1 :
世界@名無史さん:
重要人物なのに公刊されている邦語伝記もろくにない
この皇帝について語りましょう。
『怪帝ナポレオン3世』という連載伝記があるらしいけど
一度も読んだことがない。
2 :
世界@名無史さん:02/12/17 00:19
大仏次郎『パリ燃ゆ』第1巻読んでいるけど
(選書での復刊熱望.絵、写真等資料豊富)
クーデターでモルニー滅茶苦茶やってるな。
いきなり見物していた住民に発砲して
通行人を大虐殺.
3 :
世界@名無史さん:02/12/17 09:11
実際はそれなりのタマなんだろうがビスマルクのかませ犬というイメージ。
4 :
世界@名無史さん:02/12/17 10:14
>大仏次郎
大仏を“おさらぎ”と読む事を最近知った、、(鬱
5 :
世界@名無史さん:02/12/17 10:17
6 :
世界@名無史さん:02/12/17 11:38
第二帝政ってけっこう萌えるんだけどな…。
白水社から出てる「皇妃ウージェニー・第二帝政の栄光と没落」は読んだが、
もう絶版か?
モンテスキューとマキャベリがナポレオン3世について地獄で対話しますた。
>>7 それを元ネタにした本のせいで同胞が大勢殺されますた。
9 :
世界@名無史さん:02/12/17 16:44
10 :
アマノウヅメ ◆3O/knRokaQ :02/12/17 17:07
>>9 中学生の時にユーゴーとゾラの影響をもろに受けた私としては、信じられない。
また、勉強のしなおしか・・・
>>6 その本持ってます。
その本曰く彼の初体験は13歳らしい。
彼は若かりし頃カルボナリ党で活動していたとか
イザヤ・ベンダサン=山本 七平によると、彼は、日本の近代の
政治家と比べれば、スケールが小さすぎて、お話にもならないそうな。
13 :
山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :02/12/17 21:50
>12
勝海舟と比較されていましたね。
14 :
世界@名無史さん:02/12/17 21:56
トクヴィルの「フランス二月革命の日々」(岩波文庫)に
ルイ・ナポレオンの描写もあったと思うが内容忘れた
ビスマルクから見て・・・
伊藤博文はスゴイ人物だ!!
ナポレオン三世・・・たいしたことないね!!
って感じでしょうか?
16 :
世界@名無史さん:02/12/19 15:22
ナポレオン3世 vs エドゥアール・マネ(草上の食事)
17 :
世界@名無史さん:02/12/19 16:49
>>10 経済成長と都市計画が高く評価されている。
18 :
世界@名無史さん:02/12/19 17:39
最大の功績は糞だらけのパリを清潔にしたこと。
19 :
アマノウヅメ ◆3O/knRokaQ :02/12/19 18:11
>>18 今で犬の糞だらけだ、というので問題になっているようですが。
20 :
世界@名無史さん:02/12/19 21:59
>>19 フランス人は個人主義者だからねえ。日本人も見習わないと。
ナポレオン3世の時代の出来事は、クリミア戦争、パリ万国博覧会、アロー戦争、
メキシコ出兵、カンボジアを保護国化など。
「ナポレオン3世は本当にバカか?」というエッセイに、
「ルパンには孫がいた その名のルパン3世!」のマネで
「ナポレオンには甥がいた その名もナポレオン3世!」と
やったら単なる冗談だと思われるんじゃないか、
と書いてあった。
一回目しか目にしてないのでどう展開したか知らん。
23 :
世界@名無史さん:02/12/26 13:56
あんたの口車にうっかり乗ってえらい目にあったと、
ナポレオン3世がメキシコに建てた傀儡国家メキシコ
帝国の皇帝だったオ−ストリア皇族マクシミリアンは、
あの世でナポレオン3世に恨み節を言っていると思う。
ナポレオン3世も、嫌がるマクシミリアンを無理矢理
メキシコ皇帝に就任させたあげく、フランスの敗色が濃厚
になると、さっさと見殺しにするとは酷い男です。
そんなにメキシコが欲しいなら、オ−ストリアの窓際皇族
マクシミリアンを担がずに、自分の子供をメキシコの傀儡皇帝
にすれば良かったのにと思う。
24 :
世界@名無史さん:02/12/26 15:23
あ〜。マクシミリアンってオーストリアの皇族だったんかあ。初めて知った。
マネの「皇帝マクシミリアンの処刑」で有名だけど、出自までは知らんかった。
どういう脈絡でメキシコ皇帝になったのやら。
初めてマネの絵を見たときには、「おいおい、こんな至近距離で銃殺かよ」
とビビリましたね。
25 :
世界@名無史さん:02/12/26 15:31
26 :
世界@名無史さん:02/12/26 15:50
マクシミリアンは本人はメキシコ皇帝になるのを
嫌がったのに、彼の嫁はんが、わても皇后にいっぺん
なってみたいと、旦那のケツを叩いてメキシコ
皇帝になる事をしぶしぶ承諾させたので、彼はメキシコ皇帝に
担がれました。そして、ナポレオン3世は、ヨーロッパの覇権
をフランスが握る為には、フランスと同じカトリック国の
オーストリアを自陣営に引き込みたいことと、メキシコに
カトリックを奉じる傀儡帝国を作り、それを足場に中南米
諸国をフランスの属国化したいとという二つの野望があり
その実現の為、ヨーロッパのカトリック国の盟主である
オーストリアの皇族であるマクシミリアンに傀儡皇帝と
して白羽の矢を立てたものです。
そして、オーストリアには自由主義者との親交ゆえに
皇族内で孤立していたマクシミリアンを体よく国外退去
させることで、自由主義者がマクシミリアンを担いで
反動的な帝政を打倒するクーデターに出るのを予防する
狙いがありました。
マクシミリアンはメキシコ皇帝の位に満更でもなかったんじゃなかったっけ?
