燃料に頼らず、人間の移動力を飛躍的に向上させる驚異のメカニック、自転車。
史実上発明されたのは18世紀末と言われていますが、
これがもし古代、たとえば紀元前のローマ帝国で発明されていたら、以後の歴史はどう変わっていたでしょうか。
2 :
世界@名無史さん:02/11/08 13:51
戦場の近くに駐輪場を作らないといかん。
遠征に自転車を使うのはいいが・・・
戦闘の後、持ち主の一部がこの世にいなくなるんで
放置自転車問題が起こる。
3 :
世界@名無史さん:02/11/08 13:55
ハブとペダルとチェーンがある現代式のチャリってこと?
(世界史板でチャリっていうとチャリオットの事を差すのかな?)
素人考えですが、悪路では機動力が落ちるので、舗装道路の発達してない
古代ではそんなに変わらないんじゃないかなぁ。
荷搬に使えるというわけでもないし。
4 :
世界@名無史さん:02/11/08 13:55
道が舗装されてねーからな・・・
振動で気持ちよくなるYO!
5 :
世界@名無史さん:02/11/08 14:27
道路の整備されたローマ支配地域なら有効かも?
6 :
世界@名無史さん:02/11/08 14:39
馬じゃダメなの?
ていうのも、馬と比べてみて速度は遅いし、人は疲れるし、物資は運べないし。。。
発明されてもあんまり広まらないんじゃないかなぁ?
8 :
世界@名無史さん:02/11/08 14:56
なんか自転車で戦場に出かける兵士たちは、バーゲンへ向かうオバチャンのようでかっこ悪い。。。
9 :
世界@名無史さん:02/11/08 15:01
>>4 気持ちよくなるところか、サドル形状を改良しないといずれ
自転車部隊は全員インーポ。
>>5 道路ったって、現在のアスファルトの道路じゃないし。
自転車って16世紀にはすでにあったような気がするんだけど・・
ローマのチャリだとタイヤは何でできてんだ?
12 :
世界@名無史さん:02/11/08 15:11
自転車は、製作に必要な技術水準が熱気球よりも高いと思う。
14 :
世界@名無史さん:02/11/08 15:24
木製タイヤ・・・悪路だとアレだな。
15 :
世界@名無史さん:02/11/08 15:30
16 :
世界@名無史さん:02/11/08 16:02
>>13 それって、現代の熱気球と現代の自転車を比べてない?
17 :
世界@名無史さん:02/11/08 16:14
まずチェーンが当時の技術で量産できるか疑問だな。
昔のペダルがタイヤに直接ついてるやつならできるだろうが。
量産できなきゃ金持ちのおもちゃでおしまい。
軍隊の偵察用くらいになら馬とちがって声をたてないから
使えるかもしれないが。
18 :
世界@名無史さん:02/11/08 16:19
馬は乗りこなすまでに大変なんで数は限定されるけど
(当時はあぶみもなかったから子供のころから教育しないと無理)
自転車であればかなりの数の兵隊をより短時間に移動させられるでしょ
まともなタイヤがあれば石畳の道路がある範囲なら移動力は活用できる
で、属州で反乱が起こればチャリンコで大挙して押し寄せ鎮定(w
巡幸とかのパワープロジェクションもスムーズにできてウマーかな?
8世紀:ペダルの改良により重装チャリンコ戦術成立。
732年:カール・マルテル、イスラム勢力を撃退。いわゆるツール・ド・フランスの戦いである。
1302年:クルトレーでフランスチャリンコ軍団敗北。世に言う「黄金ペダルの戦い」である。
1485年:ボズワースの戦い。「チャリを持ってこい! チャリを持ってくれば王国をやるぞ!」
という名セリフを残すもリチャード3世敗死。
武田自転車軍団……
うふふ
自転車小僧見てるんだろ。何か書き込めよ。
ペルシア戦争時に自転車が開発されていれば、マラソンなんて競技は生まれなかったかもね。
23 :
世界@名無史さん:02/11/08 17:06
自転車軍団の悲劇
ぢ
東南アジアを行く元帝国の自転車部隊。
チャーリー・ケッター【Charlie Ketter】
アメリカの富豪であり自称政治家。
1864年の地元市議会議員選挙を皮切りにして、国内の選挙には必ず立候補する名物候補。
しかし不思議なことに、毎回あと一歩のところで当選を逃す万年次点者でもあった。(1811-1899)
26 :
棄教者 ◆egKIKYO7cg :02/11/08 19:40
>>21 最近自転車小僧見ませんが。
パスカルの名言:
もし○○のギヤ比が 0.1 違っていたら世界史は世界の歴史は変わっていただろう。
↑適当な人の名前を入れて下さい。
27 :
世界@名無史さん:02/11/08 20:01
レオナルド・ダヴィンチなら、なんとなく思いつきで発明してしまいそうだが
28 :
世界@名無史さん:02/11/08 20:03
ローマ帝国重装自転車部隊
中国人みたいに後から限りなくチャリチャリチャリチャリ・・・
絶対カコ悪いYO!
>>6 馬は飼料とかも一緒に運ぶ必要があるんで軍団組むと
飼料のいらない草原以外ではあんまり移動力は大きくないんだよね
戦闘に騎兵が重宝されたのは機動力もあるけど
歩兵に対する高所(馬の上)からの威圧の方が大きいかも
30 :
世界@名無史さん:02/11/08 20:38
自転車で大移動を行うゲルマン民族
うふふふふ・・・
31 :
世界@名無史さん:02/11/08 20:43
もし古代に自転車を発明できるのならば、
今頃、火星にコロニーがないか?
32 :
世界@名無史さん:02/11/08 20:46
自転車で凱旋してくるローマ軍
激しく見たい・・・
マウンテンバイクで山を縦横に駆巡る、山岳民族・・・
34 :
世界@名無史さん:02/11/08 20:56
車輪を知らないアステカ帝国の民は、自転車に乗って攻めて来たスペイン軍を
人間ならざるケツアルコアトル神の使いと呼んで怖れた
35 :
世界@名無史さん:02/11/08 20:58
>>10 手元の資料(大したものではありませんが)によると
『縦に並べた2つの車輪』で移動する初めての乗り物は
1690年ド・シヴラックのセレリフェール号だそうです。
ただし、ハンドルがないので曲がる事が出来ませんでした。
『曲がれる』最初の自転車は、
1817年カール・フォン・ドライスのドライジーネですが、
もちろん足で地面を蹴っていました。
ペダルがついたのは
1839年カークパトリック・マクミランからですが、彼の自転車のペダルは
『後輪に』ついていました。
自転車が普及し始めたのは
1861年エルネスト・ミショーが前輪にペダルをつけてからです。
現代のカタチ(チェーンによる後輪駆動)になったのは
1885年ジョン・ケンプ・スターリーの『ローバー・セーフティー』
からです。
ちなみに、タイヤに空気が入るのは
1888年のダンロップからです。
>>27 ダヴィンチの遺したメモの中に極めて現代の物に近い自転車の
小〜さなスケッチが発見されたことがありまして、しかも、チェーン付き。
「さすがはダヴィンチ!」と大騒ぎになりました。
が、ダヴィンチの他の発明に、駆動用チェーンを使用したものがない
こと(もしコレが本当なら世界最初の駆動用チェーンになる)と、
あまりにも現代の自転車に構造が近いことなどから、後世(おそらくは
20世紀)になって加筆されたものだろう、ということになりました。
36 :
世界@名無史さん:02/11/08 21:51
「馬」を「自転車」と言い換えただけで恐ろしく絵にならなくなるな…
37 :
世界@名無史さん:02/11/08 21:52
横から馬に蹴飛ばされると終わりだわね
38 :
世界@名無史さん:02/11/08 21:59
39 :
山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/11/08 22:38
自転車で世界制覇をしようとするモンゴル軍・・・タイヤがパンクしたら別
のものに乗り換える。
40 :
世界@名無史さん:02/11/08 23:03
手放し運転で弓を射るのはかなりの熟練が必要そうですな
41 :
山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/11/08 23:12
>40
いかにして荒馬を乗りこなすかでは無くいかにして手放しで乗れるか
を競う鎌倉武士・・・嫌過ぎる。
42 :
世界@名無史さん:02/11/08 23:16
印度では、最も見事に自転車を乗りこなす者を「転輪聖王」と呼び・・・
43 :
世界@名無史さん:02/11/08 23:45
コンスタンティノープルには巨大な競輪場が
44 :
世界@名無史さん:02/11/08 23:47
Mark TwainのSF?”Yankee in King Arther's Court”に、自転車を乗りまわす
騎士ってのが書かれてて面白いと思ったんだけど、馬しかないあの時代に
自転車が現れてたら、交通手段としても兵器としてもみんな競って乗りまわしたん
だろうなあ…。
>>44 主人公とモードレッドの決戦にランスロットが銀輪部隊で加勢に駆けつけるやつ?
46 :
世界@名無史さん:02/11/08 23:59
ギルバート・オサリバンの「自転車」
自〜転車 自〜転車 自〜転車 自〜転車
自転車に乗りたいな〜 自転車に乗りたいよ〜
47 :
世界@名無史さん:02/11/09 00:01
>>45 そーだったっけ?(笑 中学生の頃に読んだっきりなので細かくは覚えてないけど
その前に、主人公が一人でいるところにランスロット卿が自転車で通りかかるという
自転車が登場する最初の場面が妙に印象に残ってるんだよなぁ…それだけ中世騎士と
自転車の取り合せがおもろかった(笑
>>45 しかし、マニアックな本読んでる人いるなぁ…しかもすかさずレス返って来るとは…
流石世界史版!!
>48
マーリンがえらい書かれ方でしたよね。オチが良かった。少し寂しい
気もしましたが。
50 :
世界@名無史さん:02/11/09 00:21
つーかチャリは、ぬかるみで全然だめぽ。。
使える天候・区間はかなり限定
>>49 19世紀のバリバリの合理主義者のヤンキーと、伝説と打って変わった
無知蒙昧な田舎モノドモの対比が凄かったです。どーも記憶が遠くて…すみません(笑
52 :
山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/11/09 00:30
>51
DQN一歩手前だったような(藁)。いや素朴な馬鹿だっただけか。
>8
> なんか自転車で戦場に出かける兵士たちは、バーゲンへ向かうオバチャンのようでかっこ悪い。。。
日本じゃ自転車はいまだにおばちゃんの乗り物扱いだけど、ヨーロッパでは
全体的に地位が確立されてる。自転車専用道路網もきちんと整備されてるし。
>9
> 道路ったって、現在のアスファルトの道路じゃないし。
ちゃんとしたロードなら石畳の道路でも70km/h以上出せる。
つーか、ツールだと石畳の道路バリバリ走るよ。
しかし問題は古代ローマで自転車を開発できるかどうか。
ざっと考えても
・空気入りタイヤ
・チェーン&ギヤによる駆動伝達
・車輪とスポーク
・ハブ軸受け(ベアリング)
などなど解決しなければいけない技術的ハードルはめちゃくちゃ高い。
自転車じゃなくって3輪車のほうが応用効きやすくない?
転ばないし、物のっけやすいし。
55 :
山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/11/09 00:35
>8
バーゲンに向かうオバチャンより恐いものがありますか。
いや、キックボードだ!
技術的ハードルは低い。ナウイ騎士はみんな乗ってる。
57 :
世界@名無史さん:02/11/09 00:38
>>56 御意!
キクボは良いかも!!
悪路でも坂でもかつぎゃ良い
58 :
世界@名無史さん:02/11/09 01:13
現代の軍隊に銀輪機動兵っているかな?
59 :
世界@名無史さん:02/11/09 01:15
>58 陸自になかったっけ?
>57
自転車だってシクロクロスは担ぐことを前提に設計されてるが。
61 :
世界@名無史さん:02/11/09 01:32
シマノのDURA-ACEフル装備している方います?
63 :
世界@名無史さん:02/11/09 02:23
>>53 >・空気入りタイヤ
>・チェーン&ギヤによる駆動伝達
>・車輪とスポーク
>・ハブ軸受け(ベアリング)
それだけの技術があれば、例えば水力紡績機などの生産機械を作り出すのも
時間の問題のような。
すると当然使いやすく強力な動力源が待望されて、産業革命へ一直線。
64 :
世界@名無史さん:02/11/09 02:35
>たとえば紀元前のローマ帝国で発明されていたら
コロッセオを競輪場にする。
65 :
世界@名無史さん:02/11/09 03:07
どうせなら、MS-06F(ザク)でも開発しろよ。
66 :
世界@名無史さん:02/11/09 06:47
いやまずはザクが乗ることのできる自転車の開発だろ
67 :
世界@名無史さん:02/11/09 07:09
自転車を全速力で人面岩にむかって「フェードフェード」といいながらこいでいくと、
人面岩の中から巨大ロボがあらわれるので、そのまま自転車から飛び上がって乗り込むとよい。
(なお、自転車はロボの腹の辺りに格納される、、、らしい)
時は16世紀の半ば
種子島に漂着した南蛮人が携えていた、一組の不思議な車輪
それが、戦乱うち続く日の本を震撼させる因になろうとは、この時誰も知らなかったのであった・・・。
69 :
世界@名無史さん:02/11/09 08:39
>64
>コロッセオを競輪場にする。
ということは、
映画「ベンハー」のクライマックスシーンは、
コロッセオでの武装自転車競走になるのだ!
70 :
世界@名無史さん:02/11/09 09:08
ベン・ハーで思いついたんだけど、チェーンとペダルが発明されてれば
ガレー船なんかも足こぎボートみたいなになってたりして
ラミングスピード!の号令で必死に漕ぐ奴隷たち(w
71 :
世界@名無史さん:02/11/09 09:24
まず電気が無いからアルミニウムの精錬ができないだろ。総鉄製だな。
ボーキサイトはヨーロッパにはほとんど出ないよな。ナチスドイツの敗因のひとつだ。
天然ゴムも無いからタイヤも難しいな。
>>70 いや、中国には本当に足漕ぎの外輪船があったと思う。宋代には。
72 :
世界@名無史さん:02/11/09 10:04
重装甲チャリンコ……デコチャリ?
73 :
世界@名無史さん:02/11/09 10:07
>>70 タイムボカンシリーズで、三悪トリオがやられた後に乗る奴?
74 :
世界@名無史さん:02/11/09 10:52
中央アジアはとても質の良い自転車の産地だという。
古くは三国時代の呂布も中央アジア産の名チャリを愛用していたとか。
もう来ねえよ
>>75 ネタ以外の何者でもないと思うが・・・
そういえば、本家の「蒸気機関」スレはどうしたんかな。
78 :
PURE-GOLD:02/11/09 11:17
79 :
世界@名無史さん:02/11/09 11:21
チェーンは必ずしも必要ではないのです。
前輪の軸の部分で漕げばいい。
あと、三輪車のほうが出てきそうな気がする。
81 :
世界@名無史さん:02/11/09 13:42
自転車は恐ろしく高効率な輸送手段なのれす
自重1gあたりについて1kmを走行するのに要するエネルギ
ー(Cal/g/km)で計ると、
この計算によってでてくる数値は
人車一体の自転車=0.15、
人の歩行=0.75、
自動車=0.78〜0.85、
ジェット機=1.6
やっぱり変形して巨大ロボットになって、
「わたしは……もとは自転車のはずなのに、どーしてこんな姿に
なれるのでしょう?」
と悩むのか?
83 :
世界@名無史さん:02/11/09 14:35
銀輪部隊age
84 :
世界@名無史さん:02/11/09 16:02
>81
んじゃ、その安価な手段で、今年の正月一家揃ってハワイで避暑と
洒落こみたいから、エネルギー計算してくれ。
平均体重60kg×4人で
85 :
世界@名無史さん:02/11/09 16:09
安価?
