〜真珠湾〜その時ドイツは何を思ったか?

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243242:03/10/26 21:24
ゴバク(;´Д`)
244TK:03/11/27 15:18
此処のスレの方々は他より日米開戦時のことに詳しいようですので、三国同盟に密約が
付くていたかどうかについて何方か是非教えて欲しい。

三国同盟が日本の真珠湾攻撃では有効とならないのはご承知の通りです。ご存じない方の
ためにその条文を上げておきますと、

第三条:・・・、更に日独伊の何れかの一国が現に欧州戦争又は日支紛争に参入し居ら
ざる一国に依て攻撃せられたるときには日独伊三国は有らゆる政治的、経済的及軍事的
方法に依り相互に援助すべきことを約す。(おまけに相手から先に攻撃された場合の
「援助」と言うのも曖昧です。)

つまり攻撃された時有効となるのであって、日本が米国を奇襲攻撃した場合は三国同盟は
有効では有りません。ですからドイツの対米宣戦布告文にも三国同盟の「さ」の字も出て
きません。独宣戦布告文 >>http://www.yale.edu/lawweb/avalon/wwii/gerdec41.htm
245TK:03/11/27 15:19
一方日本が対米戦を最終的に決めた1941年12月1日の前、11月30日に駐独大使大島宛てに
日本から、「日本がアメリカに戦争を仕掛けた時ドイツもアメリカと戦ってくれるよう、
約束を取り付けよ」という電報を打っています。

しかしそんな重大な決定をドイツに数日で出せなど言うのは、常識的に考えるておかしい
と思います。私には前に話がってその確認だと思えます。

対米交渉の際の日本の「三国同盟の独自解釈」へのかたくなな固執、日本の思い切った
対米戦とドイツの不可解な参戦を考えると、私には三国同盟には密約が有ったのではと
思えます。この密約についてご存知の方お教えいただけませんか。

サイトで一つ見つけたものは年表で>>1941/08/25頃:暗号解読によりベルリン駐在日本
大使がヒトラーと会談して「日米衝突の場合ドイツは直ちにアメリカと交戦状態に入る」
と確約したことを知りルーズベルトに通報<<というのが有りました。他にも三国同盟締
結時に密約が有ったと言うのも有りました。

ただ私は密約が有っても条約などなんとも思っていないヒトラーが必ず密約を守るとは思
っておりませんので、ドイツが参戦したのはモスクワ攻略に失敗したヒトラーが真珠湾の
大戦果を見て、日本との密約も考慮に入れ判断を誤ったものと思っております。
246世界@名無史さん:03/11/27 17:57
アメリカとドイツの一騎打ちならドイツが勝ってただろうな
247世界@名無史さん:03/11/27 21:47
これはひょっとしたら既出かも知れないが、日本が真珠湾を攻撃した時、一番小躍りして喜んだのはイギリスのチャーチルだったという話は有名だよな。
248世界@名無史さん:03/11/27 22:16
そもそも松岡洋介の考えだと、日独伊ソで連携するって考えだったよね。
独ソ不可侵条約があって日ソ不可侵条約があるのに、バランスを崩したのはヒトラーの方じゃん。

それまで独ソは同時にポーランド攻めてるし、
ソビエト=フィンランド戦争ではイギリスはフィンランドに物資を送ってソビエトと対立している。

(でもイギリスは毒素戦が始まった途端、フィンランドに物資輸送中止、
 ソビエトに物資輸送開始してるウンコな国、悲惨なのはフィンランド)
249怪盗X:03/11/27 22:20
もんだいです!
昔紙の材料はなんだったでしょう?
250世界@名無史さん:03/11/27 23:04
>>248
しかし、フィンランドは独ソ戦が始まる前にドイツ軍の部隊が国内に入る事を認めているよね。
イギリスにとって敵国であるドイツの部隊を国内に入れるということはフィンランドの方が敵対的な行動をとったことになると思うけど。
251世界@名無史さん:03/11/27 23:09
ヒトラーは真珠湾の大戦果に脳天パー状態で宣戦布告しちゃった。アホだよなあ。
三国同盟を骨抜きにしようとしてた日本を助ける義理はなかったのにね。
252世界@名無史さん:03/11/27 23:54
>>250
でも入れないと確実に負けてる。
いくらマンネルヘイムでも無理は無理。
253TK:03/11/28 01:09
>>248
松岡自身は、三国同盟は米英に対しては牽制のためのもので、米英と戦う意図はなかった
と言っています。実際三国同盟は対米戦ではドイツにはメリットが有るが、日本には殆ど
メリットは有りません。つまり日本がアメリカと戦争を始めてもドイツ陸軍は何の助けに
もなりませんが、ドイツは米海軍の半分以上を太平洋に裂いてもらえます。