兄のフランツ・ヨゼフ帝に妙なライバル意識を抱いていて帝位に目が眩んでしまった
と『フランツ・ヨゼフ 〜ハプスブルク最後の皇帝〜』で読んだ事ある
本によって書き方が違いますね。
「ハプスブルク宮廷の恋人たち」では、本人は気乗りしなくて
妃が熱心だったように書いてあった。
母ゾフィーはライヒシュタット公(ナポレオンと
マリー・ルイーズの子)との不倫疑惑があり、
マクシミリアンはその子ではとの噂もあったと。
まあ、そういう心理面は著者の主観だからねえ・・・
30 :
世界@名無史さん:02/12/31 14:59
大仏次郎の小説って今どこに売ってる?
調べたら絶版ばっか。
31 :
世界@名無史さん:02/12/31 15:14
朝日文庫の茶色の背表紙でさがせば?
BOOKOFF
ナポレオン3世の第二帝政は、フランスで社会構造が大きく変化を遂げた時代
でもあありましたっけ。
オースマン男爵のパリ改造計画によって、オペラ座付近の「グラン・ブールヴァール」
はパリで最も豪華な地区となり、劇場やオペラ、ヴォードビル、カフェ・コンセール、
カフェ、レストラン、サーカス、ダンス場などの娯楽施設もつくられ、余暇と
娯楽が成長しました。
パリのこの変化は、鉄道の発達によるフランス全土の近代的な組織化とも
並行しています。
アンドレ・モロワ(『フランス史』新潮文庫)はそれなりに評価してるね
34 :
世界@名無史さん:02/12/31 23:33
>>4 俺は小学校の先生が「大仏」を「だいぶつ」と連呼したので
先生が必ずしも尊敬できる存在でないことに始めて気付いた。
35 :
世界@名無史さん:03/01/01 00:31
おおぼとけ
36 :
世界@名無史さん:03/01/01 01:19
「二度目は茶番」
カール・マルクスのルイ・ボナパルトのブリュメール18日より
ナポレオン三世時代のフランスってフランス史上もっとも好景気だったって
ホント?
だとしたら、かなりの人物だったと思うのだが・・・。
38 :
世界@名無史さん:03/01/08 16:09
>>37 第二帝政時代にフランスは本格的な産業革命が展開し、鉄道網が発達しました。
39 :
アマノウヅメ ◆3O/knRokaQ :03/01/08 17:19
>>37 それほどの人物とも思えませんが、確かに好景気だったようです。
平和でしたし。伯父さんが反面教師になってるのかも。
中学生の時にゾラの『居酒屋』を読んで、職人達が年金の話をしているので
仰天しました。真面目に働いて、コツコツ貯めれば、老後は物価の安い土地で
つつましい年金暮らしが出来たようです。もちろん、個人年金です。
日本じゃ150年近く経っても個人年金なんて、夢のまた夢。
ということは、政治家としてはけっこう有能だったのかもしれませんね。
隣に天才が二人もいたことが不幸だったとか。
少なくとも今の日本の政治家よりも、はるかに優秀だったんでしょう。
(^^)
42 :
世界@名無史さん:03/01/14 03:04
しかしまぁ、オランダ国王ルイとオルタンスの子供と言うことになってる
けど、あわせて4ヶ月の同居で3度の妊娠のけっか生まれてきたのがこの
人なんだよね。真偽のほどは定かじゃないけど、正当な血筋とは他の一族
からなかなか認めてもらえなかったらしいですね。
頭のおかしい暴力夫ルイに嫌気がさしたオルタンスがほかの男と浮気して・・・
というのはじゅうぶんありえますなあ。母親が母親なだけに・・・なんて誹謗
を当時もうけてたことでしょう。
44 :
世界@名無史さん:03/01/16 12:31
この人の腹心?だったパリ知事オスマン
(パリの街を整備した人)はどんな人物なんですか?
Léon Faucher (1803-1854) 10.04.1851-14.12.1854
Eugéne Rouher(1814-1884) 03.02.1855-06.1859
Auguste Billault (1805-1863) 24.06.1859-13.10.1863
第二帝政期の宰相ってあまり話題にならないよね
46 :
ゑ゛じゃないか解放戦線伊勢派:03/01/17 20:11
ナポレオン1世は結局オランダをフランスに併合したわけだが、
その結果オランダ王をクビになったルイはどうなったの?
47 :
世界@名無史さん:03/01/17 21:14
48 :
世界@名無史さん:03/01/21 19:03
>>37 ナポレオン3世の時代は、美術でいえば印象派の時代だけど、この時期に描かれた
絵を見ると、ドガ「競馬場の馬車」・モネ「草上の昼食」・ルノワール「ボート遊びの
人々の昼食」・マネ「舟遊び」など、娯楽をテーマにしたものが多い。
やっぱりこの時代は好景気だったようです。
ヒットラーやナポ一世の時代も好景気だったわけで・・・
戦争に負けるとボロクソに言われるというだけの話かもね。
51 :
世界@名無史さん:03/01/25 18:52
皇后ウージェニーについても語ろう。
52 :
世界@名無史さん:03/01/27 02:41
>>51 ハプスブルグのお姫さまと結婚して、亡命先を確保しようとしている、とか
陰口を叩かれてましたな。
53 :
世界@名無史さん:03/01/27 14:39
>>51 ウージェニー・ド・モンティホたむは
ハプスブルグ家とは関係なかったのでは
56 :
世界@名無史さん:03/01/28 01:06
ウージェニーはスペイン貴族の出身だったはず。
普仏戦争のときの3世は歩行も困難なほど弱っていた
当時実権を握っていたのは皇后ウージェニー。
皇帝のセダン降伏を聞いた皇后は徹底抗戦を部下に命ずるが、時すでに遅し
王宮は「スペイン女を倒せ!」と熱狂する民衆に包囲されていた。
皇后は側近のお供を数人連れ、英国に亡命。
58 :
世界@名無史さん:03/01/28 02:18
ナポ3も後に英国に亡命したんだよね。再会できたのかな?
再会したとしたら、どんなこと話したんだろ。「敗者の会話」に興味アリ
<血液型A型の一般的な特徴>(見せかけの優しさ・もっともらしさ(偽善)に騙され
るな!)
