄れても、基本単語の変化はおこりにくいことが多いですし、北米は「エヤタス」でいきましょう!
南米…こちらも実際の歴史では自ら名づけることは無かったですし、北米勢力が名づけるような気が。
素直に「チンチャ」もよいような。
429 :
フェニキアの末裔:04/01/03 23:44
>とてたさん
ご苦労お察し申し上げますw
IF史は時代背景を考えるだけでも大変ですね。
呼び名「チンチャ(北)」はあいにくケチュア語なので・・・
南米の呼び名としては北米・中米の言葉から見付かるといいですね。
マヤの言葉なら南米に近いうえ、資料にも恵まれていそうですね。
あ、アンデスの王朝が南米大陸全土を席巻したらば
「パチャ=陸地」のほうで「ここの大陸⇒南米大陸」を指す言葉になれるかな。
南米大陸内でも無数の異文明が群雄割拠したら萌え萌えなのですがw
ナスカ文明が水素を発見していたら、
発達した飛行船技術で旧大陸にたどり着けないものか
431 :
世界@名無史さん:04/01/09 02:20
それ以前に熱気球が発明されておくべきかと。
>264
殺すぞキサマ。
433 :
世界@名無史さん:04/01/09 21:39
↑レス遅杉
434 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :04/01/09 23:49
>>429 まあ、「苦労」はわかっててやってますから(笑)。
とはいえ、どこかで「目をつぶる」ことをしないと、話が全然進まなくなってしまいます…。
「パチャ」…それもいいですね(もうちょと僕もマヤ系言語を探して見ますけど)。
>>431 熱気球はあったらしいじゃない
王様が気球に乗って鑑賞する&ピラミッドみたいな公共事業で地上絵が作られたとか言う話をどこかで読んだ
436 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :04/01/10 23:38
>>435 ナスカ文明が「熱気球をつくった」というのは異説扱いですけどね。
地上絵は地上「だけ」で作成可能ですし。
437 :
世界@名無史さん:04/01/11 01:43
よしんば気球があっても海を越える飛行は途方も無い距離だ・・・
かなり後世になるまで待つしかないか・・・
遅レスにて訂正スソマセソですが>426のくだり:
>ナワトル系(中略)彼らの祖先はまだカナダ北西部に〜
もう漏れって馬鹿かと阿呆かと小一時間w
ナワトル系はコロラド川流域でした。北西カナダはナバホ等、別の系統だわトホホ
逝ってきます・・・
そういや北米にも地上絵がありましたね。スケールも精緻さもナスカには及びませんが
ヘタウマ風のマターリ画風もまた親しみが持てて萌えますw
438 :
フェニキアの末裔:04/01/11 01:44
いかんトリップが抜けてもた↑もうイヤ・・・逝き直します
439 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :04/01/15 22:50
>>437 東部ウッドランド地域のサーペントマウンドとかもですね。
440 :
世界@名無史さん:04/02/02 19:20
441 :
世界@名無史さん:04/02/07 01:05
あぼーん
443 :
世界@名無史さん:04/02/16 11:22
444 :
天国に一番近い島 :04/02/17 16:58
バイキングが来たのはだいたい確定的なんだろ?
445 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :04/02/20 23:08
>>444 はい。
ニューファンドランドに定住遺跡があります。
446 :
世界@名無史さん:04/02/20 23:28
BBCドキュメンタリーでペルーのカラム遺跡は紀元前2600年っていってたな
「カラム」じゃなくて「カラル(Caral)」
448 :
世界@名無史さん:04/02/25 13:12
449 :
世界@名無史さん:04/02/29 21:53
でだオマイら、モンゴルからクスコまで当時の衣服で歩いていくoff
とかしないの?
>>450 「グレートジャーニー」なら二番煎じかと。
452 :
世界@名無史さん:04/03/08 02:01
453 :
世界@名無史さん:04/03/14 06:04
どうもです。漏れもかつてモンゴル帝国がヨーロッパ
を征服していたらのスレでカリフォルニア汗国
とか適当カキコしてますたから、
若干興味あるのでカキコすますが
前記にアメリカのオリジナル文明と接触するのは
4大文明のうちヨーロッパが先だろ・・・
てのがありますが、ヨーロッパとの接触は
時期に注意しないとてことです。
ヨーロッパに先手を打たれると
アメリカでは中国に似たような統一帝国の存在が
あるようなので、
もしも先手を打たれるとなんのかんの史実のアジア諸国
や中華帝国と似たような運命になりかねないのでは?