三国同盟が実質的に意味を持つのは対ソ戦ですし、松岡は北進論者で北進を強硬に主張し
ました。そのため近衛は内閣の解散までして松岡を外しました。そして日本の外交は一貫
性をなくしてしまいました。
254世界@名無史さん:03/11/28 01:15
>>75
>ヒトラーは遺書の中では最後まで一緒に戦った日本に感謝してるみたいな事書いてるよ。
その本読みたい。教えて。
255世界@名無史さん:03/11/28 02:06
>254
「ヒトラーの遺言」(原書房)

ここで抜粋が読める。
ttp://www.nsjap.com/hitler/h08.html
256世界@名無史さん:03/11/28 02:20
>>255
『ヒトラーの遺言 1945年2月4日-4月2日』 原書房 1991
この本もう売ってないんですか?読みたい。
257世界@名無史さん:03/11/28 02:31
>256
検索すれば古本を売ってるところがあるんじゃない?
258世界@名無史さん:03/11/28 08:42
どっちみちアメリカは参戦してたよ。
当たり前じゃん。
第一次大戦だって栄光ある孤立あから普通に脱却してたし。
259世界@名無史さん:03/11/28 10:48
結果的には参戦できただろうというのには同意。
しかし、真珠湾→ドイツ参戦という流れが無かったら
結構大変だったと思うけど。
北大西洋で小競り合いを繰り返して戦争へというプランでは
大分参戦が遅くなるだろうから、その後の展開は少し変わっていたかも。
260世界@名無史さん:03/11/28 16:15
>>258
そうそう。むしろアメリカは参戦する根拠と国民を戦争に動員するための動機付けとなるものを求めていた。
261世界@名無史さん:03/11/29 03:57
このスレ読むと、ヒトラーは日本のことを誉めてるんだか貶してるんだか
どうもハッキリしないな。

>>256
図書館に置いてないか?俺は図書館から借りて読んだよ。
訳者は戦前から敗戦時までドイツ留学してたみたいだ。
まだ生きてるかな?
262世界@名無史さん:03/11/29 04:02
>>258
アメリカは勝てる自信があったんだろうな。
戦後、有利になれる立場になるための絶好のチャンスということで、参戦の
きっかけを模索してたとか。それで日本を挑発してたのだろうが。
それと軍産複合体も潤うし。
263世界@名無史さん:03/11/29 04:05
>>262
民主党のバックグラウンドがナチに支配された国々の出身家系だろ。
ソロバン勘定だけではなかったことは確かだと思う。
264世界@名無史さん:03/11/29 04:39
半島(イタリア&朝鮮)がなければなー
とつくづく思うよ;;。

イタリアがあんなに間抜けじゃなければ真珠湾の時点でソ連は終わっていたのに。
265世界@名無史さん:03/11/29 04:46
>>264
バカだな。ソ連が無くなったらナチのターゲットが日本になるだろ。
ソ連は敵でもあると同時にナチの人種主義からの地理的防波堤でもあったんだよ。
266世界@名無史さん:03/11/29 08:24
>>264は言っていることが意味不明。
イタリアがあろうが無かろうが独・日が英・米・ソ連合軍に勝てたとはとても思えない。
殆どやけっぱちになって戦争を仕掛けたからなこの両国は。
267【卍】総統指令第24号「対日協力」:03/11/29 09:45
について、誰も言わない。なんでだろ〜?
268世界@名無史さん:03/11/29 09:48
言ってくれ。
269世界@名無史さん:03/11/29 10:04
>>40
チョンを併合した時点で、、、
270世界@名無史さん:03/11/29 10:07
ゲルマン女性てお色気に乏しいのに、不細工鴎外はメロメロだったな。
美男子の青年主人公にした小説書いたり、あれって自分の内面の鬱屈の
ガス抜きだったのかな?
271世界@名無史さん:03/11/29 10:51
当時の女性の写真見ると何ともゴッツイね。
272TK:03/11/29 12:48
>>262
参戦のきっかけとは欧州での戦争得の参戦の事か?。もしそう思ってるならスレを全部
読んでから書き込んだほうがいい。