冬にハワイで避暑?
ナイスぼけ!
86 :
世界@名無史さん:02/11/09 20:44
軍隊がつかうとして大将はやっぱ自分でこがずに
家来にこがせて後ろでふんぞり返るんでしょうか
アベックの乗るツーシートのあれみたいので・・・
87 :
世界@名無史さん:02/11/09 20:49
道以外の草むらや山林の中を突っ切って走ろうとすると、
枝が車輪に挟まってにっちもさっちも行かなくなります。───経験者
そうか、狙撃や射撃は二人乗りですればいいのか
89 :
世界@名無史さん:02/11/09 20:57
今気付いたんだが戦争に使うと
敵の歩兵に槍を前輪のスポークに突き込まれて
前転跳びしながら吹っ飛ぶ兵士が続出しないか?
将を射んとすれば先ずスポークを射よ!
ってかスポークいらない競輪車みたいにすればいい。
>89
プレート式の車輪にすればいい
ついでに、駆動力伝達はチェーンからシャフトにすると更にナイス
おい、ちょっと待て!
軽装ならともかく、重いアーマーを着こんでチャリをこぐ騎士って無理じゃないのか?
93 :
世界@名無史さん:02/11/09 21:15
プレート式は横風に弱いんじゃよー。
強風食らうとパタリと倒れるんじゃよー。
つか、戦場では降りるだろ。騎兵も降りて戦う場合が多かったし。
あと、大将はやっぱ騎乗してると思う。高い位置から全体見渡せるし。
94 :
世界@名無史さん:02/11/09 21:16
で、人力でこぐのは無理だから馬に牽かそうとすると
チャリオットになってしまうんだな
>93
すると、指揮官用のチャリは大道芸人が乗るようなサドルのたかーいものになるのでしょうか?
>>95 いや、だから「馬に乗ってる」ってこと
チャリのメリットは戦地までの移動時間を短縮できること
って、さも実在したかのような書き方だな(w
うーん、敵に下り斜面で突撃できるような坂道のある高地を取るのが
戦術のセオリーになるような…
クレシーなんぞ戦う前から負けですな
上り斜面の途中で次々と力尽きるフランス重装騎兵…
古代じゃないけど、吉祥寺の東京サイクリングセンターに行けば
博物館級のディレイラーが沢山観れます。チャリオタ必見。
というか、チャリオタには当たり前なお店ですが。
>>90 雪藤洋次は・・(以下自粛)
100 :
世界@名無史さん:02/11/10 00:31
テクノロジーレベルを考えると、まずはキックボードが適切に思えます。
タイヤは木製の一体構造(算盤のタマみたいなもの)で、車軸と軸受けが鉄製、潤滑剤には
獣脂というのが当時でも制作可能な仕様でしょう。
以降はローマ帝国を前提に考えてみます。
キックボードの登場により社会インフラが影響を受けます。
ローマ街道は石畳ですが、あまり平滑とは言えません。キックボード部隊専用の、堅い土の道が
ローマ街道の両脇に設けられることになるでしょう。
外征においてはキックボードはさほど恩恵をもたらさないでしょう。専用の道路がないため振動に
よる兵士の疲労が著しいからです。
キックボードはむしろ、防御戦において威力を発揮するでしょう。
整備された交通網があるローマ領内では、ローマ歩兵軍は、時速10〜15キロの速度で、殆ど
疲労無しに移動できるのです。強行軍を連発しても消耗しない軍隊というのは驚異的です。
ローマに攻め入った蛮族は、疲労の気配すらない歩兵軍団の迎撃を受け、機動力の差により
そのうち包囲殲滅の憂き目に遭うことでしょう。
機動力を活かした戦術について研究がより深く為されるようになり、後世の軍人達は、
ローマ史書を参考として作戦を練るようになるかも知れません。
>82
古いな。R田中一郎か?
102 :
世界@名無史さん:02/11/11 03:04
おれも考えたことあるな。
妄想癖があるからな。
103 :
世界@名無史さん:02/11/11 14:48
キックボードが出来るんなら
インラインスケートの方が。
105 :
世界@名無史さん:02/11/11 15:01
お笑いスレ大好き。自転車最高。
106 :
世界@名無史さん:02/11/11 15:08
もしも古代にリヤカーが発明されていたら
かごに頼らず、物資の搭載力を飛躍的に向上させる驚異のメカニック、リヤカー。
史実上発明されたのは19世紀末と言われていますが、
これがもし古代、たとえば紀元前のローマ帝国で発明されていたら、以後の歴史はどう変わっていたでしょうか
個人的には厨房時に自転車やローラースケートでエアガンの撃合いをしたのですが、
踏ん張ることの出来ないもので戦争をするのは、非常に危険でした。
最終的にこけたり車にぶつかり入院するものが出てきて禁止されました。
しかしキクボが蛮族に広まってゲルマンのDQN共が街道を暴走しだすと
手が付けられない気が…
108 :
世界@名無史さん:02/11/11 17:50
そうだねえ。キックボードを敵に大量に奪われたら、逆に一気に国土を蹂躙されてしまう。
ゲルマン人には生産は難しいだろうが。
クソ真面目に考えると、車などという、様々な分野からのフィードバックを必要とする
モノを製造できるとしたら、それはもう既に「古代」ではないのでは?
110 :
世界@名無史さん:02/11/11 17:55
日本には子連れ狼がおるがや
乳母車最強ですが 何か?
112 :
世界@名無史さん:02/11/11 20:39
プライドが高い貴族とかは絶対乗りたがらないんでは。
車なんか馬が引く物だ、とか言って
113 :
山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/11/11 22:01
>112
すると代りはこれですか。
ころころ〜
/''⌒ヽ
ノ7ヽ`∀´>
∧_∧ ('''-o 》》o ∧_∧
<ヽ`∀´> [===L||:|」 <ヽ`∀´>
〜 (つエニニニニニニニニOエ )エ
, ヽ Y || , ヽ Y
し'(_) ◎ し'(_)
そのニダーは何ですか?
今日の午後十一時から朝鮮通信使の番組をBSでやっているようですが
私は2CHで少数派の親韓派なのにBSが見られないので残念です。
馬って賢いからね。危険を察知すると立ち止まるし。
やはり、何て名前だっけかDr中松のバネ付きスニーカーが古代最強では。
116 :
世界@名無史さん:02/11/12 22:00
>>115
ジャンピングシューズ
117 :
世界@名無史さん:02/11/12 22:26
そんなものが量産できるくらいなら自転車だって造れるだろう
119 :
世界@名無史さん:02/11/12 23:43
バネが発明されたのはいつだったかなあ。
ジャンピングシューズはDr中松のお店で買うと、ものごっつう高いらしいね。暴利。
120 :
山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/11/12 23:51
>114
両班らしき人物がああいう乗り物に乗った写真がありまして。
>>120 Hyundai自動車に対する悪意に満ちた、と言い添えておこう。
(もっとも漏れは現代の車を買う気は全く無いが)
>117
金属バネじゃなくても、弓なりの板の凹側(跳び箱の踏切板みたいの)を張り合わせたバネがあると思ったんんだけど。
そりゃあバネはかなりの純度の製鉄技術がいるでしょ。
123 :
世界@名無史さん:02/11/13 00:52
>122
でも、木製バネだと十分な強度をあたえようとすると
だいぶ大きく重くなるんじゃないかな。
少なくともジャンピングシューズには向かなさそう。
ローラースケートやローラーブレードはガイシュツ?
全然古代じゃないけど、満洲八旗はスケートやるよね。
銀盤で弓を連射する八旗軍。
たまらん。想像するだけで鼻血が出そう。
125 :
世界@名無史さん:02/11/13 02:03
>>109 ローマ人はチャリオットの車輪が作れるのですから、
木材を削りだして中心に鉄芯を通すことなど容易いかと。
>>112 『貴族は馬に乗り、平民は板に乗る』とか言われるのでしょうか。
平民派の象徴としてキックボードの紋章をあしらった旗が振られたり、
カエサルなんかは歩兵と一緒にキックボードで行軍してたりするのかな。
126 :
世界@名無史さん:02/11/13 10:16
確かに、チャリオットを作る技術があれば
チェーン無しで前輪を直接ペダルで回すタイプの
自転車は作れるはず。
古代に自転車が無かったのは、たまたま誰も思いつかなかった、
ということでしかないのかも。
127 :
世界@名無史さん:02/11/13 15:38
キックボードなら可能ってことで、ファイナルアンサー?
スレの趣旨とズレまくってますけど。
128 :
世界@名無史さん:02/11/13 15:43
タブラ・クルソリ萌え。
129 :
世界@名無史さん:02/11/13 18:47
クルソリかクルソルムか・・・・
130 :
日本@名無しさん:02/11/13 19:57
オモシロー!!
こんなスレがあったんですね。
漏れが思うのは、マラトンの戦いで、ギリシャの勝利を知らせに走っていって、
知らせたとたん死んでしまった勇気ある兵士のこと。マラソン見るたびにそれを
思い出して、涙ぐんでいます。
・・・それが、自転車なんて・・・。それじゃあその人はもう、死ななくていい
んですね・・・・・。
(うれし涙)
>>130 ブレーキが作れなくてチャリ爆走、峠道を曲り切れずにそのまま落下。
享年20才。
ギリシャは地形的に自転車むいてなさそうだな(w
>>130 君に本当のことを教えるべきか否か・・・・・・・
134 :
世界@名無史さん:02/11/13 22:39
>>132 いやいや、スパルタスロン発祥の地だぞ。
激しいアップダウンで鍛えられた強靭なマケドニア自転車兵が平地に
降り立ったとき、歴史が動くぞなもし。
135 :
世界@名無史さん:02/11/13 23:06
ということは、マラソンはなくなって
42.195kmをチャリる競技がうまれるのかッ?
>135
トライアスロンはどうなるのでしょうか・・・。
夏季バイアスロンになるのかな?
>126
直接前輪を回すタイプだとギア比が1:1とかになってしまうので効率が悪すぎ、
自転車に乗る利点がない。
また、空気入りタイヤがないホイールのみの車輪だと、すぐにゆがんでしまって
実用的ではない。
この2点が、自転車が近代に入るまで実用化されなかった大きなポイント。
>131
ピスト(競輪用の自転車)はクランクを逆回転させると制動がかかるというシンプルなブレーキシステムを採用してるぞ。
今ではありふれた存在だからみんな馬鹿にしてるけど、自転車ってよく見るとテクノロジーと知恵の塊だよ。
たとえばフロントフォーク。最近出てきた一部のサスペンション付きのものを除いて、
すべて前方に向けて微妙に反りがつけられてる。
これはなぜかというと、フロントフォークが直線的形状だと衝撃を吸収できずすぐに折れてしまうから。
あの曲がってる形状があるからこそ、段差や凸凹のショックに耐えられるんだよね。
本格的な自転車は、まぁ無理でしょうねぇ。
ゴムタイヤがどうしても出来ないから。
と、いいながら、当時のテクノロジーで到達可能なものを考える私。
タワシタイヤ自転車。
タワシに使われる堅い繊維を編んで環状にし、タイヤとしたものを装備。
このタイヤは軽量であり、パンクもなかったが、荒れ地での耐久性が無く、
また重量物の運搬に耐えられなかったので、もっぱら軽装歩兵が
用いた。
走行音がかさかさとまるで昆虫のようであったため、蛮族からは
「カエサルのごきぶり」とあだ名された。
141 :
世界@名無史さん:02/11/14 02:06
こう考えてみると、馬は偉大だなあ
ローマもコンスタンチノープルも丘ばっかりだから、自転車で乗り回すのは
きっついだろうなあ。
ローマの休日はバイクだったから出来たのだ
144 :
世界@名無史さん:02/11/14 03:51
145 :
世界@名無史さん:02/11/14 03:53
146 :
世界@名無史さん:02/11/14 03:58
スプークがゴム紐なのでわ?w
147 :
世界@名無史さん:02/11/14 03:59
スプーク ×
スポーク ○
>141
かっこええなー
149 :
日本@名無しさん:02/11/14 06:37
これならローマ兵がのってもカコエーよ。
150 :
世界@名無史さん:02/11/14 08:00
>141
すげー、まるでワンダー3みたい(って、トシがばれるな)
これ鉄で作って突進したら強いだろうな。
実はカルタゴが天然ゴムの産地で・・・・・などと妄想。
153 :
世界@名無史さん:02/11/14 17:10
>141
それってブレーキ効くのかな?
急ブレーキかけたらそのまま転がっていきそうだ・・・。
何か工夫はしてるんだろうけど。
154 :
世界@名無史さん:02/11/14 17:16
うん。これなら車輪の幅を広く取れば接地圧も低くなって路外機動できるし、
装甲のかわりにもなる。マンセー・・・・って、前が見えないっつーの
155 :
世界@名無史さん:02/11/14 17:22
鏡を使えばなんとかなるかもしんない。
156 :
世界@名無史さん:02/11/14 17:25
>141
つーか、どうやって曲がるの?これ
157 :
世界@名無史さん:02/11/14 17:26
重心を移動させることで曲がれたと思う。
158 :
世界@名無史さん:02/11/14 17:57
159 :
日本@名無しさん:02/11/14 20:31
>149
ローマ兵の場合、問題は当時パンツがなかったことかと。
おっと・・・ご婦人がのったら・・・・・。
むふふ。(にやり)
>>155 こういうことか?
(下に向かっているのを真上から見た図)
ローマ兵→○
車輪→■ ↑
/→/←鏡
↑
光
古代ローマでは、複数枚組み合わせてもちゃんと写る鏡なんて作れなかったと思う。
162 :
世界@名無史さん:02/11/15 19:47
急ブレーキをかけるとするじゃない。
そしてブレーキを解除する。
タイヤが止まって、中で座席に乗った人間がぐるぐる回転しないか? (笑えない?)
163 :
世界@名無史さん:02/11/15 20:39
>>162 敵の待ち伏せにあって急停止したとたん、みんな仲良くくるくる回り出すローマ兵萌え。
164 :
世界@名無史さん:02/11/16 02:37
>163
激しく藁田
剣を振るう劉備、関羽、張飛の三兄弟。
それぞれ数百の兵を率いて、何度も敵に突撃し、ようやく活路を見出した頃、
前方より、土煙を上げ、猛々しい雄叫びが迫っているのを知る。
劉備「あ、あれは……?」
敵兵が「それ」に道を譲る。
巨漢が一人、馬鹿でかい戟を手に迫っているのだ。
呂布「どけどけどけー!」
関羽「呂布!」
呂布と呼ばれた巨漢は、信じられない速度で脚を回し、
真っ赤な自転車を走らせる。
人中の呂布、自転車の赤兎車。
まさにその姿であった。
呂布が戟を投げつける。風切る音。覚悟する劉備。
金属音。劉備が薄目で見ると、蛇矛が戟をはじいていた。
蛇矛を握っているのは張飛。
張飛「兄貴、怪我はっ!?」
劉備「大事ない!」
そこへ呂布が脚を休めず自転車をこぎながら、弓矢をつがえる。
一度に矢が三つ飛んできた。張飛がそれを打ち落とす。
呂布がもう目の前にいた。目が血走っている。
赤兎車が跳んだ。
跳びざま、呂布は地面に刺さっていた方天戟を取り戻していた。
呂布「赤兎車の威力、思い知れ!」
関羽が、倒れた車兵から血まみれの自転車を奪い、これに跨った。
関羽「うぬ。呂布よ、わが兄弟に手を出させてなるものか」
左脚が大きく鳴った。ペダルが壊れそうな激しい勢い。
すぐそこで呂布の戟が張飛の蛇矛とぶつかりあっている。
──三國志もこんな雰囲気?