そりゃ銀の収奪やら史実ほど凄まじい収奪は起きない
てことはイスパニアやポルトガルの欧州での位置も変わる
というか欧州史も大幅書き換えになるので予断は許さんが
旧大陸の文明との接触交流を遅らせれば、中国的な袋小路
にはいり停滞する可能性もあると思うんです。
そして・・・結局・アジア諸国が図体大きくてもヨーロッパに蚕食されて
いったような運命を辿りかねない。
先手を打つのは当然フェニキアであろうが、彼らがユーラシア
に戻るというか、交易のため古巣に帰る時期ですが、これは本格的には
アメリカでの情勢安定を見てからでしょう
帰った場合、接触はヨーロッパであっても
最初の交易相手になるのはイスラム商人だろうと思われる。
最初にヨーロッパに彼等が見るべき物産は少ないわけですし
やはりイスラム商人のネットワークでインドや中国の物産を取り扱う
わけですね。
イスラムは北アフリカから小アジアなど地中海を席巻してるし
東南アジアまで航路は及んでる。
イスラム商人の側からも交易相手としてアメリカにわたる事もあるだろうし
フェニキア人も海洋交易民族ですから、イスラム商人の交易網に
そのうち自力で食い込みインド東南アジアへの航路を開拓していく。
イスラム商人に食い込んでヨーロッパで取引するのは香辛料で
しょう。イスラム商人に販路を独占されていたヨーロッパにイスラム商人
の競争相手としてアメリカ渡来のフェニキア商人が食い込んでいく。
がさしものフェニキア人もインドや一部の東南アジアは何とかなっても中国は
遠い相手であった。
風の便りに中国は物産豊かな地であると聞くが、流石に大西洋を渡って
インド洋から中国に至るのは遠すぎた。インドを中継としたりしても
イスラム商人や、史実のヨーロッパと比べても本国から距離がありすぎた。
しかも競争相手のイスラム商人の妨害やヨーロッパの海賊行為は
フェニキアの直接な中国進出を頓挫させていた。
アメリカでは中国の書や陶器が品薄の為、希少価値を持ち上層階級に
珍重された。既にイスラム文化やヨーロッパの文物は多く出回っていたが
エキゾチックな異文明は彼等の心を魅了した。
つまり直接中国に交易にいければ莫大な利益を得られるわけだ。
ここに新しい航路開拓が求められた。
地球は球体であるという説は天文学に優れたアメリカでは確認されていたが
だれも実践したものはいない。
東部の活況と風の便りに、その話を聞きつけた人々が西部沿岸から
一攫千金を夢見た航路開拓に乗り出す。
多くの失敗と挫折を繰り返すものの、見返りとなる膨大な利益、西部沿岸に
住む人々に伝説の故郷として伝わる中国や日本への帰還の夢も冒険家達の
ロマンをかきたてた。
多くの挫折は大型の遠洋航海船の開発、航海技術に磨きをかけていた。
ただ幸いは大西洋のようにヨーロッパ、イスラム、そしてフェニキアの入り乱れた
大航海時代の激しい競争が乏しかった事だ。
まさに大航海時代・・ヨーロッパの一部が突出する史実の歪な大航海時代
ではない大航海時代。
そこは魑魅魍魎、海賊が跋扈する戦乱の海でもあった。
ヨーロッパが海を越えた進出を遂げるにはあまりにも条件は悪すぎた。
イスラムとフェニキアに個人的に食い込む商人はでたものの、国家として
挑戦する余裕はまだなかった。
またワザワザ遠くに乗り出すよりも二者を競い合わせたり海賊行為での
利ざやの方が安全で確実な利益を得られられたのだ。
イスラムは史実ほどの急速な後退はなかった。アメリカという新たな通商相手
の登場があったからだ。競争相手のフェニキア人はヨーロッパより遠距離で、
しかも航路の一部を共有している点もあって妥協と競争を繰り返していた。
フェニキアの活躍はイスラム商人の商業活動を圧迫する面があり
これ以上新たなライバルであるヨーロッパの本格介入など認められない
という意識、従来の3大陸という概念以外からのエイリアンの存在が
彼等の意識の変化を齎すことになる。
彼等の抱えるギリシャローマの文物や知識はフェニキア人にとって縁
あるものであり、その見聞に就学に多くのアメリカ人も訪れた。
彼等は大使の交換、商業上の取り決めを交わしていくことになった。
そしてフェニキア人は距離が前記二者に比べ遠くそれだけに武装や