●とにかく気が小さい(神経質、臆病、二言目には「世間」、了見が狭い)
●他人に異常に干渉し、しかも好戦的・ファイト満々(キモイ、自己中心)
●自尊心が異常に強く、自分が馬鹿にされると怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようと
する(ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず(早合点・誤解の名人)、実際に
はたいてい、内面的・実質的に負けている)
●本音は、ものすごく幼稚で倫理意識が異常に低い(人にばれさえしなければOK)
●「常識、常識」と口うるさいが、実はA型の常識はピントがズレまくっている(日本
の常識は世界の非常識)
●権力、強者(警察、暴走族…etc)に弱く、弱者には威張り散らす(強い者にはへつらい、弱い者に対してはいじめる)
●あら探しだけは名人級(例え10の長所があってもほめることをせず、たった1つの短所を見つけてはけなす)
●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため性格がうっとうしい(根暗)
●一人では何もできない(群れでしか行動できないヘタレ)
●少数派の異質、異文化を排斥する(差別主義者、狭量)
●集団によるいじめのパイオニア&天才(陰湿&陰険)
●悪口、陰口が大好き(A型が3人寄れば他人の悪口、裏表が激しい)
●他人からどう見られているか、人の目を異常に気にする(「〜みたい」とよく言う、「世間体命」)
●自分の感情をうまく表現できず、コミュニケーション能力に乏しい(同じことを何度
も言ってキモイ)
●表面上意気投合しているようでも、腹は各自バラバラで融通が利かず、頑固(本当は
個性・アク強い)
●人を信じられず、疑い深い(自分自身裏表が激しいため、他人に対してもそう思う)
●自ら好んでストイックな生活をし、ストレスを溜めておきながら、他人に猛烈に嫉妬
する(不合理な馬鹿)
●執念深く、粘着でしつこい(「一生恨みます」タイプ)
●自分に甘く他人に厳しい(自分のことは棚に上げてまず他人を責める。しかも冷酷)
●男は、女々しいあるいは女の腐ったみたいな考えのやつが多い(例:「俺のほうが男
前やのに、なんでや!(あの野郎の足を引っ張ってやる!!)」)
フランス・スペイン国境近くの保養地ビアリッツは、ナポレオン3世がここに
ウージェニー宮殿を建ててから有名になった。
61 :
世界@名無史さん:03/02/06 05:14
ナポレオン三世って、ロンドンに亡命して「あの」メッテルニッヒと会ってるんだよね。
中央公論社『世界の歴史』(旧版)より。両人ともどうやって生計をたてていたのやら。
62 :
世界@名無史さん:03/02/06 14:05
ttp://madeline.cc/history/queen_3.html 第二帝政当時のファッションリーダーはユージェニー皇妃。美しい皇妃のもと
世界の社交の中心はパリ。皇后の衣装は2ヶ月後には早くも大西洋を渡りアメリカでコピー。
外国でもウジェニーの人形が売られていた。大抵気前良く肩を出したファッション。
スペイン貴族の娘。父はアメリカ公使。従兄弟にスエズ運河を造ったレセップス。
作家のメリメとかアレキサンドルヂュマフスとかと家族ぐるみで仲良し。後に
格式は無いけど風通しの良い活気溢れた宮廷を夫と築く。ナポレオン3世は
ナポレオン1世の甥とはいえ母は浮気な王妃で出生がおおいに怪し まれている。
スイスで育ち彼が生涯ドイツ語圏に愛情を抱いていたといわれる。
彼女の政治的失敗はカトリック勢力拡大に拘泥したこと。無謀なメキシコ出兵で
ハプスブルグ家のマキシミリアンを担ぎだし惨死させことは生涯彼女を苦しめた。
政治と宗教は離した方がいい。アンリ4世やエリザベス1世などはクールでよい。
政治好きだったスペインの実家の母の影響。ウジェニーは生き延びる皇帝亡き後
1人息子の養育に専念。そしてりっぱに育った息子はイギリス軍に入隊しアフリカで戦死。
英国の片隅でその後の40年をひっそりと生き延び1920年に没。
63 :
世界@名無史さん:03/02/06 20:44
ウィンターハルターの肖像画は実に美しく描かれてますな。
64 :
世界@名無史さん:03/02/06 22:28
>>61 メッテルニヒは1859年に死んでいるが、どうやって会ったのやら。
つーか、たぶん二月革命で亡命したギゾーと三世とを取り違えている。
>>64 やられた!おっしゃる通りです!いや〜、人間の記憶ってあてにならないものです
なあ。(俺の記憶だけじゃ!)。恥ずかしい〜。
66 :
世界@名無史さん:03/02/08 21:30
パリのオペラ座はナポレオン3世の時代につくられた。
67 :
世界@名無史さん:03/02/26 06:03
age
68 :
世界@名無史さん:03/03/10 10:03
現在のボナパルト家の当主はナポTの末弟ウエストファリア王ジェロームの子孫だったっけ?
そうです。
(^^)
71 :
世界@名無史さん:03/03/22 08:30
age
72 :
世界@名無史さん:03/04/02 08:32
age
73 :
世界@名無史さん:03/04/15 07:49
age
74 :
世界@名無史さん:03/04/15 10:03
皇后はまああんまり知性はなかったとされてるみたいだけど
かわいげがあったらしいね。
失脚して英国亡命時の英国首相はディズレイリだっけ?誰だっけ?
彼とナポ3世と皇后でボート遊びしてたときにボートの扱いを誤った元皇帝に、
皇后は「ご自分のお手にあまることをなさってはいけません」
とたしなめたとか。
元皇帝と首相は苦笑い。
皇后は意味がわからずきょとんとしてたらしい。
75 :
世界@名無史さん:03/04/15 10:34
>>33 モロワも
「要するに一人の人物としてはなかなかのものだが、
政治家としては首を傾げざるを得ない」
的なことを書いてるじゃない(笑
モロワによれば、
>>26の彼の野望というのも、ちょっと違う印象だね。
ナポレオン3世にはたしかに野望はあったが、それは1世のように
欧州の征服するといったものではなく、民衆の貧困・不幸を征服しよう
(つまりそれらを絶滅させよう)というものだったらしい。
社会主義に共感を得てたようだし。
76 :
世界@名無史さん:03/04/15 12:02
>>74 >「ご自分のお手にあまることをなさってはいけません」
それ言ったの、ディズレーリ夫人じゃなかったっけ?