167 :
日本@名無しさん:02/11/16 07:22
>165、166
では、呂布はサーカスの団員でつか?両手放しって、すごいすごい!
168 :
世界@名無史さん:02/11/16 07:43
両手放しって結構簡単よ?ママチャリでもできる
それにしても
>>165-166は文章はカコイイが
映像にすると恐ろしく絵にならんな(w
169 :
ローマ帝国重装自転車軍団:02/11/16 07:51
文明の民ローマ人がゲルマン人を撃退するため、いざ出陣!
蛮族どもに文明の利器の力をとくと見せてくれるわ!
∧∧ ∧∧
. ∧∧ = / \. ∧∧ = / \
∧∧ =/ \ = ( `ハ´) ∧∧ =/ \ = ( `ハ´) ∧∧
= / \ = ( `ハ´) _( ヽつTつ / \ = ( `ハ´) _( ヽつTつ =/ \
= ( `ハ´) _( ヽつTつ ◎−>>┘◎ ( `ハ´) _( ヽつTつ ◎−>>┘◎= ( `ハ´)
_( ヽつTつ ◎−>>┘◎ _( ヽつTつ ◎−>>┘◎ _( ヽつTつ
◎−>>┘◎ ◎−>>┘◎ ◎−>>┘◎
170 :
ローマ帝国重装自転車軍団:02/11/16 07:54
あまりの速度でぶれて見えるな。
さすがだ。
171 :
もしも、この人物が自転車を発明していたら・・・:02/11/16 10:03
自転車がローマ軍に広まるきっかけとなったのは、
第2ポエニ戦争中、シラクサとの戦いで思わぬ苦戦をしたからだと言われている。
シラクサに攻め込んだローマ軍は、
シラクサの兵士達が、馬のない奇妙な軽戦車の様な物に乗っているのを見撃した。
最初、馬なし軽戦車の玩具と笑い物にしていたが、
シラクサの兵士達が「風のような速さ」で縦横無尽に動き回る事に、
強い衝撃を受けた。
それは、シラクサの天才的な数理科学者,機械学者アルキメデス考案した
「自転車」と呼ばれる人力走行機であった。
172 :
世界@名無史さん:02/11/16 10:04
このスレ イイ!
173 :
もしも、この人物が自転車を発明していたら(2)・・・:02/11/16 10:05
非常に機動性が高く、当時の旅行者が徒歩での移動が
一日40ローマ・マイル(約60`)程度だったのに対し、
「自転車」は、日の出から日没まで約150ローマ・マイル(約225`)
を走破できたという。
偵察・伝令・進軍の速さは、ローマ軍の常識を超えていた。
シラクサ軍の「自転車軍団」の神出鬼没の活躍に手を焼いていたローマ軍であったが、
鹵獲した「自転車」を調べ上げ、その弱点を探った。
そして、「自転車」が泥濘に弱く、風の日には動きが悪く、
白兵戦では「自転車」を降りて戦わなくてはならない事が判明した。
「自転車」の弱点を見抜いたローマ軍は、シラクサ軍の「自転車軍団」を密集隊形で分断し、
沼沢地へ追い込み、殲滅した。
174 :
もしも、この人物が自転車を発明していたら(3)・・・:02/11/16 10:06
シラクサ陥落の際、ローマ軍の指揮官マルケルス将軍は、
「シラクサには、偉大なるアルキメデスが住んでいる。
彼の頭脳は世の中に絶対必要なものであるから殺してはならない」
と兵士に命令した。
ローマ兵はアルキメデスを捕らえるために、住まいにむかったが、
そこには地面に何かを書いている男がいるだけだった。
ローマ兵に「お前は誰だ」と問われたが、アルキメデスは何も答えず、
地面に自転車の改良点を描き続けた。
ローマ兵はなおも名を問い、足で図面を踏みつけたので、
アルキメデスは怒鳴った。
「私の輪を乱すな」
それがアルキメデスの最期の言葉となった。
175 :
世界@名無史さん:02/11/16 12:03
∋oノハヽo∈ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ^▽^) < エウレカ!エウレカ!
= ⊂ ) \_______
= (__/"(__) トテテテテ...
確かにアルキメデスなら発明してもおかしくなさそう
176 :
世界@名無史さん:02/11/16 12:15
ところかまわず貼りまくってるな。。。
歴史上いくつもあった排外主義の実例だ。興味深く観察させてもらおうか。
178 :
棄教者 ◆egKIKYO7cg :02/11/16 15:09
そのとき歴史がプロジェクトX
エーーーーーーークス
領土拡大に明け暮れていた古代ローマ
その主な手段は重装歩兵と馬であった
しかし重装歩兵はスピードが出ず
馬は余分な小回りの利く操縦が困難だった
土木技術、科学技術の一流国としての誇り
機械によって操縦する新しい"戦車"の開発に
若き技術者達が挑んだ
これは戦術と情報伝達に新しい地平をもたらした
漢たちのドラマである
♪かぜのなかのすーばるー
179 :
棄教者 ◆egKIKYO7cg :02/11/16 15:10
>>176 別板で「両班のコスプレをして参加してもOKですか」聞いたら
歓迎されなかったのでもう逝かねえよ!!
180 :
世界@名無史さん:02/11/16 16:01
アッピア街道は石畳で舗装されていますけど、帝国崩壊後から現代に至るまでは誰が整備をしたのでしょうか?
182 :
日本@名無しさん:02/11/17 09:22
173、174すごいオモシロー!
また続きも頼みますだ。
日本の戦国時代で唯一、自転車の軍事利用を大々的に推し進めたのは
甲斐武田氏であり、はじめ信虎が試験的に採用し、次いで晴信(後の信玄)が、
それをより本格化させた。
なぜ信虎、晴信が自転車に目をつけたのか。「甲陽軍鑑」はこう伝える。
諸人が思うに甲斐は、天険の要害であり、守るには適しているが、
討ち出る(攻めに出る)には不向きである。なぜなら甲斐は山深く、
兵の動きに時過ぎやすく、これでは四方に敵持つ信虎様が、一方に
討ち出ようとすると、別の敵が攻めて来る。埒あかず。
つまり、武田家の領国甲斐は、大規模な軍事行動を取ろうとすると、
どうしても時間がかかり、例えば武田が信濃へ行軍した時に、
駿河や相模から敵が入った場合、信濃で戦らしい戦をする間もなく、
急ぎ本国へ帰らねばならない。しかもそれで防備に間に合うのは
全体のどれだけになるか解らず、これではとても侵略戦争など出来ない。
よって軍事体制の刷新をはかる必要が生まれ、そこで信虎が目をつけたのが
自転車であった。もちろん、信虎を追放して甲斐の国主の地位を得た
息子晴信も、父のやり方をそのまま踏襲している。
武田家は自転車の量産化に成功し、世界史で類を見ない、「全兵自転車搭乗体制」を確立。
大将や頭分は当然、足軽や雑兵に至るまでの全員が自転車に乗り、
甲斐の棒道を行き交う事が可能になったのである。
この自転車軍団の実用は、武田軍の動員力を飛躍的に伸ばした。
これまで防備において置かねばならなかった兵力が最小限で許されるようになり、
いずこかで敵の思わぬ侵略、威嚇偵察があったとしても、武田軍は全軍これに即応し、
神出鬼没に敵の眼前へ現れる離れ業をやってのける事が出来た。
後世に名高い武田自転車軍団の誕生である。
しかも自転車は、行軍の速度をあげるのみではなく、実際の戦場でも活躍した。
いくつかの部隊は自転車に乗ったままの攻撃や弓射を厳しく訓練され、
彼らはもっぱら、敵中突破による敵軍の撹乱、決死の突撃などに用いられた。
自転車の利点の一つは、軽やかに思うまま操縦出来る点にあったから、
この戦法は図に当たった。彼らはまるで曲芸士であるかのように、
自転車を乗り回し、槍を振るい、弓矢を放ち、敵を跳ね、
縦横無尽の活躍を見せたのである。
だが、この武田自転車軍団の寿命は意外に長くなく、
信玄の息子、勝頼の代になって、壊滅の憂き目を見ることになる。
甲斐武田を滅ぼそうとする織田信長が、
武田自転車軍団を打ち破る新たな戦法を編み出したためである。
185 :
日本@名無しさん:02/11/17 13:25
川中島の戦い
五度にわたる川中島の戦いの中で最も激しい戦いだったのは、両軍主力が激突した
第四回目のことだが、この時の激戦で武田軍は信玄の弟の信繁はじめ多くの武将を
失った。この戦いで武田軍は、強力な自転車部隊を率いて、有名な「車懸かりの戦
法」を行った。それに対し、軍神・上杉謙信は流石に慧眼で、「あの車を横から攻
めよ」ととっさに指示を出した。槍隊が長槍を自転車の車輪に突っ込んで動きを止
める方法で、高速で向かってくる自転車部隊に対して命がけの戦法であったが、そ
こは勇猛をもってなる越後武者、次々に波状攻撃をかけ、遂に自転車部隊を撃破し
たのであった。この戦い方を称して、「きつつきの戦法」という。謙信ならではの
戦い方で、兵の消耗が激しいため、後にまねをする者はいなかったが、信玄の方も、
それを恐れて謙信と雌雄を決することを諦め、その関心は上洛に向かうことになっ
た、その意味でもエポックメイキングな戦闘であった。
>183-185
うまい!(古代じゃないけど・・・
1260年。アイン・ジャールートにおいてキトブカ率いるモンゴル軍はバ
イバルス率いるエジプト軍と衝突。まさかの敗北を喫した。
原因はいくつも存在したが、大きなものは自転車の改良にあったといえよう。
モンゴルの自転車は草原においてはすさまじい機動性を発揮する小型・軽量
のものであったが、その細い車輪は砂漠では砂に食われた。
それに対しバイバルスは鈍重ながらも太い車輪で砂丘を越えられる新式を導
入。ゴロゴロという鈍い音とともに迫り来るエジプト軍にモンゴル側は対抗
しきれなかったのである。
モンゴル側が「走った方が速い」と気付くのはもう少し先の話。
1274年に遥か東方の地において行われた戦闘もまた、似たようなもので
あった。目標となった国の名は日本。砂漠とは縁の無い戦の筈であった。
だが上陸した彼らの前に立ちふさがっていたのは狭い砂浜。砂利に車輪をと
られたところを手放し運転をしながら矢を射掛けてくる鎌倉武士に襲われ、
またもや自転車を活用する事が出来なかった。
7年後、今度は本家支那から水陸両用自転車に乗った10万人の兵士を加え
て侵攻。だがその間に日本側は砂浜にマキビシを撒き散らしていた。
これによりタイヤのパンクした自転車で海上に逃れ、溺死する者が続出。
更に急造車が大半であった事から乗っている最中に分解するものまであった。
日本では前者を文永の役、後者を弘安の役というが「元史」は弘安の役によ
る死者(大半は溺死)が夥しかったとして「生きて帰る者僅かに一、二人」
と記す。勿論これは誇張であったが、甚大な被害が出た事は疑いない。
なお第二次大戦中に使用された空陸両用自転車「マキビシ」の名は上記の話
から命名されたものである。(「自転車の世界史」2002 民明書房)
>>185 戦国自衛隊のネタですな。
かくいう手前も「鉄棒三段打ち」を後で書こうと思っていたのですが。
190 :
日本@名無しさん:02/11/18 07:38
>189
そういえばそうでしたっけ・・・?(忘れた)「きつつき」の形は違いますが・・・。
それはそうと、トリックに気付いた人いますか?実は「車がかり」と「きつつき」は逆です。
便宜上逆にしまつた。
191 :
世界@名無史さん:02/11/18 12:48
初めて月に行ったのはロケットじゃなくてチャリだったろう。
192 :
世界@名無史さん:02/11/18 12:53
193 :
世界@名無史さん:02/11/18 14:23
まず自転車は韓国起源であります。
194 :
世界@名無史さん:02/11/22 13:40
age
196 :
世界@名無史さん:02/12/08 14:16
ブレーキが発明できるかどうかがカギを握るな。
騎兵は一度動き出したら止まれないが、自転車なら転身も自在
197 :
世界@名無史さん:02/12/08 14:31
坂の上からの突撃ならかなりの威力を発揮するかな?
短めの槍を騎士のように構えて一列ずつ突撃。
終わったら即座に転身→第二列突撃
198 :
世界@名無史さん:02/12/08 14:32
坂の上からの突撃ならかなりの威力を発揮するかな?
短めの槍を騎士のように構えて一列ずつ突撃。
終わったら即座に転身→第二列突撃
199 :
世界@名無史さん:02/12/08 14:37
カキコも第二列突撃。
200 :
世界@名無史さん:02/12/08 15:51
>>196 ブレーキはいらないんじゃないかな?
ゴム底の靴でも履いて地面をこすり付ければ止まれるだろう。
3台を平行に連結させれば安定して結構使えるかもしれない。
真中のヤツがカジを取るような感じで。
>196
>200
ピスト(競輪用の自転車)はブレーキがない。クランクを逆回転させれば止まる。
ていうか、オランダあたりはこのタイプの自転車多いよ。
203 :
世界@名無史さん:02/12/08 17:09
オランダの自転車にブレーキないのは坂がほとんどないからじゃないの?
干拓地だしさ
204 :
日本@名無史さん:02/12/08 17:16
ならば、馬の苦手な山岳部でも、訓練次第で自由自在でつね。
205 :
世界@名無史さん:02/12/08 19:32
みんな古代のインフラを基準に考えてるみたいだが、実用的なチャリがあればどの国でもそれにあわせて大規模な石畳の舗装道路を整備したりするんじゃないのか?
因に東南アジアや中国ではチャリ改造してタクシーにしたり200〜300キロの物資を一台のチャリで普通に運んでるからな。軍事的にはともかく、経済的なインパクトはかなり大きいと思われ。
元々石畳の道路って馬車の為のもんだから日本には無いわけだし、逆に言えばオレ達の知ってる歴史にはチャリの為のインフラを整備した国なんてのは無いわけだ(当たり前だが)。
チャリが船や馬車より使える交通手段であれば、それに合わせた舗装道路を全国に張り巡らせる皇帝とか現れると思われ。
「隋のヨウダイ、全土に石畳の道路を敷く。(その代わり大運河は作られなかったりする)そして完成された道路を黄金のチャリタクで巡行。しかし大工事にかり出された農民達が怒り反乱。数十万の群集が都にチャリで殺到して来る」みたいな(笑)
206 :
世界@名無史さん:02/12/08 19:41
たとえ存在していても
一般民衆には経済的に無理だろうし
武士にのみ許可されるはず
207 :
世界@名無史さん:02/12/08 19:43
>206
飼料代その他がいらないから、馬よりはコストは遥かに安かろ? 維持費もいらんし。実際、チャリの安価さ故にアジア諸国でバカみたいに普及してるんだし。
>>207 自転車が安価なのは近代工業で量産されてるから。
スポークの一本一本まで熟練の職人が手作りしていたら恐ろしく高価なものになる。
209 :
世界@名無史さん:02/12/08 19:59
>208
それは判るが、馬車とそれ程差がある物とも思えないんだよね。とすれば、馬を世話していた労働力の一部を自転車生産に振り向ければ、その効果はより絶大だと思われるのだが?