日本を挑発?。本気で日本を挑発するならドイツにしたと同じくらいの事をやってるさ。
あの時点ではアメリカは日本と戦争したくなかったと考えた方が筋が通る。

軽薄に日本を開戦に導いた人たちの弁明に乗らず頭を空白にして一から考えてみて欲しい。
273TK:03/11/29 14:30
>>259 加えるに、ヒットラーはこういう声明を出せばどうだったろう。
1941/12/11 ヒットラー総督のアメリカ国民へのメッセージ

「日本の真珠湾奇襲の報を受け私は驚きと同時に怒りの激情を抑えることが出来なかった。

私は、日本人のやったあの卑劣な奇襲に対し、勇敢に立ち向かわれ犠牲となられた
アメリカ国民に対し、ドイツ国民を代表し心からの深い哀悼を捧げる。

三国同盟を結ぶに際し、私は日本の侍達の武士道を尊敬し信じてきた。しかしあの真珠湾
の歴史上最も恥ずべき奇襲で、私は東洋の黄色い猿達に騙されていたのだとやっと悟った。

幸い三国同盟は防衛的同盟であり、第三国よりの攻撃を受けた時のみ有効となるので、
此処にドイツ第三帝国は三国同盟の条文に則り太平洋での戦争に不介入を宣言すると共に、
英国に対しては、ドイツ第三帝国はゲルマン騎士道に則り、東洋での大英帝国植民地の
黄色い野蛮人達による簒奪の阻止を側面より援助するため、一方的に休戦を宣言すると
同時に、オランダ、フランス、他より順次撤兵する事を宣言する。」

西部ヨーロッパからの撤退の現実性はともかくルーズベルトは困ったろう。
274ドイツの欧州新秩序計画:03/11/29 15:34
アインチッヒ「エコノミックジャーナル」1941年4月号収録論文より
1、ナチ計画経済の欧州一般化
2、インフレを伴わざる通貨拡張の欧州普及化。各国通貨の安定と価格統制の実施。
3、ベルリンを中心とする多角的精算制度の確立。
4、ベルリンをもって国際金融の中心地とする。
5、欧州列国の適地適業主義。国際分業の合理化。
6、農業経済の近代化並びに保証。
7、欧州広域経済の中心国としての独立の地位の確立。従って圏内各国と欧州
  圏以外の諸国との貿易については、ドイツが代表的に圏外諸国と協定する
  点によらしめる。
枢軸国に共通している点が、国の資源の乏しい国である。
そして、アメリカ、イギリスの経済力に反抗するために新たな植民地政策を掲げたに過ぎない。
イギリスが3世紀も前から行なっていたことをこの3国は20世紀になって行なおうとしたところが間違いだった。
イギリスも、植民地政策で世界中を占領して支配していたのだから、日本、ドイツ、イタリアは時代に逆行していたのである。
まあ、その原因とて、国内の統一化が遅れたための産物であるのだが、国の条件も良く似ている3国なのは不思議なことではある。

ヒトラーが人種差別論者であったのなら、日本と軍事同盟は結ばなかっただろう。
ヒトラーは反ユダヤにすぎなかった。
日本は中国と和解してから、アメリカに宣戦布告するべきだったね。
日本とドイツがソ連を東西から攻めたら、ソ連が落ちたのは確実だからね。
277世界@名無史さん:03/11/29 18:43
ヒトラーの日本観は、
白人の有色人種一般に対する、さほど激しくないレベルの蔑視と、
対ロシア戦勝利、公称2600年の歴史、単一民族、といった(実際に
はかなり怪しい)要素に対する羨望が合わさっているようだ。
この辺の、蔑視と羨望という矛盾する認識は、
たとえば、日本人の中国観、漢人の遊牧民観、中世ヨーロッパの
イスラム観など、いくらでも例が挙げられ、珍しいものではない。
ただ、漫然と歴史を見る限り、こういう感情は、不幸の原因になることが多い。
278世界@名無史さん:03/11/29 21:34
>>276
はぁ?ソ連が落ちるってどうやって?日本陸軍の
能力ではそんなに前進できんぞ。
モスクワが落ちようとスターリンは降服しないぞ。
279世界@名無史さん:03/12/03 23:56
>>89
タカコは朝鮮贔屓