77 :
世界@名無史さん:03/04/15 12:15
>>76 ああたぶんそうだ。
失礼。
恋愛結婚だよね。
(^^)
79 :
世界@名無史さん:03/04/18 20:56
age
ナポレオン3世はインチキおじさん。
このインチキおじさんが、近代フランスの基礎を築いたなんて
信じらんねー。
このスレ読んでナポ3好きになった
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
83 :
世界@名無史さん:03/04/23 14:47
遅まきながら
>>2で紹介されている大仏次郎『パリ燃ゆ』を読んでいるんだが。
これって、パリ・コミューンがテーマだけど、ルイ・ナポレオンのクーデター
からずーっと話が続いているんですね。第二帝政時代全体を描写しています。
図版が豊富なのは良いけど、ちょっと「革命神話のために描かれた聖画」みたい
なのが多いなあ。さすがに文章や構成は明解で分かりやすい。少し古い作品
ですがお勧めです。
キッシンジャーがビスマルクと対比させてて面白いです
85 :
世界@名無史さん:03/04/23 20:21
86 :
世界@名無史さん:03/04/23 23:45
>>85 みたいですねえ。
『大仏次郎ノンフィクション全集』(朝日新聞社)を図書館から借りてよんでます。
第3巻から第5巻のにかけて収録されてます。
ジャーナリストのアンリ・ロシュフォールの書いた風刺記事が面白い。
「政府、バリ氏に馬上のナポレオン三世像を用命す。バリ氏が周知の如く動物彫像家
として当代のフランスの大家だからである。」
「重罪裁判所弁護士として令名ありしラショー君、代議士候補として政府の御推薦を
受く。最適任。悪人の弁護に立ちて、君の右に出ずる者なし。」
『全集』第3巻152−153ページより引用。
このロシュフォールって後には軍国主義に転向して、第三共和制時代にブーランジェ
将軍を担いでクーデターを起こそうとするんだから、人間の思想変遷というのは
分からないものだ。フランス版の徳富蘇峰というところか?
87 :
世界@名無史さん:03/04/23 23:56
世界史イタでは有名なナポレオンさんの甥ごさん
最近はFlash板がお気に入りのようで
88 :
世界@名無史さん:03/04/24 00:49
89 :
世界@名無史さん:03/04/24 23:15
>>87 彼のコテハンはオーウェルの『動物農場』から来てると記憶しているが。
ナポレオン3世って無能なイメージがあるけど、在位年数は1世よりも長いし、パリが整備され始めたのも彼の時代なんだよねぇ。
再評価する価値あるっぽ。
92 :
世界@名無史さん:03/04/24 23:36
声:山田康雄
俺ナポレオンIII世 ウ〜ジェニーちゃ〜〜〜ん
>>91 1世のときほどフランスが突出してない時代
=ヨーロッパ国際政治が安定していた時代に、
大衆のご機嫌を取って在位していたから。
94 :
世界@名無史さん:03/04/25 11:18
『パリ燃ゆ』によると、普仏戦争には最初から乗り気じゃなかったようですね。
宮殿で将軍達がシャンパンの杯をかかげて「ベルリンへ!」と挨拶すると、
沈鬱な表情で「せめてパリのために神に祈ってくれ」と答えたそうな。
なんだ妙にしおらしいじゃないか。らしくないなあ。
>>91 今はフランスでも、ナポレオン3世の再評価が
進んでるよ。
96 :
世界@名無史さん:03/05/07 01:47
馬上のサン・シモン陛下は究極的には国民投票による皇帝の信任。農業コロニー設置による
貧者救済など内政面でもとってもスケールのでかい事を考えておられました。
97 :
世界@名無史さん:03/05/07 02:18
要するに今俺らがイメージするフランスってぇもんは
第2帝政期にほとんどが形成されてるんだよな
その意味ではフランスの父でもあるんだが
どうも無理して背伸びした小市民風の
顔つきで損してるような感じだね
98 :
世界@名無史さん:03/05/07 05:18
>>97 自分の写真をバシバシ撮らせたのがアダとなったな。
神聖な「皇帝」というより、大ブルジョアって感じに見えてしまう。
99 :
世界@名無史さん:03/05/08 20:26
しかし、ボナパルティズムってやつは巧妙だな
第3共和政の状態見たらフランス人には帝政がお似合いだってつくずく思うよ
100 :
世界@名無史さん:03/05/08 20:49
>>92 3世は生涯嫁さんの事を「ウージェニー」と呼んでいたそうです
101 :
世界@名無史さん:03/05/09 00:18
19世紀のフランス史を知るには資本家・農民・労働者の関係を知らないといけませんな
102 :
世界@名無史さん:03/05/14 00:12
>>101 マルクスの『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』は、農民がルイ・ボナパルト
を支持したという点を無視している、と何かで読みました。
『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』は読んだけど、
「一度目は悲劇として、二度目は茶番として」しか覚えてないや。
あ、あとは「大統領退任後に債務監獄に入れられるのが嫌だからクーデターを
起こしたんじゃネーノ」という嫌味もあったと記憶しております。あとは忘れた。
103 :
世界@名無史さん:03/05/17 16:13
>>97 大ナポレオンもホントは風采のあがらない小男(ジョゼフィーヌは彼のことを
長靴(軍靴)を履いたねずみと揶揄した)だったけど、ダビッドとかにカッコイイ
絵をかかせて国民をだまくらかしたとか。
詐欺の技術では大ナポレオンの方がはるかに上ですな。政治家としては三世の方が
立派だと思うがね。(フランスをホントに近代化させたのは彼だし)
104 :
世界@名無史さん:03/05/17 17:48
「彼の目はどろんとしてもやがかかったような具合で、
船室のあかり取りの窓の厚いガラスのようだった」
〜トクヴィル『回想録』(フランス二月革命の日々)第三部より
105 :
世界@名無史さん:03/05/17 19:02
106 :
世界@名無史さん:03/05/17 19:06
なるほど大ナポレオンは小男だったが
その眼光の鋭さに初対面の将軍たちがビビったのは有名な話。
107 :
世界@名無史さん:03/05/18 10:54
19後半から20初頭の当時世界一の帝王は明治天皇だよ。
君主としての見識、人民のことを第一に考え、自らを戒める生活態度。
ここまで人間はストイックに生きられるものなのか。と関心させられる。
まさに究極の滅私奉公だよ。
ドナルドキーンが絶賛しているぜい。
108 :
>>107スレ違い:03/05/18 18:06
ドナルドキーンはウヨ
109 :
世界@名無史さん:03/05/18 18:19
1世は瓶詰・缶詰を作り、3世はマーガリンを作った。
110 :
世界@名無史さん:03/05/18 18:29
第五共和政=第三帝政
111 :
世界@名無史さん:03/05/18 18:29
3世はなんでナポレオン・ボナパルトほど有名になれなかったんだろ。
普仏戦争に勝利して莫大な賠償金をドイツに押し付け恨みをかった人だったっけ。
コミューンで失脚したのもこの人?髪型が暑苦しくて髭生やしてたよね。
・・・・・・・・・・・いや、釣りだ!釣りに違いない!!!
はっはっは。わたしは一瞬、息を呑んでしまいましたわい(ドキドキ)
113 :
世界@名無史さん:03/05/18 18:42
で、111は誰のことですか?(w
115 :
世界@名無史さん:03/05/18 18:54
>>111 1863年に南北戦争のどさくさに紛れてアメリカ合衆国に進攻。ジェファソン・デヴィス大統領と結託してアメリカ皇帝になった事もあったよね
116 :
世界@名無史さん:03/05/18 18:55
なんか模試の誤答例みたい
わはは、いま山川の教科書でナポレオン3世の出てるページを引いて見た。
すごい勘違いしてたね。普仏戦争で負けたんだな。ここらへんの知識のいいかげんな
ことといったらない。ナポレオン3世からパリ・コミューンに繋がるのは覚えて
たんだけど、この過程が複雑でそこは分からなくなってしまった。玄人好みのところ
じゃないかな。
エムス電報事件ってなかったか。あれ3世がからんでたよね。
119 :
世界@名無史さん:03/05/18 19:15
ここの住人は意地悪だから気をつけたほうがいいよ
>>111
120 :
世界@名無史さん:03/05/18 19:21
駐普フランス大使が「ホーエンツォレルン家からスペイン王を出すようなマネはしない」
という覚書を交わすようヴィルヘルム1世に迫った件をビスマルクが誇張してリークした
事件ですな。
>119
もう大丈夫だ。山川で知識を補充したから、だいたい位置を掴んだよ。頻度17
だし。
3世は対プロイセン戦争で捕虜になったそうだが、そのときはやっぱ落胆したの
かな。がっくりと肩を落して、惨めな顔をしていたのか、それとも皇帝らしく
大居張りだったのか。中世の戦争では、捕虜の身代金を債権として買う商人がいて
、この商人に高く捕虜の身代金債権を売るために、捕虜をとても大切に扱った
そうだ。この習慣が続いていたら、3世は下にもおかない扱いをされたに違いない。
パリ・コミューンがどうも気になるな。3世よりも。これ世界史的な意義が
深かったんだよね。どうも3世は遅れてきた専制君主ってかんじでパッとしないよね。
ナポレオンでお腹いっぱいという気がして。ドイツでは中央集権体制ができるのが
遅れたこともあって別なんだけどね。
Commun de Paris(フランスのタバコ銘柄じゃないぞ)を執筆者が表するに
「民衆による革命的自治政府」だよ。
これ、よく検定通ったよね。すごいね。革命的5万ヒットありがとう!とかネット
ではアリだけど、教科書で革命的自治政府だもんなあ。今の教科書で、どんな
表現でパリ・コミューンを読んでいることか。
と思ったら革命的自治政府なんて大嘘じゃないか。いきなり教科書に嘘が書いてあった
とは驚きだ。山川に嘘が書いてあるようじゃもうダメだ。どれも信用できないな。
http://la-chansonet.com/CagazeFiles/hitorigoto02121.html >これは、これまでの歴史上の「常識」のように語られております。
>しかしながら、communeというのは、フランス革命期に成立したフランスの行政
>の最小単位であり、communeはその議員を選ぶ権利を共和政体下において得てい
>ます。つまり、「パリ・コミューン」は選挙によって選ばれて成立したものであ
>って、革命によって成立した政体ではありません。
>「世界最初の革命的自治政府」を目指す議員が多数を占めていた」が結果的には
>それは成立しなかった、議会制民主主義政体であったと議事録等を読んでおりま
>すと理解されます。
パリ・コミューンは議会制民主主義政体だったのだよ諸君。がっくしこないか。
あの芸術化が背広をきて、広場の独裁者像を引き倒すヒロイックな瞬間は、なんだったのだ。
129 :
世界@名無史さん:03/05/18 20:37
メキシコ皇帝マクシミリアンに謝ってください!
さて、大バカ111はもう消えたかな? 二度と湧いて出てこないでね。
131 :
Napol'eonV:03/05/19 12:48
132 :
世界@名無史さん:03/05/21 00:04
しょうがねえなあ、まったく(ニガ藁
マジレスすると、プロイセン軍の捕虜になった三世は、それはそれは意気消沈して
気の毒になるほど(『パリ燃ゆ』によるとね)。
プロイセン側は、皇帝はとっくにパリに逃げ帰っていると思っていて、「古狐は罠には
かかるまい」と思っていたら、前線で皇帝が投降したので狂喜乱舞。
ビスマルクは冷静沈着な性格で、普段浮かれることなんてなかったのだが、
このときばかりは視察中に焚き火を囲んで祝い酒を飲んでいた兵士から差し出された
ブランデーを壜ごとラッパ飲みしたそうです。いや〜気持ち良かっただろうなあ。
「戦争中に、最前線で、皇帝を、捕虜にする」なんて歴史上滅多にないでしょう。
その後、ナポレオン三世は、フランスやドイツ領内を通過することなく、第三国
のベルギーを経てイギリスに亡命することをヴィルヘルム一世に願い出ています。
さらし者にされるのが嫌だったのでしょう。ヴィルヘルム一世はこれを許し、
ベルギー領に送り出す際には、皇帝に対する儀礼で送るようにと自国の軍隊に
特に命じています。ヴィルヘルム一世って、チョト優柔不断だけどやさしい君主ですな。
これに冷静沈着な宰相ビスマルクと勇猛果敢な参謀総長モルトケのトリオで、
プロイセンは普仏戦争に勝利したということですか。
あとの君主がオッチョコチョイで国が滅びましたがねえ・・・。
133 :
世界@名無史さん:03/05/22 20:54
メキシコ出兵や普仏戦争で外交バカ呼ばわりされてるが
対英協調路線を成功させていたのは注目に値する
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
135 :
世界@名無史さん:03/05/30 14:22
山崎渉対策age
136 :
世界@名無史さん:03/06/04 14:44
>>132 ウィルヘルム2世はアホだとは思うし、日本人にとっては道義的に敵だが、
少し弁護すれば、普仏戦争で勝ちすぎてしまったのが第一次世界大戦の
一つの原因かと・・・セダンでやめときゃよかった罠
137 :
世界@名無史さん:03/06/04 14:49
ウイルヘルム2世=斉の桓公
ビスマルク =管仲
138 :
世界@名無史さん:03/06/06 15:48
>>137 ウィルヘルム1世=斉の桓公
だと思う。
自身は覇者となったが、後継者がアホだったため国はアボーン
ひと月ぶりage
吉川和雄君
あんたのために使った金と時間は誰が支払うのかね。
人を殺したことをお忘れで。
あんたのために使った金と時間は誰が支払うのかね。
人を殺したことをお忘れで。人を殺したことをお忘れで。
レイプしたミキさんのことをお忘れで。レイプしたミキさんのことをお忘れで。
松井顕君
ストーキングは犯罪です、っていわれるまでかわらんかね。
睦子に未練があるんですか。睦子の奴隷ですか?
奴隷ですか?奴隷ですか?奴隷ですか?奴隷ですか?奴隷ですか?
睦子に未練があるんですか。睦子の奴隷ですか?
奴隷ですか?奴隷ですか?奴隷ですか?奴隷ですか?奴隷ですか
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
143 :
世界@名無史さん:03/07/26 04:20
よくわかんがage
こないだはじめて鹿島茂の「怪帝ナポレオン3世」を読みますた。
一回7ページ、もう30回越えてる。
けどまだ扱ってるのはクリミア戦争のころ。
単行本は分厚くなりそーですのう。
てか、クリミア戦争1回7ページで始まって終わっちまった…。
一体どういう構成になってんだこの連載。
145 :
ナポレオン ◆vYVYAtFe0o :03/09/13 00:18
下げる必要は全くない
146 :
世界@名無史さん:03/09/15 12:07
>>3 >ビスマルクのかませ犬
これ以上的確な表現は無い
最期があまりにもヘタレ過ぎるので真っ当に業績が評価されない
147 :
世界@名無史さん:03/10/04 19:34
鹿島茂は諸々のパリ風俗も語ってらっしゃいますな
人間、決定的な瞬間にうまく振るまわ無いと後世まで悪い評価が定着する
こともあるってことですな。
>>148 そういうタイミングの悪さって非常にフランス的な気がする
150 :
世界@名無史さん:03/11/11 00:07
ageます。
151 :
世界@名無史さん:03/11/11 01:04
Empress Eugenie
でぐぐると、皇后陛下の美しいお姿が拝めます。
153 :
世界@名無史さん:03/11/28 18:38
154 :
世界@名無史さん:03/11/29 02:15
どうなんだろう,誰か教えて。けど,これだけはいえるよ。彼の時代に,現在のパリの大まかな街並みができたってこと。
155 :
世界@名無史さん:03/12/01 20:41
ボードレールは古きパリの終焉を惜しんでたな。
156 :
世界@名無史さん:03/12/02 19:28
でも、道路が広くなり、清潔になり、治安が良くなったそうな。
157 :
世界@名無史さん:03/12/02 19:33
大革命前のパリは排水が路上に流れて汚い病気がすぐ伝染しそうな街だった。
江戸の方がよほど清潔。
路地が多く、追剥に襲われることも日常茶飯事だった。
158 :
世界@名無史さん:04/01/04 19:47
でも、超高層ビルや車社会は犯罪の温床らしい。
159 :
世界@名無史さん:04/01/27 14:41
現代のフランスも、犯罪対策に悩まされている。
特に青少年ギャングの暴力。
よくニュースになる。
160 :
世界史@名無しさん:04/01/27 17:34
ナポレオン3世の子孫(他のナポレオン一族の末裔も)は今どうなってるの?
いまや世界中どこも犯罪の温床。
162 :
世界@名無史さん:04/01/27 19:02
三世の家系は確か断絶した。
ジェロームの家系はシャルルとかいう人(現ナポレオン公)が数年前コルシカ島で市長選に立候補していた。
リュシアンの家系は彼と彼の息子シャルル・リュシアンがかなり子沢山なので、子孫ぐらいいると思うが・・・
163 :
世界@名無史さん:04/01/28 09:03
まあ、子孫なんざどうでもいいや。
ワシントンとジェファーソンの子孫は、黒人だよね。
164 :
世界史@名無しさん:04/01/28 15:33
162>
ありがとう。ナポレオンは今でもコルシカ島では人気があるんだろうか。
163>
意味がよくわからん。説明求む。
165 :
世界@名無史さん:04/01/28 16:44
黒人奴隷との間に隠し子がいたとかの話じゃないか?
166 :
世界@名無史さん:04/02/12 22:59
白人の子孫が絶えてるのだろう
167 :
世界@名無史さん:04/02/25 20:52
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これを見た人は確実に【不合格】です。これをコピペでどこかに1回貼れば回避できます。
これは本当です。やらないと一年無駄になります.
私も最初は嘘だと思ったんですが、一応コピペしました。それでセンター私大に合格出来ました。
けどコピペしなかった友達がA判定とっていたのに、おちたんです
168 :
世界@名無史さん:04/02/27 09:53
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これを見た人は確実に【不合格】です。これをコピペでどこかに1回貼れば回避できます。
これは本当です。やらないと一年無駄になります.
私も最初は嘘だと思ったんですが、一応コピペしました。それでセンター私大に合格出来ました。
けどコピペしなかった友達がA判定とっていたのに、おちたんです
164は、隠し子というより堂々と子供つくってた。
ただ奴隷の子は奴隷なので売り飛ばしたんじゃないの?
170 :
世界@名無史さん:04/03/09 17:15
ルパンはもうちっとあとか。
171 :
世界@名無史さん:04/03/10 10:00
俺も こうなりたい
172 :
世界@名無史さん:04/04/12 22:48
ナポレオン3世て大学出てますか?
173 :
世界@名無史さん:04/04/19 19:47
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これを見た人は確実に【不合格】です。これをコピペでどこかに1回貼れば回避できます。
これは本当です。やらないと一年無駄になります.
私も最初は嘘だと思ったんですが、一応コピペしました。それでセンター私大に合格出来ました。
けどコピペしなかった友達がA判定とっていたのに、おちたんです
174 :
世界@名無史さん:04/04/19 20:26
>>172 出てないんじゃないかな?ずっと亡命生活だし・・・
でも若いころはカルボナリみたいな政治結社にはちゃんと所属してたみたいだね
175 :
世界@名無史さん:04/04/19 23:53
裏切り者扱いされて暗殺未遂起こされてるね
176 :
世界@名無史さん:04/04/28 15:03
>>172 今の日本と違って、本当に学問をやる人以外は大学へは行かなかったんじゃないかと。
大学出て無くてもナポレオン三世の業績は今の日本の政治家や官僚なんぞ
とはくらぶべくもないほど偉大
最後にプロイセンとの戦争に負けたぐらいで評価が低いのは正当な見方じゃないですね
(ヒトラーに対する評価にも通じるけど)
177 :
世界@名無史さん:04/04/28 15:20
戦前の女子学習院でも卒業するのは恥だったらしいしね
在学中に婚約が整って花嫁修行のため退学するのが名誉だった
>>176 ドーバーの向こうではジェントリー階級はイートン->オックスフォード&ケンブリッジ
行くのがふつ〜になってたよ。
>>178 ただ勉強つーか学問はしなかったけどな。
>>176 >今の日本と違って、本当に学問をやる人以外は大学へは行かなかったんじゃないかと。
現代:大衆の遊び場
昔:中産階級のエリート化への階梯(←アカデミズムの典型はこの段階)
もっと昔:上流階級の社交場
180 :
世界@名無史さん:04/04/29 09:02
ナポレオン三世の時代って、
「ベンチの向こうに先生がいてこっちに生徒がいれば、それだけで大学」
って時代でしょ
まあ、これはオーバーにしても、当時のアメリカの大学は日本の寺子屋
みたいな感じだったらしいし
(フランスは当時で、すでに立派な大学がいっぱいありそうだけど)
あとドイツは有名な先生が来るか来ないかでひとつの町が盛衰したらしい
国によってさまざま・・かな?
181 :
世界@名無史さん:04/04/29 09:07
ナポレオン三世の奥さんと、メッテルニヒの孫娘(夫はフランス大使)とは
とっても仲がよかったらしい。世紀末ウイーンの女性を何人か紹介している
本に書いてあった。名前忘れちゃったけど、オーストリアの女性が著者だった。
メッテルニヒの晩年も書いてあったし、第二帝政の崩壊の様子も書いてあったよ。
182 :
世界@名無史さん:04/06/02 08:28
メッテルニヒの家てオーストリア貴族でしたっけ?
183 :
世界@名無史さん:04/06/02 10:48
勿論。ただ、孫の段階で貴族かどうかはわかりませんが。
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これを見た人は確実に【不合格】です。これをコピペでどこかに1回貼れば回避できます。
これは本当です。やらないと一年無駄になります.
私も最初は嘘だと思ったんですが、一応コピペしました。それでセンター私大に合格出来ました。
けどコピペしなかった友達がA判定とっていたのに、おちたんです
185 :
世界@名無史さん:04/06/03 08:53
オーストリア貴族の子孫て今は普通の人らしいね。
186 :
世界@名無史さん:04/07/26 02:46
ナポ3は投獄されていたイギリスの牢獄を「我が大学」と呼んでいたような、
記憶あり。(脳内ソースは旧版『世界の歴史』「ブルジョアの世紀」(中央公論社))
187 :
世界@名無史さん:04/07/26 07:05
中流以上は、図書室のある監獄に入れたからだろ
188 :
世界@名無史さん:04/07/27 08:24
クールベもヒトラーも獄中で読書にいそしんだ。
189 :
世界@名無史さん:04/07/27 08:26
3世は、コルシカに鉄道敷いた。
数年前、コルシカ国立大学できた。
今は、山林の山火事で、消火飛行機が飛んでいる。
300ha 焼けたそうな。
190 :
世界@名無史さん:04/07/27 11:56
へー
191 :
世界@名無史さん:04/09/05 21:37
でも、北部は雹にやられたんだよな。
暴風雨で寒かったと、去年と逆に。
192 :
世界@名無史さん:04/09/17 20:39:36
「健全な独裁」ですかね?
193 :
世界@名無史さん:04/09/17 20:54:37
「ルイ・ボナパルトのブリュメール18日」で大虐殺やってる。
出だしが血塗られている以上「健全」とはいえないだろう。
194 :
世界@名無史さん:04/09/23 02:16:40
昨日の「笑っていいとも」で歌手で料理研究家の平野レミが出てましたが
マシューベストにも出演してる変なおばさんです。
ナボレオンの妃の妹の子孫だそうで、
どちら家系が分かりませんでした
写真でお爺さんのでっかい墓に家族全員が出てました
真意のほどは分かりません。
195 :
世界@名無史さん:04/09/23 04:30:42
レミさんのお父さんの平野威馬雄氏は仏文学者だけど
そのお父さんはアメリカ人で墓もサンフランシスコにあるよ
196 :
世界@名無史さん:04/09/23 07:48:36
アメリカに移民したの?
ルイ・ナポレオンも、アメリカにいたことあったっけ?
197 :
世界@名無史さん:04/10/03 16:30:09
198 :
世界@名無史さん:04/10/23 10:27:46
ルイ・フィリップみたいにAAを!
199 :
世界@名無史さん:04/10/24 19:41:32
この頃は、試験でなく、コネで役人採用していたのかな?
200 :
世界@名無史さん:04/10/24 19:45:31
エミール・ゾラは、第二帝政を盛んに攻撃したが、労働者の争議権が
合法化されたのもこの頃。
高級娼婦が社交界に出入りした時代。
201 :
世界@名無史さん:04/10/24 19:46:25
鹿島茂が「怪帝ナポレオン3世」という本をもうすぐ出すそうだ
202 :
世界@名無史さん:04/10/24 19:55:10
203 :
世界@名無史さん:04/10/24 20:18:11
アマゾンで検索したら講談社から26日発売3150円
確かに面白そう
204 :
世界@名無史さん:04/10/24 20:48:27
>>200 それは言葉を換えて言うと、
「ゾラのような攻撃者がいたからこそ、
当時のフランスで労働者の争議権が合法化された」
ってことだよ。ゾラの「ジェルミナール」読んでみな。
非合法時代の大ストライキがどんなものかよくわかる。
ちなみに上の方で「中学生の頃、ユーゴーとゾラに影響された」って
主張してる早熟なおばさんがいるけど、
実はゾラの著作はあまり翻訳されていない(笑)
(つい最近まで手に入る作品は「居酒屋」「ナナ」くらいで、
「ジェルミナール」ですら絶版だった。
最近、藤原書店が選集を出版し始めているけど、いまだにルーゴン・マッカールは
全巻そろっていない。日本のフランス文学者の怠慢だと言っておく。
くやしかったらルーゴン・マッカールを完訳してくれ。頼む)
205 :
世界@名無史さん:04/10/24 20:55:09
206 :
世界@名無史さん:04/10/25 21:29:50
ユーゴーの良さはイマイチわからないな(;^_^A
レミゼラブルは、いかにもうそ臭いし。
207 :
世界@名無史さん:04/10/25 22:07:01
ああ不精
ああ夢精
209 :
世界@名無史さん:04/11/27 02:19:39
降伏なんかしないで、プロイセン相手に玉砕していれば英雄として名が残ったろうに。
210 :
世界@名無史さん:04/11/27 10:01:34
フランスの国土はグチャグチャ
『怪帝ナポレオンV世』読了。
オスマンのパリ大改造などにページを割き過ぎた感はあるが
面白かった。
第二帝政の正の側面に光を当てている。
212 :
世界@名無史さん:04/12/05 21:06:28
あげ
ああ、もう「怪帝」出てるんだ・・・。
はやく買わなくちゃ。
214 :
世界@名無史さん:04/12/05 22:12:25
ルクセンブルクを買収する計画があったらしいね
215 :
世界@名無史さん:04/12/11 16:27:55
怪帝ナポレオンV世
パラパラと見たけどなかなか良さそう
でも重い!!
でかすぎ
分冊の文庫で出るまで待とうかと思う
216 :
世界@名無史さん:04/12/11 23:09:22
文庫版だと図版が削除されると思う。
217 :
世界@名無史さん:04/12/12 00:00:45
フランス語がしゃべれなくて、ドイツ語しかできなかったらしいな。
ナポレオンってドイツ語でどういう単語になるのだろう?
ベトナムに侵攻したのも三世の時
219 :
世界@名無史さん:04/12/16 21:37:48
皇后はスペイン出身だっけ?
7
221 :
世界@名無史さん:04/12/25 23:07:45
保守
222 :
世界@名無史さん:04/12/26 21:19:58
223 :
世界@名無史さん:04/12/27 18:35:37
購入しました『怪帝ナポレオンV世』
図版が多くて読み応えありそう!
224 :
世界@名無史さん:05/01/03 01:42:41
age
225 :
世界@名無史さん:05/01/16 04:19:05
怪帝って凄いな。
朝日の書評読んだが、結構好意的だったな。
あれもともと選書メチエで出す予定だったんでしょ
あんなでかくて重い本じゃなくてせめて単行本2分冊で
出してくれればよかったのに
228 :
世界@名無史さん:05/02/10 07:05:31 0
分冊はコストかかるらしい。
229 :
世界@名無史さん:05/02/10 08:52:46 0
ナポレオン四世はズールー戦争で死んでたな。
230 :
世界@名無史さん:05/02/21 18:33:52 0
労働者の住宅建設など福利厚生に着手した最初の為政者
231 :
世界@名無史さん:05/02/23 09:01:56 0
この時代、官吏登用試験てまだなかったのですよね?
日本も大正中期までなかったけど
232 :
世界@名無史さん:05/02/23 09:25:41 O
西園寺公望公って普仏戦争中にフランスに留学してたんですよね。
アメリカ経由で71年の3月27日にパリへ到着とあります。
パリコミューンの成立宣言が3月28日だそうですから直後の混乱中?
砲火のとびかう市街をかけめぐって見物したって書いてある。
234 :
世界@名無史さん:05/03/05 12:20:16 0
クレディ・モビリエ
235 :
世界@名無史さん:05/03/05 19:17:55 0
お金持ちの留学生は、女郎買いもしていた。
戦後の人間のこといえないなw
今のパリの景観があるのはこの人のおかげ
237 :
世界@名無史さん:05/03/05 19:25:58 0
ボードレールとかは、パリ改造を非難したけどね。
238 :
世界@名無史さん:05/03/06 18:42:37 0
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全国に鉄道網巡らせた功績は、あまり褒められないね。
239 :
223:05/03/07 09:57:17 0
『怪帝ナポレオン3世』読破しました!
自由帝政時代、特に最後の一年に大きく自由化に舵を切った皇帝の姿に
彼の真相を見た気がします。20世紀の独裁者にはない、啓蒙君主の姿が
垣間見えて新鮮でした。
240 :
世界@名無史さん:05/03/13 02:46:14 0
ハウルの動く城に出てくる国王がナポレオン3世のように思えた。
「今日はわが軍が優勢であるぞ。将軍達を集めよ!作戦会議じゃ」
18〜19世紀の絶対王政君主はだいたいああいう感じだったと思うが。
241 :
世界@名無史さん:
ヒトラーやムソリーニのような学歴の無い独裁者も、もう現れないだろうね。