210 :
世界@名無史さん:02/12/08 20:09
維持費ではオイルのほかゴムタイヤの修理・補充も大変
ゴムは高価な天然ゴム(南米大陸原産)
211 :
世界@名無史さん:02/12/08 20:14
ゴムタイヤは無しの方向で。馬車はゴムタイヤ無しで5000年は走ってたんだし
212 :
日本@名無史さん:02/12/08 21:28
そうすると、ショックアブゾーバーなしに石畳の上をゴロゴロか。
こりゃ、馬よりもっと、禁玉に衝撃きつそう。
なお、女性の場合(以下自粛
ふと思ったんだが、昔の馬車の乗り心地ってどうだったんだろうね(^^;
214 :
山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/12/08 22:27
>213
スプリングが使用されるまではとにかくよく揺れた。そして尻が痛くなった(藁)。
215 :
世界@名無史さん:02/12/09 14:40
木製で自転車作れるか?
真面目な話、チャリはゴムタイヤ無しだと全く役に立たない。
ゴムが無いと、曲がるときは止まるあるいは余程速度を落とさないと
と確実に転倒する。それに、地面との摩擦がすごいから、最初の漕ぎ出しに
物凄い力が必要。
四輪だったり、二輪でも前に馬がついていて安定している馬車とは比較にならんぞ。
217 :
世界@名無史さん:02/12/09 18:24
いくら語っても仮定の域をでないな。誰か物好きな奴。(古代ナスカの熱気球実験みたく)当時の技術と素材だけを使ってチャリを作ってみろ(w
218 :
世界@名無史さん:02/12/09 18:35
数十人の奴隷に漕がせる「ガレー自転車」ができていたと思われ
219 :
世界@名無史さん:02/12/09 18:47
アテネの三段自転車
220 :
世界@名無史さん:02/12/10 14:37
三国志演義に出てくる「木牛流馬」は実は自転車だった!
221 :
世界@名無史さん:02/12/10 15:37
ひと月ほど前に、CNNで、
マウンテンバイクの(サドルからの)衝撃は、金玉に悪影響を及ぼす
というようなニュースを見たよ。
舗装が普及している現代でこれだから
古代からあったら人口推移が変わってたりして。
昔、東京→福岡をマウンテンバイクで走ったことのある経験だと、
金玉よりケツの穴の方が深刻だった。ワセリン必須。
そういえばローマではやたらにイムポが多くて
そのおかげで人口がどんどん減ってしまい
蛮族にまで市民権を与えないと兵力を維持できなくなったらしい
224 :
世界@名無史さん:02/12/10 18:07
225 :
世界@名無史さん:02/12/15 12:11
ローマ時代に自転車に使えるような精巧なチエンは作れるか?
無理。
0.1ミリの狂いも許さない均一な大きさのクサリは古代の技術では無理
226 :
世界@名無史さん:02/12/15 12:16
古代から競輪があっただろうな。
ただそれだけ。
ベルトドライブにすればいいじゃん。
228 :
世界@名無史さん:02/12/16 23:40
まあまず道がないとムリだよね。
自然界に車輪で移動する動物がいないのも道がないからだし・・・。
物理的に車輪の直径の1/4以上の大きさの障害物は直進じゃのりこえれないって何かで読んだ気もする。
当時の潤滑油ってなんだったんでしょうか?
やっぱ動物性油脂? オリーヴオイル?
今日見た高橋留美子原作のアニメでは、ヒロインが戦国時代で自転車を乗り回してたな(w
231 :
世界@名無史さん:02/12/20 15:07
>>229 固めた球状の動物性油脂をボールベアリングとして使う、というのはどう?
スイスの自転車部隊と同じ自転車が日本でも買えるらしいが持ってる奴いる?
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
Λ_Λ | 君さぁ こんなスレッド立てるから |
( ´∀`)< 厨房って言われちゃうんだよ |
( ΛΛ つ >―――――――――――――――――――‐<
( ゚Д゚) < おまえのことを必要としてる奴なんて |
/つつ | いないんだからさっさと回線切って首吊れ |
\____________________/
(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)
(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)
(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)
うるせー馬鹿!
235 :
世界@名無史さん :03/01/08 11:28
マウンテンバイクは貴族階級専用?
(^^)
聞くところによれば山内一豊の妻はヘソクリで檀那に自転車を買ってやり、
それを織田信長が褒めたそうだが。
238 :
世界@名無史さん:03/01/30 19:15
面白いスレがあるね。
ツールや前にあるパリ〜ルーベなどは好きで観るのだけど、兵器?として
自転車を考えたことはなかった。
現在では知らないけど、第二次大戦時などには自転車を使っていたようだね。
今月号のサイクルスポーツと言う自転車の雑誌に英国軍パラシュート部隊用の
折りたたみ自転車が少し紹介されていた。それに関連して「遠すぎた橋」と言う
映画が紹介されていた。
個人的には兵器としての自転車よりイタリア戦後復興の象徴とされる英雄F.コッピと
その自転車ビアンキなどの話しの方が好きだけど。
どちらにしても>>1さんの「古代に〜」とは違う話しになるわけだが。
239 :
世界@名無史さん:03/01/30 22:31
ローラースケート歩兵、弓兵のほうがよくない?市街戦にしか使えないが。
>238
日本でも開戦初頭にマレー半島を南下した「銀輪部隊」が有名だよ。
銀盤八旗に勝るモノがあるのだろうか。
でも、スケートでの実戦あったのかなぁ?(苦笑
そのあたりの話を御存知の方教えて下さい。
>>238 当たり前の話でしょうが、イタリアでは町中のチャリンコが
ビアンキだらけで面白かったです。
ですが、ディレイラー、ブレーキなどはカンパより、シマ
ノばかり目に付きました。
映画「自転車泥棒」のチャリもビアンキなのかしらね?
242 :
世界@名無史さん:03/01/31 01:21
学問板のみなさんはやっぱり博識でいらっしゃる。
私なんぞは受験で世界史とってたと言うだけなんで、
知識不足はご容赦を。
>>240 「銀輪部隊」カッコイイですね。
やはりライトは松下の弾丸型?ライトに、シマノの変速機が
使われていたのだろうかと妄想・・・(´-`).
>>241 YPさん
イタリアにご滞在されていたのですか?一度行ってみたい
です。
イタリアと自転車の歴史と言うと、先のコッピもそうですが、
並び称されるバルタリにも惹かれます。
48年、共産党リーダーのパルミーロ・トリアッティが右翼の
活動家にピストルで重傷を負わされる事件が原因で、国内は
クーデターの危機に直面していたそうで、当時の首相アルチーデ・
デガスペリはそのクーデターを防ぐ為にツールに参加していた
バルタリにツールで勝利するよう要求したそうです。そしてバルタリは
見事その年のツールを制しましたが、クーデターに集まっていた群集に
その報が伝えられると「バルタリ万歳」の歓声が湧き起こり、緊張を
増していた集結は解かれクーデターは避けられたと。
その話しを読んでちょっとカッコイイなと思いました。
ビアンキと言えば、どこぞのお姫様のきれいな瞳の色にちなんで
現在のカラーになったとどこかで読みましたが、どこまで本当なん
だろう・・・。
長文スマソ。
243 :
世界@名無史さん:03/01/31 01:53
イタリア人はシマノのことを「シマーノ」というイタリアンメーカーだと思っているそうだ。
>>242 残念ながら日本の「銀輪部隊」はちゃっちいチャリを使用していたので、
痔になる兵士が続出したそうです。
「銀輪部隊」ならスイスのが最高。
245 :
世界@名無史さん:03/02/01 00:06
246 :
世界@名無史さん:03/02/13 20:23
実は戦車・装甲車が主力と思われている第2次大戦ドイツの「電撃戦」も、
かなりの数の自転車を使っていた。
写真も残っている。
247 :
世界@名無史さん:03/02/14 22:37
(´-`).。oO(「遠すぎた橋」今、BSでやってますね。これでつか?)
248 :
世界@名無史さん:03/02/14 22:43
>>246 見てみたいです。
>「遠すぎた橋」
パラシュート部隊用折りたたみ自転車ってもう出たのかな。
それとも映画には最初から出てないんだろうか。
>>248 レン・デイトンの「電撃戦」に写真あり。
250 :
世界@名無史さん:03/02/15 01:03
自転車化歩兵部隊いいね。
現在のスイスの自転車部隊はかなりエリート部隊と聞いたことあります。
ほか少しマイナーですが、ww2末期のドイツの各歩兵師団に属する
自転車化偵察部隊(確か個中隊規模×2〜3)がありました。
自転車は車に比べても格段メリットがあります。
●低コスト(1人4〜5万、車1000万で8人→一人1250マン)
●コンパクト(発見されにくい。倒せば30センチ以下、車1,8メートル幌なしで90センチ)
●悪路に強い(あぜ道でも走れるし、押せば川も渡れるし、車で越えられない障壁も超えられる。
●燃料がいらない(補給がいらない。熱を発生しないし、音も出ないので発見されにくい)
●そこそこ速い(自転車20〜25。歩兵5キロ 自動車60〜80キロ)
戦争おこれば避難民でパニックで動けなくなる車より、チャリンコの方が
日本に向いてそう。すくなくても国内でゲリラ戦にはかなり使える。
251 :
世界@名無史さん:03/02/15 01:18
>>250 有事には全国4千万のママチャリが徴用されまつ
252 :
世界@名無史さん:03/02/15 02:23
モンゴル軍自転車兵士のうしろからはおよそ10台の自走式自転車が……。
253 :
世界@名無史さん:03/02/25 22:06
上げよう。
月曜日のテレビ特捜部で、ルワンダで作られている完全木製自転車を放送していた。
車体も車輪も全て木造。無論釘は使っているし、ひょっとしたら軸受にはベアリングを使っているかも知れないが本当に木製。
自転車というより座れるキックボードのようなもの。
荷物運搬用という点で、二輪のネコ車と言っても良いかも。
下り坂は猛スピードで走り、普通の道は蹴って走り、登り坂は押して歩く。
ブレーキもついている。後輪の上に設置された板を押す。
値段は600円くらいだったか。
これほどの代物がルワンダの大工レベルのローテクで作れるとは思わなかった。
古代の自転車というのは悪くないアイディアかも知れない。
254 :
世界@名無史さん:03/02/25 22:16
256 :
世界@名無史さん:03/02/27 11:46
しかし、車輪を開発した人ってすごいよな
輪っかをつけるだけで物が容易に運べるって良く思いついたよ
源義経が一ノ谷の合戦で自転車で駆け下りてくるシーンを
どなたかにキボン。
板違いかつお願い君なのでsage。
>>256 最も重要な発明をした人って
発明家として歴史に名が残ってないんだよね。
車を発明した人もそうだが
発火法を発明した人とか、文字を発明した人とか。
259 :
世界@名無史さん:03/03/01 20:56
みんなチェーンがどーとかギアがどーとか、『今』の自転車にこだわり過ぎだよ。
オーディナリー(自転車黎明期の前輪がバカでかい奴)ならどう?
こういうの↓
ttp://www14.big.or.jp/~hitotu/eco/byc/byc4.html 前輪の車軸に直接ペダルをつければそれでいいわけだから、難しい工業技術は一切不用。
けど(まぁ、大分危ないが)そこそこは使えると思うよ。これならどーよ。
(まぁそれでも、ゴムの問題は残るわけだが。ショックはともかく、木製や鉄製の車輪でグリップがきくかはわからないけど)
260 :
世界@名無史さん:03/03/06 16:11
>>253 それは工芸品とか贅沢品じゃなくて
一般の人が実用品として使うぐらい
普及しているの? だとしたら興味ぶかいな
261 :
世界@名無史さん:03/03/06 16:18
>>259 そのくらいじゃスピードでないし、道は石敷き詰めたような
感じになるだろうから満足に進めないよ。
現在の自転車を数千の単位でタイムスリップさせることが
できたら世界がかわるだろうな。とくに道が発達していたヨーロッパ世界
兵力の集中も戦略的移動も思いのままだし。
262 :
世界@名無史さん:03/03/06 18:30
マーク・トウェーンの作品に、『アーサー王宮のヤンキー』って
のがある。今でいうタイムスリップで、主人公のアメリカ人が
イギリスのアーサー王の宮廷に行って活躍するSF的な話。
この主人公、騎士たちの世界でいろいろ無茶な物を作ってしまう
のだが、自転車も作った。
主人公がピンチの時に、ランスロットが自転車部隊を率いて助け
にくるシーンは、圧巻というか、爆笑というか。
残念ながら、タイヤの素材がゴムだったかどうかは描写がなかった
ように思う。でも中世イングランドで天然ゴムは入手できない
だろうから、やっぱ木か鉄だったんだろうな。
263 :
bloom:03/03/06 18:33
>>260 ルワンダでどの程度普及しているのかは知らないけど、工芸品でも贅沢品でもない実用品そのもの。
おばちゃんが野菜積んで走ってた。
だけど軸受にはやはりベアリングは使用していると思う。回転が軽快過ぎた。
http://www.bea.hi-ho.ne.jp/m-seki/rekisi.htm 今後第三世界では部分的に高精度のハイテクを組み込んだ、古代中世レベルの超ローテク製品というのがこれから増えるような気もするね。
今までの技術製品は燃料や電力の整備、すなわち発達した社会インフラを必要としたのがネックだったけど、アルコールでも稼動する燃料電池、高効率の太陽電池などが発達すればインフラは必要無くなる。
人口が爆発的に急増する第三世界はそういう奇妙に古代的な世界になるかも。とおもた。
自転車はホントに昔の技術じゃつくれなかったのか?
今の人間がタイムスリップして時の権力者の軍事顧問
となった場合、一般の現代人持ちうる知識と当時の技術で材料を結集させて
戦力として役立つ自転車はできないだろうか?
いつの時代なら自転車を作ることができるだろうか?
自転車をしる人間をタイムスリップさせた
ことによってなんとか進展できないかなあ
技術的的なハードルは ベアリングとチェーンとゴムタイヤでしたっけ?
チェーンの変わりにシャフトドライブ機構はどうでしょう?昔 観月ありさが
宣伝してたヤツ。軸とギヤによる駆動システムなら、時計とか水車レベルの
時代で作れるのでは。
あとベアリングのかわりに、油を塗った軸受け部をカートリッジ式にして
車輪にとりつけ、その部分だけ磨耗するたびにワンタッチで交換するようにすれば
どうでしょう。これも技術的ハードルは低いと思うのですか・・
エアをいれたゴムチューブのかわりは思いつかないですが
>>265 >技術的的なハードルは ベアリングとチェーンとゴムタイヤでしたっけ?
道路に凹凸の無いなめらかな舗装をする技術も必要でしょ。
268 :
世界@名無史さん:03/03/07 22:53
>>261 前にテレビで見たが、オーディナリーのスピードは半端じゃねぇぞ。
よくもまぁあんなデカイもんであんな無茶な速度だせるものだと仰天したぞオレは(w
オーディナリーならチェーンの問題は解決するわけだし、それでいいんじゃねぇ?
まぁ慣性移動中もペダルが回り続けるのはなんだが、贅沢いわなきゃそででも使えん事はないと思う。
それに中国やタイで使用されてるのと同じ(タイでサムローとかいう)、貨物や人を運搬する用の三輪タイプに改造すれば、オーディナリー特有の不安定性の問題も解決するわけだ。
人間一人移動させるのに使うんじゃ元々勿体無いわけだし、三人のっけてはしれるからペイロードは200キロくらいか。これで1日100キロ走れば十分歴史は変るぞ(w
後輪だけバカでかい、三輪タイプのオーディナリー自転車。チェーン、ベアリングいらず。ペダルは後輪タイヤと直結と構造的には至ってシンプル。贅沢いわなきゃ結構つかえると思うが……。ゴムタイヤは無理だが(^^;
269 :
世界@名無史さん:03/03/07 23:07
ではゴムタイヤについては。
アフリカ沖を航海していたフェニキア人(カルタゴ人でもいい)
がたまたま嵐でブラジルに漂着、そこで天然ゴムを知り、本国に
持ち帰った……という設定にしよう。
>>269 別にそれでもいいが(w ユーラシア大陸諸文明が獲得しえる材質で何かいいのは無い?
