【好吃!】 食の歴史vol.2 【好吃〜!!】

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52世界@名無史さん
>>46
日本料理の基礎は「唐代の料理+日本の伝統的食文化」
唐代の料理は日本料理と近いものだった。

その後、宋代から燃料としてコークスが使われるようになり、
コークスの強力な火力で食材を一気に加熱する「炒」や「爆」などの調理法が普及した。

そして金、元などの北方民族の支配により、
生食をしないという北方民族の食文化が広まって
現代の「生ものを食べない中華料理」ができた。

だから現代の中華料理よりも日本料理のほうがむしろ昔の(唐以前の)中華料理に近い。

中華料理的に強力な火力で調理すると油脂を大量に使う。
油を大量に使わないと炒め物は焦げてしまうからな。
そしてそういう調理法なら油脂を多量に使った料理は美味い。

しかし、生食が多く加熱も煮物が中心の日本料理的な調理法では油脂は必要ないし、
油脂を多用するとしつこくなってまずいだけ。