アフリカ沿岸に強引な殖民都市の建設を図ったりした。
しかしイスラム商人の妨害やヨーロッパの一部もアフリカに足を踏み入れており、
両者の競争と諍いは激しく足を引っ張り合っていた。
大航海時代が「大西洋の三竦み」と後世の歴史家の評を受ける膠着を迎えていた頃
太平洋では多くの冒険家の血と努力を吸い込み日本への漂着に成功していた。
その頃日本では明出身の海賊がイスラム商人を経由して欧州産の武器である鉄砲を
伝来させてから天下統一の機運が高まりつつあった。
そんな激動の日本に訪れたアメリカ人の一団。
当時明は海禁政策を取っていた。彼等が通商を求めるには彼等の政策を変更させねば
ならなかった。
その為彼等は拠点として日本に最初は交渉の仲介を、そしてて交易の拠点を求めようと
図ったのだ。
国家の後押しを期待できないながら一部のヨーロッパ人は通商としてあるいは
布教の為一部がアフリカ、そしてインドと亀の歩みの如く細々としたルートを辿っていた。
ヨーロッパ人の訪れを予感させつつあった。
日本の統一という命題が出来なくては明との力ずくでの交渉も期待できない。アメリカ人は将来
重大な脅威となりうる相手を支援するという冒険にでた。
期待のもてる相手として○○○○(好きな戦国武将の名書いてください、藁)があった。
日本としては珍しく開明的な視野のある人物であり、これを支援した。
幾度かの混乱の末日本で統一の機運が出来つつあった時期、ヨーロッパ人が
訪れた。
戦国に利益と布教そしてアメリカの出鼻を挫くべく闇に蠢くヨーロッパの暗躍
統一を支援しようとするアメリカの真意(彼等は明の開国は難しいとみて日本と明との戦争
を起こして食い込もうと画策していたのだ)
果たして日本は統一できるのか、不気味に沈黙を守る明の重い重圧、遥か外洋から
押し渡るヨーロッパやアメリカの列強諸国の策略は・・・・虎視眈々と介入を目論むイスラム
の影・・・果たして日本の見る明日はーっ!
(;´Д`)<駄目っスか?ヤパーリ!
続きカキコしたいが、怖いので反応を見よう。
一応モンゴル帝国の頃に訪れるてのも考えたんですが・・アメリカの文明の進捗を見て
やはり史実の大航海時代前夜くらいでよいかと思いました。15世紀くらいですか?
なお大航海時代、イスラムとアメリカの交易という点から第三勢力として介入させて
みました。
これから東アジアがアメリカとの接触で思わぬ激変に見舞われてく事で
アメリカ、ヨーロッパ、そしてイスラムに続く形で東アジア勢力がコミット
していく・・なんとかアフリカからの大航海時代参入も考えたが今のとこ
奴隷ならぬ苦力としての下請け肉体労働以外考えられませんぽ。
たぶん突っ込むところ満載でしょうし・・・ヨーロッパ、アメリカ
イスラム、東アジア入り乱れた大航海時代、インドやアフリカの動向
も気になるし豪州文明の動向も7者入り乱れた大航海時代というのも
壮絶ですが・・・・・。
偉大な御歴々を無視するわけにいかんので反応待ちますぽ。
460 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :04/03/20 13:18
おお、久しぶりに「続き」が。
流れはいいと思います。
史実的にも15世紀ごろが「相互接触」の時期にするのが妥当だと思いますし。
(エヤタス(北米)・パチャ(南米)双方に「大統一国家」ではなく、「文化圏国家」並立、として)
イスラム勢を相手とした主要交易も当時の国力差を考えれば当然でしょう。
ただ、スペイン・ポルトガルが大西洋貿易の主導権を握るかもしれませんが…ベネチアのように。
(北欧−ヴィンランドの交易が、一番早く成立する気もします)
史実のように北米での奴隷需要が存在しないので、アフリカ大陸大西洋岸には、
アメリカ・欧州諸国の幾つかの「拠点」以外は黒人王国が存続することになると思います。
それと、エヤタス側の対ユーラシア貿易優位はかなり長く続くのでは(タバコ、コカ、トウガラシ、トウモロコシ、硝石等)。
海流・季節風をみると、北米−欧州、南米−アフリカ、南米−ポリネシア−アジア、北米−ハワイ−アジア
の順に「行きやすい」です。
対アジア接触は16世紀のことになるとは思いますが…「支援」はどうでしょうね?