要するにグリップが効けばいいんだから、頑丈な革を張り付けるとかできんもんかなぁ。
>>269 よし。『天然ゴムが東南アジア原産だったら』ってスレをたてよう
272 :
世界@名無史さん:03/03/08 00:38
家畜の腸とかを加工して、上手い具合に弾力のあるタイヤが造れないもんかな。
>>269 ゴムをゲットできてた状態か・・・じゃあ楽勝だな。
チューブを成型する技術が必要だな。
これは技術的にどのくらいのものでしょう?
何をつくることができたらゴムのチューブ
作れますかね?
ゴムのチューブは自転車の発展において
かなり後のほうだった思うけど後知恵OKなら楽勝だね。
これで自転車騎兵部隊を編成して
世界統一王朝を気づく夢に一歩近づいたね。
あとゴム以外のチューブ材とチューブ材をあきらめる方向も
もうちょっと考察してみないといけないな
できるだけ技術的にむりないかんじで
チューブって要するに衝撃吸収でしょ? この際あえて必要とは思わないなぁ。
問題はグリップ。
初動の時、鉄や木の車輪だとカシャカシャとスリップして推進力がえられないのでは、と考えられる点。
カーブする時タイヤが横滑りして転倒、あるいはカーブが恐ろしく難しくなるのでは、と思われる点。
ちょっとした上り勾配でもタイヤがスリップしてしまい、実用に適さなくなってしまうのでは……と思われる点。
なんかじゃないかなー。まぁ、鉄道はゴムタイヤなんぞはかず走ってはいるけど、アレの場合レールがあるからな気もするし……。
胡服自転射
276 :
世界@名無史さん:03/03/09 05:49
趙の武霊王は、匈奴の脅威に対抗するために、自ら胡服し自転車に乗り
朝見の儀にのぞんだ。
古代中国が道に戦車用の轍を作ったように、自転車専用のレールを引くというのはどうかな。
ローマ帝国の世なら石畳を作る延長線上で出来そうだし。
その意味で、単純に主要街道の物質輸送の役割としての自転車ならゴムも必須ではないし。
(^^)
279 :
世界@名無史さん:03/03/13 16:09
>>277 それ、オレもちょっと考えた。幅二十センチ位のツルツルに磨き上げられた石畳。
それが貨物輸送用の三輪タイプの幅に合わせて……みたいなね。土の道路の上に、路面電車のレールよろしく並べられてる感じで。
電車は鉄の車輪でしっかり走ってるんだし、それでもいいんでない?
281 :
世界@名無史さん:03/03/26 03:33
>>277,279
面白いアイディアだな。
兵員や物資の都市間の輸送には適している。
ただ戦術的な集結、展開には不自由で
自転車とはまた違うカテゴリーになってしまう
その考えで特化していくと馬動力鉄道まですぐいきそうやね。
馬鉄っていつぐらいに生まれたの?
これを数百年昔に設定するのも面白いかも。
プロシア×フランス戦争の時みたくウマク使えば重要な武器に
なりえるよね。 技術的なハードルあるかな?思いつくのは軸ぐらいか?
レールの敷設自体はもうちょっと簡素にして安くあげて
282 :
世界@名無史さん:03/03/31 16:15
タンデム式で数人がかりでこぐ貨物用チャリも出たかもね。
うしろにリヤカーのような荷車を繋ぐとか。
283 :
世界@名無史さん:03/03/31 20:01
大勢の奴隷にこがせる人力戦車とかあったら強そう。
まあ馬にはかなわんかもしれんが。
284 :
世界@名無史さん:03/03/31 21:03
自転車ができれば、運用のため道路はデコボコをできるだけなくすよう
技術革新の圧力がかかるだろう。
285 :
世界@名無史さん:03/03/31 21:11
あるいはキャタピラ自転車で悪路克服、とかね。
ぬかるんだ道にも強そう。(こぐの大変そうだ)
286 :
世界@名無史さん:03/04/03 06:59
ダービーは自転車で行なわれる
287 :
世界@名無史さん:03/04/03 07:32
中国が1500年前に、自転車王国になっていまつ。
288 :
世界@名無史さん:03/04/04 01:00
隋の大運河の代わりにチャリンコ高速道路網を敷いてたかもね。
289 :
世界@名無史さん:03/04/04 02:21
名古屋の連続通り魔によって、
自転車によるヒット&アウェイの有効性は実証されました
290 :
世界@名無史さん:03/04/08 00:24
ベン・ハーの競輪バトル・・・・萌えそう〜
291 :
世界@名無史さん:03/04/08 00:54
自転車に乗って九州に上陸してくるモンゴル兵を迎え撃つ鎌倉武者!
弓矢をひらりひらりと見事なハンドルさばきで避けるモンゴル兵!
(しかし道路が整備されていなかったため敗退・・・
292 :
世界@名無史さん:03/04/08 00:59
>>291 ハッ!そういや合戦で騎馬の代わりに自転車だと・・・
歩兵より姿勢が低くなってしまう! & 走行中は両手が塞がるのか・・・トホホ
293 :
世界@名無史さん:03/04/08 01:33
シマノ家が巨大な財力を持ち、堺は古代東アジアの首都となったであろう…
294 :
世界@名無史さん:03/04/08 01:36
張騫の報告により、武帝は自転車を得るために軍を出動させる。
295 :
世界@名無史さん:03/04/08 02:08
大月氏が有するという「悪路も走破する幻の自転車」MTBを求めて・・・
296 :
世界@名無史さん:03/04/08 02:25
汗血馬ではなくてマウンテン・バイクはどこにある〜
297 :
世界@名無史さん:03/04/08 02:42
本村凌二「馬の世界史」(講談社現代新書)見れ
298 :
世界@名無史さん:03/04/08 05:20
ま、意外と近現代も科学技術とは無縁の大発明は行われてるってことだな。
ビンの蓋のネジ状に回して閉める奴。
あれも発明されたの20世紀以降だろ?
299 :
世界@名無史さん:03/04/08 21:00
漏れは衣服のファスナーやマジックテープも画期的な気がしてしまう・・・
似た物が過去に存在しなかったからなおさら。
300 :
世界@名無史さん:03/04/08 23:02
>ハッ!そういや合戦で騎馬の代わりに自転車だと・・・
>歩兵より姿勢が低くなってしまう! & 走行中は両手が塞がるのか・・・トホホ
馬にのる戦闘部隊でも、馬にのるのは移動時とか、追撃、掃討戦のときぐらいで
正面戦闘時は下馬する方が多くないか?
自転車も乗車戦闘は考えなくてもいいんじゃない?
と思いつつも、ヤリを全面に固定し正面に装甲をつけた重装自転車の
密集隊形による突撃に萌え〜
密集隊形のよる突進力で相手の隊形を突き崩し、混乱させたところで
短ヤリ、刀剣による下車自転車兵によって大打撃をあたえる。
そして敗走する敵兵を、自転車で追走して殲滅する。
コンパクトで音をたてないというメリット。速度をいかしても
分隊単位のゲリラ戦もありだな。
301 :
世界@名無史さん:03/04/09 00:37
ふと思ったんですけど、古代における自転車を使った戦闘が、最も効力を発揮するのは、
舗装された市街地じゃないでしょうか?安録山を迎え撃つ長安とか、ゲルマン人の
侵入を防ぐローマとか。
辻ごとに配置されたローマ兵が、侵入してくる蛮族に弓を放った後、自転車に乗って
一目散に逃げる・・・。
ロマンティックではないですが。
>ヤリを全面に固定し正面に装甲をつけた重装自転車の
○前面
×全面
全面にヤリつけたのも見た目はイイんだけどね。
前以外のヤリがまったく役に立たないのと引っかかる可能性、
味方に被害をあたえる可能性を考えるとちょっとね
305 :
世界@名無史さん:03/04/10 00:12
江戸時代の黄表紙に「無益委記(むだいき)」というナンセンス未来予測SFが
あります。著者は恋川春町。『江戸の戯作絵本(一)』(教養文庫)所収。
これに「四ツ手駕籠」(4人で担ぐ速い駕籠)の
進化形である「四ツ手車」が出てきます。リヤカーみたいなものに客を乗せて
前の2人が引き、後ろの2人が押す車です。人力車の出現の予言ですな。
しかし、これに乗った客が「けつのおどるは、ちょびと困るて」と発言しています
から、やはり実用化のネックは道路の舗装状態とタイヤのようですな。
306 :
世界@名無史さん:03/04/10 04:29
足が短い遺伝子が優勢になる。
ウリの親愛なる最高司令官金正日将軍様は白い馬でなく白い自転車に乗るニダ。
308 :
世界@名無史さん:03/04/16 00:40
スワンボートの要領でスクリュー推進させる
「チャリ舟」が発明されて・・・じゃスレ脱線か〜。
(チャリ漕ぎガレー船をふと妄想w)
騎馬でも一日100キロ行軍するのはかなり無理があったらしいから
屈強な自転車部隊が一日200キロを連続走破できるなら
ものすごい脅威だろうね。
311 :
太平洋戦争では:03/04/16 13:46
日本軍のマレー侵攻では日本の自転車部隊がイギリス軍を押しまくった
歴史がある。なんかカコイイ。
スイスの自転車部隊は有名だけど、
軍事的に自転車もバカにはできないものだな、と思った。
足漕ぎ外輪船は明代の中国には存在して、河川や運河や湖沼でひろく使われてたよ。
蒸気機関の発明以前から外輪船はあった。ただ中国の場合は人件費が安かったからねえ。
香港の自転車は日本のママチャリに比べると異様にゴツいよ。
鉄製でずっしりと重く、巨大なカゴと荷台が前後についている。壊れにくく、大きな荷物を運ぶに実用的。
おばちゃんがスーパーの買い物を、高校生が教科書を輸送することを想定した日本の自転車とは大違い。あれは車を持たない(香港では実用的じゃ無いし)貧民にとっての高機動輸送手段。
これほど便利な自転車が中国で発明されなかったのは、やはりベアリングがネックだったんだろう。中国製自転車もベアリングなんかは日本製のはずだし。
(^^)
314 :
世界@名無史さん:03/04/18 20:34
こないだニュース番組で、平壌放送が北朝鮮陸軍「銀輪部隊(ウンリムブテ)」の活躍を
紹介するのを見ました。いわく、銀輪部隊の強味は:
@音を立てずに敵に接近できる
Aなんといっても燃料代ゼロ、メンテも容易
B走行不能な場所では担いで運搬できる軽さ(VTRでは背負って岩山を登りますた)
C小型ゆえに市街地戦では狭い道や階段道、さらには建物内までも走っていける機動性
を挙げて賛美しておりますた。
315 :
おなかいっぱい。:03/04/18 21:45
大日本帝国陸軍の銀輪部隊電撃戦の様子を教えて欲しい。
中国にもチャリンコ部隊あるぞ。それもチャリンコを武器にする拳法を修得している部隊が。
ちょっとズレますが、漏れはよくモンゴル騎バイク隊なんてのを妄想したりします。
「もしかして21世紀はモンゴルの世紀なのか!?」とか受講中に妄想。
ガンダムの「ミノフスキー粒子」みたいな、そんな便利なものが発見されたら蒙古復活なのに、、、
318 :
世界@名無史さん:03/04/19 23:24
>>314 ローテクに見えるチャリだが、シチュエーションによっては装甲車以上に
使える。
コンパクト故の隠密性と、戦車を超える走破性、適度の早さは分隊〜小隊単位の
ヒットエンドラン戦法に最適。
田圃と川で車では動きにくい日本の国土にまっちしているんだけどな。
ちなみにスイスでは自転車部隊はエリート部隊よ
319 :
世界@名無史さん:03/04/19 23:37
>田圃と川で車では動きにくい日本の国土にまっちしているんだけどな。
日本の国土にまっち・・・ ⇒ 日本攻略に最適・・・ ⇒ ハッ!だから銀輪部隊なのか・・ガクガクブルブル)))
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
自転車に弓を装着するのはどうでしょう。
神出鬼没の自転車弓矢部隊。
322 :
世界@名無史さん:03/04/22 01:53
弩なんかいいかも。
ステム(柱)内部に予備の矢を格納しておくとかね。
あと車体が仕込み武器になっているとかどうだろう。
323 :
世界@名無史さん:03/04/22 12:15
確かマレー戦のときの銀輪部隊はみんなパンクしてしまい、チューブの在庫も
底をついたのでみんなタイヤ無しで走っていたとか(まさに銀輪部隊!)。
そのため大変にやかましい音を立てたためマレー守備のインド兵は戦車が来た
と思ってびびって逃げたそうですよ。うーん、チムールのようだ。
324 :
世界@名無史さん:03/04/22 14:16
戦争末期のドイツ軍には、ハンドルの付け根の両側にパンツァーファウストを一基ずつ装備した自転車があったとか。
もっとも一基あたり5キロくらいあるから、片方だけ撃つとバランス取れなくなったらしい。
325 :
世界@名無史さん:03/04/22 21:04
>>田圃と川で車では動きにくい日本の国土にまっちしているんだけどな。
>日本の国土にまっち・・・ ⇒ 日本攻略に最適・・・ ⇒ ハッ!だから銀輪部隊なのか・・ガクガクブルブル)))
もちろん朝鮮半島の地形にもマッチしてます。特に日本を意識はしてないでしょ。(してたらわらける)
326 :
世界@名無史さん:03/04/23 18:14
>>324 それは移動用に乗せているだけで
発射時は下車するでしょ?
片方撃った後、走る時にバランス取れないんだろ。
日本銀輪部隊が活躍したって言うが、学校の授業では全然教えてもらえなかったなぁ。
329 :
世界@名無史さん:03/05/06 02:13
余談ですが、ミヤタ自転車の前身は大阪・堺の鉄砲鍛冶職人だったそうな。
丈夫で歪みにくい鉄の管を作り、
狂いのない金属部品を作り、組み立てられる技術を持った職人はといったら・・・・
てなわけで明治初頭に転業して大成功したそうで、
堺には自転車転業組がかなり多かったとも。
330 :
世界@名無史さん:03/05/06 02:23
鉄砲と自転車が同じ職人によって作られていたと。
こいつは初耳で、説得力のあるレスですな!
刀鍛冶からの転職とかはなかったのかな?
妄想だが、
刀鍛冶から自転車屋への転業はプライドが邪魔をしそうな気がする。
鉄砲は「単なる兵器」だったけど、刀は「武士の魂」で、刀鍛冶はその担い手だったわけでしょ。
(そのあたり、日本史知識の乏しい漏れは勘違いしているかもしれないので、容赦なく突っ込んでくれ)
それに、刀鍛冶の技能と自転車屋に必要な技能はかなり違うんじゃないだろうか。
鉄砲はメカニカルなもので、高精度な部品がたくさん必要だけど、刀は部品もへったくれもないわけで……。
関の刀鍛冶は包丁や鋏、大工道具などを作っています
今では工作機械屋も割と多い
自転車つくってもライトつけないとあぶないねえ
335 :
世界@名無史さん:03/05/07 08:36
>>334 古代のライトと言えばやはり松明でしょう。メラメラ
片手運転だからさらにデンジャラスだね
336 :
世界@名無史さん:03/05/08 12:27
>312
> 香港の自転車は日本のママチャリに比べると異様にゴツいよ。
> 鉄製でずっしりと重く、巨大なカゴと荷台が前後についている。壊れにくく、大きな荷物を運ぶに実用的。
遅レスだけど、日本でも昔はそういう自転車が普通だったよ。
というか、現在圧倒的な主流となっているいわゆるママチャリ
(ミキストフレーム&チェーンカバー&アップハンドル)というスタイルの自転車は、
実は日本ローカルのもの。20〜30年前に「カマキリ」が爆発的ヒットしてからだね。
338 :
世界@名無史さん:03/05/12 22:06
>337
たしかにママチャリは日本以外では見かけないものね。なるほど。
ふと思ったんだが、チェーンじゃなくてドライブシャフトだったらどうだろう。
それなり程度の精度なら、ギアを鋳造するのも可能だと思うが?
