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世界@名無史さん:
そう言えば、ゼンメルヴァイスという医師は、
「産婆が取り上げた妊婦の方が、医者や医学生が取り上げた妊婦よりも産褥熱で
死ぬ数が少ない」ということから、
「手術などで汚れた手で処置するのが原因だろうから、お産に立ち会う前には必
ず消毒せよ」と主張し死者を大幅に減らしたそうですね。
もっとも、同僚たちから「死亡率が下がったのはたまたまだ。俺達を汚い者呼ば
わりして中傷する気か」といった感じで罵倒され、病院から追放されて精神病院
で悲惨な最後を迎えたそうですが。
(今では、「消毒法の先駆者」「母親の救助者」と讃えられているそうですね。)
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たしかオーストリアでしたか。「医療倫理」の講義で真っ先に紹介されました。