交易主体になるかと(欧州のようにキリスト教布教の名目がないため)。
あと、「オーストラリア文明」は出さない方がいいと思いますよ(IFの介入は少なめで)。
さらに収拾がつかなくなること請け合いです(笑)。
461 :
世界@名無史さん:04/03/20 13:27
新大陸(アフリカ)発見後、植民地化。それで?。
どうもです。とてたさん。
黒人王国はそのまま育ててみたいヨーな・・でもむりそうですね藁
まあ日本は自力で統一するでしょうし交渉相手としてアメリカという
要素があるだけで史実とはだいぶ変わってくる。
それよりこの場合アメリカと中国の関係がどうなるかてことです。
中国の物産への情熱が太平洋横断に成功させたて解釈ですからね。
僕も大西洋貿易はヨーロッパ諸国とアメリカという関係も
ある考えたんですが、当時の物産の流れはやはりインド洋とアメリカ
の間のイスラムとアメリカが主力でヨーロッパとの関係は脇役
どまりだはないかと。
今後の時代の趨勢で変化はあろうと思いますが。
ヨーロッパでのスペイン・ポルトガルの対場も
アメリカ植民地化できない以上史実より国力後退は
避けられないが、これが寧ろ両国に幸いして長い期間
ヨーロッパ情勢に介在したろうというのが僕の解釈ですから
欧州史もかなりぬりかえないといけなくなりそうな(藁。
今のトコ中国とアメリカがどう動くかがメインかなー
欧州での貿易を担うのはポルトガル、ネーデルランド、ちょっと
遅れてイングランドや北欧でしょうか。
問題はイスラム商人。モロッコくらい出ないとアメリカとの交易
は生かせないか。対岸にスペインがいる以上大幅な交易はちと難しい。
イスラム―欧州という二つの中継ぎで交易すると半端じゃなく物資の値が
騰がる。やはりアフリカへの拠点作成は必須条件ですね。
ちなみに予断ですがこの場合、日本とかではポルトガル人が南蛮人であるが
アメリカ人は東夷人と呼ばれるんでしょうね多分。
464 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :04/03/22 19:20
>>462-463 うん、そんな流れでいいと思います(個人の「好み」を出した方が考えやすいかと)。
フェニキア的なままでいくと、拠点都市をつくってそこが独立して…といくかもしれませんが、
それだとさらにIFがややこしくなりますが。
>>462 >黒人王国はそのまま育ててみたいヨーな・・でもむりそうですね藁
そーでもない。特に有力なのはチャド湖周辺にあったカネム・ボルヌ帝国。
イスラムに服し、サハラ交易によって重火器や強力な騎兵隊を有していた。
9〜19世紀と実に千年もの間続き、盛期は11〜13世紀と16〜17世紀。
ソンガイ帝国は、衰退期とはいえモロッコにあっさり敗れたから厳しそうだ、
サアード朝モロッコにセウタを再奪取させ、ついでに南進させた方がよさげ。
アゾーレスやカナリア諸島まで奪わせるとエライことになりそうだ。
エチオピアにおいて、ポルトガルがソロモン王朝アビニシアを支援してオスマン
朝の援護を受けたイスラム教国アダル国と戦ったがごとく、ギニア湾東部まで
到達したカネム・ボルヌ帝国やアフリカ西海岸を制覇したサアード朝モロッコ
に圧迫されたコンゴ王国や史実より1世紀ほど早く興きたダホメー王国は
キリスト教を受け入れるとともに、西欧との連携を目指す…。
466 :
世界@名無史さん:04/03/23 02:58
流れが動き出しましたね。
いったんおさらいも兼ねて、
ここで今までの南北アメリカ史を略年表にしてみました。
(紀元は西暦)
紀元前146年 第3次ポエニ戦争終結、ローマ、カルタゴを滅ぼす。
隷属を拒んだ一行が船団を組み、大西洋を渡る。
南北アメリカ文明史のすべてはここから始まった・・・
467 :
世界@名無史さん:04/03/23 03:05
紀元前2世紀後半:北米大陸東海岸にフェニキア人上陸。
フェニキア語で「新しい西の地=エレブ・ハダシュト」と命名し入植。
東海岸の先住民を鉄器・疫病・騎馬で圧倒し、版図を広げる。
468 :
世界@名無史さん:04/03/23 03:18
少し飛んで・・・
紀元後3世紀までに:(この頃までにミシシッピ流域にフェニキアの文化を取り入れた
文明が成立していた様子)
3世紀中頃 :ミシシッピ文明にて開祖アセオラが座教を興した(と伝えられる)
そして激動の4世紀:ミシシッピ流域に騎馬民族による史上初の統一王朝興る。
のち東海岸のネオ・フェニキア文化圏を併呑。
フェニキア人はフロリダへ、さらに海路カリブ海へ脱出。
脱出の数年後、マヤの古記録に「海からチチメカ現る」の記述登場
後世のカリブ海航路の発端となり、マヤ〜カリブ〜カホキアを結ぶ交易路開かれる。
469 :
世界@名無史さん:04/03/23 03:26
また少し時代が飛んで・・・
7世紀 :ニカラグアで「ニカラグア教」創始。
7世紀後半:ミシシッピ流域で「中期座教」定着。
8世紀 :フェニキアに「ハンニバルの再来」と称される英雄出現。
海軍を駆ってカリブと中米にまたがる版図を征服する。
史上初めて南米のアンデス文明へ侵攻するが撤退。
英雄の没後、政権は分裂に向かう。(このころジャガイモが北米に伝来か)
470 :
世界@名無史さん:04/03/23 03:33
8世紀〜9世紀 カリブ・メソアメリカ諸国が台頭。(「諸国」とあるのでフェニキア分裂後か)
ミシシッピ川流域で樹木伐採加速、森林が急速に減少。
代わって五大湖以北の木材供給が拡大。
9世紀 中米で加硫ゴム発明、武器「マヤ弩」考案される。
北米東部の人口、1億人突破
471 :
世界@名無史さん:04/03/23 03:47
10世紀初頭 パナマ地峡に「パナマ信教徒国」勃興
10世紀末〜 北米東海岸にバイキング到達。(986〜1000頃か?)
旧大陸の疫病が北米で流行し、北米人口増加の減速期が訪れる
472 :
世界@名無史さん:04/03/23 03:56
12世紀 中米を中心にメソアメリカ・ルネッサンス興隆
13世紀後半 パナマ信教徒国、北はニカラグア南部から南はコロンビア北部まで版図を拡大
1252年 ミシシッピ王朝、時の皇帝チュマシュ二世により座教の鋳銅製神像
「オブジワホピの大座像」完成。
1282年 コロンビア北部で「ボアコの聖戦」。火器が使用される
473 :
世界@名無史さん:04/03/23 04:09
1315年 ニカラグア教「月杖軍の遠征」。パナマ信教徒軍を討つ。
「ギアの銃撃戦」で史上初めて実戦に小銃を使用
1322年 中米・テスココで活版印刷装置「ユアンケ」発明される
1393年 セーアカトルの宗教改革。
これ以降、遠国への布教団派遣が盛んになる
1415年 ニカラグア教の布教船団が遭難、アフリカ大陸南端の喜望峰に漂着。
・・・・とここまでが大航海時代前夜ですね。
さあこのあとどうなるのでしょうか。
自分としては南北アメリカ大陸内の治乱興亡もさらに見たいところですが・・・
474 :
スレ1の1:04/03/24 14:11
すげえ・・・。久しぶりに見に来たらちゃんと繋がってる・・・。
楽しみだなあ^^
アメリカでの攻防というか・・この段階でちょと
問題が出てしまいました。(というか先に気づけよってか?)
あえて大航海時代説明には入れなかったですが
フェニキアの信仰は当時のヨーロッパと激しく対立してしまう点が。
フェニキアの信仰バールだとかはヨーロッパでは悪魔扱いされて
しかもこてこてのカトリック教国イスパニアの動向・・
あえて交易の観点からポルトガルとネーデルランド、カソリック
と一線を画した立場からイングランドと北欧を交易相手に
いれましたが
アメリカのほうが物産的に見ても交易有利なら・・やはり
ヨーロッパとの海戦は不可避ですね。
どのあたりで戦争に持ってくか・・ですね?
その時点如何ではレパントの海戦とかのオスマン=トルコとの
関係、ハプスブルグ(イスパニア+神聖ローマ帝国)と競う
フランスの登場、ネーデルランドの独立戦争にダイナミックに
影響を・・・(焦り)
どうしようかな・・まあ
当時のイスパニアはカソリックというイデオロギーで接着された寄せ集め
に近い面もあるし、ネーデルランドがベルゼブブの僕(フェニキアの事)
との交易するのを良しとしないで弾圧・・そして反発
ネーデルランドは新たな有力な交易相手との交易禁止は死活問題だから
反発してしまう。
信仰以前に経済的理由も出てくればネーデルランド独立への動きは早まる。
そしてレパントの海戦は起こったとし多分オスマン側の敗戦は起きたとして
オスマンが地中海の制海権を奪回するにはイスパニア等の海軍力を分散させて
牽制する必要があるし
フェニキア+フランス+ネーデルランド(新教徒)+オスマン帝国の連携に
よるハプスブルグの欧州覇権阻止に近い構図
逆にイングランドの北米へのコミットメントそしてヨーロッパとの接触が
アメリカ内の治乱興亡に与える影響もあり
まかりまちがえば30年戦争どころかWW1なみにインパクトある大戦争が
一度おきてアメリカ、ヨーロッパ、イスラム3者間でウエクトリクファ条約に
匹敵する国際関係、国際法の萌芽を見せないといけなくなりますね。
宗教上の問題、経済的理由、史上初の本格的な文明の衝突・・戦争は
30年どころか100年くらいに及ぶかも?
私的にいえばこの大戦争に黒人王国が傭兵部隊を派遣して活躍して
初期的な近代世界システムに主体的にコミットして欲しいですが。
第二の問題
中国の物産をどうやってアメリカ大陸内に運ぶか?
絹織物とかならいいですが、陶器の場合は海路有利だし
(ユーラシア大陸の海の道セラミックロードを考えたら)
陸路を効率的に運ぶには鉄道に近い交通網の整備が必要
であり、ここからアメリカ内における蒸気機関そして鉄道へ
至る技術革新への要求が高まるのかな?
478 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :04/03/25 23:06
たしかに、北米・中米諸国はどこも「異教」だらけですからね。
>>466-473の流れにある、座教にしろニカラグア教にしろ、
ユカタン地域やメキシコ地域の伝統宗教にしろ、多神教には違いないでしょう。
それに、北米のフェニキアの末裔(航海・通商のかなりを占めるかと)にとっては
欧州キリスト教勢力は先祖の仇敵ですからね。
例外はヴィンランドで、キリスト教国でしょう(ミシシッピ王朝とは険悪な仲かと)。
イスラム勢力とはそれなりに友好関係は築けそうですが…。
北米東部−中国の交易ルートですが、ニカラグア経由が一番効率的でしょう。
>>477 蒸気機関ってのは、元来は動力とかの問題じゃなくて、鉱山の排水が発達の動機に
なってた。鉱山から出る水を使って排水するという一挙両得を狙ったもの。
となると、鉱業および冶金術と、それの動機となる化学の発達が前段階として来る。
アメリカ文明の冶金術については問題ないだろうけど、化学を発達させるために染色
やガラス、窯業や果ては火薬の技術は欠かせないだろうな。
480 :
世界@名無史さん:04/03/26 13:46
>>479 そう考えると、技術の発達はかなり難易度が高くなりますね。
(アメリカでは不可能、という意味ではないですが)
染色は、ナスカの色付き綿花で代用できそうですし…。
お久しぶりです、てる兄です。
レス195番のつづきです。
「メソアメリカと中国の出会い−大航海時代の幕開け(1)」
西暦1415年、カリブ海からブラジル沿岸沿いに南米のラプラタ河口方面に航海していた
ククルカン司祭の率いるニカラグア教パレンケ第3布教団の船は舵の故障により操舵不能状態に陥り、
南極からの西風海流に流され2ヶ月余りの漂流の末、アフリカ大陸最南端の喜望峰付近に達していた、
そこで見知らぬ異形の船団と遭遇する、明帝国の宦官鄭和の率いる乗員2万7千人からなる大船団の
一部で乗員2千人からなる「欧州航路探索分遣隊」であった。
鄭和は永楽帝の命により第四次南海大遠征でマラッカ、インド、中東、東アフリカを経て最終目的である
欧州航路探索の任に赴いていた。
漂流中のニカラグア教団の船は鄭和の船団に救援を求め接触するが、乗船していた通訳のナワトル語、
ケチュア語、ヤノマミ語などの全て言語が通じない。
一方、鄭和の船団もアラビア語、コプト語、アムハラ語、マダガスカル語などで対応しようとするも全く
解らず仕舞いであった。
その時、一人のニカラグア教の修道士が名乗りを上げた、アウラネまたの名を「楊士奇」という中国人であった。
彼は1402年に明の建文帝の遣わした訪日使節に伴い京都の足利義満に謁見、国書を渡した帰途、
紀伊半島沖の熊野灘で暴風雨に巻き込まれ遭難、北太平洋還流からアラスカ海流に乗り、
遠くベーリング海のアリューシャン列島東端ウナラスカ島に漂着、そこで温厚なアレウト族に救われるも、
凶暴なイヌイット族の奴隷商人に村人共々拉致され、カナダ西岸のバンクーバー島に移送された後、
奴隷市場から命からがら逃走、布教のためにこの地を訪れていたニカラグア教のククルカン司祭に保護され、
彼の元で修道士となった数奇な運命の持ち主であった。
アウラネの通訳により、布教船は鄭和の船団に曳航されてアフリカ本土、現在のケープタウンに入港、
そこで舵の故障を直すことができた。
そして鄭和の申し出によりククルカン司祭らは謝恩のため明へ朝貢に向かうのである。
ちなみにこの時、ククルカン司祭とともに明に帰着したアウラネ(楊士奇)は歴史上はじめて地球を東回りで一周した人物である。
483 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :04/04/04 10:57
>>482 お久しぶりです。
ちょと地名に関してつっこみを…。
難しいところで、実際の地名じゃないと何処かがわかりにくいんですよね。
ニカラグア
ニキラノ族の首長ニカラオ(16世紀初期の人)がその語源です。
カリブ
カリブ(勇敢なる意)族が語源…ただそのまま使われるかしら。
ブラジル
ポルトガル語で「赤い木」(ブラジルスオウ)の意。
ラプラタ河
スペイン語で「銀」の意。
このあたりは、「翻訳」できそうですが…。
パレンケ
スペイン語で「木の柵」の意……都市名は解読されているはずなんですけどね。
バンクーバー
イギリス人探検家由来…「流れ」では東洋人系の「扶桑国」がありそうですが。
>>481 現実のイギリスでは、木材資源の枯渇による石炭採掘が原因だったし、本当は利率が
低い石炭掘りのほうが「コスト対効果」という、技術革新の動機として至極もっともなもの
になるんだが、中南米の石炭資源は微少だし…。
ユカタン周辺の熱帯雨林ぐらいなら何とか消えても不自然はないけど、あの広大なアマゾン
の森林が無くなるのはちょっと想像しがたいしね。
うーん、となると「産業革命」は難しそうですねぇ。
486 :
世界@名無史さん:04/04/10 21:24
中世までの大体の枠組は出来ましたよね。となると近世へのステップをいかに
無理なく作るか。産業革命か、それに準じたものは必要ですよね。
うーん。文明が近世へとステップアップするには、蒸気機関でなくてはまずい
でしょうか?他で代替できないですか?
>>486 考え中です。
産業革命と言っても、石炭・鉄・蒸気という既成概念に捉われず、
いろんな可能性を考える必要がありそうです。
私は今のこの世界の産業革命は「イギリス型」という一つの形態だと思います。
もしイギリス型産業革命が近代のスタンダードモデルにならなかったとしたら
我々のこの世界の自然環境や現代につづく科学技術の歩みも、もっと違ったものになっていたかも知れませんね。
個人的には、現在の流れでは欧州に匹敵するように科学・技術が発達するのには懐疑的なところがあります。
史実でも優れていた天文学や一部冶金・化学技術はともかく、その他はどうでしょう?
489 :
世界@名無史さん:04/04/20 10:53
あのあたりで自然破壊に手を染めたら、疫病がすごいことになりそうだ。
薬学・発酵学あたりからの進化はあり得るかも知れない。
491 :
世界@名無史さん:04/04/20 23:23
なんで、東京には日本刀関係の和鉄ヲタが結集してるの?
492 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :04/04/24 00:44
>>490 化学主導の産業革命…はちょと無理があると思いますが、石油化学方面は早くから発達する…くらいはありそうかも。
>>493 かちゅ〜しゃのdataでよければ提供できますよ。
495 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :04/04/29 00:50
>>493 あれ、カラル遺跡の紹介に行きましたよ。
>>493 494です。1000まであるけどどうしますか?
m(__)m 読みたいです!可能ならおながいします。