まあタイヤとベアリングがアレなので、体力勝負なのは変わらんが。
340 :
世界@名無史さん:03/05/13 01:17
>339
駕籠に駕篭かきがいたように
人力車に車夫がいたように
自転車にもチャリ漕ぎ人夫が存在したかもね。
古代に歯車は、、、、、
342 :
世界@名無史さん:03/05/14 08:14
何度も出てるけど、それならベルト駆動はどうだろうかな。
皮製ベルトとか。
343 :
bloom:03/05/14 08:20
344 :
世界@名無史さん:03/05/18 23:52
345 :
世界@名無史さん:03/05/19 00:02
正直、ゴムと空気チューブが貴重なので軍隊作れないと思う。
ゴムの大量生産が先だね
346 :
世界@名無史さん:03/05/19 00:05
北方自転車民族
347 :
世界@名無史さん:03/05/19 00:16
海賊、馬賊・・・じゃなくて輪賊も現れたかも。
ゴムチューブは無理でも、浮き輪みたいなモノは古代社会に存在してたのかな?
ガレー船の救命胴衣が家畜の胃袋だったとか。
シュロみたいな繊維質のものを固めれば緩衝材になると思うけど。
摩擦係数も充分だろうし。
舗装工兵部隊を率いるカエサルと、ガリアの撒き菱ゲリラの、ローマ史。
351 :
棄教者 ◆egKIKYO7cg :03/05/19 09:46
スイスの自転車部隊廃止だとさ。
「朝」鮮と「日」本の友好を標榜する「新聞」に書いてあった(今日の朝刊)
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
353 :
世界@名無史さん:03/05/22 01:57
>>351 ありゃ残念。
しかし自転車がローマ帝国で開発されていたら、片手打ち可能なクロスボウが優勢になるのかな
それとすぐに市内で自転車が走れないにするようなインフラが必要になるね。
354 :
世界@名無史さん:03/05/22 02:33
ゴムがなくても列車みたいにレールの上走らせたら速いんじゃないの。
木製の車に水牛の皮を張り、その上に鉄の薄片を鱗状に貼り付けたものが、
新大陸との交流が始まるまでタイヤとして用いられた。
>>354 となるとローマの都市設計は公共軍事、運搬用にレールを中心に都市設計がなされるわけだね。
それと小回りのきく貧乏人用の木製キックボード用の通路つきの道路と階層化しそうだね。
あと馬鉄を走らせるなら運行表を発達させる必要があり、
ORの原型とかが発達したかも。
鉄道の歴史に詳しい人、フォロープリーズ!!
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
358 :
世界@名無史さん:03/06/05 05:33
山崎渉よ。自転車に乗ってるAAを貼れや。
まったく、センスを疑うよ。プンプン。
359 :
世界@名無史さん:03/06/10 03:20
むしろスケボーがいいかなー
製作簡単だし。
盾になるし・・・
2つくっつけてひもで引いて荷物運搬・・・
360 :
世界@名無史さん:03/06/10 18:57
>>359 それは俺も考えた。
ただ積載能力に革命となると、
自転車のインパクトがあると思う。
このスレ今一盛り上がりに欠けるけど
ローテクかつ効果的なもの全般を扱えないかな?
361 :
アマノウヅメ ◆2atuWPtiaQ :03/06/10 19:37
>>360 リヤカーはどうですか?
体育会の資金集めに廃品回収したことがあります。
リアル厨房のときで、クラス皆盛り上がってしまって、うちとあと何軒かの
リヤカー持ち出して、毎日1トン以上集めて、総計1万円以上になりました。
昭和40年代の1万円というのは、結構な額でした。
マスコミの「盗聴、盗撮」は許されるのか?その8
http://natto.2ch.net/mass/kako/1011/10115/1011522150.html 583 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 02/03/05 15:33 ID:A9o87Nml
フジテレビの10時からの番組は、この一つ前の
『どうなってるの』の時からして最悪。私の個人情報を使って、
丸一本「恐怖のサイテー女」とかいった特集を組みやがった。
素人投稿を騙っては、そのもの自体は必ずしも私とは
言いかねるようなものに、同じ名前、同じイニシャルを当てはめたり、
盗聴・盗撮をしているから分かるのであろう様子のほのめかしを
所どころに散りばめては、出演者総出で「サイテー、サイテー」を
連呼していた。
あざとさ極まったことをしながらも、司会者のY・Tと掛け合って、
私の個人情報をボロクソにこけ落としながら大笑いしていた
局アナのN・K(かな?)のけたたましい声が今でも耳から離れない。
仕事だから仕方がないのかも知れないけれど、
ここに出ている者はサイテー最悪の盗聴者。
でもここでの書き込みが筒抜けだからか、
最近は一頃の悪意に満ちたほのめかしが少なくなっている。
しかも明日の項目は「心の〜」だって。
この枠での私への盗聴ほのめかしは、とりあえずのところ
「許せない、とんだ賠償請求」みたいな感じの特集が最後となっている。
賠償を意識せざるを得ないほどに、本当はヤバい盗聴・盗撮と、
そこから得られる個人情報の悪用ですものね。
>>361 たしかにリアカーは凄いパワーありますね。あれだけで350キロは運べるそうです。
ただその前段階である大八車との搭載能力を考えるとなると、どうなのでしょうか?
いや私が考えているのは、
例えば有刺鉄線みたいにすぐ簡単な防衛網が出来てしまう。
しかもローテクで制作可能といったもの全般を扱い、
それがこの時点で作られたらどう歴史が変わるかというのを論じたりしたいということです。
>>361 リヤカーみたいなのはローマ時代にあったらしいけど
木製の車輪でガラガラうるさいから深夜は街中に入れなかった
366 :
世界@名無史さん:03/06/11 20:26
>>364 前にアフリカの木製自転車を紹介した者です。いやあ、これは凄い。
>>361 旧来の大八車の軸受にベアリングを採用したのがリヤカーですよお。
ゴムタイヤや軽量な鉄パイプのフレームならまだしも、高精度のベアリングばかりは、過去のテクノロジーでは製作は絶対に不可能だと思います。
軸受で回転や荷物の重さや熱に耐えているのはベアリングなんですが、その精度がヘボく球に歪みがあると、過重や衝撃に耐えられないのです。
一見ローテク製品で、過去のテクノロジーでも作れそうにに見える自転車やリヤカーやインドのリキシャなんかですが、実は超高精度の鋼球や合金球を安価に大量生産できる現代の工業技術あってこそ実現しているんですよ。
ベアリングを作る際にフランクリンが発見した散弾の方法はどうでしょうか?
たしかかなり高い所から鉛の雫を落とし、その先に水で急速に冷やすという方法で作ったはず。
368 :
世界@名無史さん:03/06/11 21:03
>>353 クロスボウは中国では古代から歩兵の主武装でしたよ(弩)
369 :
世界@名無史さん:03/06/11 21:22
>>364 すごいね、これ。「フリントストーン」を地で逝ってる
370 :
世界@名無史さん:03/06/11 22:51
こういう写真を目にすると
古代の自転車話題にも、がぜんリアルさが出てきますな。
371 :
世界@名無史さん:03/06/12 00:41
あんまり関係ないが、京都の墓石屋が御影石で自転車を作っていた。
ソースを探したけど、見あたらず。
すばらしい、しかも写真が存在していた証拠でもありますね
>>354>>356>>359 みんな考えていることは面白いんだ。
けどな、鉄ヲタの端くれとして申し上げておきたいのだが、
どれも案外難しいと思うぞ。
鉱山の手押しトロッコレベルなら、レールも車輪も木製で
何とかなるのよ。歩くより遅いからね。
しかし、ある程度速く走るとなると、摩擦や熱の問題が生じてくる。
馬車にせよ、自転車にせよ、車輪が極端に細く大きいのは、
その方が転がり抵抗が小さくなるからだった。
昔の人たちは、それを経験的知識として持っていた。
タイヤのある程度大きな車両なら、人間or家畜の腰〜肩の高さに
作用点を置くことができ、押すにも牽くにも都合がいい。
ベクトルが水平になれば、力の損失も少なくて済む。
人力なり畜力なりで引き出す時の負荷の大きさを考えると、
車輪の小径化には抵抗があったろう。
また、小さな車輪では路面の凹凸を乗り越えるのも困難だ。
よほど整備された屋内ないし庭園の類でない限り、
近代以前の世界には、平滑な地面がない。
よって、スケートボードやローラースケートは役に立たない。
現代の自動車やミニサイクル等の比較的小さな車輪は、
ボールベアリングおよび舗装路面の普及、そしてギアの介在で、
車輪自体の転がり抵抗の損失に目をつぶっても
スペース節減を採るだけの余裕が出来た、その結果の産物だ。
木製の車輪というのも面倒な代物だ。
高速型の馬車の木製車輪は、1時間なりの走行一定毎に
水を掛けて冷ましてやる必要があった。
さもないと熱で歪みを生じ、壊れてしまいかねなかった。
レールを使うとなると、車輪の踏面のみならず、
フランジ(レール内側に飛び出したつばの部分)の
摩擦にまで意を払う必要がでてくる。
石畳みにレール様のへこみを作って木製のフランジ付車輪で走る、
というのも無理がある。
普通の石畳を普通の木製車輪で走る以上に、車輪が痛むだろう。
車軸を支えるベアリングも難物で、上の人も言ってるとおり、
ボールベアリングは無論無理だから、
ごくごく硬質の木材を無理やり削ってプレーンベアリングを作り、
更にたっぷりと油を染ませた羊毛か綿を挟み込まねばなるまい。
走行中はほぼ互角だが、起動時に関する限り、プレーンベアリングは
ボールベアリングに比べ圧倒的に不利である。
また、近代以前は金属レールの大量供給は不可能。鉄製車輪も作れない。
もう、頭を抱えるほかない。
木材という、活荷重への耐久性が比較的低く、
かつ耐摩耗性に乏しい材質を使わねばならない、
という時点で、何をやっても八方ふさがりになってしまうのが辛い。
鋼鉄はかくも偉大なモノか、と痛感したよ。
376 :
前にアフリカの木製自転車を紹介した者:03/06/14 21:48
>>367 要するに自由落下による無重力状態下で液体を完全な球体にするってことですよね。
現在でも、宇宙空間で超々高精度のボールベアリングを製作する計画なんかがありましたが。
でも鉛ではあまりに強度が足りないでしょうし、空気中の落下やら水面への激突やらどうしても歪になりそうです。
>>374 いやいや、勉強になります。
鉄道や鉄道馬車敷設以前の英国では運河網が張り巡らされ内陸部でも輸送の主力は運河だったように、「水」を使うのが最も効率的と言うのが私の説です。
21世紀においてすら「水」を用いた輸送がもっともコスト良好なのですから、ひたすらマンパワーさえ投入していれば建設可能な運河こそ解決策でしょう。
紀元前のテクノロジーレベルですら建設可能ですし、現に建設されてきました。
しかし巨大な運河水運網の建設とインフラの維持は必然的にそれを支配管理する巨大帝国を生み出すことになります。
例えば世界史上の中華帝国のような。
その巨大な水運インフラ(治水や農業用水も兼ねていますが)の維持に失敗すると王朝が崩壊したり、カンボジア帝国のように文明自体が消滅したりします。
>>374 う〜ん なるほど木製という時点で縛りがあるわけか。
青銅とかでも無理そうだな。脆いし。
自転車の歴史でもマケドニアのフィリッポスが人力移動攻城機を使ったらしいけどね。
しかしボールベアリングって偉大な発明だな。
となるとローマ帝国の時点で自転車を作るのはむりだね。
よくて宋代の中国か。
378 :
世界@名無史さん:03/06/15 16:30
そのヒントはジョジョ3部にある
379 :
例の170 ◆vBOFA0jTOg :03/06/17 23:42
異様に高い技術力があるけど政治制度は封建制度ってことはありえますか。
ローマの兵士やら中世の騎士やら戦国武士やらが戦車や飛行機で戦ってたら。
382 :
世界@名無史さん:03/06/18 16:33
383 :
世界@名無史さん:03/06/23 01:59
385 :
世界@名無史さん:03/06/23 11:16
>>381 封建社会では高度な産業は維持できないだろう。
統一前のドイツくらいが限度だと思われ。
そのドイツにしたって本当に封建社会かというと疑問が残る。
騎士制度や封建領主は存在したが
プロイセンは中央集権的な軍国主義社会だった。
386 :
世界@名無史さん:03/07/02 21:59
ペダルが付いたのって
自転車の歴史の中ではだいぶ後のことだったんですね・・・
長い間足で蹴っていたんだね・・・
387 :
世界@名無史さん:03/07/03 18:30
今夜七時半からテレビチャンピオンで全ダンボール製自転車の競作を放映するらしいぞ。
見てから報告する。
ダンボール箱か。ダンボールは板紙(ライナー)に
波形の段をつけた中心を張り合わせたものだ。
主にクラフト紙や古紙を原料としている。
発明されたのは100年ほど前のヨーロッパだ。
元々は帽子の汗取りに使われていたようだ。
同量の木材で木箱の6〜7倍のダンボールを
作る事ができ、リサイクルも可能なので経済
性も高い。おまけに丈夫で格納性も高いので、
荷物の梱包に広く使われている。
だが兵器のような精密機器を運ぶ時には、
輸送中の故障が起こらないように、木箱等の
丈夫な箱に詰めた上で、すき間におがくずや
ポリエステレンの充填物を詰めるべきだな。
,,,,,,,,,,,,,,,,
〜二二二
( ´∀`) <それ微妙に板違い
.(ノ[[||呂|)
[[|~| ̄|]]
(__)_)
思いついたんだが、自転車を武器として応用できないだろうか。
移動に使って、戦場についたら投擲兵器として使用。
かなりの数壊れるだろうけど、戦闘が終われば人の数も減ってるからOK。
391 :
世界@名無史さん:03/07/05 17:01
392 :
世界@名無史さん:03/07/05 17:20
393 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/07/06 17:07
>>391 実物の模型の写真が無いのが惜しい。偽造された史料によるものではなさそうですが。
394 :
世界@名無史さん:03/07/06 17:19
>>1 >もしも古代に自転車が発明されていたら…
廃れて忘れ去られるだけだ(w
395 :
世界@名無史さん:03/07/06 17:26
396 :
世界@名無史さん:03/07/06 21:22
・車輪--------竹製リム+スポークに積層皮革(革靴の靴底みたいなやつね)
・緩衝装置----コイルスプリングは無理なのでリーフスプリング.これなら
鋼鈑を作る程度のテクノロジーレベルなので刀剣の鍛造よりハードル低い.
・軸受----玉軸受やコロ軸受は不可能だが,青銅製の平軸受+天然油脂であれば製作は古代でも容易.
・フレーム----籐,ないしは竹にて製作は可能.弓のように積層材料を使うという手もあり.
・チェーン----むろん古代には不可能だが,木製プーリ+皮革製ベルトであれば容易.工夫次第で変速機さえも製作可能かもよ.
....ってとこじゃないですか?