笑えん
280世界@名無史さん:03/12/04 21:45

違った視点から、1937年、かの原節子さんがデビューした日独合作映画があります。
映画評をどうぞ。

 http://sinkan.sdap.jp/eigahyou6/atarasiituti.html
281世界@名無史さん:03/12/28 12:08

今夜の実況は こちらで

時空警察 捜査一課 PART 3
http://live6.2ch.net/test/read.cgi/liventv/1072561979/
282世界@名無史さん:03/12/28 13:29
何にも知らない奴が多すぎるな。
アメリカは既に武器貸与法で、連合国の兵器廠となっていたし
直接の交戦が無くても、それ以外のことはすべて
アメリカはドイツに対して行っていた。
グラフ・シュペーがウルグアイ沖で撃沈されたときも
アメリカの偵察機が逐次イギリス海軍に対して
航路を逐次報告していた。ドイツはイギリス海軍の
追跡を振り切ったのにアメリカのせいでウルグアイに追い込まれた。
ほかにも大西洋の対潜哨戒
はアメリカが請け負っていた。
これは国際法から言うと、明確な交戦行為にあたる。

「アメリカが真珠湾前に行っていたこと」

中国戦線でフライングタイガー部隊を創設し
退役した米軍人をパイロットとして日本軍と交戦させていた=日本に対する交戦行為
大西洋沖でのイギリス海軍と連携したUボートに対する対潜哨戒=ドイツに対する交戦行為

ルーズベルトは米国民をだましていただけで、実質的には、宣戦布告せず
参戦していた。
真珠湾のだまし討ちというのは、アメリカのデマに過ぎない。
ヒトラーはアメリカに対する宣戦布告に躊躇する将軍たちの前で
明確にこの点を指摘していた。よって、『ヒトラーが「日本が余計なことをした」などと思った』
という説を唱える奴はドキュン。
283世界@名無史さん:03/12/28 13:32
ちなみに上記の二つは、国際法的にも交戦行為にあたる
つまり宣戦布告をしないで交戦していたのはアメリカ

ちなみにアメリカが行った戦争の中で、宣戦布告をして
突入したのは米西戦争、第一次世界大戦など極わずか
ほとんどの戦争は宣戦布告なしに行っている。
284世界@名無史さん:03/12/28 13:34
グラフシュペーは撃沈じゃなくて自沈という突っ込みはなしね
285世界@名無史さん:03/12/28 13:51
>真珠湾のだまし討ちというのは、アメリカのデマに過ぎない。
アメリカっつうでっかいガソリンタンクに火を点けるためのマッチでしょ。
成功したんだから別にいいんじゃね?

>ヒトラーが「日本が余計なことをした」などと思った
と言ってる奴はあまり見ないけど。
日本の大勝利に有頂天になったヒトラーが馬鹿やっちゃった説がこのスレでは強いような。
286世界@名無史さん:03/12/28 15:22
>>283

ちなみにアメリカが行った戦争の中で、宣戦布告をして
突入したのは米西戦争、第一次世界大戦など極わずか

そもそも宣戦布告が法的に定められたのは1907年ハーグ条約。
それ以前は17世紀前半までは慣習法に則り相手国に宣戦布告をしていた。
以後は「宣戦布告」とは国内向けに「我が国は○○と戦争状態に入れリ〜」と布告することを意味し、相手国に通知することは稀だった。慣習法が変化した。
その代わり外交官を帰国させることが事実上の最後通告だった。
日露戦争で日本にいきなり攻撃されたロシアが、ハーグ会議で宣戦布告を条約に入れることを提案した。

当然ヨーロッパ諸国も17世紀後半〜19世紀末まで殆ど相手国に宣戦布告せずに戦争に突入している。
勿論WW2のころはハーグ条約が生きているので相手国に宣戦しなけりゃならんのだが。
287世界@名無史さん:03/12/28 15:23
>がずれた・・・
288世界@名無史さん:03/12/28 17:15
日本の大使館員の送別会とは誰の送別会だったのですか?
こんなことやってなければ、原爆を落とされるまで
反日感情を高めることもなかったのでは。
289世界@名無史さん:03/12/29 23:20
宣戦布告がぎりぎりで間に合っていてもあんまり変わらないと思う。
例えば宣戦布告後五分経過して日本軍の攻撃が始まったとしても、だまし討ちだと言ってたと思うよ。

宣戦布告後一時間経過した時点で真珠湾攻撃を受けたとしても、史実通りの損害を受けていてもいなくても
米国人はブチ切れていたと思われ。『攻撃を受けた』と言う事が重要かと思う。
290世界@名無史さん:03/12/31 02:42
>>289
まぁそうだろうね
それどころか日本から手を出さなくても
結局は向こうから手を出されたと思う
トンキン湾事件みたいなのでっち上げられて
291世界@名無史さん:03/12/31 11:20
>>290
日本っつーか、ドイツだろ。優先順位から言ったら。
292世界@名無史さん
>>288
寺崎英成
近いうちの対米開戦を予想して、南米で諜報網を築く予定だった。