映画「タイタス」ではローマ帝国兵はバイクに乗っております
>391
チェーンはなくて、直接車輪にクランクとペダルをつけて廻すみたいだね。
つまり現代の三輪車そっくりということだろうか。
ただ、時速14kmということなら、ギヤ比を稼ぐために
カムを使っているのかもしれないな。
なんにせよ、その時代にペダルとクランクを組み合わせたというだけでも凄い。
陸船車の話は以前聞いたことがあるけど、ぜひこれも見てみたいな。
399 :
世界@名無史さん:03/07/07 15:28
一輪車ならOK。
400 :
世界@名無史さん:03/07/07 20:43
鉄道補修作業員用の手漕ぎ車両、ありますよね?
(中央のシーソー型レバーを上下にキコキコ押して進むあれです)
同じ仕組みで、
キックボードの一つに足踏みレバーを上下に踏んで走るタイプのもありますよね。
現在の一般的な自転車の回転ペダル式とは別タイプの駆動機構として、
上の方法も取り入れられないものかな・・・
組織的に自転車部隊を運用した第一次大戦時のイタリア陸軍ベルサリエリ部隊
についてはガイシュツ?
403 :
世界@名無史さん:03/07/08 18:57
このレスを見た人間は十三日以内に死にます。
※あなたに訪れる死を回避する方法が一つだけあります。
それはこのコピペを一時間以内に7つ、別のスレに貼り付ける事です
/\___/ヽ ヽ
/ ::::::::::::::::\ つ
. | ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::| わ
| 、_(゜)_,: _(゜)_, :::|ぁぁ
. | ::< .::|あぁ
\ /( [三] )ヽ ::/ああ
/`ー‐--‐‐―´\ぁあ
405 :
世界@名無史さん:03/07/09 00:05
坂道だとこぐの大変そう
>>404 画力つーか、デッサン力つーか・・・とてもレオナルド・ダ・ヴィンチのものとは・・・。
なんかそれっぽい絵を描いておいて「ダヴィンチの発明を発見した!」と言えば
3日くらいは周りを騙せそうな気がした。
408 :
世界@名無史さん:03/07/11 20:56
竜骨車の駆動システムをうまく応用できないものか・・・
鋼鉄がない時代、軸受けにボールベアリングは無理なので、円筒形のローラーか、
油脂を塗った鉄環で代用する。
クッションについては、生ゴムが手にはいるならば、軸受け部分と車体側台座の間に
生ゴム板を1枚入れる。
生ゴムがないならば、コルクを使用する(ただしコルクは劣化し易いため、形が
崩れないよう、コルク板の周囲を木枠で囲う必要がある。
タイヤは一般的な木製のものを使用する。
チェーンは技術的に無理があるため、木製クランク−鉄製ギア−鉄製シャフト−
鉄製ギア−木製車輪による動力伝達経路とする。
自転車の形状は、クッション装置が小型化できるまでは、3輪車が望ましい。
技術的成熟を待って、2輪車の実現を目指す。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
413 :
世界@名無史さん:03/08/03 02:27
「古代ローマで発明」は絶対無理だとしても、16世紀ごろならどうかな?
それでもかなり歴史は変わると思うが。
ダヴィンチが発明して、チェ−ザレボルジアあたりが軍用として
実用化されると確実に変わったろうね。
イタリア統一がもっと早くなる。
415 :
世界@名無史さん:03/08/13 21:15
>>391 この陸船車とか言うのが、普及せずに一世代で廃れてしまった最大の理由は、ブレーキがついていないのが
原因ではないだろうか?
よく見ればわかるが、あのペダルカーの化け物みたいな車体で、急な下り坂に入った時にどうやって減速するのだ。
乗り心地は極めて悪いし、健康にも悪かったと思うね。
あと発表した学者は、「安定性から三輪にしたのは当然と思われる。」なんて恣意的に解釈しているけど、
ほんとにそうだろうか? 二輪の概念に気がついていなかっただけではないのか?
西洋の自転車の素晴らしさは、走れば二輪でも倒れない、ということの発見にあると思う。西洋でペダルも
ついてない二輪車が最初使われたのは、細い歩道や裏通りでもすいすい通っていける手軽さにあっただろう。
大通りは馬車が走ってて危ないし、人通りの多い道でも楽に降りて押せる手軽さがよかったのだろう。
それを考えたら、不便なペダルカーで廃れさせた日本人と、最初から二輪でスタートしてこつこつ積み重ねた
西洋人と、どちらが賢かったのだろう。
416 :
世界@名無史さん:03/08/13 21:17
あと関係ないけど、本等に世界最古のペダルなのだろうか?
近代の科学の歴史なんて、西洋中心で起源にもならないアジアの発明は無視されている。
煽っておいて、よくよく調べたら中国やインドあたりから見つかったなんていうのはやめて欲しい。
いずれにせよ、現代の自転車の起源やルーツで無いことは確かだ。
「産みの親より育ての親の方が偉大」は創造性の無さを指摘された某日本人学者の言い分だが、
自転車に関して言えば、チェーン駆動やゴムチューブ、ブレーキを考えた人も元祖と同じくらい偉大である。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
418 :
世界@名無史さん:03/08/16 10:34
チョンは今でも自転車に乗らないから、秀吉の朝鮮征伐は容易に
北京まで到達してたろうな。
?
前MTVのジャックアスって番組で 自転車で決闘やってたよ。
甲冑着てBMXに乗って槍で突撃。結構カッコよかった。
421 :
世界@名無史さん:03/09/18 19:08
上の方でレール敷くってのがあったけど、
鉄の大量生産ができない時代にそれは無理な気がする。
日本でも、八幡製鉄所ができるまでは輸入物でまかなっていた訳だし。
422 :
世界@名無史さん:03/09/19 20:42
源氏が一ノ谷の戦いで平氏に勝てたのは
マウンテンバイクで崖の上から攻め入ったのが勝因だったね。
424 :
世界@名無史さん:03/09/20 13:50
海岸の砂浜に入ったら大変そう
折りたたみでダウンヒルなんかやったら間違いなく大怪我します
>>426 そう思う。
でも鎌倉武士なら?
って思ってみないか。
と言うか担いで上るだけならべつに折りたたみでなくても普通の自転車でやれる気が。
無駄に重たいママチャリはともかく、ちゃんとしたスポーツ自転車なら10kgぐらいの軽さなわけだし。
完全なる創作だけど、三国志演義の周倉も
馬を担いで一日1000里走ったことになってるな。
431 :
世界@名無史さん:03/09/25 21:58
関羽は素晴らしい自転車を持っていたらしいね。
それはそうと、赤壁の戦いはすごかった。
なんせ船をつないでその上にたくさんの自転車を並べたもんだから
その端っこの自転車をツンと押したら将棋倒しになった。
そのすきに呉軍が攻め入ったわけさ。
もしも古代に自転車小僧が発明されていたら・・・
433 :
世界@名無史さん:03/09/26 21:44
434 :
世界@名無史さん:03/09/26 22:07
>1
ドラえもんとノビタによって実験済み
>>430,435
おや、儂の聞いた話ではこんなだった。
周倉は一日九百里走る馬を見つけたが、それでも一日千里走る赤兎馬に乗った関羽には一日で百里
遅れてしまう。それで周倉は一日ごとにその馬を担ぎながら百里余計に走って関羽に追いついた。
まぁしかし、自転車に乗ったまま戦闘は不可能だから、実際の影響は行軍スピードを底上げできる、という
ところだったろうな。
国境地帯に駐屯していたローマ兵には大助かりだったろう。
437 :
世界@名無史さん:03/09/27 01:36
敵も撒き菱で進軍を阻んだりしてねw
438 :
世界@名無史さん:03/10/01 22:17
プエルタ ア カスティーリャ
とか
439 :
世界@名無史さん:03/10/11 01:23
そういや竜骨車って自転車のチェーンに似ていないか?
<血液型O型のいかがわしい特徴> ( なんでも気を許していると調子に乗ってつけこんでくるぞ! )
■その道の達人をコケにして安心しようとする。多数派のときだけやたら強気。才能ある人間を歪んだ目でしか見れない。
■場所が変わると手のひらを返すように態度が豹変 ( あの連中の中じゃヘコヘコさせられてきたが、うちに来たら見ていろ! 礼儀を教えてやる。 )
■読みが浅い。粘着に睨まれる事を言っておいて関係ない人に振り向けバックレようとする姑息さ ( どうせ>>1さんはヒッキーでしょ? / 関西人だってジサクジエンしてるぜ )
■早とちりが多く、誤爆と気付いても釈明できない。イイ人を装って忘れる ( そういう土地柄だったのさ ) 他人の勘違いは許せない。
■話題と関係ない個人攻撃で場の空気を険悪にする。なぜか次第に自分から耐え切れなくなりあきれて話題をコロコロ変える。
■いつの間に恩を貸してるように振舞うが、自分のためであると見抜かれる。恥ずかしさをごまかすために大袈裟にキレるが相手がキレると今度はビビる。
■顔が見えない相手と喋っているのに毒舌かつ強気。面と向かった相手には他人が言ったことに ( 俺が言ったんじゃないけど、Kさんがあなたをアホかとバカかと… ヒヒ) ネット弁慶。
■無理な人の真似をしケチをつけ、批判される所には現れない。観察される側になると極度に焦る( 直接対決が苦手。言い返されにくい状況を計算する )
■自分が企んでいるのに相手を悪人に仕立て上げて餌食にする。わざと攻撃を誘って自分の憎悪に酔いしれる。人の裏切りを許せないわりに自分の裏切りは覚えていない鈍感さ。
■世間に通用しないような事ばかりしつこく繰り返して自分に課した目標から逃げる。あげくのはてに相手にわからない方法でキレる。
■半端な人生経験で集団的にばかり相手を気にする ( 君のような人はウチでは… / ○さんによく似てるから駄目だろうね / 背が高い奴はどいつも… )
【血液型による差別主義者を許すな!頭悪すぎるカルト宗教信者】
《「血液型性格判断」はオカルト、擬似科学、占い、思い込み!》
*統計学、医学、正統的科学分野で、明確に否定されている。
*血液型による性格の違いなど全くない。
*人間の血液型は200種類以上。有名なABO式、Rh式の他にも多くの抗原型がある。
*日本人の38%はABO式でA型であり、ABO式も正確には6つに分類される。
*日本の常識は世界の非常識、血液型で人間の性格を決めつけるのは日本人だけ。
*性格や個性はその人のもの、血液型は全く影響しない。
*成功や業績は人間の努力の結果であり、血液型は関係ない。
*血液型で人を決めつけてはいけない。
*血液型で善悪を分けたり、人を非難してはいけない。
*血液型で頭の良し悪しを判断してはいけない。
*血液型は適性適職には全く関係ない。就職や人事の差別はすべきでない。
*血液型と性格の関係を医者の領分とカン違いしてはいけない。
*血液型で性格が変わらないと早合点してはいけない。
*血液型占い信者は、占いに自らの性格を押し込み、本来の自分を捨てる。
*血液型占い信者の心性は、大なり小なりカルト宗教信者と同一である。
442 :
世界@名無史さん:03/10/25 19:42
テレビ朝日見てるか!? 江戸時代の自転車だそうだ(笑)
443 :
世界@名無史さん:03/10/25 21:14
半島のほうがにわかにざわめきだしたな・・・
444 :
世界@名無史さん:03/10/25 23:10
今日のビートたけしの番組で江戸時代に発明されたらしい自転車についてやってた。タイヤに直接ペダルをつけた三輪車って感じ。
無駄が多くて重さは90キロ(^^; 無駄を省けばまだかなり軽くなりそうだった。
それでも結構な速度で走ってたし、木製タイヤ(しかもスポークすらない)なのに坂道も上ってた。大八車をベースにもっと洗練されたのを作れば結構使えそうな感じ(笑)
ハッキリ言って古代エジプト人でもまだマシなものにできそうなものだけど、それでも意外と走れてたよ。結構、原始的な技術でもなんとかなるんじゃないかな?
>>434 懐かしい話題だな。
俺としてはドラちゃんが自転車に乗れる事自体が驚きだが。
446 :
世界@名無史さん:03/10/26 00:04
>>444 車輪のスポーク化、舟形カバーの省略など、
軽量化すればもっといい線いってたね。
あの形態なら荷台も付けられたかも。
金持ちの玩具で終わったボーンシェイカーより
はるかに実用的な乗り物になれたはず・・・
447 :
世界@名無史さん:03/10/26 01:06
夏目漱石は英国留学で最新の自転車に乗っていた
ペダルなしの自転車
世界不思議発見でやってた
448 :
世界@名無史さん:03/10/26 03:39
中世・古代に使える自転車を考えると、理想は中国やタイなんかで走ってる3輪式の自転車タクシーだね。
ああいうタイプの自転車だと人3人=200キロ近い荷物を徒歩より速く運べるから、あったら交易に物凄い威力を発揮しそう。
大八車並のコストで作れんもんかな(笑)
人間の筋肉は腕よりも脚の方が大きい。
脚力で船を漕ぐ簡単で効率的な方式があれば、普及したはずだ。
そういうのが実用化したら、陸上での応用を考える人も出て来ただろう。
外輪船形式かスクリュー形式の、脚漕ぎボートを歴史に持ち込んでみよう。
450 :
世界@名無史さん:03/10/26 12:38
自転車の曲って言ったらクィーンになってしまうが、
ハイドンの交響曲107番:自転車ってのがあっても良いね。
451 :
世界@名無史さん:03/10/26 19:05
>>449 ミャンマーではオールを立ったまま足こぎしていますね。
こぎながら漁の作業をする時に、両手がふさがらずにを自由に使えるように、と
発達したこぎ方ですが、何度見ても器用なもんです。
魚網を手繰り寄せながら、片足でバックにターンまで自在。お見事!
古代の世界各国で同時多発的に大八車や人力車が発明されたらどうなって
たんだろ?
453 :
世界@名無史さん:03/11/01 22:15
>>252 そんなもん世界中にあったろ、実際。日本の場合人が引く事が多かったのが珍しいただけで。
>>449 スワンボートより普通の手漕ぎボートやカヌーの方が何故か実用品にはおおいよね、現代でも。足で漕ぐボートにはなにか、力学的なハンデがあるんじゃない?
454 :
世界@名無史さん:03/11/03 13:14
ぐらつきやすい水上では、下半身は船体の安定に集中させ、
駆動を上半身に担わせたほうが効率が良かったのかもね。
>453
早くとも18世紀までペダル式駆動の発明を待たねばならなかったからでは。
スワンって外輪船だけど、スクリュー式の足漕ぎボートって知ってる?
オレ、前にテレビで見た人力水中翼艇しかしらないよ(笑) スクリュー式にしたらいくらかましになったりはしない?
457 :
世界@名無史さん:03/11/03 16:47
>>456 チャリンコにフロートを付け、チェーン駆動でスクリューを回して
水上を疾走する乗り物がありますね。名称失念しスマソー
人力で水上を進む乗り物の中では最速だそうな。
TV番組で、アメリカの湖上でこれのレースが開かれてたが、まるで
陸上を疾走しているかのような速さでビクーリ!
漏れも漕いでみたいが・・・カーブで横転すると水面で大クラッシュという罠w
458 :
世界@名無史さん:03/11/03 16:57
まぁ船にスクリューつけた所で、せいぜい衝角攻撃の破壊力が増すくらいだろうけどね。船のメイン動力はいつの時代も風だし……。
しかし自転車よりは技術的ハードルは遥かに低いし、川舟の運用なんかでは威力を発揮したかも知れない。
やっぱ思い付くかつかないかの差は大きそうだね。スクリューの場合参考になるものが自然に存在しないし、思い付きにくそう。
460 :
世界@名無史さん:03/11/18 18:40
スクリュー推進か・・・起源は「アルキメデスの水車」かな?
いやでも揚水器だもんな。推進力に用いるのは近代か・・・難し〜
461 :
世界@名無史さん:03/11/18 19:25
>>458 そのサイトの水上自転車、フロート部分は双胴船形式だな。
双胴船とか、アウトリガーボートとかいった形式は、
もっと広く船に使われていいような気がするけど、あんまり一般的じゃないね。
ヽ(462 )人(・3・)人(462 )人(・3・)人(462 )ノ
バ〜イセコ〜♪ バ〜イセコ〜♪ バ〜イセコ〜♪
463 :
世界@名無史さん:03/11/24 21:27
外輪船仕立てなら古代のレベルでも考え付くかな?
ガレー船のように大勢で沢山の外輪を漕がせたりしてw
「もまいら漕げ!ピシーン」無茶か。
464 :
世界@名無史さん:03/12/14 09:49
このスレ面白いね。
自転車の「チャリ」ってチャリオットが語源なんですかね?
だとしたらカナーリカコ(・∀・)イイんだけど・・
465 :
世界@名無史さん:03/12/20 19:33
>>465 新しい説が今生まれたのだ。
トンデモっぽいが。
467 :
世界@名無史さん:04/01/19 00:41
馬賊が ⇒ 珍漕団に
468 :
世界@名無史さん:04/02/06 10:53
だよね
暴れん坊将軍、自転車に跨がり颯爽と登場
そこで、葵の御紋が入ったチャリンコですよ。
吉宗「盗まれた…」
472 :
世界@名無史さん:04/02/18 15:40
フィクションだし、舞台は古代じゃないけど、書いちゃおう。
映画「ラスト・サムライ」でトム・クルーズ演じるオルグレン大尉がなぜアメリカ軍人から
日本のサムライになろうとしたか、内面性が描かれていないという評論を読んだ。
でもよく観ると、実は描かれているのね。
そもそもオルグレンはアメリカ陸軍の第7自転車隊に所属していたんだけど、
インディアン虐殺の「実績」で有名だった。しかし、本来は自転車隊というのは
歩兵・砲兵と並ぶ「三兵戦術」の基本要素で、特に軽自転車隊は剣を片手に戦場を
駆け巡る軍隊の花形だった。おそらくオルグレンはウェスト・ポイントでこの
ナポレオンが完成させた戦術を学んだが、現実の自転車隊の使われ方に幻滅して
軍を辞めたんだとおもう。映画のクライマックスは帝国陸軍が歩兵と砲兵しか
養成していなかったのに対抗して太刀を片手に自転車隊が突入するでしょう。
あれってナポレオン戦術をもとにオルグレンが献策したのではないのかと。
ん〜、以前ほろ酔い状態でTV見てたら。
・ニュース:博多湾に沈む大量の蒙古の自転車を発掘
・時代劇 :長屋に住むスポーク貼りの浪人
・ 〃 :BMXの角兵衛獅子の兄弟
・ 〃 :浅野と言うお殿様が吉良と言うお殿様に
「駐輪作法も知らぬのかイナカ侍め。」って笑いものに
・ 〃 :赤穂浪士がスリップして集団落車(転倒ネ。)
・ 〃 :路地裏で丹下左膳がスネテました。
・ 〃 :高田馬場へ助太刀に行く二日酔いの堀部安兵衛が刀を前輪に挟んで大転倒
・ローカル:京都のチャリ屋が「ウチは前の戦争(鳥羽伏見)で焼け残ったさかい・・・
何方かのご紹介が無いと・・・。」
軍隊といえども官僚組織の一つであり、既得権に関する争いは避けようがなかった。
特に自転車閥と騎兵閥の確執はそれこそ古代ローマの頃より続いており、
どちらが陸軍の主役かを巡って、激しい争いが繰り広げられていた。
自転車の弱点は攻撃時に降車せねばならないということであった。
高度なバランスを要する自転車では、発砲や剣戟の衝撃は転倒のもとであった。
長い間、自転車は、歩兵を高速化する手段にすぎなかった。
騎兵は速度においても突撃が可能という点においても自転車に勝り、
ポーランド平原で騎兵軍が壊滅するまでは、ヨーロッパ陸軍の主役であり続けた。
ただ、騎兵一辺倒になれない理由があった。コストが何分にも高かったのである。
騎兵一騎を養うには設備と飼育員が必要であり、また予備の馬体も用意せねばならなかった。
また、銃砲特に機関銃が発達してからは、騎兵突撃は万能薬ではなくなりつつあった。
自転車は通常の歩兵に機動力を与えるだけであったが、それだけでも重宝された。
たとえばローマ帝国に関して言えば、自転車はそれこそ内線防御の要をなした。
蛮族が侵入した、との知らせが入ると、主要都市の守備兵が招集され、
粘土質を突き固めたローマ自転車街道を使って、侵略を受けた地方まで
自転車部隊が疾走していくのである。
自転車街道は、ゴムタイヤを持たないローマ人たちが編み出した自転車のための
専用道で、砂と粘土でほどよく柔らかに路面を整え、走行時にかかる尻への衝撃を
和らげる効果があった。一度にたくさんの部隊が通ると路面が荒れるため、
移動スケジュールは鉄道ダイヤのように厳密に定められ、何時から何時まではこの車線を
使うという取り決めまであった。自転車街道を管理するための専門の役人まで存在したので
ある(イタリアの交通規則官の紋章は当時からずっと同じである)。
475 :
世界@名無史さん:04/03/24 23:08
いいねいいねw
そう考えると、マウンテンバイクは軍で開発されていてもおかしくなかったわけだな。
476 :
世界@名無史さん:04/03/28 22:27
世界最古のチェーン駆動は竜骨車だそうな
>>474様。あなたの知識を圧倒できるほどのカキコはできないと自覚しながら、あえて
書かせていただきます。
自転車兵は、騎兵に対して、「秘匿可能性の高さ」という点で優位性を保っていました。
馬に対して自転車は小さく、かつ、餌や水を必要とせず、糞の処理も必要ありません。
歩兵が全面的に展開するのに対し、また、砲兵が大きな砲をさらけだしながら戦場に
進出するのとは異なる利点があり、「秘匿可能性の高さ」は騎兵以上でした。
もちろんおっしゃる通り、維持するためのコストの安さも利点のひとつです。
攻撃時には降車しなければならない、また、疾走するためには舗装が必要である、という
「秘匿可能性の高さ」「維持コストの安さ」を相殺するほどの弱点だったのでしょうか?
敵が思わぬ場所に自転車兵を秘匿することのできる天才的指揮官ならば、自転車兵も
大活躍ができたのではないでしょうか。
たとえば具体的に・・・・。
(書いていて納得した。「弱点だったのだよ」。)
478 :
472=477 :04/04/06 00:02
>>477の
>攻撃時には降車しなければならない、また、疾走するためには舗装が必要である、という
を
>攻撃時には降車しなければならない、また、疾走するためには舗装が必要である、という事をも
に訂正いたします。
>>477-478 ご指摘のようなケースがなかったわけではありません。
カエサルがブリテン島に遠征した際、この偉大な人物は、自らの自転車兵に命じて、
車輪をソリと交換させ(*)、その機動力でブリテン島の土着勢力を散々に打ち破りました。
このときカエサルの自転車ソリ兵が行った小集団による突破浸透、後方分断戦術は、
しばしばカンネー殲滅戦のような悪夢を――全く無防備な後方からの一撃を浴びての
全軍崩壊を――敵軍にもたらしました。ブリテンのなだらかな丘の上から喚声を上げて
滑り降りてくる自転車兵団はいくつかの歴史映画でも取り上げられていますので、
ご覧になるとよろしいでしょう。
ちなみに、遙か後の世界大戦において、カエサルの戦争をゲルマン人の子孫が再び
実行し、フランク人の子孫をパニックに陥れることになるのですが、それについての話は
割愛致します。
カエサルはガリアでの戦いでもソリ付き自転車隊を運用し、劣勢なローマ軍でもって
ガリア人の猛攻を良く凌ぎました。
ガリアの戦いでローマ軍は夏に土地を奪われては冬に取り戻すことを繰り返しました。
その最大の功労者はローマ自転車隊でした。タキトゥスの言葉に拠れば、「ガリアの雪道は
一級自転車街道に勝るとも劣らぬ」だったそうで、冬季のガリア人は機動力に優越した
ローマ軍に常に捕捉され包囲される運命にありました。
(*) このときソリを推進させた動力についてはストック説、ホイール説など諸説がある。
しかし、カエサルの自転車ソリ隊のごとき活躍はむしろ例外だったのです。
ご存じのように当時の自転車は、固い広葉樹を用いてはいたものの、強度に問題がありました。
武人の蛮用には耐えられなかったのです。敵軍の中に自転車で飛び込んでいく勇者は
数知れずでしたが、落馬(自転車の分解)という憂き目にあって負傷した者も多数居ました。
また、当時の自転車はサスペンス機構が絶望的に欠落しており、特別にしつらえられた
ローマ自転車街道か、雪道以外では、とてもとても、乗るに耐えぬ代物でした。「自転車に乗る」
という言葉は「尻を鍛える」というニュアンスでも用いられていたほどです。
時代が下るにつれ、自転車の機動力も、昔通りというわけにはいかなくなりました。
舗装のない場所で自転車に乗るのは耐えがたい苦痛でしたが、降りてしまえば、車輪の付いた
便利な手押し車になるのです。
その特性を活かして、自転車は輸送機器としても使われるようになりました。
たとえば石弓が発達してくると、自転車の側方には、カシの木の板が取り付けられました。
石弓隊から攻撃を受けると、そのカシ板を盾にして防御陣を作るという戦術がとられるように
なったのです。
自転車は、今で言う戦車というよりは、装甲化された兵員輸送車としての地位を得ていきました。
481 :
世界@名無史さん:04/04/06 16:06
>>479-480 なるほど〜。高野長英の訳した三兵答古知幾』(さんぺいタクチキ)は、
歩兵・砲兵・自転車兵を陸軍の三大要素と規定していますが、そのような
古代以来の歴史があったのですね。
原書はオランダ語ですから、オランダのような平地が多い地形の国では、
とくに近代にはいってからは、自転車兵を突撃部隊として運用する上で、
支障がなかったことでしょう。
いまでも、オランダの自転車にはブレーキが付いていないとなにかで読んだことがあります。
それをそのまま移入しようとしたことが、日露戦争における日本自転車兵の苦戦に
つながったのかもしれません。
機関銃の携行といった新要素はありますが、また「古代」から離れるので書くのは
やめます。
古代において、自転車の前面に防弓板をとりつけるという例はなかったのでしょうか?
そのほうが、側面に取り付けるより、弓を防ぎながら、搭載(も大げさですが)した
物品や兵員を輸送しやすいように思うのですが。
482 :
世界@名無史さん:04/04/13 21:26
>オランダの自転車にはブレーキが付いていない
オランダに限らずヨーロッパの自転車は
ペダル逆回転でブレーキの役をさせる形式のほうが主なようです。
483 :
世界@名無史さん:04/04/20 17:58
つい西洋史ばっかにネタがいきそうだけど、中国での発明者は墨子が最初とされてますね。
もっとも今まで出来上がった技術を集大成したというのが真相なのでしょうけどね。
484 :
世界@名無史さん:04/05/13 03:36
え?墨子が自転車を発明したってこと?
485 :
世界@名無史さん:04/05/15 01:28
公輸盤が発明した攻城用自転車を使った攻撃法を、
墨子が図上演習で撃破してみせた、んじゃなかったっけ?
トロイのでっかい木馬がもし自転車だったらちょっと楽しいね。
織田信長が自転車部隊採用していたら、武田騎馬軍団恐るに足らず。
馬と違って車上からの鉄砲射撃。
どのみち世界最大の自動自転車生産国は日本。
鉄砲の再現だ。
489 :
世界@名無史さん:04/06/02 23:37
自転車を船に固定し、
車輪をスクリューや外輪に連結して水上も走れたら応用力が倍増だな。
スワンボートならぬスワンガレー船とかw
490 :
世界@名無史さん:04/06/03 00:18
宋代に脚踏船というのがあったと、桑原じつ蔵が書いてたと記憶
hosi
494 :
世界@名無史さん:04/07/10 16:31
江戸時代に三輪車を独学で発明した彦根藩士の話題は出ましたっけ?
チェーン駆動などは当時既に揚水用に竜骨車があったものの、
この作品では前輪側面にペダルが取り付けてあるタイプですね。
記録では坂も登れたそうですが。
495 :
世界@名無史さん:04/07/19 09:40
>>494 桜田門外の変では、三輪車に乗っていた彦根藩士が、ハンドルを操作しながら、
片手で日本刀を操って不覚をとったのでしたね。
本来なら、三輪車に乗ると決めた時点で、サーベルのように片手握りの
三輪車兵用の刀を装備すべきでしたが、
まあ、そのような臨機応変の装備変更ができたら、そもそもあの「変」は
起きなかったことでしょう
横浜の「掃部山(かもんやま)公園」には、旧彦根藩士の醵金によって、
大正時代に建てられた井伊直弼の銅像があります。
「横浜開港の恩人」として、三輪車に乗って東の方、太平洋そしてアメリカを
キッと見つめている凛々しい姿です。
(すいません。こういうレスでよろしかったでしょうか?)
496 :
世界@名無史さん:04/07/21 20:08
497 :
世界@名無史さん:04/07/22 14:03
万歳!
498 :
世界@名無史さん:04/08/16 10:08
499 :
世界@名無史さん:04/08/17 04:40
自転車で突撃するのは不安定なんで、射撃に特化した方がいいんじゃないかな?
ひたすらパルティアンショット。で、突撃するとすれば安定性を確保するため4輪にして
運転と攻撃を分担させて・・・あれ、それってほとんどチャリオットか
流れ読まんで書くけど、
古代エジプト人が自転車で立ちこぎとかしてたら
相当間抜けだよなww
トリビアの泉より
「競輪の自転車はバックで走れる。」 53へぇ
パネリストの皆さん知らなかったの?
503 :
世界@名無史さん:04/08/28 21:46
>>496 それは世界的にbicycleの歴史に入れるべきではない。今のbicycleの起源とまったく無関係だし
今のチェーン駆動のbicycleにつながった保障がどこにもない。欧米では自転車をbicycle(二輪車)と呼ぶ。
それにそのペダルカーのできそこないを自転車と解釈すると、ダビンチのバネ自動車を自転車と
解釈することもできるだろう。中立国の目撃証言もないし、証拠不十分で欧米の国々は認めないだろう。
>川上教授は「『新製陸舟車』のペダル機構はまさに自転車そのもの。
>安定性から三輪にしたのは当然と思われる。
このアホ教授は二つの過大評価をしている。bicycleの最大の発明は二輪でもスピードを出せば転ばない
ことの発見にある。安定性を考えて三輪にしたではなくて、二輪のアイディアに気がつかなかっただけだ。
最初の人間には、車輪をタテに並べて運転しようなんて発想はわかない。あと陸舟車も三輪だからこそ
ペダルの取り付けが可能だった。まったく、起源捏造の精神は某国でたくさんだ。
504 :
世界@名無史さん:04/08/28 23:02
そうか・・・中国は一輪荷車までは発明したから
発想次第ではいい線いけたかも知れなかったのにな〜
505 :
世界@名無史さん:
ペダルカーじゃあ、普及するはずがないよ。
二輪車の利点は狭い歩道でもすいすい走れて
急な坂道でも降りて押していける手軽さにある。
この点では、最初から二輪で始めた西洋人のほうが